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見物人達が村を立ち去りました。
集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。
人狼なんて本当にいるのだろうか。
もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
どうやらこの中には、村人が4人、占い師が1人、霊能者が1人、守護者が1人、聖痕者が2人、狂信者が1人、智狼が2人、恋天使が1人含まれているようだ。
薔薇園芸家 ローゼンハイムが「時間を進める」を選択しました
/*
はて、タチアナ襲撃は場所どこにしよう。
タチアナの部屋か、それ以外で話出来る場所?
嵐の中での襲撃だから、外はちょっと無理かなぁ。
…あ、礼拝堂良いかも。
村民 ディルドレは、吟遊詩人 セルウィン を能力(占う)の対象に選びました。
― 二階廊下・部屋D前 ―
[>>5名前を呼ばれると、安心したような笑みを浮かべる。
人見知りな自分にとって、仲の良い彼女が居てくれる事の、
どんなに心強い事か。]
うん
お昼には、師匠と一緒に…
シュテラちゃんは、今、きたの?
薔薇園の、ご招待だよね
[このタイミングで来るのなら、
おそらくそれだろうと推測して言う。]
[イェンスの動きに注意を払う余裕がない。
持ってきた袋を再びしっかりと握りなおして、きたばかりの方へと体の向きを変えた。]
――あんたは、ジャンでしょうが!
[とりあえずそこだった。
思い切り怒鳴った後で、溜息を吐いて、頭を抑える。]
まだふざけたこと言ってるんだったらさっさとお帰り!
…と、そろそろ、こっちも用意しとくか。
[ 薔薇のお披露目なのだから、庭での軽食も予定に入っている。
食べやすいように、と一口サイズのサンドイッチと好みで具を乗せられるカナッペを用意しておいた。量も具の種類も幅を持たせてあるから、要望があれば夜食にも使えるはずだ ]
ん、とりあえず、こんなものかな。
[ 今日は屋敷の使用人は出払っていると聞いている。だから、あまり給仕に手のかかるようなものは用意しなかった。タンシチューだけは暖かいものを出したかったが、その程度なら自分一人でもなんとかなるだろう ]
―部屋 I―
よ、と。
[部屋に入ると手近な場所に荷物を置く。
そして、窓を見ると。]
……雲行きが怪しいな。
[来る時よりも曇の色が濃くなった空の様子に眉を潜める。
窓へ近づき、それを開放する。]
こりゃ最悪大雨になるな。
[肌などで感じる湿気の呟きを零しながら、窓を閉めたので、
メイドと少女、二人の姿は見なかっただろう。]
…もしかしたら『場』ってのができるかもしれないな。
[仲間内から聞いた話。
実際に遭遇したことはない。
だが、あまりいい話を聞いたことがなかった。]
― 二階廊下・部屋D前 ―
うん。タチアナ様が訪ねていらしたりもしてて。
そっか。じゃあそっちの新作もお披露目があるのかな。
[賑やかな階下を他所に、ここでは穏やかな立ち話。
それぞれの同行者は通りすぎた後か、まだ階上にいたか]
私もフィオンと一緒。演奏の依頼もいただけたから。
仕事用とか馬鹿げたこと言うんじゃない!
だいたいなにをしてるの、その化け物みたいな顔は。
女みたいに化粧なんてするからそういうことになるって覚えておきなさい!
――まともな格好をしてきなさいって書いておいたのは読まなかった?
[ゾフィアやセルウィンに申し訳ないと、そこまで言ってからようやく頭を下げる始末。]
人様に迷惑をかけるんじゃないよ!まったく…。
……そもそも。
あの時、ほっといてくれりゃ良かったんだよ。
俺は、望んで、なかったんだから。
[階段の横に一人きりになると、小さく呟く。
何を望んで、何を望まなかったのかは、口にはせず。
冥い想いを振り払うように、軽く、首を振った]
― 二階廊下・部屋D前 ―
タチアナちゃん、っていうと
この屋敷のお嬢さんよね
[>>17友人の出した名前に、そっか、と頷く。
賑やかな階下の喧騒は届かなかったのは、
運が良いといって良いのかどうか。]
うん… すぐにって訳にはいかないけど
あのね、新しい薔薇で、作ってくれって言う依頼が、
師匠に来たから、それが 出来てからになると思う
[自分もそれが楽しみだったので、表情はやはりの笑顔。]
だったらさっきの演奏は、フィオンさんなのね
どおりで上手…
[一度、ちらと天井をみあげたけれど、
別に何が見えるわけでもなかった。]
― 二階廊下・部屋D前 ―
タチアナちゃん、っていうと
この屋敷のお嬢さんよね
[>>17友人の出した名前に、そっか、と頷く。
賑やかな階下の喧騒は届かなかったのは、
運が良いといって良いのかどうか。]
うん… すぐにって訳にはいかないけど
あのね、新しい薔薇で、作ってくれって言う依頼が、
師匠に来たから、それが 出来てからになると思う
[自分もそれが楽しみだったので、表情はやはりの笑顔。]
だったらさっきの演奏は、フィオンさんなのね
どおりで上手…
[一度、ちらと天井をみあげたけれど、
別に何が見えるわけでもなかった。]
[そして、このタイミングであえた、
大事な一番の友達に、
ちょっとソワソワしながら、報告する。]
… あ、あのね、シュテラちゃん
聞いて欲しい事があるの
私もね、新作の薔薇で、
匂い袋作ってみろって、言われて
それで師匠が合格をくれたら、
私も、お仕事うけられるかもしれないの
― エントランスホール ―
[とりあえず母らしき人物とジャネット、ジャンと呼ばれた人物のやり取り、言動を見て、相手がオカマであることは把握した]
……なんて言うか、派手な人ね。
[服装のことではなく、第一印象での話。
賑やかとはまた違う、あまり良い印象ではないような言葉ではあった]
ああそうだわウィニー。
貴方も部屋確保しなきゃならないんじゃない?
今見た限りじゃ定員オーバーってことにはならないだろうけど、早く確保して来た方が良いんじゃないかしら。
[ジャンの言葉>>21を聞いて思い出したようにセルウィンへと問いかける。
女性>>22が頭を下げる様子には、「いいえぇ」と返すに止めた]
― 二階・階段近辺 ―
…………。
[音楽家、という稼業上、耳はいい。
聞き分けやら何やらには自信がある。
あるだけに。
階下の混沌は、何となく把握できた。
できたから思った]
触らぬ神になんとやら……ってヤツかな!
[どんな認識か]
化粧なんてしてくるなって言ってるのがどうしてわからない…!
[なにがどうしてこうなったのか。
まともに育てたはずだったのにと、やっぱり頭痛を覚えたりもするのだった。
一つ、溜息。
それでも化粧を直しにいくのをとめることはない。が。
イェンスを目ざとく見つけては目をつけるなんて、さすがに考えていなかった。]
/*
嵐の描写とかどないしよ。
崖崩れはきっと明日で良い。
出来れば今日のうちに襲撃はしておきたいんだけどにゃあ。
一人だけ時間軸進めるか。
タチアナの人は寝たっぽいから、ゆっくり考えられはする(笑)。
―二階 階段付近―
[とりあえず、出てきたのはいいものの、
階下は混沌としている様子がこちらでも分かる。
…なんとなくであるが。]
馬鹿な息子が邪魔をして申し訳なかったね。
存分にいちゃつけるようになるといいけど。
[ゾフィアとセルウィンは恋人同士なのだろうと思い込んでいる。]
……一体何がどうしてああなったんだか。
[と、ジャンを見ると。
なんだか一咆哮を見ている。
あ。と小さく声をあげた。イェンスは大丈夫だろうか――あとで詫びなければと真剣に考えている。]
― 二階・部屋D前 ―
わぁ!
エレちゃんもこれで一人前と認められるのね。
[合格をもらえたら、という話だが。
そうなるのを疑っていない様な笑顔だった]
[――もしこの時のことを誰かに語る機会があったならば、こう言うのだろう。
驚きとか嫌悪感とかそんなちゃちなものではない。
もっと純粋な“恐怖”というものを、この時味わったのだ、と]
― 二階廊下・部屋D前 ―
ピアノかぁ
いいな、いつか、フィオンさんを抜いたりして
[なんて、と小さく笑う。
薔薇の香りやプロだもの、という言葉に、
彼女が馳せる思いには気付かず、こくこくと頷いた。
>>38疑わない笑顔に、へへと嬉しそうな笑顔を浮かべる。]
うん、
それでね――、
[幼馴染の事も、言おうと思ったけれども。
>>23開いた扉には気付けなくて、
>>35彼が階段へ向かう際に姿を見かけたので、
一旦言葉を止め、ぺこっと頭を下げた。
彼が気付いたかは解らないけど。]
[ ディルドレの笑顔を見て、ようやく硬直が解ける ]
ディルドレ、あなたも招待されてたんですか?
[ こちらも笑みを浮かべて、問いかけた ]
/*
つーか、この空気はwwwwwww
なんというwwwwwwwwwwww
ここからどう、シリアス展開に持っていくのかwwwwwwwww
―― 一階 → 二階:階段付近 ――
[ 二階に至る階段を間もなく昇り切るところで すぐ近くから複数の声が聞こえ、相手の姿を見る前に足を止めた。身を屈め首を伸ばして顔の上半分を覗かせ、傍から見れば怪しいことこの上ない格好でそっと窺い見る。]
―― 一階 → 二階:階段付近 ――
[ 二階に至る階段を間もなく昇り切るところで すぐ近くから複数の声が聞こえ、寸前で足を止めた。身を屈め、首を伸ばして顔の上半分を覗かせ、傍から見れば怪しいことこの上ない格好でそっと窺い見る。]
/*
>>49
前言撤回こええええええええええええええええ!
でもかわいい
なにこの
複雑気分
ジャンかわいすぎる
さすがといわざるをえない
[かわいそうな生贄となった引きこもりイェンスの方は見ないでおいた。
もしかしたら引きこもりに磨きがかかるかもしれないが、今はそっとしておくしかないと思っていたわけで。
トールへと視線を向けなおして、笑う。]
そう。
トールも招待されていたんだね。
ということはかなり食事に期待ができそうだ。
[とても嬉しそうだ。
癒されていると言っても問題はない。]
もしかして、もう作っていたのかい?
[見えた頭に無言で一枚トランプを投げつけた。
なんとなく見ちゃいけないような気がした。
まぁ、避けようと思えば避けれるくらいには加減したけど。]
― 二階廊下・部屋D前 ―
[>>47先を促されると、改めては言いにくそうに]
あ、うん
あのね、
それを、幼馴染のお友達のイメージで、
作ってみたいな、って 思ってて…
でも男の子だし、今更だし、
よ 喜んでもらえるかなあ? とも 思ってて…
[言っている間に、言おうと思っていた事よりも、
言葉が付け加えられてしまって、
どんどんと声も小さくなってしまった。]
収拾つけるの大変そうだけどな。
[気にすべきはそこなのか、と突っ込みが入りそうだが。]
フィオンか。
短い間かもしれないがよろしく。
[に、と笑った。
ちなみに飛んでいったカードは]
― 二階 客室J ―
もぅ、そんなんじゃないのに…。
そんなんじゃない、わよ…。
[駆け込んだ部屋の中、呟くように言葉を紡ぎながら、ベッドへと倒れ込む。
ちら、と瞳が向くのは口の閉じられた荷物のうちの一つ。
その中に大切に仕舞われている物を思い出しながら、ゆっくりと瞳を瞑った。
お腹が空いたり食事の誘いが来たり等、何かが無い限りはしばしそのまま休むこととなる]
― 二階廊下・部屋D前 ―
幼馴染?
[村でそうした存在を見た覚えはなく。
きょとんとしながら聞き返す]
うん、でもいいんじゃないかしら。
男の子だから使っちゃいけないなんてこともないし。
[続いて勢いよく階段を上る音を聴いた辺りで、漸く我に返った。
そろと辺りを見渡す。吟遊詩人の青年はまだ取り残されていただろうか。
声を掛けることは勿論無いし、逆に挨拶されても基本は無視するのだが。
階段を見る。
が、今しがたそれを上っていった恐ろしいものと再遭遇してしまう可能性を考えると、部屋にも戻るに戻れない]
― 二階廊下・部屋D前 ―
あれっ?
ゾフィヤさ 、ん ?
[>>54どすどすと部屋に向かう様子に、
ぺこと頭を下げたけれど、
原因などは知らないので、彼女に送った視線は、
不思議そうな、驚いたような表情だったろう。]
… ?
― エントランスホール ―
それは本当に楽しみだ。
まだたくさん持ってきたんだけど、トールが来るとわかっていたらもっとたくさん……それこそジャンにでも持たせたんだけどねぇ。
[持つかどうかは別として。]
さすがだねぇ。
……。本当、爪の垢でもジャンに飲ませてやりたいよ。
[しごく真剣だった。]
──…ん、ぅ…──
[休息のために意識を落とした刹那のこと。
何かが目覚めるような、極々小さな呻きが零れる。
それは声とも聲ともつかぬもの。
同族へ伝うにもまだ足りぬくらいの小さなもの]
― 二階廊下・部屋D前 ―
それに使う機会が無かったとしても。
エレちゃんが大事に思って作るんだから、とても素敵な香りになるもの。
喜ばないなんてこと、ないと思うわ。
[その幼馴染がどんな人物か知らないから。
エレオノーレは緊張からそう言っているのだと思って。
一般論的な答えを返しながら、力づけるように微笑んだ]
― 二階廊下→客室L ―
[なにやら知り合いらしき二人の様子に、若草色を一つ、瞬かせ。
それでも、荷物を置きたい、というのがあったから、突っ込みはいれずに廊下を進んだ。
部屋の前で話し込むシュテラたちの様子には、ほんの少し笑みを浮かべ。
部屋確保に行くから、とだけ声をかけて、滞在時には大抵使っている部屋へと足を向けた]
数年ぶりに今日、帰ってきた所だよ。
[とりあえず、女言葉がとれた事にホッとした。
とりあえず近況とか話しながら洗面台を奨めただろう。**]
― 二階廊下・部屋D前 ―
うん、私も最近、会ってはなかったんだけど
ちょっと あって。
[>>61疑問の声に、一つ頷いてそう言って、]
そうかな
そう かな
[>>68彼女の素直な応援に、
沈みそうな思考は一気に浮上する。
いつもいつも助けられている気がして、
また、申し訳ないなぁとも思い、
いつか私も、彼女を助けられたらと思う。]
… シュテラちゃん、ありがとう
がんばろうってきもち、もっと強くなってきた
ありがとう
― 二階廊下・部屋D前 ―
うん、私も最近、会ってはなかったんだけど
ちょっと あって。
[>>61疑問の声に、一つ頷いてそう言って、]
そうかな
そう かな
[>>68彼女の素直な応援に、
沈みそうな思考は一気に浮上する。
いつもいつも助けられている気がして、
また、申し訳ないなぁとも思い、
いつか私も、彼女を助けられたらと思う。]
… シュテラちゃん、ありがとう
がんばろうってきもち、もっと強くなってきた
ありがとう
そりゃ、今は崩れているから酷い顔に見えるだけだよ。
ああ、それは良いタイミングだった。
僕も今日帰郷したところなんだ。ローゼンハイムさんのお招きに預かれるとは思ってもみなかったけれど、君に会えるのはもっと予想外だったな。
[ 化粧や服装は無論、髪も短かった約10年前。親友の目に、今の己はどう映っているのかと、さして深く考える素振りすらない。
彼の説得にも、化粧を直せば見違えるのだとの主張の一点張り。自ら折れることはなく、荷を抱え直して堂々とした足取りで客室の一つへと向かっていくの*だった*。]
あ、フィオンさん
[>>71声をかけられ、ぺこりと頭を下げて見送る。]
?
シュテラちゃん?
[>>73そして、呆然としている友人の姿に首を傾げた。]
賭博師 ディークは、ここまで読んだ。
― 二階・客室L ―
[二階の外れの部屋は、先客がいない限りはいつも使う場所。
この村に『保護』され、師の下に向かうまでの間宛がわれていた、という事もあり、自分としても馴染みは深い]
……は。
ったく。
[部屋に落ち着くと、口をつくのはため息。
鞄を置いてベッドに腰を下ろし。
ほんの少し襟元を寛げて、幾度か触れていた部分に若草色を向ける。
そこにあるのは、一見して刃物でつけられたとわかる、傷痕一つ]
……ほんとに。
広げたくないってんなら。
あの時……あのまま、死なせときゃよかったんだよ。
[ぽつり、と呟いて、傷痕に直接手を触れる。
15年前、自ら刃を宛がった名残りは、どことなく、冷たく思えた。**]
トールの腕が良いからだよ。
足りなくなったらいつでも好きな時に、とっていっていいんだよ。
[特別扱いをさらりと告げて、嬉しそうに頷く。
しかし、先程のアレのことを聞かれて、肩を落とした。]
はっきり化け物って言ってしまってもいいんだよ。
まともな格好をしてこいと伝えたんだけどね……。
[溜息を吐いた。]
まぁアレはそうそう村に戻ってくるわけじゃあないけど……
迷惑ばかりかけるからねぇ……
―一階廊下―
[暫し後に、目に止まったのは背後の礼拝堂。
神に祈ることなどしないから普段は滅多に寄り付かない場所だった。
近くで話している二人には目もくれずに廊下を進み、中へ入った。
周囲の声や物音が止むまでは、そのままそこに籠っていたことだろう**]
― エントランスホール ―
[ 母としての嘆きを聞けば、眉を下げる ]
何があったか知らないけど、あなたを悲しませるようなことをするなんて…
[ それ以上は言葉を見つけられずに、首を振った ]
迷惑なんて、あなたのせいじゃないでしょう?気に病まないで下さい。
俺には、出来る事もないかもしれないけど。
そうだ、料理のリクエストは無いですか?せめて美味しい物で元気をつけてくださいよ。
[ 何とか、気分を浮き立たせようと提案する。ディルドレから何か好物を告げられたなら、すぐにそれをメニューに加えるつもりだ** ]
― 二階廊下 D部屋前 → 客室A ―
[友人に不思議そうな視線を送っていると、
我に返った友人から、何か事情は聞けただろうか?
その後も話をし、
区切りがついたら匂い袋へのやる気を思い出したのか。]
よおし… 私、
もう一回、イメージメモを、整理してくるね
[言って、きびすを返しかけて、ふと、視線を友人へと戻す。]
あ そうだ
あのね、
上手く出来たら…
私が、一人前だって認めてもらえたら
一番に、シュテラちゃんに似合う香り、
作らせて欲しいな… 贈り物として。
[もちろん依頼などという形ではなく。
彼女は受けてくれただろうか?
小さな笑みを残した後、ソワソワとした表情で、
向かったのは*借りた部屋*]
こちらこそ、いつも嬉しいよ。
トールの料理は全部美味しいからね。
[信頼しきった言葉を告げる。
それから、迷惑をかけた一人であるイェンスを見ようと思ったが、既にそこにはない。
苦笑して。]
トールがそう言ってくれているだけで、嬉しいよ。
[言葉の通りの顔を見せる。
トールにはよく見せる顔。昔はジャンにも見せていたが。]
それにね。
私はトールの料理は全部好物なんだから。
……ありがとうね。
[礼の言葉にもしっかり心は篭っている。
それから、逆に尋ねる。]
トールはもう、ローゼンハイムに会ったかい?
部屋も借りなきゃいけないし、私は上に行くけれど。
[トールはどうするだろうかと、様子を伺った**]
― 眠りの最中 ―
───…んぅ、ごは ん…───。
[紡がれた聲、寝ぼけたような、どこか幼さの残るもの]
ごはん、の、じか ん…──?
[それだけを紡ぎ、聲は一度途切れる。
しっかりと目覚めることが出来るのは、もう少し先───『場』が出来てからのこと]
― 部屋に篭ってしばらく後 ―
……おなかすいた。
[結局目を覚ましたのは空腹からだった。
ベッドから起き上がり服の皺などを取って。
階下に降りれば食事にありつくことが出来たか。
人形の話をすると約束した少女と落ち合えたのはその後のこと。
あちらも片付け等があったため、それが終わってから話をすることとなった]
エントランスに飾ってる人形のことだったわね。
そうね、折角物があるんだし、あれを使いながら説明しようか。
[エントランスホールへと向かい、一度人形を全て持って近場の礼拝堂へと移動した。
広間に行かなかったのは、他の人が寛ぐのに使うと思ったため]
― 礼拝堂 ―
これは『幻燈歌』って言う詩を基にして作ったものなの。
聞いたことあるかしら?
[訊ねながら、人形を一つ一つ礼拝堂の椅子に並べていく]
人狼の御伽噺、って言った方が聞き覚えあるかもしれないわね。
この耳と牙、尻尾が付いているのが『月のいとし子』…つまり人狼ね。
蒼と朱の華を持ってるのが『神のいとし子』。
この二つが神のいとし子を支える『見出す者たち』。
こっちは『影の護り手』って言うんだけど、片方は月のいとし子から周囲を護り、もう片方は月のいとし子を護るの。
[先ずは簡単に人形の説明をして。
『幻燈歌』の詳細を訊ねられれば詩を口ずさむ。
この時既に外は荒れ模様だったが、礼拝堂の中はとても静かな空気に包まれていた]
[眠りから醒めてからずっと、意識は狭間を彷徨う。
今、少女──タチアナに人形の説明をしていたのは果たしてどちらの意識だったのか。
目覚めの切欠は屋敷の正面で起きた崖崩れの音。
赤い世界で意識がはっきりと覚醒する]
ん……ごはん、たべなきゃ。
[幼い声は鈴の音のように響いた]
───ねぇ、あなたはこの詩が現実に起きるとおもう?
[遠くない場所で起きた崖崩れ。
ここまで音は届いていたかどうか。
それと同じタイミングで、ゾフィヤは少女に唐突に問いかけた。
問いの刹那、少女は薄暗闇に浮かぶ一対の深緋の光を見ることとなる──]
ごはん、ちょうだい。
[聲として、声として。
紡がれた音は少女に届いたかどうか。
伸ばされた腕が黒緑の毛並みに覆われ、少女の喉を裂いた。
先ずは声を奪い、更にはその小さな身体を押し倒して。
零れ落ちる紅を啜り、柔らかな肉を食み、空かした腹を満たしていく]
[荒れる天候、一際大きい雷が落ちた。
風も強く、その音に紛れ多少の物音は掻き消えてしまう。
礼拝堂での異変は、周囲には伝わらない]
んむ、んっく。……ふぁ。
おいし。
[全身黒緑の毛並みに覆われた姿で、少女の胸を裂き腹を裂き、その中身を食らっていく。
徐々に欠けて行く少女の身体。
聲は甘く、楽しげな色を含み。
同族に十分届く音を紡いでいた]
[持ち出した人形がエントランスの棚に戻ったのはいつのことだったか。
最初に飾られたのと同じように、それらは綺麗に並べられている。
───否、一つだけ、違うところがあった]
[飾られていた人形のうちの一つ、幼い少女を模した物が喉と胸、腹を裂かれて棚の下に転がっている。
裂かれた部分には点々と赤黒いものが付着し、見る者に言い知れない予感めいたものを与えることと*なるだろう*]
うふふ、また『場』ができたのね。
ひさしぶりのごはん、おいしかった。
[この屋敷に集まった者の中には該当しない聲。
幼さを残す聲が赤い世界へと響き*渡った*]
放浪小説家 アデルは、放浪小説家 アデル と 賭博師 ディーク を能力(結ぶ)の対象に選びました。
客室H
[ディークと連れ立って部屋探しへと向かい、互いの部屋が決まれば一度分かれた]
しかしながら。
[荷物を置きながらここに向かう途中のことを思い出す。
照れた様子を見せるディークや、ディークとの会話の間はどこか一歩引いているトールの様子など、
いろいろ思うところがないわけではない。普段それが表にでることはめったにないことだが。
思考は移り、トールの作る料理のことや、真実の愛を探すとかいっていたディークのことへ]
愛か…、恋とは似て非なる…、
難しい問題ではあるな。
[呟く言葉は決して自分が書く本のことだけではなかった。
そっと手にしてた本の背表紙を撫でる。
ファンタジー世界での冒険ものを描いたそれには、恋愛模様も描かれたりはしていた。
でもどこか、自分でもうまく書ききれていないことを感じてはいた.
でもどこか、心に暖かいものを感じてはいる]
[気づけばあれこれと長いこと考えこんでいて廊下の喧騒にも気づけなかった]
少し休むか。
[適当に上着を脱いで楽な格好になると、鍵もかけずにベッドに横になった。
女性としてはいろいろと問題はあったかもしれない]
さて、難しい問題だ……
[いろいろと積もること、考えることがあれば目を瞑っても完全な眠りには*落ちずにいた*]
― 二階・客室L ―
[古い痕をしばし見つめた後、小さく息を吐いて、寛げた襟元を正す]
……ま、あの時と同じようなことなんて、そうそう起こるものでなし。
[そんな呟きで、一先ず自分を納得させ。
ゆっくりと立ち上がり、窓辺に寄って、空を見上げる]
しかし……天気、思わしくないのかね。
[陰りを深める空の様子に小さく呟く]
お披露目前にこれとか……そういう間の悪さはさすがと言うべきか、薔薇の御仁。
[微妙にどうとでも取れる評価を下した後、目を閉じて]
Ein stiller regnerischer Klang, der Leitung fragt.
Ich sehnte mich für die Vergangenheit und schloß nur meine Augen.
[ごくごく小さな声で、歌のようなものを口ずさむ]
Wird mit dem Öffnungshimmel, einer negativen Farbe, befleckt.
Ich strebe die Zeit an, als ich mich nicht verändere….
[もっとも、それは最初の数節で途切れ、最後まで歌いきられる事はなく。
その後もしばし、物思う体で佇んでいたものの。
食事に誘われるのであれば、いつもの態度に素早く切り替えて応ずるが。
逆に言えば、呼ばれない限りはこもっている事、必定。**]
― エントランスホール ―
[常ならば、>>0:540新しい詩は増えたかと目を輝かせてされた問いに頷いたり、悔しげな顔を見せる彼女に更に笑みを深めたり。
>>0:546食事は好きにするからとタチアナに言ったゾーイに対して料理は俺がするからとか、そんなことを言ってたりしたのだろうけれど。
闖入者>>0:539の姿は、それらすべてを真っ白に塗り替える力を持っていた。
>>0:552化け物という叫びにも失礼だと窘めるべきなのだろうと思いつつ身動きが中々取れず。
>>1闖入者からの自己紹介を受け、ようやくぎこちなく頷くことに成功した。]
あ…は、はい。
私はセルウィン・C・フェザーと申します。
どうぞお見知りおき下さい。
あ、と……ゾーイ。
…大丈夫か?
[最後付け加えられたウィンクも中々の破壊力ではあったけれど、何とか体裁は保ったままに笑みを形作り。
いまだ固まったままのゾフィヤに視線をちらと向けると、軽く肩を叩いて声をかけた。
なんとか気を取り直した様に自己紹介したのを見て、小さく息を吐こうとして。]
ジャン?
[怒鳴り声のした方に視線を向けると、先程通りすぎたはずの女性>>8の姿があった。
どうやら親子らしい二人のやり取りには下手に口を挟むことは無かったが、ジャンだかジャネットだかから同意を求められ。>>15]
いや、その…ねぇ、と言われましても。
そちらの事情は解りませんので、なんとも言えないのですが。
[なぁ、というように同じく戸惑っているだろうゾーイと顔を見合わせて困惑の色を見せた。]
あ…ど、どうぞ、ごゆっくり。
……おや?
…あんなところで何をしているんだろう。
[ゾーイの忠告でようやく自分の形相に気付いた彼?>>21が驚愕の声をあげ、慌てて化粧直しに向かうのにはどこかずれた言葉をかけて。
無意識にその背を見送りかけた視線の先、壁にへばりついた少年の姿に気付いた。
話には聞いていたが今まで会ったことが無いためにその少年がローゼンハイム氏の義理の息子であるとは解らず、首を傾げたのだが。]
…え?あぁ。
そうだな、なんというか…すごい方だな。
あぁ、いえ、謝らないで下さい。
別に、何かされたわけでもありませんし。
[ゾーイの呟き>>30に意識を引き戻され。
ジャンの母親らしき女性からの謝罪>>22で視線を彼女に移したせいで、その少年がジャンに目をつけられたことまでは知る由も無かった。
ゾーイから、部屋を確保してきたらと言われると、そうだなと頷きかけたのだが。]
…いや。
ここは結構部屋数があるから、急がなくても大丈夫だよ。
寝られるならどこでも良いから、余った部屋に入れてもらうさ。
ま、ゾーイの部屋の隣が空いてたらそこにするつもりだけど。
[軽く肩を竦めてそう言った。
ジャンの行ったすぐ後で行くのはちょっとな…という気持ちも少しはあったが。]
いえ、邪魔ではありませんから。
[>>37どうやら誤解しているらしい女性から改めて謝られると、軽く苦笑して頭を振る。
小さく愚痴って恐らく息子に視線を向けたのだろう彼女が小さく声をあげたので彼女の視線の先を向きかけたが、すぐにその顔が綻んだので首を傾げ。]
あの、どうかなさい…
[ましたか、と言いかけたところで横から抗議の声>>44があがり。
隣の黒髪を視線だけでちら見し、これは俺でも誤解するよなぁ…と内心苦笑を零した。
案の定誤解したまま微笑む女性>>48に、こちらから訂正しようとしかけたところで。]
…あ。
……ったく、変わらないなぁ。
[>>54否定の声を残してそのまま二階へと駆け上がっていったゾーイを苦笑で見送って独りごち。
共にこの場に残った女性と、彼女の知り合いらしき青年に向き直ると、軽く頭を下げた。]
お騒がせしまして申し訳ありませんでした。
えぇと…失礼ですが、お名前をお聞かせ頂けますでしょうか?
[誤解を解くよりも謝罪を優先し、ふと名前を伺っていなかったことに気付き。
先程名を名乗った時にいなかった青年にも自己紹介してもう一度頭を下げた後、自分もその場を辞して二階へと向かった。
途中すれ違った相手には初対面でもそうでなくとも、呼び止められない限りは笑顔で会釈するだけで留め。
空いている部屋を選んで、荷を降ろすと少し身体を休めようと横になった。**]
―→家人私室―
[幸いにして、部屋に戻るまでの道で件の者と再会することはなかった。
まさか部屋まで来るとは思わなかったが、いつも通り扉に鍵を掛けた後も暫く眠れない程度には警戒していた]
いつまで居るんだ、あいつら……
[広間からの声、厨房で会った幼友達、エントランスホールの者たち。
いつもと比べても多い客は、少なくとも外から聴こえる風雨が止むまでは帰ることはないだろうとはわかっていた]
間悪すぎ。
[苛々としながらも目を閉じれば次第に微睡み、崖が崩れた頃には、完全に眠りに落ちていた。
先までいた礼拝堂での一件など、当然気づくはずもない]
ん……
[眠りの中でふと眉を寄せることはあったが。
目を覚ます程ではなく、身体に何らかの変化が現れることもなかった。
だから目覚めた後も思い返すことは恐らくない]
―→礼拝堂―
[眠りについたのは早い時間だった為、目覚めたのも早い時間だったのだろう。人の気配はなかった。
だから今のうちにと、大浴場に向かっていた筈なのに。
傍らの人形には視線すら向けなかったのに。
礼拝堂の扉が僅かに開いているのを、見てしまった]
あ……
[それだって無視すればよかったのに。
微かに漂う異臭の所為だったのか、或いは覚醒し損ねた因子が引き寄せでもしたのか。
中を覗いてしまった]
[構われるのは煩わしいと思っていた。
放っておいてくれないなら、居なくなればいいと思ったこともあった。
けれど]
……え、……な、これ、
死んで、……え?
[命を奪いたいほど憎んでいたわけではない。
それすらも今更気がついたことだった。
乾いた喉から出るのは唐突すぎる別れへの引きつれた疑問符ばかりで、
一度でも悲鳴を上げなかったのは幸だったのか――不幸だったのか]
[暫し呆然と立ち尽くしていたが、こちらに近づいてくる足音を聴いて我に返り、
同時に強張った]
[……マズい]
[ここにいるのを見られたら、疑われてしまう]
[本来ならその誰かに知らせるべきだったのだろう。
けれど真っ先に浮かんだのは保身。
物の少ない礼拝堂の中を見渡して、神像の台座の陰に身を潜めた]
[然程大きな台座ではないから、少しでも動けば身体が見えてしまう恐れがあった。
腕を抱えて必死に震えを押さえ込み、歯が鳴らぬように噛み締める。
今や義妹を殺されたことに対してよりも、今見つかってしまうことへの恐怖心が強かった。
あの嵐の日、猫と義妹を守ろうと駆け寄った“兄”など、きっともう何処にも]
[そして気づくこともなかった。
隠れた後に幾つか聴こえた足音の一つが義父であったことも、
彼が一瞬、神像に鋭い視線を向けていたことも]
[結局そこから這い出たのは、人が途切れた頃のこと。
遺体は既に何処かに運ばれた後か。
礼拝堂を抜け出た後は、一目散に三階の部屋に駆けた。
なるべく注意は払ったつもりだが、その様子を見られていたとしても、離れた位置ならばきっと気がつかない程には動揺していた**]
― 二階・部屋B ―
[一度部屋から出かかった足は、思う所もあり引っ込められた。
混沌もそうだが、それよりは
足を止めたらしいフィオンとまた顔を合わせても、
という思いがあった。]
……。
[彼の胸中を正確に測る事は出来ないが。
Blue roseに居た頃に投げられた恨みの篭った視線、
そういった物を知り、また彼の保護当時の状況を知るからこそ
ある程度の予想はつけられる。
『口に出さずに理解されようとないからすれ違うんだ』と、
元同僚に忠告された事がふと過ぎる。]
…今更、変えようがあるまい。
[一人低く呟いた。溜息が落ちる。]
[ふと、窓が揺れる音を聞き、窓辺へと近づいた。]
風が強いのか……。
嵐が来ると厄介だな。
[落ちた花はあまり使いたくない。
先に薔薇園へ出ておかねばと、踏ん切りつけて部屋をでた。
まず向かうのは、隣の弟子の部屋。
軽く扉を叩いて、中に居るのを確認してから。]
エレオ、今空いているか?
食事の前に薔薇をいくつか選んでくるつもりだが
他に用が無いなら一緒に来なさい。
嵐が来て、薔薇が落ちる前にいくつか見繕った方がいい。
[もし来れないようなら、ユルゲンから
エレオノーレ分の使用許可を得たことを伝え
好きな時に行くようにと伝えて、ともあれ薔薇園へと**]
― 二階・部屋B ―
[友人と別れた後、ノートに向かい、
またペンで丸を書いていたけれど、
強くなった風が窓をたたく音に、ふとそちらを見て、
花、落ちないかな…。そんな心配が頭を過ぎる。
>>111――と、同時に聞こえるノックの音。
軽くびくっとして、ひと呼吸の後、返事をする。]
は はい
[続く言葉で師匠だと解ると、ほっと一つ息をついて、
そそと扉を開け見上げた。]
大丈夫 です、 私も、薔薇、みたいです
いきます
[ぐ、っと軽く両の手をにぎりしめた。
最初よりも、やる気にあふれているのは見て取れるだろう。]
[師匠について薔薇園に向かいながら、
私自身にも使用許可をもらえた事を聞かされると、
やった、と小さくつぶやいて、表情は綻ぶ。]
あのね、師匠
[途中、幼馴染の事を話そうとも思ったけれど、
なんとなく気恥ずかしくなり、やめておいた。]
私、ぜったいに、
みとめてもらえるようなもの、 作りますから
[小さな笑みを浮かべた。
*これから何が起こるかなんて、まだ知らないまま*]
/*
そういやプロローグで時計出しちまったが
世界観的にまずかったかな?
職業的に油時計にしとけばよかったかなーともちらっと。
まぁもう出さないから見なかった事にしつt(ぉぃ
*/
『その時が来たら、識る者として彼らを助けなさい』
[全身に火傷を負った女性の声]
『その運命を虚ろなものにしない為にも』
[震えながら頷いた。教会が炎の中に崩れる音が響く。
あれからもう10年になるか。
全てを忘れて暮らすことにして3年。
忘れたことにしていても、忘れられるはずがない]
[玄関を出れば、当たる風の強さと曇の厚さに目を細めた
雨に濡られぬうちにと急ぐも、歩みは相変わらず弟子に合わせた
道すがら許可の事を伝え、その時も前を向いたままだったが
弟子の喜びようは、背中越しにも伝わった。]
なんだ?
[呼ばれ>>113、一度振り返る。
言わなかった事は、相変わらず気付かぬままに終わったが。]
そうか、期待している。
[決意と笑みに返すのは、相変わらず少ない言葉。
可愛い弟子にもっと別な言い様はないのか、と口煩かったのは
エレオをことさら可愛がっていた亡き母だった。
そう言われてなかなか性格に付随する物が変えられるでもなく。
結局代わりに、ぽん、と頭を撫でる行為に変えたのだった。]
[結局、ジャンとの会話は平行線で終わったか、
こちらの懇願によって訪れた時よりも―ジャンにとっては通常より大分―多少化粧が薄くなったかのどちらかだっただろう。
どちらにしろ、多少げんなりした表情が浮かんでいただろう。]
― →薔薇園 ―
[薔薇園の薔薇は、強い風にゆられていた。
まだ花が落ちるほどの強いものではなかったが。]
雨が降る前に選ぶぞ。
新作の薔薇は、確か……
[前に一度来た時の事を思い出しながら、園の中央へと向かう。
お披露目というだけあって、目立つ場所に植えられていた。
真紅には少し遠く、橙色が強く、淡い色合い。
花弁の淵は丸く柔らかく、
少女のような愛らしさがそこにはあった。]
これだな。
[娘可愛い元同僚は事あるごとに、
彼女や亡き妻へ捧げるための薔薇を作り上げては成果を見せる。
交流の一環、と本人は言うが果たしてどうだか
などとも少し思っていたりした。]
― 嵐の前/部屋D ―
[今、他の人と会って、名前を聞いて。
そこで先ほどと同じ何かを感じてしまったら。
フルフルと頭を振った]
落ち着かなくちゃ。
何かあると決まったわけじゃない。
[暗くなってゆく部屋の中で。
寝台に腰掛けて祈るように固く手を握り合わせていた**]
[逸れた意識を戻し、手近な花を一つ手に取り
軽く花弁を払い、虫の有無を調べてから
顔を近づけ香りを確かめた。]
…いい出来だ。香りに重点を置いたか?
[香水に向いた、それでいてタチアナのように
若く、甘みを含んだ軽い香りに目を細める。
鋏を取り出し棘に注意しながら、
目立たぬ場所の花を、2つ3つほど切り取り篭に入れた。]
花はなるべく低い所のものを使いなさい。
お披露目前に上の方を刈るのは良くない。
[弟子にはそう告げ、彼女が花を眺め刈る間
嗅いだ香りと、依頼主のイメージとに
具合の良さそうなほかの薔薇もいくつか刈り取っていった。]
/*
お披露目薔薇のイメージに一番近い絵
ttp://www.mrose.co.jp/intro-fr.html
これのパサディナ。
もうちょっとグラデーション強く、薄い部分があってもいいと思ったりするが。
描写、はっきりさせるか暈すか悩んで結局俺のイメージ押したわけだが、不味かったらすまん。
そんなの早いもの勝ちだろうから聞かずにやれよ
とか言われるのもあれなので結局言ってみたという
面倒くさい奴だな自分(爆
*/
お前って、ほんとこう!って決めたら曲げないよなぁ。
[親友の意思の固さに苦笑して。
部屋の中で会わなかった間のことを食事の時間となるまで会話したことだろう。]
あ、そうだ。
下に降りる前にアデルに伝えてくる。
[ジャンからアデルについて根掘り葉掘り聞かれても]
俺ん
[としか説明せず。
とりあえず、部屋 Hの前に立つと扉を叩いてアデルへ食事のことを伝えただろう。]
ええ、ご滞在ですね。
客室は2階にございます。
「frei」の札があるお部屋からご自由に選んでくださいね。 ご案内しましょうか?
(あっ、お兄様……、困ってらっしゃる……。
えーっと、えーっと、何とかして皆の注意を引き付けなくっちゃ、えーっと)
[食事に出たしいたけの串焼きは一つ食べた所で残りをジャンとアデルに渡し]
苦手なものを最低一つ食べる義務(努力)終了。
[などと堂々とのたまったか。
トールには]
しいたけ出すなら千切りかみじん切りにしろよなぁ!
あと、しいたけの肉詰め。
[と、真顔で言った。]
[そして、三々五々に散り始め、外の天気は嵐と変わっていた頃。
ふと、何かが聞こえたように顔を上げるが、すぐに]
なんでもない。
[と、答えて部屋の方へと向かう。
その表情は少しだけこわばって見えたか。
大丈夫かと問われても普段通りの対応を返すつもりで。
部屋に戻れば大浴場へ向かう準備をしてさっさと汗を流しに向かっただろう。]
……そういえば、俺以外にここに人狼がいるのか?
[食事の前に聞こえた聲を思い出し、首を傾げる。
村の外で会うことはあっても、村の中で会う、なんて考えたことがなかった。]
[そして、はっきりと聞こえた聲に。]
食事はおいしいかい?
[と、聲を送って。
『場』が出来た、との声に考えるように眉根を寄せた。]
…少し熱いな。
[少し湯冷めたか…とか呟いて、さくっと体を拭いたりして風呂から出て、部屋へと向かった。
礼拝堂には近づきもしなかった。]
/*
うーん、自分でタチアナ人形(違)に気付くのもなんかなぁ。
人形の数が欠けてるのには気付くとしても。
てか皆時間軸進めようぜ。時間有限。
…そもそも居る人が少ないか!
そうか、それはよかったな。
[と、満足げな聲にはそう答え。]
俺?
俺はトワイライト。
黎明と黄昏の二つの意味を持つ者さ。
『場』には遭遇したことはないが、人狼として目覚めてからそれなりに年数はたってるつもりさ。
…で、そちらさんは?
[問われた事に答えた後、幼い声に問いを返した。]
/*
ぐぬぅ。
てっきりいつもの癖で1日目前半の夜に説明だと思ってたから突っ走ってしまったが、お陰で非常に暇である(´・ω・)
そして殆ど誰とも会話していないのに現時点で発言数トップ(15回)とは何事。
うん、ごはん、ひさしぶりだったから。
[明るい声が赤い世界へと響く]
トワイライト?
『場』はこんかいがはじめてなのね。
わたし、イサーラ!
まえに2かい、『場』にいたことがあるわ。
[名乗り返す幼い声に、2度『場』を乗り越えたことについての自信が載った]
わたし、おなかいっぱいになったら、ねむくなっちゃった。
ほかになにか、ききたいことがあったら、あしたにしてね。
あしたは、おおさわぎになってるかもしれないけど。
[零れるのはクスクスとした笑い。
じゃあね、と一方的に言い放つと聲はそこで途切れた。
深い眠りへとついているため、何か言われても聲を返すことは*出来ない*]
― 翌朝 客室J ―
[荒れる天候を気にすることなく熟睡して。
起きたのは階下が騒がしくなる少し前のこと。
寝ぼけ眼のまま部屋の窓から外を見ると、まだ風が強いのが見て取れた]
うわぁー…外出たくないわね、これは。
[風の強さに嫌そうな顔をする。
玄関側の部屋ではあったが、場所がややずれていたために崖崩れまでは確認することが出来なかった]
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