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ウルズかわいいな…!(改めてみてきた。)
でもやっぱりここですよね
フラグとばすならここですよね?
カークと縁故で俺が死んだ次の日に相打ちになるとか
何か残せたらいいなーっ。
― 八年前 白螺の里近くの森 ―
[こっそり里を抜け出して森に出かけ、小鳥に餌をやっている時だった。
あ、と思わず声を上げた。
大きな音が聞こえ、手の中から数羽の小鳥がばっと飛び立つ。
丁度、人ひとり分の質量が斜面を滑り落ちたらこんな音だろう、と言う音。
ローブを羽織り直し、恐る恐る音のした方へと向かうと、そこに倒れている人のような質量を知覚し、同時に血の臭いを感じた。]
……だいじょうぶ?
[荒い呼吸、鼓動の音、左腕の熱が通常の人より高く恐らくそこが出血箇所だろう、全然大丈夫そうではない。
そろそろと近寄ると、恐る恐る傷に触れた。]
ひどい怪我…
[酷く心配そうに呟やいた少女が触れた箇所から暖かな淡い焔のようなものが広がり、左腕から流れる血が止まった]
― 調査団主船・甲板 ―
そうでしたか。
装飾……と言うことは、美術品か何かに興味がおありで?
[>>127 娯楽について言及が無いことから、そちらには興味が無いのだろうと判断し。
話題に出た装飾についてを訊ねかける]
ええ、船の動きに身体がついていけず、具合を悪くしてしまう方が居たりするのです。
吐き気をもよおしたりもするので、「船に酔う」と表現されるのですよ。
[船酔いについて知らない様子>>128を見れば、簡単に症状などの説明をした]
[大丈夫、という言葉>>147に、そわ、と落ち着かない視線を彼の雇い主へと向けて。
それから、改めてディークを見る]
それならお言葉に甘えて……って。
あ。
[木刀、という言葉に、ちょっと引きつった。
言うまでもなく持っていないというか。
鍛錬はずっと実剣でやっていた、という説もある]
だろ?ま、ないにこしたことねーんだが、これでも必要なものだけは得てるつもりだしな。
[自分も、おそらくアデル>>139も本気のやりとりではない。実際本当のことをいわれてるだけなのだから問題もなく口調が落ち着く。
金になる技能や必要な知識をもちながら、別に古神など研究者のような知識はない。]
実践が大事…とはいうのはそうだろうけどな。
時間と環境、そういうのが整わねー人間には、書物なんて手にする機会なんてないからな。
[今でこそ、書物を手にするのは可能であるが、その手が普通とは違うせいで、孤児院というとこにすらいれなかった男は、そんなものあったら即時売り払っていた...はやはり書物とは縁が遠い人間であった]
光魔法以外の素質は全くない、って。
ベルンシュタインの魔導院で言い切られました。
なんていうか、魔力の指向性が、光特化なんだ、って。
[実際、光以外の魔法は全く発動しない。
その上、光の魔法自体もほぼ本能的に力を引き出しているような、そんな状況だった。
だから、同じく光魔法を得意とする、というアデル>>148に、また少し親近感のようなものを感じていて]
魔導書が、反応?
それって……。
[どういう事か、と問おうとしたら、アデルの背後に人影が立つのが見えて。>>144
その行動に、突っ込みを入れる……ようなところは。
なかった]
お、カークか。随分元気になったじゃねえか。
[理由は知らぬが船が苦手だった男がいつもの調子を取り戻してるのに気づきながらアデルの背にもたれかかってる>>152カークへと振り向き]
そんな話題だ。暇だし今のところただ飯食ってるだけだからな。
興味あるのか?
/*
カークがウェルシュをナンパしたいまでは理解した。
初日からナンパかましたヤツは俺だよ俺俺
さてどこにいこうかなー
今日は色々あってねんむい すごくねんっっむい…
― 現在:甲板 ―
[>>140 柔らかな笑顔を見ることはできないけれど、その雰囲気は感じ取れる。
しかし、続く切った、という言葉と、手を短くなってしまった髪の切り口に導かれ、驚いたように口を開けた]
ぎざぎざ…
…ど、どうして!?どうして切ってしまったんですか?
何か、あったんですか?
[半ば泣き出しそうな声で尋ねる。
少し前に会ったときは何の異常もなかったということは、切ったのは今さっきということで]
誰かに意地悪されたんですか?
わたし、その方とお話してきます。
人の髪を勝手に切ったら駄目ですって。
[盛大に早とちりをして、悲しげに言うのだった。]
え、あの。
ナンパって、なんですか。
[女の子に間違えられた事がない、とは言わない。
実際、魔導院での修行時代は最初、余り喋らなかった事もあって女の子と思われる事が多々あった。
そんなささやかな傷を抉る物言い>>152に、ちょっとだけ笑みが引きつったりもしていたり]
― 回想:二年前 ―
ええっ!
こんなとこでイキナリ何!?
[いつも王都との往来で使っている水場で休んでいた時のことだ。一緒に休憩を取っていた商人と、杏と無花果の交換なぞをしていたら、突然にその魔物>>97は現れた]
へぇ。見事な光魔法。
……って、一人で対処できる数じゃないでしょう、これっ。
[即対応して、下がれという少年の動きに感心しかけて。
周囲を見回すと眉を上げ、自分も護身用に持ち歩いている小剣を抜き、飛んで来た一匹を真っ二つに切り払った]
― 回想:二年前 ―
アルさん達は、そっちの陰に!
[緑色の帽子を被り直した商人は頷いて二人分の荷物を抱え、水場から離れる方向に下がった。
逆にこちらは少年に近寄るよう踏み出して、横合いから襲い掛かってくるのを蹴り飛ばした。スカートも大きく翻って、何か違う声が聞こえたが無視しておく。下に細身の半ズボンもはいてたことだし。
同時にたかられて対処できる程の腕はない。一対一になるよう立ち回りながら{4}匹を屠った]
時間稼ぎね。了解っ。
[投げられた声に振り向きもせず、戦術を変える。
今度は倒すことを諦めて、代わりに纏めた数を引き付けながら身を躱すことに専念して]
― 回想:二年前 ―
……わ、ぁ……!
[大規模な光魔法の発動気配に振り返り、呆然とそれを眺めた。
展開される魔法の凄さより、その左手に握られた一本の剣に目を奪われた。水晶のような輝きに強く惹き付けられた。
蒼き月光の如き剣。モーントリヒト。
父から聞いた、この世で一番と思う剣。
直感のようにそれであるという確信を抱く。
その場で震えながら身じろぐこともできずに、全ての魔物が焼き尽くされて少年が剣を納めるまで、一心に見詰め続けた]
― 回想:二年前 ―
ま、ままま、待って! 仕舞わないで!!
ううん、仕舞ってもいいからそれ、ちゃんと見せてっ!!!
[パチンと鞘に収まる音で我に返った。
否、畏怖から開放されて、別のスイッチが入った。
戦っていた時以上の勢いで少年へと駆け寄る。
いきなり詰め寄られた彼は、怯えたように剣を抱えて>>100ふるふると仔犬のように首を振っていたが]
見せて。見せなさいったら!
さもないと……
……剥くわよ?
[とんでもないことを言い出しながら、ずずい、と迫る。
少年が涙目だろうが、蒼くなっていようが、おかまいなしで]
― 回想:二年前 ―
見せてくれたら、すぐに返すわ?
[それは譲歩になったのだか、どうだか。
根負けした彼から借り受けた剣を矯めつ眇めつ、それはそれは丁寧に確認をして、ホゥ、と深い息を吐き]
― 回想:二年前 ―
あぁ。やっぱり、そうだったぁ。
本当に凄い剣。
この世で一番美しい一振りって言ってた父様に、賛成。
[ふにゃり、と笑み崩れて感嘆の声を上げ。
捧げ持つようにしながら、少年に剣を返そうと差し出した]
はい、ごめんなさい。ありがとう。
それから、助けてくれたことも。
私よりずっと若そうなのに、剣も魔法も素晴しい腕の使い手さんだわ。
[頬を染めて、それは嬉しそうに笑いかけた。
それから名乗り合い、王都までなら道が一緒だと喜んで。盛大に引き攣られているのにようやく気付き、背後の商人達の溜息も聞きながら、重ねて深く謝罪したけれど。
勿論、道中では見せろと迫ることもなく、お礼とお詫びのつもりで出来るのことをしたけれど。
どんなものが彼の中に焼きついてしまったかは、お察し、である]
― 2年前/白螺の里 ―
長らくお世話になりました。
色々とお話頂き、ありがとうございます。
良い体験になりました。
[数日滞在した白螺の里を立つ日、最後の挨拶のためにタイガはシメオンの元>>125を訪れていた。
宿を借りたことや、様々な話を聞いた礼を言い、王都では珍しい建築様式の部屋を出ようとした時]
──…顔を、ですか?
[控えめでありながら、唐突な問いに疑問を含んだ声を上げ、瞳を瞬いた]
また、お会いする予感……です、か。
人の縁とは奇なるもの。
その予感が実現することも、もしかするとありましょう。
分かりました。
[問いかけに承諾の意を返し、伸ばされる白い手が自分の顔に触れるように近付いた。
それからしばらくはシメオンの望むままに触れさせ、手が離れるまで動かないようにする。
手探りのように触れる手はくすぐったく、我慢するのに多少苦労したりして。
何か違和を与えてしまったなら、「すみません、慣れないもので」と苦笑を零すのだった*]
あ。っておい。
[さすがにそこが抜けていたのには呆れ声でウェルシュ>>151に突っ込んだ]
まあ木刀だろうが怪我負うときあ負っちまうものだがよ。
[最悪それはいいとして、船はどんなものか。と考えてしまう。それに実剣をつかうなら感覚が鍛錬というよりもそれこそ、暴れるのほうになりそうな自分も自覚している]
んー…そだな。まあ、ちょっと構えてみ?
[鍛錬続行かどうかは口にせずただそうとだけ投げかけた]
― 現在・団長船室 ―
でも、父はローゼンハイム様がお持ちになっていることまでは教えてくれませんでしたから。名前を聞くまで、全然結びつかなかったんです。
縁って不思議なものですよねえ。
……ぷしっ、くしゅん!
[談笑の最後はクシャミで終わった。
僅かに眉を寄せたローゼンハイムに、大丈夫ですからと顔の前で手を振る]
いえいえ、調子は悪くないです。
噂されたか何かですよ、きっと。
[二回続いたということは良くない噂だろうか。
むぅ、と鼻の下を擦り、深呼吸をして立ち上がった]
[背後のカークに舌打ちをしつつ、ディークとウェルシュへと視線を向けなおす。]
私は独学で魔術を学んだ身だからな、実践重視なんだよ。
本はまあ、趣味みたいなもんだな。
…孤児院時代はこの手の本を読む機会はそうなかった。
[孤児院に引き取られた自分は恵まれているのだろう。
ディークの身の上は知らないが、口ぶりから苦労を窺い知る事は出来た。
だからと言って同情なんてする気もなく。
そんなものはディークも自分も望んではいないだろうから。]
― 現在・団長船室→甲板 ―
随分と長くお邪魔してしまいました。
そろそろ失礼します。
[深く頭を下げれば、気にするなと微笑むローゼンハイム。
微笑み返して頭を下げ、団長の部屋を後にした]
さぁて。
少し外の空気も吸ってきておくよう、かしら。
[甲板に出る扉へと向かい、足取り軽く歩き始めた**]
13人目、絆手繰るもの ツヴィンガー が参加しました。
絆手繰るもの ツヴィンガーは、夢魔 を希望しました(他の人には見えません)。
―――……。
[幼い頃、子供心に「神様に会いたい」と思っていた。
夢などではない、子供が持つ些細な興味だ。
だが自分はそれを成してしまった。
それは思いがけない幸運でもあり、また不幸でもあり。
以来己という存在は、いつでも神の手の中に在る。
その神様が呼んでいる。
糸紡ぎの神は、10年ぶりに現れこう言った。
「ゆめゆめ、忘れることなかれ」…と]
そーなの、元気になってきたら、次は暇なのよねー。
あんまやることないじゃん?
俺こんなに船上が長いなんて、知らなかったし。
暇つぶしもできない。
[何故か所々オネエ言葉になりながら。
アデルやディークに返した。>>155>>156]
はっはっは。
うちのアデルがご迷惑をかけていないかな?って
思っただけだよ。
[顔をひきつらせるウェルシュに、誤魔化し笑い。>>158]
怪我治るからって真剣はなあ…
自然治癒回復に任せた方がいいって、きっと。
[自分が回復魔法の世話になれないことは、よく知っているので。魔法による回復は好みじゃない、なんて時々誤魔化したりもしている。]
― 八年前 白螺の里近くの森 ―
[足音に続き声>>149が届く。
それが幻聴や妄想の産物かどうかわからずに]
はっ……迎えってのはほんとに天使がやってくるんだな。
[渇いた声で幼きイリスをみてうっすらとみて皮肉げに
左腕に伝わる強い熱を感じ、ん?と呻く。]
何を……くっ…
[うっすらとしていた意識が僅かに抜けるとぶり返すような痛みに顔をしかめながら、ずるずると起き上がろうとして、どうにか木に背をあずけるようにして座る態勢をとった]
ま。
その気になれば、ホウキやモップでも出来るんじゃね?
[そんな提案をディーク達にしながら、
ようやくアデルを解放してやる。]
あ、あはは……。
[突っ込まれて>>168、とりあえず、笑っておいた]
木刀、苦手なんですよ……実は。
重さが合うのが、中々なくて。
[ぽそぽそと理由を告げて。
続いた言葉に、瞬き一つ]
構え……です、か?
あ、はい。
わかりました。
[戸惑いはあるが、今はそれは横に置き。
左の手に細身の剣を握り、常の如く切っ先を下ろした下段に構えた]
― 船室 ―
……。
[白昼夢。
…眠ってはいなかったはずだが。
テーブルの上に広がっているのは、この度の参加者の資料。
王国主導の調査隊、当然のように参加メンバーらのある程度の身元調査は行われていた。
それを眺めているうちに――ふいに瞼の裏に現れた人のおかげで、一瞬意識が飛んでいた。
仕方が無いとは言え気が弛んでいる。
周囲に人が居なくてよかったと思う。一応、勤務中なのだし。
意識を正すように首をひと振りすると部屋から出た。
サーベルを腰に、背筋を伸ばし歩くと唯でさえ高い身長がよけいに高く見えるとはよく言われていた。]
[目を覆ったままの彼女は、それでも心情がしっかりと伝わる声で言うから]
ほら、神さまにあげたのよ。
みんなが無事に航海できますようにってお願いしたの。
[視線を合わせるように少しかがんで、言う]
独学か。それで身を立てられれば大したものだろう。
[特にこちらから多くを語ることはなく、聞くこともない。
ただまあよく、カークにもたれかかられながら、キレずにいるものだとか思ったりしていた]
趣味か…ところでよ、本読んでら夜寝る時間忘れちまうんだが、あれどうにかならないか?
[趣味というアデル>>170にここ数日の悩みを聞いてみたりした]
― 2年前/白螺の里 ―
[ここ数日で、里の実権の殆どは元老院が持ち、当主といえどその意味ではお飾り同然だということに彼は気が付いただろうか。
丁寧な挨拶に内心苦笑する。]
窮屈な思いをさせていなかったなら、よかったのですが。
ありがとうございます。
[>>116>>117 承諾を得ると、微かに喜色をにじませて、そろりと指を伸ばす。
指の腹で輪郭をなぞり、唇、鼻、目の周囲、髪と触れていく間、擽ったがられるのは何時もの事。
慣れないものでとの謝罪に、緩く首を振る]
いえ…此方こそすみません、ほんとうなら失礼なことを赦して頂いてしまって。
[一通り確かめると、す、と手を引いて、口元を柔らかく微笑みに象る]
…覚えました。
これでわたし、次にタイガさんにお会いしたらすぐに解ります。
―――では、また…その時に。
[まるで次の約束が決まっているかのように、少女が告げた*]
[誤魔化し笑い>>173に、向いたのはどことなくじとーん、とした視線。
けれど、不愉快さよりは、言葉にできない近しさ、親近感の方が近いから。
どことなく、拗ねた上目遣いに見えたやも。
同情の眼差し>>176には、なんというか。
内心で、ちょっと複雑なモノが動いていたが、抑えておいた]
― →甲板 ―
[船内よりは船外の方が賑やかなようで。
皆引き篭もるのに飽きている様子がありあり見えた。
自分の所の部下はどうしているだろうか、と思ったその間。]
ん……あれは。
[海風が音を運んでくる。…ふたつ。
一つは笛の音故に顔を見ずとも誰の仕業か分かったが、もう一つ、歌にもならない音>>76が上から落ちてくるのに気づくと上を見上げた。
メインマストの上に少年一人。
気づけば形の良い眉根を寄せて。]
ちょっとアンタ、危ないわよ?
落っこちたら洒落になんないから、早く降りてらっしゃい!
[一言注意した。
先の方で何か言ってるのは幸い聞こえてはいない。
声に反応したかしてないか、とにかく溜息一つ落としたのだった*]
お前はガキか。
[元気になったとたん暇だと訴えるカーク>>173に思わずというように言いながら、素直に左手に剣をもち下段にと構えたウェルシュ>>178を目を細め、剣というよりも、どちらかというと両足のほうを見ながら]
特注なんてするのは時間かかるだろうしな。それに実践で使うものをいつももってたほうがいざってときなんとかなるものだから、悪いことじゃない。
[ただこれから調査が控えてるとか船の上というのが問題なだけで]
じゃあ次は、できるだけ構えながら力を抜いてる状態と、渾身の力で斬りにいくように力をこめるのとを見せてくれるか?
[脱力と渾身の幅がどれだけあるかを見ようとまた、いうのである]
/*
さてキャラの性格に悩んだ上でこうなったわけですg
こいつテンション高くないと動き難い気がするから、気をつけようそうしよう。
そんなわけで夢魔です。t_nukeです。
いろんな情報いっぱいもって初日に死にます。どーん。
宜しくお願いします。
オカマじゃないのよ!(
力を抜いてる状態と、渾身……。
[求められているのが何か、という部分にまでは思い至らず。
呼吸を整えつつ、請われる>>188まま、構えを変える。
剣の向きは変わらぬまま、力を抜く事で僅か、足の間隔は開き。
そこから一転、力を込めた状態へと移行したなら、左足はやや前に、右足は逆に後ろに。
踏み込み、一気に駆け出す態へと位置は変わる]
― 八年前 白螺の里近くの森 ―
[>>174 譫言のような事を呟く少年―――自分よりはかなり年上のようだが―――に首を傾ぐ。
呻き、木に背をもたせて座る頃には左腕の止血と治癒は完全に済んでいたが]
……ほかにもどこか痛いの?
[生命の焔を活性化させ自然治癒能力を向上させる治癒魔法。痛みも多少は軽減されるはずだ。
多少の傷や病なら完治させることができるが、これだけ多くの傷となると本格的に直すには栄養と休眠が必要だ。]
あ!
あのね、わたしのおうち、この近くなの!
えっと、少しだけ・・・すこしだけがんばって、わたしのおうちにいこう?
[覗き込むような姿勢で言うと、少年の手を引いた*]
ちゃん付けはやめろ、気持ち悪い。
[鳥肌の立つ腕を摩りつつカークへ抗議する。]
…貴重な体質は分かるが、ファンか。
世の中奇特な人間もいるもんなんだな。
あんたの技量に対しての方がまだ納得出来るような…。
[妙なしなりをつけた動作も気持ち悪いと思うが、カークの技量は認めている。
彼が調査団に参加している事を知った時は苦手意識と共に、頼りになる人物がいた事に安堵したのも事実だ。]
私も早く船を降りたいものだ。
後2〜3日で着くと思うんだが…。
[そうであって欲しいとの希望も籠めてそう言った。]
― 現在:甲板 ―
[>>180>>181 神様に上げた、と言うロシェルの言葉に。
あ――、と声を漏らした。
自分も同じようなものなのに、どうしても忘れてしまうのは昔から知っているせいなのかもしれない。]
そっか、…そうでした。
ロシェ姉様は、水神様の騎士になったのでした。
わたしたちのために、水神様にお祈りしてくださったのですね。
[でもやっぱり、ぎざぎざになった髪を惜しむように撫で。
少しの間そうしていたが、そうしていても仕方ないと思い直したのか]
ロシェ姉様、ぎざぎざのままでもわたしはちっとも気にならないけれど、目の見える人はきっと心配されます。
整えて下さる方、いないかな…
[自分が出来れば良いのだが、如何せん通常の視覚で世界を、人を見ていない。
それはつまり、美的センスという点において致命的なミスを犯し得るということだ。
早々に諦めて、誰かいないものかとあたりの気配を探った]
……そうなのか?
[自分が好きとはおもってなかったから、アデルの言葉には思わず疑問符を浮かべたりして]
ああ、まずいなーと思ってな。
咄嗟に動けないようなのとか万全な状態じゃないってのは困るんだが、どうもまだ読んでない部分があるってのが嫌でよ
やっぱ時間あるときか、読まないってのにするしかないか。
[本というのも結構大変なものだなとか見当違いのことを思ったりしていた]
― 主船甲板 ―
[呼び寄せられたのは、蒼月の剣にか、双蛇の刀にか。
そのどちらであると言っても、知り合いは納得してくれるだろう。眉を寄せるか、苦笑するかは人それぞれであろうけど]
わっ!
[そんな船尾方向に向かう前。
甲板に出てすぐのところで、上から人が振ってきた>>201ために足が止まった]
あー、なんだシェイ君か。
心配して損しちゃった。
[宙に浮く少年を見て、やれやれと肩を竦める]
ああ、普段あまり意識することでもねーだろうけどよ。
[ただ立って構えるだけ、脱力と渾身というのを見ながら、足の位置が変わるのとその力加減の移り具合の速さをみた後。]
表情が少し硬いぞ。っと、また楽に戻していいぞ。
んじゃこれから、動きについて少しだけ教える。
ウェルシュは立つ。っての意識したこと…ってのはあまりないだろう。
構えた姿をみたが、船の上でも安定していたな。だがこれが今みたいに波が穏やかではなく波が高いときだったら、先ほどと同じ構えってのは難しいだろうが、意識したら変えれる。
体の部分部分がどのように動いているのか。どれだけの力が必要か。そういうのを意識してみると、そうすりゃ動きのキレも増すし、多少体が辛いときでも、動かせるからな
[いかに悪い足場でも傾斜のある地でも...は平気で動き回ることはともに仕事をしたことがある二人のならば知っているだろう]
14人目、繋がりを持つ者 リヒャルト が参加しました。
繋がりを持つ者 リヒャルトは、共有者 を希望しました(他の人には見えません)。
― 調査団主船・船尾甲板 ―
[横笛の音色と鼻歌とが波間を滑る頃。
とん、とん、と手摺を叩く音が響いていた。
紡ぐ音に合わせるよう、邪魔にならぬ程度の微音。]
…… …
…ん。
[ふとした揺れで手元が滑り拍子が乱れたなら、
指先の戯れを吐息一つに混ぜて投げ捨てた。
元より、ただの暇潰しに過ぎなかったのだ。
心地良い音色へと耳だけは傾け続けていたが。]
[船首の方角を背に甲板に立てば、おのずと後続の船影群と相対する形となる。
わざわざ後方に赴いたのは、別段考えがあってのことではなく。
後衛という枠組みに組み込まれて久しいが故の、癖のようなものだろう。]
概ね――…順調のようだな。
[括り付けられていた樽を椅子代わりに腰掛けて。
片足をもう一方の腿上に乗せ、甲板に片肘ついた姿勢のまま、
同乗者の賑やかな声に時折目を向け会釈などして船上の時間を潰していた。]
[船首の方角を背に甲板に立てば、おのずと後続の船影群と相対する形となる。
わざわざ後方に赴いたのは、別段考えがあってのことではなく。
後衛という枠組みに組み込まれて久しいが故の、癖のようなものだろう。]
概ね――…順調のようだな。
[括り付けられていた樽を椅子代わりに腰掛けて。
片足をもう一方の腿上に乗せ、片肘ついた姿勢のまま、
同乗者の賑やかな声に時折目を向け会釈などして船上の時間を潰していた。]
― 2年前/白螺の里 ―
[聞こうとしなくても耳に入るものはあったから、シメオンの立場は何となく察していたものの。
話は彼女から聞いたものなのだから、述べた挨拶に偽りは無い。
窮屈でなかったなら、と言う相手>>184には、「問題ありませんでした」と返しておいた。
実際は奇異の目で見られたりもしたが、それはこの手の里では良くあることであるため、気にしないようにしている]
失礼なんてことはありませんよ。
これも手段の一つでしょう。
[謝罪を口にする様子には、そんなことは無いと告げて。
手が離れていくのを感じると、ゆっくりと相手の顔を見遣った]
また……ですか。
そうですね、その時を楽しみにしています。
[次が本当にあるかなんて分からない。
けれど、シメオンが言うと本当にそうなるような気がして。
改めて別れの挨拶をすると、今度こそ部屋を辞した。
その時の記憶が2年後、調査団への招致へと繋がるとはまだ知らぬこと*]
― 調査団主船・甲板 ―
これは……指輪、ですか?
[月桂樹の意匠の指輪が繋がれたネックレスを示され>>192、確認するように呟く。
受け取って、発掘品を見つめるように注意深く観察した]
素敵な指輪ですね。
施された月桂樹の意匠も素晴らしい。
残念ながら私は指輪に詳しいわけではないので、お力にはなれませんが…。
良いものだと言うのは、分かります。
[満足するまで眺めて、賛辞を口にして。
「ありがとうございます」と礼を言いながら、指輪を持ち主であるツィスカに返す]
ははは、フランツィスカさんは船酔いしない方のようですね。
船酔いにも程度がありますが、酷い場合は起き上がれない人も居るようですから。
何とも無いのなら、それに越したことはありません。
[自己申告する様子>>194に、つい笑いが漏れた。
同時に本当に知らないのだな、とも思う。
随分と箱入りなのだな、と言う感想は心のうちだけに留めておいた]
[>>199名前の時もそうだった。
この妹のような子は、何より自分を気にかけてくれる言葉を第一に口にする]
水神さまが悪さしないようにね。
ありがとう、イリス。
[……まあ一人、特別心配なのがいたりしたんだけれど。語如語如付け加えるのは口の中。
彼女と居るときは、昔なじみとは別の意味で、神に仕えるものであることを忘れてしまう。それは多分相手の方が神に近いところに居るからなのではないか、そう思う。
相手に髪を良いようにさせ、代わりに自分は、フードの上から彼女の頭をそっと撫でる]
そうね……
ちょうどはさみをもっている人とか、居ればいいのだけれど。
[彼女の申し出に少し笑って、倣って甲板の上を見回した]
― 船室 ―
そもそも魔力がないんだもんなー。
どーせならあの人みたいに魔法弾けたりしたらまだ良かったのに。
[ベッドの上でぐだぐだと愚痴りながら、この船にも乗っている男性の顔を思い浮かべた。
初めて彼と仕事を共にした時、魔法を弾き返したのを見て一体どういう仕掛けなのかと目を見張ったものだ。
魔法全般を弾いてしまうこと自体は不便も多いだろうし、カーク本人がどう思っているかは解らない。
けれど、あの時。
羨ましいと思ったのは、素直な気持ちで。]
― 甲板・船尾近辺 ―
あ、はい。
[楽に戻していい、という言葉>>203に、無意識に詰めていた息を吐いて、構えを解く]
立つ……です、か?
ん……確かに、そんなに気にしてなかったかも。
[剣のみで立ち回る事が余り多くなかった事もあるが、そこまでしっかり気を回した事は少ない。
実戦経験において遙かに勝る相手の講釈は、それだけでも興味を引かれるもの。
それに聴き入る様子は、真剣なのだが、どこかぽやん、として見えた]
ありがとうございますっ。
次、動く時には意識してみますねっ!
[一通り、話を聞いた後はまた嬉しげに笑いながら言って、一礼する。
懐こい様子は、どこか仔犬を思わせるやも]
……部屋ん中でごろごろしてても鈍るだけだし。
外の空気でも吸ってこよ。
[深く溜息をつくと、ベッドから起き上がって部屋を出た。]
― 船室→甲板 ―
/*
皆甲板にいるんだよな。笑
見える箇所見えない箇所
あるだろーなーーー
どうなってっかなーー
変顔の使い勝手のよさよ
/*
よし。
この後使えるかわからない表情の筆頭、上目遣いを使えた。
覚醒すると、表じゃ半目系が中心になるからなぁ。
今の内にやっときたかったのだった。
― 甲板 ―
…良い天気だ。
やっぱ部屋ん中こもってるより外だねー。
[甲板に出て、日差しに手を翳し笑う。
と、辺りを見回している人>>211に気付いて。]
― 甲板 ―
そーよ、アンタシェイだっけ?
[事前資料のおかげで、大体の人間の名前は頭に入っている。
おそらく少年>>201の名前を呼びながら、口煩く言うのは職業故。]
船の上で、大怪我なんかされたら困るのー!
だから早く―――― ギャー!
[お ち た。
と見えば思わずハスキーな叫び声が飛んだ。]
― 主船甲板・メインマスト下 ―
まったく、はしゃいじゃってもう。
[初日から絶好調の告白?>>75をしていたことなど思い出しつつ。返す声は呆れ混じりながら、顔はどこか笑っていた]
普通はね。魔法使うにもラグが出るものだと思うし。
ま、今回の調査団に集まってる人達は皆さん優秀だから、大丈夫な人も多いかもしれないけど。
うん、そんなとこ。
気分転換に外の風でも吸っとこうかなって。
[んーっ、と腕を組んで上に逸らし、大きく伸びをした]
[資料は見ていた、彼の浮遊能力について知ってはいる。
知ってはいるが、実際落ちるのを見るとまた違うわけで。
ふわりと落下が止まるのが見えれば>>205、ようやくほっと息を肩ごと落とした。]
……。………………。
[呑気な声に、思わずこめかみに両腕を当てようと手を伸ばす。]
ったくもー………あのねぇ、
アンタが飛べるって知ってても心臓に悪いの!
それに万一もあるでしょう?
船の上は治療の手だって限られてるの?
だから………お、と、な、し、く、しときなさいっ!
[無事に手がたどり着けば、言葉に合わせて念入りに、ぐりっとするだろう。]
― 甲板 ―
あの人って…えーと、ウルズさん、だっけ。
…ん?
[滞りなく護衛を出来る為、乗船している人の顔と名前は一通り覚えている。
が、何か違和を感じて首を傾げ改めて注視して。]
髪、どうしたんですか?
[明らかに記憶よりも短くなっている髪に気づき、問いかけた。]
[ディークとウェルシュの様子を真剣な面持ちで眺めている。
どこか頼りない風情のウェルシュだが動きはそれを裏切っているように見えた。]
…実践経験を積めば強くなるだろうな。
[その必要があるかどうか。
調査団の面々を思い浮かべる。
自分を含む傭兵達に軍人達、武芸に秀でた人間が多数存在していた。
ウェルシュの嬉しそうに笑いながら礼をする仕草は微笑ましく目に映り。
彼は平和に学問にでも励んでいた方が似合っているのではないかと思うと同時に、剣が違和感なく馴染んでいるとも感じる。]
不思議な人だ。
[最初に感じた焦燥感は消えないが、それでもウェルシュに好感を抱きつつある事を自覚して苦笑した**]
― 調査団主船・甲板 ―
[ツィスカとの会話の最中。
聞き覚えのあるハスキーな叫び声>>219を耳にして、ぎょっとした顔でそちらを見た]
………あの人は何をしてるんだ。
[直前のやり取りは目にしていなかったから、何があったかなんて知る由も無く。
驚きと呆れの混じった表情で呟いていた。
その後の様子>>222などを見れば、誰かが何かをやらかした、くらいは察知出来るか]
― 甲板 ―
[シェイに手を伸ばした後か前か、それとも最中か。
別方向から金色が視界に入ると、あら、とちょっと声色を整えた。]
あらどーも、たしかええと…
[金髪の少女(と呼ぶには微妙だが)を見やる。
制服なし、メガネナシ、となると。]
アリーセ、ね。
[似た顔3人だと名前を出すのに一拍かかってしまう。
部下に対しては幸いそんな事も無かったが、今の所は。]
― 数か月前/白螺の里 ―
[>>208 タイガが里を後にして2年後。
調査への協力依頼を記した書簡が里へと届けられた。
世話につく者から読み上げて貰う間、その唇は仄かに微笑む。]
予感はあたったみたいですね。
[スマラクト島―――黒竜の縁の地に調査が入るということであれば、元老院も断れはしないだろう。
その思惑はあたり、遠方ということもあり、信用できる旅慣れた護衛兼世話役としてディークへ依頼をし、旅立つことになったのは数日後のこと―――*]
― 調査船団乗船:初日 ―
お久しぶりです、タイガさん。
また、お会いできましたね。
今度は此方がお世話になります、よろしくお願いします。
[船でタイガを見つけると真っ直ぐに見誤ることなく歩み寄り、そう言って微笑んだ*]
― 主船甲板・メインマスト下 ―
[シェイが浮遊魔法を得意としてる、というか、建物内からショートカットしては人を驚かせたりしてるのも何度か見ている。
だから、悲鳴>>219が上がっても焦ることはなかった。
ハスキーな声に、あら、と思いはしても]
まったくですねぇ。
反論のしようがありません。
[自分では注意もせず、かといって制裁>>222を止めようともせず。うんうん、と、こちらも呑気に頷くばかりだった]
だったら聞こえてたお前から金とっていいか?
[先生というカークに冗談混じりで答えながら、やはり素直に傭兵の話を聞くウェルシュ>>>215に忍び笑いを漏らす]
ああ、やる気があるんなら徐々に慣れていけ。といってもあっさりできてしまっても俺が複雑だけどな。
んで、実際の剣技を学ぶんだったら、俺よりも本職の軍人か、カークに頼んだほうがいいだろうな。
[礼を受けながら、人懐こく笑うウェルシュに小さい尾っぽが生えているような気がするのを幻視したりする。
あまり派手に動かずにできる鍛錬としてはこんなものだろうと言葉をとめ、続きを求めるならばと他に対象を移すよういった]
ありがとうございます。
[賛辞へ礼を述べながら、タイガから指輪を受け取る。]
物心つく前からずっと傍にあったものなので、この指輪を褒められると、とても嬉しいです。
[笑みを浮かべながら、ネックレスを首に掛け]
うわっ!?
[不意に聴こえた厚布を裂くような声>>219に思わず声を上げて。
声のした方に顔を向けたがその様子は見えたかどうか。
見えても見えなくても、幾度か瞬き。]
…ツヴィンガーさん、何してんだろ。
[直属の上官の声を聴き間違える訳はない。
初めて話をした時は拍子抜けしたよなぁ、と自分を棚にあげてちょっと思考が宙をさまよいかけた。]
― 現在:甲板 ―
[>>211 口の中でごにょごにょと付け加えられた内容には気づかない。
フードの上から髪を撫でてくれる手に、気持ちよさそうに身を任せ]
はさみ…
[はさみの形状を知覚するのは難しそうだな、と少し唸りつつも、
>>219 ギャーというハスキーな叫び声が聞こえてびくっとしたりしているうち
>>223 傍らの人に掛けられる涼やかな声に、あ、と口を開いた。]
あ、えっと…フレデリカさん、でした?
[語尾が弱くなってしまうのはきちんと覚えられていないからだったりするが、声と背格好の形状が似た感じの人が3人いるので許されたい。]
― 主船甲板・メインマスト下 ―
はい、どうも。
グラッドストーンさん。
[出てきたタイミングはともあれ、気付かれたのはシェイと会話した辺りで、だっただろうか。
童顔の傾向がある家系であっても、そろそろ少女と呼ぶには厳しい頃かもしれない。のはさておこう]
お騒がせしてます。
シェイ君は向こうに着く前に、少し痛い目に遭っておいた方がいいのかもしれませんよ。怖い物知らずですから。
[のほほん口調だが、本人の目の前でシレッと言った。
もっとも怪我しそうになればなったで、身を呈してでも庇おうとしたりするかもしれないが]
はい、少しずつでもやってみます。
[ディークの言葉>>229に、どこまでもどこまでも、素直に頷いた。
歩き回りはすれど、ベルンシュタイン国内を出た経験は今まで皆無だった少年は、ある意味では箱入りの一種。
それ故に、多くを受け入れる余地と柔軟さは持ち合わせているのだが]
ご教授、ありがとうございました。
[内心思われている事など気づく事はなく、もう一度礼をして、それから]
何か、賑やか……?
……って、わ。
[ようやく周囲にも向いた意識はメインマスト近辺の騒ぎへと向いて。
そこに、先に遭遇に不安を抱いていた相手──アリーセの姿を認めると]
あ、じゃ、俺ちょっと、おさらいしてきますっ!
[船の後方へ向けて、つつつ、と逃げた]
― 甲板 ―
[わりと近い所で10も年下の従兄弟>>225に醜態見られているとは知らなかった。
なおこの声、というか口調のせいで、従兄弟との対面時、その後の引取り話にひと悶着あったのは余談である。
とはいえ口調に驚かれるのももう慣れたもの。
驚かれない方が珍しかったりするくらいだ。本人変える気は無いが。]
ねー、ほんとよねぇ。
[アリーセの同意に、うんうんと頷きながら>>228手は止めない。
さっきのドヤ顔>>234がまた妙に小憎らしいのもお仕置き追加の原因になった。
>>237悲鳴にも、暫くの間ぐりぐりっと手は緩めなかった。]
そーよ、こっちは体力でお仕事してますからねぇ。
アンタみたいなのをこーゆーふーに、しっっかり叱り付けるのもお仕事なの。
― 回想/調査団乗船初日 ―
[シメオンと邂逅した時、彼女が違うことなく自分へ歩み寄り声をかけてきたことに驚いた。
あの時の確認だけで分かるものなのかと、不思議な感覚に陥る。
口を大きく開けて少しの間呆けていたのも、彼女には感じられたのだろうか]
― 主船甲板・メインマスト下 ―
あら、君。
[白鳩が近くで首を傾げているのを見つけて手を伸ばす。
逃げられなければ頭をそっと撫でようと]
あの子も外に出てきてるのね。
まあ、この長旅だと、みんな暇しちゃうわよねぇ。
[初日についからかってしまったタイガの探し人。
妹の名前と良く似ていて、顔も自分とどこか似ていて。それでもまだ、本人だとは思えていなかった。
父は滅多なことで嘘をつくような人ではなかったから。
名前については、ツィー、と呼んでいた記憶が強すぎて正式なものを覚えていないだけだったりするのだが。それもまだ、知る由はなかった]
お久し振りです、シメオンさん。
貴女の予感、的中しましたね。
[里を立つ日、シメオンに言われたことを引き合いに出し、笑みを浮かべる]
こちらこそ、またお世話になります。
何か不便や入用があったら、遠慮なく言ってください。
[何かを感じ取れるらしいことはたった今体験したものの、眼の見えぬ彼女のこと、何かと不便もあるだろうと、そう進言しておいた。
それが現実のものとなったかどうかは、別の話となろうか*]
― 調査団主船・甲板 ―
そうだったのですか。
とても大切なものなのですね。
[嬉しそうなツィスカ>>230を見て、タイガもまた笑みを浮かべる。
自分自身、母の形見となる腕輪を見につけているため、その気持ちは共感出来るものだった]
ええ、その場合は生きた心地がしないのでしょうね。
[船酔い>>231についてはそう言って頷きを返し。
その後辺りに意識が別>>225へと向いた]
ちょっと、失礼しますね。
スマラクト島への到着はもうしばらくかかりますので、ゆるりとなさってください。
[何かがあったとなれば責任問題は師へと降りかかる。
それを確認すべく、ツィスカの傍を辞そうとした]
/*
お姉さんの反応が愛しすぎてつらい
うるずとありーせかわいすぎない?
ありがとうございます!!!!
ツヴィンガーも私好みで本当にありがとうございます!!
やーーくーーとーーくーー
[実質数分は止めなかっただろう。
とはいえ当然怪我をさせる心算はない、反省してくれれば良いのだから、その辺りの加減はきちんとしていた。]
…はいっ、ちょっとは懲りた?反省なさいよ。
今度見つけたら樽に入れて首だけ出して放置するわよ。
[手を離すともう一つ脅しも加えて、頭をぺちりと最後に叩いた。
シェイが聞くかどうか知らないが…。]
ぁー…そういうのはなんかくすぐったいからやめろ。
[ウェルシュは養子とはいえ、名の知れたローゼンハイムの子。
自分は傭兵。偉そうにされるよりは好感は当たり前だが高いが、こうも真っ直ぐに礼をいわれると、慣れないもので、背筋に毛虫が這い上がるような感触を覚えて>>239苦笑する]
ああ、っと、またな。
[何が原因で逃げたのかなどとこちらは思いながら船の後方にいこうとするのは見送ることになるだろう]
[メインマストの支柱付近、ツヴィンガーとシェイ、そしてアリーセのやり取りを耳にして、ロシェルの傍で思わずくすくすと笑っている。]
楽しい方ですね。
[そんな風に感想を漏らしつつ、そう評したうちの一人、彼が初日にロシェルを口説いていたのはおぼろげに聞いていた気がした。]
― 主船甲板・メインマスト下 ―
だって。
シェイ君、私がいくら言っても全然堪えてくれないんだもん。
グラッドストーンさんも怪我はさせたりしないだろうし。
[笑顔の悪魔が一匹。
逃げ出そうとしている気配>>241を感じたわけでもなかろうが、抗議>>243は聞き流しつつ、甲板上をゆっくりと見回した]
─ 甲板 ─
あ、はい。フレデリカです。
すいません、急に声をかけてしまって。
[こちらの名を確かめるシメオン>>235に頷きを返して、謝る。
元々アリーセのことは知っていたが、もう一人似ている人がいることは船に乗って初めて知った。
身長や体格、髪型など細かいところは違えど見間違えられることも多い。
シメオンは目で世界を捉えていないのだから、尚更こちらを認識し辛いだろう。]
なんなら本気で請求してやってもいいぜ
[とカーク>>240へと笑みに少しの意地悪さを加えながらも、やはり冗談を返した後]
にしても、結構賑やかだな。平和な賑やかさだけどよ
[マスト付近での騒ぎに、何があったんだ?視線をそちらへと向けた]
― 主船甲板・メインマスト下 ―
いたたた!いたいいたいってー もおおおお…
[>>244>>250数分止まなかったぐりぐりは本当に痛かったのか涙目だ。
もちろん怪我をするような強さではないけれど開放された後もしばらくはじんじんと鈍い痛みが続く。両手でその箇所を押さえたまま。]
くっ くそーー…
[と悪態をついたものの、もう一つ脅しが来ると、ぐぐっと口を噤んで怯えが入ったような、睨みつけるような、そんな視線を向ける。
ぺちりと音を立てると同時に目をつむった。その場所を軽く押さえながら、ふいっと目をそらした]
…
[負けを認めるのが悔しいようだ。]
─ 甲板 ─
あ、いえ。
驚いたというわけでは、その…
すいません、不躾でした。
[ウルズの答え>>236に、気まずくなり謝って。
なんとなく、の理由を聞いていいものか少し迷った後。]
予定では、島まであと少しのはずですが。
無事を祈っていただけたなら、何事もなく着けるでしょうね。
ありがとうございます。
[理由を問うことはやめて、礼を言った。]
― 甲板 ―
[更にフレデリカに>>232聞かれていたのも知らず。
彼女の胸中が見えれば、お互い様でしょうと突っ込んだかもしれないがそれも今は無く。
アリーセから礼儀正しいく返事を返されると、>>238良い笑みを向けた。]
いいえ、アリーセは良い子で助かってるわ。
何かあってからじゃ遅いからねぇ…。
ああ、この子と知り合いなのよね?
ちょっと変な事してるの見かけたら、注意してやってね?
聞かないようだったら、アタシに言ってくれても良いわ。
[>>238>>253シレッとした口調の悪魔に、こちらも笑顔で見張り訳を頼んでおいた。
なおアリーセの良い子部分がウェルシュに対応してなかった事は、まだ知らない。]
─ 甲板 ─
…あー…
[ツヴィンガーの声に続いて、違う悲鳴>>237が聞こえ。
頷きを繰り返すウルズ>>242とおなじように、納得したような声を上げた。
気を取り直し、ウルズに顔を向けると少し言葉を探して。]
…あの、失礼でなければ。
少しその、そろえさせてもらっても良いですか?
[ウルズの髪を見て、困ったように微笑んで問いかけた。]
― 回想/調査団乗船初日 ―
[相手が驚いているのを感じ取り、くすりと笑む。
彼の日のことを口にするのには]
はい、わたしの予感、あたるんですよ?
[口許を少々冗談めいた笑みへと変えて応え。]
お気遣いありがとうございます。
島ではお役に立てるよう、頑張りますね。
[里の思惑はどうあれ、招かれた以上はと思う。
こうして、船に乗る事2週間―――現在に至るのであった*]
― 主船甲板・船尾 ―
[くすぐったい、と言われても>>251、その理由には思い至れないまま。
とりあえず、無駄な抵抗と知りつつ、とてとて、と逃げる、逃げた]
……にしても、賑やかだなあ。
[そんな風に呟けるのは、人事だからか。
ともあれ、一息ついて周囲を見回せば、目に入るのは、見知った人の姿>>207で]
……リィ兄さん?
[なにしてるんだろ、と思いつつ、声をかけてみた]
― 主船甲板・メインマスト下 ―
[まあ、そんなシェイと好んで共同研究している辺り。
無茶無謀に関するボーダーラインは推して知るべしだったりもするのだが。年上風を吹かせて悠々としていたりして]
ほーら、もぅ。
驚かせちゃったのは間違いないんだから、ごめんなさい、でしょ。
[拗ね顔なシェイ>>256の頭を、撫でるようにポンポンと叩いた]
へいへい、そりゃどうも。
って、シェイ?…ああ、あいつか。
[適当な拍手>>260におざなりの礼をいいながらも、でてきた名前の単語に、魔術を使えるとかいう調査団のもので、そういえばカークにつきまとってるやつだったか?とか程度の認識をもったりしつつ]
んじゃ、退屈がてら、俺はちょっとつまめる食物でももらってくるわ。
ここの調査団とこ金持ちなのかなんなのかしらないが、飯はうめーしな。
[そういうと、一緒についてくるのでなければ、また後で。と一言おいて、移動するだろう]
―モーントシュテルン視点 メインマスト下―
[主に良く似た顔立ちの少女?に、白梟はホゥ、と一声鳴いて大人しく撫でられた。
実際の所、主は甲板に出るまで本を読みっぱなしだったわけで。
もちろん、そんな事はアリーセに伝わるわけもないだろうが。]
へいへい、そりゃどうも。
って、シェイ?…ああ、あいつか。
[適当な拍手>>260におざなりの礼をいいながらも、でてきた名前の単語に、魔術を使えるとかいう調査団のもので、そういえばカークにつきまとってるやつだったか?とか程度の認識をもったりしつつ]
んじゃ、退屈がてら、俺はちょっとつまめる食物でももらってくるわ。
ここの調査団とこ金持ちなのかなんなのかしらないが、飯はうめーしな。
[そういうと、一緒についてくるのでなければ、また後で。と一言おいて、移動するだろう**]
[>>254 すみません、というフレデリカに慌てて手と首を振る]
いえ、此方こそすみません、きちんと覚えてなくて…!
[改めて彼女の形状をよく見る。髪が短くて、眼鏡が無い方。よし覚えた。]
あ、フレデリカさん!
あのね、えっと、ハサミを持っていませんか?
もしよければ、ロシェ姉様の髪を整えて欲しいのです。
[ぱちりとひとつ手を合わせ鳴らすと、思いついたように尋ねた]
― 八年前 白螺の里近くの森 ―
[無気力にも見える態度で銀髪の少女>>195を見上げる。]
ああ、体中痛いな…。
[助かった。という思いと、どうしたらいいのかという思いが綯交ぜになりながら答える。
この少女の手によって生きていることを実感したと同時に、ふと気づいたのだ。
仇討ち。それを終えた後、自分が何をしていいのか、生きてる意味が一瞬でよくわからなくなったのだ]
…汚れるぞ。
[今更ながら自分に触れていることに気づきいってる傍から自然治癒能力の向上の効果は徐々に現れ痛みも軽減されていく
魔術の中身は知らないが、万能なものなどない。休眠や栄養が必要だというのはわかる]
[もう少し警戒しろ。こんな血まみれの男が倒れているのだから。
こちらを心配してのぞき込む少女に思う。
この時はまだ彼女が目が見えないと知らなかったからだが、手を引かれるのに応じて鈍った体は緩慢な動作で立ち上がり]
……ああ、悪いな…世話になる。
それと、助かった。……ありがとう。
[渇いた声で礼の言葉をのべながら、その小さな少女に手を引かれるままに彼女のおうち。というところにむかっていった**]
― 調査団主船・甲板 ―
[ツィスカの元を辞して、騒ぎのあった場所へと向かう。
その間にも鉄拳制裁的なものは行われていたらしい]
ヴィッグ兄、何かあったのか?
[歳の離れた従兄に声をかけ、状況説明を願う。
尚、初対面のタイガの反応もまた、周りと大差なかったことを明記しておく。
はっきりと性別を訊ねてしまったのも今となっては良い想い出である……多分。
時の流れと慣れと言うのは素晴らしいもので、今はもう彼に違和感を覚えることは無い]
[ツヴィンガーの他にも人が居ることに気付けば、挨拶代わりに会釈を。
そのうちの1人が頭を押さえている>>256のを見ると、大体の事情が読めたりもしたが、従兄の返答を待ってみた]
― 回想 ―
……スマラクト島?
ええ、王国魔導師の端くれですからね、その位は。
護衛に落下物の調査、ですか。
そりゃあまた――
[続く言葉は音にせず、喉元で飲み込んだ。
実際、自分にとっては好都合ではある。
どのような性質を持つ任にしろ、兵属の暇から一時でも開放される良い機会だ。たまの息抜きとでも表現すれば、同僚などは聊か首を傾げるところかもしれないが。]
分かりました。速やかに調査団チームに赴きましょう。
責任者はローゼンハイム殿とのことですし、こちらは多少顔がきく。気楽なもので、有り難いくらいです。
[諾と頭を下げて踵を返そうとしたところで、はたと足を止めた。]
は?
……フェルディナンドも、ですか。
[幼馴染の名を聞き留めたその顔には、複雑な色。
難色というのではない。若干の困惑と言った方が正しいか。
結局のところ何を進言するにも至らず、調査の概要やら船旅であることなどなど必要な事を頭に入れたのち、黙してその場を辞したのだが。]
― 甲板 ―
[>>256脅えて睨まれると、口の端を少し上げる。
こうかはばつぐん…では無いだろうが多少の抑止力にはなっただろう。
そう願いたい。]
ふっふっふ。
…まー、甲板の上を少し飛ぶくらいだったら止めやしないけど。
[何も飛ぶなと言っているわけじゃないのだと、逸らした視線に呆れたように言った。素直に聞いてない様子も若さ故だろうから、釘は刺すがそこを怒りはしなかった。]
― 主船甲板・メインマスト下 ―
[甲板を見回した時には、運良くディーク>>251かカーク>>257辺りの影に入っていたものだろうか。即座に誰か>>264を追いかけることはなく。
まあ、後でも見つけたら、イイ笑顔で近寄っていくだろうことは容易に想像つくものだが]
アハッ。良い子って。
[もうそんな歳じゃない、とは言わずツヴィンガー>>261に笑い返す]
まあ、シェイ君もやる時はちゃんとやってくれますから。多分。
悪い子じゃないんで。
[余計な一言のついてるフォローを入れつつ。
見張り役も見える範囲では、と軽く頷いた]
王国兵ってんだから、危険もなにも…なんだけどね。
[広場の片隅で指令書を捲りながら、頬を掻いた。
幾つかの国内遺跡に赴いた経験からも、何らかの危険は存在するのは容易に予想がついた。師匠と旧交のあるローゼンハイム氏の養子ウェルシュから個人的な依頼を受けたことも経験のひとつに数えられようか。あの時は思ったよりも大変な目に―――否、魔物の強さではなく依頼主の天然ぶりによって、だが。]
まあ、いいか。
あいつも一応一人前なわけ、だし。
[後方のサポートは此方が確りと行えばよい。手元の紙束を綺麗に巻き直して、ぽむと肩を叩きベンチから腰を上げる。
20年前の変事以後その地に巣食い始めた怪物や、閉鎖された鉱山、島からの移住者のことは学び伝え聞いていた。
予感のようなものはあれど、しかし予想は不可能だったのだ。少なくとも、その時の自分にとっては。]
―回想・了―
― 現在軸 ―
[何時の間にか音色は途切れ、代わりに聞き覚えのある声が耳に届く。>>264]
…よ。
前に聴いた時より上達したんじゃないか。
それとも海の上だから、違って聴こえるのかな。
[彼の横笛のこと。
自分に向けられた視線は何か問いたげに見え、もう一言付け加えた。]
そろそろ地が恋しくなってきたよ。
― 主船甲板・メインマスト下 ―
んもぅ。
[ここで謝れないのは、少年らしい若さというものだろう。
ふいっと目を逸らしたシェイ>>274に強要はしない。だから聞き分けてくれないのかもしれないし、つまりは甘い、のだろう]
ごめんなさい。
[代わりにそう、ツヴィンガーに言ってしまうくらいだから]
― 甲板 ―
あらタイガ。大したことじゃないのよ。
ちょっとこのコがおイタしたから、お仕置きしてただーけ。
[おそらく甲板のどこかに居たのだろう従兄弟がやってくると>>271、柔らかく笑いながらそう答えた。
このコ、の所で視線がシェイに向くが、そうしなくてもすぐ分かっただろう。]
怪我でもされたら堪らないもの。
[ねぇ、とはアリーセの方を向いて、片目を瞑りながら言う。
もう片方の目が眼帯に隠れてしまっている為、ウィンクと呼ぶには相応しくはなかったか。]
― 八年前 白螺の里 ―
[>>269>>270 痛い、というのには心配そうに紅玉色の硝子玉のような瞳を細めて心配そうにする。
少年の心中の困惑には気づく事ができない。
汚れるぞ、と言われても、意に介さない様子で]
洗えばいいだけだよ。
[言って、緩慢に立ち上がり礼を述べる少年に、少しだけほっとして、その手を引き、時に支えるようにして里へと向かった。
自身の家で治癒と看病をしながら休ませること数日。
少年が目を覚ましたところに丁度居合わせた少女は、最初少年が目を開いたことに気づかない様子だった。
しかし、少したってから驚いたような顔をして、それから満面の笑みを浮かべた]
よかった…目が覚めたんだね!
えっと、ちょっと待っててね、何か食べるもの持ってくる。
[嬉しそうに言い、慌てて立つと粥の入った椀を持って戻ってくる。
それを少年に手渡しながら]
わたし、イリス。
あなたは?
[無邪気な笑みを浮かべる少女の瞳は、少年へと向けられてはいたが、焦点はあっておらず、光を映してはいなかった。
その少女の顔には、瞳を覆い隠す布は、この時はまだ、無かった。*]
どうも。
[タイガ>>271に会釈をされると、ペコリ、と会釈よりは深く頭を下げる。うっかり初対面で悪戯してしまったので、少しばかり申し訳なさが混ざったものらしい。
兄弟だったのか、と呼び方で微妙に勘違いしながら、大人しい梟>>266の頭を撫でていた]
いえ、私も見間違えるくらいですから。
[慌てて謝るシメオン>>268に、真顔で冗談を言って。
続いて頼まれた事は、自分もそうさせて欲しいと思っていたことだったので頷いて。
ウルズの返答>>281にも、同じく頷いた。
聴こえた悲鳴に対しての反応を見て小さく笑ったのには、こちらもふふ、と笑い返して。]
えぇ、私で良ければ。
あ、でも少し待ってもらえますか?
ハサミ、取ってきます。
[腰に短剣はさしてあるが、流石にそれで整える訳にはいかない。
ハサミを取ってくると、短くなった毛先を揃えるようにウルズの髪を*整えさせてもらった。*]
― 主船甲板・船尾 ―
ん、そう、かな?
[上達した、と言われて>>280、浮かぶのは嬉しげな色。
続けられた言葉には、あー、と短く声を上げて]
そこは、みんな同じみたいだね。
俺も、ちょっと落ち着かないし。
[落ち着かない理由は、それだけではなく。
行きたいような行きたくないような、そんな相反する想いのためなのだけれど]
― 調査団主船・甲板 ―
おイタって……諍いは勘弁してくれよ?
まぁヴィッグ兄なら下手を打つなんてことはしないだろうけど。
[示されたシェイに一度視線を向けてから、ツヴィンガー>>286へと戻す。
唯一の肉親である彼に対する信頼は厚い。
口調がこんなのでも、だ。
怪我でもされたら、と言う言葉には、同意の頷きを返した]
それは確かに。
ま、大事は無かったんだよな?
それなら良い。
[大きな騒ぎになる、と言うことにはならなかったようだから、安心するように息を吐く]
[>>284 ぷ、と吹き出すロシェルとほぼ同時に、此方も噴出した]
ふふっ
[一頻りくすくすと笑うと。>>290 フレデリカに小さくお辞儀をして]
はい、ではよろしくお願いします。
とても助かりました。
[髪を整えている側で、暫く共に、和やかに談笑していただろうか**]
[主はお供のモーントシュテルンに、のんき票が入っているとは知らず、
どこからか取り出した植物図鑑を読み始め。
お供はアリーセが満足するまで撫でられている**]
― 主船甲板・メインマスト下 ―
だってシェイ君、実地遠征とかは初めてでしょう?
[母親扱いされた>>285と知れば、喜んでいいものか悲しむべきものか悩んだりもしただろうが。人の心を読んだりすることは出来ようはずもなかった。少なくとも今この時には]
心配にもなるのよぅ。
[目を瞑るようなウィンク>>286に、コックリと頷いた]
/*
しかし、自分でやっといて何なのだけど。
この呼び方(リィ兄さん)は、別村思い出してちょっとだけ転がれる。
― 甲板 ―
アタシから見たら、みんなまだ子供よ。ああローゼンは別だけど、当然。
ああ、アリーセが謝らなくてもいいのよ?うん。
[>>277言いたい事を汲んだのかそう返す。
おまけ付きのフォローには、ついつい笑んでしまい。
だから>>282代わりの謝罪には綺麗な眉を下げるのだった。]
あのねぇ、ちょっと、よ?
高い所はナシ、あと分かってるだろうけど、海の上も駄目よ?
[そんな姉もとい母さんの想い知らずに>>285何か言う子には、もーいっぺん釘を刺す。とはいえおそらくシェイにとって飛ぶ事は歩く事と同じだろうから、それを禁止して後で爆発さえれてもねぇ、という配慮があった。
何か言い忘れてる気もするが、今はとりあえずそこを徹底しておくのだった。]
俺も楽器のひとつも習っておけば良かったかな。
バカみてーに魔法の修練にばかり精を出さないで、さ。
[ととん、と指先が再び手摺を叩く。無意識。
そういえば、音感は魔力にも密接な関係を持つとした研究論文を目にしたことがあった。真偽の程は分からぬが、ウェルシュを見ているとあながち眉唾でもないような気がしてくる。]
そうか。まあ、じきに着くだろうけど――
落ち着かない? ……楽しみだからか?
今回は、はしゃぎ過ぎるなよ。
[今回の探索にウェルシュが参加した理由は知らない。
以前話を持ちかけられた時のよう自ら参加したものだと思っていたから、彼の内心知らずそんな問いになった。忠告めいた揶揄には小さく口元を上げて。]
― 調査団主船・甲板 ―
[悪戯をされたと言う自覚は無いため、アリーセへの挨拶は普段と変化が無い。
会釈以上に頭が下げられる>>289と、おや、とは思うものの、その理由を特定するには至れなかった。
シェイからは会釈が返らなかったことに関しては、ツヴィンガーと会話していたために気に留めて無かったりする。
ただ、ツヴィンガーがシェイに言った言葉>>297が耳に入ると、シェイを温い眼で見るのだった。
それは注意されて仕方が無い、とでも言いたげな眼]
― 甲板 ―
わかってるわよ。諍い止めるのがこっちの仕事なんだし。
[>>292船の秩序を守るため――と言うのは大袈裟だろうが。
運行をスムーズに行う為にも、自分や部下らは派遣されているのだ。
自分たちが争いの種になるような下手は打たない。きっと。]
調査前に怪我なんて堪らないものねぇ。
まーね。見ての通りって所よ。
[と、シェイとアリーセをちらり。にこり。
タイガには、ぽんと肩を叩いて。]
…ローゼンやアンタの顔に、泥塗るような真似はしないわよ。
安心なさい、ね?
[唯一の肉親――では多分無いが。
今となっては弟のような青年に、にっこりと笑った。]
― 主船甲板・メインマスト下 ―
コラ。ご挨拶は?
[撫でていた鳩から手を離し、シェイ>>296の頭をさっきよりも強くポカッと叩いた。
挨拶してないことに怒ったわけではなく、その視線によくなさそうなものを感じたからだが。勘違いされやすかったかもしれない]
ふぁ……
[噛み殺しきれなかった欠伸を一つ。
本がなくても眠気を感じているようだ。
もし今本を読んだりしたら、眠る自信がある。]
……いかんなー、寝てばっかじゃん、俺。
でも、鍛錬するにしてもな……
[甲板で素振りをするにしても、人数が多すぎる。
万一誰かに当たりでもしたら大変だ。
船室でも甲板でも手持ち無沙汰で、海を眺めた。
小さくでも、陸地は見えてこないかと。]
……スマラクト島、か。
[今回初めて聞くと言っても過言ではないくらい、耳に馴染みのない地名。そのはずなのに、どこか懐かしさを覚える自分がいる。]
習わなくても、何とかなるよ?
俺も、殆ど独学だもの。
リィ兄さんなら、今からでもいけるんじゃないかなぁ。
[手摺を叩く音>>298に、楽しげに笑うのは刹那。
続いた問いと忠告めいた言葉に、ほんの少し、眉が下がった]
楽しみ……楽しみ、なのかな。
自分でも、よくわかんなくて、さ。
なんていうか……行きたいような、行きたくない、ような。
……今まで、黒竜や白竜に関するものへは、文献程度しか触らせてくれなかった養父さんが。
そのニ竜に縁ある地への調査に参加しろ、って言い出したのも、なんだか……おかしな感じだし。
[ぽつり、ともらすのは、内心に抱え続ける困惑の一端。
物言いから、自分の意思による参加でない事は、容易く伝わるか]
/*
アデル・ネルソン(21)
アリーセ・アイゼンドルン(27)
ウェルシュ・ローゼンハイム(19)
ロシェル・フレンケル/愛称ウルズ(24)
カーク・リンド(26)
シェイ・ライアン(14)
シメオン・イリス・アルバスメテンプシューコーシス(18)
タイガ=クラーク=グラッドストーン(22)
フランツィスカ・アイヒホルン/愛称ツィスカ(19)
ツヴィンガー=ガイスト=グラッドストーン(32)
ディーク・シックザール(24)
フレデリカ・フェルディナンド(18)
リヒャルト・ラウ(26)
アルフォンス・ローゼンハイム(44)
案外、俺の昔の記憶と関係あったりして?
………なーんて、な。
[失われた幼い頃の記憶。
自分がどこの誰かわからないのは、最初は居心地悪く、落ち着かないものを感じていた。けれど、20年も経ってしまった今は、些細なことだと片付ける程には成長している。
ふぁ、ともう一つ欠伸をし、しばらく海を*眺めていた*]
/*
しまったローゼンの名前アルフォンスだtt
まぁいいか。第三者用ということで…。気をつけよう
そして思ったより年齢把握間違ってたわー…。
ツィスカ27 だと…
とぶ!
またなーっ!
ツヴィンガーッ!お前の名前は忘れねえええええ!
[捨て台詞を吐いて、とんとん とんっ と宙を舞う。
つまり早い話が、風のように颯爽と、この場から逃げていった。]
[うーんとのびをしたあと、船の縁に体を預け海を眺める。
船の揺れは、身を任せるほどに心地よい]
久しぶりよ。してもらうなんて。
[縁にほおづえ付いたりしたりして。
フレデリカが戻ってきて髪を整えて貰う間、何を話そうなんて、イリスの顔をちらりと見ながら、*考えていたりする*]
― 主船甲板・メインマスト下 ―
シェイ君の魔法能力は信用してるけど。
できればもう少し、行動的な信頼もさせてほしーなぁ?
[渋々とでも了承を返したシェイ>>301にクスッと笑う。
軽い口調は内容よりもずっと彼を信じている証。なのに何だかんだと口煩いのは、今回の調査がそう易しいものじゃないと理解しているからだ。
島を出る前、直接に魔物と遭遇したことはなかった。けれど、親しくしていた人がその出現によって亡くなっていることは、幼くても理解できるほど身近な危険だったのだから]
はいはい、気をつけてね。
[逃げたな、と思いながら、宙に舞う姿>>310を見送った]
― 調査団主船・甲板 ―
頼りにしてるよ。
[ツヴィンガーの返答>>300に、小さく笑み返す。
見ての通り、と言われると、彼の視線を追って2人にも視線が向いた。
その後、不意に肩を叩かれると視線は再びツヴィンガーへと戻り]
ああ。
そうしてくれると助かるな。
[向けられた笑みに再び笑みを返した。
頭の中では何かあった時のマイナス要素が巡っていたが、ツヴィンガーの言葉に安堵を覚えると、それもどこかへと消えていく]
[シェイをたしなめる言葉と共に手が出た>>302のを見ると、小さく「ぁ」と声が漏れる。
気にしていなかったがための反応だったのだが、その後シェイから挨拶>>309が向けられ、僅かに苦笑した]
どうも。
それに関しては自業自得のようですけどね?
[やはりタイガもシェイの味方にはなれなかったのだった。
その返答が彼に届いたか分からないうちに、シェイは宙を舞う>>310]
……手強そうだな。
[逃げて行く様子にポツリと漏らした言葉は、主に従兄に向けられていた]
独学…… それで、そんなんなるんか。
ふうん。暇が出来たら挑戦してみるかな。
[任務の間は難しそうだから、帰り着いてからになるだろうか。
感心顔でそう応じていたが、ウェルシュの表情が心なしか曇るのに気付けばいちど言葉を切って。]
― 甲板 ―
[ようやく本人の口から了承が聞ければ、
>>301イイ笑顔が普通の笑みへと変わる。]
はいはい、妥協でいいわ。
ん、約束よ?
[指でも切ろうかと思ったが子供扱いが過ぎるだろうと、
代わりに今度は下の方にある頭を軽く撫でた――――]
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