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/*
男同士って実は恋愛ないほうが美味しいんじゃないか…(あらたな新境地を発見した人)
まあ囁きログがあまりに淋しくてあとで見る人ががっかりするんじゃないかと思ったけど、思いもかけずサービスシーンができてよかったよかった。
誰の、どの言葉を信じればいいのか、私にはわかりません。
なれど。
……奴が、シェイ様を。
本当に、売ってしまったとは……思いたく、ないのです。
……失礼致します。
[フィオンがコンラートに呼びかけるのに気付き、言葉を切った]
[進軍の準備は、着々と進んでいた。
準備が完了するまで、あとどれほどだろうか。
そんな中、出発のときが近づいたら景気付けにまた歌ってみようかと思っている自分がいた……]
王国兵の姿をさせた工作兵を5人ばかり随行させてこい。
どのみち、おれが出てくるときは大混乱だろ。そのときに、混ぜてやれ。
で、な――
[マーティンの耳に口を寄せ、いくつかの指令を下す。
マーティンの顔色が青くなり、赤くなり、そして鋭い顔つきになる]
じゃ、任せたぜ。
[ごく気楽に言い置いて、サシャたちが待つ場所へと向かった]
―サブラから砂漠へ・出発準備完了―
∩∩
(・x・) <うさうさ劇場第10段!
ナカノヒトー曰く、ドロシーのRP元ネタは、サ○ラ大戦シリーズに登場する、アイ○スらしーよ。
金髪・リボン・ぬいぐるみ、がキーワードなんだってさ。安易だね。
安易、それは美しく。
安易、それは素晴らしい。(こら待て)
>>362
ああ、すまなかった。
…もう悩むのはやめにしよう。悩めば悩むだけ敵の思う壺だ。
それにもう別に罠だって構わない。
…これが罠だったら殿下が危ない…。そう思うから悩むんだ。
ならば勝ち続ければ何も問題はないはずだ。
[そうして誰にも聞かれないようにひっそりと呟く]
殿下を危険に晒したくないというのがもちろん大きな理由ではあるけれど。
…あいつらに笑われたくないと思うから。だから考えすぎるんだ。
自分には才能がないのがわかっていた。だから必死に努力してきた。
だったら…これからも不器用なままでも…何も問題ないじゃないか。
――砂の町サブラ宿営地・少し前――
[虎との話の後、しばしの待ち時間。…は一人、ほんの数刻前に悲劇の現場となった場所に佇んでいた。遺体もなく、大地に流れた血も、風と砂がとうに過去のものとしまっている。]
あれは…あの男の意思であったのか…
[かわせたはずの刃に、男…テオドールが自ら命を差し出すその光景が、…の脳裏に鮮明に甦る。愛用の弓を構え、武器を狙い、弾く。不可能な距離ではなかった。事実、既に弓と矢はその手中にあった。しかし…]
…放てなかったのう…
[刃の主…虎へ覆いかぶさるように、ゆっくりと、男の体は崩れ落ちていった。まるで、父親が息子を抱きしめるかのように…]
為すべきを見届けたのか…すべき事を成せなかったのか…
それは、吾にもわからぬ…
[死者は、ただその声を残すのみ。風の中、…はただ、乾いた大地をじっと見つめていた…]
― 朔風平原 ―
[ハンスを連れて風の砦をめざし急ぎ馬を走らせる部隊。その中には当然ベルティルデの補佐ということになっているイングリッドの姿も]
[すれ違いざま、囁くように]
>>365
……はい。
疑心暗鬼にとらわれておりました。
殿下と、貴殿を信じて。今為すべきことを致しましょう。
>>366
[数歩の後、何かを言われたような気がして、振り向くけれど。自分宛では無いらしい呟きの中身は、聞こえなかった]
――砂の町サブラ・ジラルダン軍宿営地――
[…が宿営地へと戻った時、ちょうど、赤毛の青年が馬を引いてくるところであった。見事な鹿毛の馬。遊牧の民である…の目には、一目で優れた駿馬であることがわかる。]
なかなか良い相方を連れて来たのう。
…まあ、送り狼にもたもた後ろから来られたら、吾も退屈であるしな。
[一つ憎まれ口を叩いてみせると、…は同行するはずの朋の姿を探した。]//
[ドロシーが示した虹色の石が醸す硝子の音に、黒鞘にぶら下げた自分の意志が、鳴った、共鳴するように、あるいは──
嘘をついていない、そう言われると、一瞬、身をこわばらせて。それは肯定したに等しい、動揺]
……何でもか、噂に違わぬ神童っぷり……いや、女神の生まれ変わり、か。じゃあ、俺のやりたいことも?
[ゆっくりとした口調に、浮かべたのは薄い笑み。女神の生まれ変わり、などと耳にしたのは商談時か町の噂か、あるいは『鬼』が囁いたか//]
―その日の夕方・進軍中―
[我々はハンスの身柄を風の民に引き渡すべく、砂漠を抜け、朔風平原を突き進んでいた。
夕空の下、風は吹き続ける]
>>372
[カサンドラとノトカーもまた、それぞれ馬を引いて来ているのだろう。
最後に現れた赤虎は、風姫の言葉に笑みを浮かべた]
風の民の姫に認めてもらえるとは嬉しいね。
どうだろう、姫さん。こいつに、あんたの祝福をやってくれないか?
[屈託無い声が、馬の名をクレーデルだと告げる]//
ほこり……?
よくわかんないけど、俺、剣であること否定されると、困る……
[ぴしりとした音に、背筋を伸ばしつつ聞くのは、まるで学童のようだが本人に自覚が在るはずもないが。
してはいけないことだったのかな、と、しどろもどろに、なっているところに、それを吹き飛ばすほどの衝撃発言が来て]
……プルヌス……ちっちゃい!
[りぃん、と共鳴させる硝子の音色]
ほうほうほう、クレーデルと申すか!
良かろう。おぬしに風の祝福を授けよう。
いつもそのたてがみが、幸運の風をまとうよう…
[…は殊更嬉しそうに帽子に付いた羽飾りを一つ取り、何事かつぶやきながら、クレーデルの見事な肢体をなでる。最後にうーんと背伸びをして、…は鹿毛の馬の耳の後ろに優しく触れた。]
…あ、幸運の風が吹くのはあくまでクレーデルじゃからな。
目つきの悪い主殿には、それなりじゃ。
[…は羽飾りを戻しながら、ふふん、と胸を張った]//
[黙り込んだカレル>>368に、...はむ〜と心の中で唸った。
本当に人間は不便だ。目の前にいても、喋ってくれなければ、理解出来ない。
自分に、自分の言った事に、自分が相手にぶつけた感情に対して。
何を思い、何を感じ、何を返そうとするのか]
…さあね。
[だから、動揺した相手から目をそらして、不満げに答えた。
それは、相手が黙り込んだことへの無言の抗議]
流石にそれは分からないわ。…だって、お兄様、さっきから何も答えてくれないんだもの。
[”何でもお見通し”とは、思い切り矛盾しているが。本人は全く意識せずに、その宣言を隣にぼたもちが置いてあるような、どこにあるのかよく分からない棚の上に放り出していた。
やはり...は、どこからどーみても立派な子供だった]
[世界が橙色に染まる、突き抜けるように澄んだ夕暮れにどんな感傷を抱いただろうか。
時折の突風が泣いた様に聞こえたのは、気のせいでは無いだろう。]
[一言も口を開かず、押し黙ったまま馬を駆けさせる]
[風姫が新たな相棒に羽根飾りを滑らせるのを、微笑みながら見守る。
その儀式が終わったとき、つ、とその場に片膝を突いた]
ありがとうございます。姫。
[騎士の礼をひとつ。
それから、にやりと笑って、クレーデルに打ち跨る]
じゃあ、行こうか、姫さん!
[言うなり、クレーデルの腹を蹴って、砂漠へと飛び出した]
―王国軍のもとへ移動中―//
―回想:帝都ディルクレム―
陛下、ひとつお願いがあります。
[甲冑に身を固め、兜を脇に置いて、皇帝の前に膝をつく。
先を促す、皇帝の声]
キャスティールを滅ぼした暁には、かの第一王女を賜りたく。
[意外そうな吐息。笑い声。頷きと共に投げかけられる言葉]
――感謝致します。
[頭を深々と下げ、そうして自分の本心を覆い隠す]
効率、ですか。敵国に気を遣っているつもりはありません。戦ですから。
……中立の民まで巻き込もうというのが、解せない。他に方法は――
[利用出来るものは利用する。言いかけた声に、オズワルドの声が重なる。
ぎり、と奥歯を噛み締めた。
本当は分かっている。それも戦だと。
けれど、始まりの花火を、何も。
二人の哀しみで始めなくとも。
声を尽くしたのも、心を揺らしたのも。結局はただ、それだけの理由で]
説得、出来るとは思いません。
けれど貴方が―――……。
[言葉にする必要は無い。何でもありません、と首を振る。彼が只の猛獣ならば、自分は此処には居ない筈だから。青年は、己の勘を信じてもいた]
―――回想 将軍執務室―――
効率、ですか。敵国に気を遣っているつもりはありません。戦ですから。
……中立の民まで巻き込もうというのが、解せない。他に方法は――
[利用出来るものは利用する。言いかけた声に、オズワルドの声が重なる。
ぎり、と奥歯を噛み締めた。
本当は分かっている。それも戦だと。
けれど、始まりの花火を、何も。
二人の哀しみで始めなくとも。
声を尽くしたのも、心を揺らしたのも。結局はただ、それだけの理由で]
説得、出来るとは思いません。
けれど貴方が―――……。
[言葉にする必要は無い。何でもありません、と首を振る。彼が只の猛獣ならば、自分は此処には居ない筈だから。青年は、己の勘を信じてもいた]
[本当に、第一王女が欲しいのか。
実は、自分でもよく分からなかった。
ただ、皇帝の手に渡せば、必ず殺される。
それは、避けたいという思いばかりがあった。
まだ、自分が平和というガラスの温室にいた頃の、もっとも優しい花。
壊してはいけないものだと、そんな気がしてしまう。
――壊せば、自分に残された何かもまた、壊れてしまう…と]
―回想終了―
まあ…自分が自分である事、に自信を持つのも、”誇り”だから。
貴方のそれでも合っている…わね。
[しどろもどろになっているウォーカーが、さすがに気の毒だと思ったのか。フォローするように、優しく音を鳴らす。
そして…]
ちっちゃくないもん! これでも前よりずーっと、ずーっと大きくなったんだから!!
[同じ年代の子供よりも、小柄な体格の事を、密かに気にしていたらしい。大きな音で反論した]//
なんだか、おまえに会わせてもらえなさそうだぜ?
今生の別れも出来ないかもな。
どうでもいいが、早く王子と話したい。
[真っ赤な夕焼け。
血のような色だな、とぼんやり考えた。
手の中には確かに小瓶の感触がある。これだけは見つかる訳にはいかない]
……あとどのぐらいで、つくのかな……
[ただの子供のような声で、ただの子供のように、そんな事を、言った]
[思わず己を恥じる程の剣幕で詰め寄ったのを恥じ、暫しの間は口を噤んでいた。
だが、続く声には、少し躊躇った後頷いて。複雑な表情を乗せた微笑を返す]
ええ。それはその通りだと思います。
が、少々焦りすぎですね。
[撤回を聞いて発した声は、安堵したような困惑したような、力の抜けた間の抜けたものになっただろうか。ひとつ息を吐き、常の調子に戻そうと]
本当ですよ。まったくもう。
軍営地に来たのだって僕、ついさっきなんですからね。いいですけど。
[慣れ親しんだ草原の風が、頬を撫でる。目的地が近いことを知る。]
…で、おぬしはいつまで着いて来てくれるのじゃ。
[並走する鹿毛の軍馬の主に、特に機嫌を損ねる風もなく言い、…は再び前方を見やる。]
……信用ですか。それも何処まで信じて良いやら。
何人も泣かしたり泣かせようとするような人ですしねえ?それも、女性を。
[涙を見た訳ではなかったが、提案が遂行されていれば泣くだろう。
どこまで本当やら、と瞳を薄く細めて、斜めに視線を向ける。微笑を浮かべ冗談めかした調子だが、されど何かを見極めようとするようでもあり]
ま、何処かに行くのなら同行しますよ。わざわざのお心遣いに感謝します。
その口ぶりからすると、只のお散歩…というわけでも無いのでしょう。
……お借りしていた子、元気になったかなあ。
[それでは失礼しますね、と踵を返して、天幕を後にする。馬の様子を見に行くかのような、何気ない足取りで**]
風の砦か――王国軍に会えるまで。
[冗談めかして言ったが、それは本心だった。
王子の顔が見てみたい。
そんな好奇心もある]//
何も答えてくれないったって、何を言えばいいんだか。
[まるで子供じみた姿に苦笑して、剣を持ったまま伸びをすると、そのまま行儀悪くソファの背もたれに体を預けて。
したいことか、と口を開きかけて、遠い天井を見上げたまま、くすりと笑って]
『千の剣を作り、万の敵を斃す』こと、かな。
[ちらりと視線を向けるのは、黒鞘の剣。鞘の内に収められた刀身に刻まれる、悪魔の辞書で読み解いた言葉を口にして]
ドロシーは?
[その目に、遥か彼方に居並ぶキャスティール軍の陣が写っていた。物々しい金属の色が、まるで草原にを覆う波のように、広く広くひしめき合っている。]
…そういえば、キャスティールの軍隊が来ておるという話じゃったのう。何とも物々しい様じゃ。
…おぬし、少々遠乗りが過ぎたようじゃのう。
[…は苦笑しながら、並走する虎に声をかけた。]//
―少し前―
[ジラルダンの軍を退けるためにはどうするのがベストだろうか。
私がそんな事を考えている中、軍は砂漠を進む。
砂漠の斜陽で、己の肌を焼きかける。熱を帯びた肌は、いつしか血潮の色を薄く透かしていた]
なに。王国軍も、ジラルダンの将軍がこんなところで鎧もつけずにふらふらしてるとは思わないさ。
[ひょうひょうとした顔で風姫の横を駆ける。
王国軍の見張りたちは、そろそろ一行に気づく頃だろうか?]//
―朔風平原―
[隊列の中に、見張りのついた荷車が二台。前方のそれにはハンス、後方の車にはトールが、それぞれ監視の兵と共に乗せられている]
…………。
[女は、トールと共に後方の荷車に乗り込んでいた]
[風の砦への道行きはそう長くもなく、もう少しもすれば目視出来るだろうか。]
[風に融けてしまう様な錯覚、それに飲まれたように惚けていれば、何時しか砦の多少手前に到着していたことだろう]
…………さぁて、どうなるかね。
素直に事が進むかねぇ?
[…は、少し苦笑混じりに馬の速度を緩め、後ろを走っていた緑髪の青年に声をかける。]
おぬしは初めてか、ノトカー?
あれにそびえるが風の砦じゃ。
その前に居座る無粋な連中は…まあ見なくとも良い。
[「冗談じゃ」と最後に付け加え、…は快活に笑った。]//
わ、プルヌス怒ったごめんなさい。
[頭を抱える仕草をしつつも]
だってプルヌス気配おっきかったから、もっとおっきいのかと思ってた。俺も家じゃいちばんちっちゃかったし。
[大きな音に、慌てて言い訳するものの、硝子の音の本音はちっちゃいのかわいいー、だったりする。おこった? とおそるおそる聞いたりもするが]
……カレル、おんなじこと聞いてるね? 俺とおそろい。ふふん。
[先んじた、と、どこか得意げな響き]
[兵士たちの声に、ひょいと眉を吊り上げて呟く]
……風の砦は、前だけど。
[不穏な気配を感じつつも(最早自分には関係の無い世界だ)、連れられるなら大人しく砦の中へ]
>>394
[止まれと命じられたのならば、4人は素直に止まるのだろう。
見張りの兵を威圧するように、風姫の前に出る]
風の民の巫女、風姫様だ。
狼藉をすれば、ただではすまんぞ?
[そういえば、兵が指揮官に報告しに行くだろう。
そんな言葉]//
/*
みんなをすっごい応援している。
ごめんなさい、遠い空の下にいて。
……完全に立ち回りを失敗したなあと。
というか、いっそ最初にサブラでばっさばっさジラルダン軍斬っちゃえばよかったな、とか、思わなくもない。
*/
…向こうも気付いたようじゃのう。
まあ、主が自身の砦に戻っただけじゃ。
誰に文句を言われる筋合いもない。
[その言の通り、…はキャスティール軍の見張りの誰何の声を一喝すると、久方ぶりに風の砦へと帰還した。]
/*
そういう村じゃないしやりたいことがぶつかるのは当然だし、こちらも実は融通を聞かせてもらっている面はあるし、そもそも何も思いつかないのにかしっていうのも変だし…。
コンラートだけならフィオン優先しちゃうから別にいいけど、2人揃っててやられるのはさすがになぁ…。
まあ、主が自身の砦に戻っただけじゃ。
誰に文句を言われる筋合いもない。
[その言の通り、…は見張りの誰何の声を一喝すると、久方ぶりに風の砦へと帰還した。]
どうやら、連れ出してはもらえたらしい。>>393
なんか、コンラートとオズワルドの思惑がすれ違ってて、大混乱中?
あと1時間ですが…
/* ごめん。おれが風の砦で、とか言い出したのが、混乱の原因だったな。
最初から、行軍途中でと言っておけば良かったorz */
[周囲が騒がしい]
何事……?
[やがて、兵士達の口にする『風姫』の名が聞こえてくる。興味を引かれながらも、鎖の男から注意を逸らさずにいる]
千の剣と、万の敵>>389?
[いきなり出た大きな数字。物凄い勢いで首を動かして、カレルを見た。
相手はソファーに身体を投げ出し、天井を見ている。おそらく自分が、両親の前で行うならば、即座にこっぴどく怒られる動作。女の子なのですから、お行儀良くなさい! と。
その、自分がやろうとも思わない、仮にやりたくなっても実行出来ない事を、易々とやってのけるカレルに、とても驚きながらも、平静を装った]
剣を作るのはお兄様だろうけど。もし敵を1万人倒そうとするなら、お兄様が65歳まで生きたと仮定したら、3日以内に一人のペースで実行しないと達成出来ないわ。
[生真面目なのか、ずれているのか。いきなり計算を始めた]
―そんなこんなで風の砦―
[兵士たちが報告に来た。風の民の姫がいるというのだ。
通せ、と兵たちに命じる。
その後、サシャのいる部屋へ通された]
貴女が、風の民のサシャ姫ですね。
私はフィオン・ヴァン・キャスティール。キャスティールの王子で、今は軍を率いています。
実は、唐突なお願いで申し訳ないのですが、
[ふとハンスを見やる]
あの少年の身柄を、そちらで保護していただきたいのです。
もちろん、我々はそなた方に危害を加える事は一切ございません。
そなた方の精神を尊重しております。ですから――
/*
うーん。この性分はいつになったら折り合いがつけられるようになるのだろう…。
やっぱ向いてないんだろうなぁ…。
あ、そうだわ! …そもそも敵って誰?
[優しい両親の元、蝶よ花よと大事に育てられ、恵まれた生活をしてきた...には、最も馴染みのない単語だ。身を乗り出すようにして、勢い良く尋ねる]
ドロシーがやりたい事は、あとで教えるから。約束。
まずは、敵について教えて、教えて〜。
[一旦興味を持った事は、とことん追及しなければ気が済まない。...の目は真剣そのものだった]//
彼女が……ねぇ。
人間見た目じゃないけれど。
[ぼそりと、そんな事を呟きつつフィオンとコンラートの近くに待機する。
噂に名高い『風姫』だ、興味深々になりつつも、フィオンの動きを待つ]
/* 天魔陣営は、平和で良いなぁ(遠い目)
いやいや、がんばれ、おれ。
かっこよくイングリッドちゃんを斬っちゃうんだ〜☆ */
[砦の一室で、王子一行に会う。緊張した面持ちの部下が数名。しかし、王子が誰かは、見ればわかる。]
留守をしておって、失礼致した。
共に砦へ参るとは、面白い偶然じゃのう。
吾が風姫じゃ。
フィオン第一王子殿下と伺ったが、その殿下直々の申し出とは…
[来賓用の豪華な絨毯のしかれた部屋で、…はフィオン王子らを出迎える。椅子も机もなかったが、遊牧の民の間では、それは必要な家具ではない。]
[荷台に揺られて運ばれている。
この草原は気まぐれな突風が吹くとかで、幌は外されていたから、外はよく見えた。
風の塔の手前で、行軍が止められたのは――風姫とやらが出てきたかららしい。]
怒ってはいないわよ? こんな事くらいで怒る程、私は心が狭くないもの。
[…などと言いつつも。鳴らされる音は、いつもより固い。
客観的に見れば、ご機嫌ナナメにしか思えない]
あら。そうね。
[同じ事、と口に聞いて、少し首を傾げてから、くすくすと笑う]
そんなに気になる事かしら。大した話じゃないと思うんだけど。
ですから、この通り!
[深々とお辞儀をし]
彼の者――つまりあの少年――を保護していただけませんか?
[ふと面を上げ]
私は、どうしても子供さんを戦場に連れて行くわけにはいかない。
それゆえ、お願いに参ったというわけです。
[呼びつけられようがられまいが、風姫の姿が確認できればそれに視線を向けて]
風の民、か……。
そしてあれが、風の民のヒメサマ。
[隣接する文化の民。
ひょっとしたら――ひょっとしたら、自分達のルーツだったかもしれない人間達。
その長、だ。
自然、瞳は細められる]
/* そうだよな〜。
ログとメモと両方見るのは、大変だよなぁ。
こんだけ混乱するなら、もうちょっと前に遭遇状況を決めておくべきだったか?
まあ、明日以降の課題だな。 */
[ふと姫の隣を見て驚愕に目を見開く…がすんでのところでなんとか声をださずに済んだ。
相手は…気付いているのかいないのか。]
[距離を縮めてくるオズワルド。
それを見た時、トールは、自分が捕虜となったあの戦いを思い出していた。]
[――視線を感じる。
王子の隣。そこに、懐かしい顔を見いだした。
ずいぶんと会っていないが、面影は残っている。
几帳面なその顔に向けて、にやりと笑顔を送ってみた]
[ジラルダンの旗印であるドラゴンにも似た、獰猛で美しい用兵だった。
敵将の名は、ウォレン・オズワルド――“赤虎”
兵員数もさることながら、それを感じさせない動きの圧倒的な存在感に、シェイ王子を護衛する守備隊は気を呑まれた。
あの情け容赦ない軍勢に殺されるのか――恐怖に顔色をなくす同僚たちの中で、トールの抱いた思いだけが異なっていた。]
どうやったら、あれほどの――男になれるのか。
[戦を、自らを語る言葉として選んだトールは、オズワルドに引き抜かれ、その旗下についた。
オズワルドに使いこなされるのは、一種の快感だった。]
「いつでも歯向かっていいぞ」
[屈託ない笑顔で言うその男は、危険で、自由で、容赦なく――。]
[あれは、命の火花を散らす相手。]
[王子と『風姫』の会談が始まったらしい]
何も、こんなところで。
[呟く。頼み事をする相手に会えたのなら、一刻も早く用事を切り出さずにはいられないのがフィオンの性格だと、知ってはいたが]
[相手が勢いこちらを見たのはわかったが。自分のベッドよりも柔らかいソファの感触に、こんな世界もあるんだなあと、ぼんやりと漏らしつつ]
65って……そんなに長生きしやしないよ。というか、3日に1人って、オレ今いくつ計算。
[気になるのはそこなのか。計算は……一瞬で放棄したが]
[教えて、と真剣なまなざしを感じれば、漸く天井から少女へと視線を向ける。ソファに身を預けただらしない姿勢のまま]
ニンゲン、だよ。
[言って、そろりと笑った//]
[――視線を感じる。
風姫の後、何か棘の様な引っかかりがある。
不意に、歪むような笑顔を見た。
何も気づいていない様、極めて事務的な表情のまま。]
[兵士が、自身を引き渡す。
そのとき、それまで大人しかった少年の唇が、動いた]
――ねえ、あんた達はこれで満足?
武器を大量に持ち込んで、いかにも暗殺者な面をしたコドモを、憐れんで、――遠ざけて。
それはきっと正しい。あんたたちのやってる事は、とっても正しい事。
だけど、正しい事ばかりじゃ世界なんか回らないんだ。
結局、何にも知らないくせに!
[口元を吊り上げる。あの時、ゾフィヤが浮かべていた笑みを唐突に思い出した。
――あんな顔で、笑っていられたらいい。そう、思った]
ここであんた達は、絶対に後悔する。
俺をあそこで処刑しないで、こんな所まで連れて来て、わざわざ風の民に引き渡したことを。
[手の中に握った小鬢の栓を弾き、投げる。
堕ちてくる雫を、全て、喉の奥に受け止めた。
受け止めて、やった]
[当然、護衛役ゆえに、帯剣を外す事は拒んだ。
風の民の自主独立を犯すつもりか、と恫喝して。
目の前にいる男がジラルダンの将軍だと気づいたとき、この王子はどんな顔をするのだろうか。
そんな興味もあるにはあったが、とりあえずおとなしくしている]
カサンドラさん。ええ、僕も同行することになっています。場所は聞いていなかったのですが、
……え、風姫を送りに? ということは、風の砦に?
…………。
[そうですか、と何処か心ここに在らずで呟いて。
先刻の遣り取りから膨らむ不安や予感に、カサンドラへ視線を向けた。彼女には、何を話したのだろう?
けれど、彼女の頬に幾筋かの涙の後を認めれば、直ぐに逸らした。思わず瞳に影を落としてしまう。
慌てて目を擦る様子。その気丈さが痛々しくて、何だか彼女が小さく見えて。
馬を連れて来てくれたなら、言われるままに跨っただろう。
オズワルドとサシャも来るだろうか。準備が完了したならば、蹄が地を蹴った**]
[世界が、ぐるりと、回る。彼らを中心に回っているのではない。
今、この瞬間だけは――自分を中心に、世界が、ぐるりと。
耐えきれなくなって、その場に崩れるだろうか//]
[と、コンラートが悲しげな顔をするのに気づき、不思議そうに首をかしげる。
全くもって意味が分からない。
何気なく、剣の柄の上に手を置く。
と、目の前でハンスが倒れるのが見えた]
[太陽は東から出て西に沈む。氷は冷たくて、お湯は熱い。そのくらい、決まり切った事だと言わんばかりの口調で説明した]
生まれてから死ぬまで。毎日規則正しく敵を倒した場合、65年なら3日以内に一人、の計算になるって事よ。
[だが、カレル>>426の言葉を聞くと、一瞬息を飲み。それから…]
じゃあ、私も敵?
[身を乗り出すようにして聞いた]//
[少年の行動を、…はただ、じっと見ていた。そして、自然な歩で歩み寄り、フィオン王子と共に、くず折れる少年を抱きとめる。]
[ハンスがどうしてここにいるのか、それは分からない。ただ、なにか失敗したことだけは確かだった。
トールはどうしているだろう?
こっちで、楽しく王子の特訓をしているはずではなかっただろうか?
――好きにしろと言っておいたんだが]
持ってくるな!
解毒剤なんか、いらない!
手なんか差し伸べるな!何でも、自分達がどうにかすれば、どうにかなると、思ってるんじゃ、ないよ……!
[朦朧とする中、腹の中から絞り出した声は、それでも、鋭く]
[時折吹きつける、束ねた髪ごと揺らすほどの風。頬に当たる砂つぶてに顔を顰めた、その時]
[>>437トールが、叫びを上げて立ち上がる]
[王子や、風姫や――ハンスのいる筈の前方から伝わってくるのは、]
『毒』
『自害』
……まさか。
[顔をみていて。一瞬反応が遅れた。
気付いたときには既に少年は倒れていて。
あわてて少年の側に近づき様子を見て。]
なぜだ…?風の砦ならなにもおびえ…。
[はっとして再び彼の顔を見上げる。
少年の雇い主の名は−オズワルドと。]
[声が聞こえた。
振り向けば、遙かな先にトールの姿。
…なんだ。信用してもらえなかったのか。可哀想に。
密かに苦笑を漏らす。
うちの軍では虜囚。こっちの軍では裏切り者。
あいつも、立つ瀬無いな]
■業務連絡
更新30分前です。
投票【ハンス】
襲撃【イングリッド】
セット確認してください。
では、後はノンストップでどうぞ――
[狼狽える王子。
その姿に失笑する。
あんな奴が良くも軍を率いているものだ。
人を殺したこともない、ガキが。
そんなことを思っていて、もう一つの視線には気づき損ねた。
昔々の、甘い記憶は、蘇らないまま]
死して逃ぐるか!!
雲霞のごとく死をまとう痴れ者め!!
吾が許さぬ!
[…は、少年の腹に強烈な一撃を見舞った。全てを吐き出すほどの拳。そして、口を開け、指を喉に突っ込む。]//
[子供扱い、するべきでは無かったのだ。
それ相応に扱い、それ相応に処罰するべきだったのだろう。
ほんの一瞬の内に、状況は一変していた]
…………
[酷く、悲しそうだった]
[少年が尋問されている間、トールはずっと少年を庇おうとしていたのだ]
ヴォルフレイム……。
[呼びかけではなく、ただ呟いて。兵たちがトールを座らせようとするのを、見ている]
あのさ。
……あんたの周りに居る命っ……て、どのくらい?
それよりもずっとずっと多い数の命が、あんたの周りの命のために、使われてるってこと………
分かる訳ないか。あんたは王子様だもん……ね。
[くくくと、絞りだすのは嘲笑。
そのとき、腹に感じた思い衝撃。かはりと吐きだしたのは、赤い一滴か]
目の前の命だけ救ったってね、そのほかの命はあんたの預かり知らない所で死んで行くんだ。
数えて……みなよ。あんたの腕は、何本?
[風姫の声が聞こえる。
周囲の混乱が、やけににうるさい。
無秩序に動き回る人間たちを見ていると、だんだん腹が立ってきた。
こんな茶番を見るために、おれはここに来た訳じゃない。
ひとつ、息を吸う――]
静かにしなさいな。
狼狽てるんじゃないよ。
これから先幾らこんな事があるとおもってるのさね。
[ぴしゃり、断言する口調]
全くだ。
全く、王子とかいうヤツは度し難い。
[ハンスの言葉に同意しつつ、自然に踏み込む]
そんな風にぬくぬくと育っているから、この自体を治めもせず、狼狽えるばかりなんだからな。
[足が、力を溜める]
少しは、静まれっ――
[咆吼と共に赤虎の剣が鞘走った。
乱れた警備の隙を突いて、銀の閃光が伸びた。
向かう先は、第一王子、フィオン――]
[一人だけ飛びぬけて、異常なほどの雰囲気を見せる彼。
過去とのイメージとは、重なりようが無い。]
…………そうかい。
[此処までされれば誰でも気づく。
――――赤虎。]
あはは……そうだ。
どうにもならないこと。それって、あるんだよ。よのなかに。
[けたけたと壊れた笑い声を上げて。
王子の瞳を、虚ろに見上げてやった]
…まあ、いいや。
とりあえず、満足だ。……これで。
[死ねるか、死ねないか。
それは後になってみないと分からない。――薄い毒だ。ゾフィヤはこれでは死ねなかった。
ぐるぐるとまわり、いよいよ視界が暗くなる。
ぐったりとその瞳を閉じて―――]
生まれてから、か……そしたらさすがに3日に1人じゃ間に合わないなあ。
[摂理だ、とでもいう口調で告げられれば、やはり視線をやるのは黒鞘の剣の方で]
キミがニンゲンならね、ドロシー。
[息を飲む相手に、躊躇いなど見せない]
オレはニンゲンが、憎くて憎くて、しょうがないよ。
[りぃん、と剣が鳴る]
帰るぞ!!
[振り下ろした剣は、王子の鼻先すれすれを掠めるはずだった。
もとより、こんなところで殺すつもりはない。
弾き飛ばしたコンラートに嘲笑を向け、カサンドラとノトカーに声を掛ける]
その途中に居る兵を、無造作に切り捨てながら…
そう?
…俺さ、笑うの、結構下手だから……
[意識が落ちて行く。
受け止める少女の言葉に、そう返して。
浅い息で眠りに就く少年の寝顔は、案外安らかなものだったかもしれない]
いらつく。
あの王子を見ているといらつく。
ぬくぬくと育って、周りの不幸を嘆くばかりで、自分では何もしようとしない。
周囲の者に助けられるばかりで、まるで自分の手で何かを掴もうという気概もない。
こんなヤツと、戦わねばならないかと思うと、反吐が出る。
優しくされることで、壊れる者もいる――
おまえは、ものとして扱ってもらいたがった。
だが――
[ ハンスに黙礼する。 ]
それを許さず、すまなかった。
[…不意の物音、そして衝撃。少年に気を取られ、気付くのが遅れた。]
…虎…オズワルド!?
[立ち去るその背中だけが、瞳に写った。]
「死を受け入れる」は、「諦め」に非ず。
「死を受け入れ、生を紡ぐ」が、風の民の教えじゃ。
おぬしは、知っておるはずじゃ。
…遠い昔に、聞いたはずじゃ。風や、馬や、精霊の話と共に…
[少年の耳に届いたのか、それは誰にもわからなかった…]
[間に合わないと言われて。普通なら、驚くであろう場面なのに、淡々と思いを口にした]
じゃあ、お兄様は本当に、自分一人で1万人も敵を倒すつもりなのね。
[だが、次の瞬間、ソファーから立ち上がって、窓の傍にいくと、思い切り開いた]
ニンゲンなら、ね。
[そう答えた途端、一斉に風が吹き込み、カーテンがバサバサと音を立てて舞った]
…ニンゲンに、なりきれたら…まだ楽だったかもしれないんだけど。
[口元だけに笑みを浮かべ。悲しそうな、それでいて完全に諦めた口調で、告げる]
私、人間じゃないの。
[部屋の中を、狂ったように荒らす風。その真っ只中にいながら、髪も服も微動だにしない]
…貴方の中の鬼が捜している、女神よ。//
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