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風火精霊師 ギィは黒焔の剣士長 ヴェルナーに投票を委任しています。
現在新入り海賊中 カシムは黒焔の剣士長 ヴェルナーに投票を委任しています。
黒焔の剣士長 ヴェルナー は 人魚の子 シメオン に投票した
副官 ロー・シェン は 人魚の子 シメオン に投票した
気功士 シュテラ は 人魚の子 シメオン に投票した
風詠み リュカ は 人魚の子 シメオン に投票した
精霊師 リヒャルト は 人魚の子 シメオン に投票した
駆海の白銀狼 ジェフロイ は 人魚の子 シメオン に投票した
人魚の子 シメオン は 人魚の子 シメオン に投票した
風火精霊師 ギィ は 人魚の子 シメオン に投票した
海賊団員 フェリクス は 人魚の子 シメオン に投票した
現在新入り海賊中 カシム は 人魚の子 シメオン に投票した
人魚の子 シメオン に 10人が投票した
人魚の子 シメオン は村人の手により処刑された。
現在新入り海賊中 カシム は、人魚の子 シメオン を占った。
駆海の白銀狼 ジェフロイ は、人魚の子 シメオン を護衛している。
次の日の朝、副官 ロー・シェン が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、黒焔の剣士長 ヴェルナー、気功士 シュテラ、風詠み リュカ、精霊師 リヒャルト、駆海の白銀狼 ジェフロイ、風火精霊師 ギィ、海賊団員 フェリクス、現在新入り海賊中 カシムの8名。
投票を委任します。
現在新入り海賊中 カシムは、黒焔の剣士長 ヴェルナー に投票を委任しました。
/*
なあ。
そ ん な に カ シ ム が 好 き な の か ラ ン ダ 神 。
[2日連続デフォなんですけど]
投票を委任します。
風詠み リュカは、黒焔の剣士長 ヴェルナー に投票を委任しました。
─ 副船ボッカルーポ→主船レイルーポルージット・甲板 ─
[リヒャルトの答え>>2:446に、軽く笑い頷く。]
まーね。
あいつのしつこさは蛇以上だから。
[普通に考えればまず無事である訳がない、が。
今までの経験がその生命力の高さを保証していた。]
んじゃ行こっか。
自力で動けそう?
[必要なら手を貸して共に主船へと移動する。
そこで出迎えにきたリーダーの隣にシメオンがいないのに、眉を微かに歪めた。]
いえ…それは…
[こちらにだってミスがあった。だから>>1:443には苦笑じみた念をこめるが、続く声>>1:444の説明。それをリュカ>>1:445に自然と任せることとして]
いや、偶然近くまで来ていたからな。
[引き上げた後説明を聞く。
なぜ、海にいたのかというの説明と、加えられた念での説明を受けて、軽く目を伏せて]
このまま漂流者の救助に残るものと、ルフトシュピーゲルングの帰還の手伝いをするものとに別れよ。
私たちは一端戻る。このままではロー殿がまずいだろう。船を戻せ。
[そういって、指示を出しながら、医療船のほうもある旗艦ヴィルベルヴィントへと進路は変わる]
……状況、了解。
合流後、速やかに医療船への搬送を。
ルフトシュピーゲルングの指揮権は、当面リュカ・ファサンに委譲する。
[状況報告>>2:445に、一つ、深呼吸をしてからこう返し]
― 主船レイルーポルッジート・甲板 ―
[ボッカルーポの帰還を聞き、甲板にやって来たフェリクスとリヒャルト>>4を出迎える]
ご苦労だったな。
[紡ぐ言葉はいつも通りだったが、その後にいつも続くはずだった声の主は居ない。
歪むフェリクスの眉は、見ているようで見ないようにしていた]
……ん、ああ。
そうだよな……うん。
[続いた笑み含む声>>3に、僅か、落ち着きを取り戻す。
そう簡単には倒れない。
それは、よくわかっているのだから、と]
─ 主船レイルーポルージット・甲板 ─
よ、リーダー。
[出迎えに出てきた相手の言葉>>7に、いつものように軽く手をあげて応えた。]
俺とリヒャルトが相手してやったってのに、シェンが遊び疲れておねんねしちゃってさ
俺らもちょっと遊び過ぎた気がするんで、戻ってきた。
で、さ。
悪いけどリヒャルトの怪我、治してやってほしーんだけど…
[問う口調の軽さはそのままだが、その目に真剣な色を宿し。]
いや、じゅーぶん真面目だと思うぜ?
[真面目、と思われている対象>>2:447には気づく由もない。
苦笑を返される>>0と、ほんとなんだけどなー、と内心で呟くのみ。
次の言葉>>1には……ちょっと、返せなかった。
理由は、海上から、旗艦甲板に移ってすぐに目の当たりにできるのだが]
リュカ殿。少し失礼いたします。
血止めをせよ。
[一応了解をとりながら、応急処置のものだけは漂流者を集めるためにもっていたため傷口を縛るようにしてこれ以上の血の流出を防ぎ、精霊術師もまた治癒に加わる
船に揺られながら腰掛け、ロー・シェンの頭を自分の膝の上に乗せ...は術や薬のように傷口…ではなく。首の裏に人差し指とあて、丹田へと掌を充てる。
生命。活力を経脈は循環しているものだが、それは今や動きが鈍い。だからその手伝いをする。自分の内気を少しずつ流し、順応させ、冷め切った体に熱をともさせ、内より痛みを潰していく]
/*
……ん?
フェリクスのメモにカーソル合わせるとリヒャルトのが出てくる?
しかも昨日のだ。なんだろ。
とりあえずSSとっとくか…(ぽちぽち
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
[苦笑じみた念>>5には、こいつも真面目なんだから、とか考えつつ。
甲板に戻るなり、駆け寄ってきた航行長に、敬礼……は、生憎とできなかった。
何せ、両手は塞がっている]
……とりあえず、戻った。
まずは、こいつをすぐに医療船へ。
何が楽しいんだか、黒狼抱えて飛び込みとかやってくれてな……傷の手当て、頼む。
[何はなくとも、これだけは、と。
人魚の子の手当てを頼み、やって来た船員に託して]
で、ヴィルベルヴィントのひが……。
[被害状況は、と。
問いを発する事は──できなかった]
― 主船レイルーポルージット・甲板 ―
蛇みたい、ですか。
[言いように少し笑った後、
素直に手を借りて主船へ乗りうつった。
あまり意地を張るつもりもなければ、気力も無い。]
― 主船レイルーポルッジート・甲板、砲台付近 ―
[どうやら副船が帰ってきたらしく、そちらは遠目でちらりと見るだけで特に近寄る事はしなかった。
そのうち背後、海に馴染んだ気配が近付くのを知れば顔は出さずに声だけかける。ごく小さく。]
あ、お帰り。どうだった?シメオン達無事?
…………え。攫われた!?
ん、んー?人質にしたの?って怪我してた?
あー…なら治療に持ってった、って線が強いかなぁ。
[水の乙女に様子を見守らせていた報告を受けて一人呟く。
中立地帯の医療船を用意してる水軍だ。そっちの可能性の方が高いと踏んだ。]
なら放っといてもいっかー…。手ひどく扱いはしないでしょ。
やれやれ何事も無く終わればいいんだけど。
[迎えたリーダーのとなりにフード姿の彼はおらず、
やはりなにかあったのかと、リーダーの様子を眺めた。
長い付き合いなどではないが、
リーダーのうしろにくっついて歩いているのは、
よく見ていたから。
黙ったまま、二人のやりとりを見守る。]
― 小舟 ―
そうですな。リュカ殿。ロー殿は強い。
それに私は…マリス…なのですから
[海にて祈りの一節となる本当の名を傍らにいるリュカにいい祈りを届けなければね?というように小さく静かに笑う
もっと近くにいるロー・シェンについては気遣ってはいなかった]
……て、あ。
[視界がゆらぐ]
やっべ……。
[揺らいでいるのは視界だけではなく、身体全体で]
……ちょいと……飛ばしすぎ、た……か、なぁ……?
[『双聖魔』の特徴を知る者であれば、「ちょっとどころの騒ぎか」と総突っ込みを入れるような事をやって来て。
ここまで持ったのは、実は奇跡と言ってもいい]
あー……これ、目さめた時、きっついなぁ……。
[どことなく、他人事のように呟いた直後。
意識が黒く、塗り潰された]
― 主船レイルーポルッジート・甲板 ―
奴か。
遊び疲れて寝ちまったんなら、しばらく出て来ねぇだろうな。
[報告された内容>>9に、くつ、と喉奥で笑ったものの。
続く問い>>11にはその笑いも直ぐに消えた]
…連中に、捕まった。
[告げる内容は至極端的なもの。
経緯も何もかもすっ飛ばしての言葉は、爆発しそうな感情を押し込めるためのものだった]
おい、飲み水持って来い。
[続く言葉は傍にいた団員に向けてのもの。
リヒャルトの治療のためだ]
[意識を失い、崩れ落ちてすぐ。
その傍らに、ふわりとわだかまるのは闇の焔。
それは、常につきまとう漆黒の仔犬の姿を象ると、わふ、と鳴いて、はたりと一度、尾を振った。**]
[そこまでいったのちは無言で、治療を続ける。
...はロー・シェンの命の脈動を正常に向かうように整えるが、血が足りないのは自分ではどうしようもない。ここにいるものも本格的な治療ができるものではない。。
残りは医療船へと任せて小舟で輸送し、...はヴィルベルヴィントへと向かうことになるだろう。
まあその先で、同じようにぶっ倒れている人を見て治療することになりそうなわけだが、今はそんなこと*知らない*]
まったくもって…やりたい放題するものが多いものです。
[敵も味方も。敵はまだいいけれど、そんなぼやきのような念がこぼれでた**]
─ 主船レイルーポルージット・甲板 ─
少なくとも、しばらくはおねんねしたままだと思うぜ?
[リーダーの言葉>>22に同調してそう言った後、消えた笑みに眉を微かに上げる。
続けられた端的な返答は半ば予想していたものだから、感情の動きはさほど大きくはなかった。]
そっか。
…じゃ、早めにケリつけて迎えにいかないとねぇ。
[ちょっとそこまで、というような軽い口調でそう言った。]
…そうやって倒れる無理するから、
頼られてる実感が湧かないんだってば。
[と、愚痴を一つ零した。
意識が落ちた人には聞こえなかったかもしれないが。]
/*
ふむ、ソース見るとフェリクスのメモのturn部分が2になってるな。
何ゆえそうなったんだろう。
他はちゃんと3になってるのに。
そしてメモ番号も3(ヴェルナー)から5(フェリクス)に飛んでるなぁ。
4はいずこへ。
とりあえず、頭領は目が覚めるまで医療船に連れていって。
目が覚めるまで頼りないかもしれないけど、私が指示するから。
…と、言っても修繕と隊列の編成し直しがメーンになると思うけれど。
[てきぱき、とローとの約束を護る様に船員へ指示を出す。]
― 主船レイルーポルッジート・甲板 ―
…ああ、そうだな。
[フェリクス>>27の軽い口調に瞳を開け、薄く笑む。
このままで終われるはずが無く、終わらせる心算も無かった]
リヒャルト、これ飲んどけ。
[団員が飲み水を持ってくれば、その水にクリスタルのロケットから2滴液体を溶かし入れ。
飲むように指示を出す。
精霊を使う力も残っていないようなら、団員が飲ませることになるだろう]
[未だ醒めきらぬ意識は、酷く曖昧だ。
けれども、瞳に映った人影が誰かくらいは分かった。
…とてもあたたかい。これは、]
…───ああ、
[ため息のような声を零して、瞳を閉じる]
……逆に、なっちまったなあ………
[守ってやるからといったのに。
心配げに見下ろす妹分に呟いた、
男の口元はどこか満足げな笑みを浮かべて*いた*]
捕まった―――…
[あの聲の後で捕まったのか。
一体、何があったのだろうかと、ゆるく首を傾げる。]
人さらいにでも来たのかな…?
[思い当たるのはあの黒い影。
内面の声をうっかり表に出してしまい、
あ、と口を押さえる。]
─ 主船レイルーポルージット・甲板 ─
[グレーテヒェンはリーダーに命じられて敵の手に行ったのだろうが、シメオンはそうではないと考えずとも解る。
シメオンにとってジェフロイが兄のような存在であるように、ジェフロイにとってもシメオンの存在は大きいのだから。]
ジェフ。
[リヒャルトにシメオンの血を飲ませている間>>31に、リーダーではなくあえてジェフと呼び肩を叩いた。]
[迎えに行かないと、という明るい髪のひとと、
頷くリーダーの顔を交互に見て、
ふむ、と小さく息をつく。]
場所さえわかれば、
僕が迎えに行ってもいいですけど…?
[提案したところで、飲み水に溶かした何かを渡された。]
─ 主船レイルーポルージット・甲板 ─
しばらくボッカルーポは俺が預かっとく。
さっき遊んだ中にさ、わざわざ名乗ってきたお嬢さんがいてねぇ。
俺に会いにきてくれたのに俺がいなかったりしちゃ可哀想だろ?
…俺もシメオンも側にいないからって、あんま羽目外すんじゃねーぞ?
[そう言うと、悪戯っぽく笑ってみせた。**]
[風を使う気力はなかったので、
大人しく団員に飲ませてもらう。
微かな血の味と共に水が喉を下ると、
体の内側から、優しい熱が湧き上がってくるのを感じた。
血の滲んでいた傷から、完全に血が止まり、
動かすのに支障が無いほどに痛みが引く。]
は …。
[話には聞いていたけれど、飲んだのは初めてだった。
人魚の血の効果を実感して感歎し、
それから、すこし首を傾げる。]
― 主船レイルーポルッジート・甲板 ―
…………。
[リヒャルト>>32が零した言葉に対しては一度押し黙った。
シメオンがああなってしまったのはジェフロイ自身に原因があるが、わざわざそれを口に出す必要はない]
何だ。
[そんな中でフェリクス>>33に肩を叩かれ、いつもとは別の呼び方をする彼を見遣る]
へぇ……随分と律儀なのが居たもんだ。
良いぜ、ボッカルーポは好きに使え。
損傷箇所があるなら今のうちに修理させとけ。
折角の逢引にボロ船で出迎えるわけにはいかねぇだろ。
[告げられた内容>>36を聞いて、僅か感心するような声を上げた。
相手の口調に合わせるように言うと、またくつりと笑って見せた]
さぁて、それはあちらさん次第なんじゃねぇか?
[続く軽口にもいつも通りの態度で応じ、笑った]
……………。
この血を狙って攫われたんだったら、困るなぁ。
[フードを被った人魚の顔を思い浮かべながら、
ごくごく小さな声で、ぽつりと呟いた**]
― 主船レイルーポルッジート・甲板 ―
場所ははっきりとしてねぇ。
向かった先はヴィルベルヴィントだったがな。
[リヒャルト>>35の提案には少し考える風な態を見せる]
アイツから連絡が届きゃ、何か分かるかも知れねぇんだが…。
[あれから小瓶が届いたと言う連絡はまだない。
あれだけ派手に応酬を行っていたのだから、気付く方が難しいだろう]
あ、そうそう。
いつ相手からの襲撃がきてもいいように、警戒しておいて。
怪我人だから相手側の子を連れてきたけど、
断ってこなかったから、人さらいと変わりないのよねぇ…。
[ピントがズレた言葉に、船員達の突っ込みが入る。
他からも突っ込みが入っただろうか。
その後もう一度、念押しをしておいた。]
…警戒はしておいて損はないもの。
[ここは戦場なのだから。]
[ 意識の無いまま、医療船へと運ばれる。頭領直々の命であったこともあり、見るからに深い傷を負った人魚の子は、そう乱暴には扱われなかった ]
[ 運び込まれてすぐに、範囲の広かった胸の傷には止血を施され、続いて腕の傷の治療を、という時に、衛生兵の一人が、ソレに気付く ]
「水掻き?こいつ魚人か?」
[ 尾ひれが無いせいで、人魚とは結びつかなかったのは幸いだったろう。結びついていたら、助けるより血を絞ろう、と誰かが言い出していたかもしれない ]
[ 尤も、そんなことを言い出したが最後、後で頭領にこっぴどく仕置きされるのも必然だったから、きっと別の誰かが止めはしたろうけれど ]
「余計な事を考えずに治療しろ。救い上げた捕虜を死なせたなんぞ、ユウレン水軍の名折れだぞ」
[ 現場を預かる医師は、さすがにその辺りの判断は間違わなかったから、結局そのまま滞り無く治療は行われ ]
― 主船レイルーポルッジート・甲板 ―
ひとまずは休憩だ。
向こうも被害は出てる、すぐに大きな動きはないだろう。
お前らも少しは休んでおけよ。
[そうフェリクスとリヒャルトに告げ。
他にも何かあるようだったらその場で応答し、その後2人と別れた]
[ とりあえず、人魚の子の身体が包帯で、ほぼぐるぐる巻になった頃、頭領と副官が立て続けに運び込まれる騒ぎに、その存在そのものが、あっさり忘れ去られ、寝台の一つに、放置されることになったのだった** ]
[医療船の個室では外での出来事も知ることができない。
二つの小瓶は届いたのかどうか…、それすらもわからない。
シメオンが、ケガをした状態で運ばれたことも]
んんぅ……
[しばらくの間英気を養うために横になっていたが、外が少し騒がしく感じて目を覚ます。
何か動きがあったのだろう]
[ドアに耳を寄せて外の音を少しでも拾おうとする。
けが人とかの収容に忙しいらしく、とくに重要な人物がケガしたらしいことはわかった。
それから海賊船から特別なお客がきたみたいな話も]
これだけじゃちょっとわからないですねぇ〜…
[どんどんとドアを叩く、見張りとかいれば気づくか、うるさいって怒鳴るかするだろうと思って。]
[反応がない、見張りはいないのだろうか。
外の気配を探る……いない…?付近は静かな様子で、騒動は遠くからだけ感じる。
ごそごそと服の中まさぐり、針を一本とりだし]
ひみつどーぐー♪
[かちゃかちゃと鍵開けを*試み始めた*]
[ 海の者は、海から力を受け取る。普通の人間ならば、怪我をして海水に浸かった事は、傷を悪化させる要因になっただろうけれど ]
う…ん…
[ 逆に海に力を貰い、魔に喰われた命の幾らかを補充すらされていた人魚の子は、それを知らぬ者が考えるよりも速く、人知れず回復の兆しを見せ始めていた** ]
― →主船レイルーポルッジート・船長室屋根上 ―
[一時的な膠着状態にある現状。
その休憩場所に選んだのは、良く休憩に使う船長室の屋根上だった。
本当ならばもっと高い場所で見る景色が好きなのだが、如何にバランス感覚に優れようとも、左腕がない状態では見張り台には上れない。
故に右腕だけでも上れるこの場所を好んで休憩場所にしていた]
……お互い、海戦には限度があるよな。
[資材や弾は無限に積めるわけではない。
大型船であるため、保管量はこちらの方が上かもしれないが、それにだって限度がある]
…やぁっぱ仕返すのが道理───。
[敵旗艦へ乗り込むか、と考えた矢先。
頭上を大きな影が覆った。
驚きを含んだ表情で見上げると、そこにあったのはファーマントに似た毛並みを持つ竜の姿]
お前、アイツの……。
………ったく、見張りは何やってやがんだ。
[後方の船に乗っていたはずの、グレートヒェンの騎竜が飛んでいたのだった。
あまりに大人しすぎて、見張りの目が緩んだらしい]
俺に何の用だ?
お前の相手してる暇はねぇぞ。
[問いかけたところで騎竜が答えるはずも無く。
また、彼の考えていることを理解出来るはずが無かった。
ジェフロイは彼の主ではないのだから]
[そんな騎竜はジェフロイに用があったようで、口に銜えていたものを、ぽーん、とジェフロイに投げて寄越した。
落ちて来るそれをやや慌てた態で、右腕と胸でしっかりと受け止める]
小瓶……?
まさか、アイツからの手紙がお前のところまで流されてきてたのか?
[小瓶の中には手紙が入っていた。
潜入に向かったグレートヒェンからの手紙。
戦闘中の荒波に揉まれながらも、沈むことなく戦場外である場所まで流れ着いたらしい。
その小瓶をジェフロイへと投げた後、騎竜は上空で踵を返し、今まで居た船へと戻って行った。
船から逃げる心算は無いとでも言うように]
……ったく、何なんだ。
アイツも、あの騎竜も。
[ここまで飛んで来れたなら、そのまま逃げることも出来るのに。
まるで潜入に向かったグレートヒェンを待っているかのようだった。
後方の船へと戻る騎竜をしばらく見遣ってから、受け取った小瓶の中身を確認する]
────………。
[簡易な地図に添えられた、『ごめんなさい』の一言。
彼女が捕まったことを意味するものだった。
ジェフロイが求めた被害状況の追加が無いことから、敵旗艦が大きく被弾する前に投げられたものだと推測出来る]
…結局、手に入ったのは地図だけか。
[だがこの収穫は小さくない。
もしヴィルベルヴィント内にシメオンとグレートヒェンが居るなら、乗り込んだ時に速やかに救出することが出来るかも知れない]
……やぁっぱ、やるかねぇ?
[やるならばヴェルナーのように単身ではなく、精鋭を引き連れてのものになるだろう。
お礼参りとは違い、救出することが主体となるため、1人より複数居た方が効率が良い。
フェル辺りには話をしておくか、と考え、屋根上からひらりと甲板へ*飛び降りた*]
/*
やっと回収出来た、満足。
あ、投票デフォはシュテラ、守護デフォはギィでした。
守護はやはりヴェルナーで仮設定w
駆海の白銀狼 ジェフロイは、黒焔の剣士長 ヴェルナー を能力(守る)の対象に選びました。
……あー。
うん。分かった。
[答えるまでに少し開いた間はどう取られたものか。
シェンの名前を出されると、少し苦笑して]
怪我した時はちゃんと、ギィ姉のせいじゃないって言うし。
[そういう話じゃないだろう、と、近くにまだ航行長達もいれば突っ込みが入っただろうか]
これ以上は無理だって思ったら、すぐに戻ってくる。
約束する。
[そうして指揮官代行の許可を取り付けて。
雪辱戦を望む船員達の待つ船に戻るのだった**]
― →帆船ルフトシュピーゲルング ―
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
[納得していない表情>>10は見えていたが、まあ、返せなかった理由は以下略。
倒れなくても、平行線になるのがわかっていたから、それ以上言葉は尽くす心算もなかったが。
零れた愚痴>>28は落ちる直前の意識に引っかかっていはしたけれど。
答える余裕もないまま、医療船へと運ばれ>>30、そして]
― 医療船 ―
[運ばれ、新しく得た傷に手当てを施される間も目を覚ます事はない。
右の腕と左の肩、特に深い傷がついた所が、今もって残る古傷に近い箇所にあるのは何の因果か。
一方は自分でやった、というのはさておいて。
右腕の痕は、最初の戦いでジェフロイから受けたもの。
左肩から胸にかけて残る、深く刻まれた傷痕は──内乱の終わりに、袂別った父より受けたもの。
初見の者は驚くが、まあ、ここで治療に当たる者には所以も含めて知られたものと言えるか。
内より分離した漆黒の仔犬は、運ばれるのにちょこまかとついてゆき。
手当てが終わるとベッドの横に伏せて、時折、物思うようにはた、はたりと尾を揺らしていた]
― 遠い日の夢 ―
[目覚め遠い眠りの内、彷徨う意識は過去を見る。
水軍第一艦隊が、今の形になった由来は、ヴィルベルヴィント海賊団との長い付き合いで。
それが始まった理由は──実は、『所在無さ』だった。
12の歳の家出は、海へ引き寄せられたという思いと共に、己が在るべき場所を見出せぬ事への不安定さがあったからのもの。
最も近い存在だった乳兄弟は己が半身たる龍を得て。
年上の兄的存在たちの所には入りようもなく。
だからと言って──生家に待つ人もいない状態。
そんな環境の不安が、飛び出しを決行させた。
半年間の海での暮らしは、知らぬものを多く知り、知りたいものを増やす時間で。
育ての親である先代王妃自らの迎えでそれが終わる間際も、「また来る、絶対来る!」と宣言していた。
そこに、自分の居場所があるのを、ぼんやりと感じていたから]
[そんな状態だったから。
その後の訪れの際に、歳近い少年の姿を見て、最初は戸惑いと苛立ちを感じていた。
居場所をとられるんじゃ、という、形のない不安から、最初は不機嫌な態度をとっていて。
そんな状態で友好な関係が築けるかと言えば、まあ、お察しを、という所。
ほんのちょっとした切欠で弾けた感情の赴くままに喧嘩を売って──止めるよりは煽る方が圧倒的に多い環境の事、そのまま大喧嘩に発展した。
勝ったか負けたか引き分けたか。
勝敗よりも、その時は。
それによって気づけた事と、少年と打ち解ける契機となった事の方が大切だったのだけれど]
[乳兄弟が騎竜師の号を得て、見聞の旅に飛び立った後。
近衛武官としての修行を積む傍ら、ヴィルベルヴィントを訪れる機会は増えていた。
正規軍のトップともいうべき近衛武官の候補生としてどうなのか、と眉をひそめる者もいたが気にする事はなかった。
他者に何か言われようとも譲れない、大事なものがそこにはいつもあったから。**]
[譲れないものは、確かに他にもあった。
けれど、そのどれとも『違う』と、そう、感じていた。
それまで一番近かった存在は──『護り支えるべき存在』という認識が、どこかにあって。
けれど、海で得たのは、それとは違う。
『共にあり、支えあえる存在』だと思えていた。
特異な環境で生まれ育った自分が初めて得た──かけがえのない、『友』である、と。
……もっとも、それを言葉で伝えた事は一度もないのだけれど。**]
― 主船レイルーポルッジート・甲板、砲台付近 ―
[シメオン効果なんだろうが、何でか砲弾の在庫とかの報告受けながら、こっちはまだ暫く休む呈でいた。
だいぶ減った弾の数を聞けば“増やす”方法も無くはないが。そこまですべきかどうか。精霊も術も無尽蔵ではないし、何より炎弾は使った。次は防御手を考えられているかもしれない。―――どうするべきか。出来る事は。
と真面目に考えていた頃、どかどかという暑苦しい足音がやって来た。]
「新入りぃ!俺たちのシメオンが攫われたって本当かぁ!?」
[その声の大きさにびくっとなる。守護精霊なんか耳抑えている。あからさまに嫌そうだ。というか今なんつった?と、こっちは目を丸くする。]
あー…ええと、そう聞いてる、けど。
え。俺たち……の?
「可愛いシメオンがヴィルベルヴィントなんざロクでもねぇ奴らに攫われて今頃どんな目に合ってるかって思うと…!」
「くそっ、あいつら血も涙もねぇ鬼だ!赤鬼だ!シメオンの可愛さに目ぇつけやがったに違いねぇ!!」
「うおー!今すぐ助けに行くぞー!」
[こっちの問いかけは聞いてないようで、良く見ると中にはシメオンを想ってか男泣きしてる海賊も居た。
団員であるシメオンの事をとても心配しているんだなー、と見れる。ちょっと行き過ぎた心配はきっと過保護だからだ。……好意的に見れば、そう見えなくもない。]
[なんか色々と言いたい事と聞きたい事とが過ぎったが、一番気になってつい尋ねてしまったのはこうだった。]
………あの、一つ聞くけど。
シメオンって、男の子だよね?
「「「それがどうした!」」」
すみませんどうもしませんごめんなさい。
[もう後は深く考えない事にした**]
[問いへの答えがあるなしに関わらず、
一礼してその場を下がり、船室に入る。
寝床に横たわった直後、石のように眠りへと落ちていった**]
[彼は、内乱の幼い頃からでも過大も過小もせず、忌憚なく...に自分をぶつけてくれていた。
それに対して、私は騙している。
いや、ロー・シェンだけではない。ゲオルギーネにも、第一水軍にもだ。
二人のやりとりをみながらこれでいいのか?と思うのだ]
…ごめんなさい…
[小さな囁きを残し、残りは医療船に任せ、ヴィルベルヴィントへと戻っていった]
― →ヴィルベルヴィント ―
[薄かった呼吸は回復した。生命が損なわれることはないだろう。
リュカ>>34とロー・シェンを送り届けヴィルベルヴィントへと戻ったところで、倒れてる人>>20がいるわけで……]
やっぱり…ですか。
[ある程度の予想はしていたからか。
密かな嘆息をして、倒れているヴェルナーのもとにしゃがみこみ、膝の上にヴェルナーの頭を乗せ、首裏に指を、丹田に掌をあてる。
右腕や左肩などいく筋もの傷がついていたが、そちらを効果的に治せるのは、医療船のものだろう。血が流れていない限りはそちらへの治癒の優先度は外に回す。
内側の傷、もしくは異変ともいうべきか。魔精霊というのを使用したことによるものか。人魚の負の感情も飲み込んだからかなどの原因は気功士にはわからない。
ただ異変ともいえるものを取り除くように、生命とでもいう気を正常に流れるように施していく]
…ロー殿よりはひどくないようですな
[治療の時間はロー・シェンにしたときよりも短くして終える。
外傷の類は自分がやるよりも医療船の面々がやったほうがはやいと手を止めた後、額を撫でながら意識を落としている姿をみると、無事に戻ってきたことに嬉しくもあるが、ふつふつと湧き上がってくるものがある。]
― 休憩前/主船レイルーポルッジート・甲板 ―
難しいだろうな。
最低限、顔が割れてない奴じゃねぇと無理だ。
[リヒャルト>>67の言葉に否定の言葉を紡いだ。
顔が割れていない点からグレートヒェンを潜入に向かわせたと言うのもある。
まさか水軍側に顔見知りが居るとは思わなかったが]
[リヒャルトが船室へと下がる前。
向けられた問い>>68には、真っ直ぐ相手を見据えて頷いた]
当然だ。
アイツは俺の命の恩人であり、弟みてぇな存在なんだよ。
[8年前のあの日、左腕からの失血を止めたのはシメオンの血だった。
あれが無ければジェフロイはこの場に居なかったことだろう。
その答えを聞くと、リヒャルトは一礼して場を辞していく>>69]
/*
あれそれきっちりやってから箱前にたどり着けたにしては早い時間だと思いたい!
そんなわけで帰宅した僕です。今日は温まってもきてます。
さてやりたい事が微妙に迷子なので調べ物をしつつ
きっと今日は負けるであろうからやれることはやって死にたいなぁ(←
や、だってこのシリーズは若者が強いからさ…!
成長物語筆頭のリュカ相手は部が悪い&僕はダイス戦闘の勝率すごく悪いし。
てなわけで今日は頑張りますです。
結局遅刻でしたな。
[まあ想像はしていたことだが仕方ないと思いつつ、僅かな息抜きに念内(脳内)茶会を勝手にしはじめた。
まさか宰相もこんな利用のされかたをするとはおもっていなかったかもしれない]
[生乳と砂糖を入れた鍋を火にかけ、暫くしたに卵白を入れ、混ぜる。
大分とろみがついてきた時に小さな器に移しおく。
ついでに生乳だけを熱し、クリームも作る。
上にだんだんと分離してきたクリームをおたまで掬い、漉し袋で漉した。白い艶やかなクリームが出来上がる。
それら二つを冷やした。キンキンに冷たくなったら、器をひっくり返し、皿に…ミルクプリンを着地させる。
そこにクリームを乗せ果物に桃を添えて出来上がり。念の輪だからと贅沢していた。]
[リュカが向かった後ぐらいか]
ゲオルギーネ殿…先程海の上を渡るときに乗っていたあの赤い生き物。
あれはまた使用できるのでしょうか?
[フレアというのを知らぬ...は赤い生き物といって聞く。
援護にせよ。救出にせよ。何かあったときというのは考えておいたほうがいい。
いやそもそも単発でいくよりもという考えもあった]
仕方がないでしょう。
ある意味、上司が一番子供なのですから、朱に交われば…という言葉もありますからな。
[ため息をつくゲオルギーネに僅かに笑みを浮かべながら、それが素に一番近い口調であるか知らぬままいう]
ん…、あぁ、
[いつの間にか剣の中に戻っていたフレアを呼び出す。
今の大きさは一般的な狼と同じくらいか。]
契約したから、私が望めばいつでも大丈夫。
[フレアは、というと、]
『主、何、何ー?』
[と、非情に呑気な発言をしていた]
― 医療船・個室 ―
「……に、しても」
[手当ての合間、医師の一人がぽつり、呟いた]
「見事な紅葉ですねぇ」
[その彼の視線が向くのは、額の痕。>>74
それと気づいた医療主任は、ああ、と肩を竦めた]
「……大将、あいされてるからねぇ。
まあ……怒ってもらえる内がなんとやら、なんだが」
[ぼやくような物言いに上がるのは、同意の声。
やがて、治療を終えた彼らは個室を出て、他の怪我人の所へ回る]
[癒し手たちが離れてしばらくの後、訪れるのは目覚めの時。
気による治療>>71は、身の内の不安定さを正してくれてはいたものの。
それと、呪の開放による対価はまた、別の問題で]
……ん……。
[ぼんやりとした声があがり、瞼が半分持ち上がる。
直後に訪れるのは──激痛]
……っ……くっ!
[手当てされたばかりの傷は元より、既に疼かぬはずの古傷までもが激しい痛みを訴える。
『痛み喰い』は、一時的に痛覚を止めるものであり、痛みそのものを取り除くものでは、ない。
呪の効果が切れたなら、止まっていた間の痛みがまとめて、一気に押し寄せてくる]
く……あ……つっ……こ、の……。
[凝縮された痛みは叫びながらのた打ち回りたくなるほどのものだが、シーツを掴んでそれは耐える。
……まあ、環を介して何か漏れたり、部屋の前を通ったりしたら異変に気づく可能性はとってもあるが、そこまで考える余裕はなく]
……った、く、このっ……。
いつも、ながら……根性悪いぞ、てめぇ。
[痛みの波が過ぎた後、漆黒の仔犬を睨みながら掠れた声を上げる。
仔犬は、素知らぬ様子ではたり、と尾を振った]
……可愛げねぇんだから。
[ぼそ、と呟いた後、大きく息を吐いて。
動く気力を完全に失した状態で、ぐったりモード。*]
― 主船レイルーポルッジート・甲板、砲台付近 ―
[御頭の言う通り>>2:440――よりも先に休憩を取ってはいたが、結局砲台付近からは離れなかった。ちゃっかり樽を持ってきて、その上に胡坐をかくような格好で、縁の外を眺めていた。
義理堅い、というよりは離れた方が面倒が起き易いだろうからというのがその理由。海の男は色んな意味で怖いのを痛感したからだ。]
任せるなぁ…任されてもなー。
……これからどうするんだろ。
[この程度じゃお互い引き下がらないだろう、くらいの予想は容易い。
また砲撃戦か、それとも向こうの大将みたくに取り付くのか。夜襲という案はこの時は浮ばなかったが。]
あ、そうだ。ちょっとクリスにでもお手紙飛ばしておこうか。
[ぇ、今更?とウィンディが言うが気にしない。
飛ぶ風精を呼んで、幼馴染当てに託を頼んだ。
もっとも行き先知らないままでは、あまり遠くまでの伝言役にはならない。近くに居れば儲け者、くらいの伝言内容だった。]
『やっほー。1ヶ月くらい音沙汰無いけど元気?
今こっちは海賊やってるよー。』
[堅物のクリスが聞いたら沸騰しそうな内容ね、とはウィンディ評だった。居ないがウンディも同じ評価を下すだろう。]
― 主船レイルーポルッジート・甲板 ―
おらてめぇら、喚いてんじゃねぇよ。
助けに行きてぇなら今は休んどきな。
いざって時に動けねぇ奴は捨ててくぜ。
[シメオンを助けに行くやら何やらで騒いでる団員に気付くと、諌めと動く示唆を含めて言葉を投げる。
意図に気付かないとしても、団長命令としてその指示に従う者は多かった]
身体動かしてぇ奴はボッカルーポの修理に回れ。
損傷の激しい船は通常航行に問題無い程度の修理に留めろ。
その船に余ってる弾と資材はボッカルーポに移しとけ。
[戻って来た副船を確認したところ、1隻は既に戦闘には参加出来ないくらいの損傷を受けていた。
その船は急ごしらえの医務船として、重症を負った団員を乗せて後方待機とさせる]
/*
そういや、一日目のくろわんこ突入劇は、最初から襲撃無しにして、トップ同士のモデル戦設定にした方が、いろいろ後の展開が楽だったかもしれないのこと。見物人入れてるから一日目落ちるのは一人で良かったのよねー。
まあ、今回は、見物人導入そのものが後で決まったんで、仕方ないとこですが。
いちおー、今後の企画の参考までに。
[なんかどっかで言われたい放題言われている気がする。>>*9 >>*10
が、内容的に突っ込めないので黙っていた。
……菓子から目を逸らすためなんて事はない。
多分、きっと]
すまぬ
[そこで船員の一人に呼びかける]
マールシュトロームなのだが、無理に全て直そうとしないでいい。
砲などすぐに治せないものは取り払い。軽くして出航可能を優先としてもらえるように言付かってくれぬか?
[その指示を受けて、走っていってくれる船員に軽く礼をとって見送った]
/*
ネタに食いつくために起きたのかと言われても否定はできませんが。
寝てると、他に絡みにいけないんだもん。
まあ、何気に洋菓子の優先順位は高くない、ってのもあるんだが。
ここで噛まねば、赤を「いぢられログ」とまで言い切った意味がねぇ。
― 帆船ルフトシュピーゲルング・甲板 ―
シェンは無事だよ。でも暫くは動けない。
僕じゃ頼りないって思う人だっていると思う。
けど、どうしても行きたいんだ。
[許可を得て戻った船上で、再出撃の話を切り出した]
シェンの剣、片方持ってかれちゃったし。
ヴェルに…頭領も無事に戻ってきたから、目的は達成したけど。負けたわけじゃないけど。
このままじゃいられない。
乗り込まれて、好き勝手されて。
そのままなんて、僕達らしくない。
そうでしょ?
[おうよ、と威勢の良い返事に頷きながら、でも、と続けて]
ギィ姉から条件出されたから。
無理はしないし、みんなにもしろっては言わない。
[無茶は少しくらいするかもしれないけど、と、旗艦で約束した時にも思ったことを心の中で呟けば]
「無理は、なー」
「無茶とは違うんだよな」
え、ええっ!?
[読まれたかのような茶々が飛んできて、うろたえた。
それを見て巻き起こったのは、爆笑。
止める者はなく、むしろ賛同の野次が飛んできた]
あーもうっ。
とにかく、そういうことでよろしくっ!
でも、本当にギィ姉を怒らせる気はないんだよ?
とっておきは逃したくないし。
[クスッと笑いながら、スッと息を吸い込んで]
それじゃ、いこっか。
[号令をかけて、風を呼んだ。
スルリと戦列から離れ、敵艦隊に向かい進み始める]
― 主船レイルーポルッジート・甲板 ―
[深い眠りから目覚めたのは、
果たしてどれくらいの時間が過ぎた頃か。
充実した眠りは、消耗した精神を幾分か回復させていた。
周囲を見れば、同じように休んでいる団員たちがいて、
板一枚隔てた向こうや上下では、立ち働く気配がある。
荷を運ぶ音。鎚打つ音。
次の戦闘の準備に、みな忙しいようだ。]
― 念の環内部の茶会? ―
…………。
[あ、気づかれた。>>*12
なんてちょっと思った。
でも、もう少し頑張って沈黙を保ってみた。
……いつまで持つやら]
[ふと、寝床の横を見れば、
持って帰ってきた相手船長のカットラスがあった。
寝る前に、さすがに危ないからと外して置いたもの。
鞘も無い抜き身の剣は、鈍い銀の光を宿していた。
幾度も実戦に使われただろうに、
刃はなおも美しく輝いていて、
剣に疎い精霊師にも、業物だと理解できる。]
― 念の環内部の茶会? ―
やや、これは良い香りですな。
[ゲオルギーネが取り出した。...は知らないがヴァイスヴァルト名物の焼き菓子の香りに目を瞬かせながらも、一口、焼き菓子の香ばしい香りに甘味が広がっていく。
クリームは甘味をやや抑え目にしているために、次に次にと口に運べるようになっている]
勇気もすぎれば蛮勇というものでしょうな。
[付け加えるようにいう]
[柄についている紋章に、見覚えはなかった。
だが紋章の形式にしっかりと則った作りと、
いくつかの特徴的な図柄から、
ユウレンの貴族であることは理解する。]
―――あんまり貴族っぽくはなかったけどなぁ。
[生粋の海の男、と言った方が相応しい雰囲気の相手だった。
おそらく海に消えただろう相手の顔を思い出し、
ほのかに眉を下げる。]
……ほんとに、生きてるのかな。
[できれば再会したくない相手だった。
手負いだったからこそ勝てたものの、
次に出会ったら、多分やられる。]
― 夢の中 ―
『頼む…皇子を……』
[ 冷たい手が、細い子供の腕を掴み、同じ言葉を掠れた声で繰り返す ]
「おうじ…?あのお兄さん?うん、さっき、ボクの血をあげたから、きっともう大丈夫だよ!おじさんも、すぐに…おじさん?おじさんっ?!」
[ 「もう大丈夫」の一言を聞いて、安堵したように笑みを浮かべた男は、そのまま二度と目覚めなかった… ]
……生きてても、当分は出てこないよね。
[考えてもしかたない、とばかりに思考を打ち切り、
体を起こして、かるく首を回す。
海に消えた彼のことよりも、
考えるべきことが他にあった。]
― 念の環内部の茶会? ―
……うぐ。
[事細かに説明>>*16に、なんか呻いた。
まあ、ここで素直に頭下げないのがくろわんこ……じゃなかった、黒焔、なのだが。
洋菓子には特に目のない国王だったら、素直に謝ってるかも知れないが、まあ、それは余談である]
/*
いやぁ、赤で茶会開いてやったぜっ。うん。
乗ってもらえてえがった・・・
そしてギィをうまく誘導できてたらいいなぁとかなんとか。まあどう転ぶかわからんけど
― 主船レイルーポルッジート・甲板、砲台付近 ―
ん?
[風精を見送ってから、見張りでもないのに視線を海側へと向けていたのは、まぁ何となくだった。御頭命令で燻ってる団員見るよりは海見てた方が良いよね、というのもある。
だからわりと早い段階で戦列から離れた船>>99を目にはしていたが、それが主船にまで近付いてきている――と気づいたのは、だいぶ近付いてきた後だった。]
げ。また来んの?
元気だなぁ。
[とはいえただ黙って近付かせるわけには行かない。]
誰かー、御頭に連絡してー。
何か一隻来てるよーって。
手が空いてる人は、牽制撃っといて。
無駄玉無いから当てる気でやってー。
[来ないでくれた方が楽だという思いもあり、指示を出した。
程なく弾は打ち込まれるが、風詠みの乗る船にどれだけ当たるかは不明だった――知らない事ではあったが。]
― 主船レイルーポルッジート・甲板、砲台付近 ―
ん?
[風精を見送ってから、見張りでもないのに視線を海側へと向けていたのは、まぁ何となくだった。御頭命令で燻ってる団員見るよりは海見てた方が良いよね、というのもある。
だからわりと早い段階で戦列から離れた船>>99を目にはしていたが、それが主船にまで近付いてきている――と気づいたのは、だいぶ近付いてきた後だった。]
げ。また来んの?
元気だなぁ。
[とはいえただ黙って近付かせるわけには行かない。]
誰かー、御頭に連絡して。
何か一隻来てるよーって。
手が空いてる人は、牽制撃っといて。
あでも弾の無駄遣いはしないように、っても言っといて――。
[来ないでくれた方が楽だという思いもあり、指示を出した。
程なく弾は打ち込まれるが、風詠みの乗る船にどれだけ当たるかは不明だった――知らない事ではあったが。]
─ 主船レイルーポルージット・甲板 ─
[場所さえ解れば迎えに行くというリヒャルト>>35に視線を向け。]
そう出来るなら頼みたいとこだけど…
あっちにいるの、シメオンだけじゃないしねぇ。
ま、今はまずその傷治して身体休ませてちょーだい?
[シメオンが、先にあちらの手の内にあるグレートヒェンの元に連れて行かれている可能性は高い。
迎えに行った所で、グレートヒェンと一緒でなければこちらには戻りたがらないだろう。
そこまでは口にせず、リヒャルトが団員の手を借りて水を飲むのを見遣ってからジェフロイに視線を戻し。]
─ 主船レイルーポルージット・甲板 ─
あぁ、相当お嬢さんみたいでねぇ。
女の子が名前教えてくれたのに俺が教えないなんて恥かかせられなくってさ。
[冗談めかした口調で、こちらも名乗りを返したことを伝え。
引き続きボッカルーポの指揮を預かる許可と共に修理を勧める言葉をジェフから向けられる>>39と、ニッコリと笑い頷く。]
そりゃ勿論。
いざと言う時のお出迎えの為に、きれーに飾って備えとかないとね。
もし手を回せるよーならこっちからも手伝ってくれる?
[そう言った後、こちらの軽口に対しての返答を聞くと軽く息をついて。]
ノティスフィーネ。
[寝ている他の団員たちを起こさないように、
小声で音の精霊を呼ぶ。
術を行使する時の言葉ではなく、ごく普通の呼びかけ。
右目の石が微かに光を放ち、
目の前に、淡く透ける少女が現れる。
足元まである長い髪も、印象的な瞳の色も、
天高い空の青。]
/*
くぅ。出遅れが酷すぎる。
そしてやりたいこと多くなりすぎた…!
短剣のことは、リヒャさんの姿が見えたらチラリと出せるかな。出せたらいいな。シェンの剣とは兄弟みたいなものなのよ…!
─ 主船レイルーポルージット・甲板 ─
ったく、良く言うよ。
向こうの出方に合わせてやるほど親切でもないくせに。
…ま、あちらさんも同じこと思ってんだろーけど。
[く、と口端を上げるとくるりと踵を返す。
次に動きがあるまで休むように勧める声>>44を背で受けて、副船に戻りかけたが。]
─ 主船レイルーポルージット・甲板 ─
ん?
[リヒャルトの問い>>68に足を止め、金の髪の男をじっと見た。
シメオンは自分にとって大切か、その問いは。]
─ 主船レイルーポルージット・甲板 ─
そりゃま、ね。
[端的に肯定する。
8年前、シメオンが救ったのはジェフロイだけではない。
自分の勝手で皆の元を離れ、戻った時には全てが終わっていた。
失ったものの大きさに抱いた後悔は計り知れず、それでも変わらず海の上にいることが出来るのはシメオンがジェフロイを救ってくれたから。
誰に対しても決して言葉にすることはない、けれど決して胸から消えることはない思いを込めて、頷いた。]
/*
み、見つけて良かったか…?
と言いながらも見つける。
ちょっとあれな動きでもきっとリュカなら大丈夫だって信じる!><
─ 主船レイルーポルージット・甲板 ─
それじゃ、俺はあっちに戻ってる。
また何かあったら報告しに来るなー。
[ひらり、手を振ると今度こそ踵を返してボッカルーポへと戻った。]
─ →副船ボッカルーポ ─
― 夢の中 ―
((怖い……))
[ 新たな保護者となってくれた、海賊の頭領も、戦いのさなかに命を落とし ]
((こわいよ……))
[ 子供は再びの喪失に怯えて、ただ、怯えて ]
― 念の環内部の茶会? ―
くぅ……。
[女三人集まればなんとやら、ってこういう事か。
更なる参戦者に、ふっとそんな現実逃避思考が浮かんだ。
……いや、もう一人の男がいても、助けてもらえるとは思えないわけだが、そこはそれ。
いいトシした野郎が拗ねても絵にならない、と自覚しつつも、一度意地張ると長引く気質のくろわんこである]
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