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/*
ところでさっきから。
天気がこええwwwwwww
そして、意識が飛び石になってるの、なってるのよ……!
大人しく、ねる、か。
[道を進む。奥の色濃い白竜の力の気配のおかげで、道を迷うことは無い。
広い場所に出る前に、いち早く人の気配に気づくだろう。]
……ロシェ姉様。
あれは…カークさんです。
[共に歩きながら、待ち人の名を囁いた。
急に対面して、動揺させたくなかった。
先に言っておいたところで、つらいのは違いないのだろうけれど]
あぁ、でも。
謗られたって思う方が辛いなら、謗ったことにしてくれればいいよ。
意地悪だからね。
[そう言って、アデルに微笑んだ。]
ああ、いってくる。
[ウルズを、イリスを、一度ずつ見たあと背を向けて]
ちょーっとばかり怖いかもだが、静かにしてろよ。モーントシュテルン
[肩に影の鳥かごにいれた白梟をのっけたまま、気楽な態度で歩きだした]
[アデルが悪いんじゃない。
彼もきっと、迷って、悩んで、苦しんで。
彼だけじゃない、ほかの人だって皆そうなんだろう。
でも、だからって簡単に許せるほど人間が出来てるわけじゃない。
胸がちくちく痛むけれど、蓋をした。]
[広い場所に出る。
中央付近にはカークが見えた。そして南側、揺り篭の気配のほうにウェルシュ。フランツィスカも視界に捉えたか。南側のほうにいるウェルシュに本当に挨拶にいくというようにゆっくりと近づいていく。]
よぅ、ウェルシュ…いや、シュトラールといったほうがいいか?
[さて、あの時は残っていたがどのようになっているのか]
/*
あれ狙撃手って死亡確定だったかしらと調べてきたら、一応生き残る可能性もあるのよね。半分以下(だよね?)だけど…。
[広い場所に出る。
中央付近にはカークが見えた。そして南側、揺り篭の気配のほうにウェルシュ。フランツィスカも視界に捉えたか。南側のほうにいるウェルシュに本当に挨拶にいくというようにゆっくりと近づいていく。]
謗られないと思わない方がおかしいと思うが?
[純粋に疑問に思い首を傾げる。
後悔はしていないし、自分自身の意思でやったのは事実。
それと他の人から責められない事はイコールにならないように思える。
フレデリカの考えがいまいちよく分からない。]
…それとも自分自身で望んでやった事は他の人から見ても正当だと、そういう事なのか。
それは違うと思うが…。
[根本的に考え方が違う気がした**]
―モーントシュテルン視点―
[一度、不思議そうに首を傾げたが、
付き合ってやる、と言うように、影の鳥かごの中で落ち着き始めた。]
[四層に意識を移してからは、ずっと落ち着かない気分でいた。
私は。
[カークの、ウルズの、シメオン…イリスの、覚悟。
背負える限りを背負おうとしているタイガの意志。
血に縛られず真直ぐ立った、
アデルの冷静に見続ける態度。
それらを、いつかのように少し離れた場所で感じながら]
私も、最後まで。
[足元がおぼつかないような不安を覚えていた]
馬鹿ねぇ、こういう時は嘘でも「うん」って言いなさいな。
言葉にすれば、無茶でも叶う事はあるのよ。
[>>+163ここらがアデルが強情と言う所以だろうが。
ふっと息を落としてから。]
あっさり返ってきたらタイちゃんって呼んであげようかと思ったけど…
まぁ…頑張んなさい。
[呼ぶか呼ばないかは微妙に暈しながらも、
励ましの言葉を添えた。
遠くを見る。
白竜側も黒竜側も、思い思い進んで居るようだ。]
― 第四層:『揺り籠』への入口付近 ―
[先に進めばきらきらと。
垣間見えるのは、輝く闇。
『御魂』たる赤子と月光の剣が外に出された後に生じし、『
足を止め、それをしばし見詰めた後、くるりと振り返り。
ゆっくりと近づくディーク>>137の姿に、目を細めた]
……ディークさん?
それとも……『
[緩く首を傾いで、問う。
さながら、用があるのはどちらだ、とでも問うように。**]
/*
まぁ、理由はどうあれ人に殺されることはお互い様というか。
人殺しを謗ることは、今まで自分が殺してきた人達の命を何だと思ってるってことになってしまう気がするんだよね。
しかしこれをフレデリカの言葉に変換するの難しいな語彙が少なすぎる…
[>>141 川で魚を追いかけて思いっきり深みに落ちて溺れかけた話になればまずふくれっつら間違いなしだったのだが。
そんな会話をしていた時間さえ、今は懐かしい。
安心させるように叩かれた肩も、左程安心という意味での効果は無い。
肩をたたいた手をそっと握り、放した。]
そうみたいですね。
[頷く頃には、広い場所に出ているか]
― 少し前 ―
黒竜の中に、ウェルシュを見た。
上手く表現出来ないけど、黒竜でありながら時折、「良く知るウェルシュ」が顔を覗かせているのを感じた。口調とか、表情とか、端々に滲む心根だとか――…
[ウェルシュという器の中に黒竜と本来のウェルシュの意識とが混在している、という仮説が自分には限界だから、そういう前提での話になってしまうけど、とタイガ>>+87に向き合う。]
侵食。蝕まれている――…?
魂が二つ別にある、…それなら、概ね感じた通りと捉えて良いかも知れない。
[ツヴィンガーの視たもの。>>+124
「視る」事が出来ぬ自分には、侵食が進行する>>+134可能性も含めて、成程と頷くしか出来ない。]
ごめんね。
タイガさんに、余計に背負わせて。
[タイガの返答>>+165>>+167に、申し訳ないと思いながら安堵する。
些細でも良い、少しでもこんな理不尽を強いた神様、どちらに対しても。
彼の笑顔に、こちらも笑顔になって。]
ありがとう。
[これ以外は、余計な気がして。
ただ一言のお礼を返した。]
言霊、だっけか。
[言葉にすれば>>+173の言葉に思い浮かんだ単語。
身に宿る力を言葉を介さずに行使するタイガにとって、疎遠とも言えるものだったけれど]
…言葉にしなくたって叶う時は叶うよ。
でも、そうだな。
だったら「しばらく戻ってくるな」ってのをヴィッグ兄の想いとして背負っていくよ。
それで勘弁してくれ。
[呼び名については呼ばなくて良いと思ったけれど、その時はその時か、とも思い口にはしなかった]
そりゃこっちの台詞だな。
ウェルシュ…いや、黒竜≪シュトラール≫といったほうがいいか?
[隣に飼い主がいるぞーーというように、片手で白梟の翼を軽く撫でながら、ウェルシュ>>142へと聞き返しながら]
…ま、どうやらウェルシュは残ってるみたいだがな。
なんで残してるんだ?邪魔だろう。ま、好みの問題だからいいがな。
[静かにその内面へ見つめようとして]
ウェルシュと黒竜の意志…心の向きが一致しているから、本人やカークが主張している通り、同一のものと見做すべきなのかも知れない。
…ただ、俺にとっては矢張りウェルシュはウェルシュで、黒竜は黒竜だ。
[どうやっても二つの魂が同一だと思うことは出来ないし、二つで一つのウェルシュを丸ごと受け入れることも出来ないと識っていた。
諦めたわけではない、「出来ない」のだ。
彼や彼の眷属や、神の名を何らかの形で受け継ぐ者らのよう、置かれた立場を理解できるだけの場所に、そも、自分は居ない。
それを歯痒く思うからこそ、近しい魂を持つであろう者に然も分かったかのような忠告を受けた時には、大きな反発しか覚えなかった訳なのだが。]
[受け容れて、手を伸ばす。
自分の望みはどうあれ、それは自分の役目ではないこと、知っていた。――ただ]
他に方法は無かったのか、とは。
死んだ今でも、少し…痛む。
[弟とも近しく思っていた者に、剣を向けたこと。]
でも、よくがんばったな。急に目覚めさせられて、育ててくれた父親を初め親しい人間を殺してしまって、そうせざるを得なくさせられて
[そう、ウェルシュへと優しく語りかけ]
[どうやら知れ渡っているらしい。
フレデリカの言葉にシメオンを思う。
あいつの秘めた覚悟が薄くなっていく気がして複雑な思いではあった。
けれど。
神様の鼻をあかせと言う言葉には、瞬いた後に下を向いて。
ひっそりと、泣きそうな顔で笑った。]
あぁ、そうか…言い直す。
僕に限っては、人殺しはお互い様、だからさ。
殺されたからって、謗ることは出来ない。
僕に殺された人の命を、踏みにじるみたいで。
だから、僕にはアデルさんを謗ることは出来ないんだよ。
意思をもって選んだなら、尚更。
[伝わらないかもしれない。
考え方が違うのもあるだろう。
困惑した様子のアデル>>+170が納得できてもできなくても、これ以上の理由は無い。]
謗ってほしいなら、他の人にお願いするといいよ。
[嫌味のつもりではないが、そう取られてもしかたないことを言った。]
[手を双蛇刀にかけて抜けば、それだけで大気が震えプラズマを呼び起こす。
...もまた、古神の一角である。
倭刀を抜き放ち、先程までのゆったりとしたペースを消し去り、唐突に速さをもって急接近し右手より袈裟斬りに切り上げる。
逃すことを許さぬ速さで放った剣閃は同じく古神の剣に捉えられるか。]
― 少し前 ―
そう、でしたか…。
少なくとも、リヒャルトさんが対面していた時は、まだ呑まれきれていないと見れますよね。
侵食されていたとしても、ウェルシュはまだ、居る。
[まだ居るならば、『
リヒャルトの言葉>>+175もまた、この先を決めるために頭に入れておくことにしたのだった*]
……ええ、見ていました。
死にたくないと思っていることも、分かっています。
[シェイの言葉>>+174に肯定の意を示す]
だからこそ、私はその命の重さと、彼女の、皆の想いを背負わなければいけません。
シェイ君を責める気はありませんよ。
覚醒が遅れた原因は、結局のところ私なのですから。
[何度か示唆されても、否定しようとしていた。
否定して、認めようとしなくて、その結果、命を落としたのだから]
構いません。
背負うと決めたのは、私ですから。
[謝罪>>+176にはふるりと首を横に振る。
それが何も出来ずに居た自分が出来る、唯一のことなのだろうから]
[カークとロシェル、二人の会話を少し後ろから静かに聞いている。
ウェルシュとツィスカの気配は南。
カークを通り越すことができれば、聖域はすぐそこだ。
あまり妨害されるとも思っていないが、もう少し様子を見る。]
……殺気がなければいいのですか。
[なんて、独り言呟いてみつつ]
―――…俺はカークを恨んでるよ
許せねえし許すつもりもねえ
憎まないとか、……あいつも言ってたけど
俺にはわかんねえから
[その後、ツヴィンガーとシェイとの応酬に加わっていれば、タイガに咎められたり。最中、アリーセがそろそろ距離を空けて行くのに少し瞬いたりもしたか。
そうしているうちにキノコ地帯に人が集まり始めたのに気付くと、そっと生者へと視線を向けた。]
………ああ。
[頬を撫でる手、その感触を知覚することはもう出来ないが。其処から静かに自分の身体が凍って行くのを、じっと見詰めていた。>>60
深い刃傷より流れ出た血はその殆どが地に染み込み、暗い岩床をより黒く染め上げている。]
― 夢幻 ―
[月光の剣と、双蛇刀が交わった僅かな間隙に意識を飛ばさせ、引き込んだ。]
(シュトラール。長生きしすぎてもまだ変わらないままか?)
[それをいえば自分もそうなるといえるか。だがあえて問いを投げた。
合わせたことで天秤(ヴァーゲ)の昔の記憶>>4:30>>4:37>>5>>9も同時にこちらのいくつかの記憶が流れ込んだりもするだろうか]
死後の世界か。
どうかな、ここがそうなのかは知らないけれども…
[或いは“狭間”のようなものか、とも。
皆、未だ死んだ場所に囚われた儘だ。
その先があるのかも分からない、が。]
………ありがとう。
[現世に留まった儘の想いは山とある。
それでも、送ってくれることは少し、嬉しい。
シェイと、自分のものと。二つ並んだ氷の棺>>+61に、瞳細めた。]
/*
間の意味がわからんが、多分、通れそうだとかいう「の」は、さくっと気にすんなされたということだろうと推察する。
[会話だけで終わるとは思っていないが、ロシェルが戦って負けるとも、思っていない。
けれども、ロシェルがカークを打倒したとしても、シュトラールを倒すには、ロシェルと自分の力では足りない。
―――守護者の復活を急ぐ必要がある]
……姉様。
死なないでくださいね。
わたしは、一足先に聖域に向かいます。
[そう言って、北側の壁沿い、奥に向かって進もうとする。
シュトラールたちが居るのは南。
カークが何もしなければ、そのまま走り抜けていくだろう。]
[周囲には光の剣と蛇の刀が火花を散らし、鍔ぜり合うようにみえただろう
体感時間としては数時間といえたかもしれないが、現実に流れる時の流れとしては、数分かぐらいであったか。刀の力を急遽抜いて後ろへと飛び間合いを取り倭刀を収める。
ケガはさせてないし、してもいない。最もシュトラールよりも枷のないヴァーゲの一撃にどれだけの負担を帯びたかは知らないが]
ちょっとは稽古になったろ?
[船上での会話>>0:151を思い返してへらっと笑みを浮かべた]
[ウェルシュはウェルシュ、『
リヒャルトが紡いだ言葉>>+178は自分にとっても同意出来るものだった]
[けれど]
[属する者と属さぬ者との差なのだろうか。
心の奥底ではひっそりと、受け入れる準備が出来ている。
それが為される時は恐らく、力を振るう時なのだろうが]
……ん。
[落ち着かない内面に目を向けていたら、名を呼ばれた。
顔を上げると、リカ>>+188がこちらを見ていた]
なぁに?
[思考の一部が表に漏れていたのを自覚していなかったから。
少し力ない笑顔で問い返していた]
それじゃあ…お願い、します。
[タイガの笑顔>>+185に、謝る代わりに頭を下げた。
自分がタイガに託した願い。
黒竜だけじゃない、白竜だって勝手だと思う気持ちを隠すこともしないそれ。
シェイがそれに対してどんな思いを抱いた>>+180か気付けはしなかった。]
っと、よう、フランツィスカ。結構人が死んじまってるが元気そうだな。
あ、それとちゃんとペットの躾はしとけよ。
[ツィスカにいいながら、どうするよ?というようにモーントシュテルンを見る。
望むならば解放して飼い主のところにいかせるだろう。
―――そして、語る言葉を終えたところ…時間稼ぎともいうものを終えたところで...は影に溶けるように消えていった**]
お帰り。
……整理は付いたか。
[フレデリカを迎えるのは、一言。>>+139
駆けて行ってしまうのには少々困惑を表情に乗せたものの、少し考えたのち追うことはなかった。何か思うところもあったのだろうし、一人で整理を付けたい事もあるだろう、と。自分にもある。
案外と近くに居たのか、空間の所為か、タイガやアデルと交わす会話の断片は時折耳に入っていたから、そんな事を言って。]
そうよ。
アタシがそうだったからねぇ。
[死にたくないと、もっと生きたかったと。
叫んだから神の慈悲を得られた。
勿論そればかりではないのは解ったが…それでも、そう思う。
>>+177タイガの言い様はもっともと思いながらも肯定はせず。
背負っていく物の事には笑んだ。]
仕方ないわねぇ。
おまけしといてあげるわよ。
[どこまでのおまけかは決めてないが。
そう言って、先をほんの少し託した。]
[>>159 投げナイフが飛んでくる気配に飛び退る。
危うく牽制どころか顔面ヒットするところだったそれを避けて冷や汗。]
細けえことは気にすんな…でしょう?
ヤボ用ってやつです。
[>>154 カークの台詞をそのまま返して、自分の唇に人差し指を立て、笑みを向ける。
自分が何をするのかは、気取られてはならないが、とっさのごまかしとしては余り上等とはいえないか]
…リセ、なんだか。
[力ない笑顔を返すリセ>>+190を見上げ、少し、迷って。]
くるしそう、だったから。
……本当にな。先に逝かれるこっちの身にもなれ。
と言いたい所だけど。
そうじゃないな。護れなくて済まなかった。
何度も後悔したよ、あの時俺も着いて行くんだったと。
[そうしたとしても、命喪う順序が前後する可能性があっただけ。齎される結果は変わらないのだろう。知った上で、あの場と同じ謝罪を紡ぐ。
お守りについては、いや、と首を振る。]
お前が死んだ時点でそうする心算だったし―― ああ、でも、まさか戻ってくるとは思わなかった。
[篭めた力のこと。
フレデリカの危機に効果を発揮することは願ったが、破壊すれば戻るなどとは完全に予想外のこと。フレデリカの祈りが少なからず作用したかも知れぬことは、知らぬ儘。
礼には首を少し傾ける。何のことだろうかと。]
― 少し前 ―
元々、ウェルシュって子供の中シュトラールが無理やり入り込んだんでしょうね。
何故残ってるかは解らないけど……まぁ、そこはどうでもいいことかしら。
肝心なのは残ってるっていう事実の方だから。
[>>+175リヒャルトの声が混じれば、そちらにもそう返す。
何で残してるんだ>>146とのディークの言葉が至極すとんと胸に落ちた。同じ疑問。同じ問い。とはいえ疑問ではあるが、たまたまかもしれないし、あるいは侵食出来ないほどシュトラールが弱っていたのかもしれない。これもまた、ウェルシュらにしか解らないだろう。ディークを見ていれば答えは得られるか。
天秤、とディークはウェルシュは呼んでいた。
残った人選を思えば、そこが当てはまるのは道理ではあるか。
あれが天秤…と、興味深く、会話を見届けるように意識をそちらにも傾けて。]
[ムカツク、という声にくすりと笑って]
ふふ。
何をしにいくんだと、思います?
正解は教えませんけど。
[じり、とカークの手元を警戒しながら、どうにか進もうと様子を伺っている]
ううん。
[お帰りと迎えてくれる幼馴染>>+193に返したのは、緩い否定。
整理はつかない。ついていない。
目の前にいるこの人が、殺されてしまったことが悔しい。
でも、またこうして話せることが嬉しくもある。
他にも、いっぱい。
でも、それは自分だけじゃない。]
…ルトこそ。
[幼馴染こそ気持ちの整理をつけたいだろうと、見上げ、見つめた。]
苦しそう?
[小首を傾げてリカ>>+196に答え]
……ああ。
ザワザワするの。ここに来てから。
全部手放してきちゃったはずなのに、何故かしらねぇ?
[胸元に手をあてて、肩を竦める。
妹の前だ、という感覚を得たことによって、一見、調子を取り戻したような]
ううん。
ルトは、護ってくれたよ。
…僕が、敵わなかっただけ。
[幼馴染の謝罪>>+197に、ふる、と頭を振る。
後悔させてしまったことも、苦しかったけれど。]
…うん。
戻ってくれて、良かった。
僕、ルトに守ってもらってばかりで死んじゃって。
少しくらい、ルトがくれたもの、返したかったから。
[それでも、幼馴染は死んでしまったけれど。
泣きそうになるのを堪えて微笑み、首傾げる様子に気付いて。]
シェイ君まで。
[フ、と笑う。さっきよりも普通に笑えた。
慕ってくれる二人に心配をかけたくはない。
それは虚勢に似ているが、確かに心を支える綱でもあった]
大丈夫よー。
これ以上どうにもなりようがないでしょう?
…ルトがね。
僕の為に怒ってくれたの、嬉しかったの。
悲しんでくれたのも。
だから…ありがとう。
[ひどいよね、と申し訳なさそうに笑って。
でも、目をそらしたくなくて、見上げ。]
…ごめんね。
[フレデリカ>>+192には笑んで頷きつつ。
シェイの言葉>>+191に]
…正しく彼女の想いを汲めるかは、あまり自信がありませんが、ね。
[返したの情けない苦笑いだった。
人の機微に敏感、と言うわけではないため、自信があるとは言い切れない]
[役目だった>>+195と言われれば、それ以上返せる言葉は出て来ず。
問いかけには考える素振りを見せて]
”唯一、黎明の黒竜に対抗出来る者”
…そういうことなのでしょう?
[死の際、シメオンが叫んでいた言葉を挙げ、問い返すことで答えとした。
その心中に未だ迷いがあるのは、瞳の揺れで気付かれるかもしれない]
………!
[駆けてくるロシェルに、
好戦的な笑みを浮かべて迎え撃つ姿勢。
剣の柄を握る手が、汗で滑らないように気をつけないとな…とちらりと頭をよぎる。]
― 少し前 ―
呑まれる…俺も最初はそう考えたけど、どうも違う。
共存思考って言うべきかな、「侵食」が、ウェルシュの意志の元である可能性も――若干、見た。
なんていうか、成す術無く操られているとかじゃあない。
黒竜の魂による何らかの働きかけや影響があったかまでは、本人でない以上分からないけど。
でも―――ああ。
居るのは、間違いない。
[タイガの言葉>>+182を後押しするも、再び襲い来る酷い無力感に一度言葉を切って、ツヴィンガーの推論>>+198にも耳を傾けた。]
―――…
[思い出す。この身から心臓を取り出し、喰らった時のウェルシュの表情。搾り出すような声。
様々な思いが去来するけれども、未だ整理はつかなかった。]
リセ…?
[アリーセの言葉>>+201に、言いようのない不安が沸いた。
それが何かわからない、ぐ、と唇をかんで。]
…リセは、まだ、手放してないよ。
フランツィスカさんが、いる。
[まだ、彼女の大切な存在は生きている。
彼女の名を口にするのは、いくつもの痛みが胸に刺さったけれど。]
[>>166 トイレなら、と言うので]
トイレ…じゃあトイレということで。
[とか言ってたら、>>164>>166二人の応酬と剣の鳴る音。]
…カークさん、イケズって言われませんか?
[じゃあ邪魔しよう、というのにそんなことを返したりしつつ。
二人が剣を交えあうのなら、にじりにじりと壁伝いに奥へ進もうとする]
/*
・リヒャルトから
呑まれる…俺も最初はそう考えたけど、どうも違う。
共存思考って言うべきかな、「侵食」が、ウェルシュの意志の元である可能性も――若干、見た。
なんていうか、成す術無く操られているとかじゃあない。
黒竜の魂による何らかの働きかけや影響があったかまでは、本人でない以上分からないけど。
でも―――ああ。
居るのは、間違いない。
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メモメモ。
って、ヴィッグ兄に返してねええええええええ!!
[ログ遡って気付いた]
[元より加護を離れ自由を求めた血。
その少ない力を渡すということが何を齎すのか、この時もまだよく分かってはいなかった]
そうね。
ツィーがどこまで頑張れるかは、見届けないと。
[それはタイガとも話していて理解してること。
リカ>>+208に頷き、少し考えてからスッと近寄った。ツィスカの名が痛みを齎していることは想像が及んでいなかったけど]
やだ、リカの方が痛そうな顔をしてるよ。
そうね。まだ大丈夫。
リカも、シェイ君もいるんだから。
[軽く肩を抱き寄せ、すぐに手を離した。
同じ行為をシェイにもしようとするのだが、さて、女性の前でのそれは受け入れられるものかどうか]
[ウルズとカークが切り結ぶ前後になるか。
部下とシェイの声にふとつられるようにそっちを見て。]
あらどうしたの?元気ない?
[瞬いてアリーセの方を向いたが。
>>+209フレデリカはともかくシェイを抱きしめようとする様子は、
ついしっかり見ていたかもしれない。笑みと共に。]
[言霊について>>+194は、そっか、と返すに留め。
おまけにしておく、と言われると、思わず微苦笑を浮かべた]
一応、礼は言っとく。
[従兄には勝てないなぁ、と感じる。
元より勝つつもりは無いが。
ただ、こう言うやり取りが出来るのは、少しだけ、嬉しかった。
こうやって話が出来るのも、もう少しで終わってしまうのだから]
[>>170 刃の交わる澄んだ音の後、押し合う気配。
それを逃さず駆け出す。]
姉様、行って、きます!
[それだけ叫んで、走り出せばすぐに曲がってしまう通路の奥、姿は見えなくなるだろう。]
……そんなに変な顔、してました?
[ツヴィンガー>>+210にまで言われ、ペシッと勢い良く両手で自分の頬を叩く。
良く知られてるリカやシェイに気付かれてしまうのは、情けないがまだ仕方ないかと思えても。ツヴィンガーに知られるのは恥ずかしいと思った]
…だって。
[肩を抱き寄せるリセの言葉>>+209に、言い淀む。
痛みは、ツィスカの名を口にしたせいだけじゃない。
リセがカークと対峙して、シェイの手を取った時。
彼女が消えてしまう、そう思った。
何故だか、あの時と同じ気持ちを、感じていたから。
問われても、口には出さないけれど。]
………そう、ですね。
無為には、しないつもりです。
[シェイの言葉>>+212に瞳を瞑り、一つ頷く。
続く言葉には、幾許か間を空けて、伏し目がちに瞳を開いた]
そうか。俺もだ。
直ぐにつくものでもなし―――…良いんじゃないか。ゆっくりで。
少なくとも俺も、全部見届けるまでは無理だ。
[整理は付かぬままだと首を振る幼馴染を、同じだと受け入れて。>>+199
護ってくれた。そう告げるフレデリカの言葉>>+202から石が効力を発揮したとまでは汲み取れなかったが、直接護れなかった以上、悔いは残り続けるのだろうとは漠然と思う。]
貰っていたのはこっちの方だよ。
いつも、力をくれてた。
[何を言ったら良いのか。暫し、見詰め返し。
その微笑に混じる物を見て取れば口を開きかけたが。]
──分かっています。
中途半端な状態では、為し得ないと言うことは。
ただ……別の道も無いかと考えてしまうのです。
[ウェルシュを護りたいと思うから]
諦めていない人も、居るのです。
だから、まだ決めかねている。
…心配しないでください。
それだけに拘るつもりは、ありませんから。
[それなりの覚悟は出来ていると、言葉の裏に想いを載せる]
……馬鹿。
大事な物持って行かれたんだ、怒るのも悲しむのも、当たり前のこと。礼を言うのも言われるのも何だか、変だ。
[目を逸らそうとしたけれども。
何故か見上げる視線を外せずに、困ったように微笑んだ。]
……不思議だな。
あれ程激しい感情に囚われていたのに。
今こんな風にお前と、お前たちと話せること、普通に受け入れてる。
[死んだ自覚が無いのだろうか、それとも逆か、などと思い馳せるが。
またも足された謝罪>>+204には、ぐっと奥歯噛み締めて。]
[道中、背後に遠ざかる剣劇の音をききながら、カークと相対するロシェルのことを想う。
すでに、説得するなんて段階ではない。
戦わずに済む道なんか見えなかった。
だから、何も言わなかった―――彼に殺されていった人たちを思い出すから、何も言えなかった。
仮に説得が効果をもったとして、その先に明るい未来を視ることができなかったから。
幼馴染だと聞いた。
長くはなかったが寝食を共にしたのだと。
一緒に暮らせるなんて少しうらやましいと思ったから、よく覚えている。
きっとここに居る誰よりも、カークのこの状況に胸を痛めているのだろう。]
こんなの、絶対におかしいです…
[歯噛みしながら呟く。
そうして進んでいけば、目的地―――白竜の力の溢れる出てきていた場所、聖域とたどり着いた]
フフ、もっと感謝してくれてもいいわよ。
[>>+211タイガの胸中は直接読めないが、そんな事を言い返す。
もうすぐ終わるのだろう、生前の時と同じような会話。
それをとても楽しんでいるのはこちらも同じで。
ちらりと向こうを見た。
シメオンが祭壇へと向かうのが見えれば、少し目を細めた。
ああ本当にもう直ぐだ、そんな事を思いながら。]
でしょう?
フフ。ごめんごめん。落ち着き無くて。
[リカ>>+214とシェイ>>+215、二人の肩を抱いて。
シェイからは手を重ねてもらうまでして。
二つの力に揺れていた不安定さはナリを潜める。
欠けている部分に二人の想いが触れ、今にも消えかねないような危うさは表から消えた]
ありがとね。
[今度こそいつものように笑って、二人の頭をぽふりと撫でた]
謝ってばかりだ、フレデリカは。昔から。
それ以上謝ると、許してやらなくなるぞ。
[僅かに眉寄せて、一歩近付いて。
そうしようとすれば逃げられる程度の強さで、小さな身体を抱き締めようと腕を伸ばした。
捕らえる事が出来れば、道に迷った幼い子供にするかのように、背をぽふぽふと叩くだろう。]
………、死なせてしまったことも。
死んだことも、もう、変わらない。
だから、そういう謝罪や感謝は要らない。
キリがないからな。
どれだけ時間が在るかも分からないのに、ごめんね言い合って過ごすのは俺は御免だ。
…うん。
[自分と同じく、整理は付いていないという幼馴染>>+217に頷きを返す。
見上げて、返された言葉に少し、瞬く。]
…ほんと?
[貰っていたという幼馴染に、問い返す。
少しでも、力になれてたのだろうか。
もしそうなら、すごく。]
嬉しい。
[堪えてたものが、零れた。]
[扉は押すと、招き入れるかのように軽く開き、中へ入るとひとりでに閉まった。
周りを注意深く視ながら進み、階段を上る。
空間一杯、床に描かれているのは蘇生の為の魔法陣だ。
それを確認した後、さらに奥へと進む。
周囲の壁には、白竜信仰独特の文様が刻まれているくらいで、特に情報はとれなかった。
二体の像に挟まれた中央、石碑がある。文字が刻印だったのは幸いだ。]
……なるほど。
足りれば、もしかしたら。
[ロシェルは、自分の”方法を探す”という言葉を信じて行かせてくれた。
最後まで足掻こうと。
儀式のことが書かれた石碑を指でなぞりながら、懐からタイガの腕からもってきたものを取り出す]
…これの力を借りられれば…
[天眼石のブレスレットを魔法陣の中央に置いて、自分は魔法陣の掻けた場所―――石版の前へと跪いた。]
/*
は。
図らずもアリーセと同じような行動を取っていたの把握。
あるある、あるよね…!
しかしどこまで遡ればいいんだろうな、まだあおいせかい組の一部は三層に居る、でいいんだよね(空間把握は曖昧で良いらしいとはいえ)
だ、って。
[馬鹿>>+220と言われれば、少し言い淀んで。
でも、困ったように笑う顔が、昔のそれに重なって、少し見惚れた。
ぐっと、噛み締めたのに気付くとやっぱり怒るよね、と苦しくなったけれど。]
ル…
[伸ばされた手>>223。
抱きしめてくれるその手が、懐かしくて、昔と同じで。
嬉しくて、痛い。苦しい。
背に手を回すと、ぱたり、また涙が零れた。]
だ、って。
ルト、僕、ルトに。
ん?
いーえ、変じゃないわよ。
[>>+214>>+215>>222部下やらシェイやらと抱き合っては、沈んだ様子から戻ってくるアリーセの事を、楽しそうに(主にシェイの反応を)見ていたりもしたのだが。]
やっぱり可愛い顔してるわねぇって思ってたトコ。
勿体無いから、笑ってたほうが良いわよ?
[遠まわしの慰めがややナンパじみているのは、わりとデフォルトだった。]
[する、とローブを落とせば、背の大きく開いた白いワンピース姿となる。
短く詠唱して呼び出した小さな氷の欠片を握る手が震える。]
……っ
[ふる、と一度首を振った後、最初に左手、それから右手の手首を横に切り裂いた。
氷片を落とし、両手を左右に突くと、魔法陣を形成している細い溝へとその血が流れ込み、白い燐光を放ち始めた。
同時に、何もなかった背に、欠けている魔法陣の一部が白い燐光となって浮かび上がり、魔法陣はようやくその全体像を露わにする。]
…ねえ、タイガさん。
あなたが必要なんです。あなたじゃないと、終わらせられない。
だから―――
白竜の御子たるシメオンの末裔、わたしの血を以て、あなたを今一度”白竜の守護者”としてこの地に呼び覚まします。
[生前未だ不完全に見えた覚醒も同時に促し、天眼石のブレスレットが共振に震える。
魔法陣に血が満ちるまでは、まだ少し時間がかかる**
また、そういう…。
リカ、ツヴィンガーさんっていつでもこうだったの?
[船の上でのことを思い出し、もう一度頬を軽く叩いて手を離す。
ただ、そんな遣り取りも浮上に一役買っていたのは確かだった]
[伝えたいのに、言葉が出てこない。
まるで、あの時みたいに。]
やくそくも、まもれなく、て。
[目を瞑って。]
もう、すぐ、だったのに。
[改めて、ちゃんと言いたかったのに、と。]
[シェイとの会話の最中、
……ああ、そうか。
[彼女の手にあった腕輪を見て、自分の左腕に視線を落とす。
/*
…ここでアレ落としたら流石にちょっと…かしら。
とはいえ今夜中におとしたいという。
[部下sをガン見している!]
──…シェイ君。
君の力はカークさんに取り込まれてしまった、のですよね。
もう、欠片も残っていませんか?
[不意に訊ねた内容は、相手にどう思われたか。
覚悟の先で必要な
視線はずっと、儀式を行うシメオン>>179に*向けられていた*]
ぼく。
結局、じぶんのこと、ばっかり、で。
すっごく、いやな気持ち、ばっか、で。
だから…
[ごめん、と言いそうになったけれど。
要らないと、幼馴染がそう言ったのを思い出して口を閉じ。]
だけど。
…きらいに、ならないで。
[小さく、そう*お願いした。*]
[リセの傍に行って、シェイも同じように彼女に声を賭けてくれて。
彼女の様子から不安を感じなくなって少しほっとする。
自分と同じように肩を抱かれるシェイに上官が楽しそうな顔をしていて>>+227。
楽しそうだなぁ、とか割と呑気に見ていたりしたのだが。]
え?
あぁ、うん。
[上官の言葉に対してのリセの疑問>>+228には、こくりと*頷いた。*]
アラ本当の事なのにねぇ。
[>>+228ねぇ、とは逆にこっちがフレデリカに同意を求めるように言う。
>>+235彼女の素直な頷きには否定もしないが肯定もしなかった。
ただ笑む。
ええにっこりと。]
まぁホントは元気が出るように、ってお菓子でもあげられれば良かったんだけど…。こっちには持ってこれなかったのがねぇ。
[向こうで食べられたっぽいマカロンを思い出しながら、
残念だわと、心底残念そうに呟いた。]
……名乗り上げ、させてくれ。
[いきなり何を言い出すのか、と思われても構わない。
自分が突拍子もないことを言い出すのは、今に始まったことじゃない。
けれど、自分には必要だと、思った。
半端に始めて、半端な気持ちで戦うのは失礼だし、全力で戦いたい、相手だったから。
だからこれは、気持ちの切り替えをする為の、必要な儀式。]
嘘じゃない。
……って―――
[見上げる瞳に応じ、直後零れたものにぎょ、と目を見開いた。泣かれた!と咄嗟、心がさざめく。何だかもう、こういう反応は昔に植え付けられた物だからか、そうそう変わるものでもないのだと知り、自分に向けて小さく苦笑した。
泣いていると思えば落ち着かぬ上、ややあって背に回された腕>>+226には僅かに身体を固くするけれど、今は特に何も言わず受け入れる。
こういう場合の上手い対処方法のひとつも身につけておくべきだったと頭を過ぎったのは余談。]
ん?
[言い淀む様に問い返しつつ、先を促すように耳傾けていれば、告げられたのは――]
………ああ。何かと思えば…。
[自分も気にはかかっていたが。
その日が彼女にとって泣く程重要で大事な事だったのかと改めて思い知らされると、何とも言えぬ心地になる。まるで十年前のあの日と、同じ。]
守れないのは、俺もお前も同じ。
それに、…ん―――…
[少し思案げに瞳を細める。
伝えられなくなった訳でもないかも知れない。
さっきはああ言ったけど、冬、迎えられないとも限らない。
そんな言葉は一時の慰めにもならないだろう。]
[例え、ロシェルが許可してくれずとも。
すっと息を吸って…]
お初にお目にかかるっ!!!
俺は黒竜の眷属にして、フィンスターニスを継ぐ者!
アロイス・オーステン・グランツ・フィンスターニス…
………だっ!
長い名前だから、覚えなくていいがっ!!!!
よろしくなっ、“ウルズ”!!!
[こうして黒竜の眷属を名乗るのは、
己の立場を、己に理解させる為の、宣言でもあった。
同時に、彼女にも、黒竜の眷属を殺すことを迷わせない為の。]
……やっぱり。
[リカ>>+235の素直な頷きを見て、ホゥと息を吐いた。
それでもそう言われて嫌な気がするはずはなく。微妙に笑顔>>+236から視線を外しつつ、ちょこん、と頭を下げたりして]
甘い物お好きだったんですか。
[マカロンの話を聞けば、残念に同意しただろう。
そんな会話も隙間を埋めてくれたから]
アッ!
[蒼月剣と双蛇刀、両者が触れ合い>>158力が弾けた時にも。
怯えずそれを見ることが出来たのだった**]
[何が変わるってわけじゃない。
ただ、名乗っただけだ。
それだけなのに、少し気持ちが軽くなってるんだから、
自分という男はとても単純な生き物だと*思った*]
そーだな。約束通りに、あの日のままの形で応えてやることは、
もしかしたらもう、この身では出来ないのかも知れないけど。
[永遠か有限かさえも分からぬ世界、それもまた推論でしかないし、生きて叶えたかった願いである以上、最早論ずる意味も無いという者も居るかも知れない。
けれど、簡単に棄てられる程軽い約束ではないのは自分にとっても同じこと…暫し、瞑目する。]
汚いもん抱えてるなら、吐き出していい。
感情ぶつけてもいい。
……嫌いになんかならない。なれない。
[何か言葉を飲み込む姿に>>+232 浮かんだ微笑を隠す。
先は分からないが、今はそこだけは安心していていい、と、請う声にはそれだけ告げて。
伝え損ねた自分の真意も、今は心深くに沈めた。*]
― どうでもよくはないけど過去の話 ―
「立派になったわねぇ。」
[シュラーフェンがほうっと息つき、しなやかな細い指で自分の頬に手をあてながら、上から下までこっちを眺めていた。
確かに、ここに来た当初から10年も経ったのだ。
魂だけとはいえ治りかけの体にあわせて魂もまた成長してゆき……あるいは逆かもしれないが。伸び盛りの時期をここで過ごしたため、身体はすっかり出来上がって、今では彼女よりぐんと伸び見下ろす程になった。
彼女が頬に当てていた手を、癖のある髪に伸ばしてくる。正しくは左目の上に。左目だけは、何故だか元に戻してはくれなかった。
シュラーフェン曰く、「アタシの眷属って証にもらっておいたから」とのこと。
片目は不自由だが、見えないよりはずっと良かった。
そんな空のはずのそこに、何か押し込まれるような感覚が生まれる。
窪んだままだと格好悪いからねと、彼女は片目を閉じて笑い
そして髪の毛の色に合わせたアイパッチを一つ、手渡してくれた。]
マカロン?
[……フレデリカの涙が落ち着いた頃、腕を離して。
上官の言葉に今更ながらに反応を示した。]
持って来ていたんですか。
嵐に耐え、湿気に耐え……強いマカロンですね。
[軍用の高機能鞄のお陰もあるのだろうが、甘味の無事をまずは讃え]
もっと早く出してくれればよかったのに。
[そんな事を言った。]
「もうアタシがヴィーにしてあげられる事は何も無いわ。
時期が近付いたら教えてあげる。
それまでは自由に過ごしなさい。
それが最後の世界の謳歌になるはずだから。」
[そんな風に口にする彼女には、人の運命でも見えているのだろうかとたまに思う。あるいは得られる数多の情報から未来予想を立てているだけなのかもしれないが。
もっとも自分の事に関していえば、寿命を迎えるだけだと彼女は言った。
彼女の眷属になってから約束をした。
それは今から10年後、シュトラールが復活するだろう地へ赴く事。
その為に死ぬかもしれないと言われて、また死ぬのかと眉を下げたが約束を承諾するしかなかった。10年を短いと感じはするも、死んだままよりはずっとマシだ。]
/*
ごめん、起きていた上にいとおしくて抱きしめそうになったとかメモに激しく書きそうだったじちょううるずさんじちょう。
カークありがとう! おやすみ。
ええ、行ってきます。シュラーフェンも、お体にお気をつけて、
…また会えるでしょうか。
[口喧しい神だったが、いざ別れとなると一抹の寂しさを覚えてしまう。
だからそう尋ねてみたが、彼女はゆるりとその美しい顔をゆるりと横に振った。]
「ダメね。きっともう、夢でしかあえないわ。」
[存外あっさりしたその返事に少し落胆したように眉を下げる。
すると神は指を伸ばし、つんと頬をついてから。]
「フフフ、だって仕方ないじゃない、アンタ
アタシに口調似てきて、二人揃うと超鬱陶しいんだもん」
[うっかり噴いた。それは最近になってようやく気づいた事で、気づきたくなかった事実でもあり…。]
こっ…このっ、だれのせーだと思ってるのよっ!
あーもう10年間も一緒に居たもんだからうつっちゃったじゃないの!
アタシは至って普通の美少年だったのに!
「うつったのは口調だけじゃないわね…美ってつけてる時点で色々手遅れよ。
ハイハイ、いーから行ってらっしゃい。
元気でね。風邪なんか引かないようにね。
ご飯は好き嫌いせず残さず食べるのよ。
たまにはアタシの事も思い出してね。
あと神回りに干渉しすぎるような事したら殺すからね。」
ちょっ、最後何か重大な事をさらっと―――――
[叫ぶ中、蹴落とされるように、水鏡の中に突き飛ばされて、その向こう側に落ちてゆく。ちょっとホントに覚えてなさいよと思ったが、くらりと意識は一度傾ぐ。
浮遊感
ゆらりゆらりと落ちてゆく感覚
それが止まった頃
頬が夢の世界では、感じることの無かった風を感じた。
こうして、再び地上の土を踏むこととなり、
二度目の生を得たのだった。
つづく。]
[>>+241息をつかれるとあらと、機嫌を損ねるのは本位では無い為、少し困ったような顔を向ける。
避けられた笑みをどう思われてるとかは知らないが、甘味の事を聞かれるとこれには柔らかい笑みを向けて。]
ええ、甘い物の美味しさを教えてもらってねぇ。
[神様に直接とは言わないが。
残念そうな呟きには、ホントにねぇ、とつい少し前、フレデリカと談話していた時と同じようにガッカリ溜息を落とし。]
島に来て開けるまで、しっかり袋閉じてたもの。
[>>+245そこいらの管理は万全よと、
賞賛に無駄に胸を張って部下に答えつつ。]
だぁって、流石に全員分は無いものー。
出すタイミングは考えるわよ。
まぁ生きてる時に一回出したけど、
その時居たのはフレデリカとカークだけだったのがねぇ…。
[今思えば死ぬ前の手向けのようだったと思うも、口にはしない。]
アラ残念ね。アタシが死んでからは早いもの勝ちだったものねぇ。
食べたのは、ウェルシュと、タイガと、アデルとフランツィスカ、だっけ。
…あら、1個足りないわね。
[誰か二つ食べたのかしら、とタイガの方を見たりもした。]
俺はお前《白竜》が嫌いだけど
この力《風》が役にたつんなら
全部全部、もってってくれ
[タイガの手をとる。
゛≡≡≡≡゛
゛≡≡≡≡゛
゛≡≡≡≡゛
゛≡≡≡≡゛
ひたすら自分の内の風を圧縮する。
彼の手の周りに、あの時と同じ風が集まってゆくのが解るだろうか。]
゛―――゛
[さらりとした風の音とともに、それは溶けて消えた。]
これで正真正銘、すっからかんだ
――…タイガは俺じゃないから
その風を、どういうふうに使えるかはわかんねえ
………がんばれよ
まけんなよ
お前が見ててくれてたように
俺らだって、みてっからな!!
[負けるなと言ったのは、何に対しての事だろうか。
タイガから手を離すと、バッと現世に意識をうつす。]
なるほど。
そりゃ全員分は持って来られないでしょうけど…。
水場、付いて行くんだった。
[フレデリカの生死だけでなく、マカロンまでも懸かっていたとは、と、二度目の後悔を口にする。半分冗談混じりではあるが。
――ともあれ、声を潜めて無念を語ったのち]
……
[生者の声に、場が動いたことを知る。
留まったままであった意識は、自然第四層へと向いた。]
[王宮イベントやら何やらのチョコは断る癖に、割と甘いものは好きなのだ。大っぴらに口に出すことは無いが。 訓練に関する相談と今後の摺り合わせをしにツヴィンガーの執務室の扉を叩いたいつかの昔、何故かそのまま連れ添ってパフェだの何だの食べに行くことになった記憶がある。同僚や部下諸々に見られないよう、柱の陰に隠れた席を陣取ったものだが。
余談である。]
[正直だなと思えるシェイの言葉>>+233>>+234に、静かに瞳を閉じる]
──…ありがとうございます。
[複雑な思いを抱きながらも、そう言ってくれるのがありがたくて。
自分も素直に感謝を口にしていた]
[そして問いかけに返すシェイ>>+238を真摯に見詰め]
少しでも構いません。
私に力を、貸してください。
[彼の
かつて『古神大戦』でも4種の眷属は力を合わせて『
恐らく、終わらせるには彼の
[シェイが残る力を集め、自分の手を取る>>+253。
圧縮された風が彼の手を伝い、取られた右手に流れ込んで来た。
風はまるで腕輪のように手首の周囲を緩やかに巡り続ける。
シェイが最後の念を込めると、手首を巡っていた風はさらりとした音と共に手首の中に吸い込まれるようにして消えた]
…感謝します。
君の
[声援には力強く頷き、彼との約束とする。
シェイが
ひゅるりと僅かに風が巡り、消える。
使い慣れないものである以上、多用は出来ない。
今得た力は、恐らく切り札として使うことになるだろう]
[意識を
残る火と水の力を持つ者達]
(シメオンさんから譲り受けるのは、難しいか)
[彼女の命を糧として戻る以上、シメオンから直接
ウルズはまだ、共闘の可能性も残っているが]
(彼女からは、力じゃなく想いを受け取って行こう。
一方的なものでも、それが俺に出来る全てだ)
[自分でなければ終わらせられない。
そう紡ぐシメオンの言葉>>179を胸に刻む。
自分にしか出来ないのなら、やるしかない]
[シメオンが開始した儀式に共振する自分の腕輪。
今は傍に無いのに、左腕で震えているような感覚を抱いていた]
[不意に視線を感じ、従兄>>+252へと向き直る]
マカロン、か?
残った1個は背負い袋に入れてあったんだが……。
[背負い袋は常に背負っていた。
詰まり───]
[何となく言い辛くて眼を背けたとか]
[別に機嫌が悪くなったわけではないのだが。
荒事を生業としていたわけではないが、荒くれ者相手でも丁々発止と遣り合うことの多かった生活。商売での駆け引き以外でそういう言葉を向けられることに、どうにも慣れていなかっただけで]
数がなかったんじゃ仕方ないですね。
あら、じゃあ最後の一個は誰かにチャンスあったのに。残念。
[リヒャルト>>+255やタイガ>>+262の話も聞けば、軽く肩を竦めたりといつもの調子でまたやりとりして]
あれ、シェイ君?
[いつのまにか、じわっと離れていたシェイ>>+256に小首を傾げた。表情はもう戻っていたかもしれないが、なんとなく、それこそ機嫌良くなさそうで]
最後の一個貰えなくて、悔しかった?
[違うよねぇ、とは思いつつ、惚けたことを聞いたりした]
/*
とりあえず、自分なりの方法で足掻く、は、初志貫徹的にシュトラールをどうにかすることだと思う。
イリスが事をなすより早く、シュトラールが事をなすより早く。
ただ出来ないこともわかっているけど、と言ったあんばいかなあ。ふむり。
[フレデリカの言葉(>>+181)になるほど、と納得した。]
謗られるような事だと思いながらやったのかって、私は別に貴女限定でそうだと言ったわけではなかったんだ。
貴方は貴女自身の事のみで考えたんだな。
それだと話はずれる。
はっきり言って私は貴女にどう思われるとかは何も考えてなかった。
そもそも、そんな事を考えるような間柄でもないしな。
[頭にもなかった、というのが近いか。
フレデリカはフレデリカなりに色々と思う所があるようで、それは当然ではあるが。]
何か言われたいとかそういった事はないよ。
[フレデリカに何か言われた所で何も響くものはない。
彼女に対して何か思うことがあるとすれば巻き込まれて可哀想に、ただそれだけだった*]
[幼馴染の動揺>>+239に申し訳なく思いながら、少しだけ安堵した。
あぁ、こういうとこ、変わってない。
どれだけ困っても、戸惑っても。
逃げないで、傍にいてくれる、優しい所。
甘えちゃってばかりだなぁ、そう思いながら抱きしめてくれる胸に顔を伏せて。
何を言いたいか待ってくれる彼に促されるように、紡いだ後悔に対しての言葉>>+240には少し、拗ねた。]
…なにかじゃ、ない。
大切な──やくそく、だもん。
[背中に回した手を、ぐぅを作るように、握る。
十年経ったのに、あの日と変わってない自分が、情けない。
顔を伏せたまま、続く言葉>>+243を聞いて。
吐き出していいと、言ってくれたその言葉にやっと顔を上げ。]
……いい、の?
[安心していいと、そう言ってくれるその人をじっと見つめ。]
僕、は。
ルトが、僕以外の人にやさしくするのが、すごく、いやだったって、言っても?
ずっと、やきもちやいてた。きらいって、思ってた。
…だから、ウェルシュさんも、きらい。
ウェルシュさんは、わるくない、でも、きらい。
うらみたくない、でも許せない。ゆるしたくない。
…ルトをたすけてくれなかった、こんなことにまきこんだ、神様も。
黒竜も、フランツィスカさんも、カークさんも、アデルさんも。
白竜だって、きらい。
きらい。きらい。
だいきらい。
[我慢してた。知られたくなかった。
こんな醜い気持ちなんて、幼馴染には。
でも─隠して、何でも無い顔するのもできないから。
嫌いにならないと言ってくれたけれど、嫌われちゃうかな、なんて。
そう思ったら、震えて、でも。
一旦目を伏せると、笑って見上げ。]
…ごめんね。
僕のこと、ばっかりで。
[幼馴染に負担をかけてばかりが申し訳無くて、謝った。]
ありがとう。
…もう、おちついたから。
[手を放して、幼馴染から離れる時>>+245。
そういえば、彼から抱きしめてくれたのは久しぶりだったと今更に気付いて嬉しさに顔が緩んだ。
流石に口に出しはしなかったけれど。]
ふぇ?
あ、うん。
[リセに次いで、こちらに同意を求める上官の笑み>>+236がちょっと怖く感じつつこちらも頷き返した。
リセが可愛いと思うのは本当だし、女性らしいとも思う。
マカロンの話題には、あぁ、と頷き。]
あのマカロン、美味しかったですよね。
貰った時、あーんしてって言われただけだったから最初何かわかんなかったけど。
[へにゃりとした笑みで上官を見上げた。]
うん、そうだよ。
他人の気持ち代弁出来るほど、できた人間じゃないもん。
[納得した様子のアデル>>+265に、笑う。
間柄でいえば、お互い様だ。
彼が黒竜の眷属でなくても、似たようなことを言っていただろう。
何か言われたいのではないというのにも、そう、と頷くだけで感情は落ち着いていた。
巻き込まれて可哀想に、などと言われたなら、その限りではなかったけれど。**]
そりゃ飼い主から離れた上、俺の耳啄んだりしやがったしな。
痛かったぞ。
[飼い主呼びをしてペットというのは聞こえていたが変えないまま何かした。についてはフランツィスカ>>189に返事をして]
ん?ついてきたそう…なのか。
鳥の世話なんて依頼外なんだがな。なんかもらうぞ。
[冗談とも本気ともつかない態度で本当に離れたがらないのか確かめるように影の鳥かごを消してみるが、ふてぶてしく肩に乗ったままの白梟。
結局まあいいかってことにしたのであった*]
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