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そうなのイェンス…
だから聞いて回ってるってわけで…
[笑った顔が一変に曇りながら]
王国に危機が訪れた時に選ばれる。この国を災難から救う…
生半可な気持ちじゃできないか…
[自分にできるのだろうか…とは言わなかった。
言ってしまったらもう…出来なくなってしまうだろうと思ったから]
はぁ?
(イカれてんのか、それ?)
[派手な登場をしたからなのか、駆けつけてきた侍女らに対して事情を聞くと、胡散臭い顔を隠そうとはしなかった]
あ、すみません。お嬢さん。
決して貴女達の事を侮辱した訳では……ただ、何分唐突な話でして……ええ、お恥ずかしい。
そうですか、ここが――フルウ・ワ王国、なのですね。
やはり、私のような者が……はぁ、この水晶が、証ですか。
ですが私など何ほどの力も……あ、わざわざすみません。
[使用人らは手馴れているのか、先人のケースに倣ったのか、手早く個室を用意して貰うと、一旦退いていった]
― 聖宮 ―
わぁ……―――
[初めて見る壮麗な建物を、ぽかんと口を開けて見上げる。
隣で同じように声を上げるコンラートの驚きは、
多分少年とは違うものだったろうけれども。]
すごい、ですね……
[道中、聖騎士や聖乙女、その役割のことなど、
様々な話を教えてもらっていた。
その話に出てきた聖宮がこれなのだと、ただただ感嘆する。
自分に与えられた任務のことは、ひとまず蚊帳の外。]
あ、はい。
僕も―――探険してきます。
[個室の前でコンラートを見送った後、
足は自然と、聖宮の庭へと向かっていた。]
ういー。たでぇま。
ちょいヘバってるので、表顔だしは後で・・・。
・・・ってこれ、独り言で言う意味あるんかね?
メモ張った表記ナシにできたら、メモでやるんだがなあ。
15人目、闇の聖騎士 アレクシス が参加しました。
闇の聖騎士 アレクシスは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―フルウ・ワ王国のとある領地内―
「おめでとう、おめでとう!」
「今日はおめでたい日!」
「アレクシス様の、17歳の誕生日!」
「おめでとう」「「おめでとう!」」
カスパル…十六夜さんな気がしてきたよ。
やっぱり、入ってるかどうか知らないけどw
あの、冒頭の色替えといい。
…うん。
>>129(ロヴィン)
[中にいた人物が話しかけてきた。新しい紙に、さらにこう書いた]
『聖騎士様を探していると申しますか、ひとまず挨拶回りをと思いまして。
私はドロシー。察しの通り、この聖宮に招かれた者の一人です。』
[ロヴィンが行き倒れていたところをここまで運ばれてきたと聞けば]
『今は、具合のほうは大丈夫ですか?』
周りに誰もいなくなるのを確認すると、大きく息を吐いた。
(おいおい、そういう事かアヴェさんよ)
[確かに与太ではないが、こうして身に起こってみなければ決して納得できない展開]
しっかし、聖騎士と、聖乙女ねぇ……。
どーなってんだか。
[じっとしていても埒が明かないと、自室を出て適当に聖宮の中を散策しに行った]
― 中庭 ―
わ…ぁ―――
[聖宮内を、いちいちその見事さに声を上げながら歩く。
中庭に足を踏み入れた時には、ひときわ大きな息が漏れた。
渡り廊下にぐるりと囲まれた中庭には光が降り注ぎ、
色とりどりの花が咲き乱れていた。]
すごいな…綺麗だなぁ。
花も木も、すごく生き生きしてる。
きっと、庭師さんがすごいひとなんだろうなぁ。
[感心しながら花に触れてまわる。
そのたびに、花びらの鮮やかさが、ぱぁと増した気がして、
嬉しくなって花たちに触れて回っていた]
―― 聖宮への途上、雨宿り中 ――
あまりのんびりもしていられないんだろうな。
だが、貸し馬を使うのはいささか問題がある…
そうか……。
[顔を曇らすゾフィアを見て、気まずそうに視線を逸らす]
ま、お前が選ばれたのは、それなりの素質があるからなんだろ。
お前になら出来る、って事だ。
だから……そう、不安に思う事もない。
[少し間を置いて]
ここに来るまでに街の様子も見たが、今の所は平穏そのものだ。
災いがいつ襲って来るのかは知らんが、必要な知識や力を身に付ける時間くらいはあると思う。
俺……や他の聖騎士たちも、協力するしな。
16人目、音の聖騎士 エーヴァルト が参加しました。
音の聖騎士 エーヴァルトは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
[10本の長い指が、ある時は軽やかに。
またある時は激しく。
次々と象牙色のキィの上を、追いかけっこしているかのように走る。
その動作に応えて、ハンマーは弦を叩き、その振動は澄んだ音色となって鳴り渡った。
そうして最後の一音を弾き終えると、指を白鍵に預けたまま、名残惜しそうに残響に耳を傾けた。]
[板塀によりかかって街道を眺めていた男は、通りかかった青年に声をかけた。]
やあ、そこの人。
聖宮まで馬車レンタル、折半で、…どう?
音の聖騎士 エーヴァルト が村を出ました。
16人目、音の聖騎士 エーヴァルト が参加しました。
音の聖騎士 エーヴァルトは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[柔らかなテノールが形のよい唇から零れた。
脇に置いていた臙脂色のキーカバーを鍵盤の上に掛けて鍵盤の蓋を閉め、ついで支え棒をはずして、大屋根も閉じる。
純白のグランドピアノに鍵をかけると。
男は、細長いケースを片手に、部屋を後にして聖宮へ向かった。]
― 回想 ―
[大きな窓に面した机に向かって、入手したばかりの新しい譜面を読んでいた。
いつもなら、こんな時は熱中してしまい、他の何も目に入らなく、物音も聞こえないほどだったはずなのに。
『それ』だけは。
太陽に照らされた雪のような光を放ち、目に飛び込んできた。]
>>130イェンス
ありがとう…!
そういってくれてうれしいよ。
ごめんね。変な事ばっか聞いちゃって!
[強がっても笑顔を見せながら握手を求めて]
じゃあお互いがんばろうね。
[思いつめた気持ちはイェンスにはわからなかっただろうか]
[驚きながらも手を差し出した青年の手の中で、ひんやりと心地よい感触を伝えてくる『水晶』は。
同時に青年に大切なこと――。
彼が聖騎士であり、他に選ばれた9人の聖騎士とともに、聖乙女を導く役目をも告げていた。]
私が……選ばれたのか?
[古くから王国に伝わる、まるでお伽噺のような聖騎士と聖乙女。
俄かには信じがたいことなのに、光を見たときのような衝撃はなく。
ごく自然にその事実を受け入れていた。
王国を纏う空気が。風が。
幾分変化していることには気付いていた。
空気が違えば。音も変わるものだから。]
ところで――
全体のトーンが、いつものゴシックだったり戦記だったりするノリと違うのがすごく新鮮だなww
灰でものすごく 芝が生えそうww だww
(芝が苦手な人もいるようなので、先に申し上げておきますと、わたしの「w」は愛によってできています。
HAPPYな気持ちを表す象形文字です。
すべて(愛)に置き換えて読んでいただいてもいいです。)
いや……気にするな。
突然そのような使命を負わされたのだから、無理もない。
[と、差し出された手に小さく首を傾げ。
漸く握手を求められているのだと気付いて、その手を握り返す]
……ああ。そうだな。
[彼女の言葉に頷き返す様子は、素っ気なく映ったかもしれない]
>>149
聞いてくれてありがとう。イェンス…
じゃあ私、ちょっと歩いてくるね。
探検ってやつ!
[少し寂しげに、でも悲しんでるわけでもなく、イェンスに感謝しながら、手を振って別れただろうか]
[西に広がる魔の森と、北にそびえる山々から、王国の北西を護る一族がいた。城というよりも砦と呼ぶに相応しい居城と、城下に広がる街並みは、今日という祝いの日に華やいでいた]
「領主様からは、一頭の真っ黒い馬!」
「奥様からは?」「きんきらぴかぴかのお洋服ー!」
「私たちからは、お祝いの歌を!」
「おめでとう!次代の領主様、おめでとう!」
うーん、これでも騎士2人とかしか話してないんだよなー。
プロ中にはドロシー以外全員と話したいんだけどな。
そうしないと後がきついと思うんだよなw
……ああ。気を付けて。
[手を振る少女に小さく片手を挙げる。
その背中が遠ざかれば、ゆっくりと手を下ろして]
……酷だったか? だが――
[それ以上少女にかけるべき言葉も見付からず、ただその背中を見えなくなるまで見詰めていた。
いつしか、両手を固く握り締めながら**]
アレクシスの設定面白いなあ。
これからどうやって魅せてくれるんだろう。
安定してるのはコンラートかな。
オトメンも気になる。
このへんに、ぷゆぷゆ夫妻がいるに違いない。
(聖騎士さま、ねぇ。
悪戯に騎士とは自称はしていたが、実際呼ばれてみるとこそばゆいというかムズ痒いというか……)
[...は出会った人(女性限定)に適当に声をかけながら情報収集をしていた]
― 時計塔 ―
ああいったものの…やっぱ不安は不安だな…
[不安を拭い去るように外に出ると、大きな時計塔の側にでる]
わー!ここはスケールが違うな。どこもかしこも!
[>>123で人影があったので、声をかける]
あのー何してるんですか?
>>135 ドロシー
[招かれた者、と読んで不安気だったゾフィヤのことを思い出す]
そう、ドロシー。可愛い名前だね。じゃあ君も聖乙女……なのかな。
君も突然こんなところへ連れて来られて困惑してるだろうに、俺のことを心配してくれるのか。
優しいね。
ありがとう、記憶喪失だから具合がいいかと聞かれると答えに困るけど、気分は悪くないよ。
最初は混乱したけれど、君みたいに優しい女の子にも声をかけてもらえたし、むしろラッキー…かも。
[少し、茶化してみたが少女の重責を思うと胸が痛む]
俺は聖騎士じゃないし、記憶もないし、何の力もないけど…。
辛いときはいつでも俺に声かけて。話を聞くぐらいはできるから。
[最後はじっと少女の瞳を見据えて、言った]
(何処の誰とも判らない得体の知れない人間を、
これ一つで崇めたて祭り上げる、か)
[手の中にある水晶を眺めつつ]
(あの声の奴がどれだけ凄いんだか…
それとも、そういう仕組みを作った奴が上手いのか…
それとも、俺を持ち上げるにはそれだけの理由があるのか)
呪いを封じる、力を与えられる。
それは俺の持つ力ではない。俺は器。
器となると、大事な器なのか。
それとも――代わりの効く器なのか?
[伝承を聞くと尚一層、用心深く、疑い深く]
― 聖宮前 ―
[目の前にある建物は一言でいうと。
壮麗。
とでもいうものだったのだろうか。
王族の宮殿――あるいは、それ以上に。
贅を凝らしたであろう建物。
それでも、纏う雰囲気は、大自然の中にぽつんと建った教会のように静謐で。
そこが決して贅沢をするための場所ではないことを教えてくれる。]
セルウィンはもしかして離席してるかな、と思いつつ。
まあ、おれが声かけるまでも30分、動いてませんしね。
0時くらいまでのんびり待ちつつ、ここまでのあれこれに反応してみようかな。
17人目、占星術師 ギィ が参加しました。
占星術師 ギィは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[――百花咲き乱れ浄らなる水の流れる、広大な聖宮内の庭園。
その片隅に妖しげな掛け小屋が姿を現すのは、聖宮が本来の主を取り戻す兆しでもあるという。
裾を引く紫紺の天幕には瞬く星々の文様が散りばめられ――
看板代わりに掲げられたペンタグラムの銀色が、夕靄に鈍く光を放つ。]
[門番は、手にした水晶核を見るなり、手荷物を検めることもなく、最敬礼をしながら、門を通してくれた。]
これが通行手形がわり……ね。
途中で盗まれたりしたら、どうなるのだろう。
それが。もし……害をなすものだったら?
[騎士といえば、大抵の物語のなかでは、武器や自分の肉体を自在に操り、乙女を護ることが出来るもの。
そのようなものであれば、水晶を盗まれるということはないのだろう。]
[入り口に留められた銀札の文字を見れば、その反応は様々であったろう。
首を傾げる者、呆れてため息をつく者、或いは期待ではちきれんばかりの笑顔を浮かべる者。
凡そ似つかわしくない流麗な古語で彫られたその内容は、
まるで下町の縫子が掲げる、繕い仕事の木札と何も変わらなかった]
――「萬お呪(まじな)い事、承り舛」
[杖を抱きかかえるように右肩に沿え、しっかりとした足取りで歩いてく。]
[途中、水辺で幾度か休み。]
[雨は止み。]
[日が昇り。]
[再び沈むその前に。]
[目の前に現れたのは荘厳さを感じさせる建物。]
……あぁ……これ、が……?
[水晶核、肯定するかのように陽の光を反射する。]
(だが……。私にはそのような能力はなにひとつない。
聖乙女を導くなにかも……。
それでもこうして選ばれたからには……。
自分に成せることが、あるはずだ。)
[ケースを持つ手に力が篭った。]
しかし、蓋あけてみたら異邦人が多かったなw
目的が「王国の危機を救う」でよかったのかと自問。
「宇宙救済」くらいブチあげておくべきだった?
― 時計塔 ― >>154 ゾフィヤ
[規則的に奏でる靴音に自分で夢中で、かけられた声には半ば無意識に答える]
ひとときを過ごしています――。
時は誰にでも等しく流れます……でも、その時間をどの長さに切り分けるかは人それぞれでしょう。
私と貴方がこうして話し始めた……このひとときが好いものであれば、それは幸せな時間を過ごしたと言えるでしょう――。
[……そこで言葉を区切って、ようやく視線を向けると、肩をすくめた]
可愛い女の子とならなおさら、いいひとときだろうね。
私はコンラート。
君も……聖騎士なのかな? それとも?
年長組は、考えることが小難しいなぁ。
その点、僕みたいな年少組は、なーんにも考えないで、気楽で良いよね!(←
[道行く者に適当に声をかけても、怪訝そうな顔をされるだけで。
「聖宮まで」というのも、冗句だと思われたらしい。]
ま… 雨も上がりそうだし、やっぱ歩くか。
[日が暮れ掛かるのにも頓着せず、男は板塀の軒下を離れて踏み出した。]
[荘厳さに自然と背筋が伸び、門へと足を向ける。]
[誰かの姿が門の向こうに消えていき(>>159)、それを見送った門番がこちらを見る。]
あ、えっと……こんにち、わ?
[ぎこちない笑いと共に挨拶をすれば。]
[杖の先端埋まる水晶核に気付いた門番は、再び最敬礼を。]
/*
ドロシーはてぃわずさんでほぼ確定なのだよ。wikiにCOした段階で、それっぽいなぁと思ってたし、このコアの早さもね。
……。あれ?村中に遭遇できるの?(汗)
もう一方のゾフィヤは、あの人かなぁと推測はしているが、外してたらイヤンなので、もうちょい見学。
これって乙女以外にも絡みにいっていいのかな?
今いそうなのは、カスパルか、時計塔組(ゾフィヤ&コンラート)か。
まったく、今日は面倒な一日だ。
[喧騒が疎ましく、当の本人は森の手前の湖を訪れていた]
「アレクシス様、そろそろお戻りになりませんと…」
……
「アレクシス様?」
[幼馴染の従者が背中に問う。返ってくるのは沈黙]
「おーい、アレク!」
[幼い頃よりずっと呼ばれ続けた名前に、やっと顔を巡らせた]
「すまんすまん、二人きりの時はっていう話しだったのにな」
そうだとも。忘れて貰っては困る。
>>163
幸せな時間…
[今はわからなくなってきた。不安な一面も、また使命の名の元の努力も―
振り向いた顔に
(わ!ここイケメンしかいないのかしら…)
っと女子高生の意見を持ち合わせつつ]
コンラート、初めまして。
私はゾフィア
聖乙女に選ばれてここにやってきました。
[今まで自信がなかったけれど、きっともう後へは引けないんだと自分からいっていこうと心に決めていた]
[従者の男は軽く笑い、…の肩に手を置いた]
「今日1日の我慢だ。辛抱しろ。ほら、さっさと戻るぞ?」
何度言われれば良いんだろうな、私は。
お前は知っているか?
人々が言う祝いの言葉の裏に、何を込めているのか…
「はぁ? 勿論、知っているさ。お前は『次の、領主様』だからな。何度でも言うさ、『誕生日、おめでとう』」
…っ!
[…が眉をしかめ、肩におかれた手を払うと同時に、風がごうと鳴り、湖面を荒く波立たせた]
アレクシスの続き来た!(どきどき)
そして、ギィさまの>>160格好いい!!
コンラート兄さんの言葉の選び方は、好きだなぁ。
[夜道は慣れたもの。
時折、聞こえる狼の遠吠えにさえ怯えることなく、距離を稼ぐ。
やがて、進んだ先に立ち現れるのは白亜の「聖宮」 ]
ほぅ…
これはこれは。
人間の手は時折、とてつもなく綺麗なものを作るな。
自慢していいことだぜ。
[天幕の内部は、ひとりふたり、漸う三人が入れる程度の広さ。
黒貂の毛皮を張り詰めた椅子と、対面するようにしつらえられた術師の席。
黒いローブを羽織った男がゆったりと席に座り、無心に羽ペンを動かしていた。
孔雀の羽がひらひらと舞う毎に、白紙に天体の位置が書き込まれ、一枚の配置図(チャート)が完成していく。
辺りを甘やかな香の匂いが染め――カリカリと、紙を削る音だけが穏やかな天幕の中に満ちる]
―― 聖宮の門前 ――
聖乙女に会わせてくれないかな。
そのためにわざわざやってきたんだから。
[故意に、自分が聖騎士であると申請しないまま、衛兵に掛け合っている。]
>>167 ゾフィヤ
そっか、よろしくゾフィヤ。
……もっと畏まったほうがいいかい?
聖騎士同士じゃなくて、少しだけ立場が違うからね。
[とは言いつつも口調を変えるわけでなく。
流れだした時を曲げるのを嫌い、そのままの雰囲気で通すことにした]
私で君の力になってあげられるか分からないけど、できるだけ頑張るよ。
こうして君と会った時をなくしてしまいたくないからね。
[そう話していると、時計台の長針が真上を指し、大鐘が鳴り始めた。
聖宮に時を告げ、その余韻が漂った頃に続きを]
歴史というのは、こうして刻まれて世界に残された積み重ねなのさ。
もちろん、今こうして君と過ごした時間もね。
聖乙女、頑張ろう。
私もできるだけ手伝うよ。
まだ散歩の途中なんだけど、ここは気に入った。
もし私を探すことがあったらここに来てみるといいよ。
[そう言って微笑んだ。
その表情があった時もまた2人のもの。**]
「オメデトウ、あれくしす」
「ワタシたちカラモ、オイワイヲ」
「オイワイナノ?」
「コノクニノタメノ、オイワイダヨ」
「あれくしす、あれくしす」
「コノクニヲ、マモッテ……」
[幾つもの小さな声が重なり、言葉を紡ぐ。彼の耳だけに届いた、祈りの声。声が重なり、光となり、輝く水晶の核が…の前に舞い降りた]
― 聖宮入り口 ―
アヴェって騎士が
この聖宮にいるらしいんだが、
呼び出し頼めるか?
[...は聖宮の門衛に呼び出しを頼むが]
カスパルって言えば取り次いで貰える筈だ……あ?
ああん?出入りだけでなく、伝達も禁止だぁ?
[思いの外、強硬に突っぱねられて、素が漏れ出る]
長居はしねーよ。ちょっと確かめたいことがあっ――ああ。
しゃーねーなー、これでいいか?
金じゃねえ? ざけんなよ……ってハァ?
[袖の下をチラつかせてみるが、侮辱と受け取ったのかお前なんかが近寄っていい場所じゃないという押し問答を続けていた]
/*
中々難しい位置だな。
・セルウィンに絡む。(ただ話は進まない)
・ギィに絡む(ヒマそうだし)
・カーク待ち
>>172コンラート
かしこまんないほうが、いいわ。
だって私にはまだ何一つ…力がないんですもの…
力がないのに敬われるのは、私は好きじゃないわ…
[静かにいってから]
不思議なんだけど、どうしてみんな私の力になってくれようとするの?
うれしい事はうれしいのだけれど、それには何か意味があるのかしら?
それとも世界のために、必然な事?
[この静かに諭す様な男性を前に、ゾフィヤもまた静かにとといてみたい気持ちになっていた]**
…ふ、む。
[完成した配置図をしげしげと眺め、笑みを浮かべた。
その隅に、悪戯描きのように小さな董の花を書き込み、机の上に並べる。
その隣には、撫子の花が描かれたもう一枚のホロスコープ。]
[自分のすぐ後ろから足音が聞こえた。
振り返ると、青髪の少年が自分と同じように門を潜っていた。]
(この少年も……聖騎士か?)
[そう思い、声を掛けることにした。]
やあ。
僕はローラント。
……ローラント・アロイス・エーヴァルト。
[手にした水晶を彼に見せながら。]
……聖騎士だ。
君も、そうなのかい?
ところで、ネタになるだろうと思って、こいつの星座と血液型(乙女座のO)を設定したのに、誰も追従してくれませんね…(ショボーン
あとで、ギィに遊んでもらおう (←
[門をくぐれば、先の男性が振り返る。恐らくは自分より年上だろうか。]
あ、……っと。こんにちは。
[男性へと歩み寄り、会釈する。]
[ローラントと名乗る男性が差し出した手の中の、水晶核をみやり。]
貴方も、なんですね。
僕はセルウィン、セルウィン=フライセンドです。
僕のは……。
[一瞬、見上げたその先には、杖の先端に埋もれる水晶核。]
ここに。
[彼が聖騎士に選ばれた事を知ると、祝い事が重なったと皆は更に喜んだ。
二重の誕生に、ただ本人だけが溜息をつく]
あぁ、面倒だ…
[ふと、愁うように視線が伏せられる]
……難儀な事だ。
容姿、星周り、出自…ずいぶんと対照的な様だが……いずれも花すら恥らう優艶なる乙女たち。
ただ無邪気に遊び、友と笑っていても良い年頃であるものを……。
>>175 ゾフィヤ
[正確なことはまだ言わないほうが良さそうと感じて言葉を選んだ]
伝承のとおりならね。
聖乙女と聖騎士は互いを支え守る関係って感じかな。
まだ力がないなら、私や他の聖騎士の力になってもらって何か得たものをくれればいいよ。
……でもそんな取引みたいなのつまらないなぁ。
もし優しくされたら同じようにそうすればいい、ってぐらいで行こうよ――君なりの方法でさ。
まっ、私は今こうしてる時だけで充分だけどね。
ひとときをありがとう。
散歩の続きにでも行ってくるよ。
それじゃ、君にも好いひとときが訪れますように。
[独特な言葉で別れを告げてぶらりと歩き始めた。**]
[青髪の少年――セルウィンが視線を動かした(>>178)のにあわせて、自分も視線を上にあげ。]
ああ。そこに……。
[軽く頷いて。]
セルウィンだったね。
そう呼んでも構わないのかな?
[聖乙女ならば、直接名前を呼ぶのは憚られるとしても。
同じ聖騎士なら。]
/*
ええっと、始めましての方がきっと多そう。
SNSでは焔、瓜ではDarkLordと名乗っておるものです。
超久々にRP村にお邪魔させていただきました。
もう既に色々あわあわしておりますが。
しばらくの間よろしくお願いしますノシノシ
―聖宮へ到る道―
[門を潜ったセルウィン、エーヴァルトの2人には、暫くすれば馬の嘶きが聞えることだろう。
豪奢な二頭立ての馬車が、聖宮へと近付いている]
おれの空気さ加減をどうすればいいwww
時間軸的に、セルウィン・エーヴァルト・アレクシス組よりも後の到着なのか…
負けたwww
だがそのか細い肩に負う重責を、共に担う者達もまた存在する。
この聖宮と言う蜜に吸い寄せられ、花を護る白蝶の如くその翅を差し出す者達が……。
[広げられた配置図のインクの痕を、指でなぞりながら呟く]
……未来はいまだ定まらぬ。岐路は乙女達の選択次第。
誰の手を取り、どの道を歩むか。
まじない師として――<幸運を告げる者>として、願わくば最後まで、星の行く末を見守りたいものだな。
村の設定が変更されました。
[こくり、頷く。]
収まりがいいのか、勝手に埋まってくれましたね。
水晶には精神を安定させる作用もあると聞いた事がありますし、丁度いい。
ええ、硬っ苦しいのは僕も苦手ですし、ね。
セルウィンでいいですよ。
[その時、遠くで馬の嘶きが聞こえ。]
――ん?
[近づく、馬のひづめが地を蹴る音と、車輪の廻る音。]
もしかして、また誰か聖騎士が、でしょうか?それとも……聖乙女?
次の01時から始まるようセットしましたわ。
お集まりの皆さん、「ランダム」希望になっていないか、今いちど、ご確認くださいましね。
―聖宮・門前―
[門の前で馬車は止まる。聖宮の門衛が駆け寄り、御者と話をつけると、扉を開けに向かった。
馬車から降りてきたのは、身なりの良い格好をした一人の少年。腰まである濃紺の髪を一つにまとめている。後から降りてきた従者らしい男が、大きな鞄を2つ抱えていた。
御者が黒い馬の馬具を外していく]
……ああ、滲んでしまった。
[朱茶のインクが指先にあわい色を残し、血が滲んだようになった指先に苦笑する。
かるく指先を舐めて湿すと、鉛の苦さに眉を顰めた]
/*
変顔かわいいー*ノノ)
そう言えば。
相変らず私は吟遊詩人が好きらしい。
とは言え今回は吟遊詩人としてじゃないけども。
やー、ローラントとキャラ被るかなー、ってね。
まぁ一応、所持品に親の形見の銀の笛なんて持たせとこうとは思ってるんだけども。出す余裕があるか?
――さて、そろそろ店仕舞いだ。
乙女と聖騎士が集まってこそのまじない屋。
明日からの営業をご覧じろ。
友情を深める絆の結びから、恋まじない、不倫の愛の成就、惚れ薬に、相手を*従属*な気持ちにしてしまうじないグッズ……
そういえば行商人の…なんといったか。奴もそろそろ嗅ぎ付けてくるだろう。
彼奴に色々吹き込んで、グッズを売らせてみるのも一興かもしれん。
― 回想 ―
[ゾフィヤ>>66に話しかけられると]
ああ! その通り!
自分でも全く自覚はないが、聖騎士ってやつらしいぜ!
ん? 「あなたも」ってこたぁ、お嬢ちゃんもか? こんなにちっちゃいのに。
まあ、この俺に任せておきゃあ、ズバッと解決してやるから、ドーンと安心しとくといいぜ!
[すっかり勘違いしたまま、仕事であった出来事や、タイチョーと呼ぶ上司の失敗談など、面白おかしく話して聞かせながら一緒に歩く。と、少年>>68を発見し]
なんだぁ?! 行き倒れたぁ、ここも物騒になったもんだな。
おい、ちびすけ、大丈夫か?!
しっかりしろ! 安全な所に連れてってやるからな!
[意識混濁し、苦痛を感じているらしい少年>>75を軽々と担ぎあげ、ゾフィヤと聖宮へ]
精神を?
[怪訝な顔をする。
そういえば、物語などでは杖を持つものといえば、魔術師やそれに対する類のものと相場が決まっている。
大抵の場合は魔法を使うのには精神を消耗するともある。そんな知識が頭をよぎり。]
ふぅん。
君は……魔法使いかなにか?なのかな。
僕は……。うん。一般人っていえばいいのかな?
そんなに特別な力はないのだけど。
だけど、こうやって共に選ばれた仲間なんだ。
これからよろしくな。セルウィン。
[そうしているうちに、馬の嘶きが聞こえてきた。
最初は遠く、やがて近くなるにつれて。
車輪が石畳の上をガタゴトと通り過ぎる音も混ざる。]
どうやら馬車のようだ。
もしかしたら、聖乙女さまともなれば、ここから迎えが行くのかもしれない。
……そうだとしたら。さすがに少し緊張するね。
[ホロスコープを仕舞い、立ち上がる。
動きはぎこちない。歩くたびに僅かに引きずる右脚からは、ほんの幽かに歯車の動く音。
ルーンを彫り込んだ水晶を首にかけ、ぱさりと天幕の紐を引いて銀札を裏返した。
どこかで聞こえた馬の嘶きに、目を見張る。
――ああ、また白蝶が花に舞い降りたかと、それは直ぐに苦笑へと*変わった*]
[一瞬きょとん。]
ああ……その、僕。プリーストなんです。
と言っても、まだまだひよっこですけど、ね。
[水晶核との会話をちらと思い出しつつ。]
プリーストとしての力なら、僕よりも強い人なんて五萬といますし、多分、それだけじゃなく他に何か意味があるのかな?
……なんて、ね。
[そうして、金糸雀色の瞳を細め。 ]
ローラントさん、こちらこそよろしくお願いします。
[従者と御者が荷物を馬の背に乗せる]
「では、アレクシス様。いってらっしゃいませ。どうか、無事に役目を果たされますように」
[門衛と飴色の髪の男を余所目に、…は馬の矢手綱を持ち、門を潜りぬけた。門衛達は頭を下げ、…が通るのを待つ。従者の男は、振り返らない主の姿に、心配そうな表情を向けていた]
へぇ……プリーストか。
[想像としては悪くなかったかな。なんて内心自己満足をしながら]
うん。
選ばれるのは、能力の高さじゃなくて。もっと別のものなのだろうね。
例えば……。苦難が訪れても、耐えられる意思の強さ。とかかな。
お互い。頑張ろうな。
[ローラントに首肯し。]
伝承の通りであれば、聖騎士と違い聖乙女は二人だけ、ですし。
僕たちとはまた待遇も違うかも、ですね。
しかし、聖乙女様はどんな方なのでしょう?
[ふいに彼の脳裏に浮かんだのは……まだ幼き頃に亡くなってしまった、母の顔。]
― 聖宮 ―
[ずるりと漆黒の長いローブを靡かせて。
男はそのたおやかな顔に優美な笑みを浮かべ、聖宮内を歩く]
おや、私などに気を使わなくても良いのですよ。
あなた方はあなた方の仕事をなさいな。
[案内を申し出る使用人らしき女性に、男はふわりと笑んで。
白く長い指を左右に振りながら]
[セルウィンに向かって、そういっているうちに、御者の掛け声がして、軽快な蹄の音が止まった。]
あ、馬車……。
着いたみたいだね。
[注意を促し、軽く門のほうへ顔を向ける。]
一体どんな子が……。
[聖乙女かもしれない。
そう思うと、緊張と同時に、体が熱くなるような気がした。
これから自分が導いていく乙女――。]
嗚呼、そうそう。
少し宮殿内を散歩させて貰っても構わない?
荘厳で美しいものを見るのが、とても好きなの。
[甘いバリトンが柔らかな口調で言葉を紡ぐ。
僅かに首を傾げば、しゃらりと銀の雫の様な髪が漆黒のローブから流れ落ちて。
男の楚々とした顔に、僅かに影を作った]
ですね。
何が待ち受けてるのかわかりませんけども。
選ばれたなら、全うするだけ。
放っておけば嫌でも火の粉が降りかかりますし……。
……っと。
[門を見やれば。]
[くぐるのは、仕立てのよさそうな衣服に身を包んだ眼鏡の男。]
残念ながら?
聖乙女様じゃなく、どうやら僕たちの同輩みたい、ですね。
[男から向けられた笑顔に、軽く手を振り応えた。]
[そんな想像をしていたのに、馬車から出てきたのは。
確かに髪は女性のように長いようだ。
だが、その顔立ちは紛れもなく少年。(>>188)
馬車から下ろされた、二つの荷物。見事な体躯をした漆黒の賢そうな馬に騎乗してこちらに向かう姿は。
なにやらただものではなさそうな雰囲気を漂わせている。
言葉もでず、ぽかーんと、ただ彼の姿を見ていた。]
[一言二言言葉を交わし、辞す相手の背を見送って。
男はまた、ゆらりゆらりと宮殿の中を歩いていく]
美しい所ですね、本当に。
[ステンドグラスの窓から差し込むプリズムの輝きに、紅石榴を眩しげに細めて。
うっとりとしたように、甘く溜息を一つ]
[手綱を引き馬を止める。馬はその場で足踏みし、鼻を鳴らした]
ほぅ、他の『聖騎士』か。
お初にお目にかかります。私は西から参りましたアレクシスと、申します。
[胸に手を置き、恭しく礼をする]
聖騎士とやらは、俺のような存在だけって訳じゃねーのか。
いや、寧ろ……普通はこの世界から選ばれる筈なのか。
[...は一人聖宮の窓から、門を潜っていく他の聖騎士の姿をこっそりと眺める]
はは、世界、か。
我ながら順応し過ぎだねぇ。
[特に男に興味はないとばかりに、視線を他所に向けてその場を後にした]
[衣服だけではなく、言葉遣いや立ち振る舞いからも育ちのよさを感じ、思わずほぅ、と息を吐き。]
ええ、貴方と同じ、ね。
ついでに言えば、僕らもさっき着いたトコなんだ。
[軽く杖を握りなおし。]
僕はセルウィン。よろしくね。
[暫しそうして宮殿内を探索した後、
日傘を手に庭へと降りる。
燦々と降り注ぐ庭を、くるくると傘を回しながら歩いて。
そこに息づく色取り取りの花達を、満足そうに紅石榴へと映す]
……おや。
子供の声が、するね。
[ふと幼い少年の声>>137を耳にして、僅かに首を傾ぐ。
花々に紛れて動く蜜色を目にすれば、くすりと笑んで]
坊やも此処の花達の美しさに心を奪われたのかい?
……。
あ、ああ……。
アレクシス……だね。
えっと……。
僕の名前は、ローラント。
念のために聞くけど……
他のということは君も『聖騎士』……。
いや、いい。
うん。さすがにこんなに簡単に、お逢いできるはずもない……よな。
ま、まあよろしく頼むよ……。
[衝撃からようやく抜け出すと、僅かに落胆を滲ませながら、挨拶を返した。]
[甘いバリトンが優しく言葉を掛ける。
その幼い指が花々に触れる度に、花弁が色鮮やかに艶増すのを見て]
驚いた。
てっきり此処に住んでいる子供かと思っていたよ。
[紅石榴を見開いた後、
この幼い同輩へとその眸を向ける]
[顔をあげると、不躾とは思いつつ2人を伺う。名前を聞くと頷いて答えた]
セルウィンと、ローラント…か。
まぁ、宜しくお願い致します。
さっき着いた? それは良かった。
支度と移動に時間がかかったのでな。私が一番最後かと思ったのだ。
[念のためにと確かめられ、怪訝に思う]
私を誰と、期待したんだ?
・ゼリーうまー
・ログが読み終わらない
・マジ占い師空気
・元血の聖騎士とか{5}代前の*馬酔木*の聖乙女を愛していたとかどうだろう…と思ったが誰かとネタ被りするかもしれないので様子見
私はシメオン。
坊やと同じ聖騎士と言うものになるらしいね。
[ローブの裾を引きずりながら、一つ距離を詰める]
坊やの名前を聞いても構わない?
[彼が先程触れた紅い花を引き寄せると、
まるで口接けを捧げるように花へと顔を寄せて。
鼻腔を擽る甘い芳香に笑みを浮かべながら、
紅石榴を少年へと*送った*]
それは……。その……。
聖乙女の方がいらしたのかと思ったんだ。
馬車が走ってくる音が、ここまで聞こえてきたし……ね。
勿論、君は男に見えるけど、それでも君の立ち振る舞いがあんまりにも立派なものだから。
もしや、聖乙女さまは既にどこかで研鑽を積まれてきて……。
災いが降りかからぬように、そのような格好をしておられるのかも……。
ってことが万が一にもあれば、僕は大変失礼な行動をしているんじゃないかって、気になってね……。
ああ、どちらも可愛いな。
しかし雑談村のあの砂吐き会話が今回の村の元ネタなのだとしたら…
Sweetest蜂蜜ちゃんとか乙女を呼ばなくてはならんのだろうか…w
いやいやいやいや
せめてなるべくきらびやかでひたすら甘い言葉を選んで使っていくとしよう…
― 聖宮の一角 ―
……こういうのは、お嫌かな?
いえ、貴女を取って食おうという訳でなく。
[...は宮殿にいる侍女の一人を呼びかけて、捕まえていた]
― 自室 / トールやドロシーが去った後 ―
[自分が何者かわからない、という事実は不安がないとは言いきれないが、不思議と絶望感はなかった。それはここで自分を助けてくれたゾフィヤやトール、声をかけてくれたドロシーや聖宮の人達との対話で得られた安心感なのかもしれないと想像する。
それが聖乙女らの持つ不思議な癒しの力だとはまだ気付いていなかった]
ゾフィヤにドロシー。聖乙女と聖騎士の存在。そして俺は何者でなぜここに来たのか……。
あまり悩んでも仕方ないか。少し疲れたな。
[そう呟くとベッドに横になり、浅い眠りについた]
別段、騎士様だからとか、
特異な身の上だから気にかけてくれ、
とかじゃなくてですね、
[その薄い衣服を撫でるようにしてその細い腰に手を廻しながら、壁際でこそこそとその耳元で囁く]
いえいえいえ。
この世界の事なら、昼に多くの方々から聞かされましたし、
件の二人の聖乙女さんとはまた別の話ですよ。
[繕った笑み。柔らかな口調。聖宮にいる侍女の中で何人か目星を付けていた、緩そうな一人に接触し、]
綺麗な目、だね。
[ローラントの衝撃に気付かぬまま、馬の顔をじぃっと見つめ、呟き。]
んー、どうなんだろ?もう全員揃ってるのかな?
まぁでも、急いで来たんだったら多少の遅れは問題ないんじゃないかな。
どういう基準で選ばれてるのか知らないけど、きっとあっちこっちから来てるだろうしね。
[とは言え、流石に異国から呼ばれている聖乙女や聖騎士がいるなんて勿論思ってはいないけど。]
……ああ、馬車だからもしかしたら聖乙女様かな……ってね。
[茶化すように肩を軽く竦めつ、傍らのローラントを見やり。]
ま、いずれお逢いできるし、お楽しみは後回しって事で?
綺麗な目、だね。
[ローラントの衝撃に気付かぬまま、馬の顔をじぃっと見つめ、呟き。]
んー、どうなんだろ?もう全員揃ってるのかな?
まぁでも、急いで来たんだったら多少の遅れは問題ないんじゃないかな。
どういう基準で選ばれてるのか知らないけど、きっとあっちこっちから来てるだろうしね。
[とは言え、流石に異国から呼ばれている聖乙女や聖騎士がいるなんて勿論思ってはいない。]
[そうして、茶化すように傍らのローラントを見やり。]
ま、いずれお逢いできるし、お楽しみは後回しって事で?
[ローラントの言葉に一瞬呆け、声を立てて笑った]
そうか、そうか。
私はまだ『聖少女』について、存在以上のことを知らない。
けれどもローラント。貴方の言う通り、身を隠してこの聖宮に現れるというのは考えられることだ。
『フルウ・ワ王国に呪いを……』
『やめろ、王国に呪いをかけたところで何になる、聖乙女と聖騎士の存在を知らないわけじゃないだろう』
『聖乙女?そんなものはただの伝承にすぎない。私の夢に現れるお前は何者だ』
『ただの伝承じゃない、俺は夢見だからわかる。フルウ・ワ王国に呪いをかけても聖乙女・聖騎士が召喚され、呪いは成就できない!』
『夢見…か。ククク、ならばその目で見るがいい。夢見の夢が全てではないことを。我が呪いで王国が滅びる様を』
──やめろぉっ!
[一言叫んで、飛び起きた。全身がぞくりと震える。ドアは開けたままなので、もしかすると誰かに聞かれたかも知れない]
あ……。すっごく嫌な夢だったのに、内容が思い出せない……。
──ッ!あたまが…割れそうだ…。なんだこれ……。
[しばらくすると痛みは弱まり、全身が汗まみれなことに気付く]
着替え…あったかな。
[とても大切なことを思い出せない感覚が残っていて落ち着かないが、くよくよするのも性に合わない気がして考えすぎないようにした。──そのうち何か、思いだせると*信じて*]
旅人 ロヴィンは、栞を挟んだ。
[セルウィンに見つめられ、アレクシスの愛馬は1歩下がる。彼の身に宿る血に、何か怖れでも為したのだろうか。それとも、知らぬ臭いに怯えたのだろうか。長い睫毛の影が、大きな瞳を翳らせた]
[宮殿の方より、使いのものらしき者が数人やってくる]
ああ、丁度いい。私達はここに招かれ、何をするのか…。勿論、説明があるのだろうね?
んー、どうだろね?
僕も伝承でしか聞いた事ない……てか、こんな事態なんてめったな事だろうからそれが当然なんだろうけど。
そういえば、女性の聖騎士なんてのも過去にはいたらしいけど。
聖乙女様が聖騎士の振りして紛れ込んでたら楽しいかもね?**
う……ん。
お楽しみは後でか……。
それも悪くないな。
大体、僕も来たばかりで、あまり身なりも整っていない。
お逢いする時は、もう少しきちんとしていたいしね。
[セルウィンのほうに僅かに首を回して、そう答える。]
―聖宮・庭園―
[広大な庭園の隅をゆっくりと歩く。時折楽しそうに周囲の様子を眺めながら、大きな袋を足元に置き一旦休憩。縁石に腰かけて空に視線を遣り…小さく口笛]
ほぉ…こりゃ、すごい。
昨夜の強い気配が、全て、此の地に向いて動いている。
予想よりかなり早かったが…軽く仕入れに行っている間に、皆様大集合の真っ最中といったところか。
今日中に動いていてよかったぜ。
異国の菓子から嗜好品、衣装・宝石・化粧品に至るまで、お望みならば何でも揃えて提供しましょう。
聖なる国の麗しい守護者達と、それに仕える聖なる民達にも暫しの休息や歓談の材料を。
人によっては、厳めしい水晶が文鎮になったり、愛らしいリボンが武器になったりするかもしれないが、それは使うもの次第。
本格営業は明日から。皆様どうぞ宜しくお願いします。
[誰も見る者のいない庭園で、咲き誇る花々に向かって恭しくお辞儀。くくっと喉を鳴らして笑う。]
[ついで、もう一度アレクシスと彼の愛馬に顔を向ける。]
はは。
実際のところ、僕も、聖乙女さまの存在以外については、まだ何も知らないんだ。
どのようなお顔立ちで、どのようなお声をされて、どのような言葉を紡がれるのか……。
早くお逢いしたいあまりに、僕の願望が混ざってしまったのかもしれないね。
[セルウィンの茶化すような声に、アレクシスの笑い声。
どちらの声も明るくて。
初対面だという堅さが全くない、その場の雰囲気は穏やかで。
これから起こるであろう、苦難を乗り越えていくためには。
こうした明るさも必要なのかもしれない。
だとしたら、全くこの二人は。
選ばれるべくして、選ばれたのだろう。
頼もしい味方。だと思った**]
あー…占いの天幕。まじない屋か。今回は出るのが早いな。
まさか背中に聖騎士水晶でもくっつけて……ってことは…ないか。さすがに。
また、何か作ってねーか見に行くことにしよう。
古今東西呪い系は、女性や子供にやたらとウケがいいのもお約束だし…なぁ。
んー、どうだろね?
僕も伝承でしか聞いた事ない……てか、こんな事態なんてめったな事だろうからそれが当然なんだろうけど。
そういえば、女性の聖騎士なんてのも過去にはいたらしいけど。
聖乙女様が聖騎士の振りして紛れ込んでたら楽しいかもね?
[そんな風に軽口を叩いておれば。]
[ずず、としり込みするように下がる馬に不思議そうに見つめ。]
……ぁ。
(もしかして……この子気付いちゃったかな?)
(僕が……半妖だって、事。)
[そうして、自分も一歩下がる。]
[怯えさせる意思はないのだと示すために。]
ああ、では荷物も運んでおくれ。
流石に厩はあるだろう?
後は任せる。
早く案内して欲しい。ずっと移動だったものでね。
[手綱を任せようと引いたところで、気付いた。愛馬の小さな異変に。けれども、こいつも疲れているのだろうとただその背を撫でる。
自らも一歩下がるセルウィンを何と思ったのだろうか。手綱を引かれ、その馬は荷物と共にこの場を後にした]
「ご案内いたします、聖騎士様方」
「ただいま、この聖宮には6名の聖騎士様がお集まり頂いております」
「お三人を合わせまして、9名になりました」
「まずはご用意いたしておりますお部屋へ…」
では、私達も向かうとしましょうか。
お二人も、さぞかしお疲れでしょう。
[自室に案内されると、…は扉の前で一礼した]
随分近い、部屋ですね。いつでもご挨拶に行けるというもの。
では、今日のところはこれにて失礼致します。
―アレクシスの部屋―
[ばたりと扉を締め、一人になる。廊下の足音が途切れるのを待ち、上着を脱ぎ捨てた]
ああ、聖騎士が後6人居るっていうのか。
どんな輩かね。
ローラントは…随分と聖乙女様に恋焦がれているようじゃないか。
セルウィンは、同じ年くらいか?
随分と気さくに見える。全く、何処の出身なのか…。
……いけないな。『聖騎士』は、生まれも育ちも関係なく同じ立場なのだろうに。
まったく、面倒なことだ…
[荷物が部屋に届く前の間、ベッドに横になり目を瞑った**]
― 中庭 ―
[花たちが元気になるのが嬉しくて、
しばらくは夢中で花々の間を飛び歩いていた。
蝶が花から花へ巡るように、指先で軽く触れて回る
だから、誰かが近づいて来たことに、少しも気付くことなく。]
―――あ、……
[不意に届いた滑らかな声>>211に驚いて顔をあげ、
目にした人物の姿に、ぽかり、と口を開く]
あ、その……え、と…
[さらさらと涼しげな音で流れる黒い衣服も、
そこから零れる、きらきらした銀の髪も、
宝石よりずっと深く光ってる赤い瞳も。
すべてが、息を呑むくらいに綺麗で。
でも、その服も顔立ちも女の人みたいなのに、
声は心地良い高さの、男の人のもので。
なんと呼びかけていいものと、目が少し泳いだ。]
シメオン、さん。…聖騎士?
[聖騎士はほとんどが男だと。
コンラートに教わった知識と照らし合わせて
心の中でひとつ納得する。]
あ、僕はエリオット…ダーナです。
その、よろしくお願いします。
[納得しながらも、銀髪の人のしぐさにどぎまぎして、
顔を隠すように、ぺこりと深く頭を下げた。]
さて、やっと落ち着いて見れるようになったけど、どう動いたものか。
ロヴィンの部屋での会話は適度に撫子姫に投げて、今いる奴とエンカウントしてえなー。
― 回想・ロヴィンの部屋 ―
[奥ゆかしさという言葉の正反対にいるこのトールが、ドロシーに話しかけられずにいたのは、単純な話……、文字が読めないからだった。
少女が声を発せず、そういったコミュニケーションをとるということは、喋れないのだろう、とは予測がついたが、その後どうしていいのか解らない。
結果、もごもごと言い訳のようなものを挨拶に、ドロシーより先に、ロヴィンの部屋を退出した]
[驚く少年に、男は優美な顔を楽しげにほころばせる]
どうやら驚かせてしまった様ですね。
鳩が豆鉄砲を喰らったような、そんな顔をしていますよ。
[少年の目が泳ぐのを見れば、花から手を離し、くすりと笑って]
エリオット。
坊やに似合いの良き名ですね。
[ぺこりと頭を下げるその傍まで、
くるりくるり、日傘を回して距離を縮める]
[伸ばした指が彼の蜜色の金糸に触れるや否かまで近づけば、
さらさらとしたその髪を梳く様に指を伸ばし]
ええ、宜しく。
幼い同輩、エリオット。
[下を向く少年の頭をそっと撫でる。
まるで羽根の様に彼の髪をくすぐると、すぐに手を離して]
そのように下など見なくとも。
こちらを向いて下さい、坊や。
調べたら、文盲って差別用語だったようだ……。
お兄さんはんせー。
今は非識字って言うそうな。
様子を見つつ、メモ情報に追加しておこう。
[長身を屈めて。
まるで下から覗きこむように、少年を見詰め、微笑む]
私たちは同輩。
だから気楽に、シメオンと。
そう呼んで下さいな。
[ね、と。
形の良い唇が弧を描く]
― 聖宮 ―
はーあ。
あの金髪のお嬢ちゃんも聖乙女なんかなー。
聖宮の侍女服じゃなかったし、たぶんそうなんだろうな。ゾフィヤとは全然雰囲気違ったけど。
・・・俺、あの子とやってけるのかな。
今から勉強・・・したって、遅ぇしな。
こんなことなら、タイチョーに教えてもらっときゃぁ良かったなぁ。
くそー。自分がバカなのが恨めしいぜ・・・。
[彼の少年はどんな反応を返しただろうか。
どちらにしろ、男は申し出の是否に関わらず、その面に笑みを浮かべたまま少年を見上げて]
そうだ。
これは坊やとの出会いの記念に。
[ぱちんと指を一つ鳴らす。
ぽぉ…と眩い紅い光が弾けた後、ひらひらと舞い散る色取り取りの花吹雪。
男の力が持つ″幻惑″の花が、ふわりふわりと二人を包んだ]
坊やも花が好きなようでしたからね。
……私の出せる花は、坊やと違い偽物ですが。
[くすり、笑って。
手のひらを上に向ける。
聖宮に着いてより自覚した自身の力。
幻で心を惑わす不可思議な力は、聖宮の力もあってか。
増幅され、今では触れることすら可能なほどにその存在を主張している]
ところでこのトール、まだ汗臭い稽古着のままであるCO。
そろそろどこかで、お風呂シーンを入れたいけど、そうしてる間に、エリオシメオに絡む時間がなくなりそうだなーw
[手のひらに落ちた花弁にふっと息を吹きかければ、
それは一輪の小さな花に姿を変えて。
彼が厭わなければ、彼の髪に。
そうでなければ、彼の手に渡すだろうか]
時間がたてば儚く消える花なれど、
坊やの愛らしい顔の引き立て役になれれば、幸い。
[屈めていた身体を起こし、ふわり、と。
紅石榴を細めて微笑んだ]
[一言二言、言葉を交わして。
くるくると日傘を回しながら]
坊やは未だ此処に?
私はまた散策の続きに行こうかと思います。
[ぱちんともう一度指を鳴らすと、二人を包む華吹雪はすっかりと消えて。
少年に渡した花以外は、
まるで何もなかったかのように、中庭は常の姿を取り戻す]
また何処かで、お逢いしましょう。
[ごきげんよう、と。
日傘の下から微笑んで。
男はローブの裾を引きずりながらまた何処かへと*]
わ、………、ぁ
[髪を撫でる感触にびっくりして顔を上げる。
目の前に銀髪のひと。髪を梳く細い指。
日傘から零れる光の粒が、その周りをきらきらと踊っていて、]
え、と…ありがとうございます…。
[褒める言葉には素直に礼を言いつつ、
降りてきた白い顔に、さらに胸がどきどきと鳴る]
[日傘を閉じ、また聖宮内の散策へと戻る。
前方から歩いてくる青年の姿が紅石榴に映れば、
男はさらりと銀の髪を揺らして、一つ礼を]
ごきげんよう。
何かお困り事でも?
[何かを呟く様に、
甘いバリトンはそうそう囁いて。不思議そうに首を傾げた]
は、はい。シメオン……さん。
[同輩だと言われても、やっぱり呼び捨てには出来なくて。
見下ろす形になった柘榴の瞳へ、そっと視線を沿わせた時、
ぱちんという音と共に現れる、ほんのりした光がひとつ。
それが弾けた瞬間、周囲の空気が明るくなった。]
―――――!、すご…い
[瞬く風信子の瞳は、花びらの赤を映して万華鏡となる]
[自分の髪に触れる手と、差される花をそっと見上げて]
シメオンさんって、すごいんですね…!
[自然に零れる尊敬の念が、少年の頬を染めた]
偽物…だなんて。こんなに綺麗なんですから…!
[立ち上がるシメオンの姿を追って、自然に視線が上がる。
こんなすごい人に同輩と言われるなんて―――
そう思えば、嬉しいやら恥ずかしいやら。]
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