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どうして僕の名前?
君、昔この村に居た。って……
……あれ?
[あいつでもない、こいつでもない、と記憶にある人物全てを年齢性別問わず記憶からひっぱり出すが、そう簡単に思い出すことは出来なかったようだが。
思い切って物心付き始めた頃の。もう今では靄がかった顔表情しか思い出せない子供の姿を浮かべ]
[ごとん。その音に耳をそばだててそちらを見る]
(アル……?)
[彼女はいったいどうしたのだろう。
思いつつもお茶を飲みながらじっと見守る]
――ニコ!?
[ピタ、と目の前の人物と記憶を重ね、しっくりと馴染んだ名前を呼び、珍しく驚愕の色を見せた。
叫んだ後も、思わず確かめる様にまじまじと彼の眼を見つめるが]
……え、本当にニコなの?それとも間違い?
わぁ……
綺麗になっちゃって……
[記憶がなければ普通にそのまま女の子かと勘違いしかねなかった容姿も去る事ながら。
ぽか、と尚更に珍しく呆けたよう口を開いて]
― 回想・宿の裏手 ―
[濡れた赤い髪をわしわしと大きな手で梳きながら、川から戻る。
いつもの癖で裏口から入ろうとした所で、
短い髪の青年に声を掛けられ足を止めた>>164]
……なにか、用か?
[琥珀を細めて見やれば、斧の場所が違うと謂われて。
男はそうか、と。一言口にする]
判った。戻しておくよ。
[薪の山の横に置いた斧を片手で軽々と掴むと、
厩舎へ向かう青年に背を向け、男は裏口から宿へ戻った。
謂われたとおり、斧は入り口の脇に掛けるのを忘れずに]
ニコ…ニコラス?!
[ヨアヒムの呼んだ名が聞こえ、金髪の旅人を一瞥した。
アルビンたちと彼との先程の会話は、あまり耳に入っておらず。
よって目の前の金髪の男と、10年前まで村に居た少年の像は
これまで結びついていなかったが。
ようやく、彼の名を把握した。]
/*うーん。雑談村見つつ。
いつも村側で狼につらいおもいさせてる側なのだから今回も村側にすべき?
けどな…14人村(村側有利)なときに狼勝利目指す村で私のようなタイプが村側やると、うまくいかないんじゃないかなって心配なんだな。
こんなこと言ってて弾かれたら杞憂で終わるだけなんですが。
誰かが狼やらなきゃいけないわけだしね。*/
ニコ…ニコラス?!
[ヨアヒムの呼んだ名が聞こえ、ニコラスを一瞥した。
アルビンたちと彼との先程の会話は、あまり耳に入っておらず。
よって目の前の金髪の人間と、10年前まで村に居た少年の像は
これまで結びついていなかったが。
ようやく、彼の名を把握した。]
/*私がまた村負け目指す村建てればいいのか。
初回吊られ狩人ひゃっほいをやってもいいけど、なんとなくそれはヨアでやりたい気がするw*/
― 宿・二階の角部屋 ―
[斧を戻した後、男は自室である二階の角部屋へと歩いて行く。
部屋に戻れば椅子に掛けておいたタオルでもう一度濡れた髪を拭った。
タオルを頭に掛けたまま、イーゼルの布を捲る。
その下には、途中まで描かれた村の景色が、
写真のようにキャンパスに映しとられている]
[バスケットを布を被せたままテーブルの上に置いて。
先程の落ちて、ゆるやかに転がっている瓶を手に取った]
これ、どうしよう…。
[先程バスケットを置いたのと同じようにテーブルに置く、という発想はなぜかすっぱり抜けていた。
何となく瓶を大事そうに抱えたまま、辺りを見回している]
……旅人さんじゃなくて、村の人?
[初めて見る金髪碧眼の女性(とナチュラルに思った)とヨアヒムが親しげに話している様子を、ちらりと見遣って]
……私が越して来る前の話なのかな?
[そう誰に言うわけでもなしに呟いた]
[近くでヨアヒムが驚きの声を上げていて、何かなと思いながら聞いていると、どうやら見慣れない緑の服の彼はニコラスらしいと解り。]
えっ…ニコラスって、あのニコラス!?
[人と人の間から顔をのぞかせる娘。]
うっそ、全然気付かなかった。言われてみれば確かにそうかも…。あっ、私パメラだよ、パメラ!
[軽く手を振ってから、ヨアヒムと彼が話してるようなら少し引き下がってから呟く。]
……それにしても、あんなに可愛かったのになー…。今なら、男だって言われても納得できるかも。
[つまり、昔は男と言われても納得しなかった事があるらしい。
なんかこう、可愛いからとちょっと軽くいじめた事があったような気もするが…。]
/*
1.2.このまま人狼希望
3.4.狩人希望にするため入村し直す
5.6.おまかせにするため入村し直す
えい。{4}*/
あ、パ、パメラ…。
ひ、久しぶり。
[反射的にひくっと笑顔が引きつった。
自分的には理由も分からず意地悪された記憶が蘇って、懐かしさよりも苦手意識が先に出た。]
……………。
[イーゼルの前に置いた椅子に座ると、片手にパレットとは名ばかりの木の板を持ち、キャンバスの上に指で色を乗せていく。
描きたいものは目蓋を閉じれば、そこにある。
後はそれを真っ白なそこに映していくだけ。
黙々と色を乗せていくその間は、
元々口数の少ない男がさらに無言となる静寂の一時]
羊飼い カタリナが村を出て行きました。
14人目、羊飼い カタリナ がやってきました。
羊飼い カタリナは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[お茶を飲みながら談話室にいる人々の様子を見ていた。
あまりに集まっている様子に唖然とするばかり]
(アルはいったいどうしたんだろ)
[ぼーっと考えていた]
/*
しかし、このニコラスの女々しさどうにかならないのだろうか。
たぶん養父の育て方が悪い。
キモかったらごめんなさい。
/*ずっと考えててもやもやしてるのもなんなので、おまかせにしてみました☆
はー。すっきりした。
何になるかな。私の場合、結局村人な気もするけどw */
あ…なんか、色々思い出してきた。「ねーねー、このワンピース着てみてよ!」って女装させようとしたり、「男?ホントに男?うっそだー、ショーコ見せてよねーねー」とか…頼んでたような記憶が……あれ。
[正確にではないが、過去の自分の悪行を思い出して額を抑える。]
今から思えば、ニコラスちょっと嫌がってたよね…悪い事したかなあ…?
[当時の自分としては、可愛いから構いたいというそれだけの理由だったのだが、ニコラスからすれば冗談じゃないという話。未だに「ちょっと嫌がってたかも」なんて言ってる辺り、この娘の鈍感ぶりが出ていた。
そんな風に独り言を呟いたり、誰かと話しながら時を過ごす。**]
/*問題があるとすれば、狼になる前提で縁故結びまくったことだけど、設定利用すればなんとかなるかもな。
おもいっきり怪しい設定作ってるので。*/
/*
どんどん表クララのアホの子化が進行していくが大丈夫か?
このままだとシリアスモードになっても変顔の子として認識されてたらどうしようwww
まあ、某カティよりは喋りやすいなクララ。あれは内気設定故にいちいち発言に「……」入れないといけないのが面倒だったのです。
パメラに悪気はないと思うんだけど……たぶん。
[自分の顔や雰囲気の事を気にしていないとは言え。
女装をしつこくせがまれてリボンくらいは普通につけられたり。
証拠を見せてくれと村中を追い掛け回されたり。
一時期、半泣きで家に帰る事もざらだった気がする。]
…そういえば、レジーナおば様留守なのかな?
宿借りようと思ったんだけど。
まだ部屋が空いてるといいなあ。
[村に居た頃の楽しくはない記憶を振り払うように、人で賑わう宿の中を見回して。
泊まる場所の心配をした。**]
―厨房―
[冷たい水で、手に付いた石鹸の泡を洗い流しながら。]
あぁあぁ……
もう、やだぁ…… 私、お洒落も、なんにもしてないのに……
[教会へと足を運ぶ際には、持っている洋服のなかでも、特に小奇麗なものを身につけるようにしていた。
無論、今日も宿へついたら着替えようと、普段着も持ってきてはいたのだけれど。
あんなに、いきなり颯爽と優雅に現れるなんて、予想外。
慌てすぎて、脱ぐのも忘れていた緑色の外套に溜息。]
ええい、落ち着け、おちつけ私!
[ぱしん、と濡れたままの手で、両頬を叩いた。]
―談話室へ。―
はい、お待たせいたしました。
[トレイに載せて運んできた、ジャスミンティーをリーザの前に。
それから、大皿に並べた、チョコチップやミントのクッキーをテーブルの中心に。]
これ、みんなにお土産。
ここへ来る前にお世話になってた宿で、いただいてきたの。
[ひと月ほどなら日持ちするから、と港町の宿の亭主が持たせてくれたもの。
どうやらあの町の名物のようでした。]
…………む?
[キャンバスに走らせていた指が止まる。
夕日を彩る赤が、中程まで塗った所で切れてしまったから]
しまった、な。
[絵具で汚れた手で、がりっと。赤毛を掻いた。
こんな小さな村では画材など置いているはずもなく、
街へ買いに戻るには少し遠すぎる]
…………次まで、持ち越しか。
[溜息と共に呟いた。
絵具が乾き切れば、またキャンバスに布を掛ける。
白い布で隠されたそれを一瞥し、
男は汚れた手を洗うために、角部屋から外へと出た]
[手を洗うために向かった厨房への通り道、
にぎわう談話室を一瞥する]
…………。
[随分と人が増えた、と。
そんな事を思いながら、男は静かに厨房へ。
汚れた手指が綺麗になったなら。
また静かに部屋へと戻るの*だろう*]
[ふと、誰かがいたような気がして、厨房の方へと顔を向けたけれど、すでに誰の姿もなく。
そういえばヤコブが言っていた他の客だろうか、とひとり納得して。]
あ。
でも、他にお客さんがいるなら、これ、お裾分けして来なきゃ。
[そうだ。しししし神父さんにも、渡して、来なければ。ば。]
[考えただけで、なんだか勝手に緊張してきてしまうのでした。]
[大皿から、ひとりぶん。小さな皿へと取り分けて。
背嚢を手に、階段をのぼる。]
ええと……
[宿帳を確認した限りでは、ここに人がいるっぽい。]
―二階の角部屋、の前。―
[こんこん、と軽くノックをしてみる。]
あの、こんにちは。
私、今日からこちらに泊めていただく者で……
よろしかったら、これ。どうぞ。 お土産なんです。
[なにか返事があれば直接中の人へ渡し、なければ部屋の前にクッキーの皿を置いてゆくでしょう。]
[それから、娘は自分の部屋へ。]
―そこから9部屋離れた、自分の部屋。―
[ベッドの上に背嚢をおろし、帽子を外すと。
グレーのワンピースに着替えて、帽子と同じビリジアンのカーディガンを羽織る。
はじめのうちは、短くなった自分の髪に慣れなくて。それで被ったのが、この帽子。]
へ、へんじゃ、ないかな……
[櫛で梳きなおしながら、鏡の前で、あれこれと髪を弄ってみる。
やがて、納得いく状態になったのでしょうか。
背嚢から、手のひらにおさまるくらいの大きさの、チョコレート色の小さな紙包みを取り出して。]
……よしっ。
[部屋を出て、向かった先は。]
おぉ……
本物のニコだ。
[おっとりと言う言葉を付けたくなる柔和な笑顔を見て、感嘆したように頷く]
それにしても、本当久しぶりだね。
悪戯って言ったら……
カツラに接着剤とか、ワインにヘビ入れたり……?
[大分懐かしいそんな記憶も思い出して、同じ様にくすりと笑う。
ついでに、こっぴどく御仕置きされた記憶は思いだして無いフリをして]
……あ、ぅー……
[今度ばかりは、さっきのようにはいきません。
ノックしようと、上げた手を下ろしたり、また上げたり。
おそらく、向こうが扉を開けて出てくる方が早いでしょう。]
ゎふっ
[ぶつかったかぶつからなかったかは、定かではないけれど。
彼が出てきたならば、噛み噛みになりながら、言うでしょう。]
あ、あ、あ、あの、お、お久しぶりです!
あの、その、こ、これ……おまも……、お土産です、お守り……
そ、それじゃ!
[必要最低項目だけ並べると、小さな包みを押し付けて。
ばたばたと駆け足で、自分の部屋へと。]
[包みのなかには、蒼いポピーの小さな銀細工が入っていることでしょう。]**
―ジムゾンの部屋の前→自分の部屋へ。―
/*
アルビンが落ちてても、朝設定変えるから私は寝られないンデスヨネ……
なかみよそうはヤ瘤とクララ・フリデルとリーザが2択なかんじで夫ーパメラヨアヒムD太神父得るなりなは多分わかったお。
匿名さんがだれだかはオイラまったく把握してないお。
アルビン?あさくらさんじゃないですかこれもうどう見ても。
/*
くるっくるー。
朝です。
更新時間を 7:00
投票リミットを 0:00
に決定いたします。
5日0時(4日24時)に1日目が開始します。
ご確認ください。
*/
村の設定が変更されました。
[パンを焼いている間、男は空想に耽る。]
<おとーさん、か。>
[父は。パン職人としての修行を積む為、30年程前に曽祖父の住む“聖泉の村”へと旅立ち。
其処での修行時代に、旅の女性と恋をして、結ばれたのだそうだ。
やがて曽祖父が病に倒れ、父は曽祖父のパン屋を引継ぎ。二人の間には男の子――つまり自分が、生まれる。
少なくとも――物心付いた頃は、母はまだ笑っていた。否……]
[17年前に、両親と共に降誕祭を見に、此処を訪れる前、までは。]
[――やがて二次発酵まで終えると。]
[ハーブや黒胡椒、大蒜等をトッピングした辛めのフォカッチャと。
砂糖とバターで味付けした甘めのフォカッチャと。
いつものクリームパンと。
酒を嗜む者も居るかもしれないので、おつまみ的なグリッシーニやら。
薄力粉で雪化粧したブレッチェンやら。
何種類かの生地を天板に載せて、窯へと。]
[パンを焼いている間、男は空想に耽る。]
<おとーさん、か。>
[父は。パン職人としての修行を積む為、30年程前に曽祖父の住む“聖泉の村”へと旅立ち。
其処での修行時代に、旅の女性と恋をして、結ばれたのだそうだ。
父が一人前の職人となって間もなく、曽祖父が病に倒れ、父は曽祖父のパン屋を引継ぎ。二人の間には男の子――つまり自分が、生まれる。
少なくとも――物心付いた頃は、母はまだ笑っていた。否……]
[17年前に、両親と共に降誕祭を見に、此処を訪れる前、までは。]
[初めての降誕祭は、自身にとっては。大声を上げてはしゃぎ回って――とにかく楽しんでいた記憶しか無かったが。
聖泉の村へ戻った後の母は、寂しそうで、悲しそうで。]
[それからだったか。父が何かと、幸せのパンと口に出すようになったのは。
父のパンを食べた、母は。最初は無理をして笑っていたけれど。
少しずつ、少しずつ。年月を掛けて、母に本物の笑顔が戻りかけていた。]
[のに。]
[――――。]
[丁度、あれも今と同じ時期の出来事だったか。]
[両親を失った少年の自分は、ふらつく足取りで村を離れて。
幼い頃に一度行ったきりの降誕祭の村への道程なんて、覚えてはいなかったけれど。
どうやって辿り着いたのか――村の入り口を発見した時、疲労か安堵か、かくんと膝を付いて。
倒れ込んでいる自分を最初に見つけてくれた人は、誰であったか。祖父母の家へ行きたくとも、歩けないし声は出ないし文字も書けないしで、相手を相当困らせた記憶だけは、あるのだけれど。]
[山奥の辺境で、あまり人の寄り付かない場所では、あったけれど。
旅行者であれば、あの事を知っている者も居るかもしれないと、いつも冷や冷やしては、いるのだ。]
[聖泉の村は、10年前に滅びて無くなっている、事を。**]
―宿・二階自室―
[祈祷台を置いてある以外、なんら他の客室と変わらない自室。
祭飾りや本を棚に置き、鞄を片付けると小さく息を吐く]
… ……
[かなり客が多いよう。
二階に上がった時、微かに絵具の匂いがした。
去年と同じなら、ヤコブもいるはず。
それ以外は?]
…
[すぐに階下に降りる代わりに、祈祷台に膝をつく。
祈りを]
[数分、あるいはもっと。
祈りの中で時間の感覚は曖昧になる。
立ち上がって初めて、扉の前の人の気配に気付いた]
……
[ここが神父の部屋だと知っているなら、ノックを迷う理由は見当がつく。
この場合は、外れていたが]
…
[プライベート仕様から、意識を切り替える。
数歩で扉につき、そのまま手をかけ]
………?
[混乱しているらしい人物。
グレーとビリジアンの装いは、村人だと覚えのあるものではなく]
久しぶり?えーと、――
[押し付けられたチョコレート色の塊。
紙包みの感触。
雑多な香料の入り交じった、覚えのない香り。
聞き覚えのある声]
お土産? ありがとうございます。
あの――
[何か悩み事でもあっての訪ないでは、と。
営業スマイルを作る間もなく、女性は走り去ろうとして。
その挙動。
声。
ビリジアン]
――アルビレオ?
[病がちだったノーデンクロイツ家の婦人のために、教会に足しげく通っていた少女。
母親が亡くなったのは四年前。実際には、ほとんど一年足らずの交流だったがはっきり覚えていた。
賛美歌を歌う声。
葬儀の席での泣き声。
ミサの後、声を掛けようとすると何故かいつも挙動不審に狼狽して、逃げるようにいなくなった子だ]
[言葉をかける間もなく嵐のように走り去った背中に、久しぶりですと呟いて。
紙包みを手に、また自室へ籠った**]
[ぽく、ぽく、ぽく、ちーん。]
[上手に焼けました〜!]
[……そんなわけで。
焼き上がったパンを大き目の籠へ入れていく。
店に出す分は……まぁ、もう良いだろう。なんか客来そうにないし。ちょっと(大分)早いけど店仕舞いしちゃえ。]
『本日は閉店しました。
その辺でパン持って歩いてると思うので、見つけてくれたら差し上げます。
パン屋《Warm》』
[そう書かれた札を店の戸に掛けて、籠を手に*いざ宿へ。*]
― 自宅→宿 ―
―宿の自室―
――――き、き、き、緊張、したぁ……!
[まだばくばくと心の臓が脈打っている。
港町の露店で見かけた、小さな銀細工。
それを見た瞬間、なぜか、あの人の顔が思い浮かんで――――]
[5年前。]
[長い黒髪の少女は、休日の日課であった、協会のミサへ。
現れたのは、新しくやって来たという司祭。
見目麗しき容姿に、優雅な立ち振舞い、そしてどこか憂いを感じさせる雰囲気。
神父というか、神そのもの――
――というのは、あくまで15の少女の瞳に映った彼への感想で。実際どうだったかは、さだかではない。
ともあれその日を境に、それまでは足を運ぶことのなかった平日のミサにまで参加するほど、信心深い娘へと生まれ変わったのでした。
いわゆる、ひとめぼれ。]
……でも、相変わらず、素敵だった……
[実際には、少し老けていただろうか。
しかし娘の瞳には、以前よりも増した大人の魅力、としか映らないのです。
傍にいるだけでも心臓が飛び出るほど緊張してしまうくらい、娘にとっては素敵な、憧れのひと。]
[ほぅ、とため息にも近い吐息を洩らすと。]
あ、いけない。私もお手伝い、しなきゃ。
[背嚢を手に、部屋を出るのでした。]
―談話室へ。―
[談話室に戻ると、背嚢から、ジャスミンやらカモミールやらのハーブの瓶を出して。
テーブルの上――クララから瓶を受け取ったなら、それもそこに置いてあるでしょう――に並べてゆき。]
―厨房へ。―
おばさま、お台所、お借りしますね。
[未だ姿のない主へと向けて、断りをいれる。]
[きっと、メインになるのはオットーが持って来るであろう、パン。
娘が用意するのは、副菜。
キャベツのクラウトサラダ、セロリとソーセージのスープ、林檎のムースを添えたカトフェルプッファー、ポロ葱を刻んだピクルスとマッシュルームのルラーデン――――しばらくすれば、それらが出来上がるでしょう。]
これだけあれば、足りるよね。
……ちょっと、多いような気もするけど。
[泊まり客に振る舞うには、些か多めの量。
足りないよりはいいよね、とひとり頷くのでした。]**
/*
神父っていうか神
寝ようとしたらこのフレーズが浮かんでしまって、いたたまれなくなったので落としてしまいますた。
こんどこそねるーウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァ
……ついでに。パメラへの苦情が発生した場合だが、
それは俺が受け付けるぞ。一応。
[これは冗談交じりの言葉だが。
昔ニコラスに同じようなことを本気で言った気もする。
受けつけたとて、パメラを止められたか甚だ怪しいものだが。]
[パメラに挨拶するニコラスの笑み>>296は、端から見ても明らかにぎこちなくて]
?
[しかし、パメラの過去の所業>>301を耳に入れると納得した。
そりゃ笑顔が引き攣るのも仕方ない。
成長して相手も分別ができてきたとはいえ、もしこれが自分なら笑顔が出てくるかも怪しいものだ]
そ、それは随分と腕白だね……パメラちゃん。
んと、それとも小さな女の子ってそういうのが普通なの…?
[口に出してんなわけないか、と思う。
クララも双子の兄とは常に仲良しで、ちょっかいをかけたことなどなかったはずだ。
顔色を変えないヤコブ>>303や口角を上げるヨアヒム>>315の態度は、幼い頃からパメラを知っているからこそか]
なんだか色々と日本語がおかしいな!!
でももう訂正するのも面倒臭くなってきた。
この無愛想というキャラ設定だと、
表情差分の使用幅が狭くてつまらないな。
― 少し前の事・二階角部屋の自室 ―
[ドアをノックする音が聞えた]
開いている。勝手に入れ。
[男はキャンバスに視線を固定させたまま、振り向かずにそう答える。
ややあって、ドアが開く。
油絵具の独特の香りを彼女は感じただろうか。
何か喋っている様だったが、特に男が興味を感じる事はなかった。
背を向けたまま、
そうか。
と、一言だけ答えた]
[置かれたクッキーの皿に気づくのは、それから大分経った後。日も沈みかけた頃だっただろうか。
いい加減空腹を訴えてくる腹を一撫でしながら振り向くと、白い皿とその上のクッキーを琥珀に収める]
…………?
クッキーか。誰が持って来たんだ?
[赤毛を揺らすも、まあいいかと。
それを一つつまみ、口にする]
あ…。
[女性が自分の抱えていた瓶に視線を移す>>308と、その左右で色彩が違う瞳が目に入る。
名前を呼ばれて、やっとのことで思い出せた]
アルビンさん、アルビンさんだ!
[彼女と村にいた期間は二年ぐらいだが。
髪と瞳の色が綺麗な、気配り上手で信心深い人として記憶している。
どこかジムゾンを見つめる目が、前の村にいた、彼にご執心な女の人に重なって見えたこともあった]
久しぶり、クララよ!
随分変わってびっくりしたけど、その髪も似合っていて素敵っ。
あ、また時間があれば図書館にも立ち寄ってね。
前よりもっと綺麗になってるから。
[最後に図書館の宣伝もつけたして。
彼女に抱えていた瓶を手渡した]
[皿の上のクッキーを平らげ、幾分満たされた腹をもう一度さする。
窓の方をちらりと見やり]
そろそろ日が沈むな。
そういや女将に何か狩って来て欲しいと言っていたな。
[指に付いた粉を舐めながら呟く。
薪を割る前、今日は来客が多いからと。
ご馳走を作るためにメインの肉を取ってきて欲しいと告げられていた事を思い出した]
[狩猟用の弓と矢筒を背負い、男は裏口から山へと向かう。
その間誰かにあったとしても、特に気にする事はなく、言葉少なにその場を去るだろう。
山に入れば、まずは山の神へと祈りを捧げ、狩を始めた]
[宿へ戻る頃には大分日は落ちていただろうか。
まだ夜の帳が完全に落ち切る前に戻った男の手には、
一羽の兎――否、兎だったモノがあった]
女将。
肉、取ってきたぞ。
[真っ直ぐに厨房へ向かい、ぽんと投げる。
丁度夕食の支度をするアルビン>>334がそこに居たかも知れないが、
先程は背を向けていた為にクッキーを持ってきた女だとは気づかない。
沢山の副菜に、兎肉の料理が添えられるかどうかは、きっと彼女次第。]
あ、そうだ……。
[みんなからニコラスと呼ばれている少年の方に目を向ける。
自分よりもう少し年上なのかと思っていたが。
ヤコブやカタリナを「兄様」「姉様」と呼んで、パメラとヨアヒムを呼び捨てにしているところを見れば、歳はそう変わらないらしい]
初めましてだよね。
私はクララ……クララ・ルルツ。
[初めて見る者がルルツ姓を名乗ったので、彼は驚いただろうか?]
[兎を放れば、仕事は終わったとばかりに流しで手を洗う。
僅かに付いた土等を洗い落せば、食堂の方へと向かう。
賑やかな談話室と違い、まだ食事が始まる前のそこはしんと静かで。
物思いに耽る様に。
男は頬杖をつき、ぼんやりと食事が出来上がるのを待っている]
私の血の繋がったお父さんと今のお父さんは友達同士でね。…まあ色々あって。
6年前からパメラちゃんの家にお世話になってるの。
だからパメラちゃんとは同い年だけど姉妹なんだよ。
[「色々」の過程は省略した。
血の繋がった家族が既にこの世にいないことは察しただろうか?]
普段は図書館によくいるの。
あ……図書館ってのはね。
[彼が10年前に村を出たなら、書庫が図書館風に見違えたことも知らないのだ。
とりあえず簡単に、自分が越してきてから書庫を整理したことや図書館の宣伝も*しておいた*]
― 宿屋 ―
[パンを焼いている間に随分と時間が経っていたらしい。店を出て、宿屋へ着いたのは空が赤く染まった頃。]
[宿屋へ入れば、焼きたてのパンの香りが談話室や厨房へ届くだろうか。]
[談話室に入り、皆に軽くお辞儀をして。
テーブルに視線を移せば、既にハーブティとクッキーが置かれていた。……女将が用意したのだろうか?
賑わっているようだから、菓子は多くてもいいだろう、と。クリームパンやジャムパン、甘い味付けのフォカッチャ等、おやつ用のパンを小さな籠に移し替えて、テーブルの上に載せる。]
[やがて。当たり前のように皆に溶け込んでいたので最初は気が付かなかったが、見覚えのない少女?が居る事に気がついた>>304。
自分が村へ来る前に、此処に住んでいた子だろうか。]
『初めまして。ぼくはオットー・ヴァルム。
この村のパン屋で働いてる。
テーブルの上にパン置いたから、良かったら食べてね。』
[さらさらとそう記して、少女?にノートを見せるか。]
[食堂で待つ間も、思うのは未完成のキャンバスの事。
描きたいと思うヴィジョンは其処に有るのに、
描くために必要な絵の具がないのが、ひどくもどかしい]
一度街まで戻る、か……?
[誰もいない室内に、男の低い声が響いた]
/*
うーむ。やはり役職確定するまでは動きづらいなw
ていうか今回占い師希望他にも居そうな予感!クララ、アルビン、ジムゾン、ニコラス、カタリナ辺りは怪しいよね。弾かれそうだよママンwww
[恐らく彼の登場で、黒髪の女性も自分の存在に気が付いただろう。多分。恐らく。むしろ気付いて。
彼女と視線を合わせれば、漸く、その碧の瞳に見覚えがある事に気が付いて。]
<……アルビレオ?>
[まだ兎が手元にある為にスケッチブックは持てず、口の動きだけで。驚いたように、彼女の名を紡ぐ。**]
メモ:ポピー=雛芥子
青いポピーって、ヒマラヤ原産だったっけ。綺麗ですよね。
この辺にもあるのかな。山の上だから青くてもおかしくないのか。いや港町で買ったから貿易してるから青くてもおかしくないのか。
というか、このおじちゃん花に詳しいわけないからどうでもいいのか。
/*独り言誤爆しないように…。
このまま14人なら、狼はマジできついので、また狼希望にするかも。
本家で経験してるしね、私は。
縁故を全員が結構ぱかぱか結んでるので、ちょっと気になってるんですよ。
白い村人だらけのときの2狼(しかも吊り手多め)はほんときついですよー。
たゆさんは狼PLだけど、吊られ要員希望な気するし。
[>>336 都合の良い部分だけ拾える地獄耳が、ヤコブの「パメラへの苦情は俺が受け付ける」という言葉をキャッチした。クララの隣でムッとふくれ、ヤコブを軽く睨んで呟く。]
何よー、人聞きの悪い。
[本気か冗談かは分かんないけど…少なくとも、苦情が出るような事を私がするとちょっとは思ってるんだ。ばあーか、ばーか。と、心の中で悪態をつく。……とはいえ、もし何かあって父親に苦情が行くよりはヤコブに叱られる方がずっとマシに思えた。
そういえば道具の修理を最初にやらせてくれたのもヤコブだったし、何だかんだで寛大に構えてくれる気がするから密かに頼りにしてる相手なんだよね。]
…アンタが大人しすぎんのよ、クララ。昔の私はちょっと元気とパワーが有り余ってただけっ。
[そして、「随分と腕白だね」と言ったクララに対しても言葉を続けた。…どうも「パメラの主観」ではそうなるらしい。そもそも、今も昔も大して変わらないだろうに。]
[>>306 黒髪の女性がハーブティーとクッキーを出してくれて、娘は笑顔になる。]
やった、いただきまーす。
[予定していたプランはレジーナのホットチョコレートだったが、美味しいものは何だって大好きだ。まずクッキーを頬張り、まだ熱いハーブティーをふうふう冷ましながら飲む。その時、クララが「アルビンさんだ!」と言うのが聞こえて思わずカップを揺らしてしまう。]
熱っ、あつつ。…え、アルビン? ええっ!?
[ハーブティーが少し手にかかったが大したことではない。慌てて黒髪の女性を見て、その瞳、その顔にようやく気づいて目を丸くした。]
……え…えええーっ。なんで髪切っちゃったのー!?
[数秒の間を置いて、第一声がそれである。]
うわ、うわー…ごめん、全然気づかなかった。えっと…4年ぶり? 村にはずっと居られるの? 一人で来たの?
[村に来てから既に何度も聞かれただろう事を、この娘も口にした。そして。]
髪切っちゃったのか…私、あの髪好きだったのにな。
[残念そうに呟きながら、娘は自分の長い髪を無意識に撫でた。
鍛冶屋になりたい、可愛いお嫁さんになんてならないと日々言っている娘だが、別に女を捨てたい訳ではない。好みの幅や種類は多少違うかもしれないが綺麗な物も可愛い物も嫌いじゃないし、自分の容姿も少しは気にしている。
彼女の綺麗な黒髪に憧れて髪を伸ばしはじめたのは何歳の頃からだったろうか?
ニコラスを苛めていた頃は、多分まだ肩より上くらいで短かった覚えがある。アルビンが村を去る頃には、今と同じく長さは背中くらいまであったはず。そんな事を思い返していた。**]
―回想:>>339>>342―
よかった!やっぱり、クララなのね。
綺麗になっちゃって……
[似合っている、と言われたなら、少し恥ずかしそうに、はにかんで。]
そ、そう、かな?ありがとう。
ええ、しばらくこっちにいる間に、読みたい本もあるの。
明日あたり、お邪魔させてもらうわね。
[まだ村にいた頃、図書館には何度もお世話になっていたのです。
なんせ、娘の特技といったら、料理と調薬くらいのもの。そのどちらにも、教科書は必要不可欠。
ついでに物語絵巻や小説なんかもたしなむ、というのが、唯一といってもよいくらいの趣味。]
[クララから受けとった瓶は、ローズマリー。
にこり、微笑むと、テーブルの上へと置きました。]
[クララとは義理の姉妹にあたる、彼女。
仲良しこよし、といった風でもないようだったけれど、今もそうなのだろうか。
変な名前をつけられた!と、最初はよく思っていなかった、あだ名。
つけた本人からして、いつの間にか“アルビン”なんて発音になっていたりして。
なんだかおかしくて、今では割と気に入っていたりする。]
……やだなぁ、そんなに残念がらないでよ。
後悔しちゃうじゃない。
[くすり、と笑ってみせる。
彼女が自分の長い髪に憧れていたなんてこと、知りもせずに。]
[困ったように、兎の顔と彼の顔とを見比べる。]
私、頭がついたままだと、調理できないの。どうしよう……
オットー、あなた兎、捌ける?
[パン焼きが本業の彼には、無理な問いだっただろうか。
彼が首を横に振ったなら、談話室の誰かに同じことを尋ねるでしょう。]
村娘 パメラが村を出て行きました。
14人目、村娘 パメラ がやってきました。
村娘 パメラは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[もしアルビンが談話室で兎の事について話したなら、娘は「頭を落とすまでならやるよ?」と言うだろう。料理は全く出来ないが、切り落とすくらいなら。]
/*
基本的に村人がいいけど、村によっては希望者が少ない共有者や占い師もアリだよねーと、役職希望を「おまかせ」にしてしまっていた件。
このまま14人だと共有いない上に、C国狂人になるには素質が色々と足りなさそうな娘になってしまったので村人希望に変更しましたorz
村側吊って吊られる村人になるから許してくだしあ><
チラ裏メモ
ぱめら:髪の毛は背中まで
あるび:光の加減で色が変わるんだよね?え、オッドアイ?行商タネは薬
くらら:姓がパメラと同じ
おとー:太陽の手の持ち主
でぃた:兎とるのすげーはえー。欲しい絵の具は赤〜朱
・ディタが洞窟崩落を引き受けてくれそう
・ボーダーコリーかロバに死亡フラグたてる
・処刑方面で力を発揮できそうな人をもう一人見つける。というかヨアヒムを探る
<うん。>
[こくりと頷けば。
首の後ろの皮を切り、皮を剥いで。首を落とし、臓器を取り除いて、ブロック毎に切り分ける。
後は、彼女に任せて大丈夫だろう。とは言っても、分けた肉の調理を出来る範囲で手伝おうとするだろうが。
そうしてシュニッツェルが出来上がれば、男もまた、料理を運ぶのを手伝うだろう。
勿論、パンの入った籠も一緒に。**]
― 食堂 ―
[食堂に料理が運ばれてくれば、
神への感謝に指を組んだ後、男はそれらに手を伸ばす。
賑やかなのを得手としないせいか、
談話室の面々が此方に来るまでに、
早めの夕食を済ませるの*だろう*]
―午後 宿二階・自室―
[銀と蒼で構成されたそれに、不用意に触るのは躊躇われた。
ゆえに眼鏡と、拡大鏡の助けを借りてその造作を知る]
Glucksblume――
[優美に開いた四枚の花弁をもつ、精巧な銀細工。
それが、珍しい青いヒナゲシであることに気付くほどには、外観で物を判別する能力は高くない。
ただ、それが可愛らしい花のチャームであることと、おまもり、を贈られる奇妙な感覚に、戸惑う]
… ……
[渡す相手を間違えた風でもない。
なら取りあえずはありがたく受け取っておこうと、通された細い革紐をつまんでぶら下げた]
―夕方 談話室―
[階下に降りれば、変わらず賑やかな声。
薄い紅茶の香り。
増えたのはジャスミンティーと焼きたてのパン。
挨拶をされればにこやかに応えただろう]
シスターフリーデリケ。
[歓談の輪から少し離れたところの修道服姿に声をかける]
少し相談が。
祭飾りの件で――
[ざっと検めたところ、エルナに依頼した祭飾りには、実際飾り付けるうえで幾つか調整が必要なものがあるように感じていた。
こちらで対応できるのか、エルナに直しを頼むべきなのか、判断がつかない。
苦手分野をカバーしてくれるシスターの存在には、特に重要なイベントごとの際には感謝を深くする]
[フリーデルと小声で雑務の話を済ませ、エルナには、明日ひょっとしたら手直しをお願いするかもしれないと伝える]
エルナ、リーザも。ご足労感謝します。折角ですから夕食も共にしていかれませんか?
たぶん、今頃とびきりのルラーデンを煮込んでいるみたいだからね。
ついでに、食後に私と3人で甘いデザートなひと時を過ごしましょう。ええ是非。
[返答がどうあれ、日が暮れる前に帰るという者がいれば玄関まで見送る心算で]
失礼、ここに座っても?
[出口近くのソファに。先客に断って、静かに座る。
丁度、談話室の全体が見渡せる位置なのだろう]
……放牧の季節も終わりですね。
[シナモンと紅茶の香りに、ごく微かに混じる家畜特有の]
スコルとハティは元気ですか?カタリナ。
[羊飼いに休日はない。
夜のミサを行わず午前が中心の教会では、雪解けから秋のこの季節まで、カタリナと会う機会は間遠になった。
犬を侍らせる貴方も素敵ですとかなんとか、他愛のない会話をぽつりぽつりと。
やがて耳に届くのは、兎の肉を揚げる軽やかな音]
― 少し前・宿屋 ―
>>212
[そういえば、宿には用があってきたのだった。
それに、もうそろそろ暖をとりたいし。]
そうですね。では中に入りましょうか。
[アルビンたちとともに、宿の中へ。
――どうやら宿の主は不在のようだが……]
「ふぁーあ……ねむいな……寝てていい?」
……どうしたのゲルト。
まだ早いよ。色んな意味で半日くらい早い。
[宿に入ってきたかと思えば、同じく産まれてから通しての幼馴染に当たるゲルト。
船を漕ぎながら談話室の開いているソファに倒れこむようにしてゴロンとなる。
こっちの話を聴いているかどうかも疑わしい眠そうな様子で]
「最近夜が眠れないんだよ……ふぁーあ……
……何かの音が響いてうるさいんだよ……ねむいな……」
「ああヨアヒム……おやすみのキスを……」
…………
「ふぁーあ……睡魔なんて居るわけ無いじゃん……おおげさだな……」
[程なく眠らせる前に眠られた様で。
ソファからは小さくゲルトの寝息が聞えるようになった。
一度こうなると自分から起きない限り絶対に目覚めない事はわかっている]
……一生寝てろ。
[ポツ、と低い声は誰にも聞かれなかったろうか]
― 回想>>314>>315 ―
そうそう。
風が強いからカツラが取れないようにって接着剤つけてあげたのに、残っていた髪まで抜けたって大騒ぎになって。
あれは傑作だったなあ。
[悪がきと呼ばれていた当時を思い出して。
懐かしさに笑っていたが続く言葉に、不安にさせる目論見通りに再び頬を引き攣らせる。]
そ、そう。今も…漢前なんだ。
僕……もう少し男らしくなれるようにしようかな……。
[女の子が欲しかったらしい両親。
女装させられる事こそ無かったが、微妙に口調等を女の子っぽく育てられた。
今考えればパメラに苛められた原因は間違いなくそこにあるのだと思うのだが。
どうも面白がっていたらしい養父に矯正されることもなく成長した今となっては難しいかもしれない。]
…………ルルツ?
……パメラと姉妹なんだ……。
う、うんよろしく。ニコラスです。
[思い出そうとしても記憶にない少女>>346に声を掛けられ。
パメラの事を思い出していた直後ともあって、つい訝しげな表情でじろじろと眺めてながら。
図書館に行くとも約束をしながら。
いい香り共に近づいてきた青年のスケッチブックに書かれる文字>>349。
耳か口が不自由なのだろうかと思いながら同じく自己紹介を返した。
オットーは名乗った男名をどう思っただろうか。]
パンありがとう。
少し、行く所があるので、また後で頂きます。
[宿の中の人々に夕食が始まるまでには帰ってくる旨を告げると薄暗くなり始めた宿の外へと出て。
その寒さに両手で身体を抱き*震えた。*]
― →そしてなぜか一気に現在軸・談話室へ ―
さて、私の部屋は、と。
[部屋を確かめようと思っていたところ、ジムゾンに話しかけられる]>>368
はい、なんでしょう。
[聞けば、祭飾りの件で相談があるとのこと。
いわく、エルナに祭飾りの作成を依頼していたが、完成品を見たところ、実際に飾り付ける上でいくつか調整を要するものがあるらしい。
その件について、こちらで対応可能か、あるいは再度エルナに頼むべきか迷っているという]
ほむ、なるほど――
[自分もエルナのように裁縫が得意であれば、こちらでも対応できるかもしれない――どれくらい調整が必要かによるが。
しかし、自分には裁縫が苦手という弱点があった]
今回の件は、エルナさんに頼んだほうが確実かもしれません。
こちらで対応可能であれば対応したいのは山々ですが……お力になれず、申し訳ございません。
[相談が済んだところで、自らも歓談に加わろうとする。
……が。]
神父様、宿に来る途中、村の女性たちを口説いたりしてませんよね?
――真面目に仕事に勤しむのは結構ですが、出すぎた真似はお控えくださいね?
[ジムゾンの背後から、脳天めがけてデコピンを放つ。
命中したら結構*痛いかもしれない*]
[ニコにアルビンに。
久しぶりに会った二人がそれぞれに談話室から抜け出した頃]
あーぁ。いいよね二人共。
村の外一杯見た事ありそうだもん。
いいな……僕もそういう旅、してみたいな……
[ぼす、と柔かい背凭れに倒れて。そう呟く]
僕も何かの職を見付けて一箇所に留まる前に、外に行って見たい。
だって産まれてから谷底の村程度までしか行った事ないもん。
[今でこそ店や宿の手伝いをしながら、その報酬で日を過ごしている。
後は亡くなったとは言え、充分な財を残してくれていた父の賜物。
しかし、大分前から『旅人になってみたい』と言っては、結局村から出る事は無く]
海も見てみたいし、もっと大きな都会も見てみたい。
……聖地は、さすがに行きたくないけど。
どんな所なんだろうなぁ
[村を度々出入りしているディーターにその手の話を聞こうとした事もあったが。残念ながら彼の性格上から、中々興味深い事を沢山聞きだすことは出来なかったのは大分前の記憶で。
ニコかアルビンに、後でゆっくり話を聞きたいと思って、うん、と両腕を天井に伸ばした]
―談話室―
[宿に集まった面々に視線を移せば、久しぶりに見る顔もチラホラ。
それぞれが話に花を咲かせる中、私は少し離れた所に腰掛けました。
賑やかな場は嫌いではありませんが、少し苦手で。
笑い声を肴に、バーボンを一人飲むのでした]
(・・・こういう積極性に欠けるところが、
独身街道を進む要因なのかねぇ)
[今宵のワイルドターキーは、なんだか涙の味がするような]
[そして現在。
女性たちに話しかける神父の声が、背景音楽。
バケツの中の薪を、やや火勢が衰えてきた暖炉の炎へくべる。
バケツの薪が足りなくなってきただろうか。
顎へ手をあてた。**]
……あ、いっけね忘れてた。
宿の表裏の雪かきがあるんだったっけ。
[ニコとアルビンの事でその事が記憶の隅に追いやられていた事を思い出して]
――パメラ!
暇なら一緒に手伝ってよ。
雪だるま作るんだけど?
[雪かきのスコップがどこかと探しに行く前に。
戸口でパメラへと名指しで呼びかけてはみた]
―現在:村の墓地―
[村外れ。
共同墓地の端に実の両親の墓はあった。
誰か手入れをしてくれている人がいるのだろう。
雪こそ積もっているものの、荒れた様子はそこにはない。]
……ただいま。
こんな時期だからお花はないけど。
[墓に積もった雪をそっと落す。
その前に布切れで作った造花を置き、目を閉じる。]
[10年前―――。
あの日も、沢山の雪が積もっていて。
大人たちは降誕祭前の準備に追われていた。
子供たちには遊んだり、手伝いをしたり。
自分はパメラにその日もやっぱり泣かされて家に帰った。
いつもと変わらない日だった。]
[ シュッ
マッチを擦る音が耳元でした気がした。
火事は両親の失火だと大人は言っていた。
たぶんそうだったのだと思うけれど、知り合いの多い村に残らず、会った事も無かった養父について行ったのは――。]
…………。
…また定住するかは分からないけどね。
色々、挨拶もしないといけないし。
[ひらり さらり
若草のマントと長い金糸を揺らし。
ゆっくりと踵を返した。]
/*
少しバラキラーが混じっている気がしないでもない。
しかし首を回すと言われて黙っている中身じゃなかった!!www俺の辞書に自重と言う文字はあるがスラング辞書に自重と言う文字はない!!!www
[ひらり。
眠るゲルトの顔の前にかざしたのは、彼用の図書カード]
いつだったか。ゲルトさんが図書館に来るなんて、珍しいなってびっくりしたけど。
『Sind Sie ein Werwolf? (汝は人狼なりや?)』
……この本の貸出期限、もう一週間以上前に切れちゃってるよ?
………………。
[……0.000001%の望みは叶わず。
ゲルトはむにゃむにゃと夢の国を満喫中。
わかっちゃいたことだが、はぁとため息をついた]
/*
今回希望したのはC狂です。
一度RP村で狼側を実際に経験してみようか、と月読の反省の後に思ったので。
まあ自分一人だけが希望するとは思ってないんで、弾かれる覚悟はできてる!
あと今回は「これをみんなの前でうっかり見られたら確実に吊られるアイテム」を考えたので、吊られる場合はそれを使えるように頑張ります。
ちなみにお人形は占霊狩引いた時の能力の媒介フラグであり、騙りになった時の小道具です。
― →談話室 ―
[中はまだ賑わっていただろうか。
一番身近に居た人物の肩をとんとんと叩いて。]
『アルビレオが夕食作ってくれたから、良かったら皆さん食堂へ移動して食べて下さい、って。
悪いけど、皆に伝えてくれないかな。』
[自分は大声を出せないので、そう頼む。]
/*
もし希望通ったら村が滅んだ!めでたしめでたし!エンドにはならない、村が滅びても本人的にはハッピーエンドを迎えられない狂人というのをやってみたいのです。
そうするため、狼の勝利(弾かれた場合は村の勝利)は目的と見せかけた手段で、「その先に得られる(と本人は固く信じている)もの」を真の目的に設定しました。
その目的こそが、命を落としたというクララの家族たちです。
/*
あとクララは過去に人狼となんやかんやあったので。
狼様には外面で忠誠を誓いつつも、内面では人減らしマシーンぐらいにくらいしか思っていない性根がひん曲がった狂人になるかもです。
まあPL・PC共に裏切るつもりはないし、段々デレる可能性もかなりあるのですがw
ただオットーさんやジムゾンさんがご主人様の場合は……過去の憎しみとかすっぱり忘れそうだクララさん。
[戻る最中、ちらちらと雪が降り出した。
ほう、と白い息を吐き出すと足を速める。]
La la la la …―――。
Lassen Sie uns jetzt sein eigenes Spiegelbild im Spiegel.
(さあ、自らの姿を鏡に映してみよう。)
[独りで歩く時の癖で謡いながら。
宿に戻って来たのはちょうど夕食が出来たとの声が掛かる時か。]
[とんとん。
肩を叩かれて後ろを振り返る]
オットーさん。
えっと、なになに……。
うんわかった、私にまかせてねっ。
[スケッチブックに描かれたお願いに、快く頷いて]
みんなー!
食堂にアルビンさんの作った夕食できてるよー!
[すぅと息を吸って、その場にいた面々に呼びかけた。
自分も移動しようと、バスケットを持った瞬間]
あっ!!
[うっかり。
バスケットに被せていた布がはらりと床に落ちて、隠していた中身が丸見えになってしまった。
――そこに入っていたのは、村人たちをデフォルメした12体の人形たち。
ついさっき来たばかりであるニコラスとアルビン以外の、この宿屋に集ったメンバー全員分]
あはは……もっともったいぶって見せるつもりだったのに、私ったら抜けてるなぁ。
[眼鏡にかかったた前髪を照れくさそうに払って]
えっとね、まだこれだけしかできてないけど…。
他にも出かけてる人たちも入れた村の人たち全員分作って、降誕祭の期間に宿屋に飾ってもらうつもりだったの。
[誰かに問いかけられたら、少し恥ずかしがりながらもそう答えるだろう]
あ、ニコ。
[丁度自分と同じ時に宿に戻ってきた彼に手を伸ばして。
肩や帽子だけでなく、覗く髪にもしっかりと纏わりついていた白い粉の様な雪を落としてやる]
美味しそうな匂いしてるよ。
早く食べよう?
[そう促して、宿屋に入ってまず、今呼びかけられたばかりのクララへと視線を送ると。
視界に飛び込んできたのは可愛い人形達]
―回想―
[カタリナの傍らで、茶々を入れて来るヨアヒム>>374に愛想のいい微笑みを向けた]
そりゃあもう。
深夜の御姿や朝起きたばかりのカタリナも美しいけれど、こうして日中に秘せずしてお会い出来るのは至上の喜びというもの。
[適当に誤解を手招き歓迎しておく。
共同墓地の管理は、実質的には手が回りきらないとはいえ教会の管轄。母の墓前に足繁く通うカタリナと”会う機会”があるならばその時間帯だった。
ついでに、青年に「鼻が利いても背後からのデコピンは避けられない、とてつもなく痛いから気をつけろ」といった、学習したばかりのウンチクを披露したり。
要するにいつも通りのんびりと過ごしていた]
うっわぁ、かっわい。
[ゲルト人形と同じ様な、愛くるしいデフォルメの人形達がざっと十二も。
ニコラスやアルビンは当然、女将や村長等、数人年長者のの人形等はまだ無いが、これだけでも充分な数だ]
これ、ぜーーんぶクララが作ったの?
すごいね。
可愛い……
[うりゅ、と今度はシスターの人形を手に取り、隣に居たオットーにお辞儀させたりして]
―現在―
夕食ですか。
…なんだか、結局泊まり客じゃない人達も皆一緒で、賑やかになりそうですね。
[主のレジーナには悪いが、不在でなかったとしても喜んだに違いない]
ゲルト。
起きないと食事が残り物のピクルスだけになりますよ?
[眠りの国の虜囚となっているらしい青年にも一応、声を掛ける]
……おやすみのキスよりも、目覚めのキスの方が欲しいんですよね?来なかったら後でたっぷりサービスしてあ・げ・る
[前に一度だけ、そう耳元でねっとり囁いたら起きたことがあったのだが、今回は効果がなかったらしい]
[食堂へと向かいかけた所で、足下に転がって来た黒い塊を踏みそうになる]
ん?
[拾い上げれば、柔らかい布の感触]
………
[周囲の反応から、どうやら村人の人形らしいと]
………
[真っ黒な塊。
ではなくどうやら衣裳を身に付けた――]
あ、これ、私ですか。
いやあ……黒いですね。
― 少し前・談話室 ―
[ハーブティーを取り出そうとするアルビン>>273は、何故か酷く焦っているようだった]
……ははーん。そういう事ですの。
[少女はにんまりと微笑む。
都会っ子はませているのだ]
[しばらくして、ハーブティーが自分の前に運ばれて来る]
ありがとうございます。早速頂きますわね。
ああ、いい香りですこと。
[ジャスミンティーを受け取り、まずはその芳香を味わう。
一口飲めば、身も心も温かくなった]
ふふ。悪くありませんわ。
[ついでにクッキーにも手を伸ばす。
甘いお菓子は大好きだけれど、食べる姿はあくまで上品に]
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