情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
ユウレン国王妃 エレオノーレ の能力(襲う)の対象が 海軍副官 ロー・シェン に自動決定されました。
気功士 シュテラ の能力(襲う)の対象が ユウレン国王妃 エレオノーレ に自動決定されました。
黒焔の剣士長 ヴェルナー の能力(守る)の対象が 海軍副官 ロー・シェン に自動決定されました。
武文官 ジェフロイ の能力(占う)の対象が 精霊師 アレクシス に自動決定されました。
情報屋 ウェルシュ は 黒焔の剣士長 ヴェルナー に投票した(ランダム投票)
陸軍統括 マーティン は 鋼の騎竜師 タクマ に投票した(ランダム投票)
精霊師 ギィ は 黒焔の剣士長 ヴェルナー に投票した(ランダム投票)
鋼の騎竜師 タクマ は 精霊師 ギィ に投票した(ランダム投票)
ユウレン国王妃 エレオノーレ は 海軍副官 ロー・シェン に投票した(ランダム投票)
気功士 シュテラ は 情報屋 ウェルシュ に投票した(ランダム投票)
遊雷の騎竜師 シルキー は 気功士 シュテラ に投票した
精霊師 アレクシス は 武文官 ジェフロイ に投票した(ランダム投票)
海軍副官 ロー・シェン は 情報屋 ウェルシュ に投票した(ランダム投票)
黒焔の剣士長 ヴェルナー は 陸軍統括 マーティン に投票した(ランダム投票)
武文官 ジェフロイ は 鋼の騎竜師 タクマ に投票した(ランダム投票)
情報屋 ウェルシュ に 2人が投票した
陸軍統括 マーティン に 1人が投票した
精霊師 ギィ に 1人が投票した
鋼の騎竜師 タクマ に 2人が投票した
気功士 シュテラ に 1人が投票した
海軍副官 ロー・シェン に 1人が投票した
黒焔の剣士長 ヴェルナー に 2人が投票した
武文官 ジェフロイ に 1人が投票した
鋼の騎竜師 タクマ は村人の手により処刑された。
武文官 ジェフロイ は絆に引きずられるように 鋼の騎竜師 タクマ の後を追った。
次の日の朝、海軍副官 ロー・シェン が無残な姿で発見された。
黒焔の剣士長 ヴェルナー は、海軍副官 ロー・シェン を守護している。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、情報屋 ウェルシュ、陸軍統括 マーティン、精霊師 ギィ、ユウレン国王妃 エレオノーレ、気功士 シュテラ、遊雷の騎竜師 シルキー、精霊師 アレクシス、黒焔の剣士長 ヴェルナーの8名。
―隔離空間/離宮への渡り廊下―
[大丈夫だとキリクから返る声に、安堵を見せたのもつかの間]
……はっ。
[良く通る命令口調>>+38に、背筋が伸びる。
その声に従い、護る為に再度風精を呼び出し、己と王の前に薄く障壁を張った。
アプサラスが白蛇へ掴みかかって行くのには、流石に目を瞠ったが]
精霊師 ギィは、ランダム を投票先に選びました。
遊雷の騎竜師 シルキーは、ランダム を投票先に選びました。
/*
……今度はどこへ飛んだ襲撃。
でもって、護衛先!
また昨日のデフォに戻るか、貴様!
そしてデフォがマリス/ギィってwwwwwww
[自分を抱きしめる婚約者の体の感触はなく、自分から伸ばしても感じるものはなく。
だけど、私は、大切に思われている。との実感だけを強く感じて]
…そちらも気を付けて、おかえりをお待ちしております。
[海をゆく婚約者を見送るときと同じように、静かに笑みを作った]
/*
アプサラス殿がよりどりみどり状態ですな。
そんな私は今回は初日からなんだか落ちる気が欠片もないからおそらく最終日組
ユウレン国王妃 エレオノーレは、ランダム を投票先に選びました。
― 隔離空間・離宮への渡り廊下ぽいとこ ―
くぅ…ぅっ!
[白蛇に掴みかかるつもりが逆に、足から胸の下にかけてを絡みつかれて締め付けられたりしていた]
ユウレン国王妃 エレオノーレは、ランダム を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
タクマさんをにゃくまさんって入れようとして自重したのだった。
そしてデフォ票シルキーなのでしたとさ(ぽちぽちランダムセット)
ところでもう1人の銀狼ドコー?
残ってる役職守護と妖精以外わかんないー。
気功士 シュテラは、ランダム を投票先に選びました。
気功士 シュテラは、ランダム を能力(襲う)の対象に選びました。
情報屋 ウェルシュは、ランダム を投票先に選びました。
/*
アレクメモ>墓メモにも出したんですが、予感あったので無問題です。本当にラがラすぎますね![枠埋まるので芝省略]
よろしくお願いしますっと。
シルキーメモ>龍の島まで、相手については殆ど出せてなかったからな…!くぅ、またエピでね…(しゅん
[ロー・シェンが自分の目の前から消えた後、おそらくお守り変わりにとくれた彼の武器の片割れのカットラスをそっと手に取る。
女性となってから、武器の類は手甲鈎だけであったためか、僅かに重く感じるそれを眼を細め、ロー家の家紋を一瞥した後、身につけた]
/*
こっちのデフォはアレクシス、と。
にしても。
2ID跨いでるが、何で連続して人が目の前で消えるんだよwwwww
陸軍統括 マーティンは、ランダム を投票先に選びました。
/*
あ、一つ抜けた。
アレクさん>ちなみに、絆発動してなかったら占ってたんで、そういう意味でも問題なしですよ、とかw
でもどうせなら溶かしたかったなあwww
― 隔離空間・離宮への渡り廊下ぽいとこ ―
[>>+0 呼び出された風の障壁、その感触は心地よく。
それが気を鎮めるのを感じて、は、と息を吐いたのも、束の間]
アプサラス殿っ!
[>>+1 突っ込んだアプサラスが絡みつかれる様子に、舌打ちひとつ]
っとに。
……どう考えても、騒がしくしてんのは、そっちだろうが……!
[苛立ちこめて吐き捨てつつ。
視線が向くのは、白い着物の子供の方。**]
―隔離空間/離宮への渡り廊下―
……流石に、素手は。
[アプサラスが蛇に絡め取られる>>+1のを見て、眉根を寄せた。
その髪に飾られた花に気づく余裕は今は無い。胸元も今は見ていないが、気付いたらいつもと違いちょっと怒る……かも知れない]
……とにかく。
[なお、先程の少女の抗議>>4:+35は信じていなかった。
何とかしないと、と後ろを振り返る。
今まで無視されながらも物陰でこちらを伺っていた竹箒が、視線を向けられた事に気づき、ん?という風に柄を傾けた**]
[ その中の一本の糸が銀色に輝きながら、上空へと飛ばされ、騎竜に跨がったタクマの身体に、ふわりと巻き付き…その一方の端が、まるで引き寄せられるように、地上で剣を構えたジェフロイへと伸びた ]
[ 塵塚怪王に集中していた二人は、その事に気付いたか?気付いたとしても対処のしようはなかったろう。次の瞬間には、騎竜の上から、まずタクマの姿が空間に開いた目に見えぬ穴に引き込まれでもするように消え失せ、そこから伸びた糸に引きずられたように、ジェフロイの姿もその場から消えていた ]
あー……
[ 銀の輝きが完全に消えた後、二人の男の消失に気付いて、ぽり、と頭を掻く ]
確かに意図通りの発動ですが…よりによって厄介な時に…まあ、自業自得でしょうかね。
[ ひとりずつを隔離空間に送り込むのはまだるっこしいと、一人を送り込めば、もう一人も連動して送り込まれるようにかけた術。しかし、このタイミングで発動したというのは、やはり各務さんの意図が働いてでもいるのだろうか? ]
物事はなるようにしかならず。落ち着くべきところにしか落ち着きません。
誰のせいでもなく、そのもの自身に相応しい形で落ち着くのです。
それがゲオルギーネ殿や、マロン殿にとって、この国であったというだけに過ぎません。
[彼らの故郷ではなく。こちらの水が、あるいは土が、あるいは風が合ったのだろう]
ですがそれでもまだ気になるのでしたら、せめて正の感情でぶつかってみたらよいと思います。
落ち込んだ感情で接しても、相手も良い気持ちにはならないでしょう。
私がみたところ、マロン殿はリベルタ殿を信頼していないわけではないですしね。
[自分の思うままをつげ、ふっと笑みを象った*]
― 竜舎 ―
シュテラさん、あちらが戦力減になってしまったようなので、私もちょっと行ってきます。王妃様をお願いしますね。
[ 先に消えたロー・シェンを微笑みで見送ったシュテラに、彼女ならば大丈夫だろうと、王妃を任せて、元来た道を引き返す ]
― 竜舎裏 ―
加勢させて頂きますよ。
[ 残っているヴェルナーとマーティンにそう告げて、塵塚怪王の前に対峙する ]
[ 尤も、今使える手段は限られているのだが ]
か……
[合わせるための声をかけたのも束の間、隣に居たはずのジェフロイが消え失せる>>7のを見た。
意気込みが空回り、どこかへ飛んで行ってしまう]
…………タイミング悪すぎんだろっ!!
[やり場の無い苛立ちを吐き捨てるように、荒げる声を上げた。
今は目の前に気を取られているため、タクマとロー・シェンもが消えたことにはまだ気付いていない]
― 龍の島 竜舎裏 ―
……おー、そうしてくれ。
[こんな時でも各務さんの仕掛けたものが作動するのを見て、若干気が抜けた。
加勢を申し出たアレクシス>>12に対して、平坦な声が出てしまう]
― 渡り廊下屋根上 ―
ありゃりゃ、随分減ったな。
[遠くから見ていれば誰が減ったかは一目瞭然。
ジェフロイがタクマに引き摺られるように消えたのも見えたし、ロー・シェンが徐々に消えていく様も見えていた]
ふぅん、誰かがタクマとジェフロイ繋げてたんだ。
同じようなこと考える人って言ったら……あの辺しか居ないよねぇ。
[最初ウェルシュもその方法で一気に送る人数を増やそうと思っていた。
結局あれこれやっているうちに機会を逃してやらず終いだったのだが、他でやっていた者が居たようだ。
そしてそんなことをしたのが誰かは、大体予想がつく]
― 龍の島 竜舎裏 ―
ったく、合わせる予定がガタ崩れじゃねぇか。
しゃーねぇ、手数増やしてどこまで行けっか…やってみるか。
[拳を握り、塵塚怪王に対して半身の構えを取り]
おー、退いとけ。
やるだけのこたぁ、やってみらぁ。
[投げられた声>>18に返した後、大きく息を吸い……止めた]
/*
これって、ウェルシュの希望弾いたってことかしらw
だったらごめんねー
は!そういえば、今日の襲撃無しは、どこに飛んだのだろう??
睡狼?睡狼??wktk
― 隔離空間・? ―
……っ!
[纏いつく糸を夢中で振り払おうとしたのは、何にどう影響を及ぼしたものか。
上司の力を借りた影渡りの時とも違う移動が完了した後は、その場に膝をつき、肩で荒い息を繰り返していた**]
おらぁ!!
[怒気一声。
腹からの声を打撃力へと変えて、先ずは右の拳へ力を籠める。
振り下ろされる大きな腕を掻い潜り、塵塚怪王の懐へ潜り込んで。
腰に捻りを入れた重いボディブローを繰り出した。
塵塚怪王の腹部に減り込んだ拳を振り抜き、相手の身体を僅かに浮かせて。
身動き取れぬ隙に左の拳を更に腹部へ叩き込む]
ふんっ!!
[同じ箇所に二度打ち込まれた拳は塵塚怪王の動きを止めるに十分で。
踏み込んだ左足を軸にその場で身体を右回転。
止めと言わんばかりに後ろ回し蹴りを繰り出し、塵塚怪王の巨体を吹き飛ばした]
― 龍の島・竜舎裏(蜘蛛の糸遭遇前) ―
シルキーさん…。
[>>4:216届いた心からの返事に眉が下がる。
優しい年下の友人の言葉が、夫や義兄に言われた時のように胸に来る。]
ごめんなさい、でも
…ごめんなさい。
[でも、と言いかけたが。
頼ってますよという言葉は今はとっても浅い気がして、
やっぱりごめんなさい以上の言葉が出なくて少し黙った後。]
― 龍の島・竜舎裏(蜘蛛の糸遭遇前) ―
シルキーさん、私は、私の事が大事です。
私が痛い目に合うと、キリクがきっと怒りますし…。
[それがユウレンにとってどれだけのダメージになるか、
程度はともかくとしていちおう理解してはいる。
愛しい人と自分との絆は、ずっと感じているのだ。
じゃなければ、あの従者時代を乗り越えられなかった。]
でも、同じくらい、私の大切な人達の事も大事にしたいんです。
― 龍の島・竜舎裏(蜘蛛の糸遭遇前) ―
私は、この国が…ユウレンが好きです。
ユウレンで生きる人が好きです。
だから、この国や大事な人の為だったら、
私に出来る事は、私がやりたいんです。
[たった一人の家族を振り切って郷を出て、大事な人が出来て、この国に来て。家族を失って、一旦は絆も細く遠く失いかけて、だけど新しい家族を得て。
無くしたと思ったものを、また沢山得られたのもこの国だから。]
[ そして、時ならぬ大掃除が終わると、誰かからツッコミ受けるのを避けようとするように、ふい、と精霊術師は、龍の島から姿を消した ]
[ つまり再び闇の道を使ったわけだが、さて黒犬の反応はどうだっただろうか?** ]
― 龍の島・竜舎裏(蜘蛛の糸遭遇前) ―
私は、この国が…ユウレンが好きです。
ユウレンで生きる人が好きです。
[たった一人の家族を振り切って郷を出て、大事な人が出来て、この国に来て。家族を失って、一旦は絆も細く遠く失いかけて、だけど新しい家族を得て。
無くしたと思ったものを、また沢山得られたのもこの国だから。]
だから、この国や大事な人の為だったら、
私に出来る事は、私がやりたいんです。
…私ができる事は、あまり多くないですから。
それに
[と、少し笑って。]
そのままで、ありのままでいいって、
キリクが言ってくれたから。
[だから、多分。このさき一生
跳ねっ返りが治る事はないのだろう。]
― 龍の島 竜舎裏 ―
──── っ、ふぃー…。
上手く行ったみてぇだな。
[塵塚怪王を吹き飛ばして一拍後。
大きく息を吐いて肩の力を抜いた]
皆無事────………じゃあ無さそうだな…。
[ジェフロイが消えたのは見たが、加えてタクマが居ないことに気付く。
空には戸惑う騎竜だけが浮かんでいた]
隔離空間に飛ばされるのは1人ずつじゃ無かったんだな。
てっきり1人ずつ連れてかれるもんなんだと思ってたぜ。
[詳細に若干ズレはあるが、まぁ間違っていない認識だろう。
周囲を見回して確認していると、塵塚怪王に近付き何かをしているアレクシス>>24が見えた。
もっと早くに気付いていれば何をしていたかは知れたろうに、周囲を見回していたためにそこまでは至らず]
ロア殿、何して──…って、また消えちまった。
[止める術なく、アレクシスが消える>>26のを見る。
何をしていたのか確かめるべく塵塚怪王に近付いたが、既に消滅が始まっていて何をしていたかまでは知れなかった]
― 龍の島 竜舎裏 ―
やれやれ───。
流石にちっと休みてぇな。
[首に右手を当てて、こきりと首の音を鳴らす。
タフさが自慢ではあるが、それまで全力で走り回ったり吹き飛ばされたりで、疲労は徐々に蓄積して*いた*]
精霊師 アレクシスは、ランダム を投票先に選びました。
― 龍の島・竜舎裏(蜘蛛の糸遭遇前) ―
[多分そこいら夫が聞いていたら、無茶と跳ねっ返りは違うと突っ込まれそうだが、居ないんだから仕方ない。]
だからその、十分注意しますけど、
ちゃんと色々、解ってますし
危ない事も気をつけますから……大丈夫ですよ。
[最後の大丈夫、に明確な根拠はないがそう不安そうなシルキーに告げる。
無茶して傷もたくさん作って、もしも果てに命を落とすような事になっても、
多分それをしなくなったら『わたし』じゃなくなるのだろうから。
土の気質を持つくせに、両親譲りの風の自由さを持つ王妃は、どこか呑気に、だけど頑なに譲らず微笑むのだった。]
[と、そんな話を治療中にしていたが。
ウェルシュの蜘蛛糸に驚いて暴れて、>>1マリスがロー・シェンに感けている隙に、手をすり抜けて再び逃げ出そうとしたが、流石にシルキーに引っ張られて逃げ出せなかっただろうか。
ぷるぷるしている最中、後ろ髪が銀色のきらめきを放ったが、
今回はそのきらめきは何処にも行かずに、すぐに消えてしまった。
届く先が、既に消えてしまっていたからだ*]
このっ!離さないかっ!
[なんとか動く腕でもって、白蛇の鱗を掴むと]
離せといっている!!!!
[べりべりべりとはがしていくと、さすがに効いたのか大きく暴れはじめる。
そして、締め付け開放はされたがそのまま渡り廊下の向こう、ふすまを突き破ってどこかへと*飛ばされていった*]
― 渡り廊下屋根上 ―
お、終わったかぁ。
なかなかやるね、
[再び屋根に座り直して足をぷらぷらさせ、塵塚怪王が消滅していく様を遠くから眺める]
ん? アレクシスどっか行ったなぁ。
何か持ってた気がするけど…。
[遠目でそれが見えても、場所が場所だけに何をしていたかははっきりと知れない]
ま、いっか。
[思考はすぐさま途切れて、いつも通りの気楽さが表に出る。
大きな動きがあるまで、しばらくは渡り廊下の屋根上で皆の様子を眺めることに*した*]
─ 回想:王宮内・廊下 ─
[マリスの声>>8が、穏やかに響く。
当人が言わなければ、それを悔いるのは、と。
言われる言葉を、ただ黙して聞いていた、けれど。]
…相応しい形、ですか。
[>>10言われたそれにぱちり瞬いて、少しだけ、笑んだ。
この国に魅かれたのは自分自身もそうだったから。]
そう、ですね。
本人に言うのが、一番ですよね。
…ありがとうございます。
マリス様。
[話を聞いてくれたことと、話してくれたこと。
その両方に対して感謝を返した。
場を離れていた二人が戻ってきたのも、丁度この時だったろう。**]
─ 回想:龍の島・竜舎裏 ─
エレさん…
[ごめんなさい、と繰り返す王妃>>23に、ふるりと頭を振る。
謝って欲しいんじゃないんですと言おうとして、けれど続く言葉>>25に口を噤んだ。
ユウレンが好き>>27だと、だから自分に出来ることは自分が、と。
その気持ちは、痛い程わかるから。
───それに。]
─ 回想:龍の島・竜舎裏 ─
…………解りました。
[一番王妃を愛してて、なおかつ一番王妃に甘い人のお墨付き>>28が出てるのなら。
それを覆すことなんて、出来るわけがない。
苦笑を浮かべ、彼女の大丈夫>>33に頷きを返した。
けれど、少しだけ思案するように黙ると、彼女の手を取って。]
─ 回想:龍の島・竜舎裏 ─
貴女がユウレンを好いているように、ユウレンで生きる者も貴女を好いている。
貴女が傷つくを好しと思う者など、貴女の周りには一人としておりません。
───王妃。
貴女はユウレンという国の核なのです。
貴女の存在は、きっと貴女が思っている以上に要となっている。
時としては、出来ること、ではなく。
やるべきことを選ばなければならないこともある。
それが貴女の選んだ道だということを、常に心に留め置いて下さい。
[王族としての立場。臣としての立場。そして、友としての立場。
その全てを知る者として、願いを向けてから。]
─ 回想:龍の島・竜舎裏 ─
…こんな時なのに、お傍を離れていて。
お護り出来ず、申し訳ありませんでした。
[今のこの状況で駆けつけてこないということは、国王もカシムと同じく隔離空間に送られているのだろう。
いざという時に居なかったことを悔やみ、謝罪した。
自分が傍にいたとて、この方は前に立とうとしただろうけれど。]
─ 回想:龍の島・竜舎裏 ─
…きゃっ!?
あ、ま、落ち着いて下さい!
いま治療を受けたばかりなんですよ!?
[そんな所で蜘蛛糸が飛んできて、暴れる王妃>>4:213を宥めようと片手を掴んで背を撫でて。
ウェルシュさん〜!と叫びかけた所で、シェンの消失を目撃した。
王妃を掴んだ手はそのままに、呆然とそれを見届けて─
同じように兄弟子と客人も銀の光に連れていかれたと知るは、鬼が倒され場が落ち着いた頃、か。**]
ティアーズ! 降りてきて!!
[乳兄弟の半身に呼び掛けて、上空から自分の傍に降りてきてもらう。
黒金は紅に不安げに、きゃぅ、と一鳴きした。]
大丈夫だよ。
事が終わったらすぐ戻ってくるから。
心配しないで?
[紅には黒金の言葉はわからないが、安心させるよな言葉を紡ぎながら黒金の鱗を優しく撫でた。
アレクシスがなんかして、どこかに行ったのには気づかなかった。]
― 龍の島・竜舎裏 ―
[息合わせて仕掛ける、という二人の様子に手出しは控え、代わりに、呪を紡ぐ事に集中する。
塵塚怪王に撃ち込んだ『破魔の楔』の効果をより確かなものにするために。
……そちらに集中していたから、唐突な消滅への反応は遅れた。
いやまあ、通常運行だったとしても、どうにもできなかっただろうがそれはそれ]
……らしいっちゃ、らしいが、なぁ……!
[真白に力込めて力繰りつつ、突っ込みが向くのは何処かで見ていると思われる各務さん]
……よっしゃ、後はこっちで片す!
[塵塚怪王が連続技に吹き飛ぶと、真白を天へと差し上げる]
跳帶來凈化的白色的火炎!
(浄化もたらす白き焔、舞え!)
[紡ぐ呪に応じ、撃ち込んだ楔がその熱を高め、発火する。
それより僅かに早くアレクシスが何やらやっていたのは見た。>>24
きっちり見た]
って、そこ、何してんだよ!
[向く突っ込みは二つ。文字通りの行動への突っ込みと]
巻き込まれると面倒なんだから、とっとと離れろ!
[呪に触れる事への危険性の示唆。
魔の影響を帯びぬ者が触れてもなんら害為す事のない力だが、魔とかかわりある者には遠慮なく牙を剥くのが真白の焔牙の生み出す浄焔。
その突っ込みに、漆黒の仔犬が不機嫌そうに鳴くのは、横に置いといた]
[何はともあれ、と今は呪を制する事に意識を向けて。
程なく、塵塚怪王を構築していたゴミは燃え尽きる。
真白の焔が完全に消えると、は、と一つ息を吐き]
んで、と。
[何やってたんだよ、と。
琥珀をアレクシスに向けて問うより先に、生じるのは闇の道。>>26
漆黒の仔犬がまた、低く唸る。
常とどうにも違うその様子に戸惑う間に、精霊師の姿は消え失せていた]
……ったく。
調子、狂うな。
[ぽつり、と呟いて、双聖魔を鞘に納める。
空に目を向けると、黒金の竜が最愛の傍らに舞い降りる姿と、翡翠の嵐龍が慌しく降りていくのが見えた]
ま、あっちを締めるのは、後回しでもいいな。
……今は、エレオ殿の方が、先だ。
[呟く琥珀は、見事に座っていた。
漆黒の仔犬が、自らの苛立ちも忘れたかのように、どん引いているが、視界には入れず。
くるり、踵を返して向かうのは王妃の所。
場の状況やらなにやらは、一先ず棚上げする。
何がなんでもいわにゃあならん、と。
そう、思えることがあったから]
……エレオ殿。
少々、お時間をいただきたいが、よろしいか。
[問いかけの形を取ってはいるが。
妙に冷えた声音にあるのは、有無を言わせぬ響き。
それが、国王を板の間に正座させて説教タイムを取る直前の態度である事は、多分、王妃も見知っているはず。**]
― 隔離空間・離宮への渡り廊下ぽいとこ ―
『みんながうるさくしなければ、最初から静かなんだもん!』
[飛ばした突っ込みに返ったのは、こんな言葉だった]
……だから、そういう問題じゃ……って、あー、もう。
[間違いない、と思った。このやり取りは覚えている。
……覚えているから頭が痛い]
なんで、こんな事になってんだか……っとに。
[はあ、と零れるのはため息。
その間にアプサラスの反撃は始まっており、何かが床を叩くびったんびったん、という音にはっと白蛇の方を見た時には、その姿は消えていた。>>+8]
ま、何れにしろ、このままにゃできんか。
[メルヒオルの居場所を確かめる、という当座の目的は果たしたものの、だからと言ってすぐに引くわけには行かない。
少なくとも、何かやろうとしているカシム>>+4を置いて下がるというのはナシだ。
往くは先陣、下がるは殿、それが、内乱時代から続けている、戦場での立ち位置。
……ここ、戦場じゃないから、の突っ込みは、取り合えず無用としておいて]
― 龍の島・少し前 ―
分かってんなら結構。
[王妃の長い耳が垂れる>>4:300のに、返したのは軽い一言。
それ以上の説教をすることはない。
心配をしていないというわけではない。
けれど無茶は正直、自分にとっても身近なものだ。
ゆえに彼らも無茶を無理にすることはあるまいと、
───それを押しても為すべき時があるのだと、
思うが故に、小言を多く口にすることはない。
なのに水軍の…とりわけヴェルナー辺りに怒鳴ることが多いのは、
心情の近しさゆえにということになる]
おう。
[婚約者へと応えを紡ぐ、この声ももはや響かぬか。
それを意識することはなく、ただ手を伸ばす>>2
重ね合わせたはずの手は幻のようにすれ違った]
ああ。…じゃ…、行ってくる。
[見送るのもつとめのうち、と>>3
常と変わらぬ笑み向けるマリスへと、男も同じく笑顔をみせた。
柔らかに優しい心が心に響いてくる。
案じさせまいとする笑顔に、彼女を抱きしめて───]
― 隔離空間 ―
[やがて抱きしめたはずの温もりも光に消えた。
視界の端に、アレクシスの驚愕する顔が見えた気がする>>5
気に食わない相手だが、どうも…面白い奴だとも少し思う。
王妃に対する態度を知れば、より深く思ったことだろう。
存外義理堅い男のみせる表情に、少し笑った。
銀のひかり伸び行く先はどこへとなるか。
屋根の上に笑ったあやかし>>0のある先か。それとも、]
────…、
[眩暈]
[気がつけば、辺りは淡雪色に覆い尽くされていた*]
/*
新規航路開拓のネタを、どうにかしたくてたまんないんだけど()すごくどうにも手の届かない場所でじりじりするwww
― 隔離空間・門っぽいとこ ―
で、…何故ここなんだ。
[男の目の前には、でかでかとした門がある。
王宮の門──らしいのだが、常よりも大きく見える気がする。
気のせいかと見上げて、苦笑した]
……。帰らねーよ。
[この場に門があるのは偶然かも知れなかった。
けれど、何か問われているかのような気もした。
お前は今も留まる気が、あるのか否や……、と。
男はかつて、王城にあるを厭って海へ飛び出た。
門の大きさは、かつて子どもの頃見たものに思える。
あの頃は、この門や…色々に象徴される王宮やら家やら、
そうした諸々のことが好きではなかった。
それよりも海で船乗りになってみたかった。
だから家を飛び出して、海賊の一団にまで潜り込んだのだ。
そこで自由と仲間と友を得て──
それが結果的に、男をこの地へ再び戻した。
今も心は時に、蒼い大海原へと飛んでいく。
かつて思い描いたよりも、今はずっと制約も多い。
立場だとか家だとか、……家族だとか]
後悔とかしてねえし。
[笑う。ヴェルナーと出会い、彼を支えいこうと思ったこと。
マリスと出会い、彼女と共に歩もうと思ったこと。
それらを取り巻く全てのこと。
楔であり絆である、人々や国との繋がり]
ここにいるって、決めてっからな。
[何かに向け、にやりと笑った。
或いは自分の心に向けてだったのかも知れず、
この場を見守る何者かに向けてのものであったのかも知れない。
自分の立場はもう決めている。
ヴェルナーや王や王妃や宰相や……心に翼を持ちながら、
時に自ら羽ばたくを止めざるを得ない人々の支えとなり。
時には彼らの目や手足ともなってあろうと]
ヴェルもどいつもこいつも、大事なんだよ。なくせねー。
碇がなくちゃ船は上手く走れねえ。そういうこった。
っつーことで、探させて貰うぜ。…そらッ!!
[目の前に広がるは、淡雪色の銀の世界。
ならばこれも門のようにして門ならず、と。
判じて、一振りの剣を鞘ごと振るう。
常に身に帯びる双剣のうちの一、
マリスに与えた護りの対を為すカットラスを門へと薙いだ]
───ばあん!!
[大きな音を響かせ、扉が開く。
白い着物の少女が、大きな物音に蒼を靡かせ振り返る。
飛び出た目前には、白い大蛇が爛と目を輝かせていた**]
― 隔離空間・離宮への渡り廊下ぽいとこ ―
[まだ、誰も欠けていなかった頃。
第二王子を産んで間もない先代王妃の所には、母のいなくなった軍務総括の長子の他にもう一人。
宮廷精霊術師長の長女も預けられていた。
一番年下なのに年上ぶる少女と、一番最初に生まれた事で最年長を自負する第二王子の衝突はしょっちゅう。
……間に入る形だったもう一人が、どんな心情でいたかは置いておいて。
二十数年前、所用で南方へ赴いた際に乗っていた船が海賊に襲撃された、という報を最後に消息を絶ち。
そのまま、戻る事のなかったもう一人の乳兄弟。
自らの実兄を案ずる思念が止まり、具象化したのか、それとも鏡が何かを映したのか。
理由はどうであれ──思わぬ形での、幼馴染との再会、と言っていいのだろう。
それに対し、色々と思うところはある、が]
[それでも]
……レイネ。
[小さく呼びかける]
先にちょっかいかけたのはこっちかも知れんが、やりすぎるのはいただけんぜ?
[メルヒオルを無理に起こすつもりは、相変わらずないが。
この白蛇は大人しくさせないとまずい、と。
そんな思いを固めた、その、矢先]
……っ!?
[響き渡る、扉が開く大きな物音。>>+23
はっと振り返り、目に入った姿に数度瞬く]
……ロー・シェン?
え、何でお前、ここに?
[上がるのは、惚けた声。
それに重ねて、白の大蛇がシャアア、と、吼える。
手にした『神獣角』が、りん、と音を立てた]
チッ…、大丈夫か。下がれ!!!
[咄嗟に思ったのは、少女が大蛇に襲われていたのかと。
少女に向けて怒鳴ると同時、剣を鞘走らせる。
けれど少女に逃げ出す風は見えないまま、]
え。陛下……?なんでここに。
[かかった声>>+26に、ぽかんとした顔が向く。
ついで傍らに先に探していた顔も見つけた]
カシム。…って?え?あれ??
陛下もこっちに送られたんで?
[よもやとっくに送られていたとは知らず。
大蛇が威嚇音を発するのに、
二人を庇うように立ち位置を変え、油断なく剣を*構えた*]
/*
さて。
今、表に残ってるのの内訳はどーなっておるのやら。
睡狼はまだ残ってるはずなんだよなぁ。
まさかの霊媒早期落ちで、混沌度が半端ねぇことになっておる……w
いやしかし。
いきなり狼落ちたから、最短ルートもありうるか、と思ったんだが。
一体ここからどうなるやら……w
[下がれ、という声>>+27に子供が向けたのは、小生意気、とも言えるあっかんべー。
そのまま、白蛇の傍に止まる様子は、子供がどちら側の存在なのかを端的に物語るか]
ああ、気がついたら、こっちに放り出されてた。
今はいないが、ナハティガルのアプサラス殿もこっちに来てる。
[惚けていたのは短い時間。
>>+28 向けられたぽかん、とした顔に、軽く肩を竦めてこう返す]
ま、それはそれとして、だ。
この蛇、どーやらここの番人、って事らしいんだが。
[子供についての説明を避けたのは、半ば無意識のこと]
ちょっとそっとで落ちちゃくれそうにないし、一度、下がるのもありか、と思ってる。
……向こうがどうなってるかも、聞きたいしな。
[思い出すのは、先に感じた翡翠の振動。
あれきり、大きな反応はないものの。
やはり、一番気になるのがそちらなのは、変わらない]
/*
何かピンポイントに来てらっさるwww
表で振ると、VS白蛇と混ざりそうだから裏でやっとくかな。
回避間に合うかどうか。てい→[09]
― 龍の島・竜舎裏 ―
[低温の声を出すのは、滅多にない事。
陸でデスクワークに勤しむ分には、そんなに感情を荒立てる事はないし。
水軍頭領として海に出ている時はいつもよりも弾けているせいか、怒りは主に激情方面で発揮されるから。
>>49 紅が覚えがないのも、無理からぬ事、と言える。
ちなみに、激情方面での怒りと違い理性ががっちり残っている状態なので。
それが逆にこわいと知っている翡翠の嵐龍は、るるぅ、とちょっと落ち着かない。
この辺り、まだ仔龍の頃に一人と一匹を風龍峡の石の上に座らせて懇々と無茶への説教をした過去の影響があるのかも知れないが。
ちなみにこの説教、翡翠ヶ淵で大蝦蟇に喰われかけ、どうにか生還した一件の直後に発生したものであり。
地味に、嵐龍のカエル嫌いの遠因になっているかも知れないのは、余談]
黒焔の剣士長 ヴェルナーは、ランダム を投票先に選びました。
黒焔の剣士長 ヴェルナーは、ランダム を能力(守る)の対象に選びました。
─ 龍の島・竜舎裏 ─
[消え行くシェンと、それを見送るマリスの姿を見つめていたから王妃の髪に宿った煌きに気付くことは出来なかった。
微笑みをもって見送った彼女に、気遣いは余計かと言葉はかけず。]
よろしくお願いします、アレクシスさん。
[戦力減というのが誰を指すかはまだ知らぬまま、鬼へと向かうアレクシス>>11に声をかけた。
下手に動いて咄嗟のフォローがきかぬのは困ると、自分の半身には声をかけなかった。
故に半身は竜舎の中で、それでも案じるような鳴き声だけは自分のみならず王妃の耳にも届けただろう。
然程経たぬ内に鬼退治は完了して、王妃の元に降りてきた嵐竜の姿に瞬いた。]
フェイツウェ。
あなたも、無茶…させて、ごめんなさい。
[見れば翼に木屑が付いていて。
壁か天井か、その両方かを破って出てきたのだろうことはすぐに解った。
王妃を護ろうとした結果だと思うと、余計自分が不甲斐なく。]
─ 龍の島・竜舎裏 ─
…そうだ。
ヴェルナー様に、シェン様とカシムが隔離空間に運ばれたことをお伝えしな─…
[十中八九国王は隔離空間にいる。
宰相も国王も不在となれば、軍務統括である直属の上司に報告をするべきだと、思ったのだが。
こちらに向かってくるその姿>>48を見たら、そんな場合じゃないとはすぐに知れた。
国王相手のあれそれを知らずとも、明らかに王妃が責を受けるだろう、と考えるが自然の表情。]
…ヴェルナー様。
私も同席してよろしいでしょうか。
[仮に自分の想像通りなら、その責は王妃の傍を離れていた自分が受けるべきだから。
そう申し出たが、受け入れてもらえたか。*]
/*
しかし、嫁さん。
>>28、そこで、その一言を引っ張ってくるか……w
うん、まあ、うん。
無理に変わられるのは、確かに嫌だ、うん。
素のエレオに一目惚れしてるわけだからな……。
それだけに、主従関係時代がきつかったわけだが。
ここらはログに落として行きたいんだが、タイミングが中々なぁ……。
今週はほんと、想定外が多すぎたぜ……。
― 龍の島 竜舎裏 ―
[流石ゴミ、良く燃えんなぁ、なんてことを考えつつ。
浄化を終えたヴェルナー>>48を見遣ればいつもと様子が違った]
あー………ありゃ相当お冠かね。
[過去にその現場を見たことが無いにしても、その雰囲気で察せよう。
矛先がエレオノーレに向いているのを知れば、少し居心地が悪そうに後頭部を撫でた。
塵塚怪王が現れた時、エレオノーレを護り切れなかったことに負い目があるために]
― 龍の島・竜舎裏 ―
[>>51 向けられた謝罪に、翡翠の嵐龍はふるる、と首を横に振っていた。
嵐龍自身も王妃を強く慕っているから、動かぬ理屈はなかったし、何より。
こことは異なる場所で、半身が強くそれを願ったのを感じ取ったのもあるのだから、と。
それらを言葉として伝える事はできないけれど。
鳴き声には、気に病まないで、という響きがこもっていた]
ん、ああ、構わない。
[>>52 同席を望むシルキーには、短くこう言って頷いた。
拒否する理由はないし、何より、このはねっかえり王妃をしっかり抑えてもらわないと、というのもあるから。
シルキーが内心思う事や、マーティンの負い目>>53には気づいているのかいないのか。
傍目からは、伺えない]
後は小蜘蛛経由で良いかな。
大きな動きも無さそうだし、少し歩き回ろうっと。
[眺めているのが飽きたのか、そう言って渡り廊下の屋根上から飛び降りた]
― 隔離空間・離宮への渡り廊下ぽいとこ ―
…こンの、くそがき。
[実に分かりやすい子どもの意思表示>>+29に、
男の頬が引きつった。
口の端を引き上げながら大蛇と子どもを睨みやり、
剣で牽制しながら、キリクへと声を向ける]
アプサラス殿も?…ふむ。
続々と増えてるというところですかな。
[軽く口にしたが、よもや更に増えているとは未だ知らぬこと]
なるほど。
ってことは、どかさんとだが──…、
…、ああ。
[大蛇討伐へと傾きかけていた意識が、ふと逸れた。
緊張は解かないまま、ちらと王へと目を走らせる。
そうかと思う。彼がもっとも妃を気にかけていないはずはない。
王のくれた共感の響き>>2:430は今も耳に残るのだから]
承知。
[短く返して、大蛇へと向き直った。
王がどう考えてあれ、殿を譲る気は男にはない。
下がれと二人を目顔で促して、護るように王に身を寄せた。
ほんの一瞬、顔をそちらへ傾ける]
案じられるな。
──…ご無事です。
[誰がとも言わない。
ごく短く囁きを落として目を細め、男は再び大蛇へ剣を*向けた*]
─ 龍の島・竜舎裏 ─
[陸軍統括も己と似たような思い>>53を抱いているとは知らず。
声かけた嵐龍から、謝らないでいいと態度と声で示されると、弱く微笑んだ。
この場にいない国王とどこか重なるその姿に、ありがとう、と小さく呟いて。
そのすぐ後にやってきた上司への申し出に許可が返ると、深く頭を下げた。]
ありがとうございます。
…エレオノーレ様。
私も同席してよろしいでしょうか?
[次いで、王妃にも確認の言を取った。
上司の考えは読めているが、彼女が否というなら自分は控えるつもりで。
けれど、今はまだしっかりその腕を掴んだまま。]
―隔離空間/離宮への渡り廊下ぽい場所―
[べりべりべり、という音に再度蛇の方を見ると、その鱗が素手でもって引き剥がされていくところ>>+8で]
……前言撤回。
[無茶、と言ったが彼女に限ってはそうでもない事を思い起こす。
直後白蛇が暴れ出し、アプサラスを襖の向こうへと突き飛ばした]
……姉様……っ
[彼女の行く先を心配しつつも。
鱗の剥がされた痕を見、少しの間何事か思案する]
― 渡り廊下傍 ―
おっと。
[着地直前に足元に居たそれを避けた、と言うか、避けられた、と言うか。
踏むことなく着地し、見上げれば白い反物が宙を漂っていた]
危ないなー。
踏みつけて千切れるまで地面滑らせるところだったじゃないか。
[自分が転んで怪我をしてしまう、と言う心配はしていない。
相手が再起不能になる未来を口にして、震え上がるのを見るためにそう言った。
既に危険に晒されて来たためか、それを聞いた反物は想像してしまい大きく震え上がって一目散に逃げて行く]
あっはっはっ、随分と飛び上がったなぁ。
[楽しげに笑うと軽く飛び跳ねながら廊下の先へと進んで行った]
……。
[少女をちらと見遣った後、一度そちらには背を向け。
物陰に潜む竹箒に近づいて、その柄を掴んだ。
ちょっとビクつく箒を抑え込むように、もう片手でそのやや下を握り]
…… Befreiung。
[呟き、手に力を籠める。
竹の柄が両手に挟まれた丁度真ん中あたりから別れ、そこから銀に光る片刃の刃が現れた]
─ 少し前:龍の島 竜舎裏 ─
(本当にそうだろうか。)
(本当にそうでしょうか。)
[>>40シルキーの言葉を素直に信じるには、今まで受けてきたものが多すぎて。
だからまだそこには自信がないのだが、そんな気持ちは今は胸に伏せた。
少なくとも目の前に居る人は、ちゃんとそう思ってくれているのだからと。
ただ少しだけ、笑みが苦笑に変わるだけ。]
─ 少し前:龍の島 竜舎裏 ─
それは仕方ないですよ。
みんな色々手一杯です…。
それに、護衛の人もちゃんと居てくれましたんですから。
[>>41そんな護衛の騎士をおもいっきり振り切って逃げたわけだが。
勿論そこも黙りつつ、謝らないで下さいとシルキーに首を振った。]
─ 龍の島 竜舎裏 ─
[すったもんだが落ち着いた頃には、顔色はすっかり蒼くなっていた。
怪我は治っていたが、暴れたせいでまた貧血になりかけていたからだ。
周りが見えていなかったせいで、周囲の人間のこまごまとした消失には気付かなかったが、辛うじて塵塚怪王が消え去った事は感じ取れた。]
あ…良かった。
[とりあえずそこにはほっと息を落とした。
鬼退治後に届く、覚えのある竜の鳴き声には顔を上げ。
遠くでフルミネが鳴いているのが聞こえて、遠いから声の意味は分からなかったが、無事そうな事にはほっとした。]
フェイツウェ。
[程なくして降りてきた翡翠の龍には安堵の笑みが向く。
すぐ傍に近づいてこられると、屑のついた羽に手を伸ばして払って落とした。]
ごめんね、いつもありがとう。
[おそらく今一番の安定剤に、ぎゅっとしがみついて。
ようやく少し落ち着いてきた のだが。]
[一年の間に、竹箒は姉の手により仕込み刀へと改造――もとい進化していた。
とは言っても普段は術により封じられているので、竹箒の激しい動きにも外れる事は無い安全仕様。
仕込まれてなお何故あんな風にくねくねした動きが可能なのか、という点には突っ込まないでおこう]
……!?
[大きな音と共に、新たに人が踏み込んできた>>+23のはその時だった]
…… どうも。
[それが誰か>>+27を確認して、……ちょっと目を逸らした。未だ誤解は続いている。
名を呼ばれた際>>+28の返事も短め。
ちょっと短くなった竹箒は竹箒で、散々脅かされた相手にビビったのかそそくさと物陰に引っ込んだ]
(びくっ。)
[>>48聞き覚えのあるひっくうい声が聞こえると、今度は違う意味で蒼くなって、思わずフェイツウェに抱きつく腕に力が篭った。
るぅるぅ鳴いてるフェイツウェも、多分似たような思いなのだろう。
義兄も怒ると怖いが、この人が怒るのもまた怖いのだ。
板の間説教タイムは、まだまだ記憶に強く残っている。]
ぅ。 ………はい。
[嫌だとか言ったらどうなるか、想像したくない。
大人しく頷いた後、落ち着かない様子のフェイツウェを少し撫でてから傍を離れて、ヴェルナーの前に立った。]
[>>52シルキーの声には一度瞬いた。
居てくれるのは有難いが、名指しで指名されたのはこちらだから巻き添え食らうのはと思うも、一人で放り出されるよりは居てくれるだけで随分心強くはある。
>>57こちらへまで承諾求める様には、眉を下げたままだったが。]
え、えっと…。
ヴェルナーさんが良いんだったら。
[彼が同席を許したのなら自分が断る理由が無い。
その為結局、耳をへなりとさげながら、シルキーと並ぶようにしてヴェルナーの前に立っていた。]
― 隔離空間・離宮への渡り廊下ぽいとこ ―
[討伐に強く意識が行かぬのは、義兄をゆっくり休ませたい思いがそれを阻むから。
けれど、他が強くそれをと望むのであれば、止める事はないし、何より]
ま、突っかかって来たら、やり返すのはありだがな。
やられたら、最低三倍返しは、基本だ。
[なんの基本だ、と突っ込まれそうだが、こんな思考があるのも事実。
だからこそ、白蛇との間合いを測るのは怠らない]
[>>+39 前に立ち、白蛇に対する動きから感じるのは、殿を務める、という意思。
数年前であれば、ここで我を張りもしたろうが。
出るべき時と引くべき時の見極めは、以前よりも冷静にできるようになっている。
護るだけでなく、護られるもまた、上に立つ者の在り方の一つ、と。
理解しているから、促しに小さく頷いて]
……そう、か。
[>>+40 短く告げられた言葉に、浮かぶのは安堵の笑み。
仔細を聞いたらまたちょっと何かか積もるかも知れないが。
少なくとも、今の不安を凪がせるには、十分すぎるものだった]
向こうには簡単に戻れそうに無いとして。
……先に来てるカシムなら何か見つけてるかな。
[同じく周囲を見回しながら軽く腕組みをして、こちら側の状況はどう把握しようかと考え。カシムが精霊師であることを思い出して呟いた。
国王やアプサラス、ついでにほぼ同時にシェンもこちらに来ていることは、この時まだ知らなかった]
─ 龍の島・竜舎裏 ─
[自分がユウレンに落ち着く前。
王妃が受けてきたものは話にしか聞いてはいない。
彼女の傍に付くようになって多少垣間見ることはできたが、それでも。
少なくとも、王妃の周りに居る者は彼女だからこそ慕い傍に居るのだと確信している。
だから、王妃の信じきれない様な苦笑>>59にも、きっぱりと言い切って。
仕方ない、と気遣う声>>60にはふるりと頭を振った。
が、それは違うと言うより先に蜘蛛の糸やら何やらで有耶無耶になり。
フェイツウェに抱きつく王妃の邪魔にならぬよう、少し控えようとしたの、だが。]
…ありがとうございます。
では、お傍に。
[ヴェルナーに次いで承諾してくれた王妃に礼を述べてから、彼女を支えるように立った。]
/*
ふむり、やっぱり浄化の影響は受けて良かったのね。←どこまで影響するか判んなかったので、ぼかした奴
そしてエレたん、なむww
―隔離空間/離宮への渡り廊下ぽい場所―
[双剣持つ男>>+40の後方にて、だがただ見ているだけの心算は無く。
竹箒から引き抜かれた刀を構え、庇われる位置から一歩、横へとずれた]
……。
― 龍の島・竜舎裏 ―
[>>63 求めに応じてこちらの前に立つ王妃の蒼い顔に、ぴく、と眉が動いたのははっきりと見て取れるもの。
一つ、息を吸って、吐いて。それから]
……エレオ殿。
あなたの精霊師としての技量は承知しているし、あの手の大物には術が有効なのも、理解している。
その観点からすれば、行動やそこに到った判断自体は間違っていない、と言える、が、な。
[ここで一度、言葉を切って]
以前の立場であるならいざ知らず、『今』の立場に対し、一体どんな認識をお持ちなのかと。
……王も大概アレだが、あなたはあぶなかっしさでその上を行くから、見ている方がはらはらするんだと何度言えば!
無茶しいが惚れたのは無茶しいだから仕方ない、と諦めている部分もあるが、それで済ませるにも限度がある!
[声自体はさほど荒げてはいない、が。
見据える琥珀に宿る色は、いつになく厳しい。
本気で相手を案じているからこそのいろ──と、知っている者は限られているだが。
ともあれ、ここまで言うと一度言葉を切り。
はあ、と大きく息を吐き出した]
……エレオ殿。
外から向けられるものからは、まだ、護る術もある。
直接的な危険は言うに及ばず。
王に向けられる害意や悪意、怨嗟の声を阻む壁となる事なら、俺にもできる。
いや、それが俺の……国王直属護衛たる、『黒焔の剣士長』の、勤めだ。
……けれど、な。
……どれほど武に長けようと、負の感情を喰らう術を手にしていようと。
心の内にある傷、それがもたらす痛みから護る事は……俺には、できん。
それができるのは、あいつが奥へ踏み込む事を唯一赦した者……つまり、あなただけ、だ。
どうか、それを、忘れんでほしい。
俺は、あいつが帰って来た時に、大切なものが残っていない、なんて状況は二度と御免だし、それに。
[ここで再び、言葉は途切れる。
生じるのは、僅かな間]
あいつが、荒れる姿も。
……もう、見たくない、から。
[ぽつり、と。付け加えた呟きは、ごくごく小さなもの]
……俺から言いたい事は、以上。
後は、あいつが帰ってきてから、任せる。
[あらゆる意味で、自分が言うよりもその方がいいから、と。
そう、思うから、そこで止めた。
他にも言いたい事はなくはないが、王妃の状態が普通でないのは見て取れる。
ここで延々説教たいむは得策ではないのはわかっていた]
……とにかく、落ち着いた場所で、休息を。
シルキー、後は頼む。
[身体的なものであれば、女性に任せるが最適だと思うし、王妃の護りは彼女に託してあるから、短くこう言って。
一礼をした後、一歩、後ろに引いた]
― 回想:王宮内・廊下 ―
いえいえ、お力になれたようで幸いです。リベルタ殿も笑顔のほうが似合っていますよ
それにしても…マロン殿も、案外…ふふ
[意味深に笑みを刻むが、それを問われる前に、男同士の会話をしてきた二人が戻ってきたため、女同士の会話を終えた*]
/*
<ありがとうございます
<ありがとうございます
とかいう何かを貼りたくなっtt
いやぁいい怒られっぷりだtt←←
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新