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…アルビン様……。
[もう何度その名を呼んだのか判らない。けれど、それ以外言葉に出来ず、もう一度、その名を呼んでふらふらと立ち上がり、ゆっくりと処刑人の後に付いた。
記録を遺す者としてか、それともアルビンを想った女としてか、今まで通り処刑を見届けるために歩き出していた]
…………これ。
父さんと母さんの、墓に。供えて、おいてほしい。
[……取り出したのは。いつかの、キンセンカの刺繍が入った、ハンカチ。誰に差し出したか、誰が受け取ったかも、定かではないが。すっと、手渡したか。]
[……ふと。
この村に眠る、仲間の姿を、思い返し。]
…………リュンヌ。テオ。
不甲斐ない最期で。……ゴメン、な。
[……地の底で、仲間は、詰るだろうか。
それとも。いつかのように、延々と、話に興じてくれるだろうか。]
―処刑場―
[何度か自分が上がる事を決めていた処刑台。
今其処へ歩んで行くアルビンを、後の2人は
しっかりと見つめて居ただろうか。
女は此処まで来て顔を上げる事が出来なかった。]
[……もし、近くにクララが居て。泣いている、ようならば。]
…………。
[…………彼女の頭に、己の帽子を被せ。小さく、笑ったか。]
[彼らの後方、俯いたままの女は
これから逝く者のものとは思えない、軽い言葉>>181に
静かに涙を浮かべた。
見つめ続けてきた今までの事を思うと、それはやがて
堪えきれない嗚咽に変わって行く。
どれだけ抑えようと試みても、それは叶わずエプロンで無理矢理声を殺して。]
[処刑人が言うことでもなかったかもしれない。
けれども、舞い落ちる桜の中で、旅立ちを飾る言葉として。
『この先、親友と思うのは、アルただ一人』と告げた。]
[初めて、処刑の場に立ち会う。
オットーの手が。あの美味しいパンを作ってくれる手が、血に染まるようなことがないと分かり、少しだけアルビンに感謝して。
それでも、彼が命を落とす――辛いことには変わりない。]
幸せって……なんだろう。
[皆が幸せを求めた結果がこれだというのなら。なんて、無慈悲なものなのだろう。
それでも。少なくとも自分自身は幸せだった。
信じると決めた者たちを、最期まで信じ。優しいぬくもりと大好きだったパンの匂いに包まれて逝けたのだから。]
どうして……皆が幸せになれないのかな。
……人狼と人は、本当に相容れないものなの……?
[夕日に染まる桜を見上げ、零れそうになる涙を堪えるように唇を噛み締め。
事件の幕が閉じるのを、静かに見守っていた。**]
[不意に声を掛けられたそれは、少しばかり前に問うたジムゾンを襲った時の事。
不意打ちにしたと告げられ、女はハッと顔を上げて
アルビンのその目を見た。]
それ、ならさ……
ちゃんと、ジムゾンに謝るんだよ。
それでもし許してもらえないなら……
いつか、あたしが行く時まで待ってな。
何…そんなにかかんないよ、行ったらめいっぱい
はたいてやるから。
[遠い遠い過去のように思えたが、ほんの数日前に二人の髪を乱暴に撫でた時を思う。
子の無い女は一度たりとも手を挙げた事がないのだから、どうせ殴る事なんて出来やしないのだが。]
――僕らはきっと待ってる 君とまた会える日々を
さくら さくら 今、咲き誇る
刹那に散りゆく運命と知って
さらば友よ 旅立ちの刻 変わらないその想いを 今
さくら さくら ただ舞い落ちる
いつか生まれ変わる瞬間を信じ
泣くな友よ 今惜別の時 飾らないあの笑顔で さあ
さくら さくら いざ舞い上がれ
永遠にさんざめく光を浴びて
さらば友よ またこの場所で会おう さくら舞い散る道の上で
森山直太朗 さくらより
[神の名の下に決着はついた]
[彼が人狼である事を認めるその最期まで彼女は願い続けた。
どうか微かな可能性でも生きて欲しいと]
[切なる願いは彼に届かず。
後はただ、彼が死へと向かう行進を残しているだけ]
[その全ての顛末を知っていても尚
彼女は最期まで奇跡を願わずには居られなかった]
無理なんてしなくて良いですわ。
……私がこんななのに……っ……
あ、あなたが……無理っ、する必要なんて
どこにも……ない…………もの……
[微笑ながら、弟の涙を指で掬う。
その姉の顔こそ、既に溢れんばかりの涙が流れているのに]
――ぅ……ぁあぁ……
ある……び……ぺー……たー…………
まも……れなくて……ご……めんね……
……だめな……おね…ちゃんで……ごめん……ね……
[ぺたん、と足は力を失い、その場に座り込む。
二人に生きて欲しくて、村を裏切った彼女。
その二人を護り切れず、殺してしまい、何の意味も為せず。
只無為に惨劇を大きくしてしまっただけの
誰にもその泣き崩れる表情を見られまいと両手を覆って]
――ぉあぁあぁああああぁあっっ!!
ぁぁあああぉぁぉぁぁあぁぁああああ!!
うゎぁあおぁあぁああぁあぁあああああ!!
[亡者の慟哭は、談話室に響き渡った。
護りたかった男の命が断ち切られる最期の刻まで**]
[ 生まれ変わりということがあるのなら
それが叶うのなら
ただ舞い落ちる桜のように、またいつか会える瞬間を信じて]
――僕らはきっと待ってる 君とまた会える日々を
[いつの日か、東方の歌唱曲だと教えてもらった歌詞の一節を呟いた。
それまで、白き桜守よ、親友の御霊を見守らんことを]
[アルビンが二人に、そして自分に言葉を掛けた後
台を蹴る姿が目に飛び込んだ。
声にならない声を短く上げ、片足を一歩踏み出す。
何故だか踏み出したそれは
いつも、何かを止めようとしても出来ない為の一歩。
――大切に思っていた子がまた居なくなった。
もう居ないのだ、と認識して心に大きな穴が空くのは今ではなくもう少し先の事だろう。]
/*
さて。
とりあえず。負担掛けっぱでゴメンなさい、オットー!!!(涙)
……。動きの拙さを痛感。本当に。もう少し、上手く推理アイテム撒いておくんだった。
[やがて、かつての友がこときれたのを確認すると]
Auf Wiedersehen
[ささやいて、抱き上げた。
静かに、どこまでも白き桜に祈りをささげながら**]
[はらはらと…花弁が舞い落ちる。
アルビンが連れて来た春が、動き出して…。
そして彼を連れて逝った…]
(今度は…何処に季節を運ぶのですか…)
[風に流れる花弁が手のひらに降りた。
そこで漸く彼はいないのだと……もう季節が巡っても…戻っては来ないのだと…心が理解して]
アルビン様!!!
[声の限りにその名を呼んで、堰が切れたように泣き続けた**]
それでも。
[ペーターに向かって、心配そうな視線を向ける]
仲間を失って、辛い気持ち。もっともっと生きていたいとの願い。それは同じ、ですよね?
ここでは無理をするなと言いません。私たちの前では、言いにくい本音もあるでしょう。
だけど、永遠に演技する必要は、ないと思いますよ?
/*そういえば。
Nicholasという綴りは、実は英語なんです。
ドイツ語だと、Nicolas
一番最初の深雪で間違って以来、みんなNicholasと綴ってしまってるようで……orz
まあ、旅人だから、一人英語でもいいんですけどね。
(でも深雪ニコは思い切りドイツ語姓)
ああ、同じなんて、言い切るのは良くありませんね。
訂正します。
同じような気がします、ですね。
[すぐに自分の失態に気付いて、丁寧に謝った]
申し訳ありません。
― 回想終了 ―
[村に響く生者と死者の慟哭……]
白き桜守、悲しみを糧にお前はまた咲くのだな。
嗚呼、そうやって何年も何十年も何百年もお前は咲いてきた
だからそんなにも白いのだろう?
村の象徴たる薄紅の桜守が喜びを謳歌する傍らで
お前の薄紅は涙が洗う
だから白いのかな?
悲しみの先に未来があるのなら……
お前もまた咲いてくれ。
願わくばお前が奏でる桜吹雪が
いつか ──
[処刑場の露と消えゆく商人を見届け、男は静かに目を閉じた]
さって、そろそろエピなので定例のキャラ語りうめちゃうよー
□設定:村生まれの、元修道女。教会から出て行ったのはほんの数週間前。
今は規則に縛られる事も無い悠々とした生活を送っているが、修道服を今も身に着けて居たり、食事も質素であったりする。
元は特殊な占いの能力を持ち生まれた修道女。
その者の魂の本質を超え、その者が何れ人狼の運命を辿るかを見極めることが出来る。
春の桜守の樹に問い質す事で、その能力を一夜で複数人に行使する事もできる程の強力な力を持つ。
五年前、偶然にオットーの母、オティーリエの魂の本質を覗いてしまい、彼女が人狼である事を知る。
その衝撃から、全ての村人がこの先辿る運命を見、ペーターとアルビンの二人が何れ人狼と化す事を知るが、村長にオティーリエのみを告発した。
五年の歳月を経て、神に背き、村人達を殺してでも、自身に取って大切な者を護る事を決意し、村を滅びに導こうとする。
アルビンは片恋相手。彼女が現在に至るまで修道女を続けたのは、『修道女は恋を出来ない』と意地で彼への恋心を隠そうとしていた者。
コンセプトは『我が身と大事な人全てに賭けても貴方を護れるなら』
降誕祭はヨアヒム、銀樹はニコラス、と別の子達を演じてきてましたが
実はフリーデルのコンセプト等の母体自体は、月読村終了後、直ぐに立ち上がってました。
中々取りにくい狂人で、おまけに行動動機が『恋愛可能な男性の人狼』と言う縛りをつける事が前提だったので、結構設定掘りに悩んだりしたけど、結局いざ投入となると行き当たりばったりでしたはい(・ω・;)
尤も、ふと縁故を組ませて頂いた最愛の弟ペーターまでもが人狼化していると言う嬉しく優しい誤算があったりして助かったり。
片恋相手が先に死んだ後のロール回しこそが難題だっただけに、護りたい相手が二人と言うのは正直助かりましたわ。
慣れない女キャラだから少しだけ口調が纏まらなかったのが後悔。
普通の女の子の口調とお嬢様然とした『ですわ』口調が最後まで混合していたけど……
後睡眠薬や議事録改竄、トラップ全部使えなかったのが残念でならん……
村に入る段階で付けた裏コンセプトとして、『真向から神を否定する修道女』が。
あわよくば教会を燃やしたり、キリスト像を木の板や包丁で突き刺したり。
(リアル的な意味で)御近所にバレたら火炙りにされそうな事考えてました。ゴメンナサイ(ガタガタ
結局のフリージアちゃんは悪く言えば『現金で極端な子』かなと。
五年前までは信仰も本物だったのが、弟と片恋相手が人狼になると解った途端に掌返し。
でも不条理を神様に押し付ける事で本来目的である心の平安を図ろうとしたんだとか。
後言う人に拠れば、弟やアルビンに免罪符を求めたとかも。でも多分自覚がある分その点は薄いかなと思ったりも。
今回想定よりも全うな占い騙りで、後初のライン戦に仮にも挑めたり。
達成したRP的にも、望んだ狂信できて満足でした(・ω・)ノ
途中で帰国したり震災大変だったり長丁場だったりしたけど皆本当にお疲れ!!
― 夕日に染まる桜の元 ―
[それぞれの考えに従い、最後まで必死に戦った3人の村人と。
今でも変わらず愛しい従弟に向かって、敬意を表す為に]
――!
[両腕を身体の脇に引き付け、腰から曲げるような、角度にして90度くらいの丁寧なお辞儀をした]
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