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─ 王妃私室 ─
…と。
いい加減これも返さなきゃ、なんだけど。
[胸元に付けているのと同じ、服の下にある飾りピンは兄弟子からの借り物。
替えは無いはずだけど兄弟子の元に同じものがある理由をこちらは知っているかどうか。
兄弟子から聞けるはずはないから、王妃が教えてくれなければこちらは知らぬままだろう。
その場合は誰から借りたのかについても落ち着かなかったりするけれど。]
─ 王妃私室 ─
…人前で返す訳にはいかないし。
かといって人目避けたりなんて出来そうにないし…
[自分の行動のせいで一時期広まった兄弟子の不名誉な噂。
それで迷惑をかけてしまったことは謝ったし、仕事上では普通に接するように努めてきたおかげで今はもう鎮火できた。
でも噂の元凶である自分が人目を避けて会いに行ったりなどしたらまた再燃しかねない。
そう思うと迂闊に動けなくなってしまって、いまだ返せないままで。
服の下にまだピンがあることを王妃が知っているかどうかはともかく、癖が出来た理由については気付かれているだろう。
自業自得な悩みに、深く溜息を吐いて。]
― 王宮内 ―
[かちゃんこかちゃんこ、と鳴る音は目印となって追うには容易い。
が、目標に向かって止まるを知らない瀬戸大将を追いかけ続けるのも骨である。
何せ周囲には数多の付喪神が出歩いているのだ]
『ウェルシュとやらあああああ!!
姿を現せええええ!! 勝負だあああああ!!』
こいつ何でウェルシュに固執してんだっ!
おい、待ちやがれ!!
[制止の声を上げるが瀬戸大将は止まらない。
細々とした付喪神を避けながら、マーティンはしばらく瀬戸大将を追いかけた]
『ううん、ダメじゃないけどー』
[こてり。
>>142 しょんぼりする様子に、反対側に首が傾ぐ]
『……あのこが覚えてない事って、封じられてる部分に関わるものも多いから。
……触れる覚悟があるのかしらー、って』
[じい、と見上げる仕種は少女のものだが。
瞳に宿るいろは外見よりもずっと大人びたもの]
『あ、勿論、思うところは聞きたいけどー』
[対価云々には触れずに、さらっとこんな言葉を付け加えるのも忘れない]
― 湖上庭園 ―
だよねー…。
[>>143さっぱり解らない。あるいは義兄ならば理解できたのかもしれないが、頼りの義兄が捕まってるから問題なわけで。
何処だろう、と首を傾げつつ。]
感じろっていわれてもなぁ。
うーん、各務さんの手下みたいなのが居るのかな?
各務さんの力の種持ってるって言ってたし。
その人達をとりあえず見つける所からー…かなぁ。
[とはいえそっちもどうやって?レベルなのだが。
自分には、誰かを見分ける力は無い。
考えあぐねいていると、両手に抱かかえた荷物の事を指摘されて、はたと瞬いた。]
あ、うん。私一回部屋に戻ってくるね。
キリクも無茶しちゃ駄目だよ!
ヴェルナーさんにも言っといてね!
[持ってもらうという選択肢は思い浮かばないらしい。
急いで行って来る、と言わんばかりに言い残して回れ右して駆け出した。]
― 王宮内 ―
……まー、止まってても、仕方ねーか。
[一先ずそう割り切り、取りあえず乳兄弟の所へ、と歩き出したものの。
数歩と行かぬところで、その歩みは止まる]
…………。
[す、と細まる琥珀。
肩の上の月の小鳥がぴぃ、と鳴いた]
─ 王妃私室 ─
[残念ながら目を閉じていた為、周囲の賑やかさに紛れたその音には気付くことはなく。]
───あ、れ?
やだ、ちょっと待って!
[溜息吐ききって目を空けて、そこでようやく燭台が動いてしまったとわかったけれど。
時すでに遅く、ぴょこぴょこと飛んで外へ出ていってしまった。
壊れる前に誰かが見つけてくれることを祈るしかないだろう。]
[かこーん、と。
なんとも言えず、いい響きの音が響いた。
抜き放った真白が弾いたもの──古びた火吹き竹は、くるくると回転しつつ、それを投げたモノの所へ飛んで帰り]
……はい?
[こーん、という音と、うにゃっ! っという声。
なんとも気の抜ける組み合わせに、思わずこっちも気が抜けた]
― 王宮内 ―
しかし、それではご不満なのでしょうね?
[ これまでに得た情報を総合すると、各務さんの求めているのは結果ではなく、そこに至る過程なのだろう、と予測して、まだ見ぬ相手に向けて囁きかける ]
…と、なると、地道に、てきとーに誰かを異空間に飛ばしてやればいいということになりますが…一人ずつというのも面倒ですね。ふむ…
[ 何かを思い付いた顔で、にやりと笑った ]
二人くらいは、一緒に送った方が、気配も追いやすそうですし。
例えば<<鋼の騎竜師 タクマ>>さんと<<語り手 >>とか?
こいつって確か……。
[煤けた火吹き竹が直撃してダウンしたらしい、何やら頭に被った猫が伸びている。
月の小鳥が、ぱさ、と羽ばたいてぴりり、と鳴いた]
……あ、やっぱり。
前にメル殿にちょっかいかけた、五徳猫。
[小鳥の説明にため息つきつつ。
取りあえず、真白は鞘に納めて、目を回した五徳猫を掴んだ。
勿論、猫掴みで、ぷらーん、と]
……とりあえず、どっかにしまっとかんとな、コレ……。
城内に居る方でなければさすがに無理ですし…
<<精霊師 アレクシス>>さんと<<武文官 ジェフロイ>>さんは、どうでしょうねえ?
―王宮内―
……。
[正面からやって来た賑やかな音――より大きな声>>147の正体。
呼ばれている名には覚えがあったが、取り敢えず自分ではなかったので、被害を被らないように廊下の端へ。
その後を必死に追いかける誰かの存在にも気付いてはいたが、できればあまり関わり合いたくない、という本心がそのまま出ていた]
/*
ロールでラ神に聞くのは限界だなwwww
自射ち有りなら面白いとこではあるけどw
まあ、素直にいけば、半分ずつとってタクマとジェフロイ?
[ 何やら色々ぶつぶつ言っていたが、やがて何かを諦めた様子で、肩をすくめた ]
ま、適当でいいでしょう。
各務さんも気まぐれな方のようですし。
精霊師 アレクシスは、鋼の騎竜師 タクマ と 武文官 ジェフロイ を能力(結ぶ)の対象に選びました。
― 王宮内 ―
[どたばたと繰り広げられる追いかけっこ。
誰かの横を駆け抜けたりしただろうが、追いかけるうちは気を回していられなかった。
静かに避けられたりなんかする>>157と、もはや気付きようも無い]
こりゃいっそウェルシュと鉢合わさせた方が良いかもしんねぇな…。
[止まることない瀬戸大将に、そんなことを思い始める。
が、ウェルシュの居場所も分からないため、ただ追いかける羽目になってしまうのだが]
― 湖上庭園 ―
……まあ、多分そこからどうにか……だろうな。
[>>149 挙げられる推測に、ため息混じりに頷く。
元々、術関係は全くの専門外のため、上手く思考は繋がらず。
一度それ自体を放棄する事にした]
ああ、それがいい……って、ちょっ……。
[一人で抱えていく気かよ、と。
突っ込みを飛ばすのは、間に合わず。
結果、見送る形となった事に、は、とため息をついた]
/*
自射ちは有りでもいいんじゃないかという気もしつつ、カオスっぷりを助長するため、知らずに結ばれる御二人共に「きゃー!?」となって欲しい、ふか心で御二人を有効票とさせて頂きます。[ぺこりん]
……ったく。
人に無茶すんな、っていう、自分も無茶だってのをだな。
自覚してくれよ、頼むから。
[何気に、そこがブレーキになっている昨今ではあるけれど、同時に、暴走アクセルでもあるわけで。
色々と複雑な思いもあったりなかったり、だった]
/*
その一人は私だがな!
とは言いませんが(
残り2人だれかなー。
早く明日になればいい(プルダウンで仲間は判明するのだった
― 王宮内、廊下 ―
それにしても賑やかになりやがって…
[王宮内を奥へと歩めば、
常ならぬ騒々しさは嫌でも感じられるもの。
王妃の言葉>>15を思い返しながら、息をついた。
どうにも危険を感じるというか…騒々しい]
何が飛んでくるかわからねーし、気をつけろよ…、
… っと!
[傍らに言いかけると同時、
ぴょい。と、何やら飛び出してきた>>153
咄嗟にマリスの前へ踏み出し、鞘のままの剣を払う]
― 王宮内、廊下 ―
それにしても賑やかになりやがって…
[王宮内を奥へと歩めば、
常ならぬ騒々しさは嫌でも感じられるもの。
王妃の言葉>>15を思い返しながら、息をついた。
どうにも危険を感じるというか…騒々しい]
何が飛んでくるかわからねーし、気をつけろよ…、
… っと!
[傍らに言いかけると同時、
ぴょい。と、何やら飛び出してきた>>153
咄嗟にマリスの前へ踏み出し、鞘のままの剣を払う]
― 湖上庭園→私室 ―
[夫の見送り(になった)を背中に受けながら
お土産抱えながら私室まで戻っていこうとしたら、>>153なんか見えた。
丁度部屋から廊下へ飛び出て、そのまま庭に飛び出そうとした所で鉢合わせる。]
??え、あっ、ちょっとま
Deprehendatur!
[ぶつかる直前で足を止めて、
燭台を地から生やした蔦に絡めて、地面に縛り付けようとした。]
[かあん!と、いい音が響くと同時。
ぴょこぴょこ元気に跳ねていた燭台が、こてりと転がる。
やれやれと息をついて、手に拾い上げる。
無事、傷つけずに済んだ様子に短く息を吐いた]
……こんなんばっかりか。
[どうも常とは勝手が違うとばかり、肩を竦める。
───そこに、声>>#1が響いた。
告げられる内容、明らかに説明不足なそれに、
思わず傍らの婚約者と目を見交わす]
―王宮内―
……悪い事をした、かも。
[思わず避けてしまったものの、必死に追いかけている大男>>159に対してはちょっぴり罪悪感を抱いた。
せめて追いかけるのに邪魔な周りの付喪を追い払ってやるべきかと考えていたところ]
……あ、はい、姉上の命令、……で?
[振り返って、掛けられた声>>160に応え。
瞬き2回。前を見て、もう一度声の主を見て、更にもう一度前を見て]
― →私室 ―
わっ、燭台…!
[未完成の術では燭代一匹捕まえられなかったらしい。
そのままどこかへ行った燭代が、後に誰かに捕まったのはさておいて。
とりあえず荷物を置くのが最優先と思い知ったので部屋に戻ると、
中に居た見知った金色の髪の人に笑顔で近付いていった。]
シルキーさん、ただいまですよ。
お留守番ありがとうございました。
[ごく呑気な様子で彼女に微笑んだ。]
[>>163 返される宣に、各務さんはひとつ、瞬く]
『手を離さない?
星に還ってしまわぬように。
海深き竜宮に惹かれぬように。
……護り通せる?』
[重ねられる問いは、ほんの少しだけ。
亡き先代王妃を思わせる、静かな声音で織り成されていた]
何がなさりたいのでしょうね。
[噂には聞いていたが相当自由奔放なかたのようだ。手段とか方法とかがくっきりと空白で一方的に打ち切られている]
遊戯…感覚なのでしょうが、どちらにせよカマグィ殿は囚われていると見てよいのでしょうが、種もらった子…というのは特別に強い付喪神でも退治すればよいのでしょうかね?
[思わず視線を交わしながら、自分なりの推論を口にした]
/*
場所的にシェンとすれ違う場所のような気もするんですが。
多角足止めするよりは、と思って大将の所まで直接行ってしまいました。位置関係で悩ませてたら悪い、とここに埋めときます。
― 湖上庭園→渡り廊下 ―
……ま、とりあえず、だ。
色々とやる前に、確かめておくべき事はあるよな。
[ぼそり、と呟き、渡り廊下へ移動する。
向かう先は、宰相府]
あのバカがどんだけ一人で仕事抱えてたか。
……起きて来る前に確かめておかねーと。
絶対、後に回してもいい、俺宛とヴェル宛も勝手に持ってってるだろうから、な……!
[妙に鬼気迫る状態で呟く。
肩に担いだままの愛槍が、不自然に震えている事には気づいていない]
おう。
[向けられた賛辞>>172に振り返って、に。と笑んだ。
黄金の双眸に、僅か得意げな光が笑みの中に踊る。
成果そのものよりも彼女の前で仕留められたこと、
婚約者に素直に賛辞を向けられたこと。
それらに、些か子どもじみた表情が浮かんでいた]
なに、構わん。
傍にいたからな。
[さらりと、自分が傍にいるなら気を抜いても良いのだと、
やや甘いことを付け加え]
─ 王妃私室 ─
あ…
おかえりなさい、エレさん。
[逃げていった燭台が更に王妃の手まで逃れたとは知らず。
>>170ようやく戻ってきたこの部屋の主の微笑みに、他に人がいる時には使わぬ呼び方で名を呼んで。
その手にお土産をいっぱい持っているのを見て、苦笑を浮かべた。]
─ 王妃私室 ─
またそんなにいっぱい…
護衛の方に運ぶの手伝ってもらって下さいっていつもお願いしてるじゃないですか。
[王妃の手から荷物を取ると、どこに置きます?と問うように首を傾げて。]
あ、もうキリクさんには会われましたか?
[帰ってきているのは知っているだろうからと、こんな問いかけ方で。]
―王宮内―
……まったくです。
[ついてない、との言葉にちょっとだけ遠い目をする。
動けない箒の先には相変わらず壁飾りが刺さったままで、奇妙な芸術品(ちょっと動く)と化していた]
……今、呼んでたから。
……何か、しました?
[あれ、と瀬戸大将たちが去って行った方向を指さした。
一年前に遡る因縁の対決は、残念ながら見ていないのだった]
― 王宮内 ―
……ん?
[くってり五徳猫をどこに片すか、と。
悩んでいた所に聞こえた声>>173に、そちらを振り返る]
おう、ジェイか。
……本当なら、もう少し北にいるはずだったんだが……こいつに、急かされてな。
[言いつつ、示すのは肩の上の月の小鳥]
てわけで、状況は大体把握してる。
……っとに、面倒な事になってるよなぁ……。
さーてな。遊んでいるのか、意図があるのか…
隔離空間ってどこなんだよ、おい。
[半ばを宙に向けて問いかける。
こたえを期待するものでもないが]
特別に強い付喪神?ああ、そうかも知れないな。
もしくは……。
暴れてそうな奴から強制隔離をしてみるとか…か?
[要は医療船に押し込むかの感覚に近い。
人も付喪神も一緒くたにした乱暴なことを口にしながら、
手元の燭台をひょいと振った]
とにかく、こいつをどっかに封じておかんとな。
また動き出されても迷惑だ。
[とはいえ、封じる場所にあてはない]
― 王宮内 ―
『くぉらあああああ!!
出てこんかああああ ウェルシュとやらああああああ!!』
[尚も暑苦しく叫びながら、かちゃかちゃ音を立てて駆け回る瀬戸大将。
そこそこ妖力が強いものだから、移動する先にある妖力の弱い瀬戸物で出来たものが引き摺られるようについていく。
それがまた追いかけるマーティンの妨げにもなっていた]
ちょっとした百鬼夜行になって来やがったな。
やっぱウェルシュの首根っこひっ捕まえた方が早そうだ。
[いよいよ追いかけにくくなって来て、一旦瀬戸大将を追うのを中止する。
放置することに懸念は残るが、ウェルシュを探している間は瀬戸大将から何かすることは無いだろうと踏み、目標をウェルシュへと切り替えた]
問題は奴がどこに居るか、だな。
[ウェルシュのことだから、あちこちに移動していることだろう。
探す手間を考えると、溜息が出るのを止められなかった]
/*
瀬戸大将がどんどんはいぱー化してゆく件についてwwwww
しかし、悪戯は読めた&2dになれば銀狼残り二人もわかるんだが。
他がどっから出てくるやら。
特に睡狼、どこに飛んだかねー。
― 王妃私室 ―
[数年前の義兄の画策により王様と一緒になった部屋はだいぶ広いが、寝室以外は仕切りで区切られている。というのも当初キリクが、遅くまで仕事を片付けていた為こっちに明かりがこないように、といった配慮からだった。
その代わりというわけではないが、自分用の小さなスペースも作ってもらっている。
シルキーが居たのはそのこじんまりとした書斎じみた場所だった。
>>177ただいまですともう一度返事をしながら、エレ、との呼び方には少し嬉しそうにする。そう懐かしい呼び名で呼んでくれる人は、幼馴染ら以外には彼女だけだった。]
そんな、大した重さじゃないですし。
護衛の人はお仕事で来てくれてるのに、私の私物持たせるのは悪いです。
[その前にこっそり抜け出すな、という突っ込みはさておいて。
自然と荷を取られると、いつも通りに机の上にとお願いした。]
シルキーさんにもお土産ありますよ。
桃饅頭と銅鑼焼きと…。
[置いてもらった袋の中を覗き込むようにして取り出し彼女に、甘味を沢山渡す。量が多いのは二人分だからだ。]
[夫の事を言われればこくりと頷いた。]
ええ会いましたよ。お兄さんの件も聞きました。
あ、キリクにお土産渡すの忘れた…
まぁこんな状況じゃゆっくり食べては居られない、か。
[義兄が帰って来てから一緒に、かなぁと呟いた。]
っと、話が逸れましたが…
シルキーさんも申し訳ありませんが、付喪神と各務さんの事、宜しくお願いしますね。
[話を戻すと護衛の彼女にも、ぺこりと頭を下げるのだった。]
文字通り、通常の手段ではいけない場所ということでしょうかね。
[通常の手段でいけるならば、おそらくとっくに探し当てているだろうという推測を前提に述べる]
あちらは楽しんでらっしゃるようですから、ヒントのようなものは落ちてくるとは思うのですが、そうですね。目立つものから処理していきましょう。
[術にさほど詳しくない...は、押し込めるというロー>>182の意見に同意をしながら持ち上げられ振られる燭台を見て]
…縄…では縄まで動き出しそうですし、御札を張るとか?
動いている兵の人に聞くのが速そうですね。
[こちらも封じる手段に検討などなかった]
―王宮―
……あまり、趣味が良くないみたいです。
[揶揄う風な言葉>>181に、珍しく冗談めいた言葉を返す。
竹箒は相変わらず動けないままだが、それを聞いて一瞬震えが強くなった。自分でやったくせに!とか言いたいのかも知れない。
壁飾りは壁飾りで、憤慨したようにかたかたしている]
……さっき捕まえたんですが、どうしようかと。
[すぐに本当の事を伝えもしたが]
……なるほど。
……あの様子じゃ、根に持ちそう。
[一年前のことを聞けば、納得した風に頷いた]
『……そう』
[>>184 返された宣、その響きに、各務さんはほんの一瞬、嬉しげに笑った]
『なら、幾つか教えてあげてもいいけどー、その前にー』
[そこで一度言葉は途切れ。
雲外鏡が浮かべるのは、悪戯めいた笑み]
『各務さん、なんで怒ってたのかを、聞きたいなー?』
― 王宮内 ―
[ そこここで、カーンというイイ音やら、どこかの蜘蛛の妖を呼ばわる声やらが、賑やかに響いている。ことに声の主には興味を惹かれたのだが ]
ウェルシュさんの遊び相手では、手出ししないほうがいいでしょうねえ。
[ 先刻情報を貰った義理くらいは守ろうという気は、この男にもある ]
― 王宮内 ―
でも、どうすりゃいいんですかね。
俺は術の類はお手上げなんですが。
[見つけるにしても、隔離空間とやらに送るにしても、方法が分からないのでどうしようもない、と肩を竦める。
丁度ぷらーん、と揺れた五徳猫に注意を引かれて]
と、最初の騒ぎは陛下も戻られる前だったんで、マーティン様が手を打たれて古道具倉庫にも兵が詰めてます。
大人しくさせた付喪神は、あそこに集めておくのがいいかと。
[それとも運んでおきましょうか、と首を傾げた]
わーってる。頼りにもしてるさ。
[どころか、無茶をすれば容赦ないのは相変わらずだろう。
護られるだけの花ではないことは、知っている。
それは同僚としてあった、彼女への信であり尊重でもある。
碧微笑むのに笑み返す>>191
衣装の黄色い花が綻ぶような笑顔だと、ふと思った]
─ 王妃私室 ─
[立場は違えど、畏まった呼び名が嬉しくないという気持ちは良く知っている。
だからこそ、正式な配下となった今も出来る限り最初に知った名を呼ぶようにしているけれど。
>>185嬉しそうな顔が見えれば、こちらも嬉しげに微笑みつつ。]
だから、これもいつも言ってますけど。
護衛の方は、それも御仕事の内、なんですよ?
全部、じゃなくてせめて半分でも任せてあげて下さい。
[どちらの立場も解るから、あまり強くは言えないが。
王妃一人が大荷物を持ってる光景は他の者に見られたら大層居心地悪かろうと。]
― 王宮内 ―
ああ、タイヤンも無事だぜ。今、キリクと一緒にいるはずだ。
[な? と問えば、返るのは肯定の響きを帯びた声]
ま、こんな状況じゃ、さすがにな……一段落してたから、よかったが。
[>>189 ありがたい、との言葉には軽く肩を竦めてこう返し]
……だ、な。
わざわざ、俺が戻ってくるの待ってたのかよ、って言いたくなるようなタイミングだったし。
[実際待たれていたのだが、そこまでは読めず]
メル殿に関しては、同意だな……昔からそうだったけど、俺らのいう事はほとんど聞かんしなぁ。
嬉しくない状況だが、解決するまでは寝ててもらわんと。
……こんなのもいるし、中々思うようにはいかんだろうけど。
[言いつつ、見るのは掴んだ五徳猫]
─ 王妃私室 ─
あ、ありがとうございます。
…そうですね、落ち着いたら皆でお茶出来るようにお誘いしましょう。
[>>186たくさんのお土産に礼を言ってから、>>187国王から宰相のことも聞いたと聞くとにっこり笑って。
宰相は解放されたら即仕事に戻りそうだから、王妃にそれを止めさせようという思惑もあったりするがそれは伝わるかどうか。
続いて>>188現状についてのお願いもされれば、はい、と応じて。]
─ 王妃私室 ─
あ。
そういえばさっき此処から燭台が出てっちゃって…。
エレさん、見かけませんでした?
[王妃の手を逃れて現在海軍副官の手の中にあるとは知らず、問いかけ。
心当たりがあるなら、探しにいこうかなぁとか。]
ん、ああ。
ま、あの言い種からするに、物理的にどーこーしろ、ってんじゃないだろう、な。
見つける云々にゃ、俺もあてはないが……送る方法は、何となく読めてる。
恐らく、これ、って思った相手に向けた意志力とか、そーいうもんを力に変換してくんだろ。
こっちに方法を教えないって事は、探せとか言っててそこら適当に仕切る気なんだろうな、とは思うけど。
[大雑把に告げるのは、先に浮かんだ推測。
古道具置き場の話を聞くと、そうか、と息を吐いて]
ん、わかった。場所はメル殿が決めたあそこだろ?
まだ出くわすだろうし、まとめて運んでくさ。
[何て、話をしていたら、視線>>196を感じた。
漆黒の仔犬がここにいたら、間違いなく一声咆えた事だろう。
生憎、今は他所行ってるが]
…………つか。
なんで、いるし。
[ちら、と視線を感じた方を横目に見て。
ぽそ、と零したのは、こんな呟き]
― 廊下 ―
…、ああ。
[返答が少し遅れたのは、綻ぶ花に目を奪われていた所為である。
誤魔化すように頷いてから、続く言に苦笑した]
まあ、探せる程のもんなら探せているだろうしな。
それと分かった上での、あの挑発だ。
[だから厄介なのだと推論>>192に頷き返す。
更に続く手法にも同意を返し、早速兵へと歩み寄る。
古道具倉庫の情報を聞けば、そうかと応じはするものの]
……王妃様の?
[それは王妃様の私室の燭台ではなかったか、と。
兵に言われて、まじまじと手元の燭台を見下ろした]
―王宮内―
……煩い。
[ウェルシュの言葉もあり、壁飾りはそろそろ外れそうなくらいに震えていたので、もう片側の角を掴んで押さえつける。
ついでにもう少し深く柄に押し込めておいた]
……わかりました。行ってみます。
……ありがとうございます。
[投げやりながらも情報は得られた>>198ので礼は言っておく。
ちなみに彼の本性については何だかんだ聞きそびれたままである。何となく人外かな、くらいには思っているが。
竹箒の方は一回吸われかけた事もあるのだが、残念ながらそちらに人語を操る能力はなかった]
……相手、しないんですか?
……見つかるまで多分、ずっとあのままじゃ。
[故に向ける言葉も未だ敬語混じり。
瀬戸大将に対する軽い声に、そっと疑問を零してみた]
/*
多分ちゃんとは知らなかったよねと思いつつ天龍読み返してたら時間がかかるかかる。
何か見逃してたらごめんね……!
─ 王妃私室 ─
うー、でも……
[それでも難色示すのは、元々自分の事は自分でという習性じみた性格のせいだ。
元は全く高貴でも何でもない村娘だったのだから、仕方ないのだが。]
う。
うう、じゃぁ次から半分はお任せします…。
[>>199それでもお仕事だからと言われれば、そこらの感覚はよくわかるので。
渋々といった様子でお約束した。]
あ、ですね。
きっとみんな疲れてるだろうし。
[>>201この騒動で、とはあえて言わないが。
シルキーの義兄の仕事差し止めの意図は伝わっているので、いい案だと言う様子で同意した。
もっともこっちは休憩どころか、もうちょっと休んでもらうようお願いするつもりでもあったが。
件の事への返事が返ると頷いて。]
はい。
[嬉しげに笑う>>#6のを見てこちらも、笑みを浮かべて答え。]
え、あ。はい、いいですよ!
[悪戯めいた笑みに首を傾げながらも。
先ほど城下であった事―戻ってきた際に挨拶もせずに魔精霊を置いてどこかに行って酷い!とか。
謝るのと髪を撫でて貰わないと気が済まない!とか。
謝らなかったら友人宅に家出すると告げて家出決行してやる!とか。
ほぼ惚気に近いことを愚痴る。]
…あたしは絶対手を離す気はないですけど。
ヴェルはどうなんでしょう…。
言わなくても分かってくれる、待っててくれる、って信頼してくれてるんだろうなーって。
分かってるんですけど、不安になる事もあって。
[マリスが言ってくれた事は嬉しかったが、
染み付きかけた澱みは完全に拭い取れなくて。
ていっと、クロをワチワチと撫で回そうとした。]
[ 炎の気配を感じただけで、その物体…やたらに大きい広間サイズの古い絨毯だった…は、大慌てでぐるりと丸まり、ごろごろと床を転がって逃げていく ]
…と…ああ、あれは高そう、かもしれませんねえ。
[ 逃げられはしたが、燃やさなかったのは正解か、と精霊を身体の内に戻し、変わって剣呑な目つきの剣士長に、にっこりと笑いかけた ]
おかえりなさい、ファサン殿。
ああ、見かけたんですが捕まえきれずに逃げちゃって…。
荷物があるから追いかけられなかったんですが。
あれ高い奴だったっけかなぁ。
[どのみち無くなると、困る物ではあるのだが。
古い物が高いという義兄の教えはあるものの、装飾品の値段はいまいちピンと来ない。
ただ部屋を作る際に、ふつーの物をとお願いして「王妃の部屋に飾るもの」と用意されたのがアレだったから、あまりお値段は想像したくない。]
向こうの方に走って行ったのは覚えてるんですが…。
[>>213 話される愚痴を、各務さんはにこにこしながら聞いていた。
……その様子が、噂好きなおばちゃんっぽく見えても言ってはいけない。多分。
外見だけなら、可憐な少女だ。……外見だけなら]
……ふうん?
[愚痴に続けて綴られた言葉。
それに、各務さんはこてり、と首を傾いで]
『心配なら、ルナちゃんに聞けばいいのよ』
[さらっとあっさりこう言った]
[脚へと気を通したダッシュは俊敏であり、足元のひらひらが上手く脚にまとわりつかずにいたおかげで、角を曲がる前に招き猫を捕らえるのに成功するが]
わっ!こら!暴れるな!……きゃっ!
[胸元へと抱き上げられた招き猫にはげしくじゃれつかれていた]
―王宮内・迎賓館の個室―
うんがいきょうのかくむ……さん?
[聞こえた声に頭の中のはてなが増えていき]
しかし、やっかいな出来事のようだな。
[自室に戻り、一息つこうと椅子に座ろうとしたところで、
ガタっと…]
─ 王妃私室 ─
[王妃の性格も解るし、羽を伸ばせる間くらい好きにさせてあげたい気持ちもあるけれど。]
はい、お願いします。
[>>211渋々でも約束してくれる言葉に、申し訳ないと思いながら頷いた。]
─ 王妃私室 ─
えぇ、甘いものは良いって言いますものね。
たまにはのんびりしてもらいましょう。
[意図が伝わったと、にっこり微笑む様はどこか後見務めてくれてる方と通じるものがあるかもしれない。
>>219燭台が王妃からも逃げきったと聞けばその笑みもすぐ隠れて。]
[あるべき椅子がなく、思い切りしりもちをついてしまいとても痛い。
後ろを振り向くと椅子が背もたれを後ろに向けて、自分は関係ないですよと顔を背けるみたいにしていた。
周りの家具などもまるで笑いをこらえるみたいに震えているような気がする]
まったく……
[あまり手荒にするわけにもいかず、やり場のない怒りをなんとか抑えながら立とうとして]
……!
[足元のカーペットが動き前のめりに倒れかけ、
とっさに体を入れ替えて受身をとる。
そして床に仰向けにたおれたまま…]
―王宮内―
……さっきの人、頑張ってくれると良いですね。
[返ってきたほぼ予想通りの答え>>216に、大将の消えた方向を見て。
面倒くさそうなのは分かっていたので、自ら関わる気はやっぱりなかった]
……じゃあ、また。
[頭を下げて、ちょっとだけ大人しくなった壁飾りを如何にかすべく、その場を離れようと]
― 廊下 ―
…ん。ああ、
[見惚れていたのが知れれば、どうであったか。
内心を知られなかったのは恐らく男にも幸いで、
それよりも身軽に駆け出す婚約者の背を目で追いかける。
視線の先には、やたら楽しげな招き猫が走っているが]
……お。
[軽やかにマリスが駆ける。
パステルグリーンの柔らかな布地が、ふわりとあとを追う。
それをものともしない様子に、]
なるほど……
[浮かべたのは笑顔とよばれるものだったが、放っている雰囲気はとてもそれにふさわしくなかった。
何かをさっしたのか近くにいた椅子が逃げようとして、がしっとその足を掴む]
どこへ行く?
[割かし頑丈なつくりの椅子なのだが、みしみしと木目が悲鳴をあげ、
部屋の周りの家具等は別の意味で震えていた、まるでおびえるみたいに]
おいたが過ぎたな。
[そして数分後]
いいか、そもそも道具として正しいあり方というのはだな……
そもそも……
なにより私は大事に扱っているのに…
まだ、これが乱暴に扱われた復讐だというのなら……
[長いお説教を物に対して行っていた。
みんなぴんと直立不動の姿勢でお説教を聞く姿は異様だったかもしれない]
─ 王妃私室 ─
エレさんからも逃げちゃったんですか…
私も扉から出てくところで気付いたもので、止められなくて。
[御値段はともかく、逃がしたままにしておく訳にもいかない。
走って行った方を聞いて、そちらに視線を向け。]
あれはたしかこの部屋だけにしか無いデザインですから。
誰か捕えてくれていると良いんですけど。
― 王宮内 ―
そうだねー。
[誰が追いかけていたのかは見ていたので知っている。
彼が追いかけていたから、余計に放置しようと思ったのだったり]
うん、またね。
[立ち去るカシムを見送って、ウェルシュもまたどこかへと移動を始めた]
― 廊下 ―
[だが。招き猫が婚約者の胸元に──ちなみに今は、服装のおかげでとても良く分かる──激しくじゃれつく様子に、黄金の目が細められる>>220]
のやろ…。
[低く呟いて、大股にそちらへと歩み寄る。
王妃の私室の燭台はといえば、
炎をひょいひょい揺らす程度の大人しいものだというのに]
調子に乗るなよ?
[声を掛けたのは、招き猫に向けてである。
首根っこ捕まえて引っ剥がしてやるとばかり、
やや乱暴に手を伸ばした]
― 王宮内 ―
[ちなみに、国王の非公式外交は北への出立後に決まった事なので、聞いてはいなかったのだが。
状況から、王都にはいなかった、というのは察していた]
連続徹夜、って。
体力ないのに、無茶しやがって……。
……ガキの頃は、ライにぃの話だけは聞いてたんだが……ま、ないもの強請りになっちまう、な。
[>>217 ふ、と、遠い日の事を思い返しながら呟いて。
すぐさま、振り払うように首を軽く横に振る]
念から生じたモノが起こした騒動だからな。
念が何かを動かすのは、多分、間違いない。
[理屈は大雑把だが、真理をかすっているのは、半妖であるが故か。
ともあれ、落ち着いた様子は、そこで一度、途切れ]
― 王宮内 ―
[さて、瀬戸大将を見送って後、目下の目標はウェルシュとなったが、その足取りを掴む術が無い]
目撃情報ねぇか聞きながら探すしかねぇか。
[それに加えて付喪神を捻じ伏せるのもしなければ、と考える。
瀬戸大将を追う間、かなりの数を見逃してきたはずだ。
目の前でも早速、ぴょーんと飛び出してきた奴が居る]
傘とか、定番だなぁ、おい。
[大きな目と口が一つずつ、一本足に両手がついた、唐傘お化けがそこに居た]
……あんたにお帰り言われてもなあ。
って、言うか。
なんでいるんだよ?
[挨拶の言葉>>214と、にこやかな笑顔>>233に返すのは、低めの声と半眼の視線]
おいコラ逃げんな。
[ぴょーいぴょーいと飛び跳ねて離れようとする唐傘お化けを捕まえようと手を伸ばす。
しかし相手も逃げるに必死。
飛び跳ねながらうねうねと身体を動かして伸びてくる手から逃れようとした]
大人しくしろ……っつってんだろ!!
[逃がすまいと拳を握り、打撃攻撃の構えを取る]
はい?ロー殿?
[なぜ不機嫌なのか。普段の体つきがはっきりとでない服装とはちがい、強調される部分は強調されている服を着用している...にはよくわかっていない。
ただ普段と雰囲気が違うせいか。一歩後ずさり、暴れる猫を抱く腕の力が緩んでしまう。
結果。ローの手から逃げるように、招き猫はひょいっと自分の腕の中から出ていったため――]
― 王宮内 ―
[あまり衝撃を与えないようにと、急所──目を狙った攻撃を繰り出したのだが]
何っ!?
[うねうねとした動きが見事に攻撃軸をずらし、攻撃は見事に躱されてしまう。
更には反撃として一本足のドロップキックを繰り出された]
っとぉ!!
[バックステップを踏むことで間一髪避けたものの、距離が開いたことを幸いに、唐傘お化けは一目散に逃げて行く]
ちっ、一本足の癖に逃げ足は速ぇな…!
[この距離では今から追いかけても見失ってしまうだろう。
仕方なく追いかけるのは諦め、当初の目的を果たすべく移動を始めた]
─ 王妃私室 ─
あ、そういえば。
アレクシスさん、御一緒じゃなかったんですか?
[誰か、と口にしてからふとウェルシュから同行してたと聞いた人の名を出して。
他にも一緒に王宮に来た人の名を聞けたなら、その中に知己の名があることに目を丸くしただろう。]
ふふ、そのお顔では、まだ愛しい方に「お帰りなさい」を言ってもらっていらっしゃらないようですねえ?
余計なことかもしれませんが、早めに「ただいま」はおっしゃっておかないと、おかんむりでしたよ。
[ 低音での不満>>243には、ひっかかりありまくりであろう話題を振ってみせる。口出しも手出しもしてはいないが、女性陣の会話の流れはしっかり掴んでいたのだった ]
そんなに嫌そうになさらなくとも、これでも、妖怪相手でしたら多少はお役に立てるつもりなのですがねえ。
[ とても愉し気に付け加えて、氷のメスを手にすると、きゅいんと指先で一回転 ]
─ 王妃私室 ─
すみません…意外とあの燭台素早くって。
[あとは精霊への呼びかけが足りなかったのも大きいだろうが。
少し耳を垂れさせながら、今度は懐から精霊石を取り出し、手にしっかりと握る。直ぐに石は媒体の大ぶりの剣へと姿を変えて、手の中に収まった。
これで一応、自分の迎撃準備は整った。]
あ、そうなんですか。
[>>235デザインを聞くときょとりと瞬いた。
あんまり頓着してなかったらしい。]
無くなったらまた用意してもらわないといけませんからね…。
[と同意を返しつつ。]
[>>239 アヤカシの年齢なんてまともに追求してはいけないのです。
なんて余談はさておいて]
『……だって、それが一番だものー』
[どこまでもどこまでも、各務さんの物言いはあっさりしていたりする]
『あのこ、そういうとこだけ致命的に不器用だから。
言わずに察してもらうのって、多分、無理よー。
……そういうところ、親譲りだし』
─ 王妃私室 ─
ええ、一緒でしたよ。
帰って来てすぐタイヤンに呼ばれたんで、
付喪神の事をお願いだけして、裏口の方で別れてきました。
[義兄を探してたらいつの間にか旦那様の所に行っていた
とは流石に気恥ずかしいので言わないが。
ついでに今現在アレクシスが自分の事を出汁にして、
元同僚と黒い人に挑発めいた事を話しかけているとも知らないが。]
あとそれから他にも…。
[と、先ほど夫に告げた人の名前を>>80並べる。
カシムと知り合いとの話には、そういえばそうだったっけと言う様子でこちらも目を丸くした。]
―王宮内/廊下―
[ウェルシュと別れた後、向かったのは大将が去ったのとは真逆の方向だった。
理由は言わずもがなである]
……とりあえず、これ、と。
……ゲオルギーネさんも、会えると良いけど。
[そろそろ手に持っているのが面倒臭くなったらしい。
先程聞いた通り兵士でも探そうかとうろうろしていると、何処からか逃げてきた招き猫>>247]
……あ。……?
[手に持った竹箒のせいで、捕まえるには至らず。
それのやって来た方向に視線を向けて]
/*
こんな悪乗りする中身だが
ふと、マリスは基本的に言われるままに生きてきたわけだが、弟君を助けようってのが彼女のはじめて自分で選んだ選択だったのだろうねぇ。その結果が自分が色々アレなことになるわけだが
そして一年前の水軍いきは、そんな流れでいうと初めての我侭だったのだろうねぇ
…ってことから、ちょっと自由にしたいという王妃様にあまり強くいえなかったり、付喪神も動きたいのだろうか。などと一年前には抱かなかった感情を持っているのだろう。
なんてしみじみ
― 王宮内 ―
[ジェフロイとのやり取りから、『来た理由』を理解して。
場合によっては、誰が何を言っても板の間説教タイムがいるか、なーんて思ったのは余談として置いておく]
……それこそ、あんたに心配されるいわれはねぇ、と言っとく。
[>>252 引っかかっている部分に直撃されて、声音は更に冷えた。
それでも、大きく感情を乱すのは、抑えて]
ま、技量の高さ『は』、認めるに吝かじゃないが。
[だからこその警戒心は、強い。
向こうの立場的なものも、その理由の一端に含まれていはいるが]
― 廊下 ―
[手を伸ばしたところまでは、良かった。
ただ、片方の手に燭台を捕まえたままであったから、
暴れる招き猫の速度に対応が遅れた──のは、あるかも知れない。
いかに気に食わないモノとはいえど、傷つけるわけにはいかぬ。
その遠慮が、仇となった>>247]
───ふにっ
……───あ。
[しまった。と、多分ばっちり顔に出た。
流石にこの場で狙ったことではない。
確かに気になる膨らみであるとはいえ、そしてとても魅力的なものであるとはいえ、更には招き猫がじゃれついたことで余計に強調された魅力であったとはいえ、ここは応急であり今は非常事態なのだ。
狙ったわけではない……が、事故は起こった。
視線が交わったのは、恐らく一瞬。
だが、焼きつくほどに長い一瞬の時間となった]
ま…、待て……ッ!!!
[だが今優先すべきは、招き猫のほうである。
こいつを再び逃がすわけにはいかないとばかりに追い縋った。
何かを目撃された>>258とは知らず、
ぴょいぴょいと逃げる逃げる招き猫に必死に片手を伸ばして]
― 王宮内 ―
[先程の一幕で付喪神が警戒したのか、小物は姿を見るなり逃げて行く。
そんな中で壁に張り付く5cm程の蜘蛛>>255が目に入った]
…何だ蜘蛛か。
[付喪神じゃないなら用は無いと、スルーする]
なんて言うと思ったか!
[はずが無かった]
貴様だろうウェルシュ!!
[5cmものサイズの蜘蛛がそこかしこに居るなんてことはあまり無い。
恐らく奴だろうとあたりをつけて、逃がさないようにくびれ部分を掴んだ]
/*
そこふたりwwwww
いったい、なにしとんwwwww
つか、頼む、不意討ちで笑わすなwwwww
咳き込んで死ねるwwwwww
─ 王妃私室 ─
あ、ちがいますからね?
私が出ていくまで気付かなかったのが悪いんですから。
[>>253王妃の耳が下がったのに気付くと、責任はこちらにあると言って。
逃げていった燭台については、壊れていない限り戻ってくるだろうと踏んではいるが。]
あぁ、やっぱり。
城下で御一緒だったって聞いていたのでいらっしゃるだろうなって思ったんです。
[アレクシスが密偵とまでは知らないけれど、以前よりは警戒はするようになった。
それでも兄弟子辺りから見れば心配されているのかもしれないけれど。]
…… ……お、
[そして{5}秒程固まった後]
……お邪魔しまし、た!
[回れ右をして逃げ出した。
拍子に招き猫を蹴飛ばす。運が良ければ伸ばされた手元>>261に転がって行ったかもしれない]
[招き猫にカシムの蹴りが入った>>266
だが残念ながら、逆方向だ。猫は尻尾振り振り逃げていく。
先ほど柔らかな膨らみに触れた指先は──そういえば以前も触れたことがあったがしかし、服装が変われば感触も随分と変わるものである。やはりサラシというものは見た目にも触り心地にも……ということではなく]
………っ!
[もう片手に握った燭台まで取り落としかけて、止まった。
さすがに二つとも逃がしましたでは、話にならない]
─ 王妃私室 ─
…カシムも?
[王妃が並べる名にふんふんと頷いていくも、馴染みの名が出るとそれを止めて。]
また、何かあったのかな。
[武器の点検はまだ頼んでいないし、他に彼が王宮に来る理由といったら兄姉からの指示を受けてきたくらいしか思い浮かばなくて。
一年前連れ帰っていくことを羨ましがった子も連れてきているとまで聞けたなら、会いたいとかつい口をついて出たかもしれない。]
― 王宮内 ―
《きゅー!》
[見つかったー!と言っているが、この状態ではただの鳴き声にしかならない。
鳴く時点で普通の蜘蛛では無いことは丸分かりだ]
《きゅっきゅー》
[離してー、と8つの目をうるうるさせて見上げてみるが、果たして伝わるかどうか]
[>>265 がっくりくる理由は知らぬ事、故に各務さんはこてり、と首を傾げるだけ]
『うん、そこはがんばってねー』
[それでも、笑みを向けられたならばこう言って笑って、それから]
『さて、じゃあ、各務さんもちゃんとお話し……なんだけど。
封じていたり、忘れていたりしていることには、相応の理由があるわ。
……あの子が『喪った』過程は、知っているでしょ?
忘れているものは、それにまつわる、という事は、覚えておいてほしいのよ』
[大丈夫? と。
首を傾げて向けるのは、確認のような、言葉]
―→王宮内・廊下―
まぁ、今日はこれくらいにしておいてやろう。
おとなしくしているのだぞ。
[そう最後に言い残して、部屋を出ると廊下へと出て王宮内を歩き始めた。
そこへ走ってくる見知った姿>>266が見えて]
おや、カシムではないか。
― 王宮内 ―
きゅー!じゃねぇよ。
さっさと元に戻りやがれ。
[どちらかと言えば蜘蛛形態の方が元の姿なのだろうが、言葉が分からないため人型になれと言い募る。
当然、離せと言う要望>>270には答えない。
何を言ってるか分からないし、離す気も無いために]
[それでも悲鳴をあげないぐらいの自制は残っていた。胸を両手で抱えるように抱きしめて、不安からか背を壁に置くことを求めて……上から何か降ってきた]
……『力』の否定はしない。
それが、俺の主義なんでね。
[>>267 それは偽りない事だから、短くそう返し。
各務さんに、という言葉に、琥珀をひとつ瞬いた]
……アレに会いたいとか、酔狂だな。
[あってどうするのか、などとは問わない。
個人的に、というならば踏み込む事はせず]
……っても、勢い余って大破壊、とかは勘弁してもらいたいね。
形あるものはいずれ壊れるとは言え、それを無駄に早める必要はない。
[付喪神もアヤカシの一、思うところは色々とある。
故に、私欲が見えた事は結果的に不安材料として積み重なったようだった]
―王宮内―
[別の意味で邪魔をしてしまった>>268とは知る由もなく]
……。
……アプサラス姉様。ご無沙汰しています。
[トゥム家の盟友アバスカル家の長女に発見された>>273時、青年はとても暗いオーラを背負っていた。
背負いながらも礼義は正しいのだが]
─ 王妃私室 ─
[>>264でも、と言いかけるが、多分ここから先は水掛け論だろう。
とはいえそうですねとも言えずに、むぅっとむず痒いような顔になったが。]
ええ、お願いして来てもらったんです。
アレクシスさんは良い腕をした精霊師ですから
きっと助けになってくれると思って。
[と、まったく疑いもせずに、にこりと微笑むのだった。]
どうして来たかは聞いてませんでしたけど…
何だか箒と一緒でしたよ。
[>>269そういえばあの箒あの時見たような…と思い出しながら
シルキーには現状の彼の経緯を話しておいた、その最中。
1年前の話が出た所で、思い出したように寝室へと顔が向く。]
[普段の山から出てくるだとか。
そういうものならマシではあったが、パニックになっていたところでいきなり背中に苦手なものがはいられ眼前で目をあわせた結果…眼球を喰われるかもしれないから、見せてはいけないだとか、そういう諸々も含めて冷静さが取り戻すことを...はできなかった]
…………はっ。そうだ、思い出した。
寝台縛っておかないと。
[当事の付喪神騒動の最中、付喪神になった古い夫婦の寝台が部屋から飛び出して、酷く恥ずかしい思いをしたのは記憶に強く残っている。
また出てきたらと思うと…と思いつつ、寝台の方へと向かった。]
あ、あの、こっちは私一人でやりますから、
シルキーさんは先に付喪神の方、お願いしますね。
[流石に寝室を他人に披露するのは、とっても抵抗があるのと、
久しぶりの友人との邂逅を促すよう、彼女を送り出すように告げて。]
ぃ、いやっ!やだ!
シェン!!助けて!!シェンーーーーー!!
[咄嗟によんだのは婚約者の名前。
へたりこみ、蛇と目を合わさないようにぎゅっと目を閉ざして顔を逸らして、追い払うように手をばたつかせているが、あらぬ方向に振っているため全く効果がない]
あ、そうだ、渡したお土産!
カシムさんやジェフと分けてくださいねー!
[そのための二人分ですからと、一応、王妃なりに気を使ってみたのだった。
3人になったがまぁ沢山渡したから大丈夫だろうと思いつつ。
ちなみにピンについてだが、あれだけ二人で居た期間があったうえで1年も経ったのだから、既に返っているものだと思いこんでいる。当然自分が貸したとも彼女に伝えていないので、どれだけ彼女の胸中に悶々とした物を読んでいるのか気付きもしない。
シルキーの癖には気づいていたが、その裏に何があるか、までは、今は、まだ思い知りはしなかった。]
―王宮内・廊下―
ふむ、このような場所で会うとは奇遇だ。
[特に威圧するつもりもなく、本人としては勤めて笑顔で接しているつもりだが、
どうにもカシムからは負のオーラを感じて]
どうした?久しぶりの再開だというのに。
[その真の原因にまでは気づいていない]
― 王宮内 ―
[首根っこ掴んでぷらーんとなったウェルシュ>>277を自分の目線と同じ高さに持って来る]
何か用?じゃねぇよ、ったく。
お前ぇにご執心の付喪神が居たもんでな。
勝負したがってっからよ、さっさと片して来い。
ただし、極力被害は抑えて、だ。
[ウェルシュの実力は認めている。
だから彼に任せても瀬戸大将を捕らえることは可能だろうと、討伐を任せることにした。
以前やらかしたことも知っているため、釘刺しは忘れない。
ここまで言って、今更ながらに瀬戸大将がウェルシュに拘っていた理由を理解した。
拘るのも道理だと一人納得する]
/*
そーいや、付喪神化しとったなwww<寝台
つか、どーやって部屋から出たんだ、アレ、とか今更のように思ってみるwwww
[事故である。せっかく触ったのなら、もっとゆっくりしっかり感触や重みを確かめられる状況である方が良いに決まっている。……が、そんなことは言っても仕方のないことだし、第一主張してどうなる話でも無論ない。
婚約者の視線が手から腕、二の腕と徐々に上がり──視線が交わったときの表情>>272を思い出して、招き猫を取り逃がした男はすぐには彼女を振り向けずにいた。
それが、更なる悲劇を───招いた>>276]
……ヴァイスヴァルト並、とは言わないがそれなりに不穏だな。
[俺は黒づくめやらなんやらの三人組を眺めている。
…三人組の黒づくめが、ギィの想い人だろーなー、と。
ギィから大雑把な説明を受けていたから判別したが。
黒い犬はどこいったんだ?**]
な……っ、
[尋常ならざる声に振り返る>>286
目に映ったのは、
蛇を追い払おうと手をばたつかせる婚約者の姿だった。
目を閉じた彼女へと向け、ちろちろと蛇が舌を出す。
さして大きなものとは思われない。
が、蛇が苦手な彼女にはいかなる大蛇にも等しいだろう]
────マリス!!!!?
[名を呼んで駆け寄った。
こちらも、一連の騒ぎに常の判断力を些か欠いている。
ちょうど手元に、良い武器があった。
普段使い慣れた剣とは違うそれ───
やんごとなき王妃の燭台を蛇の頭へ向け、]
[ 護る力得る為に、闇となる事を選んだ男の言葉>>278に、唇に弧を描いたまま、一瞬、目を伏せる。己の選んだ闇は、全てを無に帰した…だからだろう、この黒い剣士に、必要以上の興味を持ってしまうのは。
それが相手にとって、不快であろうことも承知の上…むしろ、不快と思われる方が気楽でもある ]
各務さんというのは、かなり特殊なアヤカシさんだと聞いていますからね。私としては…良い研究材料です。
[ 噂としてしか聞いてはいないが、精霊と付喪神が融合した存在である、という各務さんに対する興味…それは、彼の過去の過ちに深く関わるもの、だった ]
いくら私でも、王宮中の付喪神を全部解剖して回るようなことはしませんよ。
エレオノーレ様にも、高価なものは壊さないようにお願いされていますしね。
[ 「出来ない」のでは、なく、王妃の願いだから「しない」のだ、と。そこはにこやかに請け負う ]
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