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そうだよ、クソガキ。
こうなったのは全部お前のせいだ。
堪え性もなく、てめェが本能のままに喰らったからだ。
てめェみたいなクソガキは…――。
[届かない声は、雪に負けぬほど冷え冷えと響く。]
[ゆるりと緑青の目を閉ざす。]
…………。
[パキリ。
足元で氷が鳴る。
何時、割れてもおかしくのない薄氷が隔てた下に広がるのは、暗く冷たい地獄。]
/*
すっごく今更今更ですが。
お茶会の会場提供したり完全にテイストがギャグモードだったりと、墓下では全然殺伐の欠片もないニコラスです。
墓下では大丈夫かなと思っていたのだけど、良かったのかな?(・ω・`)墓下でも殺伐したかったと言う方、ごめんなさい。
/*
うわあああああああ
アルビンとすれ違ったあああああああ
それとも、独りでやりたいことあったかな…
へへ…俺(の中の人が)、アルビンと話がしたかったんだ…(泣いた
>>+217
ちょっ、それはパンじゃねぇっ…よっ!
な、舐めんな、ったく…!
[ジムゾンの笑いに、そうだこいつはこんな奴だったんだ、と思い出し、ちょっと怯えた]
― 自宅 ―
[談話室での会話は少しずつ進み始めている。
最後まで聞き届けようと、座りなおして意識を向けた。薄くなった気配が*ゆらりと揺れた。*]
[パキ パキキ
鳴る音が段々と大きくなる。]
……ごめんな。
すぐにいくから。
後もうちょっとだけ待ってくれ。
[音もなく、薄氷の上を村へと歩き出す。
雪に埋もれた薄氷の下。
暗い闇の中で手を振る幻影が見えた気がした。]
―談話室―
[ひゅうと隙間風と共に。
人狼は死後決して寄り付かなかったそこに居た。]
……あと一日。
[他の亡霊に気を向けるでもなく。
じっと最後の一人の様子を見続けた。*]
でもどうせ、最後の人狼が誰か……ってのは、
教えてくれないんだろうなぁ。
[まして自分は、彼らにとっては、襲撃を妨害した厄介者であり、仲間の一人を殺した仇だ]
うーん。俺、誰に襲われたんだっけ?
でも、父さんは違うよなあ。……絶対に。
[滅多に涙を見せない父の、自分を見つけた時の嘆きを思い出して]
>>+236
お、俺がてめーに慣れねーのは、てめーのせいだと思うぜ…!
[酔いが回ったのか、次第に意識が薄れていく]
ん、悪ぃ、神父サマ。肩、借りていいか…? なんか、すげえ、眠ぃ…。
[ジムゾンの肩に頭を預けると、そのまま意識を手放した**]
[こひつじとアライグマは、目を見交わし、咥えてきた包みをとさとさと落とします。
たっぷりつまったオットーのチーズパン。
ぶどう酒にソーセージ。**]
小刀……
[トーマスが取り出した小刀を受け取って、刃を見る。
確かに血は付いていない。]
血がついてなかった、ですか。
ということは、ナイフを使う事ができなかったか…
刃を向けられない相手だった?
それと、リーザ。
[見かねて声をかける。]
過ぎてしまったことを泣いてもしょうがないぜ。
お前が自分のせいでって謝ったとしても、ヤコブは……もう戻ってこない。
ナイフを向けられない相手……?
[クララの言葉を受けて考える。]
そりゃペーターが襲い掛かってきたら吃驚しただろうな。アイツペーターが人間だって主張してたからな。反撃出来なくても
おかしくはない。
……リーザ……だったら。
[考えたくなかったが]
……向けられないだろうな。
[あっと驚いた顔をした。]
あ……。そうか。
お前らから見れば、俺。だな。
ナイフを向けられない相手っていうのは。
[誰も口を開かないのを見て取り、この状況を変えたくて出した小刀。]
それでも。俺は。
俺のことを信じろとしかいえない。
[狼の演技か、それとも。
狼狽える少女へと据えた朽葉は、見極めるべく細められる。]
―――……
[そして、そのまま視線をトーマスへと向けた。
刃を向けられなかったのだとすれば。
それは父親である彼にも当て嵌まる。]
腹。蹴られたの、結構きつかったんだぜ?
お前が逃げた夜だよ。見事、と言いたくなるくらい綺麗に入れやがって。「アイト」には、鍋ぶつけられた仕返し、きっちりかましてやったがな。
[自分の鳩尾を指差して、くすりと笑う。]
…そこまでして。仲間に手伝ってもらって、リーザ人質にとって、死ぬつもりはないって言って逃げたのに。お前、何で最後、自殺なんかしたんだ?アルビン。
[アルビンの、狼としての名前を聞いた気もするが、長年馴染んだ名前で呼びかける。彼の左腕は、最後に見た夜のように、包帯が巻かれているように青年には見えた*]
―談話室―
[陽炎のように空気がゆらめき、男の姿を形作る。最後の日を迎えた人々の遣り取りを、遠くから見つめていた。
あんなに怯え続けた人狼の最後の一人が、この中に居る。そのことに酷く不思議な気持ちになった。]
…シモンを殺したあの日から、人狼と人間は何処が違うんだろうと思ってた。でも人狼も、俺たちと変わらないのかもしれねぇ。
皆、生きるために、必死で、死にたくねぇって気持ちは同じで。
そこに人間も人狼も、関係なかったのかもしれねぇな…。
[目を閉じて、>>6:30 トーマスの言葉を思い返す。]
…アンタは、今、どう思ってんのかな。アンタは、この村が狂ってるって言ってた。この狂った村で、息子が死んで…殺されて、アンタはそれでも狂わずにいられてるのか?
[そしてクララの言葉を思い出せば>>6:88]
…悪魔でいいんだよ、きっと。 レッドキャップは人殺しだって誰かが言ってたぜ。俺は駄目だったけどさ、アンタは生きろよ。…神父サマの分も、アンタが思ってる奴の分も・・・。
[赤い瞳は、人々を見つめ続けていた。最後のその時まで**]
ヨアヒムさん――別人であったようですが、そう呼ばせて頂きますね――は、ヤコブさんを狩人と名指しして襲いかかりましたが、昨日彼は、ヤコブさんとは談話室で顔を合わせた程度で、特別何かを話したような気配はありませんでした。
ですので、彼が直接ヤコブさんが狩人であることを悟ったのでは無く、仲間がそれを知り、囁きでそれを伝えたのではないかと思います。
その点から言うと、ヨアヒムさんの怪我を見て、彼に付いていたというペーターさんは、逆に怪しくないと…考えています。
後は、トーマスさんか、リーザさん。
/*
朝まで起きるつもり、か、、、(笑)<メモ
俺も大概だが。
コア遅いから仕方ないんかなー。毎日これで辛くないのか…!
/*
あ、匿名さん、いいこと言ったー
俺も今回、思い知らされたんだが、議論RPって、結論が決まっていないと難しいね。ガチで議論してるのと、同じようなもんだから。
或いは、議論途中で切り上げて、票だけポンっと入れるのもありだと思った。<カタリナ処刑の日の俺だね
/*
ん。結論とまではいかなくても、「ある程度の方向性」は決まってた方がね、動きやすいかなと。
アルビン処刑の日は、本当に誰を疑えばいいのかわからなかったよ。ニコラスが霊COしてたら、パメラ人だった→アルビン怪しいで持っていけたかもしれないけど、それなしで、っていうのは大変。霊結果も大事だね。
あれ。結論が違う所に行ったぞ。
/*
俺は、どっち勝ちでも面白い展開だと思う(笑)
ヤコブは、父さんに生きてほしくて、できたらペーターかリーザ(狼でない方)を、自分の代わりに可愛がって暮らしてくれたらなあ、と思ってるけど、PL視点だと、その最後の願いですら容赦なく潰して、それでもなお生きていく小さな狼の話も、いいと思ってるんだ ED後に折角生き残ったのに、結局死んでしまうっていう絶滅EDもいいけど(笑)
つくづく俺の思考回路って殺伐してる気がする。
なのに今回のヤコブはいい人系になってしまった、反省…
よし、寝よう さすがに昨日起きすぎた…
わざわざ血のついていないナイフを提示する理由が、
トーマスさんには無い……し、裏をかいて裏、なんて小細工をするタイプにも見えない。
[長い長い沈黙の後、腕組みで痺れた片腕を振りながらトーマスを見上げる。]
昨夜ヤコブさんの危機にとっさに動いたトーマスさん、あれは演技じゃないと思うんだ。
昨日もさ、ヤコブさんに頼まれたんだ。トーマスさんのこと。
あれも、心の底ではトーマスさんを信じてたってことだよな。
……こんな場面では甘いかも知れないけど。
親子ってのを、俺はやっぱり信じたい。
[自分を信じてくれた人の信じた人を信じる。
よりによって自分が。異常な騒動の最中、関わった人の手でこんな思考に辿り付いたことを、何て数奇なことだろうと思いながら。]
そりゃあ、信じて欲しいさ。
……信じて欲しいけど、狼さんがうまーくやったのか、決定打もないだろ。
もう、自分の信じるものを信じるだけだと思うから。
………俺は、リーザに入れる。
[リーザを見据え、投票用紙に少女の名前を書き込む。
振り返りもしないし、謝らない。
投票箱に紙片が落ちた。]
……演技である可能性も、ありますが。
自分への容疑がかかる可能性のある血のついた小刀を……それも、第一発見者であるトーマスさんであればこっそり処分できるだろう証拠を、隠匿しなかったのも。
それは、貴方が犯人ではないからだと。……そう、思います。
ですから。
[少女を一瞥して、目を伏せた。]
……私は、リーザさんに投票します。
/*
ペーターが可愛いwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
この村なんでこんなにメモ誤爆が多いのwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
厭だ!!
厭だ!!
死にたくない!!
死にたくない!!
厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ厭だ
[脅える少女の様子を見ても、何の感慨も浮かばなかった。
あるのは、人狼の可能性が高い者を処刑する、というある種の、使命感のような物だけ。
人を処刑台に送っても表情を崩すこと無く。
人が襲撃されても涙の一つも零さない。
そして今。
冷たい眼差しで怯え震える少女をただ見つめている。
……それは、見る者にとっては今まで以上に酷く、冷酷に見えただろう**]
司書 クララは、司書 クララ を投票先に選びました。
ママ・・・・
おにいちゃん・・・
おにいちゃん・・・
厭だ、死にたくない、死にたくない、死にたくない、厭だ、生きたい、死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない、厭だ、生きたい、生きたい、死にたくない、死にたくない死にたくない、死にたくない厭だ、死にたくない、死にたくない、死にたくない、厭だ、生きたい、死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない、厭だ、生きたい、生きたい、死にたくない、死にたくない死にたくない、死にたくない厭だ、死にたくない、死にたくない、死にたくない、厭だ、厭だ、生きたい、死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない、厭だ、生きたい、生きたい、死にたくない、死にたくない死にたくない、死にたくない、厭だ。
司書 クララが「時間を進める」を選択しました。
少年 ペーターが「時間を進める」を選択しました。
パパも、パパもあたしを狼だって思ってるの!?!?
あ・・・あた・・・あたしを殺すの???
[抱きしめる腕も死への恐怖を抑えることができずガタガタと震えは止まらない。]
あたし、ママに、、、、ママにもう会えないの・・・????
厭だよ・・・厭だよ・・・!!
木こり トーマスは、少女 リーザ を投票先に選びました。
木こり トーマスが「時間を進める」を選択しました。
……俺だって、わからない。こんなに怯えているお前が狼だなんて……。
だけど……。
さっきお前に宣言するといったペーターも、狼には見えなかったんだ……。
じゃあ、パパはあたしが狼だって、そう、思うの??
そう・・・・・思うの??
[絶望した顔で父と慕う男の腕の中で、力を無くす]
かぞくなんていなかった・・・んだ。
ぱぱはぱぱじゃなかった
おねえちゃんもおねえちゃんじゃなかった
おにいちゃんもおにいちゃんじゃなかった
かぞく じゃ なかった ん だ
違う……!お前も家族だ。
だけど……!
[なぜアルビンが自殺した日。リーザはあんなにしっかりしていたのだろう。まるでアルビンから目を逸らさせるように、まだ占われていない人間からの処刑を主張した彼女。
怯えて処刑にも立ち会わない彼女が、あの時だけ――。
『吊る』という言葉を使って。
アルビンが狼だとしたら、リーザは狼なのではないか。
ずっと考えないようにしてきたけれど。]
……ッ、
[母親を呼ぶリーザの声。
やがてそれは絶望へと変わり、抑揚を失くし――
悲痛なそれに眉が僅かに動くが、表情は変えない。
近くを窺い見れば、この土壇場に在ってなお冷静に冷酷に任を遂行する女性の顔。]
………流石、だね。
結社サン………。
[組織への怨恨は消えずとも、それを構成員である彼女個人へと向け殺意を抱く事は不思議と無くなっていた。
しかし、やはり何処か憎々しげに奥歯を噛み締める。]
ままには もう あえない
かぞく なんて いないよ。
あたしの かぞくは ここには いないよ
[電池の切れかけたロボットのように ゆっくりと
音が漏れだす。
やがて、少女は四肢の力を抜いて抱かれるままに身を任せた]
ごめんね、ごめんね。
ごめんね、ごめんね。
もう、ダメみたい。
ダメみたい。
あたしのかぞくはいなかった。
みんなたべちゃったし
みんながわたしをころすの。
どうして?
どうして?
[其れを理解するには少女は幼すぎた。]
少年 ペーターは、少女 リーザ を投票先に選びました。
― 村役場・地下処刑場 ―
[力なく倒れこんだリーザを抱きかかえたまま、雪道を力なく歩いてゆき、やがて辿り着く地下の処刑場。
パメラ。ディーター。カタリナ。
3人もの命を奪った絞首台に、こうして新たな命を捧げようとしている。
それも自分をパパと呼んで慕っていた少女を。]
リーザ……。すまない。
[彼女を狼として告発しているのだから、口から出る謝罪の言葉は心の負担を軽くしようとしているだけ。
それでも何度目かの言葉を口にした。]
[やがて開票結果が出されれば、リーザの処刑が決まるだろうか。
トーマスに担がれて処刑場に向かう道すがら、少女はまるで壊れた人形のようだった。
時々、ママ という言葉が小さな唇から洩れたが、
無表情のままだった。
また、既に少女の目はなにも映さなかったので
処刑に向かう皆が本当はどんな表情をしていたか、認識など出来なかった。]
生き残れなくてごめんなさい。
おにいちゃん。
ごめんなさい。
あたしが、そんちょうさんたべちゃったから。
だれも、たすからなかった。
ごめんなさい。
[運ばれる少女の頭を
ごめんなさい の言葉が埋めつくす]
[少女の首に吊り縄が巻かれ、
誰かに、何か言うことは と聞かれたかもしれない。
だがやはり少女は何の反応も見せなかった。
やがて、人々は合図とともに吊り縄を引く。
喉が閉まり、少女から「お゛ぇ゛」という、ひどく不快な声が漏れる。
しばらくの間少女は手足をばたつかせ
(其れは生き物の生理反応でしかなかったが)
やがて8年という短い少女の命の灯は消え落とされた。]
ごめんなさい・・・
ママ・・・・・
[もう誰も聞くことのない赤い囁きで、誰にともなく呟く
その後、もう、二度と少女が囁くことは、なかった。]
[その日も雪が降っていた。
「銀樹(ぎんじゅ)の村」
深い森の中にひっそりとある、寂れた村。
冬の間、村を囲む木々が銀色に凍りつく事から、
この名前で呼ばれるようになりました。
村人達は厳しい寒さに耐えながら、春の訪れを待っています。
この村には一つの言い伝えがありました。それは、昔、村が人狼に襲われ、滅びかけたというもの。
最後に処刑された人狼は、「いつか必ずこの村は人狼に滅ぼされる」と言い捨てたそうです。]
[誰が処刑されるのか。それがほぼ決定した時。アイトは立ち上がって悲鳴を上げた。]
あ…。あ、あ。あ゛あ゛あ゛っ…!!
やめろ。お前らやめろ。
殺すな。殺さないで。嫌だ。いやだいやだいやだ…ッ!!
殺してやる。お前ら全員呪い殺してやる。母さんを殺した占い師と同じく殺してやる。シネ、シネ、シンデシマエ。シンデシマエシンデシマエシンデシマエ 皆、死んじゃえ。
[そして、力無くその場に座り込んで虚空を見つめた。]
――――……いやだ、嫌だ、いやだ。
殺さないで……。
[そう呟いて涙を流しながら、アイトは頭の隅で、実の母が処刑された夜にも同じ事を言ったな…と思い出した。
あの時と違うのは、自分が既に死んでいて。
もう、何もできないということだった。]
/*
寝てたのに何故か目が覚めて、鳩から見たらシェリーの処刑シーンだった件。
リアルに囁きを感知したか……フフフ(違)
最終日組、お疲れさま。お疲れさま。
…………
――最後の時間が、近いみたいだな。
[談話室の様子をずっと窓から眺めていた男は。
遺された者達。二人の子供と、最後まで残り続けた一人の親がどの様な結末を迎えつつあるのかを悟った。
顔を顰める事を禁じ得ない]
最悪の、後味だな。
[それまで生家の中で傾けていた紅茶をタストに置くと、男は立ち上がる]
それでも、俺も見届けたいからな。
責めて、慰めの為にも。
[カツ、と床を軋ませて、男もまた、処刑場の様子を見に赴くのだった]
俺は……行かない。
処刑される所なんて見たくない…。
[座り込んだまま、耳を塞いで、目を閉じて。ただ泣いている。
見に行かなくとも分かる。赤い声が、聞こえるから。]
司書 クララは、少女 リーザ を投票先に選びました。
…最初から、無理な話だったのかもしれない。
人間は、人間を殺す。
人間は、人狼も殺す。
生き残るためなら、友人でも、恋人でも、実の子供でも平気で殺せる。身寄りのない小さい子供なんて、理由をつけていくらでも殺せる。
そんな最悪な生物…僕も、含められるけど…の中で、生き延びろなんて言って……悪かった。
人間は、共食いをする生物だから。
[虚空を見つめ、*ぽつりとつぶやいた。*]
[村を覆うしんとした静寂。
凍えた空気。すべてが死に絶えたかのような夜。
男は温かな腕を抜け出し、愛しい人の体をそっと毛布で包み込むと、さくりと雪を踏んで外に出た。
もうじき夢は終わる。
死者の夢も。
生者の、悪夢も。]
[自分達が生きるために、生贄を捧げる生き物]
……そのとおりさ。
[そうやって、他の生き物の命を、幾つも幾つも奪ってきた。
変わらない。きっと、これからも。**]
― 地下処刑所 ―
[男は先に回る様にして、既に其処で待っていた。
トーマスが抱える様にして、父の様に慕われた少女を。
その命を奪う覚悟を持って連れて来るのを、ただじっと]
――決めたんだな。
……リーザを、殺す事を。
[この少女は、人間かも知れない。だが、人狼かも知れない。
彼女を人狼ならば、絶対に殺さなければいけない。
まだ、たったの八年しか生きていない、少女を。
恐らくきっと、この村を護る為に、心を押し殺した。
トーマスが、幾度となく人形の様に生気の抜けたリーザへとただ謝罪を繰り返すのが、その葛藤の証明の様に感じ取れた]
(ああ主よ かくて幾何時をへたまふや)
(汝とこしへに我をわすれたまふや)
(聖顔をかくしていくそのときを歴たまふや)
(われ心のうちに終日かなしみをいだき)
(籌畫をたましひに用ひて)
(幾何時をふべきか)
(わが仇はわがうへに崇められて)
(幾何時をふべきか)
(わが神よ)
(我をかへりみて答をなしたまへ)
(わが目をあきらかにしたまへ)
(恐らくはわれ死の睡につかん)
――リーザ。
……聞こえないだろうけど……聞こえるか?
[恐らく、緩慢に感じられる遅さで、少女の首に縄が巻きつけられる時間。
男は膝をついて、リーザの背中から語り掛けている]
俺には、リーザが人間か人狼か。
もう、お前が死んでも理解することは出来ない。
だから、これはただ。
これから死ぬ、リーザの為に。
ごめんな、リーザ。
俺にはきっと、例えお前が人狼でも、お前を責める事は出来ない。
……俺とは違う。
リーザの命が止まる、その最後の最後まで。
お前は、そんなに会いたがっていた母さんと会えないんだ。
どうして、この村の呪いが始まったのかは、俺は知らない。
こんな呪い、始まらなかったら良かったけど。
でも、例えリーザがどんな奴でも。
さっきからずっと、お前の母さんを呼んでいるのは。
本当に会いたいからだろ……
でもリーザを殺さないといけないんだ。
俺の言葉は、たぶん、富める奴の無責任な言葉なんだろうな。
――もう死んでたけど。
それでも、最後の最後には、やっと家に帰る事の出来た俺だから言える言葉なんだろうな。
お前にただ同情するよ、リーザ。
この村の呪いに。人狼に、『家族』を奪われたお前を。
俺なんかよりも、よっぽど残酷に、取り返せない様に『家族』を奪われたリーザを。
……よく決断を為した。
我が片翼よ。
[それが正解であろうと不正解であろうと。
男は、そう呟く]
大いなる主の光が我ら暁の徒にある様に。
君の齎した結果を、俺は祝福しよう。
お前にも、権利はあると思うよ。
呪いに『家族』を奪われたお前になら。
これから『家族』に殺されるお前になら。
この村を、憎む権利が。
――でも、誰も死ぬ事は出来ない。
皆がリーザを人狼だと思ったのなら。
リーザを、活かす訳にはいかないんだ。
人が、生き残る為には
[縄が引かれ、少女の首に巻きつけられた縄が、その喉を食い千切る様に締め付ける。
胸を痛めずには居られないその光景を、男はただ眺めながら、男の心ばかりの慰めを掛ける]
せめて少しでも早く、母さんと逢える様に。
少し眠れ。 リーザ。
[彼らを止める事も無く、ただ、じっと視詰めていた。
きっと、この村で最後に落ちるその命を**]
/*
8日目ラスロール投下したー!
というわけでここからは今回のキャラ語り設定に。
□ニコラス・L・ヴィトルマ
□設定: 霊視能力を持った旅人。
リュートを手に芸人の真似事をしながら気侭な旅をしている青年。
女性に会えば何かと歯の浮く様な台詞を口にするナンパなにーちゃんであり、真っ赤な紙で薔薇の様に包んだ飴は常に欠かしていない。
口癖は常に『おぉっ、君の心はまるでクリームパンっ!君の甘い香りが今も俺の頭をクラクラにさせるっ!』
家族は『忘れた』らしく、物心付いて暫くした頃、迷子になって、そのまま行方不明になってしまったらしい。
以前の人狼騒動にて、人狼に触発されて霊能者として目覚め、その眼には、死んだ人間の魂の本質が映される。
本質的に人間不信であり、軽薄を装っていても、殆ど他人を信用する事がないのは、嘗て迷子になったのに、誰も探しに来てくれなかった事が第一に、その後も人狼騒動に置いて、疑心暗鬼に苛まれた結果。
/*
そういえば……なぜアライグマなんだろう……。
ヨーロッパなら穴熊とかじゃね?
と思った、ロミオの青い空原作読者。
/*
ココマデが、村開始時に組み立てていた設定。だけど。
>『おぉっ、君の心はまるでクリームパンっ!君の甘い香りが今も俺の頭をクラクラにさせるっ!』
ごめんなさい一言も言えなかった!!wwwwwww
カタリナ男の娘化含め、女の子達とのコンタクトが想定よりもずっと遅れた為、平和路線のプロローグではリーザに飴ちゃん一つが精々だったり。
後はそれこそ中身単位で『忘れてた』何て恥ずかしい……www
[あの日、宿を飛び出す前に傷を負った足。
その傷は思った以上に体力を奪い。
思った以上に早く力尽きた。
すぐに追っ手が掛かっていればおそらく生きたまま連れ戻されただろう。]
……"俺"は氷の森で死んだ。
だから、簡単に死ぬ気はなかったが、無理なら無理であの子の待つ森へ帰りたかった。
[森へと入り込み、消極的な死か。
それとも望む場所で自ら幕を引くか。
そこに、大した違いはなかった。*]
/*
今回は迷走霊能者に大スケール迷子に、迷子をコンセプトに入れてみたつもりです。
実際の進行では、経過がどうあれ、殺伐村らしく、周りの事を『疑い過ぎて』or『信じ切れず』の結果から自爆していくと言うコンセプトで、条件下以外では最初から潜伏死以外考えてませんでした。(RP村では占霊の潜伏死は一度も発生してないので、そのテストも兼ねて!占だとバランスブレイクし兼ねないので霊で)
惜しむ楽は、今回設定していた、ニコラスのキャラ性を押し出せそうな地雷展開が最初のアルビンくらいしか発生出来なかったので、ニコラス紹介のメリハリが無かったか。今後の課題(・ω・`)
/*
は!?
纏めきった だと………
wwwwwww地上おかしいwwww
頑張り過ぎだろ!!!??ww
心底お疲れさまでした……
少女 リーザが「時間を進める」を選択しました。
/*
んー、今回の反省点は兎にも角も、重要なチェックポイントを半分くらい拾いきれず取りこぼした点にあるかも。
プロローグ、一日目に置いてもう少しだけニコラスの人格面をハッキリと伝えたかったなと反省。やっぱり序盤は一番大切だねママん。
本国でも一二回くらいしか使って無いんじゃないか、ニコラスの操縦は中々に難しかったです。
ナンパにーちゃん楽しいよナンパにーちゃん。
後は、霊潜伏を武器にして、確白の分際で4日目に論戦を熾烈に繰り広げれたのがとっても楽しかった!付き合ってくれたアルビンは特にありがとう!!
リーザに霊能者だと気づかれたっぽいのも、どうなると期待したけど、まさかの妙狼だと解った時には更に目が輝いたりした。
/*
ここでリーザ吊りwwwすげえwwww
すげえ力技wwww
へええええ。
リーザLWなら普通に赤勝利コースと思ってた。
地上みんな頑張ったなあww
/*
……後、プロ以降、リュートどこに行ったとツッコまないでくれると嬉しいです!!!wwwwwww
……いや、本当に、人格と霊能力に重きを置きすぎて完全にリュートの存在を頭の中から除外したのに気づいて恥ずかし過ぎた4日目。かと言ってもう出せなかったり。
兎に角反省点も楽しい所も色々あるけど。
総合しての感想、つまりは楽しかった!!wwwww
引き続きエピでもよろしくお願いします(ペコ
(……アレ、コレ、キャラ語りじゃなくて中の人感想ジャネ……)
[妹喰らって永遠に氷の森の中で独りぼっちになった。
けれど、目を開けた時にそこにクロイツァー夫妻の姿があった。
例え、すぐに一瞬の温もりに過ぎなかったと思い知らされても。
その事だけは、生涯、感謝しても仕切れなかった。]
[幼い少女の首に太い縄がかけられ。
やがて処刑は粛々と実行される。]
……" "………。
[呼びかけた名は人間の言葉にはならず。
死んだ同類へと伸ばした手。
嫌いな子供を邪険に振り払うのではなく、触れる事叶わなくとも、その頭をそっと撫でた。*]
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