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これからも──…
……───ずっと。
[そう。未来はまだ続いていく。
”彼”と彼らが為し得なかった未来を紡ぐことも、きっと]
そうだと、いいですね
[揺らめく蝋燭の焔を手に、モミの木も前に立つ。
一度ヴェルナーと視線を交わし、それから燭台を掲げようとしたその時。
肩に手を回して引き寄せられ、高らかに宣誓する声に氷色が瞬く。]
…っヴェルナーさん…もう。
なんだか、結婚式みたいですよ。
[未だ其の場には多くの生徒がおり、恥ずかしさもあったが。
今はこの、大好きな人の腕の中にいられるという幸福が一番大切だった。
公衆の面前での口付の後、互いに顔を見合わせて少しだけ笑う。
彼女の頬は少し紅潮していたかもしれない。
それから、樅の木を、満点の星を湛える夜空を見上げる]
私も、ヴェルナーさんを愛し、ずっと傍で一緒に幸せになることを誓います。
[澄んだ夜の空気に、誓いの言葉が響いた。**]
…私も誓いましょう。
例え何があろうと、貴方をお待ちすると。何があろうと生き延びて貴方を迎え、共に歩むと。
[指輪を受け、口づけを受け。
自分から結婚を望んだり、口にすることはなかった。傍に居られれば、それで十分だった。
けれど、こうして思いが結実し一つの形となることは、なんと幸せなことだろうと知る。幸せを教えてくれる人がいる。
―――…そうして触れ合う唇が囁く音無き愛に、同じように”私も愛しています”と返した。**]
>>-612 アイリ
お帰り。こちらもお手上げだ。
決着付かずってことで引き分けでいいな?
とか行ってたら一条の光とかこらwwwww
wwwwww
手探りしつつだったからなあ。
固まってきたのはアイリから頂いたものが大きかったかな。ちらちらと様子見つつ、行間読みつつ投げていたのだった。
良いじゃないか。
羞恥に耐えながら、それでも我慢出来なくて口にしてしまうアイリは可愛かったぜ…?
>>-613
最後のって……あれかwww
あれはその、ほら。
ここで言うと非常に勿体無い事になれる気がするから、言わなくて良いな。
のちの楽しみに取っておく。俺はそうしている(←
/*
これさ その場にいた生徒たちには全部聞かれてるんですよn…
っていう(じたばた)
ヴェルナーさん長々お相手ありがとうございました!
私はもう眠気の限界を突破したのでここで締め で…!
何かと未消化は コミュがあるなら コミュ d…(ばたり
>>-614ヴェルナー
うむ。進行とタイムスケジュール大事、大事。
マジ大事だと思うわ……うん。
うむ。悔しい悔しいwwww
すげえ悔しい!!!!割と本気で悔しがっておるよ。
ヴェルナーいいキャラだよ、好きだよ。うん。
そうそう。政治とか別に期待してないしな。
ただ、外交してて「ちょっと行って来てくれない?」はするかも知れない。びびらせ気味に(何というパワー外交)
うん、餌いいね。そういうのはまず集めないとな。
処分面倒くさいしn
うんwwwなんかそんな話があったのだった。
そして普通に凄い勢いで口説くと思うがな。
だろう。ベル先輩の件はそうだろうとしか思わない。
ヴェルナー早くしろ過ぎるな、うむ。
/*
>>-622 ベル
聞かれているな。だがそんなもの今更気にしない、鈍い天然だから。
ってのもあるが、意志を示すってのはそんなものだとおもってるからやっぱり気にせず言っているのだよっ。
こちらこそ長々と付き合いありがとー。
健気で献身的でいながら振り回してくれるベルはとっても可愛いです。
過去のほうは過去のほうで色々と切なかったりとこの時間に両方やるとはっ。となったがこちらこそお付き合いありがとうです。
/*
よし、女子会の方も上手く纏めて頂けたみたいですし。
お付き合いありがとうございました…!
ごあいさつごあいさつ。
はじめましてのひともおひさしぶりのひとも、皆さんこんばんわ。
ルガル本シリーズに一度も参加したことのないのにスピンオフ2つめなスピンオフ要員のhinakiです。
ルガル5はリアルタイムで眺めてたので、混ざることができて楽しかったです。
皆さん遊んでくださってありがとうございました。
またお会いしましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
では、よいお年を!
ではでは、おやすみなさい**
ふん。
色ボケのお前にはいわれたかねぇな?
[相変わらずの軽いやりとり。
口ではそういいながらも、
珍しく素直な笑みを浮かべるタイガになんて返そうか]
……まあ、俺もお前らがどうなってるのか心配したけどよ。
遺されるほうがこんなに痛いなんて知らなかった
そーいうの含めて、マジでこれで貸し借りはなし、な。
ああ。
……お前に、先輩って呼ばれるのも、悪くはないな。
[少し気恥ずかしいが、ここはひとつ素直に受け取ろう]
/*
>>-623 イングリッド
だな。意識をもとうと俺も思った。
いやいや、そういわれると照れるな。イングリッドも弱さとか強さとかありつつ表面上は堂々とたとうとしてたりと、色々と戦う王女でした。
外交は確かに、威嚇ようでしかないな、ヴェルナー、でもヴェルナー真面目にやれば、外交から政治から色々できてしまいそうなやつではあるが、きっと当人がめんどくさくて(ぇ
「旧来を廃し、古きとともに新しきを知って進む。強きセルベシアを、というならば能力のあるものが必要だろう?それを理解できぬものが俺のところに挨拶にきたが、そいつらの名は聞いておくか?」
とか餌を勝手にしていた後イングリッドにいえばいいのだな。
そういえば勝ったら一度、タイガとイングリッド二人を裏通りとかにつれていくとかいうロールまわしたくもあったのだった。
まあきっとタイガはしっかりと口説かれてくれるよ、うん。
一応これでも二年前?から告白しようとして全部失敗していたらしいぞ。
[視線をうつすと、華やかな笑みを浮かべた可愛い後輩。
こうしてずっと笑いあえる]
こんな美人の後輩に、大好きって言われるなんて、
俺も幸せものだな。
……そうだ。
お前らが、それだけ大事な先輩だっていうのならさ。
お前らの結婚式には、絶対俺にスピーチさせろよ?
[それは、今よりもう少し先の未来予想図だけれど。
共にこうしてある限り、いくらだって描いてゆける――]
>>-617アイリ
あるあるwwwありそう、女子ガードww
下手に近づくと睨まれます的な。実にありそう。
ジェフロイ先輩なら、そこはきっと大丈夫!力関係的にね。
[昔の彼女の話は、本人から聞く。ので聞かない。
聞かないが…手馴れていると言われれば、少し気になる。
だから聞いた。手馴れた彼氏を持つ同士だ]
───…。驚かせたり、してるか?
[聞いてみた。じいっと見てみた]
ライナー先輩の結婚式にも、呼んで下さいね。
……絶対っ!
[未だ見ぬ彼女との結婚式の約束を口にして笑う。
華やかな笑い声が、青空の下で弾ける。
高く、蒼穹がどこまでも高く三人の頭上に広がっていた───*]
>タイガ&ライナー
〆風味にした よ……っ!!!
したが、なにか続けたかったら続けて頂いても構わないww
まあ、時間が時間なのでこんな感じに。
何かあったら補完な感じ で是非……!
[やがて自分たちの手番が来た]
…なあ。ちっと欲張ろうか?
[戯れるような口調で。けれど真剣な琥珀の双眸で。
誘うようにイングリッドに声を掛ける。
そしてキャンドルを2人で持ちながら一歩出て、
祭壇の前に立ち、伝説のモミの木を見上げた。
キャンドルが風に揺らめく。
その灯りを、どこか、ひとりひとりの
/*
でもって、ベル先輩お疲れ&おやすみなさい!
女子会ありがとう、楽しかった〜。
あ、ヴェルナーもおやすみ!!
熱かったわ、そこのカップルも。
>>-628ヴェルナー
うんうん。5は特に、日数制限あったしな。
3は日数制限ない分、延ばすことも可能ではあった。
そこの違いもまあ大きい。
色々と戦うwwwありがとう?
そうだね、戦ってました。
いえす。威嚇ということで送り出す。が、まあノリは地陣営に派遣したのと一緒だな。ま か せ た!をする。ということなので、優秀でおk(← 出来ると思って送り出してる。
うんうんwwwそんな感じ。
ほほう、それはいいね。結局貴族だしなあ、タイガは知っているかも知れないけれども。イングリッドは知るべきだろう。で、アイリの言葉も回収出来るであろうしな。
取りあえずタイが口説けなかったら泣くよね。
二年前wwwしかりしろ、ヴェルナーwww
頬を染めるイングリッドが可愛いなぁ(なでなで)
だが、そろそろ限界のようだ。
イングリッドのよい返事を確認したところで、俺は寝るっ。おやすみ。
>>-630ジェフロイ兄さま
うん。きっとね、兄さまに憧れて乗馬をしてる。
兄さまみたいになりたくて、理想の男の人はずっと兄さま。
だから当然、今まで付き合った人もいなかったとか。
うん、お互いね…そうしましょう。
[寮に戻り、暫く部屋で余韻に浸った後、
その足で向かったのは親友の所だった。
何でも話す親友には諸々白状しておく
(どうせ黙っててもばれるのだから最新情報は渡すが吉)
ら、親友の方が大興奮だった。
それからはまぁ、大変で
明日に向けてのあれそれ話し合いやらが、夜中まで続いた。
それでも睡眠不足にならない時間には返してもらえたが。]
!!タイガから来た……!
あ、嬉しい嬉しい。うん。
クリスマスだしね。お祈りもしたいなあとかなんか。
こう、いろいろなこともあったしね。
あと出来れば、ライナーとか。
みんなの分、祈りたいなあって……
>>-640ライナー
なでられた。はあい、おやすみなさい!!
会えて良かった!!
― 学園:後夜祭 ―
[後夜祭は毎年用が無かった。
後輩(女子)に何故か誘われる事はあったし
もみの樹の装飾は綺麗だとは思ったものの、
遠目で眺めて見える桃色の甘い雰囲気にちょっと遠慮せざるを得なかった。特に片想い中の一人身には堪えたので。
そういうわけで憧れはありつつも近寄らなかった場所に
今年は堂々と訪れる事が出来ていた。
ライトアップを間近で見上げる。何時も以上に美しく見えるもみの樹。今年は装飾に手を尽くしているから、というだけではきっとない。
ふぁ、と漏れる溜息と共に白い牡丹が花開いて
なんだか夢のようだった。]
綺麗、ですね。
……すこしだけ。でも大丈夫です。
[そう返すこちらのスカートは制服のよりだいぶ短く、上に着ているハーフコートと大差ない。慣れない格好なので寒くはある。
が、後夜祭は私服で行くべしとの親友の助言により
装いは一応、デートのそれに相応しい物になっていた。]
[とはいえ一応、友人に助言される前から
実は私服で行こうとは思っていたりしてはいた。
制服だと感じる歳の距離が
私服だと和らぐ、そんな気がしていたから。
―――時折ささる視線が痛い。
繋がった指を握る事で、痛みを和らげようとしながら。]
……はい。
[促す声に>>165小さく返す唇には、薄桃の紅が差してある。
親友との協議の結果つけた、リップにしては濃い色のそれは
鏡の中の自分をひとつ、ふたつほど年齢を引き上げてくれたように錯覚する。
自信持って行ってらっしゃいと
背中を押してくれた親友の笑顔を思い出しながら
何時ものように胸を張って、隣を歩いた。
誘われる道が礼拝堂を向いていない事に疑問を浮かべはしたものの。逆らう事も問うこともせずに、隣を幸せそうに歩いていった。]
/*
待たせたごめんなさい…!
でも眠いなら無理しないで(ぎゅ
>>-621ジェフロイさん
ええ引き分けでいいです…www
もうやらないよ、それで最後!!
え、むしろ貰った物のほうが多かった気が…!
そうか、ジェフロイさんはそこから始まるのか
これは振られる可能性視野に入れるパターンなのか!?
と思って色々……あ、投げてた(←
>下段
(こくこく
う、うんそれじゃ楽しみに…でw
[学園のひとりひとりに。
英霊のひとつひとつに。
この祈りが――…届くといい。
欲張ろう。
自分たちだけ、なんて、勿体無い。
もっとたくさん、しあわせが満ちるといい。
…それは、もしかするとある種の傲慢さなのかもしれないけれど。
傲慢でもいいさ、と開き直って思う。
そもキャンドルの誓いだって、叶うか叶わないかの真偽を気にせず、身勝手に伝説に沿って誓うのだ。
ならば、祈りだって――…きっと、同じでいい]
[きっとイングリッドも同じ想いだろうと横を向き、
視線が合えば、互いに柔らかな微笑みを交す。
…そしてキャンドルをそっとモミの木に捧げた]
/*
>>-632マドンナ
ね、それはなんか自然だ。あっていい(←
うん、ジェフロイさんならきっと突破できるはず…!
貴公子だし(
[本人から聞くのかとか思ったとかそんな(
質問には目を丸くする。視線がそわりと一度遠くに行ってから]
……………ええと、一回だけ。
[戻ってきて言うこれは、ジェフロイの写真を飾っていたのがばれた時のことだ。あれは流石に本人驚いていたみたいだったから。]
日常的に驚かせたりは…なかなか。
やってみたいとは、思うけど……
[最後はまた少し、声が小さくなりながらもきちんと答えた。]
―――…続く過去と未来のすべてに、誓う。
イーリィを愛することを。
彼女を護り抜くことを。
…ずっと、共に幸せになることを。
/*
と返しつつ返しつつ
先輩たちにベルはお休みなさい。
ベルは女子会ありがとう楽しかった!
そのうち下着買いに行こうね……ww
[絡めた互いの手を……そのまま共に夜の滲んだ空へと掲げた。
誓いのキスよりも。
誓いの指輪よりも。
この形が…未来を共に望み求める形が。
きっと、一番らしくて相応しいから。
…――――天に、誓う//]
/*
姫さんお待たせ…!
期待されたキャンドルの誓いだが、甘くなってないのは許せ。
うん、なんか色々考えたらこうなった。
あとヴェルナーと同じことやっても(ry
甘さは後でな(←
レスを書きつつ、甘くない噴いた。
それっぽいwwwww
いいんじゃないかな。わたくしたちは、こうだろう。
甘さは任せたっ!!(と、他2組に投げた)
― 後夜祭 ―
…───うん。
[真摯な琥珀の瞳に、胸の奥が暖かくなる>>181
オレンジの光がひとつ、心の裡に灯った。
掲げられている、これは祈りの光。
暖かく灯る、人の想いのともし火だ]
[願って、叶えられたらいいと思う。
この暖かさが、皆のうちに届けばいいと思う。
冬の寒さに凍えてしまわないよう。
春の光が、全てに届けられると同じように。
タイガと共にキャンドルを掲げて、歩み出る。
見上げたモミの木は、幾つもの明かりを纏って輝いていた。
夢のようだとも思う。
ひとつひとつの明かりが、想いなのだと思った。
だから、恋人の錯覚は少し近くて──…ほんの少し違う>>182
けれどもきっと、思う元のところは同じだろう]
…ここにいる人もいない人も、
全ての人が皆──…幸せでありますように。
手を伸ばし続ければ何かは得られる。
たとえ道が途切れたように見えてはいても、きっといつか叶う。
そう……信じられるよう、歩き続けられるよう。
世界に…一人ひとりの心にこの明かりが灯りますように。
皆がきっと、それぞれの幸いを感じられますように。
[祈る。言葉を重ねるように歌うように、祈りを重ねる>>183
そっと瞼を伏せて、聖なるキャンドルの灯りに祈りを捧げた]
[きっと、自分たちは良く似ている。
欲張りで、少し傲慢で、けれど────…
…あの蒼穹に手を伸ばし続けたように。
大切な友と、未来の先で手を取り合えたように。
───…愛しき半身と再び巡り合えたように。
…願うことの大切さ。
その祈りの強さを知っている。信じている]
[見交わす視線がキャンドル越しに交わった>>188
柔らかな陰影を受けた恋人が、柔らかに微笑んでいる。
きっと自分も今、同じ顔をしているのだろう。
また、胸の裡のともし火が暖かくなった]
…わたくしは、
タイガと共にあることを。
決してこの手を離さないことを。
…───愛するひとと幸せになることを、
───…続く過去と未来のすべてに、誓います。
[恋人の誓いをなぞって、誓いを完成させる。
笑みを含んだ瞳を向けると、琥珀の双眸と視線が交わった。
導かれるままに手を掲げる。煌く光へ…その先へ。
地上の星から天上の星へ、天を掴むように。
天の輝きへと───…捧げるように]
/*
か え し た!ね ま す!!!
>>192は恋人の瞳の奥じゃないかと思った。
削除しようかと思ったが、残るからあきらめたwww
とかなんかそんな。ねるねる…
明日は、夜。間に合うといい( ノノ)
昼間はいないと思います。たぶん。
タイガ>投げっぱなしでごめんね。大好き。
おやすみなさい…[ぎゅ。と抱きついて瞳を閉ざした**]
/*
タイガのに挟みまくって反省したのでじっとしてた(によによ
万歳いいね!
そしてマドンナおやすみなさ。
レスしなきゃだけど横になってるのでそのうちねるかも…(うと
/*
さぁこの後夜祭をどうぶっ潰すか。
リア充全員爆発しろ!
襲撃は何時頃がよろしいですかー?
/*
寝 落 ち た……!すまない。
毛布持ってきたのが失敗だったか。
[ごめんな、と、隣で眠るひとを起こさないように緩く抱き締めた]
何か可愛いものが沢山見えてごろごろしつつ、
ちょっと出掛けて来るのでお返事はお昼に急ぐ。
カッツェとアイリの作戦会議とかたまらないな。
/*
ツェーザルおはようww
更なる爆発をと動くとは。根性あるなあ。
終盤の盛り上がり最高潮の時がお約束だろう、と大真面目に返しておく…!
よし、ちょっといってきます。
/*
もそもそ。おはようございまー…
[ごめんなさいは聞こえなかったけれど
夢の中で幸せな時間を過ごせました。]
ごろごろさせられたなら良かった!
作戦会議は醍醐味だよね、きっと色々やってたはず…!
どんだけ実行に移せたかはあれですg
と書いて私もちょっと出てくる。
先用事すましてずっと村に居れるように出来ると良いな。
今日は最後の日だし…!
じゃ行ってきます**
[あの幻のような一日が過ぎ去っても、学園は一面の白に覆われたままだった。魔法のような出来事の説明はつきそうになかったが、ともあれ。美しい雪景色は、冬至祭には相応しい舞台であったと言えよう。
アイリの歩幅に合わせ、常よりもゆったりとした調子で歩を進める。
大小二組の靴跡が並んで残る、ささやかな幸せ。]
ここらは余り人が来ていないようだな。
まだ雪が綺麗だ。
……新雪に足跡を付けるのって、何か燃えないか?
[戯れを口にしながら、橙から紺へ、紺から墨を流したような色へと空が色を変えて行くのを眺めていた。]
[見慣れた制服とは違い、彼女の私服姿はとても新鮮だった。冬至祭の待ち合わせ場所に現れた時、思わず上から下まで眺めてしまった。
短いスカートからすらりと伸びる脚、絶妙な丈のハーフコートは女性らしさをより引き立たせていたし、丁寧に梳いた榛色の髪に唇の薄桃がよく映えて、思わずどきりとさせられて―――
慌てて挨拶に切り替えたのだが、何を何処まで気付かれたかは定かではない。
可愛い、似合ってる。
感想を素直に音にしてふわりと榛を撫でていれば、タイミング悪く同輩に見付かって散々問いつめられ冷やかされた。つい数時間前の出来事である。]
[大学部の連中は冬至祭に姿を現さぬ者も多い。
十年も参加していれば流石に飽きる、それが彼らの言い分だ。
しかし、口の軽く顔の広い同輩は、つい先ごろ目撃したことを散々触れ回ってくれたらしい。
礼拝堂の扉を潜った瞬間、驚きの声や歓声に曝されることとなってしまった。]
………お前ら、暇なんだな。
[盛大に嘆息し、そろりとアイリを背に逃がすよう、半歩進み出た。
彼女が望むなら、好奇の目から隠れることが出来るように。]
そう“彼女”。…可愛いだろ?
だからって手出したり触んじゃねえぞ。俺のだ。
で――…俺の心はこいつのものだ。
[何憚ることなく堂々と公言する。
こうすれば、目に見える事実として受け入れられるのも早かろう。
なによりも彼女との関係を、噂などというあやふやなものに留めておきたくはなかった。
だから、これは一種の宣誓―――だ。]
びっくりしただろ。
あんなことになっていたとは、俺も驚いた。
[暫くして、漸くと口を開く。
礼拝堂を出て、広場の中央に戻る復路の途中。
掲げ持つキャンドルの焔が淡い光湛え、二人の間で揺れていた。]
だが、あれだけ人が集まってんなら、いっそはっきりさせたくてな。
嫌な思いをさせていないか…?
[常ならば絶対に口にしないような言い回しをしたのは、後夜祭の空気に酔わされた為だろうか。それとも、彼女に。]
……ま、きっと直ぐに収束するさ。暫くは騒がれるかも知れんが。
この手の話は今年も多いらしいからな。
[自分達が訪れるよりも少し早く、
数組のビッグカップルが姿を見せていたことも耳に入れている。
誰が誰と、と詳しいことまでは聞かなかったけれど。]
……と、
[不意にキャンドルの焔が揺らめいて、足を止める。
繋いでいた左手をするりと解いて、アイリの背から腰に回した。
焔を護るように、より近い距離で寄り添う。肩が触れる。]
危ない。消えるところだった。
[榛に微笑みかければ、手を繋いで居た時よりも顔が近い。
触れようと身体は動くけれども、身長差が邪魔をして…それに何より今は片手が塞がっている。
行き場のない衝動は、顔傾けてこつりとアイリの頭に額寄せることで表現した。]
焔が機嫌戻しているうちに、早く捧げちまおう。
でないと、ゆっくり………も出来ない。
[広場に辿り着けば、自分達と同じようにキャンドルを掲げ持つ恋人達が列を成している。
後夜祭後半ともあって、人の流れは緩慢で、列もそう長くは無い。
モミの木の前に立つまでに、然程時間は掛からないだろう。]
思ったより帰宅が遅れたので駆け 足 …!!
考えれば考えるほど筆が進まなくなる病気でした。
しかし色々やる度に 現代っ子…現代っ子……?って迷子になるのは仕様です。ジェフロイはどの時代からタイムスリップしたんだろうかな(…
手にちゅーは中世が中世だから当然やりますが!
はっ。良く見たらactにアイリが顔を出してた…!?
タイミングに軽くふく。[なでぎゅう]
>>-643 アイリ
ありがとう、言った傍から眠りに落ちていたよ…。
ぎゅっとしたまま寝たんだ。あったかくてやわらかくて幸せでした。
迷ったからこその微妙な立ち位置スタートだったとも言うw
いかに方向性が見えていようとも、現状まだ確定させるわけにもいかんしなあ、とか。
振る云々はこちらからは考えてはいなかったから、心配することはないと言いたいが……うん、ありがとう。
投げてくれたお陰で、また色々と考える切欠貰ったんだ。
楽しみか、そうか。楽しみにしていると却って腹筋への攻撃が行くかもしれないぜ?wwwww
ま、その為にも頑張って進めるよ。
/*
[ぎゅ。
死んだら駄目ですよ?とはちょっと拗ねたように言った。]
連投ぽかったから潜ってたとか。お帰りなさい。
タイミングは吹いた1分後…w
ものすごくエスコートされてこう、ごろごろ出来る…!
うんと、えっと、ちょっと返事考える よ…!
[言葉のあやだ。お前の顔が見られなくなるのは勿体無いだろ?だから死なない、と、
拗ねたような顔のひとを抱き締め返して微笑んだ]
ごろごろさせられたなら良かった…!
うん、正座で待ってる。
今日はすき焼きだ。
[鍋の支度中]
/*
はっ、そういえばうさみみ消さないと。忘れてた。
>>-659
密やかなサービスでふにふにでした(←
うん、こっちの返事が遅かったのでそこは申し訳なく…
大丈夫……だよね、とは思いつつへたれなので、なるべく最悪というか、悪い方を想定して動くのが癖でね……
[切欠になったのなら良かったのかな、と。]
ちょwwwww腹筋攻撃とかどうなるんだwwwww
うん、お互い頑張ろう…w
>>-661
[こっくり頷いて返しつつ、ぎゅむっ。しがみ付いた。]
うむ。嫉妬ロールは匙加減が難しい(
そしていいなーすき焼き。おいしそう…
タイガの>>-651に、にやにや。
そう、桃文字使いました。ふふふ。
眠い中良く思いついた、夜中の私GJ(←
だがやはり、随分レスを落としてるなあ……w
悔しくもなりつつ、やはりすぐ返したくもなる。
今日が最終日だしな。夜早く来れるように努力しよう。
……ん。
[安堵する。それに一人じゃ寂しいから*]
>>-658ジェフロイ先輩
いもうとだと、本当にブラコン一直線の予感しk
先輩でもこんなに懐いてしまうのに……!
間違いなく大好きで大切な先輩。
だから、教えてくれる一つ一つを大切にする。
……いもうとだと、あのね。
兄さまがいるから、とても男性の理想は高い。
だから、普通の男性にも興味はない──…なかった。
…、”だから”タイガなの。
[はにかんだ様子で秘密を告げて、笑った]
とか遊びつつ、また夜に!**
/*
……キャンドルってどうやって持ってるのだろう
と悩んでいたらマドンナが走り去って行ったw
いってらっしゃいノシ
イングリッドの反応にふくwww
オトナ…★じゃないぞ、どの口がそれを言うんだ。
[タイガとイングリッドの方を見ておく。]
>>-662 アイリ
ふにふに……!? な、何が!?とどきどき。
ああうん、最悪の状況を想定しておくのは俺も同じなので凄くよく分かる。今回に限らず、先に影響するような部分のロールはぐるぐるするし、表に出ている一文一文をやたらと深読みするし…。
考えない方が良いのかも知れないが、取りこぼしもしたくないという矛盾。難しい。
ちゃんと好きだからこそ、気楽にも出来んのさ。
[しがみつかれて、少し驚いたような顔をするが。
同じだけの想いを伝えられるように腕に力を篭めた。]
嫉妬ロール可愛いよ可愛いよ。
それと分かっていて好きな子にされるのはごろごろ出来て良いな。
[ところで学園までしっかりついてきたペンギンだったが
寮に入る前に寮母に見つかって颯爽と逃亡した。
それから暫く行方は知れず。学校が再会した時、高等部の保健室に一羽のペンギンが出入りするようになった、とかいう噂が流れるのだがそれはまた別の話。
>>200真白は見慣れた世界を白で被いつくし
時期も相まってどこか幻想的に塗り変える。
ジェフロイの歩幅においつくように、常よりも早い調子で歩を進める。
大小の靴跡が並んで残る様子を見る余裕は、残念ながらなかった。
それくらい、緊張していた。]
……よくやります。
わざと誰も踏んでないところを踏んで歩いたりとか。
[戯れを口にされると笑みながら返す。
話しかけられていたほうが、幾分緊張は和らいで。
気づけば空は黒く染まり、飾られた灯りがよりいっそう煌いていた。]
[>>201服や小物の組み合わせに親友とあれそれやっていたせいで、待ち合わせ場所にはやや遅れてやって来た。それでも(10)分は無かったはずだが。
はじめ、顔をあわせた時に無言で上から下まで視線を感じて若干身を強張らせる。
何か変だろうか、そんな心持でいたのでジェフロイの胸中には気づかなかった。
だから可愛いとの言葉を聞くとようやくほっとして、嬉しそうに笑ったのだが
ジェフロイと同じ大学部だろう人が現れて捕まった――のはジェフロイだが。
こちらにも質問と好奇の視線は向けられる。
こんな風に騒がれる経験など無かった為に、しどろもどろしながら質問――名前だとか、歳だとか、何処の学部(これは内心嬉しかったのは余談だ)だとか――責めに合い、庇うようにしてもらったのはすい数時間前だったが。
それから礼拝堂でも、似たような現象が起こる事になる。]
[>>202歓声の声にぎくりと強張る。
それに晒されてまともに立っていられるのは、おそらく弓の大会で入賞した時くらいだろう。あの時とは大分、かなり、勝手が違う。
相手は貴公子だからと、何となし予想はしていたものの、実際そうなると、少し空恐ろしい。
だから自然と、前に半歩でてくれた人の意図を知りながら
それに甘えるように後ろに隠れていた。]
! …………。
[>>203彼女だと公言された瞬間、ぎゅっと繋いだ手を握る
そこまでは想像できていたのだ。
握った手がほの暖かく、照れを伝えていたのだが
その後続いた言葉に
顔は下がった。
上げられない。
繋いだ手をより一層強く握り締めて―――
どうやって礼拝堂を出たのか、良く覚えていない。]
あ。え、いえ
何となく、わかってましたから
ジェフロイさん、貴公子とか言われてるくらい人気あるし…
[>>204どこかぼうっとしていた時に掛けられた声に
意識を戻され、見上げて首を振る。
キャンドルの光が陰影を強くし
ゆらりと間で揺れて、精悍な輪郭を色濃く浮き出していて
一瞬、問われた事も忘れて、ほゎと見惚れた。]
言われてびっくりはしました、けど
………嫌じゃないです。
……嬉しかった。
[それだけは小さな声ではっきりと、手を握りながら伝えた。
収束はすればいいなと思いつつ
今年も多いと言われると、それには少し苦笑した。
幼馴染の話が、こちらは耳に届いている
心の中で「お疲れ様」と、届かない労いの言葉をかけたとか。]
?
[>>205炎の機嫌には少し遅れて気づく。
あっと思った瞬間に、引き寄せられる
腰に大きな手のひらが当たり、ひくりと跳ねた。
兎耳を擽られるのと同じ感覚に襲われて
目はまあるくなる。
覗き込まれた顔がちかくて、微笑んでいられずに
ゆっくりと口の中のものを飲み込むと、小さな音が鳴った。
頭に額が寄り隙間なく近付いた今は聞かれているかもしれず
顔を上げて、額をあわせるようにして
こすりつけた。
――――あつい。]
………。
[>>206ごく小さく、掠れるように告げられる言葉に
言葉なく、こくこくと頷いて。
それから周囲と人との距離が、少し開いている事を確認してから。
こっそりと、囁き返す。]
わたしも、……したい、です。
[掠れた声で、同じ言葉を告げてからは
もみの樹にたどり着くまで、ほとんど喋れなかった。]
/*
長い、長いね…!ってあーあーうさみみの事書きわすれ……!!つ、次に捻じ込むか。
[なんとか頑張りました。]
>>-667ジェフロイさん
[同意するようにこくこく頷いた。]
ひとのことはいえないはず(じいい
<ふにふに
>>-652下act参照したら答えが出てくるはz(
あーうん、恋愛に限らずフラグ系はぐるぐるするね、ぐるぐる…。下手に中身も見えちゃうとその人の趣向まで考えちゃうから余計にこう…。逆に解りやすいときもあるのだけれど。
難しい。
ちゃんと好きになると、正座して向き合う気持ちになります…。
[強く抱きしめられて、嬉しそうに擦り寄った。]
匙加減を間違えると大変だからね…!
ここは赴くままにロールできなくて毎回緊張して気合が入る。たまにテンションもあがr(←
/*
>>-670ジェフロイさん
そこは一緒じゃないと…wwwww
うん探して見つけたはずなのだけど、
こうかな?って具合に……
暈し気味に書いたから何とかなる かなぁ と
うん、みんな一緒だと思う<持ち方
ごろごろさせられたなら良かった…!
いってらっしゃい(正座
― 後夜祭前日・寮にて ―
[寮に戻って入浴を終え、着替えてから
部屋に戻ると携帯のランプが点灯していたので開くと
>>138弟からだった。
全部終わった、その意味するところが勉強だとは当然知らない。
知らないから、弟の戦い=あのよく分からないもやもやしたものの消化・融合あるいは昇華か。
そんなふうに勘違いしていた。]
『
To:ヒース
From:アイリ
Sub:
お疲れ様。
お正月はゆっくり過ごせそう?
追試、ちゃんと頑張るんだよ。
<彼氏
うん。ジェフロイさん。
』
[追伸には一言、短く返した。
隠してもどうせ母から伝わるだろうから、簡潔に。
それを見て弟が大爆笑したかどうかは…
幸いな事に電波の向こう側だから気づかなかった*]
― 墓地 ―
[収縮する鞭によって学園敷地内に引っ張り込まれたのは、通報を受けて駆けつけた救急車がサイレンを鳴らしながら現れたのに目撃者がつられて見やり、彼から視線を外したまさにその一瞬だった。
がさりと植えこみに飛び込む音と共に、彼の姿は消えた。
学園側の敷地が墓地ということもあり、上半身だけ学園の外に這いずりでた生徒の噂は、のちのちに学園の怪談のひとつに挙げられるようになるが、それはさておき――]
これで勝ったと思うなよリア充め!
人の熱情を閉塞空間にしか使わん連中に我が敗れるわけにはいかんのだっ!
[誰よりも無駄に熱情を消費している人物のセリフとしては不適格だが、とにかく悪い意味で不撓不屈の男は魔王と冬の時代が消失してもなお諦めるつもりはなかった。
彼がここを選んできたのはただの直感であり、根拠もないのであるが、思い込みと偶然の一致で奇跡を呼べる稀有な人物がこの墓場にやってきたのは、ひとつの意味があった]
ハッ!
フハハ、フフハハハハハッ!!
見える! まだ見えるぞ!
我にはまだ"光"がある!
今宵がリア充を残らず爆発させる聖夜となるのだ!
[空に浮かんだ氷の城はもう見えないが……あの城の氷がレンズとなって収束されていた光は、なぜか今もなおひとつの墓石を照らし続けていた。
つながれた世界が離れていく過程なのだろうか、目には見えなくとも氷の城はまだそこにあるのだ。
彼が墓地に来たのは、無意識にこれを頼りにするためだった。
そして彼は――この世界と袂を分かちつつある氷の城を、使うとした。]
― 広場中央 ―
[モミの木の元に設置された祭壇。
そこに揺らめく数多の想い(キャンドル の数だけあたたかい。
けれど、己の身を温めているのはこの場の温度ではなく。
直前に囁かれたことばと、あと1ミリというところまで近付いた柔らかな彼女の温もりであった。]
………なあ、アイリ。
[伝説の為か、最前列と二番手との間にはある程度の間隔を開けることが暗黙のルールとして在り、余程目立つ事をしない限り何を語ろうが悟られぬ。
要は、思うままに望みを口にする、或いは愛を語る為の工夫が施されているというわけだ。
だから、口を開いた。
モミの木を見上げていた金を、傍らの榛へと向けて。]
/*
おとうとはとりあえずキック頑張ってきてwwwwwww
向こうの村のカオスっぷりよ…w
[ぎゅっぎゅっ。こういう時は素直なのにと思いつつなでり。]
そしてツェーザルが何かしているのをwktkしながら見ているのです…七不思議が増えてるwww
…――きっと、
俺はお前を探してた。
ずっと昔から、逢いたくて、また逢いたくて……仕方が無かったんだ。
[あの騒動の最中。
確かに重ねた“今”と、自分の物ではない“過去”とが、交わって触れ合って共鳴した。
ヒースもベルティルデも、己と似て非なる何かに苛まれていたようだった。彼女もまた何かを感じていたのであれば、何をもって過去を口にするのか理解るだろう。
居並ぶ騎士、風を受けてはためく三種の旗、馬が地蹴り立て剣戟の音響く赤き戦場―――そして榛の娘。
視たものを語るにはまだ躊躇が勝るから、今ここで多くを語ることはせず、瞳伏せるだけになるが。]
強い願いと祈りを捧げていた。
遥か昔、知らない場所で………お前に良く似たひとの手を取って。
幾千年と巡り巡って、逢いたい人に巡り合えるように。…誓った。
[あの二人の行き着く先は何処であったのか。
どのような最期を迎えたのか。
教えて欲しいと問い掛け、手繰り続けても、
永きを超えた魂は何一つ視せてはくれなかったけれど。]
…………、
……変なことを言うと、思ったか?
[そこで一度言葉を切った。
緩く微笑み、傍らの恋人を伺い見た。//]
/*
呼び出されてて時間かかった……!
ヒースとツェーザルがいる。こんばんはこんばんは。
ログの増えっぷりは……うん、頑張れ。
何を企むのか楽しみにしてる。
…イーリィ。
…俺も、ずっと…――愛してる。
[重なる囁きが、もうひとつの声無きキャンドルの誓いとなって、
夜空にそっと…永遠の愛を灯した]
[キャンドルの誓いを済ませた後――…
イングリッドの手を引っ張って、喧騒から少し離れた場所に移動する。
キャンドルがぽつぽつと照らす星屑のような道を、2人きりで歩く。
夕暮れの作る陰影は、いつしか暗さの方がより強くなっていた。
足元に気をつけながらゆっくりと、この時間を楽しむように。
しばらく進んで…周りに誰も居ないところで足を止めた]
この辺でいっか。
[繋いでいた手指を名残惜しそうに外し、イングリッドの真向かいに立つ]
だから、 これを……イーリィに。
[上着の内ポケットから、掌に乗るくらいの大きさの四角い包みを取り出し、それをイングリッドに差し出した]
―冬至祭の最中で―
[ふと携帯を見て、姉からのメールがあることに気付く]
[んー、と少し考えてから、すぐににこにこと笑みを浮かべる。それは、悪戯を思い付いた時に浮かべるもので。
そばにウェルシュがいたのなら、ああ、また何かやる気だと気付いたかもしれない]
[冬至祭の最中に、さっとクラスメイトらの輪を抜けて、後輩を探す]
[青い髪の、技術部の後輩に話をすれば、すぐに快い返事がかえってきて]
[追試後の楽しみができた]
行けっ!
リア充に下す鉄槌をその手に繋げ!!
[身体を捻り、1ステップの助走をつけてから右腕を思い切り振り下ろした。
収束されて注ぐ光の中を通すように鞭が伸びていく。
どこまでも、どこまでも。
もし伸ばすことに魔力が必要なのだとしたら、そこまで伸ばそうとする能力を秘めていた彼はまさに神格の存在と言えたかもしれない……使う方向性はともかく。
リア充を爆発させる運命を背負った彼が投げた舫は、離れゆく運命を再び手繰り寄せることができるのだろうか?
やがて陽が傾き、落ち――
光は消えて姿を表した鞭は、やがてすぐに夕闇に溶け込んで……世界の狭間に飛び込んで消えたかのように。
――リア充を滅ぼすべき意思は、伝説のモミの木の真上の空間に伸びていた。
リア充たちの声が、その相手の心に流れ星のような軌跡で収まる、まさにその上空に――流れ星とは逆の向きに空に消える、運命が1本。]
/*
は、ジェフロイさんの最初の返信見てすぐ返事書き始めていたら人が増えて。おかえりなさーい。
>>-675ジェフロイさん
ごろり。過去話にそわそわした。
もちょっと頑張って返事書いてくる…!
<メール
基本的に隠そうとしませんでしたwwww
だって隠したってばれるんだもん…!
そして弟が何かしとる。何をする気だ…w
―後日 アンダーウッド家で―
[アイリの部屋のドアノブに、小さな茶色い紙袋がかかっていた]
[差出人の名前もメッセージもないが、まぁ、紙袋が弟がよく通っている楽器屋のものだから誰の差し入れか一目瞭然だろう]
[技術部にちょいと出入りして相談して、家で出来る程度〜、と]
[姉は、新しく出来た彼氏とともに行動することが多いから気付かなかったかもしれないが、その不在の間に、台所でちょこちょこと初めて作ってみた銀細工]
[樹脂の桃色から紫にグラデーションを描く、兎の描かれた菱形の銀板に、細革の紐]
[" I love you " と、裏面に小さく彫られるこのあたりだけ素直な気持ちの表れ]
[ほんのささやかな、悪戯心**]
[蛇のように伸びていた鞭が、ピーンと張る。
右手を引いてみると、確かな抵抗を感じる]
捉えたぞ……
こいつで……この氷の城で!
リア充らを残らず爆発させてやる!
ぬぉおおおおおおおおおおおおっ!!!
[枝分かれした鞭、"九尾の狐"は異空間に離れていこうとする氷の城を捕らえ、巻きつき――拘束した。
彼の、傍迷惑に類稀な精神力は、鞭を伝い、氷の城を牽引する力となっていく。
彼は……自らの両腕のみで、氷の城を動かし手繰り寄せ、この世界に再び引っ張り出そうとしたのだ。
――正気?]
R.J.Bアームは伊達じゃないッ!!
こそりとただいま。
まだかなり低速なのだけれども、タイガからのお返し確認したので……(*ノノ)
>>-667>>-668ジェフロイ先輩&アイリ先輩
(゚∀゚)って気分になった。中の人が。
いやいやいやいやwww
滲み出る色気が……っ
こっちはキスまでだもの。現世ではまだ。
>>-669ジェフロイ兄さま
────…うん。
[兄の心中は知らず、けれど認めるかの言葉に嬉しそうに頷いた。
紫水晶を煌かせて、兄を見上げる]
ありがとう、兄さま。
兄さまはずっと、わたくしの一番大切な…自慢の兄さまよ。
ふふふっ、うん。
[大きな掌に撫でられて、笑みを零す。
でも大丈夫。そんな返事を、心のうちに付け足しといた*]
兄さま素敵。えへへ、つい。
>>-670ちなみにタイガの描写よ。
― 広場中央 ―
[何処を見渡してもカップルばかりで
普段だったら絶対近寄らない場所の中央に立っている。
その状況が、なんだかとても不思議に思えもする。
何度夢じゃないだろうかと思っただろうか。
だがまだ手に残る包帯と、すぐ傍にある温もりが
今が現実であるという事を如実に表してくれていた。
>>219もみの樹の前で、暫くは同じように
ついぞ見る事の無かった景色を眺めていた。
視線がほんの少しずれると金色が見えた。呼びかけられている。
なのに―――ああこの金は、どの灯りよりも綺麗だ、と
話が始まるまで、そんな事を思っていた。]
>>224
うううう。特権をこんなところで……っ
もう。タイガ……
[言葉にならない。表情隠して抱きついておく]
………
[普段だったら首を傾げるような話が今は理解できる。
あの不思議な世界で聞こえた、自分によく似た、それでいて違う声。強くて、冷たくて、でも優しくて、そして少しだけ寂しくも見えた人のそれ。
おそらく――おそらくは、ずっと昔の自分のもの。
ヒースの様子やベルティルデの様子から、そんな体験をしたのは自分だけではないのだろうとは理解していた。
なら目の前の人が同じように、声を聞いていてもおかしくはない。なぜなら“彼女”は、ジェフロイと関わりがあるような事を口にしていたのだから。
過去は交わっていたのだろう。
それがジェフロイの言葉から、確信へと繋がる。
変な事か、と言われて首を振った。]
……彼女は
ジェフロイさんが探していた人は。
自分の辿った道を、絶対に後悔しない。そう言ってました。
後悔する事は、自分に対しても、一緒に居てくれた人に対しても、その生き様を侮辱する事になるからって。
[そうはきと言い切った彼女は、
自分と違って強い意志の持ち主だと思う。]
[彼女もまた、自分の最期は語らなかった。
きっと知る必要の無い事だからだろう。
彼女が彼女の想い人と共に死ねたのか、それとも死に別れたのかは分からなかったけれど―――]
……だけど、もしもまた巡り会えたらその時は
沢山、伝えきれなかったことを伝えたい
今度は自分から、与えられたもの以上の物を返したいって……
[彼女ははっきり“愛”と口にした。それを自分が言うのは、まだどこか気恥ずかしくて躊躇ってしまうが。]
…わたしは、あの人じゃないけど
でも、その、何て言うか
彼女の気持ちは何となく、分かります
彼女は後悔はしてなかったけど、それでも
自分が納得するまで、伝えきれずにいた事が、
ずっと、心残りで、
少しだけ、寂しかったんじゃないかって…
…………だから
[そう口にしてから、一度躊躇いながらキャンドルから手を離し、肩からかけていた鞄の中から、紙袋を出した。
ラッピングもされていないその中から取り出すのは、深い
両端に、目立たぬようにだが、凝った刺繍が施されている、かなり丁寧な作りの一品だった。慣れない長丁場の針仕事で、弓の精度が下がるほど指を何度も刺した>>0:11のが昔の事のように思う。]
― 冬至祭の日 ―
[イベント当日の放送部員は忙しい。
それはそれは、とても忙しい。
なにしろ、音響もレポーターも全てひとりでこなして、
注目ポイントには必ず顔を出し、
ベストポジションの場所取りもこなして、
イベント集大成の番組を作らなければならないのだ。
なにより、今年は一大アクシデントもあった。
イベントの合間に、事件に対するインタビューも
いくつもこなす必要があった。]
……それにしても、魔王さんへのインタビューが
できなかったのが、つくづく惜しいよなぁ。
[悔しがりながら、小休止しておでんを食べている。
黄金色に輝く大根と、ジューシーなもちきん。]
あ。ヒースにおでん頼まれてたっけ。
[思い出して、取っておこうかなぁと思案する。
が、ものの数秒であっさり止めた。
それよりも、追加で買って来た方が早い。]
たまご、白滝、がんもにつくね、
忘れちゃいけないこんにゃく。
[食べながら機材抱えて走り出す。
そんなところだけは器用だった。]
……本当は、これ持って告白に行こうと思ってたんです
でも友達に止たほうがって止められてて……
[ほどいてしまおうかとも思ったが、結局ほどけずにいた物。
今となってはほどかずにいて良かったと思う。]
ジェフロイさんの為にって思って作りました
…これで、わたしの気持ちが全部伝わるとは思いませんが
それでも、こんな風に、ちょっとづつ伝えて、積み重ねて
……いつか、全部伝わるといいな、って
“今”はそう、思います
[そう言って、想いの一端を、隣に居る人に差し出して
受け取ってくれますか?と見上げて問うた//]
おー、おー。
なんだか凄い事をやっておるな。
[夜という事を踏まえ、冬至祭りの夕方あたりで初等部の取り巻きを家に返した後、ツェーザルの奇行を執事から知れば、サイドテーブルに透き通った黄金色の発泡飲料の瓶と、生ハムとチーズを皿に乗せ、止めた車の傍で双眼鏡片手に観察していた。邪魔する気はないらしい]
/*
…うん、ごめん時間かかtt
うわあもうこんな時間…!
ジェフロイさんごめんね…っ
[でもしょっぱなに張っていた伏線がやっと生かされて
なんというか感無量なのでした…。]
ほんのり返すところに返したような気分になりつつ、
だいぶ風邪が治ってきましたよ。
まだ頭が少しくらくらするけど。
喉痛いの治ったと思ったら、空咳が出始めたけど。
年明けまでに気合いで治したい。願望。
>>-642 イングリッド
な、なにいってんだ。
別に俺のぶんは……。
その気持ちが嬉しい。
ここだけは、どうしてもお返事しないといけなかったな。
/*
>>-692 にいさん
どうでもいいひとには悪戯なんてしません(きぱっ
>>-691 ウェルシュ
わーい、ウェルシュだウェルシュだ!
なおってきてよかった!!!!
ほんとおでんほくほく食べていたいね!
そしてアルコールも入れたいね←
/*
で潜ってる間にツェーザルが何かすごい事しはじめとる!
おお…がんばれって応援していいですか(ぉぃ
あとおとうと!おとうとそんな可愛いプレゼントありがとう!
ジェフロイさんとのデートにしっかり着けていくよ!(←
ほか返す所はあるぽいが
とりあえずウェルシュ風邪治ってきたのなら良かった…!
お大事に!あと1日気合で!!
無理しないでねー
― 後夜祭 ―
フフハハハッハハハハハハハ!
悼辞のとき来たれり!!
何も知らず浮かれおるリア充どもの微笑みなど屑にすぎん!!!
この世で絶対なのは、このR.J.Bフェイス!
つまり! この
出でいッ!!
我が粛清の星よ!
[そういう特別な内容の声が発せられた――のだが。
人気のない墓地での高笑いを聞いている者などいないだろうし、仮にいたとしてもいつもの彼を見聞きしてうんざりしているだろうからいまさら気に留めようともしなかったろう。]
みんなありがと。
おかげさまで、良くなってきてるよ。
アルコール消毒が効いたんだね(ぇ
>>-696 ヒース
おでんほくほくいいね。並んで食べたいね。
お水だよとか言いながら、紙コップにアルコールが入っているのもいいね。
[何が起こったのか。
とてもとても大きなことが起こった……のだが。
その上空に起こった異変は、お互いの瞳しか見つめないリア充たちの視界には入らない。
モミの木の下にいるリア充たちにも、そこから離れて人影の少ない散歩道を行くリア充たちにも。
夕闇に溶け込んだ空。
まさにその一瞬に気付いた者などそういないだろう。
その黒の中に、人知れず……巨大なものが空間を裂いて姿を現した。
いや……還って来たのだ。
鞭によって絡め取られ、引き寄せられて再び姿を現した氷の城。
あるいはそれは――氷の鉄槌。
リア充を爆発させるための、決戦兵器。
名付けるならば、R.J.Bハンマー]
― 後日 ―
[休日、珍しく今日は部屋に荷物を取りにと、一度家に戻ってきていた。
父兄とのあれそれは省略しつつ。とはいえ新しく出来た彼氏と行動共にする事が多い所から、順調の二文字ではあるらしい。
そんな中、ドアノブにかけられた紙袋>>230に気づいて首を傾げる。
中を開くと銀細工。ご丁寧に中には兎が描かれて、苦笑する。
もう兎耳なんか生えていないが、その影響かデートの合間にペットショップなんかでロップイヤーを見ると、とてつもなく親近感が湧く。弟にもそれは話した事があって、その辺り覚えていたのかもしれない。
裏に書かれた文字も読んだ。
ストレートな言葉には、弟相手だからこそ嬉しそうに笑む。
革紐を首に通して、鏡を見る。今日の服にミスマッチという事もない。
ならこのまま着けていこうと、荷物を手に部屋を出た。
今日はこのまま外で待ち合わせている。
待ち合わせの相手の所にたどりついた頃には、銀板がひっくりかえって裏が見えていたかもしれないが。
恋人が微妙な顔をしていたりするのに気づくのは、デートも半ばに差し掛かった頃かもしれない**]
行け!
忌まわしき記憶と共に!
[彼の意思の力が、鞭を通して伝わり、氷の城を縛り掴む力を強める。
大惨事になるだろうとわかっていて……リア充を爆発させようとする心が揺るがないとばかりに、氷の城を強く握り締めた。
彼が振り上げた腕に呼応して、鞭がしなり、氷の城が高く舞う。
ぴーんと鞭が伸びきったところで、一瞬だけ止まる]
リア充爆発しろぉぉおおッ!!!
[地面に拳が叩きつけられるほどに勢い良く、腕を振り下ろした。
その声と、動きと、意思とを受けた鞭が、氷の鉄槌を振りかざした――++]
>>-693ライナー
……うん。
[ふわりと、飛びきりの笑顔で笑った]
わたくしは我侭だから……
本当を言うとライナーとウェルシュに。
一番、気持ちを届けたいかな。
けれどね、みんなに。
冬至祭とそれに続く幸せの気分は、恋人だけのものではないから。
───…大好きなライナー先輩に、幸いを。
ふふ。わたくしは欲張りなんだ。
/*
>>-699 ウェルシュ
お水だと思ったら、あれれ、と顔が二人とも真っ赤なんですね。
そしてろれつがまわらず……
そして次の日のテストで(以下略
ここでウェルシュとお酒のめたら、るがる5のヒースクリフさんは成仏するわ……ああ、成仏してるけれど
[――やぁねぇ。
何をやったって、何か起こるわけないじゃないの。
祭りは、そのまままだ続く。
もっともっと盛り上がっていくさ。
――アタシを、誰だと思ってンの?++]
/*
>>-701ヒース
ちょwwww
テストはちゃんとして…!
るがるのヒースが成仏してもおねーちゃんが心労ではらはらする!!
/*
>>245 あ、きたー! きたー!
ついにきになった、あの人がーーー!
おさけははたちを こえてから
なっ――!?
[『リア充爆発しろ』という、彼の鬼の一念の奥底にいかなる理由と心の闇があって、この思想に辿り着いたのか――それは誰も知る由もなく、これからも明らかになることはないだろう。
彼はとてもとても稀有な人物だった。
もしかしたら、遠い世界の英雄たちと肩を並べるだけの信念の持ち主で、その心を力に変えられる傑物なのかもしれない。
彼は自らを制御しないことで、ブレーキを踏まないことで、無駄に最大限に輝いてきた。
彼の渾身の力は、鞭を通して伝わって……想定外のことが起こった。
彼の信念がつくった握り拳は、氷の城を縛る鞭にその力を最大限に伝え――
振り下ろし、リア充たちに叩きつけて残らず爆発させようとしたときに、リミットオーバーした。
鞭は氷の城壁に食い込み、割れ、床や天井や柱を粉々にしながらなおも縛り付けようとし……ついには何もかもを。
そう、彼のR.J.Bマインドに耐え切れなかった氷の城は握り潰されてしまったのだ。++]
>>-700 イングリッド
ばぁか。
幸せなら、お前らにとっくにもらってるから、
俺のことは気にするな。
それより……。タイガのこと、よろしく頼むな。
アイツ、お前だけじゃなくて、大事な人間の為なら、
すぐ無茶するような、危なっかしい……
けど、本当にいい奴だから。
一生、アイツの側にいて、無茶しないように
見張っておいてくれよな。
[こっそりとイングリッドだけに、耳打ちをした]
[アイリの唇から紡がれるのは、“彼女”の想い。]
そうか。
強いひと…だったんだな。
誇り高く、凛として………
“あいつ”が“彼女”に抱いていた感情は、静止画だけでも伝わって来たんだがな。話を聞いた今、はっきりと分かった。
[優しくて厳しくて、途轍もなく深い想いを互いに抱いていたのだろう。
それは恐らく、今の己には想像もつかぬような時代を生きていたからこその――]
/*
>>-681ジェフロさん
これが起きてるとやらないんだよ…w今はね(
寝てるからこそです。
あーうん。全部見えるとまたね…w
まぁエピになって急に対応変えるってあんまりないと思いたい けど。
[ん、と引き寄せられた先に、そっと埋めた。
腕を絡めて離れないように…]
そ、そうなんだ!もっとやればよかったかな…w
>>-684
ジェフロイさんのその表情好きなので問題ない(そういう問題じゃない
うんうん。隠すとね、隠すような交際なのかっておとーさんたちがね、きっと言うからさ…w
>>-687マドンナ
こっちだってキスどまりだよΣ
色気は…アイリは微妙な気がするけど…(ジェフロイについては否定しなかtt
[彼女に渡したプレゼントの中身。
それは…――小さなオルゴール。
ちょこんと羽根の生えた、男女の天使が手を合わせ寄り添っている硝子細工が、オルゴール本体の上に飾られている]
実はさ、…魔王のあの騒動の後、急いで買ってきたんだ。
鳴らしてみな?
[何かを企んでいるような笑みを琥珀に宿らせながら、
イングリッドを促した]
[はらりはらりと雪の降りるよう、心に白が積み重なってゆく。]
―――ああ。口にせずとも分かっているさ。
どれだけ見てきたと思ってるんだ…?
そんなお前を、愛していた。
今も、これからも愛している。
幾百年、幾千年の時を経ても、
何処にいても、変わらない。
………きっと、俺は幸せだった
[今は遠い、声が――…降る。]
[―――…オルゴールの螺旋を回せば、曲は静かに流れ出す]
きよしこの夜 星は光り
救いの
眠りたもう いと安く
きよしこの夜
輝けり ほがらかに
………俺に?
[心残り、伝え切れなかったこと。
そう言いながら差し出されたマフラーに、瞳を瞬いた。
手作業で施されたのであろう刺繍に指で触れれば、そこに篭められた思いが伝わるようだ。
真直ぐに胸を打つ―――想い。]
おさけははたちをこえてからー。
こどもびぃるでもヒースは成仏してくれるだろうか。
いやいや。成仏しなくても良いんだ。
一緒に国技館ライブをやるまでは。
[『きよしこの夜』の音色に合わせて、
天使の硝子人形がくるくると回る]
[踊るように]
[くぅるり]
[くぅるり]
[…時を巡るように]
………喜んで受け取るさ。当たり前だ。
こんな風に想われていたなんて、どれだけ果報者なんだろうな。バチが当たる。
ありがとう。
[瞳細めて丹念に眺めた後、ゆっくりと首に回した。
途中、マフラーで隠すようにして、アイリの唇に唇をそっと触れさせたのは、後ろに並ぶ面々には目撃されなかったはずだ。多分きっと恐らく。]
………な、アイリ。
今此処に在る想いは、彼らのものとはまた別の形だ。
お前に心惹かれたのは、“俺”の意志。
傍に居ることを選んだのも、今此処にこうしているのも。
引き合わせてくれたことには感謝している、が……
出会えたことを“運命”なんてものに置き換える気もなければ、
そこから先を“永遠”なんてものに甘える心算もない。
[だから、と、恋人を真直ぐに見据える。]
過去、次元も時間も超えるだけの強い想いが在ったというなら。
余すところなく伝えて、色んなことを積み重ねて、しっかり確かめ合って、
今の俺達は、それを超えてやろう―――?
[思いの深さは誰にも測れぬし、比べるようなものでもない。
けれど、幸せの嵩は増やしてゆかないと彼らも安心出来ぬだろう。
祈りでもなく願いでもなく先への“意志”を口にして、捧げたキャンドルを見遣った。]
/*
>>-707 ウェルシュ
子供ビールでも楽しく飲めたら成仏しますよ
きっと
まぁ、酒は口実で、楽しく語り合いながら夜を過ごせればいいねん
そして国技館デビューとか素敵だ……相撲ですねとか思った中の人はちょっと中身をチェンジするべきである
>>250
wwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwww
とてもあれなんだが、英霊見るたびにFateがちらついて一瞬噴くのは許されたい。
― 後夜祭 ―
[学園という狭い箱庭に起こった、ひとつの事件が残したものは――リア充を爆発させようと意気込んだ、思わぬ結果。
世界に、氷の残照が舞い飛んだ。
握り潰され四散した氷の城はその魔力を全て放出し、完全に砕け散った。
その氷はひとつひとつに。
夕闇の黒から、地上に。
未来を誓い合う恋人たちが手にするキャンドルに灯された光の舞台に、小さな結晶たちがきらりきらりと撥ねて世界に舞い降りた。
氷の結晶が、光を受けて自身もまた光輝いて、多くのふたりたちを祝福するように包んでいった。
今日これからも。
明日からも。
ふたりの時間があるかぎりふたりの祭は続くのだろう。
愛を誓い合った永遠を保証する伝説のとおりに――
――その祝福の氷結晶の生み出した真実がどうだったかなど、誰も知る由もなかった……ま、世の中そんなもんよ。*]
/*
Fatewwwwwwww
英霊って見たら、やっぱり、そう、なりますよねwwwwww
気持ちはわからなくもないwwwwww
そして安定の巨頭2組の破壊力である
疲れ切った僕のハートに爆撃してくるwwwwひでえwwww
あまったるくて、中の人が、成仏してしまうwwwww
― 後夜祭 ―
[密やかな囁きが胸の裡を震わせる>>225
響く、甘やかな声。
琥珀の瞳と視線が交われば、自然と柔らかな笑みが零れた。
繋いだ手の先、きゅっと握りなおせば心が伝わる]
───…もう…
[知らず、吐息と共に小さく小さく声が零れた。
これ以上は困る。鼓動が早くなっていく。
───二人の距離を、もっと縮めたくなってしまう]
[喧騒を離れて雪の道を歩けば、そこかしこに灯された明かりが、
幻想的に辺りを蒼く照らし出している。
しんと降り積もった雪に、足音さえも消されるようだった。
吸い込まれるように静かな道を、二人きりで歩く。
時折遠く、祭りのさざめきが響いてきていた]
…タイガ?
[なに?と、小首を傾げて恋人を見遣る。
絡めた指が離れると、何だか寂しくなって指先を軽く握った。
そうして、何か隠した風に正面に立つタイガを見上げる]
───…え?
[思いがけない言葉に、ぱちと瞬く紫水晶が大きくなった>>227
差し出されたのは、愛らしく飾られた小さな包み。
あの騒ぎで、そんな暇があっただろうか……と、
心を読むタイミングで、答えを告げる声が降ってきた>>248]
― 墓地 ―
まだだ……!
この程度で、R.J.Bデスティニーが折れるわけにはいかんのだッ!
[一瞬、膝が崩れかけたけれど。
彼はそれでもなお踏みとどまったのだ。
縛るものがなくなって戻ってきた鞭を掴むまでの僅かな時間に、リア充を爆発させる新たな方策を練りあげた。
何がそこまでさせるのだろうか。
彼を支えたのはその不屈の精神もあるが、案外、この場所のフィールド効果もあるのではないだろうか。
――ほら、『墓っ地』だしここ。]
あと45分か。早いなぁ。
気が付けばダイヤモンドダスト。
ちらっと見えた姐さんに手を振っておこう。
>>-710 ヒース
いいね。一晩中語り合って、馬鹿なこともしよう。
将来の夢を語ったりもしたいね。
国技館は…うん。
なんなら今からヒースがころころまるまると成長して、
相撲デビューでもいい。
……いやいや。地道に街頭ライブからかなぁ。
ふふふ……っ
[つい、言葉より先に笑みが零れた。
軽やかな音楽のように、笑い声が雪の上を渡って響く。
悪戯っぽく煌く琥珀を見上げる紫水晶もまた、煌いていた]
そうだ……!
リア充どもの根底を絶てば、リア充どもは消滅する……!
フハハハハハハ!! これだ!
R.J.Bインテリジェンスに不可能は無いのだッ!!
[高笑いのあと、ダンっと右足を踏みしめる。
そこには、あの光に照らされていた墓石。
そして、開け放たれた謎の穴――]
/*
>>-720
わわ、路上ライブとか素敵だ。
最初はギターケースあけててもお金入ってこないの知ってる!
がんばって放送室でマスタリングしたCDを配るんだ……!
───ありがとう。
[小さな箱を掌に受け取り、言われるがままにあけてみる>>248
やがて出てきた硝子の天使のオルゴールは、
キャンドルの仄かな明かりを受けて宝石のように煌いていた]
きよしこの夜 星は光り……
[歌詞のままに、
オルゴールはきらきらと輝くような音を奏ではじめる。
くるりと天使が羽根をまわした。
小さな歓声を上げて見上げる、恋人の瞳も輝いている>>252]
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