情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
中等部2年 ウェルシュ の役職希望が 銀狼 に自動決定されました。
高等部2年 アプサラス の役職希望が 村人 に自動決定されました。
高等部3年 ディーク の役職希望が 村人 に自動決定されました。
高等部3年 アリーセ の役職希望が 妖魔 に自動決定されました。
養護教諭 ツヴィンガー の役職希望が 村人 に自動決定されました。
高等部三年 リヒャルト の役職希望が 霊媒師 に自動決定されました。
美しく月の昇る晩、君は自らの本当の姿を知った。
智恵を絞り、活路を開く勇気。
人狼を見抜き、妖異を滅ぼす力。
死者の声を現世に届ける異能。
頼りなく怯える人々を守る技。
互いの正体を知覚し合う絆。
自らの胸を裂いても仕うるべき主。
赤く染まる牙――長い咆哮。
さぁ、どうする?
まずは何から始めよう?
どうやらこの中には、村人が4名、妖魔が1名、銀狼が2名、賢者が1名、霊媒師が1名、守護獣が1名、呪人が1名、人犬が1名いるようだ。
薔薇園芸家 ローゼンハイムが「時間を進める」を選択しました
― 屋上 ―
[ロシェルがつくったサンドイッチをイリスによってあーんしてもらってるのをカーク>>279に見られているとは露知らずに流れる放送>>311を聞く]
あいっかわらずだな。
[流れるような速さのコメントの嵐にも慣れたもの。
なんだかひとつばかし、妙に身近にいる気配を感じたが……気にしないことにしたほうが心の平穏にためだとおもっている]
― 回想:教室を出る前の事 ―
[>>260 お弁当を手に立ち上がればフレデリカに彼氏によろしくだなどと言われ]
はぁーい。
フレデリカさんの愛しの君にもよろしくお伝えください
[などとしっかり返して教室を後にしたのだった*]
― 屋上 ―
こうこはふぶがえふふぁ?
[唐揚げを頬張りながら”考古学部がですか?”というとこうなる。
目が見えないわりに器用に食事をしていくのは、慣れの為せる業だ。
もぐもぐもぐもぐごっくん。]
はふ。
あ、ところでディーク、先程踏んでしまったお方はまだ眠ってらっしゃるようですが…
もしやカークさんではありません?
[モノアイを起動すれば一発なのだが、やる気はないらしい。
>>279 デジャヴとか、寝たふりだとか気づかぬまま、目が見えないながらにサンドイッチを再び食みつつそちらを眺めて言うのだった。]
/*
[二度見した]
[二度見した]
ラ神wwwwwwwwwwwwwwwww
おまwwwwwwwwwwwwwwwww
まてwwwwwwwwwwwwwwwww
ランダムだったのに銀狼希望ってwwwwwwwwwwwwwwwww
どうしろとwwwwwwwwwwwwwwwww
村の更新日が延長されました。
[橙色の天敵は、気付かないときは、本当に気づかないが。
気付いた時は、最低一つ食べるのが末妹なりのルールで。
リカ姉のアイ>>0:344だと知っているから、もあるし。
リセ姉が誉めてくれるから>>0:347、も理由のうちなのは内緒だ。]
…うん。
お姉ちゃんの作るご飯は美味しいの!
[ミートボールの評>>0:349には、こちらは内心へんにゃりとしながらも、
エヘンプイ、となるのは、シスコン故、かもしれない。]
/*
ごめ、さすがにこれは笑うしかできないwwwwwwwwwwwwwwww
なんなの、なんなのwwwwwwwwwwwwwwwww
てか、年明けからこっち、メインID狼しかやってねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
いや、夜天と妖鏡は希望してだけどさ!!!!!!!
そうだな。
[アリーセからの軽い確認には頷いて。>>343]
小さい頃なんかは特に、そっくりだったもんな。
ちょっと前も、か。
[剣道部員一同がアリーセの悪戯に騙されたこともある。
当時一騒動あったことが頭に過ぎって、少し視線を逸らした。]
そういや、聞いた事が無かったけれど。
髪を伸ばし始めたのは、何か心境の変化でもあったのか?
[何気ない調子で問うた。
アリーセとツィスカは年の差もあり間違う事はもうないが、
フレデリカとツィスカとはよく似ているし、フレデリカとアリーセもそうだ。
後者は未だに混同する者もいるだろう……自分などに言わせれば、喋ってみればその差は明らかなのだけれど。]
─ 食堂 ─
うん、今日のは結構自信作だったんだけど。
[姉の笑顔>>0:347に苦笑を返しつつ、頷く。
仕掛けがバレなかった時は教えない為、妹にはたまに仕掛けられてるとしか思われてないだろう。
実際は自分がお弁当を作ったときは100%どこかに入れていたりするのだが。
ちなみに幼馴染に渡すお弁当にも、彼の天敵を必ずこっそり忍ばせてある。細かく刻んでハンバーグに混ぜたりとか。
目の前で格闘している様子>>0:349とあげたお弁当食べる時の顔を比較すると、多分彼にはばれていない。]
高等部1年 シメオンは、ランダム を能力(占う)の対象に選びました。
高等部1年 シメオンは、薔薇園芸家 ローゼンハイム を能力(占う)の対象に選びました。
― 食堂 ―
…いくら彼女達が仲良くても、ね。
[残ったフィナンシェを誰かに、とは思ったものの。
流石にあの人数に1つを差し出すのは申し訳無くて。
声はかけずに食堂の出入り口へと向かう]
そうそう、考古学。
……前みたいなことにはなってもらいたくないもんだがなぁ。
[イリスの言葉>>3を器用に聞き取りながらぼやく。
持ち込まれた機材。後にわかったことだが、物を少し巨大化するものと、しばらくの間物体を複製するものであったらしい。
そうとわかってなのか、わからずなのかはいまいちわからないが、起動したところ、ちょうどそこにGなる生き物が飛び込んできたようで。
――――――あえてオチはいわない。消したい記憶もあるものだ]
[まあそれはともかく。ほおばったごはんとごぼうのきんぴらを咀嚼して飲み込んだ後]
ああ、そうだぞ。だから心配することはない。
トラックに轢かれても平気だろうしな。
[起きてるのもしらずに滅茶苦茶いいながらカークのほうもみずにいって]
イリス、ついてるぞ。
[頬近くについてるマヨネーズをなんの躊躇もなくキスをした]
/*
>>6
キノコ苦手は前世的なトラウマなので、
それと分かる形状を留めていなければ大丈夫なんだと思うw
味に反応するわけではないから、多分そこそこいける。
/*
どうにかよっこら起きてきたけど、衝撃的に眠い 昨日の夜更かしが…(うっつらうっつら)
しかしこう、キャラの固まらなくてすまない
元々不思議ちゃん系が不思議どころか行方不明系じゃないか、わたし。
わたしの中の人しっかりしてください。(ゆさゆさ)
/*
それはそうと役職wwwwwww
ランダムにしたんだがそうか、村人引けなかったk
まあこれからかんがえよう。
設定とか無いかも知れんが、何か出来ればいい、な。
/*
と、思わず緑化に突っ走ったが。
これはこれで、非常に美味しいともいう、な!
どーお捻るか、ちょっと考えてみよう、そうしよう。
……それにしても。
普段ランダム希望しないのもあるけど、これで狼引くのも久しぶりだなぁ……。
もしかしなくても、審問時代まで遡るんじゃなかろうか……w
嫌いじゃない、か。
[良いか悪いか、正しいか間違っているか、そんなことはぽいと捨てて言う少年に、小さく吹き出す]
そうね、私も、そう言う考え方、嫌いじゃないわ。
[宙に浮かぶ光の海に、跳ねる飛び魚は1匹から2匹、3匹と数を増やし]
うん。あるわよね、そういうの。
[今がそのときだと、変わりたいという少年に、空の海を見ながら頷く。最初の1匹が飛び跳ねると、ぱ、と鳥に変じて光の空を飛ぶ]
今の自分も自分だけど、この先にいる自分も自分で、違っていても自分なのよ。
[言ってみて、ちょっと違う? と視線を漂わせて]
まあ、その件に関しては、カァクの方が変わらないと、っていうのもあるけどね、だいぶね。
[ウェルシュを見て、冗談めかして笑った]
― 食堂 ─
うん、今日のは私も行けるかと思ってた。
ツィーの舌の方が上手だったねぇ。
[リカ>>6に微笑み返した後]
……んー。
当時はあったような、無かったような。
[何気ないリヒャルト>>5の問いかけには、曖昧に答えた]
まあ、伸ばして邪魔ってこともなかったし。
一度伸ばすと何だか勿体無くて、ね?
─ 食堂 ─
[妹があげたミートボールが美味しい>>0:349と言ってもらえると、嬉しくてつい顔が緩む。
同席してる友達なんかは付き合いが長く、幼稚園児の頃のプロポーズまで覚えてたりするので何か言いたげににまにまして。
さらに教室出る前に友人から言われたこと>>2も思い返したりしてしまって、ちょっと頬が赤くなったりもしつつ。]
ありがとね、ツィー。
[嫌いなものも頑張って食べてくれて、美味しいと言ってくれる妹>>4を、姉に続いてよしよしと撫でて。
そんな自分達をアプサラスが見つけてた>>0:351>>7ことにこちらは気付けなかったが、同席者はどうだったか。*]
へぇ…
今度はどんな面白い機械なんでしょうね?
[あれは蒸し暑い夏のこと…―――。
わたしはモノアイの接続をしないで、熱量と質量だけを頼りに廊下を急いでいたの。
何で急いでいたかって?
も・ち・ろ・ん!保健室の夏季限定スイカマカロンを食べに行くために決まってる。
だけど、そんなわたしの前に唐突にあいつは現れたの。
考古学部の部室をの前を通り過ぎようとしたとき、急にドア開いて、そのまま正面衝突
―――しそうになって、思わず蹴りを繰り出しちゃった!
大きな楕円のアイツは不意打ちに身構えることもできずに廊下に沈んだわ。
その上踏みつけちゃってたの。
お部屋から出てきた皆が慌てて運んで行ったわ。
もう…パンツ見てないわよね?
どこのどいつか知らないけど、今度会ったらただじゃおかないんだから!
とイリスが思ったかどうかは知らないが、そんなエピソードがあったのを思い出しうんうんと頷いた。]
― 食堂 ─
[嘘である。あからさまに視線を逸らしてしまったから、幼馴染や妹達にはバレバレだろう。
女子力アップのために!なんて堂々言えるほど、今の自分にも自信は全く無いのだった]
あらっ。
[丁度食堂を出てゆく人影>>7が見えたので、誤魔化しがてらに手を振ってみた。またね、という意味に取られてもいい]
ん?
あ、すみません、ありがとうございます。
[頬近くのマヨネーズを舐めとられると、ほんのり頬を染めて恥ずかしそうにした。
が、それほど動じないのは日常茶飯事だからだろう。]
そうですか、カークさんでしたか。
寝てらっしゃるみたい?
じゃあ……ラッキーアイテムは自分で姉様にお渡ししに行くことにしましょうか。
[ふむ、と思う頃にはすっかりサンドイッチも平らげて]
た、大変!
…デザートがありません。
[唐突に衝撃的なことに気が付いた様子で固まった]
/*
この人数はなかなか偏るとひとりぼっちが激しいな。
そして今、シュラーフェンさまにお手紙を送りたい気持ちで一杯です(笑)
まあよくあることだしな。
[舐めとったという行為に思うことがないはずがない。
が、日常茶飯事の一部でもあるため同じように反応は薄目]
新しい発見はいいことだが、変なことにならなきゃなんでもいい。
[進学の関係上、新しい技術とあれば興味はあるが、さりとて考古学に興味があるというと違うため興味は半々。
なお、その事件のエピソード>>15をきいたときはなんともいえない気分になったのはさておいた]
えへへ〜♪
[リカ姉からも撫でられる>>14と、笑顔でテレテレとして。
姉が手を振る>>16先を見て。
食堂から出て行こうとする、姉の友人の姿>>7が見えて。
こちらはぺこり、とお辞儀をした。]
……いちいち大袈裟なんだよ。
じゃあどっちいく?
[固まったイリス>>17を呆れ半分でみつつデザートに対してのどっちというのは食堂か保健室の二択に限られる。
なぜ保健室が含まれるのかというところではあるが、どちらか決める前にと、自分も残りのものを平らげにかかった]
…ふ。
お姉ちゃん大好き、って顔してるな。
そーだな。
これだけ美味い飯が作れれば、いい嫁さんになりそうだ。
[何というかこの姉妹は、シスコンぶりも微笑ましい。
彼女らの絆の深さは、前世というものがあるのであれば、そこから繋がっているのではないかとすら思う程で。]
[伊達に付き合いは長くないが、そっくりさんたちを見分けられるようになるまでには、様々な苦難イベントを経ている。
例えば、過去のプロポーズ事件では――――
その場で返すことの出来なかった返答を、数年ののち、別の人に返してしまったり。
それが中等部の頃の騒動の中で起きたことは、未だ記憶に新しい。>>0:343]
………? 曖昧だな。
らしくない。
[アリーセの返答>>13には暫し箸を止めるが。
物言いの端々に、あまり追及すべきではないものが滲んでいるような気がして、それ以上深くは問わないが。]
ま。長いのも似合うし、良いのじゃないか。
[逸れた視線の先を追ってから、ごく軽くそう言って。
皿の上のキノコ軍との戦争を終えたなら、息を吐いた。]
………? 曖昧だな。
らしくない。
[アリーセの返答>>13には暫し箸を止めるが。
物言いの端々に、あまり追及すべきではないものが滲んでいるような気がして、それ以上深くは問わないが。]
ま。目的があるとか…、願掛けか何かで伸ばす女子も居るとは聞くが。
長いのも似合うし、良いのじゃないか。
[逸れた視線の先を追ってから、ごく軽くそう言って。
皿の上のキノコ軍との戦争を終えたなら、息を吐いた。]
― 中庭 ―
[曲みたいなひと、という言葉>>10に、右手が胸元に触れた。
姿は写真に、声は記憶に、今でも確りと残っている。
柔らかい旋律を紡ぐひとは、その旋律と同じく優しくて繊細で──儚くて。
思い出すのは、穏やかさと痛さを同時に感じさせる。
ただ、今は言葉交わすロシェルの雰囲気の穏やかさもあって、痛さはあまり、感じなかったけれど]
[なお、『コーギー』と呼ばれていたら、全力で否定に走った。
……その様子が、そのまま仔犬の威嚇に見えるため、どツボにはまりやすい、というのはさておいて]
[嫌いじゃないという同意と、増えていく飛び魚。>>11
光の幻影と水の作る不思議空間に見入りつつ]
ですね。
自分は、自分……それだけは、変わらない。
[言いながら。
何気なく口にしたその言葉は、凄く、大事なものに思えた。
なんでかな、と内心首を傾げていたら、従兄の名前を出されて]
― 食堂 ―
[去り際に振られた手>>16とお辞儀>>19には笑みを向けて振り返して。
そちらへは向かわずに食堂を出る。
足を向けるのは考古学研究会の部室がある方向。
学長が居ないか期待しての行動だった]
皆は変なもの扱いするけど…何か意味があってのものなのに。
[兄にも注意され、友人達にも警戒される考古学研究会に集まるモノ。
確かに、それで騒ぎを起こしたことは少なくない]
[記憶にも新しいのは拡大複製装置で起きた騒動>>8か。
不慮の事故により巨大化したGが次々と複製されて、アプサラスは臆することなく退治していたのだけれど]
……シメオンちゃんが怪我しなかっただけ良かったわ。
[逃げ出した巨大Gが廊下で踏みつけられていた>>15のを見た時は驚いた。
無事を確認して何とも無かったから良かったものの、確かにあれは酷い出来事だったと思う]
……まあ、それは、そうですけど。
[幼い頃の約束のまま、護り続けてくれている従兄は、凄く大事で、けれど]
護られてるままじゃ。
……自分で、何か護るの、できないかな、って。
そう、思うから……。
[自分の中にも、護りたいと思えるものがあるのも事実だから。
その想いをそのまま綴って、それから。
ある事に気づいて、あ、と声を上げた]
あ、今の話!
兄さんには、内緒にしといてくださいねっ!
[あわっとしたのは、バレンタインの時のあれこれを思い出したから。
それ以前に、まだ曖昧な想いの一端を零してしまったわけで。
広められるのは、ちょっと、困ったりもする]
変なことって、何でしょう?
[本人はあまり変なエピソードだと思って記憶していないようだった。
勿論ディークのなんともいえない気分など察するべくもなく。
デザート調達に二択を提示されれば勿論]
そりゃあ、そりゃあもちろん…保健室っ!
[元気にお返事。]
ほらほらディーク早く食べてー早く食べてくださいー
マカロンさんが待ってますー
もしかしたらマカロンさんだけじゃなくて何か特別メニューだってあるかもしれないんですよっ
[涎たらすんじゃないかとばかりにうっとりと言うと、ディークをせかしまくるのだった。
どこまでもマイペースなのは小さなころから全く変わってなかった。]
…ご馳走様。
[食堂のオネエサンには、…今日はともかく。
美味いおかずを提供してくれて且つ心強い援軍をくれた幼馴染たちに向けての礼。
アプサラスには残念ながら気付くことが出来なかったが、雑談の折にでも顔を見せていたことは聞けただろうか。*]
クソがああああああ
お前ら、見せつけすぎなんだよ!!!
[シュラーフェンのテレラジで今頃ハガキが採用され、落ち込んでいた青年は、傍で繰り広げられるイチャイチャに、さらに落ち込んだらしく。もう耐えきれんわと一枚だけ写真撮って、すばやく逃げかけた。]
― 保健室 ―
[学食はあるものの、あまり利用はしない。
食堂のおばちゃんもといお姉さま方に人気はあるので、
たっぷりサービスしてもらえて有り難くはあるものの、
自分で自炊した方が安上がりだし、何より趣味だった。
そんな今日のお昼は、花型に抜いたハムの上に、これまた違う花型で抜いたチーズ、一番上には胡麻を乗せて中心を作る。周囲にはがくに見立てた絹さやが。
蝶の形に抜いたオレンジをご飯の上に並べて、ゆで卵を花形に切り後は肉やら野菜を適当に並べた、量を除いては男の弁当には見えない花弁当だった。]
ああ、気にするな。
[気にしないでいいことなので軽くいう。元々ゲテなものには慣れっこイリスだからだ]
ん、保健室な。
わかった、わかったから、ちょっと待っとけ。
[イリス>>32がデザートを諦めるという選択肢は最初から存在していない。世の中には一つしか選択できないことがあることを幼い頃から...は知っている。
涎をたらしそうなイリスを宥めながらさっさと食べ終えて袋に詰めて。としたところでなんてしてる内に、機械音>>23が聞こえた]
……なんだ?
[呆然と何か叫び声をあげて去るカーク>>34を見送る。
日常茶飯事をしていただけなので、何を撮ったのか理解するのはもう少し先になるのかもしれない。]
[>>23 パシャ?
音のした方に振り返り、その原因を理解するより早く >>34なんだか切ない叫びが聞こえた]
あぁカークさんお待ちくださいっ!?
見せつけるだなんてそんな…っ
むしろ見たんだったら見物料もらいますからねっ!?
じゃなかった、
ロシェ姉様にお届け頂きたいものがあるんですーー!
[トカゲの尻尾と、それに結ばれた、おみくじのように細くたたまれた文。
差し出しながら慌てて呼び止めようとしてみる。]
じゃあ保健室いくか。
[何を撮ったのかわからないわけだし、現在の優先は放っておけない可愛い恋人になる。
食べ終えたことを伝えベンチから立ち上がり移動を開始した]
うん、お姉ちゃん達大好き!
どういたしまして、なのー。
[にぱらっぱ、と笑顔のまま、リヒャルト>>21に返して。
大騒動の概略だけは聞かされているかどうか。
リヒャルトの礼>>33に、返礼を返して。
いつの間にか食べ終わっていたお弁当を片付ける。]
― 保健室 ―
…ご馳走様でした。
[それらを軽く平らげると、
食後のデザートには妹のフィナンシェがある。
お茶を沸かす間、金塊型のお菓子を綺麗に皿に並べておいた。]
/*
もそもそと改めてWiki確認。
うん、1dはまだ何も起きないわよね。
興味本位で覗きに来た生徒追い返したりしとこうかなー。
[幸か不幸かカークが涙目だったことには気付くことができない。
だって見えてないもんね。]
お願いしました。
必ず届けてくださいね…大事な…大事なものなんです。
[文付きトカゲのシッポをカークに握らせると、一度ぎゅっとカークの手を握った。
そういう所作は、目の見えなかったころからの癖だった。
ぱっと離すと]
よぉおおっし、ディーク、保健室にいきますよー!
[だがモノアイを起動させないため、手を引いていけと言わんばかりに左手を差し出すのだった]
― 食堂 ―
そーお?
まあ特に理由はないってことで、そんなもんよ。
[正しくは、説明できる理由が無い、である。
元々は、過去の悪戯>>22による自業自得が出発点だった。でも当時もリヒャルトに惚れてたわけではない。自分らしくないと焦って、中学在籍中は剣道にそれまで以上に打ち込んで。
高校に入り伸び悩んで、それをとある人に相談して……]
フフッ、ありがと。
リー君のはリカとの類似補正も入ってると思うから、少し割り引いて聞いておくけどねー。
[似合う>>24と言われれば悪い気はしない。
軽口めいたものに紛らせながら、笑みを返した]
[イリスの応対>>38にちゃんと置いてくもの置いてけと請求すればよかった。とおもったが、涙目のカークをみて、結果遠慮しといていいかとおもった]
[カークが涙目であったとしても罪悪感はない。
ある意味強い子なイリス。とか変な感想を抱きつつ]
おう、んじゃいくか。
[こっちもやはり気にしなかった。
昔からの癖で左手>>42を差し出されるとつい手を握るのもイリスの歩調に合わせるようにして歩くのも慣れたもので手をつなぎながら保健室へと向かった**]
[続く話には、あら、と少し目を見開く。
護りたいと聞けば、やっぱり男の子なのね、と言いかけたところに、あ、と声が割り込んで]
ふうん?
[内緒とあわてふためく様子に、からかうような笑いは一瞬]
わかった。約束してあげる。はい。
その代わり、私も、あなたのこと応援しているの、忘れないでね。――頑張ったら、骨はちゃあんと拾ってあげるから。
[差し出す小指、指切りげんまん]
― 保健室 ―
[まだモノアイが無かった頃。
毎日ロシェルやディークがしてくれたように手を引いてもらいながら保健室到着。
コンコン]
ツヴィンガー先生、いらっしゃいますか?
デザート食べに来ました!
[馬鹿正直な用件を言って、
扉の前で待ってみた]
― 食堂 ―
ああ、アプちゃんが出口の方にいたのよ。
[他に向けて手を振った理由は隠すことでもないので、リヒャルトにもアッサリ教えながら]
私も、リカとツィーが大好きー♪
[素直で可愛い下の妹>>40を、ぎゅっと抱き締めた。
それから最後まで取っておいた卵焼きのもう一つを味わって食べ、ご馳走様でしたと手を合わせて弁当箱を仕舞った]
― →考古学研究会部室傍 ―
[考古学研究会の部室へと近付くと、何やら数人の人だかりがあった]
ちょっと、またアンタ達?
覗きに来たって中には入れないからね。
[何かが運ばれて来たと知ると必ず覗き見にくる野次馬集団。
流石に部室には鍵をかけているため、勝手に入られることは無い。
それが分かっているはずなのにこうして覗きに来るのだから、何とも暇な連中である]
はいはい、散った散った。
[しっしっ、と手で払うように生徒達を追い払い、姿が見えなくなるまで部室の前で仁王立ちした。
純粋に考古学に興味があるならこんなことはしないのだが、面白半分で来る相手には容赦しない]
全く…玩具じゃないんだからね。
学長の大切なものなんだから。
[また騒動を起こすと思われているのか、それを目当てに来る者は少なくない。
新聞部辺りはまた張り込みしたりするのだろう。
彼らについては学長の言葉もあって放置しているけれど]
― 保健室 ―
はーい?
[>>49丁度お湯が沸いたあたり、
ドアを叩く音に、保険委員か怪我人かと思ったら
正直な用件が返って来て軽く噴いた。]
鼻が効いてるわねぇ…
ここは喫茶店じゃないのよー?
[と、立場上一応注意はする。
笑いながら言うからいつも効果は半減以下なのだが。]
わーい♪
[姉にぎゅ、と抱き締められる>>50と、
こちらも抱きしめ返して。
犬なら、尻尾がご機嫌に揺れている状況だった。]
― 中庭 ―
[>>46 護る、と見られた仕種は、同時に、すがるものでもあるのだけれど。
それと気づいている者は、多分、多くない。
ともあれ、男子としての矜持を保ち続けられている偶然には気づかぬまま]
うん、そうです、ね。
[励ますような言葉>>47に、笑みを浮かべてこく、と頷いて]
[うっかり零してしまった内心。
その気持ちを向ける相手にも、未だに示す事すらできていないそれに対する反応にひやひやとしていたのだが]
……え、と。
[その後の言葉>>48はちょっと意外で。
思わず、きょとん、と瞬いていたのだが]
まぁ折角来たんだしお入んなさ……あらディークも一緒なのね。
まいいわ、丁度ご飯も終わったし、お茶にしようと思ってたのよ。
今日はマカロンと、妹が作ってくれたフィナンシェがあるわよ。
[手を引かれてきただろう様子に、瞬きながら二人を招きいれて、
ディークに適当に椅子を用意させ、彼女を座らせている間お茶を淹れた。]
イリス、モノアイの調子はどう?
[人数が増えた為、皿の上のフィナンシェの周りに、
色とりどりのマカロンを並べながら問いかけて。
イリスにカップを渡しつつ、彼女の視力を補佐する器具の調子を尋ね
ディークにはカップと、皿の方を差し出し、好きなものを取るようにと仕向けた。
イリスがほしい物は、彼が取って渡すだろう。]
……はい、忘れません。
ありがと、ございます。
[それでも、いわれた言葉は嬉しかったから、素直に小指を出していた。
幼い頃に従兄と約束を交わした時と同じやり方は。
色んな思い出もあって、自分とっては一番強い約束の仕方と言えた。**]
/*
あ、うっかりシメオンちゃんって入れてる。
ウルズ含めてどっちで呼ぶか迷ってたままだったのに。
うーん、どうしようかな。
[返事が返ってきたので、うきうきしながら保健室へと入った。]
えへへ…
だぁーって。
先生のマカロン美味しいんですもの!
もう、この味から離れられなくて卒業できなくなっちゃうかもしれません。
[勧められる前に、相談用なのかいくつか用意されている椅子にちょこんと腰かけてスタンバっているのだった。]
あ、じゃあついでに保健室らしく悩み相談していきます!
本当は、テレラジに投稿してシュラーフェンさんに聞いてみようかと思ったんですけど…
うちの姉様ってば、ほんっとに奥手なんです。
相手の方、すっごく子供っぽい人だから、もっとぐいぐいひっぱってってもいいと思うんですよね。
まあ…姉様のそんなところが可愛いところなんですけれど、妹としてはちょっと心配。
どうやってけしかけたらいいと思いますか?
このままじゃ勉強に身が入りませんよぅ
[お茶とお菓子を待つ間、頬杖をついてため息交じりにしょうもないことを言うのだった。]
[フィナンシェと聞き目を輝かせた。
いれて貰ったお茶をふーふーしたり、マカロン片手フィナンシェ片手に持ってご満悦そうにしてたりしつつ、モノアイについて尋ねる声に首を傾ぐ。
質量感知のおかげで欲しいものは自力でゲットできるのであった]
はい、特に変わりなく動作しています。
授業の後は、やっぱりちょっと止めておかないと頭痛くなっちゃうんですけれども。
しばらく接続を切っておけばよくなりますから。
[苦笑交じりに言うのは、中等部の頃、まだモノアイが一世代前だった時は頭痛で此処に入り浸ってたからだった。
ちなみに、ツヴィンガーのお菓子の味をしめたのはその時だ。]
― 考古学研究会部室前 ―
[野次馬集団が居なくなった後、部室の扉へと視線を移す。
扉を開けようとしてみるが、鍵はかかったままだった。
どうやら学長は来ていないらしい]
…そうよね、研究ばかりと言うわけにも行かないものね。
[この学院の学長なのだから、研究以外にも仕事はあるわけで。
当てが外れて少ししょんぼりとした表情になった]
居たらフィナンシェ差し上げようと思ったのにな。
…勿体無いし、食べちゃおうかなぁ。
[紙袋に視線を落とし、小さく呟く。
1個しかないと誰にあげようか逆に悩んでしまう。
紙袋からフィナンシェを取り出しつつ、また移動すべく、トン、と廊下の床を蹴った]
[>>60うっきうきの可愛い女子生徒に褒められると悪い気はしない。]
褒めてくれるのは嬉しいけどねぇ。
まぁイリスくらいの頻度だったらいいのよ。
毎日毎日来るようなら、仕舞いには追い出すけど。
[あんまりに自重を知らない運動部の連中を、
何度もたたき出すのもまた恒例行事である。
女子生徒の悩み相談には、なぁにと笑顔で迎えつつ。
シュラーフェンに相談しようとした、にはその笑みも少し固まるが。]
あの人、毎回斜め上の回答してくれるから、
相談内容には気をつけた方がいいわよ。
[とは一応前置きしつつ。]
姉様って、ロシェル?
ああー…そうらしいわねぇ…
[ロシェルが、というよりその相手が異様に目立つので、
その辺の噂はちらほらと耳に届いている。
妹としてその相談内容はどうだという突っ込みはさておいて、
けしかけ方といわれると顎に長い指を当てて少し考え込んだ。]
[姉たちは大好きだ。
幼馴染みであるウェルシュは、異性として大好きだ。
多分、無茶しいで我慢しいな幼馴染みの母親が亡くなったコトが意識が変化し始めた一因だと思う。
何故か、そばにいなくちゃ、と言う意識が根底にあったのは事実だが。
意識が変化し始めの頃、姉二人に聞いたのもいい思い出、かもしれない。。]
んー…、どれくらいどうけしかけるかによるわねぇ。
手っ取り早く事を進めさせるのなら、
一緒に暗がり密室に放り込むとか、
どっちかにざっくり怪我させて、看病させてみるとか。
古典的な方法だと、ロシェルが不良に絡まれた所をカークが助ける〜
とかなんだけど、相手がカークだと命がいくつあっても足りないのよねー。
[シュラーフェンほどではないが、わりと物騒な事をさらっと言いつつ。]
そういえば二人とも卒業するのよね
旅行にでも行くよう進めてみたら?
二人でが難しいなら、最初は他にも人数揃えるようにして、
当日2人以外ばっくれるとか。
えへへ…。
[姉たちが暫く会話を楽しむなら、
ニコニコしながらそれを聞きつつ、相づちを打つ。
話を振られたなら、一所懸命に話して。
(ついでに朝の話もしたかもしれない。)
別れるならプラッと学校内を歩くつもりだ。**]
あ、フィナンシェ、どう?
妹に感想お願いされてるのよね。
[と言いつつ、自分も一つ手にとり齧る。
焦がしバターとアーモンドの香ばしい風味が、今日のお茶にはよく合った。
自分で取れると言うようなら、彼女に直接皿を差出す。
マカロンの色の違いもわかるのかしらと思ったが、
もっともどれを取っても、彼女なら美味しそうに食べるのだろうが。
ディークがフィナンシェを食べるのなら、彼にも感想を聞いただろう。
>>61モノアイについての返答には、そうと短く返す。
専門的な知識は、彼女を見るようになって初めて齧った程度だった為、
そこらの効果を聞く事は、自分の糧になる。]
初めて見た時はずいぶんと便利なものが出来たと思ったけど…
やっぱりまだ絶対安全とは言い難いのねぇ。
[頭痛で苦しんだ彼女を見てきたから、やはり不安はある。
その度にお菓子で落ち着かせて…おかげで随分甘やかすようになったのは、まだ新しい記憶だ。]
[最近では保健室通いの頻度も週3くらいだ。程ほどだと自負している。]
シュラーフェンさんのトークはそれがいいんですよ!
そこにしびれるあこがれるぅーって偉い人が言ってました。
[至って真顔で拳を握りしめて熱弁した。
そして考え込むツヴィンガーの様子に、期待を込めてマカロンとフィナンシェを交互に食べて待機。]
うーん暗がりとか密室はぁ、姉様強いからなぁ
それに、カークさんもああ見えて奥手だから、二人して脱出に燃えてしまいそうです。
怪我に看病はアリかもしれませんが、ロシェ姉様に怪我をさせるのはナシです!そんなのぜーーったい許しませんっ!
…かといってカークさんに看病が必要な大けがをさせるのも…ねえ?
死んじゃったら困るし。
[ぽそっと物騒なことを言った。
不良に絡まれた所を、の段には]
姉様、自力で撃退しちゃいそうです。
[深刻な顔をした。]
旅行…!?
それです!!!!!
[思わずガタっと椅子から立ち上がった。]
よぉーーーっし、ディーク、卒業旅行です!
そんで、私たちは途中ではぐれる。
はぐれて変装して尾行してパフェを食べる!
これでいいんじゃないですか!?もしかして!?
[同意を求めた。
どうしろとという同意を求めたが、これもまた日常茶飯事の光景だ。]
中等部2年 ツィスカは、栞を挟んだ。
[フィナンシェの感想に、うっとりと頬に手を当てる]
ん〜〜〜、このアーモンドの香ばしい歯触りが何ともいえない美味しさです。
これはツヴィンガー先生の味ではありませんね?
妹さん、…アプサラスさんですか。とても美味しかったです、ごちそうさまでしたとお伝えください。
[大層ご満悦でした。]
んん…むぐむぐ。
[ごっくん。お茶を一口。]
ふぅ。
ええ、技術としてはまだ試作段階ではありますけれど…
わたしは、わたしの世界に色彩を呉れたこの子に、とても感謝してるんです。
だから、少しくらい大変なことがあっても、大丈夫。
頭痛薬より効き目抜群のツヴィンガー先生のマカロンがありますから。
[肩の上の、眠っているように目を伏せているモノアイを、大事そうに撫で*言うのだった*。]
[変わりたいと思う心に、先に立って道を示す方法もあるとは思う。
でも自分は。
立ち止まっている背に、ぽんと手を置くくらいがせいぜいで。頑張ろうとしているものを応援するのが多分――]
あ、つい長話しちゃったわね? 次、大丈夫?
[卒業間近の自分とは違うだろう中等部二年生の頃なんて忘れてしまって確認する。
急ぐようならここで別れる算段だが]
――む、けほっ
[すっかり忘れていたマスタードパンチなサーモンサンドを口に運び、むせかえって、水頂戴のサインでウェルシュの背中をばしばし叩くのが先の話だ**]
/*
おまかせにしてたら人犬引いたの巻
忙しくなるであろう俺に!ラ神!と思ったが、元村の俺の能力的には「一回襲撃跳ね返す」はあってる
― 保健室 ―
[週3多いよ!と突っ込まれる事もあるが、
まぁイリスは保健室常連(モノアイ的な意味で)だから良いのだ。
単に遊びにとか、食費浮かしに来るようなのばっかだと困るわけで。
>>69イリスの熱弁に、つい苦笑する。
偉い人にはそれが分からんのです…って誰か言ってたわね。
とか何かよぎったがさておいて。]
まぁ、アタシもあの調子は好きだけどねぇ。
[なんだか懐かしくて、とは言わないが。
とにかくついつい、もう子供の頃から聞いている。
相談について、カークの武勇伝は知っていたが。
さすがカークの彼女(未満)のロシェルの方も相当なものらしい。
自力撃退にあらまぁと感心したりしつつ。]
あのカークだったら殺しても死ななそうな気はするけど…。っと。
[ツィスカ>>55と抱きつき合いながら、ふと思い出していた。
末妹の幼馴染の御母堂が亡くなって暫くした頃>>65の話だ]
ずっと一緒にいたいって言われても。
そう簡単にはなかなか、ねえ?
[リカのように異性を好きになったことのなかった自分は、相談されても戸惑ってしまった。
けれど可愛い妹が一生懸命悩んでいるのだから、一緒に悩んで考えてはみた]
……笑顔。
一緒にいる時は、ずっと笑顔でいるの。
ツィーが横にいない時でも、あの子が思い出して元気になれるくらい。
私、林間学校で怪我した時にリカやツィーの笑顔を思い出したら、元気出たもの。
そういうのじゃ、ダメかなあ?
[思えば子供っぽさ全開の発想だった。
今なら違う意見も言えたと思うけれど、過去は過去。
妹達はどんな反応をしたのだったか]
─ 食堂 ─
え…、あ、ありがとう。
[妹>>4へと向けられた幼馴染の言葉>>21には、自然と顔が赤くなる。
なんせ相手が相手なのだ、嬉しいし照れるのは仕方ない。
幼馴染にはちゃんと言葉で確認できてはいないのだけれど、傍目には態度で丸わかりだろう。]
[>>70とりあえず、最終案がお気に召したようだ。]
あらじゃ、コレあげようかしら。
[とディークになにやら力説するイリスに、
鞄から取り出して渡すのは、わりと綺麗な作りのパンフレット。]
アタシの知り合いが務めてる、旅行会社のパンフレット。
シーズンだから、有名所や休日は厳しいけど、
平日狙いの近場だったら、わりと良い所もまだ残ってるみたいよ。
[協力して!と渡されたパンフレットだったが、
生徒の話のネタに使われるのなら有意義だろう。]
[ちなみに。
幼稚園児の頃のプロポーズ事件がおきたのは、12年前の丁度今頃。
卒園を間近に控えた姉の服を用意していた母が、結婚式の時もこうして準備できたらいいなんて言ったことが発端で。
けっこん?と首を傾げていたら、好きな人と一緒に住むことだと説明された。
オムコさんをむかえればけっこんしても今まで通り皆と一緒だとも教えられたところで、説明が終わってしまった。
姉か妹のどちらかに呼ばれて、母はそちらに行ってしまったから。
不足した情報に、幼い自分がこう覚えてしまったのも無理からぬことだと思うのだ。]
[微妙に間違った知識は訂正されることないまま、翌日となり。
幼稚園にて、姉と同い年の彼と顔を合わせて。]
ルト、あのね。
ぼくね、ルトのことだいすき。
だからね、ぼく。
おとなになったら、ルトのオムコさんになりたい。
[こう言った自分の周囲の空気が、一瞬固まったのは多分、気のせいじゃなかった。]
[先生だったか、園児の誰かからか。
もしかしたら姉や、告白向けた当事者からだったかもしれないが。
周りから、女の子はオムコさんにはなれないと訂正を入れられると、そうなの?と首をかしげた。
そもそも知識が中途半端だから、何で女の子はなれないのかも解らなくて。
でもなれないと言われたのには、そうなのか、と思い。]
じゃあ、ルト。
おとなになったら、ぼくのオムコさんになってくれる?
[問いの形にかえたプロポーズは、結局その場で答えはもらえなかった。]
[その後、自分が唯一姉を怒った原因でもある騒動の最中で返されていた>>22とは自分には伝わってるかどうか。
今は流石に結婚がどういうものかも解るし、自分がお婿さんになれないのも解っている。
にもかかわらず同じ幼稚園に通っていた子から未だにこのことで揶揄われたりもするのは、あの頃から気持ち自体は変わっていないからに他ならない。
かといって今更同じことを聞くことも出来ず、うやむやに居心地良い幼馴染ポジションに収まっているというのが、現状で。]
─ 食堂 ─
うん、リセ姉長いのも似合うよ。
おそろいじゃなくなったのはちょっと寂しいけど。
ね、ツィー?
[幼馴染>>24の言葉に頷き、妹>>67や同席してる友達にも同意求めてみたりして。
姉の笑顔>>43とか、姉に抱きしめられて>>50嬉しそうな妹>>55見たりしながら自分もお昼ご飯を食べ終えると、お弁当を片付け。]
お粗末さまでし…あ。
ねぇ、ルト。
明日からしばらくお弁当作ってこよっか?
三人分作るのも四人分作るのも大して変わらないし。
[食堂のお姉さんのお怒りはどれ位で解けるか知らないが、解けるまでキノコ尽くしが続くんだろうとは知っている。
幼馴染の返答を聞いてから席を立って、今月の保険便り>>0:310を取りに行く為保健室に向かった。**]
/*
前回と大体似てるけどまんまじゃ芸がないので微妙に変えてみたプロポーズ。
誰か芝生やしてくれてたら嬉しいなぁ(
― 食堂 ―
ウフフフッ。ありがとねぇ。
でも擽ったいから褒め殺しは禁止っ!
[物思いから戻った後、リカ>>85や同席した子達にも笑みを向けながら、ツィーを放して立ち上がった。
お弁当の提案が出てくると、また別の含み笑いに近いものをリヒャルトに向けて浮かべつつ]
あ、これ返さなきゃ。
図書室寄ってから保健室行くね。
[図書委員のツィーに任せてしまってもいいのだが。一応は自分でやるべきと、午前中読みふけっていた雑誌を持ち上げて。
保健便りが出る日だったのも思い出し、リカ>>85に先に行っててくれないかと頼む]
ああ、放課後は顔出すよ。
今日はエルちゃん教習所行くって言ってたから。
[剣道部に顔出す予定を伝えつつ。
まだまだ賑やかな昼の食堂を後にした]
― 保健室 ―
あら、流石ねぇ。
[>>71口にしただけで自分の作でないと看破する彼女には、感心した様子で笑った。一部欠けているからだろうか、彼女の味覚は鋭敏で繊細だ。]
そう、サティの…アプサラスの作ったものよ。
[アプサラス…サラスバディ…サティと。
妹の独特の呼び名は、間に天女の名を挟んだ末に落ち着いたものだ。]
[昔から可愛い服や小物、料理なんかが大好きで。
だがそれが自分には十分に似合わない代物だというのは理解していたので、
常々それが似合う、可愛い妹がほしいと口にしていたが、
けっこういい年になった両親に妹が出来るとは思っておらず
両親も「天女の気紛れでもなければ無理よ」とか言い続けた15のある日
文字通り天から授かり者となった妹はそりゃもう可愛いかった。
今でも可愛いが。
下手したら両親より面倒見て育てた、妹への愛着は深い。
一歩間違えばカーク並のイトコンの仲間入りしてたのを、
辛うじて回避したのは、些細な偶然か、性格か、巡り合わせか。
あるいは妹から何かあったかもしれないが。]
[そんな最愛の妹が褒められれば当然喜ぶ訳で。]
ふふ、ありがとう。
サティに会ったら伝えておくわ。
[>>71イリスの返事には、機嫌のよい笑顔を浮かべて返した。]
[回想は連鎖する。
移動途中に思い出していたのは、リカのプロポーズ話>>82]
リカは、おムコさんにはなれないとおもうよ?
[微妙に固まった空気の中、妹に問いかけた。
更なる説明が他から入って、やはり素直な上の妹は言い直した。
リー君は優しい。彼が家族になるなら、きっと楽しいだろう。
ワクワクしながら待ったのに、返事は保留になってしまった。
とても、残念だった]
[色の無い世界を生きる子の苦労や悲しみは、
おそらく自分の想像をはるかに超えているだろう。
だから色を得て、時折頭痛に苦しみながらも微笑む彼女を、
何とも言えない気持ちで見る。]
…そうね。
[同情とは少し違う、ままならぬ物を見るような複雑な
――これもまたどこか苦く懐かしい――思いが胸に残るも。]
じゃ、イリスが来た時に
ちゃんと確保しておかないとねぇ。
また食べにいらっしゃい。
[微笑みの裏に伏せながら、
そう言ってモノアイ撫でる彼女に、お茶をもう一杯勧めて*]
[そしていつしか記憶の彼方に。
再び思い出したのは、自分では他愛ない悪戯のつもりだったリカを騙っていた時のことだった。
リー君、にはできない甘え方を、ルト、にしたのも、本当に遊びの範疇でしかなかったのに]
え、え。
それってプロポーズなのよね?
ごめんっ!そんな大切なこと言わせるつもりじゃ……
[微妙に調整していた声がひっくり返る。
リカの振りをしていたことも一瞬忘れてしまった。
直後、本人がやってきて。>>84
まさかの告白のことは説明する暇もなく、頭から怒られてしまった。確かにちょっと悪ノリしすぎたところもあった。なりきりすぎたからこそ、リヒャルトも騙されてしまったのだろう。
フレデリカとは二度としないと約束して許して貰って。
間を外してしまったら、やっぱり説明は出来なかった。
リヒャルトともさながら黒歴史のように、あの告白についてを話し合ったことは、ない]
― 保健室 ―
と、そんな保健室にラジオが鳴り響く。
音量は相変わらずそれほど大きくはないが、
よく通る明るい声はとても耳に残るのだった。
はぁいアタシよ、いつも貴方の隣に!
DJシュラーフェンの
『テレビがなければラジオを聴けばいいじゃない♪』
また×3始まるわよー。元気ぃ?
さてリクエストBGM『神様は多重人格』が終了したところで、
今日もシュラーフェンのお悩み相談コーナー。
ラジオネーム“ランチ時間を心穏やかに過ごし隊”さんから頂いたわ。
「シュラーフェンさんこんにちは。
いつも『テレラジ♪』を楽しく拝聴しています。
今日は相談があってペンを取りました。
うちの学校の食堂には日替わりの他に知る人ぞ知る
裏メニューがあり、密かな人気を博しているのですが、
食堂のおばちゃんは注文の前に『綺麗なお姉さん』と
呼ばない限り絶っっ対にそれを提供してくれません。
それどころかつい最近など、うっかり「おばちゃん」呼ばわりを
してしまったがために、独創的かつ最悪の特別メニューを
ドンと目の前に出された上、弁解も言い直しも
さてリクエストBGM『神様は多重人格』が終了したところで、
今日もシュラーフェンのお悩み相談コーナー。
ラジオネーム“ランチ時間を心穏やかに過ごし隊”さんから頂いたわ。
「シュラーフェンさんこんにちは。
いつも『テレラジ♪』を楽しく拝聴しています。
今日は相談があってペンを取りました。
「うちの学校の食堂には日替わりの他に知る人ぞ知る
裏メニューがあり、密かな人気を博しているのですが、
食堂のおばちゃんは注文の前に『綺麗なお姉さん』と
呼ばない限り絶っっ対にそれを提供してくれません。
それどころかつい最近など、うっかり「おばちゃん」呼ばわりを
してしまったがために、独創的かつ最悪の特別メニューを
ドンと目の前に出された上、弁解も言い直しも
拒否するかのように背を向けられてしまいました。
勤務年数最長の優良食堂おばちゃんであり、
生徒ひとりひとりの好き嫌いを網羅把握しているとはいえ、
こんな横暴が許されて良いのでしょうか?」
「…いや、こちらが譲歩すれば良いのでしょうが、
そこまでして「お姉さん」と呼ばれたい女性の心理が
俺にはよくわかりません……。
シュラーフェンさんなら、女性として彼女の気持ちも
理解出来るのでしょうか。また、今後食堂でどのように
振舞うのが適切なのでしょう……か……
[ガタンとラジオの向こうから、物が倒れる音がする。]
ばっ……
馬鹿ね!アンタ命があっただけでも良かったと思いなさい!
年頃の女性に“おばちゃん”なんて、
私を今から殺してくださいって言いに逝くようなもんよ!?
どん引きメニューで済むなんて…なんて心の優しい人なのかしら。
アタシだったら、その先一生悪夢しか見せてあげないわ。
いいことリスナーの男性諸君。
女はね、いくつになっても「お姉さん」なのよ?
たとえ皺くっちゃになったお婆ちゃん相手でも、
電車で席を譲る時に「お姉さん」って言ってあげなさい!
お婆ちゃんだから譲るんじゃなくて、お姉さんだから譲る!
それがフェミニストってものよ!
まぁ頭に美人とか綺麗って形容詞は、時と場合と状況によっちゃ
嫌味にしかならないから自己判断だけど…
そもそも叔母伯母以外のおばちゃんってのは、
お婆ちゃんの変化形で―――――…
[力説途中で終了BGMが入り番組は終了した。]
/*
やばwww遊びすぎたwwwwww
ptがひどいwwwwwwwwwww(この時点で残379pt
まぁどうせ登場遅いからいいけど…
[実は、異性というものを本気で意識したのはあれが最初。
でもリヒャルトを好きになったというわけではない。話題に触れなければその後も普通に喋れたし、ドラマのようなドキドキなどもなかった。
自分はそういったことに向かないのだと思って、中学時代の残りはずっと女であることを忘れようとすらしていた]
保健委員押し付けられなかったら、ずっとあのままだったかも。
ロシェとも仲良くなれてなかっただろうなあ。
[ボソボソと呟いた声を聞いた者はあったかどうか。
図書室に到着して、連鎖も途切れた**]
―校舎内:廊下―
つうか、うっかり預かっちまったけど、何コレ?
[イリスから預けられた、文つき黒トカゲの尻尾を見ながら呟いた。ロシェルの妹が変わりものなのは知っているし、未来の妹だと思えば受け入れるが道理だと思っているが。]
料理にでも使うんかねえ……
[しっぽぶらぶらさせている。]
っと、
[スマホをいじりながら歩いてたので、
前方から来る人影とぶつかりかけ。]
どこに目ェ付けてんだ?ああ?
[思わず昔の癖で、イチャモンを付けかけたが。]
……何だ、アプサラスか。
[自分にとっては小父であるローゼンハイムの世話を焼いている弟子、という印象の強いアプサラスであることに気がついて、目つきを通常モードに戻す。
なお、ローゼンハイムに頻繁に近づくのはウェルシュに近づきたいからではないかと勘ぐって追及した結果、アプサラスがウェルシュではなくローゼンハイムへ恋心を向けているのだと知ってからは……
従弟の気持ちも薄々気づいている為、若干複雑である。
応援してよいものなのかと。]
[まぁ、ウェルシュに近づかないのであればそれでいい、が本音だったりするが。]
ん、何?今日もおっさんの為に菓子とか作ってきてんの?
恋するオトメってぇ奴は熱心だな。
[持っている紙袋にちら、と視線をやって。]
しかし、おっさんのどこがいいんだ?
いや、悪人じゃねーけどさ。
年だいぶ離れてるし、枯れてるし、すぐ研究に没頭して周り見えなくなるし、変な所で頑固だし。
[ウェルシュが傍にいると聞けないことをズバズバ尋ねた。]
/*
カァァァァァァァァァァァァク!!
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
芝もっさり生えたじゃない!!wwwwwwww
これは気合い入れて返さないとwwwww
兄さんのも返すの忘れないように、とメモ。
でも何でかしら、今浮かんでるネタはシスコン悪化させる気しかしないわ(
でもやっておきたいネタだからそのまま敢行しよーっと。
/*
[←どこにどう突っ込みを入れればいいのかわからなくなった]
兄さん、あいがおもいですwwwwwwwwww
― 中庭 ―
[本当の事を言うと、『約束』をするのは苦手だった。
こわい、とも言っていい。
幼い頃の約束も、相手が大事と思える従兄だから結べたようなもの。
そんな状態だから、『約束』という言葉に素直に応じた事には自分でも少し、驚いていたのだけれど]
あ……うん、時間は大丈夫ですよ。
ちょっと急げば、十分間に合いますから。
[時間の事を問うロシェル>>74に、時間を確かめてからこう返して。
一先ず、膝の上に置いたままだったフルートをしまっていた、ら背中をばしばしされて]
え? え?
だ、大丈夫ですかっ!?
[いや、大丈夫じゃないからむせてるんだろう、という突っ込みは飛びようもないだろうが。
ともあれ何か飲む物を、と手持ちの無糖紅茶を差し出したり、背中を擦ったりして。
穏やかだった花壇横に降ってわいた賑やかさが収束したのは、如何ほど過ぎてからか。
ともあれ、落ち着いたところでほっと一つ、息を吐いて]
……大丈夫、ですか?
じゃ、俺、行きますね……?
吹奏楽部の部室にも、ちょっと寄ってかないとならないんで。
[僅かに首傾げてじい、と見上げながらこう言って。
なお、仕種がやっぱり仔犬っぽいのは、無自覚無意識。
ともあれ、別れ際にもう一度礼をすると、ぱたぱたと走り出す。
伸ばして一本にまとめた髪が跳ねて、風にふわりと揺れた。**]
/*
とりあえず、すこし、ねよう。
むー、やっぱり体力落ちてるなあ。
というか、精神状態と体力のバランスが取れてないというべきか。
……ま、去年も似たような状態ではあったか。
テンション上げてないと、やってらんないというかなんというか、うん。
ううん、なんでもない。
よし、行ってらっしゃい、がんばってね。
[ぐ、と拳を握って頑張ってのポーズ。
少年がぱたぱたと走り出せば子犬のしっぽよろしく揺れる長い髪、その後ろ姿に手を振る**]
/*
改めて兄さんの愛を読むともうコロコロしまくってw
背後が一人っ子なので兄妹設定って好きなのよね。
しかも保護者属性持ちなので、被保護者側はあまり体験が無くて尚転がると言う。
でも「兄さん」を連呼してると某独が出てきちゃうんだけどどうしたら良いかしらなであさん(
/*
それにしても私から何か作用してシスコン化阻止は出来るものなのかしら(
素で甘えっ子なのだけどw
大半は兄さんの性格的な部分な気はするわねぇ。
今考えてるものから自立心が芽生えるのが早かった、って形にすると繋がるかしらー。
……。
[「お姉さんw」「シュラーフェンお姉さんの悪夢恐いwww」とか、延々と続く力説にコメントが入り続ける]
この緑のコメント……同じ人? 熱心ねえ。
[命知らずともとれるコメントに、逆に感心してしまう。ファンなのだろう。そうして番組は、すこぶる短い終了のBGMが入ってほぼ強制的に終わっていく]
お悩み、解決したのかしらね、これ……
私も一度くらい相談送ってみたいものだけど――メール?
[続いて水蛇が新着メールを告げる。ちなみにこの水蛇のアイコンは、なぜだかテレラジの新着を告げるときだけ元気に踊る。不思議なアイコンだとは思うが害はないので放っておいた]
***
TO.カァク
SUB.怪しい物は生ものではないの?
本文.はいはい。言っておくから暴れたりしないのよ。
明日、サンドイッチ作るけど、食べる?
***
明日は大丈夫、きっと失敗しない。
[後で会えたら。文面に、至急ではないのかと首を傾げつつ題名に。リア充うんたら感のにじむ内容の返事は本文へ。
それからいくらか行を空けて。
迷った指先は、そのままの文章を送信する**]
― 廊下 ―
[手に取ったフィナンシェを見詰めながら廊下を歩く。
お菓子作りに興味を持ったのは、兄が良くキッチンで作っているのを見ていたため。
兄が手を動かす度に形を変える材料を見て、まるで魔法のように思ったことを今でも覚えている。
お菓子作りだけでなく、髪を整えてくれたり可愛い服を着せてくれたりと、為す事全てが魔法のようだった。
今思えば随分甘やかされて育ったものだと思う。
当時はそんな風に手をかけてくれる兄が本当に大好きで、文字通りべったりとくっついていた]
[そんな状態が僅かに変化したのは、10歳にも満たない時に起こした騒ぎが切欠。
初等部の男子クラスメイトと大喧嘩した時からだった。
その時既に空手を習っていたため、まだ未発達の男子にやり返して勝つと言う形で騒ぎは収束。
とは言え自分も大泣きしていたため、どちらかと言えば痛み分けと言った形だった。
その時兄には怒られたか、窘められたか。
どちらだったかは覚えていないが、泣きながら口にしたことは覚えている]
『だ、だって、おにいちゃんのこと、ばかにされて、がまんできなかったんだもん。
おにいちゃん、へんじゃないもん。すごくやさしいもん。
わたし、おにいちゃんだいすきだから、まもりたかったから…!』
[男子にやり返した理由を口にして、また泣いて。
なかなか泣き止まなくて、周りに迷惑をかけたと後で聞いた]
[その頃から、大切な兄を護るためにと、やたらと早く自立心が芽生えて。
兄を護るのだから、全てを兄には頼れないと考え、出来るだけ自分で物事が出来るようにと努力するようになった。
今までべったりだったものだから、兄からすれば急に離れて行ったように見えたかもしれない。
お菓子作りやお洒落は兄に頼んで教えてもらったりしているため、完全に離れることはなかったけれど。
そんな兄離れの早さが兄のシスコン化を防いだかは定かではない]
/*
うん?
何かおかしな状態に…。
Web accessのユーザー名とパスワード入れろって出てる…。
それをキャンセルすると、画像が全然表示されなくなる。
差分変えたらそこだけ出た。
― 廊下 ―
[フィナンシェに視線を落としていたため、前方に注意を払っていなくて。
再び紙袋に戻したところで急に目の前に影が差した>>105]
わっ。
ご、ごめんなさい。
ちょっと、余所見してて───
[聞こえた声に拙いのに引っかかったなと思えど、ドスの利いた声は直ぐに通常のものへと変わった>>106]
カーク先輩。
すみません、前見てなくて…。
[相手が誰なのかに気付き、改めて謝罪を口にする。
この人とは何とも奇妙な縁になったと思う。
論文の解説を聞きに足繁く学長のところに通っていた時から目をつけられていたのだろう。
高等部1年だった時のある日、現役暴走族だった彼に呼び出された時は流石に肝が冷えた。
呼び出される覚えが無いため困惑もしていて、かなり逃げ腰だったと思う。
そんな中で追求されて、彼の従弟に近付くためではないと否定したものの、疑心暗鬼の相手を納得させるには方法が1つしか思い浮かばなくて。
どうして本人に告白する前に彼に自分の胸の内を明かさなければいけないのだろうと、少し凹んだこともあった]
[そしてこの遠慮の無い問いかけ>>107である]
ぇ、いえ。
これは友達に作って来たもので…。
…1つ余ったから、学長に渡せたら、とは思いました、けど。
[自分も紙袋に視線を落としつつ、そう答えて。
続く問いには顎を引き気味に、上目遣いになりながら口を開いた]
…歳は、関係ないです。
私、学長が研究している姿が好きなんです。
好きなことに真っ直ぐ打ち込んでる姿が。
夢を一生懸命追いかけてるから、そのお手伝いがしたいんです。
頑固なのは研究者には良くあることですよ。
譲れない信念があるのは、悪いことじゃないです。
[カークが挙げた欠点をほとんど受け入れるような言葉。
それを紡いだ後、少し恥ずかしそうにしながら笑った]
―廊下―
[あの頃は俺も若かった。
人のことなんかお構いなしの、今よりももっと荒んだヤンキーで、ナイフみたいに尖っては、さわるもの皆傷つけた。…もっとも、今でも根底は変わっていないという説もあるが――
ということで、一年前にアプサラスを呼び出した挙句、『本当の事を言わんと木刀口に突っ込んで八つに裂く』といった内容の不穏な脅しを色々、病んだ真顔で告げたものだから、彼女は学長への恋心を打ち明けざるを得なかったわけで。>>124
あのおっさんのどこがいいんだ、と最初は信じられなかったものの、落ち込んだように見えた表情を信じることにした。…僅かに罪悪感も抱きつつ。ウェルシュにこのことをばらさないのがせめてもの償い、と自分勝手に定めている。]
[しかし、もしもうまくいった場合、年下のおばが出来るのだろうかと、奇妙な感覚を味わっていると、スマホがピロリラ♪と鳴り。]
ああ、すまんな。
[ロシェルからのメールだが、あくまでも真面目な顔して画面を見やる。後輩の前ではあまりたるんだ所は見せないように。]
*****
To.ロシェル
SUB.無題
本文.トカゲのしっぽってナマモンだっけ?
食うんでないならいいんじゃね?
それとも食うの?トカゲ(((゜ω゜)))
トカゲ入りじゃねえなら喜んで食うぞー\(^O^)/
*****
[と、送信。
顔文字が実は結構好きだなんて、言えやしない秘密。]
[一個だけなら味見してやろうか、
なんて言うわけにもいかず。
そういえば昼飯食ってないなあ、という事を思い出した。]
ま、おっさんと遭遇出来たらいいな。
んじゃな。
[かなり遅い学食にでも行こうかと、踵を返す。**]
― 中庭→吹奏楽部部室 ―
[仕種に対するロシェルの心中>>112知らず。
がんばって、という言葉>>113にこく、と頷いてぱたぱたと駆けた先は吹奏楽部の部室。
何か用事があったのか、ちょうどその場にいた部長に今日は剣道部の方に出る旨を伝えて]
え?
ああ……考古学研は……また、です。
[さっき考古学研究会の方が騒がしかったけど、と問われてこう返す]
まあ……大丈夫だとは、思いますけど。
[いつだったか、持ち込まれた謎の遺物放つ怪電波に影響されて、保管されていた金管楽器が一斉に不協和音を発生させた……なんて事件も発生していたからか、吹奏楽部的には警戒したい部分もあるらしい。
その気持ちはとてもよくわかるため、滲むのは、苦笑]
「そんな顔しなくていいよ。
……ウェル君も大変だよねぇ」
[へにゃり、としていると部長も苦笑しながらこう言って笑った]
そんな事はないんです……けど。
ありがとうございます、ヘル部長。
[ぺこり、と一礼すると、部長は気にしない、とまた笑って。
今日渡すつもりだったという、集中練習の予定表を渡してくれた]
― 廊下 ―
[部室を出た後、渡された予定表を確認する]
ん、と。
……大丈夫だな、被ってない。
[予定表と、ポケットから出したスケジュール帳を照らし合わせて諸々の日程を確かめる。
予定表は、後でこっちにも書かないと……などと考えながらスケジュール帳と予定表をポケットに入れて歩いていたら、人の話す声が聞こえて。
そちらは通るルートではなかったから、常ならばそのまま行き過ぎるのだけれど]
あれ……カーク兄さん?
[話す声の一方が馴染んだものだったから足を止めて]
……ぇ。
[理解が認識に落ちるまでにかかった時間は数秒だったか、数分だったか。
右手の力が抜けて、そちらに持っていた空の弁当箱が滑り落ちる。
それが床に落ちる、かたん、という音。
それに弾かれるように、くるり、踵を返して駆け出した。*]
― 廊下 ―
[>>127 腕に自信はあっても、年上の男性、しかもヤンキーともなれば力尽くで逃げると言うのも出来なくて。
己の力量を見極めた上で、大人しく従うことを選んだ。
後に勘違いであったらしいと分かったため、兄には泣きついていないが、どこかから漏れ伝わっている可能性は皆無ではない]
…いえ。
もう気にしてませんから。
[謝罪>>128には緩く笑んで、首を横に振る。
相手の謝罪が偽り無いものであることは雰囲気から察せた]
ウェルシュ、君?
あぁ……そう、ですね。
[学長の息子の名前が挙がると、思わず眉尻が下がった。
彼の心の内は量ることが出来ないけれど。
普通に考えても、自分とさして歳も変わらない者が父親の相手となるのは複雑さを覚えることだろう]
ありがとうございます。
[その懸念は頭に浮かんだが、応援の言葉は嬉しかったため、感謝の言葉をカークに返した]
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