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―中庭―
[>>256ローシェンの声は
どこか艶あるようで落ち着いている。]
御使いに、導かれていらした…。
……他の世界では、
異世界に渡るというのは
あまりないこと、なのでしょうか。
…どんなところからいらしたのです?
[フルウ・ワでもしょっちゅう、というわけではないが。
隠れ里以外を知らないのも手伝って、興味を示す。]
― 聖宮の廊下 ―
いえ、どうもありがとうございます。
[案内をしてくれた使用人か誰かと別れ、一人になる]
(既に他の聖騎士も殆ど集まってきているようですが、挨拶をしておくべきでしょうか)
[聞けば騎士とは言え、呼称としての騎士であって身分としての騎士身分でないものも多くいるという]
(その方が道理。理に適ってはおりますが……)
宜しくお願いします? 共に頑張りましょう?
不束者ではありますが?
(どう挨拶したものか。いや挨拶自体して鬱陶しがられたりはしないだろうか。目的を共にするものとは言え、先ほどの男のように突然というケースも……)
[ブツブツ言いながら、徘徊]
私―――
聖乙女に選ばれて、聖宮に来た時、
ちょっと怖かったんです。
でも、いまは聖乙女になってよかったって思いました。
だって。
ジークムントさんみたいな聖騎士さんに会えたから。
[髪の毛の色が、顔にうっすらと映る]
…はい、ヴェルナーさまは
戦が常の国から来た、 って……。
… 国のこと、心配しておいででした。
[少し俯く。
夢物語だと言った彼は召喚されたことをどう思っているのだろう]
はい。よろしくお願いしますね。
[差し出されていた手をぎゅ、と握って、
(頭の上で、白リスが少しばかり呆れた顔をしていたが)
ぶんぶんぶんぶん、と振り回し、
手を繋いだまま部屋への道を並んで歩いた。]
― 自室 ―
あーーーーーーーー、
びっくりした!
ねえねえねえねえ、ファート、どう思う?
聖騎士さんって、みんなあんな風に格好いいのかな?
どうなの?ねえねえ?
きゃーーーーーっ!
私、困っちゃう!もう、感動で息が詰まりそう!
ねえ、ファートったら、ちょっと聞いてる?
私もう、これからどうしよう!
[自室に入って一息ついて、
白リスを両手で掴んで振り回しながら叫んでる声が、
どこにも届かないなら、それはなによりに違いなかった。]
よし。
それじゃ、もう少し探険してみようか。
聖宮って、けっこう広そうだからね。
いざっていう時に迷ってたら大変だもの。
[ようやく白リスを解放して立ち上がり、
自室のドアをぱたりと開ける。
それから、誰かいないかなときょろきょろしながら、
長い廊下を歩き始めた。]
― 聖宮・廊下へ ―
[続く質問に>>269僅かに眉根を上げる。
義務を果たせばいいのであって、
それ以外を詮索されるような真似を
されるとは思っていなかった]
それは……。
必要な話でしょうか。
私が話すのが義務であるというのなら、お話いたしますが。
[別に隠したいわけではないのだが
今はまだどうしても話したいというわけでもない。]
(しかしあの男、言うに事を欠いて額が広いだと。
くっ、額が広いのは髪を束ねているからこそであって、
別に特別に広く大きいわけではないっ)
[ふつふつと思い出し怒りがわいてきたりしていると、突然水晶が彼の後頭部を打つ]
んなっ、な、何をっ
[その瞬間、誰かが近くに来ているのに気付く]
貴女は……
[キアラを見つける>>276と、固まる。同じ過ちを繰り返さないように一旦深呼吸をすると]
貴女は聖騎士か聖乙女様でしょうか。
[背後で水晶核がフヨフヨ浮いている中、そう尋ねた]
― 廊下 ―
なーにか面白いところはないかなぁ?
[きょろりきょろりとあちこち覗き込んだり開けたり、
首をつっこんだりいろいろしながら聖宮の中を歩く。
端から見たら、普段不審人物だろう。]
えーっと、こっちが中庭で、
あっちが…物見の塔?
あれ、どっちだったっけ?
[ふらりふらりと彷徨っている内に、案の定迷子模様。
白リスともどもしゅんとして歩いていると、
前方に人影を見つけた。]
―中庭―
あ、は、はい。
[バルタザールの返事には
少し畏まったように身を竦めた。
どこかで気分を害してしまったのかも、と心配性の少女は思う。
>>264ごく自然に差し出されるローシェンの手に、少し躊躇って戸惑って、どこか恐る恐る手を伸ばした。]
あ、りがとう ございます。
あ、はい!
えーと、槿の聖乙女の、キアラ=セレーニといいます。
よろしくお願いします!
[こちらよりも先に向こうが気付いていたようで、
話しかけられて、立ち止まる。
名乗って、ぺこりっと頭を下げると、
2つに分けた髪が、ぴこんっと跳ねた。
白リスは、少し首を傾げてから、同じようにお辞儀する。
まだまだ、背中の水晶核には気付いていなかった。]
[>>277だが、眉根をあげるさまを見て
少女はまた困ったような、やってしまった、というような顔をした]
あの、…
いえ、ちょっと、他の世界のこと
気になった、だけで。
義務とかじゃないんです、
だから、あの、い、いいんです。
ごめんなさい…。
[また謝ってしまった。
肩の上で蝶がふわりふわりとひかりを揺らした。]
(元気な子ですね)
[挨拶>>282を受けて最初にそう思いつつ、次に走った思いは苦い思い出の中に]
失礼致しました。
私はヴィクトリア=ロダン。
北方の王国領より天啓を受け、招きに応じてこの聖宮に参った聖騎士の一人。
[ゆっくりとその少女の前に片膝をついて、恭しく一礼をした]
王国に降りかかる呪いによる災疫を、
聖乙女様達の騎士として、食い止める為やって参りました。
[エレオノーレがまた謝る>>283
その様子が痛々しく思えた]
私のほうこそ申し訳ない。
貴女をそのように萎縮させてしまうのは、私のやるべき事ではないだろう。
[硬いままの表情も、彼女をそのようにさせているのだろう。
僅かに微笑んで、言葉を続ける]
……私の国は、小さい国、です。
とても小さい国……。
ヴェルナー殿のように戦が常、というわけではないが。
穏やか、というわけでもない。
ただ……何も告げぬまま来たので、
父上や兄上はどう思うのだろう、とは。
ヴィクトリアさん? …ヴィクトリアさん。
[名前を確認するように何度か口の中で言ったあと、
聖騎士という名乗りと、片膝をつく礼に、
ぴぃんと背中を伸ばした。]
せ、聖騎士さんだったんですね!
私、てっきり…。
ごごご、ごめんなさい。
えー、と、私まだ全然慣れてなくって。
その―――っ、頑張りますから、
あなたの力を貸してくださいね…っ!
[緊張しながらも、それっぽいことを言おうとする。
頭の上では白リスが、ふつつか者ですが…をやっていた。]
[差し出された手>>281をとると、聖宮のほうに足をむけながら]
私のことより、エレオノーレ様のお話を聞くべきでしたね。
貴女のことをより深く知れば、その分お力にもなりやすい。
よろしければ、聖宮に上がる道中にでも、お話いただけませんか。
貴女が今までどういうお暮らしで、何を好んでいらっしゃるのか。
はい、当然でございます。槿の聖乙女様。
聖騎士の務めでもあり、聖乙女様の役目でもあります。
王国と世界の平和の為にも、
この身、いかようにもお使い下さいませ。
[会釈>>286。その言葉と共に、ひょいと水晶核が飛び出して白リスの前に来てふわふわとちょっかいをかけるような挨拶をするような謎の交信を行い始める]
何分、至らぬ身ではありますが、
聖乙女様達の少しでもお役に立てるよう
粉骨砕身し、王国と聖乙女様に尽くすつもりであります。
御見知り置き下さいませ。
[特に華美もなく、ただ実直に礼を尽くすだけの挨拶をした]
―中庭>>285―
そ、そんなことは…
[情けない、と思う気持ちが
表情を曇らせた。
控えめに見上げたローシェンが微笑んでいるのを見て、ぎゅっと胸の前で手を握りしめる]
…そう、なんですか。
……外では、戦いは遠いものではないんですね…
――――、…
心配して、おいでだと思います。
聖騎士さまはこの世界の平和のために。
でも……
[なんだか、ひどく申し訳ないような気がして。
手をとられながら
やや緊張ぎみに言葉を続ける。>>287]
ええと、わたしのこと、ですか。
わたしは…その、大樹の麓、
隠れ里から…ここに来たんです。
この子に、選ばれて。
[そっと肩へと視線を向ける。
淡く光る蝶の水晶がそこにはある。]
…里からはほとんど出たことがないから、
知らないこと、たくさんあって…
[だから、本当に聖乙女に相応しくあれるだろうかと常不安ではある。口にはしない。]
[つつーっと、視線が水晶核を追って頭上に向く。
飛んできた水晶核へ、白リスは匂いを嗅いだり、
手でてちてち触ったり、挨拶に忙しそう。]
あ……、はい!
私も、まだまだわからないことだらけなので、
ヴィクトリアさんにもたくさん助けてもらうと思います。
あの、その、言葉遣いとか、全然駄目なんですけど、
許してくださいね?
[実直な声音は、少しばかり緊張をほぐした。
いつもの調子にもどって、挨拶を交わす。]
なんかやばい雰囲気じゃない?ケンカしてるのかな…?
[エレオノーレの悲しそうな顔に、不信感を募らせ逆に心配になる]
ねぇ、たまちゃん。
なんか知ってる?
[水晶体はカレルの周りを回るだけで、何も言わないのでため息をつく]
だめか。
あー、すいません!
大丈夫ですか?
[なんか勘違いをして、エレオノーレとローシェンに声をかけた]
ふふ、なんだかヴィクトリアさんって話しやすい人です。
お名前も可愛らしくって。
[緊張がほぐれすぎたか、そんなことまで言って、]
―聖宮内・風呂場にて―
触るな…!身体ぐらい1人で洗える!
[ヴェルナーは、従者4人に身体を洗われている――と言うと、優雅な光景に聞こえそうだが、実際のところは「泥まみれになった、水嫌いな大型犬を洗っている」光景に近い。2人がかりでヴェルナーの腕を抑え、1人が身体を洗い、1人が水を流す。]
…ぶっ…はぁ!
いいだろ、そんなに洗う必要が…っは、石鹸が口に入っ…
「だったら口を開かないでください、ヴェルナー様。だいたい、石鹸も使わず水を浴びて1分かそこらで出てくるなんて、『入浴』のうちに入りません。」
[ヴェルナーは口に入った石鹸を床に吐き捨て、心底嫌そうな顔をする。]
―聖宮内・風呂場―
[ヴェルナーの髪の間に、従者の指が入る。髪の生え際から小さな虫の類がボロボロと落ち、垢や硬化した血の塊がどろどろと溶けて流れ落ちた。異臭を放つ、何色とも例えようのない水は、風呂場の床を這って流れていった。
彼の身体には、左の首筋から鎖骨の中央にかけて刻まれた裂傷痕だけでなく、無数の傷痕があった。裂傷痕、弾痕、火傷痕。皮膚の表面を覆う殻のような垢が流れ落ちると、それらの傷痕が次々と露になった。
――そして、殺気を纏う兵士にはいささか不釣り合いな、銀色の台座に紫色の鉱石が抱かれたネックレスの存在も。]
……心配。されているといいのですが、ね。
[エレオノーレの言葉>>289に少しだけ本音がでた。
特に兄達には――あまり好かれていないのだから]
外の世界すべてに戦いがあるか、はわかりませんが。
この世界は……穏やかなようだ。今は。
だが、私やエレオノーレさまが呼ばれた。
ということは、何かが起きるのは間違いない。
北の僻地に住んでいた者ですので、此方の事自体は詳しくはありませんが、儀式については知れる限りの事は身に着けて参りました。
[安心させるように、腰を屈めたまま丁寧に話しかける]
細々した事は、他の者がやりますので、
聖乙女様はただ健やかに、お心安らかに
その一つの役目にのみ集中していただければそれで大丈夫でありますよ。
―聖宮内・風呂場―
後は浴槽に浸かれ…か。
面倒…はいはい、浸かれば良いんだろ。
ああ、それから。俺が持ってきた荷物は棄てるなよ。服は今のところ着替えを持ってきてもらって構わんが、靴は取り替えないでくれ。履き馴れない靴は怪我の元だ。
銃とホルスターは身に付けておくからそのまま置いておけ。念のための装備ってヤツだよ。サバイバルナイフもだ。
それと――…
胸ポケットに入ってた、紙に包まれた写真。
アレはどこにも持っていかないでくれないか。
俺が生涯消してはいけない――…一番大切な「記憶」なんだ。
[全身水浸しになり、肩で息をしている従者達は、黙ってこくりと頷いた。]
[この子、という言葉に蝶の水晶に目を留める>>291]
これは、また。
貴女によくお似合いの、可愛らしい水晶ですね。
隠れ里では、このように蝶と戯れていることがおありだったのでしょうか。
[緊張をほぐそうと言葉を掛けて]
……私も、この世界のことは何も知らない。
ですが、貴女と一緒に学んでいけたらと。
そう思います。
その中でも私などに向ける言葉遣いなどお気になさらず。
私は貴女様方の騎士でありますので。
言い難ければ、呼び捨てにでもしてくだされば結構なのです。
ですので、私には可愛らしいでも何でも気安く仰って頂いて構いませんよ。
[堅苦しく言うだけではいけないことだと自戒を込めつつも]
ただ、ゆっくりとでも宜しいので聖乙女様としてのお立場にもお慣れ下さい。
歳若い身、突然の事で戸惑われていらっしゃる事も多いでしょうが、
何れその振る舞いが人々にとっと安心と救いをもたらす日が来るのですから。
[どうしてもそんな風に、釘を刺してしまう部分もあった]
―聖宮内・風呂場―
――…熱い。
[顎まで湯船に沈み、ヴェルナーは右手を見つめた。]
凄い技だ。薬ひとつで簡単に治っちまった。
まるで魔法使いだな、あの小娘――…耳、長いし。
あいつの故郷の技とかいう話だったけれども…こんな技を持ってたら、周囲の国々が黙っちゃいねぇだろうな。いつかこの薬や技術を欲しがって、そこら中の国があいつの故郷に進軍して、略奪の限りを尽くす可能性だってあるよな…
やっぱりこの薬や技術が欲しいって言ったら、迷惑だろうか…きっと、迷惑…だろうな。
[湯船の中に頭のてっぺんまで浸かる。浴槽に深く沈みこんだせいか、膝頭が湯船から出る格好になった。
遠くで従者が声をかける。服の準備ができたとかいう話だ。ヴェルナーは右手を上げ、従者達に*合図を送った*]
― テラス ―
ふぁふ……。
ん〜〜……っ!
[大きく伸びをすればシーソー化したベンチが揺れる。
その心地良さにまた眠気が活発になり……そんなのを繰り返して。]
……聖乙女は、まだ他にいる?
[確かにキアラだけとは聞いていないが、複数いるという情報も知らない。
……が、秤の反対側が何かを求めている。
調和と安定をもたらすべき自分に。]
[男の声が掛かると、そちらに一瞥をくれる。
自分より明るい、陽に透けたら綺麗に輝くのだろうと思わせる金髪の持ち主>>293に]
大丈夫……とは?
[彼が何かを心配している、ということはわからず。
尊大な調子でいい放った]
わ……。
[儀式について身につけてきた、
という言葉に、口を押さえる。]
私、儀式のこととか、なにも知らなくって。
お話では、世界に危機が起きた時に、
聖乙女と聖騎士が聖地に集まれば、
世界の危機が回避される……って……
やだ、どうしよう……。
[ヴィクトリアの目を見て、頷きながらも、
口元を手で覆う。]
はい……。わかり、ました。
私も、もっと努力します。
私、聖乙女に選ばれて、舞い上がっちゃって、
世界の危機とか、ちっとも考えてなかった。
みんなに、安心と救い―――。
どれだけできるかわからないけど、
聖乙女として、しっかりお役目を果たします。
だから―――よろしくお願いします。
[もう一度、深々と頭を下げた。]
いえ、私こそ無粋な事を申しました。
ですが――痛っ、痛いです。
やめなさい、やめっ……。
[水晶核がゴツゴツとヴィクトリアの頭を叩き始める]
ただ、そのために私達がいるのです。
この先、如何なる困難が待ち受けていようとも、
この身、この心、全てを忠誠と尊敬に代えて
世界と、人々と、そして貴女様の未来の為に乗り越え、その全てに尽くす所存です。
[そこまでずっと殴打されながら言い切ると]
ああ。
聖乙女と交流を深めていただけだ。
たいしたことではない。
[そう言ったきり、カレルの笑顔>>308に、
笑顔で返すこともしない。
やや時間をおいて、
挨拶しないということを、諦めたかのように]
ローシェンだ。
[名前だけを、素っ気無く告げた。]
―聖宮―
…でも、ご家族なんでしょう…?
[>>298エレオノーレは不思議そうに首を傾ぐ。
家族に心配されないかもしれない、
そのことがすぐにはピンと来ない。]
…はい、世界が呼んだのです。
救うために、……何が起きても
くじけないように、がんばらないと。
[呟きの最後の方は独り言のよう。
はた、と気づいてこう続ける]
あ、あの、
さま、って、つけなくっても、
いい、ですよあの、
何だかくすぐったいですし…
ですから、矛盾した事を申すようですが、
ここでは幾らでも御甘え下さい。
[真面目な顔から、破顔した]
貴女様が貴女様らしく過ごされる事こそ、
聖乙女としての一番大事な素質であり、素養であるとも思うのです。
――そろそろ止めてください。
[最後の一言は水晶核に向けて。その言葉と同時に、水晶核はキアラの元へと元気付けるようにチカチカと点滅してみせた]
―聖宮/中庭そば―
[>>301水晶の蝶を褒められると
嬉しそうに笑む。]
はい。…とってもいい子なんです。
蝶は、呼べば来てくれました。
隠れ里では、みんなともだちで……
[声はだんだん柔らかくなる。
祈る形に指を組んだ。]
……はい。
なんだか、うれしいです。
/* 今回の村では、突っ込みどころとしやすいアイテムやキーポイントをプロローグの時点でフルオープンにしてみました。個人的には初めての試みです。
進行と共にキーポイントを提示すると、展開が間に合わなくなる可能性があるためです。この村では、聖乙女はお忙しくなりそうですしね。
あと、ヴェルナーには「裏の顔」や「秘密」があまり似合わないことや、威嚇するような動きをするので「怖くないよ」という面を提示するという意味合いもあります。
それにしても、動かしてみたら意外と子どもっぽくなってしまって、中の人は盛大に驚いております。はい。1ヵ月かけて練ってたんですけどね…!w
*/
……家族です、よ。
はんぶんだけの。
[それ以上は言葉にしなかった>>311]
もし貴女が挫けるようなことがありましても、
私がついております。
ですから、あまりお気を張らないようになさって下さい。
今から緊張しすぎて、大事な時に倒れられても困るのですし。
[生来のものなのか、励ましとも、苦言ともとれるような口調]
……畏まりました。では、エレオノーレ。と。
そうお呼び致します。
―聖宮、中庭そば―
[声がかかったのはどのタイミングだったか。>>293
きょとんと目をひとつ瞬かせて
声のした方へ顔を向けた。
陽光のような金髪と、
笑顔が眩しい。
水晶が浮かび、彼が騎士であることを示している]
えっ、
[大丈夫か、という問いの意味をはかりかねてまた瞬いた。
ローシェンが答えるのを聞いて、漸く合点がいったらしく]
……………ぁ…。
[水晶核がヴィクトリアの頭にアタックかけ始めるのを、
ぽかんと眺めていた。
ごち、といい音がした時には、思わず声も出る。]
あ、は、はいっ。
[言い切られたところで我に返り、大きく頷く。]
私は私らしく、ですか?
―――はい!それなら得意です!
……ありがとう
[破顔した相手に釣られて、笑顔になる。
元気づけるように光る水晶核にも手を伸ばし、
小さく、お礼を言った。]
それじゃあ、さっそく甘えてもいいですか?
あの……おなかが空きました!
今朝から、なんにも食べてないんです…。
[情けない声と一緒に、きゅるきゅるとおなかが鳴った。]
あ、いえ、大丈夫です。
お話、してたんです。
[ね、とローシェンの方を見た。
それから改めてカレルへと向き直る。
ふたりの騎士の間、
謎の沈黙。
また少し、おろおろとしたが]
あ、あの、
聖騎士、カレルさま。
わたくし、…矢車菊を戴きます聖乙女の、エレオノーレです。
[はじめまして、と深々頭を下げる。
肩の蝶水晶が、きらりときらめいた。]
良いお返事です。
[割と強く殴打され続けたので頭がズキズキしていたが、彼女の笑顔>>317を見て安堵する]
ところで、お引止めしてしまいましたが
どちらかに向かわれる途中でしたか?
[水晶核の方もキアラと白リスの傍にふわふわと浮き続ける]
もし槿の聖乙女様が良ければ、御一緒しても宜しいでしょうか。
良いお返事です。
[割と強く殴打され続けたので頭がズキズキしていたが、彼女の笑顔>>317を見て安堵する]
ところで、お引止めしてしまいましたがどちらへ……ああ、お食事ですか。
[水晶核の方もキアラ>>318と白リスの傍にふわふわと浮き続ける]
大広間で食事が出来ると聞いております。御案内致しますね。
私もまだ食べておりませんし、もし槿の聖乙女様が良ければ、御一緒しても宜しいでしょうか。
大広間でお食事ですか!
はい、ぜひご一緒に!
……あ、ちょっと待って。そのまま…。
[現金にも、食事と聞けば満面の笑みになる。
だが、なにか思い出したように、
腰を屈めているヴィクトリアを手で制して、近づいた。
そして、ヴィクトリアの頭の上、
水晶核が非常にいい音立てたところあたりに、
両手をかざして、むにむにむにむにと動かす。]
みんな、ともだちですか。
……もし、エレオノーレがそうしてともだちと遊んでいる姿を画家達が見れば、
こぞって絵にしたがるでしょうね。
[嬉しそうな笑顔>>313に安堵の表情。
「ね」と同意>>319を求められれば、頷いてエレオノーレの言葉を肯定した]
[くわっ、という効果音が相応しい顔で唱えてから、
じいっとヴィクトリアの顔を覗き込んだ。]
あ、あの。あんまりにも痛そうだったから…。
私の
あなたも、あんまり痛くしないであげてね?
[傍らにふわりと浮かぶ水晶核にそっと手をやって
お願いもしておく。
白リスはといえば、気にすることはないよとでも言いたげに、
ぽんぽんと水晶核の肩を叩く仕草。]
[カレルの表情>>322に気が付くと、射抜くような眼差しを向けた。
傍らの乙女を緊張させていたことなど、問題ないといいたげに]
なんでしょうか。
[屈んだままの姿勢に近づいてくる>>323のを、若干固まったままの状態で待ち受けるが]
ああ、有難う御座います。痛みも晴れました。
[そのおまじない>>324を貰うと、少し安心したように身体の力が抜ける]
いえ、気の利かない私を叱って頂ける――方、です?
ただ普段からすぐどこかに行っていたり、先ほどのように暴力的になったりと、不思議なものなのですが。
[自分の水晶核に対してどう言っていいのか判らず、妙な間が空いた]
槿の聖乙女様のお
宜しければ、槿の聖乙女様の郷里のお話などをお聞かせ下さい。
[水晶核の先導する中、キアラのすぐ斜め後ろぐらいの位置に立って大広間へと向かって行った]
―宮:中庭そば―
あ、いいえ、
お気になさらないでください。
[>>322明るい声に少し、気圧されながら差し出された手に触れてそっと握る]
よろしくお願いします、
カレルさま。
ふふ。ヴィクトリアさんと、その水晶さん、
なんだか、すごく良いコンビみたい。
[水晶核の事を言うヴィクトリアの、妙な間と、
その後の呼称に、くすくす笑う。]
私の郷里の話ですか?
すごく小さな村だったんですよ。
なーんにも無い、のどかで、みんな仲良しの村で…。
街の方から来てくれていた教会の人が、
私を街の学校に推薦してくれてからは、
全然帰ってないんですけどね。
[食堂へと向かう道すがら、
時々振り返りながら、そんなことを話す。]
あははっ…
[ローシェンに視線を注がれれ苦笑して、こそりと水晶体に
「色んな聖騎士がいるんだね。ニコライとは、まったくこわ…。じゃなくって凛として。他にもいっぱい聖騎士と、聖乙女いるの?」
っと説いても水晶体は、カレルの前でふわふわと浮いているだけだった。相棒よ。喋ってくれ]
あ。そうだ!
ヴィクトリアさんも、そんな聖乙女とか様とか
そんなふうに呼ばなくて良いですよ!
キアラって呼んでくれて良いです。
なんだか、槿の聖乙女様だなんて、
……むずむずしちゃう。
[そう言っている間に、食堂へ到着した。]
/*
そんなにpt無かったっけ?と思ったけど、
まだ1000以上あった!まだまだ夜まで戦える!
無いのは、独り言だったorz
[微妙な笑顔を浮かべて、なにやらぼそぼそと喋っているカレル>>332の、そんな様子は頭から無視を決め込んで]
我々は、これから聖宮に向かおうとしていたところだ。
中庭で一人花を眺めるつもりがないのなら、君も来たまえ。
[>>325青く澄んだ眼を丸くした。]
そ、そうでしょうか …
そうだと、いいんですけど…
[恐縮してしまう。
長い耳が少し下がった。
そののち、ローシェンがカレルを見ているのに気づいてまた心配そうになった。]
ドラクエの火吹き技って、MP使うんだ!!
「ひん死時身かわし率アップ」と「戦いの歌」を使ってみたい!←
後占いの館行きたい!!
[キアラと別れて
自分にあてがわれた部屋に入る。
荷物を整理しつつ
自然とキアラを思い出して
顔がほころんだ。]
元気一杯で前向きで
そして・・・暖かい手の方ですね。
[>>274ぎゅ、と握られた感触が残っている。
実のところ少なからず緊張していたのだが
キアラのおかげで和らいだ。
子供の頃は病弱で家に閉じこもっていたから
誰かと手を繋いで歩いた経験はあまりないが
すごく良いものだと思った。]
[びくついているカレルに近寄ると、顎を指でつまみ、耳元で囁いた]
私が……怖いか?
/*
違う!これじゃ乙女ゲー村じゃなくて、薔薇村だ!
びくつかれると苛めたくなりますよね……。
でも”呼び捨てで構いません”と
言えば良かったでしょうか。
[最後に別れた様子を思い出して呟く。
相手から見れば自分は年上で
会ったばかりだから遠慮してしまうのだろうと
訂正しなかったが
自分が呼び捨てなのに・・と後悔している。
適当な時に伝えればいいかと思い直して
部屋を出た。
まだ見ぬ聖乙女や聖騎士、
その他の協力者との遭遇を期待して。]
― 大広間 ―
わあぁぁぁ、大きい〜!
[大広間に入った途端、歓声を上げる。
それこそダンスパーティーが開けそうな広間には
高い天井から大きなシャンデリアが下がり、
聖騎士たち全員が並んでもまだ余裕のある
大きくて長いテーブルが置かれている。
もちろん、聖騎士が何人いるかは、まだ知らなかったが。]
ご自由にお食べくださいなのかな?
え、好きな物をお願いしていいの?
[壁際に控えているコックや使用人たちに話を聞いて、
きらきらと目を輝かせた。]
[カレルの微妙な笑顔が
少々気にかかる様子だ。
騎士と騎士も、色々あるのだろうか]
そ、そうなんですよ。
一緒に、いきませんか?
[ローシェンの言葉につぐかたちで、
カレルを誘った。]
ええと、じゃあねぇ、
ホロホロ鳥のハニーローストソテーと、
ナスのソテー、ウォールナッツソースで!
グリーンサラダはボルドレーヌドレッシングにしてね。
あ、そうそう。
ファートくん用に、まるまるしたドングリも!
[嬉々として料理を頼んで席に着き、
ヴィクトリアにも席を勧めて、わくわくと料理が来るのを待つ。
白リスもテーブルに下りて、
小さいナプキンを胸元にかけたりしていた*]
[聖宮までの道のり。
赤い花をぱっと取り出したカレル>>334に少し興味が沸いていた
共に乙女を助ける聖騎士。能力を把握しておくのも悪くない]
その能力は魔術か?それとも奇術で?
― 廊下 ―
コンビ……
そうですね、北からここまでの道中、随分と助けられました。
[キアラ>>331に水晶核との思い出をこちらも語る]
正しい道先案内だけに留まらず、
買い物の商人との値下げ交渉の仕方、
街での安全な宿の選別など、
私がいかに物を知らないか教えられる事は多かったです。
[冗談のように聞こえるが、当人は至って真面目]
村から街の学校へ、ですか。
槿の聖乙女様は優秀な方だったのですね。
[キアラの話に相槌を打っていれば呼び方について指摘される>>333]
ですが……はい。そうですね。
[いつの間にか水晶核が...のすぐ傍にいた。すっごく傍に寄っていた]
で、ではキアラさ…んで。
[様と呼ぼうとして、水晶核が鈍く光ったことで訂正した]
[廊下で初めて見る顔にばったり出くわした。
不思議な仮面をつけた男性は
一瞬驚いたように体を浮かせたが
すぐ自分に向かってつかつか歩いてきた。]
「や ら な い か」
は?
やるとは一体何をでしょうか。
[開口一番の言葉が理解できず
不思議そうな顔をすると
その男性は指をちっちと横に振った。]
「ここでやるといったら情報交換に決まってる。
あんたは聖騎士に選ばれた一人だろう。
俺は薔薇影の騎士、アヴェだ。
どうだ、他のヤツにはもう会ったか?」
失礼いたしました。
私は知識の聖騎士、ジークムント=シュタインと申します。
[簡単な自己紹介のあと
補佐官の名前オクタヴィアを教えてもらう。
代わりにタイガ、サシャ、キアラに会ったと伝えると
アヴェは”よし、分かった!”と勢い良く走り出した。
元気な方ですねーと感心して背中を見送る。]
― 大広間 ―
好きなものを好きなだけ、と聞きました。
[目を輝かせて、大広間の装飾や広さ、そして食事に従事する者達にあれこれと尋ねるキアラ>>340の後ろでそう言い添えた]
旺盛でしね。好き嫌いは御ありですか?
[注文する彼女を微笑ましく見ながら]
私は――お肉と野菜をバランス良く戴けますか。
[自分の分もほぼお任せのように注文し、共に席へと。その際、彼の水晶核は食事には興味がないのか、いつの間にか何処かヘ姿を消してしまっていた。*]
―聖宮に向かうまえ>>334―
旅の…?
諸国を廻っておいでなのですか?
すてき。
[外の世界への憧憬に
瞳を細めた。]
わ…!
[現れた赤い花に
驚き、瞳を輝かせた。]
すごい…、魔法…?
なるほど。あれは曲芸か。
お前は、芸人か?
[曲芸なら、王宮でたびたび披露されていた。
その類のものかと、カレルの言葉>>350に納得していたが、
次に見せられた炎には、感心したようにほぅと息を吐く]
それは……魔力に近いもの、だな。
[中庭に到着した時から感じていた、聖宮全体を覆う結界のような力。
自分にはやや窮屈ではあったものの、他の人間にとっては正の力なのだろう]
それにしても、これに名前をつけたのか。
無邪気な男だな。
[カレルの水晶核をちらりと見ながら、自然にその言葉がついてでた。
『たまちゃん』というネーミングセンスは、異世界の自分にはわからないものであったが、この世界では普通なのかもしれない]
― テラス ―
……食事の禁忌?
フルウ・ワの一般的常識に沿ったものなら特には。
……え、そういう曖昧なのだと困る?
[どうやらフルウ・ワ王国の外から来た聖騎士が多く、ディナーの食材で失礼がないか不安になったらしい。
すぐ外のテラスにいた自分が目に入ったので意見を求めて来た、という流れのようだ。]
立食形式ならそんなに問題にならないとは思うけど……というかそういうの侍従長みたいな人に聞くものじゃ……あ〜あ〜わかったってば。
行きますよ行きます。
[全員に聞いて回るのも埒があかないだろうし、自分自身これと言ってすることがなかったのと、豪華なディナーに興味が沸いたのもあった。
天秤職人でも腹は減るのである。]
/*
エレオノーレにベンチを勧めたかったのだけれど、自分で首締めてるなって気がしてた。
昼寝して頭冷やしたら馬鹿なことしてるって反省したので、おとなしく移動することにしました。
エレオノーレ混乱させてごめんなさい。
テラスを大広間に合体させたとか力技ですね申し訳なく。
キャラは作ったけど、動き方はもっとシミュレートしないといけないなー……反省。
― 大広間 ―
……。
…………。
………………あれ基準でいいんじゃないですか?
異国の禁忌かもとか重く考えたら負けだよきっと。
[テラスから大広間に入ってくると、(>>340)の食べっぷりに目を細めた。]
……異文化を尊重するのも大事だけど、聖乙女が喜んでるならそれでいいと思うよ。
「美味しいものに軽重は無い」んじゃないかな。
というわけでシェフのおすすめで適当に持ってきて。
軽やかに。
[スタッフにそう伝えて、適当な席につくことにした。
通りがかり、キアラの頭をえらいえらいと撫でてあげた]
― 聖宮 ―
[聖宮の内装はどれも壮麗で美しかったが、
見慣れているのか特に感動を表すこともない]
そういえば、何も説明がなかったのだが、
此処での暮らしはどうなっているんだ?
[忙しく立ち働いているのは、聖宮の侍女だろうか。
習慣的に指を鳴らすと、彼女も心得ているのだろうか、
すぐにこちらに近寄って来る。
いくつかの会話で、それぞれの部屋が割り当てられること。
食事や湯浴も、望んだ時に、いつでも用意されることがわかった]
ならば、早速部屋まで案内したまえ。
[当然のように侍女に命令すると]
ではエレオノーレに、カレル。
私はこれで失礼する。
[頭も下げずに、そう口にすると、その場を後にする。
侍女に先導されて、漆黒のローブを揺らしながら、
割り当てられた部屋に消えてゆくさまは、
まるで此処が年来の住処のように*馴染んでいた*]
―聖宮内―
それ以上の余計な装飾は要らん。
服が重くなって動きにくくなるだけだ。
騎士が纏う黒は「死」を示す……か。
なかなか良い趣味してるじゃないか。悪くない。
[ホルスターに銃を押し込めながら告げる。何の飾りもない――正確には「全ての飾りを排除した」騎士用の軍服を身に纏い、ヴェルナーは小さく笑った。]
え?どこへ行くか…って?
城の中を「偵察」するだけさ。
[ひらりと手を振って、すっかり身綺麗になった野良犬――否、血の聖騎士は、聖宮の中をうろつき始めた。]
―聖宮内―
[何処に行こうか迷っていると
前方に>>358黒い服を来た男性を発見した。
遠めにも分かる高い背をじっと見つめると
水晶核が何かを教えるように熱を帯びる。]
・・もしかして、あの方も聖騎士でしょうか。
ちょっと声をかけてみましょう。
あの〜、突然すいません。
こんにちはー。
あなたもこの聖宮に呼ばれた、
聖騎士の方でしょうか?
[緊張して硬くなってはいるが
生来ののんびりした性格は隠せず
挨拶はおっとりした口調だった。]
― 大広間 ―
やーーーーーん!
おいしそう〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
[出された料理に、きゃあきゃあと喜んで、
早速ナイフとフォークを手に食べ始める。
ナイフを入れるとぷつりと皮が弾け、
中からじゅわりと肉汁が溢れ出すホロホロ鳥のソテー、
口に含めば、とろりと舌の上でとろけそうなナス、
爽やかな酸味の効いたドレッシングの掛かったサラダ。]
ん〜〜〜〜〜〜〜!!
幸せ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
[身体全体でおいしいを表現する。
その隣で白リスがテーブルに座って、
かりこりと行儀良くドングリを食べていた。]
え、私?
好き嫌いはないですよ〜〜。
[ヴィクトリアに頷きながら、
さらに料理をどんどん注文する。]
あれ?
水晶核さん、どこに行ったのかな?
[きょろりきょろりと周りを見回すが、
どんどんやってくる料理の向こうで、
いつしか探すのも忘れてしまった。]
え? え?
[はむはむと食べているうちに、
頭をなでなでされて、きょろっと後ろを見る。]
あ、ニコラスさんー!
ニコラスさんもご飯ですか?
ここのご飯、おいしいですよ。
[にこやかに言いつつ、料理に夢中だった**]
>>359
ああ。いかにも。
どうやら俺は「聖騎士」ってモンになっちまったらしい。
突然こいつの…この石が光を放ってな。見たことも聞いたことも無い…フルウ…ワ、だっけ?とにかくこの国に、突然俺を誘拐しやがった。
まったく…冗談じゃない。王子様みたいなごたいそうな身分でもねえ俺を誘拐したところで、身代金なんざどこからも出ねぇってのに。
15人目、幻惑の聖騎士 ペーター が参加しました。
幻惑の聖騎士 ペーターは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
── 川のほとり ──
[釣り人は川の面を凝視した。
何かキラキラ光るものが入った瓶が、上流から流れてきたのだ。]
「おおお? もしかしてお宝?」
[釣り人は、魚を掬いあげるためのタモ網を、腕の長さいっぱいに伸ばして、瓶を捕まえようとする。]
「よし! やった!」
[網に掬った瓶を手元に引き寄せて、よくよく調べてみれば、中に入っていたのは木の実や枝だった。]
「んん? …なんで、これがお宝に見えたんだろうな…
──あっ!! 」
[釣り人が振り返って見れば、釣り上げた魚のうち、一番大きな魚が消えていた。]
「ちぇっ、やられた。
ここらは人を化かす妖魔が出るから気をつけろって村人が言ってたとおりだなぁ」
[釣り人は舌打ちして、残った魚を集めると帰り支度を始めた。]
── それから少し後 大きな森の中の家 ──
ただいまっ!
夕飯のおかずゲットだぜっ!
[元気のいい声をあげて、飛び込んできたのは全体的に狐色をした少年。
髪も目も肌も服も、狐色の濃淡といっていい。]
「お、これはなかなか。
腕をあげたな」
[ナイフで木切れを削っていた手を止めて褒めたのは、銀の長い髪をした細目の父親。]
「あらー、立派な魚ね。
ペーターはそれ、どうやって食べたい?」
[台所から姿を現したのは、茜色の波打つ髪をした蠱惑的な声の母親。]
[尻餅をつきそうになるペーターを母親が素早く支え、父親が指先に印を結ぶ。]
「
[気合いのこもった声とともに、部屋の中を金色の光が満たした。]
[すぐに、その光は収束する。]
「ああ──大丈夫。
それは悪いモノじゃない──
…っていうか、聖騎士の証じゃないか!」
[光片は、父親の指摘に同意するように上下に揺れた。]
「我が家から聖騎士が選出されるとは!
ハニー、今日はお祝い料理だな」
「ええ、そうね、ダーリン。
いつも以上に腕を振るっちゃう!」
[何やら盛り上がっている両親。
ペーターは危険はないと言われた光の玉に手を伸ばした。
光はヒヨヒヨと飛んでいるが、羽音のようなものはしない。]
虫じゃないよねぇ、これ。
聖騎士の証って何なの?
[>>363冗談じゃないと男性の話
ふむふむと興味を持って耳を傾ける。]
有無を言わさず突然・・。
私は余裕を持って召還を受けましたが
そのようなケースも存在するとは。
では、フルウ・ワ国も初めてで
右も左も分からない状態ではないですか?
でもご安心くださいませ、
聖騎士がここに召還されても身代金は請求されません。
ただ、ちょーっと手を貸す必要があるだけで。
[思わせぶりに一旦黙ったあとで
忘れていた行動を思い出し
そうそうと声を上げた。]
えっと、私は知識の聖騎士ジークムント=シュタインと申します。
あなたが良ければのお話になりますが
私ができる範囲で不自由な生活のお手伝いをしましょう。
お名前、教えてもらえませんかー?
[警戒心の全くない様子で微笑した。]
「聖宮へ行けばわかるさ! 仲間の聖騎士がいるからな」
[父親の言葉に、思わず語尾が上がる。]
はいぃ──?
それって、ボクがその「聖騎士」なの?!
「だって、父さんにはもうハニーがいるしな。
ちょーっと早いかもしれないけど、おまえも選ばれたからには男だ、頑張りなさい」
「ほら、ペーター、ビックリしたのはわかるけど、ちゃんとしっぽしまって。
聖宮では、補佐官のいうことをよく聞いて、皆と仲良くするのよ」
[なんだかそんな感じで、ペーターは翌日にはすっかり身支度を整え、両親に見送られて出発する。]
行ってきまーす!
お土産、待っててねー!
>>376
だいたい、俺の故郷の名……リデール帝国っていう名なんだが、誰も聞いたことが無いそうでな。
[ヴェルナーはポケットから煙草を取り出し、1本咥えた。煙草のパッケージに印字された文字の様式は、フルウ・ワ王国のものとは全く異質のものである。]
ふうん。「手を貸す」…ねぇ。
一体どんなお仕事だ?悪いが頭を使う労働は御免被りたい。こちとら「血生臭い部類」の仕事が本職なもんで、戦争ならば力を貸してやってもいい。
[「そうそう」と声を上げた男の様子を見て、ぴくりと眉を上げた。]
「…当代の聖騎士が選ばれたということは、間もなく"呪い"が来るな」
「ええ、あたしたちもできる限りの備えをしておきましょう」
「街の人たちにも話をして──忙しくなりそうだ」
「一緒に頑張りましょう、ダーリン。
あたしたちの可愛い息子だって戦うんだもの」
「ああ、君と一緒なら──
昔を思い出すね、ハニー」(チュ☆)
[ペーターを送り出した後、両親の間で交わされたそんな会話は知らないまま、ペーターは、近くをヒョーッと飛んだり頭の上にポテンと乗っかったりする光の水晶をお伴に、一路、聖宮へ向かうのだった。]
16人目、探偵 ダーフィト が参加しました。
探偵 ダーフィトは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
―聖宮 廊下―
[手元には愛用の万年筆と手帳。
聖宮に勤める女官を相手に、頷きながら聞き込み調査中]
フンフン…。新しい聖乙女は
「槿の聖乙女」様と「矢車菊の聖乙女」様ってわけだな。
>>377
俺はヴェルナー。
名前はそれだけ、名字は無い。
聖騎士……って、「ナントカ」の聖騎士って言うのか?
[水晶はふわりと飛んで、考え込むヴェルナーの頬の横に止まり、頬の皮膚に一筋の傷をつけた。ヴェルナーはうっすらと浮かび上がる血を指で拭い、]
……血?
槿の聖乙女は「キアラ = セレーニ」様、16歳。
朝焼けの髪に萌黄の目。
なかなか活発で屈託のない方…と。
矢車菊の聖乙女は「エレオノーレ」様。
フルウ・ワ国内の隠れ里のご出身。
青い髪にサファイア色の目。耳が長くて小柄な方か。
[手帳を閉じると、ひらりと女官たちに手を振る]
ご協力感謝!
なかなか街中では情報が得られなくてなぁ。
ああ、暫く此処に逗留させてもらうよ。
大丈夫だ、補佐官殿の許可は得てる。
ようやっと入れた。よろしくー
まだ2人後から来るよね、と思ってたら聖騎士としてはラスト入村だった (←
しかし、自分でBBSキャラ使うくせに、キャラセットに入れ忘れるとか酷いな。
「ダミーはローゼンハイムじゃなくてアヴェにするんだぞ!」というところに意識集中しまくってたんだよ (←
そして、表情差分が慣れた「薔薇の下」セットと順番が違うので戸惑う。
17人目、聖宮官吏 リヒャルト が参加しました。
聖宮官吏 リヒャルトは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 聖宮・使用人控室 ―
……聖騎士様、丸洗い?
それも、4人で?
[聖騎士付きの従者として仕事をしている者からの情報に、驚いたように目を見開いた。]
[聖宮に仕える者の基礎知識として、聖騎士や聖乙女に異国異世界出身の者が出現することがあるのは知っている。
だが、聞いたばかりの内容(>>296>>297)はあまりにも予想外想定外。]
[持っていた林檎の籠が無意識に斜めに傾き、赤く熟れた大きな林檎が2・3個床に転がっていく。]
そうそう。自己紹介してなかったな。
俺は、ダーフィトという探偵だ。
広場にある見慣れない目安箱?
……ああ、あれは俺が設置したんだよ。
聖乙女様や聖騎士様たちが、ちょっとした情報を仕入れたい…なんて時に、気軽に投書してくれれば、調べてお伝えできるようにな。
勿論、アンタたちが使ってくれても構わないぜ。
美味しいスイーツの店から、気になるアイツのちょっとした小ネタまで、気になる事は何でも声をかけてくれ。
……っ…と、しまった!
ごめんなさい、それ横の箱に入れておいてください。後で調理用にまわしてもらいますから。
[籠を机の上に置き、自分も落ちたリンゴを一つ籠の横に置く]
で、もうこちらに揃っているのですか。…聖騎士様と、聖乙女様。
私は先ほど日用品の手配から戻ってきたばかりなので、今やっと状況を把握したばかりなのです。
今回は、キャラ層の空いたとこやるべぇと思っていたら、ショタ枠が残ったのだった。
TRPGでもめったにやらんとこなので、どこまで演じられるか非常に不安である。
でも、聖乙女や聖騎士仲間と会って「成長」できるキャラにしたい。
それが今回の目標。
え、スウィートモード?
奥歯の脇のスイッチいれれば大丈夫!
[>>380パッケージに書かれた文字に興味を示す。
読めない文字、知らない国名。
新たな知識は気分を最高に高揚させる。]
リデール帝国・・。
初耳で実に心を惹かれますが
まず疑問にお答えしましょう。
私も今回初めて任務につきますから
詳しい説明は出来ませんが
お仕事は戦いみたいなものらしい、です。
詳細な方法については
私よりも詳しい補佐官殿がいらっしゃるそうですから
その方に聞けばいいでしょう。
あなたがいたら頼りになりそうです。
[自分よりもはるかに筋肉質な体にため息をつく。]
ヴェルナー。
これからよろしくお願いいたします。
そうです、聖騎士には全員
他の人と異なる属性を持つと言われています。
あなたの属性は・・。
[言いかけたところで水晶が動き出す。
それを目で追い
ヴェルナーの言葉を繰り返す。]
血?
それはまさか、水晶核がヴェルナーに啓示を与えたと?
ヴェルナーは血の聖騎士みたいですねー?
参加予定者の全員入村を確認しました。
もう一度、役職希望に間違いがないか確認してください。
19時半までに手動開始ボタンを押す予定です。
(それで19:30に開始になるはず)
どうぞよろしくお願いします。
[聖宮にある噴水広場。
その片隅には、円柱型のポストが据え付けられている。
「迅速、安心。
探偵ダーフィトへの調査依頼はここへ!
あなたに素敵で目新しい情報の数々を提供します。
今の流行は?
街に出て、こんなものを買ってきて欲しい!
気になるあの人の情報が欲しい!
ペットがいなくなりました。
なんでもお調べいたします。
お気軽にどうぞ!
※手紙は届きません」
フルウ・ワの言葉でそう書かれたポストは、
なぜかド派手なピンク色に塗られていた。]
聖乙女様に聖騎士様…どんな方々なのかな…。
皆様に少しでも不自由な思いをさせないよう、私たちも最大限、力を発揮しないといけませんね。
この林檎、運ばせてもらっていいですか。少し様子を見てきます。
[再び籠を手に取り、控室を出ていった。]
>>391
まあ、撃ったり斬ったりするモンなら戦えるだろ。
城壁相手にドンパチやれ、ってんならともかく。
それは砲撃隊のお仕事だ。
[紫煙を吐きながら、小さく笑う。]
ああ、でも…どうもこの城、兵器の類が無さそうだ。兵器庫は一応あるかもしれんが、武装している感じがしないし、衛兵の数が圧倒的に足りん。こんな状態で敵兵に攻め込まれたら一瞬で陥落するのは目に見えてる。
それに、戦い「みたいなもの」ってのが引っかかる。戦争は戦争だろ?「みたいなもの」は存在しない。
女の子ならピンクが好きだろうしなあ。
[うんうんと頷いた言葉は、幾分オッサンくさい]
……しかし、よく考えると異世界から来た聖騎士さんは、こっちの文字読み書きできるのか?
ま、代筆してもらうか、自分の世界の文字で書いてもらって何とか解読するか…
直接声をかけてもらえばいいか。
[根本的なところも少し危うい。
しかし何となく自分の中で納得したらしく、探偵は意気揚々と背を向ける。
ポストの中身がまだ空で、がっかりするのは84分後である*]
― 大広間 ―
市井じゃこんな美味しいご飯食べる機会無いものなぁ。
でもこれに口が慣れたらあとが怖いよー?
元の生活の味に戻れなくなったらどうしよっか。
[食事ということで帽子は脱いで頭は顕になっていて。
ちょっと足を止めてキアラ(>>362)と話し込む]
やぁ、君は本当に美味しそうに食べるね。
観てるだけで胃が軽くなっちゃうよ。
私もいっぱい食べられそうだ。
[キアラの純な食べっぷりに目を細めていると……]
あ。
そこ、口の横、ソースついてるよ。
[勢いにつられたか、特に意識せず指を伸ばした]
>>392
血……の、聖……騎士?
[煙草を咥えて、しばし考え込む。そういえばこちらに連れて来られた時に、声らしき何かが告げていた言葉を思い出した。]
「血の聖騎士」……。
くくっ……ははは!
成る程、こいつは俺にぴったりな「仕事」だ。
生まれてこの方戦争しか見てこなかった俺が、「血の聖騎士」とはとんだお笑い草じゃねえか!
……なァ。石ころ。お前は俺に何を求めているんだ?
「殺戮人形」とあだ名された俺が、この清らかなる世界を血祭りに上げる光景を見たいのか?
[指で水晶を突いて、ヴェルナーは笑った。]
聖乙女と聖騎士が全員、聖宮に揃ったら顔合わせをした方がいいかしらね。
広間か中庭がいいかしら、
それとも、礼拝堂の方がよいかしら?
聖乙女たちの意見をお伺いしてちょうだい。
[伝令に依頼した。]
顔合わせは不要だと聖乙女がいうなら、それでもよろしくってよ。
聖騎士にも参加を強要はしないつもりです。
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