情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
海賊王 ゲオルグ は 海賊 カーク に投票した
船乗り見習い ハンス は 海賊王 ゲオルグ に投票した
神の子 シメオン は 海賊王 ゲオルグ に投票した
海賊 ディーク は 海賊王 ゲオルグ に投票した
黒騎士 バルタザール は 船乗り見習い ハンス に投票した
船霊 ユーリエ は 海賊王 ゲオルグ に投票した
海賊 カーク は 海賊王 ゲオルグ に投票した
守護騎士 ゾフィヤ は 海賊王 ゲオルグ に投票した
銃士 リヒャルト は 海賊王 ゲオルグ に投票した
鉄腕船長 ヴィクトリア は 海賊王 ゲオルグ に投票した
海賊王 ゲオルグ は村人の手により処刑された。
銃士 リヒャルト は、海賊王 ゲオルグ を占った。
次の日の朝、黒騎士 バルタザール が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、船乗り見習い ハンス、神の子 シメオン、海賊 ディーク、船霊 ユーリエ、海賊 カーク、守護騎士 ゾフィヤ、銃士 リヒャルト、鉄腕船長 ヴィクトリアの8名。
Balthazar, Introite in conspectu eius, in exsultatione.
(喜んで主の御前に進め)
■業務連絡
四日目更新時(48時間後)に、舞台から退場となるキャラクターを、多数決で決めます。
各自、推薦する人物2名を、【ローゼンハイム / アヴェ】というように、メモにて貼付けしてください。(自己推薦もOKです)
提出締め切りは3/3(水) 23:30としますが、早い分にはいつでも構いません。推薦者を挙げない方は、自己推薦と見なします。
2.3位が同数票になった場合は、村建てが1票加えて決定します。
物語も後半に差し掛かります。
表舞台から退場する人、現場に残る人、それぞれの見せ場を演出すべく頑張りましょう。
―アリサカ・港―
[船の乗員たちを前に、良く通る声が響く]
……ということだ。
この街に、ゲオルグの配下が逃げ込んでいる可能性は高い。何か気づいたことがあれば、すぐに報告してもらいたい。
それと、必ず複数人で動くこと。任務中だと思って行動してほしい。
上陸休暇分の埋め合わせは、後で必ずする。
[司令官の言葉に不満げな顔も見られたが、船員たちは割と素直に頷いて、数人ずつ街に散っていく。]
―神の島・神殿の奥―
……。
[ルーザの口元を綺麗にした後、胸の前で両手を組ませる。袖口でぐいと涙を拭くと、目を閉じて、短い祈りの言葉を唱えた]
聖騎士ルーザ・タルバンに、安らかなる眠りと、大いなる祝福の光を与え給え。
[にっこりとした表情を作って港に降り立つ]
よ、元気にしてたか?
しかしびっくりするよな。こっちで会う予定だった人間と海の上で会うなんてよ。
ん……?なんか暗えじゃねーか。彼女にでも振られたのか?
[そういって話し相手の肩をバンバン叩く]
― アリサカ・海賊船マルガリータ上 ―
[日が昇ってから。水もないのに、雨だれのような音が響いて、幽霊が現れたのは船室のひとつ]
……。
[穏やかな船の揺れに、ここは港でどういう理由でか、ゲオルグの元へは向かわなかったらしいと知った。重く口を閉ざしてはいたが、マドレーヌが無事だったことを実感して、幽霊は安堵の息をつく]
― アリサカ 港町 ―
[パエリアはとてもおいしかった。ゾフィヤもヴィクトリアもおいしそうに食べていた。二人は難しい話をしていたが、話が終わると仕事を終わらせてくるとゾフィヤは船に戻った。]
[戻り際に「もうちょっとゆっくりしてもいい」と言われたハンスはしばらく店でぼーっとしていた]
「よー!ハンスじゃないか」
[何やら声をかけてきた、男性がいた。船大工のロンだった]
「しばらくじゃないか!元気か!!」
ああ!お前も元気だったか!
「元気ってもんじゃないさ。毎日親父に怒鳴られっぱなしでよ。」
そうかお前のとこの親父も、すごく怖いものな!
[ロンの家は代々船大工で、ほんの少し前親父の許しを得て見習いから、昇格したんだそうだ]
「お前のとこはどうなんだよ!親方元気か!見習いから、上がれたのか!」
………。
[ハンスは今までの経緯を、ロンに話した]
[だが相手は思いもかけない――いや既に知っている情報を伝えてくる]
またまたぁ。お前らそうやって俺をひっかけようとしてんだな?
[敢えて最初は信じないふり。逆上するカークと対応が違えばそれもまた知らないことに信憑性がますだろうと思って。]
「そうか…。大変だったな…。」
[ロンはハンスを気持ちを察して言った。ハンスは気になっていた親方の船のことをロンに言おうと思った]
コルトにつく直前に、船底の穴が開いてしまったんだ。ロン…。治せないか…。
「治せないか!?俺を誰だと思ってるんだよ!見習いじゃないんだぜ!!」
[ロンはにっこり微笑んでいった。ハンスはロンが頼もしく思えた]
「で、親方の船はどこにあるんだ」
えーっと…。コルトの軍港にあるんだが…。
「コルトの軍港!?」
[ロンはビックリしてハンスを見た。]
海軍が助けてくれたんだ。だから軍港にいるんだ。今も…。
「今も!?海軍が助けてくれた!?信じられねえな。最近海軍でいいうわさきかねーしな。」
[そうやって笑う自分に複数の人間がゲオルグは本当に襲撃されたらしいと報告し]
……なんだ……お前ら……グルなのか……?
嘘……なんだろ?それ……。
俺は信じないね。今から確かめにいってやるぜ!
[船まで走りだすと勝手にマドレーヌ号を動かそうとする。あわてて駆け寄る船員に止められて与えられた部屋に連れてゆかれた。]
……ハンスはしばらく見つからないみたい。
今、街に行っても、適当な海賊を捕まえられなさそうな気もするし…。
うーん。どうしようかな〜。
― マドレーヌ号・自室 ―
つ、疲れた……。
俺、ちょっと大袈裟すぎてなかったか?
[心配そうに乗組員に尋ねるが]
いや、まあやっちまった後で聞いてもしょうがねーからいいや。
あ、そだ。協力ありがとうな。
さすがに船を動かそうとするあたりは打ち合わせしとかねーと出来ないもんなぁ。
……それにしても今後の展開は考えてねーけどどうするかな。このまま部屋に引きこもってれば演技の必要もいらねーだろうけど。
/*
まあ実際8人しかいないからね、ログは伸びないよね、そうよね。
さてシメオンが何処にくるかだけれど……シメオンは動くとなったら来るの早そうだけれど、ここに来るには誘導した方がいいのかどうなのか……ふに。
ど、どういう事!?ロン!!
「海賊王をだまし討ちにしたんだとよ!第一艦隊がよ。ひでー話だぜ!戦うなら、正々堂々としろよな」
そ、そんな!!
[海賊王は義賊で有名だった。弱いものには手出しをしない。狙うのはいつも金持ちだった。だから僕ら船乗りは、安心して航行できた。王国はそんな民意に押されてる海賊王がよっぽど気に入らなかったのが、ハンスでさえ伺えしれた]
「あちこちで、子供を誘拐したり、はたまた神の権威さえ使おうっと…。いや噂だがな」
[ロンの言ってる事が、本当ならいったい誰を信じたらいいのか…。でも海軍にだってゾフィヤやヴィクトリアのように、いい人もいるのに…]
えっと、今子供をさらってるっていった!?
「いや噂だよ」
でも、知りたいんだ。言っただろう!ルシエもさらわれたんだ…。
[ロンはすまない。っといって謝った。この国にいったい何が起きているのか、不安になった]
[痛みに耐えかねて、うめきながら転がる暗殺者の元へ歩み寄った時は、完全に普段と変わりない態度に戻っていた]
「!!!」
[暗殺者が逃げようと、必死で後ずさりをする。
ゾルゲから依頼を受けた時は、簡単に殺せると聞いていたのに。まさか、この自分が易々とあしらわれるなんて。
恐怖で見開かれた眼に、...の姿がどんどん近付いてくる]
「わっ私を、殺す気か〜?!」
[だが...はゆっくりと首を振ると、オウムを呼び寄せて告げる]
「死ヲ簡単ニ扱ウ者ヨ。オ前ハ生キテ、罪ヲ償イナサイ」
[それと同時に、鳩尾に強烈な突きを入れた。暗殺者が完全に気を失った事を確認してから、一応隣の部屋で一部始終を見ていた神官長と、2人の聖騎士を呼び寄せる]
「…シメオン様、御無事で御座いますか?!」
[顔色を失ってオロオロする神官長へ、...は自分は大丈夫だから、すぐにルーザを聖騎士として葬るよう手配しなさい、と指示を出した]
――アリサカ/陽の当たる港――
[乗組員たちが各々アリサカの町へ散った中、...は港に残り、停泊する船の間で目を光らせていた。]
怪しい船はなし、か…
まあ、軍艦と並んで係留する海賊船などいたら、怪しい以前に空いた口が塞がらんしな。
[誰にともなくつぶやき、苦笑する。]
銃士 リヒャルトは、海賊 カーク を能力(占う)の対象に選びました。
[船主の顔を見たいと思った。それで港を徘徊する]
……ゲオルグのこと、伝わってるのね。
[探す人は見つからないけれど、その噂は耳に入り、表情を曇らせる。そのまま影港を抜けて港町へ]
まさか表のほうには行ってないだろうけれど。
[軍も利用する港の方へも行ってみようか、と。素足はてくてく地面を踏む]
さて、このまま張ってみるか…少し町中へ出てみるか…
おっと!?
[不意に潮風が舞い、束ねていなかった髪が顔にかかって視界を遮った。]
−アリサカ・隠港−
さてと……ポール、ルシエちゃん。
案内するぜ。ここ暗いからな足下には気をつけろよ。
[部下達に積み荷の件など、二、三命令すると、...は二人を見直した。ディークは取り乱したふりをして船に戻ったようだが……]
ま、後で来るかな? どのみち俺も領主殿にあわねぇとならんし……
海軍も駐留してるようだしな。くれぐれも……だぜ。
あ、リヒャルトだっけか? あいつはどうするんだろうな?
……ハンス、まだ船に戻っていないのか?
[しばらく探してみたが、どうやら帰ってきていないらしい。
一つ溜息をついて、もう一度街に出ることにした。
部下にああ言った手前、単独行動はできない。
従卒のエリオットを呼んで共に街に行く。
護衛にはならないが、言い訳にはなるだろう。]
[髪をかき上げ、再び目を開いた時…不意にその視界の隅…少し離れた石畳の道に、真っ白な少女の姿があった。]
…あの娘…ずっとあそこにいたのか…いや、先刻は確かに誰も…
[まるで、少女が海から潮風に乗って現れたかのような…そんな錯覚を覚えながら、...は引き寄せられるように少女のもとへと歩み寄っていた。]
>>20
…いや、オレも少し余所見をしていた。すまない。
キミはこの町の人かな?
[荒くれどもの集う港に不釣合いな、たおやかな少女の姿に疑問を感じ、...は背をかがめて、問いかけた。]//
!!
[海軍らしき人が、慌しくかけていくのが見えた。]
何かあったのかな…。
「船団がくるらしいからな。それじゃないか」
[ロンはいつもの事のように言う。そんなに慌しい町なのか…。それとも物騒なのか…。]
僕行って来る!
[ロンに親方の船を頼むと、海軍が走って行くほうへ追いかけていった。
僕とゾフィヤが知り合いって海軍全体が知ってるわけないから、何があったか聞いても答えてくれそうにもないとおもったからだ。それに妙な胸騒ぎがしたからだった。]
[ノックの音が聞こえた]
……この船にノックなんてする礼儀正しいヤツなんていたか?
[疑問に思う。だが待っても誰もこない。しびれをきらしてドアを開けると]
あ……なるほど。リヒャルトっつったっけ?
なんか用か?
[続いて...が起こした行動は、実に素早かった。
その足でゾルゲの元へ行き、最早これまでと自害しようとした所を阻止。早速神の名の元、今までゾルゲが犯した罪状を追及する手配を取った。
そして、ひっそりと神の島を旅立つ準備を整える。それが終わったあと、完全に人払いをした部屋で目を閉じ、二度と答えないルーザを前に、...は祈りの言葉を捧げる。
最後に、ルーザにだけ聞こえるよう、心の中で呟いた]
/*
ほんとに、空回りする意気込みを何とかしたい。
とりあえず、これで1コずつロールするようになるかなあ。ごめんね、ヴィクトリア。
ディーク。まずは礼が言いたい。
《海亀の枕》号を曳航してくれたそうだな。ありがとう。
船は彼らの財産であり、生活の場でもあった。
短い航海だったけど、おれにもそれが伝わっていた。
君は、単に彼らの命だけを救ったのではなく、その人生も救ってくれたことになる。
改めて、礼を言うよ。
あの船の船霊も、きっと感謝しているだろう。
−シグ−
[カークの一行から別れたレオンは闇に紛れシグに帰還していた。彼が出向いた先は、ドックの親父の住まい。真夜中にたたき起こされて、不満げに顔を出した親父はレオンのもたらした話に顔面蒼白になる]
「な……なんだって……ゲオルグが」
「し…今はまだ内密に頼む。でだカークが今アリサカに向かっている。仕掛けられる前にしかけるつもりだ。今から言う分を迅速に手配できるか?」
「はぁ? 捨ててある船なら、そりゃ山ほどあるけどよ。まともな航海なんてできやしないぜ。ましてや戦争だなんて……」
「一回こっきりの航海ができればいい。旗と側の補強でらしくは見えるだろ? たのんだぜ。うまくいくかはあんた次第だ」
「ああ……」
[小首をかしげながらも親父は頷く]
「それと…ディークの船あるだろ? アレ直りそうか?」
「ああ、それは問題ない。見た目ほど損傷はなかったしな」
「あれに、船長がつけるはずだったアレ、つけてやってはくれなまいか? 船長のお気に入りだったんだ。その方が喜ぶだろうさ」
[その後、レオンは信頼の置ける者を選んで、事実を伝えて回る。今はまだ全体に知らせるわけにはいかない。そう……来るべき決戦に向けて準備を進めるために。
細心の注意を払い準備を進める最中だ。奇妙な連中の存在が網にかかるかどうか……]
…いや、何も変じゃない。
強いて言うなら、この港にいるには少し可愛らし過ぎるかな。
シグから来たのか。どの船だい?
[少女の物怖じしない態度に、珍しく少しおどけた調子で答え、...は港に並ぶ船の方を指差した。]//
『貴方が私に聞きたい話が、一体何であるのか。ついに知る事が出来ないままでした。
でも最後に、私の考えを貴方へ伝えておきます。
真実を知る者は殆どいませんが、代々神の子だけに拝読を許可される書物によると、かつては異教徒に対しても、今ほど厳しい態度は取ってなかったらしいのです。
例え私達が信仰する教えの元にない者であっても、共に高め合い、共に生きていこうというのが、主旨でした。
私もそう思います。
神の愛は、あの太陽の光のように、広大にして無限なるものだと、強く信じています。
しかし近年になって、”我々の教えが絶対だ”と考える者が現れるようになりました。その結果、そちらが主流となり、寛容な教えは人々の記憶から消えてしまいました。
それ故、貴方が異教徒の子供を庇ったと聞いても、私は背信者と言うつもりは、元よりなかったのです。
今はただ、正直に告白出来なかったのが、残念で仕方ありません』
[それを最後に、...はおうむと共にひっそりと島を旅立った]
―神の島→ ―
−アリサカ・隠港−
何やってるんだろう…。海軍のみんなは…。
[この薄暗い場所に何があるのか…。港なのかと思うぐらい、整備はされていないし、船がいるとも思えないぐらいの所だった。]
たまらなくってついてきちゃったけど…。どうしよう…。
[せめてゾフィヤやヴィクトリアに心配かけないように、言ってくればよかったなとハンスは後悔した]
変じゃない? よかった。
ええとね、マドレーヌっていうの。
[返答には、ふわりと笑うも、次いで港に並ぶ船を指さされれば、日の当たるような港には海賊船はないから、人差し指を顎にあて、わずかな思案の後に船名を答える。
つけたばかりの名、よくよく調べれば海賊船とわかるかも知れない]
あなたはここの人? すごく、強そう。
[握ったら硬そうな手をじじーと興味深そうに見てたり//]
ハンスったら…
軍属として、ちゃんと命令を受けて動きなさい、ってことだったのに、また拳骨あげなきゃならないかしら(苦笑)
ゾフィ、ほったらかしでごめんなさい。
私たちは通じ合えるから、港にいる間は別行動が良いと思ったの。
気恥ずかしい思いをさせたならすまなかった。
ただ――本当のことだよ。
[ディークの居る方向に頷きかける。]
まあ、本題はこれからだ。
――君はマスケットを扱ったことがあるかい?
[その口許に浮かぶのは、構えない微笑み。]
マドレーヌ号か。初耳だな。南海航路の船かな?
[少女の真似をして、...は人差し指を顎に当てて、首を傾げる。]
オレは、ハルヴ・マーン海軍…軍隊にいるんだ。
まだ名乗ってなかったな。ヴィクトリアだ。
[そういうと、顎に当てたのとは逆の拳を、よく見えるようにつっと出した後、そっと広げて握手の形にした。]//
[本題と聞くと表情を直して]
銃は撃ったことはねーな。あんなややこしいもんなんて触りたくねーし、高値がつくから運よく拾っても売りとば……おっと。なんでもねぇ。
>>36
[後ろから、見ているとどうやら違うらしく、がやがやしては去っていった一行]
なんだったんだろ…。
[慌しくしていたのは、どうやら誤報だったらしい。海賊はいなかった]
南海……そうね。主に、そうかも。良く知らないの、乗ったばかりだし。
私は、何処にでも行くわ。呼ばれたら、何処へでも。
[言って、視線を落とし。わずかに耳をそばだてる、無言の時間]
ヴィクトリア、覚えた。
私……ユーリエ。
[握られた拳に、わあ、と緩い歓声を上げたが、それが握手の形に広げられると、急に途方に暮れて]
あのね……私、出来ないの、握手。
[出しかけた手を引っ込めて、胸に当てて。少々上目遣いに訴えた]
>>47
………………
[少女の言葉に数ヶ所、不可解な点があることを、...は敏感に感じ取る。]
…ユーリエか。良い名だ。
よろしく、ユーリエ。
[...は、大きな手を少女の頭にそっと置いた。何もない手応え。しかし、気にせずに、...は少女の頭をなでた。]//
/*
別に、ハンス個人が隠港に行くのは構わないんだけれども、軍が見つけちゃったりしたら、こっちも対応しなきゃいけなくなっちゃうからね〜。
まあ、そういう流れも全部受け入れてロル回せれば一番なんだろうけど、ちょっとここで軍が隠港見つけちゃうのは申し訳ないし。
[二人を伴い細い道を歩く。ルシエはともかく、ポールにはわかるだろう。時折向けられる視線の数々が]
あの場所は、私どもの生命線ですのでね。少々気味が悪いでしょうが、辛抱くださいませ。
この通りを抜ければ、監視も和らぎますので……
[通りを抜けるとごくごく普通……とはいってもダウンタウンだが、に出る]
こちらでございます。ああ、あそこの店のケーキは中々の物と評判でございます。主様。あちらは……
[ルシエのこともあってかガイドまがいに案内しながら進んでいくだろう]
…うん?触っちゃ嫌だったかい?
[少し首を傾げながら、...は顎に当てていた指で、少女の頬をつんと突付いた。少なくとも、そう見えた。]//
― アリサカ 海岸沿い ―
過敏になってるな…。落ち着こう…。
[ゾフィヤも心配してるかもしれないから、船に一旦帰ろうと海岸沿いを歩いて船まで行くことにした。]
ふう…。
[歩きながら、海を見ていると落ち着いてくるような気がした。しっかり見ておかないとな。またルシエに教えてあげるんだ]
この海の先は、海賊がいるのだろうか!?
海賊王に一度あってみたかった…。そして海賊にあってみたいな。
[いろいろ思いながら、そうだ!帰ったら海賊の事ゾフィヤやヴィクトリアに聞いてみようっと思った]**
君に銃を持たせるのは酔狂じゃない。
だけど、ボランティアでもないよ。
おれの眼が見えなくなったのは、怪我でも病気でもない。
ステファンという“悪い魔法使い”が術をかけたからだ。
彼は、こう言っていた。
『君に向こうが撃墜されていくだけじゃあ、全然面白くない』
だから、ハンデとして視力を奪うと。
かといって、おれは手を引くつもりも、手を抜くつもりもない。
とすれば――おれの反対側に同じ駒を置くしかないだろう。
ヴィカとはいつでも別行動でいいのよ〜。
話したければ、どこにいても話せるからね。
それが、私たちの良いところ、じゃない?
★…気にしなきゃいいって、頭では分かってるんだけどね。
[なるべく平然と歩こうとするが、集まる視線は居心地が悪い。照れて俯けば、どういう訳か、尚更見られる。お前等どういうつもりだと、怒鳴りたくなるのを必死で抑えた。
それでもルシエを守るべく、周囲の警戒は怠らない。但し傍から見れば、完全無防備であるように装いつつ、だ。怖がって自分にしがみついてくるルシエの背中に軽く手を当てて、大丈夫と合図を送った。
やがて通りを抜けると、カークが周囲の町並みについて、ガイドを始めた。青年もそれに合わせて、完璧に演技をしてみせる]
あら、そうですの。私、とても楽しみですわ。ほほほ。//
君は、助けたい人に手が届かなくて悔しい思いをしたことはあるか?
君にとって大切な者を助けられる手段は、少しでも多い方がいいだろう?
>>58
…触れない、か…
それなら…君の大事な人、大事なもの、色々なものに「触れて」、「触れない」ことを忘れてしまうことは、出来ないかな?
人が触れ合えるのは、何も「手」だけじゃない。
オレは、そう思うよ。
[包み込む小さな手を、...もまた、大きな手でそっと包んだ。]//
何も感じない……唐突に思い出すの。
呼び止めるのに、肩を叩く手が素通りするときとか。
[大きな手で包まれれば、自分の手は隠れて見えず、まるで何かを隠し持っているようなそんな気もして、手を見ながら]
でも、こうしてると、触れてる気もする。ヴィクトリアの手、硬くて暖かい。
[たぶん、と。戸惑ったように付け足すのは、触れられないはずの感触を感じたような気がしたから]
ヴィクトリア、すごいね。
[少しだけはにかんで、相手を見上げた*]
[従卒の少年1人を伴って、町の様子を確かめるべく通りを歩く。
が、もともとこの町をよく知らない上に、陸上ではどうも方向感覚が鈍るらしい。つまるところ]
………えっと…ここはどこ、かな。
[完全に、迷っていた。]
[気づけば、いつの間にか港の地区から外れて、ダウンタウンの方まで出ていたらしい。
不安げな従卒の少年を宥めつつ、人に道を尋ねてみようと周囲を見回す。だが、明らかに場違いな鎧姿の軍人に近づいてくるような人間はいない。
内心途方に暮れていると、ふと、通りの向こうに、同じくらい場にそぐわない装いの人影を見つけた。
貴婦人とその子供、そして、従者のような3人組。
こんなところを覗いて回る物好きな貴族だろうかと、そこに佇んで暫し彼らを眺める。]
―アリサカ―
★…やっぱ止めとけば良かったかな。
[予想以上に目立っている現実に、青年は軽い後悔を覚えた。
だがしかし、これしか方法を思い付かなかったのだ。自分が神の子の偽教育を受けていたと知っている人間がいるかもしれない、この場所では。
仮に奴等がこの場で自分を発見したとしても、女装をしていれば見逃す可能性が高いと考えたからだ。
因みに青年は、巷では性別不詳の噂もある神の子が、れっきとした男性であると知っている。
そして年齢は、15年前の17歳で神の子に選ばれたそうなので、現在32歳。
なのに19歳? の自分とそっくりなんて、一体どんな人物なんだ。もしかして神近き存在になると、加齢等の自然現象にも逆らえるのだろうか? などと阿呆な事を考えている]
★……!
[その時ふと、明らかに周囲の人々とは違う種類の人間が発する視線が、通りの向こうから投げかけられたのに気づいた。
帽子で顔を隠しつつ、そちらを見れば。鎧姿の軍人、しかも漆黒の髪をした女性が確認出来る]
…なるほど。第三独立遊撃艦隊の指揮官殿も、海賊対策に現れたみたいだね。
[青年は、僅かな情報だけで、相手がゾフィアであると決め付けた。
もし誰かが、”何でやねん?”とツッコミを入れたとしたら、”勘だ!”と胸を張って、自信満々に答えるだろう]
★…にゃー。
[すると突然黒猫が腕から飛び出し、通りを横断する]
コーレ! どこへ行くの。待ちなさい
[慌てながらも、女性としての演技を忘れない青年は、コーレがよりによってゾフィアの足元に擦寄ったのを見て、硬直した]//
/*
大丈夫だよ、シメオン、というかポール。
ツッコミどころがありすぎて、どこからつっこんだらいいかわからないから、いまさらそんなところでつっこまないよw
−マドレーヌ号・回想−
>>0
おいおい、買いかぶんなよ。俺も不器用共の一人だぜ。
それに、お前さんが邪魔だと思わなくても、邪魔だって思ってる奴は多いだろう?
おたくらにとっちゃ無法者の集団だってな、そういう教育をされてんだ。
……ま、別にそれは否定しねぇよ。
[義賊を標榜しようが、やってることは窃盗だ。
まあ法なんていう為政者の都合を額面通り受け取れば、世の中は無法者であふれかえってしまうだろうが……]
ああ、あとよ、他者のためにとかよ、そんな聖人君主みてぇなもんじゃねぇよ。
連中がいて俺がいる。連中が楽しいから俺も楽しいんじゃねぇか。
そんだけだよ。
[結局のさして変わるものでもないのだろうが……]
/*
まあその、
第三独立艦隊の司令官が、こんな女の子だったのかー!
とか、
何でこんなところを艦隊司令官がぽてぽて歩いてるんだー!
とか、驚き分がもうちょっと欲しかったりとかはおもったりしたりしなかったりw
そもそも、記憶喪失で世間知らずの青年が、なんで艦隊司令官の名前を知ってるんだろうとか、まあ、いろいろw
−アリサカ−
[しかしまぁ…ポールのドレス姿の似合うこと。すれ違う者の羨望ともなんともつかない視線は、先程の監視のモノとは別の意味で困った物だ。....は頬をかきながら隣の貴婦人?をちらりと見やる。
軟派な輩が声でもかけてきたらどうしてやろうか? いや、こんだけ上玉なら普通声かけるだろ、かけねぇとか根性なしめ、それともお前等の目は節穴か?
……などと、やはり阿呆なことを考えてみる]
……こんなとこにも出張ってんのか?
[ポールがその存在に気付くのとほぼ同時に、....もダウンタウンにそぐわぬ空気を感じ取る]
横目で視線を走らせればすぐにわかる。鎧姿の軍人など隣の貴婦人殿に輪を掛けてこの場所には似合わない。というか間違いなく視線を感じる]
へぇ、あれが第三独立遊撃艦隊の指揮官殿かい? こんな遠くからでよくわかりましたねぇ、主様。
って、勘かよ! なんだその言葉の意味はわかるがとにかくすごい自信は!
つかお嬢様が得意げに胸貼ってんじゃねぇ!
[とりあえず、つっこむべきところには突っ込んでみた。……もとい思わずつっこんだ]
自然にしとけよ。もうすぐだから
[今更慌てても逆に不審がられるだけだろう。あくまで従者らしく振る舞いながら進もうと
……その時コーレが駆け出して、軍人の元へ行ったのを目にすれば>>71]
……まじかよ
[ルシエがきょとんと見上げる中、ポールに並んでやはり硬直した。]//
[しばらく3人組を眺めていると、女性の腕の中から黒猫がするりと抜け出して、なぜか足元にじゃれついてきた。
生まれてこの方、犬や馬を扱った経験はあれど、猫に甘えられるのは初めてだ。]
あ、こら、止めろ。
お前の主人が困ってるだろう。
[無論、そんな言葉を猫が聞くわけもなく。
むしろ、自分が困っているという顔で飼い主の方を見る。]//
[ポールに続いて慌てて駆け寄り、軍人にじゃれつくコーレをかっさらうように抱き上げる]
だめじゃないかコーレ! 軍人様がお困りだろ!
[とりあえず、昼飯抜きぐらい覚悟しておけよと、暴れる猫をにらみつけると、愛想笑いを浮かべ]
いやぁ、軍人様申し訳ございません。とんだ粗相をは……
[見上げてそのまま言葉を飲む混む。
見間違うはずもなかった。あの夜見た神官騎士。あの時よりあどけなさが消え、女性と軍人の持つ気品が備わり……
この時俺は神とやらに機銃の一斉掃射よろしく悪態と罵詈雑言を浴びせかけながら、…心のどこかで感謝をしただろうか……]//
[話しかけてきた女性の顔を見て、息を止めた。
銀髪紅眼の整った顔立ち。そんな容姿の持ち主など、知る限り1人しかおらず――
思わず反射的に跪きかけるのを、とっさにこらえた。]
あなたは……?
――いえ、失礼致しました。
私は、ヴィルフリート・ハース・コルネリウスの娘、ゾフィヤ・オレンハウアー・コルネリウスというもの。
不肖ながら聖騎士の叙勲を賜り、軍に籍をおいています。
あなたのお名前を窺ってもよろしいでしょうか?//
[女性に話しかける間に、従者らしき男が走ってきて、猫を捕まえる。
主人の前に出るなど、教育がなっていない従者だなと思いながらその顔をちらりと見たとき、なにかが頭の中に引っかかった。
なにか、違和感のようなものを感じる。]
★[ゾフィアが自分の顔を見た一瞬、息を止めた>>78のを、青年は素早く察知した。
だが、バルタザールに酒場で出会い、その驚愕を経験していたので、予想以上に落ち付いている自分を発見した青年は、突然名前を問われたのにも関らず、冷静に答えた]
貴女があの有名な、聖騎士様でしたか。
まさか、このような場所でお目にかかれるとは、思わなかったです。
初めまして。私は、メリー・グリンドと申します。私の父は医師をしております。
一緒にいるこの子は私の弟。こちらは私の従者です。
[挨拶と同時に、ルシエとカークの正体を誤魔化して紹介すると、優雅に一礼をした]//
私ごときの名をご存じいただけているとは、恐れ入ります。
[礼を返しながら思案する。
名乗られた名は、十中八九偽名だろう。
声を作ってはいるが、しばらく話していれば男の声だというくらいは見当がつく。
隣の男も、従者などではあるまい。かといって、商人や案内人などにも見えない。
あまりにも、従順さとは無縁の男。]
…では、レディー・グリンド。
このあたりはご婦人とお子様が供1人で歩くには、些か危険な場所です。
せっかくこでお会いしたご縁ですから、私の船で昼食などはいかがですか?
狭苦しいところですが、料理人の腕は保証しますよ。
★[わざと名前を知っていると告げて、ゾフィアがどんな反応を示すか、試してみたのだが。やはり何か思案している>>82なのが見て取れた。
この分だと、いつまで自分の女装が通用するか…いや、軍人として優秀なゾフィアだ、ひょっとしたらとっくに見抜かれているかもしれない。
鼻の下を長く伸ばした、いやらしいおっさんなら、もっと楽勝なのになーと考えつつ、青年は殊更残念な表情を浮かべると、首を横に振った]
ご親切にどうもありがとうございます。
折角の申し出、誠に申し訳ないのですが、慣れない長旅で弟が疲れていますの。それにこの子は引っ込み思案で、知らない場所に行くのをあまり好みません。
猫も連れていますし、そちらへご迷惑をおかけする訳にも参りませんから、今回は、遠慮させて下さいませ。
[その言葉に、ルシエが怯えたようにゾフィアを見上げると、青年の後ろに隠れて、ドレスの裾を掴んだ]//
[猫キック猫猫パンチ猫猫猫ひっかきのトリプルコンボを喰らいながらも、一瞬我を忘れながら、知りもしない神様とやらの胸ぐらを掴んでいた...であったが、なにやら背後からも蹴りが入った気がして>>81、それが現実に引きもどしててくれた。とりあえず腕の中にいるコーレに]
てめぇ、これ以上あばれるとわかってんだろうな。お前の大好きなまたたび酒二度と拝めなくしてやろうか?
[にらみつけてやれば、途端におとなしくなる。俺のにらみも捨てたものじゃない。いや、けっしてまたたび酒のおかげではない。……としておく]
とんだご無礼を……失礼致しました軍人様。
恭しく頭を下げ、ポールにも仰々しく頭を下げる。
[ま、話せばばればれだろうな。少なくともこいつが女でなく、俺が従者でないくらいは。
軍人ほどの注意深さならば声色を変えた程度ではごまかせるとも思えず、硬直してしまった自分に怒りを覚える。とはいえ、従者の振りなどしたこともない自分では、どのみち時間の問題でもあったのだろうが]
いえ、ぶしつけなことを申し上げました。
[表面上は芝居に付き合いながら、考えているのは別のこと。
本物の神の子なのか。
神の子ならば、なぜこんなところにいるのか。
あるいは、単なる他人のそら似なのか。
隣の男のことも、やけに気になる。
どこかで会ったことがある気がした。
海の上、血の匂いのする場所で。]
ではせめて、安全なところまでお送りさせてください。
どちらの船でいらっしゃいましたか?
[問いながら、右足を後ろに引き、さりげなく左手を右の剣の柄頭に載せる]
「オヤ? 見知ッタ顔ダト思イマシタラ、ヤハリ貴女デシタカ。
…オ久シブリデス、ゾフィア。確カコノ前オ会イシタノハ、巡礼船ノ護衛デ、神ノ島ヲ訪問サレタ時デスヨネ?」
[その時、いたずらな神がウインクでもしたのだろうか。唐突に、オウムと聖騎士を連れた...が現れた。
島を旅立つ直前、神へ祈りを捧げた所、あるお告げを授かりこの地を訪れたのだ。
――どうやらこの近くにバレンチーノが潜伏し、何事か企んでいると。
...は、4人の間に流れる微妙な空気に全く気付かない振りをして微笑んだ]
[軍人の申し出には>>82、喉まで声が出かかったが、従者がしゃしゃりでる場面のはずもなく、後ろからポールを見つめながら、周囲に気を張る。不幸中の幸いと言うべきなのだろうか? 軍人らしき者の気配は目の前の彼女と傍らの従卒以外に感じられず、人知れず僅かばかりの安堵。とはいえ、ことを構えることになれば、相当な苦難が待ち受けて居るであろうことくらいわかるもので、もう一度気を漲らせる]
ああ、私どもは主様のご親族に会いに来た次第で…
ささ、お坊ちゃま、主様こちらでござます。
[彼女の手の動きに視線は鋭くなる。深々と頭をさげながら横目で間合いから下がれと合図を送る]
★…げっ!
[思わぬ神の子の登場に、青年は度肝を抜かれた。
ルシエも、青年とそっくりな神の子を見た途端、目を見開いて二人へ交互に視線をさ迷わせた後、怖がって小さくなる。勿論彼女は、ゾフィアが手を剣に添えたのを見抜いていた。
――助けて!
無言の訴えを感じ取った青年は、ハッと我に返った。
安心させるようにルシエを背中で庇うと、まずゾフィアへ返事をした]
いいえ、私は全然気にしておりません。
…こちらは、知合いの方ですか?
[送るとの申し出にはわざと答えず、ゾフィアの反応を慎重に伺った]//
[驚きの表情を浮かべたのは一瞬のこと。彼女の視線はオウムの男へ向いていただろうか? さりげなくとぼけた様子で剣筋を防ぐように立つと、見えないように二人を数歩下がらせた]
[不意にかけられた声に、飛び上がって振り向いて息を呑んで跪く、までを一気にする。]
シメオン様、なぜ、こんなところに…?
[本物と相対してみれば、なぜ目の前の女装している男を一瞬でも神の子と見間違えたのかと、自分の不明を恥じ入りたくなる。
それほどに、気配が違った。
神の子と不審者たちとの間に身を置くようにしながら、威に打たれたように頭を垂れる。]//
「先日、神ノ宣託ガ下サレタノデス。コノ地ニ赴キ、迷エル民ヲ救ナサイ、ト」
[一気に跪いて問いかけたゾフィアに、詳細を大幅に省いて答えた。
因みに、神の子は基本的に島の神殿から出る事は出来ない。しかし基本的というからには、当然例外があって。例えばこのように、”神のお告げがあった”と言えば、それが通ってしまうのである]
「ゾフィア、覚エテイマスネ? 10年前ニ島カラ反逆者トシテ追放サレタバレンチーノトイウ名ヲ。
最近ソノ者ガ、コノ付近ニ潜ミ、何事カ企ンデルトノ情報ヲ掴ミ、ソノ確認モ兼ネテマス」
「先日、神ノ宣託ガ下サレタノデス。コノ地ニ赴キ、迷エル民ヲ救ナサイ、ト」
[一気に跪いて問いかけたゾフィアに、詳細を大幅に省いて答えた。
因みに、神の子は基本的に島の神殿から出る事は出来ない。しかし基本的というからには、当然例外があって。例えばこのように、”神のお告げがあった”と言えば、それが通ってしまうのである]
「ゾフィア、覚エテイマスネ? 10年前ニ島カラ反逆者トシテ追放サレタバレンチーノトイウ名ヲ。
最近ソノ者ガ、コノ付近ニ潜ミ、何事カ企ンデルトノ情報ヲ掴ンダノデ、ソノ確認モ兼ネテマス」//
シメオン?……
[軍人から発せられた名に、記憶を辿る]
ああ、神の子ってやつの名がそうだったか……ってことは
[神の子は言葉を紡がない。マウザーで取引をした高商が確かそんなことを言っていた。つまりはそういうことなのだろう]
……
[軽く後ろを見れば、緊張を漲らせたポールの顔、一瞬の度肝を抜かれたような驚きからは立ち直ったようだが……その容姿、神の島に関する過敏な反応……影武者かあるいは作為的な……それくらいのことは想像に難くないだろう。
本来ならばこの機に乗じて逃げるべきだったのかも知れない。だがどういうわけかその考えは飛来せず]
……
[ただ、目の前の圧倒的な気配と、それに傅く女の横顔を注意深く見つめていた]
バレンチーノ。あの背教者が、まだ悪しきことを企んでいると…。
[思いがけない言葉に、眉を顰める。
同時に、ちらりと3人組を見た。
この地でバレンチーノが暗躍しているというなら…。
このタイミングで、これほど神の子と瓜二つの人物が、なにか隠れるように行動しているのと、無関係とは思えない。]++
[先程の、従者面している男の動きは、やはり荒事に慣れたもののそれだった。
何か密命を受けているか、それとも別の組織か。
神の子に一つ礼をしてから、改めて3人組の方に向き直る。]
神の子の前で、これ以上虚言は弄せない。
単刀直入に聞こう。
お前たちは、なにものだ?//
「彼等ハ、ワタクシノ知人デス」
[しれっとした口調で、...が割り込む。
カークが只者ではない事にも、初めてあった青年が何故か自分にそっくりな事にも動じず。
ただただ、少女がこの雰囲気に萎縮して震えるのを助けたい一心で、ゾフィアへさりげなく注意を促す]
「ゾフィア、貴女モ、軍ニ所属シテナイ、一般ノ方に対シテ、アマリ強イ態度ヲ取ッテハナリマセンヨ
…ホラ、ソコノ子供ガ、怯エテイルデハアリマセンカ」//
心配しなくても、心肺はしてください(涙)
[なんちゃって従者たる慇懃無礼な対応はもう必要ないだろう。砕けた口調に戻れば、ようやくながら本来の様子を取り戻し]
とはいっても、長話をここでししても注目の的になっちまうな。この子を怖がらせたくもない。
少し場所をうつさねぇか?
つっても、流石にお嬢ちゃんの所の船ってのは俺達が困るし、俺らのってのもお嬢ちゃんが困るだろう。
せっかく聖騎士様もおられるわけだし、護衛とか監視とかそういうのは横に置いておこう。
そこのカフェでも借り切ってってのはどうだい? 不安なら、神の子様の船でもいいが……
シメオン様、貴方のお口に合うかわかりませんが、そこのカフェ、遠い砂漠の国から来たっていうシェフのアップルパイが絶品なんすよ。悪くないっしょ?
[さっき聞いたばかりの名を、さも当然のように言ってみながら]
………シメオン様が、そうおっしゃられるのであれば。
[かけられた言葉に一礼して、眼を伏せる。
神の子の言葉を疑うことなど、許されないことだったから。
だが、3人の態度は、知人と出会ったものとも思えず……。
彼らがバレンチーノの陰謀に関わっているようであれば、神の子を守るためにも、彼らをここで逃すわけにはいかない。
たとえ、その意向に逆らうことになっても。それが、神の子を守る聖騎士としての、自分の役目。]++
「ワカッテ頂ケテ、嬉シイデスヨ、ゾフィア」
[ゾフィアが一旦引いた事>>102に対し、微笑みで応える。
彼女が内心3人への警戒をまだ継続させているのは、良く分かっていたけれども、それがゾフィアの立場としては、当然考えねばならぬ内容であるので、敢えて反応せず。カークの提案>>100に、頷いた]
「エエ、ワタクシモ賛成致シマス。
…ドウヤラ先ホドカラ、付近ノ皆様ノ邪魔ヲシテイルヨウデスシ」
[ゾフィアの、シメオン様という呼びかけに反応したのか、通行人が数名ざわざわ騒ぎはじめたようだ]
「アップルパイニハ、イササカ興味ヲ惹カレマスガ、コレ以上騒ギヲ起コノモ、心苦シイデスカラ。
大シタ場所デハアリマセンケレドモ、ワタクシノ船ヘ案内致シマス」++
★”ちょっ、知合いって…何だそりゃ?!”
[神の子の横槍に、顎が外れるかと思った青年だったが、カークのフォロー>>100>>101で、気を取り直し、カークへ向かって頷いた]
うん、ありがとう。そう言ってくれて、オレ嬉しいよ。
[それから、恭しく跪いてから、重い口を開いた]
初めてお目にかかります、神の子。そして、聖騎士ゾフィア様。先ほどの御無礼の数々、誠に失礼致しました。私は、医師グリンドの末息子、ポール・グリンドと申します。
実は私、訳あって3年前に難破後、ある者達に身柄を拘束されておりました。詳しくは、人目のない場所で説明致します。//
では、参りましょうか。
[シメオンと、その他に声をかけてから、ふと思い出したように従卒を呼び、腰の剣を外して渡す。]
シメオン様の前での帯刀、ご無礼をいたしました。
[もう一度、恭しく頭を下げる。
むろん、そんな姿を見て騒いでいる民衆の姿など、意識にも入っていない。]
「何ヤラ深イ事情ガアル様子。
是非聞カセテ下サイ、貴方ノ話ヲ。
…ドウヤラ、後ロニイル、オ嬢サントモ関リガ、アリソウデスネ」
[教えられてもいないのに、ルシエが少女であると見抜いた...は、深く頷いた]
「デハ、皆さんノ道案内ヲオ願イシマスヨ」
[それまで黙って傍に従っていた聖騎士に告げる]
「かしこまりました、シメオン様」
[聖騎士が丁寧に頷いて、それに答えてから、3人と1人の少女、1匹の猫を促して、歩き始めた]**
>>65
オレが?すごい?
ふむ、確かに素手でリンゴジュースは作れるが。
[くいっと力こぶを作ると、...はにっと笑った。]
…ユーリエも、温かいよ。温かい「心」を感じる。
[小さな手を、そっと握った。確かに、触れた気がした。]
…さて、オレはそろそろ行かないと。
迷子を捜しているんだ。ルシエっていう、小さな女の子。
きっと、悲しい思いをしている。早く、家へ帰してあげないと。
ユーリエは、迷子ではないよな。
ちゃんと帰るところ、あるよな?
オレで良かったら、エスコートしようか。お嬢様?
ふふふ…
[そう言って立ち上がると、...は執事のように気取って*一礼してみせた。*]
あら。ヴィカのことを思ったら、ヴィカの声が聞こえてきた♪
というわけで、ちょっと神の子の船に行ってくるから、あとよろしくね〜。
私は…うん、不思議遭遇中かしら?
でも、あのステファンとは全然違う感じ。
何て言うかこう、お持ち帰りしてヒースと一緒にぎゅーってしたい感じ?w
そう。あの神の島の神の子。
さすがに驚いたわ。
あとは、神の子そっくりさんと、女の子?と、変な男。
絶対堅気さんじゃないけど、神の子の船で、変なことは出来ないわよ。
少し、話してくるわ。
>>*13
そんな!?
ちゃんと世話するから!いいでしょ!ねぇママ!!
[...はスパーンとハリセンで飛ばされた。wwww]**
ゾフィアとの会見を優先させた結果、落とせなくなってしまい、勿体無いから転載。
―マドレーヌ号・回想―
★……。
[ゾフィアの名前を間違うカークにあっけに取られて、目をパチパチさせたが、ゾフィアが優秀だろうと頷く姿に>>3:250へ、うんうんと相槌を打つ。やっぱり有名なんだ、との思いを込めて。
だが、カークが突然ベッドに飛び乗り>>3:251、自分が見たゾフィアの舞いを再現し始める>>252のを見た途端、ルシエと一緒にビックリした。
でも青年は、ルシエが顔を強張らせていたと気付いてなかったから、カークの行動の理由が推測出来なかった。
それは、青年が教えてもらってない舞いなので、完全に再現出来ているかは分からないが、カークはこっそり練習したのだろうと、素早く見抜いた。
そこで視線で拍手を要求されれば、ルシエに向かって頷き、一緒にパチパチと手を叩く]
カークさんって面食いなんだね。…それとも、幼なじみの少年を想うルシエに触発されて、恋がしたいわ〜とか、思ってる?
[こてんと首を傾げて、ずれた感想を告げれば。真っ赤になったルシエが、青年をぽかぽかと拳で殴った。どうやら先ほどの緊張は消えたらしい]
― アリサカ 町中 ―
[何気なく歩きながら、町を見るとゾフィヤ(>>107)を発見した。]
またゾフィヤに心配かけてしまった…。
[悪いと思ったハンスは、すぐにゾフィヤに駆けよった。]
どうもすいません。どうも気になった事が…。
[言おうとしたとたん目を疑った]
!?
ルシエ!!
[どんな格好をしても、わかる。それはまさしく会いたいと願っていたルシエその人だった!]
大丈夫!ルシエ!!どこも怪我ない?
こ、こいつか!!ルシエをさらったやつは!!
[側にいたガタイの大きい男を、ハンスはぶん殴った。ハンスは許せない気持ちで一杯だったからだ]
どうして、ルシエをさらったんだ!!
[ハンスは男に掴みかかろうとすると、ルシエはとっさにハンスを静止して、首をふるふるしている。]
「………」
[ルシエは何も言わず、一点にハンスを見つめた]
ルシエ…。どうして何も言わないんだ…。
[ビックリしているハンスの肩を、ゾフィヤはぽんっとたたいた。]
[ハンスはビックリしたまま、事態の把握を徐々にしていこうとしていた]
>>120
そ、そうだったのか…。ルシエごめん…。大変だったんだね。
そしてごめん、殴ってしまって…。
[といって金髪の男に、手を差し伸べた]
★そして…これは君にとって、凄くショックだろうから、心して聞いて欲しい。
[婦人用のドレスを着ているから、傍から見るとちょっと様にならないかもしれない? が、青年は一旦言葉を切って、真面目な口調で言った]
…実は、ルシエちゃんは攫われた時、話せなくなる薬を飲まされた。
おそらく、海賊王に誘拐の罪を着せようとした男達が、真実を知ってるルシエちゃんの口から秘密が漏れるのを恐れて、口封じをしようとした。
オレはそう考えている。
でも、安心していいよ。オレ、喉を治す薬の作り方、本で見つけたんだ。材料が見付かれば、すぐに取りかかれる。
[それを聞いて、ルシエが嬉しそうに顔を輝かせた]
ほんとうにごめんなさい。
[ハンスはカークはもちろん、>>120で声をかけてくれたポール。ゾフィヤとシメオンに向けて、お辞儀をした]
僕はハンス。ルシエを助けてくれて、ほんとうにありがとう!
[すごくうれしい気持ちで一杯だった。海賊王が襲撃されたと聞いた時の絶望感が、まるでウソのようだった。会えたんだ!ルシエに!!えーっとルシエに何を言ったらいいんだろう。うれしくって言葉を失う、ハンスだった]
[頬に走る鈍痛。遠慮なしの一発は子供のそれとは思えないほどに、強烈なものだった]
……ッツ
[少年にとって少女はとてもとても大切で、だからこそ心配でたまらなかったのだろう。なら、その思いの丈を受け止めてやらなければならないだろう。
とばっちりなのはわかっていたが、関係がまるでないわけでもない。
ならば……
ゲオルグもこんな風に俺を受け止めたのだろう。思い起こすは海賊王との出会いの一幕]
>>122
え!?そんな…。
[どうして…。どうしてルシエはそこまでされなくてはいけないんだろう…。]
治るんですか。あ、ありがとう!!
[誰がやったという事は後だ。今はルシエの治癒が先だ。ルシエがポールへ向ける視線は、信頼しているようだったので、ポールに任せたいとハンスは思った]
[なおもつかみかかろうとする少年を、少女は力一杯抑えようとする>>119、呆然とする少年の肩に置かれる軍人の手を眺め...は静かに目を細めた。
差し出される手>>121を、しばらくじっと眺めた後、小さくため息を零し握り返すと、ポールの話しを聞いて嬉しそうに顔を輝かせたルシエに>>122歩み寄り]
ルシエちゃん。その笑顔君の大好きな彼にちゃんと見せてやりな。
お前さんの無事を願って、あいつも必死にここまでやってきたんだぜ。
だから安心させてやりな。
女の子はやっぱ笑った顔が一番いい。それで男は癒されるもんだ。
[ハンスに向けて少女の背を、そっと押してやった]
なにはともあれあんたらに頼みたいことの一つは解決した。
運命ってもんはあるのかもしれないな。
[ハンスとルシエを眺めながら、軍人に声をかける。運命…俺への運命とやらは少々複雑でもあったが。]
もう一つってのは、まあわかるだろ?
あの子をあんなにして、あんたらと俺らを出汁に使おうとした連中のことだ。
あまり人の目があるところでするもんでもないだろ?
どこで、何が見てるかわからねぇ。
シメオン様、同行人が一人増えてもいいっすよね?
[それまでのやりとりを、黙って見つめていた...は、話が収束した頃合を見計らって、声をかける]
「皆様ガ無事再会出来テ、本当ニ良カッタデスネ。
…サア、ワタクシガ乗ッテキタ船ハ、コチラデス。借リタ物デスガ、ドウゾ」
[そして、アリサカの港に停泊中の豪華な客船へ、皆を案内した。
...は船を所有していない。急な話だった事もあり、信者へ呼びかける事にした。
もし今使う必要がない船があったら、貸して貰えないか? と。
するとたちまち数隻の申し込みがあった。あまり大きな船だと目立つし、動かすのが大変だと考えて、最小の船を選んだのに。港に到着したのは、この『黄金の飛翔号』だったのである。
...は、船内へ戻ると、お付きの者へ昼食を準備するように指示をした]
― →アリサカ港・黄金の飛翔号―
>>126
!!
[近づいたルシエに、ドッキっとしながら、何を言ったらいいかと思っていた。ルシエは心配かけるまいと、笑顔を見せていた]
声…、大丈夫…。
「!」
[ルシエはこくんと頷いた。]
よかった。
「!!」
[ルシエの笑顔に答えるように、ハンスはルシエを抱きしめた。]
よかった…。ほんとうによかった…。
[ハンスは涙をルシエに見せないようにしながらいった]
カークがあまりにも「ポール綺麗」っていってたからさ、殴れなかったのさ
だって可愛いじゃん!!ポールw
ポール殴る気満々だったんだけどwwwwww
ねえ。あのね、練習してもいい?
[何度か唇を振るわせた後、躊躇いがちに相手を見上げる]
お願いをする、練習。本当は、お願いなんかしちゃいけないし、私も2度とするつもりはなかったけれど。練習――あのね、今度会ったら、その手でりんご絞って見せてくれる?
[船霊であったら、人に願うことなどしないけれど。今はユーリエという個人……幽霊だが。ヴィクトリアはどんな返事を返しただろうか。どんな返事でも、至極満足そうに微笑んだろう]
[もう行く、と言うヴィクトリアに少々残念そうに眉尻を下げたが、発された名前に、わずかに目を見開いて]
あなたもルシエ探してるの? あのね、ルシエ、ここにいるわ、多分。
[いきなり隠し事だらけの情報を口にする。どうして、と問われても、船霊として得た情報は個人保護法により保護されているのでもらせませんと首を振るだろう]
[迷子、ではない]
うん、ディークのところ。
[帰るところといわれて、船主たる海賊の名をぽつりと漏らす。
送ろうかと会釈する相手に、わあいと歓声をあげて]
でも軍のお仕事はいいのかな。恐い上官の人がびしばしってやるんでしょう?
[びしばし、と何かを振る仕草。困ったようなそぶりを見せれば、1ブロック先まで送ってもらって*別れるだろう*]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新