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…………。
[りぃん。もう一度硝子の音とともに、気配の揺らぎは驚いたがためか]
……俺。
[返事なのか、何かの言葉の続きなのか。届く声は幼さを感じさせる、たどたどしいものに聞こえるかもしれない]
俺の言葉、わかるのか?
ええ。
[すぐに相手から返事があった事で、少し安堵して。...は相手に自分の想いを伝えようと、意識を集中させる。
再びりぃんと鳴った。さっきよりも明確な音色で]
勿論分かるわ。
あなたにも、私の言葉は伝わってるのね?
[問いかけに、こくこくと頷く気配は伝わっただろうか]
あ、ちなう。わかる。聞こえる。
[少し慌てた早口のあと、じわりと広がるのは喜びの暖かさか]
俺、言葉わかってもらったの、はじめて。ありがと。
[りぃん、と響く音は高く澄んで]
[相手が頷いてから、慌てて声で意志を伝えたのに気付いて、優しく呼びかける]
大丈夫。慌てなくても、言いたい事は全部伝わっているわ。
[相手が嬉しそうなので、自分にまで気持ちが伝わってきて、凄く楽しくなってきた]
あなたにお会い出来て、私も嬉しい。
改めて、初めまして。
[今度は、りぃん…と喜びが伝わるように、軽やかに鳴らす]
/*こっそりログ読みしつつ。
今回フィオンが操る技術系統は4つ。
剣術、格闘術、治療術、そして歌唱術。
これらは、愛・正義・勇気・希望の【四つの柱】それぞれに対応していたりします。
さて、ここで問題です。
どの技術がどの柱に対応しているか、予想してみてください。
正解はエピローグ中にて。*/
だいじょうぶ? それ、いい言葉。
[くすぐったがるような、音の揺れ、幽かに、くすくすと漏れて聞こえるだろうか]
俺、ウォーカー よろしくおねがいします。
あ、まって。ちゃんとおぼえるから。はい、どうぞ。
[最後の方は改まって、少々緊張した硬い響き]
[...も一緒に、くすくすと笑う]
気に入ってくれたかしら? 良かった。
ご丁寧に挨拶してくれて、ありがとう。
ウォーカーね。あなたのお名前、覚えたわ。
私の名前はプルヌス。以後御見知りおきを。
[相手の緊張をほぐすように、優しい響きを伝える]
プルヌス……
[優しい響きに励まされるように。まるで、書き取りでもしているような、たどたどしい発音で]
覚えた。
プルヌス、また話そう、たくさん。カレルは俺の言葉わからないから。そこもわかった。いつでもおっけー
[言葉わからない、と響くときだけどこか不満げに音はかすむが、伝える音は終始楽しげに鳴る]
―キャスティール城内・大広場―
[フィオンの演説終了後、フィオンの為に見事な白馬が引いて来られる。馬上の人となったフィオンに向かって片膝をつきながら]
…先ほどの演説中またお泣きになりそうになっていらっしゃいましたよね。いったい幾つにおなりになられれば泣かずに済むようになられるのでしょうか…。
…殿下。そんなに誰に対してもお優しい貴方様だからこそ。命を賭けてもお仕えするべき方だと感じたのです。殿下に初にお目にかかった時からその思いは変わりませぬ。
…決してお側を離れません。必ずこの地に戻って参りましょう。
[恭しく一礼すると自身も馬に跨り出発の合図を待つ]
[ウォーカーの言葉に、力強く肯定の意味を込めて、音を響かせる]
分かったわ。また、お話しましょうね。
あなたが今、どこにいるか分からないけど。きっと、直接顔を見ている人より、近くに感じられる気がするわ。遠慮しないで話かけてね。私も気軽に声をかけるわ。
[嬉しそうに返事をしたあと、カレルの名前にふと反応して、考え込む]
カレル? …カレル。
[すぐに記憶を引っ張り出すと、ゆっくり慎重に伝えた]
もしかしたら私、その人に会っているかもしれない。同名の別人の可能性はあるけどね。
あなた、その人のそばにいるの? でも、自分の言葉は伝えられないのね。
それは寂しいわね。…でも、もしかしたら、相手はまだあなたとお話出来る時期じゃないのかもしれないわ。ほら、私達だって、今はこうやって自由にお話出来るけど。その前は、お互いの存在すら知らなかったでしょう? だから、元気出して。ね?
[相手を勇気つけるように、音を響かせた//]
[表情を、真剣なそれに変える。出発の時は、すぐそこに迫っていた]
さあ、皆の衆!出発の時だ!
全軍、進め!サブラへ向かうぞ!!
[出発の合図を出し、馬を進める。王都を下れば、その先は――広大な戦場]
そうする。プルヌス。
[早速覚えた名前を響かせると、りりぃんと響くのは楽しげな高い音だったが。
慎重な響きの返答に、しばらくの沈黙]
……カレル、知ってるの?
俺、いつもそばにいる。いつも話しかけてる。
カレルは……ぃ ……けど……
[次第に音が途切れる。勇気づけるような音を聞く内に、何かを決意固めたようで、会話への注意が散漫な様だ。音はなくただ緊張感を漂わせて。
りぃん、と硝子の音だけが響く、幽かにありがと、と感謝の音が余韻に紛れて*流れた*]
[キャスティールの軍勢は、私を先頭に王都を下っていく。
大地を踏みしめるようについて来るのは、歩兵、弓兵などの軽装兵、そして重厚な鎧に身を包んだ重装兵たち。
そして、彼らに並ぶように、蹄の音を高らかに鳴らしながら、騎兵たちがついて来る。
今回の戦では全てを懸ける必要があるのは明白である以上、気を緩めるわけにはいかなかった]
[瞳を開いたのは、夜明け直前―――
考えるべきは山と在り、昨夜は寝付くまでに結局時間を要したのだったが、不思議と頭はすっきり覚醒していて]
――――未だ、大丈夫なようですね。
[窓の外を見遣り息を吐くと、着替えと身支度に取り掛かる。鞄は2つに増えていた。
早々に宿屋の朝食と退館手続きを済ませると、外に出て名残惜しげに宿を見上げて。世話になった女将はまだ寝床だろうか、受付に立つのは見知らぬ男性だった。
これからこの町に降りかかる災いに思考を遣れば、瞳に映る色は挨拶が出来なかった無念さよりも安堵の念]
ええと、確か、北側は駄目だと言っていましたっけ。
[迷いつつ、一番近い西門の付近、一見小高い丘とも見える砂山を目指した。その傍に深く影を投げる1本の標識、あれを背凭れにでもしようと。
数時間後の一部始終を視ずに避難する訳には行かない。だから南側でも町の外でもなく此処に居るのだから。
愛着の湧き始めたサブラの朝を瞳に焼き付けながら、荷物を降ろし書き掛けの本の頁を開いている]
―砂の町サブラ―
[黒鞘の剣を下げてのほほんと歩くのは、砂の町の北側大通り]
行かない方が良いなんて言われたら、気になっちゃうじゃない。
[オズワルドの言葉を思い出し、きっと咎めはしないだろうに、目の前にはいない人に言い訳をしたりして]
それにしても、五月蠅いな、なにうかれてるんだか。
[りぃん、と硝子の音を響かせる黒鞘の剣の柄を、ぺちりと叩いた]
>>*19
第三王子を使う。
あれを使って、キャスティールの動きを操る。
[言いながら、耳の後ろを指で掻く。
策謀を巡らせる時の、いつもの癖]
おまえの逃亡と、あの王子の処刑を結びつけて考えればいい。
奴ら、必ず動き出すぞ。
[楽しげに嗤う唇の下に、牙が覗いていてもおかしくない。そんな笑み]
[相手に伝わるよう、丁寧に説明を始めた]
より正確に言えば。私が直接…ではなく、私が姿を借りている子と知合いの人かも、って事よ。きっと彼は、私がその子の中にいる事は知らない。気付いてもいないと思う。
[ウォーカーがしばし沈黙したのを感じ取れた。本人が言っていた以上に、寂しかったのだと悟る]
……。
[カレルに関する返答は、まだウォーカーの中で考えている最中なのだろうと考え。敢えてそれには何も言わなかった]
どういたしまして。さようなら。またあとでね。
[その代わりに、余韻が後に残るよう、ゆっくりと音を長く*響かせた*]
まあ、情報収集はついでだ。
>>*20 ふん、内乱を起こすのも悪くないな。
いずれにしても、カードはこちらの手の内にある。
[フィオンの掛け声に呼応して全軍が動き出す。
最前列を駆けてゆくフィオンを止めるようなことはせず、その横を愛馬ラフショッドに跨り疾走する。]
>>*26
戦の前に、またおれの心を騒がせる人ですね、あなたは。
まあ、その話は後でもいいでしょう。
突入します。
あと、おれの隊にお借りした者の処遇ですが…
町の攻略の直後あたりでよろしいでしょうか。
戦勝祝いの席では、なにか別のことをなさるお考えがあるかと、考察してみました。
―というわけで進軍の道中―
[王都を下り終えた後、まずは朔風平原・風の砦へ向かう。
そこには、風の民が暮らしていたよな?彼らにも、協力をお願いすれば、あるいは――
そんな事を考えていた]
>>129
[...は水筒に入れた紅茶を、小さなカップに注ぎ、サシャに手渡した。おどけてるとも強ばってるとも取れるサシャの顔を眺めれば、目を細めながらやはり頭を撫でてしまうだろう]
あらぁ、風邪や落馬ばかりじゃないのよ。
草原にも、街にもこわーい狼さんもいるからね。姫さんのような女の子が大好きなこわーい狼さんがね。
ふふ、うそうそ。姫さんが強いのは良く知ってるわ。だって私のお師匠様だもの。
……ごめんね、姫さんがせっかく授けてくれた力なのに、私はそれを人を傷つけることに使っている。
守りたいから、これ以上傷つけたくないから……言い訳は出てくるけれど、やっぱり人を傷つけているのには変わらない。
――砂の町・サブラ西 / 正午――
[先だって滅ぼされたサンセットの村と違って、軍に包囲されているわけでもないので、日中、町の門は開いている。旅人や商隊が出入りする様が見て取れる。
交易の町・サブラ。
西門の上にも兵士の姿が見てとれる。
弓狭間もいくつか確認した。
先に、何名か、民間人の格好をした者を送り込み、可能ならば弓弦を切っておくよう指示してある。]
>>*21
カサンドラか。
あれも、もう少ししたらいい女になるだろうが…。
ふん。あれにも久闊を叙したい相手がいるだろう。
あいつも、里帰りさせてやるか。
[あらゆる人間を齣として見る冷酷な目。
策謀家としての、もう一つの顔がのぞく]
[西門の近く、小高い砂丘に人影を認めて、呟いた。]
見張りが、いるな。
[配下の一人をやって、始末するよう命じる。]
要はこれからサブラを攻めるしドンパチやるん予定で、近くを通っちゃうけど許してねって言いたいのだわ。
別に危害加えたり風の民とドンパチしたいわけじゃないからね。
あ、でもでも一緒に戦ってくれるならオズワルド嬉しいわ! って感じかしら?
別にジラルダンが正しいとは思わない。けれど、キャスティールが正しいなんてこともない。
それは……私は身に染みてよくわかってる。
[...はあっけらかんと笑いながらも、少しばかり目を伏せた] //
[実際にこの先どうなるかは自分自身でも未知数で。
ただ絶対にこの方を裏切りはしないという思いだけは確かだった]
―サブラを望む、南の砂丘―
始まったか。
[レオンハルトとカークの率いる歩兵達が、南の門に殺到する。
既に、こちらに気付いていた街の守備隊が、そこに雨のように矢を降らせてきた。
幅広の盾を翳し、身を低くして進む歩兵達を、こちらの弓兵たちが支援する]
さすがに、大門の守備は硬いな。
[呟きながら全体を見渡せば、トールの隊が西門にとりつくのが見えた]
『かくして、国王軍は非道の限りを尽くした敵国を打ち倒し大いなる偉業を成し遂げた。
全ての国民は現在から長き未来に渡り、全知全能の神の加護を賜ることだろう。神の御前では全てが平等なり』 …か。
うーん。もう一つの文献と大きく解釈も訳文も異なっている。どちらが正しい視点なのでしょうか。
こうして読めば、案外と真実が見えたりしませんかね?
[行き詰まった。手元の本を上下逆様にしたり、2冊の本を交互に眺めたりしている。
と、その時]
っ、 !?
[不意の爆音。慌てて文献を鞄に押し込み目を凝らせば館の方から立ち上る火の手。耳がどうにかなったのだろうか、地鳴りの様な音に思わず片耳を塞ぐ。
熱の気配に、唇を真一文字に引き結ぶ。指令を受け、背後から忍び寄る影>>140に気づきもせずに]
必ずや、皆で一緒に、故郷へ――
約束した以上、何が何でも果たさなければ。
[静かに、されど熱意を込めて言の葉を吐く]
>>*22
ああ、そうだな。
あいつは、その手のことには慣れていると見た。
バックアップさせよう。
あいつが今回の任務をきっちり果たしてきたら、だがな。
―サブラ/市街―
ひゅー。案外燃えちゃう時はあっさりだねぇ。
あの油、結構質良かったんだ。
[領主の館の前、逃げ惑う人々の中に混じって呟く。
早く逃げろ、と声をかけてくれる親切な人には―――とりあえず頷いておいて]
…あっちも派手に始まったみたいだね。
それにしても、良い物拾ったなー。
[マントの中にしまい込んだサーベルのずっしりとした重さ。もしも報酬が出なかったら、こいつを売り払ってしまおうかと、そんな事すら考えていて]
――王都アルカナの屋敷にある自室、>>121の続き――
[りぃぃん、と長く余韻を残して、消えた硝子の音に、ハッと我に帰る]
…この音は何? 今まで一度も聞いた事がないわ。一体どこから聞こえてくるのかしら?
[自らが人とは違う存在とはいえ、不思議な体験には戸惑いを隠せない。眉を寄せて、しばし考え込む]
でも、どこか懐かしくて、暖かい音だったわ。また聞けるといいな。
[...はそう言って、嬉しそうに微笑んだ。その音がどこから響いてくるのか、真実を知るのは、まだ先の事]
∩∩
(・x・) <うさうさ劇場、第3段!
>>88に出てくる詩、「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」は、松尾芭蕉の「奥の細道」に出てくる一節だね。
原典は、杜甫の詞だそうだけど、こちらは「城春にして草木深し」だそうだよ。
今回ナカノヒトーは、先に思い出した方を引用したんだってさ。ザ・行き当たりばったり。
ついでに変顔アイコンを使ってみたくて、仕方なかったらしい。
だって表は今、シリアス展開だからね。ドロシーはあんまし人と絡んでないとはいえ、皆の空気ぶっ壊したら、申し訳ないもの。
[私は行軍の最中、歌を紡いでいた]
♪一際輝く光となりて 遍く大地を埋め尽くせ――
この世を希望の光で満たせ 鮮やかに――
The light on the earth――
さあ、行け 我が同胞よ 遥か彼方を目指して
我と共に駆け抜けよ この果てしない大地を
さあ、行け 立ち上がるのだ 大いなる未来目指して
我と共に歩むのだ この無限なる世界を
誰も運命には逆らえぬ されどそれを悲観するな
運命を善き方向に変える事ができれば
幸せがあふれ出すのだから――
一際輝く光となりて 遍く大地を埋め尽くせ――
この世を希望の光で満たせ 鮮やかに――
The light of the earth――
―進軍中―
[フィオンからまず風の塔に向かうことを聞き]
なるほど…。風の民も恐らくジラルダンのやり方に対しては不満もあるでしょう。それを訴えれば独立不羈の民とはいえど、こちら側についてくれるかもしれません。
それにサブラは遠すぎる。一気に進軍したくとも重装兵は恐らくもちますまい。
[>>*28 処遇について問われて]
ああ、町の攻略の直後がいい。
町が陥ちた後、俺が南門を開かせて入るから、その時にでもやれ。
コンラートとサシャの愛馬の名前、人名(?)リストにUPしましたよw
なんかいろいろさりげなく増えてんなw
/*
あ、展開はフィオン任せにしようとぼーっと待ってたけど、そうしたらいつまでたっても進まないかもしれないのか…。
うう、苦手だけど頑張る…。
しかし…こちら側が旧勢力のはずなのに、あちら側に人が多いのとフィオンが王道系キャラなので逆と錯覚しそうになるな…。
[きな臭さに後ろを振り返ると、建物の向こうに黒い煙が上がっているのが見える]
……まずは城主陥落、かな。
[目をすがめる。取引先の記憶をたどれば、そこが領主の館であることは知れた、し、昨日のオズワルドの忠告から、推測するのは難しくない。
これでサブラの自衛軍の指揮系統はばらばらだろう、領主以上に統率力のある者は沢山いるだろうが、領主がそれを許したとも思えないし]
/*行軍中の歌シーン投下、なんとか間に合いました。
よかったぁ…
って、おいいい!?サブラ街がやばげなことに…
さて、どのタイミングで気づくべきか。*/
>>*31
了解しました。
おそらく、領主の館に行けば、手癖の悪い者は我慢がならなくなるでしょうし。
中央広場にて処刑します。
/*
むう…。ここはあっちに落とさせるターンだよなぁ。
吊り襲撃がない初日に激突はきついし、地図を見ても正午に間に合うとは思えない。
く、悔しいなんて思ってないんだから!
/*
落とさせた後に到着だと、うちの王子様がぼろぼろ泣いてくれるという非常においしい展開を期待してたりもする…。
/* すまないねぇ、王子。たどり着く前に、がすがす始めてしまって(T_T)
まあ、初戦ぐらいはがっつり取らせてくんねぇ */
/* ん、最初の村を含めると、二戦目か?
あうあう。まあ、最初は負け続けでも、最後の一線で華々しく大勝利、というのも熱血の王道だよね、ね??(滝汗 */
待ちの間に、過去分のあれこれを落としておく。
>>0:203「背信者」
こっちにすればよかった!!
「裏切り者」の雅語的表現に悩んで「背教者」にしてしまったけど、ユリアヌスじゃねーよ、というか。
今回、宗教色ないキャラにしよう! と思っていたのに、相変わらず説教多いわ、女神様に祈願してるわで…変わらんのか。orz
/* みなさん、赤陣営がこんな邪悪なことを囁いていると知って、エピで鬼畜ーって言ってくれるかなww
ま、それより先に謝らなければいけないことも多々ありそうだけど(汗汗 */
[紡いだ歌は風となり、軍団幹部に、そして本隊の兵たちにも等しく纏わりつく。
兵士たちの士気が、一段と上がったような、そんな気さえした。
いつかきっと、必ず。彼らと共に。
大地を遍く埋め尽くす、希望の光に――]
>>0:232
「さっき作っておいた物だから冷めちゃってるけど、あと……
[...は包みからアップルパイを取り出すと、それをトールに渡す]
出来合い物だけれどね。」
↑ここ、おれはどうも解釈を間違えていたらしい。
「冷めた紅茶+買ってきたアップルパイ」を出されたのかな?
手作りアップルパイだと思ったので、>>0:254だった。うわー、恥ずかしい。
「ママ。これ、おいしいよ」
「ええ。お店で買ったのよ」
うちの父がリアルに踏んでいた地雷を思い出しました…orz
/* 出待ちで暇なので、ひたすら灰を埋めるおれ。
ログ汚しすまん、と思いつつも、やめられない止まらない♪
…今回のメンバーの中で、この歌、知らない人いるんだろうか?? */
あと、もし、渡されたのが生林檎だったら、言おうと思っていた言葉。
「カルタゴは滅ぼされるべきである」のカトーに敬意を表して。↓
“これほども豊穣な果実を産出する力を持つ不倶戴天の敵が、その土地でとれた果物がこの鮮度を保って我が国の市場に届くだけの距離にいる。”
――ああ、昔の人の言葉ですよ。
ふむ…まだ生鮮品の流通は途切れていないか。(真顔)
[情報収集の為にと開けてあった窓から、一陣の風が吹いて、カーテンを揺らした]
…!
[...はすばやくそれに気付き、キッと表情を固くする]
いよいよ始まったようね。ジラルダン軍による、サブラへの攻撃が。
…さて、向こうの様子はどうかしら?
[状況把握でも、リアルタイムならば、そよ風程度の強さで十分だ。与えられた課題を時折こなしつつも、意識を集中させて、戦いの様子を探る。
人々の叫び―悲鳴と怒鳴り声とが交錯する。あちらでは激しく馬がいなないたかと思えば、激しい切り合いだけでなく、雨あられと降る弓矢の音が、響き渡る。
目覚める前は、耳を塞いで身体を小さく丸めて、ただ怯えるしか他に術がなかった、生々しい戦場の情報。今は全く動じる事なく、冷静に聞いていた]
―砂の町・市街地―
[ 男が異変に気付いたのは、日も随分と高くなった頃。
きっかけは「ジラルダンが攻めてきた」という叫声だっただろうか。
市場中がわっと大混乱に包まれた。
商品を急いで片付けようとする商人たち、慌てて自宅へと走る町人たち、どさくさに紛れて火事場泥棒を決め込む者。
母とはぐれた子が道端で泣いているかと思えば、半狂乱で子の名を叫ぶ親も居る。突き飛ばされて転んだ男は、その後大勢の避難民に踏みつけにされて、生きているのやら死んでいるのやらぴくりとも動かぬ。
逃げ遅れた水売りの老婆を背負い、長屋へと走る男はその様を不思議と平静な目で見詰めていた。
不安や恐れがないと言っては嘘になる。
だが、それ以上に。]
そうか。いよいよ動いたか……。
[ とうの昔に忠誠と共に捨てた筈の帝国への愛着と戦場の高揚が、男の胸にひたひたと湧いてくるのだった。]
>>0:242
シェイ王子のことについて、カサンドラがさらに追求していたら言おうと思っていた言葉。↓
マリエッタ・ウッドゲイド。
貴女にとっての、あの方の意味を述べてごらんなさい。
貴女の親族を滅ぼし、貴女の肌に消えない烙印を刻み、故郷を追い出した、その実行命令書にサインをした王の息子だと思っていましたが。
貴女こそ、どうしてジラルダンにいるんです。
正直なところ、おれは、貴女からもシェイ王子を守る必要性を感じていたのですよ。
少し…キツい言い方をしてしまった。
どうしておれは、こう――
[拳を握りしめると、鎖が小さく震えて鳴る。]
すまない。
[目を細めて必死に轟音の正体を見極めようと試みた。
不意に突き付けられた槍にぎょっとする。
下手な動きをすれば喉を掻っ切るとでも言うように、横目で確かめた兵士の表情は険しい。
兎に角、ここは大人しくした方が良い――
瞳を合わせ敵意がない事を示せば、兵士は先よりは緩めた腕で、此方に来るよう短く促しただろう]
それで、何用です?
[引き出されたのは、彼らの指揮官だろうか、背の高い男の前。
戦旗の紋章へと目を走らせれば、キャスティール軍では無い。
口を開かぬその人へと、首を傾げて普段の調子で、しかし油断なく話しかけた。]
貴方と、この兵士さん。
オズワルドさんの軍、とお見受けしました。
僕は、ちょっと野暮用がありまして…これ、解いて頂けませんか。
[ちょい、と手の縄を指し示して]
>>0277カサンドラ「戦争なのだもの……みんなが不幸よね。」
すまん、トールはものすごく幸せらしいぞ。
乱世は生き甲斐にあふれている!!!
>>0:278
「人が、その世界から追い出されずに住む唯一の楽園は"思い出"」
おれは、思い出を懐かしむほど、現在に退屈していません。>>0:286の影の声
どうも、カサンドラとは根本的に感性が異なっているらしいので、それが微妙な温度差になって現われている模様。
冷たくするつもりはないんだけど、過去なんぞ顧みることなく、自分の裡の「戦いたい!」という気持ちに正直なトールとはすれ違いますよね…
うーん。意地悪したいんじゃないんですが、すれ違う…すまんね。
[珍しい緑の髪の青年が、オズワルドの名を出して、縄を解けという。]
おまえか、オズワルド将軍が言っていたのは。
[間違いはなかろう。すぐに拘束はといた。]
護衛に兵をひとりつけてやる。ここから動くな。
[言いさして、ノトカーが手にしたものを見やった。
書物。ペン。記録用紙。
オズワルドが、この青年に何を望んだか、興味がある。]
[南門で騒ぎが起きた。]
馬には乗れるか?
予備の馬がある。
ついてきても、いいぞ。
遅れれば、置いてゆく。
[言いおいて、馬の腹に拍車をあてて駆け出す。]
大きな街でも、攻められるとこんなに大騒ぎになるんだ。
―――大きな街だから、尚更?
[どこかの荷台から放り出されたリンゴを一齧りし、行きかう人々の姿を見つめていた。
どこからか、春の女神なんぞに加護を願う声も聞こえてくる]
お命お助け下さい、ねえ。プルヌスって確か、勝利やら情熱やらを司ってなかったっけ?勝利の女神様って命まで救ってくれるのかな?
ま、大きな街だし、交易も盛んだから……そこまで心配する必要も無いんじゃないの?俺は知らないけど。
[ゆったりと背を預けるのは、燃え盛る領主の館の壁。
見上げた目に映る炎の粒に、口元が歪んだ]
―キャスティール城内・大広場 (回想)―
……わぁお。
[フィオンの演説を、一人浮かされるでも、流されるでもなく確認するように耳を傾ける、その様子も周囲の兵は熱狂の最中に居るのか、不審がられる事も、気づかれる事も無い。]
凄いじゃあないの。
ちょっと過保護だったかな?
[自身は騎兵の出で立ちにて、集った兵達の一員として演説を続けるフィオンに視線を注いでいた。]
サブラ攻撃に関しては、だいたい作文終わってるから、相手の反応見つつ、まったり投下。
その間に、雑感続き。
>>0:278「私の鏃はキミを守る。そう、あの時のようにね……」
お、護衛されたことがあるらしい。
カサンドラが弓を覚えたのは放浪中で、トールとの再会はここ1年以内とすると、わりと最近の話なのかな?
まあ、向こうから振ってくるまで待ちましょう。
…して、カッサンドラ。おぬしは何故、目を伏せる?
吾や同胞たちのためになることだからこそ、こうして伝えに来てくれたのではないのか?
[…は顔を覗き込みながら、黄金色の瞳でじっと見つめた]//
[昼の太陽の下でも、燃え上がる炎ははっきりと見えた。
どうやら、ハンスはうまくやったらしい。
自然と、口元に笑みが浮かぶ]
崩れるな。
[呟いて、騎兵の投入を指示した。
貴族どもの逃亡を阻止するべく、北門へと]
>>13 ハンス
見張りを昏倒させたり、ガラス割ったりするのは、朝越えて潜伏するにはどうかと思いますが…普通なら、気づかれそうですよ?
なんだか、イメージはアサシンよりもシーフですw
これはナイスな能力を選びましたね。
ダンジョンにも戦記ものにも、ひとりは欲しいキャラだー
[存外あっさりと解かれた縄に、瞳を瞬く]
あれ? それでは、もう既に通達が?
[男の言葉には、頷く。願っても無い事だ]
馬、ですか。助かります。
走るのは余り得意ではありませんので。
尤も、馬を駆るのも久しぶりですが。お借りしますね。
[に、と八重歯を見せて笑う。
礼を言い馬に跨ると、躊躇いも無くその男の後方へと付く]
僕は、ノトカー・セグラドです。
[駆けながら、名乗る。髪を揺らす風が、少し熱を増したようだった]
「我は、最大限に人道的なやり方で、ジラルダンと戦い抜く所存だ!」>>97
期待しているよ、王子www
どこまでやれるか、あなたの「王道」見せてもらおう。
「最悪の場合、戦への参加を禁ずる事もある。〜 死刑は行わん。」>>98
殺しあいに参加したくないヤツは略奪しろともとれます。危険です〜
今回の村、両英雄の差がよく出てて、楽しい!!!
冒頭で、割とキャスティールが押され気味なのも、熱血要素だ。ガンバレ!
よし、ノトカー。来い!
[振り返りもせず、飛び出す。]
―― havoc! (かかれ!)
[南門の騒ぎの動揺に乗じて、門扉を破壊する。
破壊工作は工兵の担当だ。
狼の糞を混ぜた藁束を持ち込ませてある。それで火のない煙をたたせて、真昼の闇に混乱を誘い、その隙をついて、騎馬で町の東側まで駆け抜ける。]
[前方、屋敷から立ちのぼる炎と煙が見えた。
こちらは、紛れもない劫火。
あれが領主の館に違いない。
配下を差し向けて、護衛兵を蹴散らす。
槍を火消しバケツに持ち替えていた衛兵たちは、他愛なく壁際に追いつめられた。
火を逃れたらしい女や使用人達も一カ所に集められる。]
[オズワルドが雇ったハンスはきっちり仕事をしたようだ。
それらしい姿がないか周囲を見回す。
兵には、この館では抵抗しない者は殺すなと命じてあるから大丈夫だとは思うが]
>>164
…聞かれてしまいましたか…。褒め言葉でよかった…。
[後半は問題発言なのだが気にも留めず]
ああ、そろそろ風の塔が見えてきましたよ。
[進軍している最中、目の前に朔風平原が広がってきた]
見よ、皆の衆!朔風平原が見えてきたぞ!
風の砦までもう少しだ!
[朔風平原への到達を告げる。風の砦まではもうすぐ。
ここまでは順調だ。だが、砂の町にまでジラルダンの手が及んでいる事には、まだ気づいていなかった]
[日が昇ると共に、南からの風が強く吹く。
ノトカーからもたらされた様々な情報は、かなりの精度で正確だ。
風に煽られた炎が、見る間にサブラの高級邸宅地区を包んでいく。
南に出て我が軍に捕捉されるか、出口を塞がれた北側で蒸し焼きになるか、好きに選べばいい、と獰猛な笑みを零す]
>>153テオドール「戦場の高揚が、男の胸にひたひたと湧いてくる」
くく、貴様も同類か?
ど、どう動くのかなー
つーか、どっちにつくのかなー、テオドールさん (爆
ん?
……わあ、来た来た。ジラルダンの軍人さんだー。
赤虎将軍……じゃ、ないみたいだね。
[一所に集められる、逃げ遅れた可哀そうな人達。
壁から少しだけ身を乗り出して、その様子を窺っている。―――領主の部屋に入って来た人間にしか顔を見られていないから、偶然迷い込んだ可哀そうな子供の振りをして]
>>169
なんで南から攻めるのに、北は危険だと警告したのか、ずっとわかんなくて、誤植か?! と思ってた私がアサハカでしたよ!!!
あんたって人はwww
愛してるw ハニー
敵わんワケだよ。
[荷物は、置いてくるべきだったか。そんな事を思う。ペンは瞳で、メモは頭で代用出来る。
先程の爆音とは質を異にする、しかし負けぬ程の音で破壊された門扉。余所見をしている暇はない。
ともすれば見失いそうな白煙の中、僅か前を奔る影を追う―――]
ふうん。いい仕事をするものです。
噂は本当だったんですね。
[抵抗せぬ者には手を下さず、戦意のみ殺ぎ落とす。そこは、人伝に聞いた話と大分異なっていたか。先日壊滅させられた村は、何故皆殺しにされたのだろう。
あくまでも冷静に、分析するような瞳で周囲を探りながら]
[本隊は朔風平原を突き進んでゆく。風の砦までの距離は、そう遠くない]
皆の衆、疲れただろう?風の砦で一旦休息をとるぞ!
[平原を駆ける風は、どことなく不安げに感じられた]
[これだけの炎上だ。
ハンスはもう移動しているかもれしないと思いつつ、その場の処理を進める。]
[捕虜の中に、身につけている品からして、明らかに貴族の…おそらくは領主の娘と思しき者がいた。
娘が唯一の護りのように胸の前に握りしめた短剣を見て、心が…いや、腕が騒ぐ。]
あれは…
[指揮系統を失った守備兵は、あっけなく崩れた。
町の各所で起こる騒ぎに右往左往し、反撃が乱れる。
その混乱に乗じて、南大門の守備隊を釘付けにしたまま、トールが破った西の門にレオンハルトの隊を向かわせる。
なだれ込む兵達は、抵抗しなければ攻撃はしないと叫びながら、町の各所を押さえていくだろう。
「外は危険だ、家の中に入れ」そうふれ回るように指示してある。
後は、守備兵がおとなしく降伏してくれれば終わりだ。
領主が死んだと聞かされれば、奴らも観念するだろう]
[トールは娘に近づいていった。
鎖につながれた元キャスティールの騎士の噂を、娘は知っていたろうか?
震えながらも、きつい眼差しで見返す娘に、トールは落ち着いた声で告げる。]
おれがこの隊の指揮官です。
そして、オズワルド将軍は、今回の作戦に際し「略奪、暴行は厳禁。これを犯した者は、厳罰に処す」と命じておられます。
あなたも無益な抵抗はしないでいただきたい。
主人たるあなたが模範を見せれば、ここの者は皆、従うでしょうから。
[理由はどうあれ、このように風を受けるのは久々だ。
立場上仕方無いとは言え、息が詰まる。
酷く場違いな感傷は、先頭からの歌声と共にすぐに引き戻される]
[十二分と言えるほどに士気は高く、規則正しい軍靴の音に、熱気を強く肌で感じ取る。
今現在、問題といえる問題は無いだろう。]
「わたしは、アリエッタ・フォート。領主の娘。父が亡くなった今は、この屋敷の女主人です」
[なけなしの強がりで告げる娘にうなずき、トールはその前に片膝をついた。]
トール=キャシアス=ヴォルフレイム、先祖の名にかけて、あなたをキャスティール貴族として扱います。
どうか、その御手をおれに委ねられますよう。
……軍人さん、何やってるんだろ。
此処の人達はどうするのかな。お貴族様は全員処断?
[物騒な事を呟いて、くくと笑って。
何故か鎖を繋いでいる騎士らしき男の挙動を見守っている。
その視線の鋭さだけは、隠す事は出来ない。ひょっとしたら気付かれるかもしれないが―――味方となり得る男だ。気にはしていなかった]
[騎士然とした誓いの言葉に緩んだアリエッタの手から、トールは素早く短剣を奪いとった。]
自害などされては困ります故、お預かりします。
[やはり。
手に触れた瞬間にわかる。
これはカレルの手による刀だ。
華奢で、凝った造りをしているが、間違いない。
人を斬るために生まれたモノ――]
そりゃサシャや風の民が味方してくれるのなら嬉しいけれどね。
私の口から一緒に戦ってとはお願いしない。
立地や武力のみに目を向けたら、姫さんたちの心がおざなりになる。
そんな杓子定規は大嫌い。
だから、お願いはしない。
けれど……もうすぐサブラは戦火の中で憎しみと悲しみの輪舞曲を奏でるわ。
そうなれば、キャスティールだって姫さんたちにちょっかいをかけてくると思う。
ともすれば共闘を言ってくるかもしれない。
もしかしたらはある。想像したくもないけれど……
[...はサシャの手をそっと握りしめた]//
[カレルが会いたいと言っていた、そう告げたオズワルドの声が脳裏に蘇る。]
…これは、あなたが持つにはふさわしくない刃ですよ。
[もはや、格別の興味の失せた娘に背を向け、トールは比較的温和な容姿の兵に命じて、アリエッタらに仮住まいを見つけて保護するよう命じた。
オズワルドが捕らえたキャスティール貴族をどうするか、それはもはやトールの関与できることではない。
「貴族として扱う」との約束は守れるはずだ。
先祖の名にも、もはや負うものはない身であったが。]
[振り返れば、軍靴の気配から、もはや町の中枢は占拠されたことが知れた。
領主の館の火災が飛び火しないよう、武装解除した捕虜、そして部下にも消火活動を手伝わせる。
物陰から覗く――というよりは観察されるような視線に気づいたのはそんな折り。]
…ハンスか。
オズワルド将軍から話は聞いている。
出てきたて、おれと一緒にいろ。
まだ周辺は混乱している。
[唇の動きで伝える。]
[かくして一行は、風の砦の前へと進む。この地で休息をとり、砂の町へ向かうつもりだった。
彼が異変に気づくのは、*それからどのくらい後だろうか*]
[市街地を抜けて、北側。
南側からくる騒動は町全体に波及しつつある。
南から吹く風に、町に漂う不穏な空気を感じるが、今更ギルドに戻る気もなかった]
……ちょっ 待て。
[それに泣きわめく子供が、自分の横を駆け抜けていって、市街地に戻ろうとするから、追わない訳にはいかなかった]
……さっすが、騎士様。
すごいねー。やる事がかっこいい。何かお貴族様みたい。
[この騎士風の男が、一体どのような経過をたどってここに立っているのか。そんな事、全く知らない。
ぱちぱちと軽く拍手をして、物陰から身を乗り出した]
大丈夫だよ。報酬頂くまでは逃げないからさ。
…ま、頂けないのならこいつを売っ払うまでなんだけど……立派なサーベルだろ?これ、俺の武器として使いたいんだ。
[ガーネットの赤を抱く蛮刀を、マントの中から取り出してみせる。
領主の部屋からかっぱらってきた、まごうことのない値打ちものだ]
[ 貧しい庶民にとっては王国であろうと帝国であろうと為政者に大した違いはない。ただ慣れ親しんだ苦痛の方が、未知の恐怖より遥かにましと言うだけだ。
この町の市民は交易地である所為か、支配者である貴族の打倒を待ち望むほど追い詰められてはいない。が、同時に、町を守って帝国軍戦おうというほどの王国への忠誠もなかった。
だから、実際以上に誇張された噂で聞いた帝国軍の苛烈さを恐れ、皆息を潜めて家の中で帝国に町が占領されていく様を見詰めていた。
この先、どうなるのかと身を寄せ合って戦慄きながら。
男もまた、領主の館で火の手が上がったのを貧民達の住む区画で眺めていた。
火は徐々に燃え広がり、富裕層の住む区画を焼いているらしく、上がる黒煙と赤く染まった空が禍々しく町を彩る。
西門の側での競り合いは攻め手の勝利に終わり、市街へと場所を移したようだ。]
― 風の砦 ―
[事前に伝令をだしていたせいか、スムーズに砦に入ることができた。全軍に休息の指示がでるなか、落伍部隊がいないか確認して回る。フィオンは兵にねぎらいの言葉をかけているようだ。
この後はフィオンに任せるつもりでいる]
[ハンスが挨拶代わりに差し出すサーベルを一瞥する。
カレルの鍛えた剣とは違い、心を揺さぶられるものを感じない、ただ高価なだけの宝飾品だ。]
屋敷にあったものに関しては、オズワルド将軍に申請しておくといい。
黙っていたのでは、処刑されるかもしれない。
[そう告げた矢先だった。
トールは、視界の端で兵士が焼け跡から拾った金の指輪を懐に隠すのを見つけた。]
…どこにも腐った林檎は混じっているものだな。
[弁明の機会を与えるべく、盗みを働いた兵士の方へ馬を寄せる。
兵士は、素知らぬふりでその場から離れようとした。]
ハンス…
彼の懐を調べてみてくれないか。
[炎がパチパチと燃える音と共に、自分の名を叫ぶ声が届く>>158。
そして同時に、別の事に気を取られて、反応しそこねたキャスティール国の兵士の言葉>>122も思い出した]
これは、思った以上に忙しくなりそうね。
[例えどんなに小さな声であっても、人の呼びかけには、必ず耳を傾けるようにしている。
他の神々と比べると、どちらかといえば、自由奔放にして気まぐれなプルヌスではあるが、その点は徹底していた。
ハンスの疑問「勝利の女神様って命まで救ってくれるのかな?」を耳にして、思い出し笑いを浮かべる]
ある、と言えばあるかもしれないわね。
[領主の館の惨状を見れば、先刻の爆発がいかに大きかったかを想像させた。
男に付いて歩き、彼の行動の一部始終を見守る。]
……。
[男と女性の会話が短剣へと及べば、昨夜購入した剣を思う。布に包んだそれは、未だ携える事なく荷の中に。
確かめるよう、片手で無意識に撫でた]
ハンス、さん?
[聞こえるか聞こえないか、心底意外そうに小さく声を上げた。
――領主は既に死んでいる。当然、事前に何者かを動かしたのだろう。では、誰を?
昨日会った少年が、何故この館に? 偶然? まさか]
成程。そういうことでしたか。
[手回しが良い、が。全ては想定内とでも言うように組み上がるピースに空恐ろしさすら感じ、僅か身震いする。
ガーネットをあしらったサーベルと、ハンスとを交互に見詰めていた。もし目が合うことがあったなら、小さく会釈をして、騎士との会話の邪魔にならぬよう]
[人にとっては、何代も遡るほどの遠い昔…しかし、自分にとっては昨日の事のように蘇る記憶に思いを馳せる]
アスランは、気持ちが良い青年だったわ。高い理想と、それを実現させる為にどんな苦難も努力も厭わない人。
それなのに、信頼していた部下の中に、敵方と内通している者がいて。次の戦いでの作戦が、相手へ完全に漏れていたのよね。だけど私は、アスランがそこで命を落とすのは惜しいなと思ったわ。だからチャンスを与えたの>>0:255。
そこで命が助かったのは、アスランが私の要望に見事応えられたからと、その後のアスラン本人の努力によるものだから、命を救ったと言い切る事は出来ないけど。
でも、完全に関与がないとも言い切れない…かな? なんて。
[最後は、あいまいな言い方で締めた]
[…は、朋の手をパッと振り払うと、スネたように草原に寝転がった]
つまらぬのぅ。
町の楽しい話が聞けるかと思っておれば…
久方ぶりの朋の口から聞けるのは、借りてきた言葉と、後ろめたさでいっぱいの言い訳ばかりじゃ。
吾はつまらぬ。つまらぬぞ!
[ぷくーと頬を膨らませる]
俺は赤虎さんに雇われただけ。雇われた分のお仕事はしっかりやったんだから、これで処刑されるってのはたまったもんじゃないね。……もちろん、赤虎さんとお話はするつもりだけど。
[兵士が金の指輪を隠したのは、彼にも見えた。
放っとけばいいんじゃないの―――と言おうとした矢先、飛んできた言葉]
……いいよ。
[何と言うか、正反対な男だ。
そんな感想を抱きながら、兵士の方へと近づく]
ねえ、おじさん。懐見せてくれない?
[にこりと笑って、しかしつきつけるのはサーベルの刃。鞘を足下に放って、軽く首を傾げて見せる]
なんかね。勝手に持って行っちゃ駄目らしいんだよ。
俺は従軍者じゃないからむしろおじさんには同情しちゃうけど、規則は守った方が良いんじゃないの?
すぱーんって、首切られちゃうかもしれないし。命は大事だよ?
あの赤虎さん、やっぱり怖そうな人だったし。
[兵士は指輪を差し出しただろうか。
金でできた小さなそれを、サーベルの刃の先に小さく引っ掛けて、トールの方へと投げて見せる]
…これで良いんでしょ。
許してあげなよ?金目のモノに目がくらんじゃうのは悲しい人間の性ってやつなんだから。
[ノトカーの姿を認めれば、驚いて少しだけ目を丸くさせただろうか//]
「静観して欲しい」と言うのは、咎を受けても已む無き、との自覚があるからであろう。
…カッサンドラ。
おぬしが「絶対に大丈夫。自分を信じろ」と申したならば、吾は喜んで承諾しよう。
おぬしが吾に示してくれたのは、おぬしの真の心であるのか?
おぬし自身が、心から是と信じる道なのか?
[…は朋の方は見ずに、夜空に向かって強く言い放った]//
[取り乱した兵士の懐から、他にもいくつか宝石の類いが転がり落ちる。]
この男は軍紀に背いた。
…ノトカー、君が証人だ。
[文書作成能力があり、かつ中立な部外者であるノトカーなら証人として相応しい。]
[領主の館から、領主の娘を捕らえたと報告が入った。
領主は、既に死んだとも。
門を攻撃しているものたちに、大声でその事実を叫ばせれば、抵抗がさらに弱まる。
そこへ、内側からの圧力が加われば、ひとたまりもない。
ついに抵抗の止んだ南大門を一瞥して、笑う]
さて。砂の町を跪かせに行くか。
[フィデーリの背中にハルバードを横たえ、悠然と門に近付いていく]
>>*34
やはり、褒められると人間、嬉しいものだねー
頑張る気になるよw
おっと…猫がパソコン前に居座り始めた。
餌やらんと!
[泣きわめく子供をがっちりと小脇に抱えつつ]
そっちは駄目だ……混乱に巻き込まれて踏まれるぞ。泣くなって言えないけどもうちょっと静かにお願いっ
[何となく裕福そうな身なりの子供、戻ろうとする方向が炎に包まれている区画で、頭を抱えたくなる]
ああもうなんでこんなこと!
[とりあえず、そのまま歩き慣れた裏路地を目指す。行きすぎる建物は皆、硬く扉を閉め切っていた]
開門!
[門の正面に立ち、高らかに声を上げれば、巨大な町の門扉が重々しい音を立てて、ゆっくりと開かれた。
大通りに沿って並ぶ兵達が勝ち鬨を上げる中、軍団長たちを従えて、今や占領地となったサブラに馬を進める]
[気まぐれな風が、一拍遅れて、戦場から離れた場所の情報を伝えてきた]
どうしたの? 一体、何が起こったの?
[興味を覚えて、そちらへ意識を向ければ、それはカサンドラと風の民の姫のやりとり。ちょうど姫>>197が、友人の前で頬を膨らませた場面だった]
あらあら。そんな事があったのね。
[これは、自分にも覚えがある感情。「つまらぬ」の叫びには親近感を覚えて、思わず頬を緩めた。
それから風に向かって、あとで前後の状況を詳しく伝えるよう命じてから、戦いへ意識を戻した。]
[ 長屋の住民達が各自自分の家や数家族固まって篭っているなか、男はひとり外に出て町の様子を観察している。
低い建物ばかりが密集する場所ゆえあまり視界は良くないが、帝国軍の進攻が整然と統制の取れたものであるくらいは見て取れる。
と、]
危ないから外には出るな。
[ 外の様子が気になったか、ひょっこり顔を出した隣家の少年を見咎め声を掛ける。
だが、一応は気にした顔をしつつも、少年はそろそろと男の側に来てしまい、思わず渋い顔になった。]
[戦の混乱が一段落した、と知った町の住民たちが、恐る恐る家々の窓から覗いている視線も感じた。
町の中心である広場に近付くにつれ、表に出て、襲撃者の顔を、悪名高い赤虎の姿を見ようという物見高い人々の数も増えていく]//
そういや、さ。
騎士様の名前、聞いて無かったけど。何て言うの?
[うろたえる兵士を尻目に、ゆっくりと刃の調子を観察しながら。
一撃だ。一撃で良い。―――だが、その一撃が入らなければ意味がない。それが己の扱う武器の条件。
……悪くはなさそうだった]
[窃盗を働きかけた兵士へとサーベルを付き付け指輪を取り返する様は、躊躇無く鮮やかで。
刃物の扱いに慣れ、この状況だというのに昨日の食事の時と印象が全くぶれない。
事実確認は、限りなく正解に近い予想の裏付けにしかならなかった。
此方の姿に気づいたのか瞳を丸くする姿を見れば、少し慌てたよう視線を彷徨わせるが、やがて頬を掻いて]
色々ありまして。
…貴方が此処に居るのは、意外でした。
[場所が場所なので、詳しい話は憚られて。ハンスに向かって短く告げた]
[続く騎士の言葉に振り向くと、確かに床に零れる貴金属・宝石類]
え、ええ。確かに。
軍紀はまだ伺っていませんが、彼がこれらを所持していたことは確認しました。
[果たして、語気を荒げる程重罪に当たるのだろうか。
とにかく、全ては戻ってからだ。逡巡するも、騎士へは頷きを返した]
>>197、>>201
[...は払われた手を少しのあいだ見つめてから、むくれたサシャのほっぺを軽くつついた]
あは、ごめんね。こんな時じゃなかったら、もっと楽しい話できたのにね。
落ち着いたら、一度帝都にいらっしゃいな。美味しいケーキ屋さんがあるし、綺麗な装飾物もあるんだよ。
あ、そうだ。これ銀製だから、姫さまに合うのかわからないのだけれど……こんなのが売っていたんだ。
[...は首に駆けていた飾りをはずし、サシャの手にゆっくりと置いた。シンプルな羽模様の首飾り]
私のお気に入り。これをつけていたら風の砦で過ごした楽しかった日々が頭を過ぎるの。
うん、あそこで姫さんやみんなと過ごした日々も、私にとっては大切な想い出。
新しく刻まれた素敵な想い出。
銀はつけたヒトの心を宿すのよ。ほら、身につけていても痛んでないでしょ。
大事な気持ちだから……
心の信じる道……かぁ。うんそうだね。
じゃあ言い訳ついでに私の気持ちを聞いて。
嫌な話はこれで最後にする。
ハンスやノトカーには、悩ませる行動選択だったでしょうか…
人の命がかかっている、と。
けど、これは君たちがどう行動しようと、変えられない規定路線だったのですよ…
では、広場へ。
処刑まで執行してよろしいですか?
今私には守りたいものがある。
最初はただの憎しみが私を動かしていたのかもしれない。
けれど、今はちょっと違う。ううん、憎しみは消えないわ。この身に刻まれたこの痕が消えないように、凍った心はもう溶けることはない。過ぎ去り日永遠の日々は還ってこない。
でも、それよりも大切な……
それは……多分……私の勝手。彼はそんなことを望んではいないのだろうけれど。
でも……今は守りたい。
神様が残してくださった想い出の欠片。
不格好で歪で、もう輝くことはないのかもしれない。
でも、流転の果てに見つけた小さな芽。
私にその芽を積む資格はないけれど、ならば私はその芽が蕾となり、花開き、その花弁が空を駆けるその瞬間まで、黄昏の狭間で守っていきたい。
だから……
だから私は戦う。歪んだ情熱をプルヌス様が受け入れてくださるかわからないけれど。
それでも私は戦うわ。
「町が……!」
[ 燃え落ちた領主の館、炎に包まれる町の様子は少年に少なからぬ衝撃を与えたようだ。
目を見開き、呆然と見詰める少年の肩に守るように手を置く。]
大丈夫だ。
攻め手があいつであればそう無茶なことにはならないはずだ。
ここら辺が戦場になることはまずあるまい。
[ だが、不安を軽減させるために少年に向けたはずの呟きは、己に言い聞かせるようでもあった。]
カサンドラ…
ええと、おれ――
女の子の方からフラグたてられたの
(↑と思っていいですか?! >>213)
初めてです!!!
キャッキャウフフ☆ミ
まあねー。
俺も時々、何で今俺此処に居るんだろうって思わないでもないからさ。
でも、そう思われる事が一番俺にとって美味しいんだ。
[意外だった。ノトカーの言葉に、軽く肩を竦めて。
これからの展望を計算しつつも、とりあえずはトールの傍についているつもり**]
来てくれ。
[ノトカーとハンスに呼びかけ、トールは男を中央広場まで引っ立てた。
窓や物陰から、おそるおそる覗き込む市民に罪状を述べる。]
かの者、略奪を禁じた軍規に反したが故に、ここに公開処刑を執り行う。
[市民から上がった声は、悲鳴とも非難とも、いくばくかの喝采ともとれた。]
― 風の砦 ―
[部隊の確認をしているとふと何故か目をひくものがいる。明らかに一兵卒とは思えないほどのオーラを放っていて]
…はて…。確かに女性の兵自体も珍しいものではあるが…。あれは兵というよりもっと上の階級でもおかしくないように見える。
[女性に近づくと、何故かこちらから遠ざかるようにするので]
…そこの女性兵士!そこで止まりなさい!
[彼女に追いつき顔を無理やりこちらに向けて。叫ぶ寸前で声を押し殺して。誰にも聞こえない声で囁く。]
…まさか…姫様で…?
[“見せしめのための生け贄”であることはわかっている。
だが、一度、容認すれば際限ないことは知れていたし、軍紀を乱す者にトールは率直な怒りを感じる。
軍では、一兵の甘えが全軍の足並みを乱すのだ。]
戦いに正義はない。どっちが正しかったかは、後世の歴史家と為政者の欺瞞よ。
以前話したように、私は確かに国に捨てられた。
それは長く生きすぎた王国の腐敗と人間のエゴ……こうやって葬られた者は、なにも私のお父様たちだけじゃない。
でもそれがそのまま帝国の正義を示すことにはならないの。それはわかってる。
結局踊らされるのは力なき民。彼らの殆どは悪人じゃない。けれど……戦禍はそれを見定めてはくれない。
私は為政者じゃないから……なら、私は私の出来うる限り、姫さんをはじめ私の大切な皆にお悲しい顔はして欲しくない。自分勝手だと思うけどね。
だから、ごめん。信じてなんてことは言えないわ。
けれど、偽りと欺瞞を持って姫さんに話してはいない。
将軍の理もそこには確かにあるのと私は思っているのだから。
そして、私の気持ち……大切な人と戦いたくないという気持ちも……
なっ…
[広場に到達したところで、明らかに顔色を変えた。
領主の館を占拠させていたトールが、一人の兵を引き立てている。
それは、目をかけていた兵の一人だった。
盗賊上がりだが、腕は確かなもので、鍛えれば面白いように伸びた。
素行が悪いのが難だったが、戦功に免じて庇ってやっていた。
しかし、これはどういうことだ…?]
[...は遠くの、サブラの方角をじっと見つめた。微かに見えるは黒煙……戦火の狼煙]
はじまった…か
本当は風の皆さんにもご挨拶したかったのだけれど、ちょっと無理みたい。
今度はもっと楽しいお話ししましょう?
羊たちの群れを眺めながらランチバスケットを持って。あ、兎狩りもいいかもね。
[立ち上がりがてらちらりとサシャを見下ろす]
よかったら……一緒にサブラに来てみる?
私が語れない戦いの本質……そう理屈じゃないナニカを姫さんの目で見てくれた方がいいのかもしれない。
決して綺麗事だけじゃないけれど、皆信念を持っている。
その信念を知って、風の民にはどうするのがいいのか、考えて欲しいかな?
あ、私はいっつもサシャといられるならすっごく嬉しいけどね。
そう、それに親分とも会って欲しいしね。ちょっと可愛くないけど、平和にかける思いは強い人だから。//
――吊れ。
[男の処刑を見届けると、トールは軍令を呼んで告げた。]
…オズワルド将軍に報告を。
ヴォルフレイムの隊から違反者が出たと――
トール、なにがあった?
[表面上の威を取り繕い、問いかける。
僅かに背中が震えたのに気付いたものは、どれくらいいただろうか]
[ハンスの言葉に頷いた。言われてみれば正に裏をかく形。「仕事」は遣り易いのかもしれない。
その時聞こえた騎士の言葉に、思わず振り返る]
な…っ。処刑、って。
待って下さい、僕は――
[そう言い掛けて、噤む。
否。判断は全て、将の物。つまり軍紀そのものだ。
ノトカー自身がその内容を知っていようといまいと、彼は処分を受けただろう。この背の高い騎士の手によって。
騒ぎ立てすれば、今にも処刑されんとする彼に恥の上塗りをしてしまうだけだ]
―――っ。
[…けれど。
心臓が脈打つ。ぐっと奥歯を噛み締めた]
処分、ねぇ…
笑顔で言われると、ゾクゾクしますよ。
あんた、怖い人だ。
あんたひとりで、戦場いくつの価値があるかな。
― 風の砦 ―
[部隊数の確認か、滞りなく全軍を動かす為か。側近であるコンラートが此方に引っ掛かったようだ。
唯でさえ数が少ない側だ、目立つなと言う方が無理という物か。
行軍中にも絡んでくる者(当然全員黙らせたが)と全く別の話で、少し隠れるように動いたが、逆効果だったようだ。]
……あーあ。
[この場では観念したように、息と声を小さく漏らしたか]
皆のもの、聞け!
[昂然と上げられた顔は、既に厳格な指揮官のそれに戻っている]
軍規に背いたものの末路、見ての通りだ。
今一度、全軍に告げる!
掠奪、民への暴行は禁ずる!
これに背いたものは、誰であろうとおれが斬る!
[戦勝の興奮に酔っていた兵達の顔に、緊張感が戻る。
物陰から覗く、町の人間達の視線にも、興味深いものや感心するものが混ざり始めただろうか。
周囲を見渡して、自分の言葉のもたらした効果を確認した後、領主の館に赴くべく、ゆっくりと動き出す]
>>228
やはり…。
なぜ。一体いつからここに。じゃなくどうやってここまで…
[ひそひそ声で呻きつつも、先ほど叫んだせいで注目を集めてることに気付きあわてて兵を散らす]
[進められる処刑の準備に、子供の視界を被っていた布きれで塞いで]
ニンゲンは……
[醜いな、と声にならない言葉が唇を動かした。
馬に乗るオズワルドは遠目からでも目立ったが、その身が震えていることはこの距離からはわかるはずもなかった]
[その歩みが、処刑者の横に立つトールの隣で止まった。
顔は振り向けぬまま、押し殺した声をかける]
後で、俺の幕舎に来い。
……逃げるなよ?
[赤黒い炎のような怒りが言葉の底に渦巻いている。
その声は、近くにいた者たちにも*届いたかもしれない*]
>>188
ハンス、せっかく見つけてきたアイテム(サーベル)をありきたりの品、と言い捨ててすまんー(m_ _m)
トール視点とはいえ、一種の確定ロールだよねえ。
あと、>>209名前は貴族の娘の前で名乗っているけど、また後で名乗りなおす…というか、きっと全軍で噂になるからw
[耳に入った声に、眉を寄せ顔を伏せたまま視線を向ける。
戦闘用だろうか、甲冑に身を包めば威厳も兼ね備え、彼は確かに将であった。
『斬る』
その言葉に、瞳は再び伏せられて。
無意識に救いを期待した自分を、酷く責めた。
ああ、こうもあっさりと人は死を迎えるものなのだろうか?
殆ど死者の出ない戦。一方で、紙のように斬り捨てられるは将の"身内"。
声の調子に、歩調に、僅かな動揺を見た気がしたのだが。
あれは、露と消えた*幻か*]
∩∩
(・x・) <うさうさ劇場第4段!
本当に単なる偶然とはいえ。ナカノヒトーは、>>206でサシャとカサンドラの会話を、後で纏めて聞くと設定して良かったと思っているみたいよ。
カサンドラ>>213の発言には、少なくともプロローグのカサンドラ貴族時代の回想から読み直して返事をしたいそうだから。まあ、まず今夜中に書くのは無理だよね。
でも反応が遅くてごめんなさい、とナカノヒトーが言ってるよ!
人名リストに、カサンドラの愛馬つけたしてきました。
逆に、おれはボトムズのATのように馬は乗り捨ててやる。
物に執着しない男なんだ。
鎖をのぞいては…
つーか、鎖フェチみたいだな、それ。(爆
もう寝る。眠い…
[踵を返す。
公開処刑になど興味はない。
とにかく早く、子供をどこかへ避難させて身軽に鳴りたかった。
もしそれを止める者が居れば、斬ってしまってもいいか、と思いながら、*裏路地を行く*]
この格好で普通に。
[と、視線を自分のそれに向ける。
どう見ても一兵卒が身に付ける何の特徴も無い大量生産の支給品だった。
それにしても、このまま注目が集まるのは拙い、徐々に何事だ。と騒ぎが大きくなりつつ有る所か]
コンラート殿、このイグニス・バックレンデルに何ぞ至らぬ点がございましたでしょうか?
[さらりと姿勢を正し、周囲にも伝わるように言ってのけた]
>>235
[隠すと余計に騒ぎになることに気づき]
…いや、見かけぬ顔であったのでな。女性の兵は少ないのでそう忘れることもないんだが…。
イグニス・バックレンデルか。殿下の御為にしっかりと働いて欲しい。
[それだけいうと何事も無かったように立ち去った]
取り乱してしまい大変申し訳ございません…。
イングリット様がおられることは絶対に知られてはならないこと。機転に感謝いたします。
…できれば王都にお帰りいただきたいところですが、その為には護衛の兵を裂かなければならなくなり、それも叶いません。
処遇につきましては、フィオン殿下のお心次第ですが、イングリット様の安全を確保するためには、当面一兵卒としておられるほうが最善かと存じます。
どうぞしばらくはそのままでお願い申しあげます。
ヒルデにも気を配るように申し付けておきますので。
元よりそのつもりの南征だったゆえ、砂の町までは共に行こう。
そこが戦地となったのならば、風の民をまとめる者として、吾は見届けねばならぬゆえ。
…じゃが、そこでお別れじゃ。
吾はジラルダンに残る気もないし、砦ではそろそろ痺れを切らす者もいよう。
[…はそう言って、少し泣きそうな、複雑な笑みを浮かべた]
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