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― 海 ―
[一歩踏み出せば、そこは海だった。
絶え間なく聞こえる潮騒に、体内の潮がざわめき出す。]
―――海は、いいな。
気が落ち着く。
[潮風を深く吸い込んでから、身を翻せば、
馬を伴った女神候補と、
一度、見かけたことのある男の姿。]
おや、先客が居たようだ。
[さく、と貝殻の散る砂浜を踏んで、
二人のもとへ近づいていく。]
[ある意味思った通り…とでもいうべきか。
なんら戸惑いもなくフェリクスに刃を向けるオズワルド>>264に、嘆息。
しかしフェリクスを心配はしない。自ら飛び込んだのだ。おそらく彼は率いるものであろう、なのに無謀を行うなれば正直そこまでのこと。
オズワルドのほうはもっと知らん。勝手に刃を向けた以上死んだって文句なし。
ゆえにか興味は芙蓉にむいた。
彼女は霞草(>>0:682)のようにフェリクスや、オズワルド、もしくは俺に指示のようなものを出すのか。それとも己から動くのか。
同時に、翼と炎の主張を見てみたい気はしていたため、彼らの間合いではないだろう場所にて、芙蓉の近くのいつでも動ける位置で足を止めた]
おいおい。大丈夫か?
[草原とは大分感触が違う砂浜に驚く様子に、声を掛ける。
足元を見ると、この場所には似つかわしくないと思える乗馬靴]
折角だから、その靴ぬいじゃえば?
そんなに熱くもなさそうだし、裸足で歩くのも結構気持ちいいぜ。足が汚れれば海で洗っちゃえばいーんだし。
ほら。こんな風に。
[自分もブーツを脱ぐと、裸足で白い砂をさくっと踏みしめた。]
――いや、やってみなければわからないでしょう。
[雨といえば水。ディークがその場にいない以上、そして彼が水にまつわる術を使えるかどうか分からない以上。自力で、やってみるしかありません。
湖水を入れた瓶を取り出し、蓋を開け――中の水を砂地にたらし、六芒星を描いていきます]
/*
!???????
>>267
― ジラルダンを思い出したのは私だけでいい 〜砂漠地帯〜 ―
なww
なにwwwこれwwwwww
ふwwっきんwww
フィオン飛ばし過ぎだろJKwww
[ハルバートの支点は青年の手。
遠心力を用いる武器は、支点に近いほど威力が弱まる。
ゆえに、相手が動くと見るやフェリクスは青年の手元へとさらに踏み込んだ。
むろん、ハルバートを持った相手と直接対決したことはなく、力学として知っているのみだ。
相手の動きが予想より早かったので、重い柄に片足を払われた。
支点に近く、軍靴を履いていてもなお、危うく骨が砕かれそうになるほどの容赦ない一撃。]
[苦痛は声に出さず、かろうじてもう一方の足に体重を移して立ち、至近距離から、上体を起こした青年を見下ろす。
口元にわずかに満足さが浮かんだのは、少なくともシルキーから刃を逸らすことができたせい。]
女性に刃を突きつける男に、下衆と呼ばれるのは心外だな。
わたしは、《翼の聖騎士》フェリクス・ヴェンダーヴァルト・フォン・フリーゲンベルク。
君にも名はあろう、名乗りたまえ──下衆と呼ばれたくなければ。
[自分の物言いが相手を挑発しているだろうと承知の上で、泰然と告げる。]
[そして、おもむろに――]
我、神々の御許にて。
我、生命の聖騎士フィオン・ヴァン・キャスティールの名において祈ります。
天よ、願わくはこの砂漠に、大いなる恵みをもたらす雨を降らせたまえ!
この砂地にしみ入る雨を降らせたまえ!
[一通り詠唱を終え、そして――
ほんのわずかな水ですけれど。
それが、この砂地を潤す水となることを祈り。
瓶の中に残った水を、宙へとぶちまけました。
成功するかどうかは、分かりませんけれど**]
ん。解った。
[>>272アドバイスを受けて、靴を脱ぐ。細かな砂の感触に、くすくす笑って]
そうだ。「おねーちゃん」の名前はアイリだよ。
葛花の女神候補。よろしくね。
[鞍の上に、ぽいぽいと乗馬靴を投げたところで、別の騎士>>270の姿に気付いて]
ギィ!
こっちこっち!
[笑顔で呼んだ]
― 草原のような場所 ―
くはは、くはははははははははははははははははは!!
[作られた世界の作られた箱庭で呵々大笑するドロシーがいた]
[背後から、砂を踏む音がする。>>270
まさかこんなところに外敵はいないだろうが。
左手にブーツを持ち帰ると、右手を開けてそちらを振り返った。
あっ……あの時の。
[顔は聖なる泉で見たことがある。それもあるが、鮮やかな赤が印象的髪の色は忘れようもなかった。
アイリの手前もある。
感じが悪いと思ったことは、とりあえず心の内に秘めた]
― 草原 ―
[後ろに下がらず、踏み込んできた相手の動きに、
目を瞠った。
間合いを外されれば、どんな武器も弱い。
男の軍靴を打って止まった
[周囲には千切れた腕、折れた剣。ひしゃげた兜。転がった盾。
撒き散らされた血飛沫と、ところどころに見受けられる血溜り。
そして、首。死体。
都合、二つの遺体のすぐ横で彼女は寝転がっていた。笑わなければ、三つの遺体に見えるかも知れない]
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!
[狂ったように笑い続ける彼女の右肘から先はなく、左目付近も刃物で抉られたように赤黒く染まって肌と金髪を汚していた。残された左手に握られている鞭も半ばから切り落とされ、その先も近くに転がっていた]
…他人の上前撥ねて生きてるような輩に、
名乗る名なんてねぇよ。
……。
…………。
――――――ウォレン・オズワルド。
…称号は炎だ。
[むすっとした顔ながらも名乗ったのは、
脳裏に師匠の拳骨の火花が見えたゆえ。
同時に、斧槍を草の上に下ろす。
先程から、両手首がなぜか酷く熱を持っていた。]
これは痛い! これは堪らぬ!
[そう言いながらも哄笑が絶えない。はたから見れば狂乱しているとしかとれないだろう。口から零れる血は、そのむき出しになった白い歯を赤黒く染めていた]
(父上、兄上)
[打撲痕を至る所に残したまま首になった兄と、具足以外に目立った傷が見当たらない父に呼びかける。笑いながら、笑い続けながら]
ひゃひゃひゃひゃ……ごぼっ!! ごぼっ、ごぼっ!!
[こみ上げてきた血の塊が詰まったのか咽る。ボロ雑巾のような身体を丸めて、幾度か咽た後、その体が一瞬何かを纏うようにして光った]
ふぅ……。
[機敏に起き上がると、千切れた腕も再生し、鞭も二本元通りに腰に刺さっていた。抉れた顔も復元し、変わらないのは転がっている二体の死体と、血の跡だけ]
アイリ……葛花のね。
ま、称号なんて堅ッ苦しいなしで、アイリ。でいいよな。
俺のこともディークでいいぜ。
[簡単な挨拶を交わしながら>>277、もう1人の男の名も頭に刻んだ]
(あの詩人にはこれは見せたくないのじゃが……どうなんじゃろうな)
[造りだした戦闘場所と、戦闘相手と共に、それを望んではみたが、果たされているかは判らない**]
よく見たら、ギィとオズがねこみっち様か!
なる。それでフェリクスの半確定ロルね。
多角?お疲れ様だあと思いつつ、手加減せずこき使う私マジおにちく。
― 海 ―
[白い砂浜に、楽しげな声が響く。
既に、二人は靴を脱いで、はしゃいでいるのが窺えた。
呼ばれた声に片手を挙げて応え、
さくりさくりと二人の近くに寄る。]
葛花の方、
お呼びのようなのではせ参じました。
……水遊び、ですか?
[さっきまでさんざん自分もしてた、
なんておくびにも出さず、問いかける。]
君には、はじめまして、だったかな?
ギィ・ルヴィエ・ド・コルベール、
紅玉の聖騎士を名乗らせてもらっている。
[傍に立つ明るい茶の髪をした若者には
名乗って一礼した。
泉で見かけたのは覚えているが、
見られていたのには気付いていないがゆえ。]
― 露天風呂 ―
[ゲルトとは入れ違いになったのだろう。
ひと気のない風呂場に、青年の姿はあった。
ぐしゃぐしゃになった服を脱ぎ捨て、肌を晒す。
少年期を抜けたばかりの身体は、鍛えているとはいえ、
まだ線の細さを残していた]
───…は。
[湯に身体を浸せば、左の腕がじくりと痛む。
僅かに眉を顰めたのは、少しの間。
やがて、じわりと湯の温かさが身体の中に染透ってくる。
青年は、その感覚を味わうように、湯の中で瞳を閉ざした]
[青年は素直に名乗った。
大学時代に、貴族だという理由だけで噛み付いてきた連中とは違うらしい。
そういう輩を論破するのには慣れていたのだけれど。
少し毒気を抜かれて、フェリクスも痛む足を庇うように、草の上に腰をおろす。
リロとの「研究活動」のときには、そうやってピクニックもしたものだ。]
先ほどの活躍は、上から見せてもらった。
君は、よい騎手でよい戦士だな。
[肩越しに振り返ってゲルトと猫を招く。
シルキーも座るのであれば、上着を脱いで敷物代わりに置いた。]
焦っても……、な。
[ぽつりと、呟く。
未だ理想に力は追いつかず、己の足りぬを痛感する。
目指すものがあるだけ、常に足りぬと焦るのだが]
……、…
[黙って気を落ち着ける。
焦りは結局のところ、何も生むことはないだろう。
そう、分かってはいるのだから]
長い名前もあるけど、アイリでいいよ。
いちいち家の名前やら、肩書で呼ぶの、面倒でしょ。
[ディーク>>281には認可を。ギィ>>282には提案を向ける]
水遊び?
[言われて、確かに水辺では水遊びをするものだと納得する。
……しかし、この波打つ水の中に入る?]
湖や川では泳いだことあるけど、同じなのかなあ。
[馬の手綱を話、恐る恐る、波打ち際に進んでみた]
ふわわわ。
[引き波で足の下の砂が浚われる感触に、慌てて引き返した]
ああ、ギィ……だな。
さっきアイリがそう呼んでたから、知ってるぜ。
俺の名前は……今ので聞こえた?
聞こえてなかったら、もう一遍言うけど。
[一礼する姿と身なりに、彼もまた違う人種だ。と思う。
が、こちらはジークよりは幾分か鍛えていそうだった。目の前の青年のほうが、年が上に見える分なのかも知れないけれど]
― フィオンの手記、その文面 ―
ほぼ反射的に体が動いていました……。
命あるものが、目の前で果てていくのは、辛いものですから。
それに、せめて私にできることがあるなら。
それこそ、何もしないよりはましでしょう?
私は嘘偽りのない、キャスティール王族の者。
しかし、そのような境遇ゆえ、王太子の肩書きは、一種の仮面のように、時に私の本心を隠す事もありました。
そして、今後もそのようなことが、たびたび起こるかもしれません。
[少しの間、そうしていた。
やがて湯から上がれば、
見えざる手によって着替えは既に用意をされている。
所々銀を効かせた白の上着に、着心地の良いひと揃え。
どうやら白銀を貴重とされたらしきは、称号に合わせたものか]
───、よし。
[すべて着込めば、傷も隠れる。
既に先ほどまで、水遊びに興じた面影はない。
腰には一応、愛用の剣を挿しておく。
手早く身支度を整え、青年は風呂を後にした]
─→どこか─
― 草原 ―
別に。
……上のあれ、あんたのか。
[翼を名乗った男からの賞賛は、
ふて腐れた顔のまま受け流す。
ただ、上を見上げた一瞬は、
素直な羨望の眼差しをしていた。
男が座るのを見ても、とりあえず黙認の風情。]
フィデーリ。
[諍いの気配を感じて離れていた黒馬を呼び戻し、
寄せてきたその鼻面を軽く叩く。
ついで、自分も座り直そうとして、
背中に走った痛みに、固まった。]
でも、もし許されるなら。
せめて1度でいいから、自分の心に正直に生きたい。
せめて自分らしく生きたい。
いつしかそういう思いを抱くようになっていきました。
今回の行動も、その一環でした。
…うー。
[…多分、
自分の中でもなにかしらの緊張は解けたのだろう。
落馬して打った背中と、
熱を持つ両手首が一斉に痛みを訴えてきて、
思わず、くてりと前のめりになる//]
― 海 ―
あなたがそれで構わないのでしたら、
異論はありませんとも。
[葛花の娘からの提案に頷く。
それから、馬と共に波打ち際へ行く様子なのを、
少し後ろから付いていった。]
長い名前……。
いや。アイリでいいってんなら、そりゃ助かる。
有難き幸せ〜。なんつってな。
[波と戯れるアイリ>>287を微笑ましく思いながら、女神候補生にしては随分毛色の変わった娘だ。とも思う。]
どうだ?初めての波の感触は。
これくらい浅いトコじゃ、波に浚われる心配はねーぞ。
ああ、聞こえていた。
ディークだな。
同僚として、しばらくよろしく頼む。
[若者にも頷いてみせる。
こちらには、さほど敬語を使う必要も感じないため、
言葉はざっくばらんだった。]
>>294
ここは女神候補生にヒーリングお任せのターンだな!
シルキー起きてきたみたいだしw
って、テスト村30人満員だが、入れたのかな?
[何度か、波との追いかけっこを続けて行く内に、波によってどこかに連れて行かれるわけではないと理解し、すると今度は興味の方が勝って来て]
うわあ、しょっぱい!
本当にしょっぱいよ!
いったいどれだけの天日干し塩が作れるんだろう?
[舐めてみたり、砂を掘ってみたりと水際遊びを楽しんだ後、とうとう服のままザブザブと海へ入って行った]
そんなに冷たくないよ。
気持ちいい!
女神にお会いできたのですね。私もお会いしたいのですが…、草原といっても広いので、なかなかお会いできません…。
[はぁと一息ついて]
あなたは風の聖騎士なのですよね、元の世界では…、風車屋さん?
生憎、今の私は武器らしい武器を持っていませんが。
私にも、役に立てることはあるはず。
今はただ、そう信じるほかありません。
過去に一度、魔術に手を出した身であっても……
**
>>298
モンゴルの遊牧民がモデルなんだけど、川遊びの時は服のまま入るらしい。
乾燥気候なので、すぐに乾くんだって。
まあ、海水だと、濡れたのそのまま乾かすと気持ち悪いんだろうけど。
[波と戯れる葛花の娘を見守りつつ、
どんどんと海に入っていくさまには、
小さく方を竦める。]
まあ、これも勤めか。
[小さく呟いて、軍靴と外套、上着までを脱いで、
自分も後を追った。]
あまりはしゃいでいると、波に足を取られますよ。
気をつけて。
[声を掛けて、波間に踏み込む。]
―草原 ちょい前―
[>>227 ふわ、と空気が動いた。知覚できたのはその程度。
青年の右手が、いつの間にどう動いたのか。目の前には鋭利な刃のきらめき]
………ッ、あ………。
[小さく声をあげ、呼吸を止める。
瞬きも忘れて、翳された穂先を眺め。その向こうの青年の目を見る。
状況を把握して凍る背筋と、ぶわりと湧きあがる怒りと驚き。
目の前の男がその気になれば、瞬きひとつ分の時間で充分なのだろう、と思いながら。ゆっくりと目を閉じ、開ける]
……誰何もせずに突然刃を向けるのが、貴方の流儀ですか。
何をそんなに急いているのかしら。怯えた小娘でもあるまいし。
[語尾が震えそうになるのを、腹に力を込めてぐっと堪え。青年を睨みかえす]
[飛行船に向けられた羨望の眼差しは、我がことのように嬉しい。
フェリクスの方は、フィデーリと呼ばれた黒馬に似たような感慨を抱いている。
貴族の常として、フェリクスも乗馬を嗜むから、馬を見る目は養われている。]
フィデーリか。よい馬だ。
そういえば、先ほど、白い馬もいたな。白づくめの騎手を乗せていた──
あえて白黒にしたのかね? 彼は君の知己か?
/*
さすがに海組は忙しそうか。
草原も多角過ぎようしなあ……
フィオンには絡める隙がなさすぐるwww
せっかく怪我してみたのは、薬草部分を拾えればもあったんだが。
[ゲルトが傍らに座れば、そちらへ身体を傾ける。
そのせいで、オズワルドが痛みに身を強ばらせたのは見逃した。]
ゲルト、君は《影》を冠する聖騎士だと聞いたが、影を操る能力を持っているのかい?
わたしは先ほどの戦いを上空から眺めていたのだが、緑の怪物たちの「影」が、日の方向に関わらず、君の方へ伸びていたように見えた。
何か、意味があったのかと思ってね。
ああ。
芙蓉のお嬢とは、あんまりのんびり話せとらんけどな。
ま、お嬢方も直接騎士連中と話したいと思うとるだろし、あんまり悲観せんときや?
[息を吐く様子>>299に、軽い口調で言って。
その後の問いと、ついたオチ>>302に数回瞬き]
……いやいやいや。
こんなん振り回す風車屋がおるかい、ってーか、風車屋ってどんな稼業やねん。
[笑顔で突っ込みいれた]
……ま、真面目に答えりゃ、見ての通りの剣士稼業。
いちお、仕えるお国もあるが、ね。
[それから、さらりとこう付け加えておいた]
風は羨ましいです、この世界もきっと颯爽と駆け抜けるのでしょうね…。私の鈍足では、この世界を見て周れるか。こんな興味深い世界なのに。
女神にお会いしたと伺いましたが、どこでお会いしましたか?他の聖騎士の皆様はどうしているのでしょう?
[ここへきて出会った人たちの顔を思い浮かべる]
ああ、こちらこそ。
[ギィの対応>>297には、さして不満をもつこともなく、初めの印象もどこかに消えた]
しかりありゃ。随分とお転婆な娘だな。
調子に乗って、溺れたりしないよな。
……そういう時の為に、俺らいるんだっけ?
[大げさに肩を竦めると、脱いだブーツと、腰に差したカットラスを砂浜に置いて、自分も水の中に入った]
るせーなぁ。
師匠みたいなこと言ってるんじゃねぇよ。
ちぇ。せっかく鬼師匠から離れて
のびのびしてるってのによ…
[ゲルトからツッコミ入れられて>>303、
思わずぼやきが零れる。
言われたことは正論なので、
まあ、ぐうの音も出ないのだが。]
[海の仲間で付き合ってくれるギィ>>301を振り向いて]
ギィも海に来たことあるんだね。
波に足を取られるとどうなるの? 連れていかれる?
でも、浅いなら大丈夫なんだよね。>>296 ねえ、ディーク?
[連れていかれたらどうなるんだろうと、沖を見る。その果ては、かすむように青空に溶けている]
広いね。本当に。
本当に向こう側なんてあるの? 海を越えるって、草原を端から端まで旅するより、大変なことなんじゃないだろうか。
あー、またやってもうた。
発言のタイミングって難しいなぁ。
ひと呼吸置いて、って思うんだけど、ガチの感覚でやっちまうズラ。
とりあえず、発言前のリロードは必要、かな。orz
女神候補生のシルキーを差し置いて、男どもでシーンを進めててすまん(> <)
テスト村にかこつけて、しばらく低速で見守り。
さて……、
[とはいえ、これからどこへ向かうか。
思案するところへ、声が届いた>>242]
出て……?これでは童話の召使だな。
[ランプの中から呼び出しという風でもあるまいが。
呟いて、足を踏み出す。ふわりと、潮の匂いが鼻を擽った]
─→海辺─
ああ。
俺の自慢の……あれ?
[馬を褒められれば、思わず嬉しげに頷いた。>>305
頷いてから、違和感を感じて首を傾げる。]
―――んー、多分、これから愛馬になる馬だ。
…って、別にあんな奴知り合いでもねーし、
奴が後から勝手に白にしただけだ。
[白づくめの騎手、を思い出して、
やっぱり、少しむくれた。
一時共闘したものの、やな奴には変わりない。]
風っていうても、気まぐれな暴風だけどねぃ、オレは。
[そこは文字通り、名が体を表すところ。
羨ましい、という言葉>>309に、さらりと返して]
でも、ゆっくり見て回る事で見つけられるモン、ってのも。
大事なんじゃないかねぇ?
[何気に、突っ走って色々見失って、を繰り返してきた身だったりするのだが、とりあえずそれは置いといて]
どこで……っても、なぁ。
泉の近くだったり、川辺だったり。
騎士連中も、あちこち移動しとるようだし。
かく言うオレも、ふらっと歩いてて誰かに会う、ってそんなんばっかりだしなぁ。
― 海 ―
[跳んだ空間の先は、海だった。
陽光が波間に、眩しくきらきらと輝いている。
抜けるような蒼穹に、見渡す限りに続く海。
───そして、波間に3つの人影]
?また水遊びか。……好きだな。
[その中に燃えるような赤毛を認めて、
最初に零れた感想は、まずそれだった]
―草原 ちょい前―
[>>227 物騒な笑みに、いーっと表情を歪めて見せる。寄生虫。……事情はよくわからないが、敵意を抱かれている事だけがはっきりとしていた]
わたしが嫌いなのは、このやり口。貴方を嫌った覚えはないわ。
貴族のご令嬢、ね……。世の中にどれだけ貴族の令嬢がいると思っているのかしら。全員に刃を向けてたら、きりがないわ。
……暇なの?貴方。
[敵意むき出しの表情に、皮肉を返し、やれやれと肩を竦めてみせて。
目の前の穂先に手を伸ばそうと、手をそろりと動かした。
何も聞こえないほどの緊迫した空気の中に、するりと声が飛び込んできて。>>257 あたりの音が、一斉に戻ってくる]
……貴方、は……。
まさか、こんなに簡単に海に入るとは思わなかったんだよな〜。
[アイリに>>312苦笑しながら軽くぼやくと、一転真剣な表情になって]
まだ浅いって思ってると、急に深くなるのが海だからな。
調子にのってるとえらい目にあうぞ。だからこれ以上は行くの禁止。
……広いだろ。海って。
だからアレを使うんだ。
[船を指差して、気づく。
ああ、そうか。
この船は――シュバルツルックス。オヤジの船だ。]
───既に充分、といったところかな。
[海に足を浸して遊ぶ、男女3人。
ディークにギィ、そしてあれが声を放った女神候補だろう。
特に声をあげて注意を引く風もなく、砂浜に観察を決め込んだ]
/*
Q:ところでさ。シュバルツルックスってさ。ガレアス船であってたっけ?
A:確認するの忘れた……。違ったらゴメン
― 草原 ―
[改めて、ゆっくり座り直してから、金色団子を見る。
刃を突きつけた時のあの目は>>304
まあ嫌いじゃあなかった。]
貴族の連中を全部斬るなら、
急ぐしかねぇよなぁ。
[あの時の問いにぽつりと答える。
その表情は、あながち冗談でもないもの。]
……むき出しの刃に触ろうとすんなよ。
怪我するぜ?
[思い出したように、付け加える。]
はあい。
[まだ腿まで浸かっただけだ。故郷では、もっと深い湖で泳ぐこともある。
だが、この騎士たちは、自分を守ってくれる人々だと理解している。その忠言>>321には従うべきだと考え、波の感触を楽しみながら、砂浜へ戻ろうと]
大きな船だね……。
あの船も、飛ぶ?
[フェリクスの飛行艇を思い出して聞いた]
>>317 ぼ、暴風なのですね。
でも、今のあなたには暴風を感じません。風って不思議ですね。
[色々なものを見回るという発言に対して]
確かにそうですね、女神に会わなければという意識が強くて焦っていたみたいです。
世界の広さを決める前に、この世界がどういうものか見ておきたいのです。その過程で女神に会えるといいのですが…。
これから愛馬になる馬──か。
[未来を語るオズワルドの言葉に、ふと胸に手を置く。
白馬の主への言及には、苦笑を零すのみ。
知り合いでもない者に、そんな表情はしないだろうと。]
[ギィの言葉に、その顔を見上げて]
ギィが守ってくれるのは、あたしが女神候補だから?
守ることがギィの仕事だから?
神様に言われたから?
……それとも、あたしがギィの住みたい世界を作ってくれるかもしれないから?
そ、暴風。
んー、今は荒れる必要もないからなぁ。
ま、風は無形な分、変幻自在、ってことで。
[不思議、との評>>325に、返すのは冗談めかした言葉。
焦っていた、と聞けば、真面目だなぁ、などと内心で考えて]
……力入れすぎんのも、ほどほどに、な。
力入れすぎて、オレらが空回ってもいかんだろうし。
……ま、歩き回ってりゃ、お呼び出しがかかるか、上手く出くわせるか、どっちかあるて。
うん。大変素直でよろしい。
それはアイリの美徳だな。
[そうやって彼女の良いところは褒める>>324
褒めるほうが伸びるのかな。なんて少しマジメなことも考えつつ、次の瞬間]
はぁっ?この船か?
これはあれみたいに飛ぶ船じゃねーよ。多分。
[不思議の世界だから、もしかして飛ぶこともあるのかも知れないが、飛ばないような気がした]
―草原 ちょっと前―
[>>257 フェリクスの落ちついた言葉と、するりと近づく気配に、詰めていた息を吐き。また息を吸い込んだ]
……貴方も、聖騎士様のお一人ですのね。
お気づかい、ありがとうございます。
[どっと安堵がこみ上げると同時に、苛立ちと悔しさが襲ってくる。
荒事は得意ではないのだから、周囲に助けを求めればよかったのだ。
それはわかっているのだが、……良いようにされるという事は、それだけ自分の力量が足りないということだ。
それに、焼けるような悔しさを覚える]
……お手を煩わせて、申し訳ありません。
[言葉が終わるかどうかの刹那、>>264 向けられていた切っ先がするりと動き、もう一人の聖騎士にまっすぐに向けられる。それは青年の足元に吸いこまれ、>>274 動きを止めた]
/*
自分の発言の配置と並びがうつくしくない
なんだかとてもくやしい
あかもしゃべらなくては ごめんなさいいい
飛ばないなら、あたしの知ってる船と一緒だね。
あっちの方が普通だったら、どうしようかと思った。
[多分>>331がついてる、曖昧な返答だったが、ふふふと笑う]
[ギィが質問に答えても応えなくても、ひとまず砂浜に向かった。白づくめの人>>322が見えたら、手を振って]
─ 泉のほとり ─
[暫くして後、食材をぶら下げて戻ってきたアタイは、鼻歌交じりにカレーを作り出す。
どうやら、野菜という代物はなかったか、それとも勝手に想像しろというものなのかは分からなかったが、足りないモノは自分で作り出しただろう。]
騎士様らしくと言ってもね。
アタイにはそういうもんはないから
代わりに包丁でも振らせて貰うさ。
[やってやれないことはないんだけれど……
久しく剣も振るっていない。あれだけ得意としていた弓も、精度が下がりつつあって]
やってないと錆びるもんだね。
林檎と蜂蜜恋をした〜♪
[包丁ならば錆びてもいない。移ろいの大脈から隔絶した……
そう、それは変わらない日常。
いつまで、留まるかは考えることはあっても
今は宿屋のカサンドラ]
うっし、完成っと。
念じちゃえば、このくいらいも出てくるんだろうけどね。
やっぱこういうのは手作りってのが肝要さ。
[その場に誰がいたかは知らなかったけれど、いくつかの寸胴に分けたカレーをおきながら、振る舞いもしただろう]
1.マトンカレー
2.チキンカレー
3.ビーフカレー
4.るーがる・りんご亭謹製甘いあまーい蜂蜜カレー
5.甘さ[[ fortune ]]倍。激甘カレー
6.[[ emot ]]気分になるまじかるきのこ入りカレー
…こいつを覗けば、来ているヤツらのことがわかる、って言ってたな。
会いたいと思った者と会えるって。
信じられんな。魔術ってヤツか?
[澄んだ水面を覗き込んでみる。
いくつかの場面がぼんやりと浮かび、そして、消えていった。]
飛ばないなら、あたしの知ってる船と一緒だね。
あっちの方が普通だったら、どうしようかと思った。
[多分>>331がついてる、曖昧な返答だったが、ふふふと笑う]
[ギィの返答>>334には]
なーんか、誤魔化された気がするー。
じゃあ、レディなら誰でも守っちゃうの?
ギィは、モテるけど、恋人には怒られるタイプだ。
[くすっと笑い、砂浜を目指した。砂浜に白づくめの人>>322が見えたら、手を振って]
― 草原 ―
おれは、寝てたらいつの間にか来てたぜ。
[ここに来る前の事が、もう遠い昔のことのよう。
とまで言うつもりはないが、
ゲルトの言葉>>318に思い出して呟く。
同時に、炎の熱さをも思い出して拳を握った。]
あー。
…でもま、ちょっとは懐かしいけどな。
怒られるのも。
[痛かった、あれは。と、頭をさする。]
…どこもお取り込み中ってとこか。
しかし、怪物も山賊も猛獣も見当たらんな。
神さんよ、一体どういうつもりでオレを呼んだんだ…?
[心地良い冷たさを感じながら、肩の力を抜く。]
[食べようとしてくれた面々に装いながら、聞くのは例の話題。聖騎士にも女神候補生にも同じ調子で尋ねただろうか?
それが、誰を前にしても格好は崩さない。内心飛来する思いくらいはあったかもしれないが、終始にこやかに
別に応えなくても気にしない様子で。]
ん? 馳せ参じて普通に聞くのもつまんないだろ?
食は文化だ。心も安まる。
それに……話は直接顔を見て、ゆるやかな時間の中で聞きたいのさ。
それが会って話す、会話だろう?
ところで君はどう思う? 世界の広さ。
>>330 そうですね、少し肩の力を抜いてみようと思います。気の向くまま、もう少し歩いて見ます。
ありがとうございます、お話できてよかったです。
[ぺこりと頭を下げて、歩き出そうとする]
……おや。気付きましたか。
[手を振る女神候補へと、軽く手を挙げて応える>>340
さりとて自ら海に入るでもなく、浜から人やら船やらを眺めていた]
葛花の方は、無邪気な方……といったところか?
[遠く振る舞いを見つつ、聞こえないほどの声で呟きを落とす]
>>330 そうですね、肩の力を抜いてみようと思います。
風を感じながら、気の向くままに。
ありがとうございます、お話できてよかったです。
お近づきの印に…、えい。
[念じて出してみた風車をひとつ手渡たそうとする]
暴風にならないよう、おまじないです。
あなたを私の特別にして構わないのでしたら、
いつでもそうしますよ?
[誤魔化された、と笑う少女に、やはり笑みを向ける。
そんな彼女の視線が向いた方を見て、
あ、と声を上げた。
少しばかり、気まずい気もする。]
なんだかもうちょっとで掴めそうな気がするなあ……。
[海から上がりながら、ぽろりと心の声がこぼれた。
話したり、はしゃいだりしながらも、ずっとずっと考えていた試練の答え]
…まあ、いいか。
[泉は小さくも大きくも感じられ。
周囲は賑やかなようにも、誰もいないようにも感じられる。]
…ここの旅は、もうしばらく続きそうだしな。
[軽く水を蹴った。]**
空飛ぶ船が普通であってたまるか!
[飛ぶほうが珍しい。という事実に、ちょっとした対抗心が起きた>>340]
そういや、あの船はまだ見に行っていなかったな……。
[ついでアイリに突っ掛られるギィには、多少の同情も沸いた]
恋人であろうが、なかろうが女は守るべきだよな……。
[最後に、アイリが手を振ったほうを見やると、ジークの姿>>322]
あっれ、アイツも来てたんだ。
―草原ちょっと前―
[>>275 >>280 の名乗りに、二人がやはり聖騎士であることを理解する。
向けられた刃先がそれると、背にどっと汗が噴き出すのを感じた。
切れそうな緊張をなんとか繋ぎ、ゆっくりと屈んで礼の形をとる]
……ご挨拶が遅くなりましたわ。
わたくしは芙蓉の女神候補、シルキー・デ・ウェルシクルと申します。
先に名乗らせてしまって、申し訳ありません。先にご挨拶を、と思ってはいたのですけど。
あの状況で名乗ると、女神候補なのに無礼な!って言ってるようで、なんだか悔しかったんですのよね……。
[ぼそり、と付け足すように呟くと、>>291 金髪の青年の声が耳に入った。
慌ててそちらに向き直り、礼をしてから。促されるままにすとんと腰を下ろそうとして、ぐらりとバランスを崩しかける。視界の端で、オズワルドが少しだけ奇妙な動き>>294 をするのが見えた]
………?
[少しバランスを崩したようなそれを、不思議に思いながら。なんとか手をついて座り、息を吐いた]
……ああ、こわかった。びっくりしましたわ。
ゆるやかに移ろう刻見るのもいいものさ。
[特段動こうという気はない。
喧噪も刺激的な逢瀬もそこにはなかったけれれど
泉は、鳥たちが一時羽を伸ばす場でもあろうと
アタイはぼんやりと周りを見つめていた]**
ん、それがいい。
[肩の力を抜く、という返答>>345に、にぃ、と笑って。
差し出された風車に、はしばみ色を瞬かせた]
暴風にならんように……か。
ん、ありがとさん。
……本気の暴風になるような事は、ま、そうそう起きんと思うけどなぁ。
[それから、少し冗談めかした口調で言いつつ、差し出された風車を受け取った]
[ギィの言葉>>346は冗談だと受け取って、くすくす笑った]
やだーぁ。
ギィの女神になったら、きっと苦労するだろうな。
苦労の大きさって意味じゃあ、騎士の皆、個性豊かだし、そんなに変わらないだろうけど、ギィの場合は、優しいとこがクセモノだもん。
[すでに騎士に苦労をかけているお転婆娘が、何か言った]
あー、海気持ちよかった!
貴方も入ればいいのに!
……あれ? 3人とももう知り合い?
[白い人>>344に声をかけ、それから後ろの二人を不思議そうに見やった]
あたしアイリだよ。葛花の女神候補。
───次は、海か?
[にこりと涼しい顔で、ギィへと向けて声を投げかけた>>346
一瞬、気まずげな表情が過ぎるのを見過ごさず、
若草の瞳には面白がるような光が浮かんだ。
先ほどの意趣返しを意図したことは、間違いがない]
あれ?お前ら、もう挨拶してたの?
まあ、ジークと別れて結構立つもんなぁ。
[ギィとジークを交互に見比べた。
随分くだけた口調だ>>355とは、思ったが、男同士の交流についてとやかく言うつもりもない。]
ああ、俺はここに来て最初にジークに会ったから。
[アイリにはそう説明をする。>>354]
[腰掛けて、少し休むと。視界と意識がするりと拡がるのを感じた。……ひどく緊張していたのだな、と自分の状況を把握する。
耳元で、少女たちのくすぐったいような声が響き、それに眼差しを緩めた]
……なんだか、不思議な感覚。
不思議な世界だわ……。
[聖騎士たちに聞こえぬよう、小さな声で呟いて。赤い甘い囁きに意識をのばしてゆく]
お二方、聞えまして?
ご挨拶が遅くなりましたわ。ごめんなさい。
……なんだかみみがくすぐったい。
わらってしまいそう。
[緊張が解けると、余計くすぐったさがこみ上げて来て。くすくすと笑う]
皆さん、聖騎士様と色んなお話をされたのね。
わたくしは……色々あって、まだあまりお話が出来ていませんの。
概要だけでもお聞かせいただけると、嬉しいですわ。……勿論、プライヴェートなお話は除いて、ね。
[>>*5 に、くすりと微笑んで]
まあ。……正直な方。
[騎士同士で、すでに交流がある様子>>355>>356を見ると]
へえ。
あたしちょっと出遅れたのかなあ。
まあ、早いからいいってわけじゃないよね。
[ぽふんと砂浜に座って]
……ねえ、ディークは神様の問いに関する考えについて、ジルに話したんだよね。
内容、ジルに心の声で聞いていい? それか、住んでる所違うあたしにも、解るように教えてくれる?
……ギィの心の声は、なんだか聞こえた気がするけど。
ぁーあ、怖がらせちまって、…オズワルドわりぃーんだ
[くっくと笑ってるよに口元を歪めながらかけるのは咎めてるというよりもからかいの言葉。]
>>353 そうですよね。しょっちゅう暴風なら、風の聖騎士ではなく、台風の聖騎士になってしまいますものね。
では、私はもうしばらく歩いてみる事にします。
では、また。**
[>>*6>>*7笑い声が耳に降りてきて、心の中で咳払い]
……こういう不思議体験。
慣れてないんだから、多少の粗相は勘弁してよね。
ああ、これは。
[明るい笑顔の女神候補が、海からやってくる。
出迎えるように立ち上がり、丁寧な礼を向けた>>354]
ジークムント・フォン・アーヘンバッハと申します。
称号は白銀。どうぞ、宜しく。
[流れるように胸元に手を当て、礼を執る]
― 草原 ―
んー。まあ、いつもは顔も見たくねぇって思うのに、
いないとなると……別に見たくねぇけど。
[懐かしむような、ゲルトのその表情には気付かず、
かり、と頭を掻く。]
ま、嫌いじゃねぇな。たしかに。
―――っ、て、
んだよ、怖がらせ……
…怖かったのか?
[ゲルトに拳を振り上げかけ、
はた、と思い直して、座り込んだ金髪団子―――
もとい、シルキーをちらと見る。]
台風の聖騎士ってのは、ちょお、遠慮したいなぁ。
幾らなんでも、締まりない気がするわ。
[冗談めかした口調で言って、また笑う。>>362]
ん、ああ。
んじゃ、またなぁ。
[歩いてみる、というアレクシスをひらりと手を振って見送り。
姿が見えなくなると、ひとつ、息を吐いた]
知識の聖騎士……か。
どんなヤツかと思うてたけど……これまた、おもろいなぁ。
[楽しげな笑みと共に、目を向けるのは手にした風車]
―草原―
[寝てたらついた、とか。のびのびしてたのに、とか。砕けた会話に、口元が綻んだ。>>361に真顔でこっくりとうなずき、口を開く]
そうです。とっても怖かったんですのよ。
どうしようかと思いましたわ。
[そう言いながら、緊張が解けた反動なのか、しばらくくすくすと笑い。ポーチから一抱えほどの水筒をにゅっと出し、カップもいくつか取り出した]
ハーブティーですの。よろしかったら。
[差し出すと、自らも一口飲んで。改めて聖騎士たちに向き直った]
……びっくりして飛んでいましたけれど、「世界の広さ」について、悩んでいましたのよね。
できたら、そのお話をしたいと思ってたのですけれど。
なにぶん、漠然としたお話なので。……狭い広いで言えば、広い方がいいと思うのですが。そんな答えでよいのかしら、と。
ああ、既に会った。
[ディークからの視線には、頷きを返す>>356
続いて憮然と返る声には、密かに笑いを噛み殺した>>360]
────誰かと違って、水遊びの趣味はない。
[ごく涼しい顔で応える]
[同意。それとなるほど。と両方の意味を込めて2回頷いた>>358>>360
それからアイリに向き直ると]
へぇ、候補生同士ってのは、そんなことも出来るのか。便利だな。別に聞いても構わないけれど……。いや、折角の機会だからアイリにも直接話したい。
こちらこそよろしくね、ジーク。
[これも長い名前だったが、ディークの呼ぶ愛称を聞いていたので、今度はギィの時のように、どこが名前か悩むことはなかった。
さも当然のように略した]
……ジークは何をする人?
ギィに似てるけど、なんだかちょっと違うね。
ジークは、神様の問い、どう考えてる?
[騎士たちにも、楽な恰好をするように言って]
今、目の前にある海さ。
草原を旅するより大変なことじゃないかって、アイリはさっき言ってただろ。
ま、俺らの住んでるトコは、陸と島の間に海があるんだから、行っても行っても海ってことはないけどさ。
それでも行きつけねーところは、まだまだ、あるんだ。
俺は、そーいうまだ見ぬ世界があるってほうがわくわくするから、世界は広いほうがいい。とまあこんな単純な話だけどな。
あー。
……今のはちょっと格好つけて言ってみたけど。
ジルには宝探ししたいから。っていったんだぜ。
[>>364 怖かったのか、という問いに、すこし呆れてから。こういう人なのか、とどこかで合点する]
まあ。怖いに決まってるじゃないの。
刃物を突き付けられて怖くないくらい、わたしがしゃんとしていたら。貴方もあんなことはしなかったのではなくて?
[ハーブティーを入れたカップをぐい、とオズワルドに差し出して]
毒は入っていませんわよ。先ほど私が飲んだのを見たと思いますけど。
……無理をするのも、ほどほどにしてくださいね。余計なお世話ですけれども。
[さきほどの違和感に>>294 気付いていることを暗に示しつつ、澄ました顔で目を細めた]
>>*8
[勘弁してよね、という言葉。出会った時はそのざっくばらんな口調に驚いたが、こうして近づいてみると、意外なほど耳に心地よかった。ジルの率直な物言いも]
ふふ。勘弁してあげますわ。噂話は乙女の特権ですもの。
聖騎士様って、皆さん素敵な方ばかりですわね。わたくしも、なんだかはしゃいでしまいそう。
……でも、仕方ないわよね?
[ディークの返答>>370に、ふむふむとうなづいて]
アレクシスと近いものがあるかな。
行けない所、見たことがない所があるのが楽しい……。
まだ存在していない場所の方が、価値がある? ……あるかもしれない?
[うにゅうにゅと考えながら]
えっ、宝探し?
宝が隠してあるっていうことは、自分じゃない誰かがすでに行ったことがある場所、ってことじゃないの?
[素朴な疑問を、真面目に聞いた]
さぁってぇ、とぉ。
[一人になったところで、ぐるり、周囲を見回し]
ほいじゃ、本来目的果たしに行くとしますか、ねぃ。
[軽い口調で言いながら、ふらり、どこかへ歩いて行く。**]
私は……
[真っ直ぐな乙女の瞳が向けられる>>369
何をする。との問いには、一瞬言葉に詰まった。
僅かな苦笑が、ちらりと過ぎる]
私は、今はまだ学ぶ者。
軍の指揮などを主に──学んでいるところです。
[端的にそれだけを告げ、続く問いに視線を向けた]
神の問い……世界の広さ、ですか。
[シルキーからハーブティーを受け取る。
この光景によく似合う香りだ。]
ありがとう。
[オズワルドとシルキーは仲がよくなったのかどうなのか、複雑な目の前の状況を観察しつつ、カップを口に運ぶ。]
……そうか。
恐がりなくせに、言うこときついな、おまえ。
[怖かった、といわれて、もう一度目を瞬く。>>372
多少はまあ、気にしていたらしい。
小娘のようだとか、暇なの、だとか。]
いや。
あれで動じなかったから、ちょっとはまあ
認めてやっても良いかという気になったんだが。
[貴族とみるや無差別、なのは別に撤回する様子もなく。]
しかし、なんか気が抜けるな、
くっそ。
[ぶつくさ呟きながらも、
素直にハーブティーを受け取ろうと手を伸ばす。
その、伸ばした手首に鎖に似た痕が浮き出ているのを、
不審の目で眺めた。
さっきから熱かったのはこれか、と納得するも、
意味が分からないという顔にはなった。]
そうそう。
おしゃべりは、女の武器なんだから。
……こ、こほん。
あたしがこんなに浮ついてるっていうのは、秘密だよ。
結婚興味ナシ、で通してきてるんだ。
──…、そうですね。
私は、世界は広く……そうだな。
己と異なる他者を受け容れられるほどには、
広くあって欲しいと願います。
隣人を、善悪の括りではなく受け容れられるほどには、広く。
……軍事を学ぶ者の言葉ではないのかも知れませんが、ね。
[最後に一言付け加え、小さな笑みをアイリへ向けた]
えっ。そりゃそうだろ。
誰かがどこかに隠したか、落としたかしてるから、眠っている秘宝なんだからさ。
[質問>>375の意味を真面目に考え込んで、ハタとひらめいたように口を開く]
あー、例えば俺達とは別の遠い島のヤツらがお宝を隠してる場合だって、あるわけじゃん。
それで、まだそこが俺らが行ったことがない場所かもしれない。
だから、俺のいってることはおかしくないの!と……思うんだが。
[>>374 ゲルトの諫言に、難しい顔をしてこっくりと頷いて]
……それは。
はい。気をつけます。わたくしの悪い所なんですの。きっとプライドが変に高いんですわね。わたくしにできる事なんて、限られていますのに。
でも、ああした状況で、……悲鳴をあげているようでは、女神はおろか、女神候補も務まらない気がしますのよ。
ここであっさり討たれるようでは、新世界を築くなんて、とても……。
[ふるり、と首を振る。割り切れない未熟さをかかえながら、この地に来たこと。……自分にそれができるのか。繰り返される問いを、今日も胸に収めながら、口を開く]
……皆様が戦っているのを、私はじっと見ていました。きっと新世界でも、争いの種はあり続ける。
狭い土地しかないならば、人々は限られた資源をめぐって争うでしょう。二択しかないなら、広い、とお答えするのですけれど。
広いって、なんなのでしょうね。多様性を内包する世界は、素敵だと思いますけれど。手に余るものを、すべてよしとするのは、怠慢にも思えるのです。
[葛花のにならって、砂浜に腰を下ろし
―――濡れた服に砂がつくのは多少気になったが。
白いのからの言葉は無言で睨み返し、
ディークが語る世界の広さを聞く。
遙かなる大海原。
自分にも、判らない世界ではあったが、
それだけに憧憬の念は起きた。]
海の上には、境界線はないのだろうかな。
[内心が、ぽつりと零れる。]
[>>379 言う事がきついな、という言葉に。……確かに、と我ながら思う。
頭に血が上ると言いたい放題なのは、昔からの悪癖だ。……あまり直す気がないのが困りものなのだが]
あら。だって。あれは意地の張り合いでしたでしょ?
剣技ならともかく、意思の強さのぶつかりあいで、負ける訳にはいきませんもの。
試されているのかしら、とは思っていましたし。
……でも、色々、言いすぎましたわ。ごめんなさい。
頭に血が上ると、つい口調が強くなってしまうんですわ。
[楽しそうに笑いながら、カップを差し出す。意外なほど素直に受け取る>>380 オズワルドの手首に、奇妙な痣が見えた]
……あの。それ、痛いんですの?
何かで冷やした方が……。
[ポーチに手を伸ばしつつ、心配そうにオズワルドを見やる]
[>>371ギィには、ええとね……と、ジェスチャーまで使って説明を始める]
なんとなくこっちの方に騎士がいるなあ。こっちに行けば会えるなあと言う感じはするんだ。
だからきっと、皆もあたしのこと、強く心で呼んでくれたら、聞こえるんじゃないかと思うの。
緊急の時は使ってね?
……あれがギィの結論っていうのじゃないなら、ギィの話も聞きたいな。
[>>377>>381ジークの返答を聞いて、ああ、この人も戦う人なのだと思う]
己と異なる他者を受け容れられるほど、かあ。
狭い意味ならば歩幅一歩分。
広い意味ならば無限の大きさがあっても、まだ足りない気がするよ。
……そうだね。
相手をねじ伏せるのが戦争ならば、確かに、そうしなくていい広さというのは、ひとつ上の視点なのかも。
……でも、いいんじゃないかな。そういう視点も必要だと思うんだ。
ありがと、ジーク。
参考になったよ。
[ぽつりと零れた言葉を聞き逃すことはなく>>384]
境界線はない……んだか、あるんだか。
ない。からこそ争うのかもしれねーけどさ。
果てがない。ってことは勝てば全部自分のもの。だもんな。
[ギィの睨みには、涼しい笑みがちらりと返る。
続いて聞く、ディークの言葉。
海は、ギィに同じく馴染みのないものであるのだけれども]
────、
[ぽつりと零された呟きに、視線が向いた。
遠くを見るようなアイスブルーの瞳を、若草が見遣る]
境界線を引くのは、人の……心だろう。
[言いながらも、海へと視線を戻す。
特に反応を期待しないという風に、波の煌きに瞳を細めた]
ふふ。ではわたくしがちょっとはしゃいでいるのも、内緒にしてくださいね?
……結婚興味ナシ、なんですの?
なかったけれど、興味出てきた、ということで問題ないのではないかしら。
[くすくすと笑う。ライバルの筈の女神候補とのこうした砕けた会話は、不思議と楽しく、心躍るもので]
……世界の広さ。わかりそうだ、とおっしゃってましたけれど。難しいなと感じてしまいますわ。私ももっと考えなくては……。
[>>382ディークが考え込んでいる様子を見て、自分も一緒に考えこみつつ]
つまり、他の人からすると探索されつくしていて価値がないものでも、ディークにとってはまだ未知の場所で、行ってみたい場所ってこともあるってこと……でいいのかな。
そうなると、逆の場合もありそうだよね。
そうだよね。誰にとっても同じ価値のものなんて、存在しないし……。
何か一歩進んだ気がする!
ありがと、ディーク。
……あ、ジークにディーク。
今の話、ジルやシルキーにも話していいかな?
それとも自分で話したい?
自分ができることを知っているならばそれでいい。
最初から全てできるものなどありゃしねんだしな。
女神候補生としての在り方、ってのは俺は知らない。俺が聖騎士なんて称号をもらったところで、それに倣う気が毛頭ないように、な。
芙蓉がなろうと思うものを目指す分にはいいが、芙蓉のが芙蓉のだからこそ神に選ばれたなら変に意地はらねーほうがいいかもだ。
それに少しは頼らねーと、信用されてないように感じられちまうぜ。
ま、信用を落とすやつが若干一名いたが。
[と、芙蓉>>383へと途中までは真顔で、後半は冗談めかしていって、広さというものについてそうだな。と考える。]
―――。
世界の広さというのならば、
私は―――手が行き届くほどの広さであればよい、と。
誰1人取りこぼすことなく、神の手が届く世界。
そうなれば、争いも無くなりましょうに。
[神の問いについては、静かな声で、そう告げた。]
無限ですか。それは、広いな。
[くすりと笑みを零す。
恐らくは言葉の意味を正確に洞察したであろう少女へと、
若草の瞳は和らげられた>>387]
歩幅1歩分でも充分と、
皆が思えれば良い……とまでは、言いませんが。
けれど、その心の広さは望みたいもの。
───「世界」の広さとは、
或いはそうしたものなのではないのでしょうか。
[礼の言葉には、いえ。と、笑顔で小さくかぶりを振った]
ふふふ。
こうやって話すの、楽しいね。
そうだねえ。もうもとの世界じゃないんだし。
……いや、でもだめだめ。
結婚のケの字でも出そうものなら、その日の内に、どこかに嫁がされちゃうよ。
お腹が出たおじさんの、3人目とか4人目とかの奥さんなんて真っ平。
あたしは政略結婚じゃなくて、恋愛結婚がしたいんだもん。
[故郷では一夫多妻は良くあること。
一夫一妻制の文化の人なら、もしかしたら嫌悪感すら抱くかもしれないということは考えもつかず、当たり前の事のように言う]
ま、確かにな。
[意地の張り合い、といわれれば>>385同意を返す。
あれは確かに勝負だった。
あれで、泣いて命乞いでもしようものなら、
幻滅してそのまま斬っていたかもしれない、
と、思い返せば、そんな気もする。]
……や。
まあ、その。
おれも悪かった、とは、言っておく。
一応、な。
[カップの温もりが、手にじんわりと伝わってくる。
シルキーの視線が痣に向いていることに気付くと、
肩を竦めた。]
いや、もう痛くはないんだけどな。
どうにも、格好は付かないよなぁ。
[両手首に鎖の痣。
なんていうか、なにかの神の悪意を感じる。
だが、それを見ていると気持ちが妙に静まるのも、
また事実で。
シルキーの目を見返して、
もう一度、肩を竦めた。]
ねこみっちさんが、第四の聖女になってる気がする。
この方の気配りと、愛の深さ半端ない。
2PC同時進行おつかれさまにゃー。
……だがそれでも気にせず話しかけ(ry
/*
ねこみちさんの頭はおかしい。把握。
テスト村の2窓だけでパーンしそうなのにwww
なんなのかね、このスペックはwww
[世界の広さ>>366について口にする]
ま…いろいろ考えてみたが、広くても狭くてもいいんじゃないかね。
俺は自分の世界に住んでいたが、それが広いとも狭いともいちいち考えてない。
それでも人は生きていく。
[狭い世界で生きていたつもりが、本当は広かっただけのこと、いや、もっと広いのかもしれない]
だからなんだっていいだろう。っていうと乱暴だろうけど…際限なく広いぐらいで俺ならちょうどよさそうだ。
そんな中には楽しいこともあれば苦しいこともあるだろうが、そんなもの当たり前だ。
でもそんだけ広ければ、自分が願う希望がどこかにあるかもしれない。叶わないものではないかもしれない。と、そんな風に思える場所であってほしい。
例え叶うことがあっても叶わないことがあっても…な。
―草原ピクニック―
[>>391 変に意地を、というゲルトの言葉に。うう……と我が身を省みるが。それよりも、信用されていない、という言葉に、はっとする]
……そう、ですわね。
信用されるに足るものを出せないまま、助けを求めるのは、心苦しいと思っていたのですけれど。意地も、あるのかもしれません……。信用しなければ、信用される筈がありませんのに。
フェリクス様もゲルト様も、意地を張っている私を助けてくださって、本当にありがとうございます。
色んなこと、これから頼ってしまうと思うのですけど。寄りかかりすぎたら、叱ってくださいね。
オズワルド様も。貴族の娘はお嫌いでしょうけれど、どうかお力をお貸しくださいませ。
……でもたまに、喧嘩しちゃうかもしれませんけど。
[悪戯っぽく笑い、カップを傾ける]
あ、ああ……。
うん。参考になったのなら。な。いいんじゃないか?それで。
[当然のことながら、そこまでしっかりと考えていなかった。
だが、アイリが自分なりに解釈するのなら、どんな答えでも尊重するべきだし、悪い答えとも思わなかった>>390]
それと、さっきも言ったけど、アイリ達の間で、俺の言ったことを教えあうのは、全然構わないぜ。
会おうと思えば会えるのが、この世界らしいけどさ。直接伝えられるとも限らねーし。
ただ絶対話しておいてくれ。とも言わない。
話すかどうかはアイリに任せる。
[>>393ギィの返答を聞いて、ふむふむとうなづいて]
庭みたいだ。
パオの周りを花壇にして、珍しい草花を植えている部族を見たことがあるよ。
狭いから出来るんだって言ってた。これが森ひとつなら無理だって。
ただ、神の手が入っていれば、争いがなくなる、っていうところは、どうなんだろう?
ねえ、この世界に争いがあるのは、神の目が行き届いていないからなのかな?
あたしは神様は間違わない、と思ってる。争いは神様が必要と思ったからあるんだと思うよ。
ギィは誰かと争っているのが、嫌なの?
あら。お父様とお母様には秘密でよいのではなくて?
確かに、二人目三人目とか、ぞっとしますわよね。私の知り合いにも何人か……。
[生々しい話を、慌てて切ると。恋愛結婚がしたいんだもん、という言葉に、こくりと頷いた]
……二人目三人目に嫁げ、という話はありませんでしたけれど。恋愛結婚は許されそうにありませんのよね、私も……。
仕方がないことだと思うようにしてきたのだけど、やっぱり、嫌だわ……。
意地の張り合い、か。
[オズワルドに言い返すシルキーへと頷く。]
あなたは自分に厳しいようだ。
あなたくらいの齢の少女で、そのように自分を律しておられるのは立派なこと。
自分の足で立とうとする者をこそ、わたしは支え、援けたいと思う。
[>>395 悪かった、というオズワルドの言葉に、目を見開いてから。
花が開くような笑顔を返して]
ふふ。ありがとうございます。
許して差し上げますわ。私の失礼も、許してくださいませね。
[>>396 もう痛くない、という言葉に、出しかけた拳2つ分くらいの大きさの氷を再びポーチに仕舞い、そうっとオズワルドの両手首に目を落とす]
痛くないのなら、よいのですけれど。……無茶したら、怒りますからね。
どうか、覚えていてくださいな。
[>>401 ゲルトの言葉の中で、様々な人々の苦悩が浮かんでは消え、……流れていく。実感の籠ったその響きに、深く訊ねることは憚られて]
――…そう、ですわね。そんな世界があるなら、私も見てみたいと思いますけれど。
[……でも、おそらく。それは夢物語なのだろう。言葉の先を口には出さず。苦笑するゲルトに、切なそうに笑みを返す]
争いの、ない世界。それが作れるのなら。何をどれだけ捧げても、惜しくないと思います。
でも、争うのも、愛し合うのも、きっと人の性で。どちらかだけが現れる世界というのは、……やはり、いびつなようにも思うのです。
きっとわたくしが不完全だから、そう感じるのかもしれませんわ。
― ピクニックになった草原 ―
ああ、まったく厄介なものだよな。
これだけ貴族連中が多いんなら、
来るんじゃなかった。
[口を尖らせてはいるが、
最初ほどの敵意は薄れている。
悪戯っぽく笑ったシルキーに、
苦笑するくらいの余裕はあった。>>398]
…って、そういや、神さまの課題だっけか。
―――んー。
おれはさ、世界は広けりゃ広いほど、いいと思う。
…んだけどよ。
結局はそこの世界のひとが生きてくのに
丁度良いだけの広さがあれば、足りるんじゃねぇの?
って気もする。
人間1人1人がさ、
自分で生きていけるだけの広さをみんなが持てれば、
あとはあってもなくてもいいかな、って思えてきた。
あとの広い世界は、ほら、動物とか鳥とかさ、
そういうのが住む場所になるでいいんじゃねぇか?
[どこか楽しそうに言葉を紡ぐ。]
や。うん。
許すとか許さないとか、……ああ、うん。
[華開くような笑顔から、そーっと視線を外す。
ついでに、ポーチから現れかけた、
どう見ても入れ物より大きい氷も、
凝視しかけて、やめる。
まあ、そんなこともあるだろう。]
無茶なんかしてねぇよ。
おまえこそ、無茶すんなよ?
刃に素手で触ろうとするとか、
危なっかしくて、見てられなかったぞ。
[正直に言えば、多分馬から落ちた時に
肋骨のひびのひとつも入っている気がしたが、
その程度は日常茶飯事なので、無茶にも入らないらしい]
/*
だいたい、答えはまとまった……と思う。
質問の意図は不明なんだけど。
やっぱり、ある程度の広さでいいと思う。争いが起こるくらいの狭さはまずいんだけど。ぶっちゃけどれだけ広くても争いは起きる。
それよりも、新世界だけで世界が完結していない、という意識を含んだ回答でありたい。
てのひらの上で、ちっぽけな生活を営むその延長で世界があり、新世界は矛盾をはらみながら生きていく。
そのもっと先に、別の世界への広がりがあっていい。
とシルキーは今思っているです。
[漏れた感想に何かを、答えることはなく>>400]
しっかし、思いっきり派手に濡れたよな。
ま、ここでしばらく寝転がってれば乾くだろ。
[アイリの前での遠慮も何もなく、寝転がって海を*見つめた*]
あなたのその厳しさが、神への答えは「二択しかないなら」という考えにも繋がるのだろうか。
[天が光を分け与えたような金の髪。気高い心をもつ少女。]
世界の広さ──か。
その世界に私人として暮らすのであれば、広い世界であった方がいいと思う。
広い世界の中で、小さく暮らすのは可能だけれど、その逆は物理的に難があるという点において。
個人的な好みを言わせてもらうなら、
横の広さばかりでなく、飛ぶための自由な高さを望みたいな。
[他国のそれを奪うことが戦争の理由にもなったのだと、説明することはなかったけれど。
ゲルトやオズワルドの意見を聞けば、しばし思案する風。]
[それぞれの答え。それらを耳にしながら、]
─────…。
[人。と、口の中で呟いてみる>>400
隣国との緊張関係は知らぬものでは無論ない。
いざ戦争となれば、この男と刃を交えることもあるだろう。
そう、胸のどこかで冷静に思う。それでも]
人がいなければ……
[出会いもすまい。そんな言葉を呑みこんで、
視線を同じく海へと向けた。
耳に、アイリの言葉が届いている>>403]
―ピクニック草原―
[>>404 フェリクスの言葉に、ふるりと首を振り。ポーチに氷を仕舞うと、サンドイッチを2皿ほどポーチから取り出して並べ]
いいえ。厳しいのではないのです。自分に甘えることを許すと、あっという間に周りの方に、ずるずると甘えてしまうんですわ。
そういう弱い自分が恐ろしくて、……頼るべき時に、助けを求めることが下手くそなんですわね。ゲルト様にご指摘いただいたのですけれども。
助けていただいて、ありがとうございました、フェリクス様。
どうか私が自分で立てるように、……いえ、立ちたいと思い続けていられるように、お力をお貸しくださいませ。
[ぺこりと頭を下げると、ポーチから出したてほかほかのサンドイッチの皿をす、とフェリクスの近くに置いた]
庭―――庭であれば良かろうかな。
[葛花のを見つめる目は、どこか緩く、茫洋として、
どこか違う世界を見ているかのようでもあった。]
神が争いを必要とするのであれば、
人は戦うしかないのでしょう。
神が、そう望むから
人は争い、師を殺し友を殺し思い出を殺す、と。
――― 神は、それを是とする、と。
[ひとつ、息をつく。]
私が嫌か、ですか?
さて。
私は、私がすべきと思ったことを
成し遂げていくだけですよ。
[告げる瞳は、うっすらと笑みを纏っていた。]
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