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村長 ヴァルターが「時間を進める」を選択しました
[預かったままの一発きりの弾丸が入った銃。手の上に乗せて、じっと見つめる。試しにトリガーに指をかけ。引いてしまわぬよう注意しながら、弱く引けば。微かに動く。]
(――…。)
[殺させる、くらいなら]
(俺が、殺す)
……ああ。
あんたは、あんたの気の赴くままに動けばいい。
独りにしちまって、すまないな。
[紅い声に一人頷き、届かぬ声を返して。]
……………………。
あんたがどんだけ“ ”で居ようとも、あんたの優しさは、俺や……あんたの“子供”達が智っている。
こっちの世界では、俺が“ ”だ。
まあ、あんたと違って優しさなんて持ってないがな。
[ぽつり、呟く。]
ああ、つい食べちゃったね。
[むしゃむしゃと何時の間にかサラダが空になっていた。
朝、己の正体がばれてエルナと埋まらない会話をしたとは思えない。
極普通の、昨日までと変わらぬ様子だが、ヨアヒムが見れば、
昨日までは緊張してたけど今は少しだけ力が抜けてる。
と答えるだろうか]
いつ最後の晩餐になっても良い様に、いつも出来る限り最高の食事を用意しないとね。
[宿で旅人の為に食事を作っていた時、ヨアヒムに向けて教えた言葉。
まさか今同じ言葉を自分の為に口にするとは思わなかったと、少し自嘲気味に呟いて、再度食事を用意する。
ヴァルター達が食べるとは思わないが、今生きている彼らの為に…人数分のサラダとハムサンドイッチ、そしていつもの様にオムレツを作って厨房に残し、自分は中庭に向かった]
『共鳴者』……やっぱそれなのかな。
[こんな力が人狼騒動においてどのように役に立ったのか。
たとえば、]
狼にわかんないように、秘密の作戦を立てる、とか?
……遊びの計画なら立てたことはあるけどな。アーノルドと。
[明日は何をして遊ぼうか、とか、そんな他愛もないもの。
まさか結社員も秘密の会話がそんな使われ方をされていたとは思うまい――とほくそ笑んだが、エルナの口調に怒りがこもると、笑みを引っ込めて真面目な表情に戻った]
[人狼は人間にとって、駆逐されて然るべき存在。
それを変えてはいけない。
たとえ死した後であっても、来世へ人狼への情を僅かでも持っていってしまったら、また殺されかねないのだから。]
“ディーター=ロートヴァルトという生き物は、生きた証を残したいと考えるか否か”
[聞きたいのはそんなことだった。
遺体も残らぬ最期だった彼は、その通り何も残さない事を望むのか、それとも。
おそらく、この騒動の最後には、証拠となるものは全て消され、墓標だけが残るのだろう。その墓があるかも危うい、入れるべきものが存在しない彼は、ただ忘れられるだけなのではないかと――…
それは、酷く、悲しい事のように思えたのだ。]
― 中庭 ―
風は…自然だけは誰のところにも平等なんだね……。
[風に揺れる色取り取りのコスモスに目を細める。
昨夜リーザに飾ったコスモスの茎を見付けると、その茎に触れた]
悪かったね、乱暴に折ったりして。
[リーザもこんな風に綺麗に花咲けたかも知れない。
それを勝手な情で毟り取ったのは己のエゴで。
無造作に乱暴に命を刈り取る姿は結局、結社と同じかと苦笑しつつ、来年も花だけは咲き続ければいいと願った。
そしてその後は、この村に来てから流れた年月を、変わっていった季節を思い出し佇んでいた**]
― 二階・パーティー会場前 ―
[最近、エルナの考えに変化があったようで質問の意図が読めない。
自分の正体がばれているとは知らず。年頃の子は成長が早いとしみじみ思っていた。
人に恋を語るほど、経験は無いんだがと…真剣なまなざしから目をそらして]
そうですね、相手が自分に似ているとか、尊敬を抱くのは好きでしょう。
相手を理解したい、その人のためならどんなことでもしてあげたい。いつも一緒にいたい、独占したいと願うのは恋―愛ですね。
[上手く説明できる自信は無かったが恋愛系人外として語らないわけにもいかない。
ちっぽけな自尊心を胸に言った]
/*
ヤコブ→ヴァルター→ディーター→ピアノ
改めて書くような事じゃあないけどねヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
村長さん襲撃したら、ヤコブ後追いしそうだしねぇ。
わたし……。
これから、他のところにも、行ってみようと思うの。
[誰がどこにいるかもまだわからないから、と付け足して]
…いって、くるね。
[さっきまで泣いていたことが容易にわかる顔だけれど。
カタリナとオットーに告げたその表情は、久方ぶりに感じた安らぎによってか、穏やかなものだった]
[二人に止められなければ、自室を出てどこかへと向かう。
……しかしドアノブに触ることができず、どうすればいいのだろうとおろおろした。少しして、今の状態だとすり抜けられるのに思い当たる。
途中でぶつけたり引っかかったりしないか心配しながらも、恐る恐るといった感じで壁を抜けていった]
[そして――エルナ>>70の告白を聞く]
占いできる人だったのか……すっげえのな。
[すごい、と思う気持ちに嘘はないものの、口調はどこか気が抜けたようなもの。
そんなすごい力があるのなら、どうしてそのことを早く皆に伝えなかったのか。
そうすれば、]
もっと早く人狼を見つけられたかもしれねーのに。
[ため息。
一息遅れて、皆に知られることで人狼の標的になっていたかもしれない可能性に気付き、]
なんて思うのは……勝手すぎるか。
[大変そうだし、と、「体力使う」との言葉を聞けば独りごちて。
それから自分が占われていたことを知って、ほんのちょっと目を丸くしもした**]
農夫 ヤコブが「時間を進める」を選択しました
/*
実はエルナの性別も未だに勘違いしているというo< ・ω・ >oビローン
なので、いつト書きを彼女から彼にしようか迷ってそのままだったり
(((・ω・)))ポワワーン
いい加減気付けヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
[伸ばされた手をそっと取って、握りしめた。
一度離しかけた手だが、もう二度と離さないようしっかりと。]
パメラ。もう、大丈夫だからな。
何があっても、俺がずっと側で守っててやる。
[大事なのは、脱出経路。頭の中で屋敷の地図を描く。
一階の玄関は、多分使えない。同時に窓も警戒されているとみるべきだろう。
二階。今いる住人は、自分達とアルビン。
三階。レジーナと、クララ。
四階は、もう誰もいない。]
(一番、警戒されにくいのは)
[多分、四階?とはいえバルコニーは目立つ]
(なら、)
[反対側の、窓。
結社には頼れない。タネを明かす訳がない]
(ロープかなにか、探さないと)
そうですね。一度に色々と伺ったので、少し整理をした方が良いかもしれません。
村長さんたちから資料を見せて頂きますから、今は大丈夫です。
[首を傾げるエルナへぺこりと頭を下げて、思い出したようにポケットから昨日借りたハンカチを取り出した。]
昨日はありがとうございました。
一応洗いましたので、お返ししますね。
本当は、何かお礼をお渡ししたかったのですが……。
[少し残念そうに、笑った。**]
― 三階・ホール ―
[書類が似合う村長の持っているものが楽譜だと気がつくと怪訝そうな顔で見る。
ピアノを愛して、音楽が無ければ生きてはいられないと言った人外を殺した人物が持つにはとても不相応であった。
逆に彼からの問いはとても人間らしかった]
いいえ、心残りはあっても。死んでもなお残したいものはなかったでしょう。
ピアノのためなら魂まで捧げた>>5:247って惜しくないと言う人が音に触れること以外に何を望むって言うんですか?
[と楽譜を指しながらうっすらと笑って言い放った。
そして、一つ深呼吸して、おもむろに]
自分が同じように死ぬのかもしれないのに死者に引きずられてもしょうがないですよ。
[忠告するのように、もしくは呆れているとも、少し怒っているのかもしれないと感じさせる口調で冷たく言った。
私が死んだ後で名は残らないし、周囲からもまったく気にされないだろう。
自分でそんな人生を選んできたので後悔するつもりはない。
たとえ、寂しい人生と言われようが]
[暫くの間泣き続け、落ち着いてくれば微かに笑みを見せて]
ごめんなさい。もう大丈夫だから。
行きましょう。リーザちゃんの事も心配だし、最後まで見届けないと
[幼馴染にそう告げれば、握った手は離さぬまま、誰か他の人を探すか**]
[幼い頃。ゲルトの館の玄関先に捨てられたという事実が判明したとき、泣きじゃくる自分の側にいてくれたのは、ゲルトとパメラだった。
自分の存在に眉を顰める者も少なくなかった。その中で、オットーは喧嘩ばかりしても友達であろうとしてくれた。
この人狼騒動でゲルトは一足先に亡くなり、他のすべての者が敵に回ったと思った。
――あの絶望は忘れられない。
だからこそ、と思う。だからこそ、大事な幼馴染が絶望に陥らないよう、“守る”]
謝ることなんて、ないよ。
[たとえ、彼女の自分への興味が智狼としての興味であったとしても。
かまうことはなかった。]
俺が『守りたい』と思ったから守ってるだけだし?
[零れた涙を指でそっと拭って、嫌がらなければ、そっと抱き寄せた。]
[しばらくして、ようやく笑みを見せた彼女に、彼女には見えずとも、微笑みかける。]
そうだな。リーザ、探しに行こうか。
俺も心配だ。
[リーザやパメラが会いたがった人を探しに行こうとする。
手をしっかり*握ったまま*]
― 中庭 ―
[どうしてここを訪れようと思ったのかは、少女自身もわからない。吹き抜ける秋風に、散らされることはないとわかっていても、咄嗟に髪に差したコスモスを庇った]
どうしよう…。
[もう魂だけとなった身なのだから影響は受けない気もするけれど、太陽の下に無防備なままでいるのはやっぱり怖い。
そう思った瞬間。
右手に、飾り気のない黒の日傘の柄を握った感触を得る。気がつけば、これまで蒼い世界に呼び寄せたらしい]
…………。
[彼女に一言、言葉を伝えるとしたら何だろうと考える。
ありがとう、は。さすがに、そこまで思えるほど割りきれてはいない。
パメラが結社員の手にかかってから自棄になっていたのも、もしあそこで命を落としていなければ少女の欠けた心は戻らなくなっただろうことも、確かだけど。
――だから]
嫌な思い…させちゃった、よね。
…………………ごめんなさい。
[それから暫しの間、レジーナの近くで立ち尽くしていた。
色とりどりのコスモスの中に佇む、黒い日傘は。
まるで、*大輪の黒い花のような*]
[ばたりと遭遇した目的の人物は納得いかなさそうにこちらを見ている。視線を追えば楽譜を持っていたが故ということに気づいた>>89。
楽譜の持ち主を殺した者がその楽譜を持っていたのだ…訝しんでも疑問はない。]
「いいえ、心残りはあっても。死んでもなお残したいものはなかったでしょう。」
[“拒絶”ではなく“返答”が帰ってきた事に、内心ほっとしながら続きを聞く。
“ピアノの為なら命を捧げても惜しくない”彼はそのような事を言っていたのかと…
…アルビンの物言いから、彼に触れていればそのような見解が出てきておかしくないと言った様子で、生前まともに言葉をかわさなかった事が悔やまれる。
――交わそうとしなかったのは他でもない自分自身なのだが。]
[そんな心情を察したのかどうかは知らないが、アルビンは深呼吸をした後]
「自分が同じように死ぬのかもしれないのに死者に引きずられてもしょうがないですよ。」
[と、少々腹を立てているかのような口調で告げた。
今までのアルビンから受けていた印象との違いに、やや面喰ったが]
ああ、気をつける
[と、答えておいた。多くの言葉を交わす事をしたならば、アルビンの事も知る事ができるだろうな…と、彼自身は望んでないかもしれない事を考えながら。]
/*
そういえばレジーナは、なんで村長が結社憎んでるって思ったんだろう。
シモン処刑か、カタリナ処刑か。
結社員殺ったの見えてたのか
*/
[まず、ヤコブの脱出方法を考える。それほど珍しい髪形髪色でもない為、背格好の似た結社員との入れ替えが妥当だろうか。
機会があるとするなら、処刑が終わった後、結社員が退避する夜更けを狙う。入れ換わったほうの結社員は…まあ、元々は私の自殺用>>40だったのだが、飲んでもらう事にしよう。
自分と彼は同室なので、夜更け前をやり過ごせば“ヤコブの服毒自殺体”が見つかるのは朝になる。聖痕の有無でバレるだろうが、逃走の時間はそれなりに取れるだろう。
エルナ君やクララ君、脱出方法がないならアルビン君も、替え玉にできそうな結社員が居れば、その方法でなんとかなるかもしれない。
…自分は怪我故、その方法がとれない。小指の損傷は、歩けはするもののその歩き方に特徴が出てしまうからだ。自分がバレる事で他の者まで見つかるなど本意ではない。
ともあれ、人狼騒動が終結した次の日……明日の朝には私以外の自殺体ないし他殺体がみつかるようにする。そして、私が…その場から姿を消せば、結社員の捜索は遺体のあるものではなく、失踪したもの中心になるだろう。
あいにく、うまく失踪するすべは思い付かず、失踪にみせかける事しかできそうにないが]
(まあ、まずは目当ての結社員を如何に騒ぎにならないように捕まえるかなのだが……こればっかりは練習するわけにもいかず、一発勝負でやるしかないだろう)
[人数分を自分一人でまかなうのはさすがに独りでは酷な話と。
それに、かなりのギャンブル策に乗ってくれるものがいるのかどうか…
ついでに、演技力とアドリブ力という点では…ヤコブ君が大変心配になったり**]
他のところ?
[屋敷の中に、他に誰がいるのか。
さがすのか、と穏やかな表情で行ってくると漂いかける少女に]
・・・・・リーザ!
[ひとつだけ、忘れ物でもしたみたいに呼び止めて]
……ペーターも居るから。
上手く逢えたら。
話してあげて?
[ドアノブに触る事ができず、おろおろと慌てていた少女に。
呼び掛けて、それ以上留める事は特にしなかっただろう]
――・・・・・
・・・・・・・・ね、カタリナ。
[リーザを見送ってから。
ほんの微かな間を経てから、傍ら呼び掛ける]
今からでも、僕に出来る事って。
本当に、何も無いのかな……?
[その問いかけは、少しだけ唐突だったかも知れない。
既に死んだ身。
干渉など出来る筈もないのに、その問いは微かに憂いを帯びていたかも**]
/*
村長もヤコブも最終日まで生き残るルート選択中。
明日あたしにランダム来ないかな。
ここで立候補も微妙だよね。涙目展開でも無いし。
物語的には美味しいんだけどな、明日死ぬのは。
[エルナから受け取った資料に目を通していると、ノックの音。
誰か来たのかと思ったが、両手が塞がってるからという声に驚いて急いでドアを開けた]
わぁ。美味しそうですね。
[匂いだけでそれが美味しいと分かる。味だけではなく彩りまで考えられた食事に、自分がお腹が空いていたのだと気付いた。
作ったのはレジーナだと聞いて。一瞬だけ、ヴァルターの顔を見る――エルナの作った資料。それはリーザの死を把握させ…そして、不明だったクララの正体について触れられており]
(消去法で)
[人狼は、レジーナだと。分かるものであった]
― パーティー会場(>>+67のつづき) ―
[とはいえ――占われていたことなどほんの些細な事項に思えるくらい、得た情報は多く。
にわかには信じられない、という思いで聞いたものもあるなか、すんなりと受け入れられたのは]
パメラねえちゃんは人狼、か……。
[部屋の前にいた人影の背格好からして自分を襲った人狼は若い女性であり。
最期に見た景色の中で、強く強く残っている色――ベージュと赤――を合わせれば、自分を襲った人狼に当てはまるのはパメラくらいしかいない、と気付いてはいたが]
リーザが知ったらなんて――……
[そういえば今日はまだリーザの姿を見ていない。
ずっと自室にいたのだから当然といえば当然なのだが]
[何かあったら、と思うと怖いけど。
確かめたかった。
少年はパーティー会場から姿を消し、
次の瞬間、リーザの部屋の扉の前にいた]
リーザいるか? 入るぞ。
[聞こえなくてもそう告げて。
形だけでも扉をノックすると、部屋の中に足を踏み入れた**]
/*
本編では出しそうにない設定:
母の名はシエラ・エンゲルランペ(Sierra=Engellampe)
旧姓フォルシトレッカー。盆地の村の村長の娘で、ゲルトの父の従兄妹に当たる。
2人の兄がおり、2人は結社員として一線で活躍しているが、シエラはのんびりした性格で、故郷である盆地の村を離れる事無く過ごす。
ある日人狼に襲われているところを、銀の毛並みを持つ“人狼”に救われ、その際に傷を負った銀の狼――トーマス・エンゲルランペを村へ連れ帰った。
トーマスは傷の治療を施された恩を返そうと、村を狙う人狼を退治するべく村に留まる事になる。
何処から来たか知れない余所者のトーマスを疎む村人も少なくなかったが、村長の娘が連れて来た男とあっては村人達も直接文句も言えず、黙認されていた。
2年後に二人は結婚し、更にその1年後には息子シモンが誕生。
村長との仲も良好であり、幸せに暮らしていた……かに見えた。
/*
一日のつもりで詰め込んだから、やることが……
エルナが人狼を見逃したって…村長処刑時どんな顔したらいい……
村長の性格じゃ、占い師の死亡とはいえ悲しまないだろうし
/*
こんにちは、死ね!って最初に言い始めた人はホント天才だと思うよ!
村長が超人すぎてどうしたらいいのか自分でわからない。20年の衛視生活と5年の人狼ストーカーと5年の村長業でどうしたこうなった。
しかも5年の村長業が主な原因な気がしてる辺り……樹海の村どうなっとんの(お前が言うな
*/
/*
村長のヘイトマッハ時はそんな感じ>こんにちは、死ね!
村長の人狼観は“命を脅かすもの”人狼と結社員の違いは動機は違うけど結果は同じという考え。
ヘイトマッハは10年前の人狼のみという
*/
― 現在 ―
この体でも、まだ届かねーかな……ちっ。
[……夢を少しばかり蓄えた今の姿は、やや線が細く……10代前半といった所か。いつか奏でた曲>>2:41の形に指を動かせば。不服そうに、ため息。]
……はぁ。
[体に隠しきれない感情を。ため息と、項垂れた頭に、乗せた時。
ふっ、と。生者の世界に、音が響く>>46。]
― パーティー会場 ―
……誰がおじさんだ、誰がっ。
[顔を出した頃合いに丁度>>+57少年のそんな呟きが聴こえ、後ろから軽く登頂部に手刀を入れる。
やがて。嫌がられなければ、椅子に腰掛ける少年の両肩を、肘置き代わりに。クララとエルナの会話を見つめ。]
……俺そういや、クララに、本の礼を言いそびれたんだ。
[と、呟くも。……礼を言える機会が何かを考えて、止めた。]
[エルナ>>61の言う資料に、よもや自分の楽譜>>16が含まれていようとは思わぬまま。>>+63と聴こえれば。]
……ま、どんな力を持ってようが。結局、使い道なんて、自分で決めればいんじゃね?
[……今の今まで占い師と公言しなかったエルナ>>70をぼんやりと見つめて、呟いて。]
まあ……占い師なんざただ名乗り出ただけじゃ、信じられなかった場合、真っ先に餌食になるからなー……俺も『人狼見つけてもいねぇのに何で名乗り出たんだよ、あやしいヤツ。』……とか何とか言って、信用落としに行っただろうし。
[>>+67少年の呟きに答えれば。説明を請われれば、魂の色を見られた場合の己の末路とエルナとのいきさつを、手短に*伝えたか*]
/*
あ゛。
あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ…………。
しまったしまうま。
適当に動きすぎてるから、矛盾点見つけてしまった。
今更過ぎる(゚∀゚)アヒャ
/*
この様子を見てると皆様コミットのつもりで、詰め込んでたんじゃあ…と、思ってしまう
エルナが人狼告発したと思い込んでるから、その思い込みを解きたくないから、女将やエルナに会いにくい……クララは、エルナとの回想で人狼告発してない事実が挟まったら難しくなっちゃうので二の足を踏んじゃうし。
処刑までヤコブと一緒にいるか、アルビンと一緒にいるかなんだ…。クララは早めに脱出示唆フラグ作りたいんだけどな。
エルナ処刑=女将に発砲以後は話し掛けにくい。
発砲しない手もあるにはあるけど、人狼そっちのけで占い師処刑なのに人狼攻撃しないとか、村長の設定的にありえんし……難しい
*/
/*
もし生きてたら。
クララとエルナお似合いだなあ、とか最悪に空気読まない事を言ってしまう予感。
いや、まさかさすがにそこまでは……。
いつでも、いいの…?
あ、ありがとう……こんなわたしで、よかったら。
[それでも、他者を頼ることに以前ほどの罪悪感は抱かなくなったようで。困った時はいつでもと言ってくれたカタリナに、少しはにかみながらも素直にお辞儀する。>>+88
彼女のハンカチで濡れた目元や顔を拭かれた後]
うん…昨日、もう会えないんじゃないかって、思った時は……すごく、寂しかったから。
だから、ペーターくんに会えたら、またお話したいの。
[部屋を出る際に、自分を呼び止めたオットーが幼馴染の名前を口にすれば。もう遠くに感じる前日のことを思い出し、こくりと頷いた]
― 回想・Erster Stock Drei 了 ―
/*
匿名メモのキャラ攻略に便乗して。
気がついたらこんな文章を作ってたんだぜ。
キャラクター別攻略ポイント:リーザ
難易度:★★☆☆☆
どのフラグやイベントを消化したかによって展開に差異は出るが、恋愛や友情といった明確なルート分岐はしない。
なので恋愛か友情か家族愛か、どう解釈するかはプレイヤー次第。
攻略不可なプレイヤー役職は無く、どれでもフラグは成立する。
好感度上げはかなり楽で、地雷選択肢(樹海の村に来る前の出来事を詮索する、パメラを蔑ろにする等)の見極めも容易。
「エリーゼと呼ぶ」、「右手首に触れる」は一見地雷選択肢に思えるが、ストレス度が一定値に達していなければ好感度ダウンはない。
/*
ストレス度が非常に上がりやすく、日数が進むほど値が跳ね上がっていく。一応こまめに接触することでストレス度は下げられ、同時に好感度も上げられる。
しかし累積好感度が高いほど、ハッピーエンドに繋がる心情吐露イベント発生までが長い。(→参照:イベント『本当にほしかったもの』)
これらの要因が重なることで、必要最低限のイベントだけこなしての最短攻略は非常に難しくなっている。
ハッピーエンドを見るには愛と粘り強さが必要…かもしれない。
/*
またストレス度は上手く管理していても、リーザの身近なキャラクターが三人死亡すれば否応なく最大数値に達し、その後精神が壊れて襲撃死エンドを迎えてしまう。(→参照:イベント『もうリーザも“いらない”』)
ストレス度が最大数値に達してから精神が壊れるまではタイムラグがあるので、その間に何らかのアクションを起こせば、あるいは…?(→参照:イベント『ひとりぼっちはいや』)
戦闘に最も向かないステータスであるためキリングされるエンドは用意されておらず、バッドエンドは総じて自滅的な傾向になっている。(→参照:イベント『サイゴノオマジナイ』等)
/*
ながい!
ユーザーからは、ストレス度管理できてたのに壊れたぞバグか!だの、好感度最大なのにいつまで経っても進まないぞバグか!だの文句言われそうな仕様なのです。
攻略自体は単純なのに肝心なところでイライラさせられる『罠少女』のあだ名がつきそうだ。
/*
どんくらい女の子かっちゅーと、昨日から計画しておった処刑時の描写が、だだだっ大丈夫なんか自分!とためらう程度には。
―――二階・Acht
結社が我々をどこまで知ってるかだが、私とヤコブ君以外知らなかった場合は、女将が処刑されても、決着と判断するには2日そこらかかるかもしれん。結社から見た場合、密告によりエルナ君が占い師か人狼であり、女将は人狼か人間。女将を処刑し襲撃がなかったとしても守護者によって人狼の牙が退けられた可能性を捨てられない。 アルビン君かクララ君が守護者候補なので、二日の様子見が発生する可能性が高い。その場合は、今日入れ替わった後…丸一日結社員として過ごす羽目になる。
その間、無表情を貫かねばならないし、話しかけられても他人に接するように扱わねばならん。
まあ、制圧から殲滅に移行する際に、一度入れ替えた結社員を元に戻す可能性が高い。それに乗じる事が出来れば…この村から離れられるだろう。
結社員もピンキリのようだからね。人間かも知れない人狼容疑者の抹殺ならともかく、聖痕者の抹殺を進んで行う結社員となると……中々少ないのではないだろうか。
[続けて「では無表情の練習を」と言いかけたところで]
「ちゃんと、貴方も逃げて下さいね?」
[と、不安げな表情でヤコブが言った>>98]
― >>+86続き ―
[やがて、>>81どうやらエルナが自身の楽譜を形見として提出したらしい、と聞けば。]
……ふーん。
[口調は、興味なさそうに。しかし、どこか楽しそうに、笑みを浮かべ。]
……大変な事してる割に。夢魔、見逃してるけどな、ソイツ。
…………普通の能力者って、騒動が終わった後何しでかすかわかんねぇ
[クララの言葉>>87には、苦笑を浮かべ。会場からペーターが姿を消せば>>+83、手だけ振って、見送ったか。]
[水を流し込みながら一息つき、ヤコブへと向かう]
私はすぐに下には降りず、上で機を待つ形になる。早くて三日遅くて一週間程、夜の冷え込みを切り抜けられるかと風雨に耐えきれるかが問題だが……まあ、出来る限りの準備はしていく。
[……この話は“嘘”なのだが、彼を安心させるために説明した。
まず、自身の体調を考えれば、野外…それも屋根の上で保つとは思えないのだ。奇跡的に夜をのりこえる事が出来たとしても、雨が降ってしまえば急激に体温は失われる。生命が維持されても手足が動かなくなれば……最悪そのまま朽ちるだろう。
また、結社の追手の事を考えるなら…ヤコブ・ルルツは死んだ事にしておきたい。…遺体を焼く事で聖痕の有無の特定を困難にし、彼を逃し切りたい。ならば、彼の部屋から出荷するのが確実で…それを行うのは気が触れた自分であればより疑われない。]
/*
こっそり覗き。
非常にヴァルターのヤコブラヴが眩し過ぎるので。
ヤコブ喰いたくなるんですがwwww
何故か後追い発生しそうです。
― 一階ホール ―
[中庭に咲いているコスモスや佇むレジーナを眺めて、長い間物思いにふけっていたが。
やがて屋内へと、静かに戻っていった。
一度だけ、レジーナの方を振り向いたけれど]
…………ヨアヒムさんは、パメラ姉様のところに、いるのかな?
二人とも、会えてるといいんだけど…。
[気づいた時には、持っていた日傘は無くなっていた。
おそらくホールに入った瞬間に消えたのだろう。
首からさげたままの、太陽のペンダントにそっと触れる。
蒼い世界でのそれは、光を当てるときらめいた以前よりも輝いて。黄と橙が溶け合ったような色をした淡い光が灯った*]
(死ぬのは怖い。だが、何も残らないのはもっと恐ろしい)
[昼にアルビンと話した事を思い出す>>89>>90。「心残りはあっても。死んでもなお残したいものはなかったでしょう」との、確信めいた言葉…自分は決して彼のようにはなれないだろう。
ヤコブには決して悟られないように笑いながら話を続け]
雨が降ったらこれが無事じゃ済まないから、持ってってもらえると助かる。
[10年を共にした手帳をヤコブに渡す。彼はああ言っていたが楽譜も纏め]
ああ、それと…この資料も、クララ君に見せた後で一緒に。
[「纏めるのに必要だから」と理由をつけて、あとで資料も持たせる旨を伝える。“この人狼騒動を残す事”を託したいという我儘故の行動だった。]
(そういえば、この館に呼ばれた日も…託す相手を探していたな…)
[と、遠くも感じる数日前を思い出して、ため息をつくように笑った]
さて、一つ問題がある。クララ君に資料を読ませることと、脱出の意思の有無の確認なのだが……
[話がひと段落ついたところで、席を立つ。]
内緒話とはいえ、女性を部屋に呼ぶというのはどうなんだろうな。
[そういった顔は至って大真面目である。]
農夫 ヤコブが「時間を進める」を取り消しました
―自分の部屋・一階南西Zwei ―
[クララと別行動になったあと、自分の部屋に戻り、一人ミシンの前で思案する。
ここから脱出する際は、一階は見張りが厳重で難しい気がする。だからと言って、二階以上の窓から脱出するには、鍛錬していないと時間がかかって大変であるし、見つかってしまう危険も高い。
ならばおとりを用意して、結社員の関心を惹くのはいいかもしれないと思いつき、おもむろにクローゼットの中からシーツを取り出して、ロープを三本作り始める。それを二階以上のバルコニーにこっそり隠す予定だ。もしかすると、自分の想定とは違って、何か役立つ可能性もあるかもしれない。
その作業が終わると、作りかけだった三つ揃えのスーツに取り掛かる。]
― 二階・Acht ―
[不安、の為に口にした>>97。返ってきたヴァルターの説明を聞き、ゆっくりと考える。
まず。>>103風雨に晒されて最悪一週間。今朝には血を吐いて倒れたばかりだというのに、この人が。その段階で思う]
(無理だ――)
[それに。「ヤコブ」は死んだとしても、ヴァルターが行方不明になっていれば、きっと結社は探すだろう。探さないほどどうでもいい存在であるなら、自分たちが今脱出の相談などする必要はない筈。そして。]
(この人が、それに気付いてない筈がないんだ)
[自分でさえ簡単に思いつくこと。そして渡された、ヴァルターが常に持ち歩いていた手帳と楽譜。まるで。]
(それだけを、遺したい、ような)
「内緒話とはいえ、女性を部屋に呼ぶというのはどうなんだろうな」
[そう言って立ち上がろうと――話は、これで打ち切りだと、言わんばかりの動作に。咄嗟に腕を掴む]
――…っ
[肩の鏡の痣が、緩く熱を持つような感覚。それが教えてくれる。泣きそうに顔が歪む――
彼の言葉は、嘘だと]
/*
多分あれだ。
突入してから焼くから!パーティー会場まで延焼はしないはず!
それより前に消してくれるはず!
と、ディーターへの言い訳を残しておこう
*/
……それにしても。
[二人のやり取りを見ながら。ふと、首を傾げる。
エルナが意図的に数回、その日の処刑先を占っているとはいえ。
その他でエルナが占って、人狼ではないと確認している先は。見事、処刑対象から外れている。]
…………結社も、案外無能じゃねぇのか?
[否。本当に考えて動いているなら。まず。]
……本当に考えて動いてるなら。
まず、あれだよな。自称能力者を名乗り出させて、ソコは襲撃で死ぬ事が無いようにする。
[護衛能力を持つ者を名乗り出させるのは、問題があるとは思うが。
少なくとも、魂の色を何かの形で見られる連中は一階層にまとめ、警護を付ける。]
……で。能力者を自分たちの元で確実に管理して、俺みたいのが紛れてないか、確認させていく。
人狼見つけたら、その時はその時。能力行使しちまってるのは情報的には痛いが、結果を公開した時に対話から対立軸が読み取れる可能性がある。
……生き残ってるのが俺でなく、モーリッツのジジイみてぇなのだったら。
人と獣どっちが生き残っても、お後がガチでヤバいし。……アレが効かねぇのなんて、…………な、恋人共くらいだろ。多分。
[その辺りの手順論は、人狼以外の人外だからこそ思う事なのだろうか。しばし、考え込んで。]
[と、そこまで声に出した所で。改めて、一連の流れを思い起こし。]
……結局。……調査、してねーんだよな。結社の連中。
挙げ句私闘で死亡者が出たら、その日の処刑は中止、とか。
[一気に殺す訳でもなく。
とはいえ、容疑者の中に入ってしまっているであろう、確実に人間と思われる面々を救う素振りすらなく。
挙げ句。保護者の必要な年代の少年少女に、敢えて身内の死を見せつけるような、カタリナとパメラの処刑。]
…………。
……何がしたいんだか、なー……。
[……解説された所で、到底同意できそうにない内容なのは、間違いなさそうだったが。]
[やがて、エルナとクララが会場を後にすれば>>99>>101。]
…………。
[ふっと、ここ数日ですっかり馴染みになった、パーティー会場を見渡す。]
……どうせなら。処刑場じゃなく、舞踏会でも開きゃいいのに。
…………あの狐面と能面女がダンス踊れるかは、別問題だけど。
[アイツら絶対恋人居ないよな……と、下世話で勝手な憶測をどんどん広げつつ。
はぁ、と。一つ、深く溜め息を吐いて。]
[……ふと奏でるのは。ト長調の、ゆったりとした舞踊曲。
昔々の、異国の宮廷で。
誇り高く、凜と背を伸ばした王女が、ドレスの裾を翻す。
そんな情景を、浮かべながら。鍵盤に、小さな
繊細な音の列を、丁寧に描き出せば。指を滑らせたまま、そっと、窓を見やった。
差し込む光の先。
騒動の末路。最後に踊るのは、結社か、獣か。……それとも、別の未来か。
今はまだ、行方を知らぬまま。
差し込む光にふっと、いつか奏でた>>0:+572>>0:+573夜闇に降り注ぐ光の旋律も捧げ。そのまま幾曲か、指を滑らせる*]
――…隠れて、いたとして。いつ降りる機会があるんですか?完全に無人になることは、ないでしょう…もし、見つかったら。歩くのもバランス悪いのに、走れるんですか?
…貴方が強いのは知ってます。けど、何人相手にできると思ってるんですか。
それに――貴方の、体の状態で。一晩持つかどうかも、微妙じゃないですか…
[ここまでは、なんとか泣かずに。]
(どうしよう。どうしたらいい?)
[自分が残って今ヴァルターがやる筈の役割を申し出ても、きっと受け入れられないだろう。実際ヴァルターが雑魚結社員のフリを続けることは難しい。なら]
(別の、手段を――)
[はたり、と掴んでいた手に水滴が落ちた]
[一着の服と持って、こっそりリーザが使っていた部屋・一階北東Dreiに向かう。思った通り鍵はまだ掛けられていなかった。
素早く着替えをして、一枚目のドアの陰に隠れて、目的の人物が通りかかるのを待つ。]
[やがて自分と似た背格好のメイドが一人きりでやってくるのを見て、わざと花瓶を床に落とした。]
『あら、何か割れた音がしたわ。』
[メイドがドアを開いて覗き込もうとした途端、素早く中に引き込んで気絶させると、リーザの部屋に運ぶ。]
[それから何食わぬ顔をしつつ、メイド姿で廊下に出ると、いかにも仕事をしていますという態度で、自分の部屋に戻ってロープを取り、それを各バルコニーに回って隠した。
ただ部屋を行き来するだけならまだしも、さすがに容疑者が大荷物を持って用もないのにうろうろしていたら目立ってしまう。
そこから考え付いた作戦だった。]
/*
>>+102 やっと本日の一曲目。というか、墓来てから一日一曲になってしまってる件について。
ラヴェル・亡き王女の為のパヴァーヌ。
穏やかな曲なんで弾かせるか迷ったけれども、本能のまま突っ走った。
ちなみに。【舞踊曲】に《パヴァーヌ》ってルビ振ろうか悩んで、一応直球にはしないでおいた。流石にばればれな気はするけど。
後、アンカー間違えまくったが。
>>+54をこっそり拾おうとした所、実はプロで弾いてたので、更にこっそりにしてみた。とか言いつつ実は「月光」の事だったらどうしよ。
― 中庭で過去を ―
こうやってぼんやり風に吹かれるなんてどれ位ぶりだろうね。
[揺れるコスモスと共に風に吹かれながら心地良さ気に目を細める。
いつ以来だったかと、思い出せば遥か昔。
この村に来るより遥か以前の事。
父も母も人狼、それも人間を強制的に隷従する能力を持った人狼の中でも特殊な役割を担った一族]
「レジーナ、あの山を越えた先にある樹海の村が、お前が支配する村だ」
「くれぐれもしくじってはいけないよ。
最初は村に溶け込んで、村人を信頼させて」
「けれど人間に情を掛けてはいけない。
我々と人間は決して交わる事の無い、争い続ける運命だ。
情を掛けた人狼の末路は悲劇しかない。
彼らは家畜だ。人間が牛や羊を飼育するように。
お前は人間を飼育する」
「そして各地を巡る人狼の為の休息を、時に餌を提供する場として宿を営むの」
「宿の人間は既に我ら人狼に傅く者。
お前の好きに扱うがいい。お前にも力がある。
利用出来ると思えば使えば良い」
「でも忘れないで。力を使えるのは女のみ。そして子供を産む前に力を使ってしまえば、子供を産む事は出来なくなるわ。
だからぎりぎりまで使わないで」
「ええ、お父様、お母様。約束します。必ず彷徨い傷付き辿り着いた仲間達を助けてみせます」
「レジーナ、お前はいい子だな。
これだけは忘れるな。
人間には情を掛けるな。
互いに幸せを掴む事など出来ないのだから。
情を掛けた人狼は…死ぬしかないんだ。
レジーナ、お前は死ぬなよ」
「はい」
/*
そのメイドをどうする気かと。
口止めは意味ないよ。解放したら即バレする。
バレないためには、何日も拘束しとくんだろか。
[エルナと別れてから、資料を見せてもらう為に二人の姿を探す。
説明された段階で、ある程度考える事は出来る。
ただ文字で見て整理したいと思ったのは、やはりそれに親しんでいたから。]
……わざと、だったのでしょうね。
エルナさんは、聡い方ですから。気付かないはずはないでしょう。
[リーザは殺されていた。
その姿を見ていない為、喰い殺されていたのではないと知らないが。
例え、その死因が包丁で背中を刺されていたと知っても、結社員が殺したとは考えない。
結社員は、一日一人と言った。そのルールを自ら破ることはないのだろうから。]
[そう誓ったのは村に来る数日前。
そして村の宿に入った時、宿の夫婦は跪いた。
「お待ちしておりました。ご主人様」
全てが始まった瞬間だった]
情を掛けた人狼は死ぬしかないか……。
お父様、お母様……どうやらレジーナは失格だったようです。
[つまり。
リーザを殺したのは、自分が良く知る人。
エルナからの情報で、唯一能力の説明が無かった人。]
……この世界には知らない方が幸せな事もあるのです。
なら、私は。
知らないままでいたいのです。
[意図的に、気付かない振りをしよう。
そう決めた。]
(まいったな…)
(よく練らずについた嘘だからか、簡単に看破されてしまった。しかも彼はこうなるとテコでも動かない。方法は…あるにはある、あるにはあるんだが、成功率は先ほどよりあがるとはいえ、この一件に関係ない大量の人々を混沌の渦に叩きこむような事だ。生き残る為とはいえ…さらなる戦火を呼び起こしてしまっていい物か。)
[ぽす、と、ヤコブの頭に手を置く。]
(途中までの手段は同じなのだし、言うだけ言ってしまってもいいか?)
[しばらく沈黙し、思考を巡らせる]
[もう少しだけ足掻くと決めて、消去法でアルビンを獲物と決めたが、結局人間達に情を掛けている事は明らかだった。
エルナはアルビンの人間証明出来る情報を持っていると言った>>22が、あの喰え無さ加減は死を覚悟したエルナとは違う、全く価値観の違う人間にしか見えない。
いや、人間に近い、けれど命に執着しない……妖魔でも人狼でも死の気配を持つモノでも獣でもない…人外なのだろう。
もしかしたら、アルビンもこちらの正体に気付いているかもしれないと思えば、少し話をしてみようかと思い立ち、アルビンを探す為邸内に戻る。
果たして何処でアルビンに出会えるだろうか]
/*
この方法が成功してしまうと、シリアスさんが息をしなくなってしまう
……成否描写はぼかしてのエンドかなあ。
*/
/*
村長のいう解決策は「教皇庁にかけこめ」なんだ
「奇跡の顕現である聖痕を持つ者が、人狼に打ち勝つさらなる奇跡を成し遂げた。だが、それをよしとしない結社がそれを消そうと目論んでいる」
宗教がドンパチ起こすには十分な動機である
*/
[ぽす。頭の上に手を乗せられた感覚に、視線を上げる。涙は乾いてはいないが]
――?
[相手の目を見れば、迷うような。]
――…。
[そのまま、相手の言葉を待つ]
[しばし沈黙を守っていたが、やがて意を決したように口を開く]
ヤコブ君、…ここを脱出し次第、教皇庁に駆けこんでくれないか。
[それが…自分が生き残る可能性のあがる解決策だった。]
まずは、我々の体に宿っているものを音読してくれ。
[聖痕――…奇跡の顕現とも言われるもの。まつわる出来事が出来事なので、すっかり忘れていたが、宗教において、この痣にはそういう意味があるらしいのだ。
“聖痕を持つ者が人狼を退治したのに、結社がそれを隠蔽しようとしている”さて、宗教に熱心な人々はどう動くだろうか。
神の奇跡を愚弄する…宗教が戦争を起こすには十分な動機だと思えるのだが。]
あと期待できるのは、ゴシップや英雄物語が好きな層か…
[隠そうとしているのなら、逆に騒ぎを大きくしてしまおうという話である。一人、ここから出る事が出来れば…できる事は増えるのだ]
/*
痣が聖痕だとわからないどころか呪い扱いした母ェ・・・
まあ呪い扱いは病んでたからやったこととはいえ、聖痕知らなかったのは…宗教的な知識に疎かったんだよ!で説明つくのだろうか。
ヤコブ君が結社に見つからずに、そこにたどり着けるかがまず大きな壁で、それまでこっちが持ちこたえられるかが更に大きな壁だ。
まあ、村の者への説明という事を考えるなら、館に火は放てまい。夜間の内にどれだけ侵入を阻むようにできるかだな。……まあ、これは力仕事になるか。
[館の外の大きな壁、その外へ行く方法が浮かばず、他の健康な物ならともかく自分は外からの救助を待つしかない。
その自分を救うというなら、“殺してはいけない”と言う世論を作る以外にないと思ったのだ。
まあ、大変、成功率は高くないが……屋根で待つ案より死ぬ可能性は低くなる]
/*妄想の続きをこっそりと。
解説:
エーヴァルトとグレートヒェンに、戦いを挑めます。
最終日生き残り組がそのまま最終決戦メンバーになるので、各種イベントで旨く調整して、生き残りメンバーを選びましょう。
但し。7日目朝時点までにいずれかの陣営の勝利条件を満たしていると、別エンディングになります。人狼3名のうち誰かを残し(主人公役職が人狼の場合、主人公以外は残れないと思った方が吉)、かつ、【人間・人狼・夢魔】の3名で残る事が無いように気をつけてください。
/*
イベント攻略ポイント:
とにかくキャラを鍛えましょう。話はソコからです。
隠しボス・モーリッツ(ディーターを攻略後、特定の条件で戦えるようになる)を倒せるレベルが理想ですが、それでも恐らくかなり苦戦するでしょう。
剣と銃を使い前列・後列どちらでも攻撃可能なエーヴァルトに、支援・後方射撃担当のグレートヒェン。
理想はヨアヒム・カタリナ・シモン辺りの後列攻撃可能なキャラで先にグレートヒェンを陥落させる事ですが、後列への攻撃が可能なキャラが居ないと難しいでしょう。
逆にヴァルター・オットー・レジーナなど火力の高いキャラでエーヴァルトを先に葬ってしまうのも、一つの手段かもしれません。
ここまで思いついたが。逆にここまでで挫折した。
SHINIGAMIさんはすごい。
[前に交わした>>6:180会話を思い出しながら今日の夕刻の処刑に思いをはせる]
すでに生存者は6名、年齢や性別関係なく、間引きはなされていく。
そして、彼らは失敗しに来ているとしか考えられない。
誰をどう殺せば、どのような効果があるか。もしくは誰を残した方が良いか。
そんな風に結社が冷静に判断しているなら自分が処刑対象にならないとだけは断言できますけど…はっきりしませんね。
[淡々とした口調で述べて、空になった皿を指先で弾いた。。
よく何を考えているのか、理解できないような人物と評価されている彼だが――しかし、ひとつだけはっきりしていることがあった。
ソレを手に入れるのに死を賭しているがゆえに、ソレから自由になれない生き方していると]
/*
あ。そういや。
エルナの>>111見てうっかりメイド服とか書いちゃったけど。男主人公の場合は執事服のが良かったんだろうか・
ま、いいか(こら
/*
仮死状態という案が浮かんだけど、それだと埋まった後どうすんだと。
掘りだせる状態なる前に窒息するよね。
*/
― 屋敷 1階 ―
探すと言っても全く心当たりがないのが困ったね。
[口にはするが、その表情は困惑とは程遠く。
そう言えば、彼がよく飲み物を口にしていた事を思い出す]
紅茶の匂いでも漂わせたら寄って来ないかね。
[まるで森で獲物を罠に掛ける方法を考えている様な口ぶりで、ひとまず茶器でも持って来ようと厨房へと足を運んだ]
―夕刻・二階パーティー会場―
『本部の総意により、
エルナ=ミュラー様を本日処刑致します。』
[名前を呼ばれても、背後から一人の結社員にこめかみへ銃をつきつけられても、仕立てたばかりの三つ揃えの黒いスーツで平然と不敵に笑う。占い師でありながら、人外との対話を考える自分は対人狼結社にとって都合の悪い存在なのだろう。もしかすると人外以上に。それが処刑理由だろうと思った。
けれども自分以外の人が処刑で命を散らさずに済んだのは、素直に嬉しかった。
四方八方から突きつけられる銃口を前に、正面のエーヴァルトのみ呼びかける。]
馬鹿馬鹿しい。お前達結社員は、僕が本当は誰だか知っていて、処刑するなんてぬけぬけと口にしているんだろ?だったら、正しい名前を呼んでもらおうじゃないか。
俺の名前はエルンスト=アーべライン(Ernst=Abelein)。
そう、お前達結社員も良く知っている占い師一族の一人さ。もっとも今は勘当息子の身だけど。
どういう訳か、俺の一族は男しか占いの能力を持たない。家を出る前は両親と大分もめたけど、心からこうして良かったって思っているぜ。
人を人とも思わぬ連中の片棒担がされるだなんて、死んでもごめんだ!
[対外的に占い師と名乗る必要がある際に使う名前を口にして、一気に思いをぶちまける。ざわめく結社員を前に、無表情で冷静なまま、エーヴァルトが引き金に手をかける。]
『ならばお言葉通り、あなたには死んでもらいます。』
[その瞬間を待っていたかのように素早く屈み、背後にいた結社員を足払いで転ばせると、自分より頭一つ分大きい相手の喉を右手でつかみ、エーヴァルトと自分の間に盾として引きずり出したとき、銃声が響く。
悲鳴を上げてのけぞった結社員を仲間から手を離し、大きく跳躍して、グレートヒェンの背後を取り両腕を右手ひとつで封じると、首筋にシモンの形見である金のナイフを突きつけた。全ては一瞬で終わった。
グレートヒェンを人質に、パーティー会場の中央に歩みを進める。]
女を人質にするのは俺の趣味じゃないが、緊急時なんでな。
さてどうする?俺を殺そうとすれば、仲間も犠牲になるぜ。それとも容疑者を処刑するためだったら、多少のリスクは仕方ないと割り切って、このメイド長もろとも撃ち抜くか?
[ヴァルターたちの部屋がどこか忘れてしまった。
初日に渡されたメモは、もうその部屋に居ない人の名が書かれているから見たくなかった。
ふらふらと、屋敷の中を歩く。]
喉が、渇きました。
[厨房の近くを通りかかった時、ふと思い出したように零す。
しかし、そこはよくレジーナが居たところ。
今は、まだ。
もう少しだけ、会うのは避けたいと思った。]
/*
昔狙撃手テスト村のエピで言及した、銃器類についての卑怯くさい描写とはこれや。
これで中身特定される可能性はなきにしもあらず、やけど、分かる人には既にばればれんな気ぃしかせーへんよって、きにしなーい。(棒読み。
/*
>>123 ヴァルター
そして村長は相変わらず凄い。
ところでこれ、人狼騒動だっけ? 籠城立てこもり戦だっけ? いいぞもっとやr(こら
……あんた達…あたしは愚かだと笑っておくれ。
そこは…寒くないかい?
苦しくないかい?
……笑ってくれているかい?
[思い出せば、その都度。
死んで逝った者達に想いを馳せて呼び掛ける。
何度も何度も何度も]
/*
俺の処刑シーン、実は抜けている描写がいくつかあって。
そのうちの一つが、「グレートヒェンが拳銃を取り出して撃った」というヤツ。
エーヴァルトに飛びかかったときに撃ったのは、実はグレートヒェンのつもりだったけど、訂正版入れるのもテンポ悪そうに思ったし、都合上、こちらの描写をガッと落として、みんなの反応は後で拾うという形にしたから、訂正版入れたら時系列がわけわからないことになりそうだったのでやめたという。
戦うメイドさんって、なんかいいよね←
― 厨房 ―
おや、アルビン、あんた本当にお茶が好きだね。
[覗いた厨房に目的の人物を認め>>125、目を丸くする。
飛んで火にいる…とは違うと思いながら]
丁度良かった。
あんたと話ししたかったんだよ。
時間あるかい?
[井戸端会議のような雰囲気で笑みを浮かべて彼に話しかけた]
/*
RP村っぽい独り言ほとんど残さなくてごめんよ。
リアル多忙と風邪(軽いのだけど)と、ヨアの裏表がほとんどないって設定上、白でほとんどやってしまってるので、ほとんど描写できるの思いつかないんだな。
今現在、パメラがいないと描写できないってのも大きいんだけど……。
―――夕刻・会場
『本部の総意により、
エルナ=ミュラー様を本日処刑致します。』
[予想だにしなかった名前が読み上げられ、硬直する。]
(エルナ君は、告発、したのでは、なかったのか…?)
[いや、告発しない等ありえない…仮にそうだとしたら、でも何故…? そうだ、ルールだ、ここで人狼を先に撃ってしまえばきっとエルナ君は処刑されない。人狼と分かってる者より先に見極める者が銃口に倒れるなどあってはいけない、左腕故精度は危ういが撃ちきるほど撃てばなんとか当たるだろう。 そこの結社員から拳銃を奪えるだろうか、いや、奪わねば。奪ってから撃つまでのタイムラグに気づかれてしまうかどうか、いや気付かれたとしても関係ない。人狼を討つ気がないならそいつは結社員であってもノイズでしか―――――――――
そこまで思考を走らせたところで、エーヴァルトとエルナの会話>>132が耳に入ってきた]
/*
わんこなヨアはやってみたかったんだよね……。
わんこになりすぎた気はしないでもない。
わふわふ。
なつっこい、単純なわんこ。
― 厨房 ―
[そこには先客としてアルビンが来ていた。
テーブルの上には紅茶…罠にかける前にすでに罠の中に堂々と座っているのが彼なのかもしれない。
ゆっくりとレジーナの方に振り向いて]
おはようございます、レジーナさん。
紅茶は命の水なんですよ。
[似たようなことを言った人物がいると知らず、きっぱりと言い切った。
少し考えるそぶりする]
そうですね、一緒に紅茶でも飲みましょうか。
[グレートヒェンは歯を食いしばってはいるが、それ以外普段と変わった点はなく、何を考えているか分からない。
だがそれよりも、自分を見つめる人たちに意識が向いている。
急いで作った黒のスーツを見てどう思うか。初めて自分のために仕立てた、おそらくこれが最後の作品になるであろう服。
そして、自分が男だとバラしたことで、今まで女性だと思っていた人たちがどんな感情を抱くだろう。
覚悟は決めたつもりだったのに、視線をむけられなくて、意地のようにエーヴァルトだけをにらみつける。]
― 夕刻 パーティー会場 ―
[会場に向かう足取りは流石に重い。
処刑を告げられる可能性に恐怖や慙愧の念だけではなく。
最後の人狼の名が呼ばれなければ、恐らくエルナが呼ばれるのだと思えばやはり心は沈む。
それでも毅然とした態度を崩さないよう意識して会場に行くと呼ばれた名は果たしてエルナ>>131だった]
はぁぁ……やっぱり馬鹿だね、あんたは…あんた達は。
[全てを覚悟した三つ揃えの……喪服。
エルナは己の信念に死ぬ気だと、その強さを眩しく、悲しく、苦しい目で見つめた]
[エルナが男だとか、勘当息子だとか、占い師家系とか……そういった驚愕の情報が入ってきたが、男の意識はこの言葉だけに集中していた]
『ならばお言葉通り、あなたには死んでもらいます。』
[占い師と知って尚、銃口をおろさない結社員の姿に、思わず言葉を失う。一旦考え直すと言うこともなく、ただ本部の総意とやらに従う彼らは――、彼らの“悪趣味な実験”は、人狼退治という大義名分さえ捨ててしまっているのだ。]
(彼らは、何を、どこまで、想定して、動いてるのか――)
[目的を隠す事もしなくなった結社員達を目にしていると、冷や汗が湧いてくる。
言いしれぬ恐怖感に苛まれていると、エルナが人質をとり歩みを進めるところだった]
― 夕刻・パーティ会場 ―
<b>『本部の総意により、
エルナ=ミュラー様を本日処刑致します。』
</b>
[何度も聞かされてきた淡々とした言葉。しかし、挙げられた名前に目を見開き、咄嗟にヴァルターの方を見る]
(どうして?!どうして彼女なんですか?!)
[疑問は口に出ぬまま。結社はエルナによって、最後の人狼が誰なのかを知った筈。なのに挙げられた名前、それによって突きつけられた事実は]
(結社は、本当に皆殺しにする、つもりなんだ)
[慌しくエーヴァルトと数人の結社員が相談を交わす。]
この程度のアクシデントくらい、予め想定しておけ。全く、お前らの動きは日を追う毎に質が低下してるな!
[それを見て、挑発するような言葉をかける。
だが真意は結社員を怒らせることではなかった。ヴァルター達に、”上手く作戦を練れば、結社員の隙をついて逃げられるかもしれない。”と、教えるためである。]
― 厨房 ―
紅茶が命の水なら、あんたの血は紅茶の味がするんだね。
[いつもと同じような口調で紅茶を飲もうと言われて>>141、冗談とも本気とも取れない笑いを見せた]
アルビン、あんたには紅茶が命の水かもしれないけど。
あたしの喉はそれじゃ潤わないんだよ。
……足掻いてる人間を見ててね…何処まで足掻けるか見たくなって来たんだよねぇ。
自分の命が掛かってるのに、馬鹿だよねぇ。
自分の命より優先したいと思うものが出来ると、皆自分の命より先を見たくなるものかね。
あんたもそうかい?
[アルビンも正体を気付いているだろうと、紅茶を口にして視線を投げた]
ふっ、ふざけんなァッ!!!
何でエルナなんだよ!
おかしいだろう!!
人狼ならっ、人狼なら別にいるだろ!
[まるで全て分かっていたように。
三つ揃えの黒スーツに身を包み、銃を突きつけられながらも平然とその宣告を聞いたエルナのすぐ隣りで結社員達に怒鳴りかかる。
絶対に届く事のない声で。
無駄だと分かっていながら。]
[エーヴァルトとエルナの睨みあいの中、気を取り直した男は彼女…いや、彼の背後で銃を構えた結社員に、ワイン瓶を投擲する。投げたうちの一本が顔面に入ったようで、テーブルクロスをひっつかみ転倒、皿やグラスの割れる音が響く。
それを見ていた他の結社員が銃を構えるが、「撃つ前に彼の話を聞こう」と仕草で伝えると、憎々しげな表情でこちらを見るが、とりあえずは治まった]
― 処刑会場 ―
[そのまま、幾つか曲を弾いていたが。
やがて。>>131エルナの名が呼ばれたのに気付き、はっと目を上げた。]
何やってんだ、アイツ……あんだけ纏めた以上、人狼割れてるなら告発すりゃいいのに、……って。
[きっちりと着込んだスーツが、今は何故か喪服に見えて。
不敵な表情には、何か企みがある気配はしたが。
彼が名を名乗れば>>132、出てきた名に二重の意味で青ざめた。]
[ようやく相談が終わり、一人の結社員を下がらせたエーヴァルトが、周囲の結社員に銃口を下ろすよう指示を出す。]
『失礼いたしました。エルンスト=アーべライン様。グレートヒェンは私達の大切な仲間です。あなた様の要求は何でもお聞きします。どうか彼女を放してくださいませ。』
[その感情のこもらない、相変わらず無表情な顔を見ていると、なんて悪趣味な芝居をしているんだと胸倉を掴んで殴りつけたくなる。最初から結末が分かっている茶番など見たくもない。
だが、わざと乗った振りをして、油断をしているように見せかけるために、グレートヒェンから少し金のナイフを離して笑う。]
へー、思ったより物分りがいいじゃん。
……えっ。何でこんなトコに
[それは。彼の仲間を幾人も屠った、優秀な占いの血族。
その存在がこの場に居る事に対しての、本能にも近い戦慄と。……その血族を処刑しようとする結社への、戦慄。]
…………おい。
その名乗りが本当なら。ソイツ処刑するとか、正気の沙汰じゃねぇだろ……!
[冷静に引き金に手を掛けるエーヴァルト>>132に、思わず抗議の声を漏らす。
優秀すぎるまでに優秀な、占い師の一族。結社にしてみれば、この状況下、喉から手が出るほど欲しい人材だろうに。
……先程漠然と考えた事>>+100が、嫌な具合に形になっていく。]
/*
村長が籠城の準備を始めました。
うーん…なんとなく、悲壮的なエンドになる印象が強かったんだRP村。いいのかなあ、こういう流れつくっちゃってと大変不安ではある。
まあ、籠城失敗した事にして死ぬと言う手もあるが…籠城成功する可能性のが低いので。
村長の目的は手帳渡した時点で達せられるのでいいのだけど、ヤコブに悪い気もする。
あれだ、私を残したラ神が悪い。
墓下の皆さん色々すいませんでした!!
*/
エルナ……。
[人質を取ったエルナ>>133、結社に叫ぶクララ>>149や奮闘しているヴァルター>>148をじっと見つめて動かない。
その姿は先日までの死を悼み嘆く女将ではなく、人間同士の下らない殺し合いを見下す人狼。
結社員達の喉に牙を立て、逃してやりたいとも思ったが、エルナの手を取らないと決めたのだと感情を抑え込む。
エルナはエルナである事を貫こうとしているのなら、己もまた人間の敵である事を貫こうと、冷やかに悲劇を見つめた]
……こいつ、ら。
人狼騒動の体裁を借りて。
始めから全員、処刑する気だったの、か?
[始めから全員を殺す気なのであれば。パーティー会場での出火、とでも言い訳して、屋敷に火を掛ければいい。
そう思っていた男にしてみれば、全滅が目的なら、何故こんな回りくどい真似をするのかが解らなかったが。
今、気がついた。
一日一人、処刑で殺し。悠長に、嬲り殺す事の、意味。]
……ああ。そうか。そうだよな。
ただ殺せば良いんじゃない。人狼騒動の形にしねぇと、意味が無いのか……?
[但し。何故わざわざリーザにもパメラの死を見せなければならなかったのか等、幾つかの謎は解らないまま。
村長が“悪趣味な実験”と結論付けている事を知らぬ男は、思ったままに推論を述べて。]
…………だからって……!
[何故、エルナ……いや、エルンストが。
手早く、確かな仕事。しかし、恐らくはこれは死に装束。ソレを無機質に眺めるエーヴァルトの視線に、胸ぐら掴み上げたい衝動に駆られ。
……手を出せないと解っていても、実行しかけたその一瞬。>>133エルンストが、動いた。
エーヴァルトを気丈ににらみ返し、挑発文句さえ投げかける様子に>>142>>146。
彼の纏う《作品》が、朱に塗れない事を。祈るしか、できず。]
友達…。
[クララの言葉がとても嬉しい。
思えば同年代の知り合いはいても、友達だと言った人も、言ってくれた人もほとんどいなかったような気がする。
幼い頃は占い師の修行に忙しく、家を出てからはずっと気を張りっぱなしだったから、友人を作る発想があんまりなかった。
こんな状況で何をとも思ったが、でもクララの重いには答えたくて、一言呟いた。]
ありがとう、クララさん。
― 処刑会場 ―
[彼は今日も沈黙のような黒を身に纏い、まるで散歩に行くように、ためらう素振りを見せずに会場へと入る。
その様子を見ても結社員はなんとも感じてないらしく、そのまま後ろに立つ。
会場でエルナの見慣れない黒いスーツを見たとき、惹きこまれる感じがした。
真面目な印象が表現されているというか、いつも以上に落ち着きを感じて…こういう雰囲気の人を知っている。会ったことも一度や二度ではないはず。
しかし、どうにも誰だか明確に思い出せないと首をひねる]
『本部の総意により、
エルナ=ミュラー様を本日処刑致します』
[名前を呼ばれとき、続いてエルンストと名乗ったとき、既視感の正体に気がついた。
あぁ、彼は覚悟を決めてしまったのだと]
一人殺せば、殺人。だが、その人を人狼だと言えば、英雄になれる。
まっすぐに歩いているつもりでも、少しずつ、少しずつ曲がっていることに気がつかない。
真相など、ある意味どうでも良い…本当、歪んでいますね。
[次の瞬間、先ほど下がった結社員から連絡が行ったのだろう、皆から死角に立っている者が銃を構えた。
それを目の端で捕らえた瞬間、舌打ちしてグレートヒェンを思い切り突き飛ばし、弾丸を自らの背中で受けて、バタリと倒れた。]
『全くおろかな。あの程度の脅しで、我々が処刑を取りやめるとでも思ったのですか?』
[無感情無表情なエーヴァルトが、それでも言うのを抑えられなかったのだろう捨て台詞を口にするのに、にやりと笑う。]
その台詞、そっくりそのままお返しするぜ。あんな見え透いた芝居が通用すると思ってるなんて、おろかだな。
人質を取って、処刑が取りやめになるかとか、あるいは要求を受け入れられるかなんて、どうでも良かったんだ。
知りたかったのは、ここにいる結社員に人並みの血の通った感情がまだ残っているかどうか。目の前で仲間が危険にさらされているとき、どう動くか。
だけどお前達は、グレートヒェンに当たる可能性を無視して銃を撃った。いくら正義の名の元に、人狼を倒すという正論を振りかざしても、お前らのやっていることはただの殺人だ。そんな連中の末路は…言わなくても分かるだろう?
[処刑が終わったと、早々に気を抜き始める結社員たちに、淡々と告げる。
中には苛立ちを抑えられない者もいたが、全然気にしない。]
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