情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
銃士 リヒャルト は、薔薇園芸家 ローゼンハイム を占った。
次の日の朝、薔薇園芸家 ローゼンハイム が無残な姿で発見された。
夜が明け、悪夢は現実のものとなった。
人狼は確かに存在するのだ。そしてその血腥い牙で我々を狙っている…。
人々は苦悩の末、最終手段を取る事にした。
投票により、1日に1人ずつ疑わしい者を処刑する。
例え無辜の犠牲者を出すことになろうとも…。
現在の生存者は、御曹司 ステファン、海賊王 ゲオルグ、船乗り見習い ハンス、神の子 シメオン、海賊 ディーク、黒騎士 バルタザール、船霊 ユーリエ、海賊 カーク、守護騎士 ゾフィヤ、船大工の娘 ツィスカ、銃士 リヒャルト、鉄腕船長 ヴィクトリアの12名。
R.I.M――Requiescat In Mare
ローゼンハイムは海に還りました。
■業務連絡
本日(2日目)の墓落ちは、ダミー2である「海賊王 ゲオルグ」のみを想定しています。
▼投票=ゲオルグ
▲襲撃=ゲオルグ または おまかせ
●占い=天魔(ステファン・ユーリエ)以外
に各員、仮セットをお願いします。
「敢えてここで落ちて物語を盛り上げてみせる」あるいは「やんどころなき事情」により、墓落ち希望者がいれば対応します。
それでは、嵐の到来を肌で感じつつ――風の中に立つ狼であらんことを。
神の子 シメオンは、海賊王 ゲオルグ を投票先に選びました。
船乗り見習い ハンスは、海賊王 ゲオルグ を投票先に選びました。
面倒だ。
ああ面倒だ、面倒だ。
[大声でそんなことを嘯きながら、両腕を広げて伸びをする。]
あー。そういや、あんガキを拾ったのも、こいつくらいの年だったか。
それが、今じゃいっぱしに船まで持ってやがるもんなぁ。
おう、そうだ。
帰ったら、あいつから養育費をむしってやるか。
そうだそうだ、そうしよう。
[茶髪を長く伸ばした奴の顔を思い出しながら、そんなことを言って、にやりと笑った]
海賊 ディークは、海賊王 ゲオルグ を投票先に選びました。
銃士 リヒャルトは、海賊王 ゲオルグ を投票先に選びました。
>>273
[...は下ろしたハンスの顔を覗き込み、涙を拭った。]
…よく知らせてくれたな。
お前に出来ることは、まずは心を落ち着けること。
そして、ルシエが無事でいると信じることだ。
ゾフィヤ、悪さを働いたのが海賊どもなら、その動きを知っているのも海賊どもだろう。捕らえてある海賊どもにそのマークとやらを見せて、締め上げてみよう。
それにアリサカまで行けば、最近の奴らの情報も聞けるかも知れない。任務の中でも、出来ることはあるはずだ。
[そう言って、...は強い瞳で上官を見つめた。]//
>>1
[心を落ち着けて、ルシエが生きていると信じる!!]
そうだ!うろたえて!目的を見失ってはいけない!!
船霊も祈っていてくれてるんだ、きっと大丈夫だ。ルシエは。
[落ち着くよう、海を眺めてみるハンスだった]
鉄腕船長 ヴィクトリアは、海賊王 ゲオルグ を投票先に選びました。
鉄腕船長 ヴィクトリアは、海賊王 ゲオルグ を能力(襲う)の対象に選びました。
>>3
ありがとう!ヴィクトリア!!
それとあのこの可愛らしい方のお名前は?
[きちんとお礼がしたかったので、助けてもらった女性に名前を聞きたかった]
>>4
…焦ったり、絶望したりしていては、それ以上進めなくなってしまう。心を強く持って、最善の努力をするんだ。そうすれば、きっと道は繋がる。
…強くなったな。もう見習いなどとは呼べんかな。ふ…
[最後は少年には聞こえないよう、...はつぶやいた。]
―― コルトの町 ――
[図書館を出ると、太陽は南中の頃合い。
健康な胃が空腹を訴える。]
昼食にしようか。
フリッターの美味しい店、知ってる?
[同行者に伺いをたてる。
この町の名物はブイヤベースで、リヒャルトも好物ではあったが、目の見えていない状態で食べ易いものではない。
その点、フリッターなら気楽だし、さほど財布に負担がかからない。]
ご馳走するよ。**
>>5
…可愛らしい方だそうだぞ。上官殿。
可愛らしく自己紹介して差し上げては、いかがかな。
[そう言って、...は黒髪の娘に微笑んだ。]
>>10
ゾフィヤ!いい名前だね。
ほんとうに危ないところを助けてくれてありがとう!
[ゾフィアの照れた顔が、また可愛らしく映ったハンスだった]
>>10
おやおや…
[軽く肩をすくめると、...は憮然とした上官と少年、双方の肩に軽く手を置いた。]
このコルトで情報を集められる時間は、もう余りない。
早々に行動を起こした方が、いいと思うぞ。
>>13
どういう事!?ヴィクトリア
僕、船も壊れてるし…。どうしようかな…。
できればその…。
[言いかけた言葉を飲んだ。こんな人に頼っていいのだろうか。でも船がこれでは、しばらく動けないだろうしな。ハンスは悩んだ]
>>14
うん!ありがとう!!
[ゾフィヤの心使いに感謝しながら、頷いた]
午後には必ず、ここにくるから!
[旅支度すませに、店に繰り出ていった]**
>>15 ハンス
オレたちは、もうすぐ任務でこの港を出る。
もちろん、行く先々でルシエたちの手掛かりを探すことは、約束しよう。お前は、異変をオレたちに知らせてくれただけで、もう十分に役目を果たしてくれた。
あとは、キャリコへ向かう船を手配してやることも出来るし、この町にいるなら宿を用意してやることも出来る。が…
[...は少し言葉を切って、ハンスの瞳を見つめた。]
…他の道を望むなら、お前は更に努力する必要がある。
[意味深に言って、...は少年の頭をぽんと叩いた。]**
ふふふ、指揮官殿、お手並み拝見。
…正直、長々と探しても手掛かりは見つからないと思うわ。
出航は、予定通りで良いと思うわよ。
…残念だけど、人前でゾフィをからかうのは控えることにするわ。あの照れて怒ってる顔をむぎゅむぎゅ出来ないなんて、拷問よ!(爆)
― 船上・甲板 ―
[一つ大きく伸びをして船首のほうへ向かってみた]
……ん?
[ふと見ると見事な軌跡を描いて踊るように翻る刀]
カーク?
[その刀を操っている人物に声を掛けてみた**]
[ランチの後は、銃器を扱う武器屋に顔を出す。]
《飛猫》、在庫ある?
[指定したのは、弾薬の銘柄。
《サイクロプス》は軍支給品ではなく自分の銃だから、休暇中に何処へ持ってゆこうと文句は言われない。そして、弾薬についても、リヒャルトは選り好みした。
コルトに来てからのお気に入りが、この《飛猫》ブランドである。]
[猫島で生産されているから《飛猫》。至極、わかりやすいネーミングだ。
猫島は質のいい天然硝石の産地だ。隣の狼島の火山では硫黄が採れる。
これに炭を混ぜれば、すなわち火薬。
海賊の根城は、文字通り「火薬庫」でもある。
ハルヴ・マーン王国が、海賊を鎮圧して、南海の支配権を確立したいのも、政治的・経済的にはそういった背景もあろう。]
[もっとも、原材料があるからといって、猫島が火薬の一大産地になっているわけではない。
ハルヴ・マーンに運んでくるまでに水を被ってしまったら、火薬はおシャカだ。交易ならば、硝石のまま、硫黄のままで運んで、ハルヴ・マーンで加工した方が分がいい。
それに、働き手のほとんどが海に出て働いている中で、爆発の危険と隣り合わせの火薬作りを選ぶなど、並の入れ込み方ではない。自分の天職を弁えた職人だ。
そこが気に入っている。
むろん、品質もだ。]
[《飛猫》は厳密に発射火薬の量が一定で、暴発の心配がない。それと、煤残りも少なかった。
不思議に思って薬包を分解して調べたことがあるが、銃弾が蜜ロウでコーティングされていた。発射時の熱でそれが溶けて、銃身内の滑りを良くするのだ。
こういった工夫があればこそ、銃身の歪みも少なく、狙撃や連射にも耐えうる。]
いつか、猫島を訪れることがあれば、制作者を訪ねてみたいんだけどね。
― コルト港 繁華街 ―
[店を見て歩きながら、ゾフィヤとヴィクトリアとの話を思い出していた。]
海賊王――
いったいどんな人物なのか!?
[ルシエの事も心配だったが、ハンスの興味は海賊王にあったのかもしれない。]
それにしてもすごい街だな!
[店に並んでいる品々は、キャリコでは見たことないものばかり!!おいしそうな魚介類。
船に便利な品々。綺麗な洋服。]
ほしいものばかりで、親方にもらったお給金はすぐになくなりそうだ!
[ほしいものを吟味しながら、品物を買い自分の袋につめていった。]
さあ!腹ごしらえして、港に向かおう!!
親父さん!!そのサンドイッチ一つください!
[おいしそうなサンドイッチ、しかも卵が入ったサンドイッチをほおばりながら、港に向かって歩き始めたハンスだった]
−海賊船シュバルツルックス・回想−
はは、この船に潜り込むなんて、随分度胸のある鼠だな。
でもこいつに見つかったのが運の尽きだったな。
な、お前ネズミ見つけるの上手いもんな?
[抱きかかえた黒猫の手を少年に向けて『キシャー』とかやってみる。
猫はうざったそうに俺を見上はしたものの、抵抗も身を任せてくれている。思えば随分懐いてくれたものだ。……いや、よほど寛容なのか、はたまた主に似て相当めんどくさがりなだけかもしれないが。
倉庫の前で猫を見つけたのが幸いだった。明らかに警戒したようにフーフーやってれば、何かあるくらい容易に思いつく。
上で東奔西走した連中には少しだけ悪い気もしたが……]
ほら、行こうぜ。そんなとこにいても何も始まらねぇ。
[少年…と言っても自分とそう年も変わらないであろう。
少し震えていたように見えた。
警戒と怯えの色は色濃く残るものの、その瞳は力強く輝きに溢れている。
……あの日ゲオルグに向けた俺の目もこんな感じだったのだろうか?]
大丈夫。おっちゃんはいい奴だから。ちっとどころじゃなく悪人面だけどな。
こんな船に潜り込んだんだろ? 言わなくたって判ってくれるさ。
新しい、お前の人生始めようぜ!
[笑いかけ、俺は少年に手を差し出した]
[ゲオルグの元へ連れて行けば予想した通り。>>1:244 彼流の優しさで少年は迎えられた。
あれは俺も覚えてる。大きく……荒々しいけれど心地よい温もりだ。
そして、年が近いのもあったのだろう。俺とディークと名乗った少年はよくつるむようになった。海について教えるのは俺の方だったが、それとは別に様々なことを彼に教えて貰った。
程なく今の船の先代が去ることになり、俺がその後釜に落ち着くことになる。
移る際、ディークを誘い、ゲオルグに頼み込んだのは俺だった。
教えることは全て教えたかったのもあったのだろう。
それ以外にも連れて行きたかった理由もあったのだが……]
−船上・甲板−
最初会ったのはおっちゃんの船だったな。な、乗り手によって船の雰囲気も変わるだろ?
それがまた面白いところだけどな。
はは、そういや俺、お前のにはまだ乗ってなかったな。
今度は俺がお前のところで働こうか?
[星を眺めながら、海原を駆ける勢いを肌で感じる]
……このまま進めば、おっちゃんにも追いつけるかもしれねぇな。
この時期に狩ろうって考えるなら……まああそこだろうな?
ルートは同じだ。海軍の動向も気になるが、なら尚更足並みは揃えて置いた方がいいだろう。
なんなら寄ってくか? //
― 再び コルト港 ―
>>17
[ヴィクトリアの話を黙々と聞いたハンス]
でも僕決めたんだ!ルシエを助けると!!だからゾフィヤについていく!!(>>14)
だからヴィクトリアにもお願い!ついていかせてくれないか。僕足手まといにならないように、がんばるから。
[ハンスの決意は、かわならかった。たとえこれから何がおきようとも、きっと]
―神の島・神殿・回想―
「皆の者! 私の話を聞いてくれ!」
[10年前審問の場に呼び出され、大量の証拠と厳しい追及を受けたバレンチーノは、突然大仰に手を振って演説を始めた]
「神の子は狂った!」
[自分が仕える...を、右手の人差し指で指差して喚く]
「よく考えて欲しい。島の為に長い間貢献してきた私が、不正な…」
[…しゃらん。
しかし感動的な演説―尤もバレンチーノの思い込みだけの―は、...が手を挙げた直後に鳴った鈴の音に遮られた。...は懐から神剣を取り出すと、すぐに刀身を抜く。その透明な輝きを見て、おーっと歓声が上がった]
「神の剣だ!」「では、神官長の言葉の方が嘘なのか?!」
「ぐ、ぐぅ…」
[不審の視線を浴びたバレンチーノはうめいた。自分の息がかかった、神の子のお付きは確かに言ったのに。神剣は、祭壇に供えられたままだったと]
……!
[バレンチーノが言葉に詰まった一瞬の好機を逃がさず、...は、自分を護衛している聖騎士の一人へ飛びかかった。重い鎧を着た屈強な若者を、一段高い場所から投げ落とす。その衝撃で、悲鳴も上げられず気絶した聖騎士を見て、バレンチーノが身体をびくっとさせた時]
「コノ者ハ、神官長ノ指示ヲ受ケ、神ノ子ノ命ヲ狙ッテイタ」
[...の傍にいたオウムが、高らかに告げる。
それを合図に、...は2メートル近い自分の席から飛び降り、バレンチーノへ駆け寄ると、喉元へ神剣を突き付けた]
「オ前ハ、神ノ剣ヲ前ニシテモ、尚主張出来ルノカ? 自分ガ清廉潔白デアルト」
[オウムが鋭く問いかける最中、「神官長!」と叫びながら、バレンチーノと結託して甘い汁を啜っていた神官が助けようと駆け寄ってきた。だが...は素早く反応し、神剣を鞘に戻すと、神官へ肘鉄を食らわせた。
その頃神殿の外では、バレンチーノの合図で突入しようと待機中だった兵の大部分が、...の指示により鎮圧されつつあった。
それでも少数ながらも味方の乱入により、間一髪逃げ出したバレンチーノは、形勢を逆転させようと立て篭もった。
しかしそれは、反逆者を一網打尽にする為に、わざと泳がせたに過ぎなかった。最後の抵抗と言っても、全く何も出来ない状態のまま、追い詰められた彼らは、間もなく捕らえられ、その罪を激しく糾弾された後、島を永久追放された]
[折よく在庫のあった《飛猫》を1箱買い求め、リヒャルトは確かな重みをその手に確かめる。
これで兵舎を離れる準備はできたも同然だ。]
狙撃手の心得1。
――標的を狙える場所に居ること。
…闇が視界を覆っていても、弾丸が届かない距離で指をくわえて待つよりはマシだ。
人が生まれ、成長し、やがて老いても行くだろう。
戦禍に己が身を焼かれることがあるだろう。
病魔に蝕まれることもあるだろう。
人として最期に開くのは死出の門。
全てのモノが否応なく与えられる最期の権利。最期の枷
ユーリエはそれすらも拒まれたのか?
それすらもはねのける想いがあったのか?
だが……]
そうやって、お前さんはいつも見送っていったのかな?
出会ってきた多くの人をよ。
[別れは何度経験しても寂しいものだ。
慣れていくものがあったとしても、心を駆け抜ける小さな風……それは変わらない
初めにそんあ気分を味わったのは……コルトでだっただろうか?
船を任されてからの幾年、人の生涯で瞬きするような間ですら、そんな悲しみは幾度も味わった。
ならこの娘は……]
……白
[懐から取り出すは白い石。それなりに通った伝承だが、お守り代わりに持っている者も多い。もっとも、海賊となるとあまりそんな話は聞かないが。
まあかくいう俺も半ば強引に持たされた物だから、信じているかと聞かれれば返答に困るところだ]
えーっと、投げて輪をつくるんだっけ?
あの子が船の御霊殿だってんなら……飛んできたりしてな。
[あまりに下らないことを考える自身に苦笑する。そもそも困った時ではないし、万が一やって来てくれたとしても、こんな理由では呆れられるか、ぐーが飛んでくるかだろう。彼女が飛ばさなくてもディークから飛んでくるのは確実だろう]
―船内―
★で? この荷物はこっちに運べばいいんだね? おっけ、任せとけって。
[甲板でしばし休憩を取った後、青年は船員達へ声をかけ、雑用の手伝いを始めた。
航海の知識を必要とする仕事は無理だが、出来るものは全て積極的に引き受けた]
「驚いた。あんたって見かけによらず、結構力あるんだな」
うん? まあね。このくらい楽勝だって。
[目を丸くする同世代らしき船員へ、大きな荷物を抱えたまま笑顔を向ける]
オレ、身体動かしている方が好きなんだ。じっとしてると、身体にカビが生えそうで嫌になる。
だからサ、遠慮せずにどんどん言いつけてくれよ。
「はははっ。お前、なかなか良い心がけだな。感心感心」
[マストに登った時に注意してきた船員が、豪快に笑いながら、頭へぽすっと大きな手の平を乗せる]
へへー。どうもありがとう。
[青年は素直にお礼を言った]
べっぴんさんには怒られたくねぇわな。
ま、暇だったらたまには俺の船にも遊びに来いよな。
かわいい幽霊さんよ。
[そうやって、彼女が水面に消えるまでぼぅと眺めていた]**
― 船上・甲板 ―
ったりめーだ。いつもこんな時間に寝てねーし。
しかし運動なら誰か相手がいたほうがいいだろうに。俺でよければいつでも付き合うぜ?
[脇に刺したカットラスをぽんぽんと叩く]
……感慨ねぇ。そういうのはあまりないけどそういや、さっきあまりにヒマで掃除を手伝おうとしたら「客なんだから座っててください」っていわれたぞ。前は一緒に働いてたこともあるのに冷たいよなぁ。
[もちろん本心から冷たいと思っているわけではないし、そもそもそう言った乗組員は自分がカークの船に乗っていた頃にはいなかったので、そんな扱いになるのは当然なのだが。]
[乗り手が変わればについては頷いて]
そーだな。オヤジの船は見た感じ怖そうな連中多いし、やっぱ年季が入ってるからその分厳しいよなぁ。それに比べりゃここは若手が多いし、なんかちょっと偽装すりゃ交易船のふりとか出来そうな感じだよな。
[もっとも個人的感想であるから堅気の人間から見ればどちらもたいして変わらないのだが。]
[続く言葉にはぶんぶん頭を振り]
え?俺の船は別に乗らなくてもいいって。カーク先生をこきつかおうとしたら高くつきそうだし。
……別に乗ってもいいけど俺が部下に怒られてても笑うんじゃねーぞ?
[思案していると、「荷物扱いなら乗せてやれるけどよぉ?」と声をかけられた。]
「寝床はハンモック。飯は持参。出発は明日の朝。アリサカ経由。それでもよけりゃ」
[最初の条件は問題ない。軍船内では、造りつけの寝床をもらえるのは士官と病人くらいなものである。急ぐ旅ではないし、食糧持参もさほど面倒ではない。
気になることがあるとすれば――]
海賊の出没する海域だろう。護衛はつくのかな?
「護衛なんて、いらねぇよぉ」
[間延びした声で、声をかけてきた男は説明する。
曰く、アリサカまでの船の積み荷は酒である。襲撃して、一度はタダ酒をせしめたとしても、それ以降、護衛費用の上乗せされない安い酒を運ぶ者がいなくなれば困るのは自分らだと海賊は承知している。
だから、襲わない、と。]
さて、コルトを離れるまでは、私は大人しくしておくわ。
ちょっとお天気があれだけど、指揮官殿の判断で出航しちゃってちょうだい。もちろん、港で何かすることあるなら、先延ばしでもOKよ。
ガラの悪い酒場での情報収集は、後ほど報告するわね。
― 回想・シュバルツルックス船上 ―
[隠れていた倉庫の前で猫の泣き声と扉をかりかりするような音が聞こえる。
頼むからあっちにいってくれ。その思いもむなしくギィという音とともに微かなランプの灯が目に飛び込んできた。
そして目の前に現れたのは黒猫を抱いた栗色の髪をした同じ年頃の少年。
怯えている自分の前で人なつっこそうにする彼の姿に少しだけ安堵し。
話しかけられた言葉には騙そうという意思はひとつも見えず。
差し出された手は同世代とは思えないほど力強かった。
――新しい人生。
確かに自分は人生を賭けるために僅かな希望だけを持って船に乗り込んだのだった。]
あと…一度、リヒャルトの様子を見に行った方が良いかもね。
案の定だけど、あの子、ベッドで大人しくしてるタマじゃないみたい。うろうろしてるのをそこかしこで見られてるわ。
可能なら、何だかんだ理由つけて船に放り込んじゃった方が良いかも知れないわね。
[海賊との間に密約があるのかもしれないし――そもそも、アリサカという港自体が、海賊に上納金を納めて略奪を免れる(献金を明言してはいないが、公然の秘密といったところだ)、ハルヴ・マーンからすれば海賊への資金提供という“利敵行為”を行っている場所でもある――あるいは、荒事を引退した海賊なのかもしれない。
男が紹介してくれた船長こと“ゴードン親分”は足音からするに片足が悪く、いかにもそれらしい雰囲気だった。]
[ちなみに、酒と交換にアリサカで積み込むのは、狼島の船乗りたちが沈没船からサルベージした(ということになっている)品で、神官たちの好きそうな骨董品を選んで神の島へ運んでいって売る。
そして、土産物を買い込んで往路よりも確実に質量が増えて船に乗り切らなくなった巡礼を乗せてコルトに戻る、というのが、彼らの“賢い三角交易ルート”だという。
「差しつ差されつだよ」と、どこかで間違えて覚えてきたらしい慣用句で、得意げに男は締めくくった。]
>>30 ハンス
…オレの船は、海賊を見つけたなら、先頭に立って突っ込んで行く船だ。それがどういうことかは…わかるな?
たとえ指揮官が命令したとしても、オレの船にお前は乗せない。
[...は腰をかがめ、ハンスの瞳を正面から見つめた。]
[一癖ありそうだが、大海原で乗客を海に放り込んで、持ち物を売るような連中という感じはしない。
むしろ、「巡礼船に乗り損ねた目の不自由な青年」を捨て置きかねたから声をかけてくれたのだろうと思う。
リヒャルトに声をかけてきた男からして――名前はギリアンというそうだ――やや頭の回転が鈍そうで、軍にいたら虐められてしまう類の男だと感じたが、そういう男を拾って、拳骨でこづきながらも仕事を仕込むゴードン親分も、口は悪いが面倒見はいい。]
[リヒャルトは、大男ギリアンの顔のあるあたりを見上げて微笑む。]
お世話になるとしよう。
リヒャルトだ。よろしく。
――この船の名前は?
[《海亀の枕》号――と、ギリアンは胸を張って答えた。]
>>30 ハンス
…ゾフィヤの大型艦になら、見習いや雑用で働いている若者もいる。だが…決意と責任感を持った言葉でなければ、彼女は耳を貸さないぞ。肝に銘じておけ。
[そう言うと、...は少年の頭をぽんとなで、立ち去って行った。]**
リヒャルトは独自に神の島へ行く気かな?
確かにコルトでは接触出来るキャラが限られてるしな。
うーむ、しかしすごいフットワークだw
[その後、彼――カークとはあっという間に親しくなり色々なことを教えてもらった。
自分は子供の頃から好きだった他愛ない話くらいしか出来なかったが、よく聞いてくれた。
やがてカークが独立することになり自分もついていくことになった]
「俺、独立するからお前も一緒に来いよ。おっちゃんにはもう話はついてるから」
[いきなり切り出された時はびっくりもしたが嬉しかった。同世代の見習いは他にもたくさんいたがカークがこの地で出来た初めての友人だったから。
そういえば自分が船をもつことになった時は多少の不安があったのだが、その時にも色々相談に乗ってもらって快く送り出してくれた。
ゲオルグとカークには足を向けて寝られないな……と思う。]
なんでこんなにソロール続く (爆
いや、おれはいいんですけど、心配してる人がいたらすまん。
ちゃんとあちこち絡む予定はたっているんだ、うん。
今日は休みなので、ちまちまと進みます。
気づいたらひとりだけ1000pt切ってるな。
まだまだ余裕だけど。
しかし、2日目になっても、まだ両軍、ぶつかってないね。
(海軍なんかまだ出航もしてない)
前回にくらべると、すごくのんびり。
ちなみに、「海亀の枕」というのは大海原にぼつんと漂う流木のことで、海亀が枕にしたそれはラッキーアイテムなんだそうだ。
うちの艦隊の名前《白海豹》だけど、タテゴトアザラシの赤ちゃんしかイメージできない(^^;)
SEALsとなれば、米海軍特殊部隊のことだから最強だけどな。
余談ついでに。
ハルヴ・マーンは、前回のジラルダン/キャスティールと同じく、ベルギービールから。
コルト始め、港の名前はすべて銃器からつけた名称。
アリサカは日本人ですよ。
地図作ったときはガンナーやるつもりはなかったんだけど。
ツィスカさんが、パソコン故障のため、参加ができないとの報告(メモ参照)を受諾しました。
つきましては、投票の変更をお願いします。
▼投票=ツィスカ
ツィスカさんのパソコンがデータ損失なく修理できますよう、お祈り申し上げます。
またの機会に遊びましょう。
ゲオルグを一緒に落とすか、あるいは残すかは物語の進展状態と最終的な残り人数を踏まえて、まだ検討中です。
落とす場合は▲襲撃にて対処の予定ですので、狼さんズに改めて指示を出します。
どうぞよろしく。
神の子 シメオンは、船大工の娘 ツィスカ を投票先に選びました。
海賊 ディークは、船大工の娘 ツィスカ を投票先に選びました。
船霊 ユーリエは、船大工の娘 ツィスカ を投票先に選びました。
なお、ツィスカさんですが、あえて退場ロール、更新後の発見ロールは入れなくてOKです。
「以降は歴史に名を表すことなく平穏に暮らした」という退場もありかと思っているので。
他のPCにも「平穏な余生」「ふたりで幸せに」的な退場ロールは認めるつもり。
それまでの経緯でちゃんと熱血して、自分の問題を解決したら、ですけどね。
でも……なんか変。
さっきルシエのこと言ってた子が本当のこと言ってるなら、なんでこの船に乗ってなかったの……?
[物陰で猫に向かって首を傾げる。しばし、んーと唸っているが]
ねえ、ゲオルグになんか変って伝えて。頼んだわよ。
[黒猫に伝言を頼むと、船の縁を乗り越えて海へ*]
― 回想 神の島 ―
[昔々、行ったことがある。神の子が住む島。
正確には、港まで行ったが神殿までは行けなかった。船霊は、海からは遠く離れることができない。だから、中心部に小さく見えた神殿に行くことを諦めたのだ。
2度目の来訪は、長い年月を過ごした幽霊にとっては、ごく、最近の事だ]
神に仕える人が住む場所なら……
[あの人の所に行く方法もわかるかもしれない。求める気持ちは、いつでも熾火のようにくすぶって存在した]
[それが――
息を切らして走る、身体を持たない幽霊なのに、そのときは何故だか本当に苦しかった]
水、じゃない、海……
[神殿内。何処をどう走ったかわからない。追われている……なんで? 何故、どうして。疑問符ばかりが口をつく]
逃げ、なきゃ……
[『背信者』、その声が何処までも追ってくる]
私はただ、知りたかっただけ。なのに。
[『私』という存在が、教えに反するのだろう。そこに存在してはいけないのだろう。だから、無かったことにされる。消滅させられる]
嫌……っ!
[追ってくる靴音。船さえ在れば、ひとっ飛びで洋上に出られるけれど、ここにはない。海が遠い。捕まりたくない、まだ]
[追ってくる男達の、祈りの声が身体に絡みつく。
まだ、消えたくない。
何故?
同時に浮かぶ背反する思い。あの時、助けが入らなければ、答えが出ないまま消えていただろう。自分を助けたのは確か……神の子と呼ばれていたか*]
―神の島・回想―
「止メナサイ!」
[少女を追いかける神官達へ、まずオウムの声で鋭く牽制した後、...はその場へ姿を現した]
「シメオン様!」「ど、どうしてこちらに?!」
[それを聞いて、神官達が弾かれたように飛び上がる。
何故なら、...は明後日に控えた礼拝の準備の為、潔斎をしている最中だったからである。この時も、目元しか出せない大きな布で、顔を覆っていた。
だが、神殿に入り込んだ少女の気配に気付き、慌てて駆け付けた。もし神術が使える神官に発見されたら、少女が危ないと考えたのだ。それは、どうやら間一髪で間に合ったようだった]
「彼女ニ施シタ術ヲ解キナサイ」
[驚愕する彼らに有無を言わさない口調で、...は鋭く指示を出した]
/*
段取りが悪い幽霊ですまん。というか、じゃあどうしろという振りなんだこれ。
上手に回想あわせられるようになりたいなあ、ふむり。
あ、カークは素敵なお返事有り難うございます。いいなあ、素敵ロールだ。至福。
そしてさらにゲオルグの猫に絡む。猫に伝言て……でも危ないよって言ったらゲオルグが罠にはまりにくく……(鬼
「し、しかしシメオン様。この者は…」
[それでも一人が反論を試みたが、...は一歩も譲らなかった。少女が必死に逃げながら、助けを求める悲鳴をあげているのが痛いくらいに理解出来たからである。
しかも、どうやら自分に用があるらしい。...は少女の話を聞こうと考えていた]
「良イカラ早ク、言ウ通リニシナサイ。ソシテ、コノ場カラスグ離レルヨウニ。彼女ト二人デ話ヲシタイノデス」
「……」
[神官達はしばし顔を見合わせた。しかし、...の指示には逆らわずに、術を解いて立ち去った。
その姿が完全に消えてから、...は丁寧に頭を下げた]
「怖イ思イヲサセテ、本当ニ申シ訳アリマセン」//
やれやれ。余計な邪魔が入ったが、そろそろ頃合いだな。
[ようやく訪問者を船室に追い払って、海賊王は肩を鳴らす。
その足元に、ととと、と寄る小さな黒いもの。]
おぅ、なんだ、コーレ?
[なおなおとしきりに鳴く黒猫を片手で持ち上げ、ひょいと肩の上に載せる。]
よしよし。退屈してんだな。
いまからおもしろいモン見せてやるから、待ってろ。
[わはは、と笑う海賊王の肩にしがみついて、黒猫が少し不満げになーおぅと鳴いた。]
海賊王 ゲオルグは、船大工の娘 ツィスカ を投票先に選びました。
銃士 リヒャルトは、船大工の娘 ツィスカ を投票先に選びました。
銃士 リヒャルトは、船大工の娘 ツィスカ を能力(占う)の対象に選びました。
[止めなさい、と制止の声は人の物ではなかったけれど。オウムの後に現れた人が指示すれば、ぷつん、と糸が切れた感触。反動で、前に投げ出されるようにして、膝をつく。
自分の身体を縛っていた何かが霧散していくのがわかる。その証拠に、息苦しさが消えた]
……ぁ。
[遠ざかる足音を、確かめるために顔を上げると、ちょうど頭を下げる人影が見えた]
あ、の、ありがとう……
[困惑をありありと滲ませて、布に覆われて表情の伺えない相手に礼を述べる]
……でも、あなたは、私を消さない……?
[今まさに助けてくれた相手に、おそるおそる、訪ねる]
私、まだ消えたくない、って思ったの。だから、あなた、私を消すならまた、逃げなきゃ。
[歯の根が合わない、震えた声は、生きていたときの記憶からか//]
「御安心下サイ。ワタクシハ、貴女ヘ何モシマセンカラ」
[震える声を耳にして、自分の表情が見えないと分かっている...は、安心させるように、いつもより優しい口調で伝えた。
倒れ込んだ少女の視線に合わせるようにしゃがみ込む]
「貴女ハ、コノ世ニ留マリタイ理由ガ、アルノデショウ? ココヘ来タノモ、目的ヲ果ス為ノ行動ト御見受ケ致シマシタ。
…無理強イハ、シマセン。デモ、モシ話シテヨイト思ワレタラ、遠慮ナクドウゾ。ワタシクガ手助ケ出来ル事カモシレマセンシ」//
>>50>>53
ヴィクトリア、わかった!肝に銘じとくよ。戦闘の怖さを…。
[ヴィクトリアの言葉を聞いて、コルトにくるまでのことを思い出していた]
船乗り見習い ハンスは、船大工の娘 ツィスカ を投票先に選びました。
[何もしない。何かする人間がすると言うわけはないけれど――女は、しばらく男を見つめた後、頷いた]
あなた、不思議。人なのに、人じゃないものを持ってるみたい。
[幽霊である自分を、他の存在と区別しないのは、目の前の存在がまた特異であるからかもしれない……とは気づかなかったが]
私……あの人の所に行きたいの。もう、ここにはいない人。
[ここ、この世にはいない、死んでしまった人の所。促されるまま、何度か、唇を振るわせた後、話す//]
海賊 カークは、船大工の娘 ツィスカ を投票先に選びました。
― カークの船 ―
[何の前触れもなく、一番下の階層の廊下に姿を現した幽霊。ちょうどすれ違うようになった船乗りが、驚いて振り返るが、まるでそこの部屋から出てきましたよというように、視線を最寄りの扉へと向ける。それから至極当たり前のように問いかける]
ねえ、ディークはどこ?
[ゲオルグの船から飛んだ先は、シグの港で修理中のディークの船。そこに船主の気配がないのを知って、さらに兄弟分の男の船へと飛び込んだのだった。
甲板かなあという返事を聞けば、礼を言って階段を上がる]
変なこと変なこと……
[繰り返す様は、忘れないようにする子供のよう*]
― コルト近海 到着前 回想 ―
[コルトまで目前という頃。ハンスの目の前に信じ固い光景が飛び込んできた!?]
あ…。あ…。
[目の前には燃え上がる船。辺りには爆発で飛び散ったと思われる荷物と人が散乱していた]
だ、だいじょうぶか!?
[船をよせて、人に船をつけた。でももうその人は生きをしていなかった…]
こ、これが戦場なのか…。
[ハンスの言葉に、帰ってくる言葉はない…。海上の音は、目の前の船の大きな水しぶきだけ…。そのうち船は、海へと飲み込まれては消えた]
……………。
[ハンスも船が沈むのを見ているしかなく、だまりこんだまま海を見つめた]
―コルト・軍獄舎―
[港の片隅に、捕らえた罪人や規律違反を犯した兵を収容する施設がある。
滅多に足を運ばない場所だが、中のことは知っていた。
守衛に声をかけ、1人で奥へと入る。]
昔、ゲオルグの部下だったというのは、お前だな。
[牢の中に目的の男を見つけて問いかければ、中にいる海賊たちがじろりと視線を向けてくる。
中の1人が、下卑た声を上げた。]
「なんだ、ねーちゃん。そんな可愛い顔しちゃって、おれたちを楽しませてくれようっていうんかい?
いいねぇ、最近の牢屋ってのは、そんなサービスまで……」
[言葉の途中で、銀光が煌めいた。瞬時の抜刀と斬撃。
俄に立ちこめる血の匂いと、男の大仰な悲鳴を背景に、海賊の1人が塩嗄れた声を出す。]
「確かに、昔、大親分の船にいたが。何か用か?」
ゲオルグについて聞きたい。
奴は、子供を攫うのか?
[刃を鞘に収めながら尋ねれば、鼻で笑う声が返ってきた。]
「馬鹿言うんじゃねぇ。
大親分はそんなしみったれたこたぁしねぇよ。
狙うのは、でかい獲物だ。お宝をたらふく呑み込んだ船が、大親分の大好物よ。
子供を攫うなんざ面倒でせせこましいこと、大親分には向いてねーよ」
[やはり、思った通り。
ついでに、例の紙に書かれた模様と同じものをみせて、ゲオルグの紋章だと確認する。
思っていたことの裏付けを得て、牢を後にした。
一応、守衛には捕虜の手当をするよう言ってから、船の方へと戻る。
出航の刻限が迫っていた。]
[不思議と告げる相手>>70へ、...はゆっくり告げた]
「ワタクシハ、神ノ子ト呼バレテマス。神ニ仕エル事デ、毎日ヲ過ゴシテイマス」
[だが、少女から告げられた内容には、流石に驚いた]
「フム…」
[...は顎に手を当てて、しばし考え込む。
二人がどのような事情で死に別れたのかは知らない。だが、少女が現世に留まるくらい強く願うのだから、深い絆があるのだろうと思った。
…それならば、少女が亡くなった時、何故相手は迎えに来なかったのだろう。
来られない事情があるのか。…あるいは、迎え入れる少女の方に、何か障害があるのか?
残酷な宣言になると思いながらも、...はハッキリと告げた]
「残念ナガラ…貴女ガ現在ノヨウニ、コノ世ヘ留マル間ハ、ワタクシニモ、相手ノ方ニ会ワセル事ハ出来マセン。誠ニ申シ訳アリマセン。
何故ナラ、強制的ニ、アノ世ヘ送ル方法ハ、先ホド神官ガ使ッタ、手荒ナ術以外ニ手段ガナイカラデス」//
守護騎士 ゾフィヤは、船大工の娘 ツィスカ を投票先に選びました。
―コルト・軍港―
[出航の準備は、最後の慌ただしさを迎えていた。
積み荷の最終チェックが行われ、航海士が空模様を見ながら海図を睨みつけている。民間の港でも、巡礼の船が出発している頃だろう。
銀嶺号には船長もいたから、出航準備の差配などもする必要は無かった。
全ての準備が整うまで、桟橋に立って皆の仕事ぶりを眺める。強いて言えば、それが仕事だろうか。]
[ちらりと横を見れば、《海姫の鉄槌》号――ヴィクトリアの船も出航準備に余念がない。
船長の気質を表してか、水夫たちの動作も荒々しくも機敏だ。
いや、そもそも突撃船の乗員全般がそうなのだが。
じきに出航準備を追えるだろう自分の艦隊から視線を外して、しばし離れることとなる港を、しばらく眺めていた。]
戦場――
[哀しみしか生まない場所…。殺気だった場所…。]
そういえば街を歩いている時、一瞬殺気を覚えた気がしたけど…。
この僕がそんな事、気づけるわけないよな…。
[またヴィクトリアの言葉を思い出し、港にいたゾフィヤに駆け寄っていった]
― コルト軍港 ―
[船の近くで船乗員に、指示を出してるゾフィヤ声をかけるハンス]
僕はどうしてもルシエを助けたい!!だからこの船に乗せてほしんだ。皿洗いでも荷物運びでもなんでもする。
お願いだ!!
[ヴィクトリアの言葉を胸に、ゾフィヤを一転に見つめるハンス。決意は固い]
−甲板−
>>41
はは、遊び半分だったからな。その手の練習はお天道様が見てる時にしようぜ。
間違ってお前の玉のお肌でも傷つけちまったら、ユーリエちゃんにおこられちまう。
そうだな、お前の剣捌きも久しく見てないからな。
[汗を拭いながら、カットラスを叩くディークに軽く笑う。ヒマと言葉がでれば]
あっれー? 連中には『あいつが泣くまでこき使ってやれ』って言っておいたんだけどな?
はは、まあそれは冗談として、元々足りてたメンツだったしな、おまけにポールもよく働いてくれている。
手伝って欲しいってのは、こっちの人手じゃなくてアリサカでの方だからよ。
それまでは、たまの観光気分を味わえよ。
まあ……
[なにもないと思ってる時に限って、厄介ごとの神様は変な気を回すというのは、よくあることで]
何かあったときは頼むぜ。
[消えるのが怖かったと告白する少女>>76へ、もう一度丁寧に説明を試みる]
「ソウデス。貴女ガ心カラ納得出来テナイ、今ノ状況デ術ヲ施シテモ、本当ノ救イニ、ナリマセン。ソコデ、私ハ貴女ヲ助ケマシタ。恐怖心ニ捕ワレタママ、魂ダケ送ッテモ、安ラギトハ無縁ノ日々ガ待ッテイルダケデス。
ダカラ、考エテミテ下サイ。貴女ガ現世ニ留マル理由ヲ。サスレバ自然ニ道ハ開ケルデショウ」
[自分の胸に手を当てるしぐさをした後。ゆっくりと立ち上がった]
「ソロソロ帰ッタ方ガイイデス。ココハ、貴女ニトッテ危険ナ場所。礼拝ノ準備デ、神官ハ皆気ガ立ッテイマス。島ヲ出ルマデ、誰モ手ガ出セナイヨウ、ワタクシガ守リマス」
[...は少女を促すと、短い祈りの言葉を口にした。
その途端、少女を柔らかく暖かい光の球が包み込んだ]//
>>42
ああ、おっちゃんのは由緒正しいって変な言い方だな、それ用の海賊船だからな。これとは年季使われ方も違う。
こいつはなぁ……元々交易船だったのを改修したのだからな。おかげででかくも速くもないが、割と頑丈だ。積載にも適してる。
先代の時の話だからいつからかはわからねぇが、奪った訳じゃなく譲って貰ったもんらしいぜ。
なんでも随分可愛らしい名前があったらしいが、先代、恥ずかしいとか言って全部はずしちまったって話だ。
可愛そうにそのまま『あの船』とか『こいつ』としか言わねぇもんだからよ。ついたあだ名が『Soy anónimo』名無しさんたぁ浮かばれねぇ。
こいつが生まれた時の名前を戻してやりてぇとこなんだがな。誰も知らねぇってんで八方ふさがりだぜ。
>>87
わかってる!
それでも僕はルシエを救いたい!!一刻も早く。
僕にとってルシエは…、ルシエは…。
[ハンスの心に、熱いものを感じた。ルシエが連れ去られるまで、気づかなかったこの想いを…]
とても大切なんだ
[ここであきらめることなど、ハンスにはとうていできそうにもなかった]
[ハンスの躊躇いのない言葉を聞いて、少し口元をゆるめる。]
――自らの道を進む者に、祝福あれ。
分かった。水夫見習い扱いで、名簿に入れておこう。
船に乗ったら、ニコっていう水夫を探すと良い。いろいろ教えてくれる。
なにかあれば、私に声をかけてくれればいいから。
さあ、急いで。
もう、出発する!
― カークの船・甲板 ―
[後ろから名前を呼ばれたような気がして振り返ると銀髪の少女が音もなくやってきた]
あ、ユーリエ、お帰りー。ってここは俺の船じゃないからお帰りってのも変か。
……ん?どうかしたか?
[いつもより表情が若干硬く見えた。]
ゾフィヤいつも返答遅くってすいません。
ぜんぜん描写がわいてこないのよねwww(ホラー村よりは沸くけどwラピュタベースあるからww)
(テスト:照れ笑顔)
>>89
ありがとう!ゾフィヤ!
[ゾフィヤのOKの言葉に、やっと安堵の表情を浮かべたハンス。]
待っていてくれ!ルシエ!!すぐに助けるからね!
[不思議にも不安というより、期待という思いが強いのを感じた。]
冒険=\―
[知らない世界に足を突っ込む時、人はどうしてわくわくしてしまうのだろう――。またハンスも例外ではなく、胸の高鳴りを感じた]
役名で平民ぽいの僕だけになっちゃった。
ちょっちさびちい…。
(てすと:冷笑、喜怒哀楽の激しいキャラなのに、悲しい顔がない><)
[頬を紅潮させるハンスを見て、少し釘を刺しておこうかと思ったけど、止めた。
海の厳しさは、海が教えるだろうから。
それに、キャリコからここまで、1人で船を操ってきたのだ。
それなりの手荒な歓迎は受けているだろう。]
アリサカまで、何もなければ2日でつく。
その間、しっかり働いてもらうから。
[そう言い残して、銀嶺号へと乗り込んだ]
― カークの船・甲板 ―
[素足で軽やかに階段を駆け上がり]
ここディークの船じゃないからね。
[船主の船でもあまり突飛なことはしない。船乗り達がびっくりしたら、操船が危ういし]
ただいま。
[ディークの正面に立つと、変なこと変なことと繰り返す言葉を中断し、挨拶は忘れない幽霊だった]
― 銀嶺号船内 ―
>>95
うん、わかった!
[ゾフィヤの言葉に、大きく頷いて銀嶺号に乗り込んでいったハンス]
わー!すごいな!!
[ハンスはこんな大きな船には、乗った事がなかった。とにかく船の規模が大きく、ただただ圧倒されるばかりであった]
コルト――
またこれるといいな。
[銀嶺号から見たコルトの軍港を見ながら、先ほど食べた卵が入ったサンドイッチの味を思い出していた。]
>>94
恩人なんかじゃねーよ。お前が掴んだお前の功績だ。
俺は別に何もしちゃいねぇ。
ああ、アリサカじゃあ正港の方じゃなくても、あまり泊めておくわけにはいかない。
話ができてるって言っても一応向こうにも体面ってのがあるしな。
まずは、この狼島特産のアンティークな品物をとっとと片してしまわねぇとな。
その後は情報収集だな……連中の本腰とやらがどれくらいか。
それによっては、おっちゃんとこだけじゃきつくなるかもしれねぇし、へたすりゃ狼島の奴らのおまんま食い上げだ。
留まれる僅かな時間で出来るだけ情報は握っておきたい。
予定通りならゴードンの爺さんが寄る時期だ。あの狸爺は王国にもどっぷりだからよ。うまく逢えれば、いい話も聞けるかもしれねぇ。
俺はあそこの面の皮の厚い連中と会わないわけにはいかないし、うまく探って貰えないか?
「大丈夫、カナー?」
[オウムが主人の心をまた代弁する。
...は大きく頷いて、少女が向かっている海へ視線を向けた。
無事を祈る、と少女は言っていた。その気持ちのこもった言葉から、少女が優しい性格なのは、すぐに分かった。
…だからこそ心配になるのだ。彼女が留まる理由には、もしかしたら人々の安全を祈る、気遣いが関係しているのでは? と思い付いたからだ。まだ推測の段階だし、真実は別の所にあるかもしれないが]
――。
[少女が立ち去ったと確認した後も、...はしばらくそこで考え込んでいた]
>>98
そりゃまあわかってんだけどさ。……いやぁ、この色だから“夜天”とかよ。考えても見たんだが、やっぱこいつに元々あった名前がいいんじゃねぇかなと思っちまってさ。
ほら、お前だって「今日からお前の名前はボブだ!」とか言われても困るだろ?
……ま、わからねぇならせめて元に近い“かわいらしい”名前とやらにしてやりてぇんだが、俺には難度高すぎだぜ。
お前そういうの得意そうなお上品な子とかしらねぇ?
>>99
オオアナタヒドイヒト! ワタシニクビツレイイマスカー
って……銅貨3枚かよ。もっとぼったくっておけよ。キャプテン ディークさん。
[金貨なんだろうが、そこはぼけて返しておく。そんなこんなでユーリエを出迎えた]
ねみゅくなってきた…。ねむねむ…。
ガチ人狼じゃないのに、眠れないのはなぜだろう…。
活字中毒が原因か!?
(テスト:アルカイック)
[銀嶺号に乗り込んで、一通りの指示を終え、出帆の号令をかける。
帆をいっぱいに張った銀嶺号は、ゆっくりと桟橋を離れ、海へと滑り出した。
銀嶺号を先頭にして、《白海豹艦隊》の船たちが次々と岸を離れて、旗艦の後を追う。
港では、整備や後方支援の者たちが、戦いに赴く船に手を振っていた。]
[やがて艦隊は、コルトの民間港から出た巡礼の船と合流し、それを中心に置いた見事な陣形を保って南下する。
目指すは幸島の港、アリサカ。
どれほど長くとも、数日の道程だろう。]
―― コルト港 ――
[交渉をまとめて兵舎に帰ろうとしたとき、軍港の方から号砲が聞こえてきた。
ゾフィヤ率いる第三独立遊撃隊が出航するのだろう。]
……。
よい航海を。
/*
しかし、3人組(カーク、ディーク、ユーリエ)の話、楽しそうだなぁ。
その内の二人は、共鳴ログでも囁いてるんだろうなぁ。
なに話してるんだろう?
うちは……ああだけどw
わー!動いた!!
[銀嶺号につづいて、船が続々と隊列を組む姿は壮大だった]
おー!
[海風はとても気持ちよい]
キッチンも踊り場も、本当に大きいな!
[はしゃいでいるハンスであったが、船乗員を見たときはっとした。]
「遊びに行くわけではない」
[ゾフィヤの言葉が胸を引き締めて、ニコという人を探しにいったハンスだった]
>>97
妙というか胡散臭さがぷんぷんしてるな。
つか海賊っぽい印があったんだろ?
人攫うのにそんなもんぶら下げてやってくる馬鹿いねーだろ。
十中八九はめようとしてるんだろうが……だれがそれをしようとしてるか?
おっちゃんを貶めたい海賊の造反と考えても稚拙もいいとこだ。
普通に考えりゃ、海賊がそんなガキ攫うことの意味がわからねぇ。
人身売買の類は、おっちゃんはじめ嫌いな連中が多いからな。狼島では表だってはまずやらねぇ。隠れてやってる奴もいるんだろうが、やっても猫島か幸島だ。キャリコはでかい港だが王国のお膝元でそんなことしようなんざ気が狂ってるとしか思えねぇな。
おっちゃんの所に来た連中の話もわからねぇ。
ディークの言うとおり、腐っても王国だ。体面にゃあ過敏になる。スパイ容疑で連行するなら、それ相応の手順を踏むんじゃねぇのか?
いくらなんでも鵜呑みにできるわきゃねぇな。
ところで、ステファンが一昨夜22時に「ログ読み中」のメモを残したまま、もう26時間ほど発言していませんね…
昼型のバルタザールもだ。
無事に帰ってきてください。
― アリサカへ向かう、銀嶺号船内 ―
[ニコはすぐに見つかった。事情を説明すると、すぐに仕事場に案内してもらった]
「頑固だから、きーつけろ」
[ハンスに与えられた仕事は、整備士の助手]
「手がはいらねえ」
このパッキンだね!
[船の整備は親方にきつく教えてもらったハンスだった。「船の事をわからないで、なにが船乗りだ」が親方の口癖だった。親方…。怪我は大丈夫だろうか…]
「名前は」
ハンスです。よろしくお願いします。
[整備士の親父はハンスを見つめ頷いた。そしてそのまま親父とハンスは、仕事を黙々とこなした]**
ディーク……一旦おっちゃんのとこ寄ろうぜ。
どうやらこすい手使って、俺らを出汁にうまいもんすすろうとしてるハイエナの臭いがしてならねぇ。
俺らも随分舐められたもんだな!
おもしれぇ……どこのドサンピンかしらねぇが、それ相応のお返しはしてやらねぇとな。
その子供ってのも気になるしな。
まあ、おっちゃんの元にいりゃあ、安全だろうよ。
猛獣の護衛に、ねずみ取りの達人? いや達猫か、まいいや変なこともできねぇだろう。
ユーリエを呼び出すところまで、やろうと思っていたんだけど、このペースだと、そこまで進められないな。
リアル1日後ろズラしにするか。
そうこうしてて3日目吊りになるのは勘弁、なんだけど。
何も回収できない><
落ちるなら5日目か6日目くらいがいいね。
といっても、皆、キャラたててきているから、6日目の5人の中に残れるかというと厳しい生存競争だな。頑張ろう。
―アリサカのどこか・3年前回想―
★[青年―と言っても、当時はまだ少年に属する年齢だった―が意識を取り戻すと、見知らぬ部屋のベッドで寝かされていた]
”ここ、どこ?”
[確認しようと周囲を見渡した時、頭と胸に鋭痛を感じて、青年は顔をしかめた]
”いたい。すごくいたい。…どうしてボクは、こんなケガをしているんだろう?”
[両腕で胸の包帯を抱きしめて、青年は不安そうに目を閉じた。だが、何も思い出せない。白霧の中を手探りで歩くような感覚に、じわじわ恐怖が募っていく。
やがて医師が現れて、青年が助け出された経緯を説明した後。素性を話すように促したが、青年は過去の記憶を全て失っていた]
★[それを利用して、バレンチーノらは青年を洗脳しようと試みた。
曰く、我等は心正しき者であるのに、不当な迫害によって、神の島を追われた。その首謀者は、神の子である。
神の名の元に、我等を苦しめる独裁者の手から、島を取り戻さなくてはならない。だから、その手助けをして欲しい。
真実を知る者なら失笑してしまうような虫の良い話をして。自分達こそ善人であると誤魔化しつつ、青年に協力? を求めたのだ]
★”大人って、つまらないうそをつくもんだね?”
[青年はすぐに、事実を悪意を持って歪めたのだと気付いた。
何故なら、彼らはそれと同時に、自分らが青年を助けた事を恩に着せ、生きたいならば我等に従うしかないぞと、あからさまに脅しをかけたから]
”それって、すっごい黒要素だよ、おじさんたち。”
[心の中で呆れつつ、青年は即決した]
★[今まで自分が持っていたものを全て失って、未来の希望も薄いのは事実だが。決して奴等の言いなりになるものか。安全と命の保証と引き換えに、悪魔へ魂を売り渡さないうちに、何とか知恵を絞って、事態を打開してやろう。
それからの3年間は、予想以上に長く厳しく、時には絶望に襲われた瞬間もあったけれど。信じる気持ちを投げ出さずに我慢して良かったと、青年は心から思っている]
>>115
ん? なんだか?
[言葉を切ったユーリエに怪訝そうな顔を見せはしたがにこりと笑い]
ユーリエちゃん。教えてくれてありがとよ!
[自分とディークがあれやこれやと考えていた間、船首像を眺めたり、伝説の魔物“ぼったくり”と精神戦を繰り広げていた? そんな仕草もまた……ディークが気にかけるのも無理はないなと一人思う。
つい頭でも撫でたくなって手を翳すが、果たして嫌がるだろうか?]
そういやよ、ユーリエちゃん。お前さんこいつの気持ちとかってわかるかな?
[船首をコンコンと軽く叩き、ふとよぎった疑問を効いてみる。物にも魂は宿ると聞く。ましてや船員と苦楽を共にする船だ。ヒトなのにヒトとは少し違うそんな存在の彼女なら、もしかしたら相棒のこともわかるんじゃないか? そんな微かな思い]
【ルシエをさらった人考察】
ルシエをさっらったと思われる海賊王。でも海賊王はルシエを知らない…。
ルシエをさらったのは、海賊王ではない。では印を置いたのは!?
【黒判定:バレンチーノ!?】w
でも【ハンスは海賊王を強く疑ってる】
いや海賊王に興味もあるようだがw
(テスト:驚き口閉じ)
――《海亀の枕》号 出港の朝 ――
[当座の食糧として、パンとチーズ、水とリンゴを買い込んだ。
ヴィクトリア船長が市場のリンゴを買い占めていったのではないかと危惧していたが、コルトは物資の豊かな港湾都市だった。
アリサカで新たに食糧を買い込む時間はあるというから、あまり多くは持ち込まない。
その他には、身の回りの品が少々と、銃と弾薬と楽器。身軽なものだ。
ガンケースに納めたマスケットだけは巡礼――しかも目の見えない男の持ち物としては奇妙だが、灰色の防水マントの下に背負えば、さして人目にはつくまい。
桟橋まで送ってもらい、後はギリアンの手を借りて《海亀の枕》号に乗り込む。
威勢のいい嗄れた掛け声とともに、船は出港した。
艦隊出発>>108から半日後の早朝のことである。]
[巡航スピードに乗るまでは、船員たちの邪魔にならないよう与えられた一角でおとなしくしていたが、操舵が落ち着いた頃を見計らって甲板に出る。
吹き抜けてゆく強い潮風。
狙撃には邪魔な風だが、世界が動いているという実感を得るにはまたとない。
リヒャルトは大きく腕を広げて、伸びをした。]
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