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見物人達が村を立ち去りました。
美しく月の昇る晩、君は自らの本当の姿を知った。
智恵を絞り、活路を開く勇気。
人狼を見抜き、妖異を滅ぼす力。
死者の声を現世に届ける異能。
頼りなく怯える人々を守る技。
互いの正体を知覚し合う絆。
自らの胸を裂いても仕うるべき主。
赤く染まる牙――長い咆哮。
さぁ、どうする?
まずは何から始めよう?
どうやらこの中には、村人が2名、人狼が1名、囁き狂人が4名、聖痕者が1名、賢者が1名、洗礼者が1名、狙撃手が1名いるようだ。
楽天家 ゲルトが「時間を進める」を選択しました
― 主船レイルーポルッジート・厨房 ―
[去る途中に投げられる問い>>0:285。
それに振り返り、返した言葉は]
スズメダイに言わせりゃ、くろわんこだとよ。
[蔑みにも似た揶揄いを含んだもの。
それから再び背を向けて]
───昔ここらで名を馳せてた海賊団だ。
今ではユウレンの狗だがな。
ユウレン王国水軍第一艦隊。
それが今のヴィルベルヴィントさ。
[その言葉を残し、ジェフロイは船内から出て行った]
【1dイベントについて】
最初の接敵前の撃ち合い、という事で、ダイス振り合っての砲撃戦。
基本的には、1対1の振り比べ。actでfortuneを一回ずつふり、数値の大きい方が相手に大きなダメージを与える事が可能。
※勝った側も全く無傷、という事はなく、ちょこっとでも被害被る、という意味です。
対決はリアルタイムの振り合いでなくてもOK。好きなタイミングでダイスを振って、後から描写を繋げてゆくのもあり。
※自キャラが船持ちじゃない場合、他の長距離攻撃手段(精霊術や騎竜の能力)を使うのはありです。
最終的には、fortuneの合計値が大きい方が初戦を制する、という形に。
ただし勝敗に関わらず、第一艦隊旗艦の操舵手(ダミー)は負傷。
☆対戦組み合わせランダム。
※出た目を陣営毎、名前一覧の順に各自に割り当てています。
※数字を小さい順に並べ替え、その並べ替えた順番同士で対戦、となります。
水軍側:1:ヴェルナー 2:ロー・シェン 3:シュテラ 4:リュカ 5:ギィ
1:69 2:97 3:15 4:77 5:95
海賊側:1:リヒャルト 2:ジェフロイ 3:シメオン 4:フェリクス 5:カシム
1:30 2:69 3:12 4:55 5:19
☆並べ替え結果
水軍側:3:15 1:69 4:77 2:97 5:95
海賊側:3:12 5:19 1:30 4:55 2:69
シュテラ対シメオン
ヴェルナー対カシム
リュカ対リヒャルト
ロー・シェン対フェリクス
ギィ対ジェフロイ
の組み合わせて対戦となります。
対戦形式の相談など、メモで間に合わない場合は予告した上で、wiki利用してOKです。
/*
そしてリヒャルトのところは風対決か。
ラ神がネタってるなぁ。
さてそんじゃギィの人とご相談しますかね。
タイミングいつでもOKではあるのだが。
― レイルーポルッジート・厨房 ―
ユウレン王国海軍―――
[ぱちりと天青を瞬いてから、
ゆうるり笑みを浮かべる。]
なるほど。それは確かに忙しくなりそうです。
[きっと自分も。
頷いて、去りゆく狼の背を見送った。]
【業務連絡追記訂正】
すいません、水軍側の数字見間違ってましたΣ
3:15 1:69 4:77 5:95 2:97
なので、
ギィ対フェリクス
ロー・シェン対ジェフロイ
が、正確な組み合わせです。
お騒がせしましたっ。
― レイルーポルッジート・厨房 ―
そお?
ま、あんまし無理しないよーにな。
[大丈夫というシメオン>>0:283の笑みにぎこちなさは感じ取ったものの、深くは聞かなかった。
様子があまりにおかしいようなら奥に引っ込ませようとするかもしれないが、今はそこまでする必要はないかと思い声かけだけに留め。]
ふぅん。
やっぱ俺らと同じ穴の狢かぁ。
[シメオンの頭を撫でていた手を下ろして、リーダー>>0:281に視線を向ける。
喉を鳴らして笑う様に返すのは、やはり軽い笑み。
忙しくなる、と言う言葉には解ってるというように頷いてみせて。]
むこーから安売りしてくるってことは買って欲しいんだろーしね?
[口端を上げ、目を細めた。]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
ヴェル兄、じゃなかった。頭領。
遊軍として旗艦以外の船に行くのとかもあり、ですか?
[元海賊の流れのままなら、そんなフレキシブルな運用も認められるかもしれない。シェンが自分の船に戻ろうとするのを見て、ヴェルナーを見上げ問いかけた]
― 主船レイルーポルッジート・甲板 ―
野郎共!
ヴィルベルヴィントが動いたっつー情報が入った!!
航路をいつものポイントに向けろ!
砲門も直ぐに動かせるように準備しとけ!
ブルった奴はそのまま海に飛び込んで島まで帰れ!!
足手纏いは要らねぇ!
[様々な指示に交えて辛辣な言葉も投げる。
その言葉から団員達には迎え撃つ心算だと言うのが伝わったことだろう。
古参ならば、ヴィルベルヴィントと聞いて逆に意気を上げるものも居たか]
― レイルーポルッジート・厨房 ―
[リーダーとリヒャルトのやり取り>>3>>5を聞きながら食事を手早く口に運ぶ。
流石にリーダーが厨房から出ていく前に食事を済ませることはできず、手を止めて。]
あ、リーダー。
ちょっと俺この船から離れてもいーか?
あいつら相手にするんなら、手口知ってるヤツが指揮する船がもうちょい必要だろ?
[副船を1隻自分に任せて欲しいと言外に頼んだ。
自分が指揮するでなくとも、主船に固まっているよりもばらけている方が相手をしやすいとも思っての頼みだが。]
― レイルーポルッジート・厨房 ―
[リーダーとリヒャルトのやり取り>>3>>5を聞きながら食事を手早く口に運ぶ。
流石にリーダーが厨房から出ていく前に食事を済ませることはできず、手を止めて。]
あ、リーダー。
ちょっと俺この船から離れてもいーか?
あいつら相手にするんなら、手口知ってるヤツが指揮する船がもうちょい必要だろ?
[副船を1隻自分に任せて欲しいと言外に頼んだ。
自分の指揮下でなくとも、主船に固まっているよりもばらけている方が相手をしやすいとも思っての頼みなのだが。]
[水の気配する青年の発声は、どこか人間と異なるもの。
ほんの、極々些細な違いだったが。]
前の団長を…?
[告げられた言葉をオウム返しに繰り返し、
ああ、と頷く。]
だから、やり過ごすわけにもいかないのか。
[なるほど、と呟く表情は、どこか楽しげでもあった。]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
[今回の出陣の意図を察した様子>>2に、一つ、頷く。
軍事外交は今のユウレンにとっては重要カード。
その辺り、多くを語らずとも察してくれるのは、心強さを感じさせる]
ん? ああ、そうだな。
相手が教本通りに動かない以上は、臨機応変対応すべきだろう。
ここぞ、という場面では、独断で動いて構わんよ。
[リュカの問い>>8にはさらりと返した。
第二以降ではそうもいかないが、第一艦隊では現場判断は優先されるもの、とされていた。
ここら、完全に頭領の気質故のものだが]
/*
うはあ、拾い方がやっぱり美味しいよ、ねこみちさん。
うん、人魚の声を使うんだから、音の精霊持ちさんにはそっちで絡みたいよね。がんばるるるー><
― レイルーポルッジート・厨房→ ―
[返された笑みに>>9、やっぱり肩を竦める。
なんというか、やっぱり浮世離れしてるよなぁ、とそんな印象を抱いた。
向こうがどう思っているかは知らないけれど、片付け終わって厨房出る前にひょろっと寄ると。]
なんか面倒そうな相手だねぇ。
ま、お互い頑張ろうなー。
[忙しくなると言っていたのは誰だったか。簡単には終わらないだろうという予想くらいは当然つくが。そんな風に言う様は存外軽い口調だった。]
[その前後でシメオンの呟きも耳に届く。>>10]
あらまぁ。
そいつはご愁傷様というか。
[そういう事もあるんだろう。口にするほど深刻ではなかった。
知らない人相手なのだからそんなものだ。]
[正直、剣を見せただけで身分がバレるとは思ってもいなかった。
困惑をあまり表に出すつもりはない。
が、少し落ち着きのなさは漏れ出ていたので、一つ大きく呼吸をして。]
― 少し前/主船レイルーポルッジート・厨房 ―
[船内から出る直前、フェリクス>>13からの問いには]
ああ、その方が良いな。
お前に1隻任せた。
好きな船を使え。
[信頼の笑みを添えて許可を出した。
各副船の担当者にも指示は出す心算で居たが、彼に好きにやらせた方が効率が良い]
頼むぜ。
[もう一言添えて、その時はその場を後にした]
― レイルーポルッジート・厨房 ―
[シメオンからの願い>>12を受けると、困ったように苦笑を浮かべる。
以前、側に居なかったことを悔やんだ覚えがあるだけに主船を離れる躊躇はある、が。]
リーダーもだいじょーぶだって。
大体あいつ、俺の世話になんてなりたくないっしょ。
[明るく笑いそう言って肩を竦めた、後。]
/*
ちゅれhっへきぁあぁゃぁぁぁ
思わず奇声発するほど何もなく出番終了してしまった(´・ω・`)
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
そう。なら、後で。
……くれぐれも、この後の戦いで壊したりしないように。
[副官>>0:287が負けることを考えていないわけではないが、言葉は冗談めいていた。
付き合いが長いだけに、少なくとも武器の扱いに関しては信頼しているのだった]
そう言っていただけるとありがたいわ。
シュテラさん、と言うと……確か気功術の。
[家名からその武器の特異性を思い出すのは、相手>>1とほぼ同時。
一応知識は得ている為、何かあれば修理は可能なはずだ。一から作れと言われれば流石に難しいだろうが。
もう一人の武器に関しては診る機会はあったか――その態度>>4の理由を知っていたとしても、他の目がある場所で何か言うことはなかった]
[自己紹介を含めた雑談もそろそろ終末を迎える。
そのために…自分は来たのだ。これが終わったとき、自分は――]
頭領…船を借りてもよいか?
航海術が頭領やロー殿と比べお粗末なのは自覚しているが、人をまとめ号を取ることならば私も捨てたものではないぞ。
[素直に自分を分析しながら、ヴェルナーをみて聞く]
― レイルーポルッジート・厨房 ―
心配すんな。
同じ後悔はしないし、させないから。
[真剣な色を宿し、シメオンに言い切る。
この言葉は、自分に言い聞かせることでもあり、ジェフロイへの信頼でもあった。]
まさか…名前を聞いただけでわかるとは…
[ユウレン国内でもマイナーといえばマイナー、他国にいえば、さほど知るものもいないだろう…と思っていたからだ。実際どうかはしらないが]
安全地帯とはいえ、何が起こるかわからぬのが海、お気を付けて。
[医療船へと向かうマレンマを礼をとり見送った]
頭領殿、私も後で別の艦に行くよ。
[と、ヴェルナーに告げる。
あまり一ヶ所に集まっていても微妙だと判断したからもあるし、
持ち場の準備も済ませてしまったからであった*。*]
/*
さて、向こうはどんどんばらけて行ってるようだが、こっちはどうなるんだかw
カシムが弓(精霊魔法も?)だし、リヒャルトも精霊使うんじゃねぇのかな。
シメオンも主船砲門使うんだろうし。
よし、NPC副船2隻くらい沈めるk
/*
えっ、みなさんちゃんとバラけるんだ……!
旗艦乗組みかと思い込んでた恥ずかしいw
船乗りいっぱい、わっくてか!!!
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
……船を?
ああ、構わんよ。
お前の指揮能力の高さは、わかってるからな。
[シュテラの申し出>>21にひとつ瞬いた後、頷く。
同じ申し出はギィ>>23からもあり。
そろいも揃ってやる気だな、と。
過ぎるのは、そんな思い]
おう、了解。
そっちも無理無しでな!
[返す口調はごく軽いものの。
声音に、今までとはどこか違う響きがあるのは、感じ取れるか]
― レイルーポルッジート・厨房 ―
さっすがリーダー、話がわかるね。
んじゃ小回りきくのがいーから、一番ちっさい船任せてくれる?
[自分の頼みに快諾を返してくれたリーダー>>19に、小型のガレオンが良いと願い出て。
厨房から出る間際に添えられた一言には、口端を上げ。]
あぁ。
そっちこそ、な。
[立ち去る背に声を投げると、また食事を口に運び始めた。]
……しかしまぁ……なんというか。
[医療船へと向かうマレンマ>>+1を見送った後、ごく小さな呟きが零れ落ちる]
大したもんだよ、なぁ……。
[8年前に封を解いて以降、文字通り魂を分かち合う愛剣『双聖魔』黒狼・焔牙。
数代前から国王の証とされている銀の一角・アインホルンなどと比較したなら名の知られていないそれの事すら知っていた、というのは正直驚きで。
……まあ、それと関連して、恐らくは体質の一部はバレてるんだろうな、と。
そんな思いがあるから、何となく彼女には逆らい難い気分になるのかも知れない]
ありがたき幸せにて、相応の働きをしてみせます。
[申し出を受け入れたヴェルナーの言葉に抱拳をして返し]
それでは船員たちと挨拶をせねばなりませんので、一度失礼いたします。
何かあれば互いに報告を。
では…ご武運を。
[首にまいた。『念の環』を軽くしめしながら、渡り板を辿って移動を開始した]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板→ ―
― 念の環 ―
さっきのシュテラさんやギィ姉の発音、綺麗だったな。
アイ、Aye…?
[妙に真剣に考えたせいで、繋いでそのままにしてあった念の環にまで思考が漏れたのには、最初気付いていなかった]
そうなんだよねー。世話になった分は返さないと。
でもやだねぇ水軍相手なんて。
…って何か楽しそうだね。そっちは。
[リヒャルトのそんな様子は、ふうんといった感じで眺めていたが。
靡く袖に>>24自然と視線が流れた。]
そだね、死んじゃったら元も子も無いし。
生きてないと何にも出来ない。
ん、じゃーねぇ。
[流石に今は死にたくない。死んだら幼馴染が何というか。主にはぐれた方が、だが。
呟きの後、さらりとこちらも別れを返して、一端武器庫へと向かう。
何処にでもある弓を手に、矢筒を背に装備してから甲板へ出た。
出たくはないが、出ないと始まらないという奴だ。]
― レイルーポルッジート・厨房 ―
[シメオンの手に掴まれた袖>>25に、何を言いたいかは伝わったから、やっぱり困ったように笑ったのだけれど。
ゆっくりと離された手と、落ち着いた声音に困ったようなものから柔らかな笑みに変えた。]
あぁ。
ありがとな、シメオン。
お前も気を付けて。
…あ。
そうだ、一つ頼まれてくれるか?
― レイルーポルッジート・厨房 ―
[頼みと口にした後、真剣な目でシメオンを見つめると。]
ジェフが熱くなりすぎてたらツッコんでやってくれる?
[そう言って、いつもの笑みに戻し。]
それと、お前もあんま力入れすぎないよーにね。
[先程と同じ手つきでシメオンの頭を撫でると、空いた皿を片付けて厨房を後にした。**]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
[移動していく各自を見送った後、自身が向かうのは操舵手の所。
暢気といえば暢気な声>>0が聞こえたなら、みょーに楽しげな笑みが浮かんだ]
……寝てもいいけど、仕事終わってから、な?
[にっこり笑いつつ、操舵を邪魔しない程度に頭にぐりぐりと拳を押し当てておく]
そういや、お前はこの位置では初実戦、か……ま、お前の事だから、無駄に焦ったりはせんだろうけど。
気、抜きすぎるなよ?
[そんな注意を与えた後、視線は再び碧へと向かい。
響く波の音にふと、目を細めた。**]
― マールシュトローム・艦上 ―
[小舟をつたって、向かった先
借りた船の名はマールシュトローム。第一艦隊が主に率いるスループ級帆船]
「いいか?坊主。この船はだな。マストが一本でできている船で―――」
[一通り挨拶を済ませた後、年配ながらも年齢を感じさせない体つきの男の話を聞く。
その後、小回りが聞くとか、混雑時の航行がとか特徴を教えるのか、誇らしげに語りたいのかなことを聞きながら、船は海を進む。
目標の「リベルヴェリタ」とぶつかりあうまで**]
― 主船レイルーポルッジート・甲板 ―
[甲板に立ち、副船の担当者にも指示を飛ばす]
向こうも艦隊を組んで来るはずだ。
1隻集中攻撃で沈めていくのが望ましいんだろうが…おそらくそうも行かん。
それぞれ適宜判断して応じろ。
ああそれと、お前のところにはフェルが乗る。
アイツの指示に従え。
[フェリクス>>27の希望通り、小型ガレオンの担当者には彼が乗る旨を伝えて。
後で声をかけておけと指示を出す。
それから担当者を解散させ、戦闘の準備に入らせた]
「ジェフロイ、勝算はあるのか?」
勝算?
馬鹿言え、俺達は海賊だ。
望むものはこの手で掴む。
物でも勝利でも、絶対にだ。
[無ければこの場には居ないと、フォルテの言葉に対し言外に言い。
視線を澄み渡る碧へと移す]
この見渡す海は俺達の領域。
害するものが現れるなら、全力で潰す。
今までだってそうしてきただろうが。
…同じ轍は踏まねぇよ。
[フォルテには今までこの身に起きたことは全て伝えてある。
自分がヴィルベルヴィント頭領のヴェルナーによって左腕を失ったこと。
前団長がユウレン水軍により殺されたこと。
ヴィルベルヴィントに対しては負の結果が多かったことから、フォルテは疑問を投げかけたのだろう。
決意篭る言葉に合わせ、船を奔らせている風が羽織るファーマントの裾を翻した]
[波の音]
[海の風]
[そこに紛れるのはささやかな祈り歌]
[誰が何を思い、それを紡ぐかは知らぬけれど]
[それは間違いなく、幼い頃から碧へと自分を引き寄せる理由のひとつ]
「…それなら、良いが」
[フォルテは瞑目し、それ以上は言葉を紡がない。
何か含むような様子が気になりはしたが、今は目の前に迫る対峙の方が重要で。
ジェフロイもまた疑問を返すようなことはしなかった]
さぁ、祭りが始まるぜ。
それも飛び切りでかいのがな!!
[昂ぶる気は抑えられない。
海賊団リベルヴェリタは艦隊の速力を上げ、遭遇予測ポイントへと*奔り出した*]
/*
うっ………あぶあぶ、前団長とお頭のお守役同一人物視してた。
余計なこと言わなくてほんと良かった。
食い込み位置じゃなくて正解だ今回………。
― 主船レイルーポルッジート・甲板 ―
んー…。
[空を見上げると、風精が飛んでいた。
自分の中に居る風精がそわりとするのが分かる。
本当なら自由を愛する風の精だが、今は諸々の事情から大人しくしてもらっている。爆発して出てこないでねとはこっそり思った。
ジェフロイの号令だか命令だかに>>41反応して、甲板は慌しい。]
んーっと、弓兵一名どこ居ればいいですかね?
[その辺りに居た団員に聞いたら「自分で考えろ」とのこと。
ごもっとも、とばかりに適当に、縁の辺りに立った。]
―――これくらいでいいかな。
[船を動かす役に立たない分は、精霊を動かして補っていた。
これもまた、世話になっている分というところ。
速度を上げて海を走り出す船に身を預け、
行く先に想いを馳せるような、
或いは、別の何かを想うような瞳で、空を*見上げていた*]
― 帆船ルフトシュピーゲルング ―
[リュカを先に登らせ、舷門から身軽に身体を引き上げる。
続いて梯子と小船を手早く収容して、準備はすぐに整った]
抜錨用意。ヘッドスルを解け。
トプスル解き方用意!
艦隊を乱すな。…──但し整えすぎるな。
奴さんらに程好い程度にバラけておけ。
進路南西微西。奴さんらも待ちわびてるだろうぜ。
────行くぞ、野郎ども!!
[応!と響く声を聞きながら、心地良い潮風に身を晒す。
ばさりと頭上で帆が鳴った。
陽に煌く海を見ながら、かつての日を思う]
― 回想:8年前 ―
ああっ!?ったーく、この忙しい時に!!
[襲撃があった。
その報が聞えたのは、特段連絡あってのことではない。
団の中で認められつつあったとはいえ、未だ何の地位もない頃。
ただそれだけの大騒ぎであったというだけの話だ]
[縁から海を覗けば水精が見える。平行して泳ぐもの、見送るもの、様々で。
その中にウンディの姿を認めると、ごく小さく小声で囁いた。]
Ire sine aqua fluunt leniter fluent,prohibere
[あるいは歌のような囁きで動いたのは水の乙女だが、呼応するように周囲の水精も動き、流れを作る。
船は障害を受ける事も無く穏やかに突き進む。
帆が風を受ければ、それは力強い動きへと変わるのだろう。]
あー、そうか。
ヴェルナーがやり合ってんならいいだろ。
あいつに任せとけば問題は……、は?
───リュカが現場に向かったあ!?
[声が跳ね上がる。
未だ幼い妹分が、襲撃の報に駆けて行ったのだという。
舌打ちを一つ残して、男もまたその後を追った]
― 主船レイルーポルッジート・船腹砲台 ―
[ 決して主船を離れる事のない人魚の子が、戦闘となった時に受け持つのは船腹の砲台列だった。そこは船体が被害を受ければ浸水しやすい場所だったから、溺れるということのない体質には好都合だったからだ ]
火薬よし、砲身異常なし、と。
そっちも大丈夫ー?
[ 同じように点検している周囲の砲手にも声をかける。どう見ても立派な海の男とは言い難い相手に、しかし海賊達は素直に砲台の状態を報告してきた ]
よーし、それじゃ、ちょっと耳塞いでてねー
― 主船レイルーポルッジート・船腹砲台 ―
Rarari…riririru ra
…ririra
[ 紡ぐのは人魚の歌。今は、周囲の魚達に意を伝えるためだけの歌で、力を乗せた聲ではなかったが、ヒトによっては歌声に酔ってしまうこともあるので、近くに乗組員が居る時は耳を塞ぐようにさせている ]
((見つけて、教えて、船が近づいて来たなら))
[ この歌のおかげで、砲は的をいち早く捉える事が出来る。そして、砲手の何人かは、過去に人魚の血による治療を受けてもいたから、自然にこの持ち場での指揮権は人魚の子に委ねられていた ]
― 現在:帆船ルフトシュピーゲルング ―
あいつ、やっぱ面倒だったよなあ。
[逃がすべきではなかったのだろうが、そう口にしはしない。
あの時、何より悔しい思いを抱えたのは妹分のリュカだろう。
深手を負い、昏倒した彼女が癒した大きな傷。
それは身体だけではなく、心にもあったのではないかと案ずる故に]
フェリクスの奴もいるし。
そーろそろ、
────…決着にしたいよなあ?
[見えぬ大海原の向こう。
念の輪の声も届かぬ相手へと語りかける。
薄く獰猛な笑みが男の口元に浮かんだ。
帆船は風を受け、飛ぶようにして青い波間を白く*駆けゆく*]
― 主船レイルーポルッジート・船腹砲台 ―
「同じ後悔はしないし、させないから。」
[ フェリクスの言葉>>22は、己の決意でもある ]
[ ジェフロイが左腕を喪った日、船にたどり着いたテオフィロに自分よりも主の治療を先にと頼まれ、その願いを聞いた結果、テオフィロを死なせることになった ]
[ そして、その数年後には、親代わりとも言える団長の命を繋ぐことにも失敗し…その記憶と後悔は、ジェフロイだけは死なせてはいけないという、固い誓いに姿を変えている ]
絶対に…負けないから。
[ 砲台の、小さな覗き窓から見える海を睨み…その向こうから近づいてくる「仇敵」に向かって、そう呟いた** ]
…こっ
…のやろうがぁッ!!!
[ガキン!と、鋼を打ち鳴らす音が響く。
相手の右腕を切り裂くと悲鳴が上がった。
あれではもう剣を握れまい。残るはあと──二人]
てっめええ!!
[少し疲れが出ていたのもあったろう。
その疲れを見て、相手が勢いに乗った。
強く力任せに打ち合わせた刃が、鈍く不吉な音を響かせる]
……!
[ギィン!と音を立てて折れた刃は、地に突き立つ。
相手はたかが野盗だ。
国の混乱に付け込み、村や旅人を襲う輩だ。
技量からして負けるはずはないのだが、]
ちっ…
[幾つかの不運が重なった。
いや、不運も技量のうちだろう。
唇を噛み締めた時。
目前に空から剣が────”降ってきた”]
!?
[青い髪の女性が剣を投げたのだと、気づいたのは少し後のこと。
その時は目の前の剣を取り、一閃して向かってきた敵を斬った。
見事な切れ味に、酷く驚いたことを鮮明に覚えている。
戦いの後に、助けられたと礼を言った。それがはじまり]
[それから後、ある時は逆に彼女を助けた。
混乱の中で夢中に戦い、顔を合わせてみたら相手だったこともある。
何故か騒ぎで良く会った。
いつしか騒ぎでなくとも顔を合わせるようになった。
一度目は偶然、二度目も偶然。
三度目は巡り会わせで、それから後は必然だった。
剣を頼み、剣を預けて言葉を交した。
その中で互いに随分と色々と知るようになったのも自然の流れであったろう]
『───力が借りられれば有難い』
[この戦いの前、案の定顔を合わせた彼女にこう言った]
『危険な目には合わせない。……が…、』
『無理には言わん。…娘さんたち、まだ小さいんだろ』
[武人としての判断と人としての情。
二つを二つながらに告げて、あとは彼女に判断を委ねた。
そうは言っても自由な彼女は、自ら判断すれば動くだろう]
『ま、あんたが来れば皆も喜ぶ』
[リュカの剣も彼女の作だ。
落ち着いて優雅な彼女のことを慕う者も数多い。
───怒らせたら。などとは、きっと想像もしてはいない]
[誘いだけを置いて、ひとまず別れた。
けれど何となく予感があった。きっと彼女は来てくれるだろう。
…幾度目かの必然のはじまりである**]
― 主船レイルーポルッジート・厨房 ―
[そっけない様子の態度>>171にも、こちらに意識を向けて返す言葉を感じることができ、満足そうな笑顔。
他の団員の囃し立てる言葉に、動じた様子もなく、またそれにもそっけないジェフロイの様子にむしろ嬉しそうであった。
そんな姿に、一国の騎士団の副団長であることを知らないものは気づきもしなかったかもしれない。
もっとも、最初に船に来たときは騎竜に跨り降り立ったりと大騒ぎを起こしてもいるので、ただの恋する乙女ではないことだけは伝わっているだろうが]
ふふ、ジェフロイさんは相変わらずですねぇ〜♪
[そう、返す言葉もやっぱり恋する乙女的な色を含んだものだった]
はい、大好きですよ〜♪
[シメオンの言葉>>208には、皆にもばればれの思いを隠しもせず嬉しそうに、
それからそちらを向きながらのほほんとした笑顔の中に真剣な様子滲ませて]
それに、これって決めた人を見つけたら、後悔する前に捕まえにいきませんと♪
ただでさえ、いい男と海の男はどこかにいっちゃうとまた捕まえるのが難しいんですから♪
お粗末さまです♪
[押しやるように渡された皿を笑顔で受け取りながら、いいお嫁さんにとシメオンの言葉にやっぱり笑顔で]
ふふふ、ありがとうございます♪
シメオンくんも、立派ないい男にきっとなれますよぉ〜♪
[お世辞なのか本気なのか分からない言葉を返しながら、
お皿を下げたり洗い物をしたりしていた]
[そうしながら皆の会話とかはしっかりと聞いたりしながら給仕に、準備にと忙しくなっていくだろうか]
嵐の前の静けさに……くろ…わんこ……?
[脳裏に思い浮かぶ、思考とともにじゃじゃぶとお皿を洗う。
土や天に還るのでもなければ、還るべき場所は国や里…、
つまり海を郷里とするものだろうか。
くろのいぬと、海が結びつく先、嵐の前の]
ん〜〜……、楽しい時間もそう長くもしれないですねぇ〜…
[ポツリと呟く言葉が聞こえたものはいなかった]
[リヒャルトの視線がすぐに逸らされるのには特に気にした様子を示さず。
互いにおもう所はあるのだろうが、格別なにかをしあう仲というわけでもない。
遇に同じ場所に会した仲でもあるので、自分的には仲良くするつもりではいたが向こうの事情を思えば無理をするつもりもなく、]
シメオンの皿を受け取ると笑顔で]
はーい、お粗末さまでしたぁ〜♪
[さっきまでの様子などなかったように笑顔で、気づかれることもなかっただろう。
表立って騎竜を駆っての参戦とはいかないだろうが、ひっそりとならば力添えをしようと、そう考えていた。
立場的なことをいえば、むしろ自分はこちら側の人間ではないにしても…**]
[すぐに苦笑に変わって。]
…Wenn Premierminister versteht, daß es, der unendlich Schimpfen, werde ich das Übertreiben davon nicht haben.
…無理なんて、宰相殿にお小言を延々言われるのが分かってるなら出来ないでしょう。
[母国語で呟いたのは割と本音。
立場などについて延々言われるだろう事は想像に難くない。]
/*
……在席表示直さないで倒れるのやめ、俺!
まあ、それがあるからのメモ併用ではあるんだけど。
さーてーとー、今の内に接敵までは進めてしまおうかしら。
ここが様子見になると停滞する。
……しかし、なぁ。
そことあたるとは、ほんとにさすが過ぎるよランダ神。
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
[無理無しで、と。
そんな注意を飛ばすのは、ギィの立場による部分も大きいのは、確かな事。
もっとも、その辺りは派生効果も含めて当人もわかっているのは、見えた苦笑>>60からも十分にわかっているが。
つい突っ込みたくなるのは、『王族の自覚』というものについて小一時間ほど語りたくなる相手が身近にいるからだろう。
まあ、そこへ突っ込みを始めると到底小一時間では収まらないくどくど話になったりするが、それは余談]
……ま、あんまり縛り付けるような物言いは、しない方がいいんだろうけどな。
[『自覚』が『束縛』になり、最終的に『枷』となるのは避けたいもの。
こちらの『実例』も以前見ているから、尚更にそう、思う]
[精霊師たちの求めに風が応え、船を進ませる。
自身は魔精霊を介し、闇精と触れる程度の力しか持たないが、風の加護を受けるユウレンの土地柄、やはり風精は馴染み深いもの。
吹き抜けるその感触を楽しみつつ、左手を伸ばして右の腕を軽く、撫ぜたのは無意識の事。
触れた下には、8年の時を経て、未だに残る傷痕がある。
別に痛むわけではないのだが、微かに疼く心地がしたのは、それを残した者との対峙を控えるが故か]
んー? いや、別に。
囚われるつもりはないぜ?
[わふ、と鳴いて頭をてしり、としてくる仔犬にむけてぽつり、と呟く]
……大丈夫だってのに。
あの時よりは、色々とマシになってんだから。
[漆黒の仔犬──魔精霊が何を気にしているかはわかっている。
ジェフロイとの対決後の、暴走未遂の事だ]
大体、あの時はお前が無理やり『憑いて』たせいも少なからずあるだろうが。
……まあ、そのお陰で動けた部分もあるのは認めるが……。
[そういう問題でもないのは、わかっている。一応、がつくが]
まー、できる限り、あいつの手を煩わせる事態は避けるようにするさ。
癒しの手があるから無茶していい、って事はないのは、わかってる。
[8年前のあの時、暴走を止めてくれたもの。>>278
出自にまつわる生来特性と魔精霊との盟、二つの要因が引き起こした混沌としたものを鎮めてくれた力。
その使い手がいてくれる事は心強くはあるが、同時、そこへの依存はすまい、という自戒もまた強く、ある。
元々、他者への依存を自らに許す事自体が稀ではあるのだが]
[話題を断ち切り、気持ちを切り替えるように、ふる、と首を横に振る。
漆黒の仔犬は振り落とされぬようにしがみつきつつ、はたり、と一度尾を振った。
──見張り台から船団発見の報が入ったのは、それと前後しての事]
……は。
さすがに、引きこもっちゃあくれなかったか。
[わかってはいたし、そんな期待は欠片もしてはいなかったが。
上がる口の端に、仔犬がはたり、と尾を振った]
……各艦に伝令。
『お客さんが招待に応じてくださった。
これより、全力を持っての『お持て成し』を開始する。』
医療船は後方にて待機。
……絶対中立区のアレに手だしするヤツがいるとは思えんが、警戒は怠るな!
[指示を飛ばした後、自身が向かうのは舳先の方。
頭の上に陣取っていた漆黒の仔犬がぴょい、と下へと飛び降りるのに合わせ、一つ鞘に眠る双剣を引き抜いた]
在碧海,并且做,并且是守护龙王。
(碧海に在りし、守護龍王。)
那种保护对我们。
(その加護を、我らに。)
[漆黒を天に、真白を海に。
それぞれ向けて紡ぐのは、碧海にあると伝えられるものへの祈り。
それと自身の関わりなどは一切知る由もないまま、続けてきた『儀式』の後]
/*
ついつい帆船時代の海戦戦術のWiki見てるんだが、いきなり制約的要素が書かれてて噴くww
まぁそこ理解してなきゃまともな戦術組めないだろうしなぁ…。
とりあえず艦首方向と艦尾方向への発射が乏しいことは把握。
前後から来られると弱いんだな。
まぁこう言う世界だと精霊師でカバー出来るからあんまり意味無いかもしれないwwwww
/*
そうそう、リュカとシェンには回想補完について感謝!
テオがやたら凄い人になってて噴いたw
カッコ良く描写してくれてマジ感謝です。
/*
グレートヒェンの扱いを考えつつ。
気遣いとかきっと無いな、と思ってしまうこの酷さ(
使えるものは使うの精神で潜入命じてみるかねぇ。
― 主船レイルーポルッジート・甲板 ―
右舷艦隊、もうちっと速度上げろ。
流れに乗れ。
[空では風精が、海では水精が。
それぞれ精霊師の声に応じて巡航の流れを作っている。
伝達事項にそれを感知した言葉も含めて伝えさせ、ジェフロイは真っ直ぐと進む先を見詰める]
おい! 奴らは見えて来たか?
[投げかけた声は頭上の見張り台へと向けられたもの。
担当の団員が何かを見つけ声を上げたのは、水軍側>>65もこちらに気付いた時だった]
来やがったな。
各艦に伝えろ!
『総力を以て侵犯者を廃せ!!』
以上だ!!
[全団員へと伝える言葉は至極端的なもの。
飾る言葉なんて必要はない。
こちらにしてみれば、相手はただの侵犯者なのだ]
おい、厨房に居るメイド連れて来い。
[慌しく戦闘の準備が進められる中、近場に居た団員にグレートヒェンを呼ぶように指示を出す。
名前くらいは団員にも浸透しているはずなのだが、ジェフロイは敢えてそんな指示の出し方をしていた。
彼女を呼ぶ時は「おい」だったり「お前」だったりと、碌に名前を呼んだことが無い。
グレートヒェンが呼ばれて来たなら、じっと相手を見詰めて]
お前、確か潜入任務が得意だったな。
ヴィルベルヴィントに潜入して情報掴んで来い。
ただし騎竜は使わずに船で行け。
あれは目立ちすぎる。
[目立つという理由が大半ではあるが、彼女の騎竜は人質のようなものでもあるため、使わせないようにして。
グレートヒェンにヴィルベルヴィントの潜入を命じる。
一度副船に乗り、戦闘が始まってから艦隊間の移動に使う小船で更に移動しろとも指示を出した]
[ジェフロイの役に立つなら、とグレートヒェンはすぐさま準備に取り掛かる。
その背を見送ってから、改めて視線を船首側へと移した]
───使えるもんは使わねぇとなぁ。
[やるとなったら手段は選ばない主義。
好意を抱く相手の気持ちを逆手にとって駒とすることに抵抗を見せる者も居たかも知れないが、ジェフロイ自身は気にしていない。
遂行能力について、多少の信用もあった。
グレートヒェンの実力は彼女の身分と立場、そして数年前に起きたシメオンの誘拐事件を解決したことで証明されている。
そのため、戻って来ないと言う事態に陥る可能性は、その時ほとんど考えていなかった]
ヴェルナーが居るのは確実…。
後はあのガキが居るなら、これほどの好機はねぇな。
[纏めて潰す良い機会だと、そう考えて口端を持ち上げる]
8年前の雪辱、テオの仇……そしてヴィーの仇。
てめぇらの血で贖ってもらうぜ。
[風に翻るファー万との下。
欠けた左腕が疼きを帯びる。
それを右手で握り締め、ジェフロイは不敵な笑みを*浮かべた*]
8年前の雪辱、テオの仇……そしてヴィーの仇。
てめぇらの血で贖ってもらうぜ。
[風に翻るファーマントの下。
欠けた左腕が疼きを帯びる。
それを右手で握り締め、ジェフロイは不敵な笑みを*浮かべた*]
/*
マントが酷い誤字でした!
気づいた時には発言確定ボタンを押していたと言う(
あとは夜まで待機かな。
今日は夜中にどんぱちなので、途中寝ておこう。
おい、リュカ!!
[見張り台にある妹分へと声を張り上げる。
眩しい陽の光が、彼女の姿を影にしていた]
面倒なもんが来たら任せる。
風は最低限でいい。頼んだぞ。
[操船は此方で引き受けられる。
だが砲撃戦が始まれば、精霊術にまで対応する暇はない。
その信を投げて、男は再び海上へと視線を*戻した*]
/*
そーいや今回はキャラの死亡ありなんだろーか。
くろねこさん企画は言い換え無し以外はほとんど死亡無しだったはずだけど。
ありならありで別に良いんだけどね!
あ、でもそうだったら医療船無いかw
やっぱ死亡無しだろーな。
─ レイルーポルッジート・厨房→甲板 ─
おぅ、しっかりなー。
[笑顔で厨房を出ていくシメオン>>42の背に手を振り、見送る。
それから、食事の用意をしてくれたグレートヒェンに顔を向けて。]
ごちそーさま、お嬢さん。
ちょーっと忙しくなりそーだけど、ま、がんばってね?
[にっこりとした笑みと言葉に含まれる意味。
それを彼女が察したかどうかは解らないが、それ以上は口に出さぬままその場を離れた。]
─ レイルーポルッジート・甲板 ─
[甲板に出ると、小型ガレオンの担当者から声をかけられた。
リーダーから話をきいた>>39と言われ、軽く口笛を吹く。]
んじゃもー俺からは説明いらないよねー。
あちらさん結構せっかちだった覚えもあるし、早く準備入るに越したことないし。
あっちに乗るヤツ全員移動させちゃってくれる?
あ、精霊師には風と水の変化を特に注意するよーに言っといてね。
多分なんかの仕掛けがあるだろーから。
[軽い調子で指示を飛ばした後に付け加えた言葉に担当者が怪訝な顔を浮かべるのには軽く笑い、まだ穏やかな海に視線を向ける。]
─ レイルーポルッジート・甲板 ─
何の策もなしにケンカ売ってくるバカはいないだろ?
安い挑発うってきてんだ、何かありますよって言ってるよーなもんじゃん。
[そう言うと、眉間に皺を寄せた担当者からリーダーを止めるべきではと言われた。
冷静に考えるなら、諌めるべきかもしれない。
明らかに呼び込もうとしている、何らかの罠も張られているだろう。
けれど。]
─ レイルーポルッジート・甲板 ─
借りを作りっぱなしで逃げられてた相手が、俺らの領域にのこのこ出てきてくれるってのに。
相手もしねーなんて情けねーマネしようとか、誰が言えるよ?
[あくまで軽く笑いながら、さらりと言ってのけた。
8年前のことも、前団長のことも。仇を取るなんてことは、思ってはいない。
命の奪り合いはお互い様、自分自身いつ死んだっておかしくない。
ただ、こちらが受けた傷と同じだけ、いやそれ以上は返さなければ気が済まないというだけだ。]
─ レイルーポルッジート・甲板→副船 ─
…ま。
ヤツの相手しなきゃなんないのが、ちょーっとめんどくさいけどね。
[中性的な顔に浮かべる笑みは柔らかながら、剣呑な光を宿した目を細め。
自身が任せてもらった副船へと移っていった。**]
― 主船レイルーポルッジート・甲板 ―
ん?
[気合入って忙しなく、戦闘準備する海賊団員と違ってこちらはのんびりしている。準備済みで持ち場についているから鉢合わせるまで他にする事が無いので間違っちゃいないはず。
なるべく気配も殺して、余計な仕事を仰せつからないように心掛ける事も忘れない。
そんな最中、緑色の髪の輝かしい華が、文字通り狼に近付いて行くのが見えて、つい視線はそっちに向いた。]
[こっそり、聞き耳を立てる。距離が遠かろうが風精の力を借りれば問題はない。
媒体である精霊石は、一見しては見えない所に常に身に着けている。“これ”のお陰で海に流されても失くさずに済んだ、というのは余談である。]
ふーん。
[グレートヒェンへの命令だかお願いだかと、彼女が去ってからの声>>71>>72を聞くと、ぽつりと感想めいた息を落とした。
内訳はわー薄情、と思うの2割、だよねーと思うのが7割といった所。残り1割は、ああ明日のご飯が遠のいた、というどーでもいい物だった。]
[出掛けるグレートヒェンとすれ違う事でもあれば]
あ、グレートさんお出かけ?
もうすぐ戦闘始まるみたいだし、気をつけてね。
[くらいの言葉はかけるだろう。
遠目からでも見て分かる、恋する乙女の輝くばかりの表情に、笑顔で翠を見送る。
彼女が去ってからも暫くは、笑みを張り付かせたままだった。]
―マールシュトローム・甲板―
堂々としておる。海賊団「リベルヴェリタ」…聞きしにたがわぬ自信をもっているということか。ここまでくれば心地よいというものよ。
[ヴィルベルヴィントとリベルヴェリタの因縁をさほど知らぬ...は、明らかにこちらのことがわかった上での海上の布陣をみて呟く。
船尾にて操舵手が舵を担い、船員が櫂を漕ぎ、精霊術師が水と風を調整する。
前門と船腹の砲には玉がこめられ着々と時は進む]
(さて…家に無断できてみたが、思えば初のこと。
戻らば嫁に出されるという選択もあるかもしれぬが、おそらく出家させられるであろう。その前に、家の命以外で動くのもまた一興よ。)
でも、こっちも見逃せない、のよねー。
[海賊には個人的な因縁はない。
だが戦わない、という選択肢は女の中にも、この場にも存在しなかった。]
さぁ、みんな!獲物が来たわよ!!
思いっきり暴れてやりましょう!!!
[声を風に乗せ、船員たちへ届ける。
女には、とても楽しげな表情が浮かんでいた。]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
……おー……あちらもこちらも。
『賑やか』だねぇ。
[くく、と、零れるのは楽しげな笑み。
同意するように、漆黒の仔犬がはたり、と尾を振る]
ま、わざわざ出てきたって事は、あちらもやる気なんだろうし、な。
賑やかなのは、当然、か。
………ふぅ。
[彼女の姿が見えなくなってから、笑顔は消えて溜息一つ。]
やっぱああいう顔してる人、苦手だわ。
[母さん思い出す、とぽつりと零すと、風の守護精霊が呆れたように「軟弱物、だから彼女が出来ないのよ」と痛い所を付いてきた。]
別に無理して作るもんじゃないし、いいでしょに。
[母親と、頭の上がらない2人の精霊のおかげで女性は苦手な部類に属する。だから自分のせいじゃないやと、この件に関してはわりと開き直っていた。]
……とは、いうものの。
[『賑やか』と称したこの状況を厭う心算はない。
様々な感情が乱れ飛び、それによって織り成される、波。
それは人の心の闇を糧とする魔精霊と盟交わす身にも少なからぬ力となる。
なるのだが]
……なんっつーか……この、みょーな『重さ』は、いただけねぇなぁ。
[ぽつり、と。
念の環の織り成す空間に零れるのはこんな呟き。
当たり前だが、ここにあるのは正の感情ばかりではない。
そういったものは重く──それだけ、『力』も秘めているのだが。
あまり、受けたくない、というのは偽らざる本音だった]
[風精が最後に拾ってきた言葉>>73が切り落とされた耳に届くと、そちらは見ずに軽く肩を竦めた。]
(情が厚いんだか薄いんだかね。)
……さて、そろそろっぽいね。
[呟きはすぐさま切り替えられて、こちらは弓を手に、矢筒も背から腰へと移動させる。とはいえ最初は砲台戦だろうから、弓の出番はもっと後かもしれないが。
この距離からでも、精霊の力を借りれば当てられなくはないが。
目立つつもりは毛頭ないので、最初は他の弓兵たちと同じように黙っておくのだった。]
[船上で意識を違うところに飛ばしたのは一瞬。]
我らが狙いはただ一つ。
……彼の艦の沈黙。
[手を切っ先にように伸ばし、向けるのは海賊が主船レイルーポルッジート。]
乱れた場においてもこの船は強いのであろう?
先程語っておった、貴兄らの操舵術を私にみせておくれ。
/*
そういえば占いどしよっかな。
賢者の肩書きが欲しいだけで占いをどう使うかは考えてなかtt(←
溶ける子居ないから誰でも良いか。
/*
あ、デフォはリヒャルトでした。
ランダム機能無しか。who振ってみるか。
ていっ<<海賊団員 フェリクス>>
現在新入り海賊中 カシムは、海賊団員 フェリクス を能力(占う)の対象に選びました。
[とはいえ、海賊の本拠を本気で自分の艦だけで沈めれるとは思っていない。
だがそれを表面上には出さぬのは指揮官としての態度]
まずは船腹砲台を叩く。
緩やかに…接近した後、急加速をして不意を突く。
風と水の精霊術師よ、道案内を頼むぞ
[そして自分にも―――強さをみせてくれ。]
― 主船レイルーポルッジート・船腹砲台 ―
[ 人魚の子の願いを聞いた魚達は、見つけた船のことをさえずるように伝言してきた。術によるものではないから、ある程度のタイムラグは避けられないが、魚の感覚からの情報は、ある意味海上での目視より多くの事を伝えて来る ]
主船は後回し…一隻ずつ、潰すよ!
二時の方向、全砲門、砲撃用意!
[ 恐らく相手の船にも精霊術師が乗っている。だから砲撃は一隻ずつに集中させて、術でいくらか避けられたとしても、数撃てば当たる、の法則頼みだ。目視よりも早く撃つことが出来れば、敵の隙を突く事も出来る ]
[ふるり、と軽く首を振る。
細めた瞳が見据えるのは、対する船団の主船]
……重さはあちらに利が在るが。
軽さ、に関しては、こちらに分がある。
[軽量級の船舶を中心の構成にしているのは、お国事情も多分にあるが、機動性を重視しての事。
風精の使い手が育ちやすい土地柄に、帆走軍船が性にあうというのも理由として存在している。
まあ、内1割が『頭領の趣味』というのは、軍務省内では公然の秘密だが、それはおいといて]
はーい、呼びましたかジェフロイさん?
[一通りの片付けを終えてぱたぱたと呼ばれるままにジェフロイの前に、相変わらずの笑顔]
ヴィルベルヴィントにですかぁ〜?
う〜ん……
[さすがに少し迷う様子を見せてから小さく頷いて]
わかりましたぁ〜♪
じゃあちょっと行って来ることにしますねぇ〜。
[しゃべり方は変わらないものの向ける眼は真剣な様子で、騎竜はいわれずとも連れて行くつもりはなく]
はさみと、墨を貸してもらっていいですかぁ〜?
それからリボンと、フードをお願いしますね。
[すぐにそれらは用意するように指示してもらえるだろうか]
あ、特に優先的に欲しい情報あったら言ってくださいね。
[ヴェルナーのことは言われたかどうか]
なにかの時はごめんなさいを今のうちに言っておきますね。
[笑顔で、救助もなにもいらないことを念の為に告げる。
その場を後にする、背を見送る視線を受けながら、利用されていることは理解しているうえでの言葉でもあったことを受け取られたかどうか]
カシムさんも気をつけてくださいね。
[カシムの言葉に同じく笑顔でそう返しながら接する時間は短い、
なのでこちらの様子を悟られることはなかっただろう。
こちらは向こうの様子もあって接する時間を短くもしたというところもあったのだが…]
ありがとうございますね♪
[用意してもらったものを受け取ると、持ってきた船員の前で躊躇なくいつも綺麗に整えていた髪先に軽くはさみをいれながら乱していき、
次の着ていた服にも傷や裾のあたりをこすりあわせたり、はさみをいれたりし、粗末な様子の給仕服へと変えていく。
そのうえから墨を使い切り口のあたりや袖や襟のあたりを特に汚していき、
仕上げに髪を適当な感じでまとめてリボンで縛り上げてフードを被る]
はい、準備完了です♪
[もとの身奇麗な様子はかけらもなく、この海賊船にとてもなじんだ格好。
大事にされている来客というよりは捕まって連れてこられたか、下っ端船員というイメージのほうがぴったりの様子で]
[最後に副船に移る前にジェフロイに一目会っておきたいと、短い時間であれば許されただろうか。
姿の変わった自分に気づいてもらえたかどうか、ほとんどの船員は言わなければ気づかなかったことだろう]
それじゃあ、いってきますね。
サルファーのことよろしくお願いしますね。
[出発の報告と騎竜のことを任せてから、立ち去り際に振り返り]
見返りは、今度落ち着いたときに甲板で一緒に海でも眺める、でお願いしますね〜♪
[最後にそう笑顔で、これから危険なところにいく見返りにしては安いものだったかもしれない]
[程なくして開戦後、指示通り用意してもらった小船に乗り、同行者の団員に]
あ、信用してもらえるなら一人で向かってもいいですか?
ここからどさくさにまぎれて逃げてきたってことにしたいので……
[それからじっと覗き込むように顔を寄せて、自分の方が背が高かったので少しかがむようにし、
胸の谷間とかちらちらしていたかもしれない]
それに一緒に行くと貴方が危険ですから〜…
[心配するような様子をさらに見せれば、ドキドキした様子の団員は言葉を発することもできない様子でこくこくと激しく頷いていた]
ありがとうございますね〜♪
[顔を離すと、向こうはようやく呼吸ができたというように深呼吸の音がこちらにも聞こえてきた]
―→ヴィルベルヴィント―
[一人で小船に乗り、武器も何もなく向かう先はユウレン王国の水軍の船達…、ヴィルベルヴィントの方へ。
いろいろ露呈した後はさすがにまずいのだろうなと思いながら、それでもジェフロイが自分に頼むということは…、
それだけ、何か達するべきものがここにあるのだろうと、それに応える気持ちは強かった。
砲弾の飛び交うなか、あたれば一発かなとさすがに必死な様子で小船を操り、激しくゆれる波間をなんとか進んでいく]
たすけて…くだ……さいっ…!
[飛び交う砲弾ゆれる波間で、あわただしい船の方へと必死に途切れ途切れの呼びかけ、
救助を求める声は聞いてもらえたかどうか]
― 主船レイルーポルッジート・甲板 ―
[風に呼びかけたのと相前後して、水が動く気配がする。
穏やかな海上に視線を投げて、薄い唇に笑みを乗せた。]
精霊師、だよねぇ。
[前々からうっすらと感じていたけれども、
自分の知らない精霊師がもう1人はいるらしい。
その認識が青い髪の彼と結びつくことはなく、
それ以上の興味を持つことも無かったが。]
狼さんも、精霊と仲は悪くなさそうだし。
[水と風の精霊が作り出す流れに乗って、
船が力強く滑らかに洋上を駆ける。
見事に、精霊たちの力を受け止め活用する操船に、
賞賛の言葉を短く呟く。]
[船員の一人がこちらに気付いたのが見えると]
たすけてーー、おねがいーー
[両手を真上でぶんぶんと振ってアピール。
結果不安定にゆれる小船から海面へと投げ出されることになり、
向こうは慌てて救助にと、助けてもらえることになるだろうか]
……まずは、あちらの主船に『挨拶』しとくぜ!
接近後、左舷砲門から砲撃……数は半分でいい。
俺も一撃、撃ち込む!
砲撃後は一時離脱、主船との距離を維持しつつ、他艦と連携。
……場合によっては、俺が直接出向くから、その心算でいろ!
[漆黒と真白を携え、指示を飛ばす。
それに応じて、つむじ風の名持つ船は緩く、海上を滑り出す──が]
[救助に来てくれるのが見えると必死に小船にすがりつきながら]
ここからが…もっと大変そうですねぇ〜……
[今の自分の格好を見て、よもや正体がばれることはまずないだろうが、反面怪しまれることは避けられないこと、
とりあえずはと救助される前にざっと艦隊の組み方やそれぞれの船の特徴などないかをざっと観察したりもしていた]
……はあ!?
射線上で救援要請出してるヤツがいるだぁっ!?
[距離が近づいたところで舞い込んできた伝令に、つい声が大きくなったのは已む無しとしてほしいところ]
ちっ……砲撃は中止、すぐに救助を回せ!
挨拶は、俺が単独で撃ち込む!
[そのまま後ろに飛んでいく海面を眺めていると、
微かな歌が"聞こえ"てきた。
音の精霊とある意味共生しているからこそ、
捉えられた、遠く小さな響き。]
人魚の歌の力も見てみたいよね。
君とはまた違うの?
君もあの歌、覚えられたりしない?
―――そこをなんとか、ね?
[精霊の言葉で自分の裡にいる彼女に話しかけているさまは、
傍から見れば奇異なものだろう。
幸い、団員たちはそれぞれ忙しく働いていて、
青年に気を向けている者などいなさそうだったが。]
/*
一番槍が物凄い高い対決になってる…!
ドキドキするねっ!
さて。リヒャルトさんのお相手とか、緊張するする。
あっ、ダイスタイミングのことも言い忘れてるし。
落ち着きながら頑張ろう。おー!
……何がどーしてどーなってる。
[戦闘海域で女が小船で救助を要請。
普通に考えて、あり得るのかそれ、とも思わなくはない、が]
一先ず、旗艦に収容しろ。
今は後方まで送る時間もない。
……念のため、誰かは付き添わせとけよ。
[とばしたのは、大雑把な指示。
漂う小船に向けて救援の手が差し伸べられるのは、それから間もなくの事]
―旗艦ヴィルベルヴィント・艦内の部屋―
[救助されて船にあげてもらいながら、乗ってきた小船は今は波間に漂ういくつかの木片と化していた。
いまだ戦闘中のそこはあわただしく、すぐに船の中へと、保護というよりは邪魔にならないようにといった感じだった。
入れられた部屋はどちらかといえば軟禁に適した場所]
た、助かりました〜…
[タオルを用意してもらい、少し震えながらどうしたのかと船員の一人に事情を聞かれる]
[涙ながらにがしっとその船員の両手を掴むと]
海賊達に捕まって、毎日あそこで…、無理やり……
[そのまま言葉を濁すと、いろいろな想像が向こうに巡る。
頃合を見てぎゅっと握る手に力がさらに強まり、震える様子を手越しに伝えながら]
[涙が浮かびゆれる瞳でじっと見つめて]
チャンスだとおもって必死に逃げてきたんです…
[いまやぼろぼろの衣服や、乱れた髪を適当にまとめて縛っただけの様子など、
それから必死に訴えかける様子に、向こうにも信じてもらえて、大変だっただね、もう大丈夫だよと励ます言葉をかけてもらった。
そっとその胸に顔を預けて嗚咽を漏らしながら]
/*
さてどうしても直接攻撃が主船依存になるぼくは御頭待ちでもあるのでした。
勝手に動かせない&弓は(性格的に)打ち込めないからねぇ。
[やがて時は進み、
白波と白い雲を数えるのにも飽きてきたころ、
帆柱の上の見張りが声を張り上げるのを聞いた。
にわかに慌ただしく活気づく船内の空気に、
遙か地平線の先へと目を凝らす。
空の蒼と海の碧を分ける一筋の線上に、
遠目には黒い影としか映らぬものが迫り上がってくる。
それが帆に風を蓄えたマストだと気が付くのに、
しばらく時間が掛かった。
その影が何隻もの船団だと判別つくまでには、
さらに時間が必要となる。]
ふうん。
まずはどう出るのかな。
[一方的な襲撃ではなく、海戦となると
これが初めての経験だった。
状況をより正確に掴むため、
加えて、船に送るべき風を把握するために、
リーダーの声が良く通る船首の側へと移動する。]
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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