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―竜舎→宿舎(自室)―
それじゃあドラコ、試合始まる前に身支度整えてくるね。
[朝食を終えたドラコに笑顔でそう告げて、一度自室へと戻ると軽く湯浴みをして身を清めた]
―宿舎→武舞台―
後二回、もし勝てたら…ううん、絶対に勝たないと…。
[白で統一された、衣服にも近いそれを着込み、ぎゅっと気合とともに下ろしていた髪をいつものように後ろで縛り直す]
よし、行こう。
[そのままドラコを迎えにいくと武舞台へと向かうことにした]
― 翌日/宿舎 自室 ―
[目覚め身支度を整えると、部屋をノックする音が聞こえる。
声を返して扉を開けると、リヒャルトの笑顔>>26が薄紫眼に飛び込んで来た]
おはようございます、リヒャルト。
ドロシーが届けて下さったのですか?
そうですね……折角ですし、頂きましょう。
[万全の状態で、と言われると>>27一つ頷いて]
勿論ですよ。
分かりました。
ではまた後程。
[用事を片付けてくると言うリヒャルトを見送り、自分は武器の最終チェックに入る。
リヒャルトが何をしに行くのかは知らぬままに]
― 回想/医務室 ―
…?
やっぱり何かあったみたいだけど…
ごめんね、猫ちゃんの言葉はわからないのよ。
[>>+63自分に向かってにゃーにゃーと鳴く白猫が何か言いたげなのは伝わったものの、何が言いたいのか解らないために申し訳なく謝るしかなく。
怖がっていたのかもというジークに対しての鳴き声>>+65とは違う響きだったから、エーヴァルトと、もしくはエーヴァルトに何かあるのだろうかとはちらと思ったものの、考えても答えが出るわけはなく。
ひとまずお茶の準備をしようかと動いたところに聴こえた返答>>+66があり。
その声の主が誰か一瞬わからなくてきょとんとした後、驚いて目を何度か瞬かせ。]
お返事してくれたのね、ありがとう。
何か他に欲しいものがあったら遠慮なく教えてね。
[聞き間違いだったかもしれないけれど、お返事してくれたことには違いなく。
白猫の前にしゃがむと、にこと微笑んでその毛並みを撫でながら声をかけた。
それから立ち上がると改めてお茶の準備に向かい、束の間のお茶会を楽しんだ。]
― 回想/医務室→外 ―
[お茶会も終わり、片付けも済ませた後ジークへと声をかける。
試合で千切れてしまった房紐は、もう使い物にはならなくなっていた。
強度を保つ為には絹糸を何重も編みこまなければならない。
時間も手間もかかる為に早く取り掛かりたいと思い、念の為に医務室の外で控えていた係の者にも旨を伝えて生糸屋へと向かった。
生糸屋では気に入った色の糸を見つけることができ、ジークからも買い物を頼まれていたならそれも恙無く手に入れる事は出来たのだが。
大会参加者と接触を避ける為に人気の少ない道を選んで移動していた為に、帰宅途中がらの悪い男{4}人に絡まれてしまった。]
― 宿舎 → ―
[企みの種を蒔いて宿舎に戻り、
一息ついてから、再び自室を後にした。]
…エレオノーレ・ガイナ、とか言ったかな。
[エレオノーレの居場所を探るように、
風精達にそれとなく頼んでおく。
1人の時に、プレゼントしたいものがあるから、
相手には内緒で…と付け加えて*]
― 回想/外 ―
…悪いけれど、通していただけないかしら。
早く帰りたいの。
[一般人にはあまり手荒い真似はしたくない、出来る限り穏便に済まそうとしたのだが。
相手は憤り収まらぬという様子で通してくれそうにはなかった。
言葉の端々からどうやら昨日の試合で自分に賭けていたらしいことはわかったのだが、それを謝る筋合いはこちらにはなく。
どうしようかしら、と思っていたところ。
落ち零れ相手だからと手を抜いたせいで負けたのだろう。
そんな言葉を投げつけられた瞬間、言った男の襟刳りを掴んで足払いをかけた。]
…………私だけならともかく。
タチアナさんまで侮辱するのは許さなくてよ?
[仰向けに倒れたところに膝を落とすと、苦悶に歪む男の顔を覗いて冷たい声を落とし。
とっさのことに反応できずにいた他の男たちに回し蹴りをして、そちらにも温度の低い視線を向けた。]
― →竜舎 ―
[その後、支度を整えるとルートヴィヒは竜舎へと向かう。
竜舎ではルートヴィヒの姿を見た氷竜がハートマークを撒き散らしていた]
おはようございます、リジー。
調子は良いようですね。
[頭を摺り寄せてくる氷竜の首を撫で、柔らかい羽毛に瞳を閉じる]
……リヒャルトから果物を?
そうでしたか、それで気力も十分なのですね。
では今日の試合、よろしく頼みますよ。
[氷竜から差し入れの話を聞き、自分のことのように柔らかく微笑んだ。
リヒャルトが傍に居たなら、差し入れの礼も述べて。
ルートヴィヒは氷竜を連れて武舞台へと足を向ける。
高鳴る鼓動を抑えるように、一つ大きく深呼吸した]
― →武舞台 ―
[武舞台へ辿り着くとルートヴィヒは氷竜と共に舞台へと上がる]
───凄いですね。
皆さんこの歓声の中で、試合を。
[呟き薄紫眼を一度観覧席へと巡らせた。
リヒャルトやエーヴァルトの姿が見えたなら、微笑を返したことだろう]
/*
>>43
何かされそう!楽しみ!
…だけどルートヴィヒが勝たないとフラグ折れるのかなぁ。
頑張れルートヴィヒ(
― 回想/医務室 ―
[茶会の最中、話し合いともなれば、]
……宝珠の手がかりも見つかっていませんしね。
どなたかが持ってらっしゃるのならば、持ち歩いてるか、隠したか…後者の方が確立は低そうですが。
[疑いが晴れぬ今、男はこの場に居ない者を想う。
誰彼も動機があり、無いとも言える。]
大会参加者の中に犯人が居るとして。
其れを直接確かめる手段は…ありませんし。
どなたかが所得してらっしゃるかを、
想像するしかありませんが…。
[そこで思案げな言葉は途切れる。
話しこみもそこそこ、犯人探しは今のところ保留のままとなるか。]
― 回想/医務室 ―
[アプサラス>>+55からのお茶の誘いには嬉々として頷き。
なにがあったのかを聞けばへえ?と首をかしげて猫を見た。
美味しいお菓子とお茶を楽しみながら、ジークムント>>+59から説明を受け]
へー、個室があるんだ。
まあ医務室にずーっと陣取ってるわけにはいかないもんな。
おしえてくれてありがとう。
[なるほど、と納得しながらカモミールティを飲む]
― 回想/医務室 ―
[ラヴィとジークムントの会話にはなるほどなあ、と耳を傾け。
猫>>+66がなんかしゃべったような気がしてついじっとみた]
今なんかしゃべった?
[首を傾げても、もうしゃべらないから気のせいかとお菓子をつまんで]
そうだな、全部解決して、また気持ちよく集まれるといいな。
[ラヴィ>>+67に同意するように頷いて、お茶会が終れば席を立つ]
― 回想/個室 ―
ん、ああ……
[名を呼ばれて、先ほどいってた治癒か、と大人しくラヴィ>>+68の近くに座る]
いつもありがとうな、ラヴィ。
[ちいさな前足が右腕に触れる。
じんわりと温かくなっていく、何時もの感覚に瞳を細めて微笑んだ。
術が終わればありがとう、とラヴィの背を撫でて]
あー、つかれた。
俺はちょっと、休むな。おやすみ……
[ベッドにぱたりと倒れこんで、そのまま眠りに落ちた]
―回想終了―
― 第二試合直後/武舞台 ―
……ん、ああ。
人込み出たい気分じゃねぇしな。
あ、んじゃ、時計塔のとこの店のミルフィーユとキルシュトルテ頼む。
[歓楽街で外野の野次に付き合いたい気分ではないから、出歩くつもりはなく。
食べたい物を、と問われ>>22真っ先に上げたのはやっぱりケーキだった。
ちなみに、国では饅頭片手に書類決裁するのが日常茶飯事だったりする]
[その一方で、翡翠の嵐龍は届いた囁き>>23にゆら、と尾を振り。
どういたしまして、と言わんばかりにるぅ、と小さく鳴いた。
ただ、向けられた笑みには何か思うところでもあるのか。
真紅の瞳は一瞬だけ、己が半身たる騎竜師へと向けられたが]
― 第二試合直後/竜舎 ―
[買い物を頼んだ後、向かうのは竜舎。
他にも誰かいたようだが、そちらは気に留めず。
鬣や羽根を整えたり、鱗の汚れを落としたり、と一通りの世話を焼く]
……お疲れさん、半身。
念願まで、もう一勝負……だな。
[世話が済んだ直後に零れるのはこんな呟き。
るぅ、と鳴く嵐龍に笑いかけ、角の下を撫でてやる]
ここまで来たら、「あの時」の意地も通さねぇとな。
お前の事、未熟龍呼ばわりした連中は……もう、いねぇけど。
[呟く口調はどこか寂しげなもの。
未熟龍、とは、生まれたばかりの頃の嵐龍につけられたあだ名だった。
翡翠の嵐龍が『変異種』などと称される理由は、その生まれの特異さにある。
精霊の力を強く帯び過ぎていたが故にか、その卵は翡翠細工さながらの様相を呈しており。
生きているとは思えない、と周囲の騎竜師たちは口を揃えた。
けれど、石の如きその卵は、確かな温もりを宿していたから。
生きていると信じて温め続け──通常よりも小さな龍を無事に孵したのは、遠い記憶。
孵してからも苦労は多く、餌を受け付けない仔龍に精をつけさせるべく、自らの血を吸わせた事も度々あった。
そんな、諸々の苦労は絆となり、互いに互いを『半身』と称させるに至っていて]
……ん。
勝とう……な。
[それを目指す想いは、共通のもの。
小さく呟い額を合わせ、しばし目を閉じた後。
ゆっくり休めよ、と言い置いて、竜舎を後にした]
― 第二試合直後/宿舎 ―
[部屋に戻れば、待っていたのは国からの影文。
内容を確認して、こちらの状況を含めた返信を飛ばす……のだが]
……その、南からの話はいつまでも棚に上げとけ……っ!
[提出された案件のひとつ、南の隣国からの園遊会の誘いには、やたらと力の入った否定の返信が返ったとかなんとか]
……いや、言いたい事はわかってっけど、なぁ……。
[返信を終えた後、首筋にかけた細い鎖をするりと指に絡め。
普段は服の内側に隠しているもの──翡翠細工の勾玉を引き出し、ため息ひとつ。
視線は静かな煌めきにしばし向けられていたものの。
頼んだ買い物が届くのと同時に、翠はまたするりと隠された]
[自分が倒した男はどうやら意識を失ったようで、他の男達も戦意は失せた様子だった。
俺達は手を抜いたとは思ってない、と媚びた笑みを怯えながら向けられると相手をしていることすら馬鹿馬鹿しくなり。
呆れて息をついたのだが、男達にはそうは思わなかったらしく。
タチアナが強いと思っているのは他の連中もそうだ、オッズが急に上がったから間違いない、と慌てたように言い募られた。
特に気にとめることはないかもしれなかったが、急に上がった、という言葉が何故か気にかかり。]
そのオッズって、どこで解るの?
[そう問うと、時間ごとに更新されるという紙を見せられた。
その紙には明日の試合をする二人の名と倍率が載っており。
最初の方ではさほど差のなかった人気が、ある時間を過ぎたところでタチアナに傾いているのが解った。
自分に勝ったというのが彼女の人気の理由なら、最初から人気が高くないとおかしいと思い、眉を寄せて。]
…この紙、もらっていいかしら?
[聖宝の件とは関係ないかもしれないが一応ジークの耳にも入れておこうと思い、オッズ表をもらうとその場を後にして。
戻ってからジークや、エディ達もいたなら彼らにもこのことを伝えた。**]
/*
そしてログ書いてたんだけどカークを待ってみる。
……書いた内容がほぼまるっとカーク宛だったんで、補完に死ぬだろうと思って投下するの止めときましt
しかもやたら長いので(
いや犯人の事に触れ始めたらこう…長く…。
/*
長文すまんね……!
しかし、フェイツウェの設定とか、明日には落とす余裕はないと思ったんだよ……!
しかし、ケーキに拘る理由に言及できん。くぅ。
/*
え、これ前から知ってる物かな。
耳飾の言われは知らない(予定)なんだけど。
まま確実性がないってのもあるし。
「知られると調子乗られる」と思われて教えられてない、ってのが有力そうな説(
でも異民族の癖にうんたらとか罵倒されてみたい(*ノノ)
―武舞台―
[ドラコを連れてそこにあがると、一回戦目以上の歓声を一身に浴びることになる]
今日は、よろしくおねがします。
[ルートヴィヒの姿が見えると深く一礼をし]
悔いの無い試合にしたいです。
[そう微笑みかけた。
観覧席を見回せばライナーの姿を見つけることができ、手を振るようなことはまだしない、ただ視線が合えば小さく頷いてみせた]
― 宿舎→武舞台 観覧席 ―
[その日はその後、何をするという事もなく、宣言通りにのんびりと過ごした。
時計塔の傍の店に拘る理由を問われたなら、母がこちらの出で彼の店の話を良くしてくれた事、それが印象に残っていたから、と事情を話したりもして]
……さぁて、と。
次のお相手がどちらになるか。
しっかり、見てこねぇとな。
[翌日。
日課をこなした後に、足を向けるのは武舞台観覧席。
先日と同じく、席は取らずに、壁にもたれて。
舞台で対峙する者たちを、静かに見やった]
― 武舞台 ―
[歓声に気を取られたのはただの一度だけ。
後は試合に集中する。
タチアナの姿>>51を見ると、引き締まった表情のまま小さく笑んだ]
こちらこそよろしくお願い致しますね。
お互い、悔いの無い試合を。
[そうして一礼を返すと、氷竜を撫でてからその背へと乗り込んだ]
[結局どうするか悩んだ挙句カークが念願といっていた時計塔近くの場所のケーキ、フルーツタルト>>0:278をワンホール買ったのであった。
何気に医務室にある二組はエレオノーレ>>2:71より食べたことがあるなんて知らないわけだが]
―医務室前―
お見舞いにきたのですが…駄目でしょうか?
[と大会役員を見上げ聞く。
少し待つようにといわれて素直に待つ。
事件への警戒のため、パートナーでなくとも、親族や親しきものであるかないかなど大会参加者と関連ないのか念入りに調査していることを知らない...はカリギュラとともに待っていた。]
よろしくね、今日もがんばろうドラコ。
[ルートヴィヒとの挨拶を済ませると、ドラコにそう語りかけてその背に跨る]
さぁ、ドラコ、行くよっ!
[掛け声と共に、ドラコが羽ばたくと空へと翔けていく。
その様子は一昨日に比べ少し身軽に感じ、痩せたのかなと感じたのは勘違いじゃなかったかなと今になってそのことを思い出していた]
『グァー(暇だー)』
[待ってる時間カリギュラは退屈そうにしていたが、程なくして大会参加者の人がやってくるとは関連のない一般参加者と判断を下したようだ。
それはまあ放浪者だからそうだろう。
さりとていい顔はされなかったのは規制云々とはまた違う問題もあるのだろう。大人数でもなかったり、傍らに幼竜が居ること起因するのだろうが、それでも不振な行動はしないようにと釘を刺されれる。]
― 武舞台 ―
行きましょう、リジー。
私の望みを叶える為に。
[氷竜の背に跨り角の傍を撫でてやる。
きゅい、と嬉しそうに氷竜が鳴くと、角に下げられたサファイアの十字架が揺れた。
羽毛に覆われた翼が羽ばたくと、氷竜の身体が浮き宙へと舞う。
風に煽られた紺碧のマントを翻し、ルートヴィヒは蒼穹で得物を握った]
[双方が蒼穹へ立つと試合開始の合図が鳴り響いた]
行きますよ!
[それと同時に氷竜を駆り、聖竜に乗るタチアナへと立ち向かう。
左手でブルウィップを握り、タチアナを自身の左側になるように氷竜を操作し、すれ違い様にブルウィップを振るう。
小手調べとでも言うような軽い一撃。
駆る勢いを乗せた横薙ぎがタチアナの胸部を襲った]
[リジーに跨るルートヴィヒを見るたびに、
数年前の、あの時のことが思い起こされる。
あの日―――。
竜の谷で凶暴化し、人を襲うようになった竜を
鎮めに行った時のこと。
まだ、音の精霊と契約を交わしたばかりの自分は、
その竜を鎮めるのに失敗し、
今しも、食い殺されようとしていた。]
[ その時、氷竜とともに舞い降り、
身を以て救ってくれたルートヴィヒの姿は、
今でも、はっきりと瞼に焼き付いている。 ]
[その日から、自分は、ルートヴィヒを主と決めたのだった。
たとえ、なにがあろうと、この人の力になろうと、
そう、決めたのだ。]
― 第二試合直後/武舞台→時計塔付近の店 ―
[龍の視線が一度主へ向いた理由は知らぬまま。
ひとしきり翡翠の龍に触れてから、>>46頼まれたものの名前は反芻して覚える。]
解りました。ミルフィーユとキルシュトルテ、ですね。
[いってきますと礼をとり、一度行った店へと向かった。
キッシュトルテは一つしかなかったが、ミルフィーユにはいくつか種類があって少し迷う。
ロン、グラッセ、ブラン、オー・フレーズ、と説明を受けても味までわからず悩みぬいて、結局ロンと呼ばれる物を選んだ。重ねたパイ生地の合間を飾るのは、苺とカスタード。白いクリームと赤いジャムで矢羽模様を描き、側面にはカスタードクリームを塗り刻んだフイユタージュ(パイ生地の一種)を塗してある。
チョコレートクリームとキルシュで香り付けされた桜桃が主のキッシュトルテは華やかさはやや劣るものの、黒い森を模したように丁寧に削りだされたチョコレートと生クリームのコントラストはこのケーキにしか無い物で、桜桃は今回は大会開催中特別に他国から仕入れた「サトウニシキ」という大粒の物を使い、これまた格別なものとなっている。
……とは店の人の請け売りだった。]
― 宿舎・厨房 ―
はい、では試合後にまた参ります。
[ 昨夜はそのまま宿舎に戻り、エルデシュタイン家で待つ父…筆頭執事への状況報告の手紙などを書いて過ごした。
内容は、自分が任されている対外折衝や事務手続きに問題が起きていないかの確認などの簡単なもの。翌日にルートヴィヒの試合が行われるという部分だけが、多少私信めいていただけで、もちろん秘すべき事柄は記されていない ]
[ そして翌朝早く、再び厨房を訪れて、今度は、前とは別の調理器具の使用を願い出る。先に焼いたケーゼクーヘンは、厨房のスタッフにも振る舞われ、好評を博していたので、今度の交渉は至極スムースだった ]
ええ、今日は、どうしても見たい試合がありますので、観覧に参ります。
[ 騎竜師の試合を見にいくのかと問われると、微笑んでそう答えた ]
― 第二試合直後/→宿舎 ―
[長い説明を律儀に全て聞くのも性分で。宿舎へ戻るのはだいぶ後になる。
一度部屋に戻りターバンを置いてから、厨房で紅茶を用意してもらいそれらを持って主の部屋に入る少し前、何やら声が聞こえて>>50首をかしげる。
南がどうと言っているような気がしたが、細かい内容までは知れずに。]
主様、失礼します。
[入ると同時に隠された物は、緑の残像しか目に残らなかった。
ぱたりと長耳が揺れて、翡翠も同じように揺れる。]
…ユウレンからの連絡、何かありましたか?
[それよりはその直前の声が気にかかり、ケーキと紅茶を用意しながら、そんな事を尋ねて――]
― 朝方/医務室 ―
――…さて。そろそろ試合の時間ですか。
[常の様に医務室の椅子に腰掛けるさまは普段と変わらぬ医者の其れ。
試合を観戦しに行くか迷うも、外出は少し躊躇う気持ちがある。]
オッズ表、…か。
[昨夜アプサラスが持ってきてくれた紙を机の上に置き、
まだ見たい者の為に取って置くだろう。
やおら椅子から立ち上がると、入り口辺りの鏡の前に立つ。
手のうちに握りこんでいるのはアプサラスの買い物序にと頼んだ髪留めの紐。気の引き締めにか一つに結わうと背に白銀の髪をたらした。]
― 宿舎→武舞台観覧席 ―
[翌日までは部屋でぼんやりと過ごした。事件の事なども考えてはいたが、結論はでずに。
手持ち無沙汰か一度だけ、古い手紙を荷物の中から取り出しては、苦いものを浮かべてまたしまう。
手紙の内容は祖母からのもので。
旅へと出てから、何通と何十通と書いて送ったものへの返事はその1枚きりだった。
内容は端的。「二度と郷へ戻るんじゃない、馬鹿孫。」そんな一言だけだった。
それから翌日、いつもの時間に起きて武舞台へと向かう。
勝った方が主と戦うのかと思うと、自然足は速まった。]
―武舞台上空―
[試合開始の合図とともに、こちらに向かってくるのをじっと見やり。
左手を駆け抜けていく姿と、胸部を狙い振るわれるブルウィップ、レイピアではじくよりは武器を絡まれないように注意をしながら軌道を逸らすようにして受ける]
くぅ…
[軽くとはいえ、速度ものり体格差のこともあれば自分にはそれなりに力のある一撃に。
駆け抜けるその姿にカウンターを入れる余裕はなく、ただ追撃を警戒するようにすぐにそちらを振り返った]
[ 武舞台には、ルートヴィヒに付き従う形で到着した。リヒャルトとの間に交わされる会話があったなら口を挟まず、試合に赴くルートヴィヒの背に、常に変わらぬ模範的な一礼を贈る ]
御武運を。
― 武舞台 観覧席 ―
……双方、お手並み拝見、っと……。
[動き出したニ騎の姿に、僅か、目を細める。
表情が楽しげなのは、恐らくは性分。
けれど、近づく気配>>64に笑みは一時、嵐のいろを鎮め]
っと、よぉ。
そちらさんも、観戦か。
[空から視線を移ろわせつつ、ひら、と手を振った]
― 個室 ―
[熟睡から目が覚めたのは試合開始間際というところ。
昨日の怪我のせいか、今日は起こされることもなく。
寝てる間にも何度か治癒の術をつかわれたのか、怪我の痛みはもうほとんどなかった]
んー、あー、よくねた……
[あふ、と間抜けなあくびをしながら起き上がり。
医務室へと出て行く]
― 医務室 ―
[映像板を付ければ丁度、双方の竜が浮上し始めたところだった。先制はルートヴィヒとなるか、ブルウィップの撓る音が映像を通して耳に届く。>>57]
―――…ああ、すみません。
急患でしょうか?
[ノックの音の後、お入り下さいと声をかけた。>>+97]
― 武舞台 ―
[相手を襲ったブルウィップを軽く引くと、振るう前の纏まった状態へと戻る。
それを左手に握り氷竜を旋回させると、再びタチアナを見据えた]
打ち込んでは来ないのですか?
来ないのでしたら、こちらから行きますよ!
[一声かけて、再び氷竜を駆る。
基本のスタイルはヒット&アウェイ。
武器が打ち合いに向かぬため、その場に留まることはほとんど無い。
先程と同じように左側にタチアナが来るように迫り、横薙ぎに振るう。
──と見せかけて、直前でブルウィップを手元へと戻し。
手首を返して今度はタチアナの背中を狙った。
当たろうが当たるまいが、氷竜はタチアナの横を擦り抜け距離を取る]
― 武舞台・観覧席 ―
[頭上の戦いを見ながら、風精の囁きを聞く。]
……そうか。ありがとう。
[探していた人物が現れた、と。
それを聞いて、ゆっくりと移動を開始した。]
― 回想/宿舎自室 ―
……ん、ああ、お帰りっと。
[呼びかける声>>63に返しつつ、するり、翠は服の下へ。
二種の細工、対なる翡翠。
ユウレンの古き慣わしの事は、未だ教えぬまま、今に至る]
あっちは今んとこ、落ち着いてるから問題ない。
北の方が騒がしいから、南が相変わらず連合持ちかけに熱心だ、ってそんなとこかな。
[かなり内容を端折った説明を返しつつ。
届けられたケーキに、また一気に破顔したのは、言うまでもない話]
[ひとあし毎に杖をつけば、りぃんという音が微かに響く。
周囲の歓声に紛れ、紡ぐは、精霊に呼びかける呪]
Meus conjuratus amicus Notizfine.
Phasmatis teres sanus.
Tribuo hypnosis vox ut meus vocis.
[ふわり、天青が淡く輝いて、
うっすらとした光が、術者に吸い込まれていく。
そうして、探していた人物に近づいていった。]
失礼します!
[扉の向こうからの呼び声>>+104にもう一度息を整えてから医務室の扉を開けてカリギュラとともに中に入って周囲を見渡す、カークにもルートヴィヒにもであったことはあるが、騎乗した姿をみた後の騎竜師となるとまた別格の緊張があった]
急患ではなくて…ですね。その…武舞大会、お疲れ様でした!
[頭を下げながら
ケーキの入った箱を両手で差し出した]
― 武舞台 観覧席 ―
[大事な、という返答>>70に、一つ瞬いて]
……ん……ああ。
そういう事、ね。
[直後、意を理解して小さく呟く。
その後の言葉には、微か、笑みを浮かべ]
ありがとさん。素直に受け取っとくわ。
[さらりと返しつつ、こちらも空へ視線を向ける]
― 武舞台観覧席 ―
[始まる前にはたどり着き、開いた席を探すもどこも一杯だった。
せめて見やすい場所をと探していると、だいぶ遠くに水色の瞳の人>>55が、大きく手を振るのが見えた。]
付き添いの…?
[タチアナは違うのなら、もう片方の思いながら。
熱心に主の試合を見ているようではあったので、近づくのは少し躊躇い、少し離れた位置に立って空を見上げる。
逆に向こうがこちらへと近づいてきたのに気づくのは>>69>>72、少し遅れることになる。]
/*
リヒャルトが何やってくれるのか、楽しみで仕方ない俺がいてますよ、と!
こんにゃろ、おいしいな、っとにwww
エディ氏。お早う御座います。
[個室から出てきたらしき彼に挨拶を向けるとほぼ同時にか、>>+103
元気の良い声を上げて扉を開ける少女の姿があった。>>+105]
…だそうですよ?
[武舞台会の労いにか、騎竜師であるエディに自然目が行くのは当然のことで。]
あ……はい、そうです。
ええと、付き添いの…。
[ふいに呼ばれて>>73、空から視線は外れる。
名は何だったか、思い出すように目の前の人を見上げながら瞬いた。]
―武舞台上空―
[レイピアを構えて、静かに呼吸を整える。
かけられる声に、打ち込みたい気持ちはあるのだが、まともに受けていてはこちらがもたず、受け流すにしても綺麗に流さなければカウンターを取ることもできない]
くるよ、ドラコっ!
[ドラコを少しのけぞらせるような形で受ける姿勢をとる。
再度、こちらの左を駆け抜ける動き、そして振るわれるブルウィップは一度引き戻され、こちらはその様子をしっかりと眺め、まだ動き出さない。
再度振るわれるのを確認した時点で、ドラコの横に大きく体を左に傾ける。
ブルウィップの一撃を避けながら、体ひとつ向こうの側へと伸ばす形となればこちらの短い間合いでもレイピアを届かせられる距離になっただろうか。
安定したドラコの体格と自分の身軽さがあってこそできる曲芸に近い一撃]
たぁっ!
[すれ違い様に一撃、鞭を振るう左の手の甲を狙う突き、向こうが振るうブルウィップは背中を狙ったものらしく右の肩のあたりを後ろから軽く打つ形に、
痛みが走るが武器を取り落とすほどではなく、ぐっとこらえる]
― 武舞台・観覧席 ―
そういえば、まだちゃんと名乗っていませんでしたね。
はい。ルートヴィヒさまにお仕えしている、
リヒャルト=ラーベンタールといいます。
[エレオノーレへと丁寧に名乗り、一礼する。
その口調は、どこか甘く、眠気を誘うもの]
― 医務室 ―
あ、ジークムントさん、おはよー。
[ひら、と手をふったときに、医務室の扉が開いて。
そこに現れた少女>>+105の言葉にきょとりと瞬いた]
え、あ、ああ。うん、ありがとう。
[ちょっと照れたように笑みを浮かべて]
それは差し入れ? 俺起きたばっかりだから、貰ってもいいかな。
[だらしがないところをあっさりとばらしながらユーリエに声をかける。
テーブルの上に、昨日アプサラスがもちかえってきたオッズ表があって。
それについてはどういうことなのか頭をひねってもわからなかったから、結局考えてないのだった]
立ち話も何ですので…。
先ずはおかけになってください、レディ?
[勤めて穏やかな口調でユーリエと、
その傍らの竜へ椅子を勧める。
本来なら警戒すべきだとは思うが、追い返す訳にも行かず。寧ろ何か話が聞けるのではという狙いもあった。]
は、はい!
『グァーグァー(落ち着けーゆりっぺー)』
[促してくれる銀髪の人>>+107んど意味もない返事をしたりしつつ、頭を上げて]
ど、どうぞ。皆様で召し上がってください。
[だらしないとかそういうものよりも、ただ受け入れるような言葉>>+108に安堵して、徐々に心が落ち着きを取り戻しだしている]
― 武舞台観覧席 ―
そうでしたか、こちらこそきちんと名乗らずに…。
カーク様の付き添いで参りました。
[とはいえ名は知られているようなので、礼を取り付き添い相手の事のみ告げた。こちらも知られているかもしれないが、念のためにと。
ふいに甘い匂いがしたものの、前日ケーキやら見ていたせいか、その類だろうかと気には止めず。使われた力には気づかない。]
レ、レディ?
[放浪者には縁のない呼びかたに少しの驚きを抱きながらも椅子を薦める言葉>>+109にいいのかなというように一度銀髪の人を見る。
その狙いなどは知らないが穏かな口調に遠慮するのも悪いかと思えて]
あまり長居しすぎないようにと役員の人に言われてますが…遠慮なく…ありがとうございます。
[素直に椅子に腰掛けると、カリギュラはきょろきょろとしながら...の足元へと座った]
― 武舞台 ―
[振るったブルウィップは狙いこそ逸れたものの、相手の右肩辺りを打ち据え。
狙われた手の甲への突きは、手首を返す動きをしたのもあって、手首以下に巻いていた灰色の布を肘に向かって切り裂いていった。
存外深く突き入ったらしく、手首近くの切り込みは肌にまで届いている]
くっ…!
これしきのこと…!!
[スナップが重要な己が武器を操るにあたって、手首が傷つくのは操作精度を落とす原因にもなってしまう。
走る痛みに顔を軽く歪めつつ、氷竜を旋回させて再びタチアナへと向き直った]
リジー、行きなさい!
[声と意識で氷竜に指示を出す。
氷竜は大きく息を吸い込むと、離れた場所から聖竜に向けて勢い良くブレスを吐いた。
細かい氷が刃となり、聖竜とタチアナを取り巻こうと舞い散る]
― 医務室 ―
[机の上の映像板から見える二人と、会場の熱気。
丁度タチアナがレイピアで攻撃を仕掛けたところか>>77]
貴女もご覧になります?
[ケーキをエディへと差し出す少女の様子を、
男は微笑ましく見詰めているのであった。]
おや、私にもですか。
本当至れり尽くせりです、有難う御座います。
[どもる様子を思ってか、紅茶を入れましょうか?
と訊ねては見るものの>>+110]
/*
誘拐?誘拐?(wktk
あれ(カーク)相手に、その手は色々逆効果だと思うけどね!(多分、それで正解
盛り上げようという頑張りは、ほんとに偉いなあ。
[ 背後は絶賛以下省略 ]
― 医務室・廊下 ―
[ジークムント達との話し合いも、犯人の絞込みには至らず。
会話の途中で何だか複雑そうな顔をしていたその理由は]
……精霊たちの王の力すら使える『宝珠』か。
そりゃ魅力的だよね。
[昨日は背中を撫でながら眠るエディの横で宝珠の事を考えつつ。自分が眠る前と、今朝目を覚ましてから、起こさないように気をつけて回復魔法を掛けておいた。
疲労から休んでいるのを起こすのは偲びないので、係員が外を通った時に声をかけて部屋から出て。
陽の当たる場所で身体を整えてから戻ってきた。別名日向ぼっこ帰り]
ちょっと遅くなっちゃった。
誰か、手が空いてたら開けてもらえません?
[少女の来訪>>+105に少し遅れて。
昨日の部屋の外から、てしてしと扉を叩き声を掛けた]
― 現在/医務室 ―
おはよう、もう試合始まっちゃったかし…
あら、お客様?
ゆっくりしていってね。
[朝、前日よりも早く起きた女は己の半身の元に行き彼女の食事や身繕いを手伝って。
そろそろ試合の時間、と見計らって医務室に戻ると見覚えの無い少女と騎竜の姿があり。
首を傾げかけるも、それよりも挨拶をと笑顔と会釈を向けた。]
―医務室―
折角もってきてくれたんだから、君も一緒に食べよ。
[にこにことユーリエ>>+110に声をかけた。
受け取ったケーキの箱をテーブルにおいて、ナイフやフォークやお皿を準備する]
前にこようとした時は断られたけど……
試合に関係のない人はやっぱり医務室に来れるみたいだなあ。
[昨夜の話しを思い返してぽつりと呟き。
見覚えのあるフルーツタルトを、それと気づかずに取敢えず8等分しておいた]
― 武舞台観覧席 ―
ええ。先日のヒッツェシュライアー様の戦い、
実にお見事でした。
[ちらりと空を見上げ、すぐにエレオノーレへ視線を戻す。]
次にルートヴィヒ様があの方と戦われるかと思うと、
僕としては嬉しいような、心配なような…
複雑な気持ちですよ。
[りぃん、りぃん、と言葉の間に、
ごくごく微かな音が、規則的に響く。
単調なリズムは、竜を、人を惑わし、
催眠状態へと誘おうとするもの。]
あら、ラヴィちゃんもお出かけしてたの?
おかえりなさい。
[自分が閉じてすぐ、外から聞こえた声にきょとと瞬き。
扉を開けると、足元のラヴィへと笑顔を向けて出迎えた。]
嗚呼、お名前を存じないもので、つい。
…ジークムント=ベルゲングリューンです。
呼びやすい風に呼んでいただいて、結構ですよ。
[先ずは自分から名乗るべきだと、
少女へと名を明かす事となった。>>+112]
余りお引止めするのも何ですし、
退出は貴女が好いと思った時点で構いませんよ。
それに、試合も始まっていますし、ね?
[一瞬見上げた視界には、
細かな宝石を散りばめたような、リジーの吐息が
蒼穹に煌めいていた。
綺麗だ―――と、奪われそうになる意識を、
目の前の相手へと、無理矢理集中させる。]
ん? ああ、ラヴィか。
[外から聞こえる声>>+114にきょとりと瞬き。
ドアを開けて相方を中にいれる]
お帰り。
ユーリエがケーキ差し入れてくれたよ。
[そういってラヴィを抱き上げようと手を伸ばし。
アプサラスがやってきたのを見れば、おはよう、と声をかけた]
― 武舞台 観覧席 ―
……ふぅん。
面白い得物だな。
[ぽつり、零れる呟きはルート>>ヴィヒのブルウィップへ向けられたもの]
おやま、そりゃあ残念。
んでも、いい勝負だったのは、確かだ。
……いい風、感じた。
[ヤボ用の事情は知る由なく、また、追求する事もなく。>>80
軽く返した後、交差を思い出すよに、一瞬目を閉じた]
― 武舞台 観覧席 ―
……ふぅん。
面白い得物だな。
[ぽつり、零れる呟きはルートヴィヒのブルウィップへ向けられたもの]
おやま、そりゃあ残念。
んでも、いい勝負だったのは、確かだ。
……いい風、感じた。
[ヤボ用の事情は知る由なく、また、追求する事もなく。>>80
軽く返した後、交差を思い出すよに、一瞬目を閉じた]
/*
医務室が、すっかりジークムント×アプサラス夫婦家の居間に見える件ww
ところで、賭けの話は余計だったかも、と反省中。
エーヴァルトまでたどり着いて、怪しいと思ってもらえれば、まあ結果オーライで、いいんですが、そんなに大した理由じゃないんだよorz
/*
ナニユエ、そこに入ったアンカー……!
おのれ、削除はしたくないというにっ!
と、それはそれとして。
りひゃるとおまえww
なんて素敵なお約束をwww
― 朝方 ―
[夜だし無理!と門前払いをくらった医務室。ケーキは、ちゃんと防腐処理はしました(風精が)
ぼっちゃんことルートヴィヒの応援もしたいけれど、と思っていたが、それよりお見舞いというものが第一希望。
そんなこんなでのんびりと歩いていたら、エーヴァルト>>+102に出くわすと、びくぅっと身をすくませて、それから飴ちゃんを急いでつかみ出して、エーヴァルトに渡して、逃げた。]
た、食べちゃやーよ!!
[何か信じ込まされている。視線はちらちらと頭上に向いたりもしていたかもしれない…。
相手にどれだけのショックを与えたかなんて、気付くこともないのだった。]
/*
うーむ。リアル時間的制約がキツイ、です。
動ける時間になると、観戦モードになっちゃって。
赤(エーヴァルト含む)と上手く絡めないのがまた痛い。バトルにならないまでも、こう、ちょっとした対立フラグなど立ててみたいのに。(つい同情系RPもしてしまってますが)
[机の上の映像板には今気づいて]
あ、もうはじまってる!
はい、是非見させてください!
[今更観覧席にいっていては遅れてしまう。と、今まで遠慮がちではあったが、見物については力強く答えて]
ええ、もちろんです。
騎竜師のかただけでなくてそのパートナーのかたも一緒に戦っているのですから…って、師匠の受け売りなのですけどね
[それは狩猟大会ではなく昨日一昨日の戦いのことを差しており、紅茶については、お願いします。と頭を下げて頼んだ]
はい、お邪魔させてます…あ…
[アプサラスが顔を出し挨拶と会釈をくれ、ジークムントの>>+118自己紹介もあって]
初めまして、騎竜見習いのユーリエ、このこはカリギュラといいます。
[アプサラスに、そして入ってきたラヴィも含め全員に伝えるように自己紹介
その足元でカリギュラはラヴィをみて、なんだかやる気になっていた]
―武舞台上空―
[突き出したレイピアは微かに捕らえた感触はあったが、すれ違い様のこと衣服だけを捉えたように思えた。
すぐに体勢を建て直し、右腕でレイピアを握る力をわずかに強めてその動きに支障が無いことを確認。
旋回するリジーと、その騎竜の姿をドラコをゆったりと旋回させながら捉えたままに、続いて吐き出されるブレスに]
ああいうのは一番まずい…、ドラコっ!
[体を極端にのけぞらせるようにして、姿勢を低く構える。
ドラコが受ける氷の刃は長毛に阻まれながら時折その肌を浅く傷つけることはあってもその体躯にとって致命傷とはなりえないだろうか。
自分は姿勢を低く保ち、左の腕で顔の部分はかばうようにする。
避けるよりは受ける方向で、姿勢を低く保てばある程度の刃はドラコの長毛に阻まれ、それでも到達する小さな氷は頬や腕を裂く。
その攻撃に耐えながら、頭にあったのは以前よりも軽く感じたドラコの動きについて]
いける…かもしれない…
…そうですねえ。
流石に今は試合中ですから―――尚の事かもしれません。
[試合が始まれば皆の意は其処にあるだろう。
それ故と思い、口にする言葉。>>+116
エディが準備をし始めると其れに伴い紅茶を用意し始めた。
カフェインの無いハーブティーも忘れずに。]
ここのお店のフルーツタルト、美味しいですよね。
[以前エレオノーレから頂いたものと同じであれど、
男はケーキの美味しさを讃えるのだった。
アプサラスやラヴィの姿が見えれば、]
お帰りなさいませ。お二人とも。
[体のところどころは服や肌が裂け痛むが動けないほどでもなく、ブレスを耐えたところでその切れ目、全力でルートヴィヒにまっすぐと迫る]
まっすぐ、ドラコっ!
[先日の試合でもいままでも、受ける動きのみを取っていたこともあれば不意をついた一撃となるか。
その翔ける動きはまだ鈍重さは抜けないものの、ルートヴィヒの左の肩を狙い突き出すレイピアはすばやく鋭いもの]
え、あの…その…では私も。
このケーキ、一度食べただけなのですが、とってもおいしいのですよ。
[先日食べたフルーツタルトの味を思い出すと魅力的だったのを思い出しながらエディ>>+116にいうと]
そうみたいですね。
私もなんだか大会参加者とかその身内の人じゃないのか?と調べられて関連がないとされてからようやく、でした。
なんでそんなこと調べているのかは知らないのですけどね
[規制の理由を知らぬ...は純粋に疑問を口にした]
― 武舞台観覧席 ―
ありがとうございます。
次に……
[主への賞賛には微笑みながら礼を述べ。
次の試合はまだ決まっていないと言いかけて、失礼に当たると言葉を留める。
どのみち主が相手な事は変わらない、と考えを改めてから。]
実力が有る方同士ですと、どうしても怪我は免れませんから。
それでも、怪我が少なければ良いとは、いつも思います。
[本音を交えた丁寧な言葉を返しながら、瞬きが多くなっていく。
微細な音は術に紛れて、耳で感じ取る事は出来ない。直接頭の奥へと滑り込む。
内側に宿る守護する精霊が苛立ちを見せたが、基本機嫌の悪い精霊なので警告にも気づかない。
徐々に目を閉じる瞬間が長くなり、瞬きの多さに目を摺った。]
えーっと…では、ジークムントさんと
[好きなようにというジークムント>>+118の言葉に答える。
もう一つのほうが噛みそうだから遠慮なくそうした。
また元々姓を持たぬ...には名を呼ぶ癖もあった]
いえ、その、皆様の邪魔をしても悪いですから…でも試合の最中まではご好意に甘えさせていただきます。
― 医務室 ―
私、この子に何かしたかしら。
[竜の言葉は分からない。
映像板で既に始まっている試合をちらりと見てから、またカリギュラに視線を戻す]
はい、ユーリエと申します…兎さん?
[ラヴィとよばれていたりした兎をみて、そしてスノウと違って紛れもなく人語を発するのに瞬いたが、スノウの一件があったからか驚きは少なめで]
…都会の兎さんは喋れるのですね。
[そんな足元で、後ろ足を地面に叩くようにしながら、やる気満々のカリギュラは]
『グァー(ラヴィ! 今日がお前の命日だ!)』
[食欲に従ったカリギュラは涎もたらしながら飛び掛った]
見習いと言いますと、まだ正式登録はなさってないのですね。
[自己紹介を済ましながら、
手際よくティーポットやカップを暖めて。]
ミルクや砂糖はいかがなさいますか?ユーリエ嬢。
嗚呼、アプサラスもラヴィ嬢も、エディ氏も、
お茶をと思ったのですが、フレーバーはいかがなさいます?
[緩く首をかしぎながらの問いかけ。
後ろで結った髪がさらりと流れる。
和気藹々とした空気の中、異彩を放つ映像板の中の真剣勝負。
少々申し訳なったのかこっそりと心の中で詫びて置く。
エディとユーリエの会話に、少し横槍を挟む形となるか>>+125]
―――…身内、ですか。
身内といえば昨日お越しくださったエーヴァルトさんが該当しますが…。
[感じた微かな違和。猫が噛み付いた理由までは回らなかったけれど。]
[そんなこんなで時間はたいそうすぎてしまった。
昨日みたいにたくさんの人に駄目だと言われては面倒だしと、なんの躊躇いもなく、本性に戻る。
路地裏で少女の姿が消えたことを誰かが疑問に思っても、もうその頃にはドロシーはそこにいない。]
― →医務室(現在) ―
[風精一人、一目散に医務室にやってきた。ほんの一陣の突風だ。人に気付かれないようにと、通り道には頭上を選んだ。
入ってしまえばこっちのもの、と。
ラヴィのためにあけられた扉から、ダッシュで一緒に入り込む。
入り込むと同時に、ひょい、と人の姿にかわるのは、もう慣れたものだった。]
たーのもーう!
―回想・暗闇の中―
[ぽたぽたと歩みながら、猫は考える。
今までも、そしてこれからも、猫は猫だ。
人間らのあいだでの陰謀、たくらみ、やりあいなんて、関わりあいたくないし、猫の領分からも外れている。
けれど...は、興をそがれたのが気に食わなかった。
今までも似たようなことはあったが、ただ猫にできるのは助言程度だ。それとなく問題解決の道を示すことだけだ。
あとは人間が問題に対し何を思い、どう行動すべきかを選択するにまかせるしかない。
だから、争いが収まることもあれば、逆に争いが飛び火してより災厄を呼ぶこともあった。平和を呼ぶ標、とも、争いを呼ぶ標、とも言われてきたが、どんな評価も拒まない。
そのかわり七賢猫は縛られないし、誰かを縛ることもしない。
でも―
気に入らない者には、がぷりと噛みつく。]
―回想・了―
― 武舞台観覧席 ―
ああ―――そう、ですね。
[今一度、視線が空へと向く。
目には一瞬、心配する光が宿り、
それはそのまま、エレオノーレにも向けられた。]
ヒッツェシュライアー様も、先程の戦いで、
怪我をされていたように見えましたが、
お加減はいかがなのでしょうか。
[りぃん、と規則的に響く音はそのまま、
相手が術に陥ったことを確かめるように、
ゆらりと杖の先を、顔の高さで左右に揺らす]
/*
七賢猫のことは触れなかったからなあwww
さあてどうやって真相に近づいていくか、
のターンでした。早くわかってもあれだしね。
― 武舞台 ―
[氷竜がブレスを吐く間、ルートヴィヒは左手首の負傷具合を手早く確認する。
多少の痛みは走るが、まだ動かすには問題無さそうだった。
タチアナに意識を戻したのはブレスが途切れる直前。
その頃にはもう、タチアナは聖竜を駆りこちらへと向かって来ていた]
……!
[今まで動きが無かったこともあって油断が生じたか、相手に対する反応が遅れる。
息を飲む気配を感知したか、氷竜はブレスを吐き終えた直後の硬直を無理に動き。
近付く聖竜に頭突きを食らわそうと首と上体を下に下げた。
その動きもあってルートヴィヒの位置も少しだけ下がり。
左肩を狙ったレイピアは肩の上を抉るように抜けていった]
くぁ…!!
[右手が抉られた左肩を押さえ、左手が氷竜の身体へと当てられる。
意識下で氷竜に指示を出し、頭突きの結果に関わらずタチアナから距離を取ろうとした]
―医務室―
美味しいケーキは何回でも食べたくなるもんな。
[ユーリエ>>+125に頷きを返し。
調べられたと聞けばなるほど、と頷いた]
やっぱりそのあたりはきちんとしてる、のかな……
[呟きながらラヴィ>>+126を抱き上げようとして、動きが止まるのに首をかしげる。
そんなときにカリギュラ>>+129が飛び掛ったのが見えれば]
うわっ、ラヴィは獲物じゃないぞっ
[慌てて腕の中に隠すのだった]
/*
エレオノーレさんといい、タチアナさんといい、
ちゃんと掛かってくれてありがたいです。はい。
えへへ。好き放題ですみません。
― 武舞台 観覧席 ―
ああ。
次の相手がどちらになるにせよ、な。
[次の試合も、という言葉>>89に静かに頷いて。
再び交差へと視線を向けたところに投げかけられた──問い]
……ある、ってぇ言ったら。
兄さん、どーするおつもり、かね?
[いずれ聞かれる可能性はある、と思っていた。
それだけに、動揺は短く。
至極冷静なまま、逆に問いを返す]
……ってっ。こらーーー
[エディが腕に抱えたり>>+133、ラヴィ自身の回避行動>>+134もあってラヴィにかぶさるわけではなく、ぺたんと床に倒れる]
何をやってるのっ!
『グァー(勢いでやった、今では反省している)』
…あのね…えっと…エディさん、特にラヴィさん。ごめんなさい
[意思疎通による言葉に呆れながらも、二人に謝った。カリギュラも倣うようにぺこっとした後一仕事終えたなという様子で、素直にユーリエの足元に戻っていった]
[ちらりと見上げた視界の向こう、
タチアナのレイピアが、主の肩を捕らえたのが、
確かに目に入った。]
――――――……!
[声を上げたくなるのを、ぐっと噛み締めて耐える。
今、余計な気で乱してしまえば、
術が解けてしまうから。
握りしめた右手から、血がつ…と垂れる]
/*
つか、あれだな、おい。
各所のやり取り、すっげえときめくんだが、これwwwwww
いやは、ほんとにこれ、明日はどーなるんだw
ああ、出来るだけお静かにお願いします…!
[喩え今重篤患者が居ないとしても、
何時ものクセか場を諌めるような物言いとなるが。
ラヴィに飛び掛るカリギュラや、元気よく姿を現した、
ユーリエよりも幼く見える少女の出現に驚く事となる。]
これまた…急患というわけではなさそうですね。
はい、如何なさいました?
[取りあえず訊ねては見るものの、
その身体に纏うのは、風の精そのものだと気がつくのに、
さほど時間は掛からなかったのだが。
映像板の中の試合は、まさに手汗握る戦いとなっていた。]
― 武舞台観覧席 ―
それは……大丈夫、です。
すぐに精霊に……治して…
[尋ねられた事>>90は素直に返すが、言葉はやや短くなっていく。
内側で精霊がべしべしやっているが、丁寧に紡がれた術が思考から綺麗に遮っていた。]
一日、休みましたし、明日は、何の支障もなく……
望みどおりの、戦いが、出来ると……
[杖を目の前にふられても、視線はどこか虚ろのままだった。]
…私の故郷では、登録するほど竜と縁がない暮らしをしているところでしたから…
[カリギュラの動きもあってか少し疲れたようにしながらジークムント>>+130いうが、そこにほんの少し暗く気持ちも混ざっていて]
はい、どちらもお願いします。
え?そうなのですか?色々と真剣に調べてましたから内輪の人間が入ってはいけないのかと思ってました
[それは、極秘裏に、ほかの参加者達の連絡役として任命された>>3:24二人の身内だったから抜けたのだろうか。とはいえ何があったかわからぬ...には疑問から先には進まないものだ]
― 武舞台 ―
[ 男は静かに、空を見上げ続けている。その表情は以前に他の騎竜師の試合を見ていた時と些かも変わりない。僅かに、ルートヴィヒがレイピアの一撃を受けた時に、目を細めた程度 ]
『やっぱり、あの聖竜が並の竜じゃないって噂はほんとだったみたいだなあ』
『おう、俺もそっちにもっと賭けときゃ良かったぜ』
[ すぐ隣に居た男達が、オッズ表片手に興奮気味の声をあげるのも、意識の外。勝負の行方だけを、じっと待つ ]
[なんとカリギュラがラヴィを襲っていた!
ラヴィの呼びかけに風精たちが応えるのを見る。
応え損ねてしょんぼりした。
が、気を取り直して。]
ラヴィ、だいじょーぶ?飴ちゃんあげる!
エディにも、飴ちゃんはい!
アプサラスも飴ちゃん!
それから、えーと…すごいひと!そう、ぼくはお見舞いよ!
[ジークムントへと笑顔を向けた。
すごいひと、という認識である。覚えている。]
ユーリエとカリギュラにも飴ちゃんあげる!
カリギュラはラヴィ食べちゃ、めー!よ。
―医務室―
[床に倒れるカリギュラ>>+135に、ラヴィが無事でよかったとほっと息をつき。
ユーリエが謝るのには苦笑して]
うん、まあ、ちゃんとしつけておかないと、な。
[さすがに騎竜師になるのだったら、と、苦言を言うしかなかった]
[先程のカリギュラの件もあって申し訳なさそうにしながらもエディ>>+133答えていく]
はい、それに私…薦めるほど他のお店のことを知らなかったのですけどね…
ええ、やっぱり土地を守護する騎竜師に何かあっては大変でしょうからね
[一番理由として浮かびそうなことを口にする
最もそれが何で大会関係者なのかは知らないが]
[飴ちゃんとか言うときには、ちゃんと飴をうさぬいバッグから取り出して手渡ししていた。
もちろんジークムントにもすごいひと!と一緒にあめちゃんを差し出している。]
[そんな騒ぎの合間にドロシーがやってきたのを見て驚き。
腕の中のラヴィ>>+137を宥めるように背を撫でながら、ドロシーの近くへとよった]
あれ、ドロシー。いつのまに……
ああ、ありがとう。
[御見舞い、と飴の両方にお礼をいって]
そうだ、さっきケーキ貰ったから、ラヴィとドロシーもたべるか?
[テーブルの上のフルーツタルトを示した]
― 武舞台観覧席 ―
[エレオノーレが返す反応に、
相手が、完全に術中に嵌ったことを知る。
話しかける口調は変えぬまま、薄らと微笑んで、
最後の仕上げにとりかかった。]
―武舞台上空―
[向こうが動くのにあわせ、突き出したレイピアは狙いよりも上方を過ぎるが、それでも確かに手ごたえを感じていた。
リジーから食らう頭突きの衝撃にはさすがの体躯というべきか、ドラコはわずかに揺らぐだけに、それでも下方へともぐりこまれる形となれば追撃を入れることは叶わず。
逃げる向こうを追うのではなく、上空へと高度を上げようと翔け上がる]
速度が足りないなら……
[落ちる速度をも利用し十分な加速をかけ、速度を上げればいけるのではと。
狙いを読まれ追われるならば、天高く翔け上がろうとするその動きは向こうには追いつくのに容易な速度だったが]
ああ、彼の治療は、あなたがされているのですね。
(今夜もまた、回復魔法を使ってやると良い)
[りぃんという響きと共に、声に、別の"声"が混ざる。]
肩の辺りの怪我、酷そうでしたけれども、
もう、大丈夫なのでしょうか。
(そのときあなたは、こう唱えるはずだ。)
[被さる声は、普通の耳には聞こえず、
ただ精霊師の"耳"にだけ届くもの]
回復魔法も一度だけでは効果は薄いので、
何回かに分けて掛けた方がいいと、
ベルゲングリューンさんに聞いたことがありますよ。
(Flammae saltant venti
Pugno venti―――と。)
[声なき"声"が告げるのは、
かの人が、大牛を倒した呪>>1:107]
[声なき"声"は心を侵す。
言われた当人さえ気付かぬ間に、心に刻まれ、
無意識のうちに、その通りの行動をしてしまうことになる。]
ルートヴィヒ様も、
出来るだけ万全な状態にして差し上げたいのですが、
明日、となるとなかなか時間は無いですね。
[調子を変えることなく話ながら、ぱん、と軽く手を叩く。
それが、術が完成させ、催眠状態から覚ます合図。
杖を元のように持ち直して、困ったように笑ってみせた。]
…すみません
[ドロシーもやってきたことには驚いたが先ずジークムントの最もな意見>>+136に謝罪して]
ぅ…肝に銘じておきます
[エディの苦言に情けないやら恥ずかしいやら、時折…というか結構な頻度で調子に乗る自分の竜を咎めるよりまず自分を戒めるように口にした]
/*
美味しいんで乗ってみる。
とはいえカークとかユウレン関連で何か聞き出さそうとされると守護精霊がエレオノーレぶっとばして気絶させに入るけど(
と思ったら>>98なんて美味しい
よし方向は決まった。十分利用させて頂きます。
あら、ご丁寧にありがとう。
私はアプサラスというの、どうぞよろしくね。
[>>+122ユーリエから自己紹介され、笑顔でこちらも名乗りを返した。
パネル版には既に始まっていた試合が映し出されており、そちらに視線を向けると少し眉をひそめ。]
ルートヴィヒ様のあの武器…
タチアナさん、厳しいかもしれないわね。
[対峙したからこそみえた彼女の戦闘スタイルを思うと、あの鞭のしなやかさと動きに対処するのは辛かろうと小さく呟きを零す。
それ故にカリギュラがラヴィに飛びかかったことに反応が遅れてしまった。]
え?、ら、ラヴィちゃん大丈夫!?
って、ドロシーちゃん!?
[丁度そこに現れたドロシーの姿にも驚くか。]
…いえ、此方こそ事前説明が遅れまして申し訳ありません。
高価な機材もあるので攻撃術に関してはお控えくだされば。
ご理解いただけたのなら、そう気負わずとも。
[其れは男の当院から持ち込んだ、治療に必要な高価な機材。壊れたとなれば修理に、其れ相応の値段が張るというものだった。恐らく機械そのものの金額は金貨265枚はくだらない。]
…取りあえずは、お茶をお出ししましょうか。
[そうして各自へ、お茶を振舞いだす事となるか。
ユーリエへは、砂糖とミルクの入った紅茶を出して、]
…そうでしたか。
カリギュラさんとのご縁、大事になさっているのですね。
[多くは聞かずとも、男は感じた事を添えるのみで。
男の口調は常よりいくらか柔らかなもの。
確認を細かくなされたと聞けば、はたと琥珀色が瞬いた。>>+138]
―――表向きには、そうなっているのですが。
係りの者に聞けば彼らだけは特別扱いとなってるようで。
/*
まともに食らったら、さすがのカークはんも死ぬでしょうしー
…そして、どっちにしても色々逆効果つか…南無ー(リヒャルトに念仏を贈った
…うん、ドロシーちゃん。ありがと
[反省もしすぎるとよろしくないと自覚して、作ってでも笑みを浮かべドロシー>>+141から飴をうけとる
カリギュラもわかったというよに、グァーと鳴いて、飴をもらいながらも、映像版をちらちらみたりする]
―医務室―
うん、まあ、まだ幼いみたいだし、これからがんばれ。
[小さく笑ってユーリエ>>+146に頷き。
ドロシー>>+148らしい返事に可笑しそうな笑みがこぼれ]
そっか、いまか。
って、ん? どうかした?
[ショックを受けたような様子に首をかしげ]
二つって、なにが?
[なにがだろう、と首を傾げつつ。
ラヴィ>>+151が飴をくわえながら言うのに了解、とぽふぽふと背中を撫でた。
そのまま椅子に座って膝の上にラヴィをおき、映像板に視線をむける]
― 武舞台 ―
[氷竜の頭突きは当たれども聖竜を揺らがせるまでには至らず。
次いだルートヴィヒの指示に従い、下方に向かうようにしてタチアナから距離を取る。
そこで一度停滞し、きゅい、と心配げな声を上げた]
っく、は…あ、ふ…ぅ…!
[薄っすらと脂汗をかきながら無理矢理呼吸を整える。
自身の治りの遅い体質もあって、普段から攻撃を受けないように行動していたルートヴィヒにとって、この一撃は存外大きい。
けれど今は倒れるわけには行かないと気力を振り絞り、鋭くタチアナを見上げた]
っ、リジー、追いかけなさい!
[左右の距離ならともかく、高低差を取られるのは危険と判断し、荒い息を吐きながら氷竜に指示を出す。
氷竜もくりっとした藍色の瞳を鋭くし、指示の通りに聖竜の後を追った。
高さを利用しての攻撃はルートヴィヒ自身も利用して来たことであるため、狙いは容易に想像出来る。
ただ、自分から一度下に下がったために距離が生じ、相手が仕掛けるまでに追いつけるかは定かではなかった]
…とりあえず。
ラヴィちゃんもエディさんも、怪我はなぁい?
カリギュラちゃんも、室内で騒ぐのは控えてね?
ユーリエちゃんも、試合の観戦は勉強になると思うし、もっと観やすいところにいらっしゃいな。
[大事は無かった様子に安堵しつつも、案じる声をかけ。
ジークからの制止やエディからの苦言にしょんぼりとしたユーリエにも微笑んで声をかけた。
ドロシーから飴を差し出されると、受け取りながらそちらにも笑顔を向けて。]
ありがとう、ドロシーちゃん。
んー、どーするって言われてもねぇ……
ここは『拷問して訊き出す』とか、『ころしてでもうばいとる』とか、そーゆーコト言った方がいい場面なん?
[返したのは完全に冗談の声色]
参ったな、そんなつもり全然ねぇんだけど。
はい、こちらこそ。
アプサラスさんの戦いも見て騎乗できるようになったときの参考にいたします!
[彼らが敗れようが敗れまいが...にとっては等しく目指すべき目標の一つであることは変わりはない。
そして続けての注意の言葉>>+154にカリギュラは頷き、自分もまた近づくというよりも椅子を傾けて見やすいようにした]
あぁ、ごめんねジーク。
手伝うわ。
[ちょっとした騒動も落ち着いて、とりあえずはとお茶を用意してくれるジークに気付くと自分もそちらへと向かい。
ユーリエの話を聞くと、あら、と瞬いた。]
私も昨日買い物に出た時は参加者との接触をさけるようにって散々言われたけど。
初めましてお嬢さん。
ジークムント、と申します。
[凄い人?と首を傾ぐ。
医術の事だろうか。]
皆さんお知り合いなのですね。
ドロシー嬢、でしたね。よろしくお願いします。
[飴を差し出されると、一度断ってから、
有難う御座います、と律儀に受け取る事だろう。]
― 武舞台 観覧席 ―
あー、確かに、退屈はしねぇだろうな。
[そこにはさらりと同意の頷きをして。>>100
視線を流されたなら、くく、と低く笑む]
それ言われたら、ちょおっと、困るかね、俺としても。
全力で反撃するぜ、ふつーに。
[返す口調は、こちらも冗談めかしたもの。>>103]
ま……アレの事を知られてる時点で、色々と読まれちゃいるだろうが。
別に、その事でどうこう言う気はねぇよ……今の所は。
― 武舞台観覧席 ―
はい……それが……務め……ですから…
[虚ろのままに、頷きながら裏の声>>98が内側へと響く。
普段は色々あってあまり力を貸さない守護たる精霊だけが不機嫌に、宿主の内側でそれらを全て聞いていた。]
肩も……足も……問題なく……
何回も……そう……ですか……
ジークムント様が……言われるの…なら……
[表の声も朧気に声を聞きながら、ひとつひとつに言葉を返し。]
――――今夜に、でも
[手を叩く音に瞳は再び開く。
きょとと瞬くも、意識が飛んでいたのは極僅かな間。
さして変わらない周囲の様子と、会話をしていただろうリヒャルトの変わらぬ様子から、少し気が逸れただけかとさして気には止めなかった。]
そうですね、体の傷は早めに癒して、早く眠っておく事くらいしか…。
あとは、食事や飲み物で体調を整えるくらいでしょうか。
[話がルートヴィヒに及ぶと、今日戦った者らの休息期間が短い事は運もあるので仕方が無いこととは思いつつも。
せめてそうすることで少しでも休めるようにと告げた。
内なる精霊は黙したままだった。]
――――今夜に、でも
[手を叩く音に瞳は再び開く。
きょとと瞬くも、意識が飛んでいたのは極僅かな間。
さして変わらない周囲の様子と、会話をしていただろうリヒャルトの変わらぬ様子から、少し気が逸れただけかとさして気には止めなかった。]
そうですね、体の傷は早めに癒して、早く眠っておく事くらいしか…。
あとは、食事や飲み物で体調を整えるくらいでしょうか。
[話がルートヴィヒに及ぶと、今日戦った者らの休息期間が短い事は運もあるので仕方が無いこととは思いつつも。
せめてそうすることで少しでも休めるようにと告げた。
内なる精霊は不機嫌そうに黙したままだった。]
[風精は封印されているからか、画面を見てもなにか思うことはなかった。
それが活動し始めたら、――さすがに気付くだろうけれど。]
[ジークムント>>+150より差し出された紅茶にまずは温もりを感じるように手を添えた。
自分には批評するような舌をもってはいないが、良い香りがして]
はい…今こうしている…きっかけになった子ですからね
[地図にも乗らぬ故郷しか知らぬ...が空を見上げるようになったのも]
表向き…というと私たちのような人のことをいうのでしょうけれども…ここに通していいかどうか調べるのにだいぶ時間はかけていましたし、あまりいい顔もされませんでした。
まあ私は特別扱いされるような何かはもってないですしね…
[表向き…その裏側がなにかは知らぬし、何かあったのだろうかと察することはできても口に馳せず、ただ自分がしっている事実だけを述べた]
―武舞台上空―
[普通の騎竜と比べればはるかに鈍重なその動きでも、平時と比べれば早く感じる速度。
普段とは少し違う風を頬に受けながら天高く舞い上がる白の姿]
ドラコ、このまま…
[向こうの動向を確認するように見ていた下方からは、こちらの狙いを悟られた為か追いかける動きが見える。
ドラコに指示を送りながら、距離が開いていたとはいえ追いつかれるのにはさほど時間もないか、仕掛けるタイミングを測ろうとしたところで、突如ドラコの体が不自然に揺らぎ]
えっ…?
[そのうちに仕込まれた仕掛け発動したのか、自分には何が起きたのかよくわからないままに、突如上昇は止まり]
ドラコ、どうしたの…?
[問いかける言葉に返るのは苦しそうな言葉、仕組まれたらしいとのことを。
そのまま突如落下し始めるドラコの体、観客席から遠巻きに見ている事情を知らぬ者達には、突如の転換による不意打ちをしかけたように見えたかもしれない]
[そのまま墜落する形で、こちらを追いかけるルートヴィヒの方へと向かう。
制御を失った騎竜はそのまま仕掛けるというよりはぶつかる軌道をとっており、その不自然さも騎竜師たる彼には伝わるだろうか]
だめぇぇぇっ!ルートヴィヒさんっ!避けてっ!
[例えアクシデントであれ、それを利用して攻撃を仕掛ければあるいは不意打ちとして本当に成功したのかもしれない。
けれども、自分がとった行動は対戦相手を心配しての行動、制御不能な今、たとえそれが成功したとしても危険な状況であるから]
はい、もちろんです!
[エディ>>+153に頷いて答える。何せ自分の竜だ。他の誰が嫌おうとも自分が嫌うことはない
それに実際カリギュラはかしこいとおもっている、ただ性質的に理性的なことよりも本能的なことを優先させてしまうため厄介なのだが。]
―医務室―
[アプサラスの問いには大丈夫、と笑って答える。
ドロシー>>+160がうなるのにはきょとりと瞬き]
ああ、そっか。
んー、でも俺まだご飯食べてないし、ケーキ二つぐらいなら大丈夫。
[だからありがたくもらうよ、と答えて。
映像板にうつる戦いの様子をときどき眺めている]
……?
[聖竜が不意打ちのような動きを見せるのに、なぜか違和感を感じて首をかしげた]
― 武舞台観覧席 ―
そうですね。
やはり、早めの治療と休息に勝るものはありませんか。
[ふう、と少し大きめの息を吐き出して、
ようやくゆっくりと、空を振り仰ぐ。
今しも、聖竜を追って、氷竜が高みへと駆け上っていくところ。]
―――アバスカル殿のパートナーの方は、
武器職人の家柄だとお聞きしましたから、
怪我の治療は、どうされているのでしょうね。
一般の医療班もいるから、大丈夫なのでしょうけれども。
いずれにしても、二人とも大きな怪我をなさらないよう、
ここから祈るばかりです。
……え?
[色々と会話をしながらも目は映像版を抜かりなく見てもいた。氷のブレスを吐くところも、それを掻い潜るようにして肉薄していたところも自然だった。
でもあの大きくずっしりとしていて、だからあんな風に不安定になるなど一昨日の戦いからは想像もつかない光景だけが不自然に映った]
[上空を見上げていた視線が、細くなる。
上を取っていた聖竜が、バランスを崩し、
"墜ちるように"氷竜へと飛びかかるさまを
じっと見据えていた。]
これは……
[目を逸らさぬままに、ぽつりと呟く。]
― 武舞台 ―
[ それから、男は少しだけ視線を動かして、猫を見る ]
ああ、そうだ。ルートヴィヒ様を噛む時は、少しだけ手加減して差し上げて下さると助かります。
そうでなくても怪我の多い方なので。
[ 噛むなとは言わなかったし、リヒャルトの事に至っては言及さえしないのは執事としてはどうなのか?とりあえず真顔だった ]
あら…、ありがとう。
参考になれたなら嬉しいわ。
[ユーリエの言葉にも、恥ずかしそうにしながらはにかんで。
残念ねと言ってくれたドロシーにも、ありがとうと微笑んだ。
そのまま、パネルに視線を移して。]
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>>+170
む。エーヴァルトさんに先を越された。
いや、僕は、「噛むな。噛んだら相応のお返しをする」
…って、言うつもりだったけど。
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