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――セリッサ川の石橋の近く――
[キャスティール軍がその場から去った後も、...はすぐに動かず、その場にじっとしていた。
風姫が呟いた言葉>>30から、風を使って情報を探り始めた結果。ジラルダン軍が近付いている事が分かったからである。
一度赤虎将軍と話をしてみたかった]
…来た。
[随伴している騎馬隊を制止し、只一人橋に近付く騎乗の赤虎将軍。トールの使っていた武器を橋の脇に差して、何かを祈るように下を向いている。そして、漸く顔を上げて、一拍置くまで待ってから、傍へ掛けより、慎重に声をかけた]
あの。ジラルダン軍の将軍様…ですか?//
>>56
[近づいてくる気配に顔を上げれば、それは戦場には似つかわしくない少女で]
どうした、こんなところで?
[思わず目を丸くしたが、将軍かと問う声には頷く]
ああ。その通りだが、なにか用か?
[小さな女の子の視線に合わせるため、地面に片膝をついて、問いかけた]//
―マカローナ家屋敷―
[王都へと戻った後、我々はマカローナ家の屋敷へ向かった。
事情を話し、屋敷の中へと通してもらう。]
シェイは今どちらの部屋に?
「では殿下、私めが案内いたします」
[執事の案内で、シェイがいる一室へと案内される。
ドアが開かれた]
「兄上!フィオン兄上!」
[シェイは私の姿を確認すると、近づいて抱きついてきた]
ああ、シェイ、会いたかったぞ……
[久々の再会に、涙が溢れる。抱きついてきた相手に応じ、しゃがんで抱きしめる。
己の背に、コンラートの「泣くな」と言いたげな視線が刺さった気がしたが]
あ…。
[...は、思わず眉をしかめた。トールによって助け出された時にはなかった、右肩の治療跡。無理に戦った事で更に痛めたのだろう。本人は全く顔に出していないが、見ている自分が辛くなって、思わず少しくちごもった]
あ、あの。ご、ごめんなさい。す、少しだけ時間を下さい。
[緊張しながら、それだけ告げて。深呼吸のあと、相手の右肩の近くへ両手をかざし、小さくおまじないをした]
痛いの痛いの、とんでいけ〜。
[誰かの治療はやった事もないし、やり方も分からない。だが、そう言った瞬間、両手から温かい何かが、将軍の肩に伝わったのは分かった]//
元気にしていたか、シェイ?心配していたんだぞ。
[ひとしきり涙を流しながら、シェイを抱きしめていたが、もう十分だろうと思い、身を離す。
その後はコンラートを交えて歓談していたが、ふとコンラートが中座を申し出てきた。
私はそれを許可すると、シェイと話を続けた]
「兄上、いつになったら戦争が終わるのかなあ?」
それは私にも分からない。しかし、一刻も早く止めなければなるまい。
早く平和になったほうがいいだろう?
[ふと屋敷の窓から空を見上げる。空に浮かぶ雲は、*どこかくすんだ色*]
…そんなに怖い目でみた覚えは無いのですが…。全く。
目つきが悪いのは元々なのであきらめて下さい。
それより…トールのことしっかりお伝えして下さい。それも殿下のなさるべきことですから。
>>60
[かざされる小さな両のてのひら。
昔、母親にしてもらったようなおまじないの言葉を聞いて、頬がゆるむ。
右肩の打撲は、外から見ただけでも分かるほどに腫れていた。
それを見て、心配してくれたのだろうと、微笑ましく思う。
だが、その後おとずれた感覚には、密かに息を呑んだ。
痛みが、確かに引いていく。
倦んでいた熱が冷め、肩に感覚が戻ってくる。
温かな、形のない何かが己の肩に染みこみ、癒していくのを感じ取った]
きみは、一体――
[問いかけようとして、ふと力を抜く。
相手が何ものであれ、この体を心配し、助けてくれようとしたことは事実だ]
ありがとう、お嬢ちゃん。
[そう言って、柔らかく笑む]//
[相手に礼を言われて、漸く顔を上げた。自分に向けられる笑顔に、ほっと一息つく。
夢中で施した治療は、どうやら一定の効き目はあったらしい。にこっと笑って答えた]
ううん、どういたしまして。…あ、でも一応、お医者様に診てもらうの、忘れないで下さいね。
[両手を後ろに組み、忘れずに念を押す。風の砦で転んで以来、放置されていた傷だ。どんな影響があるのか、医師でない自分には分からなかったから]
[そして、相手にどう思われるのか、不安と。もしかしたら、自分の正体について、何か考えられるかもしれないとの危惧も懸念したが、思い切って真面目な顔で、こうつけたした]
だって…何かを成し遂げようとする時、身体が万全でなかったら。*後悔しちゃうでしょ?*//
ああ、分かった。
後でおとなしく診てもらうことにするよ。
[笑顔で請け負ったものの、真面目にそれを実行するかは、少し心もとなかった。
右肩は、ほとんど快癒と言っていいくらいに軽くなっていたし、医者のところに行けば、別の事で心を砕くことになるだろう。
我ながらしようがないなと思いながら笑っていたが、少女の瞳に真剣な光が宿るのを診て、姿勢を正す。
おおよそ、幼い子供には似つかわしくない言い回し。風姫のそれにも似た、だが別種の、全てを見透かすような瞳。
神妙な顔で、頷く]
ああ、心しておくよ。
おれも、後悔したくはないからな。
[約束だ。――そう言って、小指を立てた手を少女の前に出す。
必ず成し遂げる、という約束]//
―王都アルカナ・プルヌス神殿―
[フィオンをおいてマカローナ家を辞すると足は自然と神殿にむかっていた]
トールのあの鎧…私の記憶に間違いがなければ国祖のもの…。
もし噂通りドロシーが女神の生まれ変わりだとしたらすでに…戦いの行方は決まってしまったのだろうか…。
いや…。例えそうだとしても必ず勝ってみせる。女神の加護より人の思いのほうがずっと強いはずだから。
それに…願うだけならずっと願っている。殿下に私の言葉が…思いが届くように…。
なんか目的みすかされそうでやだけど…明らかにこっち陣営の演出力がないんだもん…。
こっそりと陣営勝利目的にしないと熱くなれない人なんで…。
殿下はこういうのやらなそうだし…。殿下うんぬんは本音だしね。
ああ、今はまだ、トールの事を話したらシェイがショックを受けるだろう。
だが、いつか話すべきときが来たら、その時は、必ず。
―マカローナ家屋敷―
[ふと、過去のことを思い出した。
思えば、平和だったあの頃も、いろいろあったなあ。
例えば、北の砦――パラスアテナ砦の視察に行った時だったか]
―回想:パラスアテナ砦―
[何年前の事だっただろうか。
我々キャスティール王家は、連れの従者たち(もちろんコンラートとベルティルデ、そしてトールも一緒だった)と共に、パラスアテナ砦の視察に来ていた。
この砦は、キャスティールの北方防衛の要である。
この日も兵士たちは、北方から来る脅威に備え、戦闘訓練を行っていた。
私はこの時から、訓練に励む兵士たちをねぎらうため、歌をいくつか歌ったりしていたものだった]
本当に? 今すぐお医者さん、呼んだ方がいいんじゃない?
[疑わしそうな表情で、赤虎将軍をじっと見る。
大体殿方はいつもそうだ。...は密かに憤慨する。自分では実行しないだろうと思う事を、約束させられて。しかも場の空気から、はいと言わざるを得ない時は、顔に出る。
この時の赤虎将軍の目は、アスランに似ていると思った。死ぬかもしれない戦いの前、不安になって「大丈夫?」と聞けば、笑顔で「必ず生きて戻る」と答えた…その時の目に]
最初から出来ないなら、簡単に”うん”って言わないで。
[不満と心配を半々に混ぜたような表情で告げる。本当は無理出来ないのに、こっちが強制的に言わせてるんじゃないかと、はらはらしてしまうから]
[だがしかし。一方では、こうも思うのだ。
もし戦いに望む男性が正直に、”ごめん駄目”などと言おうものなら、まず”バカ!”と、思いきり怒鳴り付けて。”始まる前から、気を飲まれてどーするのよ。それじゃ、楽勝の試合だって勝てないわ”と発破をかけるつもりだ。
そして、最後に叫ぶ言葉は]
♪大地駆け抜ける朝の風 夏の夜明けに煌めいて……
[歌が一番の楽しみであり、兵士たちの喜ぶ顔も見れるとあって、私は楽しんで歌っていた。
視察を終え、一行は王都へ帰ることとなった。
それには、ヘイムダル湿原を超えてゆく必要があった。
ヘイムダル湿原は、王都とパラスアテナ砦に挟まれるような形で広がっていた。
湿原の土はぬかるみやすく、馬車ではなかなか通れない。よって自分たちの足で通る事になったのだが……]
[良く考えなくても理不尽なのは、自分でも承知済。
だけど、大切な人が危険な目に遭っているのに、何も出来ずに耐えるだけの月日は、とても長いもの。”あの人は大丈夫”と信じられなければ、到底乗り越えられない。
待つ者の体感時間は、実際に待った期間の軽く10倍以上はあるものと、待たせる方は心得て貰わないと困る]
[しかし、”約束”と差し出された小指には、恐る恐る自分の小指を絡めて、絞り出すような声で言った]
うん、約束。でもそれは、ドロシーじゃなくて、トールお兄様とね。//
/* >>48 >>49 >>50 >>*13
読んだ時、視界が滲みました…
ハニーは、おれのごくごく一部を生きたトールに対してすら、こういう弔辞を置いてゆける人だと教えられて、すごく安心したというのかな…
こんなに風におれ/トールの生き様を、心にも世界にも刻んでくれる、それが嬉しくて。愛おしくて。
ああ、泣けてきた。 */
[砦と湿原の間を流れる川を越え、湿原に到達する。
そこには、綺麗な水の湧き出る泉が点在していた。
私はそのうちの一つの泉に近づいた。晴れた空の陽光が水面に注ぎ込まれ、眩しく反射している。
その水面を覗き込む。透明度の高い水は、水底の様子を鮮やかに映し出していた]
…とか目頭熱くしてたら、ハニーが「墓落ちしたんだから、今日の夕飯はお願いねっ♪」と…
ふはははは。やりますともw
(ちなみに今夜は、昨日の唐人鍋にうどんをぶち込むだけですが。)
[澄んだ水、穏やかな水底。
私がその水に触れようと、諸手を伸ばした、その時だった。]
うわーーーーーっ!!
[突如、体勢が崩れた。私は、泉のほとりの土に足を取られ、そのまま足を滑らせてしまったのだ。こうなってしまっては、体勢を整える暇すらないに等しかった。そして]
>>*5
他愛ないことも、飽きずによく話しました。
あなたの声がなかったら、キャスティールで孤立したおれは、どれだけ冷たく乾いた時間を過ごさなければならなかったことか、計り知れません。
戦が、いつまでもあなたを熱くさせ、それでいておれを忘れないようにさせてくれる。
だから――戦い続けてください。
――ドボーン!
[私の体は、そのまま水面にたたきつけられた]
「おい、フィオン!」「フィオン、大丈夫!?」
「兄上!」「フィオン兄上!」
「殿下!大丈夫ですか!?」
[一同の声が、水面を通して響く]
>>37
あなたは、熱い自分を、距離をおいて見つめられる希有な人。
鳥が、大地に落ちた自分の影を見るように、自分の姿を判断できる。
その熱も、怜悧さも、おれは側でずっと見てきた。
あなたが取り乱したのは、イングリッド王女を斬ったときくらいだったでしょうか――
(テオドール師匠のときは、まだ人目を気にする理性がありましたね。)
>>*8
その決断を、支持しますよ。
>>*9
構いません。
あなたは、テオドール師匠の遺体を、帝国の治安のため、あなたの忠誠を皇帝に示すために使った。
彼らにも、おれの遺骸を利用するくらいの気骨があれば、おれも少しはコンラートに対する貢献ができたんですが、きっとそうはしてくれないでしょう。
ああ、そうだ。
コンラート。
おれは、勝手ばかりして、おまえに「悪いことをした」という自覚がある。
だが、それを謝るつもりはない。事実を認めただけだ。>>5:496
おれは、おれの行動になんら悔いはない。
>>*11
ええ、実際、ノトカーはよくやってくれた。
これからの世に必要な人間だということを自ら示してくれました。
今は、こちらに魂を遊ばせていますが、きっとおれが現世に追い返しますから。
[閉じていた目を開ける。
私の体を優しく包み込む水。
体に纏わりつきながら、水面に向かって立ち上る、美しい泡沫の光。
目の前に広がる、透明色の世界。
飛び込んでくる光景を見ながら、物思いにふける。
己を包み込む水と、それが織り成す泡沫の光のように。
地形や容器によって、千変万化する水のように。
いつかきっと、私の思いで、人々の心を満たせるなら。
それはどんなに幸せな事か。]
>>75
[くるくると表情の変わる少女の反応を楽しむように、目を細めて笑う。
今すぐ医者を呼んだ方が、との言葉には、緩く首を横に振った]
心配要らない。じきに、医者もここに来る。
[そう言って、背後の林を顧みる。
全軍を動かしたから、後方支援の部隊もいずれはここに到着するだろう。
負傷者を抱えているため、その速度はゆっくりにならざるを得ないが]
[何か言いたげな少女の顔。
姿よりもずっと大人びた視線は、様々なものを見てきた影と、強さを秘めている]
――これは、心してお相手しないといけないな。
[そんな感想を抱きながら、ひとつ頷く]
するべきことは、する。そうでないことは、しない。
出来るか出来ないか、じゃぁ、ないからな。
[唇を強く結んだ少女に、そう告げる]
>>79
トールを、知っているのか?
[トールの名が少女の口から出たときには、一瞬目を瞠った。
彼を知っているなら、ここにいることも、一応は納得できる。
思い返せば、トールが救出に来てくれたとき、その後ろには鎧を身につけない数騎が続いていただろうか。
女性兵ですら戦場に連れて行きたがらなかったトールが、なぜこんな少女の同行を認めたのかは分からないが。
トールの戦いの一部始終を見ていたのだろう。彼の最期を聞きたい衝動に駆られる。
だが、その様子を、こんな少女に語らせるのは酷な気もして、頷くだけに留めた]
ああ。あいつとの約束だ。
きみがその証人になってほしい。
名前を聞いてもいいか?
[自分の名を――おそらく知っているだろうとは思いつつ、礼節をふまえて名乗った後、尋ねてみる]//
[遥か彼方 地平線の先
やがて我らをつつむ温かな光
こうして目を開けられている事は、生きている証。
私は水面を向き、息の泡を吐く。
私は、無事だ。
かくしてこの後、従者たちの手により、私は地上に引っ張り出された]
[その後、我々は辛うじて王都へ帰還できた。
が、それから数日にかけて、私が風邪をこじらせて寝込んだのは、言うまでもない……]
―回想終了―
そう…ですか。
[赤虎将軍>>84の、医者はすぐ来るの言葉は、本当だろう。背後にちらりと送った視線が、雄弁に物語っていた。
そして、一つ頷いた相手が、自分に対し気を引き締めた気配を感じて。...もぐっと身体に力を込める]
将軍様が主張される事は理解致しました。
それならば、改めてお尋ねします。将軍様は、お医者様にかかる気があるのかないのか。教えて下さい。
―現在:マカローナ家屋敷―
[だが、今ここにいるのは、あの時の「ずぶ濡れフィオン」ではない。
ふと、中座しているコンラートが気になった。
じきに戻るだろうとは思っていても、無事に戻ってくるか心配だった]
[トールについて短く問われた際は、相手が予想しないであろう事項を、わざと答える]
ええ、勿論。トールお兄様は、アップルパイが大好物よ。今日もパン屋で食べている最中、女の人から、”あの背の高い騎士様。凄く幸せそうな顔して、パイを食べていらっしゃるわ。可愛い!”って騒がれたの。
[しかし、続く言葉には、目を丸くして聞き返した]
証人? ドロシーでいいの?! 本当に?
[一体何の為に…と、思わず困惑してしまう。
それでも、名前を問われれば、ハッキリした口調で告げた]
私は、ドロシー・マカローナと申します。//
鍛冶 カレルは、王子の側近 コンラート を投票先に選びました。
/*
>>86
>女性兵すら
確かに、マリエッタに向かって「女性が戦うのはどうのこうの」と言っていましたが……。
その後思いっきり……ねえ?
[鮭色のマリエッタをちらり]
/* 今回のフィオンのイメージは水。
人々の心を満たす水。
というわけで、水にまつわる回想シーンを落としてみたのでした。
ドボーンと盛大に落ちちゃってますが。 */
「そういえばそんな事もあったね、兄上。
いきなり泉に落ちるから驚いたよ」
[シェイが隣でくすくす笑っている]
わ、笑うなっ!?
あ、ああ、あれは私の――
[不注意なのは言うまでもないが。それでも恥ずかしい]
コンラートがこれを聞いたら、何と言うだろう……
そうだ、表情差分で「あったらいいな」と思ったものを書き留めておきます。
一つ増やすのも大変な作業とは存じておりますので(何せ人数が……)、リクエストまでは致しません。
そもそも絵師さまがここまでご覧にはならないと存じますので、後ほど雑談村などでお話させて頂くやも知れません。
・目閉じ叫び(「耐え」の目元に「怒り」の口)
・↑これの涙バージョンがあってもいいかも
・強気な笑み(「怒り」の目元に「微笑」の口)
>>89
[これは敵わないな、と苦笑し、ひとつ頷く]
分かった。医者が来たら、すぐに行く。
…その代わり、君も一緒に来てくれないか?
――頼みたいことが、ある。
[こんな事を頼んで良いのか、それは分からない。
ただの気休めでしか無いのかもしれない。
それでも、聞かずにはいられなかった]
>>91
[トールとアップルパイについて聞かされた時は、目を丸くしたあと、笑い出した。
少女が語る光景が、容易に目に浮かんだから。
でも多分、幸せそうな顔をしていたのは、アップルパイを食べたせいじゃない]
そう。きみが証人になってくれ。
[トールの最期を見たのなら。これからのおれたちを見るのなら]
見届けて、憶えて、いつか誰かに語ってくれ。
[トールが守りぬいた命が、これから何を為すのかを]
[気を取り直し、私はコンラートの帰りを待つことにした。
落ち着きを取り戻すべく、一度深呼吸し、それから大きな背伸びを一つ。]
[名前を聞けば、少し首をかしげる。
マカローナと言えば、あの大商人だろうか。
服の仕立ても、少女自身の体つきも、裕福な家の生まれを感じさせる。
たとえ、マカローナ家の令嬢だと言われても驚かないが、なぜそんな娘がここにいるのかは疑問に残る。
――そういえば、マカローナ家に女神の印を持つものが生まれたと言っていたっけ。
その頃には王都を離れていたから、詳しくは知らないが、そんな噂も、本当なのかもしれないなと、先程の事を思い出して笑う]
よろしく。小さな女神様。
[特に何の含みもなく、そんなことを言って屈託無く笑った]//
おまえが王都で嬉しそうだったというなら、それは戦いに出かけられるという喜びからだろう。
それにしても、やっぱり最期の食事がアップルパイっていうのは、しまらねぇなぁ。
/* 5 日目トールのメモ
「☆ベルティルデ、ヒルダ> ありがとー!!」
わなわなわな…
まぢで指摘されるまで気づかんかった…orz
すまんっっ、カサンドラ、ヒル「デ」!! */
しかし、なんでベルティルデの愛称がヒルデなんだ?
「ベル」じゃダメか?
おれにはベルって呼ばせろよ、うん。
>>*14
水盃でお別れするような、悲愴な連中じゃなかったんですよ。
皆、アップルパイをつまんで、散歩にでも行くように、護衛部隊に突っ込んでいきました。
おれが最期の伴に選んだのは、そういう男たちです。
/*えーと、いろいろごめんなさい。
どうやら私は、村入り中ずっと生理前&生理中(今日が初日)で、少し気が立ってしまっているらしいのです。
何とか必死に頭を冷やしつつ頑張ってますが。
今回は話も終盤に差し掛かっているので、気合で乗り切りますが。無理はしません。
今後は、生理前&生理中の村入りは控えようかと思います。
本当に申し訳ございませんでした。*/
[頷いた赤虎将軍>>93へ、ぺこりと頭を下げた]
ありがとうございます。余計なお世話だったかもしれませんが、トールお兄様の言葉を聞いたら、どうしても心配になってしまって。
[だが、お願いには困惑した表情を浮かべた]
ドロシーが、将軍様と一緒に…
[トールのアップルパイの話に、大声で笑った事>>94にも身が入らない]
困ったわ。風姫がアップルパイを食べたい、って言ってるの。”暴れないから、パイ買うだけだから”って言っても、門番の人、将軍様は王都に入れてくれないですよね?
[けれども、見届けて欲しいの言葉に、再び気を引き締める。
それこそが、己が欲した事だから。その為に、全てをかけて、この場にいるのだから]
[しかし、答えを言う前に、”小さな女神様”と呼びかけられて。その時、赤虎将軍が屈託無く笑っていたものだから。つい勢いでこう答えた]
こちらこそ、宜しくお願いするわ。
でも、女神にお願い事すると、あとで高くつくわよ?//
>>94
"おれたち"なんだ。
おれ一人が為すんじゃない。
おれと、トールと、おれを信じて、おれに命をくれた奴らと、おれがこの手に掛けてきた無数の命と。
重荷に思っている訳じゃない。
全部背負い込んで…なんて、感心されるような事でもない。
ただ、それは当たり前のことなんだ。
忘れてはいけない。ただそれだけのこと。
おれ一人でこれまでの成功をつかみ取ってきた訳じゃないし、これからの未来を勝ち得る訳もない。
責任だの重荷だの、そんなことは感じる必要はないんだ。
ただ、忘れないこと。
自分一人で為した、などと思わないこと。
それさえしっかりしていれば、地面に足をつけて歩いていける。
それだけなんだよ。
――セリッサ川の石橋の近く(少し前)――
そうよ。決まってるじゃない。
[いきなり声を上げたカレル>>99へ、当然と言わんばかりの様子で断言する]
私が付いていって、カレルお兄様を守るの。どこで何しでかすか、分からないんですもの。
[そして、髪を切ったの? と問われれば。へへ、と短く照れくさそうに笑った後、その場で器用にくるんと一回転した]
うん、さっきトールお兄様と一緒にいた人に、ナイフを借りたの。どう? 似合う?
…慌てていたから、凄く不揃いになっちゃった。
[最後に、後ろ髪を右手で摘んで見つめながら、不安そうに呟いた]
[隣でシェイが眠そうにしていた。
ふと、シェイは私の膝の上に頭をのせてきた。
私は、弟のために子守唄を歌う]
♪楠の木陰で 穏やかな風が
あなたに囁く 晴れた日の昼下がり
さあ、おやすみ、坊や 今はただ眠れ
おやすみ 風が歌う楠の木陰で
楠の梢に 月がのぞく夜
あなたを照らす 穏やかな月の光
さあ、おやすみ、坊や 今はただ眠れ
おやすみ 月が照らす夜が明けるまで
/*
>>+88
「ベルティルデ」は長すぎる→軍隊内で「ベル」はちょっとスイートすぎる→「Berthilde」の後ろを取って「ヒルデ」
ですね。
「ベル」は。
家族の他は、
私を心から想って下さる方にしか許しません。
>>97
[距離を置いて鋭い視線を投げかけている風姫を、ちらりと見やりつつ、真剣な表情をドロシーに向ける]
用事があるなら、無理にとは言わない。
だが、見てもらいたい奴がいるんだ。
このあと、すぐに済む。
……まあ、王都には、ちょっとおれは入れないかな。
[最後は相好を崩して、少し肩を竦めた]
>>98
ああ、分かってる。
[女神にお願いなんかしたら、そりゃあ高くつくだろう。
それを分かっていない奴らが、ほいほいと神殿に行ったりするのだ。
――所詮、神は人間に何かしてくれるものではない。
人は、人の力で物事を為していかなければならないのだ。
…そんな持論を少女に説くような無粋なまねはせず、微笑んで頷く]
全て終わったら、山ほどお礼を持っていくよ。女神様。//
[どうやらシェイは相当眠かったらしく、私が子守唄を歌った直後に眠りについた。
ふと、再び窓の外を見る。大地を駆ける風は、*どこか穏やかだった*]
[女神様、とたわいなく笑うオズワルドを見れば、そっとドロシーの傍らに立って]
ほら。みんながキミを受け入れる。
[つぶやく。何がとは言わない、黙っている約束だから。彼女が本当にプルヌスの生まれ変わりだということは。それを知られてしまうことを、酷く恐れていることも。
ただ裏切ってくれるなよ、と、オズワルドを見る視線は願いを込めたもの]
>>100
[ドロシーが駆けてきたときから、気づいてはいた。
まるで、守ろうとするかのようにひっそりと立つ、金髪の青年。
彼が、この血なまぐさい場所にいるのは、なぜかそんなに違和感はなかったけれども、目の前の少女との関係は計りかね]
――妹?
[ちらりと見上げた唇の動きだけで、訊いてみる]//
うん、分かった!
[すぐ済む>>103の言葉に、にっこり微笑んで、頷いた]
ドロシー、用事はないから、すぐ終わるなら大丈夫よ。風姫は優しいから、少しだったら待ってくれると思う。
良く考えたら、将軍様が馬で国都の大門を破って、アップルパイを手に入れたら、即座に撤退して。
”アップルパイ! 今日がお前の命日だ!”って言ったら、きっと楽しいと思うわ。
[とんでもない事を大真面目に言ったあと。その場面を実際に思い浮かべたのか、ころころと笑った]
[だが、お礼の事を耳にする>>104と、首を横に振った]
ううん、何もいらない。ドロシーには必要無い。
昔から言うでしょ? ”只より高いものはない”ってね。
[右目で軽くウインクして、口元だけに微笑みを浮かべた]//
>>+89
ベルティルデ→ヒルデ の由来はわかりました。
少し賢くなった気がします。
しかし、いきなり家族になろうだなんて、大胆ですね。
>>+89
心から、あなたを想うのが条件ですか。
心から「おれが殺ろうw」と想いました。>>3d00:15:16
これじゃだめですか? (爆
>>108
[国都の大門を破って…のくだりに、一緒になって笑う]
そんなことをしたら、そのアップルパイの店に二度と入れなくなるなぁ。
[そう言って笑いながらも、背後に意識は向けていて。
大柄な身を出来る限り小さくして寄ってきたマーティンに、視線を向ける]
「将軍。全軍、移動完了しました」
[報告に頷いた後、ドロシーに手を差し出す]
一緒に、医者のところに行こう。
――乗るか?
[近づいてきたクレーデルを視線で示して、誘う]
!!
[カレルの呟き>>106が聞こえてきて、...は思わず振り返った。いつの間にか、自分の傍に来ていた事に、ほんの僅か驚きの色を見せる。
でも、その時カレルが視線を向けていたのは、赤虎将軍だったから。照れくさいのを理由に、言いたい事はひとまず喉の奥に引っ込めた]
”うん、お兄様の言う通りだったわ。気にし過ぎる必要なかったね”を。
―王都アルカナ・兵学校―
[神殿をでると今度は母校へ足がのびる。数名の生徒が模擬戦闘をしていた]
懐かしいな…。あいつとはつい本気でやりあってよくお互い怪我してたしそのせいでしょっちゅう教官に怒られてたよな…。
…ああ、こんなに小さかったかな。ここ…。
そういえば…あいつは知らないんだよな。私も…ずっとイングリッドさまに憧れていたこと…。
殿下のすぐ側にお仕えすることになり姫さまとお会いできる機会もあったが…。ずっとお前に悪いと思って距離をおくようにしてた…。もしお前が貴族だったら…あんな形で離れ離れにはならなかったはずだから…。
…お前が貴族を憎んでいるのはわかっている…。私とて何も感じていないかと問われれば憎い。と思うだろう。だけど…誰かを憎んで流す血は。必ず自分に返ってくるものだから。
だからどうあってもお前を止めなければならない。それが例えお前と殺しあうことになっても。
>>109
[只より高いものはない。それは真理だ、と深く頷きつつ。
少女の大人びた所作に、微笑みを零す。
傍らに立つカレルからはツッコミを受けたが、似てるよと笑って、かわす振りをする。
どこが、と言うのではない。強いて言えば、雰囲気か]
/*
>>+95
身近な人…………何という微妙なランダムでございましょう。
>>+94
オズワルドもコンラート殿も守備範囲なのは把握しております。
[そもそも、カレルがこの少女を守ろうとしている理由がよく分からない。
言うほど、この鍛冶師の事を知っているわけではないが
心配げなカレルの視線>>106に気づけば、口の端に笑いを閃かせる。
こんな少女に、危害を加える訳がないだろう。
自分の前に立ちふさがるものでないならば。
そんな風に、意志を返しつつ]
それもそうね。残念。
[笑ってもらえた事は素直に嬉しかったが、二度と入れない>>111と言われて、心底がっかりした様子で、肩を落とす。
その直後、大きな男性が身体を小さくして寄ってきたのを、目を丸くして眺めた。
この人、何をしているのかしら、と首を傾げる。
だが、赤虎将軍から”乗るか”と言われた時は、何のためらいもなく、カレルの手を取って叫んだ]
カレルお兄様と一緒に行く!
>>117
[お兄様、と叫ぶ声に、やっぱり、という目でカレルを見る。
ドロシーが乗らないなら、とクレーデルの手綱を引きながら、誘うのは陣の奥]
来るか?
[カレルと、遠くにいる風姫にも視線を向けつつ問いかける]
――少し前>>101――
だって、カレルお兄様は、放っておけないんだもの。
[真面目な顔で問われれば>>113、ふぅと肩をすくめて答える。
そして、真剣な表情で両手を握り締めた]
時々心配になるの。自分はこの世に、いてもいなくてもどーでもいい、なんて思ってるんじゃないかって。嫌よ、ドロシー。そんなの絶対嫌。お兄様は、ここにいていいの。ドロシーがいいって言えば、それで全部解決するの。…だから、どこにもいかないで。お願い。
[最後は、ほとんど絞り出すような口調になっていた。
しかし、酷いとの返事を貰えれば、思いきり頬を膨らませて、拗ねた。からかう笑みには全く気付かずに]
もう、お兄様のいぢわる!!
[大柄な男が小柄を装って近づいていてオズワルドに告げる。背後には、ジラルダンの軍営が見えるだろうか]
やるのか。
[言わずもがなの問いを口にする。ちらりと視線を送るのは、トールの扱っていた、武具]
[兵学校をでたあと、特にいくあてもないことに気付いて苦笑する]
…少しは息を抜いたほうがいいと思ってたんだが…。私はこれくらいしか行くところを知らないのか。
それは確かに母上が心配するわけだ…。
…家は…無事だったな。まだイングリッドさまのことは報告されていないのか。それともあの人たちのことだから適当にごまかしているのか。
何度感謝しても感謝しきれくらいの恩に私は報いなくてはならないな…。
…平和になったら休暇を願い出て旅行にでも連れて行こうか…。
???
[赤虎将軍の笑み>>115には、どうしてそんな顔をされたのか分からないと悩みつつも。>>119で誘われれば、すぐに頷いて、カレルの手を引っ張る。
だが、トールの武器を見るカレル>>121のに気付いて]
何考えていらっしゃるのかしら、お兄様? 早く行きましょう。
[顔をしかめてから、カレルの足をぎゅっとつねった]//
>>121
――近いうちに。
[問いに気づけば、返すのは不敵な笑み。
ただ、今すぐではないと、含ませる。
まだ、情報が足りない。
周囲の戦況も、王国軍の位置も、何もかも。
捕らわれていた時間のロスは、思った以上に大きい]
…いたいけな娘をたぶらかす不届きな虎猫がおると聞いて参ったが、いったいいずこかのう?
[冗談めいた口調で言うと、…は居並ぶ面々を見渡し、最後にその意思を問うかのように、少女…ドロシーに視線を止めた。]//
[やっぱりという視線を向けるオズワルドに、だから! 違う! と視線を刺しつつ、びしり指をさした、心の中で。
トールの武器を見ていると、いきなりぎゅうと腿をつねられて]
指! 細いと痛いから! 行きます行きます!
[オズワルドも飛び降りてきた風姫も居るのにはばからず、ぎゃあぎゃあと。半ば強引に、腕引かれるままにオズワルドの案内先へ向かうだろう*]
/* >>+98
こんな跳ねっ返りに憧れてどうするんだろうかねぇ。
もっとしっかりしてた方がいいだろうに。
ヒルデみたいにさ。
*/
わーい、風姫格好いい!
[馬に乗って、颯爽と現れた風姫>>125に、ぱちぱちと拍手を送ったあと。
たぶらかす>>126、と聞いて、目を丸くしたついでに、興奮気味に両手をぶんぶか振った]
本当に? きゃあ、ドロシー、将軍にたぶらかされてたんだ?! うわーうわー、初めて見た! すごいすごい。
[しかし、すぐに興奮を収めて、きっぱりと答えた]
うん。ドロシー、将軍と、それからカレルお兄様と一緒に行く。//
わーい、風姫格好いい!
[馬に乗って、颯爽と現れた風姫>>125に、ぱちぱちと拍手を送ったあと。
たぶらかす>>126、と聞いて、目を丸くしたついでに、興奮気味に両手をぶんぶか振った]
本当に? きゃあ、ドロシー、将軍様にたぶらかされてたんだ?! うわーうわー、初めて見た! すごいすごい。
[しかし、すぐに興奮を収めて、きっぱりと答えた]
うん。ドロシー、将軍様と、それからカレルお兄様と一緒に行く。//
>>*15 >>*16 >>*17
皆で為す、はあなたの口から出る言葉だから、佳い。
おれの命を背負うと言えるのは、死がおれから奪えるもの――現世での戦いの場を、与えてくれたあなただけですよ。
与えたものがなければ、誰も、あなたのものにはならない。
「平和な世界を実現するため」に、その障害を排除しようと、出兵したり増税を考慮したりするフィオンには、皆とともに為すという言葉は似合いません。
王国兵や国民はいまだ、フィオンから、彼に捧げるものを与えられていないのです。
それで犠牲になるのは、ただの巻き添えです。
[私はシェイを寝かしつけながら、考える。
オズワルドはあの時、私に向かって何もかも足りないと言った。
しかし、彼も人間である以上、何か足りないものもあるはず。
彼の凍った心を融かすには。そして平和と幸せを取り戻すには。
彼を上回る何かで勝負する必要がある。
己が持っている元来のもの。
一度は失ったものの、取り戻したもの。
この戦いを経て得たもの。失ったもの。
その集大成が、形になり始めていた]
理想がある?
「皆の声を聞きたい」と言い、皆が求めるものを理想として目指すだけならば、為政者ではない。
ただの調停役です。
現実化したものを与えられなければ、為政者ではありません。
>>125
[やはり、風姫の耳の良さは折り紙付きだ。
あの距離で、こちらの会話が聞こえていたらしいことに笑いながら、アップルパイの命日はないだろう、とからかう]
おとなしく丸くなっている猫なら、ここにいるけど?
[自分を指さしながら言って、それから、いかにも不本意げに首の後ろを揉む]
たぶらかすなんざ、人聞きの悪い。
[口に浮かぶのは、やっぱり意地の悪い笑み]
さて。女神様がこう言ってくれているし。
行こうか。
[声を掛けて、クレーデルと共に歩き出す]
そなたを待っている間、物思いにふけっていたが。
とんでもない過去を思い出してしまった……
[とんでもない過去とはつまり、北の砦周辺の湿地帯にある泉で、盛大に水中に落ちたというもの。
水中の美しい光景は今も己の脳裏に焼きついているが、恥ずかしい思い出ゆえ、若干のトラウマとなっていた]
[三人がついてくるのを見れば、頷いて、クレーデルと共に陣の中に歩みいる。
少女が不安を感じないよう兵を下がらせ、向かったのは、林の中に張られた小さな天幕。
全軍移動を命じたものだから、置いてくる訳にもいかなかったのだろう。
天幕の中には、数人の軍医や看護兵たちと、蒼白な顔色のまま横たわっている、ノトカーの姿]
宜しい。
[カレルの返事>>127を聞いて、満足そうに頷いてから]
はーい、今行きます。
[赤虎将軍>>130の声に従って、歩き始めた]//
[医者たちを天幕から追い出して、ドロシーの前に膝をつく]
もう一度――彼にも、おまじないをしてあげてくれないか?
[藁にも縋る。そんな気持ちなのかもしれない。
血を失いすぎたノトカーは衰弱しきっていて、細い息を僅かに繋いでいるだけだった。
――助けたい。
想いを込めて、少女を見る]
[神に祈りたくなることがあるとすれば、今なのかもしれない。
自分ではどうにもならない。
手出しのひとつも出来ない。見守ることしかできない。
そんなとき、おそらく人は祈るのだ。
――まさに今、そんな気分だった]
[虎に連れられ、天幕の一つに案内される。しかしその入り口をくぐる前に、…は戦慄する。]
…なん、じゃと…?
この気配は、まさか…
[天幕の中にいたのは、…には信じられない人物であった。]
ノトカー…何故じゃ…!?
おれが、ノトカーにしてやれることは、もう何もない。
だったら、神頼みのひとつくらいしてやったって良いだろう。
おれには似合わないか?
――そう言うな。おれだって、人の子だ。
たまには神に縋ってみたくもなる。
[赤虎将軍が案内してくれた小さな天幕>>133。そこの中で、血の気を失って横たわる人を見て、小さく悲鳴を上げた]
ノトカーお兄様! こんなところにいらっしゃったのですね。
[将軍の言葉>>135に、すぐこくんと首を縦に振った]
うん、ドロシーやってみる!
…とはいえ、こんなことはもう、コンラートもオズワルドも随分と訴えてきたはずです。
フィオン様は少なくとも、コンラートを一国民として幸せにしてやってほしい。>>5:11
家族よりも部下を、あの危険な作戦についてきたベルティルデを気遣ってやってほしい。>>5:242 >>5:248
それができなくて、なんの主君か…
[ひざまずいて、ノトカーの右手をそっと取ってから]
ノトカーお兄様。来るのが遅くなってごめんなさい。
[小さく呟くのは、さっきと赤虎将軍を治療したのと同じ言葉。
”痛いの痛いの、とんでけー”
身体を離れようとしている魂を、この世に留めるべく、必死に祈った。
すると、両手にさっきよりずっと大きな、温かい塊が発生して、ノトカーの身体へ移動する…]//
…おれも、ウォレンがいないと、いいかげん説教臭くなるな。
武人は戦場と覚悟のこと以外は、語るもんじゃない。
貴様、これは――!
[「どういうことじゃ!!」…その言葉を飲み込む。視線の先には、いまだ見たことのないような、赤毛の男の悲しい顔があった。事情を悟り、…は気を沈め、無残にやつれた青年の顔と、血に染まる衣服を覗き込む。]
頼む。
[頷いた少女に頭を下げ、入り口の側に引いて外の気配に気を払いつつ、ドロシーの動きを見守る]
守りきれなかった。
おれの責任だ。
[驚く同伴者に、そう呟きつつ]
[わ、私の恥ずかしい話っていったい……
この戦乱での己の様子を振り返ってみる。
時々暴走したり、感情のままに振舞ったり、人目も憚らず涙を流したり。
考えてみれば、ろくな事がなかった]
>>47
おおっ、ドロシーは髪を切ったんだね。
その髪のひとふさでも、おれの棺に備えてくれればウハウハなのにw
>>*20
そういうところが気に入ってるんでしょうに。
あなたが、こんなにささいなことまで、語りかけてきてくれて、嬉しいですよ。
生きていたときと変わらない。
あなたには、おれの声が届いていないのが嘘のようです。
ありがとう。
>>*21
あなたの人間臭さを嫌いだと思ったことはありません。
これまでもさんざん、神でもなんでも利用してきたでしょう。
>>79
ドロシー…なんと熱血なことを言う子になったんだろう…
それに対する、オズワルド将軍の答えも熱血要素で嬉しくなるな。>>94
見届けますよ。
[地上に向かって手を振る。]
[ノトカーの上に翳された小さな手が、ほのかに光を放ったかのような、そんな錯覚。
温かな気配がこちらにまで伝わり、それが横たわる青年の中に入っていくのが分かる。
それと同時、ノトカーの頬に、僅かな赤みが差しただろうか]
ノトカー。
[声を掛け、力無く置かれた手を取る]
――生きろ。
[自分にも少女と同じ事が出来ればいい。
そんな、詮無いことまで思う]
[「死」に、その身を染めつつある青年を見下ろす。今までに何度も味わった、例えようもない感情が、…の心を満たす。]
…ノトカー……
[知らず、漏れたつぶやき。しかし、次の瞬間、…はいまだまみえたことのない光景を見る!]
[そうして、再度、少女に深く頭を下げた]
ありがとう。
ずいぶん良くなったみたいだ。
[予断を許さないのは変わらないのかもしれない。
それでも、希望は繋がっている]
>>+85
まあ、そこは熱血展開の関係上…(^^;)
本来なら、おれだって隠密行動は趣味じゃないんですよ?
鎖ジャラジャラうるさいんで。
ただ、君たちの情報収集能力に感心したのは本当です。
ああいうネットワークもあるのだなぁと。
[猛烈に悔しい気分だった。
今の私はオズワルドに比べて、精神的にも弱い。
人前だろうが涙を流す己と、滅多に涙を見せないオズワルド。
感情のコントロールが苦手な己と、感情が安定している相手。
その差は歴然だった]
>>122(最終行)
これは「フラグ」というものですか?
コンラート…
主君だけでなく、養い親にも孝養を尽くすか。
おれにも服くれたし、>>3:315
よく気のつくいい男だよな。
[ふう…と大きく息を吐いてから、目を開ける]
一応、ドロシーの精一杯の力で、頑張ってみた。
こっちに帰ってこられるかは、まだ分からないけど。
[僅かに血の気が戻ったノトカーを見ながら、呟く]
でも、戻って来て欲しい。戻って来て、王城や神殿で会った時みたいに、笑って欲しい。
お願い、ね。ノトカーお兄様。//
>>147
確かに、痛いの痛いのとんでけー、で回復するのは、ちょっと可愛げがありすぎるというか、ありがたみに欠けるかもしれない。
とはいえ、風姫を驚かすほどの事だというのも事実でな。
後で医者どもに何と説明するか。
それが、ちょっとした悩みの種だ。
>>*22
あなたに説明責任はありませんて。
むしろ、医者の方に説明させてみたら面白いですよ。
わけのわからないことに遭遇したとき、その者がどういう反応を示すかというテストにもなります。
[驚く風姫の顔に視線を走らせ、この力は本物なのかもしれないと思う。
先程、自分の身に受けてさえも、信じ切れてはいなかったのだが、かの風姫をここまで驚かせる事が出来るならば、それはある種の"力"があると見て良いのだろう。
――本当に、女神の生まれ変わりなんだろうか。
そんなことを思いつつ、関係ないなと首を振る]
[暫し、ノトカーの様子を見守った後、空を見上げて少女と同伴者たちに言うだろう]
王都に向かうのなら、そろそろ出立した方が良い。
じきに、暗くなる。
――こちらからは、護衛の兵はつけてやれないから、気をつけて行けよ。
[風姫とカレルがいるなら、そうそう危険なことも無いだろうと思いつつ]//
/* おや、こちらの世界にはメモもアクションもないのですね。(今更)
別に使いませんけど。
ちなみに、おれ、リアル事情や中の人に関する話でない場合は、/* */つけないで発言してきてますけど、気になりましたらご指摘ください。善処します。 */
[オズワルドが案内した先に居たのは、色を失ったノトカーで。
ずっと伝えてきた剣の感触から、なんとなく、そんな予感はしていたから。驚きは少なかった。ただ、剣の柄を握りしめ、ドロシーの『治療』を黙ってみていた]
さてさて。王子様はおれに説教をするらしいが、どんなことを言ってくるのかねぇ。
おれを、良い意味で絶句させられるようでなけりゃ、斬っちまうぜ、王子。
いや。また自分が最悪の野郎だとか言い出すのではとひやひやしてたのですが、その頃に比べるといくぶんかは成長なされていると思います。
■業務連絡
墓下行き推薦票提出締め切りまで、あと30分です。
定刻までに未提出の者は、自分推薦とみなしますので、頑張ってください。
23:30の時点で、メモに【 】で書かれているものを集計します。
メモ上書き時は注意してください。
…褒めた先からお泣きにならないで下さい。
なぜそこまでご自分の欠点がわかっておりながら変わろうとされないのかが非常に疑問なのですが…。なにか理由でも?
ひみゃ?
[突然風姫から抱きしめられただけでなく、ぐりぐり攻撃されて>>150。...は、謎の声を上げた。
だけど、嬉しそうに笑いながら答える]
風姫、くすぐったいよ〜。
[その直後、赤虎将軍>>151へ、ぺこりと丁寧に頭を下げた]
将軍様、気を使って下さって、ありがとうございます。
それではお暇します。//
[わずかに暖かみの色を取り戻したノトカーに、我知らず安堵の息を漏らして。
オズワルドに促されれば、天幕を後にしようとして、一度振り返る]
オレ、まだ先生に聞いてないこといっぱいあるんだ。
[だからなんだ、とは言わないが。死んだら困るよ、と音に含ませて]
じゃあ、またあとで。
[オズワルドにはそう言葉を向けて、天幕を出る*]
>>*23
講和のための話し合いではないんですよね。
皇帝不在の情報をより正確に握っているのはあちらなので、交渉次第では講和は不可能ではないと思うんですが、説教ですか…
あなたと会う前に、コンラートに練習台になってもらった方がいいような気がしますけどね。
>>=20
確かに…私も少々せかしすぎてるとは気がついております。申しわけございません。
ですが。本当に変わろうとなさっておられるのなら、虚しくなどならないのではありませんか?
一歩でも前に進んでいればそれは前の殿下とは違うのですから。
ああ。またそのうちな。
[去っていくものたちを見送りながら、笑顔で手を挙げる。
その後ろ姿が小さくなるまで橋の上で眺め、傍らに突き立つ剣に囁きかけた]
――あれが、おまえの女神だったのか?
[答える人は既に無く、ただ、水を渡る風が冷たさを運んでくる**]
>>148 >>154 >>155
皆がノトカーの生存ルートを選択した!
なんて感動的なシーンだ!
よし、ノトカーはエピ直前にここを蹴り出してやるからな!
>>=23
[一つため息をつき]
殿下は「そうだな」が曲者ですから…。
わかってくれたのかと思えばまたすぐいじけてしまわれると、私もどうしていいのかわからなくなりますから。
もういじけたりしない。いいですね?
>>156
忠君もいいが、と…友だち増やせ、コンラート。
おまえの肩の力が抜けていたのは、オズワルドとサシャと飯食ってた時だけに感じているんだが、おれ。
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