情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
精霊師 ギィ の役職希望が 村人 に自動決定されました。
鋼の騎竜師 タクマ の役職希望が 呪人 に自動決定されました。
ユウレン国王妃 エレオノーレ の役職希望が 霊媒師 に自動決定されました。
ナハティガル騎竜師団団長 アプサラス の役職希望が 霊媒師 に自動決定されました。
気功士 シュテラ の役職希望が 銀狼 に自動決定されました。
武文官 ジェフロイ の役職希望が 占い師 に自動決定されました。
美しく月の昇る晩、君は自らの本当の姿を知った。
智恵を絞り、活路を開く勇気。
人狼を見抜き、妖異を滅ぼす力。
死者の声を現世に届ける異能。
頼りなく怯える人々を守る技。
互いの正体を知覚し合う絆。
自らの胸を裂いても仕うるべき主。
赤く染まる牙――長い咆哮。
さぁ、どうする?
まずは何から始めよう?
どうやらこの中には、村人が4名、占い師が1名、悪戯妖精が1名、銀狼が3名、霊媒師が1名、守護獣が1名、睡狼が2名、呪人が1名、人犬が1名いるようだ。
語り手 が「時間を進める」を選択しました
/*
!?!?
ちょ、希望が霊媒師でおおーって思ってたらおまえwwww下wwwww銀狼じゃないかwwwwww
― 王宮裏口 ―
[ところで初めは護衛の人と二人だったのに、帰りは赤金緑に青まで揃う目立った一行になったわけだが、まぁ緊急事態だから仕方ない、と割り切った。
これが緊急でなければこっそり姿をくらましたのだが、というのはさておいて。
>>0:534戻ってきて嫌な気配に気を取られていたので、大皿が飛んでくるのに気付くのには少し遅れた。]
え… え?
[一瞬、呆気に取られたように、ぽかんと皿が飛んでいくのを眺めていたが。]
!?あっ、まさか
[道具が暴れだすこの事態、思いっきり覚えがある。]
/*
わーいv悪戯妖精げっとー♪
まあ、わりとおまかせの人が多かったかな?
そして、でふぉがwww
ウェルシュと王妃ってwwwwwwww
ラ神相変わらずだなっ!wwwwwwww
― 王宮内 渡り廊下 ―
[その頃天敵はと言うと、呑気に渡り廊下の手摺りに座り、足をぷらぷらさせていた]
あれ、見ないうちに随分団体になってたんだなぁ。
[小蜘蛛からの情報を頼りに、王宮に一団が着いたことを知る。
それはこの国の王妃だったり水軍所属の者だったり動く箒を引き連れた者だったり。
来るだろうなと思っていた面倒なのも王宮へ辿り着いたことを確認した]
村の更新日が延長されました。
……。
なるほど。
[雪のように舞う皿の残骸を見ながら、今更ながら先の王妃の言葉>>510の理由を理解した青年であった。
最も子細は本人も知らなかったようだが**]
/*
弾かれんだろう、とは、思っていたが!
……あっさりとれたなあ……。
ちなみになんでここ希望だったのかというと。
一番影響受けやすいとこにいるよなー、というのがあったからだとか。
……壊れない程度に八つ当たり、してもいいのかなぁ。
[ぼそっと、真顔で何か言った。
さすがに王宮で炎は使えない。
風で絡め取ったり、武器で叩いたり。
そういうのが主体になるとおもうが。]
─ 王宮内 ─
えぇ。
そのようで…って。
いえ、そんな、此方こそ失礼してしまって。
[>>0:540タクマの解釈にこくりと頷き、謝られると慌てて頭を振った。
気になさらずと言ってもらえればよかったと微かに安堵の笑みを浮かべ。]
そう言って頂けると助かります。
[客人であるタクマに助力を頼むは一介の近衛のすることではないと感謝のみを伝えて。
花台と花瓶をそれぞれ邪魔にならぬところに置くと、迎賓館への案内を再開しようかと足を進めた。
何事も無ければ案内を済ませてから王妃の私室に戻るつもりだが、さて。**]
各務さんが起きたの?
[うわぁといった様子で思わず呟く。
だとしたら王宮はとってもとんでもない事になるはずだ。
いや既になってるかもしれない。
義兄に何かがとかいう話は各務さんの事だろうかと思っていたら、
>>0:535ぴぃと小鳥の鳴く声が聞こえて視線は皿からそっちに移った。]
あ、タイヤン。
[義兄の二対の小鳥の一羽が飛んでくると、ちょっとほっとしたようにお土産持ち替えて指を差し出した。
使い魔が無事なら兄も無事――という考えが甘いのを知るのは直ぐ後になる。]
/*
希望しようと思ってて忘れたのでまあいいや、としたら占い師が。
希望して弾いてる人いたらごめんなさいです。
あ、中挨拶してなかったような。
本当に、毎度お騒がせしておりますの兎猫です。
プロは迂闊にもリアルと体調にもやられてましたが、どうにか落ち着いてきたので心機一転頑張ります。
占いデフォはウェルシュでした、と残して、ランダムセットしてきますね。
武文官 ジェフロイは、ランダム を能力(占う)の対象に選びました。
…ですよね。
[>>7アレクシスの言う付喪神、という単語に眉が寄る。
一年前散々に散らかしたりしてくれたおかげで、義兄の苦労が嵩んだ思いで深い道具たち。
各務さんにはまた会いたいとは思っていたものの、その被害が尋常じゃなくて大変だったのも記憶に深く刻まれている。]
― 王宮内 ―
やれやれ、動き出したか。
[見せられた置物>>3に嘆息を零す]
ああ、各務さんが起きた。
そればかりか、宰相殿をどっかに連れ去っちまったらしい。
どこに連れ去ったかは御大将が戻れば教えてくれるらしいが…。
ジェフロイは見てねぇか?
[問いかけには肯定を返して、ヴェルナーを見なかったかを問い返した]
どうしたの、タイヤン?
[指に止まらせはしたものの、タイヤンは落ち着く様子は見せずにぴりりと鳴いて、移動を促す。
何かあったのかは小鳥の反応からすぐに知れる為、しゅんと眉が下がる。不安も募る。]
あの、やっぱりお兄さんに何かあったみたいなんで、ちょっと行って来ますね!
あっ、それから、
多分古い道具が勝手に動き出してると思うんですが。
古くて高価な物が多いんで、
なるべく壊さないように捕まえてもらえると有難いです!
[と、一緒に来ていた人達へ、足りなすぎる説明と無茶な注文をしてから、王妃は護衛も置いてタイヤンが鳴いて羽ばたく方へと駆け出した。]
/*
まぁソウデスヨネー>裏門の人はけた頃にヴェル君登場
何で他の人が裏門から入ったのか不思議でならない。
人避けるためにヴェル君そっち行ったんだろうにさ。
[とは答えたものの。どうしたものか。
体術一つでどうにかなる範囲ですればよいだろう。
新しく仕立てた服で…似合うといってもらえた服で、駆け回るのにどこか惜しい気持ちを抱く]
― 湖上庭園 ―
[陽の小鳥に使いを頼んだ後。
微かに震える愛槍を、なだめるようにぽんぽん、と叩く。
活性化させた影響で、付喪神に反応しているらしい]
……んで、あいつは何してんだか。
[あいつ、とは勿論未だに気配を感じぬ乳兄弟のこと。
はよ戻って来い、と。
声に出さずに呟いた辺りで、小鳥の羽ばたきの音が届くか]
……今んとこ、何事もない……か。
[陽の小鳥に導かれてくる姿に、零れたのは、色々な意味での安堵のため息]
― 王宮内 ―
ですが、強行軍の後では万全とも行かないかと思いますし。
俺もこっちで動こうかと思うのですが、お許し頂けますか。
[腰の剣をマーティンに示して、文官としての職分を越えて積極的に動くことの許可を願った]
― 王宮内 ―
[メルヒオルが連れ去られたと聞いて、ジェフロイが驚くのも無理はないだろう。
だが、低く呟かれた文句は彼の蜘蛛ではなく各務さんへ向けられたものだと認識した]
どこぞの情報屋?
……ああ、アレか。
つーことは、もう少しかかりそうかね。
[用意を整えてからと聞き、一理あるなと腕を組みながら考える態。
行動の許可願い>>25が出ると]
ああ、それで構わん。
陛下からは、近衛と精霊師団で連携して警戒しつつ、御大将の帰還待ち、ってぇ指示が出てる。
出てきた付喪神に関しては場当たり対処だ。
つーわけで付喪神見たらそいつみてぇに各自対処してってくれ。
[対処の手は多い方が良いからと、ジェフロイの願いにすぐさま許可を出した]
……と、シルキー殿にああは言ったものの。
大人しくするって選択は
[ま、相手にしてみれば余計な世話かもしれんが。
やらないよりやった方がこっちの気が楽だしな。
俺はまず、迎賓館の中を探し始めた**]
― 湖上庭園 ―
[今日はこっそり外に出た為、露出は少ないが動き易い楽な格好でいたのがこれ幸いと。小鳥の導くままに、もう勝手知ってきた王宮内を走り出す。
たまに足もとがふらっとするのは、お土産が片手に重かったせいもある。
てっきり宮の方へ向かうのだと思っていたが、導く先は外のまま。
場所に不思議そうにしながらも、辿りついた先で。
遠めに赤の混じった夕焼けの髪が見えると、思わず一番の笑顔になって。]
― 王宮 ―
[ギィとマリスの会話に口を挟むことはしない。
ただ、ヴェルナーが戻ったと聞けば僅かに眉を動かした。
それ以上の反応を見せることはしないまま、王宮へと赴く]
アイアイ。了解した…お気をつけを。
[王妃>>13に応えて、その背を見送る]
無茶をどうにかするのも、腕のみせどころ。だろ?
[ギィの慨嘆>>19には、ちらりと笑みを閃かせる。
一時の沈んだ様子がやや気には掛かったもの、
やはり口に出すことはせず]
力溢れる精霊師殿には朝飯前というところだろうし、な。
[釘刺しの笑顔をしっかりとアレクシス>>22へも向けておいた]
― 王宮内 ―
ったく、何かある時に限って来やがるよな。
[大体は手を貸してくれるが、それだけに留まらないことも多いため、厄介と言えば厄介だった。
ジェフロイの礼>>35に、おぅ、と返すと、続けられた言葉にも肯定を返す]
だな。
不本意だが、滞在してる客人にも事情を説明して手を借りることになってる。
腕は確かだろうが、アヤカシ相手ってのは初めてだろうからな。
もし難儀してるようだったら手ぇ貸してやってくれ。
古道具倉庫には兵を配置してっから、そいつらに預ければ良い。
んじゃ、頼んだぜ。
[置物を戻しに行くと言うジェフロイにそう告げて、付喪神の出現状況を確認すべく移動しようとした]
精霊師 ギィは、栞を挟んだ。
鋼の騎竜師 タクマは、栞を挟んだ。
[やがて人がばらければ、傍らに残るのは婚約者。
向けられた視線>>30に顔を向ける。
何か言いたげな様子に黙って水を向けるのは、
近頃とみに磨かれた技であったりするが]
どうした?
[視線彷徨う様子>>31に、短く促した。
やがて続く言葉を聞けば、ふっと短い笑みが浮かぶ]
無理はすんな。
ただ…嫌というのじゃなかったか?
違うなら、いい。
あとなぁ…。
[言いかけてやめる。
今、口にすべきことではないと思えた]
自信、持っていいと思うぜ?マリス。
[代わりに目を細めて、先と似た言葉を口にする。
ひょいと手が持ち上げられた。
肩を抱くかに見えた手は、碧の髪に軽く乗せられる]
…───良く、似合ってる。
……、ま。
どうもやることやらんと、のんびりも出来なそうだけどな。
[最後は結局、ぼやくような具合になった。
指は、くしゃりと婚約者の髪を撫で離される]
ヴェルも戻ってきたってな話なら、
ちょいと顔も見たいところだが……。
[ひょっとするとジェフロイも今ならいるのだろう。
であれば心強いと、もうひとりの友の面影を裡に思う]
……、ま。
どうもやることやらんと、のんびりも出来なそうだけどな。
[最後は結局、ぼやくような具合になった。
指は、くしゃりと婚約者の髪を撫で離される]
ヴェルも戻ってきたってな話なら、
ちょいと顔も見たいところだが……。
[ひょっとするとジェフロイも今ならいるのだろう。
であれば心強いと、もうひとりの旧友の面影を裡に思う]
― 湖上庭園 ―
ん、ああ、ついさっきな。
……急いで帰って来なきゃならなくなった……ってのもあるが。
[>>33 駆け寄りながらの言葉に、一つ頷く。
こんな状況だが──いや、逆にこんな状況だからか。
いつも以上に、その声や表情に安堵を感じつつ。
手が届く距離まで来たなら、伸びてきた髪に触れてそ、と撫でる。
他者には絶対しない仕種は、無言の愛情表現のひとつ]
て、いうか。
……お前、一人で外出てたんじゃない……よな?
[それでも両手に持ったお土産に気づけば、こんな突っ込みも飛んだりするのだが]
ま、今はそれはいいか。
状況話す方が先だし。
……多分、もう気づいてると思うけど、また、各務さんがでてきてな。
[さて、どう説明するか、としばし言葉を探し]
端的に言うと、メルが攫われた。
まあ、強制的な休暇、って見方もできるんだが……。
あのバカ、丸三日寝てなかったんだと。
[多分、そこは絶対に隠しておきたい所だろう、と。
それが読めるからこそ、あっさりとバラしておいて]
……相変わらず、各務さんがなに考えてんのかは読めんけど。
ヴェルのとこにユエリャンを行かせたらしいから……あいつが来たら、状況が動くと思う。
一年前と同じか、更にひでえ事になるのは、予測できるんだが……。
[ここで一度、言葉を切って。
ちょっと真面目な面持ちで、じい、と見つめる。
身長差があるから、見下ろす形になるのは已む無しか]
……くれぐれも。無茶は、するなよ?
[一年前のあれとかそれとかは、メルヒオルが把握している範囲の事はきっちり聞いているから。
そこだけは、先に言っておいて、それから]
あ、それと。
順序逆になっちまったけど。
……ただいま。
[絶対言わないとならない言葉を告げて、微かに笑う。
いつの間にかまた、頭の上に陣取っていた小鳥が、ぴぃ、と鳴く。
……何となく、呆れているような響きだったりしたかも知れない**]
― 王宮・渡り廊下 ―
ふふ、それほど働き者では無いつもりなのですが、どうもこちらに来ると面白い事態が必ず起こりますのでね。のんびり観光ばかりもしていられません。
[ 問いが直球なのは、この会見を長引かせたくないからだろうな、と、当たりをつけて、こちらも直球を返すことにする ]
宰相殿は、どうなさったんですか?
この騒ぎが各務さんの仕業ということは、皆さん予想されているようですが。やはり各務さんが、宰相殿にもちょっかいをかけられた、ということでしょうか?
/*
そして読み返すと保管し損ねてるところがごろごろ出てくるのがね…。
ただ巻き戻って返事すると停滞しそうだから進んだよごめん。
これだから多角駄目な子だよ…(るーるるー
/*
そういや裏口から帰る描写忘れてたのだけど、
「あっ、描写わすれてたー」と思たらみんな自主的に裏口使っててさすがだと思いました(
― 王宮内 ―
ああ、腕は確かだと思うぜ。
それともう一人。
ヴァイスヴァルトからも客人が来てる。
そいつも騎竜師だから手を貸してくれるかもしれん。
そっちも大体の事情は把握してるはずだ。
[近くでカークと話をしていたためそう思っているが、聞いていなければタクマが把握出来ているかは疑問である。
ジェフロイ>>50に簡単に客人の説明をしてから彼と別れた]
[身内にいわれる言は世辞とは違うものだから、余計に意識してしまう。慣れないのだ。
だが同情や友愛、自分に活路を見せるため。そんな理由も伴って、婚約関係を結んでくれたローには引け目があった。
『側妻を置く時は、どうか遠慮なさらずに。』
…など、婚約直後にいっていたぐらいである。]
そうですね。さすがにここまで来て見過ごすこともできませんからね。
[撫で離れる手を見送って、僅かに火照る頬を隠すように顔を逸らしながら頭を切り替える]
…ゲオルギーネ殿より逃げたというのが少し気にかかるのですよね。
何かあっても、心配される程度ならばさほど問題もないのですけれどね。
[心配されるような無茶をするであろうことは既にお決まりの路線。
そうとわかっても送り出すのが医療船に属する彼女の務めであるが、さすがに気にはなっていた]
[ぎこちないマリスの様子を見遣る視線は柔い。
意識して───というものでは、どうやらないのだが。
無意識の変化を、当人らが自覚していないのが問題か]
(…仕方ねえなあ)
[内心は、微かな苦笑に溶けて無言に落ちる。
婚約の流れから、彼女が引け目を感じていることは分かっている。
鈍い男ではあるものの、元より同僚として接してきたのだ。
その上に側妻と言われてしまえば、気付かないはずもない。
『───ばあか。』
マリスの言には、笑って返したものである。
『要らねえよ。』
それをどう取ったか、その後再び口に出されたことはない]
/*
そういや各務さんに対しての認識は何処までだったっけか(
お母さんみたいな人って意識はあるんだよなぁ。
ただはっきりした目的は多分知らないはず。
ったく。
世辞じゃねえって。
[ただ、続くマリスの台詞>>55には苦笑が浮かぶ。
ほのりと染まる頬に黄金を細めて、視線を合わせる]
…信用ねえなあ。
[言葉の端に、ちらと微かな苦味が落ちた]
― 王宮内 渡り廊下 ―
面白いことが起きるってのは同意するけどね。
[ウェルシュ自身、それを楽しみにユウレンへ来ているのだから、それを否定する理由は無かった。
直球に直球が返る>>51のを聞いて、にこりと笑みを浮かべた]
メル君なら寝てるよ。
頑張りすぎてたみたいだからねー、疲れたんじゃない?
各務さんにも気付かないくらいにさ。
[存外あっさりと情報を開示する。
告げた内容に嘘は無い。
その情報はところどころ穴が開いたままで、順番も入れ替わってはいるが。
アレクシスが求めた理由>>52も含まれてはいるが、各務さんと彼らの関わりを知らなければ答えに行き着くのは難しいかもしれない]
私たちもいきましょうか。ファサン殿とてこの騒ぎならばこちらに近々くるでしょう。あるいは既に居るかもしれませんがね
[ゲオルギーネから逃げたというのは王宮が緊急事態だったからというのもふっと浮上しつつ]
どこか、目当てのところはありますか?
[中へとはいろうとして、一度振り返り、ローへと問いかけた**]
―王宮内―
ふむ、気楽にか。
家族や部下にも、よく言われる言葉ではある。
[マーティンの言葉>>0:471に苦笑を浮かべながら]
どうにも私にはそれが苦手なのだが……
他ならないマーティン殿の言葉でもある、努めるようにしよう。
[ソノ言い方がすでに固かったりするが、
返す表情で幾分かそれはやわらかいものにもなっていただろうか。
マーティンを見送った後は迎賓館のほうへと一度*戻ることにした*]
[半年が経ち、少しは関係も変化をしたであろうか。
恐らくはしてきたのだあろう。ごく緩やかに。
それは当人たちには近すぎる故に知覚され難いか、
ただ不器用同士というだけでもあったりするのだろうけど、]
……ん。
[見交わす視線>>61に、黄金の光が柔らかに和む。
確実に変わっているものも、あるのであろう]
おう。頼りにしてる。
[ただ、同僚としての彼女には変わらぬ信を置く。
婚約者としてよりも長い時を、船上で共に過ごしてきたのだ。
話がヴェルナーへと及べば>>56、苦笑の質もやや変わった]
あいつ…。
ちょいと捕まえて見てみるしかねえだろ。
マリスがいてくれて、助かったな。
ってことで、上官殿を探すとすっか。
[どうにも当てはないが、
ひとまずマーティンかそこらを捕まえれば把握も出来るか。
つらつらと光り輝く面影など浮かべつつ、]
軍務省のチュアン殿か、あー…。
ジェフロイでも戻って来ていれば、話が早いんだがな。
[メルヒオルの部下でもある旧友の名を傍らに紡ぎながら、
婚約者と共に、王宮内部へと足を*向けた*]
― 王宮内・渡り廊下 ―
なるほど、それも道理ですねえ。
[ ウェルシュの言葉>>68に頷く顔に危機感は皆無だ。実の所、わざわざ宰相を起こす義理は、この男には無い。むしろ眠っていてくれた方が自由に動けるくらいなのだが…それはともかくとして ]
とりあえず、各務さんには、お会いしてみたいですねえ。
ウェルシュさん、各務さんのいらっしゃる場所への近道とかご存知ないですか?
[ さっくり楽出来たらいいなあ、とか思いつつ尋ねてみる、が、まあ、いろんな意味で無理だろう ]
見つけて解剖したら…怒られるでしょうか…?
[ しかも弧を描く唇から漏れる言葉は、いつも通り突っ込みどころ満載で ]
…助かりました、ウェルシュさん。
御礼はいずれ…そう、他国に観光に行った際に、貴方用のお土産を持って帰りますよ。
[ ナハティガルの密使として出入りする国の中で、有益な情報を得たなら無償提供しよう、と、申し出る。それに了承が得られたなら、趣味の付喪神退治に出かけるつもりだ** ]
― 王宮内 ―
[時を経て確認した王宮内は、ちょっとした百鬼夜行だった。
墨をつけた筆が飛来しては、壁に落書きをし。
真ん中あたりから開かれた古本が鳥や蝶のように羽ばたきながら廊下を飛んで行く。
ジェフロイが言っていた銀の光でかなりの数が活性化されたのだろう]
別の意味で阿鼻叫喚だな…。
[墨で落書きされた壁は後で洗い落として、取れない分は壁の塗り直しをしなければいけなかったりするだろう。
その手間やら費用やらを考えると、メルヒオルでなくとも頭が痛くなると言うものだ]
訓練代わりにはなるが…財布には痛ぇ仕様だ。
[出来るだけ被害が少なくなるように努力しなければ、と。
嘆息しながら、今は綺麗になった後頭部をつるりと*撫でた*]
へぇ、君のお土産なら期待出来るな。
じゃあ一つだけヒント。
さっきメル君は寝てるって言ったけど、自分の部屋で寝てるわけじゃないよ。
これが何を意味するかは…多分君なら分かるよね?
[お土産の対価にしては今与えた情報は少なすぎるだろうからと、一番最初の問いかけの答えをヒントの形で提供する。
他の者に聞けば直ぐに得られる情報ではあるのだが。
一応の誠意を見せることで、ビジネスとして今回のことを成り立たせようとした。
はきとした情報ではなくヒントとして出したのは、相手の能力を認めてのこと。
厄介だと思っている相手であっても、ビジネスの相手となるなら相応の応対をするくらいには、情報屋としての稔次は*持っている*]
― 湖上庭園 ―
[>>46髪を撫でられると嬉しそうに耳が揺れた。
こんな状況だが、大好きだから仕方が無いのだった。
ぎゅっとしたくなるのを我慢して、
両手に抱えたお土産につっこまれると少し視線が泳いだが。]
え。
あーうん、いちおう、護衛の人は、いたよ?
[一人で出てこうとしたのを見つかって、
無理やり付けられました、とは言わない。
おそらく目敏く見つけられただろうが。]
[>>47話が変わるとちょっとほっとしたように、
こくりと頷いて、こっちは真面目に聞いた。]
さっきお皿が飛んでってたから、
多分そうだろうなーとは思ってたけど…。
[各務さんに会う事事態は、わりと嬉しい事ではあるのだが。
それに伴う被害で義兄が苦労をしてるのを見ると、手放しには喜べない気持ちもある。
ここいら義兄に一回昏々と説教されたのも、多大な影響を受けている。]
え、攫われた……って、お兄さんっ!
[3日徹夜、には珍しく、義兄に対して怒りの声が上がる。]
もー、それは各務さんじゃなくても強制お休みだよ…。
[当然ですと言わんばかりの勢いで頬が膨らんだ。
無理無茶無謀を背負って歩く人たちなんだから、と
これは自分の夫や夫の乳兄弟の人にも当てはまるのだが
そこら自分の事をおもいっきり棚に上げて思うのだった。]
[とりあえず義兄が帰ってきたら必ず絶対一言言っておこう、と固く心に誓いつつ。]
各務さんが何考えてるかー、かぁ…。
[楽しんでる、というのがまず真っ先に思い浮かんだが。
同時に思い出すのは、別の事。]
心配してるのかなぁ。
[誰をとは言わない。
具体的に誰と指すには色々と足りなくて。
ただ思った事がぽつんと、ごくごく小さく呟きのように零れただけだったが。]
あ、じゃヴェルナーさん“も”来てくれるんだ。
[>>48も、との言葉を聞きとがめられて、にっこりと。]
さっき城下で、アレクシスさんと会って、
お兄さんが大変な事になってるってついて来てもらったの。
それから、ローさんと、マリスさんと、ギィさんとも会って
あとカシムさん…っと、カシム・トゥムさんも来てくれたよ。
[瞑々上げるとけっこうな大所帯になって帰ってきたり
何でこの人が的なのも混ざってはいるのだが、
人手があると心強いね、と言わんばかりに王妃は笑顔だった。]
[酷い事、の片鱗は1年前見せ付けられているので頷いて。]
うん、善処するよ!
[と、自然拳を握った。
絶対とか約束するとか言わないのは、別に意識しての事ではない。
だからこう、余計に危なっかしくはあるのだが。]
[>>46逆、にちょっぴり首を傾げたが。]
ん、おかえりなさい。
お仕事、お疲れさまでした。
[その言葉が聞ければ至極嬉しそうに、お土産を置いて
呆れる小鳥の声も構わず、一度ぎゅうっと抱きしめた*]
/*
そして銀狼の設定再確認。
各務さんの影響受けちゃってるのよね。ほむほむ。
わりと各務さんと仲良くしたいとかいう意識があるから、力を受け入れやすくはあるのだよね。
というわけでとても自然な役職な気がした。
/*
相も変わらず、いいとこ拾ってくるなw
さすがです。
さてとー、さくさくっとヴェルの回想とか色々作って、打ち返しも入れんと。
― 王宮への途中 ―
[王宮へ出入りするのに、裏手の銀水門を使うのはいつもの事。
むしろ、公的なあれそれでもなければまず表門は通らない。
理由は色々とあるが、海に近い、というのが一番に上がるのは間違いないだろう]
……そういや、そろそろ向こうにも梃入れしねぇとなぁ。
南と組む以上、南東と事を構える可能性は消えんわけだし。
[小さく呟く内容は仕事のそれだが、表情が楽しげなのは、それによって『帰れる』事への素直な感情が滲むが故。
ふ、と足を止めて、琥珀を向けるのは東]
……変わるのは、当たり前、だけど。
色々、変わったよなあ……。
[自分の『かえる場所』と定めた
必然と偶然の折り重なった結果。
けれど、最後に聞かされた変化は、多分、今までで一番好ましい、と感じたものだった]
― 回想:半年前のとある夜 ―
……は?
[打ち明け話>>198への、最初の反応は、それだった。
我ながら惚けているというかなんと言うかだったが。
他に言葉が出なかったんだから仕方ない]
随分とまた、唐突な話だな、おい。
……んで?
何がどうして、そうなったわけだよ?
[シュテラ家の事情を知る身としては、色々と思うところはあるがそれは置いて。
常と変わらぬ軽い口調で、そこに到った経緯を問う。
返される言葉たちに自然、琥珀は柔らかさを帯びて。
顔を逸らす様子>>201に、く、と低く笑みをもらした]
……ったく。
ま、いいんじゃね?
お前らしい……って言うか。
それに……お前なら、安心して任せられるしな。
[幼少の頃より知る、妹のような存在の一人。
その手を取るのが親友であると言うなら、余計な事を案ずる必要もない、と。
そんな想いを込めて、笑って。
余裕があったのは、宣>>202を聞くまで]
……言われるまでもねぇ、よ。
ずっとほしかった『光』に、ようやく手、伸ばせて、届いたんだ。
……翳らせはしない。
俺の『闇』に、標くれる大事な『光』だから。
[決意紡ぐ声音の静けさと琥珀の柔らかさは、言葉にせぬ想いの強さを感じさせるもの]
……しかし、なんだ。
遠出する前に、いい話聞かせてくれて、ありがとな。
[この後向かう先でなさんとしている事。
多くの負の感情に晒される前に聞けた打ち明け話。
その後の語らいの時とともに、それらは、心の護りとして密やかに積み重ねられていた。*]
……ってと。
[ふる、と。
緩く首を振り、意識を今へと向ける]
浸ってないで、行くか。
さすがのキリクも、キレかねん。
[なんて呟きながら道を急げば、銀水門が見えてくる。
そこへ続く橋もまた、思い出深い場所──最愛の紅と、初めて会った場所ではあるけれど。
門の向こうから伝わる気配は、それに浸るを良しとはしてくれそうに、ない。**]
/*
……重なる時ってのは、ほんとに重なるよなぁ……。
[とーいめ]
さて、意識しっかり保たせていこーか、ね。
― 迎賓館内 ―
世の中は、やっぱ広いなぁ。
[俺は迎賓館内を歩きながら、しみじみそんなことを思う。
ギィが飛び出したのはアレな理由だが、コレはコレでいい経験になるな。]
― 迎賓館内 ―
うぐっ!?
[俺が遭遇したのは、バケツが付喪神化したものだったのだが。
たかがバケツと侮ったのが災いしたのか、思い切り顔面にクリーンヒットした。]
………いってー………。
[しばらく俺はその場から動けなかったから、バケツがどこかに行っても分かるわけがなかった。*]
― 王宮裏門・銀水門 ―
[色々と思うところはあれど、行かぬ、という選択肢はないわけで。
王宮までたどり着いたのは、自宅での『準備』の都合もあって、先に向かった面々よりは遅れての事]
……ぉー……騒がしくなっちまって、まあ。
[ぴり、と。
伝わるのは、独特の波動──妖気。
アヤカシの血を引くが故に、それは僅かながらも感知できる。
反応するように双聖魔がリィ、と鳴いた]
これ、いろんなイミで大変だろ、後片付けとか。
[言いながら、す、と手を伸ばすのは一つ鞘に納まる一対。
右に漆黒、左に真白。確りと握り抜き放つのと同時、上空から銀色に煌めく光の珠が飛来した]
……おっと!
[とっさに後ろに跳びずさりつつ、真横に払った真白で光を叩き切る。
光の珠はきらきらと煌めく銀の粒子となって、周囲に飛び散った]
『ルナちゃん、おそーい!』
[直後に響くのは、甲高い、声]
…………だから、ルナ言うなっ!
[それに対してとっさに返したのは、この一言だった]
それにだな、ちゃんづけされて喜ぶ趣味もねーっつーの!
『ほんと、ルナちゃんは怒りんぼねぇ』
……怒らせてんのは誰だって……!
[声はすれども姿は見えぬ。
しかし、どんな表情をしているのは、容易く想像できる。
できるからこそ、余計に苛立ちが募った]
『だーから、そんなにかっかとしないのー』
るっせぇな! 性分だよ!
『うん、知ってるわー。
……でも、そんなんじゃ、まだまだダメねぇ。
それじゃまだ、クロエの話は聞かせてあげられないかしら』
は? 何、わけのわからん事……っ!
[言いかけた言葉は、耳に届いた名前らしき言葉に、ふ、と途切れた]
……なん、だよ、それ。
なにって、いうか。
[ここで一度、言葉を切って、深呼吸]
……誰?
[知らない名前。多分、初めて聞いたのに、身の内がざわめくような心地がして。
無意識、双聖魔を握る手に力が入った]
『……んー……今のルナちゃんじゃ、ちょっと心配ねぇ。
とりあえず、メルるんを各務さんから取り返せたら、また考えてみるわー』
……だから、何がなんで、何なんだって……!
[一方的に納得しているらしい様子に、苛立ちを込めて問うものの。
返ってくるのは、くす、と楽しげに笑う気配のみ。
それも、急速に遠のいていくのが感じられた]
……ワケ、わかんねぇ、っての。
そーゆー、説明しないとことか。
無駄にナタ様にそっくりなんだから、タチわりぃ。
[諸々の困惑は、一先ずその一言で押さえ込み。
何はなくとも、状況把握が先か、と王宮の中へと歩いていく。*]
/*
そーいえば。
タクマのキャラグラ見た瞬間、ヴェルパパになれるよね、って思ったことを告白しておく。
ここのヴェルパパはマテウスだけどー。
― 湖上庭園 ―
[いちおう、という言い方>>76に、後でちょっと護衛殿に裏とっとくか、と思ったのは表に出さなかった]
……俺が休め、って言っても、素直に休まねぇからなぁ。
[憤り鎮まらぬ様子に、零れたのはため息。
ここら、お互い様ではあるのだが、最近はちょっと自重を覚えたつもりの国王である。
まだまだ五十歩百歩だが]
……?
[微かな呟き>>79は辛うじて拾えて。
けれど、その意は取れぬまま、意識は違う方へと向く]
……ヴェル、「も」?
他にも、誰か来てんのか?
[>>80 感じた疑問をそのまま投げて。
返された言葉に、数度瞬いた後]
そう、か。
……ま、この騒動に気づけば……来ないって事は、考えられんか。
[一体何が基準なんだ、と突っ込まれそうな呟きをぽつり、もらす。
色々と思うところはあるが、全開の笑顔を前に、表に出すのはやめといた]
ああ、ギィが帰ってきてんのは知ってる。同じくらいのタイミングで戻ってきてたからな。
他にも、ヴィルベルヴィントの連中が来てんのは、助かるな。
トゥムんとこのは、ちょいと予想外だったが。
[とはいえ、カシムが来る理由があるのは知っているし、彼の兄は個人的には『話してて楽しい相手』という認識があるから、特に何かいう事もなかった。
また付喪神の騒動に巻き込むのか、というのはちょっとあったりしたが]
……善処、ね。
[>>81 その言い方も大概心配ではあるのだが、強く出れないのはそれがらしさと思うが故か。
この辺り、なんだかんだと言っても惚れた弱みが出ているのは否めない。
その事と、王妃の気質の相乗効果が、一部の不安を煽っているのはまあ。
一先ず余談としておいて]
[>>82 おかえりなさい、の言葉と共に抱きしめられれば、こちらも同じく抱き返す。
……たまたま渡り廊下を横切ったりした一般兵が中てられて回れ右してたりしたかも知れないが、気にするはずもなく。
感じるのは、ただ、強い安堵。
生来束縛を嫌う気質の風の寵児が唯一、縛されるを是とするのは、最愛の妃の腕のみ。
そこに留まる時が、今は何よりも安らげる、とは。
言葉で紡いだ事はない、けれど]
……っと。
[そんな一時の穏やかさは、陽の小鳥が甲高く囀る声により、終わりを告げる。
何かを知らせるような、ぴりり、ぴぃ、と何かを知らせるように鳴く、声。
今の状況で、そんな声を上げる理由として考えられるのは]
……ヴェル、来たか?
[ヴェルナーと共にいるはずの、月の小鳥の帰還だろう、と思って問いかけると、小鳥は肯定するようにぴぃ、と鳴く]
って事は。
……動くな。
[状況が、と呟きつつ。
名残惜しいものを感じながらも手を離し、一度置いた愛槍を再び手にして意識を澄ませた。*]
/*
さて、あとは各務さんぱーとだな……w
しかし、なんだ。
この組み合わせだとほんと、するっと出て来るんだよなあ、甘めの文章が……。
中身的には物凄く珍しい縁故なのと、投げあいの回数的にぶち抜けてるから、なのだろーが。
まあ、うん。
嫁さん可愛すぎるのが一番の理由なのは間違いない(
― 一方その頃の各務さん:王宮の屋根の上 ―
『んー……まだちょっと、不安定なところがあるわねぇ』
[銀水門の所でヴェルナーをからかった後、雲外鏡は首を傾げて小さく呟く]
『んん……まあ、慌てても、かなぁ。
とりあえず、すこーし様子を見る事にして、と』
[なにやら自己完結した後、つい、と手を振る。
銀色に煌めく焔が五つ、空間に生み出され。
再度手を振る仕種にあわせてふわりと消えた]
『……んーんー。
全部が全部、適合はしない、かな?
ま、いいわー。
確実にいるのが三人だけでも、遊べそうだものねー』
[なにやら呟きながら手を打ち鳴らすと、銀の光がふわりと散る。
鏡の欠片の如きそれが大気にとけ──それが、『合図』]
『……さーてーと。
みんな、各務さんの声が聞こえてるかしらー?
た……じゃなかった、まーちゃんには言ったけど。
メルるん……メルヒオルは、この雲外鏡の各務さんが預かったのだわー。
無事に帰してほしかったら。
各務さんの力の種もらった子たちを見つけて、隔離空間まで送ってごらん。
上手く正しい子達を遅れたら、メルるんかえしてあげるー♪』
[それをどうやって見つけるのかとか送るってなんだとかの説明は一切なし。
そんな、例によって素晴らしく突っ込みがいのある事を、王宮にいる者たちへ声のみで伝えた後、各務さんはとてもとても楽しそうな笑い声を風に乗せた。*]
──へぇ、かくミンたらそんなの仕込んでたんだ。
面白そー♪
[『お祭り』の中で始まる『ゲーム』。
波乱が起きそうな予感はウェルシュの興味を引いたようだ]
とにかく誰か隔離空間に送れば良いってことだよね!
[突っ込みどころ満載の各務さんへの突っ込みは無い。
むしろ逆に突っ込まれそうなことを言って、楽しげに王宮内を歩いて行った]
―王宮内―
[湖上庭園を横切る渡り廊下を慌てて引き返したのは、一般兵>>104ではなかったりした]
……。
……挨拶は、後で。
[この場にいたのが兄の方なら気安く口笛の一つでも吹いたかも知れないが、こちらはそれができる間柄でも性格でもない]
― 王宮内 ―
……で、それはそれとして、だ。
[勝手知ったる王宮内を歩き、時折立ち止まって意識を凝らす、ものの]
あんにゃろ……どこに雲隠れしやがった。
[あんにゃろ、とは言うまでもなく、魂魄住まいし魔精霊。
先ほどから探しているのだが、一向に居場所が掴めない]
遊んでる場合じゃねーだろーってのに。
[どうやら、盟約者とその最愛のすれ違いを『面白い』と判断したようで。
未だにフレアと一緒にいる漆黒の仔犬は、一方的に感覚を遮断して、居場所を特定されるのを避けていたりする。
……見た目可愛くとも魔に属すもの、シュミはいい]
ま、こん中にいるのは、確かだろーけど、な。
─ 王宮内 ─
こちらが迎賓館になります。
[幸いこの辺りに飛んできた銀の光はあれだけだったようで。
何事もなく>>16タクマを迎賓館まで案内することはできた。
今起きている騒動に巻き込ませてしまうだろう客人に何か言うべきかと内心悩んでいたので、先方から申し出てくれたのは正直ありがたく。]
ありがとうございます。
では、お言葉に甘えて…動かぬはずの物が動いていたら、止めて頂けると助かります。
先程のようなやり方で大体止まるはずですので。
[何せどこで何が動くか解らないから、おおまかなお願いをして。
読心など出来ないからタクマの内心には何も気付くことはなかった。
想い人、と口に出して言われていたら蜘蛛辺りに小ネタとして握られるような反応を示したろうけれど。
タクマの元を失礼すると、そのまま空けっぱなしだった王妃私室へと向かった。]
─ 王妃私室 ─
[足早に戻る間も、王宮のあちらこちらで賑やかな音が聞こえてくる。
途中、先程タクマと通った廊下に寄って花台に『動き出す可能性有り』とメモを貼り。
戻ってきた王妃の私室は、いまだもぬけの殻だった。]
…エレオノーレ様も陛下も、まだ来てない、か。
[王妃がもう王宮に戻ってきているとか、アレクシスだけじゃなくカシム達も王宮にやってきているなどとは知らないが。
蜘蛛の言で国王が王宮に戻っているのは解ったから、もしかしたらと思ったのだけれど。
ここにいないということはどこかで既に対処に当たっているのだろう。]
[なおゲオルギーネが先に王宮内に入って行ってしまった>>26為、竹箒は未だ術中にある。
他人の掛けた精霊術を解く程の力は持ち合わせてはいない]
……まあ、逆に良かったかも。
[自由に動き回られた挙句、先程の現場にうっかり乱入でもされたらたまったものではない。
こっそり息を吐いていたところに、知らぬ声>>#1が割り込む]
─ 王妃私室 ─
早くお会いしたいだろうに。
[もう既に会っているとは知らないまま、誰がと言わず呟いてから。]
…にしても、さっきの光って。
[掠めるように飛んできた銀の光を思い返す。
どう考えても花台が動き始めたのはアレが原因としか思えない。
他にもおかしい点はある。
国王も上司も、戻る予定はまだ先だったはず。
ことの進みで予定がずれはしようが、どうにもタイミングが合い過ぎる。
となれば、誰かの思惑でそうなったと考える方が自然で。]
……確か…
─ 王妃私室 ─
早くお会いしたいだろうに。
[もう既に会っているとは知らないまま、誰がと言わず呟いてから。]
…にしても、さっきの光って。
[掠めるように飛んできた銀の光を思い返す。
どう考えても花台が動き始めたのはアレが原因としか思えない。
他にもおかしい点はある。
国王も上司も、戻る予定はまだ先だったはず。
ことの進みで予定がずれはしようが、どうにもタイミングが合い過ぎる。
となれば、誰かの思惑でそうなったと考える方が自然で。]
……確か…
─ 王妃私室 ─
[一年前のあの騒動の元についてはどこまで知らされているか。
少なくとも確実に知っているだろう、その名前を口にするより先。]
…へ?
[>>#1聞こえた声に、思わず呆けてから。]
…………預かった…って……メルヒオル様。
[流石にウェルシュに騙されたと気付きはしたが、それでも嘘をつかれたとは思えなかった。
よっぽど無茶してたんだろうなぁ、と深く溜息をつきながら返してもらう方法を頭の中で繰り返して、ふと。]
隔離空間まで送るって…どうやって?
[そもそも隔離空間ってどこなんだろ、とも思いつつ疑問を口にした。]
………とりあえず、各務さんに会ってみるか。
[最愛やキリクなどが知らない古い話とか、聞きたいし。
くよくよしたりするのは、確かに自分らしくないから、まずは動こうと。]
と、言っても。
どこにいるのかしら。
[んー?と首を傾げた。
紅は魔精霊が一方的に感覚を遮断して、
居場所を特定されるのを避けているとは思っていない。
主従ともども、身内(?)を疑うことをしないのは考えような気がする。]
っかし、そうなるとどうするか。
……とりあえず、先にキリク探すか……。
[辿れない繋がりを追うのは一度諦め、現実的な方へと意識を向ける。
声>>#1が響いたのは、その矢先のことで。
沈黙数秒]
……思いっきり、肝心のとこ、抜かしてねぇか、それ。
[ぼそっと突っ込んだ]
ま、付喪神の特性から考えりゃ、大体察しはつくけどな……。
[恐らく、必要になるのは思念の力。
当たりをつけて念じれば、そこへ向かって影響が跳ぶとか、そんな感じだろう、とは読めるのだが]
……まず間違いなく、制御できるわきゃねぇよなぁ……。
各務さんだし。
[言い方はひどいが、きっと当たってる]
─王宮内─
[初め険しかった表情は、話が進むにつれて徐々に困惑へと変わっていった]
……終わり?
[そして肝心なところが何一つ説明されないまま、声は笑い声の余韻を残して止まる]
……補足説明を要求したい。
[呟くも、各務さんが何処に居るのか彼には分からない。
暫し悩むようにその場に立ち尽くす]
― 湖上庭園 ―
[通りすがりを引き返させていた>>111事など、当然の如く気づいていなかった、というのはお約束としておいて。
いや、気づいていても気にしなかったというか、遠慮はなかっただろうが]
……あいっ変わらずっていうか、なんていうか。
説明しねぇな。
[響いた声>>#1に、何はなくとも、それだけ突っ込んでおいた]
― 王宮内 厨房付近 ―
[そういや厨房にも年季の入ったモンがあったよなぁ、と思い出し、確認のために厨房へ向かう途中のこと]
………宰相殿がとっ捕まっただけでも大事だってのに、面倒事増やしてんじゃねぇよ!
[各務さんの声>>#1が聞こえて大声でがなった。
つるりと剃られた頭には大きな青筋が立っている]
付喪神の対処しながら力の種とやらを貰ったモンを探せだぁ?
そもそもどうやって探せってんだ。
隔離空間とか言うのに送る方法も分かんねぇってのに。
[ぶつぶつと突っ込めるところを突っ込んだが、各務さんに届くはずも無く。
苛立った様子のまま厨房の扉をがらりと開けた]
「ぬっ!」
あ゛?
[避難後でほぼ人の居なくなっていた厨房でご対面したのは、瀬戸物がいくつも合わさった人型とも言えるなにか。
大きな急須を背負い、先っちょに徳利が付いた槍を持ち、細口の壷に顔がついた兵士のような姿だった]
「貴様……もしやタコの妖怪か!」
誰がタコだごるぁ!
[各務さんからの影響が出ているのかは知らないが、タコ呼ばわりされて即行怒鳴り返す。
それを聞いて瀬戸物の付喪神──瀬戸大将は、違うのか?と首を傾げていた]
「まぁいい。
時にお主、蜘蛛の妖怪を見てはおらんか?」
蜘蛛の妖怪?
ウェルシュのことか?
「おぉ、恐らくそやつだ!
奴は今何処に!」
王宮の中には居るみてぇだが……ってぇ、んなことはどうでも良い。
おいお前、大人しくしてもらうぞ。
「うぬ、王宮の中には居るのだな。
相分かった!!」
[しばしのやり取りの後、瀬戸大将を捕まえようとしたマーティンだったが、そんなマーティンに目もくれず、瀬戸大将は厨房から飛び出して行った]
あ、てめ! 待ちやがれ!!
[かちゃんかちゃん、と音を鳴らしながら先を急ぐ瀬戸大将と、身の丈2mはある大男の追いかけっこの始まりである]
[そんな感じで、各所から多数の突込みをされている当の各務さんはと言えば]
『……よんだかしらー?』
[いつの間にか、ギィ>>126の真後ろにちょこなん、と立っていた。
瞳に宿るのは、妙に楽しげな、いろ]
─王宮内─
……先に用事を。
[少し悩んだ後で、とりあえずの方針を定める。
知らぬ各務さんよりは良く知る人の方がまだ探しやすいだろうと踏んで、その姿を求めて歩き出した]
― 王妃私室 ―
…ま、焦っても仕方ない、か。
メルヒオル様もたまには休んだ方が良いと思うし。
…でもあんまり長く休まれても困っちゃうかな。
[割と呑気なことを言ってるのはそれだけユウレンに染まったから─というのは半分冗談だけれど。
各務さんが害悪であるアヤカシならば、王達はもっと厳重な手を打たれているはずだという信頼があるから。
ただ宰相が返してもらえないことにはいろいろ滞りも出るだろうから、あまり呑気にもしていられないのだけれど。
それこそ兄弟子たちの仕事がまた増えるだろうし、と服の下にいまだあるそれに指を滑らせるのはこの国に来てから出来た無意識の癖。]
― 少し前:湖上庭園 ―
忙しいから、って聞いてくれないよね…。
[>>99自分が言っても笑顔でかわされるのだからと、ちょっとの間怒ったままだった。
騒動終わってからも休んでもらえないかなぁと溜息つきながら。
なおカークが自重しているのに一役買ってる自覚はちょっとある。
休め休め言った回数は、夫に対してが一番多いのだから。]
[>>100呟きへの反応に気付く前に、
掛けられた問いかけへの返答と、それの返事を受け取った。
表に出ない所は、やっぱり知らないままなのだが。]
うん、一応壊さないように捕まえてって言ったから、
最善尽くしてくれるとは思うけど…。
[それでも壊れた時は、その時だ。]
……大丈夫、そんなに無理しないから。
[>>103下がってる眉に気付いたら、そうも一応添えておく。
そんなに、がついてる時点で諸々言わずもがなだが。
それでも強く言われない事には、嬉しそうに耳が揺れた。
余談についてはあんまり知らない事なので、一部に迷惑かけっぱなしだったが、毎回反省しながらもわりと近い所を何度も走り出すのだからもう生来の癖みたいなものだろう。]
[>>104しっかり抱きしめて、抱きしめ返されて、腕の中でそっと微笑んだ。
顔が向こうを向いてなかったのは幸いか。
見られたのに気付いても、突き飛ばすような事はしなかっただろうが。
離さないでの約束が、
守られてる事が嬉しくて。]
[確認するよな問いに、是が返れば。]
あ、あのっ。
ヴェルが小さい頃のこと、教えてくれませんか?
本人が覚えてないこととか。
[相手の瞳に浮かぶ楽しげないろには、なにかやらかしたかなー?と呑気に考えた。]
[>>105急な小鳥の声を合図に、こっちも顔をあげる。
タイヤンがユエリャンの事を呼んでるような囀りに、
件の人の帰還をしれば少し残念そうにゆっくり離れ、お土産を抱えた。
そして間を置かずに聞こえる声>>#1
ぴくりと耳が、少し上に立った。
銀のきらめきを見た気がしたが、それより話の内容に意識が持っていかれる。
義兄が捕まってた事はまぁ知ってたからそこには驚かなかったが。]
???
………隔離空間に送る、って。
[誰を?どうやって?
と疑問符浮かべながら、笑い声が届く中、傍らの人を見上げていた。]
『そうよー。雲外鏡の各務さん』
[>>129 確認に返すのは、あっさりとした肯定]
『……ルナちゃんの、子供の頃?
ふふ、どーしよーかなぁ』
[>>135 が、問いかけに対しては、はぐらかすような言葉が返る。
こてり、と首が傾いだ]
[踏み出した最初の一歩が地面に着くより前。
握った竹箒を上下逆さにくるりと回して、柄の先で地面を強く突く。
痛かったのか竹箒の身震いが強くなったが、そちらに目は向けず]
……気付いてないと思った?
[箒の柄の先は鹿の頭部を模した壁飾りの、立派な角の間にきっちり挟まっていた。
逃げ出そうとじたばたもがくそれに向けられた表情は、何処となく彼の姉のものに似ていたという]
― 少し前・王宮渡り廊下 ―
ふふ、ではせいぜい各務さんの方から、会いたいと思って頂けるように頑張らなければいけませんねえ。
解剖というのは冗談ですが、お聞きしたいこともあることですし。
[ ウェルシュの見解>>74に返す言葉は、羽毛のように軽い。冗談と本気の境目も、傍目にはまったくもって曖昧だろう ]
…ありがとうございます。貴方にそう評価して頂けるとは嬉しいですね。
[ けれど、土産を期待できるという言葉>>75に対する礼だけは真実味を帯びていた ]
ほう?思った以上に、やんちゃな方なんですねえ、各務さんは。心しておきましょう。
助かりますよ、ウェルシュさん。やはり貴方にお話を聞いて良かった。
[ 事実自体は、その直後に、御本尊からの宣言によって>>#1確認することになるのだが、ウェルシュの告げた言葉や、その表情から読み取れる事は別にもある。だから、別れ際に告げた言葉もまた、本心だった ]
― 王宮内 ―
えーと。
今誰が居るんだったっけなー。
[こう言う時、どこに誰が居るかを探れるのは便利だ。
小蜘蛛が入れない場所は当然あるが、人を探す程度だったらそんな場所に行かずとも情報は手に入る]
きりくん、ヴェル君、エレたん、
アレクシスと、えーと、この2人は……確かロー・シェンってのと、マーズ…じゃない、マリス・シュテラ、だっけ?
あとカシムも来てたっけー。
お、ナハティガルの人も来てる。
……あれー、確かこの人ってヴァイスヴァルトの。
侍如傀から報告入ってたよなー。
[直接な面識は無くとも情報が入るため、アプサラスやタクマも一方的に知っている。
ユウレン第一水軍の2人についても同様。
婚約の話までは仕入れて無いが]
[ちなみに
語呂が似ているからと勝手につけた渾名だ]
― 湖上庭園 ―
……方法教えない時点で、物理的などうにか……ってんじゃ、なさそうだよな。
[>>137 見上げてくる疑問の視線に、は、と一つ息を吐く]
物理的な何か、じゃないとしたら、それこそどうしろって感じなんだが。
各務さんの性格考えると、「考えるな、感じろ」とか大真面目に言いそうなんだよなあ……。
ま、この手のはヴェルの方が得意だから。
あいつなら、何か気づいているかも知れん。
……取りあえず、ここにいても仕方ないし、付喪神も鎮めないとならんし、移動するか。
そもお前、その大荷物一度片付けんと、話にならんだろ?
……壊さないようにって言われたし。
……誰か、王宮の人。
[王妃の言葉があったので、それ以上攻撃を加えることはなく。
箒を再度くるりと返して、動けない壁飾りをもう片手でも押さえつつ、預ける先を探して再び歩き出し]
……?
[たら、何やら賑やかな音>>127が聞こえてきた]
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新