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[それから、繕い物を頼んだり、ユーリエとカリギュラの話を聞いたり。
岩竜の生態について聞く時は、騎竜師としての表情が浮かぶ。
十四で国を飛び出した理由の一つは、知を求めての事。
それだけに、知らぬものの話にはいつも、強い興味を示していた]
……そ、か。
色々落ち着いたら、直接色々聞いてみたいとこだな、あの竜の事は。
[一通り、話を聞くと楽しげな様子で呟き、それから]
……で、それはそれとして、だ。
やる事終わったんなら、ちゃんと休めよ?
あんまり無理されると、しょーじき、こっちもきつくなる。
[どういう意味できつくなるのか、には触れぬもののそう言って送り出し。
一人になると、窓越しに空を見上げ。
胸元に隠した何かを軽く撫でて、ため息をひとつ、落とした]
― 竜舎/翌日 ―
[明けて、翌日。
食事を済ませた後、真っ先に向かうのは己が嵐龍の元。
翡翠細工を思わせる白翼の龍はゆるり、身体を丸めていたが。
こちらが近づくと目を開けて、るぅ、と澄んだ声をひとつ、上げた]
調子はどーだ、フェイツウェ?
[のんびりとした口調で語りかけつつ、角の下辺りを軽く撫ぜる。
返る声は、意を解さぬものにはただ、るぅ、と響くだけだが。
自身には、その意は確りと伝わってくる]
ん、そーか……なら……。
[なら、いい、と。
言いかける言葉を遮ったのは、来訪者の呼び声。
振り返った先には、大会役員の腕章をつけた者が立っていた]
お? どーかしたのか?
[突然の事に戸惑いながら投げた問い。
返されるのは、昨夜起きたという事件と、その対応策]
……神官長殿と……紫雷、のが?
は……どこの誰かは知らんが、やってくれたもんだなぁ。
[呟く声には怒気の響き。
それに一瞬気圧された役員の様子に、は、と一つ息を吐き]
……事情は了解した……神官長殿には、尽力する、と伝えてくれ。
[淡々とした口調で紡ぎ。
何か感じたらしい役員がそそくさと立ち去っていくと、ぐ、と拳を握り締め]
― 宿舎1階 ―
[話を聞いた後、ルートヴィヒは宿舎の1階へと降り、談話室にある一席へと座った]
私の相手のラヴェンデル殿が怪我により棄権、ですか…。
体力の温存にはなりますが…何だか申し訳ない気がしますね。
[眉尻を下げて呟く。
高いハードルを越えなければいけないかと思った矢先、それが壊れてしまった。
ありがたいと思う反面、カスパルだけでなく他の者に対しても申し訳なさが込み上げて来た]
───なんて、棄権させたのは私ですけれどね。
[クス、と内心でせせら笑う。
表向きは『宝珠』を探す振りをしなければならない。
関連するもの、しないもの含めて、ボロが出ないように偽る必要があった]
[短く息を吐くと、今日の対戦の確認をする]
ええと…アバスカル殿とアプサラス殿、ですか。
アプサラス殿は前回大会にも参加している雄。
アバスカル殿がどのような戦いを見せて下さるのか、見物ですね。
/*
んー……。
まぁ色々思うところはあるのですが。
自分から憎まれ役買って出てるのでこれを言うのは筋違いでしょう。
ダメですね、環境の変化もあってまた精神薄弱状態に入りかけているようです。
気をつけませんと。
[柱に拳を叩きつけた姿勢でしばし固まっていたら、ふわりとした感触が頭を掠めた。
振り返れば、目に入るのは真白の羽]
……ああ、わり。
そーだな、ここで荒れてても、仕方ねぇ、か。
それに……お預けくらったのは、お前も同じなんだしな……。
[紫雷の騎竜師の駆る、気高き雷竜。
翡翠の嵐龍もまた、彼の竜と見える事を望んでいたのを思い出す。
響く、るぅ、と鳴く声。
そこにあるのは肯定と、諌めの響き]
あー……わかってる、わかってるって。
先走ってバカやったりしねぇよ……って、こら、何だよその疑いの眼差しはっ!
[向けられている真紅の瞳に浮かぶ色に、突っ込みを入れたりなんだり。
そんな、じゃれあいなのか世話し合いなのかよくわからない、しかし、日常的なやり取りの後。
竜舎を離れて宿舎へと足を向けた]
― 宿舎一階 ―
[とりあえず、競技が始まるまでの時間潰し、と覗いたのは一階の談話室]
……お?
えーと……どっかで見たよう、な?
[そこにいた姿は、覚えがあるようなないような。
はっきりとは思い出せず、入り口付近に立ち尽くし、腕組みしながら首を傾げた]
― 回想/宿舎 ―
まったくよねー。
でも、ま、いいアピールになったと思っておきましょ。
錚々たるメンバーの集まる大会、なんだかりゃにぇ。
[会話の最後の方は欠伸混じりにもなり、小さな寝床に下ろしてもらうと本格的にウトウトし始めていたが。
エディ以外の声が混じって届くと耳をピクピク動かした]
だーれー?
[眠そうな顔で戻ってきたエディを見る。
目の前に示されたのはフルーツたっぷりのタルト。ピコッと耳が跳ね上がった]
わぁ!いただいてから寝る。
補給も大事だもん。うん。
[もっともらしいことを言いながら、もぞもぞと起き出した。
それから暫くは小さなお茶会モード]
― 宿舎1階 談話室 ―
[思考に耽るを遮ったのは、入り口付近に現れた気配。
緩く薄紫眼を向けると、見覚えのある青年の姿>>106があった]
おや……ヒッツェシュライアー殿、でしたか。
御機嫌よう。
[思い出すような表情は一瞬。
直ぐに顔には笑みが浮かぶ]
/*
特になんもしてない気がするのに、飴が飛んでおります。
……うん、一人遊びで使いまくってすまぬ……orz
でも、『お仕事』描写と柱殴りはやりたかったんだよ……!
― 竜舎 ―
[部屋を出るときはラヴィと一緒だったけれど、竜舎にくるまでに一度わかれた。
というか部屋の扉を開けてやらないと出入りできないからというのが実情だが。
竜舎はちょうどカークが立ち去るところで、入れ違いに挨拶だけは交わして。
そしてクルトのところへと向かった]
― 宿舎 ―
[それから宿舎へと戻り、
朝食を取り終わると程なくして階下へ。
談話室の方へ足を向ければルートヴィヒとカークの姿が見える。]
―――…お早う御座います。
[丁度カークの背後から現れることになろうか。
ルートヴィヒと目線合えば、]
…お久しぶりですね。
今年は貴方が参加なさっていたとは。
― 宿舎一階 談話室 ―
[首をこてりと傾げていたら、声をかけられ。>>110
一つ、二つと瞬いた]
……御機嫌よう、って気分じゃねぇけどなぁ。
えっとー……前に、会ってる……よな。
前回大会の時に見かけたような気がするんだけど。
[記憶に鮮烈に残っているのは、彼の父の方であるためか。
すぐには、思い出すには至らなかった]
― 宿舎1階 談話室 ―
ベルゲングリューン殿。
[カークの背後にジークムントが見えると、腰を上げその場に立ち上がる]
お久しぶりです。
その節はお世話になりました。
今年は父に急用が入ってしまいまして。
代わりに、私が。
[実際は自分から志願してのことだったが、あくまで父の代理と言う点を強調した]
― 宿舎 ―
えぇっ!
[届けられた知らせには驚いた。
あれだけの舞台を整えられる神官長に、前回大会優勝者である守護者。彼らがそうそう倒されるだなんて信じられなかったが]
……私達も疑われてるわけだ。
でもまあ、そうだよね。
[疑う流れは理解できて大きな溜息を落す。
不満そうな顔もすぐに消え、真顔でエディに頷いた]
ええ、協力はしましょう。勿論。
試合が継続されるなら、そっちでもね。
[戦えば分かることだってあるかもしれない。
そんなことを思いながら]
― 宿舎自室→一階 ―
分かった。いってらっしゃい。
私は他に何か知ってる人がいないか聞いてみる。
[部屋を出る時は基本一緒。でないと出るのがとても大変。
気が立っている時のクルトの熱息を受けると、ダメージが来てしまう。普段はそう巻き込まれないけれど、時々は危険で。
だから別行動を示されれば頷いて、人を探すことにした]
……っと。
[背後に近づく気配への反応は、反射行動が多い。
とっさ、身を引いて背を壁の方へと向けて。
それからひらり、と手を振る]
や、どーも。
おはようさん。
[挨拶を返す声は、常と変わらぬ軽いもの]
― 宿舎1階 談話室 ―
おや、ご気分が優れませんか?
…ああもしや、大会運営の者が伝え回っていたことでしょうか。
[カークの言葉>>113に薄紫眼を瞬かせる。
暗にその話は聞いていると言葉に含めた]
ええ、お会いはしているのですが、前回は父上が大会に参加していましたから。
覚えていないのも道理でしょう。
ルートヴィヒ=エルデシュタインと申します。
以後お見知りおきを。
[改めて名乗り、軽く頭を下げた]
― 回想/宿舎 ―
[歓楽街の広場から宿舎へと戻る際、ライナーは同行したか否か。
どちらにせよ、彼と別れる際には次の再会には彼のパートナーとも会えることを楽しみにしながら手を振った。
宿舎に戻ると、先に言われた通り治療を受けるためまずはジークの部屋に向かい。
説明を受けながら、彼の処置を受けた。]
…ん、ありがとう。
ごめんね、ちょっと詰めが甘くて火傷なんかしちゃって。
ジギーこそ、疲れたでしょう。
あ…貴方は怪我、しなかった?
[包帯を巻きながらこちらを労わってくれる彼に、微かな笑みと共に見つめ返し。
人のことを優先しがちな彼の方こそ疲れたろうと思い、そういえば彼は傷を負ってはないかと身を案じたが。
明日に響かぬように休んでおいでと言われると、ジークも身体を休めた方がいいだろうと思い彼の部屋を後にした。]
[廊下に出て、軽く身体を伸ばすとずきりと痛みが走ったが、それよりも感じる重さに溜息がもれた。]
……ん…
さすがに、疲れたわねぇ…
[自室に戻る前に竜舎に顔をみせようかとも思いはしたが、一人になった途端に疲れや痛みが増したように感じ。
アムには悪いなと思いつつも、自室にまっすぐ戻りシャワーを浴びてそのまま眠ろうとした矢先、ノックの音と聞き慣れた声が聞こえ。]
ジーク?
なぁに、どうかし…あら、それは?
そう、エレオノーレさんが…気を遣わせてしまったわね。
折角いただいたんですもの、一緒にいただきましょう?
[扉を開けると、二人分のタルトと紅茶の載ったトレイを持ったジークが立っており。
彼から経緯を聞くと申し訳なさそうに笑いながらも彼女の厚意をありがたく受け取る所存で。
ジークを部屋の中へと促して、束の間のお茶会を楽しんだ。]
─回想 了─
― 宿舎一階 談話室 ―
……そりゃあ、なぁ。
朝っぱらからあんな話聞かされて、笑ってられっか、っての。
[運営が、という言葉>>119に、軽く肩を竦めて見せる]
あー……そっか、エルデシュタインの。
それで、覚えがあったのか。
[それから、なされた説明と名乗りにぽん、と軽く手を打つ。言われて見れば、と言うヤツだった]
んじゃ、こっちも改めて。
嵐激のカーク・ヒッツェシュライアーだ。
……対戦表的には決勝まで当たれそうにないが、対戦の際には、ひとつ、よしなに。
[礼をされれば居住まい正し。こちらも、軽い礼を返した]
― 宿舎一階 談話室 ―
いえ、医師として当然のことです。
あれからお変わりなければ良いの、ですが。
[嘗ての患者――男が若き医術師であった頃。
急患が入ったとの知らせにより駆けつけたところ、
重傷を負ったルートヴィヒを診たのが出会い。
施術は問題なく済むも、当時の状況は遽しいものだったと記憶している。]
――そうですか。
ゲーフェンバルト卿がご多忙でいらっしゃるのは、
矢張りお変わりないのですね。
[代理との言葉には特に疑問に思うことはなく。]
― 宿舎一階 談話室 ―
自己紹介の途中でしたか。
[カークとルートヴィヒの話を聞き、
横に入る形となるか嵐激の騎竜師には
未だ名乗ってないと思えば、]
…ジークムント=ベルゲングリューンです。
呼びやすいようにしていただければ。
[カークへ自己紹介を終えると、
男の表情が少しだけ張り詰めた物になるか。]
嗚呼、カーク氏にはカスパル氏の事で、
少しお話があるのですが…。
― 宿舎1階 談話室 ―
それはそうですけれどね。
過ぎてしまったことでもありますから、これから出来ることをするしかないでしょう。
[返されるカークの言葉>>122に零れるのは、苦笑。
悔やんでいるだけではどうにもならない]
[ぽんと手を打つ様子には、にこりと笑みを浮かべて]
ええ、よろしくお願い致します。
そうですね…そちらとは決勝でしか当たる可能性がありませんか。
決勝で当たるのを楽しみにしていますよ。
[対戦表を思い出し、相手の言葉に笑んだまま頷きを返した]
― 竜舎 ―
[クルトの傍によれば出番はまだか、とじたばたしてるのが見えて、苦笑を浮かべた]
出番は明日だ。
明日になったらいっぱい暴れていいからもうちょっと大人しくしとけ、な?
[ぽんぽんと緋色の鱗をたたいて宥めるけれど、クルトは不満そうに熱風を吐き出し]
あちっ。
おまえなあ……いま、大変なんだぞ。
それなのにわがまま言うものじゃない。
え? そんなことは知ってるって?
まあお前もここであれこれ聞くんだろうけど……
[じゃあ、誰が怪しいとかは?と問いかければそんなの知らないと返されてがくりと肩を落とした]
それは知らないのと一緒だ、全く。
犯人探しとか、観戦とかで忙しくなるから、また後でくるよ。
[ぽんぽんとクルトを撫でて、竜舎をでていった]
― 宿舎一階 談話室 ―
ん、まぁ、そんな感じかね。
[自己紹介の途中か、との言葉は否定せず。>>124
告げられた名は、記憶に刻む]
……ん? 紫雷のの事……で?
[僅か、張り詰めたよな表情。
何事かあったのか、と僅かに眉が寄る]
出場できないハメになったー……とは聞いてるけど。
それ以外に、なんかあったのか?
―歓楽街 大通り―
[今日は待ちにまった騎竜師同士の空の交差。それを待ちきれぬ...は体の疲れが取れるとすぐにおきだし、それでもまだそのときまでの時間があるということで、早くからのカリギュラとともにお散歩をしていた。
そして観光がてらの散歩をしていたのだが―会場近くの歓楽街より抜けるところまで歩いたところで、大会関係者の腕章をした人がたっていた]
― 翌日/宿舎 ―
[エレオノーレの差し入れを戴いた後、ジークが退室する背を見送ってすぐに寝台に入って。
その眠りを覚ましたのは、忙しなく戸を叩く音と自分の名を呼ぶ声だった。]
───…ぁ…?
ん…、なぁに…、はぁい、今開け…え?
襲撃、ですって?
[若干まだ眠そうに目を擦りつつ扉を開けたものの、用件を聞けば驚きに目を見開いた。]
そんな…お二人は大丈夫ですか?
…まぁ…
命に関わるほどでは無かったのは、不幸中の幸いとしても…
え…、それは、まぁ…
お二人が不覚を取る程ならば、可能性は高いでしょうけれど…
― 宿舎一階 談話室 ―
おはようございます。
[低い位置から挨拶しつつ、椅子の一つに飛び乗った。
そして背当ての上にもう一段ジャンプ。
これでようやく正面から顔が確認できる]
― 宿舎一階 談話室 ―
……ああ、そーだな。
悔やもうが何しようが、時間だけは巻き戻せねぇ。
[それは、五年前に思い知った事。
ルートヴィヒの言葉>>125に意識は刹那過去へと飛び。
僅か、表情が陰るが、それは一瞬で]
……ん、そーだな。
良き空の交差の果て、対する事叶うの、願ってるぜ。
[次の瞬間には、にこり、笑ってこう返す。
こんな所は騎竜師としての、素の表情]
大会はこのまま続けられるのですか?
…わかり、ました。
他にお聞きしなければならないことはありますか?
私、そろそろ試合の準備をしなければいけないので…。
[襲撃を受けた二人は命に別状は無いと聞けば微かに安堵するものの。
暫しの安静を必要とすると聞けば、紫電の騎竜師が望んでいた嵐激の騎竜師との決着がまた叶えられなくなったという事実を察し、目を伏せた。
それも、続いて告げられた依頼を聞くと困惑の色に移り変わり。
これ以上の伝達が無いと聞けば、着替えすらしていない己に気付かせるようにやんわりと退室を願い。
来訪者が去ると扉を閉めて、浮かべた表情は悲痛なもの。]
カスパル様もカークさんも今回試合うことを楽しみにしていらしたでしょうに。
― 宿舎一階 談話室 ―
カスパル氏からどうしても治せ、と言われましたね。
彼の生真面目な性分ですから、
何としてでも出場したかったのでしょう。
貴方と、空で一戦交える為に。
[ふるり、カークへ首を振るう。
回復魔法で治りをある程度促進させたりする事は出来るが、
今日明日で全快出来る怪我ではなかった。>>129]
カスパル氏の怪我の箇所は、打撲ではありますが
腕と背中、脚をやられていましてね。
彼にとってはプライドを折られるも同じだったと思います。
― 宿舎1階 談話室 ―
施術直後と動けるようになった直後は酷いものでしたけれどね。
その後は何事もなく、この通り。
[>>123 元々身体能力が高い方ではないのが災いしたか、施術後の状態もあまり良くなく、回復も遅い方で。
動けるようになるまでジークムントの世話になった記憶がある。
今こうして騎竜師として在れるのは、まさにジークムントのお陰だった]
父は全てのことをご自身でなさろうとしますから。
それが領主の務めなのでしょうけれど、ね。
[父に騎竜師としての稽古をつけてもらったことは数度あったかどうか。
共に過ごした記憶が薄い程、父の多忙ぶりは尋常ではなかった。
その分、良い政をすると領民達には評判だったりするのだが]
―昨日/神殿前広場―
[競技終了の合図とともに優勝者の名前が挙げられるのが聞こえる。
薔薇の華が振る中でその名前を聞きながら自分はどれくらいだったのだろうか、それが少し気になったり]
うん、でもそれで別に騎竜師として…優秀かは別だしね…。
[自分に言い聞かせる呟き共に、そのことはそれっきり忘れることにした]
おはようございます。…ところで何か物々しい様子ですがどうしたのでしょうか?
[昨日狩猟会場として選ばれた場所と区切るように検問をつくっている大会役員に話しかければ、なにやら不慮の事故があったため出入り規制となったこと。
紫雷の騎竜師が大会参加ができなくなり、その対戦者が不戦勝となったということを聞く]
ぅう…残念…紫雷の騎竜師さん…何かあったのでしょうか
[大会参加ができなくなった、何か離れなければならない事情でもあったのだろうか。と怪我をしているなど露知らぬ...はただ惜しいなぁとしょんぼりする。
その反応がよかったからか、それとも一般参加者だからか、さほど警戒はされることはなかった]
[続けて知らされるトーナメント表]
ロイ・アプサラスさんか…、どんな人なんだろう。
[聞いたことあるような、無いような記憶におぼろげな名前。
それなりに名の知れた騎竜師ならば、名前くらいは自分の記憶にあるはずなのだが、どっちだったか。
誰が相手であろうと、負けたくないことに変わりは無い]
いつまでも落ち零れだなんて、嫌だもんね。
[神殿前で姿を少し見かけた姿がそうなのだと気づくのはもう少し後のことになるだろう]
聖宝が欲しかったのでしょうけれど、むごいことを…
一体どなたがなさったのかしら…
[国の守り手に神官長、この二人を襲える程の腕を持つ者。
大会参加者であってほしくはないが、参加者の内にいるならば…]
─…負けたくは、ないわね。
[密やかに灯った闘志を小さく呟き。
手早く身支度を整えると、己の半身でもある水竜の元へ向かおうと部屋を出た。]
― 宿舎二階→一階 ―
―→昨日/宿舎―
[今日はもう宿舎に帰ろうとしたところでライナーと合流し、向こうはこちらを探していたようで]
あっ、ライ兄ぃ。
そっちはどうだったかな?
[自分の方はと聞かれたらそこそこだったかなと答えた。
右頬の切り傷も左腕の切り傷もすでに固まっており、それでもどちらも顔であったり服が切れいたりと目立つものであれば心配させたかもしれない]
大丈夫だよ、これくらい。たいしたこと無いから。
[笑顔でそう答えて、それでも治療を受けるように言われるなら宿舎に戻った後簡単な治療を受けることになるだろうか。
その日はそのまま別れて、部屋で休むことになった]
―→竜舎―
[早朝からドラコの元へ向かったのは最初の対戦が自分こともあってのこと、
先客がすでにいたか、後からきただったか、カークと直接顔を合わせることはなかった]
ドラコ、元気にしてた?
[空の王者とも呼ばれることもある種類、『聖竜』。
その立派な体格と流れる白の毛並み、空を舞う姿はまさに王者にふさわしい威厳を持つもの。
母親が騎竜を駆る姿はそう多く見たことがあるわけではないが、とても美しかったことは記憶に残っている。
騎竜の戦乙女と称されていたと聞いたときは思わず納得したほどに。
でも今目の前にいる自分の騎竜は、たしかに体格はよく、むしろ過ぎるくらいで太っているの部類に入る。
白い長毛に覆われたその姿はより一層でっぷりと見えて]
おかしいな、本当に…、隠れてご飯食べてたりしてないよね?
[食事をあげすぎてることはなく、むしろ少し減らしてるくらいなのに一方にやせる気配も無い。
ドラコはというと答えることなくのんびりと座り込んでいた]
―竜舎―
[突如聞こえた何かを叩く音、その音に一度びくりと、周囲を見回すがそれきり音は聞こえず、
誰か他にいた気もするのでそこからだろうかと、確認に行くことはしなかった]
ドラコ、少し運動もしたほうがいいし、試合前の練習も兼ねて少し飛ぼうよ。
[語りかけても答えてくれる様子は全く無い。自分の騎竜の管理もまともにできない、そういわれたことがあることも思い出し、少し悔しかったりした]
わかった、ドラコ、それじゃあ散歩にしよう、散歩。
それだけでも違うだろうし。
[そう語りかけるとようやくドラコは重い腰をあげてくれて]
ドラコ、ありがとう。わかってくれたんだね。
[そう感動したのは数秒だけのこと、重い腰を上げたドラコは歩き出し、
一歩…二歩……三歩……そこでまたすぐに戻って座り込んでしまった]
ドーラーコー…そういう意味じゃないってばーーっ!
[ぐいぐいとその体を引っ張るが微動だにしない]
[少ししてからため息をひとつ]
ドラコ、お願いだよ…本当に。
[むぎゅっと抱きつくとふかふかで心地よい、そっと毛越しにその腹のあたりを撫でて]
お前まで駄目騎竜だって言われてるんだよ……。
[やはり答える声は何もなく、ため息がもうひとつ零れるのだった]
― 宿舎1階 談話室 ―
[ぴょいと椅子に飛び乗るウサギが一匹>>131。
思わず薄紫眼が瞬いた]
───ああ、貴方が例の。
御機嫌よう、ええと……。
[ウサギ精霊師の話は聞いていたものの、その時は驚きが先行していたためか名前までは覚えておらず。
挨拶の後、名を呼べずに口篭ってしまった]
[昨日美味しくお菓子とお茶を頂いて、しあわせ気分で夜を越す。
ぼくは外ですごすよ!ぜんぜん問題ないんだよ!
とか言ったけれど、許してもらえたかどうか。
何にせよ、翌日になればるんるん気分のまま外にいるのだった。]
幸せー♪
[ふわふわな金髪も、風に揺れる。
人間を見物しながら行くと、色々な言葉が聞けた。
昨日の賭けに勝った人、負けた人。喜んだり悔しがったりと、とても忙しい。]
……ところで…
[大会役員にずずっと近づいた。]
このまましばらく出られないってことは…食事とか泊まるところとかは…どうなるのでしょうか?その間に自由に行動できないということは…ねぇ?
[すすすっと擦り寄るような態度の...とカリギュラに、違う恐怖を抱いたのか仰け反る大会役員からその間の衣食住についての保障をきいた]
[エーヴァルドの胸の中で、...はうるうるにゃんにゃん寝言を言いながらひたすら惰眠をむさぼっていたのだが―]
―!!
[エーヴァルドのざわめきを感じたのか、はたまた、何か他の均衡が崩れたことを悟ったのか―両方かもしれない―飛び起きる!]
ありがとうございまーす!
[規制がしかれようがどうしようが路銀だって稼ぎながら、もしくは野宿をしながらでも大会を終えるまでここにいるつもりだし、その間の滞在費が浮いたのは嬉しいものであった。現金である]
[お礼の言葉はもちろん風精にも聞こえるわけで。
きょとん、と首を傾げる。
相手側は疲れたような声音であるのだが、さてどんな交渉が行われたのかは知らない。]
― 宿舎一階 ―
あら…随分と賑やかみたい。
おはようございます。
[階下からは幾人かの声が聞こえ。
竜舎へ向かう前に談話室を覗き、そこにいた面々に挨拶をした。
大会が継続される以上定刻通り試合が行われるはずで。
この場に顔はみせたものの、試合までの時間を考えるとゆっくりはしていられなかった。
呼び止められなければそのまま竜舎へ向かおうと、頭を下げてその場を後にするか。]
[それから少しして、自分の下にも事件の知らせを聞かされて]
ええ、そんなこと誰が…
[それは今から調べるところだと、それから協力を頼まれれば断れるわけもなく、まだ驚きを隠せない様子で]
はい、私でできることなら。
[そう答え、大会を続けるのは他の一般の人を心配させないためだろうかとか考えていた]
フーッ、フー!!
[ドロシーがさわりたいと思った...の毛並みは、今や逆立ち、針のように硬化しているように見え、とてもさわり心地が良さそうとは思えない。
ばたばたばたっとエーヴァルトの胸の中でひと暴れ、腕から逃れて地上に降り立った。]
フーッ!
……?
[だが、きょろきょろとあたりを見回すと、ぽかんと目を丸くする。
とたんに硬化した毛並みはもとのやわいものへとしおしお戻っていった。]
[残念なこともあったがよりシビアなところでよいことがあったから差し引きぬきにしようと心に決める。それでも都合四回の戦いが見れるわけだしと思ったところで視線>>+24を感じて振り向いて]
ん?どうしたのかな?迷子?
― 昨日の事 ―
[いきなり猫が目を覚まして、暴れたのを見て目を丸くした。
硬そうな毛並みとか不思議なものを見る目をしたけど。
何にせよ威嚇するような様子が収まれば、ぱたぱたとうさぎの手を振ったりもしただろう。]
猫さんもいっしょにお茶!
[さて、スノウがそれを望むかどうかは別として、ドロシーは笑顔でエーヴァルトに提案したのだった。]
― 回想終了 ―
― 宿舎1階 談話室 ―
御機嫌よう、アプサラス殿。
試合、頑張って下さいね。
[挨拶の後に直ぐ立ち去ろうとする様子>>148に短く言葉を向けた]
もう少しで試合が始まるでしょうかね。
[大会の第一試合。
この試合の勝者と自分は戦うこととなる。
見ておくのも悪くないと考えた]
― 宿舎一階 談話室 ―
[告げられる言葉>>135。
ある意味では、あまりにも『らしい』と思える、紫雷の騎竜師の様子。
がじ、と軽く頭を掻いて、やれやれ、と息を吐く]
……バカ正直ってぇか、なんてぇか。
んな無茶してまで出てきて、だーれが喜ぶんだよ。
[零れ落ちたのは、素の感想。
万全でない彼と対し、それで勝利を得ても意味を成さない、と思うから]
……ま、確かになぁ……背後からの攻撃を許した、ってのは。
あの気質からすりゃ、痛恨だろうな。
まして、神官長殿も一緒にいた……となりゃ。
余計に悔しくて、のたうち回りかねねぇか。
[呆れたような口調で綴るものの、そこには案ずる響きも微かにあった。
腰を折るジークムントの様子>>144にはまたひとつ、息を吐いて]
そこで、謝る必要はねぇって。
あいつを休ませる、っていう、医術師としてのあんたの判断は正しいんだし。
……ま、これで機会が完全になくなった……って訳じゃ。
ないと思いてぇ、し、な……。
[そのための条件は厳しいと知ってはいるけれど。
でも、望まずにおれないのもまた、事実]
…ああ、これはお恥ずかしいところを。
お早う御座います。
[背後から、足元辺りから聞こえてきた声に顔を上げて。
ラヴィの姿が見えれば口許だけ笑みの形を作るが。>>131]
医術は日々、発達してはいるのですが。
怪我の経過ばかりは患者の治癒力に頼るほかありません。
少しでも復帰なされるよう、助力は尽くしましたが。
[>>136彼の怪我は酷いものだった。
肋骨が幾つか折れ、臓器を突き破ろうとしていた
まさに危険な状態と言えようか。
思い出すだけで今もその緊張が身体に走る。]
―――…お父上の方にも、
如何か御無理なさらずにとお伝えください。
[その手腕ぶりを識る故に紡がれる言葉。
自己管理が出来ない訳でもないだろうけど。]
― 現在:大通り ―
迷子じゃないよ!
ぼくは、見学してるんだよ! ひとりだけど、一人じゃないよ!
[えへん、と威張った。
それからユーリエへと目をやって、次にカリギュラへと目をやって。]
お姉さんも大会に出るのー?
優勝?優勝?
[わくわくした目で聞いてみる。大きさが問題だろうとか、そういうのはそもそも大会の競技についてあまり理解していないドロシーにとって、考えつくようなものではなかったのだ。]
― 宿舎1階 談話室 ―
ええ、初めまして、ですね。
ルートヴィヒ=エルデシュタインと申します。
以後お見知りおきを。
[ラヴィに挨拶>>150をされて、こちらも名乗り返す]
ルクリュ殿、ですか。
精霊師と言うことは、どなたかのお付き添いで?
― 竜舎 ―
───おはよう、アム。
[竜舎に入り己の半身に声をかけると、彼女は水晶の煌き放つその身体をこちらに摺り寄せ。
滑らかだが硬質な彼女の胴を撫でれば、嬉しそうな声が聞こえた。]
昨夜は来られなくてごめんね、ちょっと思いの他疲れちゃったから…あぁ、もう大丈夫よ。
しっかり寝たし、ジギーが治療してくれたから。
…えぇ、そうね。
[昨夜の不義理をわびると逆にこちらを案じられ。
大丈夫と答えたところで何言か言われたそれには微かに微笑んで頷くだけで返した。
彼女の身体を撫でながらも怪我や不調がないかを目視し。
曇りない瞳を見つめ、体調も問題はなさそうだと解ると、表情を改めた。]
お早う御座います、アプサラス。
竜舎、ですか――…そろそろ、試合でしたね。
応援していますよ、頑張って下さい。
[姿が見えれば、常の笑みを彼女へ向けて。
支度もあるだろうから、声を届けるのみとなった。>>148]
[ぐん、と伸びをしていつもの調子を取り戻すと]
うるる……?セーレー?
[何故風精が精霊師でない者といる?と首を捻りかけ、お菓子のような甘い匂いに気付いてなんとなく察し、一緒にお茶を、との誘いを断るようにゆっくり瞬きをした。]
スノォォォー。
[長くあげた鳴き声は、...の名を名乗るためのものだったのだが、気付いてもらえたかどうか。]
うるるる……
[エーヴァルトとドロシーに背を向け、最後にちらりと二人を振り返り、あとはひきとめられようが声をかけられようが、おかまいなしにどこかへと去っていった。]
あ、そうなの?勘違いしてごめんね。
[精霊だとは気づかぬ...は一人だけど一人じゃないというのにぬいぐるみのことをいってるのだろうかなんて早合点しつつ自分とカリギュラを見ていう無邪気な言葉>>+29に苦笑して]
ううん、私もあなたと同じ見学をする人だよ。
まだこのこは小さいから騎乗して空を一緒に駆けるはできないからね。
いずれ出場できたらそのときはもちろん優勝狙うけどね
― 竜舎 ―
私達の試合は、もうすぐ始まるわ。
怪我をしても、させても。
お互い全力を出しましょうね。
[こつんと額を合わせて、己の半身に呼びかける。
自分の技量を自惚れることはできない。
全力を出しながらも自分が怪我をしないように、相手に怪我をさせないように。
そんな余裕はきっと無い。
余力を残すなども考えられないから。]
後のことは、終わってから考えるわ。
[そう、水晶の肌に頬を寄せて苦笑した。
じきに試合の案内が聴こえれば、会場へと移動するだろう。]
― 宿舎1階 談話室 ―
それでも、貴方が居なければ私の灯火は費えていたでしょうから。
私は貴方に頭が上がりませんよ。
本当にありがとうございました。
[>>154 ジークムントの助力が無ければ今この場には立っては居なかったことだろう。
それを思えば本当に頭が上がらない。
その想いを体現するかのように、ジークムントに対して深く腰を折った]
……必ずお伝えしましょう。
医術師の言葉でもなければ、父は思い直してくれないでしょうから。
[続く父への言葉を聞いて、やはり苦笑が零れた。
ルートヴィヒが同じように言っても、父は足を止めてはくれない]
そうなの!
ぼくちゃんと一人で来て、一人で見て、一人で行くの!
[もちろんぬいぐるみをぎゅーっと抱きしめて言うものだから、ぬいぐるみがもう一人説の信憑性は高い。くすくすと周りの風精たちが小さくわらっているが、本人もなぜかは気付いていない。]
そっか。見学!
応援するの?
今日、ぼく知ってるのよ! アプサラス出るって聞いたの!
[ユーリエの見学という言葉に、一緒だとこくこくと頷いて。
それから今日の対戦者の片方の名前を言う。美人さん!なんて言葉も一緒に。]
そっかー。早くお空一緒に飛べるようになるといいね、気持ち良いよ!
優勝はすごいこと!ぼく応援するよ!
/*
バトル慣れしてない上に、空中バトルって初めてだからね…!
2時間でもちょっと時間間に合うかドキドキなんだぜ…!!!
― 宿舎一階 談話室 ―
――…ですね。
其処は友としても、医者としても止めます。
想いばかりが先走っても好転する事は無いでしょう。
[>>152恐らく彼は、この事をカークには伝えて欲しくないだろう事も解っていた。
それでも伝えずに居られなかったのは、彼の想いだけでもと。]
若し良ければ。試合が終わった後にでも、
顔を出してやって下さいますか?
流石に今は刺激が強すぎますし、
気が進まないのならば無理にとは言いませんが。
[苦々しい口調となるも、良かれと想っての事。>>153]
―――機会が無いなら、作るまでだとは想いますので。
― 翌朝・宿舎 ―
[いろいろなことがあった後―――
上手くすれば、お菓子にありついたかもしれないが、
―――自分の部屋へと辞したあとは、
着替えもせず、ぐったりと寝台に倒れ込んだ。
前後不覚といっても良いほどに睡眠をむさぼり、
朝になって目を覚ましたところで、
暫し起きあがれずに、天井を見上げる。]
……、っぁ。
[無理に起きあがろうとして、
全身に響く鈍い痛みに呻き、くたりと力を抜く。
そんな折り、呪を通じた囁きに、ぱちりと目を瞬いた。]
― 回想:昨日 ―
そうそう、ぼく精霊ー!
[不思議そうな様子に笑顔で言う。保護されているなんて自覚はなかった。
それから、断られれば、そっかーとしょんぼりして。
――長い鳴き声には、おー。と感嘆の声をあげた。]
ばいばーい、またね、スノーウ!
ぼく、ドロシーよ、またねー!
[振り返ったスノウには、ぱたぱたと自分の手を振って、見送ったのだった]
― 回想終了 ―
[事件のことも聞き終わり、伝えに来た者達がいなくなると]
それじゃあドラコ、試合のときはお願いね?
[そう伝えて、再度その体を撫でる]
ドラコ、私たちのこといつまでも落ち零れだなんて、皆に言わせないようにしようね。
[こちらの思いは伝わってくれたのか、短い返事だけが返り、満足そうに頷いてから竜舎を後にした]
大会は継続……それなら、ええ。
どうぞ、実力で聖剣を手にしてください。
僕も、出来るだけのことはしますから。
[実力で、他の騎竜師に負けるなどとは思っていない。
だが、確実を期す必要はあろう。
それについては、伝えぬままに]
『宝珠』は、僕が?
……はい。それなら、お役に立ててみせましょう。
[一瞬挟まった沈黙は、酷く固いもの。
それでも、続く言葉に乗る敬愛の念は、偽らざるものだった。]
[ せーれー、とか、スノーとか、ちょっと鳴き声には聞こえない発音が聞こえた気がするいやそんなばかなまさか ]
まさか、本当に伝説の御猫様だったのでしょうか?
[ 立ち去る姿を引き止めはしなかった。猫は自由に生きるものだから ]
サインでも貰っておけば良かったですねえ。
[ そんな風に呟きはしたけれど。同じ理由で、小さなお茶会の後、ドロシーが外へ行きたがれば、ご自由にと微笑んだ ]
ふふ、そう、えらいわね。
[元気一杯の女の子>>+32を微笑ましく思いながらこたえ、手を伸ばし避けられなければ頭をなでるだろう。だがそんな思考の片隅でご両親は?なんてことも考えているが]
そうだよ、今回は空を駆ける竜と騎竜師にがんばれーっていいにきたの。
そっか、最初はアプサラス…さんなんだ。美人かぁ、羨ましいなぁ…
[確かここより西方の守護者がそのような名だったかと思い出しつつ]
うん!私も待ち遠しいんだ。
そして、空を駆ける騎竜師たちの仲間入りするの
[優勝よりも、空を駆けることに今は魅力を感じる...はえへへと笑みを浮かべて答える]
あ、そうそう。
私はユーリエ、この子はカリギュラっていうんだけど
[グァ!と自己主張するように一度跳ねる]
あなたはなんていうお名前なのかな?
― 宿舎1階 談話室 ―
ではラヴィ殿と。
エディ=ベルセリウス殿……初参加の方、ですね。
今は竜舎ですか。
後程でもお会い出来ると良いのですが。
[ラヴィの名>>161は言われた通り呼び方に訂正を入れ。
エディの事を聞くと一度窓の外へと薄紫眼を向けた。
視線を向けたのは、竜舎のある方向]
ベルセリウス殿とも当たる可能性があるのは決勝だけですね。
初参加同士として、ご武運をお祈りしておりますよ。
[当人に言えれば良いのだろうが、この場には居ないためラヴィへと薄紫眼を向けて小さく微笑んだ]
― 宿舎一階 談話室 ―
紫雷のに釘刺してくれる相手がいて良かったよ、ホント。
……教えてくれて、ありがとさん。
[伝えられた想いは確り、受け止めて。>>162
告げる表情は柔らかなもの]
ああ……今すぐ顔出しに行ったら、それこそ、安静にしねぇだろうしな。
こっちも、落ち着いて……行けそうなら、行っとく。
[顔出しに関しては、こう返して。
最後の言葉に、刹那、言葉を途切れさせた]
ん……ま。
そーともいう、か。
[間を置いて、小さく呟く。
術はなくはない。
いや、目指すものがその術に繋がるのだと。
そう、思えば気持ちは自然、上を向く。
ついでに、そのための現実にも向かった]
……っと。
そいや、そろそろ試合始まるんじゃなかったっけ?
ここで駄弁っててもなんだし、武舞台、行くとしますかね。
[趨勢どうなるにしろ、試合は見ておきたいから。
口をつくのは、こんな言葉]
― 宿舎1階 談話室 ―
ルートヴィヒ氏…いえ、礼なんて。
私はあくまでも、手助けをしたに過ぎないのです。
辛いリハビリを乗り越え自分の足で立ち上がったのは、
間違いなく貴方の意思と、努力があってこそ。
[現にそうだと男は思う。
だからこそ己惚れる事はしない。
深く折られた腰に対しては、ゆると首を横に。]
患者の方々からは私も学ばされてばかりで。
生きることの尊さをひしと感じております故。
勿論、貴方からも。
嗚呼、お父上には。
少しお酒をお控えするようにと。お伝えできれば。
[何時ぞやルートヴィヒの父を見かけた時に感じたもの。
苦笑いには、苦笑いを返すこととなるか。>>160]
――と、すっかり話しこんでしまいましたね。
そろそろ試合も、始まりますか。
わかりました。僕も、出来る限りの協力をします。
こんなことで、ルートヴィヒ様の晴れ舞台を
台無しにされるわけにはいきませんから。
[捜査の依頼には強く頷く。
だが、ルートヴィヒの不戦勝を伝えられれば、
ほろ苦く笑った。]
こんなことで、優勝候補に勝利してしまうなんて、
ルートヴィヒ様は残念がっていらっしゃるでしょうね。
僕としては、複雑な気持ちですけど。
[肩を竦め、役員を見送ってから、
ゆっくりと寝台から降りる。
緩慢な動作で服を脱ぎ、シャワーを浴びて、
新しい服に着替えてから、杖を手に部屋を出た。]
ぼく、えらい?
わーい!
[嬉しそうににこにこした。
もちろん撫でられるのも、とても幸せそうである。]
そっか、そっかー。ぼくも応援する!
でも声届くかなー?
[届かせることは出来るが、びっくりされるしと思案顔。]
エディが言ってたの!美人さん!
ぼくは、おねーさんも好き!
[撫でてもらったからか、はたまた他の理由か、うれしそうな様子で。
未来を語るのを、やっぱりうんうんとたのしそうに聞いた。]
ぼく、そのころ遊びに行くよ!
―→会場―
[腰から下げたレイピアは自分の身には少し大きく見えるもの。
身に纏う純白の服、長めのスカートはゆったりとして竜に乗るのに支障が無いように、その白の色は騎竜の白と合わされば映えるものにもなるだろうか。
隣に並ぶ騎竜は白い長毛と大きな体躯、むしろ大きすぎる体躯、思わず少女と形容しそうになるほど小さな騎竜師はより小さく見えるだろうか]
私たちは…落ち零れなんかじゃない…
[呟く言葉はドラコ以外には聞こえないほど小さなもの]
―→武舞台―
[腰から下げたレイピアは自分の身には少し大きく見えるもの。
身に纏う純白の服、長めのスカートはゆったりとして竜に乗るのに支障が無いように、その白の色は騎竜の白と合わされば映えるものにもなるだろうか。
隣に並ぶ騎竜は白い長毛と大きな体躯、むしろ大きすぎる体躯、思わず少女と形容しそうになるほど小さな騎竜師はより小さく見えるだろうか]
私たちは…落ち零れなんかじゃない…
[呟く言葉はドラコ以外には聞こえないほど小さなもの]
[部屋を出て、宿舎の入り口に向かうまでに、
物思いを巡らせる。]
宝珠さえ手に入れてしまえば、僕は―――
……ああ。でも、出られないんだっけ。
[表情は、安堵を含んでいた。]
― 宿舎 ―
[カスパルや神官長の様子を見に行こうと竜舎からでたけれど。
騎竜師は疑いもかかっているから会わせる訳にはいかないと追い払われた。
それもまた当然といえば当然で]
まあしょうがないか。
[小さくため息をついて宿舎へと戻ってきた。
談話室の方から幾人かの話し声が聞こえるけれど、そろそろ試合開始時刻が近づいていることを思い]
んー、どうするかな。
[傍迷惑に入り口近くで立ち止まって悩む]
他の方々も『宝珠』と強奪者の探索に乗り出すでしょうからね。
私は大会に集中しますので、『宝珠』の方はお願いしますよ。
貴方ですから、任せられるのですから、ね。
[固い沈黙には気付いたものの、今更後戻り出来るはずも無く。
信を置いた声でリヒャルトへと返した]
― 宿舎・厨房 ―
[ 翌朝、不慮の事故の発生と紫雷の騎竜師の欠場、それに伴う出入りの規制の旨が宿舎に泊まる者達にも伝えられる ]
一般の見物人も含めての規制ですか?それはまた、随分と厳しいですねえ。
まあ、どうせ大会が終わるまでは、皆滞在を決めておられるのでしょうから、実害はないでしょうけれど。
[ 男がそれを伝え聞いたのは、厨房で焼き釜を一つ借り受けるための交渉をしていた最中の事。伝令に返した言葉は、ごく平静なものだった ]
― 武舞台 ―
[己の半身たる水竜、アムリタと共に武舞台に上がる。
対峙するは、昨日ちらと見かけただけの小柄な少女とその騎竜。
彼女の携える武器はやはりその体躯には扱いにくそうではあり、けれどそうでないのは既に見知っている。
瞳があえば会釈をし、微笑みをむけた。]
こんにちは。
私はアプサラス、この子はアムリタと言うの。
昨日、付添いの方とはお会いしたけれど…貴女とは初めまして、ね。
力及ぶかは解らないけれど、精一杯戦わせてもらうわ。
[そう言うと、腰に下げていた鉄扇の房紐を手首に通し。
房紐を通す輪に多節鞭を繋げ、しゃらりと鳴らした。]
ぼくはドロシー!
ユーリエと、カリギュラね!
覚えた、よろしくね!
[ふたりへと笑ってご挨拶。
それから、空を見上げてから尋ねる。]
大会、見に行くの?
ぼくも行くけど、飴ちゃん見てくるの!
見る場所で、またね!
――あ!飴ちゃんあげる!
[うさぬいバッグに手を突っ込んで、包まれた丸い飴を差し出すと、ひらひら手を振って駆けだした**]
― 宿舎一階 談話室 ―
[其々が交す会話には特に口を挟むでなく。
ただ、色々な縁繋がりがあるのねと、耳を緩く動かしていた]
はい、今回が初めてで。そちらも初参加でしたか。
エディなら試合が始まる前には姿を現すと思います。
こういう時、じっとしていられる性質ではありませんし。
…迷ったりしていなければ。
[迷子の意味ではなかったが、誤解を招きやすい表現だった]
そうなりますね。
ありがとうございます。エルデシュタイン殿も。
[ちらりとカークを横目で見つつ。
試合が始まる頃合と聞けば、こちらも移動しようかという態]
― 宿舎一階 談話室 ―
ほおって置くと、這ってでも出てくるでしょうからね。
彼の生真面目さには脱帽してしまうくらいです。
[恐らくは試合後、
彼から酒に付き合わされるだろう事は見えていたが。
其れを思ってか、少々大げさな表現ともなるか。]>>167
…有難う御座います。
彼は礼なんてしないでしょうから、
代わってお礼させて頂きます。
[彼の背景こそ見えないものの、
何やら訳ありなのは、見て取れて。>>168]
ええ、もののかなえ方は――― 一つではないと思いますから。
― 宿舎 → 1F談話室 ―
[1Fの談話室を通って、出入り口へ向かう。
その時に、集まっている人々を見かければ、挨拶もして。
礼をするときに、自然と手が胸元を押さえる形となる。]
みなさん、こんなところにお集まりで。
もうすぐ、試合も開始ですよ?
[一礼する動作も、どこか緩慢で。
本調子で無いことは伺い取れるかもしれない]
嗚呼、すみません。
レディを蔑ろにしてしまいましたか。
[緩く耳を動かすだけのラヴィに対しては、
そう弁解をするものの。]
―――おや、方向感覚に難ありならば、
エディ氏を迎えに行かなくてもよろしいのですか?
[迷ったりしてなければ、と聞こえれば>>175
真に受けて応えてしまうのも、男の性分か。
皆が移動を始めるのなら其れに付いていく心算で。]
[頭をなでて幸せそうな顔をするドロシー>>+39の頭をもうしばらくなでてから手を離す]
大丈夫、きっと届くわ。
例え声が拾えなくても、騎竜師は空と大地を繋ぐもの、だから思いを拾うことができるわ。
[そして、おねーさんも好きという言葉にもうありがとうというような笑みを返す]
ふふ、だったらドロシーが遊びに来てくれるまでに立派な騎竜師になってみせるわ
[そして自己紹介も終えて、ドロシー>>+41と同じように空を見上げる、はれていてよかった。
とはいえ多分この大会中は大丈夫なのだろうけれども]
そうね、遅れたら嫌だから、そろそろ席をとりにいこうかな。
うん、またねドロシー…………飴?
[うさぬいバッグから取り出す飴に少し驚きながらも素直に受け取って、カリギュラとともに手を振って駆け出すドロシーを見送った]
― 宿舎一階 談話室 ―
あそこまで行くと、もう特性だよなあ、あの真面目さは。
というか、紫雷のから礼とか言われたら、俺の方が引くって。
[大げさな表現>>176に、くく、と笑いながら返す口調は冗談めいて。
一つではない、との言葉には、ああ、と小さく頷いた]
― 宿舎1階 談話室 ―
───謙虚な貴方らしい言葉ですね。
医術師である貴方がそう感じているのと同様、患者として貴方に手を尽くして頂いた者は貴方の助力があってこそと思っているのです。
ですから、礼は言わせて下さい。
[折っていた腰を戻し、薄紫眼でジークムント>>169を捉える。
かつて礼を述べた時も同じように返された記憶があった。
以前と変わらぬ考えを持つ相手に、己が仕事に対する強い信念のようなものを感じた]
はは…確かに父は飲酒が過ぎるきらいがありますね。
お伝えしておきます。
[父の話>>170には頷きを返して。
試合と聞くと「ああ」と小さく声を零した]
もうそんな時間ですか。
見損ねるなんて事になったら大変ですね。
武舞台へ向かいましょうか。
[言って談話室から移動しようと]
―武舞台―
[舞台に上がる向こうと視線が会うと、微笑みを返して、
一度だけ姿を見たことはある相手だったが、正式に挨拶をしたわけでもなかったので]
はじめまして、タチアナです。それから、こちらはドラコです。
ライナーとはもうお会いしてたんですね。
[ライナーのことを聞けば笑みは少しだけ増すだろうか、それから続いた言葉に]
はい、私も精一杯、全力でいかせてもらいます。よろしくお願いします。
[綺麗な人だなと、母親のことを少し思い出しながらレイピアを引き抜き胸の前で掲げて礼の代わりとした]
澪氷の騎竜師 ルートヴィヒが「時間を進める」を選択しました
澪氷の騎竜師 ルートヴィヒが「時間を進める」を取り消しました
[談話室を出ようとした矢先、
リヒャルトの姿が見え辞儀を向ける>>177
只、かれの佇まいは常とは違っていた様子で――]
お早う御座います。
つい話込んでしまって―――…今から、
[手を胸に置き、何処となく具合が悪そうな様子に言葉を止め。]
リヒャルト氏…
余り顔色が良くありませんが大丈夫でしょうか?
昨日の疲れが続いてるようなら――
[本調子でない様子に訊ねてしまうのも、医者の性分故か。]
[宿舎に帰る道は1人、治療の申し出があれば苦笑と共に辞退した。
途中でパートナーを見つけて合流し。
成果を聞かれたならいつも通りの無駄な自信と共に、完璧だと答えた]
……そういやさっき、明日の対戦相手に会ったぜ。
[望まれるなら特徴なども告げただろうか。
宿舎に着けば当然のように簡易治療を施した後、それぞれの部屋へ向かった]
―武舞台―
[舞台に上がる向こうと視線が会うと、微笑みを返して、
一度だけ姿を見たことはある相手だったが、正式に挨拶をしたわけでもなかったので]
はじめまして、タチアナです。それから、こちらはドラコです。
ライナーとはもうお会いしてたんですね。
[ライナーのことを聞けば笑みは少しだけ増すだろうか、それから続いた言葉に]
はい、私も精一杯、全力でいかせてもらいます。よろしくお願いします。
[綺麗な人だなと、母親のことを少し思い出しながらレイピアを引き抜き胸の前で掲げて礼の代わりとした]
……っと。
よ、おはようさん。
[呼びかけてきたリヒャルト>>177に、ひら、と手を振りつつ挨拶を返し]
ああ、武舞台にはこれから移動しようと思ってた所だ。
[軽い口調で言いながら。
どこか、緩慢にも見える動作に、緩く首を傾ぎ]
……調子悪いんなら、ちゃんと診てもらえよー?
[そんな言葉を投げかけてから。
武舞台へ向けて、歩き出す]
―宿舎―
[翌朝は疲れが溜まっていたこともあり、かなり遅くまで眠りこけていた]
『宝珠』が盗られたぁ?
……っはー、無茶苦茶しやがるなぁ。
[目覚めは不穏な報せと共にもたらされる。
不機嫌そうに頭を掻いて]
ま、協力はすっけども、大会は?
……そっか、ならいい。
[大会の続行を聞けば、幾らか表情は和らいだ]
― 武舞台 観覧席―
[そしてドロシーと別れた後、そろそろ時間だということで移動をしていた。
既に盛況な観覧席、商魂逞しいものは食べ物や飲み物の販売も行っている。
その一つの席に...は座り、その膝の上にカリギュラは乗っている]
― 宿舎1階 談話室 ―
ええ、父は何度か参加しているのですが。
今回は父が参加出来なくなってしまいましたので、代わりに私が。
[ラヴィ>>175には頷きながら事情を話し]
活発な方なのですね。
会場も広いですから、迷う事もありましょう。
大会運営の者もそこかしこに居るでしょうから、訊ねれば問題ないとは思いますが。
[誤解を招く表現はしっかり誤解させた。
移動する素振りを見たなら手を差し伸べて]
あちらまでご一緒しましょうか?
― 武舞台観覧席 ―
[なにやらラヴィのせいで誤解が蔓延している琴に気づく前に、つまりみんなが談話室から出てくる前に武舞台へと移動していた。
係員に試合観戦はこちらと案内されたところに向かい]
――勝ち残ればどっちかと戦うことになるんだよな。
[えーと、とトーナメント表を思い返すが、そのまえにこの日の勝者はルートヴィヒと戦うことになる、というのは思い出せなかった]
― 武舞台観覧席 ―
[なにやらラヴィのせいで誤解が蔓延していることに気づく前に、つまりみんなが談話室から出てくる前に武舞台へと移動していた。
係員に試合観戦はこちらと案内されたところに向かい]
――勝ち残ればどっちかと戦うことになるんだよな。
[えーと、とトーナメント表を思い返すが、そのまえにこの日の勝者はルートヴィヒと戦うことになる、というのは思い出せなかった]
― 宿舎1階 談話室 ―
御機嫌よう、リヒャルト。
そうですね、そろそろ移動しませんと。
[リヒャルトの姿>>177を見、言葉を受けて頷きを返す。
本調子では無さそうな様子に、軽く眉尻を下げた]
昨日の狩猟競技で力を使いすぎましたか?
確か、怪我もしていましたよね。
体調が優れないのでしたら、無理をしてはいけませんよ。
― 宿舎・談話室 ―
[手を振るカークにも律儀な一礼を返して、
続く言葉には、肩を竦める。]
いえ、診てもらうほどでもないですから。
…あ。
[立ち去る背を見送る視線は、つ、と兎の上へ。]
落ち零れ騎竜師 タチアナが「時間を進める」を選択しました
澪氷の騎竜師 ルートヴィヒが「時間を進める」を選択しました
澪氷の騎竜師 ルートヴィヒが「時間を進める」を取り消しました
― 武舞台観覧 ―
[一足先に談話室を出て、向かう先は武舞台の観覧席。
歓声と、熱気と。
特有の雰囲気に、目を細めた]
……ってと。
これはこれで、なんとも面白い組み合わせ……だな。
[席には座らず、壁にもたれかかる姿勢で腕を緩く組み。
呟きながら視線を注ぐのは、舞台に上がった竜と騎竜師たち]
先日は、失礼しました。
北の隠者のお弟子さんとも知らず…
[ラヴィに語る言葉は、受付から得た情報と、
自分の知識を照らし合わせたもの。]
すみません。つい、山での暮らしが長いので。
[兎とみると、獲物に見えてしまうんです。
なんて、余計な言葉は、胸に仕舞っておいた。]
[タチアナから礼を受けると、また微笑みを返し。
ほどなく響いた試合開始の合図と共に騎竜にまたがり、空へと翔けあがっていった。
水晶の煌きを放つ半身はその長い体躯をくねらせながら、白く大きい相手を見据えるように正面に向き直る。
見た目からは穏やかな印象を受けるものの、相手がどのようなものか解らぬ以上下手な手は打てず。]
まずは小手調べ…ね!
[水晶の肌を軽く叩くと、騎竜は相手へと向かって飛んで行き。
自分と同じく騎竜の背に乗った少女へと閉じたままの鉄扇を振り下ろした。]
……はい。ありがとうございます。
[時間が押していれば移動は全力疾走になるだろう。
断っておいてそれは、みっともないというか、相手にも失礼になるかもしれないと。
昨日よりも少し長く逡巡してから、会場まではその手を借りることにした]
― 宿舎1階 談話室 ―
[カスパルの件に付いてはそうですね。と苦く笑んで。
大げさな表現になるのも付き合い故で。>>179]
ルートヴィヒ氏…。
解りました…その言葉、ありがたく承ります。
[結局のところ、彼に折れる事となるか。
その真摯な想いを無下にするわけにも行かず。
彼の父を案じる所で話は仕舞となるか。>>181]
おはようございます、ルートヴィヒ様。
[主筋へと向ける礼は、
他の相手に対するものとは一線を画したもの。]
ご心配なく。今日は大人しくしていますよ。
それより、今日の勝者が対戦相手となるのでしょう?
早く、見に行きませんと。
―宿舎→武舞台―
つぅか、それって疑われてるってことかね。
いや、オレは違うよ?
そんなモン手元に置いてたら、多分今頃エラい目にあってる。
[それは必ずしもバレて制裁を受ける、という意味だけではなかったが、事情を知らない相手には勿論伝わらなかった。
ともあれ彼が出て行った後、準備を整えて]
さて、そんじゃ行くかね。
[とん、と踵を鳴らした]
― 前日・カークの部屋→ ―
[部屋に入ればまずはお待ちかねのタルトを切って渡し、紅茶を入れて置いた。
何時もより幼く見える表情>>96に苦笑が零れる。
確かに綺麗だし、美味しかったけど、とは思いながらも、突っ込む事はしなかった。
それから繕い物をしながら、ユーリエとカリギュラの事などを、宝石を見せながら話して伝え。>>97]
……大丈夫です、早めに就寝させて頂きますから。
お気遣いありがとうございます。
[きついの言葉に、申し訳なさそうな顔を見せつつも深く一礼して部屋を出た。
そのまま一度部屋へ戻って、残りのケーキの入った箱を抱えて……また部屋を出て、今度は外へと向かう。]
[試合開始の合図と共に騎竜にまたがるとでっぷりとした巨体ながら一応空を翔けていった]
ドラコ、行くよっ!
[正面に対峙するのは水晶の鱗に覆われた東洋竜とそれを駆る騎竜師。
こちらに向かってくるのを見据えるとレイピアを構え、振り下ろされる鉄扇をいなすようにして防ぐ]
たぁっ!
[そのまま近い距離ならば、いなした型から流れるような動きでレイピアを肩のあたりを狙い突き出す]
― 前日・竜舎 ―
フェイツウェ?
[その名の意味を知ったのは、東の国に来てからだった。
他の竜の迷惑にならないよう声は幾分抑えながら、主の竜を探して宿舎の中を歩く。それでもそこには明るい響きがあった。
翡翠色の竜は、怪訝そうに此方を見たか。こちらの疲労を感じ取れれば、じーっと何か言いたげに見もしただろう。]
すぐ休むから平気。カークにも言われたし…。
[この竜の前でだけは変わらず、親しみぬいた名を紡ぐ。
ぽつりと呟いて、間際の顔を思い出して、俯いた。あんな顔をさせるのは、いつも申し訳なく思う。
もっと器用に――例えば他に誰も居ない場所で、今のように昔のように振る舞えばいいのだろうが、出来なかった。]
…カークが食べたがってたタルト、フェイツウェの分も。……食べれる?
[気を取り直し嵐竜を見上げて、切ったタルトを口元へと持っていった。
カリギュラが食べれるなら、フェイツウェも食べれるだろうかと。それからカークも自分も、もう食べたからと言いながら、嫌がる素振りがなければ、そのまま食べさせた。
そして今日あった出来事などを、ぽつぽつと話始めて――――]
― 宿舎・談話室 ―
疲労感までは完全に取って差し上げられませんが。
身体の組織を活性化させる施術なら出来ますよ。
[時間を気には留めたが、
具合の悪そうな彼を見ればそうも行かず。
断られてしまえば流石に其処までではあるが>>189]
兎も角、お体にはお気をつけ下さい。
貴方がそうでは、ルートヴィヒ氏もご心配されるかと。
[彼からの返事を聞き次第、望むならば施術を行い。
ラヴィに続く形で少し小走りで武舞台へ向かうか。]
― 前日・竜舎 ―
……ぅ、ん。
[ゆさゆさと揺らされて、閉じた目を開くと赤い瞳がそこにあり。]
ぁれ、フェイツウェ………
――!!
[何でとぼんやり寝ぼけた頭で思考を巡らせ、そうだ部屋じゃないと気付いて跳ね起きた。いつの間にか竜舎で眠っていたらしい。
空の星の位置を見れば、真夜中を回った所で。]
ぅ…うわ。戻らないと。
……フェイツウェ、カークには黙っててね……。
[知られたら怒られる…というよりは呆れられるか。
口止めを頼みつつ、そっと部屋へと戻る道を駆けた。]
― 宿舎→武舞台 ―
私はどちらでも構いませんよ。
混ざりそうなのでしたら、名前でお呼び下さい。
[ラヴィ>>196に訊ねられて、笑みながら返す。
エディの話については、曖昧な返答でもあったために有耶無耶のまま。
一緒に向かう承諾を得られたなら>>197、その身体を己が腕へと収め。
ラヴィを抱えて武舞台へと向かった]
そうですか…。
どうしても辛いようなら、直ぐに休むのですよ。
[大人しくすると言う言葉にはそれだけを返して]
ええ、この試合の勝者と戦う事になりますね。
しっかりと見学して、対策を立てておきませんと。
[リヒャルトの言葉>>199には真面目な表情で頷いた]
/*
なんだか、いつもより灰に埋める量が少ない気がする。
…とおもったらあれだ。
前村が、多すぎたんだな。うん。
うさぎー!
[謎のきゅぴーん視線]
っく…!
──…アム!
[振り下ろした鉄扇はレイピアの先にいなされて。
弾かれて体勢を崩したところに突き出されたレイピアに気付くと、騎竜の尾がゆらめきそれを払った。
そのまま後方に羽ばたくと同時に、多節鞭を振り切って追撃を避ける。
やや尖った先端は、対峙する彼女に掠めるくらいは出来るだろうか。]
― 武舞台 観覧席―
アプサラスさん、タチアナさん。
[その二名が戦うとのこと、美人だといっていたからか、アプサラスが緑の髪のほうだろうとおもった。タチアナは美少女という印象だったからだ]
― 前日・宿舎 ―
[一旦外へ出てから宿舎へ戻ろうとすると、普段とは違う周囲の様子に一度だけ足を止める。]
……何だろう、精霊が騒いでる…?
[それは予兆か、それとも只の祭りの前夜の気紛れか。
気を止めつつも、とにかく部屋へ戻らないとと気持ちは急いで。戻ると手早く身体を洗ってすぐに眠りに落ちていった。]
― →現在軸へ ―
―現在 宿舎の外―
ふるるるる……
[かすかに唸り声をあげながら、談話室の窓から中を覗き込んでいた。
リヒャルトと、ルートヴィヒを見て。
...に気付く者はいないだろう。もしも、いたとしても、...に気を向けられていた、リヒャルトとルートヴィヒの二人くらいのものだろうか。
気付かれようが気付かれまいが、リヒャルトとルートヴィヒが去ったことを確認すれば、猫もその場を去り、またどこかへと消えていった。]
/*
つか、ほんとにwwwwww
こんにゃろwwwwww
わかってやがるなwwwwwww
ちなみに、そこはきっと呆れる所。
― 宿舎 ―
[施術を、というジークムントには、ゆるく首を横に振る。]
今は必要ありません。
大人しくしていれば、大丈夫ですよ。
…………はい。
なら、明日まで残るようなら、お願いすることにします。
[ルートヴィヒに心配されると言われれば、
しゅんと肩を落とし、素直に頷いた。
そうして、武舞台へと向かう。]
― 宿舎 ―
[寝過ごしはしなかったものの、普段よりは少し遅く目覚めてすぐに、不穏な知らせに表情が曇る。]
パスカル様達が……。
[宝珠が盗られた事も、彼らの事も気がかりだったが、何より主の事を思えばより表情が翳った。]
不運、とはこう言う事でしょうか…。
巡り合わせが悪いというか。
[独り言のように呟いて。大会の事や協力の事を聞けば、こくりと頷いて承諾の意を伝えた。]
― 武舞台観覧席へ移動中 ―
はい。こちらも改めて、になりますね。
リヒャルト=ラーベンタールです。
[ルートヴィヒの隣を行きながら、ラヴィと名乗りを交わす。
小走りで行く皆には遅れがちではあったが、
やがて、武舞台へと到着した。]
― 宿舎 ―
[寝過ごしはしなかったものの、普段よりは少し遅く目覚めてすぐに、不穏な知らせに表情が曇る。]
パスカル様達が……。
[宝珠が盗られた事も、彼らの事も気がかりだったが、何より主の事を思えばより表情が翳った。]
不運、とはこう言う事でしょうか…。
巡り合わせが悪いというか。
[独り言のように呟いて。大会の事や協力の事を聞けば、こくりと頷いて承諾の意を伝えた。]
[突き出すレイピアは向こうの騎竜の尾に払われ、こちらから離れ距離をとるならば追うことはしなかった。
すぐに振るわれる鞭に]
わわっ!
[扇もそうだがあまり慣れない武器を相手にして戸惑いながらその身を引いて避けるが、鞭は鼻先を掠めうっすらとした傷を残すことになる]
近寄ってくれないとやばいかな…
[追わなかったのは余裕でもなんでもない、鈍重な自分の騎竜では追っても絶対に追いつけないから。
注意深く相手の次の出方を観察しながら、どうにか手はないかと考えていた]
/*
まったwwwwwwwwwwwwwwwwwww
名前間違えたwwwwwwwwwwwwwwww
あらいぐまちっくになったwwwwwwwwww
*/
― 武舞台観覧席 ―
アプサラスさんとタチアナさん……
[二人の戦いを、どちらを応援するでもなく見ている。
このときばかりは美人だとか可愛いだとかよりも、戦いの技量に視点が向いていて。
いつのまにやら観覧席に人が増えたらふとそちらに視線を向ける]
あれ、ラヴィ。
[ラヴィがルートヴィヒにつれられてやってきたのを見て、驚いたように瞬いた]
……?
[宿舎を出て、武舞台へと向かう寸前、
ちり、と胸元に熱が走った気がして、窓に視線を向ける。
ちらりと窓の向こうに見えたのは、ふわふわの白い毛並み。]
…猫?
[小首を傾げ、だがそれ以上は気に留めることもなかった。]
― →武舞台観覧席 ―
[リヒャルトの体調に関しては様子見、として。
具合が悪くなれば遠慮なくどうぞ、と添えて話を終えた。>>231
程なくして観覧席へたどり着くと丁度アプサラスが、
アムリタと共に駆けて行く姿が見える。きらめく水晶の輝きに目をすがめ>>195]
……すみませんね。
少し遅れてしまいました。
[届かずとも、紡ぐ声は小さく。]
― 武舞台に移動する前 ―
[ラヴィを抱え談話室を出るその少し前。
不意に白いものが過ぎった気がして談話室の窓を見遣る]
………?
[皆が移動を開始していたのもあって、視線を向けたのはほんの一瞬。
刹那の事だったために白い何かが居たのは気付けても、それが猫とまでは気付けなかった。
宿舎を出た時に談話室の窓を外から見てみたが、そこには既に何も居らず。
人知れず首を傾げることとなった]
― 宿舎→武舞台 ―
[自身も疑われているのかと知るときっぱりと。]
主様の顔に泥を塗るような真似はいたしません。
[そう言い切ってから身支度整えて、足早に武舞台へと向かう。
手間取ったせいか、宿舎には殆ど人は残っていなかった。]
[空中での騎乗の攻防。アプサラスの攻撃をいなし反撃を加えたタチアナ。
そのタチアナのレイピアを人竜一体の動きをもって、かわすアプサラス。
自然と頬が紅潮として、カリギュラを抱きしめる手を強める。
カリギュラもまた周囲の歓声にあわせるようにグァーグァーといっている]
お二人ともがんばってください!!
[声は届かないだろう。だがきっと思いは届く。
こぞって目指したる頂へと向かう二人の姿を尊いと感じればこそどちらかに偏ることはなくエールを*送っていた*]
― 宿舎・厨房 ―
[ 持参した秘伝の香草酒と交換に交渉は成立し、普段は使われていないという一番古い焼き釜を使用出来る事になった ]
おや、そろそろ試合が始まりますか。
[ 交渉に熱中しているうちに時間が過ぎていたらしい。しばし考えてから、出かけることにした。先日見かけたタチアナの事が、少し気にかかったせいもある ]
落ちこぼれ騎竜師などという噂も聞きましたが。
[ あの時、男達を傷つけることも、自らが傷つくこともなく危難をくぐり抜けた彼女の様子は、ただそう片付けられるものでもない、という気がしている ]
―→武舞台観覧席―
[足は真直ぐに武舞台に向かう。
席には着かずに観覧席の後部、出口の付近に陣取った。
立ったまま腕を組み]
ふん、……見とけよ。
[巨躯の聖竜と小柄な騎竜師、見た目にもアンバランスな組み合わせ。
更に対峙する相手を見れば、既に勝負は見えたと思っている者は多いだろう。
事実そのような声も聞こえて、小さく鼻で笑った]
やっぱり威力に欠けるわねぇ…
[追撃をかわす為の距離を取り、たいした手応えもなかったことに溜息をついた。
追いかけてこないのは何故だろうと思うも、彼女の騎竜の身体の大きさから追撃よりも迎え撃つスタイルなのだろうと察し。]
…距離を離したまま戦うほうが利口なのかもしれないけれど。
それじゃ、全力の勝負とはいえないわよね?
[己の騎竜の顔を見れば、しょうがないわねと言うように瞳を細められて。
ばさりとその翼を広げると、更に上空へ飛躍し。
白い騎竜へと向かい滑空していった。]
― 武舞台 観覧席 ―
ああ、もう始まっていましたか。
[観覧席から上空を仰ぐと、2匹の竜が空中で交錯している。
この試合を制したものが自分の相手。
自然、見詰める薄紫眼は真面目なものとなった]
[その最中、ラヴィの名を呼ぶ者>>217に気付き、視線をそちらへと向ける]
───もしや、ベルセリウス殿、ですか?
[試合に参加する他の者達の顔と名前は一致している。
顔を確認していないのはエディだけだった]
― 武舞台観覧席 ―
……ふぅん……。
系列的なものもあるんだろうが……やっぱり動きがフェイツウェに似る、な。
んで、あっちの聖竜は……と。
速度では、勝てる……とは思うが。
当たってみたら、どうなるか……ね。
慣れんタイプだけに……読めんな。
[輪舞する対照的な竜たちの様子に。
零れるのは、こんな分析]
― 武舞台観覧席 ―
[ラヴィを腕に抱いている人>>223に名を呼ばれてそうそう、と軽く頷いた]
ああ、エディ・ベルセリウスだ。エディでいいよ。
ラヴィをつれてきてくれてありがとう。
[にこりと笑顔で答える]
ラヴィ、こっちにくるか?
[当たり前のように問いかけて、手を伸ばした]
― 武舞台観覧席 ―
…おや、エディ氏も間に合っていたのですね。
ラヴィ嬢からお訊ねした際は心配しましたが。
[ラヴィを抱えたルートヴィヒの後から男は顔を覗かせた。
先に来ていたらしきエディへ掛ける言葉は安堵のもの。>>217
先ほどの勘違いは未だ緒を引いているようだった。]
― 武舞台 観覧席 ―
ではエディ殿と。
初めまして、ルートヴィヒ=エルデシュタインと申します。
以後お見知りおきを。
[軽い返答>>225にこちらは形式染みた名乗りを上げて。
伸ばされる手を見てラヴィに視線を落とす。
移動するようならこちらからも差し出すように腕を伸ばす心算]
[上空へと駆けるのを見ながら、離れた距離から攻撃してくる様子ではないのを感じ取り、少しだけ安堵のため息。
ドラコから油断しないよう注意を促されればその動きを視線で追い、ドラコがやせてくれていれば追えたのにという不満は胸のうちに押し留めた]
くるよ、ドラコっ!
[ドラコの巨大な体の上ならば、その上に立って戦うことすら出来ほど安定はしており、迎え撃つには十分なもの。
その身を少しのけぞる形で、相手を正面に捕らえるようにし、こちらへと降下してくる相手へとレイピアを向け構える]
負けない…絶対に…
[胸の中、意思は言葉に、ドラコから頷くような意思を少しだけ感じたような気がした]
―→ 武舞台観覧席 ―
始まってる……
[思った以上に遅れたと、多少なりと慌てていた為、出口付近に居た人>>220に肩をぶつけてしまう。]
す、すみません。
[ぺこりと一礼して、見上げると少しだけぞわっとした感じを覚えて瞬いた。
別段変わった人ではないように見えるので、余計に首を傾げて見上げていれば、その近辺だけぽっかりと穴が開いているように精霊の姿が無かった。
不思議そうに、暫く見上げていると、周囲の声も耳に届く。
武舞台で戦う二人と二匹に気付くのは、その後になる。]
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