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…感じる、と謂うほうが
まだ少し、近い気もしますけれど。
…――はい。
繋がりあう、こと。
それにより…花は、…咲けるのでは、ないかと…
もうちょっと先にいこうか?
[リスに別れをいうと、歩いていく。
*梔子*の花が咲いて、いたのかもしれない]
ほんといい天気だな。
ヴィンセントと、ニコラスのおかげだな。
ヴィクトリアとバルタザールも、元気かな。
俺もさ、聖騎士として力を使えるようにさ。
実は訓練してんだ!
こないだ王立研究院、ってとこにいってきて調べてきたんだ!
本読むの苦手なんだけどさ。
[あははっと苦笑いを浮かべた]
― 聖宮上空 ―
[腕を組んでしばし考えこむと、そのままの姿勢でゆっくりと降下していく]
ん〜〜。
やっぱり重力が無いってしっくりこないなぁ。
[地上にいても感じるわけではないが、何となしにテラスの方に降り立った]
― テラス上空 ―
ん……。
えーと……おはよう?
[ちょっと意識が飛んでいたのもあってか、どこか間の抜けた返事。
あれから時間がどれぐらい流れたのか今ひとつピンと来ていない。]
儀式おつかれさま。
あと……ありがとう、重力をくれて。
[どこに向けて話しかければいいのか分からないので、ベンチのあの位置に心の声を投げかけてみた]
― 翡翠の森 ―
はい。……またね。
[リスが上りやすいように
枝のほうへと手を差し伸べて。]
…そうですね、……とてもいい天気。
……皆様、…呪いを祓うために
力を尽くしてくださっています。
[聞こえる声に思い馳せるように
胸にそっと手を当てた。]
訓練を、ですか?
…お料理といい、勉強熱心なんですね。
[すごい、と感心したようだった。]
ええ、確かに。
こうしているだけでも、貴女の事を強く感じられます。
[目を閉じて、今伝わるものだけを感じ取るように言葉を重ねる]
話し方の奥床しさは以前のままですが、どこか自信と信頼が感じられます。
……そう言えば、エレオノーレ様は
言葉とかは、不自由なかったのでしょうか。
あ、…おはよう、ございます。
[ちょっと、間の抜けた感じだったかもしれない。]
…ありがとう、ございました。
[と。改めて。]
そら、…飛べたんですね。
よかった。
― 翡翠の森 ―
そっか。
みんな力を尽くしてるんだな。
[見えるかわからないけど、大きく手を振って]
勉強熱心。ありがとうな!
芸でもさ。急に本番って言われても、できるもんじゃないなーって思ってるからさ。
それに…
俺こんな事しかできないから。
あ!クコの実!!珍しいな!!
はい!力がでるよ!
[ぱくっと自分で食べてから実を捥いで、エレオノーレに差し出して微笑む]
クコの実、枸杞子(くこし)うんちく!
血圧や血糖の低下作用、抗脂肪肝作用などがある。
精神が萎えているのを強壮する作用もある。また、視力減退によい、抗がん剤や放射線の副作用を抑制すると言われている。が、科学的に十分な情報は不足している。
……ほんとう、ですか?
…よかった。
[聞こえる声に、よろこびを。]
…ぇ、そ、…そうなら。
うれしい、です。
――はい。
…外のことは、興味があって
本、を。読んでいたから。
…水晶核に選ばれてからは、余計に。
それでも、色々と勝手が違って…戸惑いましたけれど。
― テラス ―
[いつもの場所、あの席。
魂だけ、そこに腰掛ける。
質量は無いけれど、心の重さだけある――天秤が傾いて見えるのは限られた者だけかもしれないが]
……ありがとう。
エレオノーレの言葉が無かったら、飛べなかったと思う。
アストラル体だとひとりでも飛べたけど……ひとりだと何かつまんないね。
[あのときのふたりの飛翔を思い出しながら、空を見上げた]
…――儀式、…おつかれ、さま。
…そら、とべたの、見えた。
……綺麗でした。
少しずつ、ちからも…満ちてきているのかしら。
― 翡翠の森>>248 ―
はい。……それに
かれらから繋がって わたしたちにも、
力が満ちていく、気がするんです。
[振る手が、感じられるといいと、思い]
…そう、ですね。
突然謂われても…うまくは、
きっと…いかない かも。
…こんなこと、なんてことはないです
……とても、大切なこと。
[と。カレルの差し出す木の実。
そうっと受けとって。]
ありがとうございます。
ん…――おいしい。
―儀式の後のある一幕:図書館―
[――とある時刻。
エレオノーレは図書館へと足を運んだ。
大切に、ノートにはさむようにして持つのは
木苺の褥で拾い上げた写真と手紙。
知らない言葉。
誰かの手紙。
漆黒と金。
知らないから。
知りたいと願って]
……――… …
[唇だけでかたどる名前、図書館の片隅。
指先に視線を落とした。
青玉の眸が揺れる。
やがて、蝶水晶が導くようにとまった
棚の黒い背表紙の本へとその指先を伸ばす**]
独学でですか。非常にお上手です。
失礼ながら初めてお会いした時から、その話し方が気になっておりました。
言葉がおかしいとかそういうのではなく……。
[そこで間を置いた]
以前ローシェン殿が、
キアラさんと比較してエレオノーレ様の事を心配なさっていた時>>2:337、キアラさんは否定し、私もそうは思いませんでした。
この土地で、その言葉で、このような状況下で、
貴女は言葉を痞えながら、虞を滲ませながらも、
キアラさんと共に、我々と共に、
真っ直ぐに向かい合うものをお持ちでした。
それを安易に強さと呼ぶのは、貴女にとって大変失礼なことでしょう。
無理をなさることも、誰かに縋りたいことも、一人で抱えきれぬこともあるかも知れません。
難しいこともおありでしょう。
私は、そんな貴女の……
[そこまで言ってから、眉を曇らせる]
し、失礼しました。++
― 翡翠の森 ―
みんなと繋がってる!?すげーな!
さすが聖乙女って、感じだな!!
ふへー。伝承の通りなんだな!
[目を輝かして何度も「すげー!」っと連発して]
俺結構上がり性だからさ。
見えねーだろ?
大切な事。そーか。
俺エレオノーレには、いつも笑顔でいてほしいなーっと思ってるよ。
エレオノーレ、すごく笑顔が素敵だからさ。
それでも無理に笑っていて、ほしくはないんだ。
自然に笑っていられるように、俺エレオノーレの笑顔を守りたい!
それでも悲しかったり、不安だったり、苦しかったらがまんするなよ!
俺もっとエレオノーレを、喜ぶような事してがんばるから!
[エレオノーレが嫌がらないようなら、手を取り真剣に見つめた]
――勝手な事ばかり申して、申し訳ありません。
[謝罪。謝辞よりも謝罪に慣れている。けれどもそれは彼にとって既に乗り越えつつある問題でもある]
ですが、私はそんな貴女にお会いできて良かった。
貴女の側にいて、貴女を少しでも知る事ができてとても嬉しかった。
私は、貴女に感謝しております。
有難う御座います。
[それでもまだ――]
どうかお健やかに。そして、お幸せに。
[何かがブレていた。彼の
―ニコラスの言葉へ―
…―――すこしでも、
お力添えとなれたのなら
うれしい、です。
こころの重さを
…分かち合ってくださったからだと、思うから。
[揺れるベンチ。
釣り合うベンチ。その幻視。]
…―――きっと、
分かち合えるひとがいるほうが、よろこびが増すから、でしょうか。
ペーターさまに、いわれたの。
―ヴィクトリアへと向け―
え、ええと… 、すい、ません。
[躊躇いがちな話し方のせいだろうか。
申し訳なさそうに。]
…そんなことが、あったのですか。
そう思われても、…仕方がなかった、ですね…
―――ありがとうございます。
そんなふうに、思ってくださって。++
― 街中・現在 ―
私は、民という言葉を自分で用いながら、それをよく見ていなかったような気がします。
(人の力を、皆の想いを――)
[聖乙女の奇跡を讃える者。街を護る者を褒めそやす者。その影では諍い、恨み、憎しみも皆無ではなかったが、哀号はない]
(エレオノーレ様が仰り、
もう同じ不覚は取りません。
(ですからもう一度、あの輝きを)
[喧騒の中、水晶核を捧げながら、街を歩いていた]
そう言えば音楽が気軽に聴けるとキアラさんが仰っていましたね。寄れる処がありましたなら、寄ってみましょうか。
[暫くの時間を、街の中で――*]
― 呪い後、翌日 ―
あー、リヒャルト。
聖宮の天辺で、呪いの調査してたら、なんか雨降ってきたぜ!
シールド?っていうのかな。薄くなってるかもしんねーから、見といてくれないか?
[天辺で星を見てたとか、訓練してたとはさすがにいえなかった*]
……、…
…それもまた、試練なのかな、とも…
思っています。
そうやって、お心を砕いてくださるから、わたしは――――
[ヴィクトリアは言葉を切ってしまう。]
あ、あやまらないでください…++
― テラス ―
キアラと分かち合った心には……エレオノーレからもらった心も含まれてるよ。
……心をもらったのは、君が初めてなんだから。
よろこびが、増す、か――
エレオノーレのことばって、いつも私の心に響くね。
……君のほうが重力の聖騎士みたいだ。
[アストラル体で目を細めても分かるわけないが、天秤は正確に心情を表した。
一瞬くっと沈み、ふわりと浮いて……エレオノーレの言葉(>>*25)を自分の心に取り込み終わると傾きは元に戻った]
……いいえ、そんなことは、
ないのです、よ。
お会いできて嬉しいのは、
わたしも同じです。
…――――え…、 ?
[微かな違和感。
それは、なんであったのだろうか。]
―翡翠の森:カレルと―
え、えっと…
[すごいすごいと連発されると
なんだか恐縮してしまいながら]
…あがり症…とてもそんなふうには、見えません。
[ふるりと首を横に振る。]
―――カレルさま…
[手をとられるまま、言葉に耳を傾けて。]
…はい、笑顔、きっともらいにいきます。
カレルさまも、…むりは、いけませんよ?
── 物見の塔 夜 ──
[見下ろせば、暖かな街の灯が瞬いている。
そのひとつひとつが、聖騎士と同じように呪いに立ち向かう人々の勇気だと感じた。
たくさんの、たくさんの想い。]
遠く離れていても、心の希望となるように。
[天へと指先を伸ばす。
ふわりと浮いた狐色の熱をもたない炎が、物見の塔の先端にちょこなんと乗った。]
進もう──、
呪いを乗り越えることで、ボクらはもっと強くなれるよ。
― 翡翠の森 ―
ああ、きっとだよ。
俺も無理は、絶対にしないからさ。
あとカレル≠ナいいよ!
様ってなんか慣れないな。こそばゆいっていうか…
それにエレオノーレとの距離が、遠く感じる。
俺はもっと、エレオノーレの側に近づきたいから。
[手を少し強く握り返したのは、気持ちの表れだったのだろうか]
── ヴィンセントの部屋 ──
[扉を押して入ると、爽やかな風が通った。]
いい風──
あ、窓が開いてるんだ。
グルーシェニカがいつでも入ってこられるように、だね。
[窓枠に両手をついて空を見上げる。
呪いが消え、晴れ渡った蒼天。]
[以前、ヴィンセントがグルーシェニカを呼ぶときにやっていたように >>1:514、指を口にあてて息を吹きこんでみる。]
フィ… ヒュイッ…
ピイィィーーッ!
[しばらく試すうちに、ようやく指笛らしきものが鳴らせた。]
やったっ!
まだ、ヴィンセントみたいに鋭い音は出せないけど、
指笛って気持ちいいね!
[振り返って、寝台に横たわる人に一礼した。
今は動かない身体。
でも、魂はアストラル界で風を起こしているんだと思う。]
いえ、1聖騎士として、貴女様方が聖乙女であったこと、喜ばしく思っているのです。
[微かな違和感を伝播させつつもそう言って]
(私は誰に喋っているのだろう)
ところで――エレオノーレ様の、
その水晶核の御形はどのような機会でありましょうか。
元から、なのですか?
[話題を変えた]
鷹って、ブラッツシングとかするの?
必要だったら、羽根づくろい手伝うから、ボクのところにもグルーシェニカを寄越してね。
[窓辺に落ちていた鷹の羽根を、そっとヴィンセントの胸の上に置いて部屋を出た。]
―ニコラスへのことば―
…、ほんとうですか?
なんだかくすぐったくて、
…うれしいです。
―――ぃ、いえ、そんな。
ただ、思ったままを
伝えたいと、そうおもって。
[気恥ずかしげなことばが続く。
重力は確かに、作用するのだろう。]
『――汝、氷の聖騎士として生を受け、ここに在る。それが、全て』
(やはり、呪いは苦手です)
[サシャに含むものはない。それでもあの口から紡がれた言葉が、今も尚自分を縛る。炎に包まれた身体。呪術師の噂。怨念――]
(私は氷の――それ以上でもなく、それ以下でもありません。凍らせる必要があります。深く、静かに)
―翡翠の森:カレルと―
[はい、と確かに頷いて。]
え、ええと…
[躊躇いの間がすこし。]
……カレル。
な、なんだか、慣れないです、ね。
[てれわらいを、ひとつ。]
── ニコラスの部屋 ──
[草色の帽子が、ベッドの支柱にかけてある。
もう一方には同じ色のマント。
何かの釣り合いをとっているような光景だった。]
ハロー、
[起こさないように、というわけでもないが、小声で挨拶して部屋に入る。]
[ニコラスの周囲では、石が壁を跳ね登ったり、ベンチがシーソーになったりするのだと、いろいろな噂を聞いていたが、部屋の中は平穏だった。
椅子は椅子のあるべき場所に、床は床のあるべき場所に納まっている。
そして、静かに横たわる青年も、宙に浮いたりはしていなかった。]
[ニコラスをここまで運んだのは、ヴェルナーだったと聞いた。
危うげなく担いできて、投げ出すようにではなく、ゆっくりベッドに横たえたと。
ヴィンセントのことはタイガたちが運んだそうだ。
ジークムントが、エレオノーレを横抱きにしていたと女官たちがキャアキャア盛り上がっているのも聞いた。]
……。
……。
ボクだって──
──中庭四阿──
じゃあ、お前は足な。
[カレルと協力してヴィンセントを運ぶ。
別に一人でも運べるが、まあこうして協力して運ぶのも面白い。
肩を掴み運ぶ。こうして持つのは案外運びにくい。]
ところでちょっとした謎なんだが。
さすがにあっちに意識がいってる時は、こっちで脇をくすぐっても
くすぐったくはならないんだよな?
[なにげなく呟く。]
思ったまま――
エレオノーレの、心のままのことば。
重力に良い悪いなんてないけど、君がくれる重力がすごく心地いい。
ずっと、釣り合っていたいな――
[ベンチの反対側を見やる。
アストラル体の身では何の意味もないが、隣が空席であることが少し寂しくなった。]
[ニコラスを見つめたまま、呟く。]
…ちょっと協力してね。
[返事がないのをいいことに、その背に腕を回して抱え起こしてみた。]
[ヴィクトリアのことばには、
まだ違和感があったけれど。]
は、い。
[訝りながらも頷く]
……わたしのもとにきたときは、
既に蝶のかたちでした。
花の咲く場所で、
わたしの肩に止まって…それが最初。
…ヴィクトリアさまは?
[──が、]
うわ あ、
[意識のない身体は重心が定まらず重かった。
支え損ねて、ペーターはニコラスともども床に頽れる。
ゴチ
響く鈍い音。]
ひゃ── あ、
ごめん…っ
痛くなかった? て、
ちょ と、動けないよ。
助け て── ぇ
[ニコラスの下敷きになってジタバタ。]
― テラス ―
……。
…………。
………………。
[自分の身体のほうに、何か重力が関わったような気がする]
― 翡翠の森 ―
慣れない。そうか、そうだよなー
[にこっと、とてもうれしそうに笑って]
でもすごくいい感じ!
じゃあお昼にすっか!
[手を握ってしばらく歩いて木の下で最適な場所を選ぶと、布を広げた。
準備のいいコックさんに、感謝しながら。]
はい!どーぞ!!
すげー!お茶まで準備してくれてるのか、ありがてーな!
[ランチボックスを開けて手を広げると、ミックスサンドとお茶を出す。
コップにお茶を出すと、エレノーレに手渡した]
/*
よびだしてーとかじゃなくって、何かのついでぐらいの気軽さで話とかしたいんだよな。
二人っきりの機会が欲しいっ……
──廊下──
『助け て── ぇ』
[声が聞こえて立ち止まる。
すぐそこの部屋から声が聞こえてきたような。
ドアをノックして]
誰かいるのか?
>>+59
ニコラスさま…。
…―――ちょうど、
釣り合う天秤の両皿、の…
よう、なのかもしれません、ね。
[テラスでのことを思い出しながら、
ひとみをとじるような気配。
―――と]
…?どう、されました…?
[律儀にドアを叩く音がする。
ペーターは床を叩きながら呼んだ。]
ボクだよ、ペーター!
ちょっと──助けて、ほしいの!
[ドアを開け、中を見ると]
何……やってんだ。
[ニコラスの下敷きになったペーターを見つけ、
ちょっと呆れたような顔で、ニコラスをどかした。]
大丈夫か?
[ペーターへ手を差し出す。]
何があって、下敷きになってんだ?
一人で運ぼうとしたのか?
[疑問に思ってちらっと聞いてみる。]
―儀式の後のある一幕:図書館― >>250
[蝶水晶が導くは、1冊の黒い本。
フルウ・ワ王国の人間には見慣れないであろう文字が書かれたものであり、物好きな学者が記した、とある異世界の国の言語の辞書であることがわかる。
蝶水晶と辞書の導きにより、その内容が紐解かれる。]
「我が戦友・ヴェルナーへ
今までありがとう。
俺はお前と共に戦えたことは、
俺の生涯の誇りだ。
今度会うときは、平和な世界で会えるように願って。
シモン・アーランド」
[そして差出人の名の下には、見たこともない年号と日付が書かれていた。]
あ、ありがとう!
[状況を見るや、いとも簡単にニコラスをどかしたタイガの腕力に感嘆しつつ礼を言う。
ちょっと強面の、言葉を交わすのは初めての聖騎士だ。
確か、鋼の聖騎士・タイガだと思い出した。]
うん、
ボク一人でニコラスを担げるか、試してみようとして
バランス崩したんだ。
ニコラス大丈夫かなぁ。
[自分もぶつけた腰をさすりなずら立ち上がり、ニコラスの容体を確認する。
額に痣ができていたら、帽子をかぶせておこうと思った。]
[タイガの手を借りて立ち上がる。
大きくてがっしりとした掌だった。]
ニコラス大丈夫かなぁ。
[自分もぶつけた腰をさすりながら、ニコラスの容体を確認する。
額に痣ができていたら、帽子をかぶせておこうと思った。]
―翡翠の森:カレルと―
いいかんじ…?
[復唱して、にこりとわらう。
お昼ご飯に選んだ場所は大きな木の下。
両手でコップを受け取った。
ランチボックスのサンドイッチもとりどりで。]
…たのしい、ですね。こういうの。
―儀式の日のこと―
[キアラに渡した「血入りの弾丸」が、ヴェルナーの鼓動に反応する。ヴェルナーは心地良いような不安なような、奇妙な感覚が全身を巡るのを感じていた。
――…とまあ、そこまでは想定していた範囲内だが。]
……ん?どうした?黒水晶。
[黒水晶がなにやらせわしなく動いている。
そして同時に、子どもの頃に「おじさん」から貰った「竜の眼」が熱を帯びてきた。]
……え?なんだこれ?
[ポケットの中から「竜の眼」を取り出す。
「竜の眼」は、仄かに熱を帯びていた。]
一人で?
体格差があるから厳しいんじゃないか。
[立ち上がった少年の背恰好を見て呟く。]
お前が下敷きになってたわけだし、
ニコラスは大丈夫だろ……多分。
ずっと、釣り合って……。
楽しいことも辛いことも分けあって――ふたり変わらずいられたらいいな。
あー……でも、そんな人と一緒に居られるなら、お皿が1つの秤もいいかな?
……。
…………。
………………うん、1つに。
[天秤が小さく揺らめいた。]
えーっと……なんだろう。
私と繋がってる何かの重力が変化したような感じがする。
質量は私の身体のほうだけど……
[自分のことなら自室に行けばいいのだが、そうしないのは今はベンチから降りたくないのだろう]
うー…、
小さくても、巧くバランス取ればって思ったんだけど。
やっぱりいきなりは無理すぎたかな?
ごめんね、ニコラス。
[小声で謝る。]
ボクも、ヴェルナーやタイガみたいに、ひょいって人を助けられるようになりたいよ。
[タイガの腕の太さ、堅さを見ながら、自分の腕をペシペシしてみる。
華奢なワケではないが、比べる相手が悪い。]
筋肉をつけるために特別な訓練とかしてるの?
何を食べたら、タイガみたいな立派な力持ちになれるかなあ?
―儀式の日・ニコラスの部屋―
[部屋の中を覗くと、ペーターがタイガに助け出されているのが見えた。眠っているニコラスは、ベッドの上から半分くらい落ちていた。]
……何やってんだ、ペーターもタイガも。
しっかしすげえな。聖乙女の儀式の力って。
こんな姿勢になってても起きないんだ。
ペーター>>264
女官たちがキャアキャア盛り上がっている、って。こういうの人から描写されると、妙に恥ずかしいのはなんでやろ。不思議やわ。
/*
飴はもっと話が聞きたい人に投げるべき。
この村であれば、聖乙女が必然的に会話数が増えるので、乙女に集中させるべき。
私は、こういう感覚で飴を使いたい。
大人になれば自然とどうにかなるだろ。
身体でかくなればそれなりに力付くしな。
とくに特別なことはしてないが……
まあ鍛冶仕事は力仕事だからな。
日常的にしっかり動いて仕事してれば
そのうちなんとかなるだろ。
そこまで力ないってわけじゃなさそうだし。
[華奢まではいかないが、まだ頼りがいがあると言えない腕。
それを見る。まだ立派に成長しきっていないのだろう。]
起きる起きない、じゃなくって
ここにいないんだろ。中身が。
[抜け殻ニコラスの体勢を戻しながら言う。]
……それにしてもお前、神出鬼没だな。
[というのはヴェルナーに。
ちょくちょく現れる。突然に。]
―中庭四阿回想―
くすぐったく?さて、どうでしょうか。
[>>265タイガの疑問を聞いて好奇心むくむく。
ヴィンセントの顔をじーっと見て一言。]
アストラル界に渡った聖騎士の声は
聖乙女が聞き取れるそうです。
ならばくすぐっておいて
どう思ったか聞けば―いや駄目ですね。
・・すいません、今の話は忘れてください。
[少々自分の欲求に正直すぎたと照れる。]
―儀式の日・ニコラスの部屋― >>285
人を背後霊みたいに言うんじゃねえ。
……と言いたいところだけれど、
今回ばかりは「呼ばれた」ってのが正解だな。
[黒水晶を横目でちらりと見る。]
ニコラスがぶっ倒れてるのを発見したのは、もののついでだ。
― 自室 ―
[探偵には依頼を出したものの、実際に会ったことはない。
そして、わざわざ会うほどのことまではなかった。
ただ、探偵と親しい物資調達の官吏がいると人づてに聞いたから、その人物を介せばよいと考えた]
来たか。
[椅子にゆったりと座りながら、男を見る。
金褐色の髪の若そうな人物に、挨拶もそこそこ
単刀直入に用件を切り出した]
お前は探偵と面識があるそうだな。そこで依頼だ。
そいつに、上等な酒を1本選んで贈ってやってくれ。
私からの礼だ、といってな。
それと、『あの報告書はよく出来ていた。感謝する。』と伝言を
用件はそれだけだ。下がっていい。
[用をいいつけると、それだけで彼を下がらせた]
ヴェルナーだ。
ハロー、
[噂をすると狼の影、という諺どおりにヴェルナーが戸口に現れた。
挨拶をする傍らで、タイガは軽々とニコラスを抱え上げてベッドに戻す。]
あ、
ありがとう──
[頼もうとしていたことを先にしてもらって、慌てて礼を言った後は、鍛冶仕事をしてると言ったタイガと、入ってきたヴェルナーのやりとりを見ていた。]
──ニコラスの部屋──
呼ばれた?……ニコラスに?
[ニコラスの部屋に来るのはそういうことなんだろう。
ちなみに黒水晶はヴェルナーの黒水晶に喧嘩を売っている。
仲がいいらしい。]
―儀式の日・ニコラスの部屋― >>289
ハロー、ペーター。
すげえなニコラスって。魂がアストラル界に行ってても寝相が悪いとは。さっすが重力の聖騎士。
[そう言って苦笑する。ペーターが何をやっていたかは問わないつもりだ。]
― 儀式終了翌日・ローシェンの部屋 ―
>>225
かしこまりました。
確かに、槿の聖乙女様にお届けさせて頂きますね。
[目の前の聖騎士に、背筋を伸ばし両手で大切に手紙を受け取って笑顔で答えながら、つい無意識にじっと顔を見た。
ヴェルナーと同じく異国から来た聖騎士だという彼は、知識の聖騎士ジークムントと並んで、研究院で最も噂になっている人物である。]
[血の聖騎士・ヴェルナーと、鋼の聖騎士タイガ。
いかにも武闘派のふたりが並ぶと、部屋が狭く感じられるくらいだ。
彼らなら、エレオノーレとキアラを両腕に抱えても平気なんだろうと思う。
頼りがいのある立派な大人──
そんな感慨を抱いていたら、ヴェルナーが言った。]
「呼ばれた」?
[ペーターの助けを求める声を聞いた、というのとはニュアンスが違いそうだった。]
…あ……失礼しました。
[ついじろじろと眺めてしまったことに気づき謝罪]
………研究院の者から聞きました。
なんでも、閉架書庫の癖のある本達を読みこなし、制することに成功されたとか。
異世界からこられる方は、特に文字を書くのに苦労することが多いのですが…こうして数日で文字を使いこなすとは…素晴らしいですね。
[つい、本人を目の前に率直な感想がぽろりともれてしまい、失礼なことをしたかと少し慌てながら、部屋を退出することになった。]
…でも…やっぱり、すごいなぁ…
フルウ・ワに住み、フルウ・ワ語で話していた私でも、文字をかけるまでにかなり時間がかかったのに…
[しみじみと呟きながら、キアラの部屋に向かい、手紙を届けた*]
― 呪い翌日・廊下 ―
>>253
カレル様、丁度良かったです。お伝えしたいことが……
天辺、ですか? 雨…と、いうことは……
あの呪いの関係で物理的に何か不具合が発生したのでしょうか。法術の結界がはられていたのは、もう少し上の位置になるのですが…わかりました。すぐに調べて修理させて頂きますね。
それから、先日ご依頼のあったケーキですが、丁度街に降りた日は呪いの発生と同時だったので持ち帰ることができなくて申し訳ございません。代わりに、呪い終了宣言の出た翌日に配達するとの言葉を受けましたので…
明日の朝に届けられるはずです。一番人気のものを配達するとのことですので、そのつもりで、お茶の時間の約束をとりつけるといいと思いますよ。
[そのケーキはきっと、誰かにプレゼントするためのもの。確信していたので、あえてプレゼントする相手に時間をとってもらってくださいね、とアドバイスを付け加えたのであった。]
[使用人控室に戻り、使用人数人を引き連れて天辺を調べさせた。
調査によると、近い日どりで誰かがそこを移動したこと(カレル様が調査したことだとすぐにわかった)、何かの加減で一部が物理的に穴が開いている状態になっていること(原因不明。謎の経年劣化であるとも考えられる)、などが判明。
すぐに適切な処理がとられることになった。]
あの、ニコラスは寝相が悪いんじゃなくて、ボクが落っことしたんだ。
それと、重力と寝相は関係ないような──
[誤解をとこうと弁明したが、黒水晶同士がバトルを始めたヴェルナーの耳に入ったかはわからなかった。]
/*
そこはご都合主義です……。
あらためて言われるとご都合主義過ぎたかなと思って、自分がむずむずする。
大体が、いつもなにさま!とむずむずしてるのだ。
―儀式の日・ニコラスの部屋― >>290
[黒水晶は売られたケンカを買っている。]
……違う。お前にだよ、タイガ。
ああ、ペーター。聞いてても別にかまわないよ。
[ポケットから「竜の眼」を取り出し、タイガに見せる。]
そういやお前、鍛冶師だよな?
この石について何か知ってることあるか?
>>260
ペーターの追悼ロールは見てて気持ちいい。
いや、死んでないけど(汗)
ニコの部屋に合流したいけど、読まないとわからないなぁ。
―儀式の後のある一幕:図書館―>>275
[辞書をめくる手が、気づけば震えていた。息が、苦しい気がする。]
…ぁ
[そうして、
文章がひもとかれたとき]
… これは…
[こえが揺れた。
ヴェルナーに宛てた、戦友の手紙。
――きっともう、このシモンというひとはいないのだ。
写真の中のふたりは、笑っていて、
―――視界が不意に滲む。]
[ニコラスのほかに、もう一人、送られたのはヴィンセントだと聞いた。
それを知ると、微かに苦い顔で笑む]
……縁とまではいかないが、
私が話したものから選ばれているようだ。
此処でも、私の存在は人を不幸にするのか?
……いかんな。それではまるで選ばれたことが不幸と。
[冗談交じりの言葉ではあったが、
それでも聖乙女たちが知れば、ショックを受けるだろう。
ここが自室で誰にも聞かれていないことが幸いだった]
さて。では勇敢に戦っている騎士には敬意を表さないとな。
[独りごちると、部屋を後にした]
― 自室 → ニコラスの部屋 ―
―儀式の後のある一幕:図書館―>>275
[ぎゅ、と眉を寄せて
堪えるように。]
…―――― ごめん なさい
[紐解いてしまった罪悪感、
それから、さまざまがないまぜとなって]
…、…届けに、…いかなくちゃ
[――避けられてしまっていても。
それがひどく苦しくとも。
写真と手紙を胸に抱いて、エレオノーレは図書館から、駆け出した**]
>>302
ボクが会話してない人から落ちてるという説もあるw
そして、ローシェンもここに来るのかw
大人気、ニコラス。
──ニコラスの部屋──
俺?
[予想してなかった答えに驚く。
「竜の眼」を見ると]
竜の眼、だよな。
鋼の里で取れる石。
……なんでそんなこと聞くんだ?
─ニコラスの部屋─
……はあ!?
俺、これ、7歳の時に故郷の村で知らないおじさんに貰ったんだけど…!
[首元の留め金を外し、ペンダントヘッドを外に出す。]
俺の国で採れる「リデール鉱石」――…「神々の護り石」だとばかり思ってたんだが。
[ネックレスを外し、2つの石をタイガに渡す。]
ほら。見た目は同じだろ?
…それとこれは女には触らせないでくれるとうれしい。
― 儀式の翌日・ニコラスの部屋 ―
[部屋に入ると、ニコラスが一人寝台に横たわっていた。
もしかしたら、事前になんらかがあったかもしれないが、
それについては一切触れない。
恐らくニコラスと何を話していいのか、わからなったのだろう。
浴場で出会った時と同じように。
何度か口を開きかけて――結局何も言うべきことは見当たらず。
黙って部屋を後にする]
― →ヴィンセントの部屋 ―
>>+61
ひとつに。ですか。
そんな風になれるのは…
すてきですね。
[柔らかな声が続き。]
…?…… ?
お体になにかあった、の でしょうか…
[悩ましげだった。
運ぶようなことは、ないはずだけれども]
──ニコラスの部屋──
……同じ、だな。
[二つの石は、まったく同じように見える。
が、それよりも]
ところで、俺は昔な
知らないおっさんに竜の眼を埋め込んだものを
渡した覚えがある。
……こんな感じに、なんかよくわからないマーク刻んで、な。
[記憶はおぼろげで、そのつぶれたマークの事はよくわからない。]
なんでお前が持ってんだ。
[あれは、狐神様の山でとれる鉱石──と、ヴェルナーが以前に説明していたものだと気づく。]
うん、ふたつとも、おんなじに見えるね。
[聞かれてもいないし、女でもないけど、手は出さずに、鑑定だけ言った。]
エレオノーレには、そんな風になりたい人っている?
……聖乙女にはしちゃいけない話かな。
[アストラル体なので、慌てて口をつぐむということができず、思念の言葉がそのままエレオノーレの重力にひかれて飛んでいった。]
えーと
えーと
ほら! 私が寝返りを打ってベッドから転げ落ちたとか!?
[魂が抜けた肉体がそんなこと起こるのか甚だ怪しいが誤魔化しにかかった]
>>307 >>308
……なんでだろう。俺もわからん。
何で俺の村のお狐様の加護がある石と、お前の里の石が同じモンなんだ。
その「おじさん」…何も言わずにくれたんだ、これ。
「約束の時まで、これを持っていろ」…って言ってた。
……約束の、時?
[お狐様と親戚かもしれないペーターの方を見て、首をかしげる。]
/*
無理矢理乱入に行くのではなく、
別に一席設けるべきだったかな?と反省。
でもこのタイミングを逃すと、
タイガはつかまらない気がしたんだ。
地上で張った伏線を地上で回収しないのはなんとなく気持ち悪くて苦手なんですすみません…
*/
/*
>その「おじさん」…何も言わずにくれたんだ、これ。
>「約束の時まで、これを持っていろ」…って言ってた。
ヴェルナーたん、なにかいってるよおじさん!
その「おじさん」…(これがなんなのか説明を)何も言わずにくれたんだ、これ。
「約束の時まで、これを持っていろ」…って言ってた。
って、脳内補完だな。
ふたりの話を付き合わせるに、
タイガが知らない「おじさん」に細工物をあげて、
ヴェルナーは知らない「おじさん」にそれ、もらったんでしょ。
その「おじさん」がミッシングリングなんだね?
[ふたりの故郷の位置関係を知らないから、あっさりと言う。]
ふたりで、「おじさん」の似顔絵を描いてみたら?
じゃあ
……俺がそれを渡した「おっさん」が
お前の「おじさん」で
俺の渡した竜の眼を渡した、とか。
[もし、俺がその頃の少年のまま純粋だったら
もしそうだったら結構ショックを受けそうだな、
なんてことを思いながら呟いた。]
>>+62
えっ、…?
ぁ、いえ……
その、…あまり、…考えたこと、
なかった、です。
[しどろもどろ。妙な沈黙。]
…!?
ね 寝返りです か?
大丈夫、かしら…
[うっかりうけいれた。]
……似顔絵、か。
[名案だと思うが]
残念ながらあんまりよく覚えてないんだよな。
黒髪ででかかった、って記憶はあるんだが。
[残念ながら、思い出せないから仕方がない。]
>>310 >>311
ペーター…
俺、似顔絵を描くと、人間以外の破壊的な何かが生まれるから遠慮しとく。
ええと。
おじさんは髪が黒くて、
眼が俺と同じ色をしてて、
やたらごつくて、
異国の服を着ていて…
手にはナックル……
[もうひとつの黒水晶の持ち主を凝視する。]
[そして、記憶のむこうがわにいた「おじさん」に
自分の父親の幻想を重ねていたことを、
ヴェルナーは心底後悔した。]
[見た目だけで言うなら、頭を抱えているだけなのだが。]
あぁ……うん。
余計なこと考えないほうがいいよね。
どうなったかなぁ……。
[儀式の邪魔になるしとか思う一方、今エレオノーレがベンチに座っていたら天秤がどう傾くかちょっと想像し、しかも漏れた]
……そういえば。
身体のほうに何かあったら魂はどうなるのかな?
こっちは変化無いけれど。
[特に意味はない、単純な疑問。
考えさせて場を流そうとかは狙っていたかもしれない]
[タイガとヴェルナーがそれぞれ口にした「おじさん」の特徴を聞き、じーっ、とふたりを見た。
じーっと、じーっと、頭のてっぺんからナックルまで見た。
そして、これは口にしなかったけど、こどもから見たら、今のふたりの齢なら充分に「おじさん」扱いされるだろうな、と思った。]
>>315
うるせえ。
純真だった頃の俺の思い出だ。文句あるか。
…その頃から既に「血まみれ」だったけど。
鍛冶職人だった…いや…なんでもない。
/*
>>316
>こどもから見たら、今のふたりの齢なら充分に「おじさん」扱いされるだろうな、と思った。
そっちかよ!!!
*/
純真だった奴が、よくもまあこんなに生意気になっちまって。
[残念そうに言う。]
で、それを貸せよ、ヴェルナー。
ちと確かめたいことがある。
[つぶれたマークの、紫の石が埋め込まれた塊を指さす。]
>>318
誰が生意気だ。
……はい、どうぞ。
こればかりはプロの見立てじゃないと分からん。
[渡された方の「竜の眼」をタイガに差し出した。]
……す、すいません。
余計、では、ないとは思うのですけれど。
…?どうなったかなぁ、って?
[小首を傾ぐ。]
… 体の方に、ですか?
ええと、ヴィクトリア様の髪の毛を
短く整えたときには
魂の方にも、変化があったようですが…
[バルタザールの面白い姿は知らなかった。]
[ヴェルナーの「竜の眼」を手にとって
それを睨みつける。
瞳孔が縦長に変化し、金に光ると、
その「竜の眼」の鋼はキンっと高い音を鳴らし
共鳴するように光った。
その一瞬が終わると眼も元に戻る。]
これは俺の鋼だ。間違いない。
となると、問題はなんでお前が持ってるか、だ。
確かお前は異世界の人間だろ?
あはは、なんでもないよ。
……そうだね、キアラにあげた帽子どうなったかなーとか。
あ、うん。
アストラル体ではかぶっているけれどね。
[意識のない身体の方はこうなっているのか]
―聖堂 購買―
♪飛び込もうデンジャーラスエ〜デン
白いキャンバスの向こうに〜とめどない〜♪
[微妙に調子はずれの鼻歌を唄いながら、
ぶらぶらと購買に昼食の買出し。
カウンターにはいつもの販売員の中年女性。
それから……なぜか、女官の人だかり]
…おいおい。急に聖宮の厨房が壊れてもしたか?
パン、残ってっかな…。
[鼻白むが、ひょいと覗きこめば、
何やら彼女たちは新しく設けられた
【新製品予約コーナー】の一角に群がっているらしい]
……?
おばちゃん、*クロワッサン*と*饅頭*、
それからバナナ牛乳。
……ネギトロパンはないよな?
………ああうん、わかってるよ。
[がっくりと肩を落とす。
それから、不思議そうに女官たちの方を見遣った。
ジークムントからの依頼の事がひっかかり、
首を捻って販売員のおばちゃんに尋ねた]
― 第二の呪い撃退日・上空>>*30 ―
そうだったのですか。
キアラさんの水晶核も栗鼠と共に……我々聖騎士のは今はどうあれ、元はこのままの形のものが多いように思いましたが。
[水晶核の謎は解けぬまま]
幼子が親に手を引かれるように、私はこの水晶核によって導かれました。
明らかな意志がありながら、確実な目的がありながら、
私からは何も判らないのです。
[聖宮に来るまで世話になった。ある程度の意思疎通は図れていた。それでも]
もっと分かり合えたら、と思うのですが……。
ですので、他の方の関係が気になったりしたわけです。
それよりさ、なんだ? あのコーナー。
そういや、新製品が発売されるって噂に聞いたんだが…
あんなに人気になるようなモンなのか?
[おばちゃんは見る見るうちに変な顔になる。
例えていえばそれは……
同情。
哀れみ。
そして憂い。]
………な、なんだよ。その顔。
まあ、アンタならいいか……、って
なんだどういう意味だ?
[販売員のおばちゃんは、
難しい顔で一度奥に引っ込む。
戻った時には、何枚かの広告チラシを手に携えていた]
>>320
[「竜の眼」とタイガの眼が共鳴するのを見て、一瞬表情が変わる。このタイガという男が(普段の言動はともかく)特殊な力を持っていることがそれだけで分かった。]
ああ…俺は異世界の人間だ。
どうやってここに送り込まれてきたかさえ分からん。
……何故だろう。本当に。
タイガの里の石と、俺の村の鉱石が同じもので、
俺の村が信仰している「お狐様」が、ペーターと同じ種族で…
フルウ・ワ王国と、俺の故郷が繋がっている……?
まさか、そんなこと、……おとぎ話じゃあるまいし。
★新製品! '聖騎士様といつも一緒…。
素敵な夜をア・ナ・タ、に。
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素体:ピュアニールフルールW仕様
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服、アクセサリの隅々までを再現した、
高品質でキュートなドールを、
是非アナタのおうちにお迎えください。
― 儀式の翌日・ヴィンセントの部屋 ―
[つづいてヴィンセントの部屋へ入ると、
窓が開きっぱなしになっていた。
近寄って閉じようとすると、
抗議するように、ひときわ大きな風が吹いた。
やれやれというように肩を竦めると、
窓を閉じることは諦めた]
てえええええ?????
なんだこりゃ!
これ、やべーんじゃねーのおばちゃん…!!
……む、むぐぐぐっぐ
[恐らく宮廷肖像画家の手になる、流麗なイラスト
(※とっても露出度が高い)が所狭しと描かれた、
カラーのチラシに大声を上げ、制止される。
思わずこそこそ周りを見回し、それから小声で囁いた]
いやいやいや。
だって……、どう見ても、これ許可取ってねえだろ。
知られたらどうすんのよ。
…え? よく見ろ?
聖騎士様じゃなくて、「’聖騎士様」…???
それに、聖宮の恒例行事?
影の収入源…… だと…!?
黙っていればパンの無料券1ヶ月分……
いや、しかし、なぁ。
実はここだけの話なんだけどさ。
俺、この新製品についての依頼受けちゃってんのよ。
知っちまったら報告しねえわけにも…。
[ガリガリと頭を掻く]
って…
いいだろアンタはグッズにも何にもなってない
哀れな中年なんだから、って…
うっせえ! うっせえ!!
あ、さっきの同情の目はそういう事だったんだな畜生!
[言い返すと、おばちゃんは、やれやれと言うように
もう一枚チラシを差し出してきた]
……貴殿は、よくわからない男だった。
礼拝堂で言葉を交わした時は、たいした男だと思ったが、
広場前では、その様な感じは受けなかった。
もしや、私をからかいたかったのなら。
そのような態度は認めない。
その態度を私が笑って許せるには、信頼が足りない、とな。
貴殿も聖騎士ならば
私の言いたいことは理解できるはずだ。
いや、出来てもらわねば困る。
貴殿を送り出した彼女達の為にも。
[彼に伝わるのかどうかはわからない。
或いはこれこそが、
妙な反応をされる原因かも知れなかったが。
そう呟くとヴィンセントの部屋を後にした]
え?
こっちを報告しな、って…。
……なになに。
「聖騎士様近影ポートレイト」
「槿の髪飾り」
「矢車菊のブローチ」
「ファート君ふわふわぬいぐるみ」
……ああ、こっちは一応公式…?ぽいのな。
明日発売か。
/*
ダーフィトのグッズを買いたいという女官は
大勢いると思うぞ。
ダーフィトと1日デート。
デート終わりには彼女に捧げるポエム付き
とか売り出したら売れないだろうか。
[しげしげと眺め、はぁっとため息]
……わぁかったよ。
こっちだけ報告すりゃいいんだろ?
その代わり、パン無料券は2ヶ月分な。
これは絶対譲れねえ。
このチラシと…、
ついでだから、一枚ポートレートもらえるか。
そうだな…、ジークムント様のがいいな。
ひとりで飛べなくて悩んでたときにね、何かヒントが無いかなって……ロー・シェンだっけ、闇の聖騎士――に聞いてみたら、気球っていう空飛ぶ乗り物があるって教えてくれて。
それをヒントにイメージしたら、帽子がいちばんイメージしやすかったから。
……安全性を考えたら、降りてから儀式をすべきだったけどね。
でも、どうしても空でしてほしかったんだ……
そこが、キアラと私だけの重力がある場所だから――。
[上を見やる。
それがどのへんの高さなのか下からではよくわからないけれど、あの彼方に思い出の場所は確かにある]
俺も意味がさっぱりわからん。
[一体どういう因果があるのかさっぱり解明できない。]
いいや、また何かわかったら教えてくれよ。
そんで、ヴェルナー。ソレをお前に横流ししたおっさんがわかったら
ぜひ教えてくれ。
[色々考えて、混乱する頭を抑えながらニコラスの部屋を出た。]
/*
発言数が足りません。
not enough saypoint.[say: 30 / 48]
wwwwwwwwww
畜生wwwwwwwwwwwww
こんなネタでwwwwwwwwwww
/*
>>+66
当初の想定はパラソルだったので、気球と帽子のリンクになってくれました。
帽子にしたのは……私物をあげて持ってもらうって素敵だよね、うん。
――――っ!?
[頭に思い浮かんだことがつい流れてしまったらしい。
アストラル体では口をつぐんで無かったことにするなんてできないのだ。
かなり反省した。
ベンチがお辞儀するぐらい傾いた]
― 翡翠の森 ―>>321
[笑いあいながら、
ミックスサンドイッチをひとくち。]
…おいしいです。ほんと。
コックさんも、弟子にしたく
なってしまうと思う。
[風にやわく乗るような声だった。]
…うん、聖騎士さま。
……でも、呪いを、祓えば――
[ふ、と言葉途切れさせて
なんでもない、と首を横に振った。]
― 翡翠の森 ―
おいしいか!?よかった!
そう言われると、作ったかいがあるってもんだな。
[途切れた言葉に、エレオノーレを見つめて]
どうしたんだ?なんか思った事あったか?
そんなエレオノーレが聖乙女だからって、呪いを祓わねばーって想い過ぎなくってもいいんだぜ?
力入りすぎると、力がだせないぜ!
[リラックス、リラックスっと言ってやさしく微笑むと、そっと頭を撫でた]
/*
>>345
違う!そこはそうじゃない!
キアラのときと同じじゃないか!
と突っ込みたくなった。
漫画とかだといい人どまりで終わりそうだよな。カレル。
──聖宮の片隅──
[呪いがおさまり、日の光が優しく差す昼下がり。
聖宮の特に何か特別なものがあるわけでもない場所。
あるのは心地良い木陰程度で、人気もない。
聖宮の東の端のその場所でごろりと寝転がり空を眺める。]
>>+65
…――わたしの「性質」に
あわせたものかと、思っていました。
[自然を、ありのままうけとめる。
疑問を、あまり感じては居なかったようだ。]
…大きな意志、世界の意志、でしょうか。
……わたしも、なにも……
あるべきことわりを伝え、
導いてくれる…そればかり。
ヴィクトリア様みたいに
…――水晶核と
けんかしてるひとも、いましたよ?
[タイガとヴェルナー が、まず。]
/*
しってますか
今黒髪と金色の目を見せられると
ヴェルナーさん探してるから
そっちと勘違いするって言う
さいていな入りになりそうですよ
…
…wwwwwwwwwww
wwww(ごまかしば)
いい天気だな……
[先ほどから何度か呟いているその言葉。
それぐらい天気はいい。
ちなみに、別に眠気はない。
ただぼーっとしているだけ。]
/*
エレオノーレルートはどうしようかな、という。
私も、タイガ同様呼び出すほどまではまだ行ってない。
エレオはまずこちらが惚れ込んでがつがついかないと、落とせないかもな。
あ、ついでにいうと「動きが綺麗」のあたりは「ト書きのリズムが美しかった」みたいな感じです
― 自室・儀式の後 ―
[扉が背後で閉じ、外と中が切り離される。
ひとつ息をついて、扉に背中を預け、
ローシェンの足音が遠ざかるのを聞いていた。]
……。
何を期待してたんだろ、私。
[きゅ、と自分の腕を抱いて呟く。]
―廊下―
[自室から廊下にそっと出る。
体調は万全とは言えないが
まだ本格的に悪くなってないから
見た目では気付かれない自信はある。
しかししばらく自室にこもっても平気なよう
図書館で本を借りてくるかと思いつく。
人に頼む手もあるが
どうせなら聖宮の図書館にしかない秘蔵本を
自分の手でチェックしたい。]
/*
>>348
姫だっこですよね。わかります。
分析してみたんだけど(分析超大事だよね)
どうもキアラに完落ちしてないから、そこまで踏み込めないというか。
そこ超えるためにはもう一つキアラからの働きかけが欲しい。
ということは先にこっちが、キアラを落とさないといけない
と判断しての手紙であります。
>>+66
…――ローシェン様、ですね。
気球?…空を飛ぶ……。
…かわいいですね。
[想像してみた。まるいものが、空を。]
…空での儀式、
キアラちゃんも、ニコラス様を
信じているから、儀式をそこで
行えたのだと思いますよ。
……?
あ、あの?だ、だいじょうぶですか?
あんまり傾けたら、あぶな…
[そんな気がしただけなのだが]
― 翡翠の森>>345 ―
あ、ぁ。いえ。
……どうしても、気になる、から。
すいません。…その、
せっかく気分転換に――
……っ
[頭を撫でられて少しびくっとし、
そろ、とカレルを見上げた。]
― 自室・儀式の後 ―
[その時ふと、握りしめたままの物に気がついた。
緑色の帽子。
儀式のあと、
ふわふわと二人を地上に運んでくれたもの。]
ニコラスさん…。
痛そうな声が聞こえていたけど、
本当に大丈夫だったのかな…?
[帽子をぎゅっと抱きしめて、
それから、何気なく被ってみる。
ふわりと、心が軽くなった気がした。]
─聖宮の片隅>>346─
[その日は よい天気で。そんな中、
エレオノーレは、何かを探すように離れを歩いていた。]
…?
[東の端、木の側に
誰かが寝そべっているような影が見える。
そろり、近づいて、段々足早に]
――… 、っ
[それから、段々ゆっくりと――近くで立ち止まる。]
― 翡翠の森 ―
そっか。そうだよな。
気になるよな。
でもそうそう忘れられる、もんじゃないじゃん。
これだけの責務なんだからさ。
謝るなって。
エレオノーレはさ。
聖乙女であり、綺麗で優しい女の子であるんだからさ。
俺はどんなエレオノーレでも、エレオノーレのぜーんぶを守るよ!
[エレオノーレをいっそうやさしく見つめ返して、そっと髪を撫でた]
[思い返せば、あげた重力、もらった重力――あの場所でのこと]
エレオノーレとは……うん、ベンチで一緒に座ってるってイメージが強いな。
君も空飛んでみたい?
……あ、うん。
ゆっくり、うん、ゆっくり戻す……。
軽いから、急に戻したらポーンって飛ばされちゃいそう。
[少しずつ傾きがゆるやかになっていった]
― 聖宮・廊下 ―
[ヴィンセントの部屋を出た後、バルタザールの部屋には行こうとはしなかった。
もし落書きが消されていると知っていれば、絶対に行ったのだが、その事実は未だ知らない。
廊下を歩いていると、流れるような銀髪の持ち主と遭遇した]
ジークムント?
[彼の後ろから声を掛けた]
[タイガの瞳孔が爬虫類のように縦に裂けて、ヴェルナーが渡した鉱石を光らせる。>>320
ほんの一瞬の出来事。]
わ…、
[タイガも半妖、あるいは人に化けた古代種か何かなのだろうか。]
──聖宮の片隅──
[気配を感じ、ちらと一瞬そちらに視線を向ける。
そして、自分の横をぽんぽんと手で叩く。
特に言葉は告げない。]
─ 自室・儀式の後 ─
ヴィンセント…さん。
[帽子を被ったままベッドに腰かけ、
そっと、名前を呟く。
誰にも聞こえないよう、ひっそりと。]
エレオノーレちゃんと、お話、した…?
私たち、…あなたに届く …の?
[答えるものはいない。
それを、求めることもしなかった。
共に咲く花に問えば、
あるいは、精神の時空に、こえを飛ばせば、
答えもあったかもしれない。
ただ、今はそうする気にならなかった。]
[そして、ヴェルナーの口にした仮定。>>328
あっちとこっちが繋がってたら──そう思うと心臓がトクンと鳴った。]
知識の聖騎士のジークムントなら、何か教えてくれるかもしれないよ。
後で聞いてみてもいい?
[出て行ったタイガを見送り、ヴェルナーに問いかける。]
― 数日前 ―
>>189
[ヴェルナーに呼び出され、部屋に向かう。真剣な表情とどこか切羽詰った様子に、何事かと相手の顔を覗う。]
…写真、ですか?
誰が写っているもので……
ヴェルナー様と、ご友人様、ですか。
ヴェルナー様のお姿は、聖宮で知らないものもいませんから…写真本体が見つかればきっと、捨てられることはないと思うのですが…
手紙に包まれて。なるほど。
[考え込むように視線を落とし、ヴェルナーが訴える内容をメモに取る。]
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