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荷物持つよ。
[自分の荷物を担ぎながら、そんな事を言った。
断れれば、そっか、と気に病む様子もなくローゼンハイム邸へ向かうのだけど。]
トールは自分の分は持てよ。
[血を分けた兄弟にはそんな反応である。
おそらくは、道すがら雑談しているうちに招待された家へと辿り着いたのだろうケド。]
/*
おいおい相棒、流石に独り言枯渇で入り直しになる事態は避けようぜ。
カードとか乱数で遊んでたのかも知れないけど。
さて、既に箱前だけど、他の人が到着するかフリーになるのを待った方が良いかな。
昨日から一人遊びしかしてない(笑)。
―ローゼンハイム邸/家人私室B―
要らないって言ってる。
[重ねた文句は恐らく義妹まで届きはしなかったのだろう。
気配が隣室に向かい、扉が閉まる音を聞いてから、面倒そうに息を吐いて、寝台から降りた。
扉を薄く開き、脇に置いてある布の掛かったトレーを一瞥する]
[少しの間の後、そちらに手を伸ばした。
起き抜けで空腹もなくはない。ほんの気まぐれだった。
布を引っ張った拍子に食器の一つが僅かに引っ掛かり、位置をずらす。
その下に隠れていた小さな紙の存在も露になった。
訝しげな表情をしながら折り畳まれたそれを引き抜き、開く]
[義妹からのものであることは一行目から知れた。
頭につけられた“だいすきな”なる言葉には眉をひそめる。その理由も心理も理解はできなかった。
続く文を下まで読み進めて]
ッ……
[手に力が籠り、紙はくしゃりと潰れた]
賭博師 ディークがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(賭博師 ディークは村を出ました)
[この村に来る以前の自分を知る、数少ない者。
再会した時の驚きは言葉にはできなかった。
『過去』は、『押し付けられた形見』以外のものは、何一つ残っていない、と思っていたから。
唐突に思い出す事になったあれこれは、一部、苦しさも伴い。
顔を合わせる時には、僅か、痛みめいたものも覚えはする……けれど]
はぁい、フィンスターニス御在宅ですよ。
[冗談めかした口調で返してから、扉を開ける]
ちょっとお久しぶり、かな?
[向けるのは、笑み。それは、ごく自然に浮かぶもの。
基本的に、誰に対しても愛想良い態度を崩す事はしない。
その度が過ぎて、一部からは軽薄、と眉を顰められていたりもするのだが、それはそれとして。
とにかく、そんな音楽家がごく自然な笑みを向ける数少ない相手が、この旅の詩人の青年だった]
その様子だと、着いてすぐにこっちに来たってところかな。
お茶、淹れるから一息ついて。もしまだなら、食事もつくよ?
[荷を持ったままの様子にこんな問いを投げかけつつ、家の中へと招きいれた。**]
賭博師 ディーク が参加しました。
賭博師 ディークは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
―ローゼンハイム邸前―
ここでいいんだよな?
[自分も知ってはいるが、一応、トールにも確認をとる。
是が返れば、恐らくベルなりなんなりを鳴らして、
家人に来客を知らせただろう。]
また煩くなるのか。
いい加減に……
[扉の隙間から見える正面の部屋は、この館の主のもの。
今本人が中にいるかは知らず、けれど構わず睨み付ける。
騒がしくなる、ということは少なくとも一人ではないのだろう]
これだからヤなんだよ、……この家。
[低く吐き捨てた。
潰れた紙が廊下の床に落ちたが気にも止めない。
布だけ半端に剥いだトレーにはそれ以上触れようとせず、扉を音を立てて閉めた**]
賭博師 ディークがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(賭博師 ディークは村を出ました)
賭博師 ディーク が参加しました。
賭博師 ディークは、智狼 を希望しました(他の人には見えません)。
―ローゼンハイム邸前―
ここでいいんだよな?
[自分も知ってはいるが、一応、トールにも確認をとる。
是が返れば、恐らくベルなりなんなりを鳴らして、
家人へ来客を知らせただろう。]
そんなことないと思うんですけど。
演奏会の準備なら戻ってからでも間に合うでしょう?
[家主の過去も招待主のもう一つの顔も未だ知らず。
内に秘められた冥さなども想像つかぬまま。
空になったスープ皿に匙を置き、また軽く手を合わせた]
― ローゼンハイム邸 広間 ―
[紅茶を堪能している間に案内してくれたメイドはどこかへと行き。
ゾフィヤはしばらく一人となる]
誰か音楽でもやるのかしら。
広間も広いし、人を呼んでパーティとかもしてるのかしらね。
…あら、でもそう言う時に使うのってってああ言うピアノだったかしら。
[広間の片隅にあるアップライトピアノ。
それを見て想像を巡らせて、疑問を口にしたりして。
けれど答える者が居ないため、疑問はそのまま虚空へと消えて行く]
……暇だわ。
話し相手も居ないものね。
部屋を借りて人形弄ってようかしら。
[用意された紅茶もそろそろ無くなる頃。
それなりの時間が経った頃にぽつりと呟いた。
話し相手にメイドが傍に居るわけでもなく、他に誰か居るわけでもなく。
紅茶が無くなってしまえば手持ち無沙汰になる。
部屋に向かうにしても未だ屋敷内を案内してもらっては居らず、自由に動くことは出来ない。
結局、広間に居るままに作りかけの人形を取り出し弄り始めるのだった]
― 自宅 ―
[台所で料理を作っていれば、玄関まで気を払うことはない。
奇しくも人参被りが起きていることなど、どこぞの仙人でもない限りわかるわけもない。
わかるのは、これから向かう先の家庭内事情が少々めんどくさそうなことである。
…思い切り自分を棚に上げた。]
引きこもりはメロンででも釣ってみるべき、か……?
[男手一人、娘はとても良い子に育っているのではないかと思うが、
彼女の目に映るその家の息子――といっても実のではないとは知っている――に問題があるのは明白である。]
本当、男ってのは情けない。
[思い返して、呟いた。
見る必要もなくなったケーキから目を離し、菜園へと向かう。
メロンを二玉ほど抱えて、荷物に詰める。
何か音が聞こえたような気がしたのは、そんな頃合だっただろうか…*]
― フィンスターニス邸 ―
あぁ、久しぶり。
元気そうだね、兄さん。
[>>155中から返ってきた声に表情を少し和らげる。
父が昔歩んだ道を選んだ為に比べられることも多く普段は口調すらも気遣うが、出迎えてくれるのが知己ならばその必要もなく。
程なく開いた扉からみえた笑顔に、こちらも同じような笑みを浮かべて挨拶を返した。]
うん、丁度この村に向かうところだった馬車の荷台に乗せてもらえたからさ。
おかげで楽できたのはいいけど、ちょっと早く着きすぎたみたいで。
[続いた問いには笑顔のまま頷いてそう答えたが、続いて勧めの言葉を聞くと少し表情が変わった。]
やっぱり今、食事中だったんだ。
ごめんな兄さん、中断させて。
[食事もつく、という言葉から朝食中だったことは推測できたために申し訳なく謝りの言葉を向ける。
彼がシュテラと攻防戦を繰り広げていたとは知らなかった為に純粋な謝罪だが、フィオンにはどう聞こえただろうか。]
―ローゼンハイム邸 広間―
[中から出てきたのは使用人と思しき女性。
その女性に広間の方へと案内される。]
んー、この荷物部屋に置きたいんだけど、どうしたらいいかな?
[そう言って指し示すは自分の荷物。
一緒にアデルの荷物も示すだろうが。]
あぁ、ありがとう兄さん。
それじゃ、遠慮なくお邪魔する。
[家の中へと促されると、苦笑して頷き家主と共に中へと入って。
この家に住むもう一人の女性の顔が台所から見えると、そちらに向かい微笑んだ。]
おはようございます。
シュテラさんもお元気そうで何よりです。
と…そうだな。
兄さんに謝っといてなんだけど、折角だから俺も朝食頂いていこうかな。
シュテラさんの料理も久しぶりだし。
すいませんがお願いできますか?
[そういって、台所にいる彼女に申し訳なさそうに願い出た。]
あ、あとで教えてくれるの?
ありがとう、口元がすごくセクシーなお姉さん。
[なんだかとてもすごいことをお言いになったが、これも通常運行の一つである。]
―ローゼンハイム邸/家人私室B―
[部屋に籠った後も、階下では何度か呼び鈴が鳴った。
応対にはメイドが出たことだろう。一人娘や館主も出迎えに顔を出したかもしれない。
その音が部屋に届く度、眉間に皺を寄せた]
早く帰れよ。
[部屋の中苛々と一人吐く言葉が、誰に伝わるはずもない]
/*
事前に決めたことが1ヶ月以上も前のせいで記憶があやふやになってる?(苦笑
事前にすり合わせた部分、ちゃんと読み直しておかないとなー、私も。
―ローゼンハイム邸・玄関―
[背越しにも弟子の胸中>>133は読み取れて。
だが器用ではない師は、うむと一つ頷くばかり。
悩む事があれば尋ねてくるようにと、口を開きかけたが黙った。
それを言うのはまだ早い。
合格してからの方が、苦労する事が多いだろうと。
ローゼンハイム邸にたどり着くと、まず目に入ったのは
以前はなかった人形群。
獣の耳と尾がある人形に少し目が細まり
朱蒼の華持つ人形を目にすると微かに眉間に皺が寄った。
些細な変化は、やはり弟子にしか知られないだろうか。
それ以外の物に視線を移す最中
音を聞きつけたか使用人がやって来た。
だが、案内は不要と首を振り]
/*
なにーげに。
こっちからはシュテラ&セルウィンだけは名前呼び捨て、と決めてたり。
セルウィンからの兄さん呼びは事前相談でわかってた、が。
シュテラからどう呼ばれるのか、は素で読めてなかった俺がいましたっ!
[なちゅらるに呼び捨てになっててちょっと驚いたとかそんな事はあるかもないかも(どっち]
で、それはそれとして、また霧ったりしてるんだけど、大丈夫かしらー(汗。
― ローゼンハイム邸 広間 ―
[取り出した作りかけの人形に施したのは、数種類の布をあててどんな服を着せるかを決める作業。
布を決めたなら、予め作っておいた型紙を合わせてマーキングし、鋏で裁断していく。
広間に誰かが来たようだったが、一段落するまでは裁断作業に集中していた]
……ぅん?
急に人が増えたわね。
[お披露目に集まったお客さんかしら、とは心の中だけの言葉。
裁断された布から離れた視線は、広間へとやって来た者達へと移る]
― フィンスターニス邸・一階 ―
はい。遠慮なくどうぞ。
食べてもらえないとスープも寂しがりますから。
[テーブルの上には寂しそうにしている、かどうかは分からないがスープ皿が一つだけ残されていたりするわけで。
笑顔の理由はどうセルウィンに伝わっただろうか。
一度引っ込み、まずは新しくよそったスープとライ麦パンをセルウィンの所まで運ぶ]
お茶も淹れてきますね。
[のんびりできないという家主の言葉に小さく頷いて]
[台所に戻る途中でふと足を止めた。
左足に手を添えて一呼吸挟むとまた歩きだす]
……天気でも変わるのかしら。
[小さな呟きを零し、唇を引き結んで歩調を速めた]
―ローゼンハイム邸・→二階―
先に荷を置かせてもらおう。
部屋は空いている所を適当に借りる。エレオ。
[ついて来なさいと告げながら、弟子を伴い二階へと向かう。
ある程度の勝手は、家人を知りえるからこそ。
そうする事で人形へ向けた意識を一度断った。
二階には人の気配が薄い。すでに各部屋整えられた後だろう。
並ぶ部屋のうちの、真ん中の扉の前に立った。
遮光を考えての事だ。]
お前は好きな部屋を選びなさい。
この札をこちら側に向けておけば、使用中という事になる。
選んだ部屋を忘れないように。
私はユルゲンの所へ顔を出してくる。
暫くは好きになさい。
[そう言い彼女と別れて荷を部屋に置くと
家主の居るだろう書斎へと一人向かった**]
……おや。
目がとても美しいお嬢さんも、ここの薔薇を見に?
[視線を感じ、そちらを見ると笑みを浮かべて問いかける。
くるり、とどこからかカードを一枚取り出した。―]
/*
ここで深呼吸の中挨拶。
皆様最後までどうぞよろしくお願い致します(ぺこり)
メモの話は書いた通り。
私だけなら言及もなくそのままで良かったのですけど。家主様に申し訳ないことしたなぁと…ローゼンハイム邸に行くの遅らせてた理由ってもしかして、と思ったので。
誤解は妙に解けてないままとかも出来るとは思うのですがどうなるか。まあ流れに身を任せてで大丈夫ですよねっ。
皆さん描写が個性的で楽しいです。
こちらも気合入れて頑張ります!
/*
うちの弟子が可愛いんだけどどうしよう(
ちと重いのと一区切りついたんで巡回離席してこよう。
隣村も更新1時だから、今がピークなのかもしれん。
*/
/*
どうも霧が多い気がするにゃあ。
自動更新の不具合は解消されたはずなんだけども。
自動更新のにかち合うと霧ると言う事?
手動での更新はしないようにして、リロード文字が出たら更新するようにしてるんだけどにゃー。
/*
おっとしまった。
厨房に向かおうとしていたが、食糧的な意味では食糧庫のほうがよいだろうか。
しかしそれだと他とばったりしにくい。むぅ。
そしてリアルの新入り子猫がマウス持つ手を超見つめてくる件。
― フィンスターニス邸内 ―
[>>173こちらの謝罪を受けて返された笑顔と言葉につい笑ったものの、続いた言葉にあぁ、と頷いて。]
招待状もらったんだ?
俺のとこにまできたくらいだから兄さんたちのところにも届いてるだろうと思ってたけど。
[そんなことを話していると、シュテラが食事を用意してくれて。>>176]
あぁ、ありがとうございますシュテラさん。
ではいただきま…ぉ?
………兄さんが出迎えてくれた理由がちょっと解ったよ。
[彼女の笑顔とスープが寂しがるという言葉を受けて食事に目を向けて、生温い笑みを家主に向けた。]
/*
霧発生中、でしょうか。
TOPから入り直すとどうにかなることもあるのですが。
同じ症状に悩んでる方いらっしゃるかしら…。
―→ローゼンハイム邸/厨房―
[エントランスホールを離れて向かう先が食糧庫でなく厨房なのは、調理の名残で材料などが余っていないかと考えた為。
地下まで移動するのは少し面倒だった。
広間からの人の話し声には露骨に顔を顰めながらも、目的地を変えることはしなかった。
厨房内からは声がしないのを、廊下側の扉の前で確かめて、それから開いた]
……ほっとけ。
[それだけに、生温い視線を向けられると、微妙に罰の悪そうな様子になっていたりした。
その昔、ニンジン嫌いの兄とセロリ嫌いの妹が色々と共闘していた事は覚えられているか。
そんな頃から、やってる事は変わっていない、という訳で。
情けないというか、なんと言うか、というのは当人にもなくはない]
/*
時間軸考えるのは大事かも知れないけど、動いたもん勝ちじゃないのかな、と。
あんまり悩みすぎるとそれで時間失うよー。
/*
SNS確認。頭回ってなくてすみませんでした。
script切らないまま閲覧してしまってたのがここに一匹います。
他村の皆様含めてごめんなさいでした…!
― フィンスターニス邸内 ―
あぁ…兄さんはタチアナさんの先生だったっけ。
[>>186フィオンの返答に、招待状の主の子である少女を思い浮かべ納得したように頷いて。
自分の向けた視線に対する反応>>187には楽しげに笑った。
その様子に、昔から変わってないなとは思ったものの口に出すことはない。
旅暮らしだった為に好き嫌い無く育った自分には彼とその妹二人が食卓で繰り広げる攻防が楽しそうに映っていた。
だから今でもつい昨日のことのように覚えている光景を彼と懐かしみたい気持ちはあるのだけれど。
それは表に出さずに、ただフィオンの反応をからかうように笑顔を浮かべ食事を取った。]
― フィンスターニス邸・一階 ―
お待たせしました。
[カップを盆に乗せて戻る。
濃い目に淹れられたお茶は橙色攻防戦後の定番。
勝ててなければ意味が無いといえばないかもしれない]
セルウィンさんもいらっしゃってると。
フィオンも忙しそうですね。
[家主を呼ぶにさん付けが外れたのは最近の話。
席に座ろうとした際、ホンの僅か顔を顰めた]
ううん、それには及ばないわ。 わたくしが後で始末しますから……。
ええと、それで、村へのご連絡ですよね、ええ、こちらのメモを渡せばいいのね。
はい。 それでは、夕刻には戻りますので、ええ。
……ふぅ。
明日から忙しくなるわね。
普段どれだけ彼女の頼っていたか……。
お客様……ってお父様の招待された方……なのかしら。
戻ったらご挨拶に伺わなくては。
劇場主 ジャン が参加しました。
劇場主 ジャンは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[ 遠く流るる滝の音を覆い隠す如く、馬の足音が村に至る道に響き渡る。
山道を行く馬車の姿は、村にとって珍しいものではない。
――あくまでも、その存在自体は。]
[ 村の入り口を行き過ぎて、民家の程近くまで入り込んだ馬車が足を止め、一人の人間が降りてくる。その拍子、座席に敷き詰められていたクッションが一つ、地面に転がり落ちた。]
相変わらず、地味な村よねぇ……。
[ 長い睫毛にふちどられた眼がゆっくりと動いて、
のどかな村の光景を見渡す。
頬に手を添え、やけに抑揚豊かに呟いた口調は物憂げな女性めいていながら、声は随分と掠れたものだった。]
ああ、御苦労様。
悪いんだけれど、ついでに荷物を運んで貰えるかしら?
[ 荷を下ろし、クッションを拾っていた御者の男に依頼して、答えも聞かず一軒の家の方へと歩みだす。静かな村、馬車の音はそこにも届いていたことだろう。
十年以上も前から変わらない その建物は見紛うはずもない。
扉にまで辿り着くと懐から鍵を取り出して穴へと差し込み、]
……ただいまぁ。
[解錠した扉を開きながら、愛おしげに囁いた。]
― フィンスターニス邸内 ―
あ、シュテラさん。
美味しい食事をありがとうございます。
[>>200家主から向けられるじと目を涼しい顔で受けながら食事を進めていたが、その食事を作ってくれた人が台所から戻ってきた>>196ので笑顔をそちらに向けて。
顔を微かに顰める様子には気付いたが、表立って気遣うことはせず。
>>201フィオンの言葉に頷いて、それに自分も声を重ねた。]
いや、俺がやるよ兄さん。
朝食の時間にやってきてあつかましくご馳走になったんだから、片付けくらいさせてもらわないと申し訳ない。
[]
―ローゼンハイム邸への道―
[ローゼンハイム邸へと続く道を歩いている時に、
徐々に、徐々に、思い出す事柄がある。
私、この道を通った事がある。
…でも、屋敷へと行った事自体はない。
村人を呼んでのパーティも、何だかんだで機会を逃したままだった。
あれは何年前の事だろうか。
幼馴染が身内を喪い、この道が続く先の屋敷に引き取られた。
その後しばらくして、気になった自分はこの道を辿り、向かったけれど、
性格が災いして、その玄関の前に立つ事すら出来なくて。
長い年月の間に、思いは思い出になった。
あれ以来会っていない、彼は今、どうしているだろう。
表情に、違う意味での緊張が走る。
師匠に感付かれたとしても、
何も応える事は出来なかっただろうけれど。]
― ローゼンハイム邸・玄関 ―
[崖上へとのぼった先に垣間見えた庭の一部と、
そこからふわりと風にのり漂ってくるかおりに、
私はぎゅっと口元を引き結んだ。
>>174師匠について玄関を潜る。
色々なドキドキでとても緊張した面持ちだった。
13体のぬいぐるみが、そんな時に目に入る。
それが持つ意味は知らないけれど、
強く…強く、印象に残った。
師匠が眉を寄せたのには、
緊張しっきりだったので、気付けない。]
[使用人が来ると、ぺこと頭を下げる。
それ以上の事は出来ずに、おたおたと師匠を見上げたり、使用人を見たり。
師匠の対応に倣うまま、
>>178呼ばれる名前に倣うまま、]
は、 はい
[家にいる時よりも小さな声で返事をしながら、こく、と頷き、
使用人にまた、ぺこと頭を下げ、
荷物をもってとろとろと師匠の後に続いた。]
― ローゼンハイム邸・二階 ―
[広い屋敷、はじめて来た場所に、きょろきょろと視線を巡らせる。
>>178師匠の声が聞こえると、パッと彼のほうを向いて、
また、こく、と頷いた。]
じゃあ 師匠の隣の部屋に します
[師匠の選んだ部屋の隣の扉を見比べる。
階段側…は、人の通りが多くて、少し怖い気がしたので、
結局は角部屋を借りる事に決める。]
はい
[>>179師匠をぺこと頭を下げて見送った後、
借りる事に決めた部屋の札を、裏返した。]
/*
突き抜けないと自分がダメージ受けるわ、このキャラ!
という心の叫びからスタートしました、Sol・la(そらorそるら)です。
ジャンのグラフィックにある種の一目惚れをしてキャラを決めました。入村遅くなりまして大変申し訳ない、とくにディルドレのひと。こんな息子でさらに申し訳ない。
そうだろうなぁ。
俺の歌を聴いてくれるときも、すごく熱心に聴いてくれるし。
[タチアナのことを聞くと、自分も頷き。
食事を終え、自分の使った食器を片付けようと立ち上がって、まだ手付かずのスープに視線を向けてから彼を見て。]
で、さ。
このかわいそうなスープは片付けちゃって良いの?
まぁ、俺も苦手なものがあるから兄さんが食べたくない気持ちも解らないでもないけど。
[苦手といって思い浮かべたのは、時折同行する彼女が作る料理。
あれとこれとはまた違うけど、とは内心だけで呟いた。]
― ローゼンハイム邸・部屋A ―
… …はあ
[入って、荷物を置いて、まず漏れたのはため息だった。
そそと動いて、窓を開ける。
空はいい天気だけど、風のにおいが湿っていたのに、
来る道すがら気付いていたから、
もう一度、はあ、とため息をついた。
窓の下には薔薇園が見える。]
…
きれい
[窓枠に両腕を乗せて、少しの間、上から眺める。
どうやらこちらの部屋にしておいて、正解だったようだ。]
―ローゼンハイム邸/厨房―
[メイドも今は別所にいるようだった。
広間から聞こえる声にやはり顔を顰めながらも、食料の余りがないかと棚などを物色する。
気をつけていても物音は出るし、幾らかは広間にも聞こえる大きさだったかも知れない。
知らぬ者が見たなら物盗りと誤解されかねない光景ではある]
― フィンスターニス邸 ―
タチアナのお嬢さんは、素直で可愛いですものね。
[聞こえていた名前にそんな感想を述べる。
そこには少しばかり羨むような響きが混じっていた。
自分は同じ頃には作った顔ばかり見せていたから……。
足の痛みから逸らそうとした意識は束の間過去に引き寄せられ]
ふむ…
[少し思案してから]
確かにディークがかっこいいということに否定はしないが、
美人薄命という言葉もあるわけだからな。
[まじめな顔で返し可愛いとの言葉にも表情はさして変わることなく。
内心では思うところはいろいろと沸いているがそれが表面にでるのは僅かなもの]
私に可愛いというのは奇特なものだな。
[ここで恥ずかしがってうつむいたりして見せれば少しは可愛げもあったのかもしれないが、それを思い浮かべても行動に移すことはない]
[荷物を持つと、遠慮なくかばんを差出して。
仕事道具でもあるそれを預けるのは信頼の証でもある]
しかし、久しくとも変わらないな、ディークは。
[久しぶりに会ったディークの様子にふと珍しく大きく感情の取れる表情を浮かべていた]
いつ見ても、絶景よね、この景色。
滝の水が打ちつける音、泡を巻きながら流れ落ちる小川、くねりながら降りてゆく小径……
そして、その先にみえる村の姿……。
?
[庭の中を突っ切る、大きな帽子が眼下に見えた。
帽子のまわりにふわりと広がるスカートがみえる。
女の人?]
…
[じっと見詰め、彼女が遠くに向かうにつれ、
帽子しか見えなかった姿が人影になり、女の子だという事がわかる。
つい目で追ってしまっていたけれど。]
ここのお嬢さんかしら…
じゃあ、イェンスくん の?
[妹さんかしら。
深く考えずに、そうぽつりと思う。]
―ローゼンハイム邸―
[それもさほど長い間のことではなく、積もる話なども交わしながらであればローゼンハイム邸につくのにさほどの時間はかからなかった]
間違いはないはずだ。
[頷きながら一応トールも立ててその答えを伺った。
中に入ると荷物をと]
ああ、私は自分で運ぶ。
部屋まで案内してほしい。
[ディークに預けたときの気安さはなく、荷物を預けるつもりはなかった。
ディークのいつもの様子にも表情を変えることはなかった]
んっ?
[部屋に向かおうとしたところでディークと会話をはじめた女性のほうを向くと、二人が挨拶をする様子に]
アデルだ。よろしく頼む。
[自分が執筆した本を知っていればその名前に思い浮かぶものがあったかもしれない]
落差のそう大きくない滝の先に開けた棚のような土地、広場脇の教会を中心に広がる建物。
小川を境にして右手には林が広がり、左手には家々の波……、とはいっても、500人を少し超える位の小さな村だから、そんなに多いとはいえないけれど。
やっぱり、名前を間違えて呼ぶ人とはよろしく出来ないかしらね。
もう少し相手に対して気を配ったらいかが?
[にっこりと笑いながら、毒を含む言葉を紡ぐのだった]
― ローゼンハイム邸・部屋A → ―
[ぼんやりとしながら、師匠は時間かかるんだろうな、とか、
何日も滞在するなら部屋にこもりっきりもダメだよね、とか、
そんな事を思う。]
…
よし…
[持ってきた荷物から、小さな小瓶をいくつか取り出し、
こと、こと、と小さなテーブルに並べて、
満足そうな顔を一つした後、
そそそ、と部屋の扉を音を立てないようにあけ、
きょろと辺りを見回す。
とても不審者だけれど、やっぱり一人で動き回るのは、
少し怖いから。私的には仕方ない。]
― 自宅 ―
[その音は、確かに聞きなれていた。
――いや、忘れることも出来ない音だ。
昔家を出、そうして戻って来た息子もこれと同じようにやってきて。]
…………まさか。
[近づいてくる馬車の音。
血の気が軽く引いたのは、自分でも勿論理解できた。
色んな意味で、あれは。
袋の縁をきゅっと紐で縛り、出来上がったばかりのキャロットケーキをしっかり詰める。
その間に車輪の回る音、馬の蹄の音は大きくなり、――やがてぴたりと止まった。]
……。
[予想通り、家の傍である。]
[声が聞こえたような気がして、とりあえず荷物を置いたまま足を玄関へと向ける。
扉の鍵が回るのが見える。
つまりしっかり、息子はそれを失くさずに持っていたということなのだ。
いや喜ぶことはない。
もちろんない。あるわけがない。あってたまるか。]
――――…… な に が
家並みが切れた先は小高く盛り上がりそのまま山へと繋がっていく。
木を育て、加工し、麓の町へと運び出す、それがこの村。
まずその女みたいなナリをどうにかしろって言っただろう!
それから、そのわけのわからない服もやめなさい!
そんな毒々しい化粧までして……!
[毎度同じような言葉を交わしているが、飽きることは泣くやっぱり文句が先に出る。]
男なんだから男らしい格好をしろと言ったのを忘れたの!
背も高くなってんだから人間的に無理だと理解しなさい!
そういうところはあの馬鹿によく似て……この大馬鹿め!!!
[普段は口にすら出さない、彼の父についても馬鹿と言うのは、こういうときだけである。
そこまでをしっかり怒鳴ると、ようやく一つ息を大きく吐いて。]
お帰りは言わないよ、馬鹿息子。
何度言わせればわかるのか。
あと、私は暫く留守にするからね。
変に家を弄るんじゃないよ。
[おきっぱなしの招待状なんて、気にすることもない。
しっかりそれに、もし居るようなら息子も一緒になんて書かれているのは読んでいたが、内容なんて今は頭から抜けている。
それだけ言うと、踵を返して、台所へ向かうのだった。]
これが、もの村のもうひとつの姿。
湧き出る湯を目当ての湯治客を目当てにした宿があちらこちらに見えている。
おかげで規模の割りに栄えてるのよね……。
― ローゼンハイム邸 広間 ―
[ディークと共に居た二人。
片方は彼の言葉からトールと言う男性であることは知れた。
当人からも自己紹介はあったかも知れない。
もう一人、アデルから自己紹介>>232が入るとにこりと笑みを向ける。
執筆された本に関しては読まぬ類のものであったため、気付くことは無かった]
アデルね、よろしく。
[挨拶の後に3人を順繰りに見て、兄弟なのかしら、なんて心のうちで思う。
訊ねなかったのは、そこまで深く関わる必要は無いかと言う判断から。
会話の最中、視線は一度厨房のある方へと向く。
物音>>222が聞こえたためだったが、メイドでも居るのかとの判断から様子を窺いに行くことは無かった]
― → ローゼンハイム邸・広間 ―
[堂々としようと心がけながらも、
内心はとてもビクビクしながら廊下を歩く。
どこへ行けば良いかは解らないので、
とりあえず玄関、使用人が居るなら挨拶をして…
とも考えながら、そろそろと階段をおりる。
エントランスホールにたどり着くと、
広間からの話し声が聞こえた。]
…
[この屋敷の人かな、他のお客様かな
考えながら、広間の入り口から、そっと中を覗く。]
良いから良いから。
美味しい朝食をいただいたお礼くらいさせてよ。
[>>224シュテラからの申し訳なさそうな声や>>229家主からの慌てたような声には、軽く笑って。
>>230家主からの苦言を受けると、可哀想なのは事実だろう?といいかけたのだが。]
―― 自宅 ――
[ 久方振りの我が家との再会の挨拶を終え、一歩踏み出そうとした矢先の罵声。>>239
声の主曰く毒々しい紫色に彩られた瞼を幾度か開閉させてから顔を向け、]
あらぁ…… お母様?
お元気そうで何よりだわ。
[矢継ぎ早に紡がれた言葉とは不釣合いの、おっとりとした口調で応え、しまいには笑みを浮かべてみせる。が、次の瞬間には緩く握った手を唇に寄せ、他方の手では目元を押さえて嘆く素振り。]
この美しさが分からないなんて、嘆かわしい。
美には性別なんていう垣根など不要と言っているのに、
どうして分かってくれないのかしら。
[ つま先立ちで小刻みに歩み寄り、二本の指で摘み上げてみれば既に封は切られているようで、読むことに抵抗はさして湧かなかった。
もっとも何よりの原因は、]
まあ。
あらあらあらあらあら。
やだ!
薔薇の君――ローゼンハイムのおじさまが!?
[“憧れの人”の名前が見えたから、だったのだが。
頬を紅潮させてはしゃぐ様子は、それだけを見れば恋する乙女さながら。
しかし現実が多いに異なるのは、荷物を抱えて入り口に佇んでいた御者の表情を見れば明らかだった。]
――――…へ?
[>>230スープに挑みかかるフィオンに、思わず呆けた声をあげた。
幼い頃に遡ってみても稀なことに、目を丸くしてフィオンを見、ついでシュテラに視線をむけた。]
/*
やばい。
ジャンさん超楽しいwwwwwwwwwwwww
折角なので村中ではきっと使うことのない表情差分でお送りします。
[彼女も驚いているのを見て、やっぱり珍しいことだと把握してからフィオンに笑って。]
良いんじゃない?
少しでも食べてもらえれば可哀想じゃなくなるでしょ。
それじゃ、先にこれだけ片付けてくるよ。
[そう言うと、自分の使った食器を持って台所へと向かった。**]
短い間だろうがよろしく頼む。ゾフィヤ。
[別に機嫌が悪いわけでもなんでもないが、余り表情を変えずに言う様はどこか冷たい印象を与えたかもしれない]
ディークはいつもこの調子だからな。
[そう語る様子はそれなりの仲であることをうかがわせることになるか]
この様子だと他にも来客が増えるのかしら。
そうなるとここを占拠するのは悪いわね。
[言って、広げた布や作り掛けの人形を荷物へと戻した]
先に部屋を借りて荷物を置いて来た方が良さそうだわ。
ちょっと失礼するわね。
さっきのメイドさん探して来ないと。
[勝手知ったる、とは行かない他人の家。
立ち上がり荷物を肩に掛けると、広間に居る3人にそう言葉を向けて部屋を辞そうとした]
―ローゼンハイム邸/厨房―
[広間から誰かがこちらへ来る様子は今のところない。
聞こえてくる声は楽しげに――当事者たちがどう思っているかは知らないが、少なくともそう聞こえた。
混じりたいとは思わない。ただ]
煩い。
[物色の手は一度止まり、極々小さい声が洩れる。
幸福そうな他人というものは、妬ましい]
まぁ、悪いやつではない。
私が保証しよう。
[お調子者などの評には異を唱えなかった]
ああ、私も部屋に案内してもらおうと思ってたところだ。
[自分の荷物を手にしながら、ゾフィヤが片付ける人形やその道具などをじっと見る。
興味をもってのことだが、なにぶん表情の変化の乏しい様子ではそれを感じさせなかったかもしれない]
目的は同じなようだな。
[そして自分も視線に気づけばそちらを向き声をかけるのは少し待った]
― フィンスターニス邸 ―
[とはいえ、じっと見ていたら普通でも食べにくいだろう。
小さな深呼吸を一つ挟んで視線を外すと、セルウィンも同じように驚きながらこちらを見て笑っていた。>>254
先に片付けるというのに軽く頭を下げ、まだ残っていたお茶をコクリと飲む]
……冷めると油分がきつく感じられちゃうかもしれないから。
無理はしないでください。
[少しでも口にしてくれただけでかなりの達成感を味わっていた。
何も無理矢理口に押し込みたいなどというのではなく、好き嫌いは良くないという信念と意地が根底にある攻防戦だから。途中で明らかに顔色が変わってきたのを見て、思わずストップを口にしたりもするのだった。そして]
― ローゼンハイム邸 広間 ―
[どうやら入り口から様子を見ている間に話は終わったらしい。
>>258広間を出ようとする女性と目が合い、
声をかけられると、軽くびくりとして、]
あっ、いえ
その 違う い ます…
その
薔薇を見に …
[初めて会う人を相手に、流暢に言葉が紡げない。
自分の人見知りが申し訳なくなりながらも、
一度頭をぺこりと下げた。
身につけている花の香りが相手に届くかどうかは、自分では解らない。]
― ローゼンハイム邸 広間 ―
[どうやら入り口から様子を見ている間に話は終わったらしい。
>>258広間を出ようとする女性と目が合い、
声をかけられると、軽くびくりとして、]
あっ、いえ
その 違う い ます…
その
薔薇を見に …
[初めて会う人を相手に、流暢に言葉が紡げない。
自分の人見知りが申し訳なくなりながらも、
一度頭をぺこりと下げた。
身につけている花の香りが相手に届くかどうかは、自分では解らない。]
薔薇園芸家の娘 タチアナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(薔薇園芸家の娘 タチアナは村を出ました)
……美とかわけのわからないことを言い出すんじゃない。
寒気がするから。
[本人の方は振り返らずにそう言い切る。
出かけるのかと問われれば頷き、そして、ほかは気にしなかった。
だからこそ――嬉しそうな声を聞いて、思わずつく手に両手を付いた。]
………… 行くんならせめてまともな格好をしなさい!!!
[それでもこれだけを言い放った。
御者の顔をちゃんと見ていたら、彼だけでも帰していたのだが、いかんせん……わが子の変貌の衝撃は未だに強すぎた。]
薔薇園芸家の娘 タチアナ が見物人として参加しました。
薔薇園芸家の娘 タチアナは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
ともあれ、もうすこし進んだら広場。
まずは商店に立ち寄ってご用事済ませないとね。
その後教会へ寄って……。
ええと、トールさまたちは先程坂ですれ違ったから……。
― フィンスターニス邸・台所 ―
[その後も結局、家主や客人に全て押し付ける気にならなくて。
一緒にやれば早いですよね、と洗い終わった食器を拭いたり棚に戻したりしようとするのだった]
私はもう出かける準備もしてありますから。
[フルートと。お守りのよに持ち歩いてる人形と。着替えと。
小さな鞄に詰められている中身を思い出しながらそう言った**]
あら、風邪でも召されたんじゃなくて?
独り暮らしだからって、生活のリズムを崩してはいけないわ。
[ 思わぬ出来事に、母親を心配する声は弾んだまま。
叱咤を受ければハッと目を見開いて硬直した御者に向き直り、つかつかと歩み寄る。どれだけ滞在するつもりだったのか三つもある大きな鞄のうち一つへと手を伸ばして その中身を確かめ始め、]
そうね、こんな薄汚れた格好じゃ失礼に当たるわ!
着替えてからお伺いしなくっちゃ。
[引っ張り出して物色する服は今着ているものに負けず劣らず、装飾品やフリルをふんだんにあしらったものだった。
むしろ、色合いとしては現在の服の方が地味と言えるかもしれない。]
ふふ、噴水で水遊びしてる子がいるわ。
広場の中心の小さな噴水ではしゃぐ様子を眺めてるのはお母様かな?
親しげに歩いているあの二人はきっと恋人で……。
― ローゼンハイム邸 広間 ―
[>>260他の人の視線も感じると、おろおろと視線をさまよわせた。
>>268非礼の侘びがかえってくると、ぶんぶん、と首を振る。]
い いいえ
何もいわなかった 私も悪いです し
ここに来た時に、案内をしてくれた方、一人だけ
二階のお部屋を 借りたんです けど
二階でも 人はあまり…
[見かけませんでした、と徐々に声は小さくなるけれど。
いい香りといわれると、嬉しそうな色が表情に出る。]
[急募:馬鹿につける薬。
とか思ってもあるわけもなく、この馬鹿息子が聞くわけもないと母親はわかりきっているのである。
言葉を聞きながら袋の紐を再びあけて、中から両手サイズのメロンを出す頃には口許がゆるく笑みも浮かべてはいた。
しっかり両手で持つと、歩を玄関、ひいてはその外に向ける。]
いい加減にしなさいと、何度言えばわかるの、ジャン。
[御者はぎょっとしていたかもしれないが。
彼女はなんら躊躇うことなく、おおきくふりかぶって―― 投 げ た 。
ジャンの目立つ頭に向かって、思いっきり、手加減なしで。]
あっ!
これは 師匠が作ってくれた、香りで!
[少し大きめの声で言ってしまった後に、
またあわあわと控えめに戻った。]
あの 調香師、 なので
[ディークがいたならば女の子と見てすぐに声をかけただろうか]
たしかに、家のものでなければ後は呼ばれたものということになるな。
[表情を変えぬままどこか怯えてるようにも見える姿をじっと見て]
私はアデルだ。
[ディークやトールもまだその場に残っていたなら自己紹介をしたことだろう]
― ローゼンハイム邸 広間 ―
[>>277ディークに声をかけられたらどうしただろうか。
あわあわと赤くなり黙りこむ可能性が一番高いだろう。]
は、はい
そうです、招待状が届いて…
あっ
私は、エレオノーレ・シュターデンと 言います
み みじかいあいだかもしれませんが、
よろ よろしく おねがいします…
[自己紹介をしてくれた人たちに、
ぺこりと丁寧に、頭を下げた。]
[この家はことあるごとに人を集める。
一人娘が生まれた後は、更に顕著になったと思う。
ある時は誕生日パーティという名目だったり、何かの記念日にかこつけたり、理由は様々だった。
その度に館には色んな声が増えた。
不愉快しか覚えなかった。
閉じ籠るようになったそもそもの原因も、来客の噂話だったから、余計に]
また増えた。
[今もまた種類の違う声が聞こえたことは認識したけれど、内容までは聞こうとしなかった。ただ息を吐く。
その声の主が誰かに気づくことは未だない。
何年も会っていなければ、声質も多少は変わっているだろう]
[ メロンは非常にイイ音を立てて額にめり込み、表面に亀裂が入った。
ぼたぼたと果汁が溢れ出し、甘い香りが漂いだす。
水も滴るなんとやら、などというフレーズが浮かんだのは一瞬の事。
体が大きく後ろに傾いで、背中から倒れ込む。
うわ言のようにローゼンハイムの名を呼びつつ、意識は闇に落ちていった。]
あ、メイドさん!
お部屋に案内して欲しいのだけど、良いかしら?
[エントランスホールの方に見えた人影に声を掛け、問いかける。
是の返事が聞こえると、広間の扉を大きく開いて少女の横をすり抜けた]
/*
ツンにならないよどうすれば良いんだい!?
対ウィニー専用になるのかこれは…。
そもそもツンデレについて勉強不足だと思う自分。
ふぅ。
[素が出ていた息子に気付くも、母に躊躇いはなかった。
しかし動かない様子を見ると、眉根を寄せる。]
……変な場所に当たった?
あぁ、こんなところをお見せして申し訳ありません。
[御者に頭を下げて、それから気を失ったジャンを覗き込む。
少しばかり考えるような顔になった、その後に、こうなれば最後までと御者を見上げた。]
荷物はここにおいてくれて構わないけれど。
これを運ぶの、手伝って頂けませんか。
賃金は、上乗せしますから。
[体格もよく育った息子を、運べるはずもないわけで。
とりあえず屋内に。
元々ジャンの部屋として割り当てられていた部屋に、運ぶのを手伝ってもらうことにする。
部屋の中には昔のまま、昔着ていた服もたくさんあるのだ。捨てていないから。]
上から見るときと近くからではやはり違うわよね。
細工が隅々にまで施されていて。 なんだか圧倒されてしまうわ。 普通この規模の村ではこんな立派な教会ってないと聞いてるけど……。
…………本当、こういう馬鹿なところはそっくりだ。
[御者を帰したあと、メロンを拭って、髪を押さえて、それからその顔を見て、嘆息すると呟いた。
そうして自分は再度袋を持ち、書置きを一つ机に残して家を出る。
「どうしても行きたいなら恥をかかせないで」
それを見たジャンがどういう反応をするのかなんてこと、考えもしなかった**]
ああ、私もいく。
短い間ですまないな。
また会うこともあるだろう。
よろしく、エレオノーレ。
[表情の変わらぬままに自己紹介に短い挨拶を返すと、自分も部屋へと*案内してもらった*]
― ローゼンハイム邸 広間 ―
どう なんでしょう?
大きいお屋敷だし、いそうな 気も、しますけど
[>>289首をかしげる様子に、同じように小さく首をかしげた。
びっくりしたと言われると、やっぱりあわてて]
ご ごめんなさ、えと
[謝罪を述べようとしたけれど、問い返しに、こくこくと頷く。
続く言葉に返す――― 前に、
>>290>>291ゾフィヤと名乗った彼女は部屋に向かうらしかったので、すれ違う様子にあわててまたぺこりと頭を下げた。]
は、はい また後で……
ゾフィヤさん、アデルさんも
[そうして見送った後、広間に残ったのは誰だろうか。
残った人達とも、会話があったかもしれない。]
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