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13人目、占い師 サシャ が参加しました。
占い師 サシャは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
はぃ、オクタヴィア補佐官様
今日からお仕事、頑張ります
[聖宮に与えられた占いの館にて。様子を見にきた補佐官に挨拶をする一人の少女――否、少年]
ここ?
やぁ僕のレィディー、ようこそフルウ・ワ王国へ。
ここは運命の扉、君と一緒に歩く路さ☆
なんちゃって。
…………もうちょっと重いほうがいいのかな。
フフフフ、ここはもはや地獄の一丁目なり。
汝、死せずして冥府に迷い込むつもりや?
……きっとこれも違うなぁ。
もう少しナチュラルに……。
[物に重量があるならば、言葉にも重みがある。
少女の心を安定させ、我に返させられる重さはどれぐらいだろうか――模索しながら、さまざまな口調で語りかけようと。
冷静に見ればきっと滑稽に違いないが、本人は真面目である。]
タイガさん・・。
[青年の名前を覚えるように復唱。]
タイガさんは金属工芸品の生産を行っている
かの鋼の里のご出身でいらっしゃる。
ええ、私も自宅で所有していますが、
とても素敵な工芸品ですねー。
ならば、タイガさんは鋼の聖騎士
となる方かもしれません。
・・水晶核は何か言ってません?
[とっても安直な発想だった。
ハガネ? と言うタイガをじっと見る。]
ええ、その鋼の里の者です。
ありがとうございます。
[里の工芸品の事を褒められれば素直に礼を言う。]
鋼の聖騎士……
[水晶核はやっぱりコツコツ背に当たる。
『ハーガーネー』
水晶核は、肯定するように訴えている。]
みたい、ですかね。
やはり鋼ですかー。
伝説によれば
聖騎士の属性は全て異なっているそうです。
他にどんな属性の方がいるか楽しみです。
[話す二人の聖騎士の隣に
聖宮で仕える侍女がやってきて声をかけた。]
・・ああ、はい。個室の準備が整っている、ですか。
では私はまず荷物を置きに行きましょう。
タイガさん、失礼いたしますよ。
またのちほど。
[タイガに目礼をしたのち侍女に従って聖宮の中へ。
別に目的があるタイガとはそこで別れる事になるだろう。]
― カレルの家、朝 ―
ふぁ…よく寝た…
……ん?
[手を挙げて気持ちよさそうにすると、手に握っていた水晶体がない事に気が付く]
あれ?ない、ないな…夢だったのかな?
[寝ぼけ眼にベットから出ようとすると、水晶体がベットの下から出てきて、ゴツリ!!]
いたっ!!ってやっぱり夢じゃない!!
[こ踊りして喜んでいた]
― 聖宮に続く小径 ―
お日様は燦々、風は爽やか、小鳥の声は楽しげ、
本日はお散歩には絶好のお天気です……
…って、そんな現実逃避していてもしかたないわよ?
ああ、どうしよう。どこにいけばいいのか―――
ああもう、なんでファートくんったら
急にしゃべらなくなるわけ?
どっちにいったらいいのかなぁ…
[あの後―――坂道をごろごろ転がっている途中で
あんなことやこんなことがあって、
結果、ここへ転移してきた少女は、
途方に暮れてぼんやり周囲を見ていた。]
ふふふーん〜♪
[何やら楽しそうに、歩いていく。前には先導するように水晶体がふわふわ浮いている]
お前不思議なやつだな。生きてるみたい。
おお!!ペット!!ペットみだいだぞ!!
[失礼なっといわんばかりに、カレルの前に早く動いて、主張してるかのよう]
ああ、わかった。わかった。
俺の大切な相棒って事で。
で、名前はたまちゃんで、いい?
可愛いだろ?
[また水晶体は早く動いて、カレルの前をぶんぶん動いていた]
あはは!たまちゃん!
[変える気はないようだ]
[たどり着いた門で起こっていた騒ぎ。それの収束は容易であると判断した。
武器を持っていた男の力量はたいしたものらしいが、この場を制圧するつもりなら武力行動を速やかに行っているはずである。今現在それがなされてないということは、制圧するつもりは無いのだろう。
少女を庇うナイトはすでに居るし、もう一人聖宮の中からこちらへ向かってきている。
水晶核の囁きに、ちらりと少女へ視線を向けはしたけれど、その姿を記憶に留めるのみで声もかけずに門の中へ。]
/*
カレルはそうしさん。>断定
そして、ニコラスとの出会い方がデジャヴ過ぎる。
あんまりデジェヴ過ぎるので、
一応フルウワの人だよってメモに書いてしまったww
/*
いいかげん、私はヴェルナーのキャラグラ見ただけで
いろいろ警戒するのはやめにするべきだと思うんだ。
今の中の人とは全然関係ないし、
もちろん絵に責任は全くないんだけどね…。
はあ。がんばろ。
[侍女に従って
おのぼりさんよろしくあたりを見渡しながら
聖宮の内部へ。
水晶核は相変わらず黙ったままだが、
ほんのり温かくなっていた。]
ああ、やはり聖なる地にくると
水晶核の力も強くなる、のでしょうか。
・・ややっ、あれは何ですか?
[少年のように目を輝かせて
指差す先には占いの館。
侍女から教えられてお礼を言うと
興味深々の様子で近づいた。]
ごめんくださーい。
どなたかいらっしゃいますかー?
[ぱたぱた埃をはたき、とんとん板を張って補強する]
うぅん、お手伝いはいいの。
ここがサシャの仕事場だから。自分でお掃除するんです。
あ、だったら。
完成したらお祝いにお茶会をしようよ。
サシャ、さくさくのチョコチップクッキーとか食べたいな。
はぁい、また後でね。
[手を振って、女官さん達を見送った]
きゃああっ!
[思わず、悲鳴(>>139)に声を合わせてしまった。
目の前に驚いたことと、我に返ったことに、同じ重さの言葉が咄嗟に出ず、同じセリフになってしまった。]
あぁびっくりした……えーと……役者じゃない、うん。
別に演じてるわけじゃないんですって。
釣り合いをとろうとしたら重さの違う分銅に取り替えてみる……それだけだから、うん。
というわけでこんにちは。
ニコラスです、お仕事は秤を作る職人さんなのですよ。
……君の名前も聞いていいかな?
うん、片方の名前だけ明らかだとバランス悪いし。
それと、君の名前を知らないのは僕の心のバランスも悪くなるので、人助けだと思って教えてほしいな。
[軽く膝を曲げて、視線の高さを合わせて一緒にぱたぱたと手を振ってみせた……頭の上の白リス?にも首を傾げてみせた]
あーーーーーーーーーー!
ひょっとして、聖騎士さん!?
やだうそ!きゃぁーーーーーーーーーっ!
[おもいっきり指さした。
主に、金髪の人の前をぶんぶん飛んでいる水晶核を。]
[案内された個室に、いかにも騎士といった感じの詰襟の服とマントが用意されていた。水晶核の囁きによると、前任の光の聖騎士が着ていたものらしい。]
洗濯はちゃんとされているな。私服が汚れるのも嫌だし、着てみるか。
[詰襟の左胸に、水晶核をはめ込む為のブローチがあったので、以降水晶核の定位置はそこになるのだろう。]
― 聖宮・回想 ―
失敗や過失は、
未熟や手違いよりも、油断や過信をより友とする。
[いけしゃあしゃあと言う男>>104にそう言い返すが]
ひ…ひたっ
[額に関しては言葉が出ないようでまた絶句し、こちらには言い返せないままエレオノーレらと共に一旦中へと。*]
庭にでも出てみるか。
[常とは違う服装に気恥ずかしさは感じない。聖宮というこの場所そのものが、同じ世界であるのに異空間のように感じるからか。]
[話しかけたあとに聞こえてきた驚きの声で
やっと人がいるのに気付いた。
>>146その人・・というかその子は
脚立に登っているところで
しかもぐらぐら揺れているから
危険と判断して駆け寄る。]
わあ、危ないっ!
[揺れる脚立が倒れないように
しっかりと支えた。]
やだうそきゃー。
[少女の弾けっぷり(>>149)に合わせようかとしたが、テンション低めで棒読みになった。]
……ま、聖騎士がひとりってわけでもないか。
はじめまして、君もなんですね。
[予期せぬ新重量に少し面食らいながら、顔の前を飛び回る水晶核とその持ち主(>>143)に会釈した。]
聖宮ならこの道の先ですよ。
すんなり入れるかどうかは存じませんが。
……汝、聖騎士たる力を示せ。
とかって門番の石像が襲ってくるかもしれませんね。
[冗談である。
きっと自分の精神のバランスをとろうとしたのだろう]
ひぃぃぃ
[壁に手を伸ばしても届かず落下を覚悟したが、淡青色の青年が脚立を支えてくれたので、足を踏ん張ることが出来た]
あ
[けれど、手元から布が離れてしまった。
青年の頭上ではらりと舞う]
わぁ、本物?本物?
えと、カレルさん?
聖騎士カレル?
格好いいーーーーーーーーーっ!
[カレルの手を両手で握ってぶんぶん握手したり、
浮いてる水晶核をつつこうとチャレンジしてみたり。]
[少年の手から舞った布が
自分の頭にかかった。
しかしひとまずそれは放置して
脚立がしっかり安定したのを確認してから手を離す。
しかるのちに布を取って顔を出した。]
あー、申し訳ありません。
私が下手にはなしかけてしまって驚かせたようで。
大丈夫ですかー?
運良くこの布は汚れていないようです、
地面に落ちるのを免れましたから。
― 中庭 ―
[庭はじつに素晴らしい造りだった。
花が飾られたアーチ、咲き誇る花々、白いベンチが置かれた四阿。
ぱっと見でそれだけあったが、きっと他にも女の子が喜びそうなものがあるのだろう。探検する気分ではないので四阿のベンチに向かう。
四阿のほんの数段の階段で、慣れないマントを踏んであやうく転びかけた。]
…誰にも見られてないだろうか。
[照れ隠しにやや睨むように周囲を見渡した。]
[しばらくはしゃぎ回った後、
カレルに聖乙女?と聞かれたり、
緑の人の低い声が聞こえたりして、あ、という顔になる。]
あああ、ごめんなさい。
私、つい舞い上がっちゃって。
えーと。
私、このたび槿の聖乙女に選ばれました、
キアラ = セレーニといいます。
ふつつか者ですが、よろしくお願いします。
[神妙な顔で用意しておいた言葉を言って、頭を下げる。
頭の上では、白リスもまた三つ指ついていた。]
ありがとうな!
[同じく、手をぶんぶんさせて]
ああ、そういえば聖騎士って他の呼び名が、くっつくんだっけ?
たまちゃん、俺なに?
[今更ながら聞いて、水晶体は「ほのお」とキアラにつんつんされながらも、文字をなぞる]
ふーん、炎
火吹き芸が得意だからか?
[水晶体が呆れているように見えたのは、気のせいか]
― 用意された部屋 ―
ああ、私は仕え、傅くべき聖乙女様に何て失礼な真似を。
[一人になったところで、頭を抱える]
これでは十数年前と変わらないではないですか。
[北の宮殿での火災。業火の中の王を助けに向かう騎士達の合間を縫って、助けた火に巻かれた少女]
くっ。
[苦い記憶を振り払うように首を振る]
(ここに襲撃があるとは思えないが、突然の災害は避け得ない)
あの、宜しいでしょうか。
[用意された衣服に着替え直すと部屋を出て、聖宮内の者を一人捕まえて災害などの非常対策について尋ねつつ、案内を頼む*]
→聖宮敷地内を徘徊
[上目遣いの少女(>>162)に視線の高さを合わせてから頷くと]
そう!
世界を覆うかと錯覚するぐらい巨大な石像の大足が、君をぺしゃんこにしようと、ぐわわわわーって上から襲いかかってくるんだ。
その重力を私が指先一本でビシィッ!と止めて守ってみせる――って感じになるんじゃないかな。
できるかどうか試したことはないんだけれどね……でも君のためならできそうな気がするよ。
[根拠は無いけれど、心の中で秤がそう告げている。
この少女が危機に陥ったとき、傾いた運命の秤を水平に戻せるのは自分のチカラだと。
……なお、石像がどうしても登場するという根拠はもっと無かった。]
というわけで、キアラ……様?
重力の聖騎士ニコラスです、よろしく。
様、うーん……
[そういう使命の重さをもたらすのは聖乙女しかいない。
名乗られずとも自然と思い至っただろうけれど、改めて名乗り換えした。
ただ、聖乙女として扱うことになにかバランスの悪さも感じた]
[布を取る仕草を見守り、出てきた顔に首を傾げた。
3日前から聖宮に居るのだが、見覚えなかった]
うん、お陰で落ちずに済んだよ。サシャは大丈夫…
あぁぁぁ!
[あたふたと脚立から降りて、正座した]
せ、せ、せ、聖騎士様です、ですよ、ね
そん、そ、そんな、聖騎士様のあた、た、頭のう、上にっ
[うぐぅと口元を押さえる]
え!
カレルさんって、火吹き芸ができるんですか?
見たい見たい、見たいです!
ねー、たまちゃんも見たいよね?
[カレルの特技を聞いて目を輝かせ、
ぶんぶん飛んでる水晶核にまで同意を求める。]
14人目、闇の聖騎士 ロー・シェン が参加しました。
闇の聖騎士 ロー・シェンは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― ガネー王国―
[気を合わせるように深く呼吸をして。
そして衣擦れの音さえしないその空間に、どこか影のある艶やかなバリトンが響いた]
あ、でも様なんていらないですよ!
なんだか、変な感じがしますもん。
これから仲間になるんだし、
一緒に、がんばりましょ?
[ぶんぶんぶんぶん、と両手を顔の前で振ってから、
握手のために差し出した。]
/*
今回あれだ。
内心描写を極力ト書きに書かない方針で頑張ってみる?
なんとなく、直前村やっていて、そんな気分になったのね。
あと、レスは短く!(無理!)
―宮の廊下―
[聖宮に足を踏み入れれば、ようやく
案内を受けながら、辺りを気後れしたように見回す。]
……すごく…きれいなところ、ですね
[肩で羽を開閉するように水晶核がきらめいた。
先導したのは蒼鷹の主であろう。]
あの、…お名前、お聞かせ願えますか?
[自身が名乗った後であろうか、
そう、エレオノーレは尋ねる。]
[四方をカーテンで閉め切られた真っ暗な空間。
複雑な紋様を彫りこんだ飾り台の上には、芯を短くきった1本の蝋燭と、飾り台と同じデザインの香炉。
そこから紫の煙が細くたなびいている。
その前に立つのは褐色の肌に、銅のような色をした髪をもつ長身の青年。
肩から儀式用の漆黒のローブを纏い、腰には一振りのサーベルを携えていた]
……それで?私が欲しい……と?
[振り返りもせず、話しかけたのは、空間に浮かぶ水晶核。
ぼうと淡く優しい光を放っているそれが、同意するかのように煌く]
[首を傾げる姿をよく見れば少女っぽかったが
医師である自分には骨格などから少年だと分かった。]
はー、怪我がないなら良かったです。
[安心した途端に
>>169少年があたふたと脚立から降りて正座した。]
おっと、自己紹介がまだでした。
ええっと、私が知識の聖騎士の
ジークムント=シュタインです。
ですが、そんなにかしこまらなくても。
まだ新しい布が汚れなくて良かったじゃないですかー。
・・あなたのお名前は?
[少年の視線に合わせてしゃがむと
安心させようと微笑んだ。
水晶核も持ち主の声に合わせてちかちか瞬いている。
服の下なので見えないが。]
[ニコラスの名前聞いて]
ああ、あなたも聖騎士なんだ!
よろしく!
[ニコラスにも手を差し出し、握手を求める]
みたい!俺の火吹き!
[ちゃんと用意してますと得意げな顔をして、種を仕込み]
ほう……。
だが見ていたんだろう?先ほどの儀式を。
こうして、人や国を呪う私が、聖乙女を助ける騎士となって、その異世界を助ける……。
なかなか面白い冗談だ。
大体、なんの権利があって、私に命令をしている?
私が誰だか知らないわけでもあるまい。
……話にもならないな。お引取り願おうか。
[水晶核に一瞥もくれずに、ふっと蝋燭を吹き消すと同時に
水晶核の光は部屋を満たすほど強くなり――]
La protezione divina per resistere al gramary
[何かに引っ張られるような力に、死に物狂いで抵抗しようとしたが、その力に適うことはなく。
男の姿も水晶核の光もその場から掻き消えた。
後には暗闇の中、一筋の煙が残るばかり]
……うん、ありがとう。様をつけたら重くなって釣り合いがとれないと思ってたんだ。
そう言ってくれると嬉しいよ。
仲間として――
[そこまで言って差し出された(>>176)手を取ってから、まだ何か足りないなと感じた。
仲間としてだけではない、何かの理由が――]
仲間として――プラス、あと何かのために、君を、キアラを守るよ。
信じて、私に重力を委ねて――
[両手で、小さなあたたかい手を包み込んで、まだ朧気な何かのために誓った。]
……あ、火吹き芸だけは彼に頼んでね。
[ちょっと心を秤に載せすぎた気がしたので冗談で釣り合いをとった。]
わー!
[あまりの火力にびっくりする。]
いつもこんなに火出ないのに…
[試しに手を出して火を出すイメージをすると、前に向かって炎を噴き出す]
ありゃ…俺魔法使いになったみたい!
[聖騎士の力に、くったくのない笑顔をした]
……ぅわ。
[火吹き芸自体を重い価値があると思っていなかったし、おひねりを貰うのに秤を使うようなこともない。
重力を司る自分にとって縁のないもの、つまり軽く思っていたが――とんでもない火力(>>186)に驚いた。]
これは……凄いな。
芸以外の火も頼むよ。
[心の中で、彼に委ねられる分銅が多く大きくなった]
知識の、聖騎士様…ジークムント様……
え、そんな、聖騎士様は世界を救う大切な役割を担う方です、から。
布なんて洗えば、いいのです。
[床につく手は微かに震えていた。
視線が合うと表情が更に強張ったが、笑みを向けられると次第に緊張が緩んでいく]
サシャ、です。ここで…聖乙女様と聖騎士様の助けに少しでもなれるようにと、占いを…。
あったかい…。
[ニコラスの両手に包まれて、ほぅと息を吐く。]
プラスなにか?
……はい。
[重力?と頭の上の白リスが首を傾げたが、
本人はこくりと頷く。]
―宮の廊下―
[青鷹の主は勝手知ったるといった風である。
堂々とした振る舞いに対し、
エレオノーレはやはり緊張が解けぬ風だった。
すれ違う宮のものたちが
尊敬や憧憬を込めた眼で見てくるのもその一因。]
…、……
[そうしている間にも案内は続く。
聖乙女と聖騎士には
それぞれ部屋が用意されるらしい。]
あの…――
聖騎士、さまは
たくさんおいでなのでしょうか?
[蒼鷹の主――ヴィンセントへと物知らずな疑問を投げる一場面もあった。]
ニコラスさんって、面白い人ですね。
え―――、わぁぁっ!
[別の暖かい気配に顔を上げると、見事な炎が見えた。]
カレルさん、すごい!
ほんと、魔法使いさんみたい!
[手の平から出る炎に目を丸くして、
両手でぱちぱちと拍手する。
白リスも一緒にスタンディングオベーション。]
―宮の廊下/中庭そば―
[ヴェルナーは迷わず
風呂に行けたか、まあ案内はつくのだろうが。
中庭に面した廊下で、
エレオノーレは立ち止まる。
緑がうつくしく、花は咲き乱れる。森にいきる一族の少女にとって、安らげる場所。]
…きれい…
[そのなかにふと、
>>160動く誰かを見つけた。
そのひとは、急に転びそうになって―――]
聖騎士が世界を救う大事な役割を担っているならば
その手伝いをしてくださるサシャも
誰にも代われない大切なお仕事をする方です。
どうぞ、これからよろしくお願いしますよ。
お近づきの印にひとつどうぞ。
[ポケットからピンクの水玉の包み紙に入った飴を出して
サシャに差し出した。
医師が怖いと怯える子供の為に用意してあるお菓子。
甘いものを食べると虫歯になると
母親にはあまり評判は芳しくないが。]
あっ
[>>160危ない、と咄嗟に思ったのか
中庭を囲む廊下にしつらえられた白い壁と手すりに手を置いて身をのりだし声をあげた。
肩の蝶水晶が淡く輝いたのには気づかない。]
医者が甘いもんで子供懐柔するんかい!とは思うが、いい大人がお菓子いっつも持っとるにはそれ相応の理由がないとな。ってな訳でかなり強引やがいかせてもらったわ。
さぁ、もうすぐ決戦ですよ。
人が勝つか、石像が勝つか――。
この程度の試練を乗り越えられないようでは世界を救うことなど夢のまた夢よ――と実は熱い心をもった悪の魔導師オクタヴィーが聖宮のどこかで待ち構えているに違いありません。
心して行きましょう。
防御は私の重力、攻撃はカレルさんの炎で……。
[やがて聖宮が見えてくるとそんなふうに場を盛り上げて。
ストーリーが勝手に膨らんでいるのは、秤に乗らない部分についてはとても適当な性格ゆえだろうか。
名前など完全に思いつきである。]
[見渡した視界に少女の姿。
少し遠くはあるが、こちらを見て何事か言葉を発したのが見て取れた。]
っ。
[照れくささを唇と一緒に堪え、体勢を立て直して……]
良い名前だなんて、初めて言われました。
!
大切な…お仕事……。はい、サシャ、頑張ります。
よ、よろし、しくおねがい、します。
[ハと顔を強張らせ恐縮していたが、差し出された包み紙が飴だと分ると目を輝かせた]
わぁ、サシャにくれるんですか? ありがとうございます!
……。
…………。
………………。
倒されたあとか……。
もう他の聖騎士が来ているのでしょうね、ここはラッキーということで。
あ、重力の聖騎士です。
はい、証拠のこれ。
[聖宮まで着けば――。
もちろん、石像が聖宮の門番をしていて襲ってくることなどないわけだが――適当なことを言って誤魔化した。
警衛の兵士に水晶核を見せて門をくぐっていった。]
それじゃまた。
重力が引きあえば会えるから。
[ちらっと微笑んでそう告げて先行していった。**]
―宮/中庭近く―
[遠目に、男性が少女のほうを向いたのに気づきほっとする。]
よかった、…?
[ふわ、と音もなく蝶水晶が舞う。
それが淡く輝いているのに気づいて]
あのかたも、
聖騎士さま…?
[答えるように蝶はくるりと一回転する。
少し緊張の面持ち。
そばにあった中庭へ続く階段を降りていった。]
― 聖宮・中庭 ―
[広がるのは、闇の中にいたものには眩しすぎるほどに溢れる光。
目をやられないように、少しづつ瞼を開いていったが、
その場の風景が視界に入ると、はっとしたように見開いて、息を呑んだ。
薄紅や山吹色。青々とした緑が美しい庭園。
それは今まで見たこともないような光景]
……驚いたな。これは。
神々が作られた庭……のような。
ここがお前のいっていた異世界……か?
[浮かんでいる水晶核に尋ねると、『そうだ』という返事が聞こえてきた]
ジークムント様みたいな、優しくて良い人が聖騎士様で嬉しいです!
[えへへと笑顔を向ける。飴の効果は絶大だ。
ジークムント様から布を受け取ると、袖を捲る]
あのね、ジークムント様。
叙任式が始まるまでには、ちゃんとお仕事出来るようにしておくから。
そうしたら…また、来てくれますか?
[少女がこちらに向かってくるのを見て、笑顔が成功したという勘違いは近くまで来てうろたえた少女を見てすぐに気づいた。]
こほん。あー、こういう場合は相手と目線の高さを合わすのだったか。
[地面より高い四阿で少女と目線を合わせようとすれば、自然と床に膝をついて傅く形になった。]
安心してください、怒ってはいませんから。二度目にお目にかかります。光の聖騎士に選ばれたバルタザールです。
以後見知りおきを、聖乙女。
[>>199目を輝かせるサシャに笑顔を返して
手に持っていた布を畳んで立ち上がった。]
はい、どういたしまして。
でも、すっかり仕事の邪魔をしてしまいましたー。
布は脚立のところに置いておきます。
頑張って下さいねー。
[サシャに手を振り
布を脚立に置いて
その場を後にした。]
でもほんと、お二人に会えて良かった。
私1人だったら、絶対に迷ってましたもん。
[聖騎士二人に挟まれて、にこにこしながら道を歩く。
相変わらず、白リスは頭の上。]
あ、この子ファートくんって言うらしいんですけど、
最初しゃべったくせに、全然話してくれないんですよ。
『僕は君の
いきなり来て言ったときはびっくりしましたけど、
案外可愛い子だし、しゃべらなくてもいいかなーって
―――あ。あそこですか?
[道中、ひたすらしゃべっている間に、
聖宮が見えてきて立ち止まる。]
ふん。運命には逆らえないということか。
帰せといっても、無駄なようだしな。
[それが適うのならば、水晶核の意思を振り切れたはずだった。
どうあれ、自分は水晶核に負けたのだ。それが苦々しくもある]
ん……?
[風景に驚いていて気づかなかったが、どうやらまわりには人影が一つ。その男>>160に何者だ。と誰何するように視線を向けた]
―中庭―
あ、あの……。
[中庭にいる聖騎士は
笑顔のかたちのママ表情を引きつらせていた。
エレオノーレは眉尻を下げて]
だ、だいじょうぶですか…?
[つい、そんなことを聞いてしまう。
その会話の間にだろうか、
彩り溢れる中庭の何処からか、
もうひとつ足音が聞こえてきたのは。>>203]
―――ぇ。
悪の魔導師なんているんですか?
聖宮って、怖いところですね。
でも、聖騎士さんがいれば大丈夫ですよね?
[言葉のわりには気楽な声で言って、
門へと近づいていく。]
……大きい石像さんいないですね。
残念。
[そこは、心底残念そうだった。]
ん。
[ブローチの水晶核が光を増して何事か囁く。]
近くに闇が居る、とはどういう意味だ。
[光が少女の目を眩ませないようにブローチを手で覆い隠して、水晶核の言葉の意味を考えている。]
太極、か?
[尋ねると、青年――バルタザールは
表情を改める。怒らせたわけではなかったらしいと
分かると、エレオノーレもほっとしたようだった。]
あ、えっと…
[>>205言葉を探している間に、
バルタザールは少女と目を合わせ、
膝をついて傅くような格好となる。
エレオノーレは物語の光景のような現状に
一度目を見開いた。]
じゃあ、私も一回、お部屋に行って来ます。
お二人ともまた会いましょうね。
[門番に水晶付きのリスを見せて、
部屋が用意されていると聞くと、
二人の聖騎士へと手を振る。
そうして、聖宮の中を歩き始めた]
[>>199目を輝かせるサシャに
布を渡しつつ笑顔を向ける。]
どういたしまして。
・・ええ、いいですよー。
またこちらにお邪魔します。約束しましょう。
[>>204サシャに力強く頷いた。
その時、傍で待っていた侍女に声をかけられる。]
おや、すっかりお仕事の邪魔をしてしまいました。
またのちのどお会いしましょう。
サシャが協力してくださるのを
心から楽しみにしています。
[サシャに手を振って
その場を後にした。]
[ニコラスに誉められ、他の言われ]
え?いいけどさ。
[ジャグリングを軽くこなしながら、キアラにすごいと言われてとても嬉しそうに]
ほんとすげーよな!
聖騎士の力すげー!
キアラの聖乙女の力って、あるのか?
どんなの?
[少女>>208に答え>>205、傅いたまま、投げられた視線>>207に目を向ける。]
お前が、闇の……
[そう呟いた。]
―中庭―
わ、わたくしは
エレオノーレと申します。
バルタザール、さま
よろしく、お願いします。
[胸の前で手を組んで、
ゆっくりと頭を下げる。
ぱたぱた、と蝶水晶が呼ぶように羽ばたいた。
顔を上げると、もうひとり、
異国の風貌の青年が中庭に立っている。]
>>193サシャが可愛いさかい、タイガに自己紹介したのと比べるとちっとばかり口説きモードに入ってもうた。あくまで自社比較なんで、本気で口説く気ぃはないよって、安心してや!(?
マジんなったら、これだけで終わらんしー。
サシャ、布返すのが遅くなってごめんなー。
[対極、とバルタザールが呟くのが聞こえた。]
闇…です か?
[少女は少し、首を傾ぐ。
黒纏う褐色の肌の青年からは、
威風堂々とした雰囲気を感じる。
胸に当てた手をきゅ、と握り締めた。]
バルタザール、と呼び捨ててください、エレオノーレ。
[少女に声をかける時には少女の方に視線をやるけれど、光と太極にある闇から何故か意識が逸らせない。
彼も聖騎士であるなら、聖乙女である少女を傷つけるはずはないと理解しているのに。]
[その間に、小柄な女性が男に走り寄って>>202男は、その娘に跪く>>206]
なるほど。
此処は、聖騎士と聖乙女の場所だったな。
[水晶核に確認するように呟いた。
となると男が同輩。娘が聖乙女ということなのだろう。
それにしても。
男からは反発するような気が流れてくる。
輝く白き光の波動――。自分とは真逆のものだ]
― 聖宮 ―
うわぁ、すごい―――
[そこそこ都会育ちとはいえ、
これほどの建物は見たことがない。
聖宮の内部に施された装飾の数々には、
おもわず感嘆の声を上げながら歩く。]
・・えっ、もう少し本気モード入ったら、どないなセリフ言うかって?あんたも好きやねー。このこの〜。(誰もそんな質問してません。
>>194
お近づきの印にひとつどうぞ。
[ポケットからピンクの水玉の包み紙に入った飴を出して
差し出した。
それから少しだけ心配そうな表情で。]
・・えっと、後で聞くのは野暮ですけど
甘いものがお嫌いでないといいのですが。
あなたがすこしでも笑顔になれればいいなと期待して
これを出しました。
初めてお会いした人に
こんな指摘するのは失礼だとは分かっています。
あなたはこんなに可愛らしい人ですから
笑うともっと素敵なんだろうなと思いました・・。
―中庭―
え、で、でも…。
[呼び捨てに、>>221と謂われて
エレオノーレはすこし戸惑った。
けれど、望まれるのであれば。]
が、がんばります。
[少々的外れな答えだったかもしれない。
光と闇、反発する気配。
聖乙女ならば成り立てとはいえ
それに気づけるであろう。
おろ、と2人を交互に見てから]
あ、あの。
あなたの、お名前、お聞きしてもよいでしょうか。
わたくしは、聖乙女に選ばれました
エレオノーレと申します。
[褐色の肌の青年へ、名乗る。
彼もまた異世界より招致された、とは
まだ気づかないが]
[サシャと別れて再度聖宮の中を歩く。
しばらく進むうちに
>>224頭の上にリスを乗せた少女を見つけた。]
ややっ、こんにちは。
その子はあなたのお友達ですか?
[聖乙女とは知らずに話しかける。
水晶核が注意を喚起するように熱を帯びたが、
すこしおかしいなと思っただけで
真の意図には気付かなかった。]
[まだ、男の意識が向けられていることはわかる>>221
少女がどこか怯えているようにも感じる>>219
黙っていればこの緊張を解くことは出来ないだろう。
それに女性ともなれば、こちらから挨拶するのが筋というものだ。
少し表情を緩めると、青髪の少女(エレオノーレ)に向かって口を開いた]
お話中申し訳ありません。
こちらもご挨拶させていただいて、よろしいでしょうか?
お嬢さま。
[了承より早く、エレオノーレ>>226から尋ねられた]
遅れました。
私の名前はローシェンと申します。
以後、お見知りおきを。エレオノーレさま。
……もし、よろしければ、お手を拝借しても?
[動きやすいように立ち上がる。
エレオノーレが尋ねたから、闇が名乗るのを待つ。
訝しげな表情は生まれつきだが、高い場所から見下すようにしているのが感じが悪いと思われるかもしれないことは意識していない。]
―中庭>>228―
[沈黙から声を発したら重なった。
エレオノーレは瞬いて、
それから少し緊張をといたように笑んだ。]
はい。
[挨拶を、との言葉に頷く]
ローシェン、さま。
はい、こちらこそ…
よろしくお願いいたします。
…?は、はい。
[手を、と謂われ
なんだろう、と思いながらそっと片手を差しのべる]
エレオノーレに話しかけよか迷うたんやが、バルタザールとロー・シェンがいるよって遠慮したわ。光と闇で対になる能力同士ゆっくり話もしたいやろしな。
登場時にキアラと話しそびれてたんで声かけ。
すまんな、道にいるの拾いにいかんかったんは、タイガがあとちょっとで退席しそうやったんで優先したんや。朝早くからおるのに誰とも話せなかったら寂しいだろうな、と。
― 聖宮・廊下 ―
[すこし俯き加減に歩いていたら、
前方から声を掛けられて、頭の2つの尻尾が跳ねた。
ついでに、白リスの尻尾も跳ねた。
話しかけてきた淡い色合いの髪をした人に、
少し見とれてから、慌てて頷く。]
あ、は、はい!こんにちは!
え、この子ですか?
友達…なのかな?
[上目に見上げて聞くと、白リスがうんうんと頷いた。]
……だそうです。
[もう一度、男の人の方を向いて頷く。
よく見れば多分、白リスの額に水晶核が埋まっているのは
気が付く、かもしれない。]
[差し出された手を前に、膝を折り身を屈めると、その手を恭しく奉げ持ち、手の甲にそっと口付けをした]
ご気分を害したなら、申し訳ありません。
私は私の国の儀礼しかわからないもので……。
[サシャに続いてまたこの少女も驚かせてしまった。
反省をしつつ頭を下げる。]
あああっ、すいませんすいません。
不意に声をかけたらいけないと
さっき勉強したばかりなのに。
やはりお友達ですか。
うんうん、そうでしょう。
随分と仲良しさんに見えましたからねー。
[少女とリスとを交互に見て笑顔になる。
それからやっとリスの額に水晶核が埋まっているのを発見した。]
!
あなたが聖乙女?
これは失礼いたしました。
[慌てて少女の前にひざまずく。
うやうやしく右手を胸に当てて
左手を差し出した。]
初めてお目にかかります。
私は知識の聖騎士としてこの地に呼ばれました
ジークムント=シュタインと申します。
王国を襲う呪いをとくため、
ひいては聖なる乙女であるあなたのお力になるため、
粉骨砕身の覚悟で頑張ります。
毎朝世界を新しく生まれ変わらせる、
太陽の光に染まった髪を持つ麗しき乙女よ。
どうか、私にお名前をお教えくださいませ。
[丁寧な物腰と熱心な口調で告げると、
長い睫を伏せて微笑んだ。]
え、そんな謝られるようなことじゃないですよ!
私がぼーっとしながら歩いていたのがいけないんだし。
…って、ええっ?!
[いきなり謝られたかと思ったら、
跪いて手を差し出され、目に見えてうろたえる]
そそそそそそんな、
私なんて…、ええとはい、
槿の聖乙女のキアラと申します―――
―――って、わぁぁぁああ、どどどどうしよう?
聖乙女なんていってもなんにもできないのに、
ええええと、こ、こういうときは……
―中庭>>235―
[恭しく手をとられ、
その甲へと落ちる口づけ。
青玉の目を丸くして、
一拍おいた後かあ、っとあかくなった]
っ、……!
ぁ、え…
[思わず褐色の青年を見つめてから
慌てて首を横に振る]
き、気分を害したなんてことは、な、ない、
です、けど…その、
す、すいません、
……なにぶん、初めて、ばかりで…
や 、
は、はい、はいぃ……!
じ、ジークムントさん、
わ、私、キアラ=セレーニって言いますっ!
よ、よろしくお願いしますっ!!
[真っ赤になってぺこりと下げる頭の上で、
大丈夫か、といわんばかりにリスがてちてち叩いていた]
[ローシェンと名乗った男の行動に驚いて、一歩だけ動いたが、エレオノーレが不快感を露にしていなかったので踏みとどまった。
憤りは深い溜息と共に吐き出した。]
/*
ごめん。なんかすごく楽しくなってきた。
あと、ジークムントの顔を見ていると笑う。
すごいごめん。でも笑うwww
この人のせいじゃないんだ。ないんだけど
やっぱり笑えるwwwww
ああ、しゃるさんなら判ってくれるかなぁぁぁ。
[かあっと赤くそまるエレオノーレの頬>>241に何を思うでもなく、
何事もなかったような平然とした顔をしている]
いえ。あなたさまが、謝るようなことではございませんから。
ですが、そのようにお困りのご様子では、こちらの礼儀を学んでおいたほうが良かったかも知れませんね。
[そう言いながら立ち上がると、漆黒のローブがふわりと揺れた]
救国の乙女よ。
私は、縁あってこの世界に召還された身。
出来る限りの協力は致します。
―中庭―
[手をそっと引き戻し、
胸の前で握りしめる。
バルタザールの深いためいきに気づいて、心配そうに彼のほうを見た。]
― テラス ―
[建物に面した、丘に張り出した小さな庭園。
その一角にある2人掛けのベンチ。]
うん、これが手頃かな。
ひょいっと。
[軽く持ち上げ、中央の脚の下にブロックを設置する。
そのまま手を離せば、真ん中の頼りない支点の上でふらふらするようにベンチが揺れている。
シーソーと言ってしまった方がいいかもしれない。]
その男……もだ。
私の義務は果たさせていただこう。
[一部始終を見ていたであろう男>>243にも、そう声を掛けはしたものの。
特に男に礼をとる必要は感じていなかった。
反発する力の為だけではなく、元々がそういう気質なのだった]
よっ、と。
[構わず、ベンチの片側に座る。
当然、ベンチは大きく傾くはず――が、反対側にかけたチカラの重力によってピタリ釣り合いがとれ、水平を維持している。
もちろん、傍から見ればとても不思議な光景に違いない]
よし、体調バッチリ。
心も……私が分銅――聖乙女の秤になれないといけないのだから。
[何かに納得するように頷くと、そのままベンチに座ったまま時を過ごす。
ここから見える聖宮の敷地、そして壁の向こうの世界である王国は平穏を保っていた――。]
い、いえ。
わたくし が、不馴れなのが、 悪いので…
[しどろもどろにならないようにと
ゆっくり喋ったが、
うまくいっていたかどうか。
揺れる漆黒の外套。
夜よりもなお深い。]
ありがとう存じます、
ローシェンさま。
どうか、お力をお貸しください。
…召喚された、ということは
他の世界から…ヴェルナーさまと、おなじ?
[エレオノーレがこちらを心配そうに見たので、安心させようと笑顔を作る。やっぱり失敗していたが。]
協力、ね。良い心がけだ。
[ローシェンを褒めたつもりの言葉もこの表情ではあらぬ誤解を生むかも知れず。]
無論、俺も出来る限りは尽くす。
俺の名前はバルタザールだ。
[同じ聖騎士。階級の違いはないからローシェンの態度は気にしていない。そうは見えないかも知れないが。]
[うろたえる少女が話す言葉を
最後まで口を挟まずに聞いて
顔を上げる。]
・・槿の聖乙女、キアラ=セレーニ様。
まだ聖宮に来たばかりで
勝手が分からないご様子。
無理もありません、
いきなりこのような重責を目の前にすれば
”何も出来ない”と焦るのも仕方ないかと。
私もまだ右も左も分からぬ新参者ではありますが
キアラ様のお力になりたいと心から思いました。
”どうしたらいいのでしょう?”とたずねるあなた様が
とても不安そうに見えて。
その繊細で壊れそうな肩を支えてあげたいと。
こちらこそよろしくお願いいたします。
時期がくれば
私達が何を為すべきかおのずと与えられます。
それまでは聖宮まで足を運んだ疲れを取り、
リラックスされると良いでしょう。
[以前本で得た聖乙女の知識をキアラに語ると
安心してと意思を込め微笑んだ。]
/*
www
平常心平常心。
って、言い聞かせないといけないとか、どういうことなの。
まだまだ先は長くて濃いのよ!
wwwww
いい子じゃないか。俺が守ろうとする聖乙女は。
なあ、たまちゃん。
[楽しそうに水晶体は、カレルの周りを回ってる]
聖騎士の使命だかとかそういうの抜きにして、あの子なら俺。
すげーがんばれそうな、気がするよ。
よーし!力だ沸いてきた!
[驚きながら聖宮に入れば、水晶体の存在によって、召使の人やなんやら、こちらを見てお辞儀をされたので、手を挙げて、通っていく]
どうも、どうも!
なんか急に騎士とか言われると、こそばゆいな。
まずは飯〜♪
[召使の一人に聞いて驚かれながらも、食堂へ向かっていっただろうか]
[重ねるエレオノーレの侘びの言葉>>249は気にも止めない。
ただ質問にだけは答える]
ああ、そういうことになる、だろうな。
私自身よくはわかっていないのだが、
この水晶核が此方を『異世界』と呼んでいたのだから。
[相変わらず周りを漂っている水晶核を、一瞥する]
だが、本当にこのような異世界に来るとは、思いもよらなかったが。
[どこかに、異世界がある。
そのことは信じられていて、異世界に渡る方法も研究されてはいた。だがその方法は今に至るまで解明されていなかった]
そのヴェルナーとやらも、運命に選ばれたの、か。
―中庭―
[ひきつった笑顔には馴れない。
戸惑いは見せたが頷いて。]
… …、―――
[少しばかり心配そうに
光と闇、対極の騎士を交互に見て]
あ、あの。
…補佐官さまのお話もありますでしょうし、
宮のほうへ、いきませんか?
夢よ光の道を示せ、夢よ闇の道を示せ、
過去よ未来よ、そは進む力、そは留める力、
[変な拍子で詩を紡ぎながら。
白とコーンフラワーブルーの布地を広げ、窓にカーテンを取り付けた]
わぁ、いい風!
聖乙女様って…どんな人だろうなぁ
[窓枠に頬杖をつく。
中庭からの風は花の香を含み、口の中で飴玉を転がしながら、*甘さに幸福を感じていた*]
[バルタザールの名乗り>>250には鷹揚に頷くだけだった。
まわりを大国に囲まれた、小国の王子。
王子と名乗ったとしても、自国民以外には意味がないことは知っているから。
ひれ伏させることが出来るのは、身分よりむしろその能力。
だが此処に来てからは、僅かに魔力が弱まっているのを感じる。聖なる宮殿の力なのか、危険な呪法は行えないようになっているのかもしれない]
ぁ、…あの、
本当にこういう時にどうしたらいいか判らなくて、
だから変なこと言ってたらごめんなさいね。
え、 と、 ジークムントさん?
[ぎゅ、と両手を身体の前で握りあわせる。]
私、まだまだ聖乙女になったばかりで
全然なにをしたらいいのかもわからないけど、
ジークムントさんみたいな聖騎士さんに
ちゃんと見合うくらい立派な聖乙女になれるよう、
がんばります。
だから―――
あ、あと!
様なんて言わなくていいですよ!
キアラで良いです。
[慌てて付け足したような言葉は、
照れ隠しめいて、ちょっと赤かった。]
[エレオノーレの提案>>257に微かに首を振る。]
いえ。すみませんが、一度部屋へ寄って行きたいので。エスコート出来ずに申し訳ありません。
[頭を下げて聖宮の割り当てられた部屋の方へ向かう。
光を強めようとする水晶核を軽くつついて光らないようにして、ローシェンにも会釈して*立ち去った*]
補佐官。
そんな者もいるのか。
そうだな。
エレオノーレさまがそうお望みなら、そう致しましょう。
[バルタザールの意思は最初から考慮する気がない。
エスコートすることも義務であるかのように、何を口にするでもなく、
自然とエレオノーレ>>257に腕を差し出した]
どうか、ご安心を。
あなたがただ、その愛らしい唇から”ジークムント、お願い”と一言言えば
私は快く自分が持つ力を投げ打つでしょう。
あなたの頑張りが全て良い成果をもたらすように。
精一杯お力添えいたします。
その時がきたらではなく、たった今。
この瞬間から。
[キアラが慌てて付け足した言葉に
わずかに迷う表情を見せたが。]
はい、分かりました。
あなたのお心のままに。
・・キアラ。
[ためらいがちの口調は
かすかに熱をおびていたかもしれなかった。]
あなたのお部屋まで案内させてくださいませ。
[手を差し出したままそう願い出る。
キアラにこばまれなければ
割り当ての部屋まで案内したあとで別れるだろう。]
― 大広間 ―
えーっと…ここで食うわけ?
あー!コックさん!肉多めで!
[大広間に通されたカレルは、コックに大声を出して頼む。苦笑してコックはカレルに、お辞儀をして厨房へ]
なんか、落ち着かないな。
[誰もいない。大きいテーブルにぽつんっと座って、料理を待っている]
腹減った…
[テーブルにうなだれるカレル。水晶体は大丈夫かなっという、気持ちだったに違いない]
/*
ジーク→キアラへの好感度が高く見えるなぁwww
愛いやつだ。
私は、序盤は好感度は抑え気味に行きたい。
けどエスコートする時は儀礼として腕は出すよ。という感じが出せればいい。
/*
後は俺様成分をどこかで……。じゃないとすでに計画倒れになりそうだ。
バルタへの感情も、なんとかいい感じ(悪い感じ?)という演出はしたい。
お!やっぱすげーなー!
肉〜肉〜♪
[運ばれてきた大量の豪華料理に、目を輝かせて「ありがとう」っといってがっついた]
わー!!これうめー!
ああ、これも!!
あ!飲み物もある?
[果実のジュースを頼んで、料理をまたほうばった]
ほら!食べないと戦ができないしね!
[召使などには、笑われたかもしれない]**
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