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さあ、自らの姿を鏡に映してみよう。
そこに映るのはただの村人か、それとも血に飢えた人狼か。
例え人狼でも、多人数で立ち向かえば怖くはない。
問題は、だれが人狼なのかという事だ。
占い師の能力を持つ人間ならば、それを見破れるだろう。
どうやらこの中には、村人が7名、人狼が3名、占い師が1名、霊能者が1名、狂人が1名、狩人が1名、共有者が2名いるようだ。
楽天家 ゲルトが「時間を進める」を選択しました。
/*
うは、希望通った。
さあー、思いっきり狂うぞー!
2日目からだけど。
狂人フラグが無駄にならずに済んでよかった…
そして狂人希望していた方が他にいたらスミマセヌ。
立派に狂人を演じきって見せます…多分。きっと。
*/
おはようございます。
明日から狼や狩人等も含めた全部役職のFOですが、
★今日は全員自分の正体を隠し通して下さい。
RPで少々匂わせるのは可ですが、役職が特定できるようなRPはお避け下さい。
狼側・村側とわかるようなモノローグもできるだけお避け下さい。
/*
はい、弾かれたーw
仕方ないか、多分役職希望しない人のが少なそうだし。
さてさて。元々あんまり過去関連主張はしなかったから、そんなにRPは変えなくても良さそうかな? まずは他の皆さまの様子を見てみよう。
*/
また、明日からは処刑のための投票が始まります。
全員それぞれ「この人が怪しい」という相手を作っておいて下さい。
今日のうちからこっそり伏線張っておくとやりやすいです。
但し、明日役職公開されて「この人疑えない!」等出てしまう場合があるので、複数作った方がいいと思います。
(そこをあえて疑い続けるのもそれはそれで話になるとは思いますが)
処刑に向けた進行が、一部の人に丸投げにならないよう、ご協力下さい。
/*
犠牲者が出るまでは、あくまでこの子は一村人です。
と言うか、どう見ても能力持ちの動きじゃなかったです。本当に(ry
もし弾かれて占い師とか共有者とかなってたら、どうしようかと…。
役職も決まったことだし、昼過ぎくらいに細かい設定を投下しよう…
*/
−回想−
[人狼達の住処にて、体を撫でられる一人の人間。
捕らわれてはいたものの、決して扱いがひどかったわけではなく彼を捕らえた人狼は彼の事を愛していたのだ]
ありがとう。……捕まった時はどうなるかと思ったけど、今はすごく幸せだよ。
[そして、その傍らで生活しているうちに彼もまた人狼を愛するようになっていた。
そのまま逃げ出す事もなく、このまま添い遂げようと心に決めていたほどの幸せな暮らし。]
もしどうしても耐えられなかったら……僕を食べていいよ?
[人狼と人間。わかりあう事のできない種族。どこかの本で見たこともある。「人狼にとっての最大の愛情表現は、その人間を食らう事だ」と]
(……あの時、僕は大好きな友達を、殺された。
目の前で、震える僕を残して、引き裂かれた、友達。カイウス。
何で、人狼は、僕だけを残したのかなんて、知らない。
でも、冷たい川の氾濫に取り残された僕が帰った時――目の前にあったのは、肉と骨と、血しか散らばらない。僕の家族も皆も居た……そんな故郷の姿だった。
それで、壊れちゃったら――最低でも、泣き叫んだりできればよかったのに。僕は、何故か泣けなかった。可笑しくもなれなかった。
変わりに、声が、壊れた程度で)
/*なにせ私の中身はF国の頃から「役職希望は50%おまかせ」ですからね。
プロで出した設定が何も生きなかったな…。
こうなると今回は縁故少な目だから吊られ要員もありえますね…。やれやれ。*/
[隣で寝息を立てるヨアヒムが、しっかりと寝ていることを確認して、こそ、と窺う自分の腹部。
其処には、小さいながら、無視できない、引き連れた傷跡があった。唯一、昔に付けられた、目に見える形の傷]
(……確かな予感が……ある……)
[近い内、自分は……あの日の悪魔を、前にするのだろう、と。そんな、漠然とした予感が。
隣に居るヨアヒムは、相変わらず、安らかな寝息を立てている。
そう。眠っている。安心して]
――――…………
(この言葉が、言葉に出せないのは寂しいな)
[笑顔や、明るい茶髪など、最初は想起させたが。
でも、彼は明らかな別人だ。多分、『彼』が大きくなったとしても、似てないだろうな、と思いながらでも、...は柔らかく、ヨアヒムの髪を梳いて見せた]
(――護るよ……ヨアヒム……)
[人狼はその言葉に笑って首を振る。食べるよりもあなたの側にずっといたい、と。そしてそれに続けた言葉は]
−あなたも仲間になればいい。と。
仲間に?人狼に……なれる?
なら、そうしてもらおうかな。
[その言葉が出たのは、人間を食らわないと生きていけないその苦しみをわかち合いたかったから。
しかし、実際それがはっきりした行動になる事はなく、その生活は突如終わりを告げた]
……………。
[救出された後で、自分を捕らえていたはずの人狼の亡骸に手を合わせてそこからじっと動かず涙を流すその姿は、彼を救出した人間からすれば奇妙に映ったかもしれない]
夢を見ていた。
霊能者の家系に生まれはしたものの、結局なんの能力も持ち得なかった自分。
能力がない自分を両親は蔑んだ。
いいんだ。
幼い頃の自分…いや、今でもだが、自ら働きかけることのできぬその能力に頼りきって生きるのは馬鹿げていると思った。
だからこその医術の勉強だったのだ。
異能の力に頼らぬための術。
[本当は村へ行くならば二人で村に行って、幸せに生活したかった。
それが叶わなくても……人狼同士として無用な情けはかけられずに、二人で殺された方がずっと良かった。
人狼と人間の恋は叶わない、それを実感しただただ涙を流す]
/*
んなわけで、無事狩人になったので、恐らく、無言で弓構えるか、鋤で逆に狼にスプラッタしちゃうような子として頑張ると思います。
設定としては、やこびんが声出せないのは、凡そ十年前に、目の前で友達(NPC:カイウス)を無残に殺された上、ほぼ確実に家族や村の全員も殺された理由からの、心因性の症状です。ちょいと回復が異常かも知れないけど、物語中で、ここぞと言う展開では回復ルートもあり。
ちなみに年齢はヨアヒムと同じ、22才で、過去編は12才となります。
ヨアヒムは、ローラントの様に、カイウスと瓜二つではけしてない(そもそも、カイウスの死亡が10年前故、目を引くのは、性格と茶髪程度)が、新しく、やこびんの中では大切になっているかも。
[回想にふけっていると、一人の女性の声が聞こえてくる。これは、あの人狼が時々語っていた、仲間との「囁き」の感覚]
僕も……よくはわからないけど、あの人と同じになれたのかな。もっと早ければ、良かったのかもしれないけど。
……君は談話室にいた、クララか。
君は仲間なのかい?
[起さない程度に一頻り、ヨアヒムの髪を優しく梳いてから――昨日は大分働いていたので、疲れも溜まっているだろう――自分もまた、眠りにつくだろう。
今はまだ、温もりに少しだけ、甘えながら**]
−宿屋・談話室−
……はっ。
[突然あたりを見渡す]
店にも帰らないで宿屋で寝ていたか……誰かに見られてないといいけど。
[誰かに見られたくなかったのはもう一つの理由もある。
夢を見ていたのか、頬には涙の痕が残っていた。それを人知れずこっそりとぬぐいさる]
んー…あと5分…
[何かに起こされ、寝ぼけたような声が赤の囁きに混ざる…]
……あれぇ。今まで聞いた事のなかった声が聞こえるねえ。
…オットー君?この声は、オットー君か。
君も、お仲間だったんだねえ。
[村に来た時から既に人狼だった神父は、「フラム」の声を、かつて聞いた事があっただろうか?]
ああ、気をつけて。囁きを始めたばかりなら、間違えて、うっかり人の前で言ってしまうかもしれない。オットー君、囁き専用の名前を考えるといいよー。
私のことは…そだねえ。「ジェイド」とでも呼んでくれたら。
[未だ宿屋のベッドの中から。いつもと変わらない…変わらなさすぎる神父の声が発せられる。]
―現在(早朝)・宿→馬小屋―
[昨夜は、久しぶりに三人で酒を交わした。
昔話に花を咲かせるも、三人共、どこか心此処に在らずといった面持ちだっただろう。
それでも、女は常のペースで飲み続け、寝ずに朝を迎えた。
酔い潰れた二人を、軽く足で突き起こす。]
いつまで寝てるんだよ。
とっとと行くぜ。
[昨夜のディーターの誘い>>0:594には、初めは面倒だと断ったのだが、シモンが頷くのを見て>>0:613、それならと仕方なく自身も頷いたのだった。
それだけではない。
まるで遭遇したことがあるような、親友の確信めいた言葉>>0:601]
(居るわけねぇだろ。
ったく、どうしたってんだよ、シモンのヤツ。
それにしても、
確認に行くって私の話を信じてないってことじゃないか。
…………お互い様か。)
[きっと自分の目で確認しないと気が済まないのだろう。
それは、自身も親友も同じな筈。
二匹の馬、三人はどう分かれたか。ともあれ、谷底へと向かう。*]
―→谷底の村―
人の匂いがするのも無理はないかもしれないね。
気が付いてからほんの間もない所だし。
フラム、いい名前だね。
この囁きの中では、フラムと呼ばせていただくよ。
ふーん。オットー君は人から、人狼に?
何がどうなってそうなったのか、事情は知らないから、何とも言えないけれど、ま。よろしくねえ。
[ふぁ…と欠伸が混ざる。一応、生まれつき人狼をやっている身ではあるが、人から人狼に変じた者に対して、特に思う所はないらしい]
やあ、こんなにはっきり聞こえ出したのは、オットー君の覚醒がきっかけなのかなあ。
ふふ、教会の孤児院で育ったからね。お褒めに預かり、至極光栄。結構、化けの皮が剥がれそうになってひやひやしたりしてるんだけどねえ、うまい事やれてるならいいや。
…魚釣りよりも先に、狩りに一緒に行く事になりそうだね、「フラム」ちゃん。
―現在(早朝)・宿→キッチン―
人間どんな時でも、よく食べよく働いてよく寝る事!
と、さて朝ごはんでもつくるかねぇ。
今日は客も多いしね。**
/*
ところで、一日目は役職を隠すとはいえ、プロローグから結構役職希望が透けてたよーな(笑)
ディーターエルナパメラヨアヒムヤコブは村側希望なんじゃないかと思ってました(笑)違ってたら失礼ー。
/*
カタリナちゃんは、人狼希望なのかなーと思ってました。どっちでもいけそうなRPでしたね。
(お母さんに何かがあった、という。お母さんが人か人狼か、はっきりとわからないので)
もし人狼希望だったら、一緒にやれたらいいなぁ、と思っておりました。
…人から人狼になった身では、元同族を狩るのはきついかもしれないね。
でも頑張るんだよ、アルト君。私たちは、人を殺さなくては生きていけない存在なのだから。それが出来なければ、死ぬだけ。君だけじゃなく、私たちも死ぬ怖れがあるのを覚えておくといい。
ま、何かわからない事とか困った事とかあったら、遠慮なく聞くといいよ。フォローはなるべくするしねえ。
[教会で悩み相談をする時のような、いつもと同じ軽い調子で、アルトと名乗った青年へと告げて]
あ……そうだわ。
[窓辺を離れ、隣の部屋へ向かう。さして広くはない部屋に、詰め込むように本棚が並んでいる]
「秘境の*彼岸花*」「19少年漂流記」「川への旅」……。
[選び出した何冊かの「冒険もの」の本を手にして、自室へ戻った。服を着替えてから、宿へ向かう]
/*
クララ方針:
純血種の狼。狼としての名はフラム。
ヒトのことはエサとしか思っていない。
ヒトに親しくしてみせるのは、ヒトに混じって暮らす以上、その方が利益があるから。
―早朝・レジーナの宿―
[朝方、ディーターはエルナに叩き起こされる>>3。
いつの間に眠ってしまったのだろう、彼は酒に弱くなっているのを感じていた。
昨日の提案>>0:594は、誰が賛成しなくても行くつもりだったのだが、こうして二人が賛同してくれたのは心強い]
人狼、ねェ……
[シモンの突然の言葉>>0:601。一日のうちに2人の友人からこの話を聞くことになるとは思っていなかった。
こころのざわめきが、徐々に確信めいたものに変わってゆく。
ディーターは早足で馬小屋へと向かうエルナの後を追った]
やったー役職希望が通りました。どなたかの希望をはじいてたらごめんなさい。
…………さて、初日占いはRP的に、寝てばかりで非協力的なゲルトさんにしますね!(`・ω・´)キリッ
うわこらなにをするやめ(ry
少女 リーザは、楽天家 ゲルト を能力(占う)の対象に選びました。
―早朝・レジーナの宿―
ん……。なんだよ……。
[早朝からたたき起こされて目をこすりながら、テーブルにうつぶせていた身体を起こす。
どうやら酔いつぶれて変な姿勢で寝ていたのか、身体は痛いのだがそれでも久しぶりにいい寝起きなような気がする。]
ああ……。今起きる。
[立ち上がると、身体をほぐすように伸びをした。]
じゃ、さっさと行ってさっさと帰ってくるか。
[2人とともに馬小屋へ向かう。]
ああ……
慣れたつもりだけれど、我ながらむずむずするわ。
[宿の談話室から、こっそりと「囁き」を送る]
でも、もうしばらくは……子供に優しいお姉さん、のふりをしていないと。
信じてくれるヒトは、多い方がいいものね。
……ジェイド。また、寝るの?
まあいいわ。おやすみなさい。
―早朝・馬小屋―
[頭数は3人、馬は2頭。いずれにせよ乗馬の心得がないディーターは、どちらかの馬に乗せて貰うしかない。
2人にまかせて行かない事も考えたが、危険な噂が飛び交う場所に怪我人と女だけで行かせるわけにはいかない。
シモンの怪我を見て、昨日と同じようにエルナの馬に乗せて貰うことにした]
怪我をしている奴に、これ以上の負担はかけられねェし。
おうエルナ。乗せてけ。馬は2頭しかいねェんだ。
――余計なお世話だっての。
[昨日と同じように、エルナの後ろで馬に跨る。
よもやあんな光景を目にすることになるとは、この時の彼には知る由もなかった**]
─宿屋・二階角部屋─
……っは、はあっ、ゼィ…ごほ、ごほっ。
[息苦しさに目を覚ました少女は、ゆっくりと目を開いた。いつの間にか仰向けになっていたようだ。──今日の夢見はさほど悪くなかった、と少女は思う。枕元に置かれた、昨夜クララから借りた旅行記。これのおかげかもしれない。夢の中で少女は旅医者が各地を回り絵を描いている風景を見ていたから。少女は寝間着から普段着に着替えるとベッドから降りた。血が巡りきっていないのか、足を中心にだるさを感じる。だが、熱っぽさは抜けていたので昨日より体調は優れているように思えた。]
朝ご飯、なにかな…。配膳くらいは手伝えるかな?
[少女はベッド脇の小さな机に置かれた咳止めの薬ビン──昨夜、ヤコブに貰ったそれをチラッと見たが手には取らず。鞄の中から、別の薬ビンを取り出してポケットに忍ばせた。毎朝、食事を済ませてから飲んでいる薬だ。少女は髪を結うと、トタトタと*階下へと降りて行った。*クララともそこで顔を合わせるだろう。]
― 森の中 ―
[道中、お互いに押し黙ったまま黙々と谷底の村を目指す。
それぞれ何か思うところがあるのだろう。
2人とも人狼のことについては何も聞いてこない。だから自分から特に話すこともしなかった。
やがて谷底の村が見えてくるが――]
おい、エルナの昨日の話だと警備が厳重だっていってなかったか?
[村の門には警備は――それどころか村の中も人っ子一人いないような静寂さ。
背中がぞくりと粟立つ。]
これ……やばいんじゃないか?
― 回想 宿屋・談話室 ―
>>588>>597
ええ。わかりましたよ。
私の間抜けな冒険話でよければ、よろこんで♪
本や目録も、今夜は遅いですから…明日お持ちしましょう♪
[にこにことクララとリーザに話しかけていると、談話室に一人の女性が入ってきた。
やあ先ほど倒れた方にずっと付き添ってた方だ、と思っていると、こちらに近づいてきた。
パメラと名乗ったその女性は、ラベンダーのポプリがないかと問い掛けてきた>>614
自身も名を名乗ると]
ラベンダー、ですね。少々お待ちを…
[大きな荷物の中身を少し出して、ごそごそと手を入れて漁り、目的の物を取り出した]
はい、これですね♪
[代金を受け取り、ポプリを持って部屋へと急ぐパメラの背中を見送った]
[クララとヨアヒムに何か飲み物を、と勧められて、コーヒーを受け取った。
どうやら神父らしき人と、修道女らしき人が口論している様子を見て]
(やあ聖職者同士が言いあう村には何かある…本当に、まずったことに巻き込まれてしまったようだ)
[まあいつ死んでもいいのだけど、と独りつぶやいて、あの修道女さんきれいだなと思いながらコーヒーを口に運んだ。
やがて談話室の面々が自宅へと帰って行くのを見送り、自身も宿屋の部屋へと向かった]
― 回想 了 ―
― 早朝 宿屋 角の宿室 ―
[馬の蹄の音で目を覚ますと、窓へと向かう。]
やあ、…別にいいんですけどね…。
その代わり、あとで何か買っていただければ……。
ん?
[馬に乗りどこぞへと向かっていくのは3人。一人はエルナ、もう一人はエルナと口論していた男性…ディーターとか言っていたか。そしてもう一人は]
やあ……確か、シモンさんではないだろうか?
[以前、とある戦地で巻き込まれてしまったアルビンを助けてくれた兵士だった。]
[さしたる障害もなく村に入った後、しばらく村の中を見てまわる。霧が深くて遠くまでは見渡せない。あちこちに随分木の板やら大きな石が乱立していて、荒れ果てた様相を呈している。]
これは……墓標か?
[見るともなしにその中の一つを見ると。]
ボコッ
[突然土が盛り上がって木の板が倒れる。盛り上がった土から這い出てきたのは――]
死霊かっ!
[見た目とは裏腹に猛スピードで自分に向かってくる腐乱死体。]
お前ら下がってろ!
エルナとディーターのほうを見ずにそう告げて、腰の軍用サーベルを抜くと腐乱死体をめがけてサーベルを振り――]
なっ……。
[腐乱死体は直前で霧に溶けるように消え去り、サーベルはそこに何も存在しなかったかのように全く手ごたえを感じなかった。
驚きを隠せないままでいると、霧が一段と濃くなり視界が完全に閉ざされた。]
ディーター!エルナ!
[声をかけて2人の姿を見つけようと、辺りを見回す。
直後、突風が吹いて霧が薄くなると、次に目に入るものは荒れ果てた村ではなく、深い緑の木々。]
これは一体……。
[今まで自分が見ていたものは何だったのだろうか。気味が悪かった。]
もう一人のお仲間は……ジェイド、だね。よろしく。
しかし、フラムの言った事と被るけれども人に愛を説いていて、フリーデルと対立していたはずの者が実は人間ではないとは……皮肉なこともあるものだね。
やあ、本格的にとんでもないことになりそうだ。
…異変があるらしい、って、こういうことだったんだね。
[大きな町で忠告された言葉を思い出しつつ、思いだしたのは、行商人仲間のうちでは有名な、まことしやかに語られ続けている残虐な噂。――人狼の噂。
そういえば…昔、自身も人狼が出没したあとの村を訪れていたかもしれない。
なんとか思いだそうと頭を動かしながら、ふとあることに気づく]
困ったなあ。今のところ一番怪しいのは私だよね。
[過去がない分、失うものも何もなかった。
無鉄砲にあちこちへとうろつくアルビンを、『死に急ぎの行商人』と称したのは誰だったか。
東の国ではそれこそ「死んでもかまわない」という思いでうろついていたし、旅立つ前にも仲間に「お前の死んだ後の行商ルートは俺が受け継ぐからな」と涙目ながらに言われていた。
が、まさかこんなのどかな村で終わることになるかもしれないとは誰が予想できただろうか。
せめて真の故郷を見つけてから死にたかったなあ、と眉をさげてあははと笑った]
/*
クララそのものが純血の狼、というよりは
なんか人狼の魂っぽい「フラム」が人間クララに憑依した、方が普段の態度との整合性取れるかなあ。
でもオットーに「ヒトの匂い」とか言っちゃってるなあ。
ふむう。魂の匂いということにするかしら(強引
まあもう少し考えよう。
/*
ジムゾン:めけこさん
ヨアヒム:polpoさん
フリーデル:ももさん
オットー:mai_nさん
エルナはかなりの確度で蒼さんだと思ってたら違ったんだ……(*ノノ)
[ジェイドから人を食べる、という話を聞かされ改めて考え込む]
……それはわかってる。
だけど、あの人はこうも言っていたんだ。
「人狼の最大の愛情表現は、愛した人を食らうこと」
だって。
だからもしも、という事があったとしてもきっと……大丈夫だと思う。
僕の血や肉となって生きるのだから、僕がその分しっかり生きていかないとね。
まあ、騒ぎがあろうとなかろうと、私はいつもの行商人♪旅と商売が生きがい♪
みなさま〜の〜 お望みのもの〜♪
心をこめて〜 届けましょう〜♪
わたしは〜 アルビン〜♪
あなたの町の〜 行商人〜♪
[ヘンテコな歌をまたも即興で作り、歌っていた。
もしかしたら、開け放たれていた窓から外へと音が漏れ、誰かに聞かれたかもしれない。]
さて、本、本♪
異国情緒のあふれる本をありったけ♪
あとヨアヒムさんに頼まれていたブツも…っと
[美しい挿絵の入った巻物や、異国の冒険譚、異国の医術や薬術、もしくは毒薬について書かれた書物などの荷物やらを整理し始めた]
うん、しばらくは今までどおり、普通に振舞っていたほうがよさそうだよ。いきなり性格が変わったりしたら怪しまれるし、いざという時は優しい人の方を信じたくなるものだ。
人間だけど喧嘩が絶えない相手と人狼だけど仲の良い相手であれば、普通ならば後者を取るよ。それが人間って物だからさ。
−談話室−
[談話室を見渡すといるのはクララとゲルトの二人]
おはよう。
[二人に軽く挨拶をする。]
……眠いなって、ゲルトまた寝てたの?確かさっきも寝ていたような気がするし、そもそも昨日は殆どここで寝ていたのに。
確かに睡眠は人間にとって大事だけど、寝てばかりというのもねぇ……。
[リーザが降りてきて、クララが挨拶をしたのを横目で見つつ]
リーザ、おはよう。気分とか何かは、変わりはない?
[昨日よりは具合がよさそうに見えるかもしれないが、いつどうなるかはわからないしリーザが無理をしている可能性もある。]
オットーさん、おはようございます。
そうなんですよ、ゲルトさんずっとそこで寝てたみたいで。
ソファの上でよく眠れなかったから、眠気が取れないんじゃないでしょうか。
[...はそう言ったが、実際には誰が見てもゲルトは熟睡していた]
[そういえば、まだあのパメラが姿を見せていない。これは幸いだとばかりに、朝食の支度を手伝うことにするのを決めた]
そうだ、あるものだけど朝ごはんの準備をしよう。
パメラは機能の晩御飯の用意で疲れているかもしれないしね。
[そうして、厨房へと向かう]
/*エルナはちょっと先走りすぎな気が…。
昨日の件といい、ね。
谷底の村行ける(村から出られる)=なんで逃げられるのに逃げないの
とならないようになので
よくよく見たらシモンがフォローしてくれてますね。
ありがとうございます*/
−厨房−
さてと、今日は何にしよう……。
[幸いなことかどうかはわからないが、材料が足りていないという事は無い。むしろ逆に何でも作れてしまう、という事が朝食のメニュー選びを困難にさせていた]
とりあえず、朝でみんな重い物は食べたくないだろうから……。
[まずは昨日のフランスパンを適当な大きさに切り、冷蔵庫からにんにくを取り出してそのにんにくを摩り下ろした物をフランスパンに十分に擦り付け、そして焼く]
まずは一品、ガーリックトーストと。
[続いては付け合せの野菜。
これもヤコブの所からの野菜を使い、野菜を良く洗い新鮮なまま付ける]
新鮮なままの野菜は、調味料が無くても十分においしいね。特にヤコブのところのものだし。
[そう口にしながら、次の食材の準備をする。
卵を取り出し、それをあらかじめ沸騰させておいたお湯の中に入れる。]
簡単ながらもおいしいゆで卵と。
[しばらくして、ガーリックトーストと新鮮野菜のサラダとゆで卵の食事が出来上がる]
[用意されたものを人数分テーブルのところに置く。誰かがこれを食べてくれるだろうか]
よし、できあがりっと。
[満足そうな顔で出来上がった物を見つめる。
少なくとも朝は変な料理に苦しめられることは無い、と安堵した]
[そして、談話室に誰かがいるのであれば、その人に「パンが足りなくなりそうなので、パンを作るためにお店に戻る」と告げて談話室を後にした]
−店へ戻る帰り道−
はぁ……。
[大きくため息をつく。一晩空けても、結局何の状況も変わっていない。謎の手紙の主は明らかにならないままで、言いようの無い不安もまったく拭い去れてはいなかった。
さっき朝食作りにあれほど熱心になったのも、その不安を忘れたかったというのもあったのかもしれない。少なくとも、料理をしている間はそれを忘れることはできた]
とりあえず今日は……。
みんなから情報を集めよう。
[次に宿屋に顔を出した時に、皆から少しでも情報を引き出しておこうという気持ちになった。
今の自分にできることはそのくらいであるが、それができるだけでもまた違ってくるだろう。**]
……もちろんこの情報は……。
何か隠し事が無いか、という人を探るための物。
あの人も言ってた。僕達の気配がわかる人間がいるんだという事を。占いでそれを知ることのできる人に、あるいは死んだ仲間の気配をわかる者。
それらがこの村の中にいれば僕達は恐らく、生きてはいられないと思う。
―宿屋・カタリナの部屋―
[うとうととまどろみ、はっと気がついた。既に外は明るい]
……なんだかんだ言って疲れてたのかな、私も。
[ぽりぽりと頭をかいて。
パメラは既に部屋にいなかった。
カタリナは落ち着いた様子に見えた。もう大丈夫だろう。
眠っている彼女の上にそっと緑のマントをかけて、1Fに降りていった]
それがヨアヒムやパメラやリーザやカタリナであったとしても……食べなければいけない。
[複雑そうな表情を浮かべるが、生存のためには仕方がないと割り切ることにした。もしも彼らがそうであれば、その能力に憎しみではなく敬意を持って喰らう。
強い人間を喰らえば、その分自分の力も強くなれる
それも、あの人の考えのひとつであった。]
[せめてもう一人いるであろう仲間が彼らの中の誰かであると良いと期待を抱くが、現実は恐らくそう甘くはないだろう。]
彼らを守る立場だったはずなのに、僕が彼らの脅威だ、なんてね。
せめて僕が彼らにできることがあるとすれば、不安に苦しむ事も無い安らかな眠りを与える事……。
それもまた、彼らを「守る」ことの一つになるのだから。
―宿屋・食堂―
[>>31おいしそうな朝食が用意されているのに気づくと感謝して食べ始めるだろう。
旅人は、幸せなことに昨夜の素敵すぎる料理については知らないままだった]
……あの手紙は私だけに来ていたものではなかったんですね。
[昨夜の混乱で突きつめて考えてはいなかったが、よくよく考えればおかしな話。
何故、自分が村の住民と一緒に同じ日にこの宿屋に呼ばれたのか]
……ふむ。
[朝ごはんをもぐもぐしながら考えをめぐらせるが、考えがそう簡単にまとまるわけもなく]
後でまだ話してない人にも話を聞いてみるか。
[エルナたちが谷底の村の方へ出かけていったのを知るのはまた後の話。
ふと見ると、先行きが不透明であるのを示すかのような霧が、宿の周りにも漂い始めているのが見えた]**
―宿屋・談話室―
[夜明けの清冽な光が瞼に差し込み、彼女は我に返った]
……いけない、ぼーっとしちゃってた。
[やや薄暗い談話室内。昨夜自分が片付けた時点より明らかに多い酒瓶が転がっていたり、この少し前に年上の隣人達>>3>>8>>10が馬を駆って出かけた事も、増してやゲルト以外の誰か>>2が卓に突っ伏して寝ている事などにも、気付く余地は無く]
…………朝ごはん、どうしようかな。
[……どうしようかな、も何も。レジーナが戻っているのであれば、常の如く彼女が支度をするのだろう。>>5
短い距離とは言え旅から戻った身で辛かろう、と、今までにも似た状況でレジーナを気遣い翌日早朝の厨房に立とうとした事はあったが……毎回レジーナは定刻通り起きだしては彼女を厨房から追いやり、ささっと食事の用意をするのが常だ。自分が厨房の手伝いに呼ばれるとすれば、夕食時の玉葱の皮むき位だろうか]
……んー……じゃあ、いつもの通りでいいかな。
[そこまで考えると、彼女は常の通り清掃の支度を始めるべく、窓はそのままに階段下の棚へ向かった
途中、何かを踏みつけ、ゲルトらしき声に抗議された気もしたが。特別意にも留めなかった]
―宿屋・階段下の棚―
[宿帳を片手に、改めて宿泊者の数を確認した]
……えぇと、宿泊者は、と……。
[この日の正式な宿泊客は、7名。ヨアヒムは全員を2階の客室へ案内したようだ。
正確に言えばヨアヒムも常日頃客室で寝泊りしていたり、パメラ自身もリーザの隣の部屋に寝泊りし何かあった際には即座に対処できる手はずになっていた為、埋まっていた客室は9部屋……と、考え。
そういえばカタリナの件に気を取られ、肝心のリーザを気に掛けていなかった事を思い出した]
……リーザ、今夜は発作大丈夫だったのかしら?
[……様子を身に行こうか、と一瞬考えたが。当の少女が階段を下りてくるのを見つけ>>13、声を掛けた]
あ、リーザ、おはよ。昨日はバタバタしててゴメンね。発作、大丈夫だった?
[大丈夫、と昨日よりは幾分か体調の良さそうな声に安堵すると、彼女は談話室へ向かう少女の後姿を見送った。
その足取りは、昨日までを思えば随分としっかりした物。傍目に無理なく動いている時には、変に気を回していけない。それが、レジーナに言い含められた対処法であり、彼女が思う少女の尊厳への最大限の敬意でもあった]
……えーと。リーザ、ニコラスさん、シモン、アルビンさん……ああ、あの行商さんね……に、カタリナ。あれ、あの後結局フリーデルとジムゾンもココに泊まったんだ…………。
[宿帳に記されている字の殆どは、ヨアヒムの字と思しき字だ。自身で書いたと思しき筆跡は、解る範囲ではニコラスとアルビンの物くらいで]
…………そういえば。ヨアヒムの筆跡も、手紙のとは違うわよね……。
[ふと、例の手紙の件を思い出し、彼女は考え込んだ。
結局、手紙を出したのは誰だったのか。
まずレジーナでは無かろうし、その字を手本に字を覚えた自分も客観的に見れば筆跡は全く異なるだろう。
また、筆談で見慣れているヤコブの筆跡とも、この宿帳に書かれた3つの内どの筆跡とも、あの筆跡は一致しなかった]
えーと。ヨアヒムでも、ニコラスさんでも、アルビンさんでもなさそう、かな。
……あれ。となると……手紙の犯人って意外と絞られてきたりして……?
[……思わず、笑みが零れる。いささか不謹慎な状況ではあるが、ちょっとした探偵気分だ]
……す、少なくとも、ほら。昨日集まってたみんなのうち、誰の筆跡でも無いんだってのが解れば……みんな、余計な疑心暗鬼に囚われずに、済むわよ、ね…………?
[尤もらしい言い訳で自らを誤魔化してはみたが。まぁ、なんだ。気付いてしまえば探ってみたくなるのが人の性、という好奇心でしかないのだろう。
しかし彼女はシーツを必要枚数分用意しながら、手が空き次第村を歩き回って、少なくともあの筆跡の持ち主の物では無さそうな書面を探しに行ってみようと思い立ったのだった。
宿に残る誰かに外出理由を問われればその通り答えるだろうし、もし同じような点に気付いた人間や話を聞いた相手から同道を申し出られたりすれば、すぐさま歓迎の意を示すであろう**]
/*
記憶を失う前と併せた設定↓
□本名:カタリナ・シュバルツ(Katharina Schwarz)
□年齢:21歳
父と母、そして羊達と共に、“真紅の村(村から見える夕焼けが美しい事から、そう呼ばれていた)”の外れに建つ小屋で暮らしていた。
だが、10年前のある日、村人達によって、ささやかで幸せな生活は終わりを告げる。
*/
/*
『人狼野郎を差し出せ!』『殺せ!』小屋を取り巻く村人達の怒号。
――そう、この頃のカタリナは知らなかったが、父は、人狼だったのだ。どこからか、その噂を聞きつけた村人達は、人間よりはるかに強大な力を持つその存在に怯え、その不安を取り除こうと、小屋の周りに集まっていた。
残された家族の為、父は大人しくその身を差し出す。獣化することなく。そして、母とカタリナの目の前で、父は、銀の弾丸により銃殺された。
悲しんでる暇はなかった。村人達が話し合った結果、人狼の娘であるカタリナも処刑しようということになり、子供だからせめて苦しまないようにと、断頭台へ連れていかれたからだ。
処刑を止めようと、逆上して村人に襲い掛かった母親は、しかしあっさりと返り討ちに遭い、父親と同じように銃殺される。
それだけでは終わらない。母親に右目を潰された村人が怒り狂い、事切れた母親を、カタリナの目の前で、辱め始めた。
*/
/*
そこから先は、気を失っていたためか、失った記憶に関係なく覚えていない。
次に目が覚めたとき、カタリナは、狼の姿をした男の腕の中にいた。
腕の温もりが父と似ていたが――父ではなかった。
辺り一面から、血の匂いが漂ってくる。カタリナは理解した、この男――人狼が村人達を皆殺しにしたのだと。
不思議と恐怖を覚えず、むしろ穏やかな気持ちで、人狼に感謝を述べる。
そういえば、幼馴染はどこへ行ったのだろう。兄のように慕っていた少年。
彼もまた、人狼狩りの為に――いや、そんな事は考えられない。考えたくない。
村人達に、村に対する憎悪を覚えた今も、彼の事だけは、信じたかった。
幼馴染を気にかけていると、目の前の人狼が言う。
憎しみも、悲しみも、全て忘れ、新しい村でやり直せと。そこは、自分の故郷だから。村人達は皆、温かく迎えてくれるからと。
カタリナが答えようとする前に、人狼の瞳が光り、――眠るようにして、意識を失った。
*/
/*
気がついた時には、宿屋のベッドの上。
そう、そここそが、“若葉の村”。
一切の記憶を失っていたカタリナは、しかし、自分にできる事を、体が覚えていた。
側に居た羊達と共に、村はずれの小屋を借り、住み着き、やがて、大きな牧場を作った。
両親が、そうしていたように。
*/
/*
いじょー。
※助けてくれたのは多分トーマス(何ィ
※手紙の主も多分トーマス。人狼の噂を聞き、皆がバラバラにならないように置手紙を残して谷底の村へ向かった的な。
※けど、既に人狼は若葉の村に侵入、いや最初から居たと気がついた時には、既に濃霧によって戻れなくなっていて…みたいな。
*/
[階段を降りた所でパメラに会った。おはようございます、と挨拶をするが、「発作はどう」と聞かれると。]
え。発作…。 あ、はい。大丈夫でした。何とも。
[努めて笑顔で答えるが、内心は少し動揺。パメラの言う発作は、恐らく別のものを想像しているはずと思いつつ。
そのまま談話室に入るとクララとオットーが声をかけてきたので、笑顔で言葉を返す。]
あ、クララさんおはようございます。はい、あの後ちゃんと眠れました。
オットーさんもおはようございます。パンの配達ですか? 気分は…昨日より、大分良いです。夢見が良かったおかげかもしれません。
[少しごまかしてはいるが、昨日より体調が良くなっていることは本当。もし夢について聞かれるならば、クララに借りた旅行記の世界が夢に出てきたと話すだろう。]
クララさんは朝から何か……えっ、本を!? そ、そんな。本当に何かのついでで良かったのに。あ…ありがとうございます…。
[ついでで良かったなどと言ってはいるが、やはり嬉しそうな顔をしている少女。後で見せてくださいと頼みつつ、二人で朝ご飯の手伝いに向かった。]
―宿屋・借り部屋―
[ベッドの中で、もぞりと動く。宿のベッドは、教会のそれよりずっと寝心地が良く。普段より長く眠っていたが、やがてがば、と起きた]
あわわ。寝過ごしちゃったかな!?今何時くらいだろう?
[慌てて身支度を整えると、まず談話室へ。]
―談話室―
お、おはよう!カタリナちゃんの具合はどうだろう?
[談話室に誰かが居れば、尋ねただろう。ちょうどニコラスがいた頃だろうか?タイミング悪くいなかったとしても、容態が聞けなかったとしても]
カタリナちゃんが起きてるようなら、お見舞いしてくるよ。お水はいるかな?
[厨房で水を汲み、カタリナの部屋へ持ってあがる。まだ寝ていたなら、水だけ置いて部屋から去るだろう**]
―宿屋・羊飼いの部屋―
……
[目を覚ますと、辺りには、先程まで側に居たはずの旅人や村娘の姿はなく。
もぞもぞと起き上がれば、旅人が身につけていたマントが、自分の上に掛けられていた事に気がついた。]
マント…お礼、言って、返さないと…。
それと、宿代…
…あっ!
羊達の世話!!
[今は持ち合わせがほとんどない。
宿代を取りに行く必要もあったし、何にせよ、一度自宅に戻る必要があるだろう。]
[慌てて部屋を出ると、水を持った神父>>45が、すぐ目の前に現れる。]
あっ、神父さん!
[確か――発作を起こしたのは、神父との会話の最中。どのようにして意識を失ったか、それは全く覚えていなかったが。]
[神父から水を受け取り、ありがとうございます、と言うと、少し汗をかいていたためか、その場で一口だけ飲んだ。]
あの、…昨晩はすみませんでした。
私、きっと、また、神父さんの目の前で、倒れちゃったんですね。
…あ、もしかして、神父さんが私をここまで運んで…?
[神父が否定し、仕立て屋の事>>0:525を教えてくれるなら、羊飼いは次に彼女に会った時に礼を言おう、と思うだろう。]
お水、ありがとうございます。
それと…本当に、昨日はごめんなさい。
[少し急ぎ足で、階段を駆け下りて行った。]
―宿屋・1F廊下―
はぁ、はぁ。
[階段を駆け下りたものの、まだ、足取りがおぼつかない。
ゆっくりと歩きながら、神父との会話を思い出していく。]
[そう、恋なんてしないと、言った。
いや、正確には、好きな人――気になる人は、いる。
けれど、怖いのだ。何が怖いのかは、分からない、が。]
[視線を上げると、階段のすぐ側に、村娘が立っていた>>42。]
あっ、パメラさん。
あの、昨日はごめんなさい…。
[あまり面識がないとはいえ、青年や村娘が心優しい人物だという事は分かる。
恐らく、彼らや女将は、羊飼いを嫌々部屋へ通したわけではないだろう。
いや、そうであっても、宿代も払わずに泊めてもらったのだ。
そう考えると、彼らに申し訳なさ過ぎて。]
宿代、持ってきますから!
…羊の世話、しないといけないので、少し遅くなりますけど…。
でも、必ず持ってきます!
[村娘もこれから宿の外へ出ようとしているなどとは、考えもせず。
羊飼いは一人、宿を飛び出していく。その手には、まだ旅人のマントを持ったまま。]
―村外れの小屋・入り口―
ふぅ…。
…凄い霧。
ここまでなら、何とか見えたけど…これじゃあ、森の中は…
[考え出して、ぞっとした。もしかして、村の中に閉じ込められたのではないか、と。
けれど、濃霧なんてこの村で珍しい事ではない。きっとすぐ晴れるだろう、と、思考を振り払う。]
[数日ぶりに、ここへ戻ってきたような気がする。昨日は、色々な事がありすぎた。]
ただいま、サラマー。
みんな、いい子にしてた?
[玄関先で尻尾を振る牧羊犬のサラマーの頭を撫でると、小屋の中へと入っていく。]
―村外れの小屋―
あ、しまった…
マント、持ってきちゃった…。
[恐らくは、宿内にいるであろう旅人のマントが、まだ手の中にある事にようやく気づき、ひとまずそれを机の上へたたんで置く。]
[牧場で鳴き続ける羊達と、牧羊犬の食料を用意し終えると]
あの人、…どういう人なんだろうね、サラマー。
[たたんだマントの上に、ぽふっと頭を乗せる。…懐かしい匂いだ。]
[小屋と牧場の簡単な掃除を終え、いくらかの金貨が入った革袋と、旅人のマントを持つと。]
…行ってくるね。
羊達の事、頼んだよ。
…あの子、逃がしちゃダメだからね。
[神父にメイコと呼ばれているあの羊の事を特に注意するように言うと、もう一度牧羊犬の頭を撫で、宿屋へ出発した。]
[気のせいだろうか。霧は先よりも濃くなっているように感じて。
初夏だというのに、寒気が走る。]
[道中、まだ今日は出会っていない誰かと出会うような事があれば、昨晩の事を謝罪するだろう。
そして、その人物が宿屋へ向かうのであれば、短く会話をしながら同行するだろう。]**
−夢・遠く近い幻日の刻−
[そう、あの日も何も変わらなかった
レジーナの朝食を頂き、オットーのパンを食べ
パメラやクララ、ペーターを連れ立って森へ
他にも何人かいただろうか?
そう、確か山菜を採りに行ったのだったっけ?
巡るめく世界
そよぐ風 揺れる木々
太陽に照らされたローラントの背は眩しく
まるで光に溶けていくように…
溶ける……
そう…飛来した何でもない思いは
最悪の形となって
……世界が溶ける]
[少し目を離したときだ
クララの悲鳴に気がつき、駆けつけたときには
全ては終わりに近づいていた
夥しい鮮血が、初夏の園をどす黒く染めていく
赤く……黒く……
枝々の隙間から見える太陽が
紅く……遠く……
一目で助からないことは見て取れた
必死に声をかけた
必死に……手を伸ばした
抱き留めたその先へと手を……]
[彼の口が小さく開く
告げられる最期の言葉
何を聞いたか
何を話したか
溶け征く世界で交わした言葉は
死者の園へと流れていった
側にいたクララは覚えていただろうか?
ペーターは……パメラは……
溶けた世界の言の葉を受けただろうか?
ディーター始め、村人達が集まってきた時
繋いでいたローラの手が
……解ける]
[もしかして、もうヨアヒムは目覚めているかも知れない。
しかし、傍ら、...は気づかれないように、十六枚の手紙に、何枚も、同じ文字を綴る。
やがて、書き終えた頃にでも、その手紙を、この宿の全ての部屋の扉へと、挟むだろうか。
勿論、絶対にバレないように、最新の注意は払って]
[……悲しみと混乱に暮れる
初夏の森
変わりゆく世界
そんな世界を嘲笑うかのように
死を祝福するかのように
遠き響くは 狂なる旋律
風を伝い 翻す常闇の葬送曲
あれは幻だったのだろうか?
生と死……狭間の太陽に舞う
夜色のローブを纏った女の姿
蜃気楼が如き艶たる様を……]
−宿・自室−
ん……
[寝返りを打とうとして、身体が全く動かないことに気がつく。覚醒へと向かう道すがら、その道をふさがれたように奪われる自由。何故だろう少し心地よかったり
いや……心地よくもあったが、この季節なら暑苦しい]
んが!
[少し暴れてみると、どうにか身体が動くようになった。
何のことはない。目の前の男に抱き枕のようにされていたのだった]
いやいや、何のこともなくはないだろ……つか俺は枕じゃねー!
[もうちょっとじたばたしてみれば。ようやく彼の腕から解放される]
ったく…男の胸の中で目覚ますとか、どんな罰ゲームだよ。
どうせなら……いやいや、変なこと考えるな俺。
[ちょっと年頃の妄想などを思いかけ、慌てて首を振れば、幸せそうに未だ安穏とする男の頭を軽くコツンとしてから立ち上がる。無理矢理起こす気はないし、……まぁこれで目が覚めたのならそれはそれで構わない]
こいつが側にいたからかな……あんな夢見るなんて。
[夢に出てきた友と見違えることなき瓜二つなその姿
...は大きく息を吐いてから部屋を後にする]
[何時目覚めていたのだろうか。
こそ、と傍らのヨアヒムの頭をまた撫でながら、...は起き上がっただろう。
そして何やら、かさ、と紙を手に取ったのだろうか。そんな音だけを響かせて、...は部屋から出て行くだろう]
おばさん戻ってきたんだし、帳簿の確認はやってくれるんじゃないか?
って、ああ筆跡か……
[ひょいと開かれた帳簿を覗き込む]
それは書いて貰いながら見てたけど違うっぽいよな。
書いて貰ってないって言うと……昨日ここにいたメンツだとエルナさんと、ディタ兄も遅くまで酒飲んでたな。
え? 俺の字? いやー俺そんな達筆じゃないしな。てか、何人分も手紙書くとかそんなめんどくさいことしたくないし。
ああ、大丈夫、どう見てみても君の字でもない。
/*
なんかいま一瞬、
「本日まだ発言していない者は、シスター フリーダム、以上 1 名。」
って見えた。
うん。それだけ。
*/
[暫く時間を置いて、...は談話室に降りて来ただろう。
そう言えば、目覚めた時には寝ていると思ったヨアヒムの姿が見当たるが、柄にも無く、寝ぼけて勘違いしたのだろうか
ニコ、と笑いながら、いつも通り、挨拶の言葉を示す]
『おはよう』
[……が、突然その笑顔を引っ込め、...は真顔に戻ると、少し長めの言葉を書き連ねたかと思うと。
一緒に、何かの手紙を一緒に示した]
『ヨアヒムと僕の分があった。これ、何?』
『今日、村から出る事を禁ず』
[示された二枚の手紙には、そんな意味深の言葉が書き連ねてあった。
筆跡は、少し実直な趣もあるのだろうか。
どちらにせよ、昨日の手紙の筆跡と、まったく同じだった]
[降りてきた際、ヨアヒムと出会った時に、笑いながら、また挨拶の言葉も示していただろう。
少しだけ頬を膨らませて、一言、示した]
『別に普通だもん』
/*
しかし、赤窓が見えないのさみしいなー。
誰がご主人様なんだろ…。
みんなの陣営次第で、ご主人様を妄信するか、人間を憎み恐れながらも人間の優しさに戸惑うかで分かれそー。
*/
[手紙だけ置きに来て、宿を荒らしても居ない泥棒。
想像して笑えて来たので、恐らく、ヨアヒムが言葉を返す前に被りを振って、否定しただろう。
安心させるように、ニコリと笑いながら、一文だけ、示して見せた]
『昨日の手紙もだけど、意外と心配性な人かも。
向こう村の騒ぎで、皆一緒に居たら安心だし、そんな理由で送ったくらいで 誰かが分らないだけで、皆も変に気にしすぎてるのかも?』
/*
レジーナならレジーナだとしても。
恐らく、自己判断か、村長の主導辺りで、やこびんも手紙をばら撒いたんだと思うけれども
本人は軽く、皆が心配しないように、と簡潔に用件だけ伝えてとりあえず集めさせたつもりなのに、意外と皆が心配性になってしまって、昨日は内心、しょんぼりしていたと思います
―回想・溝―
[宿屋へ羊乳を届けに村へ降りると、いつものような活気がない。
女将の顔からも、…普段の生気が感じられなかった。]
あの、何かあったんですか?
[羊飼いが聞いては、不味い事だったのかもしれないけれど。
女将は、ふう、と溜息をついてから、重い口を開く。]
『ローラントが、死んだよ』
え…?
[ローラント、は、確か、この村に住む少年――ペーターの兄だ。
ヨアヒムや、パメラ、クララ、ディーター…色んな人間に、慕われていた。
もちろん、羊飼いは、ほとんど話した事が、なかったけれど。
一度、声を掛けられた時、人懐っこい笑顔を見せてくれた事は、覚えている。]
そんな…
[それでも、同じ村の仲間の死を聞いて、ショックを隠せない。
皆、みんな、彼が命を落とした時、近くにいたのに。]
[私はその時、高熱を出し、小屋で魘されていただけだった。
もしかしたら、誰かが玄関の扉を叩いたのかもしれない。けれど、その音に、気づくこともなく。]
[葬儀に出ることすら、かなわなかった。]
[その日から、村との溝が、決定的なものになる。
羊飼いの中で。]
―回想・了―
/*
この子、明らかにローラントの死に際や葬儀にいなかったと思うんですよね。
それで、みんなの自分を見る目が冷たく感じて、ただでさえ村に溶けこめていなかったのが、余計に、みたいな。
けれど村に馴染めずにいたカタリナに、当たり前のように声をかけて、家族みたいに接してくれたのがローラントだった、とかなんとか。
死因は何だろう。やっぱり人狼によるものかな。
*/
/*
〜〜想定イベント集纏め〜〜
明日:ペーター死亡確認(年上組と確認〜ヨアヒムに黙っててと泣き付く?) ヨア護衛
発声回復:残り人数半分以降、ヨアが危険状態等でヨア絡みでここぞと言う感情の高ぶり発生後発動
過去編:候補は今のところ、ヨアのみ。少なくても、狩人がヨアに知れる時には実行。
死亡後:常に伏線として、ヨアの部屋に置手紙を忍ばせて置く。
死亡判定を頂いた際、中身開票。中身はその都度
[朝食を食べ終わる頃には、夏でも充分美味しい、暖かい茶を飲むだろう。幸い、今日は風も気持ちいい]
(美味しい……)
[それにしても、つくづく、ヨアヒムの入れる茶は美味しいと思う。お嫁さんに欲しいな、と思うくらいに。
くしくも、似たような言葉を一昨日だろうか。オットーに掛けられたばかりだと言う事は露知らず。
言葉には出さず、意味有りげな笑顔で、ヨアヒムに笑いかけた]
─ そして時は少しだけ戻る ─
>>63 続き
[レジーナに似て柔らかい、けれどもう少し繊細な筆跡……....のよく知っている彼女のそれとは、やはり結びつかない]
あと、村長とかじっちゃんは来てなかったけど、確かに分かる限りで知ってる書いて貰うのはいいかもしれない。
ただ……これ書いた奴が、もしもそこから特定されたくないって思ってるなら、やっぱ普段の字から変えてくるんじゃないかな?
まぁそれでも、なんらかの癖は残るかもしれない。大勢に書いていたんだ。隠そうったって癖なんかなかなか抜けないはずだ。たくさん書けばボロだって出すかもしれない。
だから、君の言うとおり散々調べて、それでも違ったら村の誰かのいたずらじゃないってわかるかもしれないし、変な疑い合いは気分良くないしな。
[少なくとも近しい間柄に疑いの目を向けるなど……
誰だって嫌だろう。自身も考えたくもない。
いや、自分だけじゃない。
目の前の彼女も、レジーナも、部屋にいたヤコブも、昨日帰ってこなかったペーターも
大切に思っている面々がそんな様を見せるのは……
そんなことは勘弁願いたい。...は大きく頷いた]
そんなこと言い出そうてことは、村中見てこようってんだろ?
なら、途中まで一緒にいこうか? 俺もペーター探したいし……
[ペーターの名を出せば、パメラにも心配させてしまうだろうか?]
ああ、ペーターがな、昨日帰ってこなかったんだ。カタリナのこともあったし、俺も皆もそっちに注意が行ってたから、探しにもいけなかった。
[本当は、昨晩探しに行ければどれほど良かったか…咄嗟の事態とはいえ、失念していた自身が恨めしい]
多分思ったより遅くなったから、自宅に帰ってるんじゃないかと思うんだけれど。
昨日あいつが出て行った先は、おおよそ見当がつく。ローラのところだろう。
あいつ墓参り欠かしたことないからな。
なんでか恥ずかしがって、俺にも言おうとしなかったけど…ったく水くさいってじゃおませな奴だからな。
なんで、探すがてら墓参りでもってね。どうせあそこは村のはずれだ。
ペーターの家にも寄れるし、一人で動き回るよりつまらなくないだろ?
[我ながら妙案だとばかりに指なんか立ててみせたり]
―回想・鎮魂歌―
[――その日、普段よりも一層、激しい頭痛と高熱に見舞われた。
なんだろう。前にも、こんな事があった気がする。]
[大切な、人、を、失った、瞬間]
――はっ!?
[目が覚めると、すっかり体は元に戻っていて。
けれど、心のどこかに、ぽっかりと穴が空いたような、そんな喪失感。]
[きっと、気のせい。
もやもやした気持ちを抑えながら、羊乳を宿屋へ届ける為、村へ降りる。]
[村の中を見渡すと――人々に、いつものような活気がない。
まるで、羊飼いに気づいていないかのように。村人達の目は虚ろ。]
[宿屋の厨房で、女将に尋ねてみた。]
…何か、あったんですか?
『ローラントが、死んだよ』
[いつも生気に溢れているはずの女将の顔は、少し土気色のように見えて。
ふう、と溜息をついてから、重い口を開いた。]
…え?
[ローラントは、弟であるペーターはもちろん、青年や、村娘、司書…沢山の、たくさんの人間に慕われていた。]
[ほとんど話したことなどなかったが、羊飼いも、また――]
そんな…
[所在なげにしていた羊飼いに、当たり前のように声をかけ、家族のように接してくれた事を、よく覚えている。
数日前だって、短くだけど、会話を交わした。
そんな彼が。
どうして――]
[女将から聞いた話だと、羊飼いが魘されている間に、全てが終わっていたらしい。
――葬儀に参加することも、叶わなかった。
もしかしたら、葬儀の日、誰か、自宅の戸を叩いたのかもしれないが、気付く余裕があるはずもなく。]
私なんて、あなたにとっては、大勢のうちの一人に過ぎないかもしれないけれど。
私の気持ちなんて、ぜんぜん、知らなかったと思うけど。
私の中で、あなたは、他のどんなものよりも、強く、…輝いてた。
[羊飼いは一人、彼の墓の前に立ち。]
私の、…みんなの、太陽。
[弔いの花と、鎮魂歌を送った。]
―回想・了―
[忘れていた。カップを片付ける際に、水を入れ、...はポケットの中から取り出した小瓶の中身を煽り、水と一緒に含む。
別に、大した薬でもない。ただ、アロマティカスを煎じた、喉に良くなる薬。
とは言え、その程度でそう簡単に、声は戻るとは思っては居ないが……薬だけでも、飲んでおくと少しは違うだろう。と、...は毎日の習慣にしている。
広くてそれなりに肥沃な土地があるのを良い事に、薬草園を新しく作り出したのも、半分程、この薬を自給自足するためにもあった]
/*
多分、カタリナにとって両親は“人狼サイドの”大事な人で、ローラントは“人間サイドの”大事な人なんでしょう。
ニコはまだ生きてるしどっちサイドかわかんないー
うむ、これは揺れ動く方のルート行き決定だな。
*/
−村・街道−
これ、君の部屋には来てた?
[道すがら、ヤコブから受け取った手紙65>>についても聞いてみる。それにくわえて少々の疑問も添えて]
俺が寝たのも大概に遅かった。ヤコがいつ部屋に来たのかはわかんないが、あいつが寝た時間も考えれば尚更だよな……
[実際は不思議になことは多すぎる……
旅先でそれもどこまで近いのかわからぬはずなのに『何時に村に来い』などという手紙が受け取れるものなのか?
ニコラス、アルビン……そしてシモン、来訪者すらそこまで多くないこの村に、これほど同じ日に重なって馴染みの薄い面々がやってくるものなのか?
昨朝の様子とは見違えるようにして『ごくごく近所に茶でも飲みに行った』ように、はたしてレジーナは帰ってこれるものなのか?
飛び出したペーター、発作を起こしたカタリナ、人と交わることも希なフリーデルの来訪…etc
語り出せば枚挙に暇がないし、疑心暗鬼を取り払うために出かけているのに、殊更不安を仰ぐことにもなる。……そういう話になるようなら、疑問は勿論話してみるが、そうでないのなら世間話に終始したであろう]
……あれ?
[歩いていれば、やがてある異変に気付く]
村長も、じっちゃんも……いないな?
[色濃く村を覆った霧のせいで見えなかった……というわけではないのだろう。動物の姿は時折目にすることができたのだから。ただ……人の姿がどこにも見あたらなかったのだ**]
[道すがら、ぼんやりと世間話に興じながらも、何かを考えているヨアヒムの横で、...も何かしらを考えていた]
(――ニコラスさんの……手紙……)
[まだ、軽い挨拶程度しか交わしていない。その程度ではあるが、どうやら彼は、レジーナの甥であるらしい。それはいい。
――――しかし、変だ。...の中では恐らく。その他の皆の中にある疑問よりも大きく]
(――――何故、手紙を持ってる?)
[事の始まりであるはずなのは、一昨日だ。それ以前には。そう、それがたとえ先週だとしても、事前に何かが無ければ、手紙を届ける意味がない。
――そもそも、覚えが無い]
(……どうして…………?)
[世間話に興じ、笑い返しながらも、少しばかり、言葉にする筆跡が、硬くなったことだろう]
(変と言えば……レジーナさんも変だ)
[確か一昨日には、慌てた様子で。その上で、自分や村長達と色々話して、その上で隣村へ赴いたのではなかっただろうか?
なのに、どうして平然と。しかも一人で?]
(――――……考えすぎか)
[気にするな、と言った自分がこのザマでは、顔が立たない。
しかし、そんな事を考えながら歩いていく道すがら、人一人居ない事に気付くには、...は、出来なかった**]
/*
そしてこの子は誰とフラグ立てたいんだ謎。
いまのところ、
神父→陽気だけど頼りがいのあるお父さん的存在
ニコ→過去にお兄ちゃんのように慕っていた。今でも“お兄ちゃん”と思っているのかは不明。
ヤコ→慕っていた?人にソックリで戸惑いつつも、人懐っこさがいい感じだと思ってる。
ディタ→コワイイ人
オト→まだまだこれから。フラグ立つか折れるか不明
って感じかなぁ…。うん、謎すぎるしあちこちでフラグ立てすぎです本当に(ry
*/
―村の中→ローラントの墓―
[牧場の側には、羊飼いが趣味で作った花畑がちょこんと存在する。
いつ摘んできたのか――その左手には、光り輝くように白い花の束。]
[なぜ、今になって、彼の事を思い出すのか。
いや、忘れなどしなかった。だが、――胸の中にしまっていたのに。
あの農夫の顔を見ても、彼と重ねる事など、なくなっていたのに。]
[それは、羊飼いの過去と関係しているかもしれない、旅人の訪れが原因なのか。]
[それとも、神父との会話が?]
[恐らくは、多くの事が重なったせい。
不安に駆られ――彼の力を、借りたくなったのかもしれない。]
[そんな、考え事をしていたせいだろうか。
羊飼いは、気付く事がない。
活気に溢れ、いつも賑わっているはずの村から、人の気配が感じられないことに。]**
もし何か珍しい品をお持ちでしたら、物々交換も承っておりますのでどうぞよしなに…♪
ああ、何か面白い噂だとか、商売になりそうなものがあるルートだとか、そんなもんでも構いません。
私はあらゆる所へ旅をして、面白いものを見る方が好きでねえ。商いも「珍しいものが欲しい・見たい」の結果としてなもんで。
いやあいろんなとこに顔を出しすぎて、仲間内では『死に急ぎ』なんてからかわれるくらい…☆
[ニコラスにどんな反応をされてようとも、かまわずぺらぺらと話し続けていただろう。]
ところでお聞きしたいことがありましてねえ…♪
[ふと話題を話題を転換し、どうして村の住人が宿屋に集まっていたのかを聞いた。
手紙が送られたこと、その内容が不可解であったことを聞き出した]
やあ手紙ですか…。それはそれは、また不思議なお話ですねえ。
[ふむ、と顎に手を当てると、何事か考えた。]
(人狼の噂についてはいくつか種類があるけど、手紙、手紙かあ…。)
[もし何を考えているか、と誰かに問われれば、いやあ行商人たちが暇つぶしに語るしょうもない噂話ですよ、くだらないことですとここでは言葉を濁しただろう。
また、村に来る途中で怪しいものは見なかったか、と問われれば、何も見ていないですがそういえば今朝は、とエルナたちが出かけて行ったことを話すだろう]
/*
やこぶんがアッーなの確認 ですよねwwwwwww
あるびんだけ手紙もろてない部外者だー
よーしがんばるぞ! なにを?
……わたしの家には、昨日の手紙も、やっぱり来ていなかったみたいです。
[近くにいる誰とも無しに向けて、告げる]
結局、昨日も宿に集められただけで、何もありませんでしたし、実害は無いとしても……何だか、気味が悪いですね。
―― ローラントの墓 ――
[ようやく着いた故人の墓に、ペーターの姿は見当たらない。
しかし、代わりに居たのは、昨日倒れたばかりの、羊飼いの姿。
その手に大事そうに携えられた、純白を誇る花弁を認め、心成しか、ふ、と笑みが零れた。
顔色は元気そうな、彼女に笑い掛けながら、二言ほど、言葉を連ねて示す]
『綺麗な花だね。きっと喜ぶと思うよ
所で、具合はもう大丈夫?』
/*
あっクララも手紙届いてなかったのだな把握
読み落としぽrぽろあるなあごめんなさい
クララとリーザにだけは投票できないなああああ
エルナとフリーデルにもおおおお
ハッ ただの女好きになりつつある…だと…?
いやいや、桃る予定は今のとこないです
するとしたらフリーデルに片思い、かなあ
どうでもいい設定として「女だと思って付き合っていた人が男だった。でもやっぱり好きだったからずるずると付き合ってたけど、「あなたは私のことぜんぜん分かってない」と泣かせてしまって別れた」という
まだお設定がありms
―宿屋・客室―
[――コツン、コツン、と固い音が響いたかと思うと、それを追うようにガタガタガタ、とけたたましい音がした。鼓膜を引っ掻く様なそれに、眉根を顰めながら目を覚ます]
……う、……ん……。
わかりました、から。……ちょっとまってくださいな………。
[のそのそと床に足を下ろすと、よろよろと窓に近づいて、カーテンを開けると、窓の外の木に、沢山の鳥たちが群がっているのが目に入った。枝がしなって、今にも折れそうになっている。
彼らは交替で、窓の外にきては、こつこつと音を立てていくのだった。
慌てて、カギを外し、ぐ、と窓を押し開ける。
勢いよく腕を伸ばした拍子に、留め金に腕を強く擦りつけてしまい、痛みが走った]
……っつ。……うう、もう。あんまり急かすから、ひっかけちゃったじゃありませんか。急いだんですのよ、これでも。
[窓を開けると、黒と白の鳥たちは一斉に窓に向かって飛んで来たため、窓の外が全く見えなくなってしまった。
それにため息をつきながら、腕を突き出して一喝する]
……そんなに一斉に話されても、わかりませんわ!
[霧が深くなってくる。うんと近くにある物以外は、確認できないほどに。
目が慣れてくると、農夫の隣にうっすら人影があるのが分かる>>79。]
あ…、ヨアヒム、さん。
ごめんなさい…昨日は。
最近は、発作、起きなかったんですけど…
[ぺこりと頭を下げ]
お二人も…お墓参りにいらしたんですね。
すみません、先にお邪魔しちゃって…
[彼の人の親友であった青年に遠慮するように、一歩下がる。
自分ばかりが辛い目に遭っているような気になっていたが、きっと、それよりずっと、彼の方が辛かったのだろう。
いや、辛いに大きさなどないのだろうが――自分ばかりが、彼に縋ってはいけない。そんな気がして。]
―宿屋・客室―
順番に話さないんだったら、聞いてあげませんからね。
さあ、どの子からですの……?
[窓枠に腰掛け、足を宙に投げ出す。問いかけながら伸ばした腕には、一筋の赤い傷ができていた。
傷を避けるように、一羽の白い鳥が手首に降り立ち、囁くように鳴きはじめる。
それに合わせるように、異国の歌が唇から紡がれる。死を讃え、そこへ辿り着くことへの喜びの歌。
鳥たちは外で騒いでいるだけで、窓の隙間から入ってこようとはしなかった。けたたましい鳴き声が少しずつ小さくなり、歌声は少しだけ、音量を増していく。
歌詞はかなり物騒なものだったが、旋律はあくまで優しく、甘いものだった。
そうしてしばらく時が過ぎてから、ゆっくりと目を開ける]
……そうですか。わかりました。
では、ゲルトさんに……。
[何かを呟いてから、扉を開けたまま部屋を出て行く。廊下には、腕から伝った血が、点々と染みを作り、それは、ゲルトの客室まで続いていた**]
[手紙のことなどについて皆と話すうち、アルビンの言葉>>98に驚いて]
エルナさんが、馬で……!?
シモンさんと、ディーターさんも?
じゃあやっぱり、今朝聞いた蹄の音は、エルナさん達。
アルビンさん、三人がどこへ行ったか、知りませんか!?
[商人に詰め寄ってから、ふと我に返る]
い、いえ……。
ヤコブさんたちに届いた手紙、「村から出るな」なんて内容、根拠が無いですけど、気になりますし。
それに、そんな朝早くに出かけるなんて。
一晩中、お酒も飲んでたはずなのに。
[今はもう片付いたテーブル>>21をちら、と見る。趣味で遠乗りを嗜む、というガラではない三人]
── ローラン
[振り返った彼女の顔も驚きだった。ヤコブを違えたのはわかる。自身でも、時折彼の様を重ねる時があるのだ。
けれど、こうやって花束を携え赴くほどに、彼女と彼は親しい仲だっただろうか?
いや、彼からの気持ちは聞いたような気がする。
気になる子がいる……時折そんなことを言っていた。
だれかまでは、恥ずかしがって言わなかったし、あまり突っ込むと昨日のオットーのように逆襲されるので、深くは聞けなかったが……おそらく……だろう。
彼女はどうだ? 葬儀に顔を出した記憶もない…と思っていたら、それを確証させる言葉を聞く>>102]
……
[切なさを滲ませるその佇まいを見れば、今し方訝しみそうになった自分が情けない。
慕っていたのだろう……
どれほどかまではわからぬが、ヤコブの姿を見たその瞬間の、あの表情を見れば、彼女にとって大きな存在だった……それくらいには見て取れた。
自身の……彼に想うものとはまた少し違った、憧憬にも見て思えるそれは……]
ああ、あいつに逢いに来てくれたんだ。
[俺の存在に気付いたのだろう。話しかけてくるカタリナに>>104軽く頷いて]
もう具合はいいのかな? 発作持ってたんだね?
言ってくれれば、緩和剤くらい処方くらいしてあげれるのに。ああ、アロマの方がいいのかな?
こいつの畑、野菜だけじゃなくて、そういうのも豊富だから、今度分けて貰うといい。
[ヤコブを親指で指し、微笑みかける。遠慮するように一歩下がろうとすれば、その背を軽くぽんと押し、墓標の前に促した。]
遠慮はしなくていい。遠慮とかあいつそういうのは好きじゃないぜ。ほら、パメラも
[ちょいちょいと手招きして、皆で墓標の前を仲良く……懐から出した絵文字が彫られたペンダント>>0:487を、そっとその墓標へ捧げる]
よ、久しぶりって程じゃないけど。
向こうでも元気にやってるか?
ペーターは毎日来てくれてたみたいだな。よく綺麗にされてる。大事にされてるな。
今日は、大勢できてやったぜ。……あ、可愛い女の子との逢い引きの邪魔でもしちまったかな?
ぶーたれるんだったら、たまにはかえってくりゃいいじゃねぇか。
[冗談まじりに、カタリナをちらり。まるで目の前に彼がいるかのように、村の話を話してやった。]
そうそう、昨日来た行商人から買ったやつだ。ほら、海の向こうの国の物らしいぜ。せいぜい自慢するといい。
ローラも、空の向こうの土産でももってこいとか言いたいけど……ま、それは俺がそっちに行ったときにでも。
また来るよ……じゃあな。
[振り返れば、霧は更に深く……これではペーターを探すどころか、下手に迷えば自分たちでえすら危ないだろう。不安と焦燥は覚えるが、皆の安全は優先したかった]
霧が深いな。ここまでってなると随分久しぶりだ。
一旦戻ろう。カタリナもまた体調を崩すとなんだし、しばらく皆の元にいた方がいいよな?
[連れだって、少し慎重に宿へと引き返した。最後に一度振り返れば、霧に中に揺れる白い花束が、ゆらりと……儚くも美しく揺れる・
宿に戻り宿代をと言われれば、今日の分だけを貰い、昨日の分は丁重にお返しする。固辞するようならば]
んじゃ、俺からのあいつへの花代ってことで。
え? 俺が持って行っても喜ばないだろ? だからさ……
霧が晴れて元気なときでいい……また時々行ってあげてくれよ。
[と、片目つむってみせた]
しまった。ペーター君の兄なんだから、リーザもローラントの事を知ってるはずだよね。NPCだからとかなりスルーしてるや……。
まあ、なんとかなるなるー。
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