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リヒャルトにも、……〜〜!
はい!
飴ちゃんあげる!
[タメの間にうさバッグを探って、取り出したのはやっぱり棒キャン。
くるくる渦巻きの飴を取り出すとき、やっぱり変な顔になってしまうのだった**]
[そうしてしばらくぽてぽて歩み、やってきたのは路地裏で日差しを求める猫たちのたまり場。
ぬくぬくと憩う猫たちを見ながら、目的の猫物―一目見るからに老猫と分かる―に近寄り、話しかける。猫語で。]
こんにちは。ここは暖かくて良いわね。
ヌシさん。前に会った時、あなたはもう少しピンピンしてたわ。
『おお……あんたか。今年の祭りにもやはり来たのか。
わしはもう老いた……あんたに会うのもこれが最後だろう。』
[猫語を解さない者には、にゃんにゃんぐるぐる鳴きあってる光景にしか見えないことだろう。]
『この年になって、わしは思うことがある……
もし人が、竜が、精霊が、……互いに認め合わず、共存しない世界だったら?』
[ぽかぽかと日の差す木箱の上に箱座りした...は、老猫の言葉に首をかしげた。]
私は桃色の肉球を保つことがおしごとだから、あまり難しい話はわからないわ。
『いや、いや……難しい話じゃあなかろう。
あれらは互いに強者じゃ。むしろ、共存できているこの世界の存在は稀なのかも知れないとは思わんか。』
うるる……
『もしも共存できぬ世界であったなら、互いに互いを潰しあっていたやも知れぬ。
それは寂しい世界であろうよ。
わしは……この世界の猫でよかったと思うとる。』
[老猫の言いたいことが分かるような、分からぬような。
ふいに、この猫と会うのはこれが最後になるのだという彼の言葉が腑に落ちた。
大きな影に気付いて空を見れば飛竜が舞う。妖精に、精霊らがくすくす笑いあいながら人のいる場所を目指す様子も見れた。]
あなた、今度は何になりたい?
『わしゃ、老いても死んでも猫じゃ。
猫は猫以外の何にもなりゃあせんよ。
あんたとは違ってな。』
ま。お言葉ね。
そりゃあ、円滑に安定を保つための手段として人の姿を取ったりもするけど。
私は猫よ。何にも縛られない猫。
[ぴんとひげを伸ばし、にゃーと高く鳴く。
寄ってきた妖精がひげを引っ張ってきたりもするが、なされるがまま。]
さよなら老猫さん。
あなたがあなたでなくなっても、結局はあなただし、私はそれを知っている。
また安定が欲しければ呼んでちょうだい。私は喜び勇んで飛んでいくわ。
[にゃおん、と鳴いて立ち上がると、老猫は眠るように目を閉じた。
それを確認して、...は流れの中へと戻っていく。]
―武舞台周辺―
うにゃー。
[ぐん、と伸びをした後、一人ごちる。猫語で。]
うるうるー!
[喉を鳴らして気合いを入れると、尾っぽをぴん、とのばして歩きだす。
こちらを見て立ち止まる人や竜がいれば、足元に近寄ってすりすりし、たまに肉球を押しあてたりしながらぽよぽよ歩いていた。**]
― 時計塔近辺の店 ―
[主の遠い声に滲むもの>>276に、少しだけ目を伏せる。
こちらを見る目が穏やかな事には、視線がメニューへと移っていたため気づかなかったが。]
え…?
[話途中で突然財布を押し付けられ、耳がぴくりと上へ跳ねるがそれも一瞬。]
……解りました。
風精を付けますが、無茶なことはなさらないで下さいね。
[次には普段の顔となり、逃げ出すように立ち去る主にそう告げると見送った。
大通りの方へ視線をやれば、なるほど原因たる人がそこにいて。
追わなくて正解だったとは内心で。この格好で主を追えば余計に目立って逆に気づかれるだろう。]
……。
[それから唇を動かし声にならない声で、人の食べ物に興味があるのか手近を楽しそうに飛んでいた風精に話しかけ、主を追うようにお願いする。快く引き受けた精霊は、主の後を追い、面白そうに付いて行った。]
……フルーツタルト、でしたか。
折角ですし、それを頼みましょう。
ユーリエ様、カリギュラはどのくらい食べられますか?
[置いて行かれた格好のユーリエとカリギュラに、気を取り直した様にそう訪ね。
食べて問題無いということなら、紅茶とフルーツタルトを1ホール頼んで、大半を幼竜に分ることになる**]
/*
…………すごい今更ですが負担かかってたらすいません。>ユーリエメモ
これ、こっちのの意味で取ってましたが読み方によっちゃユーリエに掛かる……というのに今気付いた(
杞憂だといい…な…!
*/
― 武舞台 ―
[ウサギに関するリヒャルトの話>>267には、「そのような話もあるのですね」、と感心する態。
人がウサギとなった噂を聞いて、少しだけ考える素振りを見せた。
それも、武舞台の下見が始まると意識は切り替わるのだが]
ええ、今年は私が。
エルデシュタインの名に於いて、必ず───。
[全てを、と言うリヒャルト>>268>>269に薄く笑みながら頷いた]
[ウサギの話で思い起こしたのは、幼い頃に欠けたピースのこと。
ウサギがどのようにして人から変化したのかは知らなかったけれど。
咄嗟に考えたのは、死者が別の生き物として再び生を得ると言う話。
そこから派生する、これから成そうとしていることに対する不安]
……別の生き物となるのは私の望むものではありません。
けれどもし、そのような結果にしかならないとなったら──。
…いいえ、そんなことは、させません。
必ず、以前のまま───……。
そう、全てを手に入れて、私は必ず取り戻します。
それが私の望みなのですから。
[立ち込める不安は決意で掻き消したのだった]
― →受付傍 ―
[その後エーヴァルトと合流し、それに気付いたリヒャルトの様子に苦笑を零して。
会話の後に受付へと移動する]
分かりました、そちらはお願いします。
どなたがいらしているのか、後で教えて下さいね。
[一般参加者のチェックをして来ると言うリヒャルト>>272に頷き返して、離れる背を見送った]
失礼、お訊ねしたいことがありまして。
大会参加者のリストを見せて頂くことは可能でしょうか?
[受付の者に問うと、名前等を簡易に纏めたリストを見せてくれた]
ありがとうございます。
しばらくお借りしてもよろしいでしょうか?
[微笑み礼を言ってそのリストを手に取り。
問いの承諾を得てから、受付から少し離れたベンチに座り、リストに目を通す]
……ああ、前回参加した方も何名かいらっしゃるようですね。
嵐激の騎竜師も、ですか。
[紡いだ通称は前回大会に於いてある意味有名とも言える人物のもの。
前回大会を制した生真面目な騎竜師が憤慨した話も思い出した]
汚名返上のため、と言ったところでしょうか。
恥の上塗りにならなければ良いのですけれど、ね。
[くす、と鼻にかかるような小さな笑いを零す。
呟きは小さく、傍に居る者でなければ音を拾うのも難しかったことだろう]
……もしかすっと、姉貴が言ってたアレかね。
“七賢猫”とやら。
[思い起こしたのは、何時ぞやにナハティガルを訪れた姉から聞いた話だった。
彼自身はある意味常に安定している為、癒す必要も多分ないが。
御猫様が何処に行くにせよ、暫くそのまま見ている**]
前回も参加なさっている方々も何名か…。
見ぬ名の方もいらっしゃいますね。
……おや? アバスカル?
───ああ、あのアバスカル家の。
タチアナと言えば確か、末娘の。
ご母堂やご兄姉はとても優秀と聞き及んでいますけれど、末娘はまだ未熟と言う話を耳にしますね。
武者修行、と言ったところでしょうか。
[リストに目を通し続けて、一つの名が目に留まった。
騎竜師の名門と名高い家名を持つ少女。
一族内の落ち零れと言う噂ばかりを耳にした気がする]
初戦敗退が関の山、運が良ければあるいは───。
…運も実力のうち、と言いますものね。
[最後の言葉を紡ぐ辺りで、表情にはやや苦いものが混じっていた]
私は運が良かったのではありませんね…。
助けられて、この場に居るのですから。
[順当に行けば自分が欠けるはずだった。
けれど、それを覆したのは欠けたピース。
欠けずに残ったと言う点だけ見れば運が良かったとも言えるが、ルートヴィヒがそう思える日は終ぞやって来なかった]
[ひゅるりら、と風が吹き抜けた]
☆村建てからの業務連絡☆
お集まりの皆様に、改めて感謝しつつ。
予定通り、本日の日付変更にて開始といたします。
本参加各位は再度、役職希望を確認してください。
1日目に入りましたら、本戦トーナメントの決定をfortune利用で行います。
手順は、各騎竜師ごとにfortuneを振り、数字の小さい順に並べ、二人ずつ区切って対戦順を決めます。
数字が同じだった場合には、サマリ順に並べます。
なお、ルートヴィヒの前後には必ずカスパルが入るように調整します。
― 武舞台周辺→茶屋 ―
[笑みを浮かべる美人>>260に見惚れて返事が遅れたら、肩に乗ってるラヴィから兎パンチを食らう。
そしてさきにラヴィが肯定するのに、もちろんと頷きかえした]
俺もラヴィと一緒だし。
アプサラスさんのパートナーさんも見てみたいしな!
[美人さんのパートナーは美人だろうかとちょっと考えた。
そんな風に考えながら、アプサラスとラヴィと共に、大通りにある茶屋へと向かう]
―茶屋―
[茶屋にはいるまえに、なにやら人だかりと一緒にいるドロシー>>273の声が聞こえてちらりとそちらを見る。
ひらひらと手を振ってはみるけれど、何をやっているのかはまではわからず。
囲まれてるっていう雰囲気じゃないから声をかけることはせずに、そこそこお洒落な茶屋にはいった。
4人がけのテーブルについて腰を下ろし]
さー、なに飲む?
あ、そうだ、ラヴィには土産があったんだ、ほれ。
[メニューをアプサラスの方へと向けてから、兎型の飴をラヴィへとさしだしたのだった]
┌───a
┌─┤
│ └───b
│
─┤ ┌─c
│ ┌─┤
│ │ └─d
└─┤
│ ┌─e
└─┤
└─f
トーナメント表の構成はこうなっております。
どこが何日目のバトルに相当するかは、実際に決定するまでわかりませんが、リアル事情でこの日は厳しい、という場合は、1日目の内に申し出ていただくよう、お願い申し上げます。
以上、村建て連絡でした。
[再び、風、ひゅるりら]
― 武舞台前の通り ―
―――さて、
[今の己に出来ることを済ませた後。
男は風精の気配を感じ取る。
アプサラス―――ニーシャはそう遠く離れてはいないと知れるが。]
―――ン?
[人の波に揉まれる様にあるは紫雷の騎竜師の姿。
ご婦人や子供に囲まれるのも仕方の無いことだろう。
目線が合えば、一つ辞儀を向けるのみで通り過ぎる傍ら。]
― 大通り ―
[ふわり、ついてくる風精の存在にはすぐに気づいた。>>307
精霊の言葉こそ解する事はできぬものの、生来風の力とは強い親和を持つ身故に]
……すまねぇな、手間かけさせて。
[ぽつり、呟く。
とはいえ、あそこで紫雷に掴まるのは避けたいところだった。
理由は色々とあるのだが、何はなくとも]
……高空でやりあうならまだしも、あんな人通りの多いとこであんな小言のバケモノと口論なんかしてらんねー。
……いらん事まで言わされちまうってぇの。
[そこがポイントだったらしい。
理由としてどうなのか、というのは、さておき]
/*
あれ。
……偶数奇数指定、間違えてるし!Σ
やっちまったーい。つか、なんで事前メモと実際の独り言表記ひっくり返ってるかな、もう!
さぁて、っと。
……のんびりする時間がすっ飛んじまったところで。
どーおすっかなぁ。
[がじ、と軽く頭を掻いてため息一つ。
ともあれ、距離は稼いだ、と判じた所で歩調を緩め、ふらり、気ままなペースで歩き出した]
― 時計塔近辺の店 ―
[空いた席へと座る...の前で巻きつけていたターバンを外す>>262エレオノーレ。
解かれたターバンのうちよりピンと飛び出たように出でたのは翡翠の耳飾をつけた特徴的な長い耳をみて内心で、ぉおと思う。
ちなみに...は耳長族というのを知らないため、背が高い人もいるように耳が長い人もいるのだろう。なんて認識だったし、カリギュラにいたっては、やっと食べ物だ。とでもいいたげだった。…ゆとり生活の弊害?かもしれない。
とはいえいい加減に周囲の様子には気づく。
エレオノーレを見るものや、カークについて何かいっているものがいたかもしれないが、微かに笑んで返したエレオノーレ>>262を見てそわそわしていた気分が落ち着きようやく人心地ついたところで]
あ、その御代をっていっていた件なのですが…
[奢って貰おうぜーとばかりにグァグァいうカリギュラ。まずいかなというのが半分、出してくれるというのだから素直にお世話になろうというのが半分の...はそう切り出したところで、急に慌てたカークを>>277みて言葉が途切れ]
紫電…?
[さすがにそれは聞いたことがあった。
前回大会の優勝者の肩書きだ。まあどんな容姿であるかはわからない。ただ――]
(そういえば、誰かと戦ってないから真の優勝者じゃない。そんな感じのこといってた…のだっけ?)
[あっさりと掻き消えた噂話だったため、誰だったかもその経緯も覚えてないしほとんど知らないけれど、なんとなく印象に残っていた話をふと思い出した]
聖剣の守り手殿もご夫人や子供には、
いやはやどうしてか中々…の様子かと。
[軽口を叩くのはカスパルを知るからか。
ジト目で此方を向く彼に、男は苦笑いを向けた。]
今度、酒でも酌み交わしますか。
愚痴くらいなら聞いて差し上げますよ。
…但し、酔いつぶれる前まででお願いしますよ。
[以前に介抱した縁からか、
気さくにそう言い伝えると男は雑踏に紛れ。]
へ?ヤボ用…ですか?
もう、女の子を誘っておいてそれは駄目ですよ〜
[気にする必要はないという意味もこめてそんなからかうような言葉を口にして、人の波へと駆けていくカークを見送った]
……うん、じゃあ遠慮なくご馳走になります。
[残ったエレオノーレにぺこりと一礼して>>308に答える]
じゃあ私もカークさんが念願だっていっていたフルーツタルトで…カリギュラは…ですねー
「ガァー(メニューにあるもの全部もってこーい)」
ええと…甘いものは好きですから、たくさん食べれますよ。辛いものは駄目なんですけどね。
[いくらなんでもそれを丸ごと直訳することもできず、曖昧な説明であった。]
ぅうう。カリギュラ、恥ずかしいよぅ…あ、おいし
[そしてやってきたケーキをみて、エレオノーレをじぃと見るカリギュラ。その目は、『くれるんだよね?くれるんだよね?さっき約束したものね?ね?ねっ』なんていう態度で、主としては恥ずかしさ満載である。
ケーキがおいしいのが唯一の救いで]
あ、そういえば、カークさんはどこかの土地を守護している騎竜師なのですか?それとも土地に縛られない騎竜師なのですか?
― 現在な時計塔近辺の店 ―
[取りあえずはニーシャ達の待ち合わせ場所に向かう途中。
建物を探しがてらの琥珀色の眼差しは祭りの景観をなぞり行く。
ふと、軽く頭を掻く青年の姿>>325が目に留まった。]
―――おや。
今年は大丈夫なのでしょうかね。
[前回の大会の際、やむを得ぬ事情で棄権したという青年。
カスパルが愚痴を零す先が彼だとは解らぬ儘であるが。]
……フェイツウェの様子でも、見てっかねぇ。
[いざ小言攻勢から逃げ出しはしたものの。
どこか行く宛があるでなく、口をつくのはこんな呟き。
とりあえず、宿舎の方へ、と足を向けかけて]
……ん?
[ふと、視線>>331を感じたような気がして、足を止めて振り返る。
他者からの視線に反応が早いのは、立場的なあれこれによるものだが、それはそれ]
/*
さ て。
雑事片しつつ、会話しつつ。
儀式描写と、狩猟競技のイントロ天声作成、か。
……おのれ、りあるごたごたさえなきゃあなあっ!orz
ふーん。へーえ。そお。
[ドロシーから貰って肩に掛けていた飴ちゃんを引っくり返し。
棒の部分で、飴持つエディの手を突こうとする]
どうしてこれを選んでくるの。
溶けてく間、微妙な気分になるでしょー!
[他の食べ物ならいいというわけでもないけれど。
飴は好物なだけに、怒りが一層募った模様]
― 茶屋 ―
[店員にカフェオレを頼み、アプサラスの注文もきいて店員が立ち去るのを見る。
ラヴィが一瞬嬉しそうな顔をするのにうんうんと頷き]
ラヴィ飴好きだもんなー……って、いて、いててっ!
[なぜか飴の棒でつつかれた]
えー、だって可愛いだろ?
[要するに何も考えていないのだった]
―――確か、名前は。
[手袋に包まれた手を口許に宛がいながらの独言ち。
青年が此方の眼差しに気づけば、仄かに笑みを向けた。]
嗚呼、
[声をかけようとした矢先にか。
やや離れたところから「カスパル様がいらっしゃるわ!」
と、黄色い歓声が上がり。其方の方を気にする一瞬。
どうやら彼は白き男を追いかけてきたらしい。]
あー……。
[白の姿がこちらを思い出している一方。>>336
こちらもこちらで、相手の事を思い出す]
どっかで見たと思ったら、医術師の……。
[呟きは、響いてきた声に遮られ]
ちょ、なんで紫雷がまたいるんだよっ!?
[代わりに口をついたのは、こんな言葉だった]
― 受付傍 ―
[リストに一通り目を通すとベンチから立ち上がり、受付へと近付いてリストを返す]
ありがとうございました。
私を含め、初参加の方も何名かいらっしゃるのですね。
ふふ、勿論負ける気はありませんよ。
最初から負ける気で参加なんてしません。
[受付の者と笑い合い、もう一度礼を述べてからその場を離れた]
― →武舞台前の通り ―
[さて次はどうするかと考えて、一度武舞台から離れることを選択する。
神殿まで足を延ばしてみようかと思い立った時、通りで人に囲まれる見覚えのある騎竜師に気が付いた]
おや、あれはラヴェンデル殿。
ふふ、国の守り手ともなると移動も大変のご様子。
[人に囲まれたままで移動するカスパルを見て、ついおかしげに笑いが零れた。
行く先々で注目を浴びる彼の後を少しだけ追ってみる。
人だかりの後ろの位置になっているため、カスパルの向かう先に居る人物に気付くにはしばしの時間を要した]
― 茶屋 ―
可愛いけど、けどね…。
共食いみたいな気分になっちゃうじゃない。
[よりによって垂耳兎形。何となく似ていると思った。
いくら本来の姿じゃないからって、というのは小さな小さな呟き。知っているのは師匠と目の前の相方くらい、だと思う。
喋る兎を不思議と思い、疑う人は他にもいるかもしれないけど。
[もう一度大きな溜息をつき、飴をそれでも受け取ろうとする。
微妙な気分にはなるけれど、食べ物を無駄にすることはまずない。ので、後で複雑な気分でも食べるつもり]
あ、ああ。ごめんなさい。
お騒がせしました。
[はた、とアプサラスの前であったのを思い出し。
バツ悪そうに頭を下げた]
[先程の軽口が気に召さなかったのか。
或いは小言を言いに来たのか、紫雷の騎竜師へ困ったものですねと肩を竦めた。
彼は何か言いたそうにするも、ご婦人方に囲まれているからか、
殆ど身動きが取れなくなっている様子。
幸いにも未だ、嵐激の騎竜師の気配には気がついてないが。>>337]
…どうやら後を追いかけてきたらしいですね?
[誰がとは伝えず。
或いはどちらとも取れる有様だった。]
― 今より少し前/武舞台周辺 ―
そうなの、お兄さんに親切にしてもらえて良かったわね。
[受付係の男性に代筆してもらったというドロシー>>265に、笑顔を向け。
去ってゆく元気な背中を見送る自分の傍らに添っていた風もまた、幼い風の無邪気さを微笑ましげに見送っていただろうか。
ただ、騎竜師である女自身はドロシーのことを普通の子供だと思っていたから、エディから生まれて間もないと聞いて一瞬きょと、として。
ラヴィからの言葉>>317にようやく彼女が精霊であることを知って納得した。]
あぁ、あの子…精霊さんだったのね。
[己の肩越し、感じる風に視線を向けてお仲間さんね、と微笑んだ。]
― 武舞台・少し前 ―
はい、折角の休暇ですから、自由にさせて頂きます。頂きます、が…この土地には不案内ですので、しばらくの同行をお許し頂けるでしょうか?
[ ルートヴィヒの微妙に情け無さそうな様子>>254にも眉一つ動かさず、続く言葉>>256には、こんな返答を渡す。
ちなみに、不案内というのは嘘である。こっそりと下見にやって来ていたから、路地裏の隅に至るまで、立ち入りを禁止されている場所を除いては、すっかり頭に入っている ]
[ 同行が許されるのは判っていることだった。命令をすれば、いくら休暇中とはいえ、使用人を追い返すことも可能であるのに、それをしない。これが領主であれば、こうはいかないだろう ]
[こちらには気づかれていない、と覚れば、は、と安堵の息を吐く。>>341]
……追い掛け回される謂れもないつもり、なんだけど、ねぇ。
ったく、頭固ぇのにも程があるっての。
[一応、距離を測りつつ、愚痴っぽく言って肩を竦める。
神殿での儀式には、『聖剣』の持ち主も参列する。
だから、それまで逃げ切れば何とかなる、とか。
過るのは、そんな思考]
― 今より少し前/武舞台周辺 ―
[そのままラヴィたちと会話を続けているところにジークの声がまた耳に届き。>>264
ジークも一緒にと言った自分に対してラヴィとエディからも了承を貰えた>>317>>318ところで、彼に返事を返した。]
(ジーク、今お茶に誘われたのだけど。
貴方も一緒にどうかしら?
先に行っているから、忙しくなければ来てくれると嬉しいわ。)
[そう送った言の葉に、了承の返事が返ればまた嬉しそうに微笑んで。
先を歩くエディたちと共に大通りへと向かった。]
─回想 了─
― 茶屋 ―
あー……まあ、そうだな。
あとでまた別のやつ買ってやる。
[共食い>>340といわれてようやく思いいたったらしい。
ばつが悪そうな笑みを浮かべて、ため息をついたラヴィの頭を撫でた。
ラヴィの本当の姿を知っているから――そして兎扱いしないほうがいいと言われているせいか、それとももともとの考えなしのせいかはしらないが、対等にしか扱ってなくて。
たまに本当に兎姿であることを忘れている。
ラヴィがアプサラスに謝るのには、は、と気づいて同じようにすまん、と頭を下げた]
そういえば、アプサラスさんのパートナーってどんな人?
[取り繕うように、問いかけたところで。
みんなが頼んだ飲み物が届いた]
[なんとなく聞いてみた言葉>>330にエレオノーレはどう答えたのか。
触れてほしくないと感じたら特に追求はしないだろう。そうこうしているうちにカリギュラはケーキを食べ終える。
やったぞーとばかりに、ガァガァいっているカリギュラの体が薄く輝き、周囲の客がどよめいた。
その輝きは腕にある、紫の鱗にいくつもある藍色の斑点模様の突起物ことカリギュラが生やす岩の一つに凝縮して、体から発していた光が消えた。
そのかわりに光の集った部分にある岩は見事な煌きを宿す宝石へと変化を遂げた。
そのあまり大きくない宝石をカリギュラ自らほじくるようにして取り出して、エレオノーレに差し出した。]
感謝の気持ちなんです。受け取ってあげてください。岩はまた生えてきますから大丈夫ですよ。
[と、何がどうなったかわからないであろうエレオノーレに説明をした]
追い掛け回される、ですか。
[はた、と思い当たる節。
カスパル――彼が酔った際に零していた小言の一つを思えば、
白き男はどこか合点が付いた表情となり。>>344]
ひょっとして、彼とは何か?
訳ありなら―――如何します。
捕まると、少々厄介になりますが。
[大会前という事。
彼の真面目さも相俟って向こうの気苦労は耐えぬだろう。
気をほぐす為の言葉をかけた心算が裏目に出たのか、
罰が悪そうに首を緩く振った。
彼の性分を知っているが故に、嵐激の騎竜師へ思わせる素振り。]
主さ…カーク様は、土地を守護する騎竜師ですよ。
ここからはずっと、東の国になります。
[主が去った後、様付けではあるものの名を呼びユーリエには答えた。尋ねられれば国の名も告げるが、自分からは自然口にはしない。
カリギュラの視線にはにこりと笑って、半分よりおおく切り分けた物を食べやすい位置に置いた。]
…人みたいな仕草をする竜ですね。
[ケーキにかぶりつく様やらなにやら、子供のようだとしみじみ思った。]
ユーリエ様は修行中とのことでしたが、修行が終われば何処かに停留するのですか?
[ポットで来た紅茶を三人分注ぎながら、食事の合間に尋ね返したりと。
和やかにお茶の時間は過ぎていった。]
― 大通り内 茶屋 ―
あ、私はハーブティー…ローズヒップがあれば、それを。
無ければ、紅茶で。
[注文を聞かれると、少し考えたあとにそう答え。
>>319エディがラヴィにお土産と言って手渡した飴の形にちょっと瞬き。
可愛いけれど、兎さんに兎型の飴ってどうなのかしら…と思ったところでラヴィの反応があり、そうよねぇ…と苦笑を浮かべ。>>334
可愛いじゃないというエディの気持ちも共食いみたいというラヴィの気持ちもわかるだけに、なんといったら良いやら、と思いつつ。
ラヴィから頭を下げられると、あら、と軽く手を振った。]
そんな、謝ることじゃないわ。
お二人とも、仲が良くていいわね。
[今のやり取りは実際微笑ましかったから、そう言って軽く首を傾げ微笑んだ。]
うん、ありがとう。
僕も、ドロシーのことは好きだよ。
[じゃーん、と効果音が付きそうな勢いで
うさバッグから出てきた棒キャンディーを受け取る。
ぐるぐるのうずまきを、さっそく口に入れつつ、
ドロシーが変な顔をするのに、目をぱちくり。
それから、くすりと笑って、
ドロシーの手を引いたまま、ゆっくり歩き出した。]
あー、うん。
前の大会の時に、ちょいと……ね。
[訳あり、と言えばその通りなので、返すのは肯定。>>349
対戦直前の、唐突な棄権宣言。
理由を告げる事はできず、「敵前逃亡か」との問いにも、ただ、「ヤボ用なんだよ」としか返さなかった。
それが、生真面目な守護者にどんな思いを抱かせたかは……まあ、察しもつく]
できれば、捕まりたくはないねぇ。
ここでごちゃごちゃ言い合うよか、五年前の再戦で返したい……ってのが、本音だし、さ。
ま、当たれるかはわからんけど。
[と、応えながらも、距離は目視していたりする]
― 茶屋 ―
あら…、エディさんも気にしないで。
[>>347エディからも頭を下げられると、少し困ったように頬を当てたが。
続いた問いに、そういえば、と瞬きをして。]
来るって返事があったから、そろそろかと思うのだけれど…
もしかして、お店の場所間違えてるとかないかしら。
[そう言って、茶屋の出入り口に視線を向けて。
彼が今人と話しているなどとは知らぬ故にそんな心配が浮かび。
エディの問いに答える前に己の傍らに添っていた風にまた言霊を運んでもらった。
もしも間違えていたなら、そのままここに案内してもらおうとも考えて。]
―武舞台周辺→―
ん、……そういやさぁ。
[土産用とは別にもう一つ購入していた兎肉を齧りつつ、隣の少女へ目だけを向けて]
武器、本当にそれで良かったんか?
……まぁ今から作り直せっつわれても、流石のオレでも厳しいけども。
[少女の体格にはやや似つかわしくない武器は、彼が数年前に職人として初めて手がけたもの。
少しでも戦い易くなるよう、渡した後も事あるごとに調整はしているものの、その成果は如何程のものか。
話しかけつつも、彼女に目的地があるなら従い、なければ宛てもなく周囲を散策していた]
…今『聖剣』を持っているのは、彼。
けれどこれでは所持している場所も確認出来ませんね…。
一人になるのを待つしかありませんか。
[人に囲まれたカスパルの移動は遅々としたもの。
足を止められることも多く、その後を追っていたルートヴィヒが追いつくのも容易だった]
御機嫌よう、ラヴェンデル殿。
……ご苦労様です。
[追いつくとカスパルへと挨拶を向ける。
あまり親しいわけではないが、立場上それなりの面識はあった。
思うように移動出来ないことに困惑の色を浮かべるカスパルを見て、上手く言葉が出て来ず。
労いだけを向けて苦笑した]
[ケーキを食べ終えご満悦なカリギュラの様子に微笑んでいたら、何やら体が光出したうえに腕の部分に見事な塊が出来た。驚いたように耳がぴんと立つ。]
え、あの…
痛くない?
[その表示のまま尋ねたが、ユーリエの言葉に今度はこちらが促されるように両手をカリギュラの前に差し出し、小ぶりな宝石を受け取った。
手にした宝石は店内の光を受けてきらきらと煌めく。
物珍しそうに精霊が寄ってくるのが感じられた。]
ありがとうございます。
…大切にしますね。
[幼竜とユーリエの感謝の気持ちに、嬉しそうに微笑んだ。]
/*
ドロシーの手を引いて…さて、どこに行こうか。
カスパルを眺めて、ジークムント&カーク組に突撃…
とか思ったけど、ルーイさまも来てるなぁ。
別に合流しても構わないんだけど、村始まるまでは別行動の方がおいしい……
と思ったら、もうすぐ始まる時間だった罠。
雅かとは思いましたが――…
彼が言っていた人物は君に間違い無いようですね。
[前回の大会後の祝杯の場、
生真面目な彼が項垂れ酩酊していた時の事。
優勝という大きな名目の前に納得のいかない横顔は、
今でも男の裡にある。
介抱した事が縁となり、それからというもの
何度か小言や愚痴に付き合わされたのは言うまでも無く。
数日前に逢った時の嵐激の騎竜師に対する意気込みを思い出し、
くっと笑いそうになるのを押さえる男の表情は困り笑いを湛えている。]
向こうは其の心算ですよ、嵐激の騎竜師殿。
前よりも腕も技も磨いておいでです。
無論、貴方も――言うまでも無く。
[彼の想いを知るゆえに、紡ぐ言の葉。]
― 茶屋 ―
あ、ありがとう。
[ティーサーバーと程好く温められたカップを渡され、礼と共にそれを受け取り。
エディとラヴィの頼んだものも届いたのをみてから、カップに赤みの濃いお茶を注いだ。]
と、ごめんなさい。
私のパートナーの話だったわよね。
私のパートナーはね、すごく優しくて、綺麗な人なの。
医術師だから、エディさん達ももしかしたら会ったことがあるんじゃないかしら。
[もじもじとするラヴィ>>356の様子を微笑ましそうに見ながら、エディに視線を向けて。
兄のような彼のことを話す時、無意識に表情は幼いものへと変わった。]
― 大通り ―
そろそろ開会式とか、なにか始まりそうな頃だから、
一緒に武舞台の方に行ってみようか。
[ドロシーにそんなことを言いながら、会場へと引き返していく。
その行く手方向に、ちょっとした人だかりを見かけて、
物見高く足を止めた。]
あ。前の大会で優勝した人だ。
[聖剣持ってる人。心の中で呟いて、
人々に囲まれている、紫雷の騎竜師を眺める。]
――お二人が、再戦を果たせるように。
祈っておりますよ。
叶うと好いと想うのは、私も同じなものでね。
[足先はそのまま踵を返す。靴先は、
国の守り手たる騎竜師の方角。]
― 茶屋 ―
[ラヴィ>>356にはぽふぽふと頭を撫でるだけで応え]
あはは、まあけっこー長い付き合いだし。
仲がいいのも当たり前、見たいな感じ。
[アプサラス>>351にちょっと照れたように答える。
ラヴィがもじもじしているのには気づかなかった。
パートナーを心配して出入り口へと視線を向けるのを見て]
そうわかりにくい場所じゃない、と思うけど。
まあ――なんか見世物があったりとかで人ごみに邪魔されることもあるかもしれないなあ。
でもそのうち来るんじゃないかな。
[カフェオレを飲みながら呟き。
そこまで治安悪くないし大丈夫、と笑みを向けた]
あ、そうなのですか。
どうも旅慣れしてる様子でしたから定住地をもたない方なのかとおもっていました。
[東のほうの国>>350といわれて、守護者の名前を考えてみたが、でてこなかったしそもそもそんなに知らないから諦めてあっさり信じた。よって本名をいわれても...は同じような反応しか返せなかっただろう]
ぅーん…私は…まだ決まってません。
師匠は土地に縛られない騎竜師でしたし…私の村は凄く田舎で、騎竜師はもちろん竜もいないようなところでしたから…
[そういったところで、僅かな間表情に影が差す。
そんな村のため騎竜師の試練もないのだ。
だから修行といっても、正式な騎竜師になれるのかという意味では遠いと感じているのだ]
[と、その手前に、見覚えのある人影を見つけて、
目を細めた。]
あれは……ベルゲングリューンさんと…
――前、逃げた人?
[当人に聞かれない距離、というのに安心して、
ぽろりと失礼な言葉を零す。
二人が何を話しているのか気になって、
そちらへと近づいていった。]
……言ってた、って。
一体全体、何言われてるやら。
[飛び立った後、彼らの間にあった事は知る由もない。
だから、見える表情の理由もまた、窺い知れぬもの。>>360]
……そいつは光栄。
わざわざ東方から出てきた甲斐もあった、ってとこかね。
[今回の参加の理由には、政的な思惑も幾つかある。
が、やはり理由として大きいのは、彼の騎竜師との再戦だから。
自然、口の端に浮かぶのは、笑みだった]
ん、ああ。
……そうしてくれると、ありがたい。
[祈る、という言葉に。>>363
笑みを柔かいものへと変えて、踵を返すのを見送った]
― 茶屋 ―
[アプサラス>>361の説明にパートナー像を想像してちょっとにやけた]
美人で優しい医術師さん……
うーん、あったことあったら忘れるはずがないけどなあ。
美人さんなら特に。
[典型的に性別を誤解していることにはまだ気づいていない。
カフェオレをずず、とすすって期待するような目が店の出入り口に向く]
/*
Σ あ。
ジークムントさんとカークさんのお話が終わってしまった!
まあいいや。
きっと、ークムントさんはルーイさまとお話ししたいだろうから、
僕がカークさんとお話しすれば良いんだもんね。
はい。爪の生えかえみたいなものだって、カリギュラもいってましたから大丈夫ですよ。
[だがその影もすぐに消すと、大切にするという>>358言葉に嬉しそうにしながらも、いってる傍から、カリギュラの取り出した岩の部分から突起がまたはえてきていて。]
カークさんにもこんな竜なんだーって教えてあげてくださいね。
[竜のことを話すといっていたがどこかにいった人のことをいう。
代金をもってもらったしいいお土産話にもなったらいいなーとでもいうように]
……っと。
[白の背を見送り、さて行くか、と思った所に新たに近づく気配。>>366
距離があったから、呟きは聞き取れなかったが。
何か、感じるものがあるようなないような、で。
そちらへ視線を流してゆる、と首を傾げる]
― 茶屋 ―
そうねぇ。
もしかしたら誰か診てるのかもしれないし…
何かあったら言ってくるだろうから、心配はしていないんだけど。
[エディの言葉>>364に頷きを返して自分もカップに口をつける。
酸味の強い其れをゆっくりと飲みながら、それでも何度か出入り口に目を向けて。
>>369エディが性別を誤解していることなど気付けるわけもなく、彼の言葉に瞬き。]
それじゃ、エディさんとは会ったことがないかもしれないわね。
結構印象に残りやすいと思うもの、あの人。
―――まあ、彼に捕まると分が悪いのは…
私も同じなのですが。
[紫雷の騎竜師と視線交えて。
かれの形の好い柳眉が寄せたのが窺える。
反面、白き男の口許に浮かぶのは、微笑。
笑んだまま、取り囲まれる彼に手を振るは別れの合図。
捕まってしまえば、大会直前まで拘束されるであろう事は、
今までの付き合いからか推してみるべしか。>>367]
これから人と逢う約束がありますので、お先に失礼させて頂きます。
嵐激の騎竜師も、御武運を。
[靴音は雑踏に紛れ。
白き男はねがいを口にすると、その場を後にした。]
― 大通り ―
そう、ラヴィ可愛いの!
おんなじよ。
[自分の手に持つぬいぐるみをぐいぐいと引っ張ってみる。
感心するような言葉には、いたんだなぁ、と言葉を繰り返してみた。]
嬉しいな!
好きってすごく嬉しいよね。ぼく、ひとのこと、好き!
[手を引かれるのには抵抗するわけもなく、嬉しそうに一緒に行く。
人間の姿ではあるものの、人間の子供と違い、かかる力はそれほどない。
ふわんふわんと上機嫌で歩いていく。]
/*
ようやく、天声できた……。
いつもながら、この1日目のってのは、ぎりぎりまで作れんよなぁ、俺って……orz
[結局、ぎりぎりまで動けないのがデフォなのです]
―武舞台周辺―
あ、ライ兄ぃ。
[声に振り向くと見えたその姿にうれしそうに微笑みかけて、
続く姫さんとの言葉に照れたようになるだろうか。
けれども、その後にすぐにその様子は変わることになる]
[心配をしてくれているのだろうが、その心配の仕方は昔と変わらずの子ども扱い。
怒るよりも前に頭を撫でられると、人前なこともあり照れくささとかが混じり]
大丈夫だってば、悪そうな人たちに追いかけられたりはしたけど。
[うつむき加減になってそう答えてから、少し距離を置くように離れて]
私、いつまでも子供じゃないんだからね?
[怒ってるいるような照れているような、色々と複雑な様子でいた]
守護の任に着く前までは、ユーリエ様のようにを旅して回っていましたから。
[旅慣れについて>>365はそう返す。それもまた嘘ではない。
まだ決めていないと、田舎だからというユーリエには少し考えて。]
竜のない土地は少なくないですが…いえ、そういう問題ではありませんね。
[そう言いかけたが、問題はそこではない。
竜が居ないということは、竜にとって暮らし難い所でもあるという事だろう。
なお試練に関しては、彼女の諸々の事情や試練については詳しく知れないまま。
差した影には、一度瞬いた。長い耳が、少し下がる。]
― 茶屋 ―
印象に残るほどの美人さん……
アプサラスさんとで美人ペアかあ、いいなあ。
[なるほど、と頷きつつ、ほわわんと、ひと時の夢を見ている]
大会にきてこんな美人さんたちとお近づきになれるなんて、思わなかったなあ。
[にこにこと笑みを浮かべている。
なにも考えずに思ったまま言葉を垂れ流しているが、端から見れば口説いてるように見えてもおかしくなかった]
[男がリヒャルトの姿に気がつくことは無く。
足先はそのまま、先程聞いたカフェへと赴くこうと。]
存外に時間が掛かってしまいましたね。
[忘れていたわけでもなく。
あの場で風精を使役するのは憚られた事もあって。
白銀の髪を梳き撫でる言霊の予感にかえす声は、>>355]
(済まない。少々――…
国の守り手の英雄殿に捕まってしまってね。
君を待たせた償いに、後で何か装飾品でも贈ろうか。)
[この露天の数だ。探せば似合うものもあるだろう。
男の脚が店の近くまで辿りつくと、言霊の声もより近く相手に伝わるか。]
[武運を、という言葉>>374には微か、笑むに止め]
ん、ああ、どーも、っと。
[視線が合った青年>>380に、一つ瞬いた後、ひら、と手を振る]
そ、武闘大会の参加者その幾つか。
そちらさんは……見物の方、かね?
村の設定が変更されました。
― 茶屋 ―
へ?
[エディから美人ペア、と言われてきょとんとして。
続いた言葉に、美人と指されたのが自分もだと解ると赤くなって手を振った。]
そんな、お世辞言わなくてもいいのよ?
[そういえばさっきドロシーも美人さんと言っていたような。
なんだか余計に恥ずかしくなって、パートナーが男性だと訂正するのも忘れて手をパタパタ振った。]
― 時計塔近辺の店 ―
どちらにせよ、まだ正式に騎竜師になられるまで時間もありますし。
…どうぞ貴女にとってより良き道が見つかりますように。
[こころから、そう告げた。
ユーリエの言葉にカリギュラを>>370みて、また生えてきた突起に驚きながら。]
ええ、必ずお伝えします。
[約束するように頷いて告げると、耳がぱたりと頷きにあわせて揺れた。]
……では、そろそろ出ましょうか?
ユーリエ様達も時計塔へ行く途中でしたし。
[何をしにいくかは聞いていないが、用があるのだろうと思い。
カップに残っていた紅茶を飲み干し告げた。
なおタルトもしっかり一切れ平らげました。]
― 茶屋 ―
[照れるアプサラス>>385が可愛くて。
余計にニコニコしてしまった]
お世辞じゃないって。
ほんとに美人さんだって思ってるから、なあ?
[お茶を飲んでるラヴィに同意を求めてみた]
こんな綺麗な人はじめて見たし。
― →茶屋へ ―
[茶屋の傍、菓子の露天で歩みを止め。
東洋の干菓子の金平糖と日持ちしそうな飴玉、
二包みを手に男はカフェの中へと入る。
茶会の組も疎らか、己の眼差しはアプサラスの姿を探す。]
―――…大分遅れてしまいました。
折角呼んでいただいたのに、申し訳ない事です。
[其れは先程、アプサラスが語りかけていた兎と、
もうひとりは――見慣れぬ青年の姿か。
雅か青年が此方を女と勘違いしているとは露知らず、
さぞや耳に入る白き男の低音に肩を落とすことだろう。]
(相変わらず、いい根性をしていますねえ)
[ ぼそり、小さく呟いた言葉は、ルートヴィヒにだけは聞こえただろう ]
― 茶屋 ―
あ。
(…そう、それなら良かった。
少し心配してたの。)
[若干取り乱しているところに届いた言の葉に、小さく声をあげ。
風に声を返したものの先程よりも近く感じた声に、視線を出入り口へと向ければパートナーの姿が程無く見えるだろうか。]
[なんか言われてるなー、という気配は察していたので、少女>>387に向ける表情は、物言いたげだった。
かも知れない]
ああ、そ。
カーク・ヒッツェシュライアーだ。
ラーベンタール……ってぇと。
ああ、何か、名前は覚えある、な。
[青年に覚えはないが、家の名は意識の隅に引っかかり。
しばしの思案の素振りの後、小さく呟いた]
んで、そっちの子は……妹、ってわけじゃあ、なさそう、かね。
[守護に着くまで旅をしてまわっていたという>>379言葉に、成程と頷いて]
ええ…まあ、色々とややこしいことがあるのですが、でも守護がなくても人は暮らしていけましたから、それは良いことなのですけどね。
[故郷については少し濁すように答えて]
はい、焦っても仕方ありませんし、騎竜師の大会を見物する機会も得られましたから今はその機会を大事にしたいと思っています。
[こころからの言葉>>388に元気よく笑顔で返事をして、カークへの伝言をしてくれるということにもまた頷いて]
そうですね、ではそろそろ行きましょうか。
本当に始まる前に色々見たいですからね。まず時計塔で…エレオノーレさんはどうしますか?
[もしも何か用事があれば別れるそのまま自然と別れることとなるか。
ちなみにこちらも紅茶、タルトともに綺麗に平らげています。店を出た]
― →時計塔周辺―
― 茶屋 ―
[銀の髪の青年>>392がアプサラスに声をかけるのに、きょとりとまたたき。
そしてその低い声と、どうみても女には見えない体格にがーん、とショックを受けた]
び、美人さん……いや、たしかに、美形っちゃ美形だが……
男だったのか……
[ぶつぶつと落ち込んでいる]
あー……お祭りの見物、ね。
五年に一度の祭りだけあって、賑やかだからなぁ。
[向けられる笑み>>391に、何となく、和んだ。
風の力を感じ取れる事も、警戒を緩めた一端と言えるかも]
― 大通り ―
大会前のご視察ですか?
そうそう、今年は父に代わり私が参加するのですよ。
組み合わせが当たった時は、お手柔らかにお願い致しますね。
[カスパルの隣に立ち、微笑みながら父に代わり大会に参加する旨を伝える。
視線はカスパルに向けられていたために、離れたところに居るリヒャルトにはまだ気付かない]
― 茶屋 ―
あ、えぇと、そんなことはないと、思うのだけれど。
[今でこそ女性らしい格好をしているけれど、女性らしい所作になったのはジークや師の教育の賜物であり。
自身の中ではスラムの中で男の子のように走り回っていた頃と変わってはいないと思っているからエディのような賞賛>>390を受けると困ってしまって。
そこに聴こえた声>>392に、知らず安堵の表情を浮かべパートナーの名を呼んだ。]
ジーク。
ごめんなさいね、忙しいのに呼んだりして。
カスパル様と一緒だったのでしょう?
時に、神官長殿はどちらへ?
また庭園にいらっしゃるのでしょうか。
ああいえ、特に用と言うわけではないのですけれど。
お時間があるようでしたら、庭園にてご自慢の薔薇についてを拝聴したく思いまして。
[問いに問い返されて、大した理由ではないのですが、と前置きを入れて答える。
最初の問いの答えは、今頃は儀式の準備中だろうと言うものだった]
やはりお忙しそうですか…。
仕方ありませんね、庭園を拝見するに留める事にします。
足をお止めして済みません。
儀式にご遅刻なさいませんよう、お気をつけ下さいね。
[未だ囲まれたままのカスパルに礼と謝罪を述べ、更には忠告を口にして頭を軽く下げた。
その辺りだろうか、エーヴァルトの呟きが聞こえたのは]
― 茶屋 ―
あ、紹介が遅れたわね。
エディさん、ラヴィさん、この人が私のパートナーのジークムントで…
エディさん?
[こちらに向かってきているジークと同じように自分も立ち上がって彼を迎えて。
その肩に手を置いてエディとラヴィに紹介したのだが、見るからにがっくりと落ち込んでいる様子のエディにきょとんと首をかしげた。]
― 茶屋 ―
[此方に赴く前に医師として巡廻していた所為もあり。
白衣姿は若干目立つか、其れを取り去り腕に抱えようとも、
白ずくめの男はやや異彩を放つか。]
彼女が綺麗なのは、心根の美しさから滲んでいる証拠です。
[アプサラスが口説かれていると知ってか知らずか。
丁度聞こえてきた単語に添えることば。]
ええ、生物学的にも、れっきとした男には間違い無いです。
遠目から背姿で誤解されることも多いのですがね?
[男の声が聞こえているか解らないが、
極めて残念そうな声色の青年に向ける声。]
この子は、えーと。
1人で大会見物に来たというので、
しばらく、お相手を買って出ています。
[困ったあげくに、ドロシーについてはそんな風に言い、
カークが、覚えがある、と言うのには、小さく頷いた。]
エルデシュタイン家の御方にお仕えしています。
前回の大会も、領主様に同行させて頂いて、
見学しておりました。
[ほんの少し、言葉に含むものを持たせて、笑った。]
[薔薇の花は薔薇色の『宝珠』とかけられていて。
大会の時だけ開帳される『宝珠』の在り処を知るための言葉だったのだが、それはルートヴィヒにしか分からないこと]
どこかに安置しているか、神官長が肌身離さず持っているか、でしょうね。
その確認はしておきたかったのですが…まぁ良いでしょう。
……そーか、そーかぁ。
ん、嬉しいのはいい事だ。
[Vサインをするドロシー>>410に、つられるように笑む。
何でかんで、国では子供好きの兄貴的な国王であったりした。
自覚なし、と突っ込まれる事、しきりだが]
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