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― 回想・キャスティール王城 ―
[そう、そんなものは産まれてからこの方、ずっと真横にあった。
幼い頃はそんな事は理解できなかっただけで、今なら理解できる。]
…………。
[無意識に手を動かした先は、桃色の輝石が嵌っているバラのブローチ。
それをゆっくりと、何かを思い出すようにゆっくりと指の先で輪郭をなぞる、現れては消えてゆく物を押し止める力は無いが、忘れないことは出来る。
溜息が一つ漏れると、何を思ったか。]
[口の前で、両手の人差し指のバッテンマークを作った気配は、果して上手く伝わっただろうか?]
そうなのよ。貸しが怖かったら、迂闊な事をしゃべるのは、御法度よ。
ま、私も貴方と一緒にいられるの、楽しいのはほんと。信じてね。
[目を細めて、大事なものを手の平で包むような、そんな音で答えた]
さー。どこでしょう。
[自分は分かってるけど、教えないわ。強い意志を込めて、音を送る。わるいコと言った、お返しのつもりのようだ]
貴方、私の事、見つけてみせて?
寝返ってたら、俺は仕事を放棄しようと思ってたんだ。
俺の本業は暗殺だ。帝国に雇われた人間が、どうしてわざわざ王国に行った人間の面倒を見る必要がある?
でも、寝返って無いんだったら補佐しないといけないだろ。
[コンラートの言葉に苛々とした口調で答える。
ああ、いやだ。どうしてこう、おえら方の連中は、―――!]
危ないって思うんだったら、放りだすんでも処断するんでも王都に送るんでも何でもやってくれ。
ハンス。
まだ、あの人と付き合いの長くない、おまえにはわからなかったのかもしれないな…
おれがキャスティールの旗の下にいようと、ジラルダンの軍服を着ていようと、それは「裏切った」ことにならないんだ。
オズワルド将軍が、おれに求めているものは――
■業務報告
【本決定】お間違いのないようセットをお願いします。
投票= ハンス / 襲撃= イングリッド
お二人は墓落ち状況の希望があれば、お伝えください。
回想シーンを入れたいから、バトルは更新30分前で終わらせたいなどの希望もありましたら。
あと、お二人の更新前のおおよその参加時間が判明していたら、載せていただけると参考になると思います。
第一王子 フィオンは、放浪者 ハンス を投票先に選びました。
史学者 ノトカーは、放浪者 ハンス を投票先に選びました。
風の民の姫 サシャは、放浪者 ハンス を投票先に選びました。
赤虎将軍 オズワルドは、放浪者 ハンス を投票先に選びました。
赤虎将軍 オズワルドは、第一王女 イングリッド を能力(襲う)の対象に選びました。
護衛官 ベルティルデは、放浪者 ハンス を投票先に選びました。
この鎖を解くことができるのは、これを作った刀鍛冶カレルだけだ。
彼が鍵を、もっている。
しばらく前まで、サブラにいたらしいし、おれと会いたがっていると聞いたが、姿は見ていない。
…どうして、急にそれを?
大商人の娘 ドロシーは、放浪者 ハンス を投票先に選びました。
>>271
いや…どちらにしても暗殺者というのならこのままにはしておけない。だからその鎖…それなら拘束を解かれる心配はないんじゃないかと思ったのでな…。
しかしサブラか…。
[さすがにその本人と先日会ったことに気付くはずがなく]
…もう一つ。先ほどいいかけてたのは?
オズワルドは貴殿に何を求めていると?
放浪者 ハンスは、第一王女 イングリッド を投票先に選びました。
表が裏で、裏が表……? なに、なぞなぞ? というかオレ、そんなに複雑な人生送ってないよ。
[細めた目はそのまま瞬かせて。自信なさそうな様子に苦笑して、許すならその頭をぽむりと撫でるだろう]
鎖につながれた騎士 トールは、放浪者 ハンス を投票先に選びました。
オレに在ったのは一度きり。『鬼』がオレの前に現れたあの時だけだよ、変わったのは。
[まるきし冗談めかして、言うことば。
多分じゃ困ると言われたら、そういわれても、と降参のポーズしつつ]
誰よりも、か。
なら、ちゃんと言ったら、伝わるんじゃないかな。
[複雑な少女の表情から男がすくい取ったものは、信頼。だから、今更そう答えた]
>>246
力になってやってくれ、と?
それは……
[明らかに、トールの行動がジラルダンの意向であるということか]
……あからさますぎる。
[小さく、呟く]
鍛冶 カレルは、放浪者 ハンス を投票先に選びました。
コンラート。
この鎖を外すと、おれはいよいよ狂うんだよ?
おまえに言及されて、嬉しかったけど。
カレルの名前も出せたしなw
[引き離すと言いながら、結局トールの天幕そばでやりとりを続ける面々]
>>277
はい。ご命令とあらば。
[ちらり、フィオンを見やり]
拘束具は、ある物で間に合わせるよりございませんね。
複数の兵で、目を離さずに見張っているしかないでしょうか。
[ため息をついた]
[なんとはなしに、自分の手で口元を押さえつつ]
う、貸し怖い。でもちょっと怖くない。
[硝子の音は漏れ聞こえ。信じて、と言われれば、今更何故そんなことを言うのかというように、ぱちくりとして。うん、わかった。と硝子の音を送る]
……ううう、わかった。探す。
[りぃん、と耳を澄ますように、音を鳴らす。それからしばし、唸るような声──]
……やれやれ、慌しいね。
此処で貫禄でも見せ付ける余裕が有ればねぇ。
[一連の騒動を、どうなんだかと言う風に眺めていたか。
自身も釣られて大慌てするのも憚られて、一人残る]
――コインは、どっちの面だろうね。
嘘か誠か、人には人を読むことなんて出来やしないからねぇ。
推し銓る、だけさ。
第一王女 イングリッドは、放浪者 ハンス を投票先に選びました。
[フィオンの了承を受け、ハンスを見張る兵を数名貸りる]
気休めかも知れませんが、縄を増やしましょうか。
先ほどは、天幕の外で見張っていた者が不覚を取りました。
くれぐれも、目を離さないようにして下さい。
[兵達へ、そう指示を出した]
ご、ごめんなさい。
[やはりあの例えでは、意志を伝え切れなかったようだ。...は素直に謝った。
当たり前である。だって、自分でもどう説明したら良いのか、分かってないのだから。
頭を撫でられいる間は、大人しく黙っていた。
『鬼』? その一言だけを、カレルの真似をして呟いて。
しかし、降参のポーズには納得せず、尚も食い下がる]
ドロシーが、あんなに”本当?”って、念を押したのにぃ。
[ぶー、と顔中不満で出来ているみたいに、思い切り膨らませた]
伝わる…ねぇ。
[カレルのその言葉には、遠くを見る視線と、子供らしからぬ口調で呟いた]
そんな簡単に、こっちの気持ち理解してくれるよーな人だったら、そもそも私、苦労なんかしないわ。//
[血祭りにしたいのなら、それもとっくにしていただろうに……オズワルドの瞳を見れば、そこに宿るは欺瞞なのか、真実の光なのか]
……閣下、一つお伺いしたく存じます。
昨日のトール放逐。その意図はなんでございましょう?
よもや、あの暴論と感情に基づいての行動ではありますまい。
なれば、さりげに地図を見せ、酒瓶を忍ばせ暖を与え、ハンスを向かわせたなど道理も通らないでしょう。
王子が救出されるならともかく、殺されるがためにの楔を狙っての放逐したのならば、それは彼をキャスティールに帰すためだけにしかなりません。
いや、その憎悪は紅蓮を纏って、我が軍へ迫る……大切なものを奪われた彼は、手負いの野獣。縛り付ける鎖を喰い破りし百獸の王となりましょう。
それがわかって、閣下は彼を放ったとでも言うのですか?
私は……彼の義はあると思っています。
そして閣下もそれに賭けたのだと、そう思い砂漠を戻って参りました。
……ええ、すみません。それは私の勝手な思いです。
私は思慮の足らぬ、世間知らずな女です。
よく間違えます。
よく道を踏み外します。
浅はかです。愚直と揶揄された父のそれに違わず……
[...は悔しそうに唇を噛みしめた]
閣下のお言葉が偽り無き閣下の予見と仰るならば、私は今この場で閣下にさよならを申し上げて、夜霧の彼方へ消えましょう。そして本懐を果たして参ります。微かな可能性をたぐり寄せに……今日がお別れの刻です。
けれど、トール放逐に閣下の真意があるのでしたらお聞かせください。
そしてどうか、その刻が来るまで、私を兵として扱いください。さよならを言うのはもう少しだけ先に……さよならを言ったら、もう閣下には会えません。
彼にも……
史学者 ノトカーは、ここまで読んだ。
[入ってきたコンラートを見つめる。]
なんだかんだ言って、おれもおまえを頼っているな――
[自嘲気味に溜め息をついて、ギシリと寝台に腰を落とす。]
例によって、フィオン王子に話すかどうか悩む話だ。
おまえというフィルターを通した方がいいと思う。
[まともな理性をもったコンラートに理解されるかわからない、それでも言葉にして伝えなければならないものが、胸のうちに渦巻いている。
深呼吸をし、ややたって、口をひらいた。]
――オズワルド将軍は、遊んでいる。
このルー・ガルーで。
もっと強い敵がほしいと…求めている。
くすくす。
[楽しそうに笑う声が、少し弾んで聞こえてくる。まるで、考え込むウォーカーを覗き込みながら、周囲を回ったり、スキップしたりしているかのように]
頑張ってね?
[それから、励ましの言葉を送った]
……嫌いじゃないんですよ。
あの日、見た閣下の背は、私に一つの希望を与えてくださった。
そんな背中でした。
強く有りたいと願いしました。黄昏に揺るがぬ矛となりたいと願いしました。
トールの描く絵図に私という絵の具が必要になったのなら、その時こそお別れを言いに参ります。
この身を賭して、やり遂げようと
その覚悟を持って、私はあの道を戻ってきたのですから……
[オズワルドの眸を思い出したように顔を伏せて、続ける。]
オズワルド将軍は、おれをキャスティール側に返すから好きにやれと、言った。
それで、少しは戦力のバランスがとれるだろうと。
おれがキャスティールに加担して、互角になって――
それでも――打ち砕いてやると。
[ゆるゆると首を振った。
獰猛な虎は、獲物を弄ぶ猫の巨魁でもあった。
恐ろしくて、そして、抗いがたい何かをもった強烈な個性の持ち主だ。]
[いつの間にか...は口をへの字に曲げていた。眼には光るものを湛えて]
ごめん……なさい。
馬鹿正直にしか言えなくて。軍人らしくなくてごめんなさい。
ごめんなさい。
こんな生き方しかできなくてごめんなさい。
彼との約束は守りたいんです。
その刻が過ぎても、私が生きていたのなら、この命貴方に差し上げます。
死ねというなら死んで見せます。
彼と対峙したなら戦ってみせます。
ですから……ですから……
[...はただただ許せなかった。自らの無力さに。それを聞く相手がどういう存在かということすら、鑑みることができない自らの愚かさに……吐露することでしか立ち得ない自らの弱さに]
//
>>290
…やれやれ。
[呟く声は、先程よりも柔らかい]
女ってのは、怖えぇな。
細かいことをいちいち覚えてやがる。
…っていうか、あいつ、そんなことまで話したのか?
[ぼやきながら、視線は北へ、王国軍が迫ってきているだろう方角に向けられる]
多分、おれがなにをやってもあいつは裏切らない。
……自惚れかもしれないが、おれはそれだけのことをあいつにしてやれる。
――あいつのためにしてやってる訳じゃないが。
[最後の言葉は、やや憮然として]
[一瞬何を言われているのかわからなかった。
が、だんだんと言葉の意味が染み込んでいって]
なっ…あいつ…ふざけるな!
信じられなかったが…そこまで腐ったか!
[謝る少女に、気にしてない、とふわふわのブロンドの感触楽しみながら。向けられる不満顔、ふくらんだほっぺたをぷにっとしたい衝動に駆られつつ]
いや、だってオレの時はさ、周りのニンゲンほとんど死……居なくなったし。キミみたいにずっと家族と一緒だったらとかは、考えてなかったなとか。あ、うんでも、意外と大丈夫なのは本当だよ。
[うんうん、と激しく頷くのは、これ以上迫られても困るわけで]
……おおぅ!?
[ふとかいま見せた表情に、女の子ってみんなこうなのか、と内心悲鳴を上げつつ、反射的に剣の鞘に手を伸ばした、虹色の石に指が触れて]
……。
[男の顔は驚きのまま、隣に居た少女には聞こえただろうか、男の口から漏れた音]
ああ。
陛下が第三王子をどうするのかなんてことは、おれにもわからん。所詮、おれも一介の将軍だ。
だが、書簡には殺すなとは書いておいた。
…泣くなよ。な?
[椅子から立ち上がり、カサンドラに近づく。
嫌がられなければ、その手を背中に置くだろう]
/*
ああ、強制送還もありだったんですね。
ふむ。なら如何とも出来ますか…
/*/*/*/*/*/*
ていうかカレルがらびゅいんですがどうしたら。
──プルヌス、どこ?──
[硝子の音と、男の唇と、両方から漏れる音。
しばらくして、ぜはーと、息を吐いた]
駄目だ、重すぎ、カレルの体。
[楽しげな様子のプルヌスに、早くも降参しそうな口調]
すみません、そちらの事情は把握できていません。
聞いている余裕がなかったもので。
マズい展開でしたか?
それと、形象文字は禁止です、将軍。
水軍が水の町に到達するには、まだ間がある。
それまでに、なにか良い案も思い浮かぶだろう。
まともな案が思い浮かんだら、おまえに伝えるさ。
それまでは、おれの隣にいてくれ。
そうだ。おれは、これから風姫を砦まで送っていくんだが、おまえも一緒に来るか?//
[怒りで一瞬我を忘れたがやがて冷静になり。
…これは罠か。私が冷静さを欠くための。
いや、このような小細工は私がここにいることがわかり、しかも私が覚えていないと効果はない。
トールがいてフィオン殿下がご出陣なさると思えば、私がここにいるであろうことは推測がつくか…。
いや、実はトールの言葉がすべて本当だとして。それを信じられないということのほうが罠なのか…?
考えるほどわからなくなっていきかぶりを振って]
すまん…取り乱した。//
コンラートは昔なじみのあなたに、格別の思い入れがあるようですね。
そちらの意味でも、おれのライバルかな?
[どうやら、カレル語る状況>>302は自分の時とかなり違っていたらしい。...はやっとその事を理解して、矛先を収めた]
じゃあ、仕方ないわね。
…問題は、お父様とお母様を、どう誤魔化すか。それにかかってるわ
[まるで、国家予算を組む役人か、はたまた厳かに儀式を行う神官のような真剣な表情で、考え込んだ]
…?
[その時、カレルの口から漏れる音に気付いて、一転無邪気な子供の口調で尋ねた]
なぁに、お兄様。今の声は?
[走り去っていったカサンドラを見送る、その瞳がすっと細まる。
結局、肝心な答えは何一つ言っていないことに、彼女は気が付いただろうか?]
まあ。
おれ自身は第三王子がどうなろうと構わないんだがな…。
あいつをつなぎ止めている鎖は…
[冷えた目が、再び王国軍の方へと向けられた]**
お疲れ様。
[カレルと意志の疎通が難しい、ウォーカーがどれほど頑張ったのか。分かっているわ、とねぎらいの気持ちを、優しく音で伝えて]
ここまで頑張ってくれたから、私としては正解教えてもいいんだけど。
…でも、男の矜持が許さない、とか何とか。難しい問題が起こったら、困るなあって思ってるの、今。
[そして、相手の反応をうかがうように、首をひとつ傾げ]
もし教えて欲しいなら、「もう駄目。降参」って、ハッキリ言ってくれる?
[生粋の宮廷人であるコンラートと、あのオズワルドが旧知の仲らしいのを知って、いささか驚いている。
そういえば、オズワルドの過去など聞いたことはなかったが。]
[助かった……と胸をなで下ろしつつ]
新しいお友達が出来ました、とか、そういう感じで大丈夫なんじゃないの?
[慎重な少女の様子とは正反対に、至極適当な理由をつぶやきつつも。
己の呟き、我に返れば、目の前に無邪気を装った少女がいて。しばらく言葉を失っていたが]
オレの中の『鬼』が、『女神』を捜してるんだ──って言ったら信じる?
[あはは、と高く笑ったあとにつなげた言葉はそれ]
…トール。オズワルドのことはどうでもいい。
まずはシェイ様を奪還することが先決だ。
それを邪魔をするというなら…戦うだけだ。
戦略が決まって、安心していた矢先だったんだが――騒がせてすまない。
フィオン王子にどう説明するかは、おまえに任せる。
それと、ハンスのことだが――
おれに対して言ったように「陣を見た以上、帰すわけにはいかない」というのがおまえの見解になるのか…
できれば、命は助けてやってくれ。
彼がどう思っているかはわからないが、おれにとっては――おれをひとりにしない、きっと助けると言ってくれた大切な戦友だ。
[コンラートに頭を下げた。**]
男の矜持……?
俺、剣としての行き方しかしらない。もう駄目、降参。
[とりわけあっさりと、宿主が見たら憤慨するほどあっさりと、降参の白旗を揚げた]
>>314
…心配するな。あの少年を害することは殿下が許さないだろう。
[ふと思い出したように]
ああ、報告を忘れていた。
アマゾナイトには…全軍で出撃する。だからヒルデをつかってくれてかまわない。
では。失礼する。
[歩きかけたがすぐに立ち止まり]
…これでも着てろ。
[上着をほおって投げかけた**]
あなたは脱がせたのに、コンラートは着せてくれましたよ。
皆の要望は「コンラートはトールを脱がせろ」だった気もしますが。
……。
[カレルが胸をなで下ろした気配>>312のあと。呟かれた言葉は、真面目に考えている自分とは、随分温度差があるように感じられた]
お兄様。今! すっごくテキトーな事、言ったでしょ?!
[じ〜〜〜。
まるで漫画みたいに、頭の上へ擬音を表示させながら、...はカレルを睨んだ]
次は、コンラートが脱ぐ番らしいからな。
期待していれば良いんじゃないか?
だいたい、おまえの裸なぞ、見飽きたわ。
[しかし、『鬼』と『女神』には、興味を持ったようだ。きゃっきゃと笑いながら、両足をバタバタさせる]
それ、おとぎ話みたいで、面白いわ。うん、信じる信じる。//
憎悪の連鎖、損失。それらと戦線の押し上げとを天秤に架けて尚、風の民と王国軍の対立が必要だ、と? …っ、わからない。私怨でもおありなのですか。
[声を荒げたのは久しぶりだ。混乱と、動揺と、訳の分からぬ激情が渦を巻き、やるせない思いのままに畳みかける。何故、と。
ふと冷静さを取り戻し、無様だと気づけば、力が抜けたよう腕を下ろすと、済みませんと呟いて。
数度口にするのを躊躇った後、搾り出す様に]
……どちらも潰すおつもりですか?
あらら。
[まさか、こんなにあっさり降参されるとは、流石に...も予想外だったらしい]
うん、そうね。約束だから、教えるけど。
先に矜持の意味ね。矜持は、「誇りを持つ事」って意味よ。
[多分、自分が言いたかった事が伝わってないんだろうな…と気付いたので、まず補足説明を行った。先生みたいに]
[裏の歴史、そう言う彼には頭を振って]
表面化しないのはそれを知る人間が居なかった、若しくは口外せぬまま消されたからです。何かを行えば、それは決して消えない。作為を持って書き換えられようと、陰謀は後の世にかならず露呈します。
……お忘れですか。視る為だけではなく、僕は書く為にも此処に居る。貴方は口のある爆弾を敵陣に放り込もうとしているんです。
[オズワルドの揶揄するような口振りには、臆さず視線を合わせる。穏やかに結んだ唇は淡々と事実のみを語り、当然そこに脅しや挑発の色はない]
僕が裏切らないとでも?
それとも。始末すれば良いなんて、考えてます?
[食堂での邂逅。冗談めかしたあの言葉と、同じ調子を保ったつもりで問いかける。瞳には僅か淡い色が揺らいだが、直ぐに掃き。天幕の中、はっきりと響かせた] //
寝落ち心配させてすまん、コンラート。
やっぱりこの時間は…作文しつつは辛い。
昨日はあらかじめ作ってあったの落としただけなので。
想定外の展開だったので、視点もれとかバリバリな予感。
ガチで騙りやってる気分でしたorz
しかし、現状、状況を追っかけている王国軍側はもっとその場で対応考えてのリアクションなんだよなあ。すごいです。
将にとって兵とは
[まるで学生に講義するような口調。
それは、かつて赤虎自身が学んだことであったか]
いかに効率よく殺すか。そういうものだ。
[語る瞳に、感情はなく]
1兵の損失で、数百の損失が防げるなら、それを選ぶ。
おれは、そうしてきた。
[瞳を閉じた天幕の入り口へと流し、ゆるりと閉じる。
砂の町で出会った悪戯っぽい笑顔と、真っ先に馬の弔いに走った姿。
一瞬だけれども、同じ時を重ねたふたり。そのふたりが、今もすぐ外に居るのに]
そ、そうかな。そんなことないと思うよ。
[びしりと指摘されて、刺さるような視線を向けられて、冷や汗たらりとして視線をそらしたりするが。
鬼、女神、とはしゃぐ様子の少女は、まるで信じる様子を見せないオズワルドと姿が重なって、肩をすくめつつ]
『魔神さまと黄金の剣』って本、知ってる? その本に出てくる黄金の剣が、これだよ。
[黒い鞘の剣をはずすとドロシーの方へ差し出す。抜けば緋色の刀身が覗くだろう。
信じる者が居なければ全てが法螺話。だが、その方が*気楽でいい*]
相手の損失を気にかけてやって、自軍の損失を招くような事は行為は、将にとっては無能の証明に留まらない。自軍に対する罪でさえある。
戦わずして、相手の戦力を削ぐ手があるなら、積極的にそれを使っていくべきなんだよ。
おれが天秤にかけているのは、戦線の押し上げなんかじゃない。おれに任されている兵の命だ。
[思い切って頭から被った水がやけに冷たく感じる。濡れた髪を払い、頬を拭えば妙な虚脱感を覚え...は壁に頭を押しつけた]
すぐ殺すかもしれない……殺さないかもしれない。そんなの陛下本人に聞かなきゃわかんないことくらいわかってるんだ。じゃあ、私はなんであの人にそれを尋ねる?
親分……どうしたら、貴方みたいに立っていられるんだい……
私は背を押してくれる言葉が欲しかっただけなのかもしれないよ。
なんて臆病な!
なんて浅ましい!
これで『任せろ』と言ったのか! この口が!
ちくしょう……ちくしょう……
……私がやらなきゃなんない時は、それはもう失敗が許されない時。
だから……私は私の大切な者の言葉を信じる。
[ゆっくりと深呼吸をし矢をつがえ、眼を閉じる。目を見開く。射る。流れるような動きに合わせ、矢は一直線に風を貫いた**]
うーん。泣芸は入れるつもりなかったのに……なんでだろ?
最初は食ってかかる予定だったんです。元々貴族のお嬢ちゃんなんで、背伸びしなきゃって意識は強かったと思うのですが、じゃああの場面で単身水都に行って、何が出来るか……何もできないんじゃないか? って意識がぐるぐるして、王国軍も奪還戦をそうていしてるのにとか思っていたら、やっぱり譲る譲らないはともかく遭遇しておかないと悪いかなぁとか……結局行き着いた結論が、まだ軍にいないとただのスタンドプレーだし……と、そこで素直モード入っちゃったんだろうなぁ……と。
力が足りませんでした。ごめんなさい。
最初のプランにはん〜だったんですが、暗殺死自体も、ちと自身の熱血としては後悔しそうってのがあって、あとサシャの行動は、サシャが決めることだと思うんだけど、たとえ友人とはいえ、自分の死が、風の民全体を反王国に動かすとは思えなかったのが1点。戦場にいれば死ぬ可能性はあるわけですし。長たる子が、感情で民全体は動かすかなぁ……と
次のプランは……ありだったかもだけど、伏線のどれかを回収して死にたかった……自身のわがままだったと思います。これも深謝
[ テオドールにとって死は恐れるものではなかった。
だが、理想も忠誠も友情も無くした今となっては、傭兵として雇い主でなくなった帝国のために命を使う気にはなれなかった。
だから、彼は逃げ続けた。
追っ手を避けて王国領に隠れ住み、身に着けた剣の腕も封じて暮らした。
彼が気に掛けたのは、帝国を見捨てたことで自分の身近にいた者達が不利な立場に置かれるのではないかということ。
そして、将来オズワルドが自分と同じ立場に置かれるのではないかと言うことだった。
オズワルドは若くして武功を重ねた。この先王国との戦いが続く限りまだまだ彼の活躍する機会はあるだろう。オズワルドにはそれだけの才がある。
今はまだ、若いオズワルドは皇帝にとっての脅威ではない。
そして、戦争が継続されている状態で優秀な将を潰すほど皇帝も愚かではない。
けれどもいつか。
戦争が終わり、ルー・ガルー統一が為されれば。
或いは、オズワルドなしでもキャスティール攻略は可能だと判断したら。
走狗は煮られ、オズワルドは粛清されるのではないか。]
>>320
[どちらを、とのノトカーの問いに、視線を上に向け]
無論、王国だ。
…が、風の民も無事では済まないだろうな。
[どこか遠い眼差しで、右手を握る。なにかを包み込むように]
>>321
[真っ直ぐに見返してくる碧を、しばしの沈黙と共に眺めやる。
その眼差しは威圧的ではなく、鋭くもなく。ただ、なにかが欠けているような空白の穏やかさで]
…ああ。おまえを信じている。
[何ものも混ざらない、まっさらな声で頷いた]
正直な事を言えば、おまえが裏切ろうと裏切るまいと、構わない。
そのどちらでも対応できるように考えておくのが、作戦といやつだからな。
とはいえ、確かにまだ時期尚早だったか。
[数度の瞬きと共にいつもの調子を取り戻し、苦笑を浮かべる]
そうだな。おまえに、おれの側に居ろと言ってから、まだ一度も側に置いてやってないものな。
もう少し一緒にいて、おれという人間を見てみるか?
そうすれば、おれがおまえをどれくらい信用しているか、分かってもらえると思うんだが。//
[ベルティルデを同行させる、という言葉には、ひとつ頷いた。]
よろしく頼む。
彼女にもそう伝えてくれ。
細かい作戦は、後で話し合う。
[コンラートが去り際に投げかけてくれた彼の士官服で肩を覆い、膝に肘をつくようにして、両手の指を組む。]
時代がフィオン王子を急がせている。
けれども、フィオン王子の願う平和な世界は、争いを拒否する強い心が、人のつながりの中に培われてゆくことでしか維持できないものだから――
殿下にその使命があるのなら、生きて生きて生きていかなければなりません。
変わらぬ想いのままで、できるだけ多くの人と出会ってください。
あなたの夢に、皆を巻込んでください。
さもないと、時代は…人は…、戦争の呼び覚ます狂気に引きずられていってしまうでしょう。
それもまたひとつの夢なれば。
ねえ、将軍。
純真というのは怖いものですね。
こちらの者たちの信頼を、愚かだと言い切る冷たさが時折、緩みそうになる。
むろん――あなたか戦場を見るまでの気の迷いですけど。
あなたの与えてくれる熱は、もっと狂おしい。
それと…カサンドラは、あなたとおれから伝えた話が本当に理解できているんでしょうか?
こちらから彼女に示した情報や依頼とは違うことを言われている気がするのですが…
どこからその答えや行動にたどりつくのだろう、と。
非常に、やりづらいです。
それとも、おれの理解力が低いだけでしょうか…
まあ、たくさんの人間が集まれば、中には感性の違う人もいて、こちらの考えがすべてちゃんと伝わるなんてことは期待してはいけないのも事実ですね。
>>*44
こちらを信頼してくる人間の心を、完全に無視することは難しい。おれも、今、時々揺らいでるよ。
とはいえ。戦争と感傷は別物だからな。
勝利のために、するべき事をする。それだけだ。
>>*45
人間は自分の信じたいことを信じるってやつだろ。
まあ、理解できなくてもいいさ。行動原理さえ把握してしまえば、こちらの好きに動かせる。
間違いなく伝えたいことがあれば、簡潔に端的に話せばいい。それだけだ。
まあ、おまえが好きでたまらないんだろ?
可愛いもんじゃないか。
/* 正直な話、昨日のアレはおれも彼女も何かがいっぱいいっぱいで、よく分からない文章になっていたのは確かだ(汗
お互い、急激な方向転換をしなきゃいけなかったからな〜。
あとで読み直すのが怖いぜ。 */
>>330
なに、独り言までかっこつけてるんだよ?
おまえはもう一つの夢の方に、どっぷり浸りこんでるくせに。
ああ。巻き込んでやるさ。おれの熱い夢に、この世界をな。
―フィオンの御前―
[トールの前から戻ってくると]
殿下。先程の少年ですが、拘束をしっかりと考えるとここでは厳しいですし、ましてやこれから戦になるという危険な場所に子供をに置いていけるような殿下ではないのは重々承知しております。
だが王都に送るとなると…間違いなくあの少年は殺されるでしょう。
そこで…風の砦に保護を求めてはいかがでしょうか。あそこが真実に中立を保っているのなら、彼にこちらの情報を聞くことはないでしょう。
もし情報が漏れた場合は――仕方がない。
すでに帝国と手を結んでいるかどうかの試金石にもなるでしょう。
よし、皆の衆。今のうちから準備しておいてくれ。
まず風の砦に戻り、先ほどつかまった少年の身柄の保護を求める。
戦場に子供を連れて行くわけにはいくまい。
その後、休息をとった後、アマゾナイトへ直行する。
では、よろしく頼む。
ちなみに今相当恥ずかしい思いをしながら書いてます。
RPで説得しないで場外乱闘で説得とかいくら不慣れでもひどすぎる…。
…けどサシャ姫とフィオン殿下がまだあってないことも考慮すると、RP以前問題な気も…。
コンラートサン、敵視なんて言わんで欲しいのじゃ(T▽T)
こちとら、味方も囁きもなくて、いつでも心折れそうなんじゃよーよーよー(エコー)
メモのやりとり多すぎるwww
表示邪魔だー
エピ突入後だけでも、メモ張り付け表示が隠せる機能があると見やすくなるんだが…
−兵舎−
[薄暗い部屋の中で...は地図を必死に睨みつけながら、何度も首を振った]
水都までの海のルートはこのルート……これは間違いない
ならば、寄港するならこことここ。
陸での潜入なら連れ出すまでは、どうにかなるかもしれないけれど、少し遠いな。
水都はどうだろう?
駐在する王国軍ではこころもとないとなれば、フィオン隊を合流させるのかな?
元よりトールはそのつもりで帰参したわけだし、となれば一部を割いてサブラの軍に晒されるより全軍の転進になるのかな?
地の利は守にある。それに王子台頭が王国に洩れているのを陛下は把握してるのか?
そこが知られずあくまで人質のつもりなら、奪還隊の急襲は間に合うだろう。
それが、理想だ。
だけど……サブラからも軍が迫るのは必至。挟撃に耐えられるのか?
トール、キミならどこを狙う……
[いるはずもない戦友の名が思わず口から漏れれば、苦笑は禁じ得ない]
[外に出てサシャと、ノトカーの姿を目にすることができれば、はにかんだ笑みを浮かべるだろう]
おや、おそろいってことは、ノトカーさんも一緒に姫さんをお送りかな?
[声に気が付いて、自分を見るノトカーに僅かな陰を感じることができたのなら、きょとんとして彼の顔を覗き込む]
ん? どったの?……なんか私の顔について……
[一瞬息を呑み、途端に頬を紅潮させたと思えば、そっぽを向き袖でごしごしと目頭をこすりだす。今更ながらつい先程までの己の顔を思い出し]
あ、ああ埃が目に入ってのかな。はは……
姫さん帰るんでしょ? 私も送っていくよ。
またしばらく会えなくなっちゃうもの。もうちょっと姫さんの顔見ていたいかな?
短い道中だけどね。
[なおも口を開きかけるが、そのまま大きく息を吐くと、伸びをしながら踵を返す]
みんなの馬連れてくるね**
[フィオンの側で、コンラートの提案を聞き、頷いた]
>>331
そうですね……。
あの少年の見張りに、この先ずっと兵を割くわけにも参りません。
オズワルドの命を受けたという言が真実なれば、その命果たせぬままの帰還は、主の怒りを買いましょう。
当人にとっても、中立の地に身を隠すのが安全と、考えてくれればよいのですが。
それにしても、腑に落ちませぬ。
我らに、ヴォルフレイムを信用させたいのならば。
あの少年は、「脱走したヴォルフレイムを、消しに来た」と白状するふりをすればよい筈です。
ヴォルフレイムの言、我らに信用させたくないのならば。
自分はヴォルフレイムの補佐だと申せばよろしいでしょう。確かに、助けになるのが仕事だとは申しておりましたが……ヴォルフレイムが「裏切った」場合の指示を、何も受けていないのは妙な話にございます。
いずれにしても、ヴォルフレイムは――本心にせよ、芝居にせよ、あの少年を庇ってみせる必要はございません。
殿下は、どうご判断なさるのでしょうか。
>>333
かしこまりました。少年の見張りの兵にも、移送の準備をするよう伝えて参りましょう。
[フィオンに一礼して、御前を去る]
――サブラ → 風の砦――
「申し訳ありません。お待たせしました」
[青年が馬車を走らせて、隊商へ追い付いた時。仲間は予想より近くにいた。青年はホッと胸を撫で下ろした]
「どうした。思ったより遅かったな」
[しかし仲間にとって、青年が不在にしていた時間は長かったらしい。心配そうな声で質問された。
早く何があったか教えてくれ。全員が同じ目で、青年をせかす]
「はい。あの後…」
[青年はまず、国の各地へ情報を発信した事、サブラへ到着する隊商への新たな注意を置いてきた事などを話した。すると隊長は、満足そうに大きく頷く]
「よし、良くやってくれた。お蔭で、サブラの様子を予定より早く、当主様だけでなく他の場所へも知らせる事が出来る。サブラにおけるジラルダンの動向を、当主様は殊更気にされているだろう。門前で赤虎将軍を直接見た、というお前の土産話は、さぞ興味をひかれるに違いない」
「はい、私もそう思いました」
[青年も嬉しそうに返事をする。
門前で戦いを見ている最中は、この事を素早く知らせる為に、自分だけここに残って報告を纏めるべきか、と考えていた。…かと言って、兵士が見張りがいる門前で、あからさまに手紙は書きたくない。
恐らく…いや、確実に、ジラルダンはマカローナ家が情報を集めている事を知っている。知りながら、放置している。何故なら、サブラにいる他の商人と同じく、全く抵抗していない為だ。
…だが、反抗者は容赦なく斬られる。徹底抗戦を選んだ村が、跡形無く破壊されたように。
それを知っているからこそ、隊商全員、自分の行動に細心の注意を払っていた。
青年があの時門前で取った行動はこうだ。
カサンドラの頼みに応じて、仕事の予定が変わったから、仲間へ連絡したい。通行の邪魔はしないので、少し場所を貸して欲しいと、近くにいた兵士へ許可を求めた。相手は豪快に笑いながら許してくれた]
「ははは。全然構わんが、お前達も本当に酔狂だなあ。商売の手を休めてまで、人助けか」
[全てを終わらせてから、青年はカサンドラを待った。これが、商人は転んでも只では起きない>>161と思った根拠だ]
「ああ、そういえば」
[青年は、カサンドラに託されたぬいぐるみとアップルパイを仲間に見せて、会話も残らず報告した]
「お嬢様に? カサンドラの女兵士がか。一体何者だろう?」
[隊長が訳が分からんとぼやけば、他の仲間も一斉に頷く。青年が指示を仰ぐと、隊長は即座に答える]
「ジラルダンの一兵士が、贈り物と称して、お嬢様へ何か仕掛けるとは思えないが。一応外から中身を触るのと、縫い目の確認はしておけ。取り敢えずお屋敷へ持っていこう。お嬢様は勘が鋭い方だから、何か分かるかもしれん。お前は直接説明する可能性があるから、一応準備しておけ」
[その言葉に、皆は同意を示した。
当主が目に入れても痛くない程可愛がっている一人娘には、その手の逸話が多い。
初めて会った大物商人について、あとで父親へ「絶対信用出来ない」と言い出したと思ったら、商売敵を暗殺させてたとか。持ち込まれる投資話を聞かせると、当たる外れるを見事に予測するとか。おつりを誤魔化したり、おやつを隠したりせば、すぐバレるとか。
中には噂が噂を呼んだ、法螺話も混ざっているだろうが]
「…もしかしたら、噂のお嬢様に会えるかも?」
[青年は、密かに*わくわくした*]
∩∩
(・x・) <うさうさ劇場第9段!
ナカノヒトー曰く、「保育園時代もポコンタンに性別を考えた覚えはないヨ!」だそうな。
そん時からいいからかげんだったんだネ(な、なんだとぉ? もっかい言ってみろ!(拳握り締め))
え、えへん。それは兎も角。
ポコンタンの年齢は、200歳って設定してあるんだってさ。(これは、大人からポコンタンについて質問された時、咄嗟に考えて臨機応変に答えた事まで、よーく覚えているんだ)
なんだ、いいからかげんなのは昔かr(ry… (いーだろ、別に! これ以上追及するな!!)
―回想・キャスティール王城―
[御前試合の数日後。兵舎で食事を取りながら、噂話をする兵士たちの姿]
『で、結構酷い怪我だったって話だぜ?』
『ふうん、それで負けたってか』
『確かに、いつもより動き悪かったよな』
『や、オレが聞いたの違う。王太子殿下の側近が、第三王子の側近に負けたんじゃ、聞こえが悪いから――って話』
『え、何だよそれ。八百長じゃん』
『てかどっちが本当なんだよ』
『合わせ技じゃね?わざと負けさせるより、怪我して貰った方が早いっていう』
『あるある、ありそう。「大会前に、不慮の事故」ってね。本人たち、知ってんのかね?』
やめなさい!
[近くの席から、たしなめる]
無責任な噂。
勝った方にも、敗れた方にも、無礼だとは思わないのですか?
『えー、ヒルデは変だと思わなかったか、あの試合?』
『普通にやったら、トールさんが強いだろ』
変なのは貴方たちの方でしょう。
訓練で拝見する限り、お二人とも伯仲した技量をお持ちです。
どちらが勝っても「変」だとは思いません。
……確かに、トール殿は普段の調子で無いようにも見えました。
なれど、「いつも通りなら、トール殿が勝つのが『普通』」だとは思いません。
ましてや、試合の結果に実力以外の要素が関与していたなどと。
それはコンラート殿をフィオン殿下の側近にとお考えになった陛下にも、また殿下に対しても、無礼な発言ではありませんか?
[固い口調で言いつのる女に、兵たちは白けた様子で口をつぐんだ]
[それから、しばらくの後。またしても飛び交う、トールについての噂]
『勝ち目が無いと見切ると、さっさと城門を開けて命乞いしたって話だ』
『幻滅だな』
『ああいう人って、劣勢の戦はどうしていいかわかんないんじゃね?意外と』
『ボロボロんなるまで抵抗して、シェイ様が捕まったんで仕方なく…って聞いたけど』
『じゃあ何で、あっちで戦ってるわけ?』
『いや、それは…人質もいるし、脅されてる、とか』
『王太子付きになれなくて、ぼやいてたらしいけど』
『あんまりそういう人には見えないなあ』
『たまたまシェイ様に懐かれちゃって、そのせいで――ってのも聞いた』
『結構向こうで信用されて、いいとこにいるらしいよ』
『やだね、敵に回したくない』
『いやいや、あっちの親玉を油断させて、戻ってくる機会を伺ってる筈だ!』
[虚実入り交じった――あるいは真実など含まれないのかも知れない、噂]
―回想終了―
「本心にせよ、芝居にせよ、あの少年を庇ってみせる必要はございません。」>338
いいえ、必要は、ありますよ。
おれが、ハンスとの関係を否定すれば、いずれ、それが嘘だと知れたときに、これまでおれが話したこともすべて嘘だと思われます。
だが、おれはハンスを知己だと認めた。仲間だとまで言った。
だからこそ皆は、ジラルダンの暗殺者と接触した後でも、おれのことを信じているのでしょう?
嘘は、脆い。
真実は、時として、嘘よりも計算高い。
―陣内―
[憐れまれるのが癪だ。
生きたまま引き渡されるのが癪だ。
分かったような顔をして、そんな台詞を吐かれるのは我慢がならない。
訳の分からない、結局は子供じみた怒りだった。だが、それを気付く余裕は今の彼からは最早失われている]
………もう、いいさ。
こう、なったら……!
[奥歯を噛んで、ズボンのポケットから何とか転がり落としたのは小さな小瓶。
中身は半分失われている。
ギルドで共に働き、葬られた、―――ゾフィヤの、遺品だ]
[これきりでは死ねなかった、と彼女は言った。だから、ギルドに戻らざるを得なかったと。
多分、殺してはくれない毒なのだ。一般の人間なら死ぬのかもしれないけれど、それなりに訓練を受けた人間にとって、この毒は薄すぎる、と。
それは多分正しい。
呑んだ所で、死ねはしまい。
だが、死にかける事は出来るのだ。
想像する。嘲笑いながら、彼らの前でこの毒を飲み干してやる自分を。
一体どんな顔をするだろう?あの人の良さそうな王子は、あの気真面目な従者は!]
手が届かない事だって、あるんだ。
それを、教えてやるんだ……!
[口元からこぼれるのは、すっかり歪んだ笑い声**]
>>347
すみません
唐突に
「自決用に、奥歯にスペランカーが仕込んである」ってネタを思い出しました。
(奥歯の高さから飛び降りて死ぬ。スペランカーが)
>>*50
一番の嘘は真実だ、とも言うしな。
事実なんて、出しよう次第で、いくらでも相手の結論を左右できる。勝手に勘違いするのは、向こうだ。
分かっていてそれをやるおまえは、十二分に腹黒だな。
―陣営内―
[キャスティールの陣営内では、進軍の準備が始まっていた]
さて、私の分の荷物はこれで全部かな。
では、皆が準備を終えるまで待たなければな。
[これから総力戦になる。辛い場面も出てくるだろう。
キャスティールの民を守るため、私は戦わなければならない。
その戦いの中で、私に何ができるだろうか?
そして、平和な世界にするために、私に何ができるだろうか?]
[目を閉じて、思いをめぐらせる。
人はそのままでは非力な存在。しかし、共に手を取り合えば、大いなる力を発揮する。
落ち込んでいる者を慰め、元気付ける。
共に戦うものを鼓舞し、勇気付ける。
いかなる人間にも、それは可能だ。
私にも、その力がある――]
……。
[視線を逸らしたカレルへ、...は追及する手を緩める気はないと言いたげに視線を向ける。
大人って、いつもこうなんだから!
...は憤慨と共に心の中で呟いた。
こちらがいくら真剣に話をしても、相手が重要な内容でないと判断すれば、簡単に誤魔化そうとする。自分が子供であるという、ただそれだけの事で、他の大人と比べると軽く扱われる。
だから、...は子供を止めたかった。早く大人になりたかったのだ]
『魔神さまと黄金の剣』? 勿論知ってるわ。有名なお話だもん。
[カレルが突然関係なさそうな話を言い出した時は、流石に驚いた顔になったが、剣の黒い鞘につけられた、虹色の石を見付けると、こころから嬉しそうに微笑んだ]
お兄様、この石大事に持っていてくれたのね。ありがとう。
ドロシーもねぇ。こうやって、いつも持ち歩いているのよ。ほら!
[ポケットから石を取り出して見せた。その途端、石がりぃんと大きな音で鳴った]
[それから軽く座り直し、改めて真面目な表情でカレルに向き直った]
これがお話に出てくる剣なのね。勿論お兄様のお話、本当だって信じるわ。絶対疑ったりしない。
だってお兄様、全然嘘をついてないもの。勘で分かるわ。
[最後に目を閉じると、カレルには今まで一度も聞かせた事がない口調で、ゆっくりと説明した]
だって、私は何でもお見通しなんだから。**//
―回想:午睡中―
[ここは夢の中。我々の軍は、進軍中だった。
それも星の見える宵に。
兵士たちが松明を掲げ、共に突き進む中。
ふと一瞬、私の意識が遠くなりかけた気がした。]
[どこからか声が聞こえる――]
「地平の狭間にて、涙するのは誰ぞ?」
「運命の狭間にて、堕ちるのは誰ぞ?」
「堕ちる」?誰かが――堕ちる?……まさか!
[私は、嫌な予感がして思わず目が覚めたのだった。
これが、この後本当に起こる事であるとも知らないで……]
>>337
…そうだろうか?
彼がオズワルドから命を受けたというのは本当だろう。トールとも顔見知りなようだから。だが本当はトールの護衛などではなくこちらの様子をさぐる為だとしたら?十分仕事は果たしたこと…。
…そもそもオズワルドがなぜ護衛を…。トールの望みはシェイ様奪還と言っていたな。なぜ敵方の将軍がシェイ様救出を助けるような真似をなさるのか…?
[脳裏に先ほどのトールの言葉が思い出される。
――オズワルド将軍は、遊んでいる。]
[サブラはこの際放棄したほうがいいのは当然。王都に近いアマゾナイトを護るのも問題ない。例えシェイさまのことがなくてもそうしたほうがいいのかもしれないのは理解できる…。
だが…そうではなくてここまで近くにきながらサブラを見捨てたという事実を作るのが目的なら…殿下の名を地に落とすまたとない好機…。
一体何を信じればいいのか。どれもこれも嘘なのかのしれない…。
頭を振ると]
考えすぎだ…少し頭を冷やしてくる。
現金なものです。
昨夜、寝るまでは、この鎖でベルティルデを絞殺することしか考えていなかったのに、今は、ふたりないしカサンドラ込みで潜入して、おれとシェイ王子だけ生きて戻ろうとか考えてますよ。(爆
不思議なものでね…
やはり、これだけ信頼されると、少しくらいは期待に応えてやりたいと思うようになってしまうんです…
それに加えて、ゲーム進行的な話をすると、確定ロール避けつつのPC間バトルは時間かかるし、組み合わせによっては熱血度よりも悲劇性や無常観があるよね、と。
それなら、敵の中に突っ込んで「ここはわたしが防ぐ。あなたには王子を守る義務がある!」みたいな黄金熱血パターンの方が演じ易いかと。モブNPCなら斬り放題だしね、と思ったわけです。
「腹黒いおれ」も「感化されちまうおれ」も「メタなおれ」も、どれも本心であるところが、人間って多情だなぁと。
[トールは『首切り男爵』ことゾフィヤとハンスの関わりを知らない。
何故、ハンスが執拗に自分はナイフだと言い続けるのかも。
ただ――天幕越しに届いたハンスの叫びは、不安なほど切なくて。
殺人を生業としてきた少年の中に潜む危うさは、感じていた。
戦場でも、多くの兵士が心を病んで壊れていった。それに通ずる何かを――]**
[屈託のない声にほっとしながらも自問自答する。
−−本当にこれでいいのか?
そうやって誤魔化すことこそ、この御方を甘やかしているだけではないのだろうか?
本当にこの御方が何もかも救ってくださるなら…。
話したほうがいいのではないだろうか]
いえ…。
今までどんなに頑張ってきたとしても戦場で培われたものには到底敵わないのではないかと…。
殿下にどんな助言をしてもすべて間違っていたらと思うと…怖いのです。
私は…本当に殿下のお役にたてているのでしょうか…。
[そういうことじゃ…と答えようとしたが、次の瞬間目を見開いて]
は…。え、いや、なんてことを仰られてるのですか。
殿下じゃあるまいしこれしきのことで泣くはずがないではないですか。
…びっくりしすぎて悩んでるのが馬鹿馬鹿しくなりました。
/*
いや、さすがにこれは本気で驚いた。
相方の中の人がわかってるだけに余計に。
…なんでわかったかは聞かないように。
てかあれじゃあ記名COも同然じゃないか!
ちょ、この場でそれを言うなっ!
[一旦咳払い]
コンラート。安心しろ。そなたのおかげで、私は本当に助かっているよ。
ああ、ついでなので申し上げますが、別に感謝の気持ちが欲しかったわけじゃないのです。
ただトールの話が真かどうかいちいち右往左往してる自分が未熟だと思っただけなのです。
本音としては殿下に「私についてこい」くらいいわれたかったのですが。まあ、殿下がそんな方ではないことも承知してますし、おかげさまで元気もでましたから。
だから何も問題はございませんから!
…ありがとうございます。
>>354
そう……ですね。
ヴォルフレイムをどう扱うか、それも含めての我が陣の偵察。
そう考えた方が、理解できます。
なれば、あの少年に風の砦でおとなしくしていて貰うには、やはり風の民の協力が必要。
―ノトカーとの会話終了後・本陣―
[ノトカーを送り出した後、ひとつ肩を鳴らして赤虎は立ち上がった。
どうも、予定変更が多い。だが、そうでなくては面白くない、といったところか。
執務室を出て、一度、風姫に出立を告げる。
その足で、今度は厩舎へと向かった。
あるいは、カサンドラとも会うかもしれないが、こちらから話しかけることはせず。
共に走ってきた愛馬は、赤虎自ら、その命を断った。
フィデーリが居た厩舎の一角に赴き、空の敷き藁を眺めて、懐から琥珀色の液体が入った小瓶を取り出す。
沈黙のまま栓を抜き、一口呷った後は、残りを藁の上に振りまいた]
[馬番に聞き、新しい馬の打診をする。
頷いた馬番が引き出してきたのは、鹿毛の馬だった]
「クレーデルっちゅう馬でして。荒っぽくて手を焼かすんですが、将軍ならいけるんじゃないかと」
[馬番の言葉を聞きながら、クレーデルという名のその馬を観察する。
深く艶やかな赤茶色の毛並み。張りのある筋肉。磨かれた石炭のように輝く瞳。
その目を見た瞬間、決めた]
こいつにする。
外に出しておいてくれ。遠乗りしてくる。
[命じた後、今度はマーティンの元へ向かい、ごく簡単に告げた]
王子とやらに会ってくる。後で、騎兵500で迎えに来てくれ。
他言は無用だ。
それと――
>>=21
はっ、かしこまりました。
[内心「私についてこい」はやはり無理か…と思いつつ、そのほうが殿下らしいとも納得している。
それに言われようが言われまいがどうせ一生ついていくのだから]
/*
だんだん難しい事になってきている気がするが……
自分の身の振り方は自業自得だから良いんだが……
事前すりあわせするには……優しい人が多すぎる。いや、投票先がっちり明言する人が優しくない訳じゃないんだが……ええと。
*/
『トールの望みは、シェイ様の奪還』
……そうでしょうか。
本当に、そうなのでしょうか。
私は未だ、ヴォルフレイムが真に帰参したとは信じておりません。
なれど……。
殿下に内密で、シェイ様救出の別働隊を編成する。
それが罠だと仮定した場合に、ジラルダンにさほどの利があるとも思えないのです。
せいぜい、精鋭の兵を数名、殿下の本隊から引き離せるのみ。
目的は殿下をサブラから遠ざけることで、救出の話は「ジラルダンのアマゾナイト侵攻」に真実味を添える為の付け足し、やも知れませぬが。
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