情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
−宿屋・厨房−
[夢……それは微睡みが描く歪な幻影
不確かであやふやで
けれど…… 少し温かくて
あの日も走っていた
そう、ただただ走っていた
何を追っていたのだろう
大きな背だっただろうか?
小さな背だっただろうか?
手を伸ばせば届くもの
世界の全ては手を伸ばせば届くものだと……
箱庭の世界しか知らない少年の
無邪気で…だから純粋な
それは驕り
手を伸ばす 常闇を舞う大きな羽に
手を……]
ん……ん?
あ、あれ?
[人の気配を感じ、はっとして飛び起きる。少しの休憩のつもりが、軽く寝てしまっていたようだ。浅い眠りだったせいか、なにやら夢を見ていたようだが……思い出せそうで思い出せない、あまり心地よいとはいえない感覚。...は頭を大きく振って、そんな感覚を振り払う]
あ……パメラ。わりぃ寝ちゃってた。
[眠気がゆっくりと退いていくのを感じながら、厨房に入ってきたパメラをぼんやりと眺める。息吹く若葉の如き、その瞳に疲れの色は伺えただろうか? 自身の疲労を考えれば、彼女も相当に疲れていてもおかしくないだろう。立ち上がれば、つい先程まで自身が占有していた椅子を空け、彼女を促した]
いやぁ……おばさんがいない時に、
まさかこんなに集まってくるなんて思いもしなかった。
[窓から外を眺める。時間はよくわからなかったが、赤々と燃えるようであった外は、既に暗い。とはいえ、ほんの微かに西の空が赤みがかっているのを見れば、寝たといってもそれほどの時間ではないのだろう。]
リズの所にも言ってくれてたんだよな。いろいろ助かった。
さんきゅう、俺一人だったらって思ったらぞっとするぜ。
[頭を軽く掻きながら水を渡す。もし、まだ食事を摂っていないことを知れば、パンと共に、例のラムアイントップなんちゃら風(エルナなら冥界の魔王風だの永久凍土風だの地獄の業火風だの言うかも知れないが、そんなに怖がるものか? と軽くこくびかしげ)をよそって、彼女の前においた。]
え? おばさんが出かけたわけ?
リズのことはパメラにしか言わなかったり、なんだ、やっぱり慌ててたんだろうな。
[何か聞いたかと問われれば>>271、軽く笑った後、神妙な顔で彼女を眺め、>>158のように告げた]
なんで、向こうもてんやわんやだろうし、もしかしたら何泊かしてくるかもしれない。
……あぁ、その辺はしっかりしてる人だから、危ないことには首は突っ込まないと思う。いずれ帰ってくるだろう。
[人狼騒ぎの最中のことだ。当然危険はつきまとう。不安げな様子を滲ませるようならば、大丈夫“だろう”とは言っておく。無論気休めにしかならないことは言った本人でもよく分かっていたが]
少し分からないことがあるんだ。その何人かが貰った手紙。
あれはなんだと思う? 最初はおばさんが注意喚起でもと思って送ったのかとも思ったけれど、こんな狭い村だ。わざわざ理由も書かずに認めるくらいなら直に言って回ればいい。筆跡もなんか違うっぽいし……
それに集めるだけ集めて、その当日に本人が帰ってこないのは変な話だよな?
確かに隣村でそんなことが起こっているというのなら……この村む不安。
皆で集まって身を守れというのならわかるんだけど、じゃあいったいだれがそうさせようとしたんだろ?
[それとも、主立った村人を一箇所に集めて、誰かが何かやろうとでもしているのだろうか? 恣意的に捉えればいくらでも不安は募ってくる。不安げな様は見せる気など毛頭なかったけれど…果たして声色に乗せずにすんだかどうか**]
シスターの方が重病な気がしてならない件…!
リーザの気持ちの動かし方に悩みます。いい子ちゃんすぎるのは嫌だけど、ネガティブな落ち込みキャラも微妙だな。
大人のつもりでも、まだまだ子どもって感じで行こう、そうしよう。
メモ:リーザは心臓に疾患を抱えており、心臓に負担をかけると心不全を起こす危険性がある。運動制限はそのため。しかしそれによって身体が更に弱くなる罠。この時代の医学では完治は期待できない。はず。
―宿屋・厨房―
[神父>>259の後ろにぴったりくっついて、]
あ、あのー…
お魚さんと、チーズを持ってきたんです、けど。
[青年と、厨房へ戻ってきていた村娘に、ぺこりと頭を下げる。
すると、馴染み深い香り>>180が漂ってきたため、思わず鍋の方に目をやった。
談話室で皆に振舞ったため>>236、中身はほとんど残っていない。]
あ、この香り…ラムアイントップですね。
でも…私のところで作るものとは、少し違うような…?
何というか…そう、刺激的な香り。でも、美味しそうです。
[神父と共に、食材を村娘に渡す。
魚とチーズを貯蔵庫へとしまいこんだ村娘>>271は、きっとまた、とびきりの美味しい料理を作ってくれるに違いない。]
[厨房入り口付近で、再びぺこりと頭を下げると、呼び止められでもしない限りは、そのまま談話室へ向かっただろう。]**
/*
やっぱ、リアルタイムで追ってると、それなりにログは読めるもんだなぁと思う。
ただ、一点に集中しちゃうタイプなので、拾いきれない発言多しorz
うう、村が始まったら更にカオスになるんだろうなー。
どきどき。
*/
―宿屋・厨房―
[そっと足を踏み入れれば、椅子に腰掛け微睡むヨアヒムの姿があった
起こすまい、とそろりと動く……が、その気配を察したのか彼は飛び起きてしまう>>274]
……ヨアヒム、ゴメンね。起こしちゃった?
[声を掛けども暫し考えこむ素振りを見せる青年。やがて、頭を大きく振り謝意と共に自分に席を譲ろうとするのを見て]
あ、大丈夫大丈夫! ヨアヒムこそ、疲れたでしょ? 椅子はまだあるから、ゆっくり休んで?
[そう告げて椅子を取り出すも彼は既に立ち上がっていた。
彼女は暫し思案し、]
……んー。……じゃあ、席替えしましょ? あたしはこっちに座るから、ヨアヒムもこっちに座って? ね?
[名案、と言わんばかりに手にした椅子を並べ、自らはヨアヒムの席に腰掛けふわりと笑みを浮かべた]
[ヨアヒムの仕草>>275に釣られ、彼女も窓に目をやった。
薄闇と紅のグラデーションを織り成す空の元、さやと揺れる木の葉のさざめきが聞こえた気がした]
今日は、何だったんだろうね。
……ああ、リーザの事はほら。元々女将さんに言いつかってた事だし。こっちこそ、大した事出来なくてゴメンなさい。
ヨアヒム、ご飯食べた? そう言えばあたし、食べそびれちゃって……
[と青年に告げれば、手慣れた様子で先の料理を目の前に出され]
あっ……ありがと、ヨアヒム。
[至れり尽くせり、といった様子に照れたような笑みを浮かべつつ。彼女は冥界n……もとい、先に用意した料理に手をつけた。ラム肉と夏野菜の味が口に広がった。うん、いい味出てる。]
……、……うん、きっと女将さんなら大丈夫よ。きっとまた、向こうの宿の女将さんと世間話に花を咲かせすぎたんじゃないかしら?
[人狼騒動がどのような物であるか、無論彼女も知らぬわけはない。世渡りに長けたレジーナとはいえ、巻き込まれればただでは済まないだろう。
……ヨアヒムもきっと気休めにしかならないと解っているだろう。敢えて不安を煽る事はない、と努めて明るく笑いかけた]
― 若葉の村 村中 ―
[若葉の村は、確かに緑あふれる美しい村だった。
しかし、時は既に夕刻であるのに、あたりの家々に灯はともらず、何かひっそりとした空気があった]
うーん…?何か様子がおかしいのだろうか?
[「谷底の村がある地域で何か異変があるらしい。立ち寄らないように」と、大きな町で行商人仲間に忠告されたことを思い出した。
異変があるならなおさら、おもしろい何かがあるに違いないと興味本位で立ち寄ったのだが…]
まずったかなあ?
[何かそわそわと落ち着かない馬二頭をなだめながら、きょろきょろと辺りを見回していた]
[そしてヨアヒムの話が>>277に及び]
……少なくとも、見た事は無い筆跡だったわ。
[宿の手伝いをするうちに字は覚えたし、手本としたレジーナの筆跡を見紛う筈もない。少なくとも、手紙の筆跡はレジーナでは無かった事は彼女にはよく解った。
不安そうなヨアヒムの言葉にふと、彼女は一つ思い至った事があった。
リーザを宿で預かる際、常ならばリーザ本人が来てから彼女も事情を伝えられる筈なのだが]
……ねえ、ヨアヒム。もしかして、女将さんがわざわざあたしにリーザの事を伝えたのって……
[……数日帰れない可能性を見越したのでは? と、言い掛けたその時。
厨房の入り口から、羊飼いと神父に呼び掛けられた>>278]
/*
ようやくログをなんとなく把握してきました
エレナさんに話しかけようかな〜どうしようかな〜
あるびんRPってどんなんすればいいかな〜
のんびりといこうじゃないかはっはっは
薔薇の下国わーいわーい入ってみたかったんだー 差分がたまらん
4月馬鹿表情がいいね!笑
[2人の声に、彼女ははたと我に返った。レジーナ本人が戻らぬまま、>>282不安だけ煽っても仕方ない。続きは改めて問われてからでも良いだろう。
それにしても。厨房で顔を見るのはなかなか珍しい組み合わせだと首を傾げ]
……あら? 神父様に……カタリナ?
[どうしたのかと問うたところ、2人が魚とチーズを差し入れに来てくれた事を知った]
うわぁ、ありがとう! 女将さん、きっと喜ぶわ!
[彼女は魚とチーズを貯蔵庫に仕舞い込んだ。
と、羊飼いの夕食の残り香に対する言葉を聞き、]
あれ。そういえば神父様とカタリナ、ご飯食べた? 多分まだ残ってるけど、よかったら食べてかない?
[ヨアヒムの事だ、ふらふらと上に向かったシモンの事も考えて数名分は食事を取り置いて>>246あるだろう……と考え、2人にも料理を薦めた。
2人が料理を食べるようなら、今度は彼女が立ち上がり配膳を行う事だろう**]
―宿屋・厨房―
あ、そういえば…まだでした。
[村娘に料理を薦められると>>285、まだ夕飯を取っていない事に気がつき、腹の虫がぐぅ〜と鳴った。
思わずお腹を押さえ、顔を赤らめる。]
……、……ご、ごちそうに…なり、ます。
[空腹であることを自覚した途端に体中の力が抜け、そのまま厨房の椅子に座り込んでしまう。]
[村娘からスープを受け取り、いただきます、と言ってから一口、口に含むと、そのまま夢中になって食べ続ける。
やがて一皿分を食べ終えた頃には、すっかり体に力が戻っていた。]
あ、ありがとうございます。
すごく…美味しかったです。
体も、温まりましたし。
[恥ずかしい姿を見せてしまった、と思いつつも、素直な感想を述べる。
改めて礼を言うと、話題を振られでもしなければ、談話室へ向かうだろう。]**
/*
今のところのカタリナの印象は…
ゲルト→何年か前とおんなじ
クララ→嫌われてるのかな? でもほんとは仲良くしたい
オットー→稀に羊の肉や乳を届けに行く(馴染めない自分を気にかけてくれているが、カタリナは気づいていない)
ディーター→こわい人
パメラ→年が近いのに自分よりずいぶんしっかりした人
リーザ→あまり自宅から出ないためほとんど交流がない
ヨアヒム→明るくて面白い人。パメラさんと仲いいのかな
ペーター→自分と同じ孤児で、自分より幼いのにとてもしっかりした子
ジムゾン→羊と仲良しの人に悪い人はいません
ニコラス→出会って間もないけど、自分と似た雰囲気を持つせいか馴染みやすい
エルナ→自分がこうありたいと思う人
フリーデル→ヘンな人
シモン→まだよくわかんない
アルビン→これから出会う
*/
/*
まだ見ぬキャラ
ヴァルター→多分自分を保護してくれた人。恩人だけど、あんまり迷惑かけたら悪いと思ってる
レジーナ→宿に羊肉や羊乳を届けに行く関係で、若干の交流がある。他の人よりもやや話しやすい
ヤコブ→一人で牧場を切り盛りできるようになるまで、多分色々な方面で助けてくれた人
気がつけばもう独り言ほとんどつかえなかった。
*/
―回想 宿屋・談話室―
[シモンを見送ると、替わりに階段から降りてきたパメラの姿>>269が目に入った。
ディーターの家は宿からさほど離れておらず、宿屋の手伝いをするパメラやヨアヒムとは顔なじみだ]
よォ、パメラ。レジーナはいるかい?
[隣の村に、という返事>>270が返ってくる。やはりあれは見間違いではなかった。
となると、余計に気になってくるのはレジーナのあの表情。
自分の勘違いかもしれないという懸念もあり、妙に不安がらせても申し訳ない]
あァ、出かけてるのをちょっとそこで見かけたんだけどよ、あんまりに急いでるみたいだったからさ。
何で出かけたのかとか、聞いてたりするか?
[隠し事が下手なディーターの事だ。不安が表情に出てしまったかもしれない]
[パメラは何も聞いていないと答え>>270、ヨアヒムなら聞いているかもしれない>>271と続けた。
厨房にかけていくパメラを見送ると、ディーターは思考に耽った。
パメラに伝えてないって事は、きっとヨアヒムにも伝えていないのだろう。
大事が起こったとしたなら、レジーナが理由も告げず出て行くとは思えない]
ま、たまにゃァあるわな、こういう事も。
[ディーターは冷静になって辺りを見回す。長い金髪の人間も、きっと旅の者で宿に泊まりに来ただけだろう。
フリーデルも噂だけは聞いているものの、実際に彼女を目の前にしてみると>>266それほど危ない奴だとも思えない。森での一件は確かに気にはなるが。
皆が集まっているのも、きっとこれからパメラやヨアヒムの主催でパーティーか何かが開かれるのだろう。
今まで不安に感じていたことは、一度思い直せば考えすぎだったという結論に至る。
これから何かが宿であるならば、呼ばれてもいないディーターがいるのは邪魔なだけだろう]
――現在 宿屋・談話室――
[厨房から出てきた神父とカタリナが目に入った。
神父の持っていた魚が無くなっている。皆で食材を持ち寄ってパーティーといったところか。
……やはり、宿を出るべきか。エルナも呼ばれているであろうし、場の空気を悪くするだけの自分は邪魔なだけだろう。
ディーターは神父とカタリナに伝言を頼む]
悪ィ、パメラが戻ってきたら、やっぱ俺の勘違いだったかもしれねェって伝えておいてくれや。
んでもし、シモンが俺を探してたら、俺は自分の家にいるからそっち来いよって伝えといてくれ。
あァ、家の位置は5年前と変わってねェからよって。
んなわけで、俺は家戻るわ。呼ばれてもねェのに宿にいる必要もないしな。
[ディーターはカタリナの頭をわしわしと撫でる]
考えすぎなんだよ、俺はきっと。
[クララに出会ってから、ディーターはどうも簡単に心を動かされるような気がした。
気のせいだ、考えすぎだと、自分に言い聞かせる。
もしこの時点で、彼が数々の異変に対して真剣に考えていたのならば、村の運命は変わっていたのかもしれない]
家帰って一眠りすりゃ、こんな気持ちも吹っ飛ぶさ。
[そんなことは露と知らず、ディーターは宿を出て、すぐ近くにある自宅へと向かう。
宿の中の誰かに呼び止められても、きっと彼は「お呼びじゃねェからな」と自宅への道を歩むだろう。
宿の外でエルナや商人に見つけられたなら、彼はまたエルナと一騒動起こすのだろう**]
―宿屋・厨房外―
…あ。ディーター…さん。
[厨房から出ると、見慣れた顔が目に入る>>290。
ディーターだ。村の住人だが、このはぐれ者は自宅に居る事が少なく、よく牧場の近くで油を売っている。
悪い人間ではないのだろう、と思いつつも、反射的に神父の後ろに隠れてしまう。]
[伝言を頼まれ、小さく頷く。今後、村娘や負傷兵と遭遇する事があれば、神父が先に伝えない限りは、たどたどしい口調で用件を伝えるだろう。]
あ、う…。
[頭を撫でられ、びくりとするが、悪い気分ではなかった。
仕立て屋やならず者のように、無遠慮に近寄って来られるのは、内向的な羊飼いにとっては、むしろ有難い。]
[『考えすぎだ』と呟きながら>>291玄関へ向かうならず者を、しばし見つめながら、彼の発言を思い返し、神父に問いかける。]
…勘違いとか、考えすぎとかって、一体、何のことなんでしょうね。
レジーナさんが居ない事や、…この、お手紙と、何か関係があるんでしょうか。
[談話室からは、いまだ笑い声が絶えない。自分もシスターも、このお祭り騒ぎの為に呼ばれたのだろうか。
――そうではない、気がする。
怯えるように鳴いて…というよりも、叫んでいた羊達。厨房の外に居る時に聞こえた、女将の話題。そして、今のならず者。
どこかで、何かが、起きている。そう感じずには居られなかった。]
[神父からの返事がどうであれ、ならず者ではないが、『考えすぎかな』と結論づけ、談話室へと戻る。
最初に来た時と同じソファーに座るつもりでいるが、もし、誰かに誘われでもすれば、恥じらいながらその人物の隣に座るだろう。]**
−宿屋・談話室−
[篭に入ったパンが無くなった為、一旦店に戻りパンを焼いて持ってくると、カタリナの姿が目に入った]
カタリナ、どうしたの?
[何かを考えて不安に怯えているようにも見えるカタリナに話し掛ける]
/*
んー、意外に狼希望少なそうかな?
いかにも疑われそうなプロフィールの人は、むしろ村人希望の気がする。
とりあえずディーターカタリナは村側希望もしくはおまかせぽい。
―宿屋・談話室―
[考えすぎと思えば思うほど、心はざわつく。
そして、そんな心の内を見透かされたかのように、羊飼いの名を呼び、どうしたのかと尋ねる男>>294が一人。]
オットーさん。
[彼はパン屋を営んでいる。それゆえに、羊飼いも、羊乳のチーズ等を届けに行く事があった。だが、短い事務的な会話を交わすのみで、個人的な話をした事はなかった。
ゆえに、こうして彼に話しかけられる事は、羊飼いにとって意外だった。]
あ、えっと…
[パン屋は、レジーナの事や手紙の事を知っているのだろうか? ならば、こちらから聞いてみようかと思った。
だが、彼が何も知らない場合、不安な気持ちにさせてしまうかもしれない。]
…何でも、ないです。
[“何でもない”が、本当に何でもなかった試しなどない事は、分かっていたが。
話せば、これから先の未来が、少しくらい変わるかもしれなかったが。]
[困ったような笑みを作って、そう答える。もし、今後、追及されるような事があっても、暫くは答えようとせず、ただぼうっと俯いているだけだろう。]**
―宿屋・談話室―
[考えすぎと思えば思うほど、心はざわつく。
そして、そんな心の内を見透かすかのように、羊飼いの名を呼び、どうしたのかと尋ねる男>>294が一人。]
オットーさん。
[彼はパン屋を営んでいる。それゆえに、羊飼いも、羊乳のチーズ等を届けに行く事があった。だが、短い事務的な会話を交わすのみで、個人的な話をした事はなかった。
ゆえに、こうして彼に話しかけられる事は、羊飼いにとって意外だった。]
あ、えっと…
[パン屋は、レジーナの事や手紙の事を知っているのだろうか? ならば、こちらから聞いてみようかと思った。
だが、彼が何も知らない場合、不安な気持ちにさせてしまうかもしれない。]
…何でも、ないです。
[“何でもない”が、本当に何でもなかった試しなどない事は、分かっていたが。
話せば、これから先の未来が、少しくらい変わるかもしれなかったが。]
[困ったような笑みを作って、そう答える。もし、今後、追及されるような事があっても、暫くは答えようとせず、ただぼうっと俯いているだけだろう。]**
―宿屋・受付―
叔母さん、レジーナ叔母さん?
[「その呼び方はやめてちょうだいな」
もう20年くらい前になろうか。かつての幼かった自分に会いに来てくれたレジーナが言ってたっけと思い出しはしたが、同じやり取りがしたくて。
だが、カウンターの向こうはシンと静まりかえっている。
小首を傾げて、旅人はレジーナがどこにいるのか知ってそうな人を探すことにした。
わざわざ自分を呼んだレジーナが不在などということはないだろう。そう軽く考えて]
―宿屋・談話室ソファー―
………はっ。気配が増えてる!
[叫びながら、がばっと起き上がったが、ひどい頭痛に頭を抱え、再びソファーに横たわる]
痛い……痛いですわ。なぜなのかしら。
儀式の後みたいに……、っつ、いたた………。
……うう。わたくしにはまだ苦痛が足りないのかしら。
おみず……おみずが欲しいですの。
[のろのろと起き上がり、乾いた喉を潤すために厨房へ向かった]
―厨房への廊下⇒厨房―
[途中、何人かとすれ違ったようだったが、頭の痛みと喉の渇きのせいで、誰と遭遇したのかはわからなかった。
水がめの水を杓子ですくって喉を潤すと、そのまま厨房の床に座り込む]
うー……。………??何かしら。匂い……。河のにおい?
[ずりずりと貯蔵庫の前に移動すると、扉を開けて中を覗き込む]
あら、おさかな……。チーズもありますの。昨日はなかった気が。そういえば誰か、持ってきたような……。
[ふぅわりとした金髪と、ダークブラウンの髪の持ち主を思い浮かべる。頭が痛くて、名前が思い出せない]
うう。よく思い出せませんけど、……このおさかなはきっと、邪教徒への貢物ですわね。捨てちゃおうかしら……。
でも、おさかなに罪はありませんし、美味しそうですし、すごく目が怖いですし……。
そうだ。そうだわ。後でみんなで食べちゃえばいいんですわ。邪教徒の食糧を奪うことになりますもの。きっとひどく困るにちがいありませんわ。
[そう納得すると、ゆっくりと起き上がり、談話室に向かって歩き出した]
[レジーナをおばさん呼ばわりする者はそうそう多くない。理由は推して知るべしだが。
以前酔った勢いでババァ呼ばわりした客人が、その翌日忽然と姿を消したかどうかは……これはまた別の話なので、ここでは横に置いておこう。
ちなみに、『レジーナお姉ちゃん』とか、『れじ☆れじ〜♪』とか言うと、たいそう機嫌が良くなったりする。もしもの際に覚えてくといいだろう……などとこっそり触れ回っていたのは他でもない自分自身なのだが……よもや“叔母さん”と言っていたなど露とも知らず、...は少々驚いた顔で旅人をのぞき込んだ]
―宿屋・厨房(少し前)―
こんにちは。お手伝いご苦労さま。
[厨房のパメラとヨアヒムへ。カタリナが用件を告げてくれた(>>278)ので、はい、とバケツごとパメラに魚を差し出した>>285]
ん、実はご飯を作ってもらうつもりで食材を持ってきたからねえ。お料理が残っているなら、いただいて帰ろうと思うよ。量が足りるのであれば。
[カタリナのお腹の音が聞こえたけれども、年頃の女の子のものなので、聞こえなかった事にしておいた。談話室にいるフリーデルと進んで食事を一緒に取りたいとは思えず、厨房の隅の空樽に腰掛けてスープを食べる。味は少し独創的だったけれども、殺人的とまではいかなかったようだ。]
ごちそうさまでした、ありがとう。
パメラちゃんが作ったのかな?料理の腕前、前より上がったねえ。
勘違いや、考えすぎ…?お手紙?
[カタリナに話しかけられて、神父も首を傾げた。カタリナから、彼女の自宅に届いていたという手紙の事を確認して>>293]
『宿屋に日没までに集まれ』か…差出人の名前がないんだね。誰かが、カタリナちゃんにご飯をご馳走しようとしたのかな?
[普段、滅多に現れないフリーデルが宿屋に来ているのも、この手紙が理由だったのだろうか。]
そうだねえ、ディーターさんによると、レジーナさんが隣村に大慌てで出かけていったらしい。怖い顔をしていたから、何かあったのかと心配しているのかもね。
…まぁ、レジーナさんが帰ってきたら、何があったのかわかるだろうし。いい知らせだといいんだけどねえ。
[何となく、いい知らせではない気はしていたが、無駄に不安がらせないように、努めてのんびりと答えた。
それから、談話室へ向かおうとした所で、フリーデルとすれ違う。頭を押さえているようだったが、横目でちらりと見やるのみ。>>303]
/ うーん。二日酔いですわね。
・魚とチーズを近くに保管するっていいのかしら
・ただの頭の弱い人になってきた
・食糧を奪うことになって困る⇒なら食べてやる⇒それなんて騎士見習い
・挨拶おっつきませんが、気楽にゴー
・Dear Enemy って懐かしいですわね。あしながおじさんの続編を思い出したり
/*
困った……
うーん… まだ悩んでいるけど、報告は早いほうがいいんですよね……悪い報告なら尚更。
鳩から参加出来る時間と技量が私にあれば、迷惑掛けずに済むのに。
むー…
─宿屋・二階角部屋─
……っ!
[眠っていた少女はハッと目を覚ました。何か怖い夢でも見ていたのか、自分のいる場所を確認してホーッと息をついている。
耳を澄ませると、階下から聞こえて来るざわめき。察するに、まだ多くの人がいるようだ。…となると、少女はさほど長時間眠っていた訳ではないようだ。もう少し横になっているべきだと思うのだけれど、また怖い夢を見そうで嫌だな、と思うと中々眠れない。
やがてむくりと起き上がると、髪を軽く整えてからベッドを降りた。]
…クララさん、まだいるかな…。
[鞄から本を取り出し、ついでにレース糸一束とかぎ針も手に取る。今日は宿に人が多いから、体調の事を除いても下手に自分が手伝ったらかえって迷惑だろう。とはいえ、何もせずに談話室でボーッとしているのも嫌なので、暇だったらレース編みの内職の続きをしようと思い。灯りの燃料が勿体ないので普段は日中しか作業しないのだが、今灯りが点いているだろう談話室で行えば無駄にならない。まだ体のだるさを感じつつ、小さな布袋に本などを入れてから少女は階下へと。]
─宿屋・談話室─
[談話室に顔を出した少女は、ゆっくりと部屋の中を見回して誰かを探している様子。クララの姿を見つければ「あ…クララさん」と声をかけるだろう。]
リーザちゃん!大丈夫なの?
[少し、体が重そうに見える。急いで歩み寄ると、少女を近くの椅子に腰掛けさせ、自分も隣に座った]
……熱は、どう?
[金色の前髪をそろりと分けて、額へ手を当てようとする]
[クララと視線が合うと笑顔を見せたが、あれよあれよという間に椅子に座らされる。]
ク、クララさん…大丈夫です、一眠りしたら良くなりました。
[そう言う少女の額はじんわりと汗ばんでいて、微熱があるかもという程度の気配と体温で。]
それより、まだ居て下さって良かった…。お返しするのが遅くなっちゃう所だったんですけど、これ…ありがとうございました。面白かったです。
[少女は手に持っていた布袋からハードカバーの本を取り出し、クララに手渡そうとする。その本の表紙には、「*兄弟姉妹*」というタイトル。]
[クララと視線が合うと笑顔を見せたが、あれよあれよという間に椅子に座らされる。]
ク、クララさん…大丈夫です、一眠りしたら良くなりました。
[そう言う少女の額はじんわりと汗ばんでいて、微熱があるかもという程度の気配と体温で。]
それより、まだ居て下さって良かった…。お返しするのが遅くなっちゃう所だったんですけど、これ…ありがとうございました。面白かったです。
[少女は手に持っていた布袋からハードカバーの本を取り出し、クララに手渡そうとする。その本の表紙には、「*懐かしい人*」というタイトル。]
ランダム機能はじめて使ってみたCO。
もっとネタ的なタイトルになれば面白かったのにー。
というか、何とも言えない感じのタイトルでクララさんに無茶振りしてしまった感。すみません…。
……そう?
[少女の額から、手を離す。微熱と汗を感じたけれど、良くなったと言う相手に合わせ、笑みを浮かべる]
あら、わざわざ持ってきてくれたの?ありがとう。
荷物多かったでしょうに、何だかごめんなさい。
『懐かしい人』面白かったでしょう?
[差し出された本を受け取って、表紙の文字へ目を落とす]
故郷を離れたヒロインの気持ちが、切なくて……でも、最後はとっても暖かい気持ちになるわよね。
……しばらく、宿にいるんでしょう?
何か読みたい本があったら、家から探してくるから言ってね。
―宿屋・厨房―
[カタリナや神父に食事を勧める>>287>>305傍らヨアヒムが厨房を出た>>301のを見送り]
ヨアヒムは任せろって言ってくれたけど……。
[先ほどうたた寝をしていた青年の姿を思い返す。やはり洗い物は片付けてしまおうか。
食事を摂り終えた2人を見送り、数名分取り置かれた鍋はそのままにリーザの食事を作った鍋に手を掛けて]
――……そういえば、リーザの病気ってどんな病気なんだっけ。
[ふと。
細かな対処に付いてはある程度心得ていたが、肝心のリーザの病名を知らない事に気が付いた。
レジーナならば知らない筈は無いのだろうが……手伝いの身分に過ぎぬからと分を弁えたつもりであまり深く問わなかった事が、今更のように悔やまれる]
[カタリナから帰ってきた返事は、「なんでもないです」の一つだけである。
この言葉を素直に取れば、心配する必要は無い、の意味になるのだがカタリナの表情を見ているとそうは思えなかった。
しかし、本人が話したくなさそうなのを無理やり聞くのも趣味では無い。だから、カタリナが自分から話すのを待つことにした]
そう、何でもないならばいいけど……。
もしも気になることだとか何かがあったら、遠慮しないで僕に話して。
[カタリナの様子を見ていると、こちらはカタリナを心配してはいるが、カタリナからはまだ心を許されていないのかもしれないと感じた]
本当にどんな事でもいいから。
今日はどんなパンを作ってきたのかとか、羊が一匹帰ってこないとか、ヨアヒムにスカートをめくられかけたとか。
力になれればなりたいと思う。
じゃあ、僕はちょっと宿屋の周りを見てくるよ。
それはヨアヒムの仕事なんだけどさ、その、彼じゃちょっと頼りないかと思って。
それじゃあ、また。
[そういってカタリナの側を離れた。]
―少し前・宿屋―
[振り返れば、ヨアヒムから仕事の指示が丁度飛んで来る。
勝手知ったるなんとやら、茶葉の保存場所はよく知っている。
おっけ、と頷くと厨房へ入って行き……思い出したかのように談話室の方へと顔だけで振り向く]
紅茶と珈琲とがあったんだった。ハーブのもね。
それと、あったかいのと冷たいの、どっちがいい?
[歓談中の皆には届かないだろうか、念の為問いかけて。返答があったならば要望通りに。
聞こえなかった者へは温かい紅茶を準備しよう]
―宿の外―
[茜色の空に、次第に蒼が混じる。
移りゆく空の色を眺めながら、女は真剣に考える。]
今日の飯、どうすっかな。
料理作れないし……ったく、早く帰って来いよ。
餓死したらどうしてくれる。
[呟きながら、風に靡く金茶の髪を掻き上げる。
黙っていれば女らしい仕草。
けれど、この女に色気などない。
深緑の香りを運ぶ風が、もう一つの緑を運んできたのか。
陽気な歌声と共に現れた男に気がつくと、真顔で一つ。]
音痴だなぁ、お前。
[何度も言うが、初対面であれ、容赦はしない。]
[真顔はすぐさま、笑顔へと変わる。
女は興味をもったのか、男の方へと歩を進める。
ゆっくり、ゆっくりと……そして長い腕を伸ばして]
可愛いなぁ、お前。
惚れた。一目惚れだ。
なぁ、私とデートしないか?
[話かけたのは、男ではなく引き締まった体の一匹の馬。
男に断りもせず、身軽に馬に飛び乗った。]
……ってことで、この馬借りるぜ。
宿なら此処だ。
宿以外、何に見えるってんだ。
[言われた通りに提供を終え、片隅の椅子に腰掛けながら暫く皆の声に耳を傾けていたが。
急に"しまった"とばかりに瞳を見開いて、慌てて窓の外を確かめる。
まだ日の没する時刻には遠いだろう、急いで帰って来ればきっと間に合う筈だ]
ごめん、僕ちょっと出かけてくるよ。
[もしも場所を聞かれたら、村の近くだと茶を濁しただろう。
やらければならない事があった。
彼の日課となっている――― …]
[きちんと閉まっていなかったのだろうか、慌てて手を掛けた宿の扉は予想外に大きく開き、再び喧しい音を立てた。
慌てて吊し飾りを手で抑え付けながら、少年は宿から走り去る。
彼の元に届いた手紙、集まる村人。
不吉な前兆の理由を、まだ――或いは永久に*知らぬ儘*]
[優しく馬の毛を梳きながら、ようやく男の問いに答える。
ついでにもう一つ言い足すのは]
お姉さんって、なぁ。
まぁ、″いなせ″なら許す。
私はエルナ。
お前は……へぇ、アルビンってのか。
宿に何の用だよ。
[手綱をひき、馬の方向を変える。
沈みゆく夕陽の方角をみつめながら、問いの答えを待った。]
>>314 え。そ、そんなことないです。それに、私がお借りしてたんですから。
[本来ならクララの家まで返しに行くのが筋だと思うし、そんな風に言われると少し戸惑った。]
……はい。私はこの村からほとんど離れた事がないですけど…遠くなってからその大切さに気づくって事、何だか解ります。この主人公は、ちゃんと大切な人達の所に戻れて…最後はホッとしました。
読みたい、本……。
……えっと、じゃあ…今度は冒険ものが読みたい、です。海でも、異国でも。どこのお話でもいいので。
でもあの、ほんと、何かのついででいいので…。
[もじもじと遠慮がちに言うが、本音としてはやはり本が読みたいらしい少女。]
[カタリナの側を離れて、ある人物を探そうと宿屋の中を見回ることにした]
パメラがいるならば……。
[レジーナがいないともなれば、恐らく宿の料理はパメラが担当するであろう。そうなるとパメラがいそうな場所は一つしかない。]
……厨房か。
[まずは厨房へと向かうことに決めた。
幸い、切れたパンを補充するから、という事であの混沌の時はその場に居合わせてはいなかったが、その噂は聞いていたため、何とかパメラには休んでもらう考えでいた]
―宿屋・談話室―
[すっかり待たせてしまった。ニコニコと匙を進める彼女に何度も謝りつつ、食べ終えた者の卓から洗い物を手早く集めた。
と、ジムゾンとカタリナ>>292>>306からディーターの伝言>>290を受け取り]
……あー……やっちゃった。……うん、ありがとう。
[今日は何だかこんな事が多い気がする。
内容が内容なだけにディーター――彼はならず者と呼ばれてはいるが、このテの面倒事への勘は冴えている。話せば間違いなく頼りになる存在たりえただろう――には話しておいた方が良さそうかとも思ったが……
……今日は客が多すぎて、彼の元へ向かい伝えに行く余裕は無いだろう。彼女は軽く溜め息を吐き、洗い物を手に厨房へ戻った
このすれ違いを数日後後悔する事になるかも知れないとまでは、この時の彼女は思い至らなかったのだが]
少年 ペーターが村を出て行きました。
……
[つい先程の道すがら、散々オットー達に茶化されたことを忘れたわけではなかった。
けれど、別に意識はなかった…そう自認していた。……そう、していた。
慌ただしかった時間から解放された、そんな一瞬だったからかもしれない。
そのたおやかな笑みに、吸い込まれてしまう。
それはほんの一瞬だけ
すぐさま我に返れば、ついつい目をそらせてしまい、気恥ずかしさからか手にかけた椅子の背を手放してしまう]
── いやぁ……おばさんがいない時に……
[何をどう言ったのか、考えるより先に言葉が漏れた。
押し黙ってしまいそうになることが怖かったからだ
動揺を悟られまいという、小賢しい虚栄心は、手際を一層早める結果となって現れる]
パメラが作った料理なんだから、お礼はいいさ。
ああ、さっき貰った。美味しかった。
[照れたような笑みに変わるころには、笑い返す余裕くらいはあっただろう]
あ…ああ、神父さんカタリナ。わざわざありがとう。魚ってことは釣りでしたかぁ?
この時期のんびりと釣りも楽しそうですね。これを塩焼きなんかにしたら美味しいだろうな。
カタリナもありがとう。君の所のチーズ、おばさんや俺も大好きでね。
[二人に料理を勧めるパメラには、大丈夫と頷く。シモンのこともあるし、今日はこれ程賑わっているのだ。まだその数が増えることだって、想像に難くない。その辺の抜かりはない。
パメラが配膳に立ち上がれば、...も同じように席をあける。腹を鳴らし恥ずかしそうに顔を赤らめるカタリナは、普段のよそよそしい佇まいと随分雰囲気が変わって見えて、微笑ましい]
空腹は最高の調味料って言うけどさ、なかなか変わった味で面白いだろ?
なぁ、パメラおばさん帰ってきたら、こうやって皆で集まって食事会なんかもいいかもな。
[美味しそうに食べてくれる姿を見れば、別に自分が何をしたわけでもないのに妙に嬉しく思えれくる。
つい先程覚えた不安が落ち着いていくのを感じながら、ひとしきり二人を眺め、そのまま厨房を出て行った。……パメラの話も聞きたくはあったけれど、少なくとも急を要することでもないだろう]
[宿の扉が開く音。
顔だけを音の方へ、そして再び宿の方へと向き直る。
ディーターは、馬に乗る女をどんな瞳で見ただろう。]
羨ましいか?
運動音痴のお前には、無理な話だ。
おーおー、音痴が二人も揃いやがった。
[上機嫌に二人を揶揄する。
二人の反応など気にもしない。
気にはしないが、ディーターの反応だけは脊髄反射で反論するだろう。]
何だよ、シケた顔して。
見れない顔が余計見れなくなるからよ。
―――私の視界から消えな。
[アルビンの前で、常の口喧嘩を繰り広げる。]
いいのよ。図書館にいるとね、自分だけのために本を持ってるのが、贅沢な気がしちゃって。借りてくれる人がいると嬉しいの。
[リーザ>>323に話をしていると、パメラが料理を運んでくる>>326]
ありがとう、パメラ。
ううん、大丈夫よ。そんなに待たされてはいないと思うけど……?
頂きます。リーザちゃんはさっき食べたのよね。
……ん、おいしい。
[人の出入りが激しかったためか、時間の感覚は曖昧になっていた。それでも空腹だったのは確かで、いそいそと料理を口へ運ぶ]
冒険もの、冒険もの……うん、じゃあ、良さそうなのを見繕ってくるわね。
[自宅の本棚を思い浮かべつつ、リーザに答える]
しも……って、ペーターか。
どうしたんだよ、そんなに慌てて。
[突然、大きく扉が開き、先刻のシモンを思い出したのか。
咄嗟にその名を口にするも、視界に入ったのは小さな少年。]
……村の近く?
まぁ、お前も男だ。
止めはしないが、気をつけろよ。
こわぁいお姉さんに襲われないようにな。
[夜、村を出れば辺りは明かり一つない闇。
僅かな不安を覚えるも、女は止めなかった。
内心バレないように、最後は茶化してみる。]
さぁて、私も行ってくるかね。
[女が向かう先はペーターとは違う。
未だ戻らない、レジーナを探す小さな旅。]
―宿屋・談話室―
ふぁ…
[談話室で皆が歓談する様子を、会話に混ざるでもなく眺めて過ごしていたが、欠伸を一つ。そこへ、談話室へと駆け込んできたパメラに気付いて、声をかける>>326]
あ、パメラちゃん。ディーターさんから伝言を頼まれたんだけど…
[そして伝言の内容を伝え終わると、立ち上がった]
さて、そろそろ教会に戻らないとね。お夕食、ごちそうさま。カタリナちゃん、もし帰るなら途中まで送るけれど…?
[談話室の入り口近くに立て掛けておいた竿を取り、帰り支度を始める。少し暗くなってきたので、カタリナへと声をかけ。もう少し彼女が留まるつもりなら、一人で帰る予定である。
特に引き止められなければ、宿から出ようとするだろう]
/*
みぎゃーっ! 所々細かな描写を拾いそびれているっ(汗)
皆様凄いなぁ。と言いつつ、身の回りの事にしか対処出来てないパメラであったっ( p_q)←多分ヨアヒム居なかったら宿屋半壊させてただろう……
*/
[厨房で待っている間、思考をめぐらせる]
……レジーナさんの筆跡とは違った、「宿屋に集まるように」という手紙に、祝祭のそれで集まるという理由にしてはいささか場違いな感もあるフリーデルがいる。
なんて言ったら、フリーデルに失礼か。
[フリーデルの噂はディーター経由でだったか、何だかおかしいらしいと聞いていた。
しかし、おかしいとは言っても彼には実感が掴めない。]
僕も周りの人から見れば、おかしいと言われるかも知れないしね……。
どちらにせよ、言えることは一つだ。
……皆は守らなきゃいけない。
[ヨアヒムの「何かがあったときは頼むよ」の言葉が、再び胸の中へと繰り返される。
何か大きな変化が起こりそうなうねりを感じつつ、彼は更に思いを強くしていた]
[>>320エルナが徐々に近寄ってくる様を、きょとんとした様子で見ていたが、彼女の目的が馬にあると分かり、逆にあたふたとしてしまった]
ああ、右馬さんが!
彼はとっても疲れているのです。おまけに何かに怯えている。
どうぞ優しく接してあげてくださいな?
[内心ひやひやとしながら、馬を操るエルナを見つめた]
ああ、申し遅れました。
しがない行商人のアルビンと申します。
あなたは…エルナさんとおっしゃるのですね。
商売ごとで何かご入り用がありましたら、是非お申し付けください。
[そう言って帽子をとり、会釈をした。
お姉さんはまずかったのかな…?と少し首をかしげつつ]
そんなわけで、この村で少々、商いごとをさせていただこうと思いまして…♪
海の向こうの異国の品から日用品まで、幅広く扱っています。
もちろん、珍しい品物、質の良い品物がありましたら、取引させていただきたいのです…♪
何処に行くって、何処でもいいだろ?
すぐ戻るさ。
アルビン、中にはうまい夕食があるからよ。
それ食って待っててくれ。
ちゃんと、″生きて″待ってろよ。
[きっと、アルビンには何のことか分からないだろう。
楽しげに笑い、馬の腹を一つ蹴った。]
ペーター、遅いぜ。
そんなんじゃぁ、村の近くが遠くなっちまう。
お先に―――!
[先をゆくペーターの頭に触れた後、後ろ手にひらりと振って。
静かな森の中に、馬の足音が響くのだった。*]
……あ、パメラ……。
[いつの間にか待ち人が登場していたようで、今の気持ちや言葉を聞かれてしまったのではないかと慌てそうになるが、なんとか冷静に対処する]
ヨアヒムから聞いたよ。
レジーナさん、隣の村へ行ったんだってね。……体の弱いリーザを置いていくなんて、一体何があった?
[パメラから事情を聞けば、なるほどねと納得した様子になる]
その他に、何か変わった事とかって無かった?
誰かが来たとか、ヨアヒムが料理をつまみ食いしたとか、本当に何でもいいから。
[何かがいつもの村とは違っていることをうっすらと感じていた彼は、どんな些細な事でも情報が欲しくてパメラに話をした。
小さな変化のうちから対処していれば、大事にはならなくてすむ、誰かの言葉だったかそんな言葉があった。
パメラから情報を聞けば、ありがとうとお礼をする]
……で、これは……料理か……。
食べたいのは山々なんだけど、生憎ちょっとさっき小腹が空いてこっそりパンを食べてしまったんだ。今は食べる気にはならないな。ごめんね。
あーペーター蒼さんだったのか……どうりでいい表現するなぁって思ってた。
ああ折角の義兄弟モードが(涙)
ホントご愁傷様です。また直ったらどこかで遊んでくださいです。
― 宿屋・2階の空き部屋 ―
くっ……や……め……。
[額に脂汗を滲ませ、唇から零れるのは苦しげな呻き声。
意識ははっきりしているのだが、身体は金縛りにあったかのように動かない。
逃れたくて、必死に手を脚を動かそうともがいても、何か大きな力で押さえつけられているようで。
たまらず大声をあげる。]
ックショー!
15人目、農夫 ヤコブ がやってきました。
農夫 ヤコブは、狩人 を希望しました(他の人には見えません)。
[気持ちいい風が、さわさわと揺れる薬草の、落ち着く様な匂いを吹かせる。
今年の日差しはとても心地よくて、ある程度の水遣りさえ施せば、トマトやセリにズッキーニ、。日向の恵みは、わざわざ手を掛けずとも、勝手に育って行く。
害虫の心配すら、殆ど要らない。なにしろこの村は、夏でも煙る程の霧があるお陰で、わざわざこの村に住み着くに適した環境ではない。
虫達にとって、隣町の方がもっと快適に過ごせる『摘み食い場』がある訳なんだから]
――――――…………
[宿からそれなりに程近かった、この畑に勝手に併設した薬草園。
瑞々しく香るそれらを眺めながら、ミントの葉を一枚、齧る。
肌を撫でるような、柔らかい太陽の熱を感じて、一時、あと少しの休憩時間を堪能する]
[すると急に全身が軽くなり、がばっと跳ね起きた。
開けた視界に見えるのは、明らかに先ほどまでと違う光景。]
ここは……?
[何があったのか思い出そうとして――]
……そうか。戻ってきたんだったな。
[ほっと安堵の息をついて、額の汗を拭うと]
ノドかわいたな。
[潤いを求めて階下へ]
― 宿屋・2階の空き部屋 → 1階へ ―
[恐らく、もう村人は皆、宿屋に集まり始めているだろう。何人かの村人が、宿屋へ時折足を運ぶ様子から、大体、見て取れた。
隣町の噂からして、村を取りまとめる年長者達や、大体近くの森林に居る樵を考えると、全員は難しいかも知れないが。それでも、村の主だった人数は集まるんじゃないだろうか]
――――――………………
[薬草園の中で、何かの液体を入れ、本人にしか分らないようにラベルの記されたビンを大量に。
空のソレが無くなって、コク、と確かめるように頷くと、それらを無造作に、袋に入れていく。勿論、割れない程度には注意して。
やがて、それも終えると、外の畑に置いていた――これでもか、と野菜を載せた――荷車を眺め。
呆れた。
そして、我が事でもありながら、彼の青年は、せめて心の中だけでも、その心情を言葉にする]
(――『コレ』のどこが、『四分の一』なのさ……)
[それでも、悲鳴を上げる腕と腰を、文句一つ言わずに、近いのか遠いのか、曖昧な距離にある宿屋まで、重ったるい荷車を運び出す。
が、途中、休憩がてらなのだろうか。ゴミ捨て場で、わざわざ足を止め、一息をつく]
――――
[そして、何気なく取り出した、紙束。それら全てを、申し訳程度に、重石つきで、捨てる。
手習い程度にも見える、一つ二つの文章を、全ての紙に等しく書かれて居たそれらは、それこそ、彼の『会話手段』の手習いだと、思うだろう。
だが、彼が再び荷車を担いで去っていった後にでも――まぁ、風が強ければ、二枚くらいは、どこかへと、風任せに飛んで行っただろう]
[その料理を見て、再びパメラに向き直る]
パメラ、しばらくレジーナさんがいないと大変だろう?
一人で料理とかやる事になってさ。
少し手伝ってもいい?
[村の中でパン屋をやっているだけあってか、ある程度料理の腕はあった彼は、パメラに料理を手伝わせてもらえないかと提案した]
―― 宿屋 ――
[やっと着いた、重い荷車から解放され、一先ず、この憎らしい当分の食料兼筋肉痛量産機を宿の前に放置して、先んじて中に入る。
既に結構な人が集まっているが、ここまで大勢を前にするのはそう言えば初めてだった。
手馴れた様子で、懐からは、ノートを取り出し、いつも通りの言葉の書かれたページを開く。]
『こんにちは』
[そう言ってニコリと笑うその様は、見た目より幼く見せるらしいが、当人がそれを知ることはない]
>>336 …はい、ありがとうございます。
[クララが食事を始めると、少女は椅子に座ったまま談話室の中を見回す。…そういえば、結局あの手紙は何だったんだろう。宿に人が集まっている事から、何かサプライズでお祝い事でもあるのかもと思ったけれどそういう感じでもない。考えていた時、クララが別の本を渡してくれて。]
え、わあ…。ほんとだ凄い…。絵描きさんが旅をしてたのかな?
これ、貸して頂いていいですか?後でゆっくり読んでみたいです。
[繊細で情緒を感じさせるスケッチが各ページに見られ、文章も合わせると実際の景色の色まで頭に浮かんで来るような本だった。日中の明るい時にゆっくり読みたいと思って。]
>>348 …何か急ぎの用でもあったのかな。……そういえば、クララさん。今日って何の集まりなんですか? 私、来てすぐに二階に上がってしまって…もう終わっちゃいました?
[1階に降りると、まずは求めるものを得ようと動く。]
誰かいるー?
寝てたらすっげー汗掻いちゃってさ。
水ちょうだい。
[そんなことを言いながら厨房に入ると、勝手に食器棚を開けて、空のグラスを手にとる。]
― 宿屋 ―
[背負えるだけの荷物を背負ったまま、宿屋の扉を開く。
きょろきょろと宿屋の中を見まわした後は、カウンターにいる青年に話しかけた]
すみません、しばらく滞在したいのですが、部屋はありますか?
あと、馬小屋もお借りしたいのですが…?
だけど、泥棒って事も無いか……。
こんなに談話室に人がいるのに泥棒するなんて、ものすごく勇気があるかあるいはこの宿がどんな場所かわかってないかのどっちかだな。
[一瞬男を警戒した自分が恥ずかしくなった]
これで守ろうなんて、笑い話だな……。
[絵入りの旅行記を受け取ったリーザ>>361に、目を細めた]
絵描きさんだと思うでしょう?……お医者さん、なんですって。
人を助けるために、病院の無い村を回って。いろんな場所の景色や出来事を伝えたいって、絵と文章の両方を練習したんですって。
うん、どうぞ持っていって。絵を眺めるだけでも楽しいし、ゆっくり読んでね。
[皆が集まったことを聞かれれば、首を傾げて]
わたしも、よくわからないの。
今のところ、みんなでご飯を食べたくらいで、特に何か催し物があったわけでもなさそう。
……宿屋に来て欲しいって手紙をもらった人が、何人かいるみたいなの。
めったに顔を出さない人に来てもらおうって、思ったのかしら?
[カタリナやフリーデルを視線で示しながら、答える。つとめて、何気ない口調]
[何やら神妙な面持ちで座るオットー>>342に声を掛けると、彼はいつもの通り冷静な声でレジーナの話を問いかけてきた>>347]
女将さん? ……えぇと……。
[彼の過去の噂は知らない訳ではない。人狼に拐われた……その過去を蒸し返すような話題に触れる事を刹那躊躇うが、先にディーターに言いそびれてしまった事を考えればこの青年にも伝えられるうちに伝えた方が良いだろうと判断し、]
あたしもさっきヨアヒムから聴いたんだけど、隣の村の人狼騒動の様子を見に行ったみたい。
リーザの事しか言われてなかったから、びっくりしちゃった。
[自らの知る限りを話せば、やや考えこむ素振りを見せるオットーの姿。そして>>350と問いかけられ]
変わった事……うーん。そういえば女将さん、今日は貯蔵庫にいつもの倍以上の食糧を確保してるのよ。繁忙期でもないのに、こんな沢山の食糧が必要なのかしら?
[彼女はヨアヒムの運んだ薪を見る事は無かった。それは初夏にしては明らかに多すぎる量の薪だったのだが、そこに彼女が思い至る術は無かった……]
[名前を聞かれれば、泥棒と勘違いしてしまった事についてばつが悪そうにしつつも素直に答える]
この村でパン屋をやっています、オットーと申します。
あなたも、この村にやってきた旅の方ですか?
後は……ああ、野菜の棚に変な野菜が混ざってた事くらいかな? ヨアヒムが色々見てたみたいだけど……
[自らの持つ情報はこの位だろうか。話し終えて礼を言われ、ふと、鍋の事を思い出した]
そだ。オットー、お腹空いてない? 夕食の準備はあるんだけど……
[と、夕食を勧めるが、彼は何やらピクリと眉を動かし鍋を凝視>>351し、逆に手伝いを申し出たのであった>>359]
え? それはありがたいけど……オットーもお仕事大変でしょ?
宿の事なら大丈夫だよ、多分女将さんもすぐ戻ってくるだろうし! ね?
[心配は掛けまいと努めて明るく笑い、彼女は何度も物言いたげにこちらを振り返る青年を見送った
実際何か起こればまた話は変わるだろうが、何も起こらない可能性もある。幾ら話が人狼騒動に関わるとはいえ、大騒ぎで蓋を開けてみれば取り越し苦労だったなどという事もありえるだろう。
そう、楽観視しながら]
[ペーターが走り去っていく姿は入れ違いで見る事が出来なかったが、ペーターに関しての話がちらちらと聞こえていたのでペーターがこの宿を出て行った事は小耳に挟んでいた]
ペーター、大丈夫か?
あれだけ仲の良かったヨアヒムから離れて行くなんて。心配だな……。
まぁ、ペーターの事はペーターが決めたんだ、彼の無事を祈るしかないな。
[何日かが過ぎたら、この村の不穏な空気も一切消えて行きレジーナもペーターも戻ってくる、そう信じたかった]
お医者さん!? えーっ……!
[旅行記の作者が医者だと聞くと、目を丸くした。世の中には凄い人が沢山いるのね、と思う。また誰かが宿にやってきたらしい様子も少し気にしつつ、クララと話を続け。]
…あれ、そうなんですか。手紙……私の家にも来ました。元々、今日ここに来る予定だったし差出人の名前が無かったから不思議だったんですけど…。
[自分にも手紙が来た事を考えるに、クララが言う「めったに顔を出さない人に来てもらうため」でもないのだろうか。クララの視線につられてカタリナやシスターがいる方を見やる。カタリナについては、あまり交流が無くて印象が薄い。ここ数年の自分が家に居る事が多いせいもあるのだが…。]
オットー?聞かない名だな。最近この村にやってきたのか?
俺はシモン。5年くらい前までこの村に住んでたんだぜ。
仕事は……。今の身分は無職だ。
ま、よろしくな。
[若干表情を和らげた。]
[オットーを見送ると、厨房に籠った熱を逃がす為、彼女は窓を開けた。
入り口の飾りがけたたましく鳴る音と馬の嘶きとを、風が伝えてきた]
……この時間はまだまだ賑やかよね。この調子なら、またお客様が増えたりして。
[少年がいずこかへ駆け出していった事を、彼女は知らない。
呟き微笑むと、彼女は長い髪を高く結い、洗い物に*取りかかった*]
不思議よね。
町にいたときは、村が懐かしかったけど……今は町の友達にも会いたいし、そんな本を読むと、旅にも出てみたくなるの。
[自分の手に戻ってきた『懐かしい人』と、リーザに渡した旅行記を交互に眺めて呟く]
リーザちゃんにも、手紙……宿に来い、って?
そうね……ガストンさんが出かけるのも、リーザちゃんが今日からここへ来るのも、決まってたのに。
じゃあ、それを知らない人が出したのかしら……?
[男の名前はシモンという名前である。シモンが自分の名前を聞き、聞かない名前だと思ったのと同じようにそれは聞いたことの無い名前であった]
シモンさんですか。
僕はだいたい半年くらい前にこの村にやってきました。5年前にこの村にいたのであれば、知らなくても当然ですね。
よろしくお願いします。
[仕事については詳しくは聞かなかった。彼の周囲に漂う雰囲気を見ていれば、今は職についていない理由も何となく想像が付いたから]
久しぶりのこの村は如何ですか?
あなたがどのくらいまでここにいるかはわかりませんが、昔を思い出しつつゆっくりと過ごしていってください。
[行商人のすぐ側を通ってきた青年には手を挙げる。こちらは良く見知った……いや、もしかしたら、当の本人よりも知ってるんじゃないかという顔]
よぉ、ヤコブ。配達ご苦労さん。丁度良いところに来たじゃないか。ちょうど飯が出来たところだよ。良かったら食べて行けよ。
いつも悪いな……って、おい!
[昨日のそれをも上回るんじゃないかという野菜の量に、思わず開いた口が閉口するような感覚]
な、なんだこの量?
え? おばさんが??
[何もせずにじっとしていると、なんだか居心地が悪く感じたので、立ち上がり、談話室の出口へ。]
[神父がまだ居ることに気がつき、ほっとした表情。]
と…、神父さん、まだ帰られてなかったんですね。
わっ…すごいお野菜の量。
あの、私も、手伝います。
[隣にいる農夫をちらりと見、いいですよね?とコンタクトを送る。]
[>>386 カタリナと視線が合った。途端に彼女が俯いたので、恥ずかしがりやさんなのかな…と何となく思う。話が聞こえていた上に、そんな風に考えているとは思いもよらずに。]
>>387 考えれば考えるほど不思議…。でも、よく考えたらあの手紙、家の扉の前に落ちてたんです。「リーザへ」なんて書いてなかったですし、もしかしたら他の人へのお手紙だったのかも…。
[そんな事を話しつつ。よくよく周りを見てみると、おぼろげな記憶の中にあるシモンらしき姿や、比較的村の新顔なヤコブ、それに旅人らしき人や見知らぬ行商人なども居るようで…。特に恥ずかしがりやという訳でもないのだが、こんなに大勢の人と会うのが本当に久しぶりな少女は何だかとても落ち着かなくてソワソワする。]
[談話室の輪の中に、懇意にしている青年の姿が見える。
この青年は、言葉は喋れないが時折この青年からパンの材料として使う野菜などを手に入れていた]
ヤコブ。
[ヤコブに呼びかけた声は聞こえるだろうか]
[何時も気さくに声を掛けてきてくれる、村でも良く見知った青年――が、神父よりも大仰に驚いて居るのを見て、苦笑で返す]
『多分向こう数十年は、僕が『最も多くの野菜を一度に一箇所に出荷した男』だと思うな』
[そんな、一歩だけ論点がズレた事を書いて見せる]
[すると、ヨアヒムの何かに驚いたような声を聞いた]
どうしたの、ヨアヒム。
[ヨアヒムの側へと駆けつけると、目の前には信じられない量の野菜があった]
…………どうしたの、この量の野菜。
[今度はヤコブかヨアヒムか、誰にも尋ねるまでもなく聞いてみる
さすがにここまでの量の野菜は中々見ない]
[オットーのことを相槌を打ちながら聞いた。]
そっか。半年前じゃ俺が知ってるわけねーな。
この村か……まださっき帰ってきたばっかだから、戻ってきたって実感はそんなにないんだけどな。
ただ……なんだか今日は随分たくさん人がいるんだな。
[ちらっと談話室に目をやる。昔も確かに人が集まる宿屋ではあったが、それでもこれほどではなかったような気がする。]
んー。まあこんな小さい村でも5年たちゃあ変わるだろうし、おいおい慣れていくさ。なんか気ぃ遣ってもらったみたいで悪ぃな。
それと、よく聞け。次からは俺が「水欲しい」っていったら、酒を出してくれ。いいな。
さって、じゃあそろそろ他の連中にも挨拶するとすっか。
お前もあっちに行くか?
[談話室に行こうとしてオットーにも声を掛けた。]
[流石に働き手が二人となれば、野菜を運んであげることは厳しいか…少し焦りの色を見せたところで、神父とカタリナが手伝いを引き受けてくれるようで、ほっと胸をなで下ろした]
ありがとー。ごめんな! 客人の手を煩わせちまうなんて、おばさんに怒られちゃうかもなぁ。
ヤコブも手伝えなくてすまん!
あとでなんかご馳走するぜ。
まぁ、食料には困らなさそうだけど。
少なくとも僕達が餓死する危険性はなくなったと言える。それだけだけど。
[もっとも別の意味で食料が原因で命の危険に晒されることはあるかもしれないけど、とパメラを見つつ心の中で呟いてみた]
ええ、ならば行きましょうか。
[シモンに促されて談話室へ向かったら、ヤコブの姿があったので挨拶をしたり、大量の野菜に驚いたりした]
[自分を呼ぶ声に振り返ると、こちらもまた、良く野菜を届けに、懇意にしている青年。
宿と、パン屋。恐らく、...の畑での収穫量の殆どは、この二つと、後は市場だとかの三箇所に行っている。
数秒、自分の記憶を確かめてから、さら、と記録を書く]
『多分 夏野菜の第一陣全部と、まだ残ってた春野菜の在庫全部 かな?』
[とそこに野菜を運ぶ面々。]
えーと……。よくわからんが、力仕事なら手伝うぜ?
ま、こんなナリだからあんま重たいのはムリだけどな。
[そう声をかけると一緒になって大量の野菜を厨房に運び込む。大袈裟に包帯を巻きつけているが、現在はそこまでの影響はないらしい。]
[少し声を掛けられて、そもそも運ばないといけない野菜を忘れる所だった。
手伝ってくれる、神父や羊飼いに、改めて心の中でも感謝の意を述べながら。戸口の野菜を、厨房や倉庫に運んでいく。
…………それでも、まだ重かったが]
―→谷底の村―
[若葉の村を出て、どれだけ経っただろうか。
空は既に蒼一色に変わっていた。
視界を過ぎる森の木々とは裏腹に、道を標してくれる月には追いつけない。]
待てよ!
おい、右馬!聞いてんのか?
……ったく、何処が疲れてんだよ。
[大人しく、女の手に操られていた馬が、突然疾走する。
何かを感じたのだろうか。]
あー、此処は……谷底か。
レジーナ、此処に居たりするのか?
[力強く手綱を引き、馬の脚を止める。
谷底の村には、幾度か仕入れで訪れたことがある。
だから、マッチを一本擦って、その光が照らす風景だけで容易に分かったのだった。]
大丈夫ですよう。
私、これでも、たっくさんの羊乳やお肉、運んだりするんですから。
[といって、野菜の山の中にある大根の束を取り出し。]
よいしょっ!
[少し重たそうに、ではあったが、よろよろと運び出し始める。]
>>394
へぇ……海の向こうっすか。そいつはすごい。
俺田舎育ちなんでね。近間へは時々行くんだけど、まだ海の向こうって行ったことないんですよ。
[商人の言葉に目を輝かせる。海の向こうの国…そういえばいつか旅をしようと、そんなことを約束したっけか……もう永遠に叶わない約束なのだけど。
無意識に視線をただよわせる先には……一人の男
未だに見る度に錯覚を覚える
在りし日のあの背中……]
特産物、そうだなぁ…男物の装飾品とかないですか。あ、
あんまり高いのは無理ッスよ。俺無職なんで。
それから……
[少し考えるようにしてから、これは周りに聞こえぬように耳元で、……なども聞いてみる]
あれ、参加人数おかしい。入村COの数は16あるのに。あと一人は誰…?
一気に緊迫した雰囲気になってきて
ワクワク(・∀・*)テカテカ
……っと、誰だ、お前。
痛ぇよ。
何すんだよ!
[村に入ってすぐ、声を掛けてきたのは自衛団だった。
馬から降りろと、半ば強引に降ろされて、女はあからさまに機嫌が悪そうに唾を吐きだした。]
……は?
用なんかねぇよ。
人捜してんだ。分かったらその手を離せ。
[男の手を振り解き、睨みつける。
女の手から離れた馬が、一つ退屈そうに啼いた。]
ん、そうよね。
ごめんなさい、変なこと言って。
[元より村人との接触が少ないカタリナと、家からあまり出られないリーザ。二人がお互いをよく知らないのは当然のこと]
わたしも……よく知らないのに。
[リーザがカタリナへ笑顔を見せれば、静かにそれを見守る]
遅くなりましたが、遅まきに参戦させていただきました。
ペーターさんの後をお借りする形で入らせていただきました十六夜です(・ω・)ノ時折薔薇下を覗いていたりしていたのですが、なかなか村立て時に覗けたりができなくって、参戦は実に久々となりました。
お知りの人も何人も居ますので、是非とも気張って!頑張らせていただきます。
[ヤコブから野菜の在庫を知らされて、さらに驚く]
……えっ?!夏野菜の在庫全部?!
これ全部使い切ったら、これからどうするの?
……あ。
[続く言葉は飲み込んだ。
その事から想像出来る、気が付いてはまずい事実に気が付いてしまった。自分以外の誰かは気が付いているのだろうか。そうでは無いことを祈りたくなった。]
―回想 宿屋前―
[宿から出ると、またもあの声>>334が聞こえる。
エルナだ。彼女は憎まれ口を叩き、馬の背中に飛び乗る]
馬鹿は高い所が好きって言うがあの言葉、お前見てると頷くしかないな。
[さらっと言い返すと、エルナは視界から消えな>>334と続ける]
そんな高い所ではしゃいでるエルナ様からは、俺の姿なんざ見えないだろう?
俺を視界に入れない方法ならいくらでもあるぜ。そのままどっか行っちまうとかな。
[口喧嘩を続けるうち、馬持ち主である行商人風の男に気が付く。
が、人前であることを気にするほど冷めた喧嘩であるはずもなく]
[商人風の男から話しかけられる>>352が、エルナへの買い言葉は止まらない]
あの馬、アンタのか?
あんなヤツに乗られちゃ、重さに馬が悲鳴をあげるぜ。
[口喧嘩に、商人を巻き込んでしまう。
その反応を待つより早く後ろの戸が開き、ペーターが飛び出してきた>>337。
この時間帯にヨアヒムが付いていかず彼が外出するのは珍しい。
少しの不安を覚えたが、エルナが同じ方向に向かう>>346のを見て、大丈夫だろうと安心する。
喧嘩はするが、彼女に信頼は置いているのだ]
さて。
[馬小屋に馬車を入れ込む行商人を横目に、ディーターは自分の家に向かい歩き出した]
僕も手伝うよ。
[ヤコブの野菜を運ぶ人間は揃ってはいるが、一人あたりの負担は少ない方が良いと考えて野菜運びの手伝いに名乗りを上げることにした]
/*
ちなみに今回は、飽くまで喋れない、故ローラントに似ている不思議ちゃんで、ヤコブを演じて見せてますが、何気にこの手のRPを演じるのは珍しいかも……ペーターやイェンス、オスカー等、ショタっ子全開受けを誘うような展開が殆どなので。
でも今回も頑張って、あわよくばヨアヒムに、パメラルートと並べてヤコブルートを併設させてみようかと(ぉい
ちなみに、ローラントに似ている設定を取っては居ますが、最初からこの辺りで関わりを入れるつもりはゼロです(・ω・) 偽伏線
本当は生きていた!とかでも、幽霊だ!とかでも、狼の変装だ!とかも想定していなかったり(・ω・`)
[初対面のはずのシモンも野菜運びを手伝い、皆で和気藹々としている若葉の村の面々。
木々の若葉の一枚一枚はまだ小さいけれども、それぞれが精一杯生きて皆がまとまり大きな樹になる。
そんな若葉の名前をもらったのが、この村の人々である。
その姿は実に微笑ましいもので、いつまでもこの村の面々が幸せなままで続いていて欲しい、彼は心からそう思い、宿に集う人々の幸せを祈った]
そう?それじゃ、頑張りすぎないようにね。…あ。
[カタリナをねぎらいつつ、野菜を往復して運びながら、神父はシモンの顔を見て、ふと声を出した]
そうだったそうだった。
シモンさん、ディーターさんから伝言です。
『もし用事があるなら家に戻っている、家の位置は5年前と変わらない』
という旨を伝えるように言われてたんです。
すっかり忘れてました、すみませーん。
[暫く、数人の自衛団と押し問答。
なかなか引き下がらない女に不信を抱いたのか、自衛団はついに的を得た問いをした。]
―――人狼?
なぁ、右馬……聞いたか?
私が人狼か、だってよ。
あははははは…!とち狂ったか。
どこの世界にそんなもん居るんだよ。
[楽しそうに笑うのは、その存在を信じていないから。
噂では、否、御伽噺では聞いたことがある。
女にとって、それは幻の存在。]
/*
オットーもnot狼希望。
パメラもかな。
プロローグで割と透けますね……と言いつつ大ハズシしてる可能性もありますよrokuさん。
うん、PL視点で役職隠し通すの難しい。
「村に何かが起こりそうで不安」ってト書きするだけで村側要素だもの。
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新