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……昏睡、か。
今回は随分と順調……というか、早かったな。
聖騎士が出揃うのを待っていたようなタイミングだ…。
[ 過去には、聖騎士がそろわぬままに呪いが国々を覆ったことも、――そのために乙女が多大な負担を強いられたこともあった。
それを思い起こしながら、ポツリと呟く ]
[水晶球を台座に戻し、小さく呪言を唱えて念を送る。
やがて、先ほど立ち消えた光景が再び滑らかな面に浮かび上がり――
瀟洒な高い建物の並ぶ街並みと、――石畳の上に倒れ伏す何人もの人間の姿を形作った]
[光景は次々に変わった。
――立派な厨房の、ぐつぐつ煮える鍋の傍でシェフが昏倒している。
――貧しげな藁の家で、倒れ伏す母親に縋りつく子供の姿がある。
慌てて駆けつける医師が、患者の脈を取って難しげに眉を寄せる――]
[昏倒した子供を抱き上げる若い母親の姿に、愁う様に眉を顰めた。
ふいと水晶の面をなぞり、かざしていた手を外せば、映る光景は霧消する]
……進行が早いな。迅速に食い止めねば、次の「呪い」が及ぶのもそう遠いことではないかもしれん。
乙女や騎士らの自覚や成長を待つ時間は、そうないかも知れん。
聖騎士殿らがどう出るか――そして、聖乙女らが彼らを掌握し、「使いこなせる」か。
歯痒くはあるが、お手並み拝見、というところだな。
それ以外に、遣り様もない。
[冷たくも聞こえる言葉を吐きつつ、声は何処か打ち沈んでいる。
――ふと視線を上げると、無心に菓子を食っているフェリクスの姿]
― 回想:中庭 ―
[その後、カスパルがしゃがんで目線を合わせてきた。スケッチブックを貸してもらえるかという。
了承し、スケッチブックを貸す。
数刻後、スケッチブックを返されれば]
(……呼び捨てでも構わないのかしら……?)
[さすがに呼び捨てはまだ慣れていないが]
『私でよろしければ、是非に。』
[カスパルに友達にならないかと言われれば、にぱーと笑ってこう返した。
聖騎士たちとも仲良くやっていかなければならないだろうから。]
[カスパルと握手を交わした後、青い髪の男性が挨拶してきた>>406
どうやら彼もまた聖騎士の一人のようだ。]
『こちらこそよろしくお願いします、セルウィン様。
ええ、是非とも一緒に、頑張ってまいりましょう!』
[セルウィンにも笑顔で返し、握手を交わした。困ったときはお互い様の意味も込めて]
[そしてさらにその後。別の聖騎士と思しき人物が話しかけてくる>>398]
『ご心配なく。皆様のお声は聞こえます。』
[声こそ失っているが、聴覚までは失われたわけではない。耳のほうは問題ないと返した。
そして相手が名乗れば、彼もまた聖騎士の一人だと認識し]
『こちらこそよろしくお願いします、ローラント様。
これから共に頑張ってまいりましょう。』
[共に国の未来を護ると言われれば、こう返す。立場は違えども、同じ志を持った者として]
― 回想:了 ―
[気恥ずかしそうな絆の相手へ、ふふ…と男は口元をほころばせる]
……今はそうでも、その内に慣れますよ。
[何かを懐かしむようにそう告げて、
伸ばした手は、彼の額へと伸びる。
それはまるで、洗礼を施す様に――]
― でもってその後 ―
[一度自室に戻り、お付きの者に協力してもらいながら、身なりを整える。その後自室から中庭へと向かっている最中、セルウィンとエーヴァルト(ローラント)の二人と居合わせた。
どうやらガーデンパーティが開かれるらしい。居合わせた二人と共に、中庭へと向かう]
>>143エーヴァルト
ありがとう…!とても落ち着いたわ!
きっとできる…できるか…
そうね。まずは自分を信じないとね。
[エーヴァルトを見つめてから、にっこりと笑って頷いた。
手の中には淡い光を取り戻した、水晶が光っていたのだった]**
― 会場にて ―
[中庭にたどり着いた後、ドロシーは他の面々との談笑を楽しんでいた。
だが、その和やかなムードも、一変する。
>>60>>69いわく、どうやら昏倒の呪いが発生したらしい]
『なんですって……!?』
[次の瞬間だった。全身を電流が駆け巡る感覚に襲われたのは。]
(い、いや……!助けて……!)
[立ち尽くすドロシー。その周囲を、水晶核が光の粒を撒き散らしながら回っている]
(もう、だめ……!)
[気を失いそうになった、その時だった。水晶核を通して、何者かの声が聞こえてきたのだ>>*0
不確かな意識の中、声の主を探す。もう一人の聖乙女を]
>>164
ここ混ざりたいんだけど、時系列的にゾフィヤとドロシーどっちに行くかのシーンだよね。
今絡むと次元多角になってしまう。
時の聖騎士ならオッケーですか?
[奇妙な感覚は、徐々に和らいできていた。
ふらふらと、もう一人の聖乙女を探しに行けるほどには。
聞こえてきた話によると、ドロシーたち聖乙女は、聖騎士たちと共に修養に励み、国を覆う呪いを浄化する力を手に入れなければならないらしい。
選ばれた以上、必ずや成し遂げなければならない。自分はそのためにここにいる。だが……]
―― パーティ会場 / 中庭 ――
[階下へと降りてきたアレクシスと肩を並べるようにしてパーティ会場へと戻る。
災厄発生の知らせを受けて、聖騎士たちも続々と聖乙女の周りに集まっているようだった。
そのうちのひとりがフルートを取り出して、聖乙女に調べを捧げる。
ざわめき立っていた中庭も、その音色に落ち着きを取り戻したかに感じられた。]
いちお、ゾフィアを落ち着かせてからドロシーに向かうとして、それまでドロシーの>>164が放置されてるわけないよねー。
てゆーか、ファーストタッチを私が両方とったらマズイでしょw
時系列をやや後だと強調して絡むか。
[聖騎士が集まっているのを幸いと、名乗っておく。
自分とアレクシスの間に生じたような絆が、他の聖騎士同士の間にも生まれているようだった。
神の真意はわからぬまま――
補佐官の説明によれば、浄化の力をもっているのは聖乙女のみで、聖騎士は、その習得を助けるべく務めよとのことだった。]
具体的な方法は自分で模索しろ、ということかね。
[ゾフィヤに格式張らない誓いを立てた後、辺りを見回すと、>>164を発見]
……うわ。
だよね……はぁ。
[もうあとは引き算だろう。
この場にいる女の子といえば聖乙女の片割れに違いない。
ゾフィヤよりも……だろうか、教え子の世代なので接しやすいが小さい肩に背負わせてしまう時の定めに小さく息を漏らした]
もう大丈夫?
まずは落ち着いて、時を整えて。
[水晶核の様子が彼女の心情をよく表している。
発見が遅れたことを少し悔やんだ。
今はもう他の誰かによって平穏を取り戻しつつあるだろうか]
[異国から来たというゾフィヤは、わからないなりにやってみることにしたらしい。
不安もあろう、心細さもあろう。
Take it easy.
おれたちがついてる、と肩を叩いてやりたくもなったが、他の聖騎士の手前、聖乙女にそんな振る舞いをしたら睨まれそうだったので、軽く口笛を吹くに留めた。
もうひとりの聖乙女はどうだろう――、と金の髪の少女へ視線を投げる。]
― 少し前 ― >>168 コンラート
[場に居合わせた、聖騎士と思しき人物が話しかけてくる>>168
それに応じるように、深呼吸をする。先ほどの電流は、少しずつそのなりを潜めていく。
アップダウンを繰り返す意識の中、スケッチブックを開き。]
『あ、ありがとうございます。
おかげさまで、少し落ち着きました。
唐突に、奇妙な感覚に襲われて……』
フェリクス >>127
ストーリー演出補佐してくれてありがとうございます。
コンラート>>135 も。
すごくそれっぽくて嬉しい。
(会場シーンではオクタヴィアが説明しすぎて失礼しました。もっと聖騎士に花を持たせるべき)
エリオットのメモ見るまで、「占いは好きなところにセット」のつもりだった…
溶けるんですね、この人(悪戯妖精)
←
>>170
あぁ……。
[時を跨いで来た人ばかり見たから逆に違和感があったが、すぐに取り戻せた。
ゾフィヤたちがなぜ自分たちと同じ言葉を話せるのか謎だが、だからこそ筆談を選んだこの子はこっち側の人間だろう]
綺麗な言葉で話すね。
素晴らしいよ。
よし、ちょっと貸して。
[教師として彼女と同世代が書いた文章は多く見てきた。
その誰よりも整い、清廉されている感がよく伝わってきた。
口が利けない子には初めて出会ったが、彼女がずっと過ごしてきた時がこの文章に集約されているのを感じる。
スケッチブックとペンを借りると、余白に華マルを描いてあげた]
おっと、ドロシー離席記号かー
リアルタイムでやりとりできるといいなと思ったけど、残念。
しかし、皆さん、まめに回想しますねー
基本、自分の時間軸で生きるおれ
[金の聖乙女は、いささか具合が悪いようだった。
足下がおぼつかない。
呪いの話を聞いたからか、それとも無理をして外へ出てきたのか。]
ちょっと、椅子とってくる。
[周囲を見回したが、立食パーティのこととて椅子がない。
会場の隅で品を広げていた商人風の男が、紫紺の天幕に入ってゆくのを見て、あそこが備品庫かなと見当をつけて寄っていく。
だが、そこに掲げられた紋章は…]
――五芒星?
[首を傾げたところに、入り口にかかった「萬お呪(まじな)い事、承り舛」と刻まれた銀の札が見えた。]
…まあ、まじない屋なら椅子はあるだろう。
邪魔するぜ。
[声をかけて垂れ幕をめくれば、薄暗い部屋の中にはふたりの男。
場合によっては何かの陰謀を打ち合わせている図にも見えなくはないが、聖宮の中庭に堂々と開業してそれもあるまい。
ましてや、大の男が菓子を掴み食いしているとあれば。]
― 中庭/パーティー会場 ―
[カスパル(という名前は知らなかったけれども)に、
そんなたとえ話をされて>>128、幾度か目を瞬かせる。]
オンラインゲームの世界、ですか…
そんなふうに、考えてもみなかった、です。
[言われれば、すっかり順応している自分に気付かされる。
これも、『水晶の導き』の影響かと、そうも思えて、]
――― 帰れる…、かな…
[初めてそんな不安を覚えたのは、
きっと、”あちらの国”の話を聞いたせい。
不意に足元が無くなっていくような心持ちに襲われて
軽く自分の肩を抱く。]
[カスパルの言葉にひとつひとつ頷いて、
少しずつ足元を、踏みしめる大地の感触を確かめる。]
――自分が一番したいこと…
[思い浮かんだのは、日常の光景。
学校の花壇で水をやっていると聞こえてくる、華やかな声。
窓から顔を出して、手を振ってくれた先輩の顔。]
[ふ、と視線を戻した時には、
赤毛の人はもう側から離れていくところで。]
………ありがとう、ございました。
[その背中に小さく声を掛けて、ゆっくりと頭を下げた。*]
ぬ…
やはりフェリはうゆきさんだよなぁこれ
参加するなら村人だろうし…
ギィの裏設定本名書いた時点で私に隠す気は無いので、ここぞとばかりに絡む気満々w
しかし、騎士どころか乙女とも会えていない現状 いやこれはこれで楽しいが…人と絡むのってどうやるんだっけまずい(>_<)
―― 占いの天幕 ――
[甘い香りは菓子ばかりでなく、棚に詰め込まれた数多の小道具に由来するのだろう。
机の上の真新しい10枚のホロスコープに記されたものも気になるが、今のところの所用を果たすべく、小屋の主らしい深紅の術師に告げる。]
ふたつばかり椅子を借りたい。いいか?
―中庭・パーティー会場―
[カークと共に中庭へ。>>166
そこには一度顔を会わせた四人がいた。視線があえば会釈を返す。
初対面の聖騎士にも挨拶を済ませる]
[伸ばした指はセルウィンの額へと触れて。
まるで聖者の洗礼の様にその額に何かを記す。
何時しか杖の光も、そして男自身の眸の紅い輝きも失せて、
何もなかったかのように世界は常を取り戻していた]
[男の行動にセルウィンはどんな反応を返したか。
仮令尋ねられたとしても]
……額に雫が。
[何かを誤魔化す様に、にっこりと微笑むだろう]
[そうしていれば、新たに中庭へと降りてくる青年たちを見つけて。
聖乙女を囲む輪から外れた場所から其方へと会釈を送る]
二人の聖乙女と、10人の聖騎士……。
まるで過去の再来の様ですね。
[呟く声は過去を想うのか、酷く遠い――]
さて、補佐官殿。
我々も彼女たちも、ここに来て間もない。
ここは一つ、集まりの場を設け、改めて今後の具体的な方針をかためるべきではなかろうか。
それに…
[中庭にあるテントをみやる]
他の協力者がいるのではないのか?
[依願に応えたのは、入り口に背を向けた客席に座っていた男。
なるほど、商人らしくトークに如才がない。
かててくわえて、名乗る前から「聖騎士」と言い当てられた。]
ほぅ、情報が早いな――
聖騎士の名で徴用するつもりはないけど、
そう、椅子ふたつ。
あっちで使わせてもらいたい。
[背後の中庭を仕草で示して]
ひとつ運んでくれると助かる。
[ふ、と遠い眸が現へと戻る。
それはちょうど、黒髪の青年が補佐官の女性へと声を掛けた頃だったか。
男もまた、其方へと歩みを進めて]
私もそれが宜しいかと思いますよ、レディ。
年若い聖乙女たちは自らが何を為せばよいのか、まだ知らぬ様子。
[ちらりと紅石榴を向ける先は、二つの対照的な花二輪]
>>187 情報が早いのは商人の特徴ですから。
いや、雰囲気で大体わかりますけどね。
[水晶を見たらそのままわかる…と言いかけ、無難な表現に言い直す。]
>>188
あー、なるほど。そういうことなら…
[横にいる呪い師をちらりと見る。片足の不自由な友は、持ち出して良い椅子を選んでいるようで、選んだ椅子を横から掴みあげた。]
運ぶのは俺がする。ついでだから、外、見に行くか?
[横の呪い師に小声で語りかける。]
>>188
了解致しました。そこの呪い師は、あまり肉体労働には向かない性質なので、代わりに俺が持っていきますよ。
中庭のどの辺りに致しましょうか。
[頷く黒髪の青年に、男はたおやかに笑んで。
それから補佐官へと向き直り]
礼拝堂が宜しいでしょう。
あそこはこの聖宮の地に置いて、一番我らの力を増す場所。
聖乙女たちも、また目覚めぬ侭の聖騎士たちにも。
世界に蔓延る呪いと自身の力を、一番に感ずる事もできましょう。
助かる。
椅子を置く場所は、おれについてきてくれれば――
というか、外に出たらわかると思う。
椅子の必要そうな子に差し上げてくれ。
ええと――、
おれは、カーク・ブリッツだ、よろしく。
[術師相手には、もう少し情報を加えておいた。]
乙女座O型。
あとで、アレクシス卿との相性でも*教えてくれ*。
フェリクス、来てくれてサンクス。
フェリクスとの遭遇 親密度+{2}
多分、中庭で全員と会っているけど、会話してないと親密度UPなしのルールでやってる。
ああ、カスパルとも会話してるけど、あれだと親密度は上がってない気がするなあ。
せっかく飲めるヤツだし、またの機会に、な。
用意が出来次第、何時でもお声を。
私たちは皆、そのために此処へいるのですから。
[甘いバリトンで言葉を紡ぎ、胸に手を当て、ふわりと流麗な仕種で礼を一つ。
彼女の手筈が整うまでは、中庭に留まり、
二つの花をその紅石榴へと収めるの*だろう*]
>>196 トール
コンラートです、よろしく。
[フォークを持ったままの手を軽く挙げて挨拶を返した。
それ自体は礼儀には程遠いけれど、目の前の食いっぷりを相手に畏まるほうがおそらく失礼なのだろう。]
……あなたが最年長、かな?
みんなを頼むよ、リーダー。
[聖乙女には聖騎士の導きがあるとしても、この集団全体を見る役目も誰か必要だ。
リーダーシップ適性は見極めきれていないけれど、特に豪快な印象は多感な聖乙女に安心感を期待できるだろう]
― 中庭 ―
な、なにか聞こえた!?
[初めて発せられた意識が入ってきて、頭がズキッと痛むのでそのまま頭を抑えしゃがみこむ。
当たりを見渡して、その意識の主を探すも、わからないままでいるのであった]
どこ?どこにいるの…
[その場で苦しそうにしていた]
どこ…どこにいるの?
そしてあなたは誰?
私はゾフィヤ…
安心して…あなたと同じ聖乙女だから。
私も不安定でとぎれとぎれになっちゃうけれど…
あ!だめ…
[痛みが頭に走って、意識が飛ばせなくなっていた]
はあ、はあ…うまく飛ばせないな…
[意識を飛ばそうにもまだうまく飛ばせないでいた。
水晶を握り締めながら、頭の痛みをこらえて立ち上がった]
(私こんなんで大丈夫なのかしら…)
[周りがいる手前不安は言えないままになった]
― 中庭→廊下 ―
[中庭では補佐官や二人の聖乙女を中心に賑やかに過ごしているだろうが、一人足早にその場を離れる]
(あれだけ出揃ってれば、大丈夫だろ)
[離席した姿に気付いた者に対しては「ご不浄って言葉で通じるかな?」と誤魔化していた]
宮殿の間取りからすると、
この辺が……ふぅん、あったあった。
[中庭に多くの人手を割いているせいか、道中は誰に見咎められる事も無く、目的の場所へ。
敷地の最東南に位置するだけの、ただの白壁を前にしゃがみ込む]
アイツの薔薇の落書き……確かにいる事自体は間違いない、か。
[爪先に位置する、地面すれすれの場所に釘か何かで描いた稚拙な模様に一人頷くと、すぐに何食わぬ顔で踵を返した]
よっと。
[辺りに人気がいないのを見計らって、ベランダの手すりを掴んで、その上によじ登った]
(やっぱり造りは、そうおかしなものではなさそうだな)
[慣れた手つきでそのまま、上へ上へと、宮殿の屋根部分の処まで上がっていく]
昏睡の呪い、ねぇ。
[登れるだけ、高い処へ登りきると、遠目に見える街並みに目を凝らす。「遠見鏡の部屋」などという場所で見ればよくわかるのだろうが、ここからは肉眼で見れる事には限界があった。疫病で滅んだ街のように、バタバタと人が倒れているような様はおろか、目立った異変すらここからでは気付けない]
ただ、静かだな――。
[それはどのような理由によるものかは推測しかできない]
災疫、呪詛。
浄化、封魔。
[奇しくもエリオットにゲームの話に喩えてしてみたところで、自分もどこかそんな考えが残っていたらしく]
魔王が現れるから勇者が存在するのか、
勇者がいるから、魔王が産まれるのか…
[皮肉な笑みを浮かべた]
やれやれ、厄介なこった。
[そう言って、誰かに見つかる前に屋根を伝って手すりの内側へと飛び降り、何食わぬ顔をして中庭へと戻って行った]
― 中庭 ―
ああ、大丈夫です!でも少し疲れました。
帰って休みます。
[>>186を補佐官から聞いて]
わかりました。準備が出来次第呼んでください。
[少し辛そうにしながら自室へと向かった]
― 中庭に向かう途中の廊下 ―
(ん? 主役の一人じゃねえか)
[...はしぶしぶ戻ろうとしたところで、結局声をかけないままだったもう一人の聖乙女の姿を遠く見かけた]
― 自室 ―
はー、なんかなー
[ゆっくり出来るように、着てきたスエットでベットに横になると、ベランダ窓をから>>204が見えた]
ん?誰かいる!?
[急いでベランダに出ると、その人影をじっくり見ていた]
やれやれ、厄介なこった。
[そう言って、誰かに見つかる前に屋根を伝って手すりの内側へと飛び降り――ようとしたところで、誰かに見られている事>>209に気付く]
(チッ。しくじったか……って、ん? あれは聖乙女の一人じゃねえか)
[小声で呼びかけられれば>>210、軽く会釈してすっと、彼女のいるベランダへと、飛び降りた。爪先でカツンと非常に軽い音を立てながら]
失礼。
騒がしてしまったかな、お嬢さん。
[...は、軽く片膝をついて狭いベランダの、彼女の目の前で恭しく頭を下げた]
ちょっと街の様子をね、
肉眼ではあまりわかりませんでしたが。
失礼。
騒がしてしまったかな、お嬢さん。
[...は、軽く片膝をついて狭いベランダの、彼女の目の前で恭しく頭を下げた]
ちょっと街の様子をね、
肉眼ではあまりわかりませんでしたが。//
―中庭→アレクシスの自室―
[部屋に戻る途中、女官に声をかける]
部屋に届いた荷物の荷解きを頼みたい。それと、着替えの手伝いを。
[身の回りの世話を頼むのは常だった。世話をするのが彼らの仕事であると知っているからだ]
>>212
街の様子を…そうですよね…
ここからではやはりわかりませんか?
[顔を曇らせながら]
事態は深刻って事ですよね。
私も休んでる場合じゃないですよね。
[悲しそうな、今にも泣きそうな顔をして答えた]
[一歩引くと、胸に手を当て、高位の騎士に対する礼を取る。
ぎしり、と重く右脚が音を立て、それはだいぶぎこちないものではあったが]
――お初にお目にかかります、聖騎士殿。
私は聖宮の皆々様に癒しと和を与うるべく営いを許された卑しき呪い師でございます。
お困りでございますれば、何なりとお申し付けください。
…ってフェリクス、怪しげとはなんだ、怪しげとは。
[こっそりと毒づくことは、無論忘れない]
>>214
盗むものなど、星ぐらいしかありませんよ。
それに、どれだけ手を伸ばそうとも、
星を掴むことなどできませぬから。
[気障っぽく微笑みつつ]
>>215
休んでいればいいのですよ。
求められれば、応じる、
だけでは疲れるでしょう。
聞けば、聖乙女様は異世界からいらしたお方とか。
この世界にとって貴女様は仮に救世主であったとしても、
貴女にとっては、今まで過ごしてきたただの「貴女」なのですから。
そんな貴女に、
義務や責任を負わせようとしているのは、この世界。
この世界が苦しむのに、貴女が手を貸すのは親切。
それ以上を気負う事はありはしません。
[...はこの世界の衣服を着ている事で、自分の立場を有耶無耶にしつつ進言した//]
>>219
そうなのですか…?
気を張ってないと、なんだか気持ちがめいってしまいそうで。
人もたくさんいて、休むに休めませんしね。
[部屋の中を指差して、苦笑いしてから]
その星を盗んでしまいたいロマンチストのあなたは、なんていうお名前ですか?
ぜひ聞きたいわ!
[仰々しい飾りの着いた正装から、日常の服に着替える。それでも細かいフリルのついたシャツや体にぴったりとした黒のズボンなど仕立ての良いものだ。
着替え終わると後をまかせ、彼は部屋を出た。向かう先は……]
>>223
風の聖騎士 カスパル。
貴女様と同様に、この聖宮へ参上した、しがない騎士の一人です。
[...は片膝をついたままの姿勢で名乗った。何故か懐の水晶核が彼の態度に反発するように蠢いていたが、気取らせないように無視したまま]
>>222
ありがとう。そういってくれて。
でもたくさんの人が苦しんでいて、助けるのが力が私達なら、責務は負わないとと思っていますわ。
まだ力がなく皆さんの期待に答えられてないのは、申し訳なく思っていますが。
>>225
カスパル。よろしくお願いします!
あ、でもそんなかしこまらないで!!
私、そういうの慣れてないですし!
[片膝をついているカスパルの側にいって、困りながら立つように促しながら]
……おとめ座O型、ですか。
生真面目で真っ直ぐはありますが後を引かぬ、さっぱりとしたご気性の方が多い星周りですな。
頭の回転が早く、少々理想主義で頑固な面もございますが、天性のおおらかさとユーモアがそれを補っております。
恋愛にも非常に真っ直ぐと向き合う方であり、一度愛した相手にはよき恋人、よき夫としての献身とたゆまぬ愛情表現を惜しまぬ性質でございますね。
星座を真円上に並べ、ちょうど時計の数字の上に重ねるように書き込んだ時、120度の角度同士に位置する星同士をトラインと言い、相性のよい星座同士とされています。
乙女座は山羊座と牡牛座とともに地のトラインを形成し――
[しっかりと営業がてらのトークを欠かさぬまま、中庭へ*]
[シメオンとアレクシスの提案 >>186 >>191 を入れて、
礼拝堂で聖乙女による聖騎士の「叙任」の式を行うことをドロシーとゾフィヤに諮る。]
聖乙女から「わたしたちの聖騎士」と告げられれば、聖騎士同士の結束も強くなるやもしれません。
強い心――それこそは我らのかざすべき武器ですわ。
むろん、体調がよろしくなければ、ご無理はなさらず。
後ほど、個別に話をすることもできましょう。
儀式を行うのであれば、タイムスケジュールは、聖乙女おふたりで話し合って決めていただければと思います。
>>226
何という、有り難きお言葉。
その言葉だけで、この国の者は皆喜び勇む事でしょう。
[下を向いたままそんな言葉を投げかけつつ、>>227の言葉を受ければ]
なんと、勿体ない。
[近づいてきた彼女に対して++]
ただ、これだけは心に留めておいて下さい。
この世界を、貴女様の世界にするのでない限り……
ひとときの夢でしかありません。
[努めて真摯な表情のまま]
目覚めが良かろうと、悪かろうと、
さめてしまえば、ただの夢。
その事、心に止め置いて下さいませ。
[>>232で頷きながら>>233]
ひとときの夢…
[カスパルの言葉がぐさりと胸に刺さった。
帰れるものなら帰りたい。しかし―
帰れるのだろうか…]
わかりました。心に留めておきましょう。
帰れるその時を…
いえ…帰れるかわかりませんが…その時を信じて…
[悩んでも今は信じることしかできない、自分に苛立ちを覚えていたのかもしれない]
―厩舎―
[聖宮の門近くにある厩舎には、馬車や騎馬用の馬が数頭飼われていた。その端の一画に、黒く艶やかな毛並みをもつ一頭が繋がれていた]
…大事ないか?
[…は目を細めて愛馬に近寄る]
>>234
不必要な事を申して、お心を乱して申し訳ありません。
知らぬ世界に、身一つで巻き込まれた以上、
気を張るのは当然です。
ですが、聖乙女の役目はこの世界の目的であっても
貴女の目的ではないでしょう。
この世界と、
この世界の人々に飲み込まれないで下さいませ。
目に見える、訪れた災厄よりも――
貴女自身が強く願い、求め、思うことを何よりも大事に。
それだけを、この騎士は願ってやみません。
[一礼]
なんか世界観的な物語的なルール違反をしている気がする。
ごめんね、ノープランだからこそその時に思ったことをやってるんですm(_ _)m
[>>236を聞いて、不安があふれて涙をこぼした]
ありがとう…ありがとう…
そういってくれると、心が救われますわ…!
[そういって言葉が詰まると泣いたまま、カスパルを見つめていた]
[愛馬は大きく鼻を鳴らし、足踏みをする。その首を撫で、腕を回して胸を寄せた]
ああ、せめてお前をつれてきて良かった。
呪いだと。
私の街にも、きっと及んでいるのだろう。
…父上、母上、そして…………
[幼馴染みをはじめ、屋敷で働く者たち、領民の顔を思い出す。不安な表情をたてがみで隠す]
>>237
私とした事が女性を泣かせてしまうなど……
[ゾフィヤの身体をそっと抱き締める]
この身は貴女様方の為に、
それは聖乙女、聖騎士だからではなく、
私が人であり、貴女が人であるからです。
どうぞ、今だけでもご自由にお使いくださいませ。
[懐の水晶核がどしどしと小突いてくるのを無視しながら、そう彼女の耳元で囁いた]
慣れる、のかなぁ……?
聖騎士って、もっと崇高なイメージで……。
なんだか、僕みたいなのって、場違いぽくて……。
あはは、うん、そんなので、こう……ね。
[あはは、と彼が笑っておれば。]
[す、と伸ばされたシメオンの指先(>>160)は、彼の目前に。]
[反射的に彼が金糸雀色を伏せれば、シメオンの指先は小さく動く。]
慣れる、のかなぁ……?
聖騎士って、もっと崇高なイメージで……。
なんだか、僕みたいなのって、場違いぽくて……。
あはは、うん、そんなので、こう……ね。
[あはは、と彼が笑っておれば。]
[す、と伸ばされたシメオンの指先(>>160)は、彼の目前に。]
[反射的に彼が金糸雀色を伏せれば、シメオンの指先は小さく動く。]
[指先、離れると同時に金糸色を開く。目の前の人の瞳(>>183)は、静かに見えて。]
しず、く……?
[微笑みを、不思議そうな顔で見やる。]
[普段の彼なら、液体というモノには敏感だけども。急展開で感覚がバカになったのかな、などといぶかしがりつつ。杖を通し伝わっていた鳴動も、今は静かになった事に気付く。]
[シメオンと共(>>185)に輪を見やる。]
伝承の、通り、なんですね……。
[呟くシメオンの横顔は、最初に声をかけたときの表情の様に見えた。]
カスパル…
[抱きしめられても今はその温もりを拒むことが出来ず、そのままカスパルの胸でただ泣きながら>>239]
ありがとう…じゃあもう少しだけ…
このままでいてくださいね。
[カスパルの胸を借りて、しばらく泣き続けていた]
実際はアスペクトを図るときには等間隔ではないらしいのだが…ううん、ホロスコープと12星座は本来はかなり違うしな。出生時間と出生場所の緯度経度がわからぬと作れぬ。なので細かいことはなし!
/*
カスパル・ゾフィアを出歯亀しにいきてぇぇぇぇえ!!!1
カスパルがいちいちツボに入ってしかたありません。
で、何処に行こうかなっと。
>>243
泣きたい時には、誰憚ることなく、
泣けば宜しいのです。
ただ、どうしても、
それができないと、言うのであれば、
この夜をお使い下さい。
喩え、その時、そこに私めがいなくとも、
星は、今日と変わらず、いつでも貴女を見つめております故。
[暫くした後]
お顔を腫らせてしまい、申し訳ありません。
宜しければ、お使い下さい。
[...は懐から、水晶核を指で弾きつつハンカチを取り出すと、そっと彼女の目じりを拭って、小さな彼女の手にそっと握らせた]
ぐぬぬ……、やっぱり、ここで叩き落とすのは中の人的には面白いけど、きっと相手も面白がってくれるけど
なし、かなぁ?
あー、迷う。
[シメオンと、アレクシスの進言により、叙任式を行う事に決めたとオクタヴィアが告げる。]
[ああ、ますます伝承みたいだなどと思いながら、少しずつ人影がまばらになるのにあわせて、彼もその場を離れた。]
>>245
………ありがとう。
[涙を拭かれて少し恥ずかしそうにしながら、ハンカチを受け取りきゅっと握ると]
ほんとうにカスパルは、星が好きなのですね。
時計塔にさきほど行ったのですが、見晴らしがよかったから、今度見に行こうかと思いましたよ。
[泣いてすっきりしたのか、少し笑顔を取り戻していた]
[あてもなく、ふらふら。]
[広い、広い。]
[これで廊下が曲がりくねってたらきっとダンジョン。]
[幸い、中庭の周りをくるり廻っているだけだからそうそう迷う事はないだろうけども。]
[ふ、と見上げれば、図書室の表示。]
んぁ……なんか資料になりそな文献、きっとある、よな……。
[言いながら扉を開ける。]
[古い本独特の匂いが彼を迎えた。]
→図書室―
届かないものほど、人は憧れるものですよ。
いえ、私だけかも知れませんが。
時計塔ですか。
もしよろしければ、その時ご一緒でも……。
[背をなで、語り続けることを終えると]
お疲れのところ、お声かけ戴いて嬉しく思います。
ありがとうございました。
[一礼、ベランダから元いた廊下の通路へと*渡っていった*]
― 自室 ―
わかりました!やるほうこうで進めていきますので、そのように聖騎士の皆さんに、お伝えを!
[>>231を聞いて、お付に指示を出していた]
えーっと…聞こえますか?
[>>231を伝えて]
「叙任」の式は行う方向で…行こうと思います…
時間と体調は…大丈夫ですか?
私達もまだお会いしていないので、ぜひ早くお会いしたいわ!
/*
今気付いた。
イェンスって僕より背低いのか。
イメージ混じりでの身長スケールでも。
トール>カーク=カスパル>コンラート>フェリクス>ギィ=シメオン=アレクシス=エーヴァルト>セルウィン>イェンス>ロヴィン>エリオット
わぁお……すっげー……。
[天井まで本がぎっしり詰まった本棚は作り付けか。]
[行く先々の町にある図書館にはよく行っていたが。今まで行った図書館全てをあわせても、きっと此処の蔵書の数には届かぬだろう。]
……さぁて、お目当てのはどこ、だ。
[ゆっくり本棚の前を歩いていく。]
彼の方の星は非常なバランス感覚に秀でておいでですね。
社交性に富み、その気になれば幾らでもその場に恥じぬ振る舞いのお出来になる星周りの様です。
かといって決して生まれながらの資質に溺れることはございません。
自らの義務と責任に対し、堅実に対処してゆく方でもありますが、
それを悟られることを良しとはせぬ様です。
知的で品位に優れ、冷静で争いごとを好まぬ性質ですが、
一方で自己主張が弱く、
独りで悩みを抱えがちなところもおありになられるかと。
……カーク殿の星とアレクシス殿の星は、
「セミセクスタイル」――隣同士に位置する天体となります。
調和・安定・成長を司る一方、
互いの根本的な性質は正反対の関係です。
一歩間違えれば表面だけを合わせて、
分かり合えない関係にもなりかねません。
が――同時にこの関係は「不自由や束縛からの脱出」を意味してもおります。
互いに援け合い、どちらかがどちらかに対しての牽引役を務める。
その事で互いに引き立てあい、よき関係を作り上げることの出来る相性です。
アレクシス殿の星は真意が表に出にくいですが、
カーク殿の星はその堅実さにて相手の本質を見抜く力があり、
カーク殿の星は時に理想を優先しやすい所が御座いますが、
アレクシス殿の星は洒脱な社交性にてそれを逸らす力を持ちます。
聖騎士同士として相応しい相性かと思いますよ。
>>249カスパル
ええ、ぜひ一緒に星を見に行きましょう。
こちらこそありがとう!
また後ほど。
[カスパルの後姿を、手を振って見送った*]
何故だかトールの役職を霊能だと思ってて、メモの流れに「?????」だったわけなんだが
賢者かーーーーーー!!!!!!!!!
…鞭の血!っていうし!
[しばらく後、彼の傍ら、積み上げられたいくつもの本。]
[ローブの袖をぐっ、とまくり、一番上の本を手に取る。]
さぁて、と。
昏睡の、呪い、だっけか。
あの呪いは聖乙女じゃなきゃぁ解けないらしいけども……。
じゃぁ、僕が……聖騎士が、出来る事、ってのはほかにあるんだろうが。
[ぺらりぺらり、男にしてはやや細い指先がページを捲る。]
[「癒しと和を与うる」「卑しき呪い師」と自分を指した男は不自由な足を庇いながら、複雑な礼をとる。
それは、この男もまた貴顕階級に通じた者だという証左か。
少なくとも、付け焼き刃には見えなかった。]
――ご丁寧にいたみいる。
[返礼は放浪の民が長老に対してするそれ。]
「卑しき」なんて言葉を使われると、陰で後ろめたいことをしているのかと考えちまうけど――違うんだろ?
お互いに、お役目、頑張ろうか。
シメオンとちとかぶらないか気になるが、
やはり元血の聖騎士設定でいこうかな、と。
村人は落ち希望せぬ限り最終日決定であろうし、まあゆっくりとな。
・血が毒にも薬にもなる呪噤師一族の出身
(世間的には忌み子の一族である)
・聖騎士がすべて揃わぬ内に呪いが発動し、仕えていた聖乙女は多大な負担がかかり死に至っている
・当時の聖乙女に思いを寄せていたのか肉親のように思っていたのかとにかく思い入れていた
・右脚はその時に失った
・その負い目をついて聖宮に居場所を作る
・聖宮にいれば年を取らぬアンジェ設定は許されるのか…w許されたらそうしたい
・代々の聖騎士には非常に丁寧で格上の相手として扱う傾向あり
なにはともあれ、ありがとう。
…って、だいぶ、人が減ったな。
[パーティは流れ解散ということになったのか、三々五々、人が散りはじめていた。]
― 中庭/パーティー会場 ―
[カスパルが去った後、ゾフィヤを顧みれば
たくさんの人達に取り囲まれている彼女が見えた。
もう一度話しかけるのを諦め、ふらり、と中庭を歩く。
不意におなかが空いたような気がして、
山ほど積まれている料理を口にしていたら、
背後から、聞き知ったメロディーが流れてきた。]
『メヌエット』…?
[昔、ピアノで弾いたことのある懐かしい曲に、
ふと目が熱くなって。
ごし、と瞼を拳で擦った。]
不安なんかじゃなぃよ。
不安になってたら、なにも進めないから。
[呪文のように唱えて、顔を上げる。
もう一度中庭を見回して、その場にいる人々を見た。
自分の他に、9人いるという聖騎士。
まだ挨拶していなかった人へと目をとめて、
視線が合えば軽く会釈をする。
そんな会場の中で、ひときわ目を引くのは、
豊かな金髪を持った、少女。]
あの人が、もう1人の聖乙女……
[手にスケッチブックを持って歩いている、
その姿に、少し疑問を抱いたけれども。
コンラートが彼女と一緒にスケッチブックを覗き込み
言葉をかけて去っていくのを見送ってから、
そっと、彼女に近づいていった。]
あの……は、初めまして。
僕、聖騎士に選ばれた、エリオット・ダーナといいます。
[側まで近づいて、彼女の視線が向けば、
名を言って、ぺこりと頭を*下げた*]
―― パーティ会場 / 中庭 ――
[ゾフィヤは自室で休むと戻ったという。
アレクシスをはじめ、数名の聖騎士もまた、中庭から去っていた。
椅子はドロシーとオクタヴィアに提供することにして、ドロシーの様子を窺う。
体格に見合った旺盛な食欲をみせている偉丈夫(トール)が金の髪の聖乙女を慰めていた。
エリオットが「兄さん」と呼んでいた青年(コンラート)が、その偉丈夫に聖騎士の束ね役を頼み、「任せておけ!!」という自信満々な回答を得ている。
その光景に、なんとなく和んだ。]
牽引力のあるヤツがいるのはいいことだな。
[古い伝承。]
[子供の頃、絵本で読み聞かされたりしたけども、改めて文献を紐解くのは実は初めてで。]
[これはどの時代の話だろう。]
[二人の聖乙女、そして聖騎士はやはり十人。]
[一人の聖騎士の名が掠れていて読めないけども、古い本には良くある事だとさして気にも留めず読み進めていく。]
[オクタヴィアから「叙勲式」の話を聞けば、出席する、と応じておいた。]
儀式には出るが、そこからは各自の自由でいいんじゃないか?
自分が伸ばしたいのは何か、誰に頼んだらいいかは聖乙女自身が判断するだろう。
迷っていれば、手を差し伸べればいい。
その間に、おれらも自分自身も――やるべきことがあるだろうし。
あがくことも、悩むことも、成長の一端さ。
…おれたち自身を含めて、な。
―少し前・中庭―
[ローラントの奏でる、フルートのメロディが中庭に響く>>137]
音の聖騎士――心を癒す音色、か。
俺には出来ない事だな。
[瞳を閉じ、その音に耳を傾ける。
しかしそれも、ごく短い時間のこと。
すぐに目を開け、思考を現実に引き戻す]
[結局、パーティの料理にはほとんど手を付けないままその場を辞した。
呪いの発動を耳にして、既に空腹は感じないようになっていた]
呪いの解除、か……。
伝承通りなら、聖乙女と聖騎士が力を合わせなくてはならないのだろうが。
[しかし、それはあくまでフルウ・ワの人間が、呪いを解く術を知らないだけではないのだろうか。
今まで見た限りでは、この国の人々は、自身の出身国に比べやや魔術に疎いようにも思える]
どうにか、聖乙女の手を煩わせず、呪いを解ければ……。
[足は自然と――色々あって行く暇がなかった――図書館へと向かう]
まあ、おれは今のうちに飯を食っておくことにするか。
[どれが美味かったか、そこにいる連中に聞き、皿に料理をとってくると、ドロシーの様子をみつつ*食事タイム*。]
― 自室 ―
[カルパスと知らせてきたお付を見送ると、一旦横になって休むことにした。
しばらく休んでから着てきたスエットから着替えて、動きやすいここの世界の服装に着替える。
じっと着てきた服装を握り締めて見つめてから、箱に詰めて戸棚の奥において見つめる]
これは、着ないようにしよう―
ただ今はやるべきことをするために。
[小さな決意を胸に、部屋を出て行った]
/*
シメオンがどうも過去にも聖騎士経験有っぽいんで、なんとかその辺の話に絡みに行きたいなー、とか。
フェリクスの店で馬の好感度上げるアイテムを貰いたいなーとか。
―図書館―
[図書館には既に先客が居た。>>266
中庭で目にした記憶がある――という事は、やはり聖騎士の一人なのだろう]
伝承の事を調べに来たのか?
[積み上がった本の背表紙から推測し、質問しながら彼へと歩み寄る。
ある程度の距離まで近づいた時、ふと立ち止まり目を細めた。
遠目で見た時には気付かなかったが]
お前……純粋な人間、ではない、な。
[水晶の加護により、常以上に感覚が鋭敏になっているせいだろうか。
セルウィンから、ごく僅かに人ならぬものの気配を感じた]
中庭:
姫・ドロシー
騎・トール、コンラート、エリオ、シメオン、カーク、エーヴ
村・ロヴィン、フィリクス、ギィ
図書室:
姫・ゾフィヤ
騎・イェンス、セルウィン
他:
騎・カスバル、アレクシス
― 図書室 ―
わー!すごいなー!!
こんなに本があるのみたことないよ。
[本のすごさと、スケールの大きさに驚いてばかりいると本を読んでいる青年>>257を発見して]
何読んでるんですか?
[声をかけた]
[扉を開ける音。]
[ふ、と顔を上げれば、中庭で見かけた一人。ローブの紋様がやけに目に付いたのを覚えている。]
やぁ。
うん、一応知っているとは言え、改めて調べておこうかな、ってね。
……貴方も、かな?
[ページはそのままに、近づいてくる彼を見上げ、笑って答える。]
[立ち止まった彼の言葉に、一瞬大きく金糸雀色を見開く。]
……ん、よく、わかったね。
[警戒心を持ちつつも、口元だけで笑う。]
まぁその……水妖と人間の混血ってヤツさ。
とは言え、地上にいればほとんど人間と変わらないけど、ね。
― 時空ワープ前に迎え撃ち ― >>171 コンラート
[相手の求めに応じ、スケッチブックとペンを貸す。
しばらくしてそれがドロシーに返される。見れば、文面に花マルがついているではないか。
嬉しくなり、満面の笑みを浮かべる。]
『あ、自己紹介がまだでしたね。
私はドロシー。察しの通り、聖乙女に選ばれし者です。
お名前を伺っても構いませんか?』
[その時、再び扉が開くと同時に明るい声。>>274]
[秘密にね、との意味をこめて、目の前の男に目配せしつつ、自身の口元に人差し指を立て。]
[本を置き、立ち上がると、右手を胸に沿えやってきた聖乙女に恭しく礼をし。]
麗しき聖乙女様のお役に立つべく……少し調べ物を。
……なーんて、ね。
[おどけたように笑う。]
っと。
そう言えば、さっきは挨拶もろくにできなかったっけね。
[中庭で二人の姿を見ていたし、聖乙女の名も嫌でも聞こえていたけども。]
[立ち上がったまま、二人を見やり。]
僕は、セルウィン。
水の聖騎士、だよ。
……ああ、えっと、堅苦しいの苦手だから、様とか、さんとかつけなくていいからねっ。
[慌てて付け加える。]
[ドロシーにセルウィン様なんて呼ばれた(>>15)のがどうもこそばゆかったようで。]
[こんな事を言いつつも、彼自身はつい年上と思しき人はさん付けで呼んでしまうのだが。]
[>>279セルウィンににっこりすると]
本の情報も気になりますけれど、あなたの情報も気になりますね。
私を知っているということは、あなたも聖騎士ですか?
私はゾフィヤ。あなたは?
― 少し前 ―>>*3
[まだ意識はアップダウンを繰り返していた]
(まだ直接お話ししたこともないのに……)
[どうしたものかと思案していたが]
(そうだわ!
お願い、御使い様。もう一人の聖乙女様に伝えて!)
[ドロシーの望みに応じるように水晶核が光を放つのを確認すると、スケッチブックを開いて書き始める]
『ただいま中庭内にいます。
――こちらこそよろしくお願いします、ゾフィヤ様。
私は、ドロシー。この国の民です。』
[上手く伝わってくれれば――と思っていたら、相手がまた苦しみだしたのがわかって]
『だ、大丈夫ですか!?』
― 少し前、中庭 ―
ドロシーっというの…よろしくね。
[頭を抑えながら、懸命に意識を送る。
心配するドロシーに]
大丈夫…だから…そのまま話を…
この国の人なんだね。ドロシーは
それはとても安心したわ。
/*
一応、水の中なら、普通の人間相手ならまず負けない程度には。
液体の流れが作れるって事は、それを上手く使って相手の動きを封じる事も出来るし、ね。
とは言え、この設定がここで役立つ事はなさそうだけどもっw
そういえば、"聖騎士は、一般人と戦って負けることはまずありません"って設定があるってことは。
水晶核による能力ブーストがある、んよなぁ?
[>>279セルウィンににっこりして>>280]
セルウィン。よろしくお願いします。
私も堅苦しいの苦手だから、様とかはつけないよ。
ところで何調べてたんですか?
[セルウィンの見ていた本をじっと見つめた]
[その後ふと、とある少年と視線が合った>>264
少年はこちらに近づくと、聖騎士だと名乗った。
歳は自分と同じくらいか。だが聖騎士を名乗るという事はつまり、選ばれし者としてここに来たのだろう。合点がいった]
『こちらこそよろしくお願いします、エリオット様。
私はドロシー。察しの通り、聖乙女です。
是非ともお互い力を合わせて頑張ってまいりましょう。』
[エリオットに挨拶を済ませると、補佐官の声が聞こえた>>231]
わかりました。ではタイムスケジュールも決めないと。
>>*4
[叙任式を行う方向でと聞けば]
分かりました。時間は大丈夫です。
体調も落ち着きつつありますので、なんとか。
[時間と具合は、と聞かれればこう返した]
[物怖じしない聖乙女を好ましく感じながら。]
こちらこそ……一緒に、頑張ってこうね。
っと、立ち話もなんだし、座ろっか?
[二人へと椅子を勧めつ、自身も再び座る。]
ああ、これ、は……
昔の、聖乙女と聖騎士の文献さ。
聖騎士に出来る事って何があるんだろ、ってね。
[目線を本へと落とし。]
――このまんまにしていられない、もの。
[脳裏に浮かべるは、自身の育ての親。]
[さらにこう伝えておいた]
『後ほど、呪いを浄化する力の事などに関しても、お教えできればと思います。
私が知っている範囲で、では*ありますが……*』
>>256後
(ちょっとからかってみようとしたが、案外だったな)
[だからこそ、女は怖いと思う]
余計な事をしたかも知れないが、
まあこんぐらいいいだろうさ。
[その感想に抗議するように水晶核が、懐の中で反応しているようだったが]
さて、どーすっかねぇ…。
[中庭に戻る気はなく、他の聖騎士連中と口を聞くのも億劫だった]
(かと言って……なぁ……)
― 中庭・パーティ会場 ―
[青年(カーク)が食事の場に近付いてくれば>>270 食事している手を休め、ぺこりと頭を下げる。少し居心地の悪さを感じながら──自分は聖騎士でもなければ、占いや商売ができるわけでもない。ただの居候である]
ところでトール、ちょっと聞きたいんだけど
[小声でトールの袖をつつきながらポケットからメモを取り出し]
この文字読める?異国の文字らしいんだけど……。
[と、前振りはしたものの、メモの文字はドロシーとコミュニケーションが取れた文字。トールとドロシーのコミュニケーションを心配しての確認だった。トールがあくまで気合いでコミュニケーションをを乗り切るつもりならそれ以上追求しないでおこうと思いながら。もしトールが困っているようなら力になると申し出るつもりで]
[ゾフィヤとドロシー、二人の聖乙女と会い、話をした後だと、他のこの世界の女性が有象無象に見えてきていた]
(受動的な生き物よりは、能動的な生き物の方が輝いて見えるってトコだろーな)
ま、女としてどうって評価はまた別の話だがな。
[...は指先で頬を掻く仕草をしながら、あてもなく聖宮内をぶらつき始めた]
―少し前・図書館―
そうだな。
俺は見ての通り、異国出身でね。
フルウ・ワの伝承に関しては、噂を伝え聞く程度だったから、詳しい資料に一度目を通したかったのだが。
[セルウィン>>275に頷く。
開かれたページには、いつの時代のものか、二人の聖乙女と十人の聖騎士の物語が記されていた。
しかし興味は、それよりも少年の出自へと]
水妖と人間の……ね。
[見開かれた瞳と瞳を合わせる。
警戒されるのを感じると、小さく首を振り]
気分を害したならすまない。
[目配せに頷いて、その件に関しては胸に秘める事にした。
妖の類は人間に害を為す者も多いが、聖騎士に選ばれた以上は信用して良いだろうと判断する]
ロヴィンも会場かぁ…
んー、オクタヴィアは裏方だろうから絡むのはやめておいた方がいーだろーし。
ギィでもでっち上げようかな。
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