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/*
……その後の復興ってあれね。
人狼騒動で減った村人云々じゃなく。道の復旧とか、橋の復旧とか。
…………多分、そういう土砂災害系の復旧って、かなり……時間かかるんじゃないかなぁ、と……。
只でさえ村の中に男手が少なくなりそうだし。
勿論向こうからアクション起こしてくれてエピですぐお迎えとかになれば全く問題ないし、其処まで含めて描写するのがいいならその方が良いんだろうけど。
(大概村同士は信じ合ってるだろうけど)昨日まで疑心暗鬼してた人達と、人は死んでないけど狼っぽい人は処刑したけどまだもうちょっと掛かりますよ待ってて下さいね、って。
……PCの心理を思うと、ちょっと……えーと、うん……この辺どうなのでしょうエピでご意見募集してみる……?
[だけど繋いだままの手に、気を遣わせてしまったのでしょうか]
あ……っ。
[立ち上がり談話室を出て行こうとするヤコブくんを止めようとして、どう言葉をかけていいのか判らずにまごついたままその背を見送る事しかできず]
………年下の子に気を遣わせるなんて、
私ったら駄目ですね。
[いつもの定位置に座るゲルトさんの隣に自分も腰を降ろし、
自己嫌悪のため息をつくのでした]
……どうか、リーザちゃんが、幸せになれますように。
ペーターくんが、よく眠れますように。早く熱が下がりますように。
ニコラスさんに……何事もありませんように…。
……ヤコブさんが、早く村に馴染んで、安心できますように。
お野菜がよく育ちますように。
カタリナの、次の試作品のチーズが上手くいきますように。
フリーデルさんに、安らぎと幸いがありますように。
神父様にも、神父様にとっての幸いがありますように。
オットーさんが、望むようなパンを焼けますように。
クララのお仕事が、早く終わりますように…。
ゲルトが、楽しい夢を見られますように。
[ベッドサイドの揺らめく蝋燭の灯りを見つめながら、
心に思いつくままに、小さな声で祈るように願いごとを口にしていく。]
/*
あああと、狼勝利でも全く問題無しか。
むしろその場合は、土砂崩ればっちこいだろうか。
……私が変な事考えすぎなだけかな。
ヨアが…お祖父様の亡くなったことから、立ち直れますように。
あ、今日打った腰も、大丈夫でありますように。
……そういえば、ヨアのあの傷……。
[ヨアの腰の手当てをした時に見た、まだ新しそうな傷。
その傷跡がふと思い出されて、何かが微かに脳裏をよぎったような気がしたけれど、それは気のせいかもしれないと思えるほどの一瞬。
掴もうとしても掴めない霧のように、次の瞬間には霧消してしまう。]
………。
……あの、噂が……本当ではありませんように。
決死隊の人達が、無事に戻ってこられますように…。
今日と同じ…平和な明日が、ありますように…。
……ふふ。
記憶もないのに、願いごとはたくさん、ね。
[噂が…と口にしたとき、背筋を走った奇妙な感覚を紛らわせようと、小さく苦笑して、ふと。]
[湿った地面を靴底で擦りながら、バケツを打ち鳴らし霧の中を歩き回る。
どれほどの時間、そうしていただろうか。
いつの間にか周囲に木の影が増え、森に──村の入り口近くまで来てしまっていることに気づく。そんな時。]
『 メー 』
[耳に届いた鳴き声に、ハッとする。]
ごはんだよー!出ておいでー!!
[カィンカィンとブリキのバケツが鳴る音に混じり、『メー、メー』と子羊の鳴き声。その音の方向を確認すると。]
よ、よおし……じっとしてろよ……逃げるなよー…。
[真っ白な視界の中、じりじりと歩みを進めるが。
靴底で確かめる地面は、どうも坂になっているようだ。気を抜けば滑り落ちてしまいそうな。
バケツを近くの地面に置き、周りの木に掴まりながら慎重に進む。
『 メー、メー 』という鳴き声が少しずつ大きくなってきて、確実に子羊との距離が縮まっていると思ったその時。
ミシッミシッと、奇妙な音が耳元で聞こえて。]
!!!
[次の瞬間、掴まっていた木ごと足場が崩れ。急斜面を滑り落ちていた。*]
──宿屋・裏──
[コンコン、と勝手口の扉を叩く音。
自分からは開けようとしない。なんせ、自分は酷い有様だったから。]
…………ただいま。
[誰かが扉を開けてくれたなら、全身泥だらけで、靴を片方なくし、解体途中のような肉を真っ赤な右手にぶら下げた娘を目にしただろう。]
[何を隠そう、ごきげんようという挨拶は、ここに来る直前にいた孤児院でブームになっていた挨拶である。昼夜時間を問わず使える挨拶だから、重宝して使い続けているのだ。]
・・・。
[クララが呼び止めようとしたらしいが、こちらも馴染みがない相手と何を話したらいいか分からないこともあって、多分声をかけられても、理由をつけてその場を離れた気しかしない。要するにクララは過剰に心配することはないのだが、残念ながら自分は伝える術を持たなかった。
慌しく食器を片付けると、懐から食事代を取り出し、カウンターに向かおうとする。確かそこに料金を入れる箱があった筈だ。]
……どうして、真っ先に願えないのかしら。
自分の――…。
記憶が戻りますように、って。
[願わないといけないはずなのに。思い出さないといけないはずなのに。何か大切なことを忘れているはずなのに。それでもやはり、
唇がそれを願う言葉を紡ぐことはできずに。
脳裏に霞がかかるように、意識がぼんやりとしてくるのを感じれば、
先程飲んだ薬が効いてきたのだと、いつもの安堵感に包まれる。
何かに縋るように自身の肩をぎゅっと抱きしめて、
やっと、眠りに身を委ねようと意識を手放した。]
/*
灰pt余ってるし、ボツの方を投下しておこう。
悩んでる間、他の人と絡める時間をどのくらい無駄にしたんだろうね自分は……(遠い目)
『 メー 』
[鳴き声が。突然、別の方向から聞こえた。]
ッ!!?
[おかしい。確かに真っ直ぐ歩いたと思ったのに。別の羊か?
いや。この村で羊を飼っているのは、私の家だけ。逃げ出した羊も、一匹だけだ。]
…………。
/*
[新たに鳴き声がした方向に、ソロソロと向かう。少しずつ大きくなってくる鳴き声。
けれど、また。]
『 メー 』
…………。
[子羊が移動した訳ではない、はずだ。
茂みをかきわけるような音も何も聞こえなかったし、何よりも一瞬前まで、すぐ目の前で鳴き声がしていたのに。]
……ハアッ、ハアッ、ハアッ。
[背中に、ゾクゾクと寒気が走る。
慎重に歩くから駄目なのかもしれない。一気に、走って、捕まえれば。
鳴き声が聞こえてくる方向に向けて、(記述はここで終わっている…)
?
[そのとき、宿屋の勝手口を叩いた音を聞いて、反射的に開けた。]
はいはい。どちらさんですがっと。
[客はこんなところから入らないから、村人だろう。おおかたオットーに違いない。もしかしたら、パンの配達かなんかで、両手がふさがってるのかなと、気楽にドアを開けた。]
[ため息をもう一度吐きそうになってしまい、口元を手で覆います。
ゲルトさんはそんな私を気遣ってか、少し濡れた赤い髪を一つ二つ撫でてくれて]
……ありがとう。
[彼の優しさに、ようやく笑みを作ることが出来ました]
そう言えば……あの話、本当になったのね。
みんな無事に戻ってくるといいけれど。
人狼なんて――……
[おとぎ話の話だと言いきれない何かが、その言葉には合って、最後まで言葉を紡ぐ事が出来ずに唇を噛んでしまいます]
なっ?!
[だがドアを開けた途端、凄い姿のカタリナが目に入って、驚愕のあまり思わず大声で叫んでしまった。]
どどど、どうしたんだよ?!その格好は?服着替えないと!怪我はないか?あああ、靴もかたっぽしか履いてないし。牧場行くって出て行ったのに、何があったんだ?
[普段は赤面して喋れないのに、さすがにカタリナが心配で、ものすごい早口で話しかけて、中に入るよう促した。]
「大丈夫だよ、クララさん」
え……?
[ぱちぱちと眸を瞬かせていると、
さらにゲルトさんは言葉を重ねて]
「人狼なんているわけないじゃん、みんな大げさだなあ……だよっ」
[それはいつぞやの会議の時の言葉。
ゲルトさんは楽天家に見えて、その実色々な人の心の機微に気づく優しい人でもあります。
だから、その言葉は私を慰めるためだけに彼が口にしてくれた言葉で]
……もう、ゲルトさんったら。
[あの時と同じように、私もくすくすと笑いました。
今は見咎める村長さんも長老もいません。
笑顔を取り戻した私へと得意げにウィンクするゲルトさんに、ますます好意が募ります]
/*
子羊は犠牲となったのだ(´・ω・`)
カタリナは今のとこ村側っぽいのかなー。
十六夜さんだったら実は赤だったと言われても全く驚かないけd
なにせ人狼騒動村で同陣営になった事ないですからね!!!
「クララさんが元気になったら、なんだか眠くなっちゃったな。
ふぁーあ……ねむいな……寝てていい?」
[何時もの口癖を口にして、ゲルトさんはソファにゴロリと横になります]
ちゃんとベッドで寝ないと風邪を引いちゃうわよ。
風邪引いてレジーナさんに叱られてもしらないから。
[ソファで本当に眠ろうとするゲルトさんを起して、ちゃんと部屋で寝る様に見送りながら]
……ありがとう、ゲルトさん。
[唇の形だけで三文字の言葉を、その背中へとそっと呟くのでした]
……あの霧の中で、ニコライさんが解った?
さっきの言葉と言い。……ゲルトさん、なんか変。
まあ……【人狼】でさえなければ、そう面倒な事にはならないはず。
問題は、【狂人】……ああ、でも。それもまた情報、かな?
[もし翌日人狼による死人が出ていて、本当にゲルトが協力者なら、少々拙い事にはなるだろうが。]
……なんて。
[元々は、長居に備えた気休めだ。他に怪しい人が居る訳でもなし。それで人と解って杞憂と笑うのが、一番だろう。
それはきっと、ニコラスの思い>>240とは、少々離れた所。
ならばまずは、どこから当たろうか。
談話室へ向かおうとして見つけたのは……アルビンの姿だった。]
― >>74へ ―
/*
……くそ、1dに備えて明日(というか今日)休み取ってるとは言え、ねむい……昼間ダウンしそうな予感。
そして、アルビンは大丈夫なんだろうか……むしろアルビンに纏めを用意しておいた方が良かったんだろうか……。
温泉で泥と血ぃ流したいなー……。それに、寒ぃし……。
[ぼそりと呟く。
そして誰かに状況の説明を求められたなら、
子羊を探して村の入り口近くまで行ってしまったこと、掴まっていた木ごと地面が崩れて急斜面を落ちてしまったこと、哀れ子羊は木の下敷きになって即死してしまったこと、あまりに勿体ないので手持ちのナイフで何とか解体して持ち帰ったことなどを話しただろう。]
いや、危なかった。下手したら子羊じゃなくて私が死ぬとこだった……。
[淡々と、そんな風に言うのだった。]
― 客室105前 ―
(確かめないと……どこまで知ってるのか)
(ゲルトは、私を脅したいのか……)
(それとも、それすらせずばらすつもりなのか……)
[自分が村を立ち去った後ならいい。
けれど、まだ目的は果たされてない。
それに、リーザとの約束もある。]
(できれば……取引で済めばいいけど……)
[扉に倒れ込むようにもたれ掛かりながら、この先どうするか、頭の中でぐるぐると巡り、何も、聞こえなかった。
だから、ゲルトが客室へ向かう所>>244を、見ていなかった。]
[見ていれば、もう少し早く“ゲルトの誤解を解く”事ができたかもしれないのに――]
・・・何でかな。
フリーデルさんは、優しいのに、怖くないの…。
[昨夜のフリーデルの思いやりのある言葉>>84を思い出せば、ほんのり胸の中が暖かくなるようで。
ネーベルに向かって、何か相談ごとでもするかのように話し掛ける。]
…怪我の後、看病して下さったから、かな?
[怪我の痛みや熱に魘されていた時、フリーデルの優しい手や微笑みに、どれだけ救われたか分からない。
怪我が治ったあとも、この村を離れなかったのは、こっそりとだけれど、姉のようにも友人のようにも慕う、彼女がいたことも理由の一つかもしれない。
だからこそ、彼女が時折、何かを思い出すような常とは違う瞳をすることは、密かに案じてもいた。]
―朝/宿内・部屋近く→裏口―
……あら。
この土、何かしら?
[部屋の前の廊下を掃除していると、ある部屋のドアの前に土>>21が落ちていて。
日常、廊下に良く落ちている靴底の土とは少し様子の違うそれに、普通ならこういう土は宿内に落ちないはずだけどな・・・と小首を傾ぐも、とりあえず掃除する。
外を先の掃除を始めた上、一人なのでいつもより時間がかかっているから、起きて土を目にした人は、他にもいたかもしれない。]
105号室…誰のお部屋だったかしら?
[植木鉢でも持ち込んでいるのかな? あんまり土が落ちないようにしてもらえるといいのだけれど…と、とりあえず部屋番号を覚えておいて、後で宿帳を見てみようと思っていた時。]
/*何事も無く、今回も今回で海跨ぎ完了!
……桜守と云い、人狼騒動の時って高確立で1日海跨いでる気がする僕。
とりあえずわかったことは。リーザ。
う ら な い か よ !!?www
いやや、人狼だとばかり思って、まさか対極だとは予測つけてすらいなかったのでござるにゃあ!
/* 連投すみません><。
そして最後、表情かえるのわすれちゃいました。
と、とりあえず現在軸に追いつけて、ほっ。
[カタリナの反応に、へ?そこ?と何かまぬけな返事をしそうになった。確かにカタリナの前だとほとんど喋らない自覚はあるが、第一声で驚かれるとは思わなかった。
そんな全く関係ないことを考えている内に脳みそが冷えたらしい。カタリナの頼みに頷く頃には、冷静な口調に戻っていた。]
ああ、わがっただ。あんまり怪我してねぇのは不幸中の幸いだっただな。肉はわしに任せて。
服・・・は。すまんが見当がつかんな。んー、こっちはパメラに頼むとすっか。多分宿屋のどっかにいると思うし。
[そう答えると、パメラの名前を呼ぶ>>243。返事がなければ探しに行こうと思っていたが、幸いすぐ返事が返ってきて、ほっと安堵した。]
あ、よがっただ。ちょうど近くにいたみたいだな。
[では自分は頼まれた肉の塊を、と受け取ろうとした矢先。自分の声を聞きつけて、クララがやってきた。]
あ、これは・・・。
[カタリナにもっと詳しい話を聞きだそうとしたが、それより先にクララの体が揺れる。]
危ねぇ!
[倒れる体を見て、手を伸ばそうとしたら、タイミングよくパメラがやってきて、クララの体を支えてくれた。]
ありがとな、パメラ。
でもよぐ考えんでも、人によっでは衝撃的な格好だもんな。・・・大げさに騒いだわしが悪かっただよ。謝らんと。
[クララの名前を呼ぶカタリナに、申し訳ない顔をしてぺこりと頭を下げる。]
[騒ぎを耳にしたのだろう、ゲルト・・他にも誰かいたかもしれない・・が駆けつけてきた。]
「分かった、任せてよ。」
[パメラから依頼を受けたゲルトは、珍しくきりりと引き締まった表情で、てきぱきクララをお姫様抱っこすると、談話室のソファに運んで寝かしつけた。]
んだば、その肉はわしが持ってくだ。
[ようやく頼まれた肉を受け取って、厨房のまな板の上に運んだ。]
そんなことがあったんだか。大変だったな。
[カタリナから事の顛末を聞くと、労わりの言葉を口にする。牧場に行ったのは、羊の様子を見に行ったのかと内心納得している。
カタリナの無事を喜ぶパメラに、わしもそう思うと同意しつつ。寒いと訴えるカタリナに、首に巻いたままだったタオルを差し出した。]
よがったら、これ使ってけれ。どうせわしが作業用に使おうとたまたま持っでだ奴だから、汚れたら気にせず捨ててくれて構わねぇだ。
つまり、わし達は村の中で完全に孤立してしまっただ。
[弧を描く唇で嬉しそうに最も重要な結論を口にすると、ぐっと気持ちを引き締める。]
これは、以前に遭遇した騒ぎによく似てる。
誰からともなく囁かれる人狼の噂。
次第に浮き足立つ人々の怯えた表情。
そして偶然なのか、あるいは運命なのか。・・・突然現れる閉鎖的空間。そこにいる村人達の中には何故か、しっかり人狼が混ざっている。
[詩を読み上げるように、陶然と囁けば。次第に周囲の空気は温度を下げ、その場にいるだけで切り刻まれるような鋭さを発してくる。]
・・・月が最も輝く瞬間が訪れた。そう、今宵は満月《デァ フォルモント(der Vollmond)》。アルテミスが頭上で妖艶な微笑を浮かべている。
我々が行動を起こすのに、最も最適な夜だと思うが、どうだ?
[普段とは全く違う、透明な気を発して仲間に呼びかけた。]
/*ってな訳で、霧以外にも村孤立の要因が発生したぜこれはチャンス☆、な提案をしてみただ。
推定占い師さんの位置的に、わし、表で人狼COすっと美味しいから、ゆってええだか?
[わふわふ。お目目きらきら☆尻尾ふりふり状態。]
/*っていうか、調べてみて初めて分かっただが、ドイツ語で月には男性名詞の定冠詞がついて、フランス語だと月には女性名詞の定冠詞がつくだな。
うん!(爽。
元々ドイツ語を喋ってた設定なやこっちが、フランス語勉強すんの面倒くせぇ!と思った理由がよく分かる。(何。
― 翌朝・宿屋205室 ―
[あれ程眠る事を拒んだのに。
その朝は不思議と、悪夢も無い爽やかな物だった。
暖かい布団と、霧の合間を縫う柔らかい光。
窓からの隙間風にぶるりと肩を震わせ、布団を頭まで被り直した。
部屋の外、建物の下の方からは賑やかな声。
すぐ真下にも部屋があるのか。誰かの話し声が聞こえるが、詳しい内容までは聞き取れない。
再び布団から顔だけを出し、辺りを眺めて。
ここは霧霞の村にある宿屋である事を再認識した]
[下では恐らく、朝食を取る時間帯だが、今の腹具合は――――生憎、然程。昨日が食べ過ぎた方かも知れない。
下へ降りる気にもなれず、少年は身を起こし、唯ぼんやりと天井を眺めていた]
カタリナさん……
僕、やっぱり怒らせてたよね。
[初めに思い浮かべた人は、この村に来て最初に出会う遠縁の少女。
あれだけ彼女の好意に対して渋り、最後にはむすっと渋面になっていた]
でも……。
[体に掛かる布団を掻き抱いて、きゅうと両腕で抱きしめる。
そのまま、もこもこした布団に、少年は顔を埋めて]
うれし、かったなぁ……。
あたたかくて、たのしくて。
[そういえば。今朝目が覚めた時。
両腕でいつも抱きしめてた絵本は、必要無かった]
…………けど。
僕の事を知ったら。たぶん。
カタリナさんでも、ヨアヒムさんでも。
この村の方々も、僕を……。
[布団を抱きしめる両腕が、微かに震える]
それとも。
…………しんじて。
いいの、かなぁ……?
[この人たちなら、信じてもいいのだろうか。
あの人は、結局罪は罪と断じるのか。
それとも……]
…………。
………………。
……………………僕も。これ以上は、疲れたや。
[ころん、と再びベッドに身を横たえた時。
掻き抱いていた布団は、歪に拉げた形のまま、少年の上に広がった]
――どうしてですか?
[ヨアヒムの手がドアノブに触れる直前を見計らい、少年はその背に声を投げた]
どうして、そんなに僕なんかに親切にして下さるのですか?
昨日初めて会ったばかりなのに。ヨアヒムさんだけじゃないです。皆さん。
僕みたいな、見ず知らずに過ぎないヨソモノに。
[昨夜の最後に、少年が垣間見せた少し淋しげな表情とは似合わない。
ゆっくりと身を起こした少年は、声も表情も、感情の窺い難い平坦な物]
僕が、行き場所も無い子供だからなのですか?
もし、僕にまだ行き場所の余地があったり。
或いは、僕が大人なら。
例えば、せめてヨアヒムさん位の年なら。
それでも、この村の皆さんは、僕に親切にしてくれたのでしょうか。
[滔々と、但し流れる様な滑らかさで呟かれる少年の言葉は。
疑問、と云うよりは独白に近く、但し、独白と云う程答えを丸きり求めていない訳でもない響きだった]
でも。
……凄く。凄く、嬉しいんです。
こんなにも、親切にされた事は、有りませんでしたから。
[きゅ、と握り締めた拳が、手の平に収まるだけの布団に、軽く爪を立てている。
同時に、少年の表情が少しだけ翳りを持つ]
何処の村に回されても、僕は迷惑がられました。
それはヨソモノだと云う以上に。
優しくなんて、される価値が僕には無かったから。
[少年の足がベッドから降りる。
身体ごと、ヨアヒムへまっすぐに向いて、少年は薄く笑顔を浮かべた]
/* ガチ村でやったらBANものだよねえ……!きゃあい!
ヨアヒムさん狼さんな気しかしないから、一発で騙りがバレそうな気しかしないけど!
ショタというなの捨て駒カードを全力進呈する勢いで人狼騙りとか暴挙にすすみでたよ!
まだ1日目だし、2日目からが本番。
これが拡散したらペーターは100%死ぬと断言できる!w
/*格好いい、スマートなRPしたりロール回したりしたいなーと思うでるが。発言の中で自分で格好いいとかスマートとか言うのは、段々気が引けてきた今日この頃。
年取ったのかねわしも。(何。
/*
昨日は爆睡してたー!!
COはいいと思う。
さっきの流れから、そのままキリングまで繋げやすそうだし。
村の人達も、占いや処刑先決めるのに狼の位置把握してた方がやりやすいだろうし、ね。
と言いつつ、もう少しこっそり隠れていようと思う僕なのでした。
[ ヤコブに申し訳ない顔で頭を下げられれば
>>266、ううん、と微笑んで首を横に振り。]
謝るようなことじゃないわ、大丈夫よ。
人間は・・・普通は、血まみれ手や、
あんな格好や、生々しい肉には慣れていないもの、ね。
羊を飼育しているカタリナはともかく、
ヤコブさんも、クララも・・・驚いても無理はないわ。
[だから気にしなくて大丈夫よ、むしろ呼んでくれてありがとう、とヤコブに微笑みかけて。
彼が厨房に運んでくれた、解体されたばかりの、
鮮やかな血色を残す子羊の肉を見た瞬間、眉を顰めて何かを思い出すような表情になったが、動じる様子はなくナイフを突き立てた。」
[ ヤコブに申し訳ない顔で頭を下げられれば
>>266、ううん、と微笑んで首を横に振り。]
謝るようなことじゃないわ、大丈夫よ。
人間は・・普通は、血まみれ手や、
あんな格好や、生々しい肉には慣れていないもの、ね。
羊を飼育しているカタリナはともかく、
ヤコブさんも、クララも・・・驚いても無理はないわ。
[だから気にしなくて大丈夫よ、むしろ呼んでくれてありがとう、とヤコブに微笑みかけて。
彼が運んでくれたまな板の上の、鮮やかな血色を残す子羊の肉を見た瞬間、眉を顰めて何かを思い出すような表情になるも、ナイフを突き立て、小さな肉塊へと切り分けていく。]
/*
赤はペタ・パメ・フリかなぁ。霊能者と狩人わからん。
変態神父がいかにも怪しいけど、実は村側とかよくある話だよね!!
/* ちょっとだけ、遊びを・・・。
人間は・・・の後には、「普通は、」あり。
霊能者なので、こういうのには普通の人より少し慣れているが故の、記憶はないけれど、無意識発言。
眉を顰めて思い出しているのは、赤い悪夢。
― ??? ―
嘘……だろ。
[アルビンはぺたりと膝をつけた。
小さくとも穏やかであったかだった村。
常に笑顔で満ち溢れていた村。
つい一週間前までは。
―――――――――――――それが今は。]
うぅ……。
[鼻をつく血臭に耐えながら、なんとか彼女の家に向かった。
彼女の待っているはずだった、数週間後には小さな雑貨の店になるはずだったあの家に。
けれども待っていたものは……。]
う。
[彼女は確かに待っていた。]
う…あ……。
[アルビンの好物ばかりを作って。食卓に綺麗に並べて。
それらはほとんどが冷めてしまっていたが、まだ湯気を立てているものもあった。
そのあたたかな食卓の前に。
物言わぬ死体となって。]
/*ヨアヒム、おはよー。お疲れ様だよ。(どさくさに紛れてむぎゅーっと抱きつき。
んだな、わしが表に出るだ。ちょうどパメラが美味しい振りしてくれとるしー!
>村の人達も、占いや処刑先決めるのに狼の位置把握してた方がやりやすいだろうし、ね。
これには超同意。
だども、二人同時に表に出る必要はないつーのがわしの考えだ。ヨアヒムもすぐ占い吊りされそうな位置でねぇと思うし。
― 宿屋・自室(101号室) ―
[頬に流れる生ぬるい水を感じて、目が覚めた。
手をぎゅっと握る。
自分の手にはまだ残っているあの優しかったぬくもりを逃したくなくて。]
……後、ほんの1時間だったんだ。
[おそらくはそれぐらい。
ほんの1時間帰ってくるのが早かっただけで、彼女を救えたかもしれないのに。]
まるで、聖書の中の生贄の子羊みたい、ね。
……Agnus Dei ,dona eis requiem …。
[子羊を切り分けながら、ふいに口をついて出るのは、
神の子羊よ、どうか安らかに、という、教会でも歌われる神羊誦 の一節。]
かわいそうな子羊…でも、あなたの死は無駄にはしないわ。
あなたの血肉は、誰かを養う。
誰かの命を長らえる糧となるのだから。
[まだヤコブがそこにいたなら、少しはっとした様子で、手を止めて。]
教会や聖書の教えでは、
獣には魂がないといわれるけれど・・・
どうしてかしら、私はそうは思えないの・・・。
[自分でも不思議そうに、首を傾げて。
ネーベルとよくおしゃべりしたりするからかしら?と呟いて微笑んだ。]
/*
ゆおさん主催の村なのに、PC同士の桃に乏しい……だと……
いやまあ、うん、ニコラスも恋愛できないキャラだからね……
男性恐怖症なんで
喋ったりするのは平気、買い物の時とかにちょっと手が触れるのはまあなんとか大丈夫だけど、頭や肩に触られたらもう無理
[少女が薬について伝えるのに苦労しているようなら。]
[ノートにこう書いてあげるだろう。]
Мазь:Salbe(傷薬)
Бинт:Verband(包帯)
Antifebrile:Antifebrile(解熱剤)
(こちらの言語と一緒です)
Stomach медицина:Vertrage Medizin(胃薬)
/*
ロシア語わかる人きたーーー
いやね、さりぷるロシアの世界観大好きなので、ついリーザのロシア後トークに乗っかってしまったというかね、ロシア人ハーフ設定作ってた頃の名残というかね……
― 客室105 ―
……はあ……。
[ゲルトと話をせねばならない。
けれど、今は談話室で談笑中か、自分の客室で寝ているか……いずれにしても、話をする事は叶わないだろう。]
[ゲルトの事は、少しだけ知っている。
直接話をした事はなかったけれど……自分とそんなに歳は離れていない風の少年で、特に日中は屋外だろうが所構わず眠りこけていた。それでいて、夜遅くになると目が冴えてしまうのだろう、村の外を散歩している事がしばしばあった。]
[なぜ知っているかって――……狩りの成果が芳しくなく、稼ぎが少なかった、もしくは無かった時は、真冬だろうが家で寝かせて貰えなくて、母の墓標の傍で夜を明かしていた為、時折見かけていたからだ。]
話をするなら、夜、だな……。
/*そして、プロからそうかなーと思ってたリーザちゃんが占い師で、ニコラスさんが狩人さんなら、
今回は、占い師より長生きする霊能者にならなくてすみそうな予感…よかった><。
今はまだ、捕まりたくはない、けど……
[ゲルトが自分の事を他の人に喋ってしまわないか、気にはなるけれど――]
とにかく、夜まで大人しく待つしかない、か……。
[気がつけば、クロークの下は汗でぐっしょりだった。
湯浴みをしたい。服も洗いたい。]
……朝風呂には遅いし……行ってくるかな。
[“ニカ”である事を知られるのが、良くない事であって――性別がバレる事自体がまずい訳でもない。ただ、出来ることなら、知られずに済むのが、一番だけれど。]
[できれば誰もいない事を願いつつ、そろりと部屋を出て、浴室へ向かった*]
[大丈夫と微笑んで首を横に振るパメラに無言で苦笑する。普通は、と言われて、そうだろうなと思いつつも。驚いて無理もないというパメラに、真実を告げる気にはなれなかった。]
・・・。
[自分が大声を出したのは、血や生々しい肉に驚いたのではなく。カタリナの身に何か悪いことが起きたのではないか、という心配からだっただと。
その証拠に、カタリナからすぐ肉を受け取って厨房に運んでいる。本当に血や肉に慣れていないなら、それすらできるか怪しいと思う。・・・もしかするとパメラは、クララが倒れた理由と自分が驚いたそれとを同一視しているのでは?]
嗚呼、そう言っでもらえるど気が楽になるだ。ありがとうな。
[口にするのは、パメラに対するお礼のみ。
血は慣れている、以前の騒動で散々・・・とは思っていても、パメラが己を普通の人間と判断しているならば、わざわざ否定する必要はない。]
/*
せっかくだから、リーザちゃんに合わせてロシア語で祈りを唱えるのも考えたのですが、
ロシア語は、中の人はヒアリングは少しできるけど、スペリングはほぼアウトです・・・。
パメラは逆に、設定的には、いろんな国の
議事録を呼んでいてもおかしくないから、
リーディングやスペリングは出来そうな気も…?
[しかし羊の肉の解体に立ち会っても、自分はパメラの手伝いはできない。あたりに立ち込める血の匂いに、わずか顔をしかめつつ、水を一杯飲んでその場を立ち去ろうとした。]
・・・?
[だが、パメラが口にした生贄の羊が耳に飛び込んできて、ふっと振り返る。その途端、パメラがハッとするのが分かった。]
・・・いや、わしもパメラとおんなじ気持ちだあ。ケモノにも魂があると思うだよ。
[心の底からしみじみと頷く。]
むしろ、嘘をつかない分ヒトより純粋なのかもしんね。ヒトは本当に面倒だでよ。表に出ている態度と、腹の底が全然違うだなんてよぐあるごどだで。
・・・だから、わしも。
[ふうとため息をついて、一旦言葉を切る。]
わしも、獣と接する方が気楽に思うこともあるだでよ。・・・自分でも問題あるなっで笑っちまうだが。
[・・・言っても詮無きことだが。もし、もしもだ。自分が純粋なケモノとして生まれていたら、事態はもっと簡単だったろう。
己が生き延びるために。仲間を守るために。狩りを行い、血にまみれることを、まるで息をするが如く当然と考えたに違いない。
だが残念なことに、己にはヒトとしての意識がある。必要なことだと割り切っても、狩りと生贄を屠る行動に罪悪感を感じてしまう。己はヒトにとって悪いケモノだと自覚があるというのに。
だが、必要だったら嘘だってつくし。犠牲にした屍が累々と連なる道を歩き続けるような、利己的な行動だって取る。そんなヒトとしての悪い面をも併せ持っていた。
・・・本当に救いようがない。
立ちこめる血の匂いに触発されたのか、人と狼との間で揺れる心を持て余して、苦笑するしかなかった。]
・・・今度また、ネーベルに好物のりんご持って、挨拶しに行くだよ。
[だが内心の葛藤を綺麗に隠して、パメラの前では静かに笑ってみせた。]
/* あ、ヤコブさん、やっぱり狼さんですか?
いつもの中の人とちょっと違うのと、
猪肉食べてなかったから・・でも設定ブラフっぽくもあるかな・・・?
わくわく♪
/*わおん。おおかみさんだよー。
[目が真ん丸くて、黒い毛並みのちっこい狼が、舌をはっはと出して呼吸をしつつ、尻尾ぱたぱたー。]
おまっ、これじゃ只のわんこじゃね?とか言うなよ?
絶対言うんじゃねえ!
それにしても、カタリナさんの話を聞く限り、霧は相当酷いことになっているようですね。
これは、村の外に出ることを考えるのは危険そうです。
私も何度か濃霧のときに村を出ようとしたことがありますけどね。
霧で視界が悪い上に足元がしっかりしてないので、危ないです。
私も足を滑らせて、転びそうになったのを無理に立て直したから、足首がこぉーんなに腫れるような捻挫になってしまってね。
しばらく様子を見た方が良さそうです。
[そこに誰か人がいるのならそう話しかけるだろう。]
/*わしは匿名メモ、
・メモポップアップできても、見落とす可能性がある。
・プレビューがなくて、誤爆する可能性がある。
・実際に誤爆すると、当然だが前のメモの内容が消える。
特に最後の理由がものすごくデメリットに思える面倒陣営だから、積極的に匿名メモ使わないようにしでるだー。
表でCOすて、ちっと気楽になっただよ。ただしバレバレだお前わ!とか言われても、反省はしない!(きりり。(どやっ。
[外の世界を知らない>>200を聞けば、抱えたままの本を抱く力が強くなる。
言えない、オットーさんには言えない。
オットーさんの生活に、この日常に、余計な不安をこれ以上ねじ込むような事はできない。
二人きりである事の気の緩みから、思わず過去の出来事をぶちまけてしまいたい気持ちが湧き上がっていたが、すんでの所で胸の内に押し込む。]
行きましょうか。
[霧の中を宿まで案内してもらう道中。
話したとしてもそれは、他愛も無い「日常」の事だっただろう。]
/*・・・すみません、本当は、
白状すると、
中の人の怖い描写スキルが
ほぼない為もあります・・・
こわいの、不得意で・・・><。
んだば、あとはよろしぐ。
[パメラとの意思疎通に微妙なすれ違いが発生しているのに気づかず会話を終了させると、クララの様子はどうか見に行こうと談話室に向かう。]
あ、ど、どうも。ごきげんよう。
[アルビンの姿を見つけると、緊張しつつも丁寧に挨拶する。村を訪れる行商人の中では、よく顔を合わせる方であるが、やはり人見知りは発動してしまう。
しかし霧のとき村をでようとするとどうなるか、興味深そうな顔で聞き入る。]
ふむ。わしは今、養父母《両親》の外出の留守番しているだで、村の外に出る予定はないだが。やっぱり思った以上に危険なんだな。
っていうか、今村の中にいる人はその話聞けば、気ぃつけんとって用心するだろうけども、もし外から村に入ってくる人や、村に戻ってくる人に何かあったら心配だよ。
[しおらしい表情で呟き、最後に聞こえるか聞こえないかの小声で追加する。]
・・・この霧なら、無理矢理戻ろうって人はまずいないだろうと思うけんども。
[段々鋭敏になってくる、以前の能力を取り戻しつつある聴覚が、アルビンの呟きを拾った。
”山影の村は、わしのせいでねぇだなあ。”と胸の内だけで呟きつつ。口にするのは別の話題。]
あ、そだ。アルビンさんが来たら、新しい本買っといてぐれっで養母《かあ》さんに言われてるだよ。何かいい本、あるだか?
[ついでに言うと、養母はめろんめろんに甘いラブストーリーが好きである。何が書いてあるのかと好奇心から、一度こっそり覗いたことがあるが。じゅてーむ・もなむー等が出てくる言語で書かれたその本は、なまじっか意味が分かるだけに恥ずか死んだ。]
[もし、ヤコブに「そこ驚く?」などと言われていたら、きっと「だって、最初誰かと思ったし」なんて返しただろう。
自分と喋ってくれたことが嬉しくて、つい口に出してしまったことは内緒だけど。]
ん、ありがと。
[任せてと言ってくれたので>>265、血まみれの手で子羊の肉を手渡そうとしたが。
やってきたクララが自分を見て倒れてしまったので、足のところを掴んだままブーラブラさせてしまうことに。
ヤコブが申し訳なさそうに謝るのを聞くと>>266少し慌て。]
おい、クララのことは私のせいだろ。ヤコブは悪くねーよ。
[と、ヤコブに言った。]
……大丈夫?
[何かを堪えるような様子(>>300)に、怪訝を浮かべて]
どこか痛むなら、神父さんを呼びに……、
[行きましょうと彼女が立ち上がったのは、言い終える前。
どこか釈然としないものを感じながらも、遅れて、腰を上げて]
……なんだろね、昨日といい。
[微かに、呟いた。様子が変なのは、判る。
けれど、それが何なのかまでは判らないし、そこに踏み込んでいいものかどうかも判らない。
彼女がなにも言わないのなら、きっと、立ち入るべきではないのだろう。
それはそれで寂しくはあるが、なんのかのといっても、自分はただのパン職人でしかないのだし]
[――時折、思わなくもない。
この村にいるのは"オットー"という個人ではなく、"ベッカー"≪パン屋≫なのだと。
パン屋の長男として生まれたときから、後を継ぐ未来は決まっていて。
この先もずっとパンを焼き続け、死ぬまで変わらない日常を続けるのだろう。
何も変わらないし、変えようがない――ベッカー家の人間がこの村でパンを焼くのは、伝統だから。
そんな、ある種の諦めを抱いたのは、いつの頃だったろうか――……]
――……ああ、ごめん。行こうか。
[ぼうっとしていたのを、訝しがられなければいいが。
誤魔化すように足を速めて、教会の外に広がる白のなかへと]
[強い酒精の香りに、遠のいた意識が戻ってくるのを感じます。
薄らと眸を開ければ、間近にアルビンさんの顔が見えて、
すぐ傍に異性の顔があると言う状況に火照ってしまう頬を両手で包みました]
え、えと……アルビンさん?
[どうして此処に?
と、問う前に緩められた衣服と、それから先ほど見たカタリナちゃんの姿が一気にフラッシュバックしてしまいます]
[温泉の湯を使っている浴室へと向かいながら、自分の行動を振り返る。]
潰す予定もなかった子羊、死なしちまうなんて……。くっそう。
[『羊飼いが羊を守れなくてどーする!』
歳の割りに元気な、祖父がよく言っていた言葉が甦る。]
そういや、濃霧になる前に帰ってくるって言ってたのにさ……。嘘ばっかだな。
(……あーあ。じいちゃんが居れば、あんまり狼のこと心配しなくていいのに。)
[胸中で呟く。
出発前>>0:18に、『なあに、狼なんぞ儂が返り討ちにしてくれるわ!』と笑いながら言っていた祖父の姿を思い出す。
大っぴらにはしていなかったようだが、若い頃は凄腕だったとか、カタリナにはよく話してくれていたのだ。]
──宿屋・浴室──
[脱衣所に入ると、さっさと泥や血を落としたくてパパッと服を脱ぐ。
素っ裸になると、泥だらけの服を汚れを内側にして丸め。
──日の高い内からバスタイムしてる奴なんていねーだろう。
そう思い込んでいたから周囲や浴室に全く注意を払わず、石鹸だけ手に持って、浴室の扉をバーンと開いた。]
あ、カタリナちゃん…っ!
カタリナちゃんが……っ!!
[先ほど見た彼女の惨状を、言葉拙くも告げるでしょう。
だけどそれは自分の勘違いだと。
そう諭されれば、
幼いころの記憶から妙に納得するところもあり]
やだ……私、また。
しかも勘違いで気絶だなんて……カタリナちゃんに悪い事をしてしまったわね。
[昔から変わらない自分の早とちりのせいで叱られてきたカタリナへの申し訳なさに、
深く深くため息を一つ吐くのでした]
― 脱衣所 ―
[衣類を入れる籠に何もないところを見ると、今は誰もいないようだ。
そそくさとクロークと装束を脱ぎ、さらしを外す。着替えは一着しか持ってなかったので、とりあえず部屋に備え付けてあった寝巻を持ってきた。クロークを上に羽織ってしまえばほとんど見えまい。]
[首飾りには革と銀が使われているので、入浴の時は外している。さらしと共に、寝巻の下へと隠しておいた。]
[タオルで身体を隠しながら、外へ繋がる扉を開いた。]
― 温泉 ―
うわ、寒っ。
……でも、ふふ、密かに入ってみたかったんだよね、ここ。
[外気が肌へ触れ、思わず身震いするも。
昔は入る機会などなかった温泉に、目を輝かせ。]
[身体の汚れと汗を洗い落とすと、髪をまとめ、湯船へと身を沈めた。]
…………。
[長い前髪も、一緒にまとめられていて――
その下――額から左眉の上辺りに、大きな切り傷のようなものがあるのも、今は晒された状態だった。]
[アルビンさんの呟きは自己嫌悪に陥る私の耳には届く事はなく、
だから山影の村での事など私には気づく由もありません。
こんな事がなければゆっくりとアルビンさんと図書館に入荷する本の話をしたいところではありましたが、
今はカタリナちゃんに謝る事が先です]
私、カタリナちゃんの所に行ってきます。
[きっと身体や顔の汚れを落とすために、彼女はお風呂に向かっている事でしょう。
アルビンさんやヤコブくんに挨拶をした後、
私は浴室へ向かって談話室を飛び出して行くのでした]
― 宿・浴室の前 ―
カタリナちゃん、さっきはごめんなさい!
私ったらまた勘違いしちゃって……その、もう平気だから……だから、ごめんね?
[入浴中だとしたら。
または着替え中だとしたらいけないと思い、扉を隔てたまま声をかけます。
その時ばーんと勢いよく開いたのだろう大きな音と、それから続く甲高い悲鳴のような声が聞こえて]
カタリナちゃん――……っ!?
[私は我を忘れて、浴室の中へと飛び込んでしまうのでした]
大丈夫! それは私も、よ。
ネーベルと一緒にいる時は、とても気持ちが楽だもの・・・。
ネーベルは嘘をつかないし、誰のことも憎んだりしない・・・。
それに多分・・・。
記憶がなくても、私をそのまま愛してくれるのなんて、
ネーベルだけだと思うから・・・。
[獣と接する方が気が楽なのが問題>>294・・・と言われれば、それが問題だったら、自分にとっても大問題だと、小さく破顔して。
白い馬の愛情や信頼に溢れる瞳を思い出して、微かに瞳を潤ませる。]
ありがとう。ネーベルね、
ヤコブさんのことが大好きみたいなの。
ヤコブさんが話しかけてくれると、とても嬉しそうだから。
一応、女の子だし、ね。
[ネーベルに挨拶しに行くという言葉には、ヤコブの内心の葛藤を覗うことはできずに、嬉しそうな表情を浮かべ。あとはよろしく、と言われれば、ありがとう、と心からの感謝を告げて見送り。]
僕だって、何の取り柄もない子供だったよ。
でも、皆が優しくしてくれてたから、こうして僕も人に優しくできる。
だから、そんなに気にする事はないんだ。
―― 205号室→談話室 ――
……薬飲む水忘れてきちゃったな。
ちょっと、取ってくる!
[そう言って一声かけて、一度部屋の外へ。
階段を幾分注意しながら下りれば、談話室でカタリナが居ない事に、ふと首を傾げた。]
…………羊の様子でも見に行ったのかな。
[そう呟きながら、改めてグラスに水を入れ、薬を持ってペーターの処に戻ろうかと。
途中、パメラの姿が見えれば、ペーターの様子を報告する事だろう。]
多分、熱のせいだと思うんだけど。
変な事を言っているようだし……。
薬飲ませて、寝かしつけてきます。
[そう言い残せば、再びペーターの部屋へと向かった。]
―― 205号室 ――
はい、薬と水。
少しでも食べて、これ飲んで寝る。
それが一番。
[再びペーターの部屋に戻った時には、その面には穏やかな笑みが浮かんでいた。]
……いいか、ペーター。
自分の事を、そんな風に言うもんじゃない。
今は妙な噂が流れているから、どんな事が疑心暗鬼の種になるか、わからないんだ。
[そう呟けば、僅かに表情を翳らせる。]
……僕の両親は、人狼じゃないかと言われ、処刑されてしまったから、さ――…。
[静かに告げながらも。
その表情には、寂しさも何の感情も浮かんではいなかった。
あまりに幼い頃すぎて、両親に関しては、何の記憶も残ってはいなかったから――。]
証拠が無くとも、人狼じゃないかって疑いがかかれば、殺されてしまう。
だから……。
[あまり人には言ったらダメだよ、と、苦笑い混じりに告げながらも。
村のこれからを思えば、不安からか、表情が翳るのだった。]
……にしても、ゲルトが妙な事を言ってるのかぁ。
あのゲルトが、ねぇ……。
[普段、居眠りをしてばかりの彼がそんな事を言ってるところは、いまいち想像がつかず。
僅かに首を傾げる。]
邪魔なのだとしたら――…。
[そこから先の言葉は飲み込みながらも。
琥珀色の瞳が、怪しい光を湛えた。]
―朝:教会→宿 霧中―
[教会を訪れるときよりも濃くなった霧に、眉を顰める。
早朝から気温が上がれば、大抵、霧は薄くなるものなのだけれど。
どういうことなのかと訝しみ、不吉にも思えたが、ともかく霧が濃くなったことは現実で]
――あんまり離れないでね、はぐれたら大変だから。
なんなら、服にでもつかまっていて。
[そうして、ゆるり、霧の中。
白く塗り潰された世界には、弛んだ地面を踏む足音だけ]
――冬の霧は、芯から冷えるよね。
温泉があるからまだいいけど――、
そうそう、温泉といえばこのあいだ、温泉でゲルトと一緒になったんだけど……、
[道中、選ぶ話題は下らない笑い話や日常のことばかり。
不吉な話が不吉を呼ぶなんて、信じているわけではないけれど。
それでも、こんな霧のなかで怪物の噂なんて、ちょっとばかり雰囲気があり過ぎるというもので]
……今は何も考えずに、ゆっくり休んだらいい。
薬飲んだら、少し眠くなるかもしれないから。
また、後で様子を見に来るからさ。
[そうペーターに声をかけ、部屋の出口へと向かう。
扉を開け、廊下へと出れば。
思い出したように、一声残した。]
……薬飲む前に、少しでも食べておくんだぞー。
あ……。
な、なぁんだ……羊の血、かぁ……。
[ホッと安堵の表情を浮かべつつ、慌ててここまで来た事を少し恥ずかしがり、視線を逸らす。]
あ、ペーターには薬飲んで寝るようにって言ってあります。
[そう告げて、談話室へと向かった。]
―― 談話室 ――
[談話室へと入れば、ソファでブランケットを被ってうとうととするゲルトを発見し。
隣に座れば、そのブランケットを引っ張って、自らもソファに身を沈めた。**]
/* パメラ人狼、そっちかああああ!!!
と云うことは、これはヨアヒムさんとパメラさんなのかな。
今回はまだ1日目だからか、能力者の所在がまだつかめない。というより僕がまだログ読み込めてないのかもだけど。
はい、そして僕は積極的に皆さんの役職予想を混乱させてる現状。
[時間的にも、誰も入ってこないだろうと油断していたところはあったのと、扉の音に非常に驚いた為に、一瞬動きが止まってしまっていた。]
[そして、そこへ更なる来客が>>322]
[湯気で姿ははっきりとは見えないが、カタリナちゃんと言っている……“バァーン!”の主は彼女だったか、と妙に納得した。
もう一人の声は……今朝方聞いた気がする。とにかく、二人共女性だ。]
…………。
[安堵の息のようなものが漏れる。]
あ、の、すみません、先にお湯を頂いてしまっていまして……
ぼ、僕は何も見ていませんので……
[男のフリ、男のフリ……と、低めの声を作るが、先の悲鳴についてはどう思われるだろうか**]
[アルビンからクララの様子を確認して、頭を下げる。]
ああ、手助けどうもありがとうだよ。こういう場合、わしはどうしたらいいのがよぐわがらねぇ。
[出入りが困難との返事には、ただ無言で頷くのみだったが、表情は真剣だった。アルビンの目にはどう映ったか知らないが、途中で誰かに邪魔されたくないからなと思いが、自然と態度に表れてしまっていた。]
そんなにあるだか。んだば、それ全部。あどになって買ってない本読みだがったって言われたぐねぇし。
[小説の内容はよく分からないから、取りあえずまとめて購入することになる。一応まとまったお金を持っているから、即支払いとなっても平気だろう。本は今すぐ受け取るか、さもなければ宿屋のカウンターにバウアー宛で置いておくようお願いする。]
[そうこうするうちに、クララが意識を取り戻した。どうやら血がショックだったというより、カタリナの身に何か起きたと思ったらしい。]
実はわしも同じこと思っただよ。でも、カタリナもクララさんが倒れたこと、大丈夫かって気にしどるんではねぇがって思っているだろ。話するのはええど思うだ。
[そっとフォローの言葉を口にして、挨拶するクララを見送った。]
[そうこうするうちに、クララが意識を取り戻した。どうやら血がショックだったというより、カタリナの身に何か起きたと思ったらしい。]
実はわしも同じ反応しただよ。でも、カタリナもクララさんが倒れたこと、多分大丈夫かって気にしどるんではねぇが?だがら、二人で話するのはええど思うだ。ああ、いっでらっしゃい。
[そっとフォローの言葉を口にして、挨拶するクララを見送った。]
[ヨアヒムの返事と、討伐隊の話に力強く頷く。]
嗚呼、そうだ。そんな事態になったら、目も当てられない。きっと厳重な監視下に置かれて徹底的に調べられてしまうだろう。そうなったら、おれたちに逃げ道は何処にもない。
そうなる前に、こちらから動くとしよう。
[人狼としての能力は、昼間は使えない。人間より力が強いとされる人狼が、時として紛れ込んだ村で逆襲に合うのは、其処を人間側も知っていて、狼に変身する前に処刑を行ったり大勢で取り囲んだりするからだ。人狼は決して万能の化け物ではないから。生き延びるためには、巧妙に智恵を使う必要がある。
湖水色の目に、じわりと底知れぬ黒い色が宿る。]
[自分の考えに没頭していたから、ゲルトがニコラスに話しかけた声は耳に入ってなかった。だが仮にその話を聞いたとしても。用心のために、今頭に浮かんだ計画の実行を変える気になったかどうかは大変怪しい。]
あの寝太郎が、本来の力を発揮する前に。おれが手を下すよ。
[くくく・・・と喉の奥を鳴らして。すっかり以前の調子を取り戻した人狼が、低く囁いた。]
実はおれもあのゲルトが・・と意外に思ったが、案外ああいう昼行灯っぽい人間の方が、思いがけない情報を拾ってくるのかもしれない。普段周囲から聡いと思われている人間ほど、皆はその言動に注目するだろうからな。
[クララが倒れたとき、ゲルトが機敏に行動を起こして、クララを運んだ話もする。他人の噂ほど、奴は暢気ではないのかもしれないと思い始めていた。]
― 205号室 ―
当たり前のコト……ですか。
[特別な理由が何か存在する訳でもない。
ヨアヒムの見せた不思議そうな表情が、少年の印象に残る]
…………あ。
ごめんなさい。今の僕、ヨアヒムさんに失礼な事を云いました。
[今、ヨアヒムの年を例えにだした。
唯、実際にヨアヒムが身寄りの無い立場である事を思えば、少年は済まなそうに謝罪して]
[一声かける様に、ヨアヒムは部屋の外へと出た。
その背を見送り、微かに少年の表情が変わる]
やっぱり。バケモノの相手なんてごめんだ、なんて事かな。
もしかして、何か変な物に憑かれてると思われたのかな。
村の神父様が御祓いに来たらどうしよう。
それとも……誰か、大人の人を呼びに云ったのかも。
夜でない限り、バケモノは人間の子供でも殺せるもの。
[それはヨアヒムの云う通り、まだ熱が残る所為なのか。
少年は、自分でそこの辺りの判別をつけられなかった]
バケモノの噂――ですね。
初め、カタリナさんから聴いた時は。
てっきり僕の事が噂にされているのかと思いました。
[少年が重ねた自認は、やけにさらりとした口調で]
[スープは保温が利いているのか、まだ温かい。
ヨアヒムが部屋から出ると、何をするでもない少年は食事に手をつけだす]
……おいしい……。
このスープの山菜とレンズ豆、新しいや。
豆は、あの人が作ったのかな。
確か……ヤコブ、さん?
山菜は、少し解らないや。
ヤコブさんかなって気もするけど。この村の近くなら山菜も生えてそうだもの。
パンも焼きたてなのかな。
オットーさんが、今朝作ったばかりの。
[殆ど新鮮な素材で作られたろう朝食。
まだ湯気立つスープを口にしながら、原料単位でそれらを作った、或いは採ってきた人の顔を浮かべながら食べる事の出来る食事、と云う物はこれまでの少年の生には、中々新鮮な体験だった]
[やがて数分、元々病人が食べやすいスープとパン。
程無く少年が食事を終えた時、トレイの上は丁寧な位片付けられていて]
……おいしかった。
後は、ヨアヒムさんが残してくれた、お薬を飲んで。
[水と共におかれた、薬。風邪薬か、解熱剤だろうか。
それは、少年自身も恐らくは無意識の段階で。
この薬が何の薬か、じい、と眺めてしまう]
[だがその奇妙な観察も本当に数秒で]
うん……。そんなに苦く無いや。
強いお薬は、もっと苦い物もあるんだし。
[躊躇いも無く、極自然に薬を含んで水と共に飲み干した。
薬の味そのものも、呑めない程苦くなかった。
薬を含み暫くすると、また少年はベッドに身を横たえた**]
[ふと気がつくと、いつの間にかうとうとするゲルトの隣で、ヨアヒムが同じブランケットにくるまっている。]
大丈夫なんかね。こんな時間に寝たら、夜寝られなぐなるんでねか?
[心配そうに呟いた。
もしかすると夜眠れないから昼間眠くなるのかも?との思いもあったが、不用意にそれを口にするのは憚られた。ましてヨアヒムが祖父を亡くして、不安そうに宿屋に泊まろうかなと訴えた姿を昨日見たばかりであるし。
さりげなくカウンターに移動して、朝食の料金を支払うと同時にゲルトの部屋を確認する。三階の一番端の部屋であると確認すると僅かに唇を持ち上げた。ここならば、途中で邪魔される確率が低くなる。**]
[飛び込んだ先、まず目に入ったのは一糸纏わぬ姿のカタリナちゃんでした。
そして開け放たれた扉の奥、黙々とくゆる湯気の中にぼんやりと人影が見ます]
あ……ご、ごめんなさい!!
[どこか戸惑いを含んだような、柔らかくも低い声からその相手は男の人のようです。
慌てて謝罪の言葉を口にすると、極力そちらを見ないように後ろを向くのでした**]
/*わし、薔薇下で希望役職無効村に入ると、囁き職に当たった経験がないだが、今回人狼になって、ランダム神からほれ見ろ、と言われる気がする。(目見開き。
ログを増やすわかめ陣営が、今日も元気にちきゅうをすくってますだよー。(棒読み。
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