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さあ、自らの姿を鏡に映してみよう。
そこに映るのはただの村人か、それとも血に飢えた人狼か。
例え人狼でも、多人数で立ち向かえば怖くはない。
問題は、だれが人狼なのかという事だ。
占い師の能力を持つ人間ならば、それを見破れるだろう。
どうやらこの中には、村人が7名、人狼が3名、占い師が1名、霊能者が1名、狩人が1名、共有者が2名、C国狂人が1名いるようだ。
楽天家 ゲルトが「時間を進める」を選択しました。
狽ソょ、えええええええええwwwwwww
おまかせってたら共有wwwwwwwwwwww
どうするこれwwwwwwwwwww
おはようございます。
本日は
■共有者・占い師・霊能者(及びそれを騙る狼側)のみCO可能
■村側による役職騙りは無し
■COした人以外は、中の人視点でもキャラの役職を隠し通す
(狼側・村側だとわかるようなモノローグなどの禁止)
ですのでよろしくお願い致します。
司書 クララは、楽天家 ゲルト を能力(占う)の対象に選びました。
例えば
「この中に狼がいるなんて思えない」
と、みんなの前で口に出して言うのはOKですが、
[それは本当の気持ちだった]
という心情描写がついてみたり、上記の台詞を自分しかいない部屋で呟いてみたりするのは、村側が透けますので避けて下さい。
窮屈ですが、24hの辛抱なのでチャレンジお願いします。
また、明日からは処刑のための投票が発生します。
全員それぞれ「この人が怪しい」という相手を作っておいて下さい。
今日のうちからこっそり伏線張っておくといいですよ。
「どうしても誰かを選ばなきゃいけないなら……」な感じの消去法でも構いません。
処刑に向けた進行が、一部の人に丸投げにならないよう、ご協力下さい。
共有者希望いなかったのかYO!
全く何も考えてなかった。共有者って、どういう設定にするかなあ。
ヤコブかー。
髪の色同じだから親戚(違
あ、ヤコブよろしくーノシノシ
/*
おっと弾かれてる。
これはずっとやりたかった「ハッ!まさかあの人が・・・ふびら!」フラグですね!
[たぶん 違うよ りいたん(の中の人)]
子供だから吊りは難しそうだし、夜中起きてきて、さくっと喰われるとするか。
ヤコブが希望して共有になったかもだし、まずはむこうで設定あるかどうか、だな。
昨日から人狼にこだわりがあるみたいな動きだったし。
相方が俺なのは激しく予想外だろうけど。
/*
んー、まあ、できなくはないな。
<<神父 ジムゾン>>><<少年 ペーター>>><<楽天家 ゲルト>>><<ならず者 ディーター>>><<行商人 アルビン>>
こんくらい候補出しとけば大丈夫かな?
しん、と静まり返った村。雪だけが降り積もっていく。
あまりの静けさに、少年は戸惑いを隠せない。
みんなどうしたんだろう。
不安 焦燥 疑心暗鬼
少年はただただ駈けていく。
どこまでも静まり返った村。少年が立てる音までも雪にかき消されていった。
「ミリィ!!母さ…」
声は続かなかった。ひゅーひゅーと喉から音を立てながら、まだ幼い少女がこちらを見た。
元の色がわからぬほどに赤く…赤く変色した服を身にまとって。
無我夢中で抱き寄せる。妹の身体からは急速に体温が失われつつあった。
「お兄…ちゃん。寒いよぅ…苦しいよぅ」
「ミリィ、もう大丈夫。しっかり…」
言っても詮無いこと。それはわかっていた。ミリィの命の灯火は、確実に消え行こうとしている。
それでも、少しの間だけでも…。
そのとき。風を切る音が耳元で聞こえた。
次に目を開けたとき。目の前にふらふらになりながらも凛と立とうとする母の姿を、少年の目は捉えた。
「あ……母…さん…」
「いきなさい、ニコラス。さあ、早く!」
最後の力をふりしぼって突き放される。腕の中から妹が落ちる。
それに気をとられている間に、そいつは咆哮をあげた。
耳障りな音。
母が崩れ落ちていくのを少年は見た。
走る 走る どこまでも
感傷に浸っている間などなかった。そんなことしていたら殺される。
それじゃなんのためにここまで逃げ延びてきた?
その存在を感知され、力を受け継ぐ者を遺すために村が取った決断。
まだ幼い兄妹が育つまではけっして−
/*
おっし、おおかみゲットだわ♪
でも、リナちゃんと姉妹設定なの考えてなかった(汗)
あは☆ ま、なんとかなるなんとかなるさ〜
*/
[頬に生ぬるいものが流れるのを感じて、かつての少年は目を開けた]
そうか…時は…来たか。
[昨日確認した父の形見を取り出す。
それは、特殊な加工を施した銀の護身用ナイフ。
いざというときのための守り刀。淡く放つ光を認めた。それこそが「守護」の能力を持つ証。
だが、自らを守ることのできない己には慰めでしかないことを旅人は知っていた]
まだ。人狼の兆候は現れてない。
[自らを納得させるかのようにつぶやく。
その手には、既に対人狼の銀製の鏃が握られていた。
備えておくことにこしたことはない。
いつもの帽子をきゅっと目深にかぶり直して、旅人は鏃と弓の手入れを始めた]
/*てなわけで、無事狩人げっとです。
張りまくってた伏線が役に立ちますw
能力者では一番いろいろRPしたことのあるのが狩人なのでほっとしてます。
負の縁故があるっぽいトーマスとの間がどうなるかな。
あ。村建て様、朝早くからお疲れ様です。
っ【アールグレイ】*/
/*
おはようございま… って、おお。
トーマスが相方か。宜しく!
共有……、毎度思うけど、共有者って何共有してんだろうって感じですよね。
しかし、共有者引けたら狂勇者目指そうと思ったんだけども、皆とわいわいやりすぎてそれも厳しい感じかどうか。
―宿屋・2Fの自室―
[頬に生ぬるい液体を感じて、かつての少年は目を覚ます]
………夢…か。
[身を震わせているのは寒さからか。それともあのときの恐怖心からか。ごしごしと手の甲で涙をふき取り身を起こす]
……そろそろ約束の時間か?
[時間的にも目的としても色気のいの字もない約束のために旅人は身だしなみを整えると、いつもの帽子をきゅっと目深にかぶり、部屋を出ていき*広場へと向かった*]
――自室――
ごほ……っ。
ごほごほ……っ!
[一人ぼっちの部屋で、少年は胸を押さえ蹲る。
酷く咳き込み、ひゅうひゅうと喉を鳴らして。
呼吸の出来ない苦しさに、苦悶の表情を浮かべて]
く、る…し…ぃ。だ…か……。
誰か、たす……け……て……?
[誰もいない虚空に向かい手を伸ばし、
少年は酷い発作に己の死を覚悟し始めた。
……そのときだった。
――助けてやろうか?
その苦しみから。我が子供達の眷属になるのなら。
重くそして邪悪を孕んだ”声”が、
少年の心に問いかける。]
ほんと……たす……てく…る……?
[誰もいない虚空に向かい、少年は救いの手を求める。
それを是と受け取ったのか。
”声”は少年の身体に巣食う病魔を、
そしてその純粋だった心を作り変える。
――これでお前の身体は自由だ。
お前を蝕む病魔はもういない。
我と、我が眷属ために、
お前は人の身でありながら人を裏切る”狂人”として、
尽力せよ――
闇よりもなお暗き、邪悪を孕む声に少年は……]
……ありがとうございます、主よ。
僕は貴方様と、貴方様の眷属の方々に、
忠誠を誓いましょう。
[まだ稚いその顔を歪ませて哂う少年に、
昨日までの無垢さはもうどこにもなく。
闇の眷属の使徒として、
少年は姿の見えぬ声に額ずくのだった。]
[少年は心の中で問いかける。
彼を支配する存在へと向けて。]
マスターって呼べば良いのかな?
僕は貴方たちに忠誠を誓う者です。
この声が届くなら……
僕にその姿をお見せください。
−暁・自宅−
[ゆっくりと目をあける。未だ薄暗い部屋の中で、自身の吐く仄かに白い息がぼんやりと揺れた。
微睡みから急激に覚醒へと向かう...の耳に届くはカタリナの安らかな寝息。
顔だけ横に向け妹の寝顔を眺める。……綺麗な寝顔。
手を伸ばし、妹の髪を軽くなでてから静かにベッドを抜け出す]
おはよ、リナ
[妹を覗き込み、もうそっと頭を撫でる
これは毎日のこと。
起こす気など毛頭無い、吐息のような囁きで朝の挨拶。
これも毎日のこと。
変わらない朝、変わらない日常……
暖炉に薪をくべ、その後手短に着替える。そのまま部屋が暖まるのを待つことはなかった。カタリナが起きてくる頃に暖かくなっていればいい。
防寒具を羽織り、長い髪を丁寧に内へ入れる。最後に手袋をはめスコップを持つと、自らの頬を軽く叩く
いつもの行為、いつもの仕草]
じゃあ、雪下ろししてくるよ。
……あとお父さんの所にも行ってくるね。
[静かに閉められる扉]
/* ちょwww待っwwwwwwwwwww
おまかせで村人に回される気満々だったのに、
人狼ktkrwwwwwwwwwwwwwww
どうしよう、既に全村人と友好な関係を築いているのにwwwwwwwwwwwww
初回襲撃でみんなから哀しんでもらおうかと画策していたのにwwwwwwwwwwwww
*/
/*
赤だけ顔出し。
もう少し寝ます。昨日のログ読んでないし。
まあ、ぺたくんは発作でお部屋で寝てた事にすれば良いので、無問題ですが。
発作RP便利!!
−暁・家の外−
[屋根から外れる道へ一歩踏み出すと、脛の辺りまで雪に埋没する]
ん〜、思ったより積もってるな。ここ最近ずっと降ってるし……こりゃ骨が折れるかも?
[一瞬顔をしかめながら、しばらく虚空を眺める]
ま、いっか。先に行ってこよう。よっと。
[入り口付近の雪だけを軽く脇に寄せると、....は歩き出した。未だ闇色に近い空、道は一面の白。けれど違うことはないだろう。あの日以来欠かすことなく続けていることなのだから]
−明け方・丘−
……はぁ、はぁ
[道を征く...の表情は思いの外険しい。上気した額から汗が滲み出る。深いところで膝まで埋まる道に苦労する…それもあっただろう。けれどそれだけでは片付けられない疲労と、そして焦燥の入り交じった険しさ]
少し前から兆候があったから、まあ予感はしてたんだけど……
まったく、紅い月とか、余計なこと思い出せてくれちゃってさ。
……忘れるわけないじゃない。私が。だって……
[標の側で木の幹に背を預け、荒い息を整える]
でも、こんなに早くもたなくなるなんて、ちょっとまずいな。このままじゃ……私。
[ふと、木々の影に動く気配に...の目がすぅっと細くなる。
それは一瞬だった。
雪面を滑走するように飛びかかった影に哀れな野兎が気付いた瞬間、それは既に供物と化していた]
……ごめん
[苦痛と、生理的恐怖心からか、狂ったように暴れる小さな供物は、一瞬だけ大きく目を見開き……
ただの肉塊となった。...はしばらく供物を抑えたまま微動だにしない]
……ごめん
[静寂の狭間に、骨が砕ける鈍い音がやけにはっきりと響いた。
口元に流れ込む鮮血を喉を鳴らし飲み込みながら、いつしか...の表情から苦悶の色は薄れ、代わりに恍惚とした色が浮かび上がってくる]
ごめん……ごめん
[肉を食いちぎりながら、幾度も零す謝罪の言葉。まるで呪詛のように繰り返される言葉には、確かに懺悔の念は込められて、けれどそれをも上回る歓喜の激情が、...の体を震わせた。だが、それも一時のこと]
はぁ……
[大きく息を吐いてから、口元にこびりついた血を雪で拭った...は、そのまま地面へ身を投げ出した]
だめだ…持たないよ。抑えきれなくなってきた。
どうしよう、このままじゃ私……!
[悲しそうに顔を歪め、頬を一筋の涙が伝う。ようやく明るくなり始めた空がやけに眩しく見え、...は目をつぶった。そんな折に脳裏を駆けるは、少年の純粋な、そしてだからこその邪念>>*4]
眷属とか言わないでよ……ね。
嗚呼……またか。確かあの時も誰かの声を聞いたな。
この子は心だけが墜ちていったのかな? あの時の彼女のように……
可愛そうに…踏み込んじゃったんだ。闇の世界に…
でもこれは私じゃない。
私は望んでいないもの……まだ何も。
そして私は与える術を知らない。黄昏に腰掛ける半端者……だから……
[言の葉に念を込める]
『聞こえてるよ。私は君のマスターじゃないけどね。
そっか。君、墜ちちゃったんだね。
ううん、責めてるわけじゃないよ。だって私はそれを言えないもの
ようこそ。人ならざる常闇の原へ
鮮血に彩られた月の世界へ』
[言の葉には僅かな悲しみが込められる]
―夜明け前・自宅―
[結局、殆ど眠れていない。
宿では、数人の説得によりどうにか踏み留まる体裁を取り繕い、隣村のことは忘れたかのように皆との話に興じた。昨夜の男が常よりも饒舌で、よく笑ったのは。そうでもしていなければ、夕闇にも構わず飛び出してしまいそうだったから]
…村がひとつ滅びた。荒地の村が。
人狼によって。
[繰り返せば、焦燥ばかりが募り、今直ぐにでもと心が急く。だが、まだ駄目だ。明るい時間にと約束したのだし。
思考は巡る。村の状態、生存者の事。――人狼のこと。
アルの言葉が正しいならば、確認出来得た生存者は皆村を離れていた者ばかり]
村に居たら。ほぼ絶望的、って事か――?
[奥歯を噛み締め、目の前のグラスを落ち着き無く爪弾く]
―朝・トーマスの自宅―
[簡素な樵小屋。雪に負けぬ頑丈な作りであるのは、村内の他の建物と同様だ]
……。
[目覚めの挨拶を交わす者も無い。戸口を開け、外の様子を確かめる。自宅の屋根の雪下ろしを済ませると、宿へと向かう]
そうだ。玉葱。
……此の儘朝まで過ごしたら、眉間に皺が寄ったまま取れなくなっちまうところだった。
[すべき事が見つかり、ほっとしたように立ち上がる。
家の外、納戸を開け中に入り、手ごろな大きさの玉葱を7.8個見繕う。時期が時期なだけに収穫量はそう多くないが、状態は良い]
馳走になったしな。
アルもニコラスも留まるのだろうし、あれだけ人数が居るなら……ジャガイモも持っとくか。
[玉葱、ジャガイモ、他にも数種類の野菜を――出来るだけゆっくりと、時間をかけて袋に詰めてから納戸を後にし、部屋へと引き返す]
−明け方・丘−
[一面雪に覆われた丘で、一箇所だけ窪んだ場所があった。...は一目散にそこへかけより、付近の雪をかきだしていく。流石に全てとはいかないまでも、しっかりと顔を覗かせる標に、...はほっと一息つきながら辺りをぐるりと眺めた]
これじゃあ壁ね。
崩れて来なきゃいいんだけど、少し周りを固めておいた方がいいかな?
あ、おはようお父さん。今日もちゃんと来たよ。
リナも連れてこいって? そんなこと言いたそうだね。ふふ、春になったら一緒にくるよ。
冬はだめ。あの子に辛いことを思い出させちゃうから。
だから、今は私だけで……ね?
でね、昨日リナがみんなに紅茶をいれてくれたんだよ。みんなとっても喜んでくれてね……
[愛おしげに墓標を撫でながら、いつものように身の上話を始める。
突如遠くの方で響く轟音
弾けたように、壁を駆け上がると、...は音の方へ身を乗り出し目をこらした]
ん……よく見えないけど、雪崩の音……だよね?
それにあっちは確か街道の方だけど…道大丈夫かな?
ごめん、お父さん。私ちょっと見てくる。
また明日来るからね。
[急いで壁を駆け下り標を抱くようにして身を寄せた...はすぐさま踵を返し街道の方へ歩を進めた**]
[冬場は、部屋の片隅にプランターを退避させている。
鉢に移された花もその横に並ぶ。
出来るだけ冷気に当てぬよう、大事に育てた花の芽。まだ小さなそれを、そっと一撫で]
枯れるなよ。
……と。そろそろ時間か。
[頼まれた野菜を腕に持つ。ニコラスと合流し下の村の様子を見た後は直接宿に向かうつもりで。
少しばかり迷ったが、身の回りの荷物も纏めた]
―自宅外→広場―
矢張り、昨日より深い。
雪掻きは――いいか。後回しだ。ったく、ヨアもトーマスも頑張っていただろうに。
[自宅を出るなり、呟いた。濃い霧にでも包まれたよう、白一色。雪は尚も降り続いている。
宿で包んで来たパウンドケーキの一片を片手で掴み、早い朝食代わりに食む。自分で作ってまで食事を摂る気はしなかったが、誰かの手製菓子となれば話は違う。
広場が見えてきた。約束の場所に向かう足は、自然早まる。緑の外套は、遠目からでもよく目立っていた。ニコラスの姿に駆け寄ると、片手を上げて挨拶]
おはよう。早くから済まんな。
……出来るだけ早く様子を見たいんだ。急ごう。
[小道を指し示し、ニコラスと共に道を急ぐだろう。
不運な偶然か、或いは何者かの意図か。外部とを繋ぐ唯一の道が、半ば辺りで塞がってしまっていることを未だ知る由も無い]
―村の広場―
[宿へ向かう途中、村の広場へと差し掛かる]
ん。
[村の外へ向かったらしい、複数の足跡。降り続く雪は、それらを完全に覆い隠してはいなかった]
……ヤコブ。
[足跡の主の一人を確信し、その後を追う]
―村外への道―
[ざく、ざくと。慣れてはいても、昨夜より深くなった雪の中。足取りは遅くなる]
おい。
行くなと行っただろう!
[降る雪の向こうに、ぼんやりと人影を認め、珍しく声を荒げる]
……?
[遠ざかるでもなく、戻ってくるでもない彼らへ、怪訝な顔で歩み寄った。そこで目にする光景は、倒木混じりの雪崩に、*塞がれた道*]
―自宅―
[遠くから聞こえた轟音に、カタリナは目を覚ました。]
.oO(何の音……?)
[目を擦りながらベッドを抜け出す。その際にちらりと時計に目をやれば、いつもより大分遅い時間だった。]
.oO(…寝れなかったから、かな……)
[昨夜は人狼の話が頭から離れなくて、中々寝付けなかったのだ。]
.oO(……でも、大丈夫だよね。ヤコブさん、見てくる、って。ミサちゃんに伝えてくれるって…)
[自分自身を納得させるように頷いて、窓際へと歩を進める。
部屋は既に暖かい。起きた時に隣に姉の温もりがなくとも、部屋全体に広がる姉の優しい温もりがカタリナを包み込む。それが姉妹の日常だった。今日も変わらぬ日常があることに、カタリナは少し安心して、微笑を浮かべる。
窓際に立つと、いつもより濃い気がするものの、大好きな銀世界がそこにあって。]
.oO(木とかから雪でも落ちたかな?)
[村と外界を繋ぐ唯一の道が閉ざされたことなど露知らず。カタリナは銀世界に少し首を傾げて窓際を離れた。
お気に入りの薄茶のワンピースに袖を通し、日課となっている掃き掃除をしてからカタリナは銀世界へと足を踏み出した]
■現在地:→宿
■接続 :オン
■参加帯:コアは夜中。でも基本いるかも。
□名前:カタリナ・ファイネン(Katharina Feinen)
□年齢:16歳だが、幼く見られがち。
□設定:耳は聞こえるが、声がでない。いつもメモ帳を持ち歩いている。村に長くいる人にはだいたい何を言っているかわかるかもしれない。(口を動かしつつメモも書いている模様)
パメラの妹。
□縁故:なんでもOK
□NG:百合
不在時の動かしはご自由に!
―宿屋の屋根の上―
[厚い雲の間から覗く陽で、淡く輝く雪を眼を細めて眺める]
今日は雪も少し、ましになってきたかな。
今のうちに、ここをすこし片しておくか。
[さくり…と屋根の上に厚く積もった雪にスコップをつきたて、持ち上げる。]
下の方…トーマスが片付けてくれて助かったぜ。ここで溶けて固まったら余計に手間がかかるからな…
[雪を屋根の下に無造作に落とし込み、周囲を崩すようにしながら雪を除いていく]
…って、うぉ!危ねぇ!
[屋根を行き来する振動の為か、ディーターの上部の雪がざくりと崩れ、小さな雪崩となって屋根の下へと落ちていく]
あー…やばいやばい。
中途半端な積もり方して溶けてっからなぁ…。
道の方も、雪崩が来ねえといいんだが…
[真っ白な雪に覆われた村の様子を眺めながら、独り言を呟きながら作業を続ける。]
あー…やばいやばい。
中途半端な積もり方して溶けてっからなぁ…。
道の方も、雪崩が来ねえといいんだが…
[真っ白な雪に覆われた村の様子を眺めながらぼそりと呟き、そのまま作業を続ける。]
―宿間近―
[なんとなく人のいそうな宿へと足を運ばせる。
さく、さく、という雪の音が楽しくて足元に視線をやりつつ歩を進めていた。
宿が近づくにつれ時折混ざり始めた雪が落下する音に視線をあげる。
すると屋根の上に赤い影がひとつ見えた。手を振って存在をアピールするが、果たして彼は気付いただろうか。]
―宿・借り部屋―
ん……
[ベッドの上でもぞりと動く。遠くの方で何かの音が聞こえたような気がしたのだ。それが雪崩れの音だった事を知るのはもう少し後のこと。あくびをしながら体を伸ばし]
ふぁ…つい朝まで寝ちゃったよ。
んんっと…風邪薬、オリーブオイル、髪飾り、乳香…すぐいるのはこのくらいかな?
…ああ、のど飴。ペーター君とりいちゃんにあげようかなあ。
[大きなカバンとは別の小さな肩かけカバン。それに商品をいくつか入れると、部屋をゆっくりと出た]
借り部屋→一階へ
―宿・談話室―
[水場で顔を洗うと、目も覚める。顔を拭いてから談話室へと向かう。既に暖炉には火が入れられていて]
…この部屋は暖かいですね。
すみません、何かお手伝いする事はありますか?
雪かきは既に誰かがやってそうですが…
[レジーナが居れば彼女へ。彼女がいなければ、宿に居た誰かに適当に声を*かける*]
…お? カタリナ>>20。
…パメラと一緒じゃないんだな。
[視界の端、白い地面にぽつりと小さな茶色の影。ゆらゆらと手を揺らす様子が見える。]
あー、見える見える。
よしよし。俺の真面目に労働する勇姿をとくと見るがいい。
[冗談めかした独り言を呟き、作業途中のスコップを雪に刺して、見えやすいよう、片手を大きく振り返す。]
[返って来た反応に、少年は嬉々として笑みを浮かべる。
まるで幼子が、捜し求めていた母親にようやく出会えたかのように。]
パメラお姉ちゃんが僕のマスターなんだね!
誰からも反応が返って来なかったから、
本当は誰もいないんじゃないかって、
怖かったんだ……。
僕は占い師を騙るべき? マスターたちのために。
――レジーナの宿――
[未だ寝巻き姿のままで、少年はベッドの上で身体をくの字に折り、酷く咳き込んでいる。
ゴホゴホと大きな咳をいくつもしているせいか、呼吸が出来ず、目じりには涙が浮かび頬を伝う。]
……ぐ。
……けほ、ごほっ。
[しばらく苦しい時間を過ごしたあと、ようやく落ち着いたのか。
寝巻きの胸元を握り締めていた手が緩み、
ひゅうひゅうと喉が音を立てているが、
何度か大きく呼吸を繰り返した。]
―教会の朝―
これは、大変ですね。
[今年一番の雪ではないだろうか。
教会の扉を開けて外に出るだけでも一苦労だった]
なんとか通り道だけでも作らないと…閉じ込められてしまいます。
ああ、シスターを昨日宿にお任せして本当に良かった…。
[急傾斜に造られた屋根の雪下ろしはたいした苦ではないが、小さな教会は、遠くから見るとまるで昨日カタリナが語ったかまくらのようにすっぽりと雪に埋もれていた。人一人が通るだけの小道を作るのも一苦労だ]
これは、体に堪えますね…。
25年ぶりだから…?
いえ、純粋に年を取ったせいでしょうね…。
[峠の道で起きていることはまだ知らず、まずは目の前の雪との戦いに *没頭した*]
お姉ちゃん、宿に来るのかな?
ここまで来てるって事は、来るんだよね?
[誰に言うでもなく、少年は一人ごちて。
手早くパジャマを着替えると、薬を飲もう……として水差しの水がなくなっている事に気付く]
……あれ、もう水ないや。
おばちゃんに貰ってこないと。
[水差しを手に、階段をとことこと降りていく。]
[階段を降りてくると、タイミングよく開くドア。
水差しを持ったまま、そちらに向かって]
カタリナお姉ちゃん……?
おはよ。
今日は凄い雪だね。
これなら、昨日言ってたかまくら作れるかなあ?
[水差しを持ったまま、嬉しそうに少年は声を掛けるだろう。]
『おはよ!』
[嬉しそうな声に自然と笑顔を浮かべてカタリナは応える]
『うん、雪すごい。これくらいあれば、おっきいの、作れるかもね!』
[そして水差しに気付くと指をさして]
『お薬?用?』
――レジーナの宿・客室――
[鏡を覗き込めば、目の淵は赤く腫れ、頬には涙の跡。
辛い夢を、ユーディットの夢を見たのだろうか。
それすら分からないことが悲しかった。
精気に欠けた動きでのろのろと身繕いをするうちに、胃が小さく抗議の音をあげ、昨日は何も食べていなかったことを思い出す。
心がどんなに辛くても身体は生きるための力を要求する。
――浅ましいことだと思い、つい自嘲の笑みを浮かべてしまう。
昨夜は醜態を晒してしまって皆に顔を合わせづらいが、いつまでも閉じこもっているわけには行かない。女は談話室へと向かった]
[カタリナの笑顔にくすぐったい気持ちになりながら、少年も笑う。
問われれば水差しを見せて]
うん。薬飲もうと思ったら、空になってたから。
レジーナおばちゃんにお水貰おうと思って。
井戸は子供が勝手に使っちゃだめだって言われてるから。
―村の外へと続く道―
それにしても酷いな。何処までが道だか…下手すると迷うぞこれは。
[道であった筈の場所はすっかり白に覆われていた。踏み締める度に足元の雪が重く軋む。ニコラスとは何事か言葉を交わしただろうか、或いは黙って道を辿ったかもしれない。
肩に積もる雪を掃いながら、不意に口を開く]
……ニコラス、一つ聞きたい。
付いてくる気になったのは何故なんだ。お前もあの村に何か所縁があるのか?
その、意外だったんだよ。止めるかと思った。
[同行の意を示したのは何故なのかと。昨夜は擦れ違い様に囁かれ、問う時間は無かったから。]
[返答はあったかどうか、自分は何と応えたか。やがて、真正面に見える場景に絶句した。駆け寄って確かめる]
これは……雪崩?いつからだ。
[道の先は白い壁に阻まれていた。正確には、雪崩で流れた雪や土砂が堆く積もったもの。村とは比べ物にならぬ位の積雪と感じたのはこの為か。登れる場所は見当たらず、越えようと試みても滑り落ちるばかり]
くそ。越えられない。倒木に、土砂に…。
このままだとそのうち固まってしまうぞ。氷でも混ざったら手に負えん。
[とはいえ、何が出来る。忌々しげに雪の壁に拳を叩きつける]
『そっか。
あ、お薬飲む前になんか食べなくていいの?
わたしもなんかお腹空いたし。一緒に食べない?』
[少し首を傾げて問い掛ける]
[間髪入れず、背後からの怒声。トーマスの声は雪の中でもはっきりと響いた]
言っただろう。大人しくしているのは昨日の夜だけだと。
[それでも、トーマスは。自分を止めるのかもしれない。諦めた様、少し首を傾けた]
トーマスは、追って来てくれたのな。
…悪かった、よ。
[どうしようもない状況は、男の唇から素直な謝罪を紡がせた。長い溜息と共に、力無く項垂れる。拳は外套のポケットへ。
元来た方角からパメラが走ってくるのが見えたなら、驚いたように表情を変えたことだろう。白の中で人影は見落とすまいとは思ったが、念の為大きく手を振り自分達3人の存在を示してみせる**]
―パン屋―
[人狼が現れたという噂を聞いてから一夜が明けた。
とはいえ朝のこの店と目の前の村の景色ははなにも変わった所は無いことに安堵する。]
さて、またレジーナさんの所に行かなくちゃな……。
みんなも待ってる事だし、僕が来なかったらみんな心配しそうだしね。
[昨日よりもずっと数の増えたパンを包む。
この天気だと明日以降は外を歩くのが難しい事になるかもしれないし、昨日の人狼の件もあり一ヶ所にまとまっていた方が良いと言われるかも知れない。万一の為におおよそ一週間程の量になるパンを持っていく。少し重くはなるがやむを得ない。]
[こくこくっと大きく頷いて]
お姉ちゃんも一緒なら、食べる!
[きゅ…と、カタリナの袖を握って]
お姉ちゃんと一緒にご飯食べれるの、
僕……嬉しい。
[見上げてにっこりと笑って。
食堂の方へ向かうだろうか。]
/*
本当ごめんな。
通行止めの発見フラグ立ててしまったもんだから、進行しなきゃしなきゃな動きになってる気がする。
報告後は出来るだけお口にチャックするんだ…。
/*
それと、何かこの村可愛い子多くて、シリアスなのについにやにやしてしまう俺がいる。
2424隊楽しいよ楽しいよ。
園芸家に弟子入りしようかしら。
大丈夫かなぁ……。
[安堵したのはほんのしばらくの事だった。
まだ皆の顔を見ていない。考えたくないことであるが、ひょっとしたら自分以外は皆人狼の手に……というのも考えられる。
そんな事はあってほしくない、と不安を何度も打ち消しながら宿屋で待っているのは何時もの喧騒と会話であることを信じて宿屋への歩みを進める。]
『嬉しい…?』
[ペーターの言動にあわあわと頬を染める。]
『嬉しいなら、わたしも嬉しいな』
[照れたように微笑んで共に食堂へと向かう。
そこにはレジーナの姿があっただろうか。いれば一言声をかけて。
キッチンを使わせてもらい、フレンチトーストを作成する。紅茶をいれた頃にはペーターは水を手にしているだろうか]
[カタリナの「嬉しい」に、自然と嬉しくなって。
そう書かれたメモを何度も見つめ返したあと、二人で食堂へ。]
レジーナおばちゃん、お水ちょうだい?
[声を掛け、水差しに水を入れてもらうと、
落とさないようにテーブルの上に乗せて。
いい子にしながらカタリナが戻ってくるのを、
脚をぶらぶらとさせながら待っている。]
[フレンチトーストと紅茶を持ってペーターの待つテーブルへと。]
『どうぞ。
お砂糖とかもあるから、紅茶』
[ペーターの前に皿とカップを置いて笑顔を向ける。
彼の正面に座り、食べはじめた]
[テーブルの上に広げられたフレンチトーストと紅茶に、
少年はうわぁ…と感嘆の声を上げる。]
これ、食べて良いの?
すっごく美味しそう! ありがとう、お姉ちゃん!!
[いただきまーすと大きな声で言うと、
フレンチトーストを両手に持って、かぷり。
口の中に広がる程よい甘さに舌鼓を打って]
すっごく美味しい!
[小声で]
レジーナおばちゃんのご飯より、美味しいかも!
――談話室→食堂――
[談話室にいたアルビンと挨拶を交わし食堂へ向かう。
食堂でカタリナとペーターの姿を見れば、昨夜の取り乱しようが嘘であったかのように、穏やかな微笑みを見せるだろう]
おはようございます。――ペーター君、お加減はいかがですか?
[罪のない少年が病に苦しんでいるのに、自分はのうのうと、健やかに生きていることに後ろめたさを感じずにはいられない。女は黒パンとチーズ、スープを用意して、二人とやや離れた席に座った]
お二人は仲良しですね。
[二人の仲睦まじい様子を見て、つい微笑ましい気分になる]
[食べていいのかと問われればこくこくと頷いて。
喜ぶ様を嬉しそうににこにこと笑顔を浮かべながらみやる。]
『美味しい?よかった』
[小声で告げられた言葉に少し驚いた表情をみせ、]
『ありがとう』
[と微笑んだ]
[修道服に身を包んだ女性に声を掛けられれば、振り返って。
見知った顔ににっこりと人懐っこい笑顔を浮かべ]
あ、シスターさんだ!
朝、少しだけ発作が出たけどもう大丈夫。
良かったらシスターさんもこっちで一緒に食べようよ。
カタリナお姉ちゃんも、シスターさん一緒でも良いよね?
[続く仲良しの言葉にくすぐったそうに頬をかいて]
……うん。仲良し。
[もぐもぐと、あっという間に平らげてしまうと、
テーブルの上には空になった皿だけが残る。
まだ湯気をたてる紅茶を、ふぅふぅしながら飲んで。
ほっと一息ついた。]
本当に凄く美味しかった!
カタリナお姉ちゃんって、お料理上手なんだね。
[カタリナの心配そうな表情に気付いて。]
大丈夫だよ。もう収まったし。ね?
[と、安心させるように微笑む。
嫌がられなければ、きゅ…と手を握るかもしれない。]
[「少し発作が出た」とのペーターの言葉に痛ましげな表情を向ける]
そうですか……。あとでヤコブさんにハーブを頂いて、喉に良いハーブティーを淹れましょうね。
それとも、カタリナさんにお願いした方が良いのかしら?
[悪戯っぽく笑って、二人の顔を見る]
――ペーター君、カタリナさん、貴方たちはずっと仲良しでいて下さいね。
[ペーターの「一緒に食べよう>>49」との言葉に一瞬躊躇するが、笑顔で頷くカタリナを見て、二人の好意を無碍にはできないと思う]
それでは、遠慮なく。
[トレイを持って、二人の隣に移動する]
『ありがとう。
でもまだまだだよ?』
[褒められれば嬉しそうに微笑んだ]
『うん、大丈夫ならいいの』
[ペーターの笑みに頷いた。
この温かい手の持ち主が早くよくなるようにと祈りながら]
ハーブティは苦いから、苦手……。
[むぅと小さくうなって。幼い顔を顰める。]
そ、そんなことないよ!
シスターさんの紅茶だってきっと美味しいに決まってるもん!
[カタリナさんにと謂われると、
胸の前で両手を振り、慌ててそう続けて]
うん。ずっと仲良しでいられたらいいなって思うよ!
[紅茶を飲みながら、シスターがやってくれば場所を空けて。]
僕なんか全然お料理できないよ。
だからすごい。
[指先から伝わる暖かさに、
淡い想いに少年はその頬を微かに染めている。]
……けほっ。
[小さく咳き込むと、少年は顔をゆがめて胸を軽く叩く。]
ごめ…。ちょっと薬、飲んでくる……っ。
[立ち上がると、水差しを持って。
よろよろと自室へ。]
―回想・村の外へと続く道―
[「付いてくる気になったのは何故なんだ。お前もあの村に何か所縁があるのか?」意外だった。そう付け加える幼馴染みに緑の旅人は不思議そうに答えた]
こういうことはむしろ私の仕事だろう?
私なら旅慣れている。それに人狼の話は旅先で最近よく聞くからな。調査に行くと言い出すとしたら私が適任だったのに、ヤコブが言い出したことが、私には意外だった。
[そう…私が適任なんだ。心の中でつぶやきつつしばし無言だったが…]
そういうヤコブこそ、なぜ…。
[問いかけは途中で終わった。ヤコブが白い壁を発見して駆け寄っていったからだ。
雪の壁に拳を叩きつけるヤコブを目に、自分は拳をぎゅっと握り締めることしかできなかった。
この震えは寒さからだろうか]**
[頬を微かに染めるペーターを見て]
苦いのが苦手でしたら、ジャムをたっぷり入れましょうね。
甘くて素敵な香りになりますよ。
[料理が苦手という言葉には]
それでしたら、私と一緒にカタリナさんにお料理を習いましょう。きっと楽しいですよ。
――お願いできますか?
[カタリナの顔を見る]
─宿屋・自室─
──はっ
なんだ、夢か。
……あれ、なんの夢見たんだっけ?
[しばし考え込むが]
うーん、思い出せないし、いいか。
[立ち上がり、顔を洗いに外を出た。]
[顔をゆがめて咳き込む少年を見て、女は慌てて立ち上がる。よろよろと歩くペーターの前にしゃがみ]
ペーター君、部屋までお連れしますから、おぶさって下さい。
う、うん……。
ごめんね、シスターさん……。
[咳き込みながら、少年は申し訳なさそうにその背中に縋りつく。]
せっかくごはん……。
おねえちゃん、ごめ……ん。
[苦しさに眦に涙を浮かべながら、
少年は小さく呟いた。]
口の中が、気持ち悪い……
それに、何か声がする、のか。
『まさか、囁きが聞こえてきたのではないよな?』
[聞こえてきた声を探るべく、普通の人には聞こえないであろうそれで囁いた。]
[背に縋りつくペーターの身体は、非力な女ですらとても軽いと感じた]
……大丈夫。大丈夫ですから。早くお薬を飲んで、休みましょうね。
[出来るだけ優しい声音で話しかける。
心配そうなカタリナに頷き、ペーターを彼の部屋に連れてゆく。カタリナが望めばともに少年の部屋に行くだろう]
――食堂→ペーターの部屋――
[顔を拭きつつ、自室へ戻った。]
[床には昨日持ち込んだ鞄がそのままになっている。]
そういや、昨日は雪掻きでバテて、そのまんま寝ちゃってたな。
ちょっとは片づけておかないと、女将さんにだらしないって怒られる。
[持ってきた鞄を部屋の隅へとよける。3つ目の小さな鞄を持ち上げると、小さな物が落ちる音がした。]
これは……?
[小さな首飾り、その先端には透き通った紫が付いている。]
綺麗だな。けど、僕はこんなものは持ってなかったし……
[苦しそうに咳き込みながら、メモを見て。]
…………。
[シスターの背中で微かに笑顔を返した。
部屋へ戻ればローテーブルにおいてある吸入器を
震える手で口にあてがい、
カシュっと小さい音を立てて出てくる気体を吸い込む。
薬をうまく吸えれば、酷い咳が和らいできて]
……はぁ、はあ。
心配、かけて……ごめんなさい。
[胸元をまだ軽く押さえたまま、
申し訳なさそうに呟くだろう。]
[咳き込み続けるペーターの背を優しく撫でながらフリーデルと共にペーターの部屋へと向かう]
『ごめんね…早くお薬飲まなきゃいけなかったのにね…』
[思わず口を動かすも、ペーターは気付いたかどうか]
[新たに聴こえてきた声で、少年は歓喜する]
僕、ペーターって言います。
……新しいマスターですか?
[聴こえてきた声に向けて、心の中でそう囁いた。]
ペーター……?
すまない、こちらで話すのは久しぶりなんだ。
マスターが何かは知らないけど、君も狼?
[この声が聞こえるのは同じ"人狼"だけである。そう教えてくれたのは、過去に知り合った同じ狼。]
[ならば、この声も"人狼"であるかと思ったが……]
女将さん……?
[首をかしげ、その首飾りの持ち主を考える。
まず、第一候補は宿の女将さんだ。
それともう一人、昨日鞄を運ぶのを手伝ってくれたクララ。]
落ちた音がしたってことは鞄の上に乗ってたわけで。
……じゃあ、クララかな?
とりあえずは確認しにいくか。
[首飾りを持ち、クララの部屋へ]
[ペーターの世話はカタリナに任せ、女は暖炉に薪をくべる。
申し訳なさそうに呟かれた言葉には]
……そのようなことは、気にしてはいけませんよ。
今はゆっくり休んで身体を治すことに専念しましょうね。
[心配するシスターに従い、ベッドに入る。
カタリナの優しい手の温もりに安心したのか。
少年は発作の疲れもあって、うとうとと眠りの淵へ。]
おねえちゃん、しすたーさんも。
ごめ……ん、ね。ありが……と。
[擦れた声でそう呟いて。
うっすらと額に汗を浮かべたまま、眠りに着いた**]
[眠りにつく身体にあわせて、声も段々と遠くなっていく。]
ごめんなさい……。
身体の方がちょっと限界みたいです。
またあとで……。
―回想―
[自分の仕事だと、不思議そうな表情を返すニコラス。彼の返答には、至極尤もだと頷いた]
皆には危険だって止められたような事を、ニコラスが許したからだよ。「ニコ兄」には、悪戯前に諭された思い出が多いからかも知れん。「意外」と言ったのはその所為だ。
…あー。気を悪くしていたら済まない。あの頃とは違うよな。
[何処か自分に言い聞かせるよう、遠くを見て苦笑する。自分の仕事ではないかと、意外だったと言葉が続くのを聞けば]
確かに、ニコラスに任せるのが一番かもしれない。手早く終えて帰ってきてくれるだろうし。
だから、純粋な調査なら見てきてくれと頼んだと思う。
["良く聞く"という言葉、続く沈黙にはニコラスを横目で伺う。詳しいのか?ちらと頭の隅で思いながら]
ただ、今回は話が違う。俺は………
―――!
[そうして、雪崩に閉ざされた道へと走ったのだった]
――→現在軸
[少しずつ近づくパメラの到着を待ちながら、おもむろに口を開く]
…旧知の友人が居る。
俺が夕べみっともなく取り乱した理由、此処に急いだ理由はそんなところだ。
[走り出す直前にニコラスが発して途切れた、"何故"という問いかけへの返答。]
お前にも、荒地の村に知り合いが居るのではと思った。
…そうじゃないのなら良いんだ。それだけだ。
[淡々と、言葉を重ねた。通常の声量だった為、傍に居る者には聞こえただろう。
自分の友人――師匠とも言うべきか――を思い静かに瞳を伏せる。友の身を案じていたカタリナにも頼まれ事をしていたっけ。彼女にはどう伝えよう**]
─宿・クララの部屋前─
[扉をノックする。クララはすぐに出てきただろうか、それとも少し時間をおいてから出てきただろうか。
クララが部屋から出てくれば]
クララ、起しちゃった?ごめんよ。
あのさ、これなんだけど……
[部屋で拾った首飾りをクララへと差し出す。]
そうか、ありがとう。
ゆっくりと眠って、ペーター。
[少しずつ遠ざかる声に労りの声をかけた。]
……最近、餓えが激しいのはもしかして。
[誰にいうでもなく、小さく囁いた。]
−回想−
[「皆には危険だって止められたような事を、ニコラスが許したからだよ」
それを聞くと]
……止めても聞かないだろう?そういう雰囲気だった。
止めるのでは一人で行ってしまうだろう。だったら一緒に行った方がましだ。
別に気は悪くしてないさ。
[ふと笑った。が、横目で伺う様子のヤコブを見ると素直に答える]
旅歩きするには情報が必要。ここ数年、村が滅んだという情報がやけに入ってくる。
とある村では生存者が少年たった一人だったと聞く。
[目を伏せた]
[ヤコブの「旧知の友人」という言葉にようやく納得したように頷く]
そうか。それでわかった。
ヤコブはもっと冷静だという印象あったのにと何故あれほどまでに荒地の村にこだわったのか違和感だったんだ。
そうか……。
[慰めの言葉…かけようとして何もかけられず口をつぐんだ]
――→現在軸**
[眠りに付いたペーターの呼吸が安らかなものになるのを確認してから、女は立ち上がる]
(――カタリナさん。その手を離さないであげて下さいね)
[この想いが身勝手な思い入れであることは分かっている。自分には出来なかったこと。それを他人に求めて何になるというのか。それでも、願わずにはいられなかった。
少年の手を握るカタリナの邪魔にならないよう、女はそっと部屋を出て談話室へと向かった]
−宿の自室(昨夜)−
[...は、ベッドの中で激しい寒気に、身体を震わせている]
!!
……この感覚は……
もう、感じることなく、この地で朽ち果てると思っていたのに……
――談話室――
[窓際の席に座り、ぼんやりと外を眺める。
深く積もった雪を見て、教会の雪かきをしなければならないことに思い至る。
いくら非力だからといって、ジムゾン一人に重作業を任せるわけにはいかない。
そんな当たり前のことを失念するほど、余裕がなかったらしい。
外出の準備を整え、レジーナに声をかけると宿を後にした]
――リーザさんのお母様は戻られているかしら?
[女は教会に戻る前にリーザの家に寄ることにした。
もしかしたら、道すがら、ヤコブたちと出会うかもしれない]
――レジーナの宿→外へ――
―宿の玄関前・早朝―(回想)
[ほんのり雪明りがあるが、まだ薄暗い早朝、
エプロンを付けた...が勝手口から現れた。
早足で、郵便受けや扉の雪を払い、探し物をしている]
……やっぱり、何もないわね、せめて書置きとかと思ったのだけど……
”お迎えがまだ”って聞いたら、リーはどんな顔をするかしら……
[小さくため息をついて、厨房へ戻った**]
/*
んーと……どうしようかな。
パメとトーマスの反応を待った方が親切だとは思うんだが、その後フリを拾って宿?
ぞろぞろと戻って、偵察反対派に怒られるフラグか。
宿まで進行させたほうが良さそうなのかな。pt残り少ないのと、でしゃばり過ぎな気がしている小心者なのでどなたかに任せたいごにょごにょ。(*ノノ)
まだ時間はあるし大丈夫か…?占い師などのCO時間(COするならだが)を圧してしまわなければいいけど。冷や冷やさせていませんように。
.oO(一緒にいっぱい遊びたいね。できる、よね…)
[なんとなく窓から空を眺めるが、月を見ることは叶わず。
視線をペーターに戻して、落ち着いてきた呼吸に安堵の息を吐く。
すると背後でドアの音。振り返ればフリーデルの姿は既になく。]
.oO(ペーターくんは、きっと知らないよね…
でも、それでいいよね。知らないなら知らないままのほうが…きっと……)
[触れていた手に少し力が入り、カタリナは慌てて力をぬいた。
そしてしばらくそのまま側にいるつもりだ**]
時が−−来たようね。私の目覚めの時が。
『待って、待って!この村で目覚めるのは、お願いだからやめて……』
黙りなさい。お前は私がヒトであり続けるために造られた仮の意識。
時が満ちた。仲間が集まることで更に高まる我々の力……
『みんな、私を母親のように慕ってくれているのよ。
あの子たちを襲うのだけは、お願いだから……』
黙れと言っている。しばらくお前は眠っているがいい。
安心しろ。次にお前が目覚める時には…………この村は、亡きものとなっている。
『やめ……て…………!!』
[...はゆっくりと目を開けた。瞳の奥が紅く光っている]
さぁて。
[傍らのニコラスには、視線を向けないまま]
……ニコラス。
なぜ、止めなかった。
ん。
[答えを待つ間に、ヤコブが大きく手を振るのに気づく。視線の先を追えば、駆けてくるパメラの姿]
走るな!
今、戻る!
[足もとの危うい道を急ぐパメラを制し、ヤコブへ向き直った]
しばらく、この道は使えない。
皆に、報せよう。
それに、おまえの姿が見えなければ、皆心配する。
私の声が聴こえるものたちよ。時が来た。
紅い月の力が満ちている。
今夜から、血の宴の始まりだ。
雪崩れによってこの村は閉ざされた。
安易に外部へ助けを求めに行くことはかなわない。
……つまり、今この村に居る人間どもを、
我々がすべて喰らい尽くすのに絶好の機会というわけだ。
−宿屋−
[パンの入った大きな手荷物を持って、この天気の中を宿屋までやってきた。心なしか昨日よりも到着時間が遅かったのは、荷物が多かったためだろうか]
<b>こんにちは。
どなたかいらっしゃいますか?</b>
[声を上げて中へと入っていく。
談話室の中に見知った顔がいるのであれば、その存在に安心するであろう]
パメラ、ヨアヒム、そしてペーター。
聴こえているかしら?私の声が。
パメラ、ヨアヒム、喉が渇いてしかたないのでしょう?
今夜から、ヒトの血でたっぷりと潤してあげられると思うわ……ふふふ。
ペーターはいい子ねぇ……ヒトでありながらあの方に忠誠を誓える、賢い子だねぇ……
そうそう、貴方が言うとおり>>*9、ヒトの中には我々の見破る術を使う者も居る。
そんなヤツらにまんまと捕まるわけにはいかない。
一番いい方法は、そんなヤツが手を挙げたら、「自分もその術を使える」と同じように手を挙げて、
ヒトを「アイツが狼だ」と言ってやることよ。
ヒトは疑惑と混乱の波に飲まれ、自らを滅ぼしていくことでしょう……ふふふ、滑稽ねぇ。
もしそんな事態になったら、その役はペーターにお願いしようかねぇ……
無論、ニセモノだとバレたら、貴方も命を落とすことになるかもしれないんだけどねぇ……
どうするかしら?賢い少年は……ふふふ。
今、ここでは何もできない。
宿へ、皆を集めよう。
[そう告げて、白い壁を背に歩き出す]
村から、出られない。
出かけた連中は、帰れない。
……食糧は、どのくらい保つ?
[ヤコブに問いかけた。各々の家をまわり、宿での話し合いを呼びかける*つもりだ*]
―村外へ続く道→村の中―
[談話室の中で一人考える。
……人狼。近くの村が滅びた、というのだからその話は嘘では無いだろう。この天気で人狼も村の中へと入れないのであれば良いのだが……。]
……そんなはずは無いか。
[自分の抱いた期待を否定する。物事は何だって最悪の方向へ行く。期待を抱いても結局無駄なだけだ。
そう、どれだけ待っても帰ってこなかった母の時と同じように。]
>>*23
あぁ、パメラ。可愛い子。
嘆くことはないわ。今夜からたっぷりとヒトの血をすすれば、そんなつまらない嘆きなんて忘れてしまうわよ。ふふふ……
そうね、でも貴女がどうしてもというなら、リナは一番”最後”にしてあげてもいいかしらねぇ……
今夜のターゲットを誰にするかについては、また後でゆっくり相談しましょうかねぇ。
[...そう呟くと、闇の声は小さく消えていった**]
/*
>>*24「今夜のターゲットを誰にするかについては、また後でゆっくり相談しましょうかねぇ。」
まぁどう考えても今夜はそこでぐーすか寝ている楽天家な訳ですが>ターゲット
*/
――道の途中――
[リーザの家に着くが、昨日の書付はそのままで、どうやらリーザの母が戻った様子はなかった。
念のため扉を叩いてみるものの、やはり応答はない]
(まさか、昨夜の吹雪で遭難……?)
[嫌な予感を振り払うように首を振る。後で皆と相談して捜索する必要があるかもしれない。
心配ではあるが今はどうしようもなく、女は溜息を吐きながらリーザの家を後にした]
あら……?
[雪に煙る先に数人の人影が見える。目を凝らせばヤコブやトーマスら、よく見知った人たちだった。
女は転ばぬよう、ゆっくりと人影に近付く]
おはようございます。……どうかされたのですか?
[何やら深刻そうな様子が気にかかり、訊ねてみた]
そうだったのですか……。
[雪崩で外界への通路が封じられたことを知らされ、不安の色を隠せない。
トーマスの提案>>86には頷き、リーザの家に寄ったこと、パメラがいるならカタリナが宿にいること等を手短に伝え、教会にジムゾンを呼びに向かうだろう]
[ゆっくりと瞼を開けると、視界はぼやけて何も見えない。
眼鏡をかけ扉の方を見る。
再び、とんとんと扉を叩く音が聞こえた。]
……だれ?
[今までレジーナが起こしに来たことはない。
不思議そうに呟いて扉を開け、空色にヨアヒムを映す。
謝罪には緩く首を振って、母の形見を差し出されれば]
―――っあ! それ、何処にあったの?!
[挨拶も忘れ、受け取って両手で大切そうに包む。
銀のチェーンの先についた小さな紫色の水晶。
手の中で淡く輝いていることなど知らず、一つ尋ねた。]
…見つかったのは足跡の所為か?どうにか隠しておくんだったな。
[力ずくでも…トーマスの言葉には、悪戯を咎められた子供のような表情に。しかしそれも一瞬のことで、直ぐに真面目な顔に戻る]
今朝、か。俺の家からは音までは分からなかったが、言われてみれば少し揺れた気はする…あれが雪崩だったのか。
何れにせよ、先に進めない事には変わりないな。
[此処までは危険だと判断したのか、トーマスがパメラを止める。大人しく待つ素振りで足を止める彼女を確認しながら、頷く]
そうだな。悔しいが戻るべきだろう。
ニコラス。行こう。
[口を噤んでしまった>>78ニコラスには、微笑を返す。
「一人よりは一緒に」「心配する」。今は、二人の気遣いがただ有り難かった。
眼前に聳え立つ白を去り際に再び一睨して、踵を返す]
―村外への道→村―
悪かったな、手を振って急かしておいて。
あの周囲は足場が悪かったから、トーマスは心配したんだろう。
[パメラがまだ剥れた顔をしていたなら、自分の浅慮の詫びを一つ。トーマスの制止は気遣いからだとフォローして、問い>>86には]
食糧は…そうだな。冬の備蓄は各々あるだろうし、暫くは大丈夫じゃないか。
ただ、この村で採れない物は切れる頃合かもしれん。そろそろ…その、荒地の村に補給に行こうと思っていたから――
[オットーのパンの材料はどうだろうか、アルビンの商品を買ってどれだけ賄えるか。そんな話をしながら、4人で連れ立って歩く]
……ヨアヒムの部屋に?
荷物を運んだ時に落としたのかぁ。
[落ちていた場所を聞けば、納得したように頷く。]
(探しても見つからないはずだよね……。)
[親指と人差し指で水晶を挟み、嬉しそうに微笑めば、ヨアヒムは形見について何か尋ねただろうか。
聞かれたら事実を伝える。―――死んだ母の形見であると。]
……綺麗でしょ?
片時も外したことないの。
だから昨日は本当にショックで……
ありがと、ヨアヒム。
本当に……ありがとう。
[繰り返し礼を言う。
あまりの嬉しさに、空色が潤んでいたかもしれない。]
[暫く歩くと見慣れた風景。村に差し掛かると、フリーデルと鉢合わせた。互いに情報を交換し合い、難しい表情で思案する]
そうか。それじゃ、リーザの母さんの件も進展ナシということだな。矢張り一度宿に集合した方が良さそうだ。
ああ、神父を呼びに行ってくれるのは助かるよ。宜しく頼む、シスター。
[教会に向かうシスターを見送る。そうして、家に戻った者には家に出向き、出会った者には簡単に状況を説明しながら宿に戻った。
宿では、雪崩に阻まれて村外に出られなかった事を短い言葉で告げるだろう。誰が置いたか分からないが、「議事録」と書かれたノートにもその旨書き記し、ソファに崩れた。酷く疲れていた]
――教会――
[雪道を苦労しながら歩き、ようやく教会に辿り着けば、まだジムゾンは雪かきを続けているかもしれない]
神父さま。昨夜はありがとうございました。
[まず礼を述べてから表情を引き締め、神父にヤコブたちから得た情報と、宿に集合して向後の対策を話し合うことを伝えた]
……リーザさんのお母様はいらしてませんか?
[リーザの家に寄ったことも伝え、念のため確認してみる。
それから自室に入り、必要になりそうなものを手早くまとめて神父を待つ。
もしジムゾンに済まさねばならない用事があるのなら、一足先に宿へと向かうつもりだ]
―談話室(回想)―
[シスターの姿が見えれば、にこやかに挨拶を交わす。昨日よりも幾分か落ち着いたように見えたシスターの様子にほっとしながらも、表情には出さないようにして>>47
レジーナの手伝いとして、朝食の準備で汚れたらしい食器などを洗う。一通り終わり、手を拭きながら談話室に戻ると]
あ、おはようございます、オットーさん。
そういえば、私まだ朝食とってないんでした。
パンを頂いてもよろしいですか?
[恐らくオットーは駄目だとは言わないだろう。
食べてもらう為に焼いてきているのだから。
仮にだめだ、と言われても「そんな、固いこと言わずに」などと言いながら一つ食べてしまうのだ]
[ふと時計に目をやればもう遅くなっていて。そろそろヤコブも帰ってきているだろうかと下へと降りることにした。
メモに「落ち着いたらまたお話ししようね」というメッセージと雪だるまの絵を描いて、水差しの傍に置く。
最後にそっと布団をかけ直して静かに部屋を出た]
→談話室
まー、僕に言われずともクララはしっかりしてるから2度目はないかな?
さて、ご飯でも食べに行く?
[そう言って、クララを談話室へ誘った。彼女が行くといえば共に向かうだろうし、そうでなくとも一人向かうだろう。]
→─宿・談話室─
ううん、返ってきてくれたから……それで十分。
これ、水晶っていうんだ。
聞いたことないかな。
[詳しくないというヨアヒムに、石の名前を伝える。
そして最後の言葉には大きく頷いた。]
しっかりしてるかは分からないけど……
二度目があったら困るよ。
[困ったように笑ってみせる。]
―宿屋―
[屋根の雪下ろしがされているのを見て、ひとつ頷く。地面の凍り付いた玄関前で、眉根を寄せ]
滑るぞ。
気をつけろ。
[同行の面々に目を配りながら、宿へと入る。自身はそのまま物置へ向かい、スコップを持って玄関先へ]
……んっ。
[固く踏み固められた雪に、力を込めてスコップを突き立てる。どうにか通り道だけ確保して、室内へ戻った]
[談話室へと入れば何人かの姿が見てとれて。軽く挨拶をした後、ソファに座るヤコブの元へ視線が行く。
彼から伝わる重い雰囲気。
やっぱり荒地の村は――
不安が頭を擡げたが、ただ行き来で疲れただけかもしれないと思い直し傍へと歩みよる]
――…。
『どうだった?』
[少し不安げな表情で首をかしげた]
うん、お腹空いた。
私も行く!
[談話室へと誘われれば、笑顔を向ける。
向かう途中、前を歩くヨアヒムの肩を叩き]
そうだ!お礼に教えてあげる。
ディーターがもってなくて、ヨアヒムが持ってる力。
―――知力だよ。
[医学部に通っていることは聞いていた。
勉強とは縁がなさそうなディーターを間接的に揶揄して]
体力も必要だけど、知力も必要だよねぇ。
[楽しそうに笑みを漏らす。
やがて、一階へ下りて談話室に姿を現した。]
―談話室―
……あれ?
今日もいっぱい居るね。
[不思議そうに呟いて、談話室に居る面々を見遣る。
疲れたようにソファーに身を預けるヨアヒム、彼の元へ歩み寄っているカタリナ。オットーやニコラス、そして時折本を仕入れてくれるアルビンの姿があった。
トーマスの姿をみつければ、常と様子が変わらぬことにほっと息を吐く。]
…………。
[ところで、時はいつだろうか。
壁にかけられている時計に空色を向ける。
ぼやけて見えないから、少しずつ近づいて。]
どこに行っても、行った先が血に染まるのは仕方がないのかな。
嫌いなものを喰わなきゃなんないこの体が疎ましいよ……。
ま、喰いたくない。襲わないなんてことは言わないけどね。
"場"が整ったのであれば仕方ない。
しっかし、荒地の村だっけ?
そこの噂のせいで変に警戒されてるのが面倒だね。
[ソファに身を預けてから少し経った。談話室へと近づく声や足音が一つ増え、二つ増え。
やがて傍に小さな気配を感じて、薄らと瞳を開けば]
……カタリナ。
[少女の不安そうな様子を見れば、少しばかり後悔する。疲れ切った様子など、皆の居る場所で見せるものではなかったと。
さてどう話したものか。躊躇と逡巡とに言葉を発しあぐねていたが、ニコラスが端的に要点を告げた>>111ので]
辿り着けなくて、村に引き返す以外出来なかった。
頼まれた言付、伝えてやれなくて。叶えてやれなくて済まない。
[静かに頭を下げる。
最悪の報告は免れたけれど、それは事実を伝えずに済んだ、それだけの事だと分かっている。恐らく自分と同じ気持ちで居るだろう少女の表情は真直ぐ見られず、ただ奥歯をぐっと噛み締めた]
−談話室(回想)−
[アルビンがパンを食べたい、と言ってきた。>>102]
もちろん、断る理由は無いよ。あんまり食べ過ぎると後々影響するかもしれないけど……。適度なら、まぁ。
[食べるために作ってきたパンなのだ。駄目だとは言うわけも無い。
少し考え事をしていると、アルビンに不審がられる。>>104]
……いえ、アルビンさんのお話していた人狼の事についてです。人狼の対策として何か出来る事は無いかと考えていまして。
[リーザやパメラやカタリナにヨアヒム、ヤコブ……愛するべき人達を人狼の手から守るためには何が出来るかを考えていた。
アルビンに口にしたのは、アルビンの知恵を借りようという考えもあった
アルビンから返答を聞いたら、わかったと返事をして皆が来るのを待つ。
……皆は揃うのだろうか?
全員の顔を見るまで、不安は消えない]
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