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あ、そうだ。
[思い出したように、フェリクスの方を見て、
またシルキーの方を向く。]
つか、おれよりさ、
こいつのほうが、その氷、役に立つと思うぜ。
その、あれはまあ、多少痛かったと思う、んだ。
[先程、おもいっきり打ち据えた足。
ほんの少しだけ、申し訳なさそうな色を、
瞳の端っこに過ぎらせる。]
[ふと、違和感を感じた。
海へと向けていた視線を戻し、傍らの紅へと向ける。
此方に向けられているのではない、茫洋たる氷の瞳。
その告げる内容に、]
(────…なに?)
[ぞくりと、悪寒が走った。
かのブランコを目にしたときに感じたと同じ、
強烈なる、感情が───]
───ギィ。話を、すり替えるな。
[ぼそ。と低く、それだけを投げかけた]
[シルキーがポーチから出したサンドイッチを勧められ、手を伸ばす。]
ありがたくいただくよ。
手作りかい?
[出て来た状況はさておいて問う。]
[そしてフェリクスやオズワルドの世界の広さについて話を聞くも特に意見は挟まずに]
んじゃま、他に何かなければ、貴族嫌いも女神の魅力に落とされたことだしちと散歩でもしてくるわ。
なんかおもしれーもんでもねーかなぁ。
[と、ハーブティーだけをいただき、何か質問があれば答えるが、ないようならそのまま、なんかないかなーという不穏な遊び心を胸に散歩に*でるだろう*]
― →どっか―
[>>413 あればあるだけ飲み込むだけ、というゲルトの言葉に、包容力のある世界を連想する。全ての者が望みを抱ける世界]
……願いを持てる、世界の大きさ。
可能性が、大事なのかしら……。願いを孕むことのできる世界……。
[ゲルトの言葉を繰り返し、眼差しを空に向けて思考を巡らせる。意識の遠く先で、さらさらと流れる言葉たちを感じ、そういえば、と思う]
……あ。そう。皆さまの新世界へのお言葉を、ジルさんやアイリさんにもお伝えしてよいでしょうか。
二人は私のライバルですが、一緒に試練を受ける友人でもありますの。
誰が女神になろうとも、皆さまのしてくださるお話は、新世界のためになると思うのです。
[続くシルキーの言葉>>416には、ゆっくりと頷いた。]
甘えを許してはならない、か。
わたしも軍人だから、それはわかる。
ただ、わたしは、甘える相手を選ぶことを学んで、少し生きるのが楽になったな。
それは、覚えておいて損はない処世術だと思うよ。
あなたを援けられるのがわたしであれば、光栄だ。
[ステッキの先を胸に当てて一礼する。]
―平原(散歩に出る前)―
[自分の世界の広さに対する答えを聞いて考えている様子の芙蓉には邪魔しないように言葉を挟まずに]
羊の課題についての解答なら三人で分かち合うなりなんなりしてくれ。
だがそれ以外の、各々が個人的に聴きたがったりした質問やら、それとは無関係で勝手にこっちで話したことやらは自分らの胸にしまっといてくれ。
今後課題もでるだろうが、その時もそういう感じでやっててくれ
[まあ簡単にいえば、霞草の個人の質問>>74への返事やら、その女神候補をみてみてふと浮かんだりした、自分の故郷の神(>>78)の話やら、勝手にいってしまった願望(>>401)などのことである]
「世界」についてだが──
わたしも元の世界では、軍を預かる者。
その視点では望むものも違う。
ああ、一概には答えづらい問いだな。
「正しい答え」があるとも思えない。
──いや、あなたの望みこそが正解なのだろう。
新しい世界の事実になる、というべきか。
[個人的に考えた質問などそういうものは己で考えきかない限りそれを口にするつもりはなく、その場で口にしたということは、そのものに伝えたいと思ったからなのだろう。それが無駄なことなのか余計なことなのかはしらないが、直感的にそんなものだと思ったが故に判断で*あった*]
──…それは「望み」の形か……?
[素っ気無く問いを置く。
量るように、若草の瞳が細められてアイスブルーへ向けられた。
鏡のように凶暴に、男の心の内を暴こうかというように。
何故そんな問いをと聞かれるならば、かの水遊びや、
海を眺める瞳の色や、語る声の調子や、
──全てひっくるめてみるにせよ、最後は勘だと答えるしか、
今は仕方がなかったけれども**]
[>>414 フェリクスの言葉に、頷きながら聞き入る。……シンプルで分かりやすい言葉の裏に、何かを感じつつも。ただその声を心に落とす]
飛ぶための、自由な高さ。
……もしかして、あの飛行船は。貴方の……?
[そういえば、横の広がりだけを意識していて、空へのベクトルを失念していたかもしれない、と思う。空も。……そして、新世界の外の世界への広がりも]
考えこんでいると、思考が狭い方へと流れてしまいますわね。
もっと広く。広い大きなものの一部として、新世界を考えるべきなのかも……。
[他の女神候補生へ話の内容を伝えてよいかという要請には快諾を与える。]
あなたの望むように──
他に知られるのを避けたいときは、そう言うよ。
これは我々の間だけの秘密、とね。
[悪戯めいた笑みを浮かべる。]
[呟きながら、思考を巡らせていると。>>419 オズワルドの言葉に、はっと気づく]
そう、いえば。
フェリクス様は、わたくしとオズワルド様を取りなしてくださって……。
[あの時、なめらかに動く槍の柄が、彼の足を]
……ごめんなさい。ごめんなさい。
わたし、自分の考えにばかり意識が向いていて……!
[慌ててポーチに仕舞った氷を探ると、罪悪感からか、もう一回り大きな氷がにゅっとポーチから現れる。それをやわらかい布で包んで、フェリクスに差し出す]
本当に、ごめんなさい。ありがとうございます。
[ぱちり、とひとつ瞬きをして、切れ長の目を横に流す。
こちらを向く若草の奥、
深いところで揺らぐ感情を汲み取って、
く、と喉の奥が鳴る。]
神などいないと信じたままであれば、
まだ良かっただろうに。
今ここに、女神になろうとする者がいる。
それを助けるべく私がいる。
…皮肉だな。
/*
このポーチはなんなんだよ、という心を代弁して灰でお送りいたします。
いや、なんなんだろうね?
多分、シリアスな場面で「なんじゃそりゃあああ」というものを混ぜたいというバランス的な気持ちがあるんだと思うんですが。
無茶な使い方はしませんので。はい。
私の、望みは―――
[視線の追求を逃れるように、
冷えた眼差しが閉ざされる。]
――― 私の世界で叶えるさ。
ただ、どこかに美しい世界ができれば、
…と、「望む」だけだよ。
[果たして、喉を鳴らしたのは笑みか、違うものか。
それを隠す程度のことは、身につけてきていた**]
[>>426 ゲルトの言葉に。こくりと頷いて]
プライヴェートな、……多分、アイリさんやジルさんにだけ、お話していることもあると思いますし、わたしにだけお話してくださったこともあると思うのです。
それは。……それぞれの胸に留めておきたいな、と思っています。多分、お二人もそうなんじゃないかしら。
[少し俯いてから、ふたたび顔をあげる。何が最善か、わからないという表情をそのままに]
そういったものは、他の方にはお伝えしません。……でも、もしかしたら、私の判断と、話してくださった方のご判断が違うかも知れなくて。……悩むところなのですけれど。
ないしょだよ、ということがあったら、お伝えいただけると、とてもうれしいです。
[>>423 散歩でもしてくる、というゲルトの言葉に、こっくりと頷いて。歩き去るゲルトに深々とお辞儀をした]
ありがとうございます、ゲルト様。
また、お話を聞かせてくださいませね。
[オズワルドから指摘されて、謝罪の言葉とともにシルキーから布に包まれた氷が渡される。]
おっと──用意のいい。
[軍靴の上から患部に氷嚢をあてて冷やす。]
いや、気づかれないように振る舞っていたのだから、気づかなかったことを謝られると、オズワルド君を恨みたくなる。
[恨むと言いつつ、口調は軽いもの。]
幸い、丈夫な靴に護られていたから、心配いらない。
行動に支障はないよ。
[実際のところ、痛みは予想よりも鈍かった。
だが、それはこの世界の、あるいはフェリクスに関して世界が及ぼす効果だろう。
相手に与えたダメージを把握できる、それも将としての才覚だから、オズワルドはフェリクスがステッキも使わずに普通に歩き出したら不審に思うかもしれない。
が、いきなり脱がせて調べたいなどとは言わないだろう。
じんわりと伝わる冷気を感じながら、フェリクスはそうしてしばらく、草原を渡る風に髪を嬲らせていた*。]
[>>425 甘える相手を選ぶ、という言葉に。一体どなたの事なのだろう、と思い。その疑問を堪える]
そうです……ね。
甘える相手を、選ぶ……。
[優雅に一礼するフェリクスの身のこなしの美しさに目を奪われながら、ぼんやりと今の状況を考える。
聖騎士達は、”甘えることのできる相手”なのかもしれない。こうして話していれば、相手の人柄が見え、言葉にならない背景がうっすらと垣間見える。
でも、聖騎士だから無条件で信じられると思うほど、全てを受け入れてきたわけでも、世界を信じてきた訳でもない。だから]
……こうしてお話していく中で、そういった方が沢山出来たら、とても幸せだと思いますわ。
ありがとうございます。私が萎れている時に、心を委ねることを許してくださるなら、……きっと、とても心が軽くなると思います。
ふふ。わたくしは剣を取ることもなく、守られた世界で生きてきた人間ですから。フェリクス様の仰るような世界とは、切迫感が違うとは思うのですけれど。
ありがとうございます。
/*
いきなり脱がせて
いきなり脱がせて
エコーが聞こえました。
しかし、どうしてサービスショットは、私の手の届く所で起こらないのだろう。
口惜しいと思いながら、限界につき気を失います。バタッ
お前らさ……アイリの前なんだから、空気読めよなー。
[理由なんかわかるはずもないが、ギィとジークの間に流れる微妙な空気は感じた。]
それとギィ……だっけ?>>417
アンタがどういうことしてんのかわかんねーけどさ。
神のせいにするの――やめてくれねぇ?
……もしかしたら、アンタはそれで別のこと言ってるのかもしんねーけど、そんなの俺にはわかんねーし。
神サマが、そうしてもいいって許さなくても、俺はやりたいことをするだけだぜ。
[確かに自分達がいなければ、争いの種は一つ減る。
何もないところに争いを起こすのは、常に自分達の側なのだから。そんなのはとっくに承知していて、それでも止める気はない]
/*
さーてと。
とりあえず、これだけはどっかでいれたかったし。
ちょこまかとやっとこーかな、と。
て、いうかですねぃ。
カミサマ信じない言い切ってたヤツに、十字架の聖痕って、ランダ神、おま、どんだけあそんどるかwwwww
/*
つか、祝福もらっても嬉しくない、か、言い切ってたんは(←ちら、と確認してきた)。
ま、どっちにしろ、カミサマ頼らんヤツなのよねー。
それだけに、十字架、というチョイスが笑えて仕方ないwwwww
― 草原→川 ―
[アレクシスと別れた後、のんびり歩いてたどり着いたのは川の辺]
んー……ここで、いいか。
川風がいい感じだしな、ここだと。
[柔らかな感触にふ、と目を細めた後。
目を閉じて、呼吸を整える。
手は、紫紺の柄糸鮮やかな太刀の柄を掴み]
……一意、専心……。
我が刃の行方、風の標のままに。
[低い宣の後、漆黒の内より刃を抜き放つ。
くるり、と下回りの弧を描いた刃は、一度下段に構えられ。
一拍の間を置いて、上へと向けて斜めに大気を切り裂いた。
大気断つ音と手にかかる重みに、どこか安堵するものを感じつつ、斬り上げた刃を返して真っ向振り下ろす。
一連の動きは、文字通り風流れるが如く。
けれど、今は薙ぎの時と定めているからか。
暴風としての猛々しさは、そこにはない]
[振り下ろしの後、そのまま勢いに乗せるよに膝を突き、左足を基点にくるり、と身を返す。
括った髪と、首に巻いた青のマフラーが風に揺れた。
間を置かず、立ち上がる勢いに乗せて繰り出すのは、突きの一閃。
伸ばしきった所で腕と刃を引き、一歩、下がる]
…………。
[はしばみ色が見据えるのは、虚空。
一人太刀を振るう時、そこには常にある影が浮かぶ。
二度と越えるを叶えられぬもの。
それ故に、常に先に見えるもの。
既に亡き、太刀の先達の影]
[再度、呼吸を整える。
低く構え、地を蹴り、前へ。
太刀は右下段に流し、踏み込みの後]
…………烈っ!
[気合と共に、振り上げる。
一際鋭く大気を断つ音が響き──後、静寂が落ちた]
……んー。
やあっぱ、キレがイマイチやねぇ。
[一つ息を吐いて、刃を下ろす。
その頃には、先の鋭さは既にない]
……人にえらそーな事言うてるわりに、オレもまだまだ悩み中、てとこかー。
[冗談めかした口調で言いつつ、刃を黒の内へと収めて背から外して川辺に座る。
太刀は、首から外したマフラーと一緒に傍らに置いた]
……後で軽く水潜るかぁ……って、お?
[襟元を寛げて風を入れようとして。
ふと、気づいたそれに、はしばみ色が数度瞬いた]
なんぞ、これ……いや、確かにここら斬られた覚えはあるけどなぁ……。
[何やら物騒な呟きと共に、はしばみ色が向かうのは。
左の胸近く、他のものよりも浮かんで見える、十字の傷痕]
……っつーか。
十字架っぽい形が見えるとか……ある意味、嫌味かこれ。
[神は信じない、祝福されても嬉しくない、が口癖の暴風は。
聖印とも見えるその形に苦く笑った。**]
[>>431 それは我々の間だけの秘密、というフェリクスの言葉に微笑んで、こくりと頷いた]
はい。ありがとうございます。
私も、内緒のお話は、そうお伝えしますわ。
[悪戯っぽい表情がとてもチャーミングで、……オズワルドとの間に入った時に見せた厳しさと、対照的だった]
……軍人の方と、お話したことがないのですけれど。
貴方みたいな方がいらっしゃるのね。
もっと、怖い方ばかりかと思ってましたのよ、わたくし。
/*
優勝と聞いて起きてきました。むにゃ……
わたしとわたくしを使い分けてるんですが、昨日は結構まちまちになった模様。
素に戻るとわたしと言うのですが……
ー草原を歩くー
風の向くまま、気の向くまま。
私の場合は文字の流れに身を任せですかね。
うーん、あまり様になりませんね。
[ダーフィトと話をして少し気が楽になったのか、独り言を言いながら草原を歩き続ける]
さてさて、そうは言っても女神とお話がしたいものです。この世界を見てみたいし、時間は有限なのが惜しいところです。
[草原を歩き続けてどれぐらい経っただろう?四方を埋め尽くす草の海で、何処を歩いているのか少し分からなくなってきたのには気づいていたか、気づかぬふりをしていたか]
…、あれは?
[ぼんやりとだが、大きな物体が見えた。眼鏡を外し、レンズを拭いてもう一度見直す]
飛行船ですね!
あそこに行けば誰かがいる。きっと女神もいるのではないでしょうか、急がないと!
[歩く目標ができたこと、今は動かぬ飛行船がいつ動くかわからないこと、誰かに会えるかもしれないこと、色々な高揚感が彼の足を早足にする]
[>>423 冗談めかした言葉に目を細め、ゲルトに手を振る]
そういう魅力がもっとあれば、いいんですけどね。
ゲルト様、いってらっしゃいませ。
[>>436 フェリクスの言葉には、自らに刃を向けた者へのこだわりは感じられなかった。心の広い人なのだな、と思う]
靴の上からでは、冷えないのではないかしら。大丈夫ですか……?
サンドイッチは。手作り……と言えるのかしら。喚んでいるものですし。
今度、改めて頑張って作りますわ。お好きなものあったら、教えてくださいね。
[言いながら、レシピを喚ばないとだめかしら、と思う。シェフを喚ぶのは反則よね、と内心あれこれ思っていると、草原の向こうに人影>>447が見えた]
あら。どなたかしら。……聖騎士様?
[飛行船ですね!>>448という言葉に、つられて空を仰ぐ]
>>*3
海。……わたくし、ちゃんと見たことがありませんのよ。
お水が沢山あるのでしょう?
楽しいところ、なのね。後で行ってみようかしら。
[てくてく歩くこと10分ぐらいだろうか?飛行船がどんどん目の前に見えてくる。
それは近づけば近づくほど、威風堂々とした趣、言い換えれば圧迫感のようなものを感じさせる]
これはすごい…、まさに空を飛ぶ船だ。
[鋼鉄の身体、しかし優美な曲線を持つ飛行船はアレクシスの国では実用化はおろか、研究対象ですらないおとぎ話の空想物だった。そもそも鋼鉄が浮く原理が解明されていない。]
この船の持ち主は…、魔法使いでしょうか?
[あまりの興奮に、近くでピクニックをしている様子に気付けるだろうか?]
[>>451 青年は、軽やかな足取りで飛行船に近づいていく。眼差しは空に向けられたまま]
……ふふ。お気持ちはわかりますけれど。
ご挨拶だけでもさせてくださらないかしら。
こんにちはーーー!
[家であれば、はしたないと叱責されるだろう大声で呼びかけ、青年に向かって手を振った]
― 砂漠地帯で雨乞い中 ―
[その後、再び詠唱の句を唱えていると――]
ん?気温が下がってきたような……
[上空が曇り、日光がさえぎられ。それによって、幾分か気温が下がり始めていました。
そして、程なくして――雨が落ち始めてきたのです。]
[てててっと走り、青年に近づく。思ったよりも結構な距離があったので、あがる息を抑えつつ、ぺこりと頭を下げる]
……聖騎士、様、ですわよね?
おもった、より、ちょっと遠かったですの。草原って、不思議……。
はじめまして。芙蓉の女神候補、シルキー・デ・ウェルシクルと申します。よろしくお願いいたします。
これから、飛行船に行かれるのですか?
よかったぁ……無事に成功しました……
って、ずぶ濡れになったらまずい。
どこか避難できる場所は――ありました。
[周囲を見渡せば、オアシスが一箇所、近くにありました。しばらくそこで雨宿りをすることにしましょう。
雨乞いは成功。降ってくる雨の強さは――
奇数:弱い 偶数:少し強い →{6}]
[雨は始めはやや弱く降っていましたが、次第にその降り方は強くなっていきました。
砂に足をとられながらも、オアシスまでたどり着いた頃には――本降りの状態になっていました。]
ふう、何とかたどり着きましたが……少し濡れてしまいましたね。
でも、これほどの雨が降れば、この大地も潤うでしょう。
[オアシス内の建物に身を隠しながら、外の様子を眺めていました。
この砂地にとっては、これは恵みの雨。
しかしながら、私の心に潜む漠然とした不安を、表しているようでもありました**]
― 海 ―
…………。
[指先に砂を取り、ギィの額目掛けてぴっと弾き飛ばす。
ほんの僅かな量でも、当たればそれなりに感触を残すだろう]
───油断大敵。
[ひとまず、これだけを言った]
[は。と、短く鼻を鳴らす。
砂の上に立ち上がり、年上の紅を見下ろした>>433]
ならば、その美しい世界を今の「世界」にも作れば良かろう。
真に世界を作るのは、そこに住む者。
ならば、そのようなことも出来なくあるまい。
皮肉などであるものか。
事象を皮肉に変えるもまた、───己自身。
[赤毛の青年の、口にしたこと>>192
その言葉を引いて、真っ直ぐな若草が見下ろした。
未だ折れたことのない、若い瞳が向けられる]
酷い顔だ。鏡でも見ておけ。
[手を翳せば、指の間の空間が鏡のように煌きを放つ。
これもまた、白銀の聖騎士の得た力のうちのひとつ。
白銀にして、───鏡の聖なる痕を得た者として]
………ん。
[ひょい。と、ギィへ空の鏡を差し出したところで、
場をほぐすような、ディークの声が掛けられた>>439
振り返った顔が、一瞬気まずそうな困ったような表情になる]
───これは、失礼を。
[眉を下げ、ディークと、そしてアイリに頭を下げる。
アイリの表情をちらと伺い、僅かに心配そうな表情を覗かせた]
―草原の先?飛行船の下―
いきなりお声掛けして、ごめんなさい。
こちらに来てからしばらく経ちますのに、ご挨拶さえきちんとできていませんのよ。
[ばたばたと駆けてきた言い訳をするかのように、もぞっと口にしてから、軽く身を屈め]
そういえば、アイリさんが「海」がとっても楽しいって言ってらしたわ。大きな水たまりって、楽しいのかしら……?
[湖と区別がついていない呟きを漏らし、うーんと首を傾げる]
百聞は一見にしかずだわ。行ってみましょう。
貴方もよろしかったら、行ってみませんか。飛行船にご用がおありなら、その後にでも。
[誘いを口にしてから、にっこりとほほ笑んで。海へ]
/*
やったーーー!!!
シルキーきたああああ!!!!
行こうと思ってた思ってた!!!w
女神候補の皆さん、マジお疲れさま。ありがとう……
― 海 ―
[閉じた瞼の上、
ごく小さな衝撃を感じて、手で払う。
ざらついた感覚が顔にも手にも張り付いて、
む、と渋面を作った。]
―――そういう…
[立ち上がり、声を投げ落としてくる相手へと、
言い返そうと口を開きかける。
だが、差し出された実体無き鏡に映る己の姿を見て、
小さく唇を噛んだ。]
―――確かに、酷い顔だな。
[呟き、目を逸らす。
―――嗚呼、気付いているのか、おまえは?
その鏡は、見たくもない内面を映し出す。
或いは、
自分で勝手に投影しているだけかもしれないが。
重く息をため込んだところで、
海の若者から掛けられた声に、
張りつめていた糸が切れる心持ちがした。]
―――確かに、話がずれたな。
[息を吐き出して、頭を緩く横に振る。]
別に私は、自分の世界にいるかも知れない神に
どうこうしてもらうつもりも、
現状の責任を神に押し付けるつもりもない。
そもそも、自分の世界の話など
するつもりでは無かった。
私たちが今すべきは、
新しい世界の話であったな。
[胸に手を置き、葛花の娘へと向き直って一礼する。]
―海―
[空中につま先が。続いて足首、するりと両脚が現れて。
すとん、と地に着地しようとしたが、存外に地面が柔らかく、ぺたんとその場に座り込む]
……失敗。
何故こんなに砂ばかりなのかしら。砂漠みたいだわ。
[さらさらとした沢山の砂と、広くて大きな碧い水の塊が、波打ち際に打ち寄せている]
……これが、海。
思っていたよりも、とても広いわ。
[潮風に髪を揺らしながら、ぼうっと波打ち際を眺める]
あなたは、新たな世界の神として、
争いを容認されるおつもりか?
[少女に向かって発したのは、問い。
氷の色をした瞳に宿るは、射るような光。
しかし、その強い光はすぐに、
春の雪のように溶け去る。]
[飛行船を羨望の眼差しで見ていたら声をかけられた >>452]
はっ、すいません。気づかなくて。
[>>454の丁寧な挨拶を受け]
こちらこそ、きちんとした挨拶が出来ていませんでした。
私は知識の聖騎士・アレクシスと申します。
これはすごい船です、私のいた世界ではおとぎ話のモノです。
[船をじっと見詰める]
―――いえ、どう答えられたからといって
あなたに異見するつもりはありません。
神の試練でも無し、答えがなくても構いませんが、
出来れば、他の女神候補にも考えて頂きたいこと。
なにかの折りにでも伝えて頂ければ、と。
もちろん、さきの「箱庭」の件も、
伝えられるのであればご随意に。
[もう一度礼を執って、仄かに笑む。]
海
…………、…?
[ギィの反応が思わしくない>>464
一旦言葉を切って、僅かに眉を上げて見下ろした。
その心のうちを聞くこと、聞けることは遂に、
────なく、]
― 海 ―
…………、…?
[ギィの反応が思わしくない>>464
一旦言葉を切って、僅かに眉を上げて見下ろした。
その心のうちを聞くこと、聞けることは遂に、
────なく、]
───…、おや。
[落ちる沈黙の合間を、波の音が埋めていく。
ふと、空間の揺らぎを感じて目を上げた。
音を聞くかの要領で見渡した砂の先、
ぺたりと座りこんだ娘の姿が見えている>>466]
あれは、芙蓉の?
[失礼。とアイリに声をかけ、そちらへと足を踏み出した]
>>462 海、ですか?
海というのは、水溜りと違って塩味がします。不思議なものでそこでは身体を浸しても沈みにくい性質を持っており、大きな船が浮かぶのもそのせいだといわれております。
/*
ところで、
1.大きな船がどうやら近くに停泊している
2.だが下は砂浜らしい
ここで、ソワア……としているのだけど、あれかな。
船は沖合いにあるってことか、そうかな。
怖くて触れられずにいるwww
それとも陸に乗り上げてんのかな、船。
...、というのは本の受け売りで、実は私も見た事がないのです。是非、ご一緒させてください。
飛行船は大きいですから、後でもいけるでしょうし。
[芙蓉の女神候補生に続いて海へ]
折角、新たな世界がいくつも生まれるのですから、
ひとつくらいは面白い世界があればいい…、
と思いますよ。
趣味に走った世界でも、構わないのでは?
[くすりと笑いを零して立ち上がり、
足についた砂を払う。]
いずれにしても、あなた方の世界だ。
どのような世界であれ、私はそれを支持しますよ。
−海辺−
[大海原という単語が示すように、海というものは両手で抱えきれない大きさを持っていると知った。百聞は一見にしかず、というものだろうか。
服の裾を持って、波打ち際へ近づき指を水にひたしてみる。その指を口に入れ...]
うう、しょっぱい!本の言うとおりでした。
―草原付近の出来事―
[>>472 塩味、という言葉に、ぽかんとして。それが沈みにくい性質なのだという言葉に、アレクシスをまじまじと見つめる]
……塩辛いって、どうしてですの?
そして、それがどうして沈まないことになるのでしょう。
[?マークを沢山散らしながら、アレクシスの説明に耳を傾ける]
[さくり。と、軽い砂を踏んで歩み寄る。
空間からはもう一人、聖騎士が現れた。
彼が真っ先に海に駆け寄り、
子どものようにはしゃぐのを見やって少し笑う>>475]
お怪我はありませんか?
シルキー・デ・ウェルシクル嬢。
[砂浜に座り込んだシルキーへと、手を差し出した]
[>>473 受け売り、との言葉に、くすりと笑って]
ふふ。物知りな方なんですのね。色々と教えていただけたら、とても面白そう。
行って見てみれば、もっと知識が深まりそうですわね。ではご一緒いたしましょう。
飛行船は、わたくしも興味がありますの。後で行ってみましょう?
[アレクシスと一緒に海へ]
>>466 芙蓉の女神、こちらにきてみてください!
海の水はしょっぱいですが、とても冷たくて気持ちがいいですよ。
[>>476の質問に対し]
それは…、私の本にかそこまで書いていませんでしたが、きっと誰かが解明してくれるはずです。
恐らく、塩という成分が海の中に沈んでいて、それが少しずつ溶けているからでないでしょうか?
それより、この波というものも興味深い。引いては寄せての繰り返しです。見てて飽きがこない現象です、音も心地いい。
芙蓉の女神はこういう面白いものもお作りになるのですか?
―海辺―
[す、と差し出された手に、反射的に手を差し出してから。その主の顔を見上げる]
……ジークムント様。
こちらにいらしたんですのね。ありがとうございます。
[手を引かれ、ゆっくりと立ち上がり。アレクシスが波打ち際で楽しそうに、海の味を確かめているのを眺める]
ふふ。とても楽しそう。
やっぱり、塩辛いのかしら。不思議だわ……。
[>>479 アレクシスの言葉に、うーん、と首を傾げ]
多分、作れると思うのですけれど。……良く知らないものは、作れないのかしら?
とても面白いですし、お船が浮かぶのも見てみたいですし。あったら素敵ですわね。
[そういえば、ディークが船乗りだと言っていたな、と思い出しながら]
アレクシス様が海についてお調べになったこと、わたくしに教えてくださいませんか?
そうしたらきっと、作れますわ。
[向こうに、ギィとアイリがいるのが見える。ジークムントの微笑みは相変わらずだが、どこかうかない顔に思えて、じっとその顔を見上げる]
……あの。
少し、お疲れなのではありませんか?
[気のせいならばよいのですけれど。そう続け、ぎゅ、とその手を握ってから、ゆっくりと離す]
何か、お飲みになりますか。
お好きなものを仰ってくだされば、お出しできると思いますの。
[「世界の広さ」についても聞きたいと思ったが、心配の方が先に立って。ポーチをごそごそと探る]
― 草原 ―
[ハーブティーやサンドイッチを囲んで
穏やかに談笑しあうシルキーとフェリクスを眺めつつ、
多少の居心地の悪さを感じて、身動いだ。
自分には場違いな場所だという感覚がする。
だから、草原の向こうから頓狂な声が響いて>>448
シルキーが駆けだしたのを見て、
密かに安堵の息をついた。]
やれやれ、肩凝るな。
ちと、水でも浴びてくるか。
[いてて、なんて呟きつつ立ち上がって、
フィデーリを呼び、その背に跨る。]
― 海辺 ―
[細く柔らかな手に手を添え、引き立たせる。
菫色の瞳の視線を受けて、若草も穏やかに笑みを浮かべた]
本当に楽しそうですね。
彼は───随分、無邪気な人だな。
[恐らくは、知識故の興奮であるのだろう。
探究心に目を輝かせる様に、自然と向ける視線も柔らかになる]
あなたも、海は初めてですか?
[塩辛そう。その感想に、首を傾げる>>480]
―砂漠―
砂漠。なのに、雨?
[歩いていていつのまにやらたどり着いた砂漠にぽつぽつと降っている。]
珍しい…ってほど砂漠のことはしらねーけど、運がねーな
[空を見上げれば曇、そこより雨が降り注ぎ、その雨のしずくが、トロルによって傷つけられた額に落ちたとき、激痛が走る]
……ぅ…っっっ!?ぁんだ…
[この感触は、記憶にあるのと照らせば灼けた鉄を押し付けられたような痛み
苦悶の声を上げてトラオムが落ちぬようにするぎりぎりで砂漠に膝を付き、痛みに呻く]
それじゃ、またな。
[残っている連中に声を掛け、馬の腹を蹴る。
ひと声嘶いた黒馬は、風にたてがみを靡かせて、
にわかピクニックの場所から走り去った。
水浴びの場所としてすぐに思いついたのは、
聖なる泉があるという場所。]
そういや、まだ行ってないしな。
[知識として与えられていた泉の風景を脳裏に描く。
その数瞬後には、草原から人馬の姿は溶け消えた。]
― → 聖なる泉 ―
では、実際に触ってご覧になられるのが良いでしょう。
[アレクシスが、笑顔で差し招いている>>479
そちらへとエスコートのまま導きかけ、]
え……っ?
[きゅ。と握られる手に、若草を一度瞬いた>>482
見返した先の、案ずるような瞳の色に、少しの間息を詰めた]
私は───…
……私は、大丈夫ですよ。
[ふと、肩の力が抜けた気がした。
そこで初めて、肩に力が入っていたことに気付く。
ふわりと、「笑おうとしてではない」笑みが、自然と浮かんだ]
[それに魔術的要素があったせいなのか。
己が一つ目の課題に対する問いを女神にしたからか、ただ今がそのときなのかは知らぬ。
痛みに脂汗を流し、息を吐き出し堪えていると、収まった。
その頃にはいつのまにか雨は本降りへと変わっている]
「ニャー」
…ああ、すまん、心配かけたな
[心配するように鳴くトラオムを安心させるように撫でて、痛みの走った額に手を当てる。
そこにはなにかの痕ができていて。ちょうど水によってできた水たまりへと目を移して、その額を見る。]
[目に映ったものに息を呑む。そこにあったのは、翼の痕。
―――それも、骨で出来た、畏怖と死の象徴。己にとっての馴染み深い骨翼]
[ほのりと、心の奥が暖かくなる。
心の奥底に凝っていたのは、不安、恐れ、怯え───
未来への、言い知れぬ恐怖のようなものが、
時折じわりと顔を覗かせている。
或いは、この聡明な娘には見透かされてしまうだろうか。
美しい瞳を見つめて、そんなことをちらりと思う。
けれどもそこにあるのは恐怖というようなものではなく、]
………。
[ポーチを探る白い手の甲に、そっと指先を添える。
見返す菫の瞳に視線を合わせて、瞳を深く笑ませた]
安堵して下さいと言いましたのに、
こちらがご心配をおかけしてしまいましたね。
[飲み物ではなく、その気持ちこそが力となる。
そう、言外の想いを伝える]
ふ…ふふっふ…
[なぜ?とはいわない、ただ笑った。当人も笑う意味がわからずに笑った。
そしてひとしきりそれを凝視して笑った後に、髪を戻す。
骨の翼の痕は髪に隠れてほとんど見えない。]
濡れ鼠…じゃなくて猫になっちまったなぁ。
[肩にトラオムをのせる。己もずぶ濡れだ。まあ放っておいても渇きそうではあるが、暑さと雨を足した空間は不快だ。と、さっさとその場を退散することにした]
― → またどこか―
ドロシーもエレオノーレも海は知らなかったけど、
今は二人とも知ってるんですよね。
川遊びはどっちもしてますけど。
エレは水着か全裸で海で水遊びとかしてそうですよね。
―海辺―
[止まる呼吸と、……ふ、と小さく吐かれる息。じっと見るその先で、どこか張りつめていたジークムントの纏う雰囲気が、ふわりと緩むのを感じた]
大丈夫、でしたら、よいのですけれど。
あまりご無理をなさらないで。ね?
ジークムント様はとても落ち着いていらっしゃる方ですけれど、天候のように心持ちは変わるものですから。
時にはご自分を、いたわってあげてくださいませ。
[そう続けると、にっこり微笑んでから、アレクシスの方を見やる。
アレクシス様も、何かお飲みになるかしら。そう思いながら、一旦ポーチを元の位置に戻すと、>>479 の手招きに、はぁいと答え。
ジークムントの手を再びとると、ゆっくりと波打ち際に歩いてゆく]
[>>481海の知識について聞かれ、海水をぐるぐる回しながら考える。]
海の知識は本で得た以上のものはないのですが…。
海というものは、川の水が流れてできたものです。
湖や池と違うのは、向こう岸が見えない事です。ですから、この水の行方は誰にもわかりません。
常に流れている川の水が海に流れるのに、海水が溢れないのは向こう岸がないからだとか、逆に天へ流れる滝があるからだとも言われていますが、見た人はいません。
他にも海の特徴があります。
先ほど申し上げたように、物が浮かびやすいこと、塩味がすること、川や池にいない生き物がいること。ああ、そう。海のそばは砂漠ほどではないですが、砂浜と呼ばれる地帯があり、ここでは植物があまり育ちません。
[と、つらつらと話していると、芙蓉の女神はそばにおらず、女神のそばには銀髪の人がいる。二人にむかって手をふってみた]
天候のように変わる……か。
ええ、心掛けることにしましょう。
ありがとう、シルキー。
[芙蓉の姫の名を呼んで、一度頷く。
自らの心を制せぬようでは、将たる器に足りはしまい。
そんな思いは今は心のうちに仕舞い込み、口を噤んだ。
───言えば、更に心配をさせてしまうのだろう]
[軍人と話したことがないというシルキー >>446 に]
初めて、が、わたしとは責任重大だな。
わたしだけが特別──と言ってみてもいいのだけど、実際のところ、死線に身を置く者はどこかしらユーモアがあるものらしい。
[先ほどまでの戦いの気迫はどこへやら、まったりハーブティーを飲んでいるオズワルドやゲルトがまさにいい例だろうと思う。]
それに──あなたのような女性の前では、自然と気持ちも優しくなる。
あなたがこの場を和ませているのだよ。
あなたに備わった力を、信じることだ。
[性質の違う男たちがいがみあわずにいる理由をそれと告げて、フェリクスはアレクシスの方へ走ってゆくシルキーを見送る。]
[ゲルトもいつの間にか、ふらりと去っているのに気づいた。]
…しまった、彼が怪物を呼び出した理由を聞き忘れたな。
[とはいえ、あれで懲りたのなら、繰り返すことはないだろう。
そのあたりの心配はしていない。]
───失礼、
[シルキーの手を引き、波打ち際へと誘った。
彼女がもうひとりの聖騎士へと歩み寄るなら、
エスコートの手は離されるだろう。
青年は、もう一人の聖騎士へと目礼をする]
あなたも、ご同輩のようですね。
お初にお目にかかります。
私はジークムント・フォン・アーヘンバッハ。
白銀の称を得ている者です。
[さらりと居住まいを正し、端正な礼をアレクシスへと向けた]
[オズワルドも短い挨拶を残して黒馬に乗って草原を走っていった。
水浴びをするというから、イシュタル号に温水の出るシャワーブースがあることを教えてもよかったのだが、彼の出身はシャワーに馴染みがない文化かとも思う。
説明のために一緒にシャワーを浴びるのは御免被りたいところだ。
飛行船について興味をもったなら、そのうち手を出してくるだろう。
自分で試してみたがる、そういう男だと感じたゆえ。]
[フェリクスは上着を拾い上げるとイシュタル号に帰還する。]
微速前進──
[声に答えて、天空に浮かぶ船は静かに滑り出した。]
[>>495 >>496 アレクシスの言葉に、……ちゃんと覚えていられるかしら、と思う。メモを取ったら失礼にあたるだろうか?……でも、必要なものだし、としばし迷う]
海を見るのは、初めてなんですのよ。
こんなものだとは、知りませんでしたわ。
[そうジークムントに呟くと、ポーチからかきつけるものを取り出し、かりかりと書いてゆく]
ええっと、川の水が、海になって……でも、海の果ては誰も知らないのですね。不思議だわ……。
天に流れる滝があったとしたら、その水は天のどこに行ってしまうのかしら。
[ぶつぶつと言いながらメモをとり。海水に指を浸し、舌にのせてみる]
……う。うう。塩辛い。
川の水は塩辛くないのに、どうしてなのかしら……。
聖痕COぞくぞくきてるなぁ。
さて、自分は【指輪】なんだけど、どう演出しようかね。
いい発想が出てこない。
まあ、ゆっくり考えよう。 (←そのうち忘れそう
/*
昨日今日は聖騎士様とお話するのが目的なのでよいのであるが、目的のはっきりしない会話と言われたら、その通りでござる。
[>>501 いかにも騎士という丁寧な挨拶を返されると、少しとまどったかも]
あ、始めましてですね。私はアレクシスです、知識の聖騎士です。
白銀の騎士、ですか。なんか幻想的な肩書きですね。物腰といい、元の世界では王子様とかだったのですか?
あ、でもアレクシスは王子様っていうより王様の年齢ですよね、失礼しました。
[屈託のない笑顔で答える]
海、か──…
[改めて、不思議なものだと思う。
初めてとは言わずとも、馴染みの深いのでもない。
寄せて返す波に魅入られたように目を向ける。
やがて海辺に視線を返せば、
屈みこみ、海水を舌に乗せるシルキーの仕草に笑みが零れた]
天へと流れる川、ですか。
ああ……天の川というものを、ご存知ですか?
羊飼いが流したミルクだとも、
女神様が零した涙だとも伝わりますが──…或いは。
天に、その滝の水が還ってゆくのかも知れないですね。
[半ばお伽噺めいたことかとは思う。
けれどもこの不思議の国で、或いはそうしたことこそ、
真実と言えるのではないかとも、また思うのだ]
アレクシス殿ですか。
私は王子などではありませんよ。
家は確かに爵位を頂いておりますが、
私はまだそれを継いでもいない身。
───今はただの、学生です。
[研究者然とした同輩の、屈託のない挨拶に笑み返す。
そうして、少し感心したような目を彼へと向けた]
さすがは知識の聖騎士殿というところですか。
確かに、新しい世界に知識は不可欠となるでしょうしね。
[海についての知識を口にする様子に、得心したように頷く]
[>>504芙蓉の女神がメモをとっている様子を見て]
メモを取るのはいい習慣ですよ、私もいつも持っています。でも、私も喋る事はあくまで重要ではなく、芙蓉の女神が思った世界を作ればいいのです。
[海の水を手ですくい]
ほら、水は透明だけど、向こうの海は透明ではない青い色をしていますよね?
理由は分からないけど、それはそれでいいのです。
芙蓉の女神が、もし遠くの水も透明がいいと思えばきっとそうなるでしょう。そしたら、私は「水が透明なのは何故だろう」と考えるだけです。
でも、それが楽しいのです。
私は疑問があふれる世界が欲しいですね、広くて不思議な世界。
そう、人々が戦争をする暇もないぐらいの興味深い世界が。
…ふむ…
[あの物体には興味がある。
海にいってみようかとは思ったが、と飛んでる物体へとかけていく。
微速であるためか、かけてしばらくの後においついて]
よっ…っと。
[飛んでる物体より降りている、ブランコみたいなものに飛び移ってみて]
ぬぉっ!?
[勝手に登っていく足場に驚きながらも、そのまま素直にじっと、昇降機によって運ばれていった]
>>509 学生ですか、驚きました。でも、その物腰は貴族の生まれだという事で納得しました。
私と同じぐらいの年だと思っていました。では、私大分年が離れているのですね。
[年を聞かれたら、そろそろ三十路ですよと苦笑しただろう]
天の川、一度見て見たいですね。この世界にも星空が見られるのでしょうか?
[ふと、ここへ来て夜を迎えてない気がすることを思い出した]
── 上空 イシュタル号 ──
[誰か飛行船にやってきたようだ。
確認してみれば、猫とその飼い主とわかる。]
古来、猫と船は相性のいいものと聞く。
ようこそ、歓迎するよ。
砂糖菓子をご希望かな。
あるいは、行き先に希望でも?
[猫を引き合いに出しながら、飼い主の意向を問い、前にドロシーやカサンドラが来たときに歓声をあげていた場所を中心に、船内を案内することにした。
歩きながらでも話はできるだろう。]
三十路……?
[ぱち。と、瞬く。
人との付き合いは慣れている。年を推測するのにも慣れている。
初対面の相手の情報を見極め、力量を分析するのは、
ある意味貴族として生まれた者の性のようなものでもあろう。
けれども、目前の青年は]
失礼、もっとお若いものかと。
私は未だ18、未熟にて学びの途中の者です。
[小さく頭を下げる。
星空との単語に、視線は自然と蒼穹へ向けられた]
アレクシス殿は、天の川をご覧になったことがないのですか。
それは………
[言い差し、口を噤む。
彼が語った、望ましい世界の姿>>511
酷くその姿に、心惹かれたがゆえ]
───…それでは、興味は尽きないのでしょうね。
[それもまた、ひどく好ましいものと感じられる。
微笑みと共にアレクシスの視線を追い、空の向こうの不思議を見遣った]
― 聖なる泉 ―
[おそらく、こいつが聖なる泉にたどり着いたのは、
正確な知識があったせいでも、
本気で水浴びがしたかったせいでもない。
ひとえに、食欲と嗅覚の成せる技。]
なんか、旨そうな匂いがするな。
はら減った。
[先程しこたま食べたばかりなのにもかかわらず、
……あるいは、満腹も空腹も、
この世界では全て気のせいなのかもしれないが、
ともあれ、黒馬に乗った青年は、
何一つ迷うことなく一直線に匂いの元
――すなわち、ずらりと並ぶ寸胴>>338の前に着いた。]
[登りきって、飛空物体の中に入れば現れたのは翼の聖騎士>>514の姿]
ども、さっきぶり。
濡鼠で失礼するよ。あの後、通り雨にやられてな。
[滴り落ちる水滴こそ走ってる最中になくなったが、まだ服やらはしっかりと濡れている状態で船の主に挨拶]
猫と船が相性がいいんだってよ。お前よかったなー
「ニャー」
[未知の体験に猫もご機嫌であるが...もまた無意識に普段よりも表情が柔らかくなっている]
じゃあまたこいつに甘味を頼む
でも行き先は任せるよ。宛もなくふらふらしてただけだし、しばらくここを味わってみたい
[歩き話しながら、だが目はあちこちに向けられている]
うわ、すげーうまそうだな!
おれも食う、食う!
[隣に立っている人物の顔もろくすっぽ見ず、
馬から下りての第一声がそれ。
いつの間にやら、手には皿とスプーン装備。]
おー、いただきますー!
[受け取るのももどかしく食べ始めたそれは、
多分>>338 {5}なカレー。]
――――――!!?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!
[甘み。
それは時に、辛さよりもなお狂暴に人間の舌を襲う。
不意打ちともなれば、その威力の程を計り知れようか。
るーがる・りんご亭謹製のカレーを
さらに7倍(当社比)甘くしたその味は、
まさに、馬数千頭が突進する衝撃にも等しい。]
み、水………。
[よろりら、と聖なる泉に近寄り、
顔つけて直飲みで水を求めるしまつ。]
本当に飛んでるな。
[フェリクスの案内に感想にならぬ声をあげている中でも、やはりなのか窓から見える光景に、自然と足が止まっていた。
外から見ていても飛んでるのだから当たり前なのだがその感想。
視点は遥かに高い、本当はこちらが動いているのだが、地面が動いている]
こりゃ地図書くときも便利だ、もっと高くいけるのかな。
ところで、ちょっと耳が変な感じがするのは気のせいかな?
[気圧について知識などもっておらぬが感じた違和感を率直にフェリクスに聞いてみたりしつつ、受け取った甘味はトラオムはご機嫌で食べてさせる。トラオムは空を飛ぶ驚きよりも甘味であったらしい]
本当に飛んでるな。
[フェリクスの案内に感想にならぬ声をあげている中でも、やはりなのか窓から見える光景に、自然と足が止まっていた。
外から見ていても飛んでるのだから当たり前なのだがその感想。
視点は遥かに高い、本当はこちらが動いているのだが、地面が動いている]
こりゃ地図書くときも便利だ、もっと高くいけるのかな。
ところで、ちょっと耳が変な感じがするのは気のせいかな?
[気圧について知識などもっておらぬが感じた違和感を率直にフェリクスに聞いてみたりしつつ、受け取った甘味はトラオムはご機嫌で食べてさせる。トラオムは空を飛ぶ驚きよりも甘味であったらしい]
やっぱり俺がいた世界よか文明が進んでるってことか。
まだ、海の果てさえ俺の住んでる国はわかってないしなぁ
[居住区の作り、勝手に動き出す扉とか。金属をひねれば水が出てくるとか。戦闘中のあの火線とか。それら全てを内包した飛行船。
どうやって動かすのだろうか。というのは聞くこともしなかった。実現できそうにない以上そんなものだ。程度におもうことにしたのだ]
[やがて、甘さの衝撃から立ち直った青年は、
ここで漸く周囲の人物に視線を向けた。]
あれ、えっと、あんた女神候補?
……じゃない、ってことは―――
…オカマ?
[カレーをよそってくれた金髪の女性をまじまじと見て、
こて、と首を傾げる。
聖騎士に女性はいないだろうという思いこみからの
とんだ先入観発言である]
[だが、視線をもうひとつの人影に移した瞬間、
ぶ、と口の中のカレーを噴き出す。
(激甘カレー、残すともったいないからね)]
お、おんなとろる?!
またあいつが呼び出したのか―――!?
[いろいろ、酷かった。]
―海岸―
[もう興味がないかのように、彼らには反応を返さない。>>461>>464
目をつぶったままそのまま寝ようか。と思った。が僅かに波がぴちゃんと跳ねる音>>475に、再び眼を開けて]
……なんだ。男か。
美少女の水遊びなら、いつでも歓迎だけどさ。
― 海辺 ―
良いですね。広くて興味深い、そんな世界。
私も行ってみたいように思います。
[アレクシスへと頷きを返して、シルキーへと目を向けた]
……世界の広さ狭さとは、
人の心が作り出すものなのかも知れません。
では、広くするにはどうするか?
人の心を外へ、興味へと向けるのもまた一案。
ただ、
[ひとつ、言葉を切った。
若草の瞳が伏せられる。思うは、故国。
交通の要衝にあり、常に他国からの脅威に晒される地]
[ジークにエスコートされるシルキーを見ては>>480]
前にあの手のお嬢様ってのを、別の船から助けてやったけど、助けられた癖に、えれぇつんけんしてたよなぁ……。
……あの子は、どうかな?
[まだ寝転んだ*まま*]
───ただ、人は食べて生きねばなりません。
ですから私は、新たな世界が豊かに優しくあれと願います。
隣人も隣国も、争う必要のない豊かさを。
国を違え、宗教を違え、互いを善と悪と呼ぶ。
それでも共存できるような───…
懐の広い世界を、私は望みたいと思います。
[女神候補へと語り終え、再び海へと視線を放つ。
広々と広がる海洋を見つめて、暫しの間*立ち尽くした*]
/*
ちなみにゲルトん
女神候補にも諫言をいうように、あっちの世界でも必要なら主だろうが誰だろうが諫言をしていることだろう。
それと生まれがよくわからんことや元賊だろうと引っ張ってくるのもあわさって、きっとほかの騎士やらからはかなり嫌われている予感。(まあそこはゲルトの態度もあるだろうが)
だがそれと同時に、そんなやつでも引き入れていくというアピールにもつかわれてそうだ
― 川→聖なる泉 ―
[しばし、浮かんだ十字架の印を眺めた後、襟元を正して立ち上がる。
太刀とマフラーは纏めて手に持った]
……水潜るんは後にして。
まだ、会うとらん連中に、挨拶してくるかぁ。
[は、いいがどこにいるのか。
とりあえず、泉に行けば探せるか、と。
そんな軽い考えから、ふらり、そちらへ移動した]
[そんな訳で、移動した先。
最初に耳に届いたのは、なんか酷い一言。>>525]
……は?
一体、何事ですのん?
[場の状況が掴めない事もあり。
口をついたのは、とぼけた一言。**]
[通り雨にあったというゲルト。
当人は服が濡れていても気にしていないようだったが、]
騎士ならば、不測の事態に備えて万全を心がけておかなければならないのではなかったかな?
[ゲルト自身の言葉>>303を引用して、着替えを勧める。]
その間、わたしがトラウムの相手をしていよう。
わたしの手からも砂糖菓子をやってよいだろうか?
[着替えを進める理由はそれだったりするかもしれない。]
[船内案内中、ゲルトから耳の調子がおかしいと言われれば、]
高度が変わるときに起きる現象だ。
これを舐めていると自然に直る。
[尚、着替えを見たならば、しなやかな筋肉の上に前とも後ろとも言わず、傷やら火傷、それは戦場で負ったのか、拷問で負ったのか、わからぬような傷があるのが見えたことだろう。
気にしなかったのは、同じ時代の人間じゃないという考えによるものである]
俺も気圧差の耳抜き苦手でねー
飛行機の離着陸のときにはいつも飴なめてる。
昔はフライトアテンダントにもらっていたのだが、最近はハニーがちゃんと用意しておいてくれるよ!
[ゲルトの肢体を這う数多の傷痕を見れば、それが最近、ついたものなのかが気になる。
フェリクスの経験では傷かどうか判別のつかないものもあったけれど、古さは様々に見えた。
幾度となく分散して受けたものなのだろう。
少なくとも、今、危険な状態にある傷ではなさそうだと判断して、小さく息をつく。
シャツを首から抜く時、ゲルトの額に何か痣のようなものが垣間見えた気がした。]
──…、
[以前からあったか?
記憶を手繰るが答えは出ない。]
もう、痛みはないぞ。
痛みをそのままにしておく趣味はない。
[言葉がとまったフェリクスに向けて、彼の見立て通り、体にあるのは古い傷だけ、昔の名残がほとんどだ。だが額の痕にまで意識を向けたかどうかにまでは気づかずに]
ここも便利な空間だが、旦那の元の世界もかなり便利だったんかな
[火のない灯りを見上げながらなんとなはなしに聞いてみた]
― 聖なる泉付近でフィオンと(回想) ―
[フィオンの回答>>211、それは生命の聖騎士らしい視点のもので]
限界、か…。
[頤に人差し指を当て、しばらく考え込む様子を見せる]
程々の広さの世界、ね。…うん。
[伏せていた目を上げて、ちょっとだけ笑いを見せた]
でも他の聖騎士にも聞いたのだけどさ、
やはり狭い世界は嫌だって、皆言うね。
広い方は人それぞれだけれども。
うん、有難う。参考になった。
[しばらく口ごもってから、
双眸に迷いの色をにじませて、けれど唇に乗せた]
最後にひとつだけ。
これは、今度会った時にでも、質問を覚えていたら教えて?
……争いは、全くない方が、いい?
[そして答えを聞かずにその場を立ち去った]
― 聖地:小高い丘の上 ―
[眺めのいい場所に行きたいと、歩を進めたら
やがて小高い丘に辿り着いていた。
地上よりも強さを増した風が、
いたずらめかして少しだけ乱暴に、短くなった髪を躍らせてゆく]
ん、……気持ち、いいー…。
[目を細める。
前方には、聖なる泉だろうか、緑の木々に囲まれた青い泉の姿。
その周りには草原あり、森林あり、砂漠あり、
何もかもが揃った世界で、けれど、]
思い描けば何もかも造れる。
では、私の目に映るこの景色も、ある意味虚像とも言えるのだろうな…。
[髪をかきあげ、頬を撫でる風を感じながら。
泉を、聖地を、じっと見据える]
つまり見る者の心次第で、世界に形は”無い”。
[その時ふと、ギィの声>>187が聞こえた気が、した]
……あれ、? これは…。
[声届くんだ、という僅かな驚きよりも先に思ったのは]
住みたくなるような世界――
面白い、世界…
「痛みをそのままにしておく趣味はない」か。
その痛みを与えた人間に対しても、かな。
[ゲルトの主張に、あながち冗談でもなさそうな感想を返す。]
[額に拳を当てて苦笑する]
確かに、既存と同じでは新たに創る意味は、ないか。
しまったな、これは盲点だった。
[そのまま風に身を晒し、
しばらく考え込むように聖地を*見下ろしていた*]
便利──だな、確かに。
[船内の施設や空からの眺めに、ゲルトが洩らす意見はなかなか興をそそった。
いつもと違った観点で物事を眺めるのは楽しい。
忘れていた新鮮な感覚を思い出させてくれる。]
文明については、進んでいるのか、それとも君のいた世界と別の技術が発達しただけなのかはわからないが──わたしの世界の女神は「空を飛びたい」という願望を人に与えたのかもしれないね。
>>*2
あー…うん、そっか。
じゃあ、えーと、その辺は各騎士に確認したりしつつ、あとは各女神候補の裁量に任せて臨機応変で?
[非常にアバウトだった]
いや、あんなもの俺の世界にもいないな。空想とか想像の産物だ。
やってみたらできるかな。と試してでたときはさすがに驚いた。
ああ、ちなみに、面白半分って意識があったことは認めるが、何ができるのか知る必要があるんで、遅かれ早かれ試してたことにはかわりはないとおもうぞ。
[どのみち試していただろうというゲルトの答えに苦笑する。]
起きてしまっても、対処できる自負があってこそ、かな。
君は、死んでみたらどうなるか確かめたいと考えるまでは死なないタチかもしれないね。
で、面白かったかい?
/*
はっはっは、行き先を尋ねるという酷いまるなげをしてやったぜ。
・・ごめんよ(えぴまでひとりごとはみせません)
君はタフだね。
わたしが妹の護衛にと抜粋した大尉にも少し似ているかもな。
夢を抱く、実力主義者。
…想像力、というのは大切だと思う。
新しい世界も、固定観念に縛られると、これまでの世界が抱えてきた問題をそのまま持ち越すことになるかもしれないという危惧は少しだけ抱いている。
[フェリクスは窓の外を見やった。
雲が落とす影。]
わたしのいた世界では、「大陸を自由に飛ばす」という研究をしている者がいる。
わたしはそれを決して狂気の沙汰だとは思わない。
「より良くあることを考えないのは、ただの思考停止。
一歩ずつ、積み重ねていかなければ、実現する日は来ない。」
彼女はわたしにそう言った。
わたしは、それを信念のひとつにしている。
女神候補生たちは──「革命」を起こすだろうか?
[少しだけ苦い声で告げる。]
反対する者がいても、
失敗するかもしれなくても?
[物思いに沈んだフェリクスは、行き先を訊ねるゲルトの声に顔を上げる。]
ああ──、
このイシュタル号は、タイミングをはかりながら、女神候補生の近くまで、自動で航行するはずだ。
それとも、まだ会ってない聖騎士をチェックするために、一端、聖なる泉を覗いてみようか?
[しばらくは船内でフリータイムの予定だと告げる。*]
「ルー・ガルー戦記4」未参加者用備考。
>>555の大尉は、PCで、女性パイロットのシュテラ・カフコヴァのこと。
>>556の斜字部分もPCで、フェリクスの幼馴染の研究者、リーゼロッテの発言。愛称・リロ。
―聖なる泉―
>>336
[ふと気付けば、カサンドラが賑やかに料理を用意していた。
横目で見ながら、ふと思う。]
…何でも出てくるなら、最初から出来上がった料理を出せばいいんだよな。
そうしないのは、単に忘れてんのか、それとも…
[水から足を上げ、立ち上がる。
香辛料のツンとした良い香りがした。]
…オレと同じく、「過程」を踏まないことに納得できないヤツなのかもな。
ま、食い物を前にして、食さんワケにはいかんな。
もらうぞ。
[返答を待たずに、並んだ中>>338から皿に一杯の{5}を取って、ガバッと口に運んだ。]
…自分で言っといて何だがすごいな32倍。
ん…?
[いずこからか現れた男が一人、嬉々として同じ鍋の料理を食す>>519。そして…]
[顔を上げたその男が、何となく失礼なコトを言っている気もしたが>>525]
(ま、ここにいる以上、しばらく付き合うことになるだろう)
[ちょっと*愛情*になってた気持ちを横へ置き、無言のまま、挨拶代わりに右手をシュタッと上げた。]**
おう、そりゃ便利だ。
なら俺もしばらく普段味わえない空の旅を満喫する。
もし誰か見かけて暇そうだったら拾い上げよう、得にいなかったらそのまま泉にでもいこうか。
…って…フェリクスの旦那、準備よすぎ。
[猫のために、甘味に続いていつのまにやら用意された水、砂箱に爪研ぎ。他エトセトラエトセトラ。
我は王様ぞーとばかりに満喫してるトラオムをみて恥ずかしいやら呆れるやら思いながら、しばらくは飛行船の中で*過ごすのであった*]
― 聖なる泉 ―
うん? って……あれ
[時折寸胴の中をまぜこぜしながらいれば、一直線にこちらに向かってくるやたら人相の悪そうな男の姿>>517]
大将じゃん……いや、大将になる前か?
[泉の情報でオズワルドなる名は見ていた。が、よもやアタイの知ってる本人などとは夢にも思ってはいなかった。
記憶よりもずっと幼さの残る顔立ちを見れば、小さく微笑んで向かえただろう]
いらっしゃい。お兄さん。美味そう? でしょでしょ〜
当店自慢のカレー各種オススメは{5}と{5}よん。
って、コラコラ食べる前に手を洗ってうがいして、歯磨きして乾布摩擦しなきゃだめだぞー
[準備万端で待ちかまえるオズワルトに、苦笑混じりにルーをよそう。
てか、ちっともこっちを見てもいない。皿に全力集中だ
ならばと、一番アクの強いブツを差し出してやれば]
あはは、男の子にはちょっと刺激が強かったかな。
でも、この甘さが病みつきになるって、結構評判なんだぞ。
ん〜、あと33年したら、この深い味もわかるかね?
[よろりと泉へ向かってがぶ飲みする様子を>>520、横目でちらりと眺めながら屈託なく笑う]
[と笑っていたら、目があった>>524……というか見つめてきた。
ふむ…眼光やらなんやらは、この頃からそう変わらないのね。
というか、マジで人相悪いな。だけどだけど、年頃の子ははこんなワイルドで逝こうな子人気なのよねぇ。
部隊でも隠れファン多かったし
などと見つめ返しながら物思いにふけっていれば]
うん。候補生ちがうわよ?
へ? オカマ? おいおい…君の目は節穴かい?
[とりあえず、某腹黒緑の娘よりかは女らしい(と自負している)胸を張ってみせる。
全く何を言い出すかと思えば、言うに事欠いてオカマか?
い、いや、確かに男物の格好ではあるし、女っ気のある装飾はしていない。
……けど、普通間違えるかなぁこの子は]
こんな別嬪さんな(←自分で言った
オカマちゃんがいれば、アタイがまず口説いてるわよ。
そりゃ、候補生の子らとはちょいと育ちが違うからねぇ。
んまあそんなこたぁいいんだけど……
[尚も何か告げようとした矢先、彼の視線の先が変わり]
……オンナトロル?
[聞いた瞬間絶句した。
ハルム・バーンでも鋼鉄の女とか、Mr.アマゾネスとか、歩く破壊兵器とか
ヴィクトリアの兄貴マジカッケーとか……そんなフレーズは聴いたことがあったが
オンナトロルは初耳だ]
あはははは。
お兄さんひどいなー。
こんな可愛い娘捕まえてとろるはないよ〜
[けどなんというか言い得て妙な表現で
傍らの彼女にはちょっと申し訳なかったけれど
──思わず笑っちゃった]
あれれ? 怒るどころかなんか愛情に満ちあふれた乙女ちっくな顔してる……
これってもしや
[愛で空が堕ちてくるような様子に>>567
YOU は SHOCK ななにかを勘違いしちゃったかも]**
/*
ふたりともwwwwwwww
うああwwwおかしいwwww
うんうん、突撃して良かった。
さて。ご飯作る前にお返事書けるかどうか、だな。
―『天文台』―
ここは食事も要らぬ、排泄も要らぬ、運動も要らぬ。
習慣として、身体と心が意識しておるゆえ、求め欲するが、
それすら薄れてゆけば、緩慢に萎びていくのじゃろう。
[身内の戦場から戻ると、詩人が残っていれば会釈と共に、座っていた椅子に座り直す]
(悪く言えば飼われてすらおらぬな。ただ見られておるだけじゃ)
意志と思考のみが、それの緩慢な堕落から免れるともさほど思えぬ。
となると、あちらの連中のここへの滞在も、そう長いものではあるまい。
世界造りの基礎とやらは、どれほどの時を必要とするのやら――そなたは知っておるのか?
(まあこうして見ているつもりの我もまた同様に、ただ見られておるだけじゃがな)
[問いかけつつ、武装姿から人と会う時用の豪奢なドレスに瞬時に着替える。刺繍や宝石など細部にわたり、実際のものとそう変わりがない]
(どうせならもっとお高い石でもイメージしてもいいのじゃろうが)
[まあどうでも良かったらしく、その思考自体を自分で馬鹿にしたように鼻で息を吐いた]
[妹いるんだ、というゲルトの言葉に嬉々として反応する様は軍人とも貴族ともかけ離れたもの。]
ああ、齢の離れた妹がいるんだ。
天真爛漫でとても可愛らしい。
おっと、嫁にはやらないよ。
[満面の笑顔でいきなり予防線をはる。]
[聖騎士がいる意味について語るゲルトの言葉を聞けば、冷静さを取り戻して、ああ、と頷く。]
導くこと、であって押し付けることであってはならないな。
殊に、彼女らは「統治者」としてあろうとしているわけではない。
世の摂理を定める「女神」──
ならば、彼女らが為すのは「革命」ではなく「夢」なのだろう。
我らは、彼女たちが自由に羽ばたけるようエスコートしなくては。
彼女らは、どんな世界を望むのか…
それを見届けよう。
[激甘カレーを全力でお勧めされていたとか
誰かに軟弱な舌と言われてただとか、
33年経っても、74倍の旨さは絶対に判らないとか、
ていうかまじ普通のカレーが食いてぇ、
でも、甘いのもなんかだんだん旨くなってきたかも?
だとか、もろもろの事を吹っ飛ばした相手に
視線が釘付け、臨戦状態。
相手の右手が動く気配に、びくうと緊張する、が]
わ、う、動いた。
つか、…え?
[おんなとろる、だなんて表した相手が
しゅた、と片手を挙げて、
多分友好のボディランゲージ。>>566
しかも、なんだか頬まで染めちゃって
フォーリンラブな予感?]
いや、ちょっと待って、
おれさすがに人外趣味はない、っつーか
種族を越えた愛って難しいよな?
か、考え直した方が……
……え、とろるちがうのか?
[しどろもどろに両手を前に突き出して
ぶんぶん振っていたら、
傍らからツッコミありがとう。>>575]
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