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う〜〜〜……。
[撃破早過ぎるだろ。と、唸り声を返し、>>402
軽く頭を叩く兄貴分を見上げた。
口がへの字に曲がっている]
…、余裕?
[やはりこの後にも何かあるのだろうか。
無言の問いを乗せた視線は、隠した表情のうちに阻まれた。
ますます口をへの字に曲げて、促しに曖昧に頷く]
…うん、分かった。
…………。俺、次は負けない!!
[きっとこれで終わりではないのだろう。
ならば、きっとチャンスはある。
そう心に呟き、ぐっと拳を握りこんだ。
その拳を小さく掲げて、ジェフロイの背を見送ったのだ*]
[粗方話を終えると、ひょい、とカークから離れてある人物を探す。
目印にしたのは薄桃色の竜。
そのパートナーである女性が一人で居るところを狙って声を掛けた]
ねぇねぇ、君フィオーレ王国の人?
[挨拶も何も無く唐突にシルキーに訊ねかける。
相手はどんな反応をしたか。
これまで全く話をしていなかったことを考えれば、いきなりその言葉が出てくるのは不思議に思われたかも知れない]
前に君に似た人をフィオーレで見てさー。
その人王宮のお抱え騎竜師だったんだよね。
でもかなり前のことだからきっと君じゃないだろうし。
関係あるのかなーと思って声かけてみたんだ。
あ、僕ウェルシュ、情報屋やってるよ!
[良いだけ喋った後、ようやく自己紹介したの*だった*]
― そして、今 ―
[ジェフロイを見送った後、
すぐにはアイリたちの元へは向かわなかった。
大きな火竜の傍らに腰を下ろし、何かを弄っている。矢だ]
ここを、こうして……
ヒッツェ?ブレスもさ、このポイントに当てるように……
[アイリの忠告を受け、矢を改良しようというのだ]
ヴェインをもうちょい強くするか。
うーん、ここからは材料だよなあ。
油は……
[携帯してきた獣油を使い、矢を細工してみる。
布を巻き、幾本かの試作品が完成をした]
よし……、こうか?こうだな。
よおおおし、きっとこうだっ!!!
よおーし、出来た!!
これでバッチリ!!!次は見てろよーーー?
[すっかり脂くさくなった手を乱暴に布で拭い、
しごく満足げに*笑った*]
/*
兄様とエレさんの会話にわぁいわぁい。
でもタイムスタンプ見たら目がぽーんしました。
ちゃ、ちゃんと寝れたのかな二人とも…!!!(汗
─ 風龍峡 入口 ─
真似事、ですか?
[>>406カサンドラの返答を聞いて、首を傾げる。
少なくとも父の周りをうろうろしていた占い師は今カサンドラが言ったようなことばかりだったから、あんまり違和感を感じない。
頭を撫でられながらも、でも父の元にいた人たちよりはカサンドラの方がまともに見えるからやっぱり占い師ではないのかな、とも思ったりしつつ。]
えぇと、つまりは人助けをお仕事にされてるってことですね。
[にっこり微笑み、出た結論を口に出し。
よろしくと言われればこちらこそと頭を下げた。]
私の故郷はこの国とはあまり交流がないから、父も無茶な真似はできないと思いますし。
だから大丈夫ですよ。
[>>403未だどこか気にされているようなエレの表情に、明るく微笑み頷いた。
こちらの言葉に対して照れたように礼を返してくれるエレの様子は多分年上だろうけれどとても可愛くて、やっぱり微笑ましいなと思ったりした。]
/*
一度だけでいいから撃破権取れるといいけど、無理かなー。ペルセウスって落ちれれば、ボス→即落ちでいいn
ログが動かないって平和。
──くも?
[エレとカサンドラの会話>>394>>401に首を傾げる。
本性が蜘蛛ってどういうことだろうと疑問を抱いたけれど、すぐにその人もいわゆる妖怪さんなのかなと思い至り。
カサンドラが彼と言ったから男性なのだとは分かったけれど、誰がそうとまでは分からず。
涙目で嫌がる様子を見て、よほど嫌いなんだろうなぁと思いつつ。
その蜘蛛さんご本人から嫌がらせを受けたとかいう訳ではなさそうなので、エレさんも気の毒だけど蜘蛛さんも気の毒だなぁと内心で思ったりした。
カサンドラから蜘蛛の嫌う匂い袋を手渡されたエレが、効果を確かめに行くと離れていくのはちょっと苦笑混じりに見送って。
自分もカサンドラと一旦別れ、この地の風と地の位置を見ようと薄桃と共にゆっくり歩き始めた。]
― 風龍峡 入口→翡翠ヶ淵 ―
[周囲を見ながら、のんびりと薄桃と歩いていた最中のこと。]
──…え?
…何故、そんなことを聞くんですか?
[>>458声をかけられたのは、不意。
久しぶりに故郷の名を聞いたことよりも、出自を確かめられたことに驚きと警戒が走る。
もしかしたら連れ戻せと命じられた者かもしれないと思ったの、だが。]
……は?
[自分に似た人、かなり前のお抱え騎竜師。
思い当たるのは一人しかおらず。]
──それは多分、私の母です。
でも、どうしてそれを…母のお知り合いですか?
[見た目は若い、けれど自分に見覚えがないということは少なくとも物心つく前にフィオーレにいた人、ということになり。
名を名乗られると、そういえば自分も名乗っていないと思い。
少し逡巡した後、辺りに人がいないのを確認してから彼にだけ届くように。]
私はシルキー・ラ・リベルタ。
もう一つの名は、セタ・ラ・フィオーレといいます。
ここにいるのは私の我侭で、フィオーレにもユウレンにも関係はありません。
…勝手な願いではありますが、どうか私のことは秘密にしてはいただけないでしょうか。
[母のことを知っているなら、父が誰かも多分知っているはず。
嘘をついてもバレてしまうから、そう頼むしかなかった。**]
―回想 風龍峡 入口 ―
[ゆっくり落ち着けるように帽子の上からエレの頭>>409をなでる。なぜか帽子が奇妙な動きかたをしたが、まあそれは気にしないでおこう。もっとも、耳が長いなんてことを知ったところで...は特に気にもしなかっただろうが]
ええ、効果はそれなりにあるわよ。まあ彼が逃げるような代物じゃないけどね
[人型を保つ蜘蛛には試したことはないがおそらくそうであろう。
あんな何年生きてるかもわからない人型の蜘蛛も逃げ出すような品を常備なんてしていない。
どうぞと渡すと、今までで一番の笑みを浮かべた>>411エレによっぽど嬉しいのね。なんておもいつつ、試しに行くといったエレを>>414シルキーとともに苦笑まじりに見送った]
そう真似事、時々本物がいるんだけどね、その真似事だけは無理ね。
[紛れもない本物といえる存在もいるのよーと冗談とも本気ともつかぬことをいって]
そうね、だから人が集まっているところならだいたい私は商売していける感じかな。
[人助けばかりではないため、そうとは言わなかったけれど
そしてエレを見送った後、シルキーも去るようなので、特に引き止めるでもなく*見送った*]
―回想終了―
― 風龍峡入り口 ―
……善処でいいから、頼むわ。
[>>431 元より確約なんて望んではいないから、それだけ言って、一つ息を吐く。
後は当人に気をつけさせるしかないか……などとも思いつつ。
その当人はどこへ行った、と思いながらぐるり、と周囲を見回して]
あー、一休みしたら、先に進むからなー。
[そんな言葉を周囲に投げかけておく。
しっかり休むならまだ、この先の方がいい、と。
そんな思いも多少はあった。
……そこにも異変があるとか、まだ知る由もないわけだが]
[ともあれ、その場で話していた面々からは一度離れて、流れの近くに足を運ぶ。
その後を、翡翠色が低く飛びながらついて来た]
……「貴重な休暇」、か。
ま、その点は否定のしようもねぇよなぁ……。
[言葉を伝える魔導具を介し、投げられた言葉を思い返して滲ませるのは苦笑]
こうやって、外で思いっきり動くってのは。
最近は、ご無沙汰してたしな……。
[何かあれば飛び出す事はあったものの、それは大抵が緊急時であり、『王』としての立ち位置に基づいていて。
立場が公然の秘密とはいえ、『嵐激の騎竜師』として城の外を歩くのは、大分久しぶりだった。
……なお、この『出歩き』には、政務の合間に城下町の市場まで甘味を買いに行くのは含まれてはいない]
……ま。
自分が好きでやってんだから、仕方ねぇけどな。
[せせらぎの音に紛れるくらいの小声で、小さく呟く。
奔放な気質は、一箇所に留まり続けねばならない今の立場に時折り窮屈なものを感じもするけれど。
自らの選択肢を厭う事は決してなかった]
― 風龍峡入り口 ―
[双子の騎竜師が履物の親玉を倒してからしばらく休憩をしていた。
しかも、一休みしたら、という声>>472が聞こえていたのもあり、
思いっきり休憩モード]
わっくわくするなぁ。
今まではここまでしか来れなかったもの。
やっと中に入れるんだ。
[うふふと笑いながら空を見上げる。
笑いながらも、手を離して乗った時の感覚を思い出して覚えこもうとしていた。
どうやら理屈ではなく感覚で覚えるタイプのようだ。
その辺はしっかりと父親の血を継いでいたらしい]
ねえ、シェンフェン。
あの時さ…結構強く足引っ掛けてたかも。痛くなかった?
[ごろんと横を向き、傍らの青藍に問いかける。
半身はきょとんとして首を振った]
秘密に…ねぇ。
まぁ僕も商売道具である情報を安売りする気はないよ。
でもね、口止めしたいなら相応の対価が欲しいなぁ。
使えるものを使えなくするんだからね。
[笑みながらも、すっと瞳が細まる。
仕事をする時の、そして獲物を見つけた時に見せる貌。
けれどそれも一瞬のこと。
直ぐに表情はいつもの笑みへと変わった]
あ、対価って言っても別にお金じゃなくても良いよ?
例えば───君が知ってる、君だけが知ってる価値のある情報、とかね。
[暗に、フィオーレ王宮の情報が欲しいと告げる。
明るい笑みで言う様子は、相手にどんな印象を与えただろう]
直ぐに答えは出さなくても良いよ。
今回の仕事が終わるまでは内緒にしておいてあげる。
そうじゃないと仕事に集中出来ないでしょ?
[ね?と言って同意を求めるように首を傾けた]
/*
引っかき回せるかなー。
情報流出の片棒担がせようとしてるんだよねこれwwww
さて、どう返してくれるかな。
王宮を売るのか、自分のことを秘密にしてもらうのを諦めるのか。
秘密にするのを諦めたとしても、情報の安売りはしないからしばらくは秘匿することになるけどねー。
陛下。
[少し悩んだ後、結局は伝えておくことにした]
シルキー・デ・リベルタは、フィオーレ王家の一員です。
万一、何かあった時に陛下が知らないままなのは良くありませんので。ただ、本人が素性を隠してますから、表向きは一参加者として扱っていただけると。
[私情だけではなく、本人を動揺させないためにも密かに伝えておくべきかと思っていた]
では今のうちに少し向こうの様子も確認してきます。
2時間以内には一度戻ります。
[翡翠ヶ淵に着く前には戻るつもりであることを残して、転移装置を作動させた]
うーん。
忘れないうちにもう一回飛ぼっか!
[何を思ったかだ、っと起き上がる。
そして、青藍の子風竜に目配せして、たたっと駆け出した。
半身は間髪入れずにそれに合わせて動き、ジャンプした少年を背に乗せ浮き上がった]
うぁぁ、っと、おぉっ、お…。
[浮いた衝撃で崩したバランスを直そうとひとしきりわたわた手を振る。
落ちても痛いで済む程度の低空を飛んでいるのは子竜の配慮らしい]
ん、どした?
[呼びかけに、軽い口調で返し。
伝えられた事情に、僅かに眉を寄せた]
フィオーレの……?
騎竜師修行を積んでる姫がいるってのは、聞いちゃいたが……なんだって、ウチに来るかねぇ。
[ユウレンとフィオーレの間には、外交レベルの繋がりはない。
数年前、中央のとある大国を介して、縁談が持ち込まれた事はあったが。
その時は、仲介してきた所と水面下で色々と因縁があったため、理由をつけて丁重にお断りしておいた]
わかった、気をつけておく。
……本人から直接言われん限りは、態度は変えんから心配すんな。
[軽い口調でこう言って。
戻る、という言葉には、頼んだ、とだけ返しておいた]
― 風龍峡入り口 ―
[翡翠色の龍が不意に、どこかを振り返る。
真紅の瞳が追うのは、飛行の訓練をする青藍と少年の姿。>>481
傍目危なっかしい様子に、翡翠色はるぅ、と短く鳴いて]
ん……?
どうした、フェイツェ?
[その声に、思索に沈んでいた意識を引き上げ、真紅が見るのと同じ方を振り返り]
……なっつかしいなぁ。
もう、15、6年前……だよなあ。
風龍峡で、お前と一緒にああやってたの。
[鬣を梳きながら、零れ落ちるのは懐かしげな呟き]
すとっぷすとっぷ、シェンフェン、すとぉぉっぷ!
[どうもさっきと姿勢が違うせいでバランスをなかなか直せない。
宙に留まってもらって立て直そうとしたのだが…]
うわぁぁっ!
[すっと動きが止まったのに慣性の法則が働いて身を乗り出す形になり、
ずべ、っと見事に落ちた]
いたた……くっそー、簡単には行かないなあ…。
[落ちたまま地面の上に身を投げ出して苦笑する]
あっつ……水、水水。
あれっ?
[よくわからないまま荷物を詰めてきた腰のポーチに手をやってごそごそ。
しかしやがてがっくりとうなだれた。
肝心の水筒を忘れてきていたらしい]
すとっぷすとっぷ、シェンフェン、すとぉぉっぷ!
[どうもさっきと姿勢が違うせいでバランスをなかなか直せない。
宙に留まってもらって立て直そうとしたのだが…]
うわぁぁっ!
[すっと動きが止まったのに慣性の法則が働いて身を乗り出す形になり、
ずべ、っと見事に落ちた]
いたた……くっそー、簡単には行かないなあ…。
[落ちたまま地面の上に身を投げ出して苦笑する]
あっつ……水、水水。
あれっ?
[よくわからないまま荷物を詰めてきた腰のポーチに手をやってごそごそ。
しかしやがてがっくりとうなだれた。
肝心の水筒を忘れてきていたらしい]
― 風龍峡入り口 ―
[シルキーの姿を探すと、ウェルシュと何か話し込んでいるようだった。情報屋の前で昔話をする気はないので、その機会はまた先に伸びてしまい]
……ごめんな。
[通信装置でこっそりと彼女の素性を責任者に伝え。
人の目がこちらに向いていないのを確認すると、その場から忽然と姿を消していた**]
[しばらくそうやって、飛行の試みを見守っていたものの。
バランスを崩して落ちる様子>>484に、くく、と低い笑い声がもれた。
その後、なにやら探した挙げ句にがっくりと項垂れる様子に軽く首を傾げた後、翡翠色と共にそちらに歩み寄り]
……鍛錬熱心なのはいいが。
ちゃーんと体力配分考えんと、途中でバテるぜ?
[軽い口調で声をかける。
翡翠色は暑そうな様子に気づいてか、ぱたぱた、と翼で軽く風を送っていたり]
[ふわふわとそよぐ風と、降ってきた声>>486にはっとして、
ぱたりと倒れていた身体を持ち上げた]
あ、嵐激の……あはは、はい。
さっき手放しがうまくいったから、忘れないうちにと思って…。
僕のせいで皆さんの足引っ張っちゃったら、だめですよね。
気をつけます。
[軽い口調とはいえ相手はリーダーだ。
バツが悪そうにえへへと笑って、土の付いた手で鼻の下をこすった。
青藍色もすみませんとでも言うように、ちょっぴりしゅんとしていた]
アイリさんとアイラさんも、あの薄桃色の騎竜に乗ってる人も、
シェイもあなたも…みんなすごいから、僕も早く追いつきたくて。
[苦笑してぽつりと小さな焦りを口にして、翡翠色の立派な騎竜を見上げる]
あ、ありがとう。
[風を送ってくれていたことに気付きふわっと笑って礼を言った]
ああ、そーだな。
途中でへたばったら、容赦なく置いて行く事になる。
だから、あんまり気ぃ、逸らせるなよ?
[>>487 正確には王宮に送り返す事になるのだが、それは言わずに軽く釘を刺し]
でも、最初の感覚を忘れたくない、ってぇのは、わかるよ。
……俺も、修行中はそうだったからなぁ……。
先達に追いつきたい、認められたい一心で、無茶な事も良くやってたし。
[懐かしむように呟くと、翡翠色がまったくだ、と言わんばかりにるるぅ、と鳴いた。
それから、嵐龍は告げられた礼の言葉にどういたしまして、と言いたげにるぅ、と短く鳴く]
はぁい…。
[置いていかれるのはヤダ。
気を逸らせるなと言われ、こくり頷いた]
修行、中…? やっぱり、その、最初は…。
[目の前の人にも自分のような時期があったなんて、まったく想像ができない。
ぱちぱちと瞬いて首をかしげた。
るるぅ、と鳴く声に翡翠色を見上げ、またカークの顔を見て。
でもやっぱり、首をかしげた]
修行は、一人でされていたんですか?
それとも、誰かと一緒に…?
僕、修練のやり方とか、さっぱりわからなくて…。
[他の騎竜師がどうやって修行をしているのか全く知らないわけで、
常にこれでいいのだろうかという不安が付きまとっていた]
/*
……現在進行形でやってるフリーゲームの影響が酷いな。
[ナチュラルに顔文字使ってたことに今気付いた]
おのれ、オンラインゲーム風フリーゲームめ。
―風龍峡入口―
………了解。
[丁度立ち上がった時に聞こえた声>>472に、こくりと頷いて。
荷物のところまで歩いて、塊をしまいこみ、そのままそこに座り込んだ。
同年代らしい騎竜師同士にいつしか友情が芽生えているのを遠巻きに眺めてみたり。
そのうちの片方にどう思われているかは未だに知らないのだった]
最初から、完璧にできるヤツなんていやしねぇよ。
[最初は、という言葉>>489にくく、と笑う]
そも、卵得たのがこの歳、だぜ?
[言いながら、親指だけを折った両手を示して]
最初の頃は、こいつと一緒に生き延びるだけで精一杯、どうすればいいかなんて、考える余裕もなかったなぁ……。
[生まれに色々と曰くありの未熟龍と八歳児。
思えば、生き残れただけでも奇跡的だったとは、後の語り草]
修行は、ほとんど一人でやってたな。
それが、ウチの方針、っていうのもあったけど。
騎竜師の修行には、全員共通の教科書なんてモンはない。
それぞれの竜の在り方に合わせて、色んな方法が存在する。
これは正しくてこれは間違い、なんて一言で言える基準はねぇよ。
ま、強いて言うなら……。
[ここで一度言葉を切り。
思い起こすのは、先達でもある亡き父の言葉]
『己が半身と魂重ね。
決して裏切る事なき絆を結ぶ事。
そうして得られた信が、竜駆る者にとって何よりも強き『力』となる』
[今でも一時一句違わず諳んじられる言葉を静かに紡ぐ]
……自分の竜との絆を強めながら、後は、自分にあったやり方を突き詰めていく。
騎竜師の務めには、戦いも含まれてるからな。
そのための鍛錬も含めて、自分に最もあったやり方を探しながらいければ、それが正解、かね。
うーん…。
[歩きながら考えているのは、さっきのジェフとの会話。向こうが何か感心しているとかは知らず、むしろ]
押し付けたようなもんだしね。
ちょっと悪い事したかなぁ。
[と思っていた。とはいっても、彼以上に適任がいないのもまた事実なわけだし、それを推しても、ユウレンに不利になる要素があった時にすぐ手を打てるようにしておきたかった。ない、とは思っているし、単純にシルキーの力になれれば、というのも勿論あるが。
なんだか別れ際、疲れていたのを思い出して。]
……帰ったらお兄さんに、ジェフの休暇増やしてもらうよう頼んでみようかな。
[聞いてもらえるかは分からないが。]
― ユウレン王宮 ―
そう。騎竜師の若手も参加してるから。
何かあれば直接こっちに連れてくることもあると思う。
[メンバー構成を考えて、竜舎や休憩のための部屋の準備を頼んでおいたり何だり。宰相のストレス軽減に繋がりそうなものは少しでもやっておくことにした]
……子供?
[急遽動かすことになったという灯篭を運ぶ途中、見覚えのない金髪の少女が欄干に座っているのが見えて首を捻ったり]
[ついでに匂い袋は服のポケットの中に入れた。
試そうと思っていたわけだが、そもそもこれ持ってたら蜘蛛近づかないんじゃ。というのに気づいたのもさっきのジェフとの会話中。
あんまりに間抜けだった自分を振り返り遠い目になる。]
…気づかれてなければいいな。
[3人に、と胸中で嘆息した
そんな感じで歩いていた為、号令が聞こえたものの大分遠かった。]
さーってと。
練習したいけど、これ使っちゃったらなくなるしなあ。
[改良矢の自信作を眺めて、息をつく。
まあいっかと肩を竦めて、きょろりと辺りを見渡すと]
……お。
[なんか、おいしそうな看板が見えた>>496]
[ すう、と氷の刃が、草履を構成していた最後の霊的な「糸」を断ち切ると、ばらりと一気に妖怪は形を失い、ただの薄汚れた藁屑の山に姿を変える ]
はい、おしまい。
[ 楽し気に宣言してから、くるりと振り返り、手にした氷のメスの切っ先を白煙をくゆらす相手に向ける ]
まさか、あなたじゃないでしょうね?カサンドラ。
[ 楽し気な笑みは浮かべたままだ ]
[シルキーからの返答がどんなものであれ、彼女が決めたことならばと返すのは承諾の意思。
話が終わると、それじゃあ仕事頑張ってね、と笑顔で声援を送ってから彼女の傍を離れた。
次へ向かうのは少し休んでからと言う事だったから、休憩しようと場所を移動しようとして]
……? っくしゅ!
[ある地点に来るといきなり小さなくしゃみをする。
その直前では全身に潜ませている配下の蜘蛛達がざわめくような感覚を覚え。
そのせいで人で言う、悪寒、のようなものが走った気がした]
― ユウレン王宮・宰相執務室 ―
[各務さんとの第一次遭遇の後。
結局、王宮内の大掃除を決行する事にして、各所に指示を出した]
まあ……気休めだろうが。
[そんな呟きを漏らしつつ。
いつの間にか戻ってきていた二羽の小鳥の一方に指示を出す]
……ユエリャン、王宮内を一巡りしてきなさい。
各務さんを見かけたら、すぐに知らせるように。
[肩に止まった小鳥は、こて、と首を傾げた後、ぱたぱたと飛び立ってゆく]
[当の各務さんはと言えば、また渡り廊下の欄干に座って足をぷらぷらさせていたのだが。
ふと、何かに気づいたように振り返り、にっこり、と笑って見せた。>>*25]
…えー、何だぁ?
つかお前ら何に反応してんのさ。
[そう呟いて首を傾げ。
また移動し、適当な岩の上へと腰を下ろす。
先程まで居た場所。
実はその風上にエレオノーレが居たのだが、彼女が持つものを知らないために原因は理解出来ずに居た]
わ、けっこう歩いてたんだ。戻ろ。
[わりと遠い所から、人の居る方へと戻る。
その途中、動かなくなった靴を運ぶ小さな妖精とかが見えた。
修理して村の靴屋の老夫婦にプレゼントとか言っていたのが、なんだか微笑ましかった。大穴空いてるそれが、売り物にまでなるかどうかは不明だが。
その足で、若い騎竜師と話していた何だか楽しそうな夫らの方へと近づいていった。]
何話してるんですか?
[そう尋ね、そういえば片方の騎竜師の名は知らないままだったのでそちらを向いてから。]
始めまして、精霊師のエレ・フェイツウィルと言います。
騎竜師様、調査の間宜しくお願いしますね。
[相手が見習い以前とも知らないので、他の騎竜師にするのと同じように会釈した。]
かき氷かー。ヒッツェは要らないよね?
[一応、半身にも確認をした。
琥珀の瞳を、ぷいと関心なさげに逸らすのにくすりと笑う]
すぐ水になっちゃうもんなあ…。
じゃ、俺だけ貰ってくる。待っててねー。
[ぽん。と、紅玉の鱗を叩いて駆け出した。
かまくら近くまで来ると、ひんやりとした冷気を感じる。
その涼しさに、おおと軽く目を見張った]
こんにちはー。かき氷やさん?
[『氷』の旗の近くには、小さな女の子がいた。
かまくらを見上げて、笑顔で声を掛けてみる]
/*
僕への影響はアレルギー的な何か。[何だ]<匂い袋
傍に居るとくしゃみするんだ。
その回数が増えていくと体力を消耗して人型を保てなくなるんだ(
エレたん苛め万歳←
もし私と信じるなら…呆れるわよアレク。宿にいたときならばともかく…嵐激さんがここに来るとわかった段階で、こんな場所にわざわざいても旨みは少ないわ。
[肩を竦める。もしなにか騒動を起こすならば、王がいない王都にいたほうが何倍もマシだと]
[近づく気配>>505に、そちらを振り返る。
先に転んだりなんだりしていたのを見ていたためか、ほんの一瞬、視線は険しかったものの。
何ともなさそう、と判断すると、その険しさはすぐに溶けて消えた]
ああ、ちょっと、昔話やら何やら、かね。
[軽い口調で問いに答える。
どこか楽しげなのは、見れば十分にわかるもの]
お、いらっしゃい。
アタシがかき氷屋だよー。
えーと…器は持参するか氷の器かだけど、どっちにする?
シロップはイチゴとブドウとオレンジの三種類が有るよ。
[流石に器を用意している気はしないが、
一応確認しながらかまくらから降りる。
水袋の水にはまだ余裕が有るし、
氷の器を何度か作っても無くならないだろう。]
― ユウレン王宮・渡り廊下の各務さん ―
『違う、って言ったらどーするのかしら』
[投げかけられた問い>>*26に、各務さんはくすくすと楽しげに笑う]
『ここ?
ここにあるのは渡り廊下でしょ?』
[続く疑問に返すのは、はぐらかすような一言]
/*
いやあ、思った以上にキャラ被ってて、カサンドラさんに申し訳ないです。
今度こそやりたかったんだ鬼畜眼鏡。
そしてこのやりとりとか本人は楽しいんだよ、どうしようwwww
[ちょっと痛い視線を笑って受ける。>>509
怪我してないだろうな、と暗に言われているようだったので大丈夫問題ないよという意味を込めて。
こっちも一人と一龍を仰ぎ見るも、やっぱりどちらも怪我はなさそうなので笑んだ。]
昔話?知り合いなんですか?
[目の前の騎竜師とは大分歳も離れているだろうから、不思議そうに、二人を交互に見た。]
[最初から完璧に出来るヤツはいない。
そう聞いて>>492、肩から力が抜けた感じがした。
それでも最初に卵を手にしたのが10歳にも行かないうちと聞いて
自分よりも早い時期に修行を始めていたことに、僅かに眉を下げていた]
僕は、卵をくれた人から一人で頑張れって言われて…。
なんて無責任な人だと思ってましたけど、それが普通だったんですね。
早く追いついて、文句言ってやろうと思っていたのに、
ちょっと拍子抜けしちゃいました。
[>>493にくすくすと笑う。
なんだ、これでいいのか。そう思ったら再びスッキリした。
今まで感じていた焦りが、全てではないにせよほぐれていく]
[そして、次いで聞いた言葉>>494ににっこりと笑った]
それなら、僕とシェンフェンは大丈夫です。
修練はちゃんと始めてなかったけど、僕が護って孵して…
僕はシェンフェンを絶対に裏切らないし、シェンフェンだって。
[ね?と青藍色を見る。
キュゥィィと一つ鳴いて、半身は少年の横でくるんと宙返りした。
絆の強さだけは、誰にも負けない。
それが少年が騎竜師になると決めた、根拠でもあった]
へええ。
それじゃ、俺はイチゴ!!イチゴねっ!!
[つるんっとかまくらから降りてきた女の子の言葉と、
その選択肢に目を輝かせた。かき氷はイチゴだ。
そう言い切って、器の問いに、ぱちと瞬く]
器……。持ってないや、俺。
氷の器がいいなあ。いいけど…、どうすんの?
[後ろのかまくらを削るんだろうか。
それともその中にでもあるんだろうか。
きょとりと周囲を目で探した]
[それから再びカークへ視線を戻し、少し改まって口を開いた]
あの、えっと……。
[うん、と自分を納得させるように小さく頷いて、]
少しでも僕が足手まといだと思ったら、容赦なく追い返してください。
皆さんの足を引っ張ってしまうのは、僕も望むものではありませんし、
村のみんなのためにも、ならないし。
[おねがいします。
ぺこりと頭を下げた]
あっ……
[近づいてきた人>>505にぺこりと会釈をした。
たしか、精霊師…の人だと思う。
話にしか聞いたことのないので、使っていた技を見てそう思っただけだったが]
え、いやっ、僕は騎竜師じゃなくて…
見習いでも、なくて…その。
えっと、キアラ=リーアムです。
よろしくお願いします。
[ただ、騎竜を孵して育てただけの村人です。
とはさすがに変な感じがして言えなかった]
ほいほい、氷の器でイチゴ味ね?
[くすりと笑って水袋から水を出し、
凍らせて器にして見せる。
その器に粉雪をさらさら降らせて、
シロップをかけてスプーン載せて。]
はい、できあがりっと。
お代はこのお皿にどうぞー。
[お代を入れる皿も氷製。
色々形が作れて便利なのだ。氷。]
ええ、本当よ。
まあそういう賢いところは嫌いじゃないから許してあげる。
[こちらもまた、アレクシス>>511が試していたであろうと想定していたために軽口を返す。
氷のメスが消えても水も残らないのには特に疑問など挟まずに]
ま、ちょっと前には王都にいたんだけどやる気なくなってこの国から出る途中だったのよね。でも…最近この国は、王妃の問題でつつこうと思えば、いくらでも火事になりそうな状態にいたってこの事件…気になるじゃない?
もし単なる異常だっていうならそれはそれで路銀稼ぎにもなる…今情けないことに金欠だしね。それに何か面白い獲物もいるかもしれない。
[獲物とは彼と同じく妖の類を指しており]
もし国の問題と関係あるなら…面白いじゃないの
ドラティアの力が欲しいからって己の力量もわきまえず、ドラティアが何かも知らずに勘違いして、私を嵌めようとしたのと同種のボケどもをたっぷりと教育できるってね…
[だから人であることを切に願うとでもいうように、冷酷なる笑みを浮かべた]
お?おおおお?
おーーーーーーーーーーーーーーー
[魔法のようだった。いや、魔法だ。
水が氷になり、女の子の手から雪が降った。
ひんやり冷たい、冷え切ったかき氷の完成だ。
ひょい。と、手元を覗き込んだ。水袋はやっぱり水袋っぽい]
ええええ?君も精霊師?
いいなあ、これ便利だなあ。
へえええ……あっ、お代ね!!えーと、おいくら?
[がさごそ。と、厚くもない懐を探った。
じいちゃんから貰ってきた、なけなしの小銭を氷へ落とす]
他人が干渉してどうこうっていうモンじゃなのは、体感できてる部分もあるだろ?
[それは主に絆に関わる部分なのだが。
それに関しては、青藍色との息の合い方>>514から大丈夫そう、と判断する。
力の抜けた様子に微かに笑みを浮かべつつ、その後の決意表明>>516を聞いて]
ん、わかった。
……もっとも、自分で引き時を見極めるのも、騎竜師に求められる能力の一つだってのは、覚えとけよ。
騎竜師の務めの一つは、『護り手』。
つまり、背負うものがある、って事だからな。
[少なくとも後ろに護るものがある、という自覚はあるようだから、その点は大丈夫かね、とも思うのだが。
その辺りは、表には出さずに、静かにこう告げた]
〜♪
[休憩がてら、意識を翡翠ヶ淵に向かわせた探索用の小蜘蛛とリンクさせる。
つ、と不可視の妖気の糸を伸ばすと、小蜘蛛が見聞きする情報が流れ込んできた]
見たところ異常は無さそう…かな?
油断は禁物だろうけど、何事も無く先に進めるならありがたいよねぇ。
[送られてくる景色に妖魔の気配は無い。
この時点ではまだ、使用したのが陸蜘蛛だったことで見落としたものがあるなんてことは知る由も無かった]
すげえなあ、便利だね。
え?これで生活してんの?かき氷食べ放題じゃない?
[矢継ぎ早に問いかけつつ、氷の器を抱えて辺りを見渡す。
丁度適当そうな場所を見つけて、座り込んだ。
氷の器を大事に抱え込む]
いっただきまーーーす♪
[笑顔で手を合わせて、かき氷を口にする。
美味い。甘い。しゃりふわっと口の中で淡雪が溶ける]
うっっ まい!!!!
[とても、満足げな笑みを浮かべた]
[返された笑み>>512に込められたものは、すぐに悟れて。
翡翠色も、大丈夫だよ、と言わんばかりにぱたり、と尾を振る]
ん、いいや。
こいつらと会ったのは、今回が初めてだよ。
[問いかけには、さらりとこう返す]
まあ……良く似た竜に、覚えはあるんだが。
[それから、青藍色を見やって、こんな一言を付け加えた]
いや、精霊師で無くて雪…女?もう雪ん子でも無いし。
[雪娘なのか雪女なのかでかなり長い葛藤が有ったが、
もう成人してるし雪女で良いだろうと自分なりに理由を付ける。]
ま、とりあえず半妖なのさ。
母さん程凄くは無いけど、かき氷程度ならすぐ作れるし。
― ユウレン王宮・渡り廊下の各務さん ―
『あらやだこわい』
[真面目な返答>>*27に、各務さんは楽しげにくすくすと笑う。
面白がっているのは、誰の目にも明らかなもの]
『単に、ここが好きだからここにいる、じゃあだめ?』
[こてり、と首を傾げつつ問いかける。
もっとも、風龍峡のある方角が見通せる渡り廊下、という時点で。
色々と、含むものは感じられるかもしれないが]
/*
ハァイ、騎竜師おバカ担当のシェイです……
ってなノリだな、これなwww
カサンドラ方面の薄暗さとさっぱり違い過ぎて噴く
そしてカサンドラさん、君とはまたすれ違う……
なかなか会えない人も多いね。
あなたに好かれても嬉しくないですけれどね。
[ 嫌いじゃないと言われただけで好きと言われたわけではないのは承知の上で、そう軽口を返し、続く言葉>>519、>>520に、肩をすくめる ]
いやあ、怖いですねえ、ドラティアを怒らせると百代祟るという噂は、本当なんですねえ。
[ 怖いと言いつつ、やっぱり笑顔だった。ちなみに、そんな噂など、実際には流れていない ]
火種をつつくのは勝手ですが、やり過ぎて大火事にしないよう願いますよ。私は平和に妖怪退治と解剖を楽しんで帰りたいんですから。
[ 釘刺すような言葉だけは、少し真面目に響いたか ]
まぁ、かき氷じゃお腹はふくれないからこうして商売してるんだけどね。
母さんみたく雪と霜だけで生活出来りゃ楽なんだけど…
[でも、そうだったらこうして山の外まで下りてくるのは難しい。
損なのか得なのかは微妙なところだった。]
まぁ、気に入ってもらえたなら作ったかい有ったよ。
やっぱ、美味しそうに食べてもらえると嬉しいし。
[このかき氷、喩えていうなら淡く降り積もった淡雪だろう。口に含むと、ふわりと柔らかく溶けて、絶妙の甘さのシロップが口内を満たす。イチゴの香り豊かなシロップは甘過ぎず、氷に溶け合って絶妙な香りを鼻へと抜けさせ……]
あ…… っつ。
[軽く頭を押さえる。勢い良く食べ過ぎた]
[自分で引き時を見極めるのも能力の一つ、と言われ>>523、
こくん、と大きく頷いた]
はい、気を付けます。
[背負うもの、それは生まれ育った村のことでもあるし、
半身の命でもあり、自分の命でもある。
それは自覚していたが…
夢中になってしまうと忘れしまうかもしれない。
そのことも自覚していた]
………?
[エレと話すカークが青藍の自分の半身を見て言った言葉>>526に
え?と首をかしげた。
まさかそれが父の騎竜のグァンフェイの事とは思いも寄らず、
よくある色と種族なのだろうかと思ったりした]
ゆきんこ…ゆきおんな?
[どう見てもまだ雪んこだろう。
そんなことを思いつつ、額を押さえて頷いた>>527]
へええ、だからかあ。
でも、かき氷程度だって凄いぜ?普通つくれないし。
[当たり前である]
[名乗りにはこちらこそと返しつつ、口篭る様>>517にはきょとんとした。]
でも、竜に乗ってましたよね…?
竜と絆を持ってない普通の人が、背中に乗ったりは出来ないと思ってたんですが。
[違うの?と視線を一度カークへ向けもした。]
それにさっき、あの履物ともしっかり応戦して――あ。
[と言いかけた所で、キアラの方に手を伸ばす。
髪の辺りから小さな蛍火が出てきたので、それを指先に掬った。シェイに渡した風精のひとつが、矢を逸らした後にキアラにくっついていたらしい。
おかえり、お疲れ様、と囁くと蛍火は消えて精霊師以外には目視できなくなるが、暫くキアラの傍をくるくる回っているようだった。
何だと問われれば、風精が着いていた事を説明して。]
ちゃんと風精にも愛されてるし。
風竜…ですよね、あの子を駆る騎竜師さまに相応しいように見えますけど。
[そう少し首を傾げつつも告げた。]
確かに、かき氷だけじゃお腹膨れないよな。
あー、ってことは君も普通にご飯食べるんだ?
雪と霜だけってわけにいかないよな、半分だもんな。
[はんぶん。が良く分からず、適当に言ってみる。
半妖なんて初めてなんだし、仕方がない。
ふんふんと聞きつつ、頭を押さえてかき氷攻略を再開した]
うん、美味いよ。このイチゴも丁度いいし。
俺、こんなかき氷初めて食べた。
[やっぱり美味しい。
そうして、物珍しげに氷の器もためつすがめつした]
あら?ドラティアじゃなくても、女の恨みってのは怖いものなのよ。百代ぐらいですむといいけれどね
[好かれても、という言葉に>>528呆れたような眼差しを一つ送り、そんな噂はないのは承知の上でくすくすと笑って]
安心なさいな。今のところ火種になりそうだったやつはぐっすり寝てるから…ちょっとベッドの心地が悪くて唸ったり、お寝坊さんが過ぎて、朝日が登る時間を体が忘れてるかもしれないけど
[意訳、今もまだ悪夢の中でしょうねぇと]
ま、今のところは単なるお金稼ぎってだけ…私はあなたが思ってるほど物騒な女じゃないわよ。だからゆっくりと妖怪とじゃれあいなさいな。
[釘を刺す言葉には確約こそないが、それでも敵対するようなものもないというように答えた]
[フェイツウェが尾を振るのを>>526、至極嬉しそうに見ていた。竜は好きだが、やっぱりフェイツウェが一番好きで贔屓目があるのは否めない。
初めて会ったと言われると瞬いて。次いだ言葉には]
似た竜…なら、この竜の兄弟とか親に当たる子ですかね。
[同じ種族より先に竜の兄弟の方がするっと頭に浮かんでそう口にした。
驚いている>>532キアラの方も見て。]
えっと、あの子何方から譲り受けたんですか?
それとも拾ってきたとか。
[そう尋ねてみる]
[大きく頷く姿>>531に、これは将来有望か、なんて思いながら]
ああ……そこらはまた、時間があったら話してやるよ。
[首を傾げる様子>>532に、軽くこう言った。
それから、風龍峡の方を見やり]
さて、そろそろ休憩終了して、移動するぜ!
あんまり時間取るわけにもいかんからな。
[他の皆にも聞こえるように、声を張り上げた]
えっ?
[エレがこちらに手を伸ばして>>534、きょとりとした。
きら、とした光が自分の傍からその手に移って瞬く。
ああ、あの時の光。と気付くにはたっぷり10秒はかかった]
あれっ、それ、シェイが僕に投げた…光。
エレさんの術だったんですか? あれっ?
[エレの風精だと聞き、きっと彼女がシェイにかけたのを
自分の危機を救ってくれた時に、と、合点した]
あ、ええ。シェンフェンは風竜です。
僕も騎竜師になれたら、と思いますけど…
そう言って頂けると、頑張らなくちゃって思っちゃいますね。
ありがとうございます。
[照れたように笑った]
[普段の姦しさはなく、ぼーっとスイッチ切れたみたいに二人でのんびりしていた]
たまにはのんびりもいいよねー
「そうだねー」
[散々暴れまわった後の一休み中だった]
乙女の尊厳とひきかかえにね〜
[挑発するように返したり。
喧嘩になることはしなかったけど一瞬ちょっと二人の間に嫌なオーラとか流れたかもしれない]
― ユウレン王宮・渡り廊下の各務さん ―
『そおねえ、ただでさえ、桜月湖から離れられないのに、そんな事まで止められたら、各務さん悲しくて暴れたくなるわねぇ』
[>>*28 どこまでもどこまでも、そのペースは崩れない]
『上司……ああ、あなた、ルナちゃんの所から、メルるんのとこに移った子だったわね。
……メルるんは、色々気にしすぎるだけなんだから、ほっとけばいいのよー?』
[物言いから、ルナちゃんが誰を意味するかはわかるだろうか。
どこまでもどこまで、楽しげに言葉を紡いでいた各務さんだったが、羽音に気づくと、一つ瞬いて欄干から飛び降りた。
足が床についても、音は全くしない]
おあ?はーい!!!
[号令と、ほぼ同時>>538
からん。と、丁度氷の器が空になった。
満足げにそれを見て、ぱんっと手を合わせる]
ごちそうさまッ!!!
[食事の作法もじいちゃん仕込みだ。
それから、氷の器を見て少し困った顔をした]
これ、返せないけどいいかな?いいよね?
美味いかき氷だった!!次は別の味でもいいな。
[次回も食べる気満点で、女の子に笑いかけた]
親?
[エレがカークに言う>>537に瞬いた。
確かに親竜であるグァンフェイには、成長すれば瓜二つになるだろう。
違うとすれば若干色が薄い…程度]
シェンフェンは、えっと…あ。
[父の騎竜の子です。
言いかけたところに出発の号令>>538で、言葉を切った]
[誰の会話に加わるでもなく、ぼんやりとしているうちに時間は過ぎてしまったらしい。
移動の号令>>538を聞き、立ち上がる]
………。
[荷物を肩に掛けて、周囲が動き出すのを待つ。
今度は遅れないように後をついて行く心算]
あ、俺はシェイ。ヒッツェと一緒にいるの。
ヒッツェは火竜だからかき氷食べらんないんだけど、
美味かったって伝えとく。
[ついでのように自己紹介をしてみたり、
要らないような話を伝えてみたり。
それから、衝撃の発言に女の子を見た。二度見した]
………えっ!?
[胸を張るさまに、ぽかん。と、口が開いた。
表情は、何よりも雄弁であっただろうか>>548]
[親か兄弟、という言葉>>537には、笑うだけで何も答えない。
自分の中には、既に色々と確信はあったけれど]
(しっかし、どんな縁の交差なんだか、なぁ)
[内心、そんなことを考えていた事もあり。
浮かぶ笑みはどこか楽しげだった]
ええ、それをお薦めするわ。恨みや嫉妬では男は女に勝てないわ。
[ちょっとばかり真顔になったアレクシス>>545に断言するようにいった後]
お仕置きだなんてそんなことないわよ。過ぎたるものを求めないっていう幸せを優しい私は教えてあげただけ。
ええ、呼吸させてあげるだけでも充分ってものよ。
って、なによ。私を雇おうとした人間が物騒なだけよ
[そんな仕置きをしておきながらも、平然といっていたところで、引率者>>538の呼びかけが聞こえ、トランクから起き上がり、煙管の火も消す]
どうやら休憩は終わりのようね
[そしてアレクシスに行きましょうというでもなく、引率者の元、移動する集団のほうへと向かう]
― ユウレン王宮・渡り廊下 ―
[暴れたくなる、と言われて引き攣った。
触らぬ神になんとやらという単語が脳裏を流れてゆく]
ルナちゃん?
……って大将のことですか、もしかして。
[気がついたらつい吹き出してしまった。完全に相手のペースに飲まれている。
欄干から降りた各務さんに移動の気配を感じて]
これは俺も油売ってるなと叱られそうだ。
今はご挨拶だけで失礼します。
[再び灯篭を抱え上げて頭を下げた。
小鳥に向けても頭を下げて。その場を逃げた去った]
― 風龍峡 入口→ ―
母とは仕事で…そう、ですか。
[>>477昔仕事で母と関わりがあったという目の前の男性。
情報屋だと名乗られるまで、もしかするとつい先ほどカサンドラから聞いた>>471いわゆる本物というものかもしれないなんて思いもしたけれど。
自分の表向きの理由も把握されているのを知れば、下手に誤魔化したりしないで正解だったかと内心で呟いた。
連れ戻しにきた者でないと言われれば、まだ警戒はしているものの少し緊張は解けて。
けれど、向けられた刹那の笑み>>479を見てやはり気は抜けない相手と悟った。]
ええシェイさんにつけておいたんです。
お役に立ったみたいで何よりですよ。
[どういう風に使われたかはわからなかったものの、シェイの傍から離れてキアラの傍に居るのが良い証拠。
何かしら有用に使われたんだろうなと思って嬉しそうに笑って。
笑いながら言う言葉に>>539こちらもこくりと頷いた。]
ええ、キアラさんならきっと。
頑張って下さいね。
[なんだかキリクも期待してるようだし、とは口にしなかったが。]
ああ、話し込んじゃいましたね。
[出発の声に、話が途中>>546で途切れるがそれ以上はこちらも聞かずに。]
カーク様も後でと仰ってましたし、また向こうででも。
[それじゃあと、一つ礼してからこちらも移動しようと足を向けた。]
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