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コメムシ プルプルが「時間を進める」を選択しました
【どこからその話が出たのか…1年生達の間で俺の話は瞬く間に広まっていた。現にセーも俺について問い詰められたようだ。
顔を見りゃわかるよ辛い思いしたんだろうな…
そんな奴とこれからもいたらこいつも…】
はっ、そんなの只の噂だろ?
それよりさ、俺もおまえに話あるんだが
なぁ、俺好きな奴いるんだ、おまえより全然美人な子。だからおまえと別れたい
【間違いではない。現に俺は今でもギルベルトを追っている
彼女はしばらく固まっていた。だが動いた瞬間彼女は俺に{3}
奇数:ビンタをする
偶数:カジキマグロをぶっ刺す
とそのまま走って消えていった。その背中を俺は引き止められなかった
ただその去っていく背中を見つめていた】
いってぇ…
【俺はそのまま公園に寄り道をした。
ブランコに座り軽く漕いだ。
そうだ…俺は今でもギルベルトが好きで…
間違いではない…間違いではなかったのに
−−−−−−−−なんでこんなに涙が出るんだろうな】
う…うっ…
【俺はセーの事も好きになってたのかもしれない。
だから嫌われるのは辛かった…
公園で泣いている姿が誰かに見られていたとしても俺はそのまま泣き続けていただろう。
そして俺は噂を聞いた1年からも避けられるようになり、またいつの間にか一人になっていた*】
―――さっそく本題に。
―――確かに現状、パイロットは1名足りません。
―――それを補うために、本田菊が参ります。
[特に『コメムシ』を見据えて、様子をうかがうように話始める]
―――引き継ぎ戦は、引き継ぎ先の世界の命運だけではなく、この世界の将来の命運も左右します。最終戦後で、引き継ぎ戦後でも敗北した場合、この世界にはそれ相応のペナルティが。
―――逆に言えば、より引き継ぎ戦で圧倒的勝利を治めるHEROのような戦いができれば、この世界が次に平行世界選定システムに組み込まれる可能性は低くなる
―――ええ、『コメムシ』さん、あなたのときと同じですよ。
―――中庸な強さの本田菊、私ですね、がそのままチュートリアル役を行うか、それともパイロットを新しく選出するか。
その判断権は、あなたたち人間にあります
―――とは言っても、これまで、本田菊ではなく他の者を選出してきた世界はありませんね。そうです、最終戦が終わったのに、わざわざ犠牲を出すことなんてないのですから。
[本田菊はつかつか、と床を歩き、2人掛けアンティークソファの右側に腰をかけて足を組む]
―――まぁ、最終戦が残っていますし、ひとまずは勝って頂かないと、担当している私の面目がたちませんから。
―――最終戦が勝利したらその後、餅役とチュートリアル役についての選定結果を聞きましょう。ああ、餅役は1つ願いことを私が叶えてさしあげますよ。
規則は2つ。
1)平行世界選定システムそのものに関与しない内容
2)餅役が餅をしている間のみその願いは叶う
―――それでは、最終戦楽しみにしていますよ。
[たった1人残された最後のパイロットに目を配る]
―――ご武運を。
私は最終戦の時にまた参上させていただきますので。
それでは。
[そう言い残し、本田菊の体は、一瞬にして消えた**]
― ザワールドコックピット内→? ―
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