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― シュヴェーアト内部:第二層 ―
急病?
病院に通ってたことがあるみたいだから、その関係かしら…。
[アイリから説明>>272を受け、アデルの様子を見る。
入院していたのに抜け出して来たなんてことは知る由もなく、エレオノーレから聞いた話を口にして。
手伝ってもらえたら、との言葉には承諾の頷きを返した]
ええ、勿論よ。
でもそうね……あまり状況も良くないし。
[少し考えてから、アデルを挟んでアイリとは反対側に立つ]
アデル、ちょっと我慢してちょうだい。
[そう告げると、アイリと共に支えるのではなく、アデルを横抱きに抱え上げた。
俗に言う姫抱きである]
無理に歩かせるよりは良いはずよ。
さ、行きましょ。
[口調や容姿が女性に近くとも、身体はしっかり男性のもの。
女性を一人抱えるくらいは訳も無い。
安心させるように微笑んでみたが、この状況でどこまで効果があったかは定かではない]
通路に隔壁が落ちたりしてるのよ。
あちこち歩くことになりそうだから、このまま移動するわね。
[急病となれば安静にするのが一番のはずなのだが。
それは状況が許さない。
姫抱きを選択したのは、それがアデルに負担が少なく最善と考えたためだった]
今来た方は塞がれてるから……あっちに行ってみましょ。
[視線は一度来た道へと向けられる。
それから別の道へと視線を向けて、アイリに移動を*促した*]
/*
みっしょんこんぷりぃいぃと!(ぉぃ
やっておきたかったのよ(
……あれ、そう言えばアデルには性別誤認されてたよーなw
[素に戻っていた時間は、どれほどであったか。
背後に感じた人の気配に、ぴくんっと肩が揺れる。
――……それが切欠で
役『アレクシス』が、ゆっくりと降りてくる。]
――……嗚呼、大丈夫だ。
急に目の前に隔壁が落ちてきたものだから、
一瞬フリーズしてしまった。
[ぽんっと男にしては華奢な肩を叩かれ、振り向いた時には、
先ほどまでパニックを起こしていたとは思えないほど、
しれっとした顔を相手に向けた。
若干、バツが悪そうなのは、声を掛けてくれた相手が、
自分より歳若そうな男子であったからだとは、
相手には悟らせないつもりではあるが、さて……。]
[声を掛けてきた相手と、もう一人の少年は、
丁度、ハンスと同じ年頃のように見えた。
役が入ったことで、落ち着きを取り戻せば、
心の中で気にするのは、ハンスと彼が追ったゾフィアのこと。
ハンスとの別れ際、女子は端末を身に着けないのか?
と、問われ「人による」と答えてから、そう時間は経っていない。
彼らは、無事、合流できているだろうか。
無事、避難できているだろうか。]
――……そうか、端末。
[ふっと、端末という単語に、
メールでハンスに連絡を取れば良いのか、と思い立つ。]
[が、少年2人に避難を促されれば、
ひとまず避難を優先せざる得ない状況ではあった。
声を掛けてきた方の少年が先導するようであれば、
彼の言動に、このような状況に対する慣れのようなものも感じ、
素直について行くのだけれど……。
どうにも身動きが取れなくなってしまうのは、
そう先のことではなかった*]
― 統合宇宙軍基地 司令部 ―
「エンジン出力、上昇……止められません!」
「ディス・ドライブ・システム解放を目的とした内部攻撃、続いています。
『時計ウサギ』による撹乱は突破されました。
『近衛槍兵』の損傷度、30%!」
「……『
……『チェシャ猫』のディフェンス値、なんだこれ!? +200%オーバーとか、異常だろ!」
「招待客の避難状況は?」
「37名までの退艦を確認いたしました。が、一部の招待客は、原因不明の進路妨害を受けている模様です。救援部隊は既に向かわせましたが……」
「……『近衛槍兵』の損傷度、80%! これ以上は持ちません!」
『……こちら……救援…………シュヴェーアト内部にて、ガード・ドロイドが暴走中…………奥への進行は、ほぼ、不可能……』
「なんだと!?」
「……一体、何が……!」
― 艦内:どこか ―
……ぅぅぅぅぅ。
[『本体』である、『ブラオン・ラヴィ』を通じて伝わる、基地司令部の様子。
『
それらを情報として受け取りつつ、うさぎは、『
このままでは、いけないのだわ。
『Meister』は、『
スノウ、スノウ。
お願いだから、うさの声を聞いて、なのよ……!
[訴えに返るのは、やはり、哂うような鳴き声だけ]
……ダメなのね。
スノウ。
あなたの『Meister』は、本当にこんな形を望んでいたの?
[小さく呟いたうさぎは、再度、システムへの介入を試みる。
けれど、主権限的に劣るサブ・コンピューターには限界もあり、エンジンの始動は止められない]
……ぅぅぅぅぅ。
そ れ な ら ば !
[艦の起動、それ自体を止められない、というのであれば。
せめて、次に来るであろうもの──この件の『黒幕』の元への、異空転移だけは阻止しなければならない。
元より、『ディス・ドライブ・システム』と呼称されるそれ──最新鋭のジャンプ・システムの制御は、メイン・コンピューターである『
サブである『ブラオン・ラヴィ』とのシステムシンクロがあって初めて最大成功率を維持できるもの。
つまりは、うさぎが同調を拒否すれば、転移は成立しない。
これもこれで、賭けではあったが。
うさぎに講じる事のできる手段は、これだけ、だった]
[艦内のアラート・サインの明滅が激しくなる。
哂うような響きを帯びた、猫の声が大きく響いた。
直後に、艦全体が大きく震動して。
空間が歪むような、そんな、異様な感覚が。
取り残された子供たちを、包み込んだ──]
……めりー。
めりーは無事かしら。うさの声が聞こえるかしら。
[呼びかけに返るのは、Pi、という電子音と、めー、という声]
ああ、よかった。
めりーは、めりーのままなのね。
リラックス・スペースは、安全確保できているかしら。
……よかったわ。
ええ、うさは平気なのよ。
めりーは、そこを護っていて。
うさは、子供たちを、そこへ連れて行くのだわ。
……ごめんなさい、なのだわ。
スノウを、止める事ができなかった。
[デバイスを介し、届くのは酷くか細いうさぎの声]
サイアクは一応回避できたけれど、よくない状況なのはかわらないの。
……とりあえず、うさは艦内にいる皆を迎えに行くわ。
そこで、お話しをするのだけれど。
[ここで、うさぎは困ったように、言葉を切った]
……渡したデバイスの事は、まだ、公にしないでほしいのよ。
艦内には、複数の子供たちが残されてる。
もしかすると、スノウはあなたたちのことを特定できていないのかもしれないのだわ。
もし、特定がかかってしまうと。
今のスノウは、目的のために他の子を全排除、という手段に出るかもしれないの。
その可能性があるうちは……。
[伏せてほしい、と言い切れなかったのは、これが多分に脅迫めいている、と。
うさぎ自身もわかっているため。
そんな惑いは、届いたか否か]
……『Meister』。
[どこかへ飛ばした意識を戻した後、うさぎは小さくちいさく、呟いて。
それから、ぴょん、と跳ねて、駆け出した]
― 転移後:艦内各所 ―
ねーぇ、そこのあなたたち!
[唐突に、唐突に、目の前に現れたのは、茶色のうさぎ]
ここにいると危険なのよ。
この艦は、通常空間から、「切り離されて」しまったの。
詳しい事情は落ち着いたら話すから、今はうさについてきて、なのよ!
リラックス・スペースまで行けば、安全なのだわ!
[甲高く訴えるうさぎの声に被るように響くのは、猫の哂い声。
それに呼応するように、がしゃ、がしゃ、という音が通路の奥から響いてくる。**]
……早く! ドロイドに、捕捉される、前に!
/*
というか、ウチは自分の能力をちゃんとまとめておけというね。
雷光の方は、アイリと被るからそんなに出さなくてもいいかな?
ちなみに思念感応力=念動力(す○ろ○的な意味の)です。
・他者の念を感知する(レーダー的役割)
・当人の感情の状況によって、増幅・減退
・増幅された場合、物理的な具象化もある程度可能
・思念感知できるものなら、動かす事もできる
てな感じ、かな。
総じて、「気合と気迫で無茶を通す」仕様だにゃー。
/*
まあ、いつものくろねこなら、熱血男子でやる設定よねーw
ただ、それだと確実にリュウセイかアラドになるのが目に見えてたからなぁ。
しかし、まさか赤が女子会になるとは。
さすがに思わんかったわ……!
/*
めりー居たわああああああ。
てかラヴィの闇真顔やっぱこえええええええ!!wwwwww
[一発変換だが訂正しなかった]
[自分とユーリエというマレンマからしたら足で纏な二人が一緒では、その歩みも遅々として進まず。
そんな道中でも焦りなど見せないマレンマに安心感を覚える。]
後で…うん、でも……。
[ラヴィについては後で。
迷ったように言葉を濁し、それでも頷いた。]
[今までは黙っていた、ラヴィを信用出来ないから。
それに現実から目を逸らしたかったのもあった。
でも。
アラート・サインの明滅が激しさを増し。
大きな猫の鳴き声が響いて。
艦が大きく振動して。
地面が、天井が、ぐにゃりと歪むような感覚に襲われて。
そのすぐ後にデバイスからラヴィの声が聞こえた。]
[サイアクは回避出来た、でもよくない状況。
皆を迎えに行く。
そこまではいい。]
…排除?
[ぞっとするほど低い声が出る。
それはこのデバイスを通して初めてゾフィヤとアイリの二人に聞こえた声。
喋るつもりは一切なかった、私は関係ないそう思っていたから。]
私は。
[じり、と頚動脈が焼けるような感覚。
これはきっと怒り。]
大事な人が傷つくくらいなら、私が行く。
でも今はリラックス・スペースなら安全なのね。
分かった、お兄ちゃんが安全なうちは黙って貴方の言う事を聞いてあげる。
[怒りを抑えるように告げる言葉は、どこか淡々としていた。]
[アラート・サインの明滅が激しさを増し。
大きな猫の鳴き声が響いて。
艦が大きく振動して。
地面が、天井が、ぐにゃりと歪むような感覚に襲われて。
マレンマとユーリエの様子を見る余裕もない。
二人には聞こえない"声"が聞こえてきたから。]
[早く、と急かすラヴィと猫の嗤い声に眉を顰める。
なんて非現実的な空間なのだろうと、そんな事を考える。
妖精と王子さまなんてファンタジー世界のような設定をアレクシスと軽く話したけど。
こちらはそんな夢のような世界とは随分と違うようだ。
奥からはがしゃ、と不快な音を立てるドロイドが迫って来ていた。]
…逃げよう。
[リラックス・スペースはどちらだったか。
不安気にマレンマを見上げ、先を促した。]
とにかく、急いで乗艦ゲートまで……って、え?
[進む道は、悉く閉鎖され、そろそろ行けるルートは限られている。
これじゃ出られない、と。
そんな事を考えていた矢先、何か、不自然な震動が伝わった気がした]
……え、え?
なに、これ、この感じ……。
[何か、乱れ飛んでいる気がする。
空間的に、不自然な何か。
あれ、なんでこれがわかるの、と。
気を取られた時には、それ──空間転移の力は、動いていた]
─ シュヴェーアト艦内・第二層 ─
……どーなってんだよ。
[眠気と戦いながらではあったが、一応艦内の説明は聞いていた。
避難経路とかの説明もあったし余裕だろうと思っていたのに、まるであみだくじみたいに向かった先々が通れなくなっていて。
どんどん脱出口から遠のいている気がしてきた。
なんだか点滅が激しくなってきたアラートに焦りも増していくが、口に出した所で不安を煽るだけだからと内心に留め。
そんな時に遠くからがしゃがしゃという音が聴こえて、ガードドロイドが避難の助けに来てくれてるかと思った、矢先。]
― シュヴェーアト内部:第二層 ―
平気平気、これくらいどうってこと無いわ。
[アイリの言葉>>280に軽く笑う。
男性だと再認識されていることは知らぬまま、状況を理解した彼女>>281と共に移動を開始した]
悪いわね、お願いするわ。
[先行すると言う言葉に頷いて、先の様子を見に行くのを頼み。
シェットラントはアデルを抱えたままその後を追って歩いて行く]
[移動中も灯り続けるアラート・サイン、繰り返し流れてくる艦内放送。
それに紛れた、複数人の声を耳が微かに捉えた]
(ディフェンス値が+200%?
そんなの誰かが故意に設定しない限りあり得ないわ)
(『時計ウサギ』『近衛槍兵』『
まるでおとぎ話ね)
[耳慣れた言葉だけを断片的に捉えたそれが何を意味するのかは、直ぐには理解が及ばず。
思考は後回しにして今は脱出のための道を探し続ける]
[アイリに先を確認してもらっても、直接出口に繋がる道は悉く塞がれていて。
迂回を続けて移動していた時のことだった]
─────!?
[艦内のアラート・サインの明滅が激しいものへと変わる。
それは異変を大きく知らせるものに他ならない。
思わず足を止めて辺りを見回す]
(……猫?)
[耳に届いた声>>#4にそう思考した刹那。
大きな振動を身に受け、咄嗟に壁に背中をつけていた。
そうすることで抱えていたアデルごと倒れてしまうのを防ぐ]
っ、く、アイリ! 大丈夫!?
[声は彼女に届いただろうか。
抱えたままだったアデルだけは、離さないように腕に力を込める。
その直後、周囲が歪むような感覚を覚え、咄嗟に目を瞑っていた]
─ シュヴェーアト艦内・第二層 ─
[しがみついてくるゾフィヤ>>304に違和を感じる余裕など無く。
小さな呟きは聴こえたけれど、それよりも触れている身体から伝わる震えの方が気にかかった。
声をかける余裕は自分にもなくて、せめて抱えている手に力を込めた。
そうすることで己自身も急変する状況に耐えようとしていたのかもしれない。]
…あぁ、だな。
俺もびっくりした。
しっかし何が起きたんだろうな。
クロ、何かわか───
[掠れた声>>309に、軽く息を吐きながら手を離して。
以前にも見たことのある彼女の様子に、軽く頭にぽんぽんと手を置いてから顔を逸らし。
そこに居た茶色い物体>>#289に、固まった。]
……うー……だから、面倒なんよ、コレわぁ……。
[ずっと意識せずにいた。封じられている、と思っていた。
いや、封じられていたのかもしれないが、とにかく今はそれが『動いている』というのは認識できていた]
はぁ……まったく。
こんなん、なんに使うつもりでいてるのよぉ……。
[はふ、と大きく息を吐く。
諸々の衝撃は、近くに人がいる安堵もあり、程なく薄れて。
少しずつだが、いつもの調子は戻ってきていた]
/*
私の能力とゾフィヤちゃんの能力は対になる感じだね。
多分感情を増幅させる私の能力はゾフィヤちゃんにとっては天敵かもしれない。
別に敵じゃないけど。
あ、うさ。
[唐突に現れたそれに、違和感を感じた様子は見せず。
早口で捲くし立てられる言葉に、はふり、とまた息を吐いた]
……リラックス・スペースは安全なんね?
どーする? っていっても、選択の余地、ないっぽい、よねぇ。
/*
なんか、凄い未来あんかを見た。
天声、そんなに増えないよ!
しかし、赤の各自の方向性の違いが楽しい。
吊りがランダ神次第だから、どーなるかはわからんけど。
どー転んでも、楽しげではある。
よーわからんけど、安全なとこに案内してくれるってんなら頼むわ。
あ、でもあとでちゃんと詳しい説明もしてくれよ。
ゾフィヤもヒースも、動けるか?
無理そうなら俺が背負うから、我慢はすんなよ。
[ここで立ち止まってると事態がどんどん悪化していく予感をひしひしと感じるから。
兎の言葉を信じることに*した。*]
― 転移後/シュヴェーアト内部:第二層 ―
[歪む感覚が空間を移動したためと言うのには気付けない。
そんな経験は生まれてこの方したことがないために]
……止ま、った?
[瞑ってしまった目を開ける頃にはもう、アラート・サインや艦内放送が止まっていた。
代わりに姿を現し声を響かせたのは、茶色い耳の垂れた、兎>>289]
……え、あ。さっきの兎!
危険って一体どう言う……。
[それは艦内見学の時に見かけた兎で。
捲くし立てるように言う兎に問い切る前に、嫌な予感をさせる音が通路の奥から聞こえて来た]
また猫の声──。
問答してる時間はない、ってこと?
[さっきも猫の声が聞こえて、その後に異変が起きた。
また何か起きるのかと連想し、きつく眉根を寄せる]
選択肢は無さそうね。
アイリ、アデル、行きましょ。
[そう2人に声をかけて、指定されたリラックス・スペースへ向かおうと。
アデルが拒否しなければ、抱えたまま移動するつもりだ]
― シュヴェーアト艦内・第二層 ―
落ち着いたらちゃんと聞くから。
[エレン>>291を安心させるように少し顔を寄せながら言って。
思うように進めないまま歩いていると、アラートサイン>>#4が激しく明滅し始めた]
今度はなんだっ。
[直後に艦が大きく振動する。
エレン>>292とユーリエの二人ともを庇おうと、抱き込むように手を引いて自分の前へ引き寄せ、背中を壁に付けて倒れないように支えた。少し勢いがつきすぎて痛みが走ったが気にしてる暇はなかった]
まさか、ジャンプっ!?
[星間移動の経験があったので一応は予測できた。
けれどその後の状況は以前の体験とは全然違っていた。
少し酔いそうどころか、空間全体が歪んで自分も巻き込まれていくような感覚は酷く気持ち悪くて、どうしても目を瞑ってしまった]
うるさい……!
[哂うような猫の声がやけに耳につく]
― 第二層・リラックス・スペース ―
……ここ、機能してるんかなあ。
[駆け込んだそこは、やや薄暗く感じた通路とは違い、穏やかな灯りに包まれていた。
何となく、空気も落ち着いているような気がして、ほっとする]
……に、しても。
単なる見学会がとんでもない事になっちゃったわねぇ……。
― シュヴェーアト艦内・第二層 ―
ハァッ。
エレン、ユーリエさん、大丈夫か。
[強く手を握られて>>293我に返り、大きく息を吐き出しながら二人の安否を確認する。
目を開けて視界でも確認しようとしたら、ついさっきまでいなかったはずの兎>>289が忽然と現れていた]
どこから沸いたんだ。
[>>276 長身の綺麗な人が思ったよりも心配ないようだと知ってほっとする。]
そーだよな、こんなもんいきなり落ちてきたらそらビビる。
[その言葉にしみじみと頷いた。]
よく男の子だからーとか女の子だからーとか
別にかんけーねーと思うから、ビビったってはずかしーことじゃないから気にすんなよっ
[事実自分も遠目でみたからぽかんとする位で済んだわけで。
目の前の人の性別は判別できなかったが、男性のような物言いをするからそう言って自分と同じ、男よりは線の細い背中をたたいた。
そうして再び駆け出した先、落ちてきた隔壁に盛大にビビることになるわけだが。]
― 第二層・通路 ―
こっちは兎か。
通常空間から切り離されたってどういうことだ。
[警戒しながら質問したが、とにかく危ないから先に移動しろという。急げないから困ってるんだ、とは言っても始まらない。
奥から響いてくるドロイドの迫る音は不気味で、その上さっきの猫らしき声も聞こえたから、一応信じることにする]
ああ、早く逃げよう。
エレン、少しなら走れそうか?
[エレン>>294に頷いてたずねる。
大丈夫だといわれたら、ユーリエを掬い上げるように抱いてリラックススペースへと急ぎ移動しようとした。
二人一度に抱くことは出来なくて、エレンに負担を強いる自分が少し腹立たしかった**]
[隔壁など壊せるような代物ではない。小さく息をつく。
感情が表情に乗らない性質であるため見た目はそう変わりないのが救いだと自分で思う]
(動力部に異常といっていたがそれだけじゃないよな。明らかにシステムのが侵されてるだろこれ)
[隔壁や先程のドロイドたちの動きを思い返す。つい先程まで職員の避難を呼びかける声もあったのに届かなくなっていたのに焦りもうまれる]
ここも閉じちまったし後は医務室方面からしか道はないな。あ、そういえば、そっちに緊急脱出路とかいう場所あったな。いこう。
[自分で押してはいけませんボタンを押した場所へと促したぐらいにか。
断片的に聞こえる放送>>282激しく鳴り響くアラート音>>#4が危機感を煽ってくれるなと苛立ちを覚える]
[吐き気のするようなぐにゃりとした感覚から解放される頃には、リノリウムの床にぺたりと膝をついていた。
所謂腰が抜けたという状態である。]
……なに、なんだよ…これ…
[転移を終えて振動の収まった船内は不気味に静かだ。
遠くのドロイドの発するモーター音が聞こえるほどで。
そこへ突如>>289茶色の兎が現れた。
手の中の雑な応急処置で首が繋がっている兎とそっくりだ。
そういえば、返し忘れていた。後で返そう。]
通常空間から、切り離され、た…?
ドロイド…捕捉って…?
[事態が良く飲み込めず、兎をみてアホみたいに口を開けてぽかんとしていた]
――……そう、だな。
[声を掛けて来た方でない少年の言葉に、
アリアンナは曖昧な微笑を浮かべる。
見れば、相手も少年と呼んでいいのか、
少女と呼んでいいのか曖昧な姿であると認識するも]
ああ。
[怪我がなくてよかったと言葉をくれ、
もう一人の少年が先を促すならば、一つ頷いた。
実際今は性別云々云っている場合でもなく。]
[また、落ちてくる隔壁に、舌打ちを一つついたあたり。
中性的でない方の少年の促しに、是と示す間もなく]
――……っ!?
[艦の振動が激しくなり、そして聞こえるアラートと
それに混じる猫の鳴き声と少年がもう一人の少年を呼ぶ声。
ぐにゃり――と、歪む視界に蹈鞴を踏む。
イェンと呼ばれた少年の言葉が届くまでもなく、
近くにあった配管にアリアンナは縋りついていた。]
[にゃあ、と猫が嗤う。]
…は……っ
[ひゅ、と息を吸えば音が鳴る。
濁った音はあまりよくない前兆で、胸がどきりと波打った。
――だいじょうぶ、まだ。
自分に言い聞かせるように胸に手を充てる。
背後で猫が鳴く、まるで嗤い声のようなそれがとても耳障りで眉を寄せた。]
― 第二層:リラックス・スペース ―
[ドロイドの追跡を逃れ、もう走るのも限界だと思った頃、目的のリラックス・スペースへと辿りついた。]
…も、もうだいじょうぶ…だよね?
[はあはあと荒い息を吐く、そこに僅かに濁った音が混ざっていて。
気づかれないうちに息を整えようと大きく呼吸をした。]
[リラックス・スペースはアラート・サインの禍々しさも感じられない、落ち着いた雰囲気だった。
ようやく息が整った頃、室内に先客がいる事に気づき。]
…ゾフィヤちゃん。
[そこにはゾフィヤと見知らぬ少年の姿があった**]
――……はっ、……
[やがて振動は収まるが、
乗り物酔いをしたかのように、視界が回ったままだ。
ずくりと痛むのは頭――いや、右眼の奥、か。
眼鏡を取ると、片手で右眼を覆い、小さく息を吐いた。
左眼のみの視界が捕えるのは、共にあった2人の少年と
――……茶色の兎。]
呆けている場合、では、なさそうだ。
兎を信じるか、ドロイドを信じるか……なら、
まぁ、兎を信じてみる方が現状よさそうな気はするけれどね。
[その兎の言と、聴こえるドロイドの音に、
痛みに顔を顰めながら、己の希望を紡いだ――行こう、と。]
……エレン、ちゃん?
……えっと……だい、じょう、ぶ?
ここ、開けるから、座って?
[走ってきた様子が辛そうだったから、そう、声をかける。
知り合いなのか、とハンスたちに問われたなら、イベント会場で会った、と簡単な説明をしておいた]
/*
明日からミニゲームがあって吊りが決まるんだっけ。
初回吊りされたいな。
事情を知ってる赤組の誰かが初回落ちはありありだと思うんだよね、墓下の設定的に。
地上はアイリさんが能力的に一番活躍できそうだから、アイリさんが残るのがよさそう。
まあ、ランダムだからどうなるか分からないけど。
狼3連吊りとかきたら笑うwww
…………。
[先に強く響いた声が、彼女のものなのは、感じてはいた、けれど。
そこにこもった響きは物凄く強く、思えて。
だから、こちらで呼びかけるのには、躊躇いがあった。
その分、普通に呼びかける声には、案ずる色が強く滲んでいたのだけれど]
…え? 猫の声!? なに?
――……!!
[その直後、艦が大きく振動して。
―――――…ぐにゃり。
何かが――…周囲の空気が、歪むような異様な感覚と。
肩から通路の壁にぶつかり倒れた痛みに、
声にならない悲鳴をあげて]
― 第二層・通路 ―
[一団の足取りは、遅々としたもので、しかも、隔壁が悉く彼女らの進行の邪魔をする。]
こっちも、ダメ……ですか。
(まずいですね、どんどん出口から離れてる。)
[エレンに心配かけないように声に出すことなく、心中で呟く。]
――シェヴェーアト艦内・第二層/少し前――
――っ、痛っ。
[左肩から壁にぶつかるように倒れた瞬間、
咄嗟の痛みに放電をコントロールできなくて]
[手袋越しとはいえ、壁についた左手から、放電に伴う青白い小さな龍のような稲妻が、一瞬だけ、壁を走りぬけて消えるのが見え、アラートが聴こえて]
…レベル3?
だめ、落ち着いて、落ち着いて…
/*
しかし、なんていうか連携の取れない赤陣営だな。
主に私のせいな気がしないでもない。
まあ、この設定なら皆仲良く力を合わせてがんばろー、みたいなノリじゃなくてもいいと思うんだよ。
別に敵愾心を持ってるとかそういうわけじゃないけどね。
私は、大丈夫だ。
あちらの方が支えが必要だろう。
[イェンと呼ばれた少年に、右眼を抑えたまま頷く。
痛みはあるが、走れないほどではなく、
何よりも迷惑をかけるかもしれない……と思えば、
こんな時にも、プライドが先に立った。
あちら、と中性的な足腰立ってない少年を顎で指し、
壁に左手をあて、移動を開始し始めた。]
― 第二層・通路 ―
[そうして、焦りつつも足を引っ張っている自分に苦虫を噛み潰した気分でいると、アラート・サインの明滅が激しくなり(>>#4)]
こ、今度は何……きゃっ!?
[突如艦全体が大きく振動し、バランスを崩して倒れそうになる。
だが、倒れる前にマレンマによって手を引かれ(>>319)、彼に抱きかかえられる形になるか。]
― 第二層:通路 ―
苦しくなったらすぐに言うんだよ。
ドロイドの足止め考えるから。
[頷き返すエレン>>333の頭をなでて、ユーリエの肩に手を置く]
ユーリエさん。
追いつかれる可能性がありそうだから、失礼します。
片手でもしっかり掴まってて下さい。
[クラーラが視界の役割を果たしていると正確に知っていたらまた別の方法も考えられたかもしれない。けれどそうではなかったから、ユーリエに断りを入れながらも問答無用の勢いで横抱きにさせてもらう。クラーラも一緒に抱えるとなればこれしかないだろう。
エレンの様子>>334を気にしながら、兎の先導に従ってリラックススペースまで走った]
…全排除!?
まさか…本当にそこまでするつもりだなんて…
[咄嗟に脳裏に浮かぶのは、目の前のシェットとアデル。
それから、まだ艦内に残っているかもしれない、
大切な人―ーユーリエとレンの顔]
……わかったわ。
他の人の為にも、特定されないように、
なるべく気をつける…
[『力』を持つ人間を手に入れるために、
そこまでするような『誰か』がいるのか、と。
不安になる気持ちを抑えて、了承を伝えた]
ど、どっからどうみても走ってんだろーがっ!
[生まれたての小鹿ばりのよたよた具合を披露しつつ、走れてないと言われるとムキになるというもの。
しかし走れてないのは純然たる事実で、走らないとヤバイのもまた背後から迫る駆動音が如実に物語っていた、。]
って、わぁあっ!?ちょ、おま、力持ちだな!?
[ジルはこの年の少年と比べれば小柄で華奢、体重も軽い。
が、それでも人ひとり軽々と担いで運ぼうというのだ、暴れるよりも抗議するよりも感心してして素っ頓狂な声をあげるのだった。
>>350 長髪の麗人がしっかり走っているのを見ると、ちょっと情けなくなったりはしたが。]
がんばれ、リラックスルームはすぐそこだっ
[担がれながらとりあえずなんか役に立とうと頑張ってリラックスルームの方角を指さした。]
― 第二層・通路 ―
[抱き込まれられたマレンマの腕の中。ぐにゃりと空間の歪む感覚に顔を青褪めさせていたが、マレンマの口にした単語にはっとして、]
ジャンプ……って、一体何処に……
[耳障りな猫の哂い声はやむことなく一層大きくなって行く。]
― 第二層:通路 ―
アタシも大丈夫よ。
[少し背中を打ったものの、動くに支障は無い。
アイリ>>351にはそう返して、視線は一度アデルへと向く。
取り落とすことが無かったため、彼女も無事だった>>347]
そこの兎曰く、「空間を切り離された」らしいわね。
でも詮索はあと。
兎の言う通り、リラックス・スペースへ行きましょ。
[俄かには信じられないことだったけれど、この艦が搭載しているシステムを思えば理解出来ない程ではない。
動力部の暴走──と言うよりは、システムの暴走のようなことが起きていたのだから、尚更だった]
そぅ?
厄介なのが追っかけてくるみたいだから、疲れたら言うのよ。
[降ろして欲しいと言われると>>354、そう忠告してから彼女の足を床へと下ろす。
きちんと立ち上がるまでは支えて、準備が出来たら移動を促すように軽く背中を押した]
― 第二層:リラックス・スペース ―
兎の、こと、信じ、るな、らね。
[こちらも息を切らせながらエレン>>335に頷いた。
できるだけそっと、ユーリエが立てるように足の方から下ろそうとする]
すみま、せん、でした。
でも、この方が、早いと、思って。
[体力にはそれなりの自信があるが、人を抱えて走ることなどそうはないから落ち着くまでに時間が掛かってしまった。
自分の心音と呼吸音がうるさくて、エレンのよくない兆候>>335も聞き落としてしまった]
― 第二層・通路 ―
[揺れと空間の歪む感覚が収まり、ひとまずの安堵の溜息を吐く。]
はぁ……はい、大丈夫です。
[マレンマの安否を問う声(>>323)にそう答えると、そっと体を離す。]
え? う、さぎ?
[茶色兎に気付いたのは、ちょうどその時か。]
[二人の無事を確認し、ほっとしつつ、
突然目の前に現れたラヴィの話>>289を聞けば、
選択肢はなさそう、というシェットの言葉>>317に頷いて]
…ええ。そうね。
どうやら、この艦は本当に
ジャンプしてしまったらしいから…。
[戻るためのシステムを作動させるか、救助を待つか…
いずれにしても、今、自分達が打てる手は多くはないだろう]
まずは、とにかく全員の安全確保が先だわ。
ジャンプ時の揺れでけが人もいるかもしれないし…。
リラックス・スペースは安全、というのが本当なら。
…ドロイドが出てくる前に、なんとか…。
[痛む左肩からなるべく意識をそらせて、
茶色いウサギの誘導に従って、2人と一緒に移動し始めた]
誰がハイハイだぁあー!
[と言って落とされても困るので、抗議は口だけにしておいた。
そうこうしている間にリラックスルームに着くだろうか。
そして、そこに居た人物の一人に目を止めて、担がれたままなのも忘れて、ヒョと片手を上げた]
ゾフィ!
おっま、何してんだよ、こんなとこで。
[思わぬところで旧知の友人を見つけて、目を丸くした]
― 第二層:リラックス・スペース ―
他にも、出られなかった人が、いたのか。
[エレンはゾフィヤと呼んだ少女と知り合いらしい。
仲良さげなので邪魔はしないように少し離れておく]
俺達だけじゃ、なかったんだ。
[他少年二人を見ながら溜息を吐いた]
自分の体調位判ってるさ。
リラックススペースまでなら……もつ、筈だ。
[ムキになっている少年の声をBGMに、
それを抱える少年の言葉に、強がり一つ。
実際、どうにかリラックススペースまでは走り抜け。
しかし、たどり着くと同時に壁に背をあて、
顔を両手で覆うことになるのだが。]
――……。
[その場に誰がいるのかの確認もままならず。
小さく零す言の葉は、誰にも届きはしない。]
[気不味げに視線を逸らすと、クマのぬいぐるみが目に入ってぱちり、と瞬きをした。]
可愛い…。
[クマの後ろに隠れている少年――ヒースへと視線を移すと、にこりと笑いかけた。]
その言葉、信じる。もうすぐだからがんばってくれ。
だがそれでも無理とわかったらすぐいってくれ。
[まだ名もしらない彼>>372強がるほうが迷惑だとはいわない、ただまだ養成学校とはいえ、軍人の意識として、民間人のためできるだけ力を尽くすという念だけは子供の頃からの親の影響だのなんだのがあって無意識にあったから、気にかけながらも走りつつ]
お前だお前。お前以外に誰もいない!
[叫ぶジル。耳に近いところなのではっきりとうるさい。それでももうすぐという言葉>>359通りリラックススペースに辿り着く]
― →リラックススペース―
下ろすぞ。
[たどり着いたところで、肩の上のジルが知り合いに声をかけていため、そこに口を挟まずにそっと下ろし、軽く息をつくと僅かに汗の滲む髪をかきあげる。]
― 第二層・通路 ―
[茶色兎の語る言葉を当惑した表情で聞いていたが、通路の奥からの金属音と、エレン(>>294)の提案とマレンマの言葉(>>325)に気を持ち直すと]
そうだね、動かないよりはその方がいいと思う。
マレンマさん、行k……へ? なんのこt……うひゃぁ!?
[問答無用で突然抱き上げられ(>>355)、すっとんきょんな声を上げてしまう。]
わわわ、ま、マレンマさん。わ、私大丈夫ですから。
降ろしてもらっても大丈夫ですからー。
[抱きかかえられた格好で、大丈夫だと連呼するが、何が大丈夫なのか言わないものだから、理解してもらえず降ろしてもらえないだろうか。
そうして、腕の中で暴れるのも移動の邪魔になるということで、居心地悪そうにリラックススペースまでそのまま運ばれて行く。]
/*と、とりあえず追いついたかしら…
治療設備へ行くための布石に、
ちょっと打撲傷になってみました。
ええと、この後はリラックス・スペースに
全員集合の流れでいいのよね…?
― 第二層:リラックス・スペース ―
[クマに隠れながらこちらを見ている少年>>368は初めて見る顔だったので目が合うと会釈したが、すぐまた隠れられてしまったかもしれない]
賑やかになってきたな。
アレクシスさん、大丈夫ですか?
[ここでもまた思わぬ再会が起きているらしい。
賑やかな二人の様子を少し眺めてから、入口近くで動かなくなってしまったアレクシスに声をかける]
― 第二層:通路 ―
[茶色の兎の先導で、迷路と化した通路を進む。
案内図は記憶していたものの、隔壁のせいでその記憶は使い物にならなくなっていた。
ドロイドに遭遇せず進めているのは、兎の案内の賜物なのだろう。
その点を加味すれば、この兎は信じるに足る存在なのだと判断出来る]
(兎……『時計ウサギ』とか言ってたわね、さっき)
[過ぎるのは空間移動する前に聞こえた艦内放送からの言葉。
猫の声もしたし、と何か関わりがあるのだろうかと考える。
尤も、それは途中で中断され、移動に専念することになるのだが]
― →第二層:リラックス・スペース ―
[兎に従ってしばらく進むと、通路に掲げられた「リラックス・スペース」のプレートが見えて来た。
無事辿り着くことが出来たらしい]
アイリ、アデル、大丈夫かしら?
さ、早く行って。
[リラックス・スペースが安全だと聞いても、入る間際に何かあっては意味が無い。
2人の様子と周囲を確認しながら先に入るよう言い、その後で自分もリラックス・スペースへと足を踏み入れた]
[すぐにはっとしたような表情になり。]
分かった、性格がカッコいいんだね。
だってすごく強そうだもんね。
[こちらを威嚇するような態度は強そうと言えば強そうに見える。
きっとそういう事なのだろうと、納得して笑顔を見せた。]
― 少し前:通路 ―
緊急事態だから、諦めて、ください!
[何が大丈夫なのか分からないから、最善と思うままユーリエの訴えも>>379聞く耳持たずに、リラックススペースまで降ろそうとはしなかった。
冷静に考える余裕も失くしていたから、理由を説明されてもそのままだったかもしれない]
―→第二層:リラックススペース―
ええ。
なんとかたどり着けてよかった…
シェット、本当にありがとう。
アデル、大丈夫?
[リラックス・スペースにたどり着き、シェットに入室を
促されたのに、頷く。けれど、視線は近くにあった医療設備
「メディカル・ルーム」のプレートに]
メディカル・ルームが近いわね、よかった…。
[アデルのことも心配だし、自分やほかにも誰かけが人がいれば、手当ての必要がでてくるかもしれない。後で備品をチェックしておこうと、思った]
― 第二層:リラックス・スペース ―
[座っていれば徐々に痛みは落ち着いてくる。
此処まで酷くはなくとも、たまにある症状は、
舞台に上がるようになってから現れたものだ。
舞台上では強い光を浴びることも多い。
その所為だろうと、深く考えたことは無かった程度のもの。]
ん……嗚呼、大丈夫だ。
……と、君も逃げ遅れていたのか。
[一番に声を認識したのは、先ほど会ったマレンマ。
上げて見せた顔の、右眼は光の加減か薄く見えるかもしれず。]
[しゅたっと床に降り立って、ウォーターサーバーを探している間にイェンスが水を持って行ったようなのでゾフィヤに向き直る。
あいつの鞄なんでも出てくるのな、と呟いたのは心の中だけだ。]
うん、ひきこもってんよ。
……まー、こんなに人としゃべんのは、久しぶり、かな。
[事実普段はネット授業に”同時にログイン”しているクラスメイトはいても、生身の人間と1日会話しないなんてこともある。
そもそも面倒くさいという理由での登校拒否だったため、性格自体はかわっていないのだが、笑う機会も当然少なくなっていた。
屈託なく笑う笑顔が、あの頃と同じではないのは、きっと彼女も同じなのだろう。
きっとこれが普段の日常の場であったならば、こんなに人と話すこともなかったと思う。
今は異常事態、色々なことが、自分の悩みも些細なことになっている気がした。]
ゾフィは元気してたー?
ちょっと見ないうちに背ぇのびたなあ。
――……では、一口だけ。
[そして、次に声が聞こえたイェンと呼ばれた少年の申し出には、
やや躊躇って、この度は甘えることにした。]
ごちそうさま。
けれど君の方が、水分取った方がよさそうだけれどね。
[言葉通り一口貰った後、水筒を返し、憎まれ口一つ。
それは弱みを見られたことに対する、防衛のように。]
― 第二層・リラックス・スペース ―
[抱えられたままリラックス・スペースへと辿り着いて、ゆっくりと下ろされる(>>365)。
荒く呼吸を繰り返すマレンマの背中を心配そうに撫でていたが]
ごめんなさい……ううん。この場合、ありがとう、って言う方がいいですよね。
……でもね。私は本当に大丈夫ですから、お願いですから、今度からはエレオノーレちゃんを連れて逃げてください。
[マレンマの顔を覗き込み、そうお願いをした。]
[それから空いている手で携帯端末を弄る。
試しに外の、両親の元にメールを送ってみたが……送信ができなかった]
……切り離されたか。
[小さく呟く。説明の続きは後でといっていた、兎はさてどこにいるのか、リラックスルームをさがすように視線を動かした]
― 第二層:リラックス・スペース ―
うん、ここは大丈夫みたいね。
アデル、ソファーに座っておきなさいな。
疲れたでしょう?
[アデル>>396にそう言って、促すように軽く肩を叩く。
メディカル・ルームを見つけたアイリ>>391には、何とかなりそうね、なんて言葉を向けて、リラックス・スペースへと視線を向けた]
思ったより逃げ遅れが居たのね…。
アタシ達だけかと思ったわ。
[リラックス・スペースには両手で数えても余るくらいの人数が居て。
その多さに一度目を円くする。
中には見慣れない顔も居たが、さっき別れたゾフィヤ達もいるのを見て、小さく息を吐いた]
[ヒースと話している間に続々と人が集まって来る。
その中に見知った少女、アデルの姿もあり眉を寄せた。]
…沢山、いるんだね。
[しかも子供ばかりが集まっている。
意図されての事だろうか。
ポケットにいれていた、銀のアクセサリ状のデバイスにそっと触れた。]
― 少し前・第二層・リラックス・スペース ―
……と、エレオノーレちゃん。大丈夫?
ごめんなさい、私だけが楽する形になっちゃって。
一応、マレンマさんには次からエレオノーレちゃん連れて逃げるように、念押しておいたから。
ん? 私は大丈夫だから。うん、大丈夫だから気にしないで。
[そうして、駆け寄った時にはエレンの呼吸はだいぶ収まっており、不幸にも凶兆には気付いてあげられなかったか。]
[デバイスの事は秘密にしろとラヴィは言った。
私達、つまりは能力者を特定できていないかもしれないからと。
――ここにいる人が候補者なのかな。
巻き込まれた不幸な人々。
その中に知り合いもいて、胸が痛む。
何事もなく無事に家に帰られるように、そう祈る事しか出来ないのが歯痒くて仕方がなかった。]
― 第二層・リラックス・スペース ―
[艦内に残っていた子供たちを誘導してきたうさぎたちは、全員が揃うと一匹に統合される。
その上で、遊戯台の一つの上にぴょん、と飛び乗り、子供たちを見回した]
初めまして、なのよ。
うさは、ラヴィ……このシュヴェーアトを制御するシステムのひとつ、サブ・コンピューター『ブラオン・ラヴィ』のお使いなのよ。
[うさぎの説明は、そんな感じで、名乗りから始まった]
(しかし……)
[開いた端末。最新の写メをみて、どうみても船が難破してよくわからん島についてるのだが、大丈夫なのだろうか。
いや映像では二人とも大丈夫だが。
『母さん。一生の不覚です。お土産のぶぶ漬けが海の藻屑と消えました』
そんな文に、そうかぁと呑気に今更頷く]
それで、今の状況なのだけれど。
今、この艦は異空間に『引っかかっている』状態なのだわ。
……式典で、説明があったでしょう?
最新鋭のジャンプ・システム……『ディス・ドライブ・システム』の作動を、強制的に止めた結果、通常空間から切り離されてしまったの。
でも、そうしなければ、もっと大変な事になっていたの。
この艦のメイン・コンピューターであるスノウ……『ヴァイス・スノウ』が今、暴走しているのよ。
そして、それは、誰かが故意に引き起こしたものらしいの。
……それを引き起こしたのが、誰か、というのは、明確に特定できていないのだわ。
ただ、その方は、必要以上に『力』を求めている。
この『剣』と、『剣』を動かすに足る『力』を。
あなたたちが招待されたのも、偶然ではなく、恐らくは作為的なものなのよ。
[あなたたち、という時、うさぎは全員を見回していた。
『
否、触れる事はできなかった。
うさぎが『Meister』と呼ぶ彼は、何よりも、『
それに逆らう事は、うさぎには、できない]
……それで、これからの事なのだけれど。
この空間は、めりー……サブシステムAIの『ヴォルケ・メリー』にガードされているから、安全ではあるわ。
でも、ここに引きこもっていても、いずれ捕まってしまう。
スノウが、『ディス・ドライブ・システム』を掌握したら連れて行かれるのは避けられないのだわ。
だから、そうなる前に。
スノウをとめないとならないのよ。
……勝手な事を言っているのは、わかっているのだわ。
けれど、お願いなのよ。
スノウを止めるために、力を貸してほしいのよ。
スノウが鎮まれば、元の場所に帰ることはできるのだわ。
けど、このまま何もしないでいたら、翳ってしまうのよ。
大事な未来が、消えてしまうかも知れないのよ。
……だから……お願い。
[小さく、小さく、こう言うと。
うさぎはふかぶか、と頭を下げた。*]
― 第二層・リラックス・スペース ―
[そうして、先にいた面々や後から来た面々に会釈を返したり、乞われれば自己紹介したりしていたが、とある人物が現れると、ガタッと立ち上がり]
アイリちゃん!? ……嘘、アイリちゃんも逃げ遅れたの?
[その心中は、安堵と困惑で穏やかではないか。
とりあえず、駆け寄るとギュッと抱き付き]
……とりあえず。よかった、無事で。
[とりあえず「ぶぶ漬けは近所で買ってお土産でもらったことにするよ。後母さん髪きった?」
という返信をしたくはあったができないので諦め、周囲で知り合い同士無事を確認したりなどしてるのを見ていたら、一羽の兎からの説明がはじまりそれを聞いていた]
[遊戯台へと飛び乗る兎をじっと見つめる。
お願いという名の脅迫――自分にはそう感じた。
ソレを拒否してもここから出られない。
なら、その"お願い"を聞くしかないのだろう。
胸中で渦巻く思いは色々とあったが、無言で皆の様子を窺っている。]
[>>405 呆れられた様子に、目を瞬く。それから苦笑して首を微かに傾けた]
……ま、さ。色々考えたけど、決めらんなかったんだ。
心配かけて、ごめん。
[どちらとして生きていくのか。
どちらとして扱ってほしいと意思表示するのか。
どちらか一方というのが違和感で、学校に告げなくてはならない10歳の誕生日から、学校に行くのをやめた。
決してご幼少のみぎりに、
『ジルはおとこのこじゃないよ!だっておまたになにもついてないもん!』
と遊び仲間の幼児に言われたことを引きずっていたわけではない。多分。]
そーだなあ。
今同じくらいか。なんかくやしーの。
[ゾフィヤの背に手を翳して自分と比べつつ、悔しげに言っていたら兎が現れたので慌ててそちらを向く>>406]
…どうして皆を巻き込むの。
[自分達以外は巻き込まれただけの被害者。
彼らを巻き込む形になったのは目の前にいるラヴィのせいだけではないのだろうけど。
それでも怒りは感じてしまう。]
私達を守る為に、他を犠牲になんて考えてないよね…?
[そうであれば許さないと言外に匂わせて問いかけた。]
[こっそりと過去の写メもみる。
熊に首から上を甘髪されてる父の写真。
体験ツアーといって、下流を泳ぐ鮭を素手でスパーンとしてる父母。
キノコ狩り。奥の木こりに穴場をおしえてもらったといって、仮面とつけてチェーンソーをもった男と写真ととってる父母。
野鳥と戯れながら焼き鳥を食う母。
次の写真には野鳥だけが消えて焼き鳥が増えている写真。
ぼんやりと眺めている]
シュヴェーアトのサブ・コンピューター『ブラオン・ラヴィ』…
[目の前のウサが何かを確認するように、口の中でつぶやく]
そのスノウってのを止めないとオレらも帰れないんだろ?
どうすりゃいーのさ。
[ふかぶかと頭を下げる兎の頭をぽんっと撫でてみようとする。成功しただろうか。
しなければスカっと空振りしたことだろう]
…ユーリエ、無事でよかった…
レンが、連れてきてくれたの? ありがとう。
[ユーリエにだきしめてもらって、体温を感じると、
先ほどまでの不安を緊張が、和らぐのを感じ、少し微笑んで]
[心配していた2人が、脱出できていなかったことに
心臓がきゅっとなるような感覚を覚えつつも、
無事な姿に安堵しながら、レンにも感謝を告げた]
/*わあ、鳩からなのもあって、普段に輪をかけて、
誤字脱字すごすぎ、ごめんなさい><。
気、気を付けます。。。
― 第二層:リラックス・スペース ―
[良く見ればこの場に居るのは子供と称される者達ばかり。
招待客には大人も居たはずなのに、と思考するのも束の間。
複数居た兎>>406が統合され、遊戯台の上に立った。
実体じゃないのね、と言う推測は語られ始めた内容によって裏付けられる]
ジャンプ・システムの強制停止による空間隔離…。
『ヴァイス・スノウ』…白雪、か。
[さっきもそんな単語が聞こえたわね、とは口には出さず。
静かに兎──ラヴィの話を聞き続ける]
(メイン・コンピューターの暴走ってことは、あの猫の声がそうなのかしらね。
『
[耳にした単語を繋ぎ合わせるかのように思考していると、兎から『お願い』が全員へと向けられた]
未来云々以前に、止めないとここからは出られないんでしょ。
やらない選択肢なんて無いじゃないの。
[メイン・コンピューターの暴走や招待されたことが作為的なものであることについては、もはや結果でしか無い。
これから進む道なんて、1本しか見えていなかった]
……うさに与えられた最優先事項は、『グロリアス・チャイルド』の安全確保なのよ。
[低い声に返ったのは、静かな声、ひとつ。
うさぎの行ったシミュレートの中で、もっとも勝率が高かったのが、このやり方だった]
とはいえ、どうしても危険に晒したくない、というひとがいるのなら、第四層のラヴィ本体の所に保護するとよいのだわ。
あななたちのデバイスには、第四層へ移動できるジャンプ・ドライブが搭載されている。
もっとも、出力的に一度に一人しか運ぶ事はできないだろうけれど。
ラヴィ本体の周りは、スノウの干渉は一切入らない絶対安全圏なのよ。
……そこをどう使うかは、あなたたちに任せるのだわ。
それってつまりよ。選択肢ないよな。
[協力もなにもそういうことだよなと肩を竦める]
とんだ招待メール。それにほいほいきちゃったのはこっちの勝手とはいえな。
[『力』というのが何かはよくわからないがあの妨害をみても、この中の誰かに目的があったわけなのだろうと察するに留めるが]
─ シュヴェーアト艦内・第二層→リラックス・スペース ─
[脱出の為に先を歩くクロの怒声>>356に、第一印象よりも短気っぽいなとかどっかずれたこと思いつつ。
艦が揺れた後にヒースからも向けられた礼>>358には気にすんな、と笑って軽く頭に手を乗せた。
クロも大したことなかったようで、良かったと思うも束の間姿を現した兎に気付いて。>>362
さっきの今ですぐ移動というのも結構きついんじゃないかとは思ったのだが。]
まー、な。
[ガシャガシャという音は徐々に近付いてきていた。
ゾフィヤ>>321に頷き、ヒースとクロにも視線を向けて走り出す。
兎の案内の御陰で、何に遮られることもなくリラックス・スペースに辿り着いて。]
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