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司書 クララ は ならず者 ディーター に投票した。
青年 ヨアヒム は ならず者 ディーター に投票した。
ならず者 ディーター は ならず者 ディーター に投票した。
神父 ジムゾン は ならず者 ディーター に投票した。
シスター フリーデル は ならず者 ディーター に投票した。
旅人 ニコラス は ならず者 ディーター に投票した。
仕立て屋 エルナ は シスター フリーデル に投票した。
少女 リーザ は ならず者 ディーター に投票した。
村娘 パメラ は ならず者 ディーター に投票した。
負傷兵 シモン は ならず者 ディーター に投票した。
ならず者 ディーター は村人達の手により処刑された。
旅人 ニコラス は、負傷兵 シモン を守っている。
次の日の朝、仕立て屋 エルナ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、司書 クララ、青年 ヨアヒム、神父 ジムゾン、シスター フリーデル、旅人 ニコラス、少女 リーザ、村娘 パメラ、負傷兵 シモン の 8 名。
ヨアヒム……
もしかしてきみも、何も識らないの……?
[人の身であろうエルナと二人、此処から去ろうとした彼の事だ。
若しかしたら。“同族”にも何も謂っていないのかもしれないと。]
…………。
[本当に莫迦な人、と。心の中で呟きながら。
クララも宿屋へ戻ると謂うのなら、彼女と共に。
宿屋へ向かうだろう。**]
― 少し前 ―
リーザさん、待って!
[リーザの正体がなんであろうとも]
一人で行くのは危険です!
[ジムゾンの様子も心配ではあったが、今はそれどころではなくなっていた。
他の皆とともに、談話室を出る]
― →森 ―
[宿にとどまっていろと言われても、そのままついていっただろう。
ディーターとエルナ、そしてリーザの様子が心配だった。
外套を身に纏い、自らも捜索に参加する。
炭焼き小屋まで歩いてきたが、3人の姿はない。
森の奥を捜索してみたが、結果は同じだった]
もしかしたら、3人とも、山へ……?
[山中は強烈な寒風が吹き荒れているかもしれない。
捜索できても、山の入り口周辺が限度だろう。
その後、山の入り口周辺までを捜索したものの、さすがに危険と判断。
結局、ディーターとエルナ、そして先に行ったリーザを見つけられないまま、捜索を断念することとなった]
>>4:*79
やっぱり、これ以上捜すのは、無理のようだな……
[寒風吹き荒れる中、山の中を探し回るのはさすがに危険。
今はただ、無事を祈る事しかできない。悔しいが……]
―回想・森―
ううん……ここにはいないよ。
[ディーターとエルナが見つかったか、との声を誰かにかけられても、出てくるのは首を横に振っての答えのみ。
外でかくれんぼに興じる活発な幼少期も過ごしていないから、この森だって迷わない程度しか知らない。
自分なりに獣なら隠れられそうな場所を考えて調べても、効果はさっぱりだった]
― その後の話 ―
――くしゅんっ!
[騒動が始まって以来、1日のうちに何度も外と屋内を行き来する事が多くなっていた。
このため、体が冷気に慣れきらず、くしゃみをこじらせる事もしばしばだった。
気絶中のジムゾンのことも、ディーターとえるなのことも、そしてリーザのことも心配だった。
おそらくこの後、何があったのか*知る事になるだろう*]
―雪山―
二人は確かに、山の方角に向かって歩いてたの……。
でも、人狼なら越えられるとかいう問題なのかな…?
[山(入り口近辺)の捜索に切り替われば、自分が見たことはもう一度主張しながらも、やはり物理的な問題については疑問が残った]
…………けほっ。
[だめだ……完全に自業自得とはいえ、思った以上に昨夜のあの一件で体力を奪われてる。
咳は極力堪えながら、慎重に探索を続けた]
[ぜぇぜぇと、登る度に息は次第に荒くなっていく。
リーザとの距離はやや縮まろうとしただろうか――雪のついた前髪を払いながら、前方を見たその時だった]
…………あ、あれって。
[少女の背中、その向こうになんとか視認できたのは二人の人影。
そして、もう一方の特徴的な赤い髪は]
……。
[エルナ共々人狼の一味でリーザもその可能性があるなら、これ以上追いかけるのは危険だ。
一度引き返してみんなに報告して――そう判断を下そうとした、その時だった]
ああぁぁっ!?
[何かが崩れたような音と共に。
まずは、エルナらしき人影が。
遅れて赤毛の人影が――消え失せた]
え、どういう……?
[いくら何でも、瞬時に二人の人影を見失うほど視力が落ちてはいない。
それに、あの不穏な崩落音は。
まさか――]
……っ!
リーザちゃん、何が…。
[少々危険な足取りではあったが、前方のリーザに追いつく。
彼女はその場に膝をついて、自分が声をかけても返答はしてくれなかったけれど。
――エルナさんがあたしを置いて。ひとりぼっち。
――そして、リーザの更に向こうに見える大穴。
何が起きたのか、理解はできた]
……大変なのっ!
[引き返して最初に目にしたのは、自分と同様にリーザを追ってきた誰かの姿だったろうか。
それとも、入り口近辺で固まっている皆の姿だったろうか。
喉を痛めない程度に大きな声を立てて。
何が起こったのかを尋ねられれば、自分が見た限りのものを説明した。
リーザがあの場から動こうとしないから、誰か男の人の力がほしいと。
そこに男性がいたならば、そう*頼むだろう*]
…………ひとりぼっち……か。
[亡びた聖泉の村にたった一人残された日の事を思い出す。
あの時も。
村は今のような豪雪に包まれて。
<いやだ。
おいていかないで。
ひとりにしないで……>
父の亡骸を抱えながら、うわ言の様に。
少年は唇を動かしていた。]
…………。
[今はクララを追いかける事はせず。
リーザの肩をひとつ叩いてから。
大穴の底を、見詰めていた――**]
/*
今日明日の吊り襲撃どうなるのかなーっと
今日狼側吊らないと、普通にRPP発生ルートになりそうな。
まぁRP村でランダム吊りとかやらないか……
ただ村3:狼3状態になっちゃうと、ねぇ……
といったところで死亡フラグ立ててる▼神になるのかなぁと。襲撃は▲旅かな?
でもリーザも告発されてる以上は吊りにもっていくべきとは思うのよ。
まさかの▼妙▲神とか。
/*
もしかしたら、旅兵は最終日まで生き残るのかなーと。
となると6d▼妙▲神、7d▼修or青▲書はあり得る範囲かな。
まぁそこまで行くまでにニコラスが護衛外しまくるのも大変か……!
おにーさんヨアパメも応援してるんだよ。
なので二人の事ももう少し見守っていたいんだよ。
/*
あ、でもあれか。
ヨアヒムまだ真占の可能性あるんだからニコラスがヨアヒムに張り付いてれば、ずっと襲撃通させる事も可能か……幼馴染縁故もある事だし。
―回想気味―
………。
……ふーん。
[浅緋色の髪と、その傍らの魂を
ふっと、すれ違い様に見やった。
護りたいもの、か――と、ひとりごちて。]
[防寒着を断ったリーザの身を包むは、ワンピース一枚のみ。
寒風からそれは少女を護りきれるのか。]
[叫びを上げるリーザを、遠くから見守っていた。**]
/*
今後の吊襲撃どうなるんだろーとむちゃくちゃ気になるこの頃です。
PL的にはヨアヒムにこの先生きのこって欲しいんだぜ!
ぼくはきっと「死ね(はぁと)」と思ってるはず。愛を込めて。**
/*吊り襲撃か…。
結構吊りにくそうな気する(筆頭シモン)。
PL・PCともにヨアに残ってほしいなんて思っちゃいますけどね♪
ニコはPC的には生きててほしい。
PL的には墓下カモン(笑)
/*
あと何人落ちるんでしたっけ。
PL的には狂人残しおすすめしますが、神父さんはなんか死んでほしいっていう純情な乙女心。
クララは確白になったし、落ちちゃいそうな気もしますね。
/*
最終日目指すならあと4人お墓に来るよね。GJ無ければ。
狼勝利なら最終的に6人落ちるはず。
誰が最後の2人になるかは、修青どちらがLWになるか次第でしょうなぁ。
/*
っていうより、神父さんこれで明日襲撃されてなかったらすごい偽じゃない?w
二日目の俺襲撃汁宣言拾えなかったのが悔やまれます。くそう。
/*
明日神父襲撃で、青神真前提で進んでいくとしたら、ぼくとリーザが人狼。ディーターとエルナは正体不明(人間?)って事になるね。
まぁ狼3なんてガチ視点だから、何人狼居てもいいんだけどねw
/*ちょっぴりガチな話すると、吊れる可能性のあるところ食いが続くと詰んでしまうので、ニコかクララでしょうね。
襲撃5回発生で、霊狩白襲撃しないと。
村人(しかも純灰)二人も襲撃してるからきついよ。
狼LW勝利にするには、生存できる人間は一人だけ。
つまり。他は吊らないといけない。
RP村でも、ここだけはガチで考えないと、なんだよね。
/*
そーなんだよねぇ。既に2人純灰襲撃しちゃってるんだよね。
最初ヤコブ落っこちたときはかなりびっくりしたもんw
狼さんはどういうプランを立てているんだろう……
というか昨日のエルナ襲撃は予定外だったと思うんだだだ
/*
ぼくの予想としては。
▼妙▲神、▼修▲書、▼兵▲旅で青娘生存エンドかなぁとか。
い、いや別に希望的観測なんかじゃ決して!!!><
/*
初回は多分私が抜けれるように動かなかったせいだと思うのよ……>ヤコブ抜き
ほんとごめん。
狼さん側の動き見るに、フリデル残してあと落ちたそうな感じですよね。
とりあえずリーザとパメラは吊れるんじゃないかな。
ニコラスが微妙なところで。
シモンは全然落ちそうな気配がなくて淋しいwwww
/*
ヨアヒムは微妙に偽バレフラグ立ててるよね……寂しいお。
シスター残りそうだよね。
黒出されたリーザと、色々吊られフラグ立ててるパメラは吊れそうか。
ニコラスは吊襲撃両方面でフラグ立ててるっぽく、なんか結局最終日まで生きるんじゃないかなとか
シモンは確かに落ちる気配がないwww
/*
やっぱ初回で落としたかったなシモン
淋しいじゃないかwwwwwwww
むちゃくちゃ淋しいじゃないかwwwwwwwwwwwwwwww
/*
青偽バレて、青吊りになるなら。
▼青▲旅、▼妙▲書、▼娘▲神or兵ってところかのう。
偽バレするなら今日じゃないと、RPP起こっちゃうと思うのw
いくらRP村でも、票操作できるならそうした方がいいだろうしw
/*
よく寝た。
地上四人の最終日は色々と動き的にきついものが有るんで、
コミット打つつもりじゃないなら狼2生存で終わらせてほしいんだが。
[炭焼き小屋までの道は覚えている。十何年ぶりかに入る森は真白く、けれども見覚えがあった。]
…。
俺はシモンだ。
[>>4:226幾分寒そうな様子を見せ、防寒着の貸与を申し出るも断られ。(尤も、雪山を行くのであれば貸与すれば死を招きかねないが――)
雪道に目を凝らす。もし然程時間が経っていないのであれば――そこを往く足跡が残っているだろうが…]
…山越えをするなら、あちらだろう。
[森の奥から山道へ続く道がある。雪山の上空には雪雲らしき暗澹と垂れ込める濁雲が満ちていた。]
(一の山、二の山…)
[鷲の頭を思わせる頂きの形や、連なる山脈を見つつ。]
/*
おはようディーター。
占っちゃってすみませんです。
ふむ。
最終日4人前提で色々話しちゃったけど、必ずしもそうする必要は……無いのかな。
[…やがて、谷を越えた遥か前方に人影が見えた。
クレバスが黒い口を開き、地面や確りした根雪や氷がある場所を確認しながら進まなければ危険な地帯。
ここから、ディーターやエルナに追いつくには山を回りこまなければならない。
それでも。
叫べば…彼らに声は届いただろうか。
悲痛な声でエルナを探すリーザの声は。]
はぁ…、は…。
[白い息を零しながら、吹き付ける雪から目元を庇いながら。]
!?
[唐突に。エルナの姿が傾ぐ、そして彼女を追うように男の姿も――二人は一つとなって、昏い冥府への入り口へと落ちていった…]
…あの大きさのクレバスでは、…、駄目だ。
[見たままを告げる。]
帰…るんだ…。
このままじゃ、……。
くそっ
[へたり込んで立ち上がろうとしないリーザを抱え上げる。
抵抗しても離さずに、必死の思いで雪山を降り始めた。]
――は、…、ぜ、…は、…。
[リーザを背負いながら降りて来る。
子供とはいえ、人一人…シモンにも体力の限界はある。
両足の感覚は既にない。
やっとの思いで、炭焼き小屋まで戻って来る。]
…宿で、暖かい準備を…。
[雪に塗れた状態で告げる。
湯の準備や凍えた体を温める食事をと言う意味だ。
山に行った者も森を捜索したものも、共に疲れ果てている事だろう。
この先からはリーザが自分の足で戻ったかどうか。
まだ動けないようなら、背負って宿まで戻り…
シモンは、談話室のソファーに蒼白な顔色で*倒れ込んだ。*]
[どこかへ運ばれたらしいジムゾンの顔を、じっと、見つめて。]
……寒く、ないですか?
[首を傾げる。
どうせ聞こえはしないだろうし、答えが返ってきてもどうしようもないのだけれど。]
[宿から、教会の聖堂へ。
触れた身体がひどく冷たかったのを、思い出す。
あんなになるまで、いったいなにを祈っていたのだろう?
――祭壇に跪き、手を祈りのかたちに組んだ。]
―部屋―
[ガタン
カタン
窓が揺れる。 今日も風が強い。
ガタン]
[こふ、と咳を吐く。
正しくは泡立った鮮紅を。
口中に拡がる鉄の香に溺れながら、唇を拭う代わりにシーツに吐き出した]
…… …
[仲間を呼ぶ人狼の遠吠えが聞こえたようで、僅かに瞼を開き――また夢の世界に落ちていく]
/*
えーと……
なんか色々空気読めてなくてすみませんでした……orz
村人吊り殺す気満々だったけど黒出しされちゃったからヨアヒム吊りたいモードに移行してしまった……
うん、まぁ、自分の動きが拙いのが幸いしたのか吊ってもらえたけども。
クララに白出ししたのは拙かったかなぁやっぱ……
/* むーん、襲撃先どうすっか。
確白となった書か、むしろ他の人に突っ込むか。
どちらが面白い展開になるかなあ。 */
/*
というかあれか
普通に村側として動いちゃったけど、ガチに説得力必要な職だとさりぷるむちゃくちゃ弱いから、対抗ありの占い師とか霊能者だったりすると吊り殺される方面へ動けそうかもね。新たな発見。
逆に狼で騙りに出たり、黒出しされたりするとろくに抵抗できずに吊られそうなのがなんとも……\(^o^)/
― 回想:捜索中 ―
[捜索中、彼らは集団で行動していた。
ある時は森を手分けして捜索し、ある時は山の入り口を皆で捜索し。
ふとクララが、山へと入っていく>>6]
クララさん!?ちょっと……!
[後を追おうとするが、様子を見に行ったのだろうと思い直し、足を止めた]
/*
あと、さりぷるはやっぱり右側だったと思う。
だよね……ヨアヒム。
クララと絡んでた時くらいは左側になれただろうか……><
[しばらくして、クララが戻ってきた>>10
いわく、山中で崩落音がしたこと。
いわく、リーザがその場から動こうとしないこと。]
でも、そういえば、シモンさんは……!?
[周囲を見ると、シモンの姿も無い。いったい何が――]
[それからさらにしばらくして、シモンが戻ってくる。>>16
――背中に、リーザを背負っていた。
いわく、宿で風呂と食事の準備をせよということらしい。
確かに、皆も疲れが出始めている。シモンとリーザの体も冷え切っている事だろう。
一度戻ったほうがいいかもしれないと判断する。皆が宿に戻って風呂と食事の準備をするならば、自らも*手伝うだろう*]
…………大丈夫。
いまは、あたたかいから。
[背中に腕を回し、その胸に頬を埋めて。
彼の温もりに、身を委ねる――]
―いま―
[ソファに倒れこむシモンの姿を見つけたなら、その傍らへと。
手を伸ばそうとして――――止める。]
…………
…………寒、い……
[蹲るように、膝をつき。
それでもしばらくは、そこを動こうとしない。]**
―16年前―
[村を出たのは、飢餓に耐えられなくなったから。
絶え間ない飢えと渇き。
人を襲い、喰らえない自分]
『貴方の父さんは、白い白い――白銀の――』
[赤い夢に囚われた女の妄言を、信じたのだろうか。
都で一番大きな教会の門を叩き]
――――――『Simson=Carrosa ist ein Mensch』
[二年、そこにいた。
異形を暴き出し、異形を屠るための機関。
類稀な嗅覚を買われたが――
その視力で戦闘員は務まらないと、司祭への道を進められるまで。
二年、異形を暴き出すためのそこにいて。
誰一人、お前は狼だと言ってくれる者はなかった]
…… …
[こふ、とこみ上げる血を吐く]
[渇きは満たされない。
人を殺して口にしても、体はそれを受け付けない]
[祈りの内容はいつも同じ。
神に問うのは。神に請うのは――
/*
どっちも倒れてるとかさwwwwwwww
憑依先に迷わないからどっちかにしてくれwwwwwwww
そういやあるびんも16年若い神父に会ってるはずなんだけど、どうしたことか。
1)4歳のときのことなんて覚えてません
2)あるびんは聖職者ふぇち
3)あるびんはオヤジふぇち
なかのひと要素的には3番だけど、普通に考えて1番か?
/* ハァハァ…狂人CPしながら村人ロール回すのはマゾいぜ…。
ジムゾンの所に行って、狼様ロール回したい欲望に駆られるが我慢だ…。
一応、人狼教っぽく、狼様狼様言いながら狼吊る村人…のようにはしているのだけれど、大丈夫かにゃー?
人狼教なら邪教徒っぽいロールになりますが…。 */
[シモンがリーザの身体を抱えて、雪山を後にしても。
男はクレバスの際に腰掛け。
谷底へぶらぶらと足を投げ出している。
……どうせ足を踏み外したところで、転落する事など無いのだけれど。]
どうしてこんな事に、なっちゃったんだろう……ね。
[雪山に囲まれたこの村でも。
クララや、ヨアヒムや、ヤコブや――大好きな人達の居る此の場所は。
とてもとても、温かかった、のに――――]
[もう、この豪雪に身体を冷やす事は無い。
氷の呪縛からも、肉体の亡びと共に解放された。
筈なのに。]
なん、で……
寒くて、さむくて、たまらない。
[ぶるりと震え、*両腕を抱えた*]
―自室―
[―――どさり。
自らの部屋に入ると同時、床に倒れる。]
…は………ぁ……。
[真冬に夜を徹しての護衛。人狼との攻防。
血を流すために冷たい水を浴び。
外套を借りたとはいえ、濡れた服で雪の中をうろつき回った。
人狼が居る前で弱みを見せてはいけないと気を張っていたが、限界だ。
今まで倒れずに居た事の方がおかしい。]
[ベッドまで床を這うように辿り付くと。
小さく呻き、体温が下がりきっている割には妙に熱い息を吐く。]
うっ……。
[宿の暖かさに感覚が戻り、右腕の傷の痛みも戻ってきた。
痛みに顔を顰めながら、緩慢な動作で借り物の外套や濡れた服、革製の投げナイフ用ホルスターを脱ぎ捨てていく。
傷からは今だ血が滲むが、指は動く。
自分の荷物から布を取り出し片手で器用に縛り直した。
多少、ナイフを投げるのに難がでるのは我慢するしかない。]
熱、出て来たかな…。
探しに、手伝いに行かなきゃいけない…のに……。
[何とか着替え終えるが。
ベッドにうつ伏せに倒れ込み、動けなくなる。]
ああ……そういえば……。
『…――その首飾り、色合いは鈍いが似合ってるぞ。』
『その首飾りあなたのお兄さんが送ってくれたの。良く似合ってるわ。』
[皮紐に繋がれた星屑の欠片。
シモンの声と遠い昔の懐かしい記憶の声がダブって聞こえ。]
シモン、さん……?
…私が、リーザちゃんの所に行っても……姿は、見えなかったけれど。
[苦しげに息を整えながら。
自分が辿った道を振り返った。
やがてシモンがリーザを連れて帰って>>16くれば、彼は少女よりも先に進んでいたのだと理解する。
宿に戻って休もうという提案が為されると、すぐに頷くだろう]
………………。
[宿に戻る道中は口数も少なく。
顔や身体についた風雪を払う余裕さえも、ほとんどないぐらい。
手放してしまいそうな意識を、必死で繋ぎ止めるのに精一杯だった。
こんなもの、あの時雪山を死に物狂いで走ったことに比べたらなんでもないはずなのに。
こんなもの、あの人の寒さに比べたらなんでもないはずなのに]
けほっ、料理の方は、私に任せて……。
うん…大丈夫、だから。
[宿に戻ると、体調を押して料理の分担を引き受けた。
多くが消耗している状態。どさくさに紛れて料理に何か仕込まれては、気づくのは極めて難しいから。
厨房に立つと、食べ物の方はソーセージとジャガイモをたくさん使ったグーラッシュを。
飲み物は蜂蜜入りホットミルクと、アルビンの持ってきた紅茶の二種類を。
それぞれ作って、運んでいく]
――――さん。
[蜂蜜入りホットミルクを作っている間は、複雑そうな表情だったかも*しれない*]
[男の眸はあのときと同じ、蒼玉色で。
其れが。
だんだんと、闇色へと変色し。
困惑する少女の群青の眸に、漆黒を映し込ませる。]
[そして、]
[男は涙を零しながら。
少女の細い首へと、冷たい手を伸ばし。]
[彼女の首を、掴んで。
――力を、込めた。]
はぁ、はぁ、はぁ……っ
[胸を抑え、激しく呼吸を繰り返し。]
…………
……死んでいても。
夢って、見るものなんだ……
[厭な汗が、積もった雪の上へと零れるが。
雪を濡らす事はなく。]
酷い、夢……
[罪悪感から、頭を抱える。]
く、っ…………
い、たい。
くるし、い、……
[胸になにかつめたいものを打ち込まれたような激しい痛みに、顔を歪ませ。]
さむ、い……
[胸を縫いとめるものを抜こうと、胸元を探るが。
見つからない。]
ほんとうは、左の第三肋骨と第四肋骨が割れてて、左肺が裂傷+挫傷でぼろぼろで血気胸もなってるしどうのこうの、でも傷の下の方は腹膜に達してないからお腹の臓器は無事だよ云々っていうのを熱く4発言くらいかけて説明したい。
誰 も 喜 ば な い !
、ラ……ラ
[消え入りそうな声で、彼女の名を紡ぎながら。]
さむい、よ……
[ふらつく足取りで、男は彼女、*捜す*]
[でも、もう、壊せやしない。]
[壊す前に、ぼくは亡んでしまったから。]
……ずるいよ、ヨアヒム……
[彼女を壊す事の出来る彼が、妬ましくて仕方が無い。]
/*鳩からポチポチこそこそロール落としてるからこれぐらいしかできない…orz
昼間にできる人がうらやましいな。
死亡フラグの奪い合い、同意www
――ゲホッ、ッ、…。
[悴む手はやっとの事で温んで来た。
意識は一時暗闇に飲み込まれていたようだ。
誰かが薪を足す音がした。]
…――。
[彷徨うような瞳をしてから、身体を起こす。]
…――。
[クララに礼を言う余裕もなく。
グーラッシュの入った容器から立ち上る湯気で顔が湿るのに任せる。所々の傷が痛むのは無理をしたからか。寒さの為、感覚がおかしい鈍い痛みだ。]
ディーターとエルナだった。
間違いない。
[こふ、とまた咳き込む。蜂蜜入りホットミルクに口をつける。熱い液体が喉を下り、内側に火が点ったような錯覚。]
[グーラッシュを口に入れ嚥下する。
その間に、幾人かは湯浴みでもした事か。]
二人が人狼であれば、歩いて雪山を往く事はない。
ならば、二人とも人間か、
もしくはエルナかディーターが人間か…。
[可能性の示唆。
であるならば…。そう、エルナが行った可能性もある…。
あの腕の傷を作ったのは――狂乱に満ちた動きをして、欺こうとした可能性も…――。
そこまで考え、シモンは我に帰る。俺は何を考えている?]
…。
湯をもらう。
[ふらりと立ち上がる。救急箱と乾いたニコラスのマントを持って、談話室を出ていった。]
[果たして――ドアノブを回すと開いた。
眉間に僅か皺が寄るも、]
ニコラス、入るぞ。
[目覚めはしないだろう。
ニコラスのマントを手頃な場所に置き、自分の外套を回収する。
そろりと毛布を捲り、元通りに毛布を被せた。
僅かにニコラスの頬が赤いのを見、額に手をやる。]
…――。
俺の手が冷たいだけか…?
[そろりと息を吐く。
包帯は持っているだろうとは思ったが、
包帯と塗り薬、そして飲み薬の錠剤を枕元に置いて。]
俺は…この騒ぎが収まれば、
後はお前に殺される事だけが、望みだ。
でなければ、俺は…
[流れるような金糸。頭を撫でる。]
…。
[胸中で呟く言葉。]
[浴場で見た自分の身体は、既に塞がっているものもあるが、人間の手によって付けられた傷。引き攣る痛みと、滲む血。眉間に皺を寄せて、傷口を綺麗にする。]
――…
…。
[湯で身体を温めると、時間は多少かかったものの、再手当てと着替えを済ませて談話室へ戻る。ジムゾンに食事を持っていく話が出ていたので、シモンはそれを請け負った。]
──捜索中・森──
うー。足跡くらい見つからないかな。
[長い棒切れで、茂みや木のうろをガッシガッシ突きながら捜索する娘。呼びかける声>>4:237が聞こえれば大きな声で返事を返したりしつつ。]
こっちも今の所、収穫なしー!
[しばらく何人かと森を捜索し、残るは山の方ではないかという話が出る。二人が人狼なら追いつけたものではないと思いつつ、山に深く入り込まない程度までは捜索に参加する。]
ホントにこっちに来てるのかなあ…。
[一人呟いたその時、クララが慌てた様子で引き返してきて。その話の内容は、ディーターとエルナの二人がクレバスに吸い込まれるよう消えて行った──つまり、ほぼ間違いなく二人とも命を落としたであろうという事だった。]
―部屋―
[人の気配は感じていた。
寝かされているのが自室のベッドだとわかれば、階下の声、時折混じる咳に耳を澄ませて。
まだ夢の中にいるような不快感に、朦朧としているらしいとどこか冷んやりと自嘲した]
[コン ]
――は い
[ノックに応じて、頭を浮かせる。
枕元が紅く染まっていることに気付いたが、隠す手段も思いつかず手の甲で口を拭った]
― ちょっとした回想 ―
[クララから事情を聞いていた>>28]
そんな……では、あの二人は……
[おそらく、助からなかったのだろう。ショックで、がっくりと膝を落とした。
洞窟がふさがって以来、何人もの人が命を落としている。
もはや、惨劇を止める事ができないのか――]
/*
なんという死亡フラグ立て合戦www
個人的には狂人残しが好みだけど……
ジムゾン、死亡フラグ立ちまくっとるなあ。**
──宿屋──
あーっ、寒い! キリキリ動いてないと風邪引くっての!
[宿に戻ってきたものの、みんな大分疲弊してしまった様子で。暖炉に薪をくべたり湯を沸かしたりするのを手伝っていたが、薪の残りが少なくなっている事に気付いて宿屋の裏口にやってきた。]
……そういや、薪割りしてたのはディーターだったか。
[何とも言えない気持ちになりつつ呟くと、積まれている丸太を何度も往復して運ぶ。丸太を台に立て、薪割り用の斧を構えて距離を測る。]
んー……。
[振り上げた斧の先が自然に落ちるだろう位置を目と感覚で計算し、斧を頭の上まで振り上げ、そして。]
ハッ!!
[振り下ろされる斧の先が円弧を描く。
カコーンと気持ちのよい音を立て、丸太は真っ二つに割れた。]
―― ジムゾンの部屋 ――
[ことり。グーラッシュと、ホットミルクか紅茶か――…誰かがジムゾンが飲みそうな方を差し出しただろう――と、水の入ったコップが乗ったトレイを置く。
救急箱は片手にあるまま。]
食事を持ってきた。
[大丈夫かと問う代わりに告げる。
シモン自身の顔色もあまりよくはない。疲労している。]
[狙った場所に上手く当てられるよう振り下ろす作業は、鍛冶作業でハンマーを振るうのと似ていた。段々と無心に近づくのを感じつつ、黙々と娘は薪を割り続けた。]
[その後クララが料理を引き受ければ、無理しないようにと言い、自らも手伝えるものがあれば手伝う。
そうしているうちに、談話室でなにやら音が。
向かってみると……]
……シモンさん……!?大丈夫ですか!?
[シモンがソファーに寝そべってダウンしていた。
クララが見たという二人の影について聞けば、ディーターとエルナで間違いないという。
予感は、的中した]
― 回想・了 ―
[置かれたグーラッシュとミルクを見る。
上体を起こそうと、握ったシーツに皺を作りながら]
あなたに、こうしてもらうのは
にどめ ですね
ほれました?
[息を深く吸おうとすれば咳が出る。
囁くように掠れ声で戯れ言を紡ぎ]
……どうして。
わたし、もう、しんでるのに。
こんなに、さむい、の?
[あの占い師の魂は、死して解放されたというのに。
蒼とも琥珀ともつかぬ瞳を、ゆらり、彷徨わせ。
――やがて、シモンがジムゾンのもとへと赴くなら、それに同伴する。]
/*
PC達が皆具合悪そうwwwww
これ、もしかして中の人も体調崩してるんじゃなかろうか……風邪流行ってるみたいだしね今…。
かくいう私も喉が破れんばかりに痛いため、今日は一言も喋らずに身振り手振りと筆記で済ませました。リアルオットーさん状態!
ディーター……
どうして、そなたが……?
どうして、人間とともに……?
[[04]分の間放心状態になっていたとかいなかったとか]
―談話室―
フリーデルさん、お手伝いありがと…。
私、お風呂入ってくるね。
おかわりとか聞かれたら、まだ残ってるからって…伝えといて。
[料理の行程を一部手伝ってもらったフリーデルには、素直に礼を言って。
運び終えると、食事より身体を温める方が先と。
人のいない間に浴場へ行って、湯船につかる。
すっかり冷え切った身体も、本調子には程遠かったが体温らしきものを取り戻してはくれたようだ]
― 現在軸・談話室 ―
[議事録を見ながら、考える。
捜索前、ジムゾンがリーザを告発した。
リーザは病弱であると聞いていた。しかし先刻、突如宿を飛び出し、山へと向かっていった。
いったい何が彼女をそうさせたのか]
…いただきます。
[談話室に戻って食事するが、食べられた量は普段の半分以下。
ふと、飾られた15体の人形たちに目を移して]
……この人形たちも、ほとんど半分が…もういないんだ、ね。
[15体が偶然村に閉じ込められた者たちと符合する点といい、自分が不幸を呼んだのではないかと疑いたくもなる。
自室のボロボロの塊と違い、未だ健在である自分の姿をした人形に視線が向けば、何とも言い難い表情を見せただろう]
>>47
――分かりました。
[クララに話しかければ、そう答える。
宿の中でしばし暖をとっていたおかげで、少し体温は戻ったが、まだ本調子ではないようだ]
[存分に薪を割り、汗を拭いてから宿の中へ戻り。クララの作ってくれたグーラッシュを貰う。]
…………。
[食べながらも考えるのは、人狼の事。…とはいえ、考え事をしつつもスプーンを動かす手は全く止まる様子を見せないが。
洞窟が塞がってからも、普段と全く変わらない食欲を保っているのはこの娘くらいかもしれない。]
ディーターとエルナ、二人ともが人狼…と言う事は無い、か。
[娘が暖炉に薪を足していた時に、シモンが言っていた事を思い返す。>>31>>32
両方とも狼ならば獣の姿で逃げればいいと。シモンを信用している訳ではなかったが、話自体には説得力があって。]
[食前の祈りの後、グーラッシュを口に含む。多くは食べられなくとも、腹を満たせる分だけ食べた。
ゲルト、カタリナ、ヤコブ、オットー、アルビン、ディーター、エルナ。
彼らはどんな思いを抱いて死んでいったのか。ふと、物思いに更ける]
……!
[蜂蜜の香りに顔を向け、それを受け取ろうと上げた手を]
殺さなければ……
よふけには、また 力をとりもどす
あの 人狼を
[伸ばして、シモンの右腕を掴む。
傷ついた左肩に近い手では大した力は出ず、服を握るだけに]
殺されたのは アルビレオだろう…?
[意識を失う前、談話室にいた面々を。
その中で欠けていた顔は、二つ]
エルナも、襲われたのか。二人とも……
[その昔――――
魔女狩りから逃れ、雪山の中に小屋を構えて暮らす一人の少女が居た。
名をオティリエといった。
ある日、双子の若い兄妹が暖を取ろうと小屋を訪ねた。
オティリエは兄の方へ一目惚れし、たちまち虜となった。
けれど、添い遂げるには彼の妹が邪魔だった。
――妹もまた、兄を愛していたからだった。
どうしても兄の方を自分だけのものにしたかったオティリエは。
黒魔術の書物から、氷を意のままに操る事が出来るようになる薬の作り方を識り。
その為に必要な、若い乙女の血を得るために――氷柱を更に凍らせて作った氷の刃で、妹の心臓を貫いた。
妹は死に際に、オティリエへ呟く。
『 呪 っ て や る 』]
[妹の傷口から流れる血を手に入れたオティリエは、彼女の躯を谷底へと落とし。
そして、その血を秘薬と混ぜ合わせて飲み干した。
愛する者を氷像と化し、永久に自分の傍へ置く為の力――
其の秘術は、失敗に終わった。
出鱈目の黒魔術の為に殺人まで犯してしまったオティリエは途方に暮れ。
また、妹を“転落事故”で失った兄も悲しみのうちにあって。
二人は傷を舐め合うようにして、小屋を出て。
街へと降りた。]
[街で暮らし始めた二人はやがて結ばれ、子を為し、暫くは穏やかに暮らしていた。
だが、その生活も突如起こった人狼事件によって脅かされる事になる。
――其処から先は、氷の魔女の伝承にあるものと、そう変わらない。
真実を視る力。そして氷の代償。黒魔術は失敗したが、その影響は此処で出る事になったのだ。]
[……先祖オティリエが黒魔術を試みた理由は、愛する者を護る為――などではなく。
むしろ愛する者を氷漬けにする為――“壊す”為で。
数百年の時を掛けて、伝承は少しずつ歪められていった。]
…――。
そうだ、アルビレオだ。
…。
エルナは襲われてはいない。
ディーターと共に、雪山を越えようとし――…
二人とも奈落へ落ちた。
[身を折る姿を見つめる。]
夜更けか。
[ぽつり。それだけ反芻。
ジムゾンが知らないであろう眠っている間の話を説明する。クララが彼らを発見し皆で山を捜索した事、そして彼らが落ちたのを目撃した者、リーザと共に戻ってきた事。]
[此れは伝承には含まれていない――否、含めようが無いが。
氷漬けとなったオティリエは、命を落としてもその呪縛から解放される事は無く。
魂の奥底に突き刺さった氷の棘により、今も尚苦しめられているのだ、とか。]
[それは。オティリエが殺した、旅の双子の妹が掛けた呪い。]
― 宿屋 ―
[雪山や森に、既に彼女の姿は無い。
……恐らくは自身がここで転寝をしてから、随分時間が経っているのだろうから当然だ。]
[恐らくは、皆宿屋へ集っているのだろうと。
男も宿屋へ戻り、彼女の姿を求めた。]
[天の世界でも、皆仲良くやっているだろうか――
そう思いながら食べ終えると、食後の祈りを唱える。
談話室にいる者からおかわりはまだあるかと聞かれたら、まだ残っていると教える]
いつになったら平和な日々が戻るのでしょうね……
[これ以上、犠牲者が出なければいいが――
人狼との戦いはまだ終わらない。だが時には身を休ませる事も必要だ]
『――――さん。』
[蜂蜜入りのホットミルクを作りながら、呟く少女。現のものであるそれは、男には触れる事は叶わなくて。]
きみのホットミルク……
また、飲みたいな。
[少女の髪を撫ぜながら、寂しそうに呟くのだった。]
[食事を終え、談話室でブツブツと一人考える。]
両方とも人間なら…雪山に踏み込んで行くなんて自殺行為よね。
……それとも、自殺、だったのかな…。
[片腕を奪われ、命からがら逃げ出したディーター。彼が死んだと思って泣き叫んでいたエルナ。村に居ても死が待っているだけだと絶望し、自ら死を選んだ…?]
エルナが人狼で、ディーターが人間だった場合は…。
…………思いっきり修羅場ね……。なんか仲良かったみたいだし…仲間に、知らない内にディーターを食べられて怒ったって感じか。実際は生きてると知らなくて…。
[そう考えると、オットーを殺そうとエルナが向かって行った流れも納得が行く。仲間割れだった訳だ。]
……あれ。仲間割れ…?
[いや待って、おかしいそれ。エルナとオットーの両方が人狼と仮定すると、ディーターを襲った人狼はエルナもオットーも裏切った事になる。オットーも、言わば被害者。エルナが食って掛かるべき相手はオットーじゃないはず。ディーターを襲った人狼とエルナがグルになってオットーを裏切ったパターンはあるかもしれないが…何の為に?エルナがディーターと逃げた理由は?]
オットーが人間で、ディーターも人間ってパターンは無い、のよね…。
だからエルナとオットーの両方が人狼のパターンも多分無い?
オットーが人間…つまり本物の占い師なら、ディーターは人狼。
[両方が狼と言う事は無い、と言う前提なら…ディーターが狼でエルナが人間。ディーターはオットーを陥れた後、仲の良かったエルナを連れて逃げた?]
…………。
[オットーが本物の占い師だったのだとしたら、どうしよう。あまり考えたくない事を思い出して、ズンと心が落ち込む。もしそうだとしたら、私はまた間違えたのだ。そして村は本物の占い師を失っている。考えたくない、考えたくない──。]
……あー、考えてると頭痛くなってくる。
[とりあえず、議事録に自分の考えを書き込みに行く。『エルナとディーターの両方ともが人狼という可能性が低いらしい事を踏まえて考えると、少なくともエルナは人間である可能性が高いのではないかという結論に達した。』と。そう考えた理由も、簡単に書き加えて。**]
[人のいない間を狙い、浴場へ向かい、湯浴みをする。
次第に体温が戻ってくるのを感じる。こうして実を休めなければ、いずれ自分も寒さにやられて死んでしまうだろう。
だが、村に平和を取り戻すまでは負けない。そう強く念じながら、体温が戻りきるのを待ち――湯船を出る]
[再度修道服を身にまとうと、談話室へ]
私、神父様の様子見てきますね。
[これだけを告げて、ジムゾンの自室へと向かう]
― →ジムゾンの自室 ―
[改めて、自分がエルナを追いかけていた間に書き足されていた議事録の文に目を通す。
ヨアヒムが自分を占ったという理由は――確かに筋は通っている。
自分でも、オットーの遺体の前で泣き崩れていた様子は。
彼が狼なら、見捨てた仲間と見られないように振舞っているのではないかと受け取られても仕方がないと、自嘲していたから]
…シモンさんが言うには、ここにいる人狼の数は二,三。
ゲルトさんの本も読んでみたけど、大体これぐらいの規模の村に現れる人狼の数とも一致してる…。
……そして今の状況だと、少なくとも一人は人狼がいなくなったことは確実なはず。
[ノートの適当なページを破ると、その紙片に自分なりに状況を整理するための言葉を連ね始めた]
『ディーターは死んだのか』
[コエは弱い。聞かされた話の衝撃は深く]
『一匹なら、抜けられたはず。あの怪我でも、狼なら…』
エルナ…
[ジムゾンの自室前で、一旦立ち止まる]
「襲われたのはアルビレオだろう?」
「エルナとディーターは二人とも奈落へ落ちた」
「もしどちらかが狼だったなら――」
[中から、二人の会話が聞こえてくる]
>>*6
雪山で遭難でもすれば、人だろうと狼だろうと命の保障はできない。
おそらく、二人は……
[しばらく口を噤む]
く……っ!
/*
ところで。実際に「祝福」の役職があったら面白そうだなとチラッと思った件。
自分が襲撃されると狼が一匹解る役職。占4COとか普通になりそうだなーw
実際にガチ推理村でやるとしたら狼側が凄く悩みそうで嫌だけどw
―自室―
ん…―――。
[優しく髪を撫でる感触。
幼い、幸福しか知らなかった頃の感覚。
温かい夢を見ていたのだと思う。
それは目覚めると冷たい隙間風と滲みついた血臭に掻き消されてしまった。]
…あ……っ……。
[くらりと軽い目眩がした。]
ま……「今日は寒いしみんな疲れてるので襲撃はやめます」なんて甘ったるいこと、人狼が言うとは思えないけどね…。
[自分が人間であるという証明はされたものの、それについて嬉しいとかいう気分にはなれなかった。
――もしかしたら、襲撃されて命を落とすのだろうか。
狼側が自分を人間と言ってきたということは、食い先の一つぐらいには入ってるだろうし。
執行者の死は魔術に影響を与えないとあのページに書いてあったから、後を託すこと自体は可能。
襲撃されて失われる能力も、何も持ち合わせてはいない]
…………。
[その中で心に思ったことは、口には出さなかった]
[暖かい準備を。
確かに、皆既に疲労以上に、身体が冷え切っているだろう。
中には疲弊を推しての捜索で風邪をひいた者が出ても可笑しくない]
――そうだね。
兎に角、皆で戻ろう。
[崩落音が、気になりはするものの]
はぁ…あ……、…シモンさん?
[熱の篭った息を吐き出す。
サイドテーブルに置かれた若草色のマントと包帯と薬。
錠剤は熱冷ましの薬らしい。
熱の為にぼんやりしていたのもあって、特に疑うことも無くその薬を口にし。]
痛っ…。
[痛みと違和感に口元へと手をやる。
シモンに殴られた時に切った唇が少し腫れてきたらしい。]
[程なく、皆で踵を返し始める頃か。
クララの、寒さで悴んだ口調に、見たままの事を知らされる。
消えた二人の人、と聞いて思わず目を見開く]
それって……
まさかあの二人……?
[この辺りで、消える事が出来る二つの影。
そんなの、一組しか思い当たれない]
[クレバスを挟んだその先で落ちたのならば。
まさかそんな深くまで二人が進んでいた事にも驚きで]
クレバスの向こう……
……あいつら……無茶しやがって……
[独り言のように、ポツりとそう呟いて]
あれ……?
[隠し持った銀のナイフ。
その数が違うような。
自分は何本投げた?
考えるが思い出せず、荷物に隠しておいたナイフ予備を補充し、乾いたマントを着込み、談話室へと降りる。]
――ディーター。
馬鹿野郎。
無茶しやがって。
[例え人狼と言えども。
闇へ落ちて生き残る事は……恐らく無理だろう。
仮に生き残れたとしても、這い上がる術があるかどうか]
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