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― 前日・宿の305号室 ―
あら…
[くしゃみが聞こえた気がして、空耳かとも思いつつ、今閉めたドアを少し開いて覗けば、ニコラスさんの後ろ姿が見え]
霧のせいで濡れてしまったのかしら…
[彼…女性だなどとは微塵も思っていなかった…が夜中に出掛けていた事など知りもしないが、先ほどのリーザ達の様子や自分が宿まで来た時の事を思い起こせばそんな風に独り言を零した。
彼の部屋がどこか、とか、そんな事も考えず。
つまりほとんど思考を回せていないまま]
おやすみなさい、ニコラスさん。
[寝ている者もいるだろうと、潜めた声は、果たして彼に届いただろうか?]
柔らかい…
[祈りを終え、久しぶりに体を沈めた宿のベッドは教会の硬いそれとは違って優しく体を包まれる感覚に陥る。
枕に、栗色の髪が広がった。]
また、明日…
[誰にとも無い言葉は、また明日、自分と会うためのおまじない。]
― 宿の305号室 ―
[目覚めは決して清々しいものでは無かったが、いつものように早朝に目覚めた。
今日は礼拝堂の掃除をする必要も無い…ゆっくりと時間をかけて身支度を整えた。
窓の外は白く塗りつぶされたように何も見えない。]
っ?!
[突如、静寂を切り裂いた悲鳴に体が固まった。
すぐそこで聞こえた声…
悲鳴から大分遅れて我に返るともつれる足で部屋を飛び出した。
駆け付けた部屋を、誰かの背中越しにそっと覗き込んで、すぐに口元を覆うと部屋の入り口から後ずさる。]
…ぅ…っ……
[そのまま、眩暈と込み上げるものを抑えるように、廊下の隅に蹲った。
ぼおっと霞がかる耳が、ゲルトと言う単語だけ拾った。**]
―早朝・宿付近―
[――夜明け前に起きて、生地を練って、窯で焼く。
そうして、店を開ける前に、宿まで朝昼の分を配達にいく。
一向に晴れる様子のない霧を除けば、いつもどおりの日常のはずだった。
レジーナ(は、今日はいないが)かパメラと幾らか雑談をして、夕食分の注文をとる。
――それが、いつもの朝。
これまでずっと続いてきた、これからもずっと続くはずの日常――そのはずだった]
――……?
いま、なにか……?
[白い世界に、遠く、悲鳴のようなものが――いや、悲鳴そのものが、聴こえた]
/* ニコラスさんの死亡フラグが余りにも華麗すぎて華麗すぎて僕は脱ぐ帽子すらどこにいったのかわすれちゃう勢いだよ! うきゃあ!!
えと、現状からしたら、狼はヤコブ-?(恐らくパメラ)。
そして、ニコラスさんへの黒塗りを見た所、狂は間違いなくジムゾンさまだよね。
フラグが強固すぎて今日の処刑先が既に確定した気しかしないのだけど、ニコラスさんおみごとすぎた!うにゃあ!
少年 ペーターは、旅人 ニコラス を投票先に選びました。
/*
実は最初、ニコ狼やるつもりで予約したんですよね。
けど、外様で狼って絶対序盤に吊られね?と思い(村出身の設定にしても良かったけど、この肩書きなら外様として扱われたいなぁっていう)、急遽何でも良い様な設定に変えたんですわ……。むしろ村人想定で。
個人的には、ニコラスは能力者臭がはんぱないので(全キャラの中で一番能力者臭いと思ってる)占霊狩か、狼が似合うなーとは思うんですけども。
序盤、PCが一番吊りを躊躇わないのって、外様(それも大人)だと思うので。もうプロから怪しい行動を取らせていただいておりました。
私吊りで、今後の吊り襲撃に軌道ができれば、万々歳です。
/*
女なのは趣味です。
どうしたら男装設定でも違和感ないかなとか、旅するきっかけはどうしようかなとか考えていたら、思った以上にハードな設定になってしまいました。
誰かの地雷踏んだかもしれぬ……!すみませんすみません
/*
あ、「こんなところにいられるか!俺は(ry」系は、こいつもやるつもりだったwwww
というかリーザと縁故がなければきっとやってた!
-朝・201号室-
[ベッドの中でまどろんでいると、響き渡る悲鳴で目を覚ます。
嗚呼そうか。遂に犠牲者が発見されたかと、一気に覚醒した頭で考えた。声の主の判別はできないが、廊下を走って行くヒトの人数は判別できた。
ならばその内誰かが放置した遺体を発見するだろう。それまでしばしの二度寝タイムと掛け布団を深くかけた。]
[仲間と会話するとき、纏う空気は次第にその温度を下げる。生物を全て死滅させる極限に向かって。]
誰が見つけたんだろうな。
[可哀想、という単語は遂に口から出なかった。本当にそう思うなら部屋を赤く染めず、山に運んで襲撃した。実行しなかったのは、霧の中の外出が面倒だったからだ。]
早く。早く見つけろよ。折角分かりやすいように目印つけて。無残な姿でショックを受けないよう、その気になれば体を見ないで埋葬できるよう、最大限の配慮をしてやったんだ。・・・ん、んふふ、ふふ。
[下種な響きを持つ笑いは、恩着せがましい色を帯びて。まだ声変わりが訪れていない、高い声で歌うように紡がれた。]
/*
過去設定が人狼と一切関係無いのは素村だからです。
親が人狼だったとかの村人設定も、好きなんですけど。他PCの中の人まで騙しちゃわないかっていうのが心配でしてね、ええ……
今更だけど自分が村人なの伝わってるよね……?あれだけ黒塗りがあれば伝わってるよね……
/*遂に表で下種CO。(何。
こういういやらしい偽善者って一度やってみたかったんだよ。
やこっちは--が--てないショタっ子だから、語尾にもんってつけていいんだよな?(まがお。
― 前日・宿屋 ―
[共に宿屋へ戻る時、恐らく真先にリーザへと近づき、抱きしめようとした人が居た。
"ジムゾン"と違い、真当なカトリック聖衣。何度か姿の見たシスターだ]
はい……。
昨日は、ごめんなさい。
その、ご挨拶もちゃんと出来なくて。
ええと、シスター……
フリーデルさん?
[彼女からも受ける心配と注意の言葉は、その時の少年は、既に骨身に染みきっていたので、恐縮そうにごめんなさいと頭を下げた]
それに……
リーザちゃんの事が、僕、どうしても心配で。
[悪い事をしたと瞳の輝きを沈ませながらも、ぽつりとその当時の心境を、少年はたどたどしくも語りだす]
昨日のリーザちゃんの瞳はとても寂しそうでした。
不安と、心細さと。孤独感……の様な物が見えた気がして。
どうしてだろう。
それを想うと、どうしても心配で仕方が無くて。
[何故あの少女の事を寂しそうだ、と感じたか。
その理由と感情まで、少年は自分で知らないのだけれど]
[少年の思いに、カタリナはどういう返答をしたか。
然しどの道、余程の事が無ければ今度こそ、少年は霧の外出は控える]
僕、今日はこれでおやすみさせて頂きますね。
[唯、"余程"の事があれば、易々と翻す。
意志は強い少年は、そういう種の性格である事は、幾人か気づける]
カタリナさん。皆さんも。
その。
…………おやすみなさい。
[談話室を出るその手前で振り返り、その場にいた人達におやすみ。と。
少しだけ気恥ずかしそうに告げて、少し慌てた様階段を登って云った]
[――違和感が違和感のままで終わったのは、おそらく、血の臭気を間近に感じたことがなかったからだろう。
パン職人という職業には、血の臭いは無縁だった。
だから、心の準備もないまま――"それ"に直面することになった]
――とっ……!?
[バルコニーの人影を見上げたままで、足元を見ていなかったので。
なにか、柔らかい塊に躓いて、その上に倒れこむ羽目になってしまった]
った、ぁ……なんだ、これ。
[やや強張った、ぐにょりとした感触。
この霧の中に放置されていたからだろうか、"何か"を包む布は、ひどく濡れていた。
それが――朝露と濃霧に晒されて、乾く余裕を与えられなかった血液だと知るのは、自分の掌を眺めてから]
えっ――血?
[べたりと付着した、どす黒い血液――それは、少なくとも自分のものではないのは確かで]
――……う、わっ!!??
["それ"は、肉塊であった。ただし、人間と判る程度には原型を留めていた。
頭部はわりあい残っていたし、それが誰かは、明るい金色の髪だけでも判ることだった。
そういえば、動物は肉より内臓が一番美味しいのだと、いつかそんなことを言っていたのは誰だったろうか。
まあ、たぶんトット家の誰かか、猟を生業にする村人あたりだろう。
あまり信じる気も試す気もなく、自分は肉だけでいいと答えたような記憶がある。
しかしまあ、胴体の過半、特に腹部がごそりとなくなっているところをみると、あれはどうやら真実であったようだった。
もっとも、これを目にしたあとでは、この先ずっと内臓料理などを食べようと思うことはないだろう。
そこまで考えたところで、喉奥に込み上げる酸味を感じ――胃の中身をすべて、ぶちまけた]
― 酷く現実的な夢 ―
[その朝の悪夢は、奇妙な変化があった。
"臭い"が、付いたのだ。
瞳にはりつく、生々しく狂おしい感触。
鼻に口に瞳に、ありとあらゆる場所から体を満たす、強烈な臭い。
もうそこまでくれば。 夢と現実の境なんてどこにあるの?]
― 宿屋 205号室 ―
[劈く悲鳴。まるで少年の夢は続いているかの様に。
紙を擦り合わせた様な、小鳥の断末魔の様な、悲哀の悲鳴は、少年の認識を、夢の中へと引き寄せる]
……あの日も そうだった。
紅い華が、ぱっ、と咲乱れて……
[夢にするなら、現実味が余りにもあり過ぎる夢だった。
然し、それは現実にするには、夢の続きそのものでしかなかった。
ふらりふらりと、少年は足を進め始めた]
――――――――… あ。
[その光景に、一瞬、言葉を失うも。]
みんな、こっち、来ないで。
見ない方がいい。
[かろうじて、部屋やその前に居る女性陣を押しとどめようと、声をあげた。]
[扉を開けた少年が、騒ぎの元へ進む足取りはゆっくりとしたもの]
お腹から吐き出してしまいそうな血の臭いも。
雨上がりの泥溜りで遊ぶ様な足の感覚も。
ほっぺたを時間を掛けて伝う、温い水のきもちわるさも。
[少年の瞳は悪夢の中にくもり、熱をぶり返した様な浮遊感がある。
騒ぎの元へ歩む少年の姿を、何人かが見るだろう。
だが、少年はまるで声が聞こえてないかの様、小さく唇を動かし続けながら、血の流れる場所へと歩いていく。
呟きの断片なら、誰に聞こえても不思議ではない]
んー。このへんが頃合か。
[うとうとしていると、ゲルトの遺体を置いたあたりから誰かの叫び声が聞こえて、のろのろと起き上がる。不自然に遅れて疑われたくない。
ベッドを出て、バルコニーに姿を現す。]
朝から騒がしいだな。何があっただ?
[自分の部屋はゲルトの真下。寝ぼけ眼で白々しい演技をしつつ視線を落とせば、めくられたシーツの下の遺体と、傍にいるオットーが見つかった。]
オットー?!どうしただ?待っでろ、今すぐそっちさ行ぐ!
[自分の意図に反して遺体が人目に晒されたことに、本気で驚愕しつつ呼びかけると、バルコニーから飛び降り・・・]
[聞き覚えのある声が外から響き>>101、こっちに来ないで>>105と部屋の方から声がする。
声ばかりがくぐもった音で耳に入ってくる。]
なん…ですか…どう、したんですか…
なんで赤いんです…
だれ…え…嫌、だ…
[途切れ途切れに呼吸と一緒に言葉を吐いて。
小さく小さく、なるべく見つからないように。恐ろしいものに見つからないように。
体を小さくして子どものように震えていた。]
/*
チラチラ。これはペーター霊能者かな。描写すごい…(ごくり)
つまり……
占:リーザ 霊:ペーター(あらやだ少年少女コンビ!?(゚∀゚*)
狼:ヤコブ、パメラ 狂:ジムゾン
狩:カタリナ 村:ゲルト、フリーデル、ヨアヒム、クララ、アルビン、オットー、ニコラス
かな?
[ずに、部屋の中に駆け込んで、階段を降り、外に飛び出してオットーの傍に近寄った。]
大丈夫だか?!もう見ねぇ方がいい!
[鋭く叫んでシーツを元通りかぶせて遺体を隠してから、オットーの背中を優しく撫でた。]
[朝になり、遠くに聞こえる悲鳴も、その後の騒ぎも、扉越しに聞いていた。
締めたカーテンの隙間から、オットーが"ゲルト"を発見するのを見ながら]
さぁ・・・・踊れ踊れ・・・皆、死んで・・・ッ・・・・・
[言いかけた言葉は咳に消える。咄嗟に当てた掌に吐き出された血液に歪んだ笑みを浮かべると、平然といつもどおりの身支度を始めた。]
…………とりあえず、談話室にでも行こう。
ここでは、とても落ち着いて話も出来ない。
他の皆にも、報告をしないと……。
[そう、皆を促した。]
――……ヤコブ、かい。
[口許を抑えながら、微かに首を振って]
すまない……大丈夫、大丈夫だよ……、
……僕は、ちゃんとしてないと、駄目なんだ……。
[村に残った者のなかでは、年長だからと。
自分に言い聞かせながら、また、首を振った。
ヤコブが無残な遺体を前にして、さして動揺していないことには、目にしたもののショックが大きすぎて、今はまだ疑問にも思わない]
[血の匂いが立ち込める中、悲鳴にも似た叫びをあげて、少年は平静を取り戻した様に。
のろのろと視線を巡らせた先の人物は、ヨアヒムだ、と幾分光を戻した瞳が認識している]
……ヨアヒム、さん。
…………。
……今は、現実でしょうか?
[夢か現実かがわからない。或いはわかりたくない。
ヨアヒムに連れ出されようとすれば、少年は大人しくその促しに従う]
[ヤコブが過去に寄せる想いなど、当然ヨアヒムには知るべくもない。
ただ、年上のヤコブが人間を仕留めてくれた。
それを喜び。
こうして隠れて言葉を交わせる二人に懐き、従うのだった。]
―― 回想・終了 ――
[唯、少年はひとこと、惨劇の室内を出た時明確に]
バケモノは……。
殺さなければいけない。
[それは、これからの惨劇を自覚させる。
まるで血の池に投じた小石である物と同時に。
ヨアヒムには少し、違う響きに聞こえたかも知れない]
[上からヨアヒムに呼びかけられて、顔を上げて大声で返事をした。]
わがっだ。わしに任せでけろ!
[耳を澄ませば、深夜侵入した三階のゲルトの部屋からヒトの声が聞こえてくる。
今までの経緯としては、まず誰かがゲルトの部屋で血を発見し、その叫びを聞いてオットーが下から駆け寄って遺体を見つけたという所か。考えを纏めていると、オットーに話しかけられた。]
無理ねぇだ。さすがにこんな・・・。
[オットーが冷静な状態だったら危なかったかもしれない。ヒトとしての演技をようやく表に出しつつ、顔を背けると優しく呼びかける。]
一旦中に戻るだ。早くうがいしねぇと。そのままだとよぐねぇだよ。
バケモノは殺さなければいけないって――…。
ペーター、君も僕を殺そうとするのか――――…?
[じっと少年を凝視したまま。
心の中で、ポツリ、呟いた。]
[ヨアヒムの言葉に頷き返す。]
嗚呼。ここからが本番だ。
ヒトの出方をじっくり観察しよう。
そして、今後は誰を屠り、誰を
[暗い表情で呟くその声には、まるで面白いゲームに向かうような、高揚感が現れていた。]
[そうして、暫く。
大丈夫だと繰り返したからか、傍にパニックに陥っていないヤコブがいたからか、ともかく幾らかは落ち着いて]
……けど、ゲルト、をこのままには。
[中でうがい、と言われれば、そう眉をしかめた。
特に信仰が篤いというわけではなかったが、臨終の油もなく無惨な死を強いられたゲルトをこのまま放っておくのは、少し躊躇われた。
いずれにしても、遺骸の上に倒れたせいで血まみれだ。このまま中に入るのが、女子供の精神衛生に良い影響を与えるとはとても思えない]
ゲルトはわしに任せでけろ。
[眉をしかめるオットーに力強く提案する。これだけは絶対譲れないと主張するように。]
さっぎオットーは、自分がしっかりしでねぇとって言ってただな?・・・わしもだ。頼りになるオットーがいでくれねぇと凄く困る。
だからごそ、わしがでぎるごどは、わしにやらせて欲しいだ。オットーが全部背負う必要なんてねぇ。オットーに無理されで、これから先万が一のごどあったら大変だよ。
[分かって欲しい、と必死の思いを込めて説得する。]
・・・さて
[顔面を覆うヴェールに、漆黒の爪。ぶかぶかの聖衣。
普段の格好に整えると、何事もないような、何も知らないような風を装い戸を開けた]
随分と騒がしいですけど・・・どうかしましたぁ・・・?
・・・あ。
[そこでようやく、昨日カタリナの血まみれの姿を見てクララが倒れた出来事を思い出した。]
あー、わしとしたごどが。その格好のままだとまずいだな。
そうだ、ここ露天風呂あったろ?あそこで血を洗い流すのはどうだ?
[室内風呂よりは小さいが、ここには露天風呂もあるのだ。]
[まだよく回らない思考で、ヤコブの言葉を聞いていて。
そうして、自嘲と苦笑が7対3で入り混じった溜息をひとつ漏らした]
――どっちが年上か判らないな、これじゃ。
判った……ひとまずここは、任せるよ。
少し落ち着いたら、手伝いにくるから……。
[さすがに一人では、何をするにも色々と大変だろうからと]
……そうだね、そうするよ。
服は……ゆすいで、なんとかするよ。
[ヤコブに頷いて、露天のほうへと**]
神父さまあ!
[戸を開けて姿を現した神父に、大声で呼びかける。足元のシーツを指差して、オットーの声を聞いてゲルトの遺体を発見した経緯を説明する。]
煩い黙れ。
・・・・おやまぁ・・・・・これはまぁ面倒そうな・・・・
[大声の呼びかけに耳を塞ぎながら鬱陶しそうに返事をして。
シーツの中身を確認すると、―中身は知っていたが―溜息をついた。]
・・・適当に整えて埋葬しますか・・・
[オットーの手伝いの申し出には素直に頷いた。]
お願いしますだ。そうして貰えると、すごぐ助かりだよ。
着替えは宿の中に用意してあるはずだがら、中に入れば大丈夫、だと思う。もし場所がわがらながったら、パメラに頼めばいいだ。
[昨日子羊が事故に巻き込まれて、血まみれのカタリナの世話をしてくれたのがパメラだからと説明しつつ、露天風呂に向かう背中を見送った。]
よ、よろしくお願いします、だ!
[煩いと言われたのが効果抜群だったか。若干声のトーンを調整しつつ、埋葬の話にぺこりと頭を下げた。]
/*肩を抱くようにして…は触ってない感じですが、
確定っぽいかも……すみません。
こういう時の、触らないけど、腕で保護するような感じは、
なんて言ったらいいのでしょう…。
/* 今微妙に僕とシスターとの同属的対比を感じた。
ニコラスさんでしょ、リーザさんでしょ、シスターまで。
部位部位でとても似てる境遇の人がこんなに沢山で皆へ向ける感情の振り分けが物凄く楽しいです。うにゃ!
そしてパメラさんも場合次第で僕を殺しに来るかもしれないやったね!!
[肩を抱かれて声をかけられ>>137びくっと体が跳ねる]
…パメラ、さん…
[少し間があって、それから彼女だと認識できれば、縋るように肩に顔を埋めて早口で呟いた。]
ごめんなさいごめんなさい私のせいなの私が来たからなの
あの時私が死んでしまえばよかったのに
また私が殺してしまったの
[小さく、早く、くぐもった声は、恐らく彼女以外が聞くことは…人間の聴覚では…困難だったろう。]
[取りあえず、自分が覚えている範囲でゲルトの埋葬の支度を行う。
手伝ってくれる人が現れたら遠慮なく頼り、全ての準備を滞りなく済ませた。]
ここで一旦中断して、報告のために談話室に行かねぇか?もしかすっと今の騒ぎ、知らない人もいるがもしれねぇし。
[それだけでなく、立会いたい人もいるだろうから埋葬はそのあとでと提案した。]
― 前日:談話室 ―
え? わ……!
[>>86談話室へ入った途端、フリーデルに抱きしめられ。]
ごめん、なさい……。
[続いて、>>83本を手にした青年の、少しだけ叱るような声音。
母を覚えているのならば、その言葉は尤もな物で。]
どうしても、きになって。はやく、みつけたかった。
……うん。だいじょうぶ、むちゃしない……。
[抱きしめられる温もりに、思わず縋りつく。
……やはり。こんな優しい場所に、長居などできない。
霧が晴れたら、ニコラスと共に発つ。理由を明かすつもりはなかったが、彼らが知れば……止められるのだろうか?
しかし。オットーが取り出した十字架に、思考は切り替わる。]
ママのもってたのとは、ちがうけど……パパのところでは、みんな、これにおいのりするんだ、って。
[尤も。父親にも、信仰らしい信仰は無かったのだろう。
旅の者として村に紛れ込む際、村人と食事を摂る機会は多く。その折に不自然にならないように、と、泊まった宿で祈りを幾度も暗唱させられた程度だ。
随分遠い日の話ではあるが。その日は結局夕食を与えられなかったのも、ぼんやりと覚えている。]
……おうちでごはん、たべるとき。
ママはちょっと、こまったかお、してたけど。
[但しそれは自分と異なる形の十字にではなく。
ミサにも行かせて貰えぬ娘が、たどたどしく何にともなく祈る様が、哀れだったのだと。道中食事の折に母は、祈る自分にぽつりと呟いていたのだが。]
あの、オットー……
[ふと、旅立つ折のパンを頼もうとして。
フリーデルをちらりと見つめ、数秒思案して。頭を振った。]
……ママは、いろんなひとに、あいされてた?
[本当は、『幸せだったのか』と聞きたかったが。
その問いが示す裏にある物は、何故だろう。……母を詳しく知る彼には、伝えぬ方が良い気がして。じっと、見上げた。]
― 談話室 ―
[談話室へと促され、少年は大人しくソファへと腰掛けた。
初めて腰掛けるその場所はふわふわとクッションが効いていて、確かに寝心地が良さそうだった]
殺された、ゲルトさんは……。
昨日もおとといも、殆ど此処で寝てらした方ですよね。
[直接会話することは無かった。ずっと寝こけてたから。
唯、日頃からソファを占領していたんだろうなと想像すると、ソファの布は少し冷たく感じられた]
全員がいる此処で起きた事に、今更知らない人間がいるとでも?
行くなら貴方一人で行きなさい・・・立会い・・・は普通の死に方なら望む者も多いでしょうがねぇ・・・
[何より、その際に面倒な事になっても嫌だ。
じろりとヤコブを見ながら溜息をつく。もっとも、むこうはこちらの表情など見えないのだが。]
……フリーデルさん…。
[びくっと跳ねた体>>138に、思わず手を離しかけるも。
縋るように肩に顔を埋められれば、安心してもらえるよう、
その肩を強く抱きしめ。]
……ごめんなさい…?
あの時、死んでしまえばよかった、って…。
[肩口での早口の呟きに、驚きに瞳を瞠って、
フリーデルの顔を覗き込もうとした時、]
また、殺してって…?
フリーデルさん、一体何を言って…
だって、殺したのは…金色の瞳の少年のはずじゃ…。
[聴こえた言葉に、ごくりと息をのんだ。フリーデルを抱きしめたまま顰められた声は、恐らくは、彼女の声と同様、普通の人には聴こえなくらいの囁きだっただろう。]
誰を憐れな子羊にするか……ってことか、な。
[ヤコブの言葉に含み笑いを浮かべつつ。]
どうせ、みんな敵なんだ――…。
みんな、みんな――――……。
[その声は、何処か重く沈んでいた。]
ひぇっ?全員集まっていた、っけ?
[神父の指摘に驚き、ひのふのと指を折って数える。自分ではしっかりしようと思っていても、よく抜ける。]
あ、本当だあ。この騒ぎになっだら、気付かねぇ人はいないだろ。神父様の仰るとおりだな。
[こくりと頷いて、談話室に向きかけていた足をくるりと戻した。]
・・・だども。立ち会っでもらえねぇのは寂しいだ。
[最後に誰に言うでもなく小さな声で付け加えると、己が命を奪ったゲルトに視線を落とした。]
――……かよわきわれらに、ごかごを。
――どうか、あわれみたまえ。
[揺らめかせ呟く其れは、母から教わった通りの文言。
此処の物でも、故郷の物でもない。古い異国の、
――いのりのはてに、さいわいを。
――われらを、あわれみたまえ。
[意味は何となく解る……が。この祈り自体には、多分意味はない。]
――とがびとのもとに、せいさいを。
――……どうか、あわれみたまえ。
[ただただ。教わった通りに、真似るだけ。]
過去に経験でもあるんじゃないですか?
これは以前も言いましたが、思い当たる事があると勝手に自分と結びつけるものですから。
[不思議そうな声には、心底つまらなそうに]
……ま、気休めのような物だけど……。
[自分がか弱いなら、加護があろう。咎人ならば、疾うに災いが来ていよう。
……何れも自分の身に降りかかっていないから。祈りの果てにも、幸いなどあるものか。意味を知った時に思った事には、今でも変わりはない。]
ニコラスさんを誤解してるなら。
人間ならまだ、話し合いの余地はあるはずだもん。
……思い過ごしなら、それでいいんだけど。
[振り子はそのまま、折りたたんだ紙の上。
毛布を被ればそのまま、夢の中へ。]
[フリーデルの髪の色は確認できず、
確証はなかったけれど。
御伽話に準えた昨夜の人狼騒動の話は、
おそらくは彼女の実体験ではないかと思われて。
栗色の髪の少女だったのではないかと思う彼女が、
この惨状…人狼によるものと思われる状況を見て、
何故、“また私が殺した”と言い出したのか、理解できずに。
ただ、フリーデルを強く抱きしめていた。]
ふぅん……前の記憶にだぶらせてしまうものなのかなぁ。
……なら、シスターは殺した事があるのかな。
聖職者なのに、不思議……。
[と呟きつつも。
よく考えたら、今聞こえた声の主もそうだった、と。
ふと、苦笑いが零れた。]
嗚呼。ある意味屠る人間選ぶときよりも慎重にしなくては、な。上手く疑いを集めて。できればおれ達が直接手を下すだけでなく、ヒト同士疑い合わせて、自滅に持ち込むのが一番効率的なやり方になる。
[含み笑いを浮かべるヨアヒムに、かつて仲間から学んだノウハウを披露する。
だが、みんな敵との言葉には何も答えず。労わるようにヨアヒムがいる方向に視線を向けるだけだった。]
普段教会に住んでろくに外に出ない私まで此処にいるんですから・・・
[呆れた声はそのままに。つ、と顔を逸らすと]
・・・戯言をほざくのはやめなさい
シスターが、ねぇ。
[不思議そうなヨアヒムに補足する神父の声を聞きつつ、首をこてり。]
ヒトは見かけによらないっていうけど。シスターが経験者とは、教会で会っているときは想像もしなかった。
経験者は人狼騒動が発生した際、中心人物になりやすい。今後注目だな。
[自分の考えを述べたあと、つまらなそうな神父をちらりと見つめた。]
― 夢の中 ―
папа(お父さん)、言われた通りに占ったよ。
あの人、人間だった。……当たり前じゃない、奥さんを亡くして悲しんでるの、本気にしか見えなかったもの。
[其れは故郷よりも寒い村での一幕。]
……え?
…………何言ってるの、お父さん。そんな事、できる訳ないじゃな……やっ!
[占いの結果を知った父は。少女を寝泊まりしていた部屋に付き飛ばし。その間に部屋から出て、ドアを閉めた。]
……やだ、止めてよお父さん、出して!!
その人は人間だよ、そんなのダメだよ!!!
[外から鍵を掛けられて。必死でドアを叩くも、外からはただ静寂のみが伝わるばかり。
やがて。外の喧噪に、窓へと駆けよれば。]
…………止めて……止めて!
その人、人間だよ! 殺しちゃダメ!!!
[嵌め殺しの木戸から薄く聞こえる声。微かに見える、光景。]
お願い、誰か気付いて!
その人は人間なの、処刑しちゃダメなの!!
[開けよう、と、叩いたドア。
ふと。木戸の隙間に、誰かの視線を感じたが。]
……あ……。
[――その眼はそっと、逸らされて……*]
― 翌朝:宿 ―
――――――!!!
[跳ね起きた部屋は、霧に包まれ薄暗いまま。]
……ゆ、め?
[嫌な汗が滲んでいる。頬が冷たい。
ここ最近は見ずに済んでいた、あの村の夢。]
…………占った、からだ。
[涙を拭い、サイドボードを見つめる。
振り子は……淡く青い光を纏っているように見えた。
自分にしか見えない、不思議な光。これは、人間の証拠。
……ゲルトは、人間。]
――……そうだね。
テレージアさんの両親……君のおじいさんもおばあさんも、あの人を愛してた。
あの人は、本当に優しくて……年下の僕にも、よくしてくれた。
[そうして、半瞬躊躇ったあと]
……うん。だから、まあ、僕も。
――……テレージアさんのことを……好きだったんだよ。
[ぽつりと、本人には決して伝えられなかった言葉を、口にして。
それは、エリーザベトを抱き締める、フリーデルの耳にも届いただろうか]
……だから。
[――その先は、言葉にできず。
ただ、複雑な気持ちのなかに、少女への悪意はないと、それだけは伝わってほしいと思った]
……馬鹿みたい。
こんな平和な村で、騒動なんて、起こるはずがないじゃない……。
[息を整えながら、無理やりに笑う。
そう、起こる筈がない。霧が晴れたらニコラスと共に村を出て、一生こんな能力を使わないよう、生きて行けばいい。
自分はもう、自由を手に入れたのだから。]
疑うなんて、悪い事しちゃったからかな。
……まあ、占った所でどうなるワケでもないだろうけど……
[そう続けながら、そっと、名を書いた紙に手を触れようとして。]
[重苦しいため息、きっとそれは談話室に集まる誰もが吐きたい心境。
片付けてこなきゃ、というヨアヒムの言葉の意味を思い、少年の表情が深く翳る]
皆さんが集まられたら。
……どうします?
[勿論、卓を囲んで仲良く朝食と言い出す人はいないだろうと思いながら、隣に腰掛けるヨアヒムと、瞳を合わせ様とする]
…………あ……!!!
[別の階や外からの声が此処まで届く程、皆が騒ぐ条件など、そう多くはない。その、最たる物と言えば。]
……。
……やっと、逃げられたと、思ったのに……。
[不思議な確信の元、動く事の出来ぬまま振り子を見つめる瞳は。
他の誰かが見れば。絶望の色に、染まっていただろうか。*]
/*お父さん……><。
リーザちゃんも占い結果を偽った過去ありですか…
パメラも霊能結果偽ったことが…。
被りそうなら、そっと片付け…(こそこそ
へぇ、経験者はそうか。なるほど。
シスターには気をつけておいた方がいいんだね。
[ふと、ペーターの方へと視線を移して。]
……ペーターのあの取り乱し様も、何かありそうなんだけど。
[ボヤくように、呟いた。]
なるほど。
[神父の説明にはとてつもない説得力があった。きっと音が出るくらい顔を引き締めたが、戯言と言われるとへにゃっと眉を下げる。]
なして?独りっきりで死んでいくのは、寂しいだよ。
[元々の性格なのか、群れを作る犬科ケモノの習性か。この村ではもっぱら人見知りな言動の方が多いが、決して他人が嫌いではない。ゲルトにしてみれば、自分を殺した相手に立ち会われても嬉しくないだろうと思いつつも実行しようと思っていた。
神父の言葉の理由は、元々の考えなのか、それとも自分が手にかけたことを知っているからか。あるいはその両方か、他に理由があるのかは読み取れなかったが、強く反論はせずにただじっと見つめた。]
そんなにいるんですか、経験者
二度ある事はなんとやら・・・とは言いますが、それにしたって多すぎでしょう。
[まぁ殺してしまえば一人も二人も関係ないのだが]
経験者は程度の差があっても、騒動について既に知識を蓄えているからな。初めての事態に右往左往する村人より、ずっとやっかいなんだ。
[ヨアヒムに理由を説明すると、ペーターの話に首を傾げる。]
ふーん?初めての村で、リーザ探して霧の中飛び出すなんて、意外に度胸あると思っていたら。ペーターの動向はヨアヒムに任せる。何か分かったら教えてくれ。
[初めてペーターの顔を見たとき、ヨアヒムが看病していた姿を思い出して依頼した。]
[パメラさんに何を言われても>>147頭に入って来ない。
それが自分が発した言葉の繰り返しである事にも気づけていないような状態で。]
…だい、じょぶ…うん…だいじょうぶ…
[譫言のように呟いてゆっくりと彼女の肩から頭を上げた。
どこか遠くを見つめるような視線は焦点が定まっておらず、顔色は蒼ざめていただろう。
数回自分の胸を強く叩くと、その手をそのまま胸に押し当て、黙りこくった。]
―事件後:露天風呂―
[――温かい湯は、心を落ち着かせるという。
けれど、それはどうやら、この場合においては真実ではないようだった]
――……僕は、こんなのは。
こんなかたちは、こんなのは、こんなのを望んでたわけじゃない……、
[湯に浸かっていても、震えが止まらない]
……違う、違う、違う、違う……っ……!
[選択肢もなく用意された変わらない日常を、疎んでいた。
"人狼"の噂を聞いたときも、この村に何かの変化があるならと、期待さえした。
――けれど、こんなことを望んでいたわけではない。
まして、自分が変化を望んだせいで、平穏が壊れたわけではない――そのはずだ]
死ぬときは誰でも独りです。
貴方、今から出かける人間を送り返したところで自分がその人間と一緒に行っているとでも思っているんですか?
[そもそも見送りという価値自体理解していない。
死ねば其処にあるのはただの肉の塊だ。それはたとえ自分が手にかけたとて変わる事はない。
ゆるゆると首を振ると、教会へ足を向けた]
棺の用意でもしてきます。
あー。ハッキリ言ってなかった気がするけど、おれも経験者だ。
[神父の口調を耳にして、何となく恥ずかしそうに手を挙げた。]
そうですね。経験者の方が、より人狼憎し、の感情が強いでしょう。
そういう者は違うと見てわかるので、処刑にももって行きにくいです。
[つまり殺してしまえ、と。暗にそう言って。]
うん、わかった。
何かあったら報告するよ。
今は、まぁ――…。
自分はバケモノだとか口走ったり、悪夢に怯えたりとか。
そんなくらいなんだけど、ね――…。
[と、苦笑い混じりに、ペーターの近況を告げた。]
こちら側には経験者がいて越したことはないのでまぁ精々村を引っ掻き回して下さいね。
[そんなことだろうとは思ったが。やっぱり返答は冷淡だった]
/*
オットーさんがこの事件を経て五年位経つとリデルのようになってしまうのでは無いかとゆー妄想
妄想楽しい
リデルは自意識過剰なんだよね、きっと
/*
現在、白ログでなるべく嘘をつかないようにしながら
(ただし、本当の事も言わない)
こっそり灰潜伏しております。
潜伏するといっても、こう、白ログで齟齬が出るのはあまり好きではないので……と思ってやっているんだけど。
どうだろう、バレバレだったりするのかな。
それとも、非狼発言してしまってるかな……。
びくびく……。
・・・。んにゃ、思わない。
[短い一言で、暗に神父の例えを肯定していることを表す。
でも、自分は逆にそれだからこそ見送って、独りじゃないと言ってあげたいと思う。目の前にあるのは確かに只の肉体。でも、どこかでその人の魂が見ていると信じている。
だがお互いの考えが平行線を辿るのは分かっているから何も言わなかった。・・・ただ一つ、分かったことはあるが。]
わしも手伝う。
[教会に足を向ける神父に声をかけた。]
[少年の言葉に、考え込む。そのヨアヒムの仕草自体を見て、少年は微かに表情を歪める]
……そういえば。
ゲルトさんの血はあのお部屋にあったのに。
亡骸は、お部屋にはありませんでしたね。
[言葉を濁すヨアヒムの琥珀を、少年は窺う様に眺め続けている。
何も云わない事に、微かに瞳を揺るがせて]
自分をバケモノ呼び、ねぇ?
[過去人狼騒動に巻き込まれた際、無辜のヒトを手にかけた罪悪感から、罪人と自称する経験者は知っているが、それは初めて聞くケースだ。]
悪夢に怯える、ってのは、典型的経験者のパターンな気がするけど、そっちは初めてだ。教えてくれてありがとう。
[頑張ると宣言するヨアヒムに、励ますように力強く声をかけた。]
― 前日・宿の談話室 ―
[リーザの母親…テレージアさんの話をする二人の言葉を黙って聞いていた。
オットーさんの好きだったと言う言葉>>160リーザのだいすきと言う言葉>>170
弱り切ったテレージアさんしか知らない自分には、何か別の世界のお話のように聞こえていた。
黙って、抱き締めていた腕を緩めるとリーザの向日葵色の髪をそっと撫でた。
何か…羨ましいような気持ちがあったのは事実だけれど、きっと彼女はたくさんの人に守られてここで生きていける、そんな想いに上塗りされた。
優しい、暖かい気持ちだった。]
はーい。頑張ります。
[冷淡な声に、下手なことしたら経験者の癖にこの程度か!と罵られる未来を想像して、しゅんとしている。]
[談話室へと促されれば>>174逆らう理由も気力も無く、俯いたまま彼女に従った。
肩も、胸を抑える手も微かに震え続けていたけれど。]
―前日:談話室―
……うん、ありがとう。
そんな笑顔ができる娘を持てたなら……あの人は。
[きっと、幸せだったのだろうと。
答える自分は、きちんと笑えていたろうか]
うん――……それなら、いいんだ。
[村に帰ってきたテレージアに、再会して。
彼女の表情に、少しでも不幸の色がないかと探していた。
そんな自分を浅ましいと思いながら、屑のような人間だと思いながらも、何かを期待していた。
けれど、そんなものは見つけることは出来ぬまま、彼女は逝って。
そうして、彼女の娘の言葉も聞けば、もう理解するしかない]
――……道化だったな、僕は。
[自嘲の色が濃い溜息を、深々と漏らして。
――漸く、15年越しの初恋が終わりを告げたのだと、理解した]
[年上のオットーさんの表情が一瞬とても幼く見えた気がして>>178、二三度瞬きをした後]
もちろんです。神に誓って。
[真剣な表情で頷いた。]
/*今凄まじく貼った方の中身と貼られた方の中身が完全特定しきった上でのメモを見た気がした
いや、その前からばればれだけどさ
―当日・談話室―
[さて、湯から上がって、どうやってここまで来たものか。
血のほとんどを吸ったエプロンは捨てたが、黒いシャツに何かの滲みが残っているのを、誰かしらは気付いたかもしれない]
…………、
[その場に誰がいただろうか。
半ばぼうとしたまま、腰を下ろした]
[立ち上がり、宿のカウンターへ。
下の台を漁れば、台帳として使っているノートの予備のものが見つかった。]
これでいいか。
[再び談話室のソファへと戻り、一緒に持ってきたペンでさらさらと名前を記していく。]
今、この村に残っているのは――…。
[記憶を頼りに、名前を書き記していく。
そして、筆を置いて、ため息混じりに呟いた。]
…………この中に――…?
……………………さて。
みんな、どう出るかな――…?
[むしろ、人間達の出方を窺うように。
琥珀色の瞳が、一瞬怪しく光った。]
………。
…ゲルトが………亡くなった、の。
[母親を亡くしたばかりの少女に、告げるべきかどうか暫し逡巡するも。どうせすぐにリーザにも伝わってしまうだろうと思えば、自分の口から告げた方が…と、死因には触れずに、そう告げる。]
……リーザちゃん。
ごめんなさい、ね。
たぶん……リーザちゃんまで、巻き込んで、しまう…。
お母さんに…。
リーザちゃんを守るって、約束したのに、ね…
[絶望のような響きの混じった口調と、聞いたひめいのことを考え合わせれば、普通の死因でないことは、リーザにも推測できておかしくはないだろう。]
― 談話室 ―
[やっとの思いで談話室にたどり着いた時、聞こえて来た声>>182]
…リーザ…
[足元に抱きつかれ、ふらふらの足は体を支え切れず少しバランスを崩して椅子に座り込んだ。]
ごめんね…
[思わず口から零れたのは、何に対する謝罪だっただろうか…。
彼女が自分に抱きついたのでは無くて、抱き締めてくれようとしたのだとなんとなく気づくと、逆に抱き締め返した。]
…大丈夫よ…
[少しだけ芯を持った音でそう告げ、彼女の頭を撫でる。昨日のように…それから、一つ息を吸うと静かに言葉を繋げた。]
あなたの事は、私が守るわ。
ふふ。いよいよ行動に出るときだな。
[ヨアヒムの囁きを聞いて、嬉しそうに話しかける。]
でもまずはヨアヒムの言うとおり、様子を見よう。向こうが混乱しているならよし。万が一何人かが団結して向かってくるなら、対応を考えなくてはならないからな。
[そう言い切ると>>191正気を取り戻した瞳で、リーザを見つめた。
身なりが乱れてしまったのを直し、椅子に腰掛け直す。
それから静かにゆっくりと談話室の中を見回した。]
/* あ、ヨアヒムさんが、ノート持参…
あの青い本=議事録にしようかと思っていたのですが…。
あとで書き写す、にしようかな。
ううん……。
……きっと、ここにきたときから……。
[人狼の居る所で騒動が起きる、と言うが。
……そうではない。人狼と人間とが、共存できなくなった時。人間が人狼を排除しようとした時。人間の側に、人狼を排斥する《能力》を持った者が集った時。騒動の引き金は、引かれるのだ。
……大概はそうだったが、果たして。此処ではどうなのだろう。]
……フリーデルさん、あやまらないで……。
[きっと、自分のせいだから、とは言えぬまま。
>>191抱きしめ返すフリーデルの温もりに、静かに身を預け。頭を撫でるその手に、瞳を伏せた。]
…………うん……。
[……守られる資格など、もう。ありはしないのに。]
[どこか大事な部分が麻痺したような頭で、談話室を見渡した。
ヨアヒム、フリーデル、パメラ、ペーター、エリーザベト……ヤコブは先の言葉どおり、ゲルトの遺骸をどうにかしているのだろうか。
手伝いにいかなければと、頭はそう思ったけれど、身体が動かない]
……わるいゆめ…?
こわかったのね…気づいてあげられなくて、ごめんなさい。
[悪い夢、と聞けば、一瞬だけ肩を震わせるも、
もう見ないですみますように、と気休めとは思いながらも、
祈るように小さく唱え。]
……!
リーザちゃん、知っていたの…。
……ええ、人狼…だと思うわ。
[リーザから問われれば、
人狼という名をリーザが知っていることに、驚いたように瞳を瞠り。
一瞬だけフリーデルの方を見てから、リーザに頷いた。]
[ヤコブさんに声を掛けられれば>>198]
お帰りなさい…ヤコブさん。
[ゲルトさんは?
とは聞けぬまま、彼の言葉に答える。]
いえ、心配はしましたが…でもありがとうございます。
私、用事がすんだら戻るつもりでしたけれど、こんな事になってしまうなんて…神父様が教会に一人だったらと思うとぞっとします。
[神父様と言う人…理解し難い部分は多々あれど、神父様を心配する気持ちもまた本心だった。]
バケモノ……。
[>>199随分と過激な言葉に聴こえたが、先ほど叫んだのはペーターだったのだろうか。肯定に、項垂れて。]
パメラさん、……ありがとう。
でも、だいじょうぶ。……だいじょうぶ。
[>>200パメラの小さな呟きに、堅い頷きを返す。
……きっと、今宵も見る事になるのだろうが。]
……うん、しってた。
こわいひとたちが、いってた。
……ううん。もっとまえから……しってた……。
[頷かれれば、小さく肯定して。>>189ノートを用意するヨアヒムや>>186……遺体に触れたのだろう。ほんのり湯気を纏うオットーが座るのを確かめて。>>193落ち着き椅子に腰かけるフリーデルの横に、座る。
……視界に、ニコラスの姿を探しながら。]
/*この村、悪夢を見る人がいっっぱい><。。
普通に眠れる人って、
ゲルトさんとクララさんくらいでは…
クララさんも今夜は…><
[フリーデルがゲルトについて問い掛けたいと思っているとは知らず。ただ言われたことのみ口にする。]
そう言っでもらえると気が楽になるだ。ありがとう。
だども、もしこの霧の中、教会まで戻っていたら。例えこんなことが起きなぐっても、神父様と二人だったとしても。やっぱり皆で宿屋に集まっでいた方が、ずっと心強いし、安心できると思う。
・・・だがら、何があっだら、遠慮なく言うだよ。何人か集まったら、きっといい考えも浮かぶだろうし。
シスターが神父様心配しているように。わしもシスターを心配してるんだがらな。
[シスターが何を抱えているか、気になったからこその呼びかけだったが、心配しているのは間違いなく本音だった。女性がこんな騒動に巻き込まれれば、気が滅入るに決まっていると。]
──朝・301号室の前──
[クララの身体を支えながら、考える。一体この部屋で何が起こったのだろう。そうしている内に人が集まってきて。
部屋の中へと入っていったヨアヒムがバルコニーの下を覗き込み、「見ない方がいい」と声をあげているのが聞こえる。>>105]
……。
ク、クララ。行かない方がいい、よ。
[ヨアヒムの言葉や、バルコニーから発見できたらしい状況から、ゲルトは何者かに殺されそしてバルコニーから突き落とされたのだろう。と誤った解釈をしてしまった。
昨日、自分が死なせてしまった子羊の惨状とゲルトを重ねて想像してしまい、ゾッとする。
もしクララが、ゲルトの遺体を確かめる為に動くようなら力尽くでも止めようと思った。]
──あ、ああ。分かったパメラ。
[クララを談話室にと言うパメラ>>132に頷き、クララを連れて行こうとしたが。ゆっくりとした足取りでやってくる少年の姿を見つけ。>>106]
ペーター……?
あっ、ペーター! 部屋の中は……!
[止めようとしたが、クララを支えながらでは無理だった。部屋へと入っていく少年を見送る形になってしまい。
そして、部屋の中でのペーターの様子と叫びに、目を丸くすることになる。*]
―教会―
あの甘ちゃんが・・・・
[棺の用意をしながら、小さな声で毒づく。
無慈悲にも自分が、自らのエゴで殺した癖に見送りなどと偽善もいいところだ。反吐が出る。
その後は、ただ黙々と埋葬のための作業をしているだけだった。]
― 回想・ある夏の日 ―
[父親が行商の手土産にその花をくれたとき、まっさきに浮かんだのは、テレージアのこと。
太陽に向かって咲くというその花は、彼女が持つ方がふさわしいように思った。
あれは夏の日の午後のことだったか。
祖母の家にまた遊びに訪れていた。
父は、行商の手土産に“ヒマワリ”という花をくれた。
元々は、ヒマワリは祖母へのお土産だったのだが、からかうようにして自分にくれたのだった。
「花をプレゼントできてこそ男だぞ」
そう、笑いながら頭を撫でて父は言った。]
[テレージアの家に向かった。
息をはずませて、走って。
でも、■darkcyanのリボンを結んだ花を傷つけないよう極力気をつけて。
彼女にこの花をあげたらどんな顔をするのだろう。
ばくんばくんうるさい心臓を押さえつけるようにして走って向かった。]
[家の前に着いたとき、慌てて隠れた。
見覚えのある黒髪の少年がテレージアと話しているのが見えたからだ。
手の中の黄色い花を見て、彼女の表情を見た。
…彼女は陽の光のように笑っていた。]
―宿・談話室―
――……そうじゃない。
いま考えるのは、そういうことじゃない……。
[それは、何に対する否定だろうか。
その手には、気付けにと渡されたブランデーの、空になったグラスがあった]
ゲルトは殺された……いや、人間じゃない何かに、喰われたんだ。
……これから、どうするかだ……違うかい。
いつ来るかも判らない助けを待つか……危険を承知で逃げるか。
でなければ、それとも――……、
[自分達で犯人を捜すか――という言葉を口に出来るほどのアルコールは、グラスにはなかった]
― 回想・談話室 ―
薬ですか?
……高くつきますよ?この薬は長く使えるとーっても質のいいものなので。
ざっと1000くらいいただきます。
[ヨアヒムはどんな表情をしただろうか。]
― 回想・談話室 ―
薬ですか?
……高くつきますよ?この薬は長く使えるとーっても質のいいものなので。
ざっと65000くらいいただきます。
[ヨアヒムはどんな表情をしただろうか。]
……嘘です。ご安心を。
本当は650ですので。
[実は相場の1.3倍くらいの値段なのだが、男には容赦しない。
お代をそのままいただけるのなら笑顔で会釈して薬を渡すだろう。]
──談話室──
[ペーターの様子はとても気になったが、今はクララをこの場から離れさせることが先で。
彼女を談話室まで連れてくるとソファーの一つに座らせ、自分も隣に座り。「何か温かいものでも飲むか?」などと尋ねながら、心配そうにその様子を見ていた。]
ニコラスさん?
風邪薬はいろいろ種類ありますが、どんな症状なんですか?
[「俺って薬屋だったっけ。薬屋アルビンと名乗りを変えた方がいいのかもしれない」
そんなことを考えながらも旅人から症状を聞いて、適切な薬を渡した。]
ニコラスさんは旅仲間ですので、お安くしますよ。
[そう言いながら相場どおりのお代をいただこうとするが、ニコラスがお金を持っていないようなら後日でいいですと言うだろう。]
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