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[死んでしまったことの悔いはある。
けれど、自分を殺した相手に恨みは抱いてない。
少なからず命を奪ってきたのだから、自分の命も奪われるもの。
そう覚悟してきたから。
涙を腕で擦ると、上官の言葉>>+84に彼を見上げて。]
そーかも、しれませんね。
人間の身勝手ってことで、大目に見てもらえたらいーんですけど。
[そう言って、笑った。]
― 第二層・墓所手前 ―
[自ら放った魔法がタイガの右肩を直撃した。]
左肩を直撃してたら楽に死ねたのに。
[土埃が舞う。
しかし今度は五つの光の珠がタイガの居場所を教えてくれる。
土埃を吸わないように口元を手で覆いつつ、確実にタイガの近くへと歩み寄り。
小さな光の珠を作り出して、タイガの足元へと放つ。
牽制の一撃でそれはタイガ本人には当たらずに、地面を抉った。]
さて、そろそろ終わろうか。
小さな頃はこうやって鬼ごっこなんてして遊んだけど。
流石に大人になってからだと楽しいものではないな。
[にこり、と笑いかけて言う。
タイガの周りを旋回していた光の珠の速度が上がって。]
"Cage de la lumière"
[呪文を唱えればそれは輪になってタイガを取り囲む。
輪はやがて地面へと吸い込まれ、タイガを中心にして光の魔法陣が描かれた。]
/*
じわじわ じわじわね
アリーセが なんかつかってくれるなら
それに反応しようかなーとか そういう
ひきあうよね双子石
そわそわ
今使ってんの別の方だよなあと思いつつ
ちょっと様子見をしているなんてまさか
― 第二層水場→墓所 ―
[>>336 シェイと話しながら進むと、ディークが待っていて合流して墓所があるという方向へと向かった。]
…20年前…異変の時、ですか。
[墓石が立ち並ぶ暗い洞窟の中、老人が一人現れた。
ディークが話を聞くのを、傍で聞いている。>>340]
甲冑の化け物……
[リビングメイルの類だろうか。
こんな孤島で、騎士の亡霊の代名詞のようなそれが出るというのは少し不思議だった。
それから自分の眼帯の白竜の刺繍を見て、第4階層の神殿の話をするのには少し口を開きかけ、閉じた]
………しん、でん……聖域…
[零れ落ちた言葉は、小さく小さく震えていた。シェイがまだ手を繋いでいたなら、その手が怯えるように震えたのも伝わっただろうか
>>343 ウェルシュとカークが訪れていたことは、少し上の空で聞いた]
/*
テンポ悪くてごめん。
こう、勝敗が決まってるバトルって初めてでちょっと戸惑う部分があったり。
時間ギリギリまで引き伸ばした方がいいのかなぁとか思うんだけど、結構難しいな。
相手が反撃ほとんどしないから、こっちの攻撃描写が主なのもあるかな。
魔法の戦闘もやりにくいのもあるかも。
派手な魔法使うと鉱山崩れちゃいそうで使えないし。
魔法剣士とかにすればよかった。
………見上げたもんだ、
[痛覚に耐えて、それでも剣を離さない事を素直に賞賛した。けれどそれは…目眩ましにあっても、戦い続けたフレデリカのことも思い出される。
左腕の傷口を広げるように、剣を引き抜き。
下から上へと、斜めに斬り上げる。]
/*
あれだ、ツィスカに謝っておこう。
意識の違いはやっぱり明確にしておくべきと思ったんだ。
なあなあに流されてしまうのは違う、ので。
ウェルシュのことは情があるので何とかするつもりは元よりあるん だよ……!
ほうほうは こぶしまじえる こと かもしれない けど!
[ウルズとツィスカの会話は聞いていたけれど、反応はしなかった。できなかった。
否定を繰り返すのも、違う。
カークのことを案じている気持ちも、解るから。
だから、上官を見上げて。]
ね、ツヴィンガーさん。
さっき言ってた…20年前、って。
[どういうこと?と聞こうとして。
アリーセが一人、消えていたことをタイガ達の口から知った。]
[その直後ぐらいにか、洞窟内の空気>>314 >>315 >>317が変わったことに気が付く]
……?
[知覚範囲を、広げる。
薄く広く伸ばせば、細かい注意は散漫にはなるが、大まかな形状や状況を知ることができる。
―――何も、変化していない。ただ、何かの術を使用したようなプレッシャーはあるが…
ほかの人が何か言わない限り、幻惑の術が使われていることに気が付くことはできないだろう]
呼ばれたんだろうな…、その感覚は、俺にもある。
[けれど、一番の力を――、といわれると、はっと見上げる。]
―――…
[何もいえなかった。]
…シメオンも。
[ただそう呟きを返すのがやっとだった。]
/*
あと、そうそう。
イリスのこと、俺はイリスって表記しているけど、シメオンと呼んだ方が多分良いのだよね。
呼び名に迷って、ト書き以外の部分では名を呼んでいない(はず)のでした( ノノ)
イリスで頭ん中定着しちゃっいてなー。
/*
あっ!?
解釈すげえ
まちがttt
す すまん
先に進もうとするって、
この階層の先にって意味だと思ってた☆
全体にかかってんのね?!
り、せ…?
どこ、に。
[周囲を見回し、シェイ達と一緒にいたはずの彼女の姿がどこにもないことにようやく気付いて。
下層へと向かう彼らを見、上官を見上げて。]
ツヴィンガーさ、ん。
僕らも、下。
僕、リセ、探しに、行きたい。
[>>364 シェイが墓守の住居に向かうのはそのまま見送った。
共に墓地にきていたロシェルの傍へと歩み寄る。]
ロシェ姉様…
お話しなくてはならないことがあります。
できれば、タイガさんも一緒に。
[ディークの話によるとタイガはアデルと話をしに行ったとのことなので、そう遠くにはいないだろうと踏んで]
いっしょに、さがしてくれますか?
[”いっしょにさがしてくれる?”
そう幼いころに言った日とは、随分と違う重みを伴った声だった]
イ……ッッ!
[逸らされた剣>>365は頬を掠めただけ。
賞賛の言葉らしきものに反応する余裕はなかった。
左腕に走る更なる痛みに顔を歪ませ、それでも次撃を予測して何とか剣を引き戻そうとした。
胸元を裂かれる。ギリギリ間に合った剣で首筋に迫った刃は弾いたけれど、このままでは反撃どころか次の攻撃も止められない]
[だから]
―― geöffnet! (開放!)
[使えるものは何でも使う。
剣を胸の前まで降ろし、刃に指を沿わせて自分の血も流し呪を唱えて。シェイに頼んで篭めておいてもらった風の力を解放した。
剣を中心として四方に突風が吹き出す。
同時に自分もその勢いに耐え切れず、大きく後ろへと跳ね飛ばされることになる]
―墓所―
なんだこれは?
[違和感というぐらいのものにぼやく。
平行感覚がずれたようなといえばいいのかはわからない。同時に再確認もした。
本当に…黒竜は未完成状態なのだと。]
― 第二層・墓所前 ―
ぅわっ!
[その場から離れようとしたが、足元に着弾した光弾>>366により再びバランスを崩す。
倒れ込むまでは至らなかったが、膝を突いてしまい逃亡の足は止まってしまった]
アデル…。
[笑む表情が見えた。
悲しい、そう思ってしまう。
自分は相手の説得も出来ないのかと。
覚醒が進んでいればまだまともな抵抗も出来たのかも知れないが、今のタイガではアデルに手を上げることが出来なかった]
[周囲にある光の珠が回転の速度を上げる。
呪が紡がれる>>367と、それは輪となり、地面に降りて魔法陣を作り為した]
止めろって言っても、お前の意思は固いんだろうな。
[ぽつりと言葉を漏らす。
先の攻撃のダメージは大きく、直ぐに立ち上がることは出来ない。
タイガは、覚悟を決めたようだった]
まぁ神様だからねぇ。
一々小さい存在の暴言気にしてたら仕方ないって、思ってくれるわよ。
[>>+85フレデリカに笑み一つ。
泣いているようなら、気が済むまで頭を撫でては止めた。]
───……ごめんな、力になってやれなくて。
俺にとって、お前は大切な友だったのに。
何にも、気付いてやれなかった。
[喩え対立する立場にあるとしても。
自分にとってアデルが幼馴染であり、大切な友であることに代わりはなかった。
アデルに向ける顔に、自嘲の笑みが浮かぶ]
すまない……───。
[右肩を押さえる左腕の腕輪の天眼石が警告するように淡く明滅する。
ここで死ぬべきでは無いと訴えられているのは分かっていたが、身体がもう動かなかった]
あれ?
[住居の中へ勝手に入ろうとしたけれど、入れない。
眉を寄せる。
もう一度挑戦する。
エイッと体当たりするように空間を抜けようとしたけれど、ゴッ…という鈍い音が響くだけだ。 何もないはずなのに、触れると確かにそこには岩の感触がある。片手で額、片手で岩に触れながら。]
ってえ…、 これ―― 幻術か…!?
[シュトラールを、ウェルシュという意味ではなく使う。]
――…
[振り返っても、さっきの場所は遠く遠く見える。
しまった、触れられるほど近くにいるべきだった。]
[問い>>+86に一度瞬いたのは、少し前の話だったからだ。
ああ、とフレデリカの方を見ながら。]
…アタシは一旦死んだのよ。
20年まえ…まだ12の頃に、川で溺れてね。
そして、一旦死んだ所を、神様に拾われたの。
懇切丁寧に生き返らせて貰ったけど…勿論タダじゃなかったわねぇ。
神様がアタシを生き返られたのには理由があったから。
アタシが、タイガの…白竜の守護者の、従兄弟だったからよ。
アタシを行きかえらせてくれた神様は、この場に集まる者と、何らかの繋がりが欲しかったんでしょ。
どうしてかは…よく解らないんだけど。
[そこは、未だ疑問が少し残るのだ。ただ繋がり持つだけなら、タイガの従兄弟でなくても良かったはずだ。ローゼンを助けた事で、縁は既に出来ていた。
それ以上の何かが欲しかったのだろうかと、考えはしたものの。]
…まぁ、あの方はすごい気紛れだから。
たまたま都合のいい時に死んだ人間を引っ張り込んだだけ、かもしれないけどね。
― 墓場 ―
[そのまま水に埋まりたい欲求の代わりにつれてきた水滴、手に残るそれで、墓石のひとつに絵を描きながらディークと墓守の話を聞いている]
ここ、ひとが住めるの……
[魔物もこの墓守が無害なものだと知っているのだろうか。それとも魔物も墓というものを特別だと思うのだろうか。
ため息をついて。先ほどからため息しかついていないなと思う]
あれ?
[住居の中へ勝手に入ろうとしたけれど、入れない。
眉を寄せる。
もう一度挑戦する。
エイッと体当たりするように空間を抜けようとしたけれど、ゴッ…という鈍い音が響くだけだ。 何もないはずなのに、触れると確かにそこには岩の感触がある。片手で額、片手で岩に触れながら。]
ってえ…、 これ―― 幻術か…!?
シュトラールの仕業…っ?!
[シュトラールを、ウェルシュという意味ではなく使う。]
――…
[振り返っても、さっきの場所は遠く遠く見える。いや、みえるのかみえないのか。
しまった、触れられるほど近くにいるべきだった。]
― 墓所→墓所南の袋小路 ―
[ロシェルの返事はどうだっただろうか。
>>367 その光景がはっきりと知覚できる場所へとたどり着いたのは、ちょうどアデルがその言葉を紡いだ時だった]
アデルさん!!!!?
タイガさん―――――!!!!!
[その光の魔法陣まで、駆けても間に合わないのは一目瞭然だった]
[その風は
純潔に近い血脈を保つアロイスにも打撃となりえようが、束縛されぬと同時にその加護の薄い身にも結構な衝撃が伝わる]
ケ、ホッ。
[何度か咳をして呼吸を取り戻そうとした]
[もしロシェルが共に来てくれて。
幻術の干渉する視力を持たない自分と手を繋いできていたならば、ロシェルは目に見える状況との相違に戸惑いながらも、迷うことなくたどり着けただろう。]
[アリーセが消えてから、ディークが、アデルが後を追うように動き始める。
そして従兄弟も。
会話の最中、少し目を凝らと、下の方の空気が変わった気がした。
シェイも、ウルズらも、皆動き始めただろうか。
>>372ふとシェイが足を止めた時に、心の内は知らず、呑気に転ぶわよ、なんて思ったものだが。]
…そうね、アタシたちも行きましょうか。
[何となく、嫌な予感がして。
少し物思い遠くを見ていたが、>>+87フレデリカの声に意識を戻して、下の方へと足を向けた。]
/*
12時かと思ったらまだ11時でした。
頭が煮えてるよどうしようだよ。
幻術解いちゃって良いのかというアレそれだよ。
[ぼんやりと聞いていたイリス>>374には特に問うことはせずシェイ>>364が向かったのには墓守との会話及び幻術の影響とで遅れる]
あ、イリス…ウルズ。
[ウルズの手をとっていくイリスを追いかけようとして、ぶつかりそうになり慌てて止まる。]
こりゃ?墓か?…ちっ。ちょっと遅れる、無茶すんなよっ!
[二人に声を投げかけ、リヒャルトやツィスカがいれば、どうするのだろうかと僅かにそちらにも視線を向けた]
― 第二層:墓守住居南 ―
……!
[強い光>>367を、感じた。
先ほどから感覚で追っていたそれは、アデルの光。
視線がまた、力を感じる方に移ろうが、すぐに意識は近い方へと逸れる]
……風!?
[唐突に吹き荒れたそれから感じる力は、お世辞にも心地よい、とはいえぬもの]
『
[低く吐き捨てつつ、銀を抜く。
りぃん、と甲高い音が一つ、鳴った]
ぃ……ってぇなぁ………
[剥き出しになっている腕には、黒い鱗の輝き。
込められていた魔力を弾いたのは、人ならざる力。
黒い煌きを残し、風が止むと同時、鱗はすぅ…と消えていく。
痺れを残してしまっているが、剣を両手で支えるように持ち直すと、頭を振って、アリーセへと向き直る。]
"La mort…
[これを唱えてしまえば終わるのに。]
(ねえ、タイガずっと僕たち友達だよね)
[幼い頃の声が蘇る。]
(困った事があったらなんでも相談してくれ)
[独り立ちした事、心配でそうお互いに言い合った。
大人になってからは素直に相談する事も減ったけど。
愚痴や悩み。
大事な事は相談して。
困った時に思い浮かぶのはいつでもタイガの顔だった。]
―――…。
[謝る事は出来ない、目を逸らす事も。]
/*
ツィスカがリヒャルトに突っ込んで大ダメージ受けてるのは、なんというかわりとワザとなのかと思っていたりもするのだけど(ウェルシュを助ける為になりふり構わず動いているというロールの一環)
聖痕は立ち位置難しいわね今回。
……え…
でも、だっ…
[一旦死んだと前置く上官>>+89を、見上げたまま。
続く言葉に、何を言いたいか自分でも解らず、迷って。]
[抜剣した後、紡ぐのは防御の呪。
こちらは、カークのような守りは持たぬ身、というのもあるが。
この風に強く晒されるのは、あらゆる意味で避けたかった。
生じた淡い光の護界越し、跳ね飛ばされたアリーセと、そちらに向き直るカークを見る。
瞳の奥に、微か。
浮かぶ陰りを見るものは、多分、いない]
― 回想:墓所 ―
[後ろからかかるディークの声に、振り返らず、ロシェルの手をとったまま]
はい、無茶しません!
[すごく信用ならないであろう言葉を残して、歪んだ空間の向こうへと進んでいった]
ツヴィンガー、さん。
[ぎゅう、と手を繋いで、見上げ。]
神様が何考えて、ツヴィンガーさん生き返らせたのかは、わかんない、けど。
僕は、ツヴィンガーさんにあえて、良かった。
ルトだって、タイガさんだって、シェイさんだって。
ツヴィンガーさんが生き返ってくれてなきゃ、会えてなかったんだから。
シェイ君…?
[呼吸を整える間、この魔法を篭めてくれた本人の声>>390が聞こえた気がした。空間が歪められているためか、その距離は分からず。
首を振って前を向く]
……これでも時間稼ぎにしかならないか。
[彼は魔法を弾く体質、とシェイが話していたか。
左腕の感覚消失とは別に、全身に残る痺れのようなものを感じながら。変わらずに立つ人>>397を睨みつけ、距離を開けた位置でこちらも剣を構え直した]
人間だって、他人のことなんかわかんないんだもん。
神様の考えなんか、もっとわかんないよ。
気まぐれかもしれないし、親切かもしれない。
わかんないことは、わかんないことで仕方ないよ。
でも僕は、ツヴィンガーさんの部下になれたの、良かったって思ってる。
もしかしたら、これだってツヴィンガーさんの生き返った理由かもしれないよ。
[更に駆け寄る。>>399詠唱の途切れるアデルの背に、叫ぶ]
あなたは、なにを…
なにを、しているのですっ!!
[つい先刻、話したばかりだった。
彼と共に、大切な人を守ると話したばかりだった。
魔法陣の光から感じる気配は禍々しい]
タイガさん、逃げ…
姉様…っ!!!
[自分だけの力ではタイガを逃がすことはできない。
ロシェルへと助けを求めるように叫ぶ]
/*
カークの正体は、多分竜のような鱗持つトカゲか、
守りの堅いカメと思われる
トカゲ予定だったけど、カメも守りが堅いという
意味ではいいなあと思い始めた
どっちにしろ、実は人間じゃなかったパターンを村開始後に思いついた俺です
モーントリヒト。
……ウェル君。
[響く音>>396に視線を僅かにずらす。
淡い光>>400は僅かに見えただろうか。
それは心の壁のようにも感じられて、一瞬だけ睫を伏せた]
[何の力にも縛られていないから。
気楽なことを、口にして。]
…うん。
行こう、ツヴィンガーさん。
[上官>>+91の手を握っていた手は、離されたかそのままか。
下へと向かっていく彼らについていった。]
―少し前:第一層 水場―
……いいえ。
[リヒャルトの言葉>>360にふる、と小さく首を左右に振る。]
…私には、それしかできませんから。
[リヒャルトの言葉>>361に静かに呟き。
黒き光が、白き闇が活動していた時代は過ぎたのだから。
『呪』を受け入れながら諦めるなと紡ぐのは、そんな思いもあって。
真なる『贄』たる『光』は、どこかでそれを受け入れながらも、別の道があるはずだ、と考えていて。]
……私は『運命』も、くそ喰らえだと思っています。
[温度の差はあるだろうが、くそ喰らえ、と紡いだ青年>>362に呟く。
強い拒絶を漂わせる青年を見れば、
気落ちしたが完全なる自業自得だと認識していた。*]
本当にそうだとありがたいんだが…な。
[イリス>>401の言葉に苦笑して]
こうなってでも闇雲にいくのもばらけたくもないんだが…どっちかにはつくだろう。
[その場にリヒャルトやツィスカもいれば、そんなことをいって、慎重に探りながら…影を通して道を把握してその場より南東方面を目指して動き始めた]
― 第二層・墓所前 ―
俺にとっては、ずっと友さ。
[敵と言うアデル>>398に対し、はっきりと言い切る。
それは幼い頃から揺ぎ無い想いだった]
(あったりまえだろ!
大人になったって、よぼよぼのジジィになったって、
俺たちは友達だ!)
[幼い頃に交わした約束。
2人で確認して笑い合った記憶]
(おぅ、勿論だ。お前も、何かあったら相談しろよ。
俺に出来ることなんだったら手を貸してやる)
[その約束の通り、お互い相談した時は知恵を出し合って。
時には意見が分かれて言い合ったりしたこともあったが、頼りになるのはアデルだった。
師に相談出来なかったことのほとんどは、アデルに相談していたように思う]
――グレンデール、打ち払え!
[振り絞った魔力は霧を集めた刃となって惑わす魔力に襲いかかる]
タイガ殿!
[手を離す。魔力を放つのと同時。
まっすぐタイガの元へと飛び出す]
[遠くからシメオン達>>403>>405の声が聞こえる。
逃げてと言われても、身体が動かなくてどうすることも出来なかった]
はは…身体、動かないんです。
シメオンさん、ウルズさん。
……フランツィスカさんをお願いします───。
[声は届くだろうか。
せめて彼女だけでもこの場から助かって欲しい。
そう願い、後を託す。
自分はもう、護ることが出来そうにないから──]
―第二層―
[第二層へ辿り着き、ディークや墓守の老人から事情を聞き。
ばらばらに別れていく様子に眼を瞬かせるも、
指輪から感じる胸騒ぎにシェイが向かった方向へと、こちらも向かう。]
……何が起きているの?
[ぎゅぅ、と指輪を握り締めて走る。
黒竜の血を引くゆえか、幻術による目くらましは効かず、正しき道を走る。]
/*
友と言ってくれるのか、嬉しいよタイガ。
なら友達の私の為に死んでくれるよな?
なんて言いたくなる。
表情は勿論アルカイックで。
実は当初予定していた女性だったらそういうキャラでした。
所謂ヤンデレ。
しなくてよかった。
ヤンデレ楽しいけど、タイガ倒したらそこで満足しちゃうだろうからなぁ。
シュトラールの為に動かないといけないのに、シュトラールどうでもいいとか言い出しそうで止めたという。
[>>411 駆け出すも、身体能力の差でロシェルに送れる形となるか。
>>412 タイガの言葉に穏やかな普段の彼女からは想像もつかない切実な声を上げる]
駄目です!!!
あなたが、あなたが死んでしまったらっ
あなたが護ると誓った方も!
アデルさんも、わたしも、みんなみんな!
誰も助からないんです!!!
は、唯一の黎明の黒竜に対抗できる”黄昏の白竜の守護者”なのだから―――!!
[手を伸ばす―――懸命に]
[>>+92何か言いよどむフレデリカには、何時もの様な、気にしてないという笑みのままだったが。
>>+93手を握られて訴えられると目を丸くした。]
いいわ。お終いにしましょう。
[徐々に鈍ってくる身体。
万全の状態でも敵うか怪しい相手なのだから]
でも、私の命は。
あなたにはあげない。
[それはシェイの力を知っての言葉ではなかった。
最期はまだ風の力残る剣で自分の心臓を抉って食らえないようにしてやろうとか、そんなつもりで。
ただ、このままやられっぱなしも悔しいから。せめてリカの分とてもう一矢報いたいと。
突き出される一撃を腹で受け止め、相手の腹にも一撃を見舞えるようにと身構えた]
ありがと、フレデリカ。
ああ、ちょっと…ゴメンなさい。
行く前に…ちょっと肩貸して頂戴。
[と言いながら屈んで、>>+95先に進もうとするフレデリカを
子供でも扱うように抱きしめると、彼女の小さな肩に額を当てた。]
……ありがとう。
私もフレデリカが…貴方達が部下で良かった。
[少なくとも、まだ口調も変わらなかった少年の時に死んでしまっていたら、めぐり合えなかった人が居る。
色んなものに巻き込まれようと、それは紛れもなく。
感謝したい気持ちだった。
出会えた人に、柄にもなく。
ここは生贄の集う場所だから、後で誰か来るかもしれないが、
ぶっちゃけタイガやリヒャルトぎゅうするよりは、
フレデリカ抱きしめてた方が絶対良いので今のうちに遠慮なく。]
死んだのに、あったかいモノね、人間って。
ありがと。
[離す間際についでとばかりに、
額に軽く音を立て唇を当ててから。]
さて行きましょうか。
まぁこっちはのんびりしてるけど、さっきから嫌な予感…
[が、と言うのと。
下の様相ががらりと変わるのは、どちらが先だったか。]
[気配はわかる。解るのに、視覚が正常ではないために混乱が入る。
>>402声が返ってくると、急いで向かう。]
アリーセッ、大丈夫か!
今――、
[くそう、こんな幻術――!
先程の違和感が術だろう、こんなもの――、そんな気持ちが強くなり。
纏う風が強くなる。瞬間、幻術に、綻びを感じた。
突付けば途切れるような魔力の感覚。]
こんなもの――!
[ゴッ!と、自分の全身が風に包まれた感覚がある。風が消え。
>>408>>416その先に視認できた光景に、一瞬、目を見開いた。]
カークッ!!!
[浮遊直進での体当たりに向かうけれど、あしらわれてもおかしくはない。]
さようなら――…。
[光がタイガの肌を切り裂き、焦がす。
無残な姿へと変えていくのを黙って見つめている。
眼を逸らす事など出来るはずもなかった。]
[下へ降りると空気が違う気がした。
とはいえ死んでいるから、生者のそれらを正しく認知する事はできないが。
何処かで、強い声が聞こえた気がした。
聞き慣れない声色、おそらく女性の…]
…タイガ?
[>>414黄昏の白竜の守護者、と。
今呼んでいた気がした。それは他ならぬ従兄弟の…。]
ゴメンなさいフレデリカ、ちょっと行って来るわ。
[彼女はアリーセをと言っていたが、今自分が向かうべき場所はこっちだった。
おそらくは彼女とは別の場所へと、声と光のする方へと足を向ける。]
― 墓所より南東。第三層へと続く道 ―
おっと、抜けたはいいがここはどこだ?
[途中で他の面々とははぐれたのか一緒にいたのか。
出てきたのは誰かが争っている場ではない。きょろきょろと見回すようにみながら、懐に手を当てる。]
[懐の内側にいるのは審判(Judgement)のカード]
(所詮白竜本体ではなかったからということか?)
[ぴしりとわれかけの審判のカードに、僅かなズレに眉を潜めた]
うん。
きっとそうだよ。
[手を握ったまま見上げていた上官が、驚いた顔>>+96になって。
その顔が笑み>>+97に変わると、こちらも笑顔で頷いてみせた。
言われた礼>>+98には、ううんと頭を振って。
けれど肩を貸してと言われたのに、何かあったのかと問いかけようとしたところで。]
ふゃあっ!?
[抱きしめられるなんて思っていなくて、変な声を上げた。
けれど、あるわけない温かさが、確かに感じられて、逃げたりはせず。
続けられた言葉>>+99を、そのまま、聞いて。]
…うん。
僕も、ありがとう。
[出会ってくれたこと、共に過ごしてくれたこと。
幼馴染とも、家族とも違う、大好きな上官。
まさかタイガやリヒャルトよりとか思われてるとか知らず、にっこりと笑って。]
― 第二層・墓所前 ―
[”黄昏の白竜の守護者”。
その言葉>>414に腕輪が反応する。
天眼石がより輝き、腕輪には羽毛翼の意匠が現れた。
覚醒は進んでいる。
けれど、今となってはもう、遅かった]
───……すみません。
[それは何も出来ぬことに対して。
気付くことに遅れたことに対して。
そして、伸ばされた手に、手を伸ばし返すことが出来ないことに対して]
[光球を食らった場所はじわじわと体力を奪っていた。
アデルの魔力が『
[謝罪を紡いだ瞬間、魔法陣が光の柱を噴出した>>417。
吹き荒れるそれは身体を容赦無く貫いて行く]
うぁああああぁあぁああああぁああああああ!!
[叫びはフロア全体に木霊するかのように響く。
身体が焼けるような感覚。
光は眩しく、鋭く。
足を、手を、胸を、顔を。
タイガの全てを包み込んだ]
[けれどそれに対して何か言うよりも先、空気が変わって>>+101。]
ツヴィンガー、さん。
[従兄弟の名を口にした上官>>+102を見上げて、こくり、頷き。]
行って下さい。
僕にも、行くべきところがあるから。
―――!
[覚悟の上で受けても、その衝撃は変わらない。
痛みと熱が混然となって走るが、今度は悲鳴も飲み込み、真直ぐに剣を突き出した。
浅い。致命傷には出来なかった。でも、届いた。
ほんの僅かだけ唇を上げて。カーク>>424から抜けた剣を自分の心臓に向けようとして]
シェイ君!?
[飛び込んできた姿に、思わず手が止まった]
ダメよ、危ない…!
[叫ぼうとして、こちらにも吹き寄せた風>>418に力を奪われ、その場に崩れ落ちた。
命が流れ出る速度が本来より早まっているのが分かる]
[>>426 タイガの謝罪を紡ぐ声が聞こえた。
>>417光が溢れるのと、>>428 タイガの身が引き裂かれるのはその直後]
―――っタイガさんーーーーー!!!!!
[伸ばした手が光に焼かれ弾かれながら、叫んだ。]
[ツヴィンガー>>+103と別れ、自分は自分の思う所を目指す。
黒竜の力は死者には及ばないのか、真っ直ぐにその場所へと向かうことができた。
もしかしたら、その腹に収められた心臓が呼んでいたのかもしれない。]
リセ…!!!!!
[彼女の名>>416を、悲痛に叫んだ。]
……アロイスっ!
[微か、見えた紅い色>>422に、口をついたのは彼のもう一つの名。
体当たりに転がる様子>>424に、とっさに駆け寄ろう、とするものの]
― 第二層・墓所前 ―
[叫びは途中で途切れる。
喉をやられたようだ。
耳ももう聞こえない。
神経もとっくに焼き切れたのだろうか、もはや痛みも感じなかった]
──────。
[それは術が終わる前か後か。
声が聞こえなくなってしばらくして、タイガの身体はぐらりと地面に落ちた]
あ……。
[そしてもう一つの気配>>427に顔を上げる]
ツィー……?
ダメよ、あなたも。
[守るべき人が傍にいない。
満身創痍でも庇おうとするように手を伸ばした]
リセ、リセ、リセ…!
[慌てて駆け寄る。
彼女の身体を支えようとしても、透り抜けてしまうことが、触れないことがもどかしい。]
どうして、なんで、
何で一人で…!
[彼と戦っていたのかと、問う声も届かない。
彼女を庇いたくても、もう何も出来ない。
悔しさに、やるせなさに、泣きながら彼女を抱きしめて。]
― 幾らか前:第二層 ―
悪い、待たせた。
[ディークの姿>>336を見つけると片手を軽く挙げた。
上層といい此処でのことといい、人を待たせすぎているなと若干の苦笑滲ませつつ移動を急ぐ。
途中、墓石の林立する広場を抜け老人に話を聞く。>>340]
随分と多くの死者が出たんですね。
[暫く苔生したそれらを眺めたのち、暫しの黙祷を捧げる。甲冑の魔物についてはともかく、神殿、聖域、その単語に感応するものは何もなく、場違いな場所に居るかのような居心地の悪さがより増幅するのみだった。
ウェルシュとカークとが此処を通った事実のみに突き動かされるかのように、老人に礼を述べて場を辞した。]
アリーセ…!
アリーセ、大丈夫か…!
[彼女の様子に、人が増えた事をする。
フランツィスカに一度視線を送って、]
アリーセが…、カークに…
[言った後、アリーセに向き直った。
―――風が、また。
内側で暴れるような感覚がある。
何も知らないから。
アリーセに手を伸ばしたけれど、その手をつかめるだろうか。]
……と。
[唐突な、洞窟内の空気の変化。]
どうも高位魔力……の放出があったらしい。
展開、構築―― …―逆に解こうと試みてみたけど、なかなか複雑だ。
しかし複雑で難解なのに、不安定で。
この綻びは解けるなら解いてみろ、という感じなのか、
それとも単なる未完成か。読みにくい、な…
[幾つかの呪を唱えたのちにそう零した。
展開された術式を己の魔力を通して解析すると、それはまるで一枚の大きな布のように見える。
大方幻惑関連だろうかと目星をつけるも、それがどういった魔法かまでは紐解くことが出来ずに]
[そうこうしている間に、イリスが離れ、ウルズが離れ。
シェイやツィスカまでもが何処かに向かい。
意向を問われれば、宙を睨んでいた視線がディークに向いた。>>395]
ばらばらに動けば動くほど、捕食者には好都合だろうからね。
が、そうも言っていられない。
……俺は先に降りた奴等を探す心算だ。
ディークも気をつけろ。
[そう言って踵を返した。
引き伸ばされ、狭められ、歪められた空間に向け、彼方此方を拳の裏で叩きながら歩む。簡単に到達出来るとも、抜けられるとも思えないが。
少なくとも己には、顔を見ておかねばならぬ理由が*ある*]
[二階層に折り、フレデリカと別れて
(間際のあれそれに、ご馳走様と言うのは流石にセクハラじみていたので耐えた)
真っ直ぐに気配の濃い方へと向かう。
視界に入るのは、魔法陣に張りついたように動かないタイガと、
詠唱するアデル、それを止めようとしているのだろう、ウルズとシメオン。]
………これは。
[タイガが死ぬのだろうかと、目を細めた。]
まだあの子の役割は終わってないのに。
どうして……。
[役割終えるまでは少なくとも、生きていると思っていたが。
はっとしたように、シメオンを見る。
先ほど、黄昏の白竜の守護者、との叫び声、ウルズのものではなかった。
白い竜の眷属らもまた、彼らなりの手段で銘々の仲間を探し当てているのだ。]
………ああ、そう。
そういうことなのね。
……シュラーフェン、あなたは本当に、
集う物が持てる力全てを持って、戦い抜く様をお望みなのですね…。
[>>428タイガの叫び声が、辺りに響いた。
目を伏せて、瞑目するように、閉じた。]
[>>439 抱き締められても、手を伸ばし、しかしその手はロシェルにより引き離されたためにもう焼かれることはない。]
―――――っっ…
[茫然と、抱きすくめられる腕の中、力が抜ける。
希望が、手の中から零れ落ちた時のように、ただ愕然と。]
………ぁあ…
[>>436 崩れ落ちる身体に、小さく息とも声ともつかぬものが毀れた]
[シェイやツィスカが来ても、そちらに気を裂く余裕など無い。
リヒャルトはどうしたか、どちらに向かったか。
それだけは気がかりだけれど、でも、今は。]
リセ、リセ…!
死んじゃやだよ、リセ…!!!
[自分が殺されたことは受け入れられた。
でも、自分の大切な者が目の前で手にかけられるなんて、受け入れられるわけも、なかった。]
[唇をきつく、噛む。
何があったか。
只ならぬ響きは、容易にそれを推測させる]
…………。
[護界を展開した際に、抜いたままにした剣を、きつく握り締める。
そうする事で、衝動的に動くことを抑えようとするかの如く]
[それと前後するようにフロア全体に響き渡るかのような絶叫>>428が聞こえて。>>436途絶えて]
シェイ君。
[その手>>442を取ればどうなるか。なんとなく分かった。
だから少し待って、という仕草をして]
ごめんね。何も出来ないお姉ちゃんで。
でも、あなたがしようとしてること、応援してる、から……。
[使われずに腰に下がっていたもう一本の剣をツィスカ>>445に差し出した。
渡せたならば、一度ぎゅっと手を握り、ゆっくりと離す]
― どうでもよくはないけど過去の話 ―
[故郷を思い出すと懐かしいような悲しいような、そんな衝動に駆られるのは、もうそこが自分にとって二度と手に届かない所だろうか。
12になるまで。自分はごく普通の農村の子供だったと覚えている。
父も母も働き者で、家族は多く兄も姉もいた。
一番上の姉は嫁入りしていなくなったが、妹が生まれてより賑やかになった。
祖父も祖母も健在だった。父にも母にも兄弟は沢山いて、親戚は多く仲も良かった。
一番年若だった未婚の叔父には、時折遊んでもらっていた。
それがタイガの父親だった。]
― 第二層・墓所前 ―
[もはや眼が開くことは無く、触れられても>>448反応することなく。
タイガは地面へと倒れ伏したまま、命の灯火を消そうとしていた]
[そんな、兄にも近かった叔父がある日村を出て行った原因は……はっきりとは覚えていない。
駆け落ちだったのか、あるいは単に故郷を出て外の世界を見てみたかったのか…。
ともあれ、叔父とはいつの間にか今生の別れとなっていた。
そしてそれから数年後に、自分は死んだのだった。]
[最後の叔父との記憶は、確か夕日を見た事だった。
夕日に照らされ、より赤くなった自分の赤毛をくしゃりと撫でられて。
叔父はこう言ったのだった。
お前の赤毛は光に照らされると、もっと綺麗な赤色になるなぁ、と。
そして俺も子供が出来たら、こんな髪の色の子が欲しい…と。
叔父はそう、自分のこの赤毛が大層お気に入りだった。
それに対して確か自分は、
にっこり笑いながら。
「馬鹿だな叔父さん、これ母さんの髪の色だから無理だよ。」
と子供らしからぬ叔父の淡い夢ぶち壊すような、冷めた事を口にしたのだった。
叔父は、そうだよなぁ…と夕日を見て黄昏ていた。]
[薄れゆく意識の中、脳裏には幼い笑みを浮かべるウェルシュの姿が浮かぶ]
[彼と初めて会ったのは7年前。
ローゼンハイムに師事をして、しばらく後に家に招かれた時が最初だったか。
師に紹介されて彼に挨拶した時、たどたどしく挨拶された後に逃げられてしまった。
後に師から、彼は人見知りをすると言う話を聞いて、良く声をかけるようになった。
孤児院でも新しく来た子の中には、他を避ける子が居たりしたから。
それに重ねて、孤児院に居た時のように兄貴風を吹かせるようになって。
接するうちに彼からの呼び方が変わったりして、今までを過ごしてきた。
彼を子供扱いするのは変わらなかったけれど]
(ああ……俺は、もう、お前に手を差し伸べて、やれないのか)
[死に面してそんなことを考える。
変容してしまったウェルシュ。
従兄を殺したのは確かに彼で、憎いと思う部分もあるのだけれど。
アデル同様、彼は親しくした弟分に代わりなくて。
ここに来てから彼のために何も出来ていないことを深く悔やんだ。
それは『
グッッ。
[剣>>466を抜かれれば、また衝撃に身体も跳ねるが。
シェイがカークに向かうのを止めるように、差し出されていた手を握ろうとした]
シェイ、君。
私、シェイ君の風、好きだよ……。
[染みこんでくる力。
足先から徐々に溶け出していくような、生命力がそのまま抜け出していくような感覚に、僅か震えて]
[聴こえた絶叫>>428に、びくりと体を竦ませる。
あの声は、また、誰かが。
でも、カークはここにいる。
そうして顔を上げたところで、ウェルシュの姿も見えて。
じゃあ、誰が。]
───…まだ、いるの?
[黒竜の眷属が。
この場にいない、誰かの中に、まだ。]
/*
ちょwwww
タイガさんのおとーさーん!?www
くそうこんな時だってのに噴いたwwwwww
芝はやしてごめんねリセ…!!!!
私が、カークさんのところに、来たの。
カークさんと話したくて、自分から、来たの。
[声も徐々に小さくなってゆく]
ごめんね、研究、まだ途中、なのに。
ツィーに、指輪、見せて、貰って……。
[そしてもう一度、ツィスカに手を伸ばして]
え…
[リセがツィスカに向けて言った言葉>>450に、目を見張る。
彼女の妹は死んでしまったと聞いていた、時折重ねられているのも気付いていた。
でも、今、リセは確かに。]
おねえちゃん、って。
じゃあ、フランツィスカさん、は。
[リセの妹なのか、と。
こんな時なのに、彼女に対して─羨ましいと、思ってしまった。]
/*
……兄さんてめえこんにゃろwwwwwwwwwwwwwww
と、言わせていただきますね!
さすがだ、ねこの転がし方はわかっておられる……!
ツィー。私の力も、あなたに。
少しでも、支えになるように。
[魔力として扱えるレベルにはならなかった。淡い光の力。
宿されたものとは別の、彼女の本来の力に沿わせて。
彼女が望み叶う限りのところまで、彼女の意思を守ってくれるようにと、注ぐ]
[けれど、その感情もすぐ、別のものに塗り替えられた。]
リ、
[シェイの手を取った彼女>>454を、見て。
彼女が、消えてしまう。
そう、直感でそう思った。]
/*
とても自己満足(`・ω・´)
最終日もここら起点にして動くつもり。
ウェルシュとは戦わなければいけないのだろうけど、『人』としてのウェルシュは護りたい。
そんな感じ。
[感じたのは黒竜の力の一端。
強くはないけれど、でもそれは確かで。
自分の風は彼女の力と反発をする。
――しかも、彼女の力は強くなく、俺の力は、強く。
ばっと手を離したときには、きっともう。]
[『運命』という言葉を、下らないと一蹴する者は、一定数いる。
抗おうと思えば抗えたのだと、それをしないで諦めただけだろう、とその者等は言う。
だが、抗い自分が逃げれば、他者の命が失われると知って尚殉じることを拒むことが、どれほどの勇気がいるか想像できるだろうか。
不確実な希望に縋った結果、屍を積み上げた足場を踏み拉いて生きることが、どれほどの苦痛なのか、今はまだ想像でしかない。
だから
自分は、課せられた運命に抗えない。
そう―――守護者たるタイガが息絶えたと知った瞬間に、過ったのは
”あなたが死ぬということは、わたしが死ぬということなのに”
]
[そんな保身、非難じみた思考だ。
生に執着する人間の本能を、聖人ならざる少女は当たり前に持ち合わせている。
周囲の人は、そんな自分に落胆し、失望するだろうか。
自分に、彼を蘇らせるために死ねと言う人は、恐らく此処には居ない。
自分たちでどうにかすればいい、とすら言ってくれるのかもしれない。
けれど、自分は理解している。
その言葉に甘えることが、どれ程の犠牲をうむかを。
人を食う者等の目的を達成させ、地上に放つことになればどうなるのかを。
だから、『運命』は、限りなく残酷なのだと。
誰にも語らず、黙して絶望を抱く。]
[声なき謝罪>>455は届かない。
届いたとして──否。
届いたならば、或いは。
揺らぐ『ふたつ』に、何かしら。
大きな動きを齎したかもしれない──けれど]
…………。
[声は届かず、だから。
『ふたつ』は、そう大きくは、動かない]
リセ、やだ!
やだよ、リセ───リセ!
フランツィスカさんは、妹なんでしょ!?
やっと、やっと会えたんじゃ、ないっ
ずっと気にして、ずっとおもってたじゃないっ
死んじゃやだ、消えちゃやだよ!
リセ、
リセ───!!!!
[声の限り、叫んだけれど。
それは生きている誰にも、届かない。
当たり前なのに、止めることもできず。
姉のようだった彼女に、すがりついて、ないた。]
/*
いや、張り合いないとかはないよ。
攻撃してきたら嬉々として攻撃食らってボロボロになったのになぁとかは思ったりするけど。
でも覚醒しきってないし、そうなるかなって思ってたし。
むしろこっちが親友だと思ってた割りにえぐい攻撃してごめんというか…。
[タイガが動かなくなる。小さな溜息ひとつ。
イリスが呆然と崩れ>>447、ウルズに止められていた<>>447]
………大丈夫かしら、ね。
[>>434思いっきり手を伸ばしていたので、その綺麗な焼かれていないかと。
案じたが、それ以上に、彼女のこれからについてを思えば、眼差しが憂いを帯びた。]
ごめんね。
[もう一度シェイに顔を向け、謝る]
だから、シェイ君の力、借りちゃった。
[最初から死を持って力を移動させるつもりだったのだと]
最後で、思いっきりのわがまま、しちゃった。
ごめんなさい。
ありがとう……。
[フワリ、と最後の力がシェイの手>>464に抜け落ちてゆく。
意識もその後を追うように、フワリ、と*拡散した*]
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