情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
パン屋 オットー は ならず者 ディーター に投票した。
司書 クララ は パン屋 オットー に投票した。
行商人 アルビン は パン屋 オットー に投票した。
青年 ヨアヒム は パン屋 オットー に投票した。
ならず者 ディーター は パン屋 オットー に投票した。
神父 ジムゾン は パン屋 オットー に投票した。
シスター フリーデル は パン屋 オットー に投票した。
旅人 ニコラス は パン屋 オットー に投票した。
仕立て屋 エルナ は パン屋 オットー に投票した。
少女 リーザ は パン屋 オットー に投票した。
村娘 パメラ は パン屋 オットー に投票した。
負傷兵 シモン は パン屋 オットー に投票した。
パン屋 オットー は村人達の手により処刑された。
旅人 ニコラス は、青年 ヨアヒム を守っている。
次の日の朝、行商人 アルビン が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、司書 クララ、青年 ヨアヒム、ならず者 ディーター、神父 ジムゾン、シスター フリーデル、旅人 ニコラス、仕立て屋 エルナ、少女 リーザ、村娘 パメラ、負傷兵 シモン の 10 名。
――ん、ここは……
あれ?
あれ???
[身体の自由が利く。
声も――生前までの高く擦れた声ではない。
本来、障害がなければこうなっていたであろうという。
低い、成人の男の声だった。]
そっか……
死んだんだっけ、ぼく。
[ひとつ、苦笑いを零すと。
きょろきょろと、辺りを見回して。]
……カタリナやヤコブも、居るのかな……
[彼らの姿を、*探しに行く*]
― アルビン宅 ―
……寝てるか?
[サクと小さく足音を鳴らしながら。
近くからアルビンの家の様子を窺う。
明かりは消えている。多分寝ているだろうと思う]
特に何事も無ければ。
僕一人。
45秒もあれば事足りる話。
[期待するならば、ただそれっぽちの時間で。
アルビンは眠ったまま青と白の世界に、紅を飾る]
万事……なさそうだね。
[近くに感じるもう一匹の仲間の気配。
今はまだ気配を消しきれている事を確認して]
……行くか。
[襲撃へと動き出す。
一歩踏み出し、家内へ忍び込もうとする。
まずは窓から入り込もうとした。が――]
―真夜中 アルビン宅前―
[音すら凍り付いたような静寂。
聞こえるのは短く吐き出す自らの呼吸音と心音。
身体は芯まで冷え切りながらも、抱いた指先を動かし続ける事だけは止めない。]
…―――――。
(来た………!)
[白銀と闇の中。
は。と白い気を吐き、『音』を聞く。]
[人狼がどれだけ気配を殺そうとも。
この雪の中を無音で行動する事は不可能。]
(視認はできない……。)
[気配は感じるが宵闇のヴェールに包まれ姿はおろか、数すらも判別は出来ない。
しかしそれならば、向こうからも見えぬ筈。]
― 第三者視点実況:真夜中・アルビン宅周辺 ―
[この日の夜、人狼たちは重大な作戦を決行しようとしていた。
この作戦において彼らのうち1匹は、獲物と、狩人に気づかれないよう、気配を消す必要があった。
寝てるか?という問いに小さく頷く。
今はまだ、気配を消しきれている]
[――仲間に、銀のナイフが投げ放たれる>>4
どうやらこちらには気づいていないようだが、油断は禁物である。
引き続き気配を消し、襲撃のチャンスを窺う]
――っ!
『ぐっ!』
[――失敗の出来ない襲撃。
故にこそ、銀の弾丸が飛んで来る覚悟すらしていたが。
瞬間、殺気の飛来に、身体を逸らし、飛来する物を爪で弾こうするが]
『っ、がぁっ!』
[野太く、異質に変化した獣の声が思わず上がった。
中で眠るアルビンにまでは聞えないだろうか。
反応が早すぎた。
飛び道具を扱う狩人として一般的な武器。
弾丸や弓矢のそれらよりも。
人間の手で投げ放つ刃などは、遅すぎた。
空間を切り裂いた腕の上を銀の刃が滑り。
焼け付く様な痛みが走った]
[痛む右腕を気にする余裕はなく。
まずは、注意を完全に自分へと惹きつけたいが為。
もう一度、再度挑戦するように、窓からアルビンの家に忍び込もうとする。
――今度は、先程の方角へと、万全の注意で]
―――『っ、がぁっ!』
[闇の中から響く獣の声と僅かたじろぐ気配。
当たったと認識するのと同時。
服の内より新たな銀のナイフを抜き取り。
続けざまに二本目を投げ放ちながら、駆け出す。]
[氷像の前で泣きじゃくる彼女の涙を拭ってやりたかった。
抱き締めてやりたかった。
けれど、もう。それも叶わなくて。]
[羽ペンで手首を掻き切ろうとする彼女の事も。]
駄目だよ、クララ……。
こっちへ来ちゃ、駄目。
[じっと、見守っている事しか出来なかった。]
――っ!
[窓に手を掛ける暇もない。
続けて飛来した刃を、難無く避ける。
そして同時、向かって左へと跳び退く。
まだ方角を理解しただけで、爪で切り裂きに行く事は出来ない。]
っ!?
[しかし飛び退いた直後。
思わず眼を剥く程の続け様に、二本の刃が到来する]
『っぐぅ!』
[脇腹に、先程よりはマシな物の、銀の焼け付く痛みが走る。
先程よりは大きくないが。また、思わずくぐもった唸り声をみっともなくあげてしまう。
回避困難な間隔で飛ぶ二本の刃。
内の一本が掠ったようだった]
[そして現在――]
[人狼による襲撃が、終わった頃だろうか。]
[クララが無事であれば、良いのだけれど。]
[そして。
自身の潔白を証明して呉れる筈の女性も。]
[脳裏に、今の今まで忘れていた嫌な記憶を思い出す。
――七歳の時と十三歳の時。
都合二回、喰らおうとした人間が狩人だったと言う事故があり。
都合二回、助けが無ければ殺されていた経験があった。
飛距離も短く威力も大した事の無い刃、と。
大した事無いと嘲笑った一瞬前の自分を叱咤する]
[ナイフは、弾丸や弓矢とは比べられない程。
次への攻撃へのロスが少ない。
闇雲に目の前へ突っ込んでも、それまでの間に何本の刃が掠める事か]
(仕返しだ――!)
[更に大きく、左へ跳ぶ。
家の傍に生えていた樹木。
けして小振りではない枝の一本が、べきりと圧し折られて]
『ふんっ!』
[勢い良く、先程までの方角へと投げつけた]
/*
嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼。
そして遠距離攻撃がないからと木を圧し折ってみたけど。
場合によったらこの音アルビン起こしちゃわないか……?
ヤコブ――!!
カタリナ――!!
[未だ、新たに犠牲となってしまった者が誰かを知らぬ侭。
男は二人の姿を求めて、*飛び回る*]
[娘は見つめ続けた。
かつて愛した親友が。
可愛い“弟”に襲われようとしている様を。
迎え撃つは、“処刑”の直前まで傍にいてくれた彼。
彼らを想って、一つ一つ編み上げていこうとしたマフラーを思い出して、娘はまた涙する]
アル……ヨア……。
[どうして、また]
ニコラス……。
[かつてのあたたかな光景が、また遠くなったのを感じた]
/*
不意打ちの剛毛描写に爆笑しかけた件wwwww
らめぇ…っ。月読村の灰ログ思い出すと笑っちゃうからあ…っ。
喉痛いから笑うと辛いのぉ…!
こんな可愛いヨアヒムも…狼になると剛毛なんです。
(※月読の村ではペーターが狼で、狼時の剛毛描写があった。)
そしてなんか戦闘ロール来てる!!
[青いあおい、世界がひろがる。]
…………まだ私、今日は。
力、使ってない、のに。
[広くはない部屋のなか。
起きあがり、瞼を擦る。
十字架を握る手に、そっと、触れる、青白い雪。]
……ゆき?
[飛び回っていると。ひらりと舞い落ちる青白い雪。
そっと手を差し出してみると――
掌の上で、じわりと融けるような感覚。
死者である自分には、触れる事など出来ない筈、なのに。]
……………………、?
[手を、伸ばす。
降ったまま積もらぬ、青白い雪が。
指先に降りては、融けて。]
……とうとう、触れるようにも、なっちゃったの?
[視線を背後――――影のできる、位置へ。]
[さらなる唸り声が耳に届き、ナイフが当たった事を知るが。
刃を放つ場所を完全に知られぬよう足は止めない。
べきり
枝の折れる音と共に飛来する気配。
咄嗟に雪原に身を投げ出す。]
(くっ……!)
[声を飲み込む。
帽子が落ちて、枝の掠った金糸が数本舞った。]
[雪の上を転がりながら身を起こしたときには、新たなナイフを引き抜いている。
枝の飛んできた方向へと投げ返しながら再び駆け出そうとして――。]
(しまっ……!)
[夜の寒さは体力を更に奪っていて。
かくりと力の抜けた膝が、足を一瞬止める。]
[1匹の狼と狩人が戦闘を繰り広げている間。
もう1匹の狼が、玄関に向かい、そのドアを静かに開ける。
そして、アルビンのいるであろう部屋へと向かっていった]
[枝を投げた先から命中の音は鳴らない。
先の方で、何かの動く音がする]
(よし……!)
[ダン!!
力強い足踏みを鳴らし、一層惹きつけるが]
『っぐっ!』
[今は完全に油断した。
左の太股の辺りを深めにやられたようだ。
焼き鏝を当てられる様な痛み、とはこう言うものなのか]
[べきり、ともう一度枝を折る。
そうして投擲した所で]
――っ……
[ガク、と身体を走った痛覚に硬直を憶える。
――三度身を裂いた銀の焼け付く痛みがそうさせた。
だが――]
/*
中発言したいけど禁止っぽい勢いなのかな……
白ログでは禁止とあったけど、こっちではどうなんだろ。
というか外部掲示板もないしメモも貼れないし、墓下で中発言出来ないって結構きついんだけどwww
[部屋のドアを静かに開ける。
部屋の中では、アルビンが気持ちよさそうに眠っていた。
狼は、ヤコブを殺したときと同じ要領で、アルビンの喉元を爪で切っていく。
そして数刻の後――
アルビンが命を失った事を確認する]
[獲物の肉を少し食いちぎった後――
ドダダダダッ!
叫ぶ代わりに、玄関へと駆けていく。
外へと飛び出す前に、獲物の肉を食らい終え、改めて作戦成功の報告へと]
/*
>フリーデルの昨日のメモ
>ヨアヒム&オットー>君ら(略しすぎ)
ほんとにねwwwww
十六夜さんぼくに吶喊しすぎわろたwww
下手すると完全にBLの域へ向かうところだったww
でも月読でのニコルとの遣り取りといい、友情RPってすんごい楽しいよね!!!
[獲物の肉を少し食いちぎった後――
ドダダダダッ!
叫ぶ代わりに、玄関へと駆けていく。
外へと飛び出す前に、獲物の肉を食らい終え、改めて作戦成功の報告へと]
――――、あ。
[死してなお感じる、身を裂くような、寒さ。]
寒、い。
[震える腕で、自分の身体を抱きしめて。
――朱のなかに、座りこんだ、まま。]**
[一瞬の躓き。
一際大きな音と唸りに駆け出す足は止めたまま。
ナイフを持つ手を振りかぶり――。]
ぅぁ……。
[枝が片腕を掠るのに、小さな声が漏れ。
ぱたたっ、と一面の白に赤が散り、痛みが走る。
投げたナイフの狙いは甘い。]
…………。
[二人の姿を認める事は出来ず。
男は無言で、クララの家へと向かう。]
[昨日、ほぼ全員に偽者であると決め打たれた自分に、人間判定を出されただけの彼女が。
襲撃される等とは、あまり思えないが――
万が一という事もある。]
[無事を、確かめなければ。]
[――しまった!
玄関に向かうときに音を立ててしまったことに気づく。
が、アルビンが亡くなった今、気づく者はおそらくいないだろう]
[微かに。微かな気配だが。
今度は小さな命中の音がしたのを認めるが。
硬直を憶える一瞬の動かぬ的に当たらない筈がなく。
左肩を、最も浅くだが、四度目、切り裂かれた。
四箇所からの銀の痛みに、さすがに顔を顰めるが]
――!!
[玄関からの荒々しい足音。
そして仲間から直接の確認を取ると。
唇は歪に、下弦の弧月を形作った]
成功だ……
[だが、もし気づかれていたら、かなりまずい。
反省し、玄関でしばらく待機する。
狼は、仲間の声が聞こえれば、ニヤリと笑い返した>>26]
[――もう危ない目を見てまで戦う義務も義理もない。
四度の傷を負わせた狩人。
この村の誰なのか、その面を拝みたい気もしたが
銀の痛みによる硬直が解けると。
すぐさま、身を翻して夜闇へ消え去っていった。
後に残されたのは。
現世の住人と、死者の世へ招かれたばかりの者だった**]
/*
PL的には、最期に残る狼はヨアヒムであって欲しいんだよなー。
PCは、そりゃもう逢いたくて逢いたくて逢いたくて仕方がないけど。
一緒に地獄に堕ちようぜ的な意味で。(アルカイックスマイル
ディーターが発見されて皆の視点から狼だと解っても、狼オットーが仲間切りに行っただけだよおおげさだなぁ路線にできないのかなー。
[外で戦闘をしていた狼は、怪我をしていた。
怪我を負わせた張本人は誰なのか。いまだそれは分からず。
玄関にいた狼もまた、夜の闇へと*姿を溶け込ませていく――*]
― 第三者視点実況:了 ―
……痛いな……
[身体が麻痺するような。
傷口から広がるような焼け付く痛み。
残念ながら、人間の生み出した、異形を捌く銀の煌めきに対する特効薬などは、未だ見つかって居ない]
――フレイヤ。
ちょっと肉食べたい。
僕の家に来てくれないかな?
[襲撃を直接成功させた仲間へと、そう誘いを掛け]
― 襲撃作戦その後 ―
[作戦の後、漆黒の狼は、村の川で身を清めていた。
体に血がついたままだと、後々大変な事になるからだ。
身を清め終えた後、人の姿に戻り、*宿で休むつもりだった*]
/*
お疲れさまです。(上も下も
墓下なんて中発言あってもいいじゃん、大袈裟だなぁ。
二度寝ます。リナむぎゅう。**
/* 失礼。
表ログで襲撃やっちゃった上に、退席記号打っちゃったけど……
ヨアヒム宅での件の後>>*10にワープさせても大丈夫だよね? */
/*
あう。多分無事に終わった……よね?よかったよかった。
やっぱり今後の展開を見据えると、どうしても出来るだけニコの正体露見は避けたかったので、どう言う展開になるのか見ていたけど、闇からナイフ投げてくれたので此方もなるだけ近距離に持ち込まずにやろうとして済んでよかった。
正体が露見した場合はPC的に絶対にニコが今日死ぬ。
この場合もまた大分今日以降の流れが制限されてしまうとも思ったので、これでよかったはず……。
完全勝利でない場合はそのまま。ニコとディーターを起点に青者と吊ればよしだし。
嗚呼、どうせ肉を食うんだから。
血の汚れは気にしなくて良いぞ。
[少しばかりふらつく頭を押さえながら。
疲れた身体を家まで運ぶ]
/*
大丈夫ー、だよ。
血の汚れは何とでもなるし
/* 襲撃はグロにならない程度に抑えましたが。
緊張した分、少し疲れが出たので、しばし休みます。*失敬* */
/*
ところで者発見→青偽決め打ち?だけど、「狼オットーが仲間(ディーター)切って、アルビレオに黒判定見せて信用取りに行こうとしてただけだよおおげさだなぁ」路線には出来ないのかなぁ、とふと思ったり。
…。
[提げていた抜き身の剣を、外套に隠してその場を去る]
無用だったな。
[怪我はしたようだが、しゃしゃり出る幕はなかった。それならそれで、結構]
/*
>偽決め打ちにならない
ヨアヒムに最終日まで残って欲しいなんてそんな!
狼さんの誰が生き残っても綺麗に締めてくれそうだけどね☆
/*
ごめんジムゾン、やっぱり剣持って来ちゃってたか!?ww
本当は>>3:*92>>3:*94あわせて、『青護衛主張の狩人CO』と言う示唆で、反応があれ……?と思ってたけど。
でもジムゾンの剣術も見てみたかったかも!!ww
とりあえず昨日予想していたより村の状況は大分良いので、様子見かなぁ。
さすがそろそろ中身と同一化しつつあるニコさん(逆)。運びが非常に助かりました。
/*
(地上にも手をぶんぶん振った)
個人的には占いロラって、かなりのガチ思考と思うから、RP村であまりやってほしくないなと思ったりする。
そろそろ仕事先に着くので、また後で。
覗いてはいるけど、しゃべれるのはたぶん夜**
/*
だよねー。>占いロラガチ思考
流れ的に絶対ヨアヒムが偽者!って風になっちゃったら仕方が無いかなと思えども。
片方吊ったからもう片方も、っていうのは好きくない。
それではぼくも暫く見てるだけ。
あんまり中発言で埋め尽くすのも何だしね。**
/*
っと、ヤコブきたwww
\キャーヨアヒムカッコイー!!!/とぼくも独り言で叫んでたw
縁故結んでくれたのにあんまり喋れなくてごめんよ;;
/*
そういえば喋れない子設定が行方不明状態でしたけども。
弾かれて村人だったら喋れるようになる予定はなかったんだお><
というか占い師ゲットしても喋れるようになる予定あんまなかった……
けど役職持ちだとどうしても文字数使うから、括弧外したくなったとかそんn(なら最初からやるなと
/*深雪も、ほんとはパメラと戦闘ロルしたかったんですよね。
同窓会かなんかあったら、「再現VTR」とかってやるのにwww
そして確定ちゅう。
/*
\キャーヨアヒムカッコイー!!!/
\キャーディーターノハダカミチャッター!!!/
\キャーヤコブオニイチャーン!!!/
\クララハボクノヨメー!!!/
はい、いい加減に中発言自重しよっと(笑)**
/*
今更だけどC国編成って狼3+狂+村4状態ではまだ終わらないんだっけ。
狼狼狼狂村村村で終わるのは知ってるけども。
/*
だとしたらぼくの勘違いだったな。
狼側4村側4で終わるんだと思ってたから、それもあってディーター占っちゃったんだ。ごめんよ。
―昨晩・ジムの部屋―
[目を覚ますと、見慣れない部屋のベッドに寝かされていて。
きっとどなたかが運んでくれたのだろうと思いながら、身を起こします。
衣服は着替えられていたようですが、掌に付着した血液は、最愛の者の死は夢ではなかったと語るかのように、細い指先を紅に染めたままでした。
やはり彼は死んだのかと再認識すれば
涙はもう枯れたのでしょう、頬を伝うものは無く、ただ嗚咽を吐くのみでした]
―― 回想 ――
[黒い空。
何故来てしまったのだろう。
狩人が居れば、今日アルビンは護られている筈だ。
けれども、それでも、一助になれば良いのに…と。
そう、思って。]
[思わず笑顔で頷いてから、
アルビレオの誘いに乗り、家の中へ上がる。
暖かく優しい静寂。ちらちらと燃える熾きと蝋燭。]
気づいて…たのか。
[少しだけ恥ずかしそうに。]
泊まって良いなら、
いや…、別に俺はシーツなくても、その…慣れてる。
[首を傾げる姿が可愛くて、赤面して俯く。
こんなに可愛かっただろうか。
赤面したのは、炎の照り返しで隠れていると思う。
その、多分。]
……。
…
ごめん、思い出せない…
[しゅんと俯く。光の話は黙って聞いた。
そんなシモンの様子に、アルビレオは軽く笑って。
宿への促しをする。不安げな目を向ける。]
…俺は、その、狩人じゃないけど…
お前の…身を少しでも護りたいんだ。
[血を吐くような独白。身を切られるような、恐怖を感じる。]
――リーザ・・・?
[扉の向こうから、聞き慣れた少女の声が。
私を心配して来てくれたのでしょう。
彼女が見せた心配りはとても嬉しいものでした。]
[しかしながら、今はそんな彼女を招き入れたとて接する余裕などなく]
――ありがとう・・・。
でも、今は一人に・・・。
[枯れた声でそう呟き。
寝台の上から、窓の外に舞う雪をただボンヤリと眺めていました]
[黙って立ち上がり、アルビレオに近づく。
ピンク色のマフラーを直してやり、
拒まれなければ… そっと、右手でアルビレオの頭を抱え、少しの間、胸に抱く。
寒さで凍える体を少しでも温めたいが、今はシモンの身体も冷たくて。それとも、それすら温く感じるほど、アルビレオの身体は凍えているのだろうか…。]
……。
…………冷たい…
……
あったかくして、 眠るんだぞ…
―早朝―
[まだ陽が昇らない頃。
連日の騒動により巷が眠っているかは定かではありませんが
目を覚ました私は、ゆっくりと部屋を抜けてディーターのいた部屋へ]
[誰かが然るべき処理をしたのでしょうか、血の臭いはまだ残るものの、昨晩に比べて綺麗になったような。
当然彼の腕など現場に残っているわけもなく
ただ、彼が残した描きかけのデッサンのみがイーゼルに立てかけられていました]
リナ……、リナ!
ごめんね、ごめんねリナ!
私…… わ、たし……っ
[瞳からぼろぼろと、光の粒を零しながら。
すがるように、ぎゅうっと、抱きしめ返す。]
―自宅―
[薄暗い部屋に一人、明かりは点けぬまま。
まるで幽鬼のように、描き終えられることの無い未完成の絵を
ボンヤリと眺めながら、譫言のように彼の名を呟いていました**]
/*
同じ階の4箇所で改修工事してて
午前中しか寝られないのに、午前中に寝られない・・・
ただでさえ村参加中はろくに寝つけないのにwwwwwwww
勘弁しておくれやす
―― 宿 ――
[血臭がしない事で目が覚めた。
柔らかい夢を見た気がする。透明、透き通って、こぽこぽという泡の音。
弾けるような光、淡く白い光… 子供達の笑い声… 祭の音色 … 差し出された――]
…――――
朝 … アルビレオ …
[小さな音。静かな朝。
階段を下りて階下へ。
ああそういえばと気づく。思い出す。
オットーは昨日、氷漬けになったのだった。]
(花輪…)
[春の象徴。黄色やピンクの花を摘み作られた花輪を差し出されて… それ以上の事は思い出せない。
雪の降る中で目を閉じ、両手を重ね、眠るようなアルビレオの夢を見たような気もするが、今は…。]
/*
ディーターはオットーの氷像、見に来ますよね?
もしディーター吊りにしないなら、狩人COしてニコラス吊ろうかなとか。
ヴィン君は肉くったら怪我治りそうなの…?[あばうと]
[厨房に入り、残っているオットーパンを幾つかと、干し肉やチーズなどの保存食品で簡単に食事をとり、暖炉の熾を消さない程度にするだけの薪を入れる。]
……。
[宿に居ないのは自宅を持つ者だけだ。シモンは、宿を出た。]
[僅かに荒れた雪…?
木立の間に雪に埋もれた帽子が落ちている事に気づき、シモンは拾い上げた。]
……。
[それを外套の下に入れる。]
………
[視界の中にはアルビレオの家。]
―アルビン宅―
[明るくなりきる前に宿の部屋に帰るつもりだった。
それなのに何故か、ぞくりと肌の粟立つような予感がして。
アルビンの家へと取って返した。]
姉様…………。
[赤い。赤い。赤い。赤い。
扉の先に広がるのは信じられない光景。
呆然と、掠れた声で呼びかける。]
― 森 ―
[奥深く潜む獣は薄く眸を開ける。
僅かに差しこむ日の光に朝が来た事を識り、
幾分ふさがった腕の傷をちらりと見た後、獣の姿の侭小さく伸びをする]
……もう、朝か。
この侭ここに潜んで全てが終わるのを見ているのも悪くはないが。
[それでもあの氷像を見たいと思うのは、
獣の中にある僅かな執着]
負傷兵 シモンは、ならず者 ディーター を投票先に選びました。
[上手く事が運んだ事は同族たちの聲で識っている。
出来るだけ、あの霊能者を名乗った娘の家の近くは通らないように。
屋根の上を静かに移動し、あの青年が死した氷像のモニュメントの場所へ獣は赴く]
……お前の母も美しかったが。
その諦観に満ちたお前の笑みも。
氷像に彩りを加えてとても美しい……。
[屋根の上から見下ろす氷像は、陽の光を浴びてきらきらと輝き、
獣はそれに満足をしたのかふいっとその場を後にした]
[自らの火遊びで両親を殺してしまった。
養父にそう告白したのは10年前。
幼いながら罪悪感に潰されそうな自分を連れ出した養父は語っていた。
人間も人狼も多くを殺すだろう。
多くを見捨てるだろう。
憎まれ責められ恐らく長生きも出来ないだろう。
それでも、この手で人を守ることが出来る。]
[ゲルトは、見捨てたも同然だ。
カタリナ姉様は、多く殺す一人だった。
ヤコブ兄様は、守らなかった。
オットーさんは、信じないで殺した。
アルビン姉様は、守れた筈だった。]
[ぶつり
支え続けていたものが、崩壊する。]
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
[頭を掻き毟り、絶叫する。]
―― アルビレオの家 ――
[ざり、と凍りついた雪を踏み躙る音。]
……ニコラス…?
[視線を向けた先にはへたり込んだニコラスの姿。
その先に…――]
[獣が次に向かうのは何度か肌を重ねた女の家。
彼女の部屋の場所は識っているから、
締め切られた部屋の窓を、こつこつと、控えめに叩く。
決して彼女の同居人には気づかれぬよう、静かに、とても静かに]
エルナ、聞えているか?
炭焼き小屋で待っている。
誰にも見つからずに、一人で来てほしい。
[その言葉を残して、獣は一陣の風となり森へと戻った]
…―――。
[シモンは、首元の傷と喰らわれた箇所を見る。
分厚いブーツが小さな音を立てて血溜まりを踏む。]
……。
[ピンク色のマフラーは破れ血で赤黒く染まっている。
赤に染まった反面、蒼白な…――― ……]
……。
[シモンは、淡々とシーツと毛布でアルビレオの遺体を包もうとする。薄く開いた瞳は、蒼く蒼く蒼く…]
あああああああああああああっ!!
[シモンに呼びかけられた事にも、家の中に入ってきた事にも気付かない。
叫び続けたまま、銀の短剣を引き抜き。
自らの首へと突き立てようと―――。**]
[悲痛な叫びに、ただ呆然とニコラスを見つめる。]
――――ニコ……ラス……
[続いて訪れたシモンが、彼を見おろす。
ニコラスの首元へと、突きつけられる短剣と、伸ばされるシモンの手と――]
や。 やめ……
やめ、て……
…。
……
[ニコラスが銀の短剣を取り落とし、再度膝をつく。]
外套を綺麗にして来い。
[冷徹に告げる。]
お前が死ぬのは許さん。
死ぬなら俺に殺されろ。
全てが終わった後で殺してやる。
[それでも死のうとするなら、襟首を掴み、隣の部屋へと連れていき、適当な布で両腕を縛って猿轡を噛ませる。
そうではなく。大人しくなるなら、アルビレオを教会へ連れていく間、これでも食べてろとオットーパンを一つ手渡し、部屋に残す。]
やめてぇえええぇええええ!!!!
[叫び、シモンへと腕を伸ばし飛びだす。
――しかし娘の手は彼の身体に触れることなく、反対側へと突き抜ける。]
……、ぅ……
[とさり、と床に膝をついたのと。
殴打する音が響いたのは、ほぼ同時。]
/*
なかのひとは
いいぞもっとやれ
としか思ってません
オットーパンが出てくるたびに噴くwwwwwwwwwwwwwwww
なんだよその得体のしれない物体wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
[森へと戻った獣は、何度かエルナと共に過ごした事のある炭焼き小屋へ。
きっと彼女なら、己が告げたように。
誰にも謂わずに一人で来ると信じて]
……昔なら、一人で逃げ出していただろうに。
俺も随分と甘くなった。
[もし彼女が自分を裏切れば、待っているのは処刑台だと判っているのに。
エルナを連れて行こうとする自身の甘さに、僅かに口元を歪ませた]
/*
エルナが崖から落ちたっていうことさえわかれば、PC視点での今日の処刑はエルナってことにならないかな?
既出の意見では、48h案がいいかなあ……
処刑以外で死人が出た場合は、人間死なせすぎて狼に抵抗できなくなったら……とか言ってフォローするつもりでした。けど、生きてるうちに出なかった……
/*
ログ読んできたのにカオス過ぎて状況が把握できないぼくが登場!!!
うーん、ディーターは襲撃死したって事でこのまま進んでいく感じかなー。
ヨアヒム真決め打ちルートかっ
―自宅→炭焼き小屋へ―
[取り急ぎ仕度をしたためか、雪化粧を帯びた町並みには不格好なほど薄着でした。
身体をマントで多い、誰にも気付かれぬよう森へと駆け出しました]
[当然、誰にも行き先を告げることなどなく。
藁にも縋る思いで、姿の見えぬ彼の言葉を信じて歩を進めます]
[一心不乱であったためか、もし誰かにつけられていたとしても・・・
気付くことなど、なかったでしょう]
―炭焼き小屋―
[いつぞや彼と訪れた小屋へ到着しました。
周りを気にしつつ、衣服に纏った雪を払って中へ]
[小屋の中は灯などついておらず薄暗く、窓の外の月明かりにより雪景色が光る程度のもので]
――ディータ―・・・
いる、の?
[仄暗い室内に、問い掛けます]
[獣は炭焼き小屋の中へ入ると、ヒトの姿と戻る。
ヒトの姿に戻ることで開く傷口。
千切った腕からぽたぽたと紅いものを零しながら、
男は待ち人が来るのを眸を閉じて待っている]
…………来た、か。
[次第に近くなってくるヒトの気配。
ヒトよりも数倍鋭敏な聴覚は、それがエルナのものであるのを識り、
傷口が開いた痛みに玉の汗を浮かべる汗を拭いながら、
薄らとその琥珀を開いた]
/*
個人的には、ディーターは襲撃死断定されてもがっつり生存確認されてもあんまりよろしくないような気が……
消息不明あたりに留めておく方が、なんとでもやりようがあって動きやすいんじゃないかなー。
/*
そして今日からログが真っ青になるんだぜ、きっと……
とまぁそれは置いといて。
( ゚∀゚)o彡゚ でぃたえる!でぃたえる!
すーぱーあだるとたいむ!!!!!
おにーさんディタエル大好きなのもあってwktkが止まりません。
うふ。
[小屋の奥から彼の声が聴こえると、急いでそこに歩み寄りました]
――ディーター・・・!
生きてたの・・・。
[傍へと駆け寄り、彼を抱きしめて。
涙と嗚咽で言葉にならない声をあげながら、彼の息吹を肌で感じました]
[隻腕でしっかりと抱きしめると、
無表情な顔に浮かぶ笑み]
……ああ。心配を掛けた。すまない。
[抱いた手でぽんぽんと彼女の背中を撫ぜる]
最後にお前の顔を見たかった。
[女の目の端に浮かぶ涙を唇で拭いながら、
きつくきつく抱きしめて]
……俺は、この村を出るつもりだ。
もう此処にはいられない。戻ってくる事も、ない。
だが……。
[この先は謂わずとも、彼女には伝わるだろうと。
琥珀は女の眸を、じっと見詰めた]
[背中を撫でる指に目を細めていると、不意に胸元から離れて]
――そういえば・・・
腕、やっぱり人狼にやられたんだね。
でも、ほら・・・片手でも、絵かけるしさ。
きっとあんたなら大丈夫だよ。
[ディーターが人狼であるという可能性が欠けているのは、あくまで彼を信じているからか・・・]
[『村を出ていく』との言葉に、いくら恋は盲目☆アラサー独身な私であっても、彼が人狼であったと気付くのです。
人狼に襲われただけなら、そもそも村を出ることも此処へ隠れる理由もないのですから]
――・・・。
[リーザ、そして真の占い師であったオットーを始め村の皆への罪悪感はあります。
ですが――]
――ずっと、一緒にいるから。
ディーターが何物でも構わないから・・・。
描きかけの絵・・・
今度は、完成させてね?
[彼へ向ける笑顔に、一切の迷いはありませんでした]
[迷いなく頷くエルナをもう一度強く抱きしめる]
……ああ。
街へ降りたら、一番にお前の絵を描く。
約束だ―――…。
[そっと唇を重ねて。
それから身を起こす。
雪が深く積もるあの山を越えるために]
[優しい言葉を吐く唇は、あの日から何も変わらず。
彼が人狼であると未だ信じきれないでいましたが、
それでも・・・一緒に生きていくことに、迷いなどありませんでした]
・・・逃げよう。
陽が昇りきる前に。
それに、早くしないと・・・腕が・・・。
[未だ血が滴る腕に、切ったマントを巻き付けながら。
リーザのことが心残りですが・・・
彼と生きていくと決意したことに、後悔など微塵もありませんでした]
[炭焼き小屋の壁に掛けていた防寒具を取り、
エルナの肩に掛ける]
これを着ておけ。山は雪が酷い。
その格好では山を降りるまで耐えられん。
[片手で器用に釦を留めながら、
傷口を心配するのには大丈夫だ、と小さく笑って。
男は女のを伴い、雪の根差す山へと―――**]
ならず者 ディーターは、ならず者 ディーター を投票先に選びました。
ありがとう・・・。
[どんなに優れた防寒具よりも、彼の心配りが暖かくて。
しっかりと彼の手を握ると、山へ向けて歩きだしました**]
ニコラス……ダメだよ、そんなこと……。
[傷ついた狩人の周りをふよふよと。
そっと抱きしめようとするが、すり抜けてしまう]
……。
[アルビンの絶叫を聞きながら、何もすることができずにいた]
/*
クララは何時頃に起床するんだろうか……
既にロール落とす準備は万端なんだけど、夜中からずっと起きてましたとかだと破綻しちゃうので迂闊に落とせないってゆー。
/*展開自体はwktkなんだけど、なんで霊能者いないのにディタ処刑でディタ狼判明ってみんな言ってるのか不思議でしょうがない。
処刑しただけでわかるなら霊能者の存在意義ないと思うんだよね。
ちなみに人数で、例えば、6人になったけど、村滅んでないから狼1は墓下って考えも、システムからくるガチ推理ぽくて、なんか嫌だなと思う。
[教会から戻るとシモンはニコラスに告げる。]
お前は付いてくるか?
それとも、ここで泣きべそをかいて蹲っているか?
選べ。
[シモンはアルビレオを橇に乗せると安置所へと連れていく。ニコラスが付いてくるというなら勝手にさせるが、安置所内に遺体を置いた後、暫し一人にして欲しいと言うだろう。]
……シモン。
…………ニコラス……
[座りこみ、ただ呆然と室内を見つめる。]
……………………
どうしよう。
リナ。私、どうしたらいいの……
[問うたところで、なにか出来ることがあるわけでもなし。
シモンが戻って来たなら、ふらりと立ちあがり、彼の後を追う。]**
―― 安置所 ――
[シーツと毛布に包まれた姿。寒いという事がないように。
けれども、この石造りの安置所の中では、やがてその頬に霜が下りる事か。
シモンは片手に持った雪を手で溶かし、シーツの端を濡らしてアルビレオの顔を拭ってやる。朱色に染まる白いシーツ。
薄っすら開いた瞳、薄っすら開いた唇。]
…――…
[膝をつく。俺は一体何の為に]
…っ、
[喉奥が引き攣る。誰の為に…もはや村人達に味方する意味は]
…あ……
[ぽかんと。
開かれた瞳を閉ざしてやろうと
冷たい目蓋に触れた時だった。]
… アルビレオ ?
[死体には慣れている筈なのに。
冷たい皮膚がシモンへ確実に死を教え、水の音が聞こえた。]
/*
うわーんオットーさんがいないよー(´;ω;`)
エルナさんストーキングしたいんだけど、どこまで内容聞いていいのかとか。
あと剛毛狼のヨアヒムくんに白打ちされたらとか思うと、その確定白のクララが「ディーターさんとエルナさん逃げてった!狼!」とか言ったらヨアヒムくん偽確定しちゃうので…。
それを思うと、他の人がディタエル発見するまで様子見せざるを得ないかなあと。
あれ、でも明日も狼側吊らないとRPPじゃ…えー、どうすればいいんだろうこれ。
ぽ…しゃ―――――… ん
[黒髪の少女が宿の裏手の川に落ちた。
その場に居たのは自分だけ。躊躇うような子供ではなかった。極寒の川の中、自らも溺れ死にそうになりながら、幼い腕を掴み、抱き寄せ、必死に川岸へ戻る。
…専ら、山野を駆け巡っている方が多かったけれど、村の小さな子供達の遊び相手をする事もあった。一命を取り留めた少女に、――は笑いかける。まるで天使のような笑顔で笑う小さな小さな少女だった。
村を出る切欠は、自分に新しい家族が出来た事…星狩りの村で墜ちる星屑をお守りにすれば、その子はずっと幸福で居られると。そう聞いたから――…だから両親の反対を押し切り、行商人に頼み込んで村を出た。お守りは旅先から送って、――は、他の世界を見て回る。
母親の腕の中であやされるあどけない顔。紅葉のような小さな手。とても…綺麗な顔をした…]
[どれだけの間そうしていただろう。]
『――私。また、来るよ。』
[シモンは立ち上がり、もう一度アルビレオの瞳を閉じさせようと試みる。けれども、僅かに開いてしまう事だろうか。
もう聞こえないであろうアルビレオの耳に口を近づけ、]
俺の名は――… r… だよ。
[アルビレオにだけ告げる本来の名。
彼女の顔を汚れていないシーツ部分と毛布で包み込むと、安置所を出た。施錠はした事だろう。
シモンは、涙を拭い去ると、ニコラスの元へと一旦*戻った*――。]
―朝・自室―
[泣き疲れて眠りについた少女は、夜通し悪夢にうなされ続けていた。
あの時、自分を信じてくれるのかと縋るように問うた彼の蒼玉色の瞳。
それが闇のように黒い黒い色に変わって、氷のように冷たい手で自分の首を締め付ける夢。]
…………っ。
[虚ろな群青がゆっくりと開かれる。
同時に――あの人はもうこの世に“いない”のだ、と。]
…………。
[目は泣き腫らして真っ赤。
喉も痛めたような感覚がする。
流石に寒さに強いとはいえども、夜遅くまで雪の降りしきる外にずっといたのには体力も削られて。
眠る体勢さえもまともじゃなかったせいで、身体が痛い]
い、たい…………。
[呟いた言葉は、何に対してのものだったろうか。
部屋をぐるり見渡す。“思ったよりは”無事だった。
正直、目が覚めたら部屋中のものが破壊されていてもおかしくなかったのだけれど]
…………。
[その中で二つだけ無残になったもの。
足元の布きれと綿の塊、破れた絵本を見つめていたが。
やがて、視線を逸らした]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新