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武文官 ジェフロイは嵐激の翠龍王 カークに投票を委任しています。
騎竜師の息子 キアラは嵐激の翠龍王 カークに投票を委任しています。
呪術師 カサンドラは嵐激の翠龍王 カークに投票を委任しています。
遊雷の騎竜師 シルキーは嵐激の翠龍王 カークに投票を委任しています。
放浪の双騎竜師 アイリは嵐激の翠龍王 カークに投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
精霊師 アレクシスは嵐激の翠龍王 カークに投票を委任しています。
紅蓮の騎竜師 シェイは嵐激の翠龍王 カークに投票を委任しています。
嵐激の翠龍王 カーク は 放浪の双騎竜師 アイリ に投票した
武文官 ジェフロイ は 放浪の双騎竜師 アイリ に投票した
騎竜師の息子 キアラ は 放浪の双騎竜師 アイリ に投票した
呪術師 カサンドラ は 放浪の双騎竜師 アイリ に投票した
遊雷の騎竜師 シルキー は 放浪の双騎竜師 アイリ に投票した
放浪の双騎竜師 アイリ は 紅蓮の騎竜師 シェイ に投票した(ランダム投票)
精霊師 アレクシス は 放浪の双騎竜師 アイリ に投票した
紅蓮の騎竜師 シェイ は 放浪の双騎竜師 アイリ に投票した
放浪の双騎竜師 アイリ に 7人が投票した
紅蓮の騎竜師 シェイ に 1人が投票した
放浪の双騎竜師 アイリ は村人の手により処刑された。
次の日の朝、遊雷の騎竜師 シルキー が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、嵐激の翠龍王 カーク、武文官 ジェフロイ、騎竜師の息子 キアラ、呪術師 カサンドラ、精霊師 アレクシス、紅蓮の騎竜師 シェイの6名。
呪術師 カサンドラは、嵐激の翠龍王 カーク を投票先に選びました。
嵐激の翠龍王 カークは、嵐激の翠龍王 カーク を投票先に選びました。
紅蓮の騎竜師 シェイは、嵐激の翠龍王 カーク を投票先に選びました。
― ユウレン王宮・内務省庁三階休憩室 ―
[ほんの僅かだが、目を伏せるのは見えて>>4:+198、何か悪い事を言ったかと思いながらも。
全力じゃないと図星突かれて眉は下がる。]
う、で、でも――……
[多分今が一番のチャンスなんだろうと。
ならもう少し頑張れば…と、相変わらず無理に上塗りしようとして。
剣を構え、足止めの呪を紡ぎかけて――
がくっと体が前に落ちかけた。]
精霊師 アレクシスは、嵐激の翠龍王 カーク を投票先に選びました。
[暫く倒れかねない不自然な体制でいたが、すぐに身を起こす。その瞳の色は、普段の勿忘草とは違い、濃い茶色をしていた。]
『ったぁく……この馬鹿もんが。
おちおち寝てもられん…』
[低く呟く声色は男のもの。
あとひとつ呪文紡げば倒れていただろう、宿主の意識を強制的に眠らせ、身体を奪って代わりに動かしていた。
疲れたように嘆息し、走っていく各務さんは当然のように追わなかったものの、じ、とその背を半目で見送る格好になった。目つきが悪いのは、多分元からだが。]
あれ。お兄さんいるの?
[ごし。と、ちょっと頬に手を当てながら、
なるべく動じてない風で聞いてみた>>4:274
まだ耳が赤いとか、そんなの本人には見えないし]
えっ、いや俺は母さんいない……
じゃなくって!!!!
[からかわれている。気が、する。
けれど、ちょっと赤くなったアイリには心臓がどきんとした。
どきまぎと言い返し、困ったように手を振る]
― 天龍滝 ―
─兄様?
[>>0距離を詰めたジェフロイを不思議そうに見上げたが、耳に届いた囁きには瞬き一つした後。]
うん。ありがとう、兄様。
[幼く見える程の笑顔を浮かべて頷いた。]
もーーー、早く帰るなら帰れよな。
だって危ないんだろ。だからさ。
女の子なんだし。
[視線を逸らして、ぶつぶつと言う。
向けた目の先、ジェフロイの姿が見えていた]
― 天龍滝 ―
[>>4:276向けられた笑顔と言葉に、少しだけ笑って。
後は、ジェフロイに任せればいいか、と二人から距離を取り]
おーい、お二人さーん!
そろそろ、戻りの便が出るぜー!
[シェイと何やら楽しげに話している双子へと声をかけておく]
ま、移動って言っても、ほんとにすぐだから。
気ぃラクにいててな?
[影を介しての空間転移は、本当に一瞬で終わるもの。
他者移動まで絡めると、かなり高位の術なのだが、ここではわりと安売りされていた]
さて。
そこに転がってるのが例の奴ですか。
[顔をあげて]
龍も一緒だと、庭の方がいいか。
……流石にメル様に頼まないと。
[自分が起動するだけでは力不足な気がして]
メル様。すみません。
数が多いので誘導頼めますか。
[以前、纏めて移動した時にはその手を取った。
目標先の力にこちらで動かす力を合わせる……術者でなくてもこれが出来るのは相手の技量が並大抵ではないからだろう]
― ユウレン王宮 本宮厨房付近廊下 ―
[>>+0 逃げに入っているのは見て取れるが、今は浄めが先、と紫の鈴を手に構築して]
能被请过剩的力平静下来。
(過剰なる力、鎮まり給え。)
旧物,并且被比力的縛放掉。
(古き物よ、力の縛より解き放たれ。)
现在在人时的睡觉委托身体,但是好。
(今、ひと時の眠りに身を委ねるがよい。)
[静かに鎮めの呪を紡ぎ、紫の光を瀬戸大将の内へと染み込ませ。
力をなくしたそれが崩れる様子に──]
[>>3空間転移は高度な術のはずだけど、軽いカークの物言いになんだか苦笑が出た。
けれどそれに何かを言うことはせず。]
……あ…、その人って…
[>>4ジェフロイの言葉に、地面に倒れている黒ローブの男性に気付いて。
服とかが溶けているのを見て、一体何があったんだろう?と首を傾げた。]
―ユウレン王宮・本宮広間前廊下―
[歩き出して数歩も行かないうちに、こつんと足先に当たるものがあった]
………たわし?
[目を瞬かせる。
これも付喪なのだろうかと考えているうちに、たわしはころりころりと転げて広間の中へ]
………。
[広間の中を覗いてみるも、何処かの物陰にでも入ったのかすぐには見当たらない。
見目にもあまり強そうではなかった為、無理に探すことはせずに、自分の目的を優先させることにした。
ちょっと前に誰かが苦戦していたなんて知る由もない]
[が、そのいい笑顔は一瞬で消えうせた。
理由は、部下からの要請>>*0のため]
……数が多い?
なら、湖上庭園の方が良さそうですね。
[湖に浮かぶ小島に築かれた庭園は、武芸の披露に使われたりもするのでかなり広い場所になっている]
わかりました、そちらに移動して、誘導しましょう。
こちらも大物一つ、片付いた所ですから。
……じゃ、またあとでなっ!!
[ちょっと、微笑んで双子へと手を振っておく。
移動の先は何一つ心配がない。
だって、あのジェフロイが受け持っているのだから]
俺、活躍して来るからさ。後は心配すんなよ!!!
[年上の女の子にいいところを見せたい……わけではない。
多分、きっと、恐らく。……いや、少しは。
カークの呼び声に、手を振って促す>>3
そうして、彼らが転移する様子を*見送ることにしといた*]
ああ、それが例の参考人。
……扱いの方は、メルに一任する。
[>>4 倒れた黒ローブに関しては、さらりとそう言った。
それがどんな結果に繋がるかはまあ、想像ついていたけれど。
ある意味、自業自得だろう、とかも思っていた]
― →ユウレン王宮 渡り廊下 ―
[どうせ監視されているのだから逃げられやしないのだけれど。
先延ばしにすることは可能だからと、さっさとメルヒオルの傍を離れた。
カサカサコソコソ、壁を伝って本宮から去って行く]
[かと言って迎賓館にも戻らず。
その中間となる渡り廊下で一休み。
人型に戻って欄干へと座り込んだ]
そろそろ収拾つけないとメル君が爆発し兼ねない気がするなぁ…。
ここの親玉は各務さん、てことだよね。
付喪神の統制が取れてないから、多分遊んでるんだろうな。
[自分にも覚えがある状態。
ウェルシュ自身、享楽を主とすることが多いため、現状には親近感を覚えていた。
自分が持つ百鬼夜行の配下も、土蜘蛛以外は方々に出して遊ばせている]
のりまーす
「待ってくださーい」
[カークに声をかけられてそう二人で答えてから]
うん、シェイが活躍できたかどうかちゃんと後でチェックしてあげる♪
[アイリは偉そうにそんなこと言っていた]
「男だね、シェイっ!」
[心配するなとの言葉にアイラは笑顔でサムズアップ。
そのままシェイからアイリも離れると二人+騎竜もそろってジェフロイの右手側に。心なしか狭苦しい中を器用に二人と二匹はスペースを活用していた]
「手、大丈夫なの?転移って結構高度な技術って聞いたことあるけど」
無理はしないでね?最悪ボク達は飛んで戻れるし。
[言いながらも手を二人ともしっかり握って送られる気満々だった]
[>>6こちらの肩に手を置きそろそろ移動するというジェフロイの言葉に、傍らの薄桃も置いていかれぬように半身の背に触れた。
裂けたままの服から見える肌を隠そうという意図も少しはあったが、それに半身は気付くことはなく。
薄桃の肌が背に触れるくすぐったさに、ちょっと微妙な表情を浮かべただけだった。]
― →ユウレン王宮・湖上庭園 ―
……とりあえず、ユエリャンは引き続き。
タイヤンは、誰か手の空いている者を呼んで、ここの片づけを。
[控えていた月と、壁の掃除が終わった事を伝えに来た陽、それぞれに指示を出してから、湖上庭園へと移動する。
時間が惜しい、という事もあり、歩きではなく、王宮では余り使わない空間転移を利用して]
……さて、それでは、と。
[手に持ったままの紫の鈴に力を集中し、数回、振る。
それに伴い散る粒子が力場を構築し]
……準備完了、いつでもおいでなさい。
[魔導具を介し、静かに呼びかけた]
― ユウレン王宮・内務省庁三階休憩室 ―
『幾つになっても、親は親、子は子か……』
[誰に言うともなくそう呟くと、部屋には戻らず休憩室の椅子に座り、机に伏せそこで眠る格好を取った。
意識を奪うやり方も、負担はかかる。
なるべく最小限しか動かないようにという配慮だった。
宿主の寝息が聞こえた後、体から出てきた土精は、脇に置いていたコートを、ずいぶん嫌そうな顔しつつ宿主にかけてから、再び宿主の中へと戻っていった]
[シェイに向けられていたアイリの「活躍できたかどうかちゃんと後でチェックしてあげる♪」発言や、アイラの「男だね、シェイっ!」というサムズアップつきの発言は、口元に笑みを浮かべる余裕をくれていた、とか*]
……メル、結構キテんのか?
[微妙に力の入った声>>8に、ふとそんな呟きを漏らしつつ。
一行が姿を消すと、自身はそこに残った面々を見回す]
んーじゃ、俺らも行くぜ。
……っていうか、上がるのに問題あるヤツって、いるか?
[そんな疑問を投げたのは、先の地味というか何と言うかな努力を見てしまったから、なのだが]
[たわしのことを尋ねられるようなことがあれば、広間に入って行くのを見たと口にするだろう。
少女の顔を引っ掻いたものと同一であるかは定かではないが。
程なく知り合い3人が王宮内に戻ってくることは知らず、人を探してうろついていた**]
― ユウレン王宮 渡り廊下 ―
ま、なるようになるか。
[メルヒオルが爆発したらしたで解決に向かうんじゃ、と言うのもあり。
どうすれば良いかは深く考えないことにした。
また半分くらいまでは妖力も回復したけれど、まだ完全ではなくて。
今度は休息することで回復を図ろうと、欄干に座ったまま柱に凭れた状態でしばしの休息を*取った*]
― 天竜滝→ユウレン王宮・湖上庭園 ―
わ…っ
[>>*2肩に置かれた手からの影に飲み込まれるような感覚に思わず目を瞑った。
次に目を開けると、見える景色は先程までの滝ではなく。]
……わぁ…すごいね、兄様。
[感嘆しつつ、思わず傍らの兄弟子を見上げた。]
― ユウレン王宮・湖上庭園 ―
[空間転移の術が難しいと言われる所以は幾つかあるが。
転移先座標誤差による事故を防ぐための準備、がその筆頭としてあげられる。
ようするに、『壁の中に』とか『水の中に』とか。
その手の事故を如何にして避けるか、という事なのだが。
影の精霊を用いた転移術は、力の拠り所同士を結ぶ、という特性があり。
このため、転移先で力場を構築して誘導すれば、事故率は引き下げやすい、という法則がある……というのは、余談としておいて]
……はい、ご苦労様です。
そして、お疲れ様でした。
[>>*2 現れたジェフロイに労いの言葉を向けて、それから。
彼に連れられ、転移してきた一行に丁寧に一礼した]
……ほう、こちらが、ですか。
[>>*3 踏んづけられている男にちら、と視線を向ける。
その後に伝えられた指示に、何とも評しがたい笑みが浮かんだ]
わかりました。
それでは、後でじっくりと、お話しを伺う事にします。
―ユウレン王宮・湖上庭園 ―
[ジェフロイからの返答があればそっかとそれ以上そのことに触れることはしない。
握った手はそのままに転移される感覚には、慣れないものを感じながら二人そろってぎゅってちょっと握る手に力がこもった]
「ありがとう」
へぇ〜、すごいものだね、転移って。
[あたりをきょろきょろ見回すアイリと、礼に軽く頭を下げるアイラ。その後ろには騎竜のアイニとアイナの姿もあった]
あ…
その、初めまして。
[>>+17礼を向けられ、こちらも慌てて頭を下げて。
はだけそうになった服を薄桃が銜えて止めた。]
ん、ならいいんだが。
[カサンドラの返事>>11に頷いて。
もう一人は、と思ったら、なにやら笑顔>>12を向けられた]
……問題ないんなら、自力で行ってくれな?
[溢れる感情はさすがによくわかったから。
乗せる乗せない、ではなく、念押しのような返事を返してみた]
うん。驚いた。
実際に見たのは初めてだし。
[>>*4笑顔を向けてくれる人に素直に頷き。
袖をめくって見せてくれた腕輪を見て、さっきお大事にと言って見送ってくれたアレクさんが調べたいとか言いそうだなぁとか。]
[ちょっとあれな笑みはほんの一瞬。
来客の前で長時間くろい部分を晒す事はなく]
ユウレン宮廷精霊師と、宰相を兼任させていただいております、メルヒオル・カマグィと申します。
本来ならば、相応に礼を尽くしてお出迎えすべき所ですが、何分こちらも立て込んでおりますので、ご容赦を。
[素早くモードを切り替え名を告げて。
シルキーの服の状態>>+20に気づくと、一つ、息を吐いた]
……ともあれ、まずは着替えをご用意すべきですね。
女官に手配させましょう。
ん、先に行くのは問題ねぇよ。
……安全確保は……できるなら、いいんだが。
[カサンドラの言葉>>14に、ほんのちょっと遠い目したりしつつ]
誰がケチだ、誰が。
[アレクシス>>15には、きっちり突っ込みいれて]
……まあ。
一気に花が減ったのは、確かだな……うん。
[>>+22メルヒオルの名乗りと言葉を聞くと、表情を改めて。]
こちらでも、何か起きているんですね。
私で、お手伝い出来ることはありますか?
[ある程度休んだ御陰で、多少ふらつくものの動く分には支障ないと思えるほど回復した。
が、着替えをと言われて自分の今の格好を思い返し慌てて服を手で押さえ。]
あ、ごめんなさいこんな格好で…!
ええと、着替えは……ぁ。
[着替えはあると言いかけて、村の宿に預けてきたのを思い出した。]
[二人でメルヒオルに頭を軽く下げて]
「よろしくね」
ボク達も出来る限りなら手伝うよ
「乗りかかった船だしね」
[シルキーに続いてそう*告げていた*]
じゃ、私歩きだし飛んでいける人と違って大変だから先にいくわねー。
[飛んでいける人の中にキアラも含むかは半々のところはあるが、そこは任せていいだろうなんておもって、滝の横より天輪湖へとつながる登り道へと向かって、登っていく。
尚、右へ左へ折れ曲がる九十九折の道をあの妖術師がやったようよじ登ることはなかった。足元に、よく妖怪などを殴り飛ばしてたのと同じような歪みが生じさせ必要ならば手にも纏わせると...は地形を無視し、最短ルート…つまり直進して登りはじめた。
そのため徒歩とは思えない速さで次の目的地に*つくことだろう*]
あ…で、でも…
…脱がないと、手、届かないし。
[>>*6差し出されるピンと兄弟子の顔を見比べたものの。
肩から背にかけて裂けているために自分で留められなくてどうしようとか思いつつ言いにくそうに。]
まあ……ある意味では身内の不始末ではあるのですが。
[シルキーの申し出>>+23に小さく息を吐く]
お申し出はありがたく受けさせていただきますが……まずは、休息を取ってください。
そちらのお二方も。
[>>+24 双子に対してもそう告げて。
着替えの事で口ごもるシルキーに、ほんの少し相好を崩した]
遠慮は無用、と申し上げておきますよ。
キリク……我が主君も、元よりその心算でおりますでしょうし。
さて、それでは私は諸々の手配をして参りますので。
迎賓館への案内は、ジェフロイ、頼みますよ。
[さらりと言いつつ、鈴を振り。
倒れたままの黒ローブを先に自身の執務室へと送っておいた]
― ユウレン王宮・湖上庭園 ―
そうだ。向こうにも着替えを。
[カサンドラとの約束を思い出す]
メル様。
これって物だけを向こうに届けることも出来ますか。
[自分で届けるつもりだったが、竜も一緒な大人数での転移は予想してた以上に負担が大きかった。
行って戻ってよりはカークに届ける方が負担は少ないかと考え、そのように使ったことはないので上司に問いかけた]
ま、そう言いなさんなと。
[呆れたようなカサンドラの言葉>>17に、けらりと笑って、翡翠色に飛び乗る]
お前らは、大丈夫だよな?
[それから、呼びかけるのはキアラとシェイ。
キアラから向けられる視線>>4:262には、軽く首を傾ぐものの、今はそこには突っ込まず]
んじゃ、先に行くぜっ!
[真白の翼を羽ばたかせ、向かうは崖上の天輪湖]
[ 氷で出来ているのだから、滑り降りるならともかく、登っていくには向かない橋のはずだった。しかし、その橋に足を乗せると、すぐに乗せた部分の足裏が凍りつき、文字通り足下を固めることによって、登坂を可能とする ]
足が冷たくなるのが難点なんですよねえ。これ。
[ やっぱりぶつくさ言いながら、ひょいひょいと、崖の上…正確には滝の上に向かって、カサンドラとは別の直線コースを登っていく ]
ん、ああ。
一応、物だけ届けるのも可能ですよ。
[向けられた問い>>*7にはこう返す。
消耗している様子は見て取れるから、ほんの一瞬、どいつもこいつも、なんて思考が過った]
どうするにせよ、あなたも少しは休むように。
…身内だからこそ起きる問題はどこにでもありますから。
[>>+26メルヒオルの溜息に、微かに苦笑を浮かべた。
自分と同じく移動してきた双子も含めて休息をと言われると、でも、と言いかけたが。
王の名を出されると、微かに目を伏せて。]
…わかりました。
お気遣いありがとうございます。
[微笑み、感謝の礼を向けた。]
天を映す輪、或いは鏡。
風龍峡の最奥に位置する天輪湖は、ユウレンの民からはそんな風に呼ばれていた。
一部からは聖地、とも称されるそこは、修行中の騎竜師たちも滅多に立ち入る事はなく。
文字通り手付かずの自然が悠然と広がる、穏やかな場所──の、はずだったのだが。
『……ルオオオオオオオオオンっ!』
天輪湖の湖畔に足を踏み入れるなり、響き渡るのは甲高い咆哮。
声の主がどこにいるかはすぐに知れる。
湖の中央にある小島の上空に、虹色に煌めく銀の鱗に覆われた龍の姿がある。
星と共に下りしもの、天龍。
龍と称されるものの中でも高位に位置づけられるそれは、やって来た者たちに明らかにそれとわかる警戒の視線を向けつつ、再び、吼える。
その咆哮に呼応するように、虹色の光が舞い。
その光は1メートルほどの大きさの小さな天龍を幾つも生み出してゆく。
やがてその数は湖上全体に広がり、一斉に咆哮を上げた。
☆ステージ5:天輪湖
フィールド
風龍峡の最奥に位置する湖で、ユウレン王国の最大の水源。
聖地的な扱いをされる事も多く、修行する騎竜師も滅多にここまでは踏み込まない。
豊かな水を湛えた湖で、湖畔はなだらかな草地と、低木の茂みが広がる。
山頂の湖、という事もあり、見晴らしは最高。
ボスキャラ
天輪湖に降りし、銀鱗の天龍。
何かの事情で暴走しており、力の欠片で生み出した分身を駆使して襲い掛かってくる。
判定方法
card利用の捕獲イベント。判定回数が最大5回なのは、これまでと変わらず。
襲い掛かってくる天龍の分身を、上手く捕まえられるかを判定する。
引いたカードによって、pt加算。最終的な合計値トップがラストイベント行使権獲得。
A:大成功 +8pt
J,Q,K:中成功 +5pt
5〜10:成功 +1pt
2〜4:失敗 +0pt
う、うん。
ありがとう。
[>>*8ジェフロイに留めてもらうのは何だか恥ずかしいなとは思いちょっと躊躇したのだけれど。
この状態でうろうろする方が恥ずかしいかと思い、結局ジェフロイにお願いした。
兄弟子からも休息をと言われると、こくと頷き。
>>+27その兄弟子に向けられたメルヒオルの言葉に、兄弟子の顔をみあげた。]
兄様、メルヒオルさんの言う通りだよ。
兄様も、ちゃんと休んで?
/*
ラスボスは予想通りだぬ。[まだ居たのかお前]
ここでかーくんがトップ取るとらしいと言うかw
くろねこさんならやりかねないんじゃないかな!
― 天輪湖 ―
[飛び上がってすぐに目に入ったのは虹色の煌めき]
……ちょっ……マジでいるかよっ!
[予測はしていた。
伝承どおりであるなら、落ちたのは星ではなく、天龍。
そして、ここ天輪湖が世界でも数少ない──というか、クラールハイトでも唯一と言える、天龍の繁殖地である事は知っていたから]
しかも、なんか気ぃ立ってるしっ……。
[上位の龍の昂る気に当てられたか、翡翠色が落ち着かない声で鳴く。
それを宥めている所に、銀色の小さな影が一つ、突っ込んできた]
……っと!
[とっさに槍を繰り出すと、銀の一角は小天龍を容易く貫き、それは霧のように消えうせる。
直後に、天龍本体のすぐ横に、小さな龍が二匹現れた]
[ 崖を登り切ったのは、カサンドラより早かったか。空を駆ける騎竜師達には遅れたろう。しかし多少の遅れは、この光景の前には関係なさそうに見えた ]
これはまた、綺麗な天龍さんですねえ。
ですが、随分とお怒りのようですが。
[ 何も無ければ、天龍がこれほど猛る事はないのではないかと思う。多分、理由がある筈だが、まあそこは今考えても仕方ないだろう…とりあえず ]
……ったぁ……厄介だな、これ。
[手応えのなさと、直後の増殖に舌打ち一つ]
どーやら、あのチビどもは力のカタマリって事らしいが……どーしたもんか。
一匹消して二匹増えるとか、しょーじきやり切れんし……。
とはいえ、あのチビども抑えねぇと、本体鎮めるのも難しいだろうしなぁ……。
― ユウレン王宮・湖上庭園→迎賓館 ―
[少し歩いて湖面に掛けられた橋を渡り、迎賓館へ。
調度品は騒ぎの後また別の一部屋に纏めて、休憩のための部屋内なら少しはゆっくり出来るようになっているはずだ]
そうだ、アイラさん、アイリさん。
もし壊れた武器の替わりが必要になったら言って下さい。武器係に貸与を頼んでありますから。
後、カシムもまだ残って力を貸してくれています。
[アイリ達にはその辺りも伝えておいた。
二人を見分けるのはまだまだ難しいことだった]
[>>*10ピンで留めてもらった御陰で、薄桃がちょっと安心したように落ち着いた。
その半身であり落ち着かなかった原因は、笑いかけてくる兄弟子をじーっとジト目で見上げ。]
………ふぅん?
[ちょっとかなり結構疑っていた。]
[氷の檻が小龍を捕らえる様子>>25に、一つ、瞬く。
直後に向けられた言葉と、自己完結>>26にはちょっとがっくりきた]
……そんなに解剖したかったんかいっ!
ま、見ての通りだから、それは無理だが。
とりあえず、捕まえる方向で、頼む!
[一応突っ込みいれながらも、そういい置いて。
自身は一度、高度を更に上げて全体を見回した]
……聞くだけ、無駄だったか。
[上昇する直前、聞こえた声>>28に思わずこんな呟きがもれた]
ま、確かに地道だが。
……まともにやりあっても消耗するだけなんだから、仕方ねーだろっ。
[そんな突っ込みいれながら、上へと向かい]
[ こちらの動きに慣れてきたのか、氷が捕らえる前に、小龍が反転して逃れた ]
ち…!
[ そのまま向かってきた相手を思わず両手で防ごうとしたら…目の前で分裂して四匹に増えた ]
……確か、あったはずなんだよ、なぁ……力点。
[呟きながら探すのは、以前ここに来た時に見つけたもの。
精霊の力が集中し、複雑交差する、力点、と呼ばれるポイント。
不用意にそこに触れると、力のうねりに捕らわれてすぐには動けなくなる、という、ある意味では面倒な場所でもある]
色々うねうねしてて、特徴あるところだから……っと、みっけ!
[しばらく見回すと、湖畔と水辺に数箇所、様々な色の揺らめく穴のようなものが見つかった]
よっし……とりあえず、チビ龍はそこらの力点に放り込め!
まともに攻撃食らうと結構きつそうだからな、気ぃ抜くなよ!
[力点を示しての指示を飛ばす先は、主に若手二人。
術を使える面々は、どうにかできるだろう、と思っていたから]
え?
カシムも残ってるの?
お姉さんから頼まれたの、すぐ終わったのかな。
[>>*11迎賓館へと向かう途中、双子への説明に目を丸くした。
まだ済んでないのなら、ちょっと後が怖くなってるだろうなぁとは内心で。
そういえばと、双子にまだ名前も教えてなかったと気付くと自分の名を名乗っただろう。]
……大丈夫なんかなー、あれ。
[それじゃ、と小龍に向かいかけ。
ふと目に入った様子>>32に、思わずこんな呟きがもれる。
それに、嵐龍がさあ? とでも言いたげにるぅ、と一声鳴いた。**]
― ユウレン王宮・迎賓館 ―
…嘘はつかれたこと無いけど、言ってくれない事はいっぱいあったもん。
[>>*12苦笑を向けられると、むすっとした顔で見上げた。]
──、兄様!
[こちらには休むように念を押して自分は忙しげに出ていく兄弟子の背を見て、つい呼び止めて。]
…兄様も、ちゃんと自分を大事にして。
どうせ、ちょこっと座ったくらいで休んだ気になってるんでしょ?
倒れたり怪我したりしたら、許さないんだから。
[仕事を邪魔するわけにはいかないけれど、昔から兄弟子は人には優しく自分自身に厳しかったから。
我侭な物言いをその背に投げた。**]
― ユウレン王宮・湖上庭園 ―
[>>+28 身内だからこそ、という言葉には何も返さない……というか、返せなかった。
もっとも、そんな部分は表に出す事はないのだが。
その後の笑みには、微かな笑みを返して。
笑って誤魔化す部下>>*9には一瞬だけジト目を向けたかも知れないが、何も言わずに迎賓館へ向かうのを見送った]
……そう言えば。
もう一人の無茶しいは、どうしたか……。
[無茶しい、が誰を示すかは、推して知るべし。
執務室に急ぎで戻らねば、とも思うのだが]
先に、あちらを探しますか。
[そんな言葉を呟いて。
ともあれ、最後に姿を見た場所──内務省庁へ向けて、歩き出す。**]
……っとー、忘れねぇ内に、と。
[挑む直前、は、と思い出して魔導具へと意識を向ける。
回線は、二人に向けて開いた状態で]
色々忙しくなりそうなんで、先にこれだけ言っとく!
理由はわからんが、天輪湖で天龍が暴走してる……とりあえず、鎮めにかかるっ!
[半ば一方的に状況だけを告げて、通信を切った。**]
― ユウレン王宮・内務省庁三階休憩室 ―
ふぁ。
[体制不十分ながらも折角眠り込んだのもつかの間。
{3}分も経たないうちに目を覚ます。]
おわな、きゃ…。
[の度にノームがべしんと叩いて眠らす。
のうとうとを(08)度ぐらい繰り返し。
最終的に寝入ったものの、眠りは夢見る程に浅かったとか**]
―ユウレン王宮 渡り廊下―
[さて、無理も無茶もしないが何かやらかしてくれる傍迷惑な妖怪はと言うと]
――………ん、だいぶ良いかな。
[休息によりある程度妖力を回復し、欄干の上で伸びをした]
さぁてと。
それじゃあ探しに行こうかな。
上手く行き会えば良いんだけど。
[ぴょい、と欄干から降りて移動を開始する。
目指すは雲外鏡の各務さん。
一度会っておくべきかな、程度の軽いものだったけれど]
/*
鳩弄ってたら同僚のおっちゃんが来t
あぶねぇ。
今日のダイス目は微妙そうだ。
*大吉*
トランプのタグ合ってたかな(爆
― 天龍滝 ―
[最後に聞こえた双子の言葉には、
任せろよ!とばかり、ぴっと親指立てて応えとく>>9
そのまま、ジェフロイにも笑顔で手を振り返した>>8]
じゃあなー!
ジェイにいちゃん、いってらっしゃい!!
[大声で愛称を叫ぶと、くるんと辺りを振り返る。
カークの号令には、はーいと返事など返し>>10]
ん?こんなのに……?
[カサンドラの言葉に、カークとアレクシスを見た>>17
仲良さそうだな。とか、関係ない感想を胸の内に仕舞いつつ]
花かあ……。
まだカサンドラ居るもんなっ!
カサンドラも花だよ、大丈夫!!
[と、何が大丈夫なんだか元気に頷いておく。
大丈夫だ。まだカサンドラも花のうちだ。
……少し年増であるのかも、知れないけれど]
はい!……って、キアラー。
競争しようぜ、上まで競争!!!
[カークに返事して>>20、
何か考える風のキアラに、声をかける。
ぴっと指で指した先にあるのは、崖の上の一本の木。
そこへと競争で飛び上がろうというのだ]
いっくぞーーー。よーーーいっ!!!
[どん!と、叫ぶと同時、火竜が大きく翼を広げた。
紅玉の鱗を陽に煌かせ、一気に天を駆け上がる。
先に見えるのは真白の翼、その向こうにあるのは蒼穹だ]
― 天輪湖 ―
おおおおわっ!?
[さて、崖上に到達したのはどちらが先か。
夢中に駆け上がったから、
ほぼ似たような速であったかも知れない。
その順位を気にするよりも、ぱっと開けた視線の先、]
てんりゅうううーーー!??
[あれは天龍だろう、半ば伝説の龍。
巨大な龍が瞳を燃え上がらせて、闖入者を睨みつけている。
その大きさと美しさと、圧倒的な存在感に目を奪われた]
[銀の龍の高い咆哮が湖面を揺らして、響き渡る。
応ずるように、紅纏う火竜も高くひと声を放った。
龍の声が響き渡るのに、少年の瞳がきらきら輝く]
す っげえなあああ……!
[思わず感嘆の声を上げた。
湖面に反射するように、虹の輝きが生まれゆく。
空の蒼を反射して、幻惑するように鮮やかに煌いていた]
あっ、えっ!??わわわわっ!!!
[虹を纏う銀の小天龍が、不意に突っ込んできた。
慌てて身をかわし、火竜の背に伏せる。
そのすれすれを、龍の爪が掠っていった]
っ ぶねえ……!
[見れば、小天龍が一斉にあつこちに襲い掛かってきつつある。
ぺしり。と、自分の頭を一度叩いた]
油断大敵…っと。
[でもどうやら、相手は斬れないらしい。
捕獲の指示に、眉を下げた>>27]
網でも持って来れば良かったかなあ……。
[もう一体、小天龍がやってくる。
ためしに、えいやと槍で薙いでみた。
するっと手ごたえなく、龍はふたつに分かれていく]
うぐぐ……。
[ブレスで焼いてみようか。
そんな物騒なことを思いかけた、その時>>31]
力点…、力点?あっ、これか……っ!!
[槍を、えいやっと構えた。打撃の構えだ。
思い切り振り抜いて、力点目がけて跳ね飛ばしてやる。
良い感じに力点に嵌った小天龍が、ぢたばたしている]
よおおっしっ!!!
[分かった!とばかり、上空のカークに手を振った。
ひょうと飛んで、槍を構え直す]
― ユウレン王宮・内務省庁三階休憩室 ―
[落書きの消えた廊下の壁を確認しつつ、省庁内を歩いてたどり着いたのは休憩室]
……ここにいましたか。
[目に入ったのは、机に伏して眠る義妹の姿。
その肩にかけられた黒のコートに、ほんの少し、表情が陰った]
これは……キリクの?
あれが、これを手放しているとは、珍しい。
[そんな呟きを漏らしつつ、眠っている義妹の頭をぽふ、と撫でてやる]
大事なもの、二つも置き去りにして、まったく。
……兄弟で、同じ事だけはしなければいいが。
[言いながら、思い返すのは、亡き親友の事。
彼は市井の歌姫と心通わせるも、周囲の思惑と策略によって引き裂かれ。
その誤解を解く事もできぬまま、禁呪を解放して帰らぬ人となった。
引き裂かれるに至った経緯と、その死と。
双方に深く関わる身としては、二の徹を踏んで欲しくない、という思いが強い。
もっとも、表には絶対と言っていいほど出しはしないのだが]
……二人を引き裂いたのも、ライヒを死なせたのも。
ある意味では……私ですから、ね。
[零れ落ちるのは小さな呟き。
直後には、と一つ息を吐いて、思考を切り替える]
― ユウレン王宮・内務省庁階段 ―
さて、各務さんはどこに行ったやら。
いい加減、大人しくなってもらわねば、経費計算が追いつかぬし……こちらも、本気を出すようか。
[なんの本気だ、と突っ込みの入りそうな呟きをもらしつつ、休憩室を離れる。
階段を一つ、降りた所で届くのは、短く一方的な通信。>>*13]
……文字通りの天龍降臨……か。
となれば、あちらは完全に任せるしかない……な。
[そんな呟きを漏らしながら階段を降りていく。
その歩みが不意に、ぴたり、と止まった]
[すかーん!クリーンヒットした。
槍に吹っ飛ばされた小天龍は、
別の小天龍を巻き込んで、力点へと盛大に飛んでいく]
おおーーー。
[よしよし。と、得意げに胸を張った。
これならきっと、アイリにも自慢出来るに違いない]
幾ら出しても無駄!なんだからな!!!
[びしっ!と、天龍に槍を向けて言ってやった。
無駄と分かればやめるかも知れない。
少しはそんな期待もしてはみた……のだが]
『……ルオオオオオオン!』
[返答は思わしくなさそうだった。
更に数体の小天龍が、こちらへとやって来るのが見える]
[ちょっと外れた。
辛うじて掠った槍は、中でも小さい小天龍を力点に叩き込む]
こんにゃろおおおお!!!
[ぐん。と、紅玉の火竜が急上昇した。
それへと併せ、幾つもの小さな虹色の銀が周囲を追いかける。
蒼穹を、紅と虹纏う銀が駆けて*上がった*]
影并且有集,变成护身的墙!
(影よ集いて、守りの壁となれ!)
[集めた力を素早く防壁として展開する。
作り出された壁は、タイミングよく飛んできた一見すると龍のようなものをぺいっと弾いて落とす。
床にびたん、と落ちたそれ──ぼろ布で作った龍のような付喪神はしばしぢたぢたとした後、再びふよりと舞い上がった]
……いや、確かに。
物は大事にしろ、とはいつも言っているが。
[使い古された布巾の付喪神──白うねりを睨むように見つつ、はあ、と息を吐く]
ここまで使え、とは、言ってはいないのだが……な!
― ユウレン王宮・内務省庁三階休憩室 ―
[夢見たのはまだ旅立つ前、子供だった日々。
ふた親が居ないからと苛められてた最中、クリスともう一人の年上の幼馴染に庇ってもらい、二人の後をついて行くようになり。
いつか3人で外にいければいい、そんな口に出来ない淡い夢を抱いていたのに。
クリスはここを離れる事を良しとせず。もう一人の幼馴染は、理由あって先に郷を出て行ってしまい。
ならせめて一人だけでも郷の外を旅したいと、唯一の肉親だった祖母に打ち明けて、思いっきり反対されて怒鳴られて、泣いて村を離れて――
カークと出合ったのはその時だったが
彼の姿が夢に現れる前に目を開けた。]
[放たれた矢は再度飛びかかってきた白うねりにカウンターの一発を叩き込み。
一拍間を置いて、ぼろ布の龍はべしゃ、と床に落ちた。
近場の気配は、それで一先ず途絶えたようで、ふう、と息を吐き]
そうですね……向こうの方が、人手は足りぬ可能性は高いでしょう。
相手が相手だけに、ただ討伐して終了、とはできませんし。
[それから部下の問い>>*15への答えを返して、また、階段を降りてゆく。**]
……ん。
[少しは眠れたので、土精ももう手を出さずに。
ふいに暖かい感覚に、呼び起こされるように目を開けた。]
……。
[撫でてくれた人はもう居ない。
義兄かジェフか、どっちだろうと思いながら。
そういえば各務さんから聞いた事を伝えないとと思って、後を追いかけるように椅子から立ち上がる。
コートがずり落ちる音がして、慌てて掴んで手にしたまま。
ふと頭にまだつけていたピンがずれて床におちていたので、そちらも付け直しておいた。
すぐ消えてしまうならもったいないし、とかそんな思いがあったらしい。]
― ユウレン王宮・湖上庭園の各務さん ―
『……んー。
荒れてるわねぇ』
[その頃、各所で探されている各務さんはと言えば。
誰もいなくなった湖上庭園から風龍峡の方を見て、こんな呟きを漏らしていた]
『とはいえ、何とかできるかしら。
できなかったら、大変なんだけど、ねぇ』
[そんな呟きを漏らしながら、ぱたぱたと手を振って]
『うーん……やっぱり、着てないと捕まえ難い、なぁ』
[ぶつぶつと文句を言うその姿は、宮殿を繋ぐ渡り廊下からなら、十分見て取れるか。**]
― ユウレン王宮・→内務省庁階段 ―
[探しながら、夢現に聞いた言葉がふと思い出せる。
そういえばライヒ、と言っていたような気がした。
だったら義兄だろうか。死なせた、とも言っていたような気がするが?と思っていたら程近くにやっぱり義兄が雑巾の龍と戦っていた。
通信が終わった頃に声かけながら近付いて。]
お兄さん、さっき各務さんと会いまいた。ええと、
[そういわれたことを思い出すように少し視線を彷徨わせながら。]
各務さん、草履を起こしてはいないそうです。起こしたのは天輪湖のアレ、とか。
草履ちゃんが起きたっぽいから遊びにおいでとは言ったそうですが。
それから、付喪神を動かすのはその方が楽しいから,って……兄さんとか……
あと、各務さんが起きた理由は秘密だって。
[何か余計な事を付け加えながらも、言われたままを口にする。そこにどれだけ真実があるかとか、各務さんと付き合い浅い王妃に読めたはずもなかった。]
― ユウレン王宮・内務省庁階段 ―
[通信が終わった後に聞こえた呼びかけ>>+46に、振り返る]
もう、起きても大丈夫なんですか?
……無理せず、休んでいても構いませんよ?
[そんな言葉を投げかけてから、各務さんとの遭遇の顛末を聞き]
……なんともはや。
各務さんらしい……というべきか。
[理由の幾つかに、やれやれ、と嘆息する]
草履というと、風龍峡の入り口にいた、というあれですね。
ふむ……そちらは、天龍降臨で発生した、過剰な力に反応した……という所ですか。
起きた理由については、素直に話してくれるとは思っていませんでしたが……あなた相手でも、口は割ってくれませんでしたか。
[告げる口調は少しだけ、残念そうだった]
― ユウレン王宮・内務省庁階段 ―
[体調面は大丈夫だと頷いた。とはいえ半分どころか3割程度しか回復していない感じはしたが、それはまぁ置いておく。術が行使できれば大丈夫、相変わらずそんな無理し気味ではあった。]
すみません。教えて欲しかったら捕まえてみなさいって言われたんですけど、急に眠くなって…
[ノームに意識を乗っ取られていた時の事は記憶に無い。
もっとも捕まえようと精霊を使役しようとした所で同じ結果ではあっただろうが。
少ししょんぼりしながらも、ふと顔を上げて]
探してきます、今度は捕まえられるように…
[そう言って走り出そうとして、先ほどの言葉が思い出された。]
あ、お兄さん。
ライヒ様の事―――
[夢現の中かけられた言葉>>+37>>+38の事を口にしかけたが。]
……なんでもないです。
行ってきます。
[言いかけたものの、何となく、聞きづらく。
結局途中で言葉を切って、別の方へと向かおうと足を向けた。]
/*
お兄さんをあんまり捕まえてていいんだろうか。
そんな想いはありまs
いや暇してるから顔出せるし絡むのは美味しいけど!(今日もお休みでした
昨今のお兄さん(+カーク)の負担が心配です……
2ID大変だろうこれ。
― ユウレン王宮・内務省庁階段 ―
[大丈夫、と頷く様子>>+48に一瞬だけジト目になったのは、その言葉を額面通りに受け取りがたい、と思ったから。
とはいえ、言った所で平行線か、とそれ以上は言わず]
そうですか……やはり、そう甘くはないという事ですね。
追うのは構いませんが、色々と気をつけて。
外見はああですが、各務さんは高位の付喪神と精霊が融合した存在……普通の雲外鏡の心算で当たるのは、危険です。
[そんな注意を投げかけ、それから。
言いかけられた言葉>>+49に、知らず、身を強張らせた]
ライヒ……が。
何か?
[疑問の声は、やや掠れていた。
頭の中の冷静な一部分は、先のを聞かれたか、と己が不用意さを詰る。
何を聞こうというのか、と身構えるものの、結局問いは投げられず]
……そうですか……気をつけて。
[向かう方向を違えようとする義妹を、止める事無くこう言った]
― ユウレン王宮 渡り廊下 ―
[渡り廊下で対峙したのは、鞍の妖怪・鞍野郎。
鞍に付いた紐が手のように擡げられ、それが奴の武器なのだろう、竹棒が一本握られていた]
馬の鞍かな、竜の鞍かな。
[どうでも良いことを考えながら、ぺいっと蜘蛛の巣を投げつけてみる。
が、気の抜けた攻撃では流石に引っかかってはくれず、ぺしっと竹棒で叩き落とされてしまった]
― ユウレン王宮・内務省庁階段→ ―
[じと目>>+50は予想通りなので視線をずらして耐えた。
いや慣れてはいけない部分だが。
兄からの各務さんの諸注意を受けて、むしろ普通の雲外鏡をよく知らず、彼女を精霊のように見ていたのでするっと納得して頷いていた。
あまり深く考えないまま、不用意に踏み込んだ言葉が兄を動揺させた事は知れて。>>+51
もうちょっと考えてから聞いてみよう、とは心にしまう。
はいと返事してから義兄とは別れて、こちらも各務さんを探して歩く。]
何処行ったんだろう…。
[庭園を見ればそこにいたのだが、どうにも室内だと思い込んでいたので気づいては居なかった。
ふいに、手にしたコートが離れていった。
ふよふよと飛んでいくコートを、暫し唖然と見送っていた。]
― ユウレン王宮 渡り廊下 ―
お、っとと!?
[蹴り付けた足に当たった感覚が無く。
バランスも崩して一歩前へ出る形となる。
上手いこと避けた鞍野郎がその隙を逃さず、真っ直ぐ竹棒を振り下ろしてきた]
え。
[よくよく見ると、コートは何かにひっ捕まえられている。]
ちょ、引ったくり!
[慌てて後を追いかけた。
こちらが追いかければ向こうは逃げていくので、走りながら術を行使すべく精霊石をり出した。]
― ユウレン王宮 渡り廊下 ―
[若干ズレて頭スレスレまで竹棒が迫ったが、しっかりと両手で捕まえて。
竹棒を掴んだまま横に引っ張ると、今度は鞍野郎がバランスを崩した]
覚悟っ!
[良い笑顔でそう言うと、竹棒を掴んでいる紐の部分に、かぷっと齧り付く。
そのまま妖気を吸い取ると、見る見るうちに鞍野郎は衰弱し、ただの鞍へと戻ってしまった]
― ユウレン王宮・内務省庁階段→宰相執務室 ―
[義妹が離れ、一人になると小さく息を吐く]
……もし先に、エレオに話したら。
キリクに、拗ねられますか、ね……。
[ぽつり、と零れるのはそんな呟き。
義弟は、己が実兄の死因については、『結果』しか知らない。
そこに至った『過程』を知るのは、その時その場にいて唯一生き残った自分だけだから]
…………。
[しばしその場に立ち尽くして気を鎮めた後、向かうのは先に黒ローブを飛ばしておいた己が執務室。
こちらの仕事も、忘れずにやっておかなくてはならなかった]
― ユウレン王宮・宰相執務室 ―
[執務室に飛ばされた黒ローブは、魔力の縛に絡めとられてぴくぴくとしていた]
……さて。
それではまず、名と所属をお伺いしましょうか?
ああ、予め申し上げておきますが、あなたに黙秘権や拒否権はありません。
……国内を徒に騒がせる賊徒に容赦するいわれは、私にはありませんので。
[口調はあくまで静かなまま、問いかける。
ひやりとした冷気のようなものが周囲に立ち込めていた。
もしこの状況を黒焔の剣士長辺りが目の当たりにしていたら。
『……八つ当たり……』と呟いたのは、きっと間違いない]
― ユウレン王宮・内務省庁付近廊下 ―
At ille screw press!
[体調面が悪いせいか、風精との相性が何時もより悪い気が。速度は治まったものの、止まる気配は見られない。
向かい風に煽られるように、コートがはためいた際に犯人の姿が見えた。]
……衣桁?
[竹で出来た衣桁が、コートをかけて満足気に飛んでいた。
服をかけられなくて久しいのか、こころなし大喜びしている雰囲気が伝わってくる。]
どうしよう、炎は使えないし……。
[うっかり全部燃やしたら目も当てられない。
とはいえ取られたままでは困る。
なんとか取り返さないとと、眉をしかめながらあんまり使いたくない手段を講じる事にした。]
/*
しかし各務さんにどうコンタクトとれば暴露してくれたかなー。
多分正攻法じゃ駄目なのはわかるんだが
こいつに正攻法以外の方法がおもいつかなかtt
ウェルシュあたりにはすぐ暴露しそうな気がするのよね。
― ユウレン王宮 渡り廊下 ―
ごちそーさまっ、と。
[紐から口を離すと、視線は再び湖上庭園へと向く]
さて、行きますかー。
[転がった鞍は放置して。
ひょい、と渡り廊下の欄干に立つと、糸を射出して足場を作り。
真っ直ぐ湖上庭園へと向かった]
― →ユウレン王宮 湖上庭園 ―
[見つけた各務さんの視線は風龍峡のある方へと向かっている]
…かーくんが心配?
[各務さんの容姿も相まって、そんな言葉を投げかけた。
掴みにくい気配を探っているところにかける声。
邪魔と思われたかも知れないが、そんなことは知ったことではない]
各務さんになってからは初めまして、かな。
僕のこと覚えてる?
ナタりんの精霊さん。
[笑みは崩さずに言葉を続けた。
先の王妃のことも勿論知っている。
常に傍に置いていたとするならば、自分を見たことくらいはあるはず*だった*]
― ユウレン王宮・内務省庁付近廊下→渡り廊下 ―
Aspersione aquae super terram
Shimae humido replere Shimae!
[そろそろ渡り廊下まで差し掛かってくる最中、語りかけるのは水と土。別にカークへの恨みをコートに晴らしたわけではない、はず。
周囲を蛍火が舞い、その一部が衣桁の方へと飛んで行き、その上におもいっきり泥水を落とした。
水を吸い土を乗せられ、急激に重くなった衣服に衣桁がべしょりとその場に沈む。
じたばたもがくが、コートや泥が絡まって上手く逃げられないようだった。その間にようやっと追いついて。]
あーあ…これじゃ渡してもらうのは無理かぁ…。
[一旦洗ってもらわないとどうにもならない惨状になっていた。]
― ユウレン王宮・湖上庭園の各務さん ―
[相変わらず手をぱたぱたとさせていた各務さん。
不意の呼びかけ>>+62に、紫の瞳がきょとり、と瞬き]
『あらあら。あなたも来てたのねぇ』
[振り返り、呼びかける声は軽いもの]
『ちゃんと覚えてるわよ、しゅーちゃん。
相変わらず、ここがお気に入りなのねぇ』
[笑いながらこう返し、それから。
先代王妃と同じ色の瞳が、楽しげな光を宿してウェルシュを見る]
『それで、何の御用?
……昔話でもしに来たのかしらぁ?』
[最初に投げられた問いには答えぬまま。
緩く首を傾げて、こんな問いを投げ返した]
― 天輪湖 ―
[力点に向けて小天龍を叩き込み、手を振るシェイ>>42にぐ、と親指を立てて見せ。
それから、自分も迫ってくる銀鱗に向き直る]
……ったく、何にもなけりゃあ、最高に静かでいい場所なんだがな、ここ……骤涨!(急上昇!)
[そんなぼやきを漏らしつつ、翡翠色を一気に高高度へと向かわせて。
最高点で唐突に反転し一気に急降下する。
唐突な切り返しに、追ってきた小天龍は戸惑いを見せた]
[不意をついての乱気流は、切り返しの反動か小天龍を捉えきれず。
銀鱗が散る様子に、舌打ち一つ]
チビなだけあって、はしっこいって事か!
[そんな呟きを漏らしつつ。
再度、集まってきた小天龍に対するべく、くるり、と槍の向きを変えた]
[繰り出した一撃は、向こうの急上昇によって空を切り。
別方向から寄って来た小天龍が右の腕に噛み付いた]
……っの!
[実体がないわりに、牙の食い込みは深く鋭い。
痛みは強引に押さえ込んで右腕を思いっきり横に振るい、噛み付いたそれを強引に振り落とした]
……ってぇなぁ……っつーか。
こりゃ、相当キレてんな、こいつ……。
ってー事は……。
[神格化されている向きもあるが、天龍も野生の龍に変わりない。
そして野生の龍がここまで気性を荒げる……というと、その状況は限られて]
色々と、厄介だなぁ……こりゃ。
[ふと、そんな愚痴が口をついた。**]
昔話も良いんだけどねぇ。
君と話が出来るのは、こういう時じゃないと無理だろうからさ。
それ以外の話をしたいかな。
[笑みを崩さぬままに言って。
ゆっくりと歩み進めて各務さんの隣に立った]
聞きたいこと、結構あるんだー。
僕封じられたことが無いから、封じられるってのはどう言う感じなのか、とか。
封じられてても周囲を見ることは出来るのか、とか。
そう言うの、知りたいんだよねぇ。
こればっかりは聞かないと分からないからさ。
[問う内容は自分の興味優先。
さて、各務さんは答えてくれたかどうか]
ああ、それと。
沈黙…無回答は肯定とみなすよ?
[それは最初の問いに対しての言葉。
問うても答えてもらえるとは思っていなかった。
言及しても口は割らないだろう。
だから、何も言わないのならそう解釈すると、断言した]
向こうが気になるなら、様子見てあげても良いよ。
あっちに僕の子達置いてきたからねぇ。
[言いながら、人差し指が風龍峡の方へと向く。
そこから放たれるのは不可視の妖力の糸。
同じ妖怪である各務さんには見えることだろう]
― ユウレン王宮 湖上庭園 ―
『ほんとにかわらないのねぇ、しゅーちゃん』
[二つの面白い、という評価>>+66に、各務さんは楽しげにくすくすと。
続けられた、封じに関しての問い>>+67にはうーん? と言いつつ首を傾げて]
『そぉね、各務さんがいる場所は、そんなに酷くないから。
封じられてても、苦しいって事はないけど……。
自分では動けないし周りは見えないしで、そういう意味ではタイクツねー。
声は、思いのつよいものなら、たまに届いたりするけど……』
[そこで、何故かぱたり、と言葉が途切れ。
各務さんの紫の瞳は、風龍峡の方へと向かう]
『……それ、しゅーちゃんが見たいんじゃないの?』
[断言>>+68には、やはり何も言わない。
否定も肯定も、変えそうとはしない。
返したのは、妖力の糸を伸ばす、という行動>>+69への突っ込みだけ
もっとも、鏡の精霊が何故、付喪神と同化してまでユウレン王宮に留まろうとしたのか。
そこから考えれば、答えは自ずと導き出せるだろうが]
― 天輪湖 ―
なーんか嫌な予感するわねぇ。
[登りきった。おそらく到着は最後であっただろう。
迷うことなく咆哮の元を見る、湖の中央にある小島の上空にいる竜。
虹色に煌めく銀の鱗]
あれが噂の天龍か…この目で見ることになるとはね。
でも何に苛立ってるのかしらね。
何かされたのかしらね?
怪我…空腹…産卵…または子供を守ってるとか?
[適当にありえそうなものをぶつぶつとつぶやきつつ、その天龍の力より生まれたちび天龍を嵐激の人やアレクが攻撃しても増える様子>>24>>26とかを見たりしつつ]
…めんどくさいわね
[捕まえるというのにげんなりした]
― ユウレン王宮・渡り廊下→ ―
[木精の作り出す蔦を縄代わりにして、衣桁をふん縛って隅に放置しておいた。とりあえずはこれで何とかなるだろう。
欄干越えて庭の方の二人に気づく事はまだなく。泥だらけのコートを畳んで、誰かに預けようと女官を探した。]
ノーム。さっき私が寝てる間、お兄さんが言っていた言葉覚えてる?
[捜しながら内に問いかけると、しっかり聞いていたらしい土精は聞いていたこと全て答えた。珍しく素直に話すのは、今現在宿主とその夫の仲が拗れている事にわりと機嫌が良いからだとか。宿主に言いはしないが。
義兄になるはずだった人の恋模様は、噂だけでしか聞いてない。そも王宮で彼についてはなかなか噂話すら聞かない。
どういう人だったのか、カークに聞いたことはありある程度は知っていたが、親友だと言われていた義兄には一切聞いたことはなかった。]
兄弟で同じこと……。
ライヒ様たちを引き裂いて、死なせたのもお兄さん…?
[ある意味、と言っていたから直接要因ではないのだろうが。何故?
と疑問符浮かべていたら女官を見つけ、コートを洗うように預けた。王の大事な品だからと言うと、恐縮したようだったが。]
うん、僕も気になるけどね。
かくミンの方がずーっと気にしてるみたいだから。
[伸ばした妖力の糸は天輪湖まで付いて行った、探索用の小蜘蛛と繋がり。
瞳に見ている光景を、耳に聞いている音や声を届けた]
うわー、天龍が暴れてるよ。
小さな分身作って皆に襲わせてるみたい。
あ、切ったら分裂した。
[見聞きする光景を口にしながら、楽しげに表情を変える]
[煙や霧や雲をよんでも吹き飛ばされては叶わないし、風を呼ぶのも難しいため選択した水の鞭で狙いを定め、振るうと、予想外だったのか何匹か捕まえて]
ちょっと、力を貸してね。
[エレからもらった、藍色に輝く竜の鱗に触れる。これに宿る力は岩。
その力を引き出すよう呪を紡ぎ、簡易的な岩の鳥かごをつくり、そこにちび天龍を放り込んだ]
/*
正解は、
『取り持とうとしたら、反体制派に利用された』
『禁呪発動時の連携判定に失敗して負荷を全部押し付けた』
の二本です。
[なんだと]
何気にここが、メル君がかー君に抱いている負い目なのでした。
さっきほど上手くいかないわね。
[不意打ちだったから成功したのか、とりあえず捕まえたのを岩の鳥かごに放り込んで、水の鞭をしまい。トランクを開ける]
[トランクを空け、筒状のものをだし、影を投射する。
あちらも実体はないのだろうが、こちらも実体がなく、天龍がちび天龍を操るように...は影を操り、ちび天龍をのみこみ、またはがんじがらめに捕らえていって]
あー、そろそろこっち見つかったかしらね
[できるだけ隅っこでやってるつもりだったが、そろそろ標的になりそうだなーとおもいつつ、岩の鳥かごにまた放り込んだ]
― ユウレン王宮 湖上庭園 ―
『封印は、楽しくないわよー。
今はこうやって走り回れるけど、王宮からは出られないしねぇ。
でも、それが『盟約』だから、仕方ないわー』
[>>+74 大変、と言われても、返す言葉はどこか軽い。
天輪湖の実況>>+75を聞いても、表面上は特に変わった様子も見せず]
『あー、やっぱり天から来てたのねぇ……それもあって各務さん、引き摺られたのかしら。
草履ちゃんも、あっちに引っ張られてたみたいだし』
[ぽつり、と呟いた言葉も妙に他人事風味だったのだが。
噛み付かれてる、との報せ>>+76に、少しだけ、眉が寄った]
『……仕方のない子ねぇ。
誰に似たのかしら』
[ぽつり、と紡がれるのは、そんな呟き]
でも今聞くのはなぁ…。
[気にはなる。が、何かと義兄周りも忙しい。
ふと、ウェルシュなら知ってるだろうかと過ぎって、思いっきり顔を振った。無理そこは無理。聞けない。
義兄に問うのは騒動が終わってからだろうかと思い、わりとぼんやりしているとノームからの警告が入った。
あわてて剣の柄を握り締め周囲を見回すと、ごおっ、と何やら大きなものがすぐ傍を通り過ぎて行った。]
[空中より飛来するようにくるちび天龍をトランクで弾き、横合いから爪をだして突っ込んできたちび天龍の攻撃を伏せてかわすが、その際髪を数本もってかれる]
女の髪を切るなんて…サイッテーね
[何が神格だ。と吐き捨てるようにいって]
………寝台?
[要はベッド、が列を成して、ふよふよと並んで飛んでいた。大きな集団が列を作って飛ぶ様は、わりと迫力があり。]
…………。
[顔が乗ってみたいと言っていた。]
― 天輪湖 ―
……っせい!
[気合と共に槍をくるりと回転させる。
不意打ちの挙動は、小天龍の隙を誘ってクリーンヒット。
そのまま、眼下の力点へと落とし込む。
先に噛まれた傷が深かったのか、力が上手く伝わりきらず、思っていたよりも巻き込めはしなかったが]
……あ、やべ。
[勢い良く振り回したため、傷口から溢れた紅が腕を伝って槍にまで達する。
……何故か、そこに達した紅は、そのままどこかに消えていたりするが、当人一向に気にしちゃいなかった]
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なんなんだろーなあ、これw
引きがステキすぎてね、うん。
隠し設定違和感なくぽんぽん投げ込めるんですが。
いや、この後かー君使う機会ないから、出し切れるなら重畳なんだけどさ!
[が、それも一番最後の寝台を見るまでだった。
わりと貫禄のある大きな寝台が、行進よろしくふよふよと最後を飛んで行く。その見覚えのある寝台に慌てて]
やだなんでうちの寝台まで!
[とか言うが、おそらく一番古いのはコレなんだからあるいみ当然といえば当然なのだが。
人目にそれが晒されるのは何だか恥ずかしく、止めるべく後を追っていった。]
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