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だって、もう随分と前でしょう?
子供と言って差し支えの無い頃ですわ。
[だから“可愛い”でいいのだと、にっこりと正当化した。
当時の自分に聞けばもう少し違った感想が出てくるかも知れないけれども、今表現するならばこういう言葉になるのだと。]
……?
[コンラートの夢は知る由もない。
端に滲んだ苦笑の意味を量りかね、瞳を瞬く。]
[少し考え込んでから、題名を打ち込む。
『「貴方なしでは、もう、眠れないの……」これを読めばあなたもテクニシャン!魅惑の夜をあなたに』
あまりきわどいと、そもそも軍のセキュリティーに弾かれてしまうので、気をつける。……というか現状、よく、届いているものだと思う。
カモミールティー3セットの手配(3for2)(お得だ!)と、とても美味しい淹れ方のメモをぴっと添付してみた。
安眠、疲労回復効果のほか、軽めの風邪等にも効くようである。
ふあぁ、と欠伸をしながら送信ボタンを押す。
カモミールティーは好きだが、あいにく自分は不眠とは縁がなかった。
……今後、お世話になる事があるだろうか]
総旗艦に赴いた時になら、運がよければ。
とはいっても、女王陛下が控えていらっしゃる場所も存じ上げないのですけどね。
[知っても理由なくば入れないだろうと想像する。
それでも、今こうしているように、親しい者と話すことは大きな力になることはきっとあるだろう。]
まったく。地上と違って、宇宙では、すれ違うことも儘なりません。
そりゃあモニタ越しの方が通信は早いですし、元気が出るのは同じですけれど、直接会って話すのとは段違い。
[このご時勢に何を言うのかと呆れられそうな言葉を口にして、瞳を閉じた。便利は不便の裏返しだと、少し拗ねたような表情は、近しい者にのみ見せる顔。]
[ちゃんと寝ていると言われても、じい、っと見詰める視線は変わらない。ある種お決まりの遣り取り、だった。]
現場裁量権――、そうでした。
こうして話していると、階級も忘れてしまいますわね。
ええ。頼りにしていますわ、大尉。
[居ずまいを正しての礼に、微笑して。]
それでは、また。
[通信回線を閉じた。*]
― 王国総旗艦 Willem-I(回想)―
[シロウとの短い会話を終えると、
それまで静かに待っていたグレートヒェンが口を開いた>>514
丁重な礼に軽く頭を下げて]
封書の件……?
ああ、そういえば。忘れていた。
戦闘で神経を使ってしまっていたからな。
[冗談ではなかった]
それにそれはあなたの役目だろう。
だから謝らずともよい。
[そう彼女に返答した。
彼女と話す時は大抵口調を悩む。
目上に対するもの、目下に対するもの。
悩んだあげく、目下のものに対するような口調になった]
― ??? ―
陛下……
マロングラッセ(大)とマロングラッセ(中)では見た目も質量も運ばれたときの歓びも違いましょう?
それと同じで、みだりに下げてしまっては兵の士気にも関わります。
マロングラッセは後ほどお持ちいたしますので、どうぞ見比べてくださいまし。
[必死に押し留める中>>546で、よくわからない理屈を振りかざす者もいたようだ。
つまり今日の甘味はマロングラッセのようだ]*
え、それを俺に振るのか。
[同性同士ならともかく、異性の場合は何かと面倒なことを言われかねないため触れないようにしていたわけだが]
嬢ちゃんが真面目だってのを差し引いても、過剰反応には見えるかね。
[それでも生来の性格から揶揄う方面に向かってしまうのは止められなかった]
な…なにをどう見るとの問いかけですか! って閣下まで!
か、かじょうではありません!
大と中の違いは大きいのです!
よろしいですか陛下。マロングry
[どう邪推されたかは流石に理解した。
耳を赤くしながら>>560に続く]
― 食堂 ―
[ゲルトお勧めの艦内レストランへ行ってみた。
別に士官専用というわけではなく、非番の兵の姿も見えた。
チケットの割り当て制にでもなっているのだろうか。
マオルヴルフ号でも厨房係が腕を振るってくれるが、「変化は大事」という主張のもと、どうもチャレンジ精神旺盛なメニューが多く、日によって当たり外れが大きいのだった。
確かに退屈はしないし腹を壊すようなものでもないのだが、家庭料理が恋しくなる時もある。
そんなわけでミートパイを食った。
美味かった。]
― ドッグ艦・格納庫 ―
だってー…ねぇ。
[とは当人に笑いかけたのだが。
身に覚えはあるのだろう。真っ先にとの声を聞けば、やっぱりと両方の口端が上がる。
付き合いの長さはともかく、深さには自信があった。伊達に何度も何度も彼女の乗る機体を修理してはいない。]
幸せのお裾分けかぁ。嬉しいなぁ。
ありがとうございます。
フローリスってどんな所でした?
[天然果汁使用という文字に顔をほころばせる。
缶のパッケージに描かれている見た事のない果物もまた十分に興味を引かれるものだった。]
[雑話を交えながらの会話の中、聞き覚えのある単語に気がついた。]
…あれ、バルテン少将ってもしかして、フランツさん?
[久しぶりに聞いた名前に瞬く。]
えっと、軍学校に入ってからかな、パパに昔紹介してもらったことがあって…。
軍の話をしてくれたり、良く構ってもらって。
フランツさん、元気でした?
[理由を尋ねられれば懐かしそうに目を細めて、知り合った経緯を簡単に説明し、彼の近況を尋ねた。]
ふふ、ではマロングラッセをいただくことでこの件は流すとしよう。
グレーテ。
その者の所属と艦が両翼に位置するのなら、中央への配置転換の手続きを採って良い。
[公私混同であるが、王のもとでの平等とは公平性と同一ではなかった]
/*
拾うものリスト優先順!!!!
・ゲルトゲルトゲルト
・共鳴会話のトーマスさん
・ユーリエを旗艦に誘ったことにする
・ロー・シェンとの関係
・出来ればラートリーと再び会話
・レオンハルトとも出来れば会話
・シロウとの過去あれこれ
・アレクシス回想
・ローレル回想
こんなところか?
[ゲルトに希望した物資は数日のうちにヴィラーから届くということだ。
イーゼルから立ち去った王国軍の遺留品で賄える部分もあるだろう。
「なければ作れ」がトーマスのモットーである。
あるものを流用するのはその初歩だ。
リエヴル艦隊が宇宙の隘路を抜けて連邦軍後方に回り込んでいることを、この時点でトーマスはまだ知らない。]
[一緒に謝ってくれるユーリエにすいませんと心の中で謝罪しつつ。
助け舟は見事に受け取られて、ユーリエさああんときらきらした眼差しを彼女に向けた。]
はいっ、
[こころの中でだが顔に出るほど分かり易い別のルビを振りながら。
落ちたスパナを同僚に押し付けるように渡すと、嬉しそうに彼女の後を追いいざ旗艦へと向かっていった。]
[もう一通は、アレクシス・フォン・ハイツマン少将からだった。少々、どきどきしながらファイルを開く。
通常のリストからは、毎回平均した発注数量が来るが、新作スイーツについてはその時によって数量が増減するのだ。
開いたファイルをぴっと眺めて、にやり、と笑う。
今回は、外さなかったらしい。
――…むしろ、なかなか良い勝率だ。
開戦直後まで、物資を集めるために辺境の星々を転々としていた中で、さまざまな地方の一押しスイーツを、メモしておいたのだ。……息抜きに]
……よし、っと。
[小さく握り拳を作ってから。
軽やかな手つきで発送手続を行う。
生ものの送付はとても神経を使う。
賞味期限や順番、大きさなども重要だ。
――たとえば、(大)か(中)か、とか**]
― 連邦総旗艦スヴァローグ ―
[総司令の通達>>464を受け、ヴェーダンタは副官に任せて
連絡用小型シャトルでスヴァローグへと赴いた]
…同じ戦艦、と言っても、雰囲気が全然違いますよね。
[軽い感嘆をこめて、小さく独りごちる。
ゲルト総司令の資質を写し込んだかのように、
存在感、信頼感、といった目に見えない装飾品が
その深紅の戦艦をしなやかに彩っていた]
ついでに旗艦を見た敵艦が眠気に襲われるくらい、
眠り癖オーラも出すようになれば、しめたものですかね。
[続いた冗談は、シャトルが降下するエンジン音に紛れて消えた]
― Willem-I(回想)―
ああ…私の要らぬ気で指揮に影響を及ぼしてしまったやもと思ってな。
かの封書を受けた後、別の者に『心配性』と言われたのを思い出した。
重ね重ね申し訳ない。
アレクシス卿の能力も指揮官としての器にも疑念など持っていないというのに……
いかんな。いらぬ言葉で出てしまう。
[私と応対する際、大抵の士官は目下への口調になる。
見た目的にも年齢的にもそうなるのは気にしても仕方のないことであるし、今はただの“補佐官”で将官ではないだ。
それに対して何か言うことはなく……逆に思うのは自らの口調になってもしまう。
苦慮するのはこちらも同じでどうにもぎこちない
……ややもすると横柄にも聞こえる自らの口調を少し気にしながら、言葉を紡いだ]
[そうこうしているうちに定刻に近くなったので、ゲルトが皆を集めて話をするという集会室へ移動することにした。]
ごちそうさん、
うまい飯は元気のもとだ。
これからも皆のために腕をふるってやってくれ。
[厨房に声をかけて食堂を後にする。
ユーリエとローレルが連れ立ってやってくるのと時間的にそう違いはないはず。]
……そーいう問題か。
[正当化には、どこか疲れたような突っ込みをひとつ。
そりゃあ確かに当時はまだ背も低かったし、身体能力でもエーヴァに負けてたけど、とか。
そんな言葉は心の内。表に出してしまったら、泥沼化しそうな気がしたから]
……ま、艦隊指令殿と違って、総旗艦に行くような用事もないからなぁ、俺の場合。
直接会って話せれば、それが一番なのは、わかるんだけど。
……落ち着いて、一曲弾ける余裕があれば、一番いいんけど。
[ぽつりと呟く。
今は政界との関わりを強めるロートヴィルガー家の、本来の生業である音楽の道は、自ら断ったものだが。
士官学校時代には、親しいものにだけは時折ピアノの演奏を聴かせることもあった。
そんな穏やかな時間を過ごさなくなって、だいぶたつなと改めて思いつつ]
/*
リエヴルwwwwさんwww
それにアレクシスさんの反応!!
こちらの注文にも発送ありがとうですの。
ついついスパムメールが欲しくてらぶこーるしてしまいましたわ。
小ネタに大変癒されております。
[じいっと見詰める視線は、笑みで受けた。
ここに関しても言及は我が身が危ないから]
お呼びとあらば即参上、とはさすがにいかんかも知れんが。
大いに頼りにしてくれて構わんぜ。
[どこか冗談めかした口調と共に向けるのは、穏やかな笑み。
昔とほとんど変わらないそれを向けつつ]
ん、じゃ、またな。
[短い言葉を投げて。
通信が切れると同時、ひとつ、息を吐いた。*]
/*
現状得られる情報ってーと、通信する前段階までのものだよなぁ。
イーゼル攻略直前まで、ってことになるか。
将兵の情報が主かな。
― ドッグ艦・格納庫 ―
街は華やかだったよ。
ヒューグのメインストリート見た時よりも驚いた。
でもローレルちゃんは多分、郊外の景色の方が気に入るんじゃないかしら。緑が多くて、惑星内シャトルから見た夕陽を写しこむ湖とか、格別だったよ。
老後はあんな場所でのんびりしたいね。
[最後の一言は誰の受け売りだっただろうか。
TV番組に出ていた司令官の冗談(という名の本気)などでも違和感はなさそうだ]
そう。フランツさん。
[知り合いなの?と首を傾げると説明が返って来て]
そうだったんだ。
うん、元気だったよ。
すっっっごく生き生きしてらっしゃった。
[凄く、というのに力が入った。
楽しかったけれど、慣れない行動の数々には目が回りそうだった。
ついでに、帝国男性は必ず女性を口説かなければいけないという習慣でもあるのだろうか、なんて思ったりもした。
任務上で必要だとは理解しつつ、複雑な気分で]
/*
>>550>>551
ちょwwwwwww
今二度見したらなんか見えたぞwwwwwwwwww
リエヴルさああんwwwwwwwwww
[そんな所まで拾って!
と感謝と芝でいっぱいである。]
― 集会室 ―
[合図>>540に合わせて、珈琲のカップを軽く掲げた。
嘘を言っていないが損害数を少なく見せているのには気づいたが、
別段口を挟むことはない。
損害軽微で勝利を掴んだ――その認識がもたらすものが大事なのだから。
続くゲルト総司令の話も黙って聞いていたが、
途中>>544で、ぴくりと眉頭が動いた。
月色の双眸に薄っすら険が灯る]
…………。
[何か言いたげな顔をしたが、
ひとまず話が終わるまでは、と飲み込んだ]
―???―
はい。畏まりました。
では食後にマロングラッセお持ちいたします。
ええ、とある信頼できる業者から航路上無駄のないポイントで回収できるよう手配しておりましたから、新鮮な甘味をお持ちできるかと。
この季節の新作とのことですので、どうかご期待ください。
[深々と頭を下げ中座する。
“とある“業者は信頼も置け、また心躍らせるメニューが売りだ。
今回もしっかりと新メニューの情報はキャッチしていた>>91
ちなみに大と中と……そして小を頼んでいる。
大と中は献上するため…小は……]
/*
にしても、ここまで独り言を使わないのも久し振りなのですわ。
それだけ余裕がないと申しますか、立ち位置がごにょごにょ(今更こねこね)
付け焼刃の知識で申し訳ないのです。
想定と実際の構造とが大分違ったのでだいぶ混乱しておりますの………次戦がすこうし怖いですわ。
肩書きって、こういう時に活用するものだよね。
[士官としてはまだまだ下っ端だが、体裁だけは整う。
実に分かりやすい笑顔にこちらも心弾ませながら、二人揃って旗艦へ移動する]
/*
そういえば縁故。
王国は士官学校トリオで固まっておりますし、
連邦側の縁故をどう致しましょう…と思っているところですの。無くても回せるのですけど、今回の宇宙戦、戦術方面でログを賑やかせるとは言えない分、あったほうが楽しいかなと(
ローレルさんの絵のほうはテラ繋がりで拾えそうなら…と思っていましたが、レオンハルトさんのこねこね待ちになりそうですの。取っ掛かりなければ諦めましょう。
あと拾われてないところですとゲルトさんのもしもし…… もしもししてみたいものの、適任がいらっしゃるでしょうしちょっと様子見したいところですわね。
ほかに見落としはあったかしら。ログもぐりもぐり。
/*
平和になったら連邦にも荷物を送れるのに……
いや、そういう問題じゃないな、俺はフェザーンではない……違う……でもほっとくと、「オイルの値がどうのこうの」とか言いたくなってきて困る。第三勢力はいないんだよおおお!!!
――閑話休題:ドック艦の悲劇――
『主立った士官は旗艦スヴァローグへ集まること』>>464
[この通達を受け、クレーエを後にする。が…]
今日の俺の行くべき道は。
運命はドック艦を指してるが…ややっ!?
[寄り道したドック艦にて、ユーリエとローレルの姿を77m先から発見する。]
/*
そういや、数百隻とか気軽に口にしてるけど、
乗組員はざっと100倍換算でいるんだよね。
想像するとおそろしい。
るがる史上最大級はだてじゃない。
わーお♪愛しのマイエンジェルたち♪
無限の宇宙も、俺たちの運命は引き離せなーい!
[こちらに気付いていない彼女たちに、満面の笑顔で手を振りながら駆け寄る。しかし…]
『うひゃあっ!?』>>511
[スッポ抜けたスパナは、ユーリエの額に当たり…]
ぶげっ!?(カコーン!!)
[続いて愛に生きる男の顔面に襲いかかった。]
これが…愛の試練…か…
(きらきらきらきらきらきら…)
[ゆっくりと、スローモーションで、廃材の山の中へ倒れて行く。
まぶしく飛び散ったのは、鼻血と涙か…]
― スヴァローグ/会議室 ―
[召集が掛かれば、単身で旗艦へと出向く。ロー・シェンが来たとしても一緒に行動とは行かなかったか。
そして艦内を歩き回りながら、わざと遅刻すると、そのままドアの前で暫く立ち尽くす。
警備兵がもし居れば怪訝な顔をされるだろうが気にした素振りもなく、ゲルトによる乾杯の音頭によって参加している士官達の注目がそちらに集まったタイミングを見計らって、こっそりと侵入した。]
……。
[音を立てずに開閉し、隅の席に腰を下ろしたその姿に演説中のゲルト以外にどれだけ気づいたか。そのまま話が終わるのを待って、そのまま人ごみに紛れた。声をかけられれば応じ、反応をしただろう。*]
/*
あー、寝ぼけていると、名前に階級をつけてしまうぜ。
アレクシス少将じゃないっつーの。ばかばか!!
見直して気づく。ごみん……('A`)
/*
ちょっwwwwwwwwwwwwwww
ローさwwwwwwwwwwwwwww
スパナの場所きまって(
あ。ああ大丈夫か
酷い流れで回収できるz
左様ですか。
[返事>>580には別段驚きはしない。
腹案があるからこその、先の言だと予想はついたからだ。
こちら向ける怯えた小動物のような眼差しは擬態と一蹴して、
氷片のような淡々とした口調のまま問いを続ける]
…――で?
供を付けずおひとりで、お忍びで行くなんてことは言いませんよね。
[それでも彼に突っ込みを入れ続けるのは、
何も外見上の形式を考えてというだけではない。
友への気安さとからかいの意図もある。
親しみの表現の一環、それも否定はしない。
ただ、一番は傍で見ているとの意思表示であるようにも思う]
/*
さて。俺はどのタイミングでどうやって死ぬのかな。
なんとなーくこう死ぬかな、みたいなのはあんだけど。3パターンくらい。
るがるシリーズの投票方法ってメモで書くんだよね。
どうやって決めるのか、いまいち空気がログ読みではわからなかった。特に落としたい人とかはいないけど。
wikiの優先順位を見ながら考えている。全然展開が読めないなー……。
とりあえずいつ死ぬ事になってもいいように、情景は形にしておこうかな。
つか、自分の死亡描写より、艦隊運用の方がテキスト組めなそうでこええ……いや、組むしかないんだけど、すっげえ時間かかりそうだ。バトルロールってやったことないもんなぁ。
ああ、いや、ほんのちょびっとだけ、あったか?10ヶ月前の村で。2発言くらい。
[思えば、彼との出会いからして特別だった。
一方は亡命貴族の息子、一方は有力政治家の息子。
ゲルトが気さくに声をかけてきた時、自分は随分驚いたものだ。
ただ異質なものを眺める程度だった視線が、
その時から明らかに敵意の混ざる棘のあるものにも変わった。
正直、困ったものだと思えてしまった時もある。
それでも一緒にいるのは楽しかった。
二人で会話をしていると、時が忘れるほどだった。
当時、自分は王国貴族のやり口に辟易としていたし、
彼は彼で親の影に媚びへつらう者らの言動に辟易していた。
自然と互いの背景を語ることは多くなく、だがそれゆえに、
より純粋に戦術や学問や未来について語り合えたのだろう]
[今。彼はかつてと同じく”特別”だ。
トップであれば当然のこと、違う存在として皆が彼を扱うだろう。
…だからこそ。
自分は傍にいることを、彼に示していようと思う。
それが恐らくは、友の安らぎにもなろうと信じているから]
[女王の申し出に複雑な表情を浮かべながら目を閉ざし、暫しの熟考>>*79]
陛下の仰る通り、航空戦闘は至近距離で最大の力を発揮いたします。
防御より遊撃…密集膠着時の打開、敵母艦への電撃戦……
両翼にて敵を引きつけるは航空戦闘の利するところではないと考えます。
それに……ロートヴィルガー大尉は芸術にも通じております。
彼の者のピアノの調べは一聴の価値もございます。
一度お耳に入れたくも思い……
[蛇足とも思えど、彼の持ち味の一つを告げてみる。
士官学校へと進んだときに自ら絶ったとは聞いていたが、下手なプロよりもい格段に聞き心地の良い旋律は今でも耳に残っていた。
もう一度聞きたい……そんな自身の思いもあった。
ローズマリーもしかり…見たいものがあると告げてくれた彼女。免状をねだるまでに求めるものがいったい何なのかは、私にはわからなかったけれど──
戦いに安全な場所などない。中央にいても間違いなく戦火に晒される。
それでも少しばかり…彼や彼女の願いを叶える一助になりたいと……その時は珍しく私情が入った]
[自然とそうした関係を築いてきた。
そして今、彼を補佐する立場に居ることに疑問も不満ももちはしない。
───けれど。
心に掛かっていることはある。
これまで王国は敵であっても、全面的に戦うべき相手ではなかった。
だから心のどこかに甘えがあった。
軍人となって王国との砲火を交えること。
それはかつての友や、懐かしい人に銃を向けることでもある。
割り切っている。
食うために軍人の道を選び、士官となった。
心から信じられる友を得て、それを助ける喜びもある。
……それでも、全ての感情が綺麗に消え去るわけでも無論ない]
[また1通メールが入る。
今度はシロウからのものだった>>538]
早いな……。
[恐らく頼んでいた件だろうと、即座に開く]
トーマス・ザトゥルン……。
[姓名、年齢、簡単な経歴が入った、その情報をじっと見つめて]
……損害のうちの7割は、あなたの成果ですよ。
トーマスさん。
[苛烈な一撃。
もし、もっと兵がいれば、
あるいはもっと散開した陣形ならどうなっていただろうか。
いずれ巡ってくるだろう再戦に向けて、あれこれ考えを巡らせた]
─ 戦艦シュバルツ艦橋:少し前 ─
[ドックに向かう艦の中で、のんびりと紅茶を楽しんでいる。
たまに考え込むように宙域図を眺めたりなどする姿は、
真面目に仕事をする風にも映ろうか。
その実は、あれこれと思考は宙に飛んでいたりなどもするわけだが]
……ん?
[その動きが少し止まった。
個人認証型小型通信機に注意が逸らされ、]
― ドッグ艦・格納庫 ―
わぁ、まだそんな所があるんだ。
[自分達が住んでいた所も、緑より鉄の建物が多く。
よく父にいろんな所に連れて行ってもらって、人工物以外の物を見せてもらった。
軍学校に入ってからは久しく見なくなったそれに想い馳せ。]
えー、老後ってだいぶ先ですよ?
[まだ20代の前半だろうユーリエの老齢めいた物言いに笑ってみせる。
パパなら似合う台詞かなぁ、とは胸中のみ。
ただ両親がそんな場所で生きて暮らしてくれるのは、娘としては喜ばしい光景ではあった。
あ、今何か描けそう。
とふと別の何かが胸過ぎり。]
へー。
フランツさんが生き生きしてるって、なんだか凄い星なんだね。
[自分の中でのフランツは、良き穏やかなお兄さん、である。
軍人とは程遠い…そも軍人の基準が父なのであれだが。
のんびりしたやさしい人、という昔の記憶にありがちな多少美化されたイメージだった。
ユーリエから詳細聞いていれば、今までのある種理想の兄像が一気に崩れる所だったので知らぬが仏だろう。]
……げほっ!!!
[紅茶を盛大に、むせた。
暫くげほげほやっている上官に、
呆れたような案ずるような視線が向けられる。
そんな指揮官を積んだまま、艦は静かにドックへと向かう*]
― 重武装航宙母艦レントゥス ―
ほぉ、例の別働隊のおっさん、元々は探査船の艦長なのか。
の割には戦闘に手馴れてるようだが…。
…ああ、新航路探査の任か。
あれなら戦闘に巻き込まれる可能性はある。
それと……辺境警備の将まで呼び寄せてるのか。
引き抜くくらいには優秀な将、ってことか…?
[手に入れた暗号を紐解くと、今回集められている主な将兵の概要についてが書かれていた。
まずは読み解けた分だけに目を通し、その中に一つの名を見止める]
──…く、くく。ははははは。
生きてやがったか、あのガキ。
しかも連邦軍の特務補佐官まで登り詰めてるとは。
──因縁とはこのことかね。
[連邦に亡命したことは知っていたが、よもや軍属しているとまでは知らず。
こうして相対することになった事実を知り、つい、笑いが漏れる]
今度こそきっちり仕留めてやるのも良いかもな。
[18年前、バルテン家の判断が遅かったら、その時に為されていたかもしれないこと。
それを口に出しながら、楽しげに笑みを浮かべた]
閣下も宜しければ?
[笑い続けるシロウに>>*80少し口を尖らせながらも申し出る。
過分に取り寄せていたので量は問題ないだろう]
ねー。使えるものは使わないと。
よろしくお願いしまーす。
[行こう行こうと、さっさと放り投げたスパナを回収した時。
うっきうきの気分だったのと、廃材に突っ込んでいた為人の姿は丁度見えず。残念ながらロー・シェンまでぶち倒していたのに気づく事ができなかった*]
/*
間に合うかよ!!!!ばーかばーか
更新来るわあああああああwwww
くっそーーーーー
うおおおお リストが増えてくこの感じよwwww
やっほう!Q!!!
それだけ聞けば、なおさら両翼に置けぬな。
まぁ敵司令官が5分後ぐらいに無残な姿で発見でもされれば戦は楽であるが……虫が良すぎるか。
[はい。]
― 戦艦スヴァローグ・会議室 ―
[たどり着いた先、深紅の指揮艦にて案内された場所は会議室だった。
普段の仕事場とは全く違う空気や顔ぶれに、思わず入り口付近でしり込みしてしまう。
大事な話がある前の緊張感を感じ取ると、父親を探す足を一旦止めて部屋の隅の方でそっと話を聞いていた。
ユーリエが傍にいたなら、彼女の隣か影にかくれるようにしていただろう。]
― 航宙母艦ヴァルフィッシュ・格納庫 ―
[ローズマリーとの通信の後、改めて待機人員リストを呼び出し、組み合わせパターンをシミュレートする。
どうあわせれば、それぞれの力を引き出しあえるか。
死に近しいからこそ、それが齎す恐怖を打ち消せる要素は増やしたい。
それがあるから、ヒルシュケーファ、そしてケーファも隊員間の横の繋がりや部隊同士の交流は重視していた。
いつ何時、誰がいなくなっても不思議はないからこそ、誰とでも信を預けあえるように、と]
んー……。
[素早く端末を操作する指の動きは、鍵盤の上を舞う動きにも似る。
正規配属されてからは、それが旋律を奏でるに用いられた事はないのだが]
……ひとまず、これで行ってみるか。
机上の空論重ねて、効率だけ追求すればいいってもんじゃないしな。
[手を止めて、小さく紡ぐのは隊の事は任せられているからこそできる発想。
新しい部隊表の保存が終わった所で、メールがひとつ、届く。
内容は、先に頼んだデータ照会のレポート]
……ヴィーラ隊、ね。
要注意ターゲット認定はしときますか。
[小さく呟く口調は軽い、けれど。
碧に宿る光は真面目なもの。**]
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