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たぶん、へびが一番大変そうかな…?
[そっとへびの方に近寄ると、向こうは互いににらみあってるために気づかれることはなく]
[不意打ちで突き出したレイピアは狙い通りに頭の辺りを貫くが思ったよりも硬い相手にとどめをさしきれなかった]
わぁぁ、暴れないでよっ!
[レイピアが刺さったままのヘビは暴れだし、それに振り回される形になった]
/*
キャラ提出時点での予測は合っていた模様<エレオノーレ
まぁそうですよね、虐めとかされてるキャラ好きですもんね。
[そんな認識]
ついでにメモ。SNSの日記に書いてたもの。
・サービス問題
カーク:くろねこさん
ラヴィ:兎猫
タチアナ:赤猫
・PLとPCを照らし合わせて何となく思ったもの
アプサラス:しのたかさん
エディ:なであさん
ライナー:えにゃさん
ジークムント:熊猫
[暴れるヘビにあわせて、レイピアはぐいぐいとかき混ぜる風にして食い込んでいき、手に肉の感触とかが伝わってきてあまりいい気分はしない。
ようやくヘビが大人しくなると安堵のため息を一つ]
ふぅ…
[横たわるヘビは結晶となって、落ち付いていられたのはそれを拾うまでのことだった]
☆狩猟競技状況☆
【場所:歓楽街・広場→神殿前広場 撃破済み:IJKL,AB pt:22 残手:4】
― 武舞台 ―
[いつの間にか武舞台の辺りまできていたらしい。主とは運悪くすれ違ったかどうか。
もし見つけていたら、破れた服と傷を見つけて傷は癒そうとし、コートは後で縫うからと告げただろう。
エディやライナーの姿を見かければ一礼はして。]
いた。
[すぐ近くの箱の向こうで、小山のもふもふが動いた。]
………可愛い。
[何となくやる気の無さそうなもでんとした生き物が、こちらに気付くとじーっと見ていた。]
[ヘビがいなくなったのでカエルが元気に飛び出し、こちらに舌を伸ばしてくる。
なめくじはというとまだカエルに恐れていて向かってくる様子はなかった]
先にあっちから食べてよ。
[抗議の声は聞き入れられるはずもなく、意外と俊敏かつ予測不可能な動きをする舌をなんとか避けていると]
わっ…
[突如曲がった舌に腰のあたりを捕らえられて、そのままくるくるっと胸の方まで巻きついてきた。
舌のぬるぬるとか服の中にしみこんできて非常に気持ちが悪い]
なにこれ、ぬめぬめで気持ち悪い……
[振りほどこうにもしっかりと巻きついた舌は離れることができず、そのままカエルの方へと引き寄せられると軽くて非力な自分は容易に地面から足が離れて口の方へと…]
[ぬるぬるした口の中の為か、自分の体勢が悪かったせいか、うまく刺すことはできずに。
それでもお口の中へダイブだけはなんとか避けることができた]
えいっ…!
[巻きついていた舌は手でやや離れた位置を掴むと引っ張って伸ばし、レイピアを振るって切ることにした]
[カエルはそのまま跳躍すると、こちらに飛び掛ってきて押しつぶそうとしてきた]
さすがカエル、良く跳ぶね。
[転がりながらカエルボディープレスを避けると、カエルは地面にべちりとつぶれたようになって]
― 武舞台 ―
Burn hostes pugnare ignis!
[やる気のないもふもふした茶色の生き物は、一度炎に呑まれてもやっぱりやる気がなかった。熱いはずなのに、動こうとしない。むしろ心地よさそうだった。
妙な罪悪感を覚えつつも、最終的には炎の揺らめきの中にもふは消えて、炎が消えたときには水晶が残っていた。]
……だいぶ、集まったかな。
[手にした水晶は、大小合わせて5つ。周りに居る精霊達は、やんやと喜んでいた。]
【撃破済み:神殿前広場/A,B,C,D, 武舞台/G pt:22 残手:0】
[それっきり動かなくなったカエルをつんつんとレイピアで突くと、結晶になった]
残るは…後なめくじか…
[カエルがいなくなったためになめくじも動きだしたが、その動きは遅かったので結晶を拾う余裕は十分にあった]
☆狩猟競技状況☆
【場所:歓楽街・広場→神殿前広場 撃破済み:IJKL,ABC pt:27 残手:1】
― 武舞台 ―
[周囲を見回すが、手近にはクリーチャーが見当たらない。
いたとしても、他の人を相手にしており、こちらの手は空いていた。
精霊達も大分満足したのか、皆やりとげた顔をしていたとか。]
そろそろ打ち止めなのかな…。
[なら邪魔にならない為にも場所を離れるべきかと思っていたら、精霊達がきゃーきゃー言いながら空の向こうを指差し始めた。そちらの方を見ると、黒い影。
最初は大きな塊が飛んできたのかと思ったが、なにやら違う様子。]
…………。
[よく見ると、小さく素早い黒い虫が群れになって飛んできた模様。]
……………蜘蛛ほどではないけど…。
[小さい群れが沢山いる様は、何やら本能的に背筋に走る物がある。目にした人はいい迷惑かもしれない。精霊の一部には嫌がって逃げ出した者もいたが、無理に留める事はしない。
威圧感のある黒い群れに、それでも震える事はなく対峙した。]
[のんびりと動き出したなめくじ、その表面のぬめぬめっぷりは先ほどのカエルの比ではなく]
近寄られるまえに…、たぁぁっ!
[もともと動きが鈍い上に、表面が若干乾いていたせいもあって用意に頭を貫くことができた]
こんなものかな?
[なめくじだった結晶を拾い、自分の近くには他のモンスターの姿が見当たらず]
とりあえずは、一息つけそうかな…。
[深呼吸を一つ、それでも落ち着けたのは束の間の出来事だった]
☆狩猟競技状況☆
【場所:歓楽街・広場→神殿前広場 撃破済み:IJKL,ABCD pt:32 残手:0】
― 歓楽街・広場 ―
[呪の繋がりを辿って、
迷うことなくそのひとのところへ辿り着く。]
ルートヴィヒ様、お待たせしました。
[声を掛け、小走りに近寄りながら、
ルートヴィヒの様子を確認する。]
ああ、良かった。ご無事なようでなによりです。
[言う当人は右の袖が裂けていたり、
頬に赤い筋が一本走っていたりするのだけれども、
気にしているそぶりはしない。]
― 武舞台 ―
Donec venti. Shiro clauditur orbis
Alibi igne chorus
[嫌そうな顔の風精にお願いし風の檻を作り群れを一箇所い留めた後に、未だやる気の冷めない火精―むしろ気持ち悪いからさっさと燃やしてしまいたいくらいの勢いだったとか―に頼み、炎の帯を中へと走らせる。
風に留められた炎は外に漏れる事なく内部を燃やす。
だが風に閉じ込められた為に檻の中の酸素が薄いのか、黒いあれが群れで固まっているために燃えにくいのか、燃やし切るには至らなかった。黒いあれは檻の中で大いに暴れている。]
/*
……止めたほうがいいと思うことをついやろうとする癖はどうにかならないでしょうか。
(黒い奴を飛散させる文字を打ち込んでいる)
*/
あの人は…?
[視線で示すのは、ちょうど立ち去っていく小さな人影。
体格に見合っていないように思える大振りな突剣が
妙に印象に残る。]
あんな小さい子でも、競技に参加するんですね。
精霊師にも見えませんが…
[あの体格で戦うのは大変だろう、と
好奇に似た視線を、その背中に送る。]
―神殿前広場―
[突如地面が揺れて、慌ててその場でバランスを取ると巨大なミミズが地面から姿を現した]
わーー…、これ後で修復大変じゃないかな……
[驚きながらもそんな心配の声をあげていられたのは最初だけのこと、
こちらにその巨体を倒れこませてくると後ろに跳んで避けて]
― 武舞台 ―
え、あ………だ、駄目っ!
[羽音とその存在に脅えた風精は逃げ出してゆき、風の束縛が緩まっていく。
慌ててドーンソードの柄を両手で握り締めて、耐えようと。]
ぐ……。
[何とか押さえ込んだものの、束縛が解けるのは時間の問題のように思える。]
……焼けるのまって、いられない……。
[なんとかしないと、辺り一面に黒いものが霧散して大惨事にと思うと遠い目になった。]
―神殿前広場―
[レイピアを深く突き立てると、巨大ミミズは苦しそうに頭を持ち上げその上にのっていた自分は一緒に高いところへと。
左右に振りほどこうと頭を振るのを、突き刺したレイピアを支えに振り落とされないようにして]
大人しく……して…よっ!
[蹴りを食らわせているとミミズの動きが大人しくなり、意外と効いているのはレイピアが刺さっているせいだろうか。
レイピアを一度勢いよく引き抜くと、なんか気持ち悪い緑っぽいどろどろした粘液がそこからあふれ出して]
うわぁ……
[思わず引きながらミミズの体を滑り落ちるようにして頭から離れていく。
ミミズの方はというと大分体力が落ちたのか、動きはにくくなっており、降りるのは比較的簡単にできた]
― 歓楽街・広場 ―
[ルートヴィヒの口から、タチアナのことを聞ければ、
ふうん、と頷いて、去っていった辺りをもう一度見る。]
アバスカル家の人も何を考えているんでしょうね。
泊をつけさせたい、のかもしれませんが、
初戦で惨敗とでもなったら、逆効果でしょうに。
[ごく素直に感想を零してから、
さっさと気持ちを切り替えて、笑顔を見せる。]
それじゃ、早めに狩猟競技、片づけてしまいましょうか。
[気楽な調子で言って、武舞台の方へと歩き出した。]
[体を何度も突き刺すと先ほどと同じ粘液がぼどぼどと出てきて、非常に気持ちが悪い。
その上、胴体の方はさほどダメージにならないのか、さすがミミズだと思いながら]
やっぱり頭狙うのが一番かな?
[今は高い位置にある頭は、向こうも警戒しているのかおろしてくる気配が無く、弱点はやっぱりそこなのだろうということがわかる]
― 武舞台 ―
I'm tonitru fulmen! Feror auxilium
[なんだなんだと寄ってきた雷精に、助力を請う声をかけると集中力がいちど途切れ、
一撃、二撃の雷の衝撃に、風の束縛が解けてしまい―――黒い虫は霧散した。
あちこちで見物人の悲鳴が巻き上がる。]
す、すみませ……
[ぶんぶん飛び回る虫の中央で、おろりと表情を崩す。]
[巨大ミミズはその全体を地面から這い出してきて、体の方を使ってこちらをつぶそうとしてくる、それをなんとか避けながらも、このままでは防戦一方になってしまい]
いくしか…ないっ!
[一度振るわれた尻尾の方を避けると、その上にのり、ミミズの体の上をかけていく。
体のしなったところなどを利用しながら、頭の近くにまでたどり着くと]
やぁぁっ!
― 武舞台 ―
[黒い虫はいまのうちと言わんばかりにこちらへと集まってくる。
一体一体の殺傷能力は低い為、おそらく集まって窒息でもさせる気なのだろう。
風精に頼んで護りをつける事は出来ないので、どうするべきかと考えるは一瞬。
集まってきた虫を絡めとり、かつこちらへ近づけさせない為に水精に言葉をかける。]
Wed eam impellere ante
Numquam est lapsus deprensus!
[水精は一瞬首を傾げたものの、言われた通りに水の壁を作り、かつ周囲を飛ぶ黒虫を絡め取りはじめる。広範囲に渡る為に、繋ぐは糸のような細い水だったが、それで十分だった。]
[突き出したレイピアは深く根元近くまでミミズの頭を刺し貫き、ミミズはというと一度体をくねらせた後、そのまま大きな音を立てて地面へと倒れこんだ]
ったーーい…
[自分も一緒に地面へと倒れこむようになり、ミミズの体がクッションにはなったために怪我こそはしなかったが体に痛みは走る]
☆狩猟競技状況☆
【場所:歓楽街・広場→神殿前広場 撃破済み:IJKL,ABCD pt:32 残手:0 ボス73+84+13+67=237】
― 武舞台 ―
[全てに繋ぎ終えたと水精に告げられるのと、周囲を取り巻く壁に限界が来るのとはほぼ同時。
合図にドーンソードを握り締め、まだ余力のある雷精に叫んだ。]
Fulmine!
[ばちりと黄色い閃光が、水を介して全ての黒いそれに一気に流れ行く。
そうして全ての黒い虫は、活動を停止し地面へと落ちていったのだった。]
―神殿前広場―
[戦っているときは夢中で気づかなかったが、見物人の注目を大分浴びていたようで、視線とか歓声とかを受けると急に恥ずかしさとか沸いてきて、照れた様子でぺこりとお辞儀をしていた]
うう、なんか注目されてる…
[いい意味で注目されるのは慣れないことで、それでも悪い気はしていなかったとか**]
………、つか、れた。
[そう呟きながらも黒いそれの塊の残骸から少し大きめの水晶が出てくれば、それを両手で拾って安堵したように息をついた**]
【撃破済み:A,B,C,D,G pt:22 残手:0】
【ボス戦:57+50+30+21+92=250 残手:0 撃破成功】
― 回想/歓楽街・広場 ―
ではいずれ、お時間のある時でもお誘いさせて頂きましょう。
[タチアナの言葉>>321に嬉しげに笑む。
トゥム家のこと、得物のことを聞き、浮かべられた表情>>322を見ると、こちらも表情を和らげた]
大切に思われているようですね。
そのレイピアを造って下さった方に。
[相手が許婚であることまでは知らなかったが、少なからず好意を抱いているであろうことは推測出来て。
からかうでもなく、素直な感想を口にした]
― 歓楽街・広場 ―
[それからタチアナとはいくつか会話の後に別れ。
入れ替わるようにリヒャルトがこちらへとやって来る>>348]
リヒャルト。
貴方もご無事……とまでは行かないようですね。
[擦り傷については聞いていたが、頬にまで赤い線が入っているのを見て、微笑むつもりが僅かばかり苦笑が混じった。
尤も、自分も軽い打撲を隠したままではあるのだが]
ああ、彼女はアバスカル家の末娘、タチアナ殿ですよ。
先程まで少々お話させて頂いてました。
[問う声>>350には簡潔な答えを返す。
家名で伝わらなければ騎竜師の名門であることと、タチアナ自身の噂も伝えて]
腕試しか何かなのでしょう。
優勝を目指せる腕とはお世辞にも言えませんから。
[なかなかの動きはしていたが、それは地上でこその可能性もある。
噂のこともあって、そんなことを口にしていた]
既に悪い噂が立っていますから、それ以上落ちると言うこともそうそう無いでしょう。
初戦敗退となっても「ああやっぱり」程度で終わりますよ。
[素直な感想>>355に小さく笑いながら言葉を紡ぎ。
早めに狩猟競技を、と言われると同意の頷きを返す]
そうですね、早々に終わらせてしまいましょうか。
[言って、リヒャルト共に武舞台へと移動した]
ああ、そうでした。
狩猟競技が終わった後、神官長殿にお時間を頂きました。
会う場所は神官長ご自慢の庭園。
ラヴェンデル殿も同席を希望なされていますが…その前にご退場願う予定です。
[呪を介しての言葉。
周囲に聞かれるのを忌避してのこと。
”目的”実行の下準備は済ませてあると、リヒャルトに伝える]
― 神殿前広場 ―
えぇ、本当に。
ただでさえ苦手なのに大きくなって出てくるんだもの。
[>>291ラヴィの労いに、苦笑の色は濃くなった。
ジークと彼女の会話を聞けば、自分は西方の彼の地から滅多に出ることは無い為にラヴィの故郷たる北の地はどんな所なのだろうと暫し思考が逸れ。
それ故に、自分を気遣うジークの視線>>302には気付けなかった。
ただ、会話を続けていたエレオノーレの表情の変化>>308にはさすがに気付くことができた。
前回彼女とそのパートナーはたしか突然の棄権と共に会場を去っていった。
何か込み入った事情があったのだろう、笑みの形を取りながらも硬い表情を浮かべるエレオノーレに内心不躾だったと思いながら、あえて謝罪の言葉を重ねることはせず。
そうなの、と微かな笑みを返すだけにとどめた。]
[目の前にいるひとから届く"声"に、
唇は、自然、弧を描く。]
わかりました。
なら、庭園の方には僕も同席させてもらいますね。
その前も、必要なら。
…あら?
お話の途中だけれど私、お客様がいらしたみたい。
また後でゆっくりお茶でもしましょうね。
[ジークとラヴィとエレオノーレ、其々との会話を続けているところでふと、ちりとした視線を感じ。
笑みを苦笑に変え、場を離れる非礼をわびた。
そして感じる敵意の方へと視線を走らせると、そこにいたのは。]
……ねこ?
[見た目は愛くるしい、茶色の毛玉のような子猫だった。
縮尺が大分間違っている上に、瞳のぎらつきと爪の鋭さのせいで危険な印象しか受けなかったが。]
…なんで大きくなっちゃってるのかしら。
[小さければきっと可愛いのに、などとどこかずれた思考で溜息をついて。
己に向かいにゃ〜お、と鳴く大きな毛玉に対峙した。]
…なんだか戦いにくいわねぇ…
[鳴き声も子猫のそれでしかなくて、戦意が薄れてしまう。
そのせいか、こちらに向かってきた猫への反応が一瞬遅れ。]
しまっ…!
[鋭い爪の一撃は瞬時に開いた鉄扇でなんとか受け止め、それを力任せに払うことで距離を開いた。]
…そうよねぇ、見た目が可愛いからって中身も可愛いわけじゃないわよねぇ。
[どうせなら見た目もしっかり凶暴そうなら良いのにと思いながら、しゃらりと多節鞭を持ち直すとその先に鉄扇を取り付け。
鎖鎌のようにひゅんひゅんと振り始めた。]
[振り下ろす瞬間、にゃ〜おと鳴かれてつい力が抜けてしまい。
当たりはしたものの、手応えはほとんどなかった。
すぐに鞭を手繰り寄せて得物をまた構え直しはしたが。]
…もう。
調子狂うわぁ…
[見た目に左右されるなど、師が生きていたら膝詰め説教されそうだと思いつつもやっぱり苦手だったり愛らしかったりする相手はしにくい。
溜息をつきながら、こちらに向かってくる大きな毛玉に向き直ってくるはずの衝撃に備え。]
くっ…
[鉄扇は片側の牙には当たりはしたものの。
それで勢いをとめることはできず、猫の衝突を許してしまった。
とはいえ毛玉状態だった為に痛みはなく、ただ衝撃だけを感じるだけに済んだがそのまま押し倒される格好になるとさすがに危険を感じ。
かろうじて自由だった右腕を振り上げ、猫の顔面へ鉄扇を振り翳した。]
[鉄扇が直撃すると、かしゃんと何かが砕ける音がして。
自分の胸元に落ちた水晶を拾いあげてから小さくそれに囁いた。]
悪いわね、私を押し倒していいのは一人だけなの。
[にこりと微笑むと、立ち上がり辺りを見回して。]
これでこのエリアの担当分は終わったかしらね。
…今ので随分消耗しちゃったわぁ。
[次はどこにいこうかしら、と小さく呟いて。
ジークはどうするのかと、彼の姿を探した。**]
【場所:神殿前広場 撃破済み:A・B・C・D pt:16 残手:3】
― 武舞台→ ―
[振り返った視界に入った、なんとも対照的な笑み。>>279 >>282
距離を開けた所で、は、と一つ息を吐く]
……ま、バレたらバレたで、それはそれ。
すぐにどこかに響く、って事もねぇだろ。
……ヴェルやらメルには、気苦労かけるかも知れんが。
[不在時に国を任せている腹心二人。
一方は気心知れた乳兄弟で一方は亡き兄の既知。
どちらも今回の出場にはいい顔はしていなかった事を思えば、浮かぶのは苦笑い]
とはいえ……挑めるのは恐らく、これが最後だからな。
結果を『カード』として使う使わないに関わらず……三度は、さすがになぁ。
[無論、それまでに安定を得られるならば、その限りではないのだろうけれど。
国土面積に似ず豊富な地下資源・海洋資源を持つユウレンは、周辺諸国や中央の大国から常に狙われている状態。
護り手でもある自分が、長期で何度も国を空けておく訳にはいかない。
それとわかっていても、紫雷の騎竜師との再戦を望んだ自分に、腹心たちが浮かべた苦い笑みは忘れられず。
それを思い出したら、もう一つの釘刺しの事も思い出した]
……っつーか、あいつら。
絶対、わかってて言ってやがるよな。
……んな簡単に片付く問題だったら、苦労しねぇよ……。
[武術に現抜かす時間の一部でも、世継ぎ問題解決に当てろ、という言葉。
立場上、それが必須であるのは、重々承知している……のだが]
……今更『返せ』、とは。
言えねぇし、言いたくもねぇよ。
[零れる呟きはごくごく小さな──本当に、消えそうに掠れたもの]
[などと呟いていたら、前方からやって来る見慣れた姿。>>337
瞬いた後、向けるのは常と変わらぬ表情]
おっと。
よー、そっちは……あんまり、大丈夫じゃない、か?
[何となく、消耗しているような気がしてこんな問いを投げかけ。
縛っただけの右腕の傷を指摘されたなら、軽く、肩を竦めた]
ちょっとばかし不覚とっちまってな……ん、悪い。
繕いも、後で頼むわ。
[癒しは大人しく受け入れ、繕いの事にも頷く。
これが他の者だったら、後でいい、と流す所ではあるが]
……そっちはこれから武舞台、か。
俺は、神殿前に戻ってみるかね。あそこなら、動きやすい。
……無理すんなよ?
[軽く言いつつ、避けられないなら頭をぽふり、と撫でて。
足を向けるのは、神殿前広場]
/*
ちなみに、ヴェルナーとメルヒオルのイメージだとか<腹心S'
そして、翡翠の理由はお約束ですよw
まあ、渡した当初はそこまで深く考えてなかったけd(
さーてと、残り三手、どう使いますかーねー。
手が必要な場合は呼びますね。
まずは彼を探さなければいけませんけれど。
[おそらくはカスパルも狩猟競技に参加していることだろう。
注意が他に向かいやすい、参加中の隙を狙うつもりで居た]
― →武舞台 ―
[リヒャルトと共に>>370武舞台へと辿り着き。
彼と同様に虫の群れ>>344を目にして]
ああ、私も甲虫なら遭遇しましたね。
神官長殿の厭うものも具現化しているのではありませんか?
[庭園に心血を注いでいるのであれば、虫は天敵とも言えるだろう]
──見学をしている暇は無さそうですね。
リヒャルト、少し離れますよ。
[気力を活性化させるリヒャルトの横で気配を感じ。
囲まれてしまうのも拙いかと考え、リヒャルトに声をかけてから傍から離れる。
同時に飛び掛ってきたのは、牙と爪が発達した中型の猿。
繰り出された爪を避けて飛び退ると、背後にも気配を感じた]
挟まれてしまいましたね…。
……それにしても、何故この組み合わせなのでしょう。
[背後に立ちはだかって居たのは、異様に鋏の発達した大型の蟹。
二匹はルートヴィヒを挟んで威嚇し始める。
どこぞの童話を思い出して、少しだけ頭を抱えたくなった]
…考えていても仕方ありませんね。
向かってくるならば、叩きのめすのみです。
[双方に意識を配り、どちらがより厄介かを見極めようとする。
が、それよりも早く動いたのは前方に居る猿の方だった。
牙を剥き出し爪を振り上げ、気味の悪い鳴き声をあげながら飛び掛ってくる。
ルートヴィヒを狙ってなのか蟹を狙ってなのかは判別しにくい動き。
背後からも鋏をかち鳴らす音が聞こえ、蟹も動こうとしているのが分かった。
鉄教鞭を抜くと、当てる対象を飛び掛ってくる猿へと見定める]
[身を翻すと共に蟹の鋏が今までルートヴィヒが居た場所を通過して猿へと向かう。
同時に、避ける回転を利用して繰り出したルートヴィヒの鉄教鞭も猿の腕と頬を捉え、骨を砕く鈍い音を奏でていた。
避けた時にマントが翻り、蟹の鋏がそれを裂きながら猿を殴りつけていて。
ダブルアタックを食らった猿は軽く吹き飛びながら地面へと落下。
マントの破片に添われながら結晶体へと変化していた]
ああ……後で取り替えませんと。
[左手でマントを引き寄せ、裂けた部分を見て眉尻を下げる。
その横で蟹が、しゃきーんしゃきーん、と勝利の舞を踊っていた]
☆狩猟競技進行状態
【場所:歓楽街・広場 撃破済み:IJKL
場所:武舞台 撃破済み:G pt:22 残手:5】
はぁ、こちらも早々に片付けてしまうとしましょう。
[勝利の舞を踊っている蟹へと薄紫眼を向ける。
視線に気付いた蟹が、やんのかこら、と言う雰囲気を漂わせた]
甲羅が硬そうですが…打撃武器なら他の武器よりも効果が高いでしょう。
一点集中で打ち込めば……と!
[対策を練っていると、蟹がルートヴィヒへと鋏を振り上げ、押し潰さんと力任せに振り下ろして来る。
鋏の先が下を向いているため、食らったなら打撲だけでは済まされない]
/*
ラ神の空気読みスキルは半端無いですねwwwwwwww
やっと1つに対し2手以上使えるように。
だって今から目が走ってると後が怖いwwwwwwww
― 神殿前広場 ―
[やって来た広場は、色々と賑わっている様子で。
その様子に軽く目を細めつつ、肩に担いでいた長槍をくるり、と回転させ、銀の一角を下へと向けた]
さぁて、気ぃ入れていくか、な。
[呟く表情は一時、立場の柵を忘れたもの。
こうして、ただ動いている時は、ごく当たり前の自分自身でいられるから。
妙に楽しげに見えるのは、そこに由来するもので]
[呼吸を整え、視線を正面へ向ける。
何かいた。目は……合わなかった。
いや、視線があったら逆に怖い]
……なんで、魚が空中泳いでるかね。
しかも、鯉。
[空中にぷかりと漂う派手な金色の鱗。
ある意味では見慣れた姿の見慣れぬ様子にため息を零した後。
槍を握りなおして、そちらへと踏み込んだ]
おおっと!?
[突きを入れるよりも先に開いた鯉の口。
そこから噴き出した水流に勢いは削がれ、槍は僅かに金の鱗を掠めるに留まった]
……んなろ、いい根性!
[真っ向から被った水をふるり、と払い落としつつ一度距離を取り。
大きく踏み込んでの跳躍、後、くるりと銀の一角を下へと向けて]
― 武舞台 ―
[鉄教鞭で逸らした蟹の鋏はクロースアーマーの右袖を裂きながら地面へと突き刺さる。
多少肌にまで到達したのか、破れた袖に僅か赤が滲んだ。
軽く表情を歪ませながら、蟹が体勢を戻す前に腹部目掛け鉄教鞭を叩き付ける。
硬い衝撃が手に伝わり、僅かばかり痺れを残した]
…っ、やはり、硬い、ですね。
[とん、と一度後方へと退り、痺れる手を振って呼吸を整える。
蟹は地面から鋏を引き抜くと、じりじりとこちらににじり寄ってきた。
あちらもタイミングを計っているらしい]
ただ叩いても効果は薄い、となりますと…。
[ちら、と薄紫眼を走らせるのは観客席のある方。
高度の取れそうな場所と、登れる箇所が無いかを探した]
一か八か、やってみましょうか。
[にじり寄る蟹を見据えながら、誘導するように後ろへと下がって行く。
蟹は一撃食らってご立腹なのか、逃がすまいとルートヴィヒの後を追って来た。
背に近付く観客席の壁。
そこに到達する直前、痺れを切らした蟹が大きな鋏を勢い良く横に薙ぐ]
あ、てめ。
[降下の勢いをつけた突き下ろしは、ぎりぎりでかわされた。
ぴしゃ、と足元に出来た水溜りから飛沫を散らしつつ着地して。
間髪いれず、構えを直して、次の一撃を繰り出す]
―――はい。そちらはお任せします。
[別の方向に現れた気配に向かうルートヴィヒに
声だけで信頼を投げて、自分は巨大蜂に向き合った。
馬ほどの大きさがある蜜蜂は、黄色と黒の毛に覆われていて、
ちょっと見には、ふさふさと柔らかそう。]
でも、お前より絶対、リジーちゃんの方がもふもふだからな。
[同じふさふさなら、リジーちゃんの方が断然良い。
なんて、びしりと決めつけつつ、呪を唱えて杖を振る。]
Ventus fio vesica.
― 武舞台 ―
[元より跳躍する心算では居たのだが、体勢が整わぬうちに仕掛けられてしまい、それは避けるだけの高さしか得られず。
そのまま実行に移してみたが、やはり高さが足りなかった]
くっ…!
[跳躍と同時に振り上げた鉄教鞭は蟹の頭(?)を打ち据えるも、硬い甲羅に阻まれ倒すまでには至らない。
再び手には衝撃による痺れが走った]
っ、もう、一度っ…!!
[すぐさま跳躍して観客席の壁を蹴り、十分な高さを得て、今度はこちらから仕掛けに入る。
鉄教鞭を握る手に力を込め、渾身の力で振り下ろした]
[杖の先より巻き起こった風は、鋭い刃となって
過たず、巨大蜂の羽を薙ぎ散らした。
空飛ぶ術を失い、地上でもがく蜂に止めを刺すのは、
多少手間取りはしても、簡単な仕事。
程なくして、薔薇色の水晶を拾い上げ、
次の敵を探して視線を巡らせれば、
巨大蟹と対峙しているルートヴィヒの姿が目に入る。]
― 神殿前広場 ―
[繰り出した一撃は、金色の鯉を捉えた──ものの。
伝わる手応えは、何か、どこか異質なもの]
……お?
[瞬き、一つ。
妙な危機感を感じて槍を引き、後ろへと下がる。
金色の鯉はしばらくぴちぴちと動いた後。
背びれ部分がぱく、と口を開けた]
……はい? 脱皮?
[ちょっと違うような]
[何が起きるか、と眺めている間に金色の鯉の表皮はぱくり、と左右に割れ落ちて。
中から出てきたのは──]
……色変わっただけかよっ!
[一回りほど大きくなったものの、やっぱり鯉だった。
ただし、鱗の彩りは錦鯉のそれになっているが]
まあ、これで龍に化ける、とかは、さすがにねぇだろうけど。
……っつか、そんなんやられたら、さすがにフェイツウェがキレる。
[そんな呟きを漏らしながら、長槍を握り直して呼吸を整えた]
/*
あ、ちなみにルートヴィヒの身体能力は中の上程度です。
元々は下の上くらいで、研鑽を重ねてようやくまともに動けるようになった感じ。
なので超人的な動きはあまり出来ないつもり。
何せ元ネタが貴族ですからね…(
/*
>>398
なんと言うフェイントwwwwwwwww
価値的にランクアップしただけですかwwwwwwww
……どうか、お気をつけて…
Meus conjuratus amicus Notizfine.
Vestri vox vocis addo solamen.
[しばしの攻防の後、ルートヴィヒが蟹を仕留めるのを見届けて、
小さな声で祈りの言葉を唱える。
りぃん、と杖の宝玉から鳴り響く音は、
心を落ち着かせる力を、絆の相手へとそっと送り届けた]
/*
あ。
まだ倒したロール落としてないなぁ。
しまった。
やっぱり、武器に風の力をあげる方にするんだった。
残念残念。
― 武舞台 ―
[落下速度を乗せた一撃は、蟹も耐え切ることが出来なかったようで。
脳天(?)に大きな衝撃を受けて泡を吹いた。
ゆらゆら円を描くように揺らめいた後、ばたりと地面へと倒れる。
叩き付けた箇所から皹が入り、徐々に広がって。
パリンと甲羅が割れると、蟹は消え失せ結晶体だけが残った]
……ふぅ、まさか蟹に梃子摺る羽目になるとは。
[眉尻を下げて一息つく。
蟹による被害を目にすると、諦めの溜息も漏れ出て来た]
☆狩猟競技進行状態
【場所:歓楽街・広場 撃破済み:IJKL
場所:武舞台 撃破済み:GH pt:28 残手:2】
……さぁて……どう料理しますか……。
[呟きながら、距離を測り]
ねぇ、っと!
[どこか楽しげな口調で呟きつつ、地を蹴り上へと飛び上がる]
さて、お次は…っと。
[連続して魔法を使ってはいても、まだ気力は充実している。
竜の谷で幾度か陥った危機に比べれば、
この程度、たいした困難ではない。
次の獲物を探して周囲を見回すその足元に、
なにか振動が伝わってくるのを感じた。]
☆狩猟大会進行状況
【撃破済み:A,B,C,D,G pt:22 残手:5】
[跳躍の頂点で構えを変えて、勢いを乗せた突き下ろしを鯉の頭に叩き込み]
……おまけっ!
[事のついでに右足を振り上げ、踵落としを打ち込んでおいた。
鉄片仕込みのブーツによる蹴りは、何気に破壊力もある。
痛みに身をくねらせる鯉の頭から一角を引き抜くと、これまた思いっきり踏みつけつつその上から飛び退いて着地した]
― 武舞台 ―
[まだ終わらない気配を感じ、ぴり、と過剰に気を張る。
しかし凛とした音>>399が届き、余剰に立っていた気を鎮めてくれた]
───感謝します、リヒャルト。
[小さく紡がれたそれは離れた相手には届かなかったかも知れない。
けれど感謝の想いは柔らかな波動としてリヒャルトへと伝わったことだろう]
[着地した状態で低く構える。
槍は片手で構え、穂先は右の斜め後方へと流した状態で。
巨大鯉はしばし身をくねらせていたが、やがて、こちらに正対する位置を取り、かぱ、と口を開く。
その流れからの次の手は、さすがに予測がついて]
……くらってられっか、よ!
[体勢は低く保ったまま地を蹴る。
同時、吐き出されるのは勢いのある水流。
とはいえ、その間の硬直は隙となる。
地を蹴った勢いのまま、鯉の下へと潜り込み]
―武舞台―
[回収し終えたところでふと頭上に影が差し。
見上げると一匹の蛾がばっさばっさと羽ばたいていた。
サイズは2m近くあるようだ]
……久々にまだまともなヤツ見た気がする。
[同じ場所で繰り広げられた黒い虫の群れだの猿蟹合戦だのも横目で見ていた為に、ついそんな言葉を洩らしつつ]
さぁて、どうすっか……
[大きな身体の割に、早いスピードで急降下してくるクリーチャーを見据えた]
[突き上げた一撃が伝えるのは、確かな手応え。
かかる重量が、捉えた事をはっきりと伝えてくる。
ここで引くか否かの逡巡は短いもの]
……っせい!
[片膝ついた姿勢から、四肢に力を込め。
貫いた鯉を、地面に叩きつけるように、槍を思いっきり振るった]
― 武舞台 ―
[心を鎮める力を借り、呼吸を整え神経を研ぎ澄ます。
耳に、しゅる…と言う風を切る音が届き、音のする頭上へと薄紫眼を向けた]
……!
[上空から滑空してくる、嘴を鋭く尖らせた極彩色の鳥が目に入る。
サイズや形状から言ってカワセミのようだった。
カワセミは餌を獲る時のように嘴を下に向けてルートヴィヒを狙っていた]
させませんっ!
[滑空を利用した威力の高さは先程身を以って理解した。
食らうわけには行かぬと、ルートヴィヒは腰からダガーを一本取り出し、滑空してくるカワセミへと投げつける]
[びしい、とか。
そんな音を立てて、巨大錦鯉は石畳に叩きつけられる。
先の二撃が相当な痛手になっていたのか、鯉は数回尻尾をびたびたとさせた後、沈黙した]
……やぁれ、やれ。
いっちょあがり……かね?
[槍を引き戻した直後、鯉が薔薇色の結晶体に変わるのを見つつ。
小さく呟いて、立ち上がる]
【場所:武舞台 撃破済み:E,F,G,H pt:16 残手:0】
【ボス戦:94+93+68=255 残手:2 撃破成功】
― 武舞台 ―
[投げつけたダガーは狙い違わずカワセミの嘴へと当たり。
滑空するカワセミの体勢を大いに崩す。
すかさずもう一本のダガーを投げつけると、避けることの出来ないカワセミはダガーに貫かれ、結晶体へと変化した]
ふふ、リヒャルトの力のお陰でしょうか。
集中力が増して命中率が上がった気がします。
[普段ならばこうも容易くは行かなかったことだろう。
気を鎮め、万全の状態で臨めたからこその結果のように思えた]
☆狩猟競技進行状態
【場所:歓楽街・広場 撃破済み:IJKL
場所:武舞台 撃破済み:FGH pt:31 残手:1】
― 武舞台 ―
[そんな気持ちに浸っていられたのもつかの間。
足元の振動はいよいよ高まり、
危険を感じて、その場から真横に走る。
次の瞬間、昨期まで立っていた地面が盛り上がり、
鋭い爪と、毛むくじゃらの鼻先が突きだした。]
………モグラ?
[牛かと見まごうような大きさだけれども、
全体のシルエットは、確かにモグラに見える。]
なんだか、一気に農園っぽくなったな…。
[ぼやいている間に、モグラは再び地面に潜り、
あっという間に近づいて来ては、地面の上を爪で薙ぎ払う。]
―武舞台―
[正面から来る敵を後ろに倒れるようにして避け、その反動を利用して思い切り蹴り上げる]
……ちっ、
[狙いは胴体だったが、僅かに逸れてその翅へ。
相手はよろめきはしたものの、大したダメージは与えられなかったよう。
更に]
、うわっ、
[同時に降って来た白い燐粉により視界は奪われ。
その隙を狙った蛾の体当たりは避けきれず、突き飛ばされた。
地面にしたたかに腰を打ち付ける]
― 神殿前広場 ―
さーてと。
動くだけ動いたし、休んどく、か。
[一転、のんびりとした口調で呟きつつ、大きく身体を伸ばす。
周囲の視線は、例によって気にした様子もなく。
ただ、神殿の方から強い視線を向けられた気がした時だけは、そちらに鋭い一瞥を投げもしたけれど。
そちらへ向かう事も、視線の主を探す事もしなかった。
言いたい事は、空で、と。
思うことは、ただ、それだけだから。**]
[乱暴に粉を振り払ったが、視界は未だ霞んでいて]
……んにゃろぉ。
[離れた位置にいる蛾の影を睨みつけた。
痛みを堪えつつ体勢を整え、鎚を手に取る]
― 武舞台 ―
[投げたダガーや結晶体を回収して一息ついて。
改めて薄紫眼を周囲に向けると、自分とリヒャルト以外にもまだ『狩猟』を行っている者が居た>>406]
あの方は……騎竜師、では無さそうですね。
[大会参加者のリストには居なかったはず、と思考を続けたのも束の間。
何か小さな生き物が身体をよじ登る感覚を覚え、薄紫眼を下へと向ける]
………リス?
[見れば尻尾の大きな普通サイズのリスが服をよじ登り、左肩まで登って来ていた]
誰かのペット…が居るというのもおかしい話、ですよね。
[一度浮上した疑問は冷静な思考が判断を下し、否定の結果を導き出す。
左肩に居るリスに薄紫眼を戻すと、つぶらな瞳がこちらをじっと見詰めていた]
相性最悪…。
……Ventus, fio meus pennae.
[呪文とともに、杖を真横に持つ。
その中心から巻き起こった風は、術者の体を軽々と持ち上げ、
空の高みへと運んだ。]
ああいう奴は、巣穴から引っ張り出すに限るよね。
Ventus,vertex quod vallum.
Voro panton vobis.
[空中の安全な場所で、落ち着いて呪を紡ぎ、
獲物を見失って周囲を見回している巨大モグラを
杖の先で指し示す。]
[──のだが]
……っ、やっぱりこうなるのですかっ!
[目の前でリスが凶悪な表情になり、前歯を剥き出し口を大きく開ける。
案の定と言うか、モンスターだったようだ。
リスは剥き出した前歯でルートヴィヒの左目を狙い、跳躍してくる]
/*
ちょっと埋めておきますか。
質問しなかった私も私かも知れませんが。
くろねこさん、カスパルが狩猟競技に参加してるのかどうかくらいは明記して欲しかったです。
神殿に居るんですか?あの人。
どのタイミングで負傷させれば良いのか分からなくなってきました。
― 武舞台 ―
[バンッ、と力任せに左目を狙って来たリスを右手で払う。
リスの前歯は右掌を傷つけるだけとなり、小さな身体は地面へと叩き付けられた。
きゅう、と可愛らしい悲鳴を上げ、リスは結晶体へと姿を変える]
可愛くても…と言うことですか。
しかしこれは少々罪悪感も残りますね…。
[小さな結晶体を拾い上げて、少しだけ眉尻を下げた。
小袋へと結晶体を仕舞うと、先に入っていた結晶体とぶつかり、キン、と音を奏でる。
大小合わせて結構な数が集まっていた]
☆狩猟競技進行状態
【場所:歓楽街・広場 撃破済み:IJKL
場所:武舞台 撃破済み:EFGH pt:32 残手:0】
― 武舞台 ―
[上空より呼び寄せた空気の渦は、
まっすぐに巨大モグラの頭上に手を伸ばし、
その巨体を吸い込んで、高い空へと吹き上げる。
程なくして竜巻が消え、モグラが墜落したあとには、
ちょっとした窪みと、薔薇色の水晶が残された]
よし。これで6つ。
[地面に降りて水晶を拾い上げ、小さくガッツポーズ。]
☆狩猟大会進行状況
【撃破済み:A,B,C,D,G,H pt:28 残手:4】
―武舞台―
[影がブレて見え、上手く狙いを定めきれないままに鎚を振るった。
微かに手ごたえはあったものの、大したダメージでは無かったらしく。
そのまま二度目の体当たりを喰らうことに]
あァ、うっとぉしい。
[苛々を募らせつつ、すぐに体勢を整える。
時間が経ち少し回復した目を頼りに、再び蛾を探した]
/*
リヒャルトの行動がやっぱ可愛い。
つい見守ってしまうかわいさがあると思うの。
あれよね!
素でかわいいってことですよね!
― 武舞台 ―
さぁて、次はどいつだ。
[気を入れ直して杖をぐるりと振り回し、
ぴし、と正面に構えて見せる。
その杖の先に、すうっとと飛んできて止まる、トンボが一匹。]
……ん?
[なんだ?と見ている間に、トンボが顎をぱかりと開き―――]
っ!? Aspis!
[咄嗟に叫んだと、トンボが酸の息を吐きだしたのは、
ほとんど同時だった。]
うわっ、っちち…
[風の壁が出来上がるよりも早く、
酸の飛沫が服や肌に、点々と散る。
はじき返した酸の大半は周囲に飛び散り、
当のトンボに痛手は与えたものの、仕留めるまでには至らない]
くそっ、逃がすかっ!
[ぷいい…と飛んで空中に制止し、再び口を開くトンボめがけて、
風の壁を巻き付けた杖を叩きつける。]
[渦巻く風を纏った杖は、蠅叩きよろしくトンボを打ち据え、
今度こそ、水晶へと戻した。]
ふう。
全く、油断も隙もない。
[水晶を拾い上げ、首をぐるりと回す。]
☆狩猟大会進行状況
【撃破済み:A,B,C,D,F,G,H pt:31 残手:2】
―武舞台―
うらぁ!
[案外近くまで来ていた巨大蛾に向けて、一歩踏み込み、鎚を横凪ぎに振るう。
今回は当たりだったようで、確かな手ごたえが伝わる。
蛾はホームランよろしくかっ飛ばされた先で力尽き、へろりと落ちて行った]
【場所:武舞台 撃破済み:E,F,G,H pt:16 残手:3】
―武舞台―
あのやろ、要らん土産を残して行きやがった。
[視界は未だ完全回復していない。
若干ふらつきながら蛾の落ちた辺りへ向かい。
半分手探りで結晶を拾い上げて、手持ちに加えた]
― 武舞台 ―
さてそろそろ、ここも片づいたかな。
[改めて周囲を見回せば、遠くでルートヴィヒが
なにやら投げ捨てるような動作をしていた。
無論、リスを払ったところだとは気付かなかったが、
余裕はあると判断して、ほっと息をつく。
別の方向では、巨大な蛾にたかられている男もいて、
誰だろうかと首を傾げるも、思い当たらない。
いや。]
あ。兎狩人の同志。
[妙なところで親近感を覚え、
苦戦している彼をこっそり助力すべく、風の矢を数本飛ばす。
その途中に、なにか不幸な影がいた、気がした。]
[ひるり、と舞い落ちてきたのは、哀れな蝙蝠。
よく見れば、牙が尖っているから、吸血蝙蝠の類だろうか。]
あらら。かわいそうなことを…って……あれ。
[地面に落ちた蝙蝠が水晶に変わるのを見て、
肩を竦めながらそれを拾い上げた。]
☆狩猟大会進行状況
【撃破済み:A,B,C,D,E,F,G,H pt:32 残手:1】
― 武舞台 ―
[水晶を弾いて受け止め、懐にしまう間に、
蛾にたかられていた人物と目が合う。]
先程はどうも。
[なんとなく、兎で心が通じ合った同志へ
かるく手を挙げて挨拶を送った。]
あ、少しお待ちを。
鱗粉がそのままだと、このあと辛いでしょう?
[相手が立ち去ろうとするのを呼び止め、
小さく呪を唱えて、風の精霊を呼ぶ。
精霊は穏やかな風を起こして、青年の服に付いた鱗粉を
そっと弾き飛ばす……はず。]
―武舞台―
ラヴィより七賢猫のほうが俺にとっては不思議だけどなあ。
[首をひねりながら、ライナー>>298に答える。
そしてライナーがクリーチャーと遭遇したのを見た]
がんばれ〜。
[そういって離れたところで。
ごろごろと音を立てて転がってくる岩を見つけた]
……岩?
[その岩には牙の生えた口があって、如何見てもクリーチャーでしかない]
なんでまた……
[はあ、とため息をついて三節棍をひっぱりだした]
― 武舞台 ―
いったああっ!
[さすが岩なだけはある。
相手にダメージを与えるどころか、反対にこちらの手に痛みが来た。
涙目になって岩を睨みつけ]
くっそー!
むかついたっ!
[がさごそとポケットを探って、三節棍の両端にそれぞれ炎と水の属性を持つ石をつける。
そんな高価なものを使ってまで戦うような相手じゃないとは、頭に血がのぼって考えられない。
炎であぶって、氷で冷やして岩を割ることにしたのだった]
― 武舞台 ―
[流石に属性攻撃にはひとたまりもなかったようだ。
あっさりと割れた岩にほう、と息をついた]
あー、痛かった……
[割れた岩はそのまま結晶へと変わり。
三節棍につけていた石もとりはずして、結晶と共にポケットに仕舞いこんだ]
【場所:大通り 撃破済み:M、O、N、P
場所:武舞台 撃破済み:E、F pt:13 残手:2】
あ…ええ。……はぁ……。
[自分で服を払う青年に、曖昧に笑ってから、
かり、と頭を掻いて名乗る。]
僕、エルデシュタインのルートヴィヒ様の供で、
リヒャルト=ラーベンタールといいます。
あなたは、どなたかの付き添いで?
二つ名で呼ぶなら「熱風の騎竜師」
大会は初参加なので、他の方々よりは知名度が低いかもしれませんけれど。
よく言えば好奇心旺盛で真直ぐ、実際は大雑把でおっちょこちょい。…やろうと思えば細かい気配りまでちゃんとできるくせに。
[少し本音も滲ませながら、表から見えるだろう印象を伝えた。
大会の参加者と知れて少し驚かれたりしたかもしれない。確認されれば自分は精霊師として登録してあることも伝えて]
― 神殿前広場 ―
また亀。
[前半分だけ見れば同じで]
でも羽が増えてる。
[パタパタと上下に揺れ飛びながらこちらに向かってきている]
さっさと済ませて見学もしたいところだけど。
――Heta andedräkt.
[火竜の吐息を思い浮かべながら火の精霊に呼びかける。
紅石がぼんやりと光り、傍らに小さな炎の渦が生まれて。
首を下から上へ振るのに合わせ羽亀を迎え撃つように伸びた]
そう、なんですか。
[よくあること、と平然として応える風に、目を瞬く。]
良く生きてましたね。
[思わず、ごく素直な感想を零してから、
あ、と頭を掻いた。]
すみません。つい。
トゥムさん。…ああ。
武器職人の方ですね。
[受付から聞き出した名前に、確か入っていた。
その話を思い出しつつ頷く。]
そうでしたか。アバスカルのあの方の。
さきほどお見かけしましたが、可愛らしい方ですね。
[ごく僅か、隠しきれないなにかが混ざったかもしれないが、
それはそれ。]
― 神殿前広場 ―
[迫る炎を避けようと、赤い羽亀はパタパタ羽ばたき上昇する。
けれど下から上へと向かう炎はそれを逃さずキッチリと渦の中に捕らえた。羽がジュッと音を立てて溶け、煤塗れで地面に落ちた羽なし亀は暫くピクピクしたあと散じて薔薇色を残した]
よし。この調子で。
[けれどもう次の気配がする。
にゃ〜んという鳴き声に少し気を取られそうにもなりつつ、続けて対処するために*身構えた*]
【場所:神殿前広場 撃破済み:M、O、N、P、D
pt:14 残手:4】
どんな戦いをなさるのか、楽しみにしています。
ああ、お引き留めしてすみませんでした。
どうぞ、良い狩りを。
[にこやかなままに頭を下げ、踵を返す。
そうしてライナーから離れながら、
声には出さず、なにかを*囁いていた*]
アバスカルのお嬢さんのつれに会いましたよ。
精霊の気配のしない、変な人物でした。
あんなので、武器なんて作れるのかな?
……あまり、相手にしたくない人ではありますけどね。
[声に載せて告げるのは、そんな他愛もないこと。]
また、一旦お別れして、
大通りの方にでも行こうかと思っています。
あの方を探すのにも、
手分けしたほうが効率よさそうですから。**
お連れと言うと…トゥム家の方ですか。
精霊の気配がしないというのも不思議な話ですね。
武器自体は作れているようですけれど…。
アバスカルの末娘が使っている大振りのレイピアは、お連れの方の作品だそうですよ。
[囁かれた声>>*32に返すのは、先程タチアナから聞いた話。
相手にしたくない人、と聞けば僅か苦笑の気配が返った]
そうですか、ではそちらはお願いします。
私は一旦宿舎に戻って他の方の様子を見てからにしようかと。
誰がどこに居るのかを把握しておいた方が良いでしょうしね。
[事を起こすときに見られても困る、とそんな意味を込めて声を返した]
― 少し前/神殿前広場 ―
―――…何時にもまして好い天気ですからね。
技で語り合うには、最適かと。
[男の視線はふと、空へ向かう。
澄み渡る、曇りなき蒼穹。>>326
天のように、互いに晴らせられればと思うこころ。
程なくしてクリーチャーの気配を感じ取ったエレオノーレはその場を離れることになるか。
会話で感じた違和は思うところがあるものの其れを訊ねることは結局無かった。
興味本位で踏み込むものでも、無いだろうから。]
ええ、其方も御武運を。
嵐激の騎竜師殿共々、またお会いいたしましょう。
[彼女の背を見送り、男も、己もまた気配を探るため意識を巡らせる。]
― 武舞台 ―
[一段落ついて薄紫眼を周囲に向ける。
石にキレている者が見えたりもしたが、目に留めるのはリヒャルトの姿。
先程自分が目を留めた青年との会話を終え、移動するようで。
どこへ向かうのかは聞こえていたためにその後を追わず、一度武舞台を出ようとした。
のだが]
……え……。
[不意に背後から大きな影が差す。
驚き振り返ると、そこに居たのはルートヴィヒの上背を遥かに超える、黒緑色をした狼の姿。
頭には捩れた角が2本、側頭部から生えていた。
それを見たルートヴィヒが息を飲む]
なん───。
[なんで、と紡ぎかけた言葉は二角狼の咆哮と口を噤む行動により途切れた]
本当に彼のこと、よくご存知でいらっしゃる。
[エディの事を語るラヴィに返す応え。>>444>>445
パートナーであるならば結びつきも相当なものだろう。
そう思ったからこその男の言葉。]
――あまりのんびりしている暇もありませんか。
気配も近くにありますね、―――と。
[クリーチャーと向かい合うラヴィが亀と対峙を始めると。
男は風精を繰り、凪ぐ先は此方に向かってくる小さな蜥蜴へ切っ先を向けた。]
なんで、アイツが。
……いいえ、奴はあの子が、あの子と共に崖から落ちたはず。
これは奴ではありません。
………でも、これは───。
[しばらく二角狼を見詰め目を丸くしていたルートヴィヒだったが、きゅ、と下唇を噛み二角狼を睨み付ける。
右手で鉄教鞭を握ると、二角狼の体勢を崩すべく、右前足目掛け鉄教鞭を振り上げた。
その表情に浮かぶのは怒りと憎しみ。
隠すべき感情だったが、二角狼を見て抑える事は出来なかった]
― 武舞台 ―
[振り抜いた鉄教鞭は二角狼の右前足に当たったものの、折るまでは至らず。
動きが止まった隙を突かれ、捩れた角で胴の辺りを払われる。
角の先がクロースアーマーを引っ掛け、ルートヴィヒは勢い良く横へと投げ出された]
っつ…!
──負ける、もの、ですか…!
[転がるようにして受身を取り、体勢を整える。
追撃として牙を剥いて来た二角狼を見据え、その顎門に対し鉄教鞭を縦に構えた]
おっと―――。
小さくても侮れませんね。
[思ったよりも耐久力が高く尻尾が本体だといわんばかりの。
地に落ちた、小さな薔薇色を摘み懐へ収めなおしたところで、
アプサラスが巨大な猫との対峙、危うい場面が目に入る>>373]
(―――ッ、ニーシャ、怪我は…。)
[丁度其方を向いた際には、猫の姿は掻き消えて。
声を掛ける過保護だと言われ様とも心臓に悪いのは変わりなく。
彼女が怪我を負うのは、見ていて気分がいいものでは無い。
思い出すのは、何時かの過去の。]
―武舞台―
あァ、……可愛いぞ、アイツは。
[表情か声か、混じったものには気付いたのか否か。
パートナーの評価に返すのは笑顔だった]
ま、世間じゃよう知らんクセに、色々言ってるヤツがいるども。
そういうの鵜呑みにしてっと、痛い目見るかも……
……なんてな。
[笑顔のまま、けれど何処か釘を刺すような言葉を投げる。
最後には冗談めかしたが。
別れの言葉と共に背を向けて、武舞台からも離れて行く]
[アプサラスのところへ向かう矢先、
立ちはだかる巨大蟻に行く手を遮られれば、
両掌から生じさせた水撃を纏った槍がその刀身を表す。
実態を持たぬ槍の先は担い手の思いのまま
触れずとも対象を貫かんと、精霊が騒ぐ――]
次から次へと、
油断なりませんね。
[常を装うも、其の内心はざわめきを宿したまま。
苦い笑みのまま、水を纏った投擲槍は、
巨大蟻の脳天をまさに穿とうと水しぶきを上げた。]
― 武舞台 ―
[鉄教鞭は縦に二角狼の口へと嵌り、剥いた牙がルートヴィヒを噛むには至らない。
下顎を膝で蹴り上げてやると、鉄教鞭の先が二角狼の上下の顎に突き刺さり、二角狼は苦悶の雄叫びを上げた]
おまえは…おまえだけは……!
[低く唸るような声。
もがき苦しむ二角狼の声により聞くものは少なかったことだろう。
そんな声を絞り出しながら、ルートヴィヒはクロースアーマーの下に隠すように据えてあった大振りのナイフを引き抜いた。
両手に1本ずつ、握り手の部分は長い紐で繋がれている]
はぁっ!!
[もがく二角狼の懐へと潜り込み、2本のナイフを喉元へと走らせる。
ダガーを使う時はぎこちなかったはずなのに、このナイフを使う時は何故か無駄の無い動きをしていた。
見る者が見れば、使い慣れていると言うのが分かることだろう。
自分の手の延長のように、ルートヴィヒはナイフを操っていた]
……お、いいモン見っけ。
[移動の途中、見つけた二股の小枝をナイフで削り整え、手持ちにあった伸縮性のある紐を結わえる。
紐の張り具合を確認してひとまず仕舞い、向かったのは歓楽街の広場の方面]
―→歓楽街・広場―
ッ、ききませんか。
水撃が駄目なら―――
[地面に手をつける。
両腕の文様、男のトライバルが一瞬、輝きをはなつ。
地が割け、出でるは樹の根。
其れはまさに、巨大蟻を討たんとしていた。]
ッ、ききませんか。
水撃が駄目なら―――
[地面に手をつける。
両腕の文様、男のトライバルが一瞬、輝きをはなつ。
地が割け、出でるは樹の根。
其れはまさに、巨大蟻を討たんとしていた。]
richten――!
……………?
[武舞台から離れてしばらく歩いて、
ふと感じる違和感に、呪の先を辿る。
が、違和感の正体が何とも見えず、
そのまま歩みを続けた。]
― 歓楽街・大通り ―
さて。あの人はいるかなぁ。
[独り言を呟きながら、大通りに踏み込んだ途端、
剣呑な気配に包まれる。]
…………っ、
[周囲を囲むように立ちふさがったのは、
牙から涎を滴らせた、狼の一団。]
― 武舞台 ―
[二角狼へと繰り出す動きも慣れたものだった。
かつてはこのような生き物を何度も相手して来ていたかのように。
口に嵌められた鉄教鞭を取ろうともがく二角狼が頭を下げたのを見計らい、2本のナイフを二角狼の喉へと突き刺す。
そこから腕をスライドさせ、顎から胸にかけて広く傷口を作り上げた。
すかさずナイフを戻すと、同じように喉へと突き刺し、今度は十字を切るように横に切り開く。
断末魔の悲鳴を上げた二角狼はぐらりと上体傾がせた。
叫んだために二角狼の口に刺さっていた鉄教鞭は取れ。
二角狼の前足から力が抜け、伏せるように倒れ込んで来る。
下に居たルートヴィヒはすぐさま飛び退り、潰されるのを逃れた]
…っ、はぁ、は、ぁ…。
これで、終い、です…!
[一連の動作は息を止め一気に行ったため、ルートヴィヒの息が上がっていた。
まだ動こうとする二角狼の鼻を足で踏み付け、ナイフを大きく振り被る]
ひい、ふう、みい……
……4匹いっぺんとか、卑怯じゃないかな?
[苦情を唱えてみても、狼たちに通じるわけもなく。
ひときわ大きな狼が吠えたのを合図に、
のこり3匹が一斉に飛びかかってくる。]
―――っ、Ventus fio vesica!
[後ろに飛び下がり、即座に横へ駆けながら、
風の刃を生み出す呪を唱えて、比較的大きな個体を狙う。]
[ギャン、と悲鳴を上げ、
3匹のうち1匹が首から肩にかけてを風に裂かれ、
地面に転がる。
その1匹めがけて、他の2匹が殺到する間に、
足場を確認し、最も大きな狼に対峙した。**]
☆狩猟大会進行状況
【撃破済み:A,B,C,D,E,F,G,H,M pt:34 残手:0】
― 武舞台 ―
[ナイフが二角狼の眉間を抉る。
突き刺すだけではない、文字通り、抉ったのだ。
それが止めの一撃となり、息も絶え絶えだった二角狼は短くくぐもった悲鳴を残して動かなくなる。
一拍の後に残ったのは、他より大きめの結晶体だけだった]
……は、ははは……。
こんなところで、この姿を見ることになるなんて───。
[全てが終わって、ようやく我に返ったような気分だった。
ナイフを握ったまま左手で顔を覆う。
悲しげに笑いながら、ルートヴィヒは2本のナイフをまた腰へと据え直した]
あの時は、あの子に助けられました───。
助けられたからこそ、私は今ここに居ます。
……けれど、私が一人で倒せるようになっても、あの子はここには居ない。
戻って来てはくれないのですね──。
……一度宿舎に戻りましょう。
着替えもして来ませんと。
[呟いて鉄教鞭を拾い上げ、それも腰へと据えると武舞台を後にする。
声をかけられぬ限りはそのまま宿舎へと向かうことに*なるだろう*]
☆狩猟競技進行状態
【場所:歓楽街・広場 撃破済み:IJKL
場所:武舞台 撃破済み:EFGH pt:32 残手:0】
【ボス戦:49+83+72+33=237 残手:1 撃破成功】
―歓楽街・広場―
[目的地に着くや否や、出迎えるのは足元への蔓の洗礼。
咄嗟に飛び退いて]
……ったく、早速かい。
[小さく舌打ち。
体勢を整えつつ見やった先の土が盛り上がり、毒々しい色の植物形クリーチャーが現れた。
頭部には口があり、開閉するそこには鋭い歯が生え揃っている。
牽制するような蔓の動きに注意を払いながら、背中に手を伸ばした]
― 神殿前広場 ―
[残された結晶を拾い上げて。
気になった声の確認をする暇もなく前方に出来た影を見上げる]
茨の壁ね。
もう少し力を貸して。
[まだ周囲を漂っている火の気配へと願って。
勢い良く伸びてきた蔓を避けるために転がった]
――Bullet grus.
[転がった先で紅石をつけた脚を一歩前へ。
今度は指先ほどの炎が群なすように姿を現した]
― 神殿前広場 ―
それってありなの。
[茨はその密度を変えて、火礫の半分ほどをやり過ごした。
ブスブスという音を立てながらも構えられた蔦が飛んでくる。
エーという顔をしながら避けようとしたが、腰の辺りを掠めていった。ヒリヒリする]
いたぁい。
[顔を顰めながら、紅石をつけた脚で地面を叩く]
― 神殿前広場 ―
数の勝利っ。
[先ほどの倍以上の数の火礫が茨に殺到した。
幾つかは次の蔦にも飛び火して勢い良く燃え上がる。
それも束の間のこと、結晶に戻った茨という対象を失って、炎も揺らめき消えていった]
【場所:神殿前広場 撃破済み:M、O、N、P、D、C
pt:19 残手:4】
―歓楽街・広場―
……まぁ、折角だし。
[左手には先程即席で拵えたスリングショット。
右手には黒い玉を掴み]
食らえっ!
[紐を一杯に引き絞り、離す。
放たれた玉は真っ直ぐ跳んで、開いた口の中へ。
軽い爆発音の後、一拍の間を置いて、地響きと共に敵は倒れた]
【場所:武舞台 撃破済み:E,F,G,H pt:16】
【場所:歓楽街・広場 撃破済み:K pt:6 残手:2】
/*
やっと箱前に来れた…。
んー、ぱっと見た感じジークはまだ次にいく場所決めてないみたい?
こっちで決めてしまおうかしら、ね。
{6}
1・2:武舞台 3・4:歓楽街・広場 5・6:歓楽街大通り
― 神殿前広場 ―
でもちょっと力入れすぎたかしら。
[炎に煽られたのか、結晶は向こうから転がってきて。次の気配も近くになかったので、周囲を窺う余裕が持てた。
アプサラスとジークムントは移動をし始める所か。
いつの間にか人影も増えていて、蚯蚓やら錦鯉と戦っている]
あんなに小さな子もいたのね。
[レイピアを振るう姿を見て呟いた。
それでも確りと敵を捉える手並みは見事と見えて。噂もまだ知らないから感心しながら少しの間眺めていた]
っと。そうそう休ませてもくれないか。
[もう一人の青年の方も見ようとしたら、その手前に黒い靄が現れた。
火のない所に煙は立たず。再び身構える。
ガス状のそれは人のような形を取ってゆく]
― 神殿前広場 ―
(あ、ジギー…今の、見られてた?
ごめんね、大丈夫よ。)
[>>458丁度その姿を探しているところに届いた風に瞬き。
心配をかけたことを謝ると共に、怪我はないと返しながら彼の姿を目に捉えようとあたりを見回した。]
あ、ジー…っ
こちらへと向かっているその姿を見止めてすぐ、黒く大きな蟻の背に隠される>>460のを見ると一瞬息を飲んだが。
駆け寄ることはせず、見守るようにじっと見つめ。
割れた地から躍り出た樹の根によって黒く大きな体躯が貫かれ、崩落ちるその後ろから見えた彼に笑顔を向けた。]
お疲れ様。
これでジークも此処での担当分は済んだわね。
私、次はあちらの方に行こうと思うのだけれど、ジークはどうする?
[そう言って指差したのは歓楽街の広場の方向。
彼が違う所に行くというなら、気をつけて、との言の葉を風に頼み。
同行してもらえるならば、嬉しそうに微笑んで共に次のエリアへと向かった。
移動する途中、小柄な少女の姿も目に留めた。
初めて見ると思ったが、彼女は戦いの最中だった為に声をかけることはせず。
その体躯にやや不釣合いなレイピアを器用に扱う様に内心驚きながらその場を離れた。]
― →歓楽街・広場 ―
― 神殿前広場 ―
煙というよりは影かしら。
――Bright gryningen.
[黄石と紅石が同時に光る。
ぼんやりした光が傍らに集い、同じく人の形へと変わってゆく]
さてと、これは気力勝負。
[グッと四肢に力を入れて、影と光が交錯するのを睨む]
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