情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
― 武舞台前 ―
相も変わらず賑やかなこと。
ジギーはもう着いているのかしら。
[竜舎に相棒を預けてきてから参加申請をする為に武舞台前まで来たは良いが、人の多さに少しばかり溜息をつき。
そういえば師に連れられて初めて此処に来た時には人の熱気に圧倒されてばかりだったななどと思い出しながら、人を掻き分け受付まで足を運んだ。]
受付はこちらで宜しいわよね?
申請書の受理、お願い出来ますかしら。
[受付をしている書記官らしい男性に声をかけると、予め用意してきた申請書を手渡した。]
[遡ること数時間前、一枚の滞在申請書が提出された]
【滞在申請書】
■氏名:ライナー=トゥム Reiner=Thumm
■肩書き:武器職人
■経歴:26歳。
武器類の修理製造やメンテナンスを専業とする一族の出。パートナーである騎竜師の武器管理及び修業という名目でついてきた。
元々の体質なのか他に問題があるのかは不明だが、ほとんどの精霊と相性が悪いらしい。(本人は認めていない)
その為精霊術は使えず、手先の器用さや運動神経で諸々をカバーしている。
尚、一族の他の者と精霊との相性は良好か、悪くても普通である。
タチアナとは幼馴染であり許婚。
彼女の武器も製造しており、鍛冶の腕自体は一人前に近い。但し魔術が使えないことがネックとなり、認められるには未だ至っていない。
持ち物:鎚、小型ナイフ、火薬、その他仕事道具等
装備:布の服、革製の手袋、バンダナ
■希望縁故:正負問わず、無茶振りも歓迎。
一族の名だけ知っている等も問題なし。
― 歓楽街 ―
んー……やっぱり、差は出るらしいよ。
俺のフェイツウェは成長遅かったけど、風に属する連中は、割と成長早いらしいし。
[なんて、のんびりと解説をしつつ。>>128]
ああ、それじゃ行こうか……。
[と、言いかけた所の、一連の流れ。>>134 >>137
きょと、と一つ、瞬いた後]
[カリギュラの相手をしていた為、ユーリエの一連の挙動に気づくのは遅れる事になる。
声が聞こえて、その後での乾いたとても良い音>>134が耳を至近距離で抜け、目を丸くした。]
え、あ、あの……!?
[ぱたりと倒れたカリギュラのそれが演技だと気づくには、根本が…良く言えば澄んでいた。
カリギュラに近づき倒れた身体に手を当て、口早に近くにいた精霊を呼び身体の異常を探るも何もなく。
困ったようにユーリエと子竜とを交互に見やった。]
【参加申請書】
■氏名:ニーシャ=ロイ=アプサラス Nisha=Roy=Apsaras
■肩書き:流麗の騎竜師
■騎竜:雌水竜の『アムリタ』。水晶の鱗で全身を覆っている東洋竜。
蛇のような長い胴体に蝙蝠の形の皮膜翼を持ち、四つの足には鋭い鉤爪がある。
■経歴:23歳。ナハティガルより西方の地にある自治区のスラムに生まれた。
父は最初からおらず、5歳で母を亡くした後はジークムントやスラムの住人達の世話になっていたのだが8歳になった年に事故に遭い、当時の守護者ロイ=アプサラスに保護され騎竜の卵を引き継いだ。
その後指導を受けながら騎竜を育て訓練を経て15歳になった年に試験を受け騎竜師の称号を得る。
しかし程無く保護者が亡くなり、なし崩し的にその名と責務を継いで自治区の守護者となり以降アプサラスと名乗るようになった。
ちなみにそれ以前は弟子としか名乗っていなかった。
親からニーシャという名は家族や大切な者との間でだけ使いなさいと言われた為、それを今も通している。
現在ニーシャという名はパートナーであるジークムントと騎竜であるアムリタにしか教えていないし呼ぶことも許さない。
今回の参加申請書も、記名はロイ=アプサラスのみ。
―道具屋→―
さてと。
用事も済んだし、そろそろ姫さん迎えに行くかぁ。
[青年はご満悦な様子で店を後にし、武舞台のある方角へ足を向ける]
― 大通り ―
[一つの屋台を見ていたら、ひょっこりと少女姿の風精が顔を出したのが見えた。
なんだか見覚えのある姿に、何度か瞳を瞬かせて]
あれー? ドロシー?
[驚いた顔で、おーいと手を振ってみた。
前に滞在した所で、ドロシーとであってあれこれあったのも、いまではきっといい思い出のはず]
/*薔薇の下国には初めてお邪魔します。参加者一部にはおなじみですが、ふかふかことfukaです。
眼鏡キャラやろうとか思って参加申請したんですが、ご主人様が素敵な眼鏡美人(何)を演じて下さりそうなので、傍でハアハアすることにしました(危険)
密かにリヒャルトPLさんとも絡める機会を狙う今日この頃です (*ノノ)キャ
/*
タチアナ嬢が割とシリアスめな感じなのに、相棒がこんなキャラで申し訳ないとは思っている。
今回は敢えて美形グラを避けつつ、自分大好きな奴をやってみたかったらしいですよ。
『ゆりっぺよ、ワシの死は三年は隠せ、そして影武者をたてるのじゃ』
[グァグァとわざとらしく弱弱しい声を上げているカリギュラ。そもそも死んでないとかその行為に意味があるのかとか色々思うことはあったりした]
あ、すみません、驚かせちゃいまして、大丈夫ですよエレオノーレさん。
[カーク>>144はわかっていて笑っているのに対して本気で心配してるエレオノーレにちょっとだけ罪悪感を覚える竜の主と幼い竜は]
ほら、早く起きなさい。何か食べるんでしょ
[その言葉にカリギュラは今日も全力全開だ!とばかりに他のものからして瞬きする間さえ与えずにぱっと起き上がった。]
お待たせしました、ではいきましょうか
[彼らについていけばきっと大丈夫だろうと思いながらカーク>>144に返事をして、騙してごめんよとばかりにカリギュラはエレオノーレにすりつくが空腹によって出た涎が少しついたかもしれない]
・使用武器:30cmほどの大きさの鉄扇。
房紐を通す輪に金属製の多節鞭(長さは1m20cm程度で十二節)が繋がっている。
鉄扇と多節鞭は取り外し可能、普段は鉄扇は腰に下げるか手に持っているかしている。
多節鞭は必要時以外はチェーンベルトのように腰に巻きつけて装備している。
・装備品:コルセット型の金属鎧で胸から腰まで保護し、腕から手の先までは革製の手甲で覆っている。
下はショートパンツ型の金属鎧に巻きスカート、爪先とピンヒールに補強を施してある編み上げサンダル。
普段はこの装備の上に大判の紗のショールで上半身を覆っている。
■縁故について:基本的に自治区に引き篭もりなので自治区外での繋がりというのは厳しいですが、それ以外でしたらご自由にどうぞ。
血縁も可、正負も問わずで。
師や肉親に対しての縁故もご自由に。
前回大会について参加していた・関わっていた方は既知で結構です。
― 大通り ―
! おおー!
[止まったところは、丁度飴細工のお店だったよう。
きらきらと目を光らせて、名前を呼ばれてはその目のままにそちらへと視線を向ける。]
あれ、エディ!
エディもお祭り見にきてたの?ここも、お祭りだし!
[まったりを決めた場所から、外へと飛び出て、エディの方へ駆け寄る。
この精霊にとっては、大会というよりも、人が多いお祭りの方が大事なことだ。]
ぼくちゃんと、あれ、ええと…?
書いてもらってきたけど、エディはちゃんと書いてきた?
それとね、ぼく飴ちゃんもらっても、もう変なおじさんにはついていかないよ!
― 武舞台周辺・広場 ―
よろしくー。
[手紙を携え飛んでゆく鳩を見送り、木陰から出てきた]
手間取っちゃった。
エディも流石に申請終わってるはず。どこにいるかな。
[また空を見上げて首を傾げる。
兎らしくないといえばらしくない仕草だった]
知り合いの子(精霊)でもいればいいのに。
[本気で心配しているエレオノーレの様子>>145に、また少し、笑う。
こんなところは変わってねぇなあ、なんて内心は押し隠したまま]
そーだな、早目に一休みしたいとこだし。
んじゃ、改めて、行くとしますか。
[行きましょう、というユーリエ>>152に頷いて、歩き出す。
通りを歩けば、こちらに気づいた見物客──所謂、常連の類だろうが──が何やら声を上げていたりもしたが。
そちらは取り合わずに、時計塔へと進んでいく]
/*
素で反応したがエレオ的に大丈夫だっただろうk
いやうん、これできっといいんだ。
色々堅物なんだよ…!
そんな自己暗示をかけておk(黙っとけ
―歓楽街―
[人と竜とに押しつぶされないよう、すきまをすり抜けながらぽたぽたと歩む。]
『あーっ、猫だ猫ー!』
[不意に人に抱えあげられるが―...は決して動じない。なされるがまま、だ。]
にゃー。うるるるる……
キンチョーシテルニャー?
[喉を撫でられたから鳴らした。そうすると何故か人はほっとして喜ぶことを知っているから。]
『今喋った!?喋った??』
にゃー。
『……そんなわけないかー。ちぇー。』
[...の肉球をもみしだいて満足したのだろう、...を抱えた人から緊張がとれ、精神が安定しはじめたことが伝わった。それがわかったから、腕をそっと抜ける。そして再びぽよぽよ歩み始めた**]
―武舞台前→―
[逃げるようにして足が向いたのは人の少ない方、舞台前からはさほど離れているわけではないが何もないそっちの方に向かう人は少なく、
若干治安もよろしくなさそうな雰囲気は漂っていた]
これからどうしようかな…
[少し落ち着くとライナーと合流するべきか、それとも先に少し街の中を見て回ろうか考えごとをしながら歩いていく。そんな様子でいたのであたりにはあまり気づいていなかった。
こんなところを女の子の一人歩きなどしていれば、自然と狙われかねない状況にもなるだろうか]
― 大通り ―
[飴細工の店を見てたのは、朝のお礼にラヴィに買うかどうかを悩んでいたからでもあるし、自分が食べたいからでもあった。
しかしここでわざわざ兎姿の飴を買うのはある意味嫌がらせかもしれない、などとは気づかなかった。
駆け寄ってきたドロシー>>154の頭をぽふぽふするために手を伸ばし]
んー、俺はどっちかっていうと、お祭りの元になる大会に出るためにきたんだ。
ま、その合間に愉しむつもりだけどな。
参加申請はもちろん忘れず出したとも!
[にっこり笑ってドロシーに答える]
[変なおじさんについていかないという言葉にはうんうんと頷いた]
えらいえらい。
変なおじさんだけじゃなくて怪しいお兄さんとかにも気をつけたほうがいいぞー。
[いい子だといいながら、リンゴ飴をかってドロシーに渡す自分の姿がそう見えるということはすっぽ抜けている]
/*
出遅れましたー!
結局本参加で兎使いたい!とスケルトンCOした兎猫ですw
リアル都合で色んな余裕がかなり減ってしまいましたが、即興重ねでも精一杯頑張ります。よろしくお願いします。
でもっていきなり相方絡めて他縁故希望してどーする(汗
エディが動く前に考えてた文章なんですけども。変えれば良かったかと今更に。脊椎反射でごめんなさぁい。
[うさぎ肉のパンを食して、幼い頃を思い出した。
あの時はパンなんてものは無く、狩った動物の肉を時には生で食らうこともあった]
あの時を思えば、今はとても恵まれた環境に居ます。
…けれど、この生活は私が望むものではありません。
今よりも、あの時の方がずっと満たされていました。
欠けてしまったピースが、あの時はありましたからね──。
[欠けたピースがあったからこそ、ルートヴィヒはそれまでを過ごして来れた。
そして、ピースが欠けたことによって今の自分の生活がある。
ルートヴィヒにとって、それはあまり良い気分のものではないのだった]
― 武舞台周辺 ベンチ ―
[パンを食しながら少しばかり考え事をしていたのだが。
リヒャルトの声>>148に意識を戻し、にこりと微笑む]
ええ、たまには悪くは無いですね。
この手の料理に慣れ過ぎてしまいますと、エーヴァルト達に怒られてしまうのでしょうけれど…。
たまには、良いですよね。
[浮かべる笑みに、ほんの少しだけ悪戯っぽいものが混じった]
[早速武舞台へ、と立ち上がるリヒャルト>>149を見ると、薄い紫眼がリヒャルトとパンの間を行き来する]
ああ、済みません。
どうにも、食べるのが遅いですね、私は。
[座り直す相手に自嘲を含んだ苦笑を浮かべて謝罪を述べ。
伝えられる街の様子を聞きながら、ようやくパンを食べ切った]
お待たせしましたね。
それでは参りましょうか。
[懐から取り出したハンカチで軽く口の周りを押さえて汚れを拭き取り。
拭いた部分を内側に畳み込んでからハンカチを懐へ戻し、立ち上がる。
そうしてリヒャルトと共に武舞台の下見をすべく移動を開始した]
それじゃ、後はよろしくお願いしますね。
[申請書の受理を確認すると、にっこり微笑んで受付を後にした。]
さてと…これからどうしましょうか。
ジギーのことだから来ては居るんだろうけれど、この人だかりの中から探すのは骨よねぇ。
/*
色々設定でいってますが
実質ただのねこです
ただのねこ!!ああ!!
一度やってみたかったんだ!!
というわけでのんびり見物猫
みなさまどうぞよろしくおねがいします
しかし、この分だと誰かと接触はなさそうだわ
― 大通り ―
お、おー? 大会?
エディ何かやるのー?
[賑やかな場所を目指してきたので、どうやら理解してはいなかったよう。そういえばそんな言葉もたくさん聞こえたようなと首をかしげた。
うーん、うーん。まあいっか。となるのはいつものことだ。]
おうともよ!お兄さんにも気をつける!
でね、ラヴィは? ラヴィはー?
[一緒にいると思った姿がなくて、キョロキョロキョロ。
ちょうどうさぎの飴を見たからだったりする。]
/*
武舞台へ…と言い出したは良いけれども、
このままルーイさまを独占していて良いのだろうかと
ちと悩む。
そんな灰初発言。
なかなか、素晴らしい毛並みですねえ。
伝説の御猫様というのは、あんな感じでしょうか?
[じいいいいい。と、しばらく猫の姿を見つめていたが、やがてその魅力的な姿は、人波にまぎれてしまった]
[どこぞの高名な武将のような事をカリギュラがのたうっている事など当然知る術もなく。
大丈夫とユーリエに言われれば>>151、未だ困惑を浮かべながらもそうですかと言いかけて
突然起き上がったカリギュラにびくっと身を竦ませた。
主が仲がいいと言っていたのはこの事かと漸く知れば、ほっと肩の力が抜ける。
呼びつけた精霊に小さく礼を告げながら別れ、
カリギュラに擦り寄られれば涎意に介さず、口元をあやすように撫でた。]
すみません、只今。
[そんなわけで歩き始め>>156るのに遅れた事を謝罪しながら、二人に続くようにこちらも歩き出す。
背に主に対する声が聞こえたが、聞かぬフリをした。]
― 大通り ―
騎竜師として技を競い合うんだ。
優勝出来たら名誉なことなんだぞ!
[理解してない風精>>166の様子に、けれど気にすることはない。
ラヴィのための兎飴と、自分用のぺろキャンが入った袋を手に持ち]
あー、ラヴィはいま別行動中。
でもどっかその辺にいるんじゃないかなー。
[兎は小さいから見逃しやすいし、ときょろきょろ周囲を見た。
でも見つかるはずもなくて]
探しにいくか。
[カークが歩く後ろ…はエレオノーレの場所だからと二人の横、酷く中途半端な位置で時計塔のほうへと歩き出す、カリギュラもまた同じようにへけへけ歩きだした。
その間、いくつか、こちらにむけてあがる声のようなものがあったが]
(あわ、あわわわわわ)
[人の波に気を配りながらで結構いっぱいいっぱいだったらしく、目的地についたらきっと*ぐってりしてることだろう*]
― 武舞台周辺・広場 ―
ま、世の中そう上手くはいかないよね。
[実はエディが既にドロシーと会っているとは知らなかった。
踏まれるのを避けようと途中までは道端に並んだ石の上を歩く]
厩舎か食べ物屋のある方、かな。
気をつけなくちゃ。
[人の多さにちょっと中てられつつ、大通り方向にほてほてほて。
兎の首に下がっている小銭を狙うものなぞ、そういないだろうが]
さて、ぼっちゃんは、どこにおいででしょうね。
つまらないものを買い食いなどされていなければ良いのですが。
[猫の姿が見えなくなると、本来の目的を思い出して、再び歩き出す。まず思い当たるのは、やはり武舞台。ルートヴィヒが、こういった時に下見を怠る性格では無いのは良く知っている]
― 大通り ―
おー?
エディ優勝するの?するの?
すごーい!
[良くわかっていないままに、首を左側にこてんと倒している。
撫でられるのにはまったく抵抗もしなかったが、基本はとっても自由なのだった。]
別行動なのかー。ラヴィ、探す?
さがそっか。僕、ラヴィならわかるよ!
[えへん、と威張るように胸を張る。
ふわっと周りを風が取り巻いて、金色の髪が揺れた。]
探す?
―→武舞台周辺―
[人に揉まれつつ辿り着いた目的地。
手にはちゃっかり途中で購入した兎肉があるが、さておき]
……んー、見当たんねぇ。
変に危ないとこ行ってなきゃいいけど。
[旧知の騎竜師の姿を探して、辺りを見渡し]
― 大通り ―
そりゃあもちろん。
優勝するために出るんだからな!
[手を広げて大きなことを言っている。
目標は高いほうがいいが果たして叶うかどうかは実力と運しだい。
ドロシー>>173に凄いといわれて胸を張った]
お、探してくれるのか?
そしたら頼もうかな。ラヴィに飴ちゃんやりたいし。
[胸を張ったドロシーの頭をぽふぽふ撫でて頼んだ]
/*
さてひさしぶりの薔薇の下です。
便利機能と表情差分が遣いこなせるか不安になりつつ。
これからしばらくがんばろう。
そして即効でラヴィが獲物扱いされてるww
がんばれ、ラヴィ。相方こんなんだけどww
― 時計塔近辺 ―
[今回の再挑戦では、色々と言われるだろう……というのは、事前に覚悟済み。なので外野の野次は気にしていないのだが。
唯一、紫雷の通り名を持つ、生真面目な騎竜師と顔を合わせるのは頭が痛い。
何せ、面と向かって「敵前逃亡か」とまで言われている訳で]
……まー、考えても仕方ない、か。
[そんな呟きで諸々を誤魔化しつつ。
人波にあわあわとしているユーリエ>>170にペースを合わせながら、目的の店へとたどり着いた]
さて、そんじゃあ一休みといきますか。
……ふ。
よーやく、五年前の念願達成……!
[ケーキを食べるのが念願と言うのも、ちょっとどうなのか、というのは。
言っても多分、聞こえない]
あ、しまった。
申請するついでに今回の参加者のこと聞いておこうと思ってたのに…
やっぱり私、こういうの向いてないわぁ…
[小さなうっかりに気付いて小さく息をつく。
前回参加の時は一人で参加は初めてだからと世話をしてもらっていたし、その前は師が全てこなしていた。
そも、今でも自分よりも守護に相応しい者がいるだろうにと思っていることもあり、尚更憂鬱な気分になってしまう。
アプサラスの名を汚してしまわぬように、ただそれだけの為だけに慣れぬことをしているのだと。]
―武舞台周辺の路地裏―
[腰から似つかわしくない大きさのレイピアを下げているとはいえ、ぱっと見は良家の娘に見える服装。
加えてその背格好の小ささから狙うのは容易に見えたことだろう]
「なぁ、お嬢ちゃん」
はい?
[突如声をかけられ振り返ると、いかにもな怪しい男が三人ほどいた]
[どう見ても友好そうには見えない相手に自然と警戒の色は強まり]
何か、用でしょうか?
[尋ねかけながら、距離は保ったままに]
「いやね、こんなところは小さい女の子が一人で歩くような場所じゃないから、おじさん達は心配で声をかけたんだよ」
[小さい女の子という表現には少しばかり思うところがあったが、警戒の色は相変わらず緩めないまま。
すでに頭の中にあったのは逃げるか倒すか、助けを呼ぶかの三択だった。できれば三つ目は選びたくないなとは思っていたが]
― 大通り ―
お〜! エディ、カッコイー!
ぼく見てるね! エディが優勝するの楽しみ!
[もう優勝するものだと思っている子供であった。
カッコイー、とか言いながら、ぬいぐるみの手を掴んでぱちぱちぱちと拍手して。]
うんうん、探してあげるー。
エディとラヴィのためだもんー。いっぱい力使わなくてもだいじょうぶよ!
[撫でられて照れ笑い。
それから、ごくごく普通に、風を飛ばした。
人を傷つけることもない、ほんのかすかな風。精霊術師なら、それが精霊の起こしたものだと簡単にわかるだろう。
なぜならその風は、精霊術師に向かって話かけているから。
「ラヴィ、ラヴィ、どこー?」なんて、幼い少女の声で。]
― 武舞台周辺 ―
待たせていることには変わりありませんから。
[慌てるリヒャルト>>174に一言だけ返して。
それ以上は相手も気にするだろうからと、過剰に謝罪を口にすることは無かった。
武舞台へと移動する最中、リヒャルトの足が緩む>>175のを感じ、ルートヴィヒも同様に速度を緩める]
アプサラス殿ですか。
ここへいらしている以上、参加か見物かのどちらかでしょうけれど…。
もしかすると参加するのかも知れませんね。
[少しだけ細めた薄紫眼は、相手を見定めるようにも見えるだろう]
[次いでリヒャルトの声>>177が聞こえると、視線の先を確認するより先に少し呆れを含んだ声を紡いだ]
リヒャルト、ここは狩りの場ではありませんよ?
[声には窘める音も混じる]
[この精霊の力は、あまり強くない。
というより、生まれたばっかりで、そんなに強い力が持てるわけもない。
ドロシーが操る風は、相手の反応がなければ確認は取れない。
声を乗せて、声が返ればどこかがわかるだけ。
他の用途には使えない――少なくとも、自分の力では。]
/*
いまさらながら、会場がどうなっているのか
全然把握出来ないCO。
ええと…会場の外に街があって、
そこに歓楽街とか時計台とかがある…んですよね?
会場に入れる人達って結構多いのかなとか、
そうだよね、見物人たくさん来るはずだよねとか、
よし。wikiをもう一回読んでこよう。
え?
[誰かに名を呼ばれたような気がして、辺りを見回した。
そうして目に入ったのは、見覚えのある顔がいくつか。]
あそこにいるのは確か澪氷の…ルートヴィヒ様とリヒャルト様、よね。
?
何かみて…ウサギ?
[なんでこんなところに、と首を傾げたものの。
その可愛らしさに無意識に表情が緩んだ。]
/*
タチアナもピンチ?
んー、ここは普通に絡むなら相方か他の参加者推奨だよね。
見物人は、自重すべきと思うんだが…美味しいシチュだから、だれか行こうよww
―武舞台周辺―
……こんなとこで珍しい。
[パートナーのピンチは未だ知らず、警戒している風な兎を尚も眺めていた。
流石に取って食おうとまでは考えていないけれども]
屋台から逃げた、とかかね。
[食用の可能性は考えていた]
― 大通り ―
おう、楽しみにしててくれ!
[拍手されてにっこりと笑う。
そんなに力を使わないというドロシー>>186が風にのせた声は聞こえないけれど。
ラヴィを探してくれている邪魔はしない。
そして当然ながらエディにもラヴィの危機に気づくはずもないので、ドロシーがラヴィの返事を聞くのを待っている]
― 大通り→武舞台周辺 ―
お、見つけたか。早いなー。
[凄い凄いとドロシー>>192の頭を撫でて]
よし、行こう!
[ドロシーをつれてラヴィ>>190の元へと向かった]
ラヴィも飴ちゃんほしいだろうしな。
[25歳にもなった男の言うことではないが、だからこそドロシーと仲良くなれたのかもしれない]
/*
エディごめんね!
すれ違ってごめんね!
ぼくが早かったのかもしれない。
飴は飴ちゃんなのである。これはゆずれない。
― 時計塔近辺 ―
大丈夫ですか?
[時折ユーリエ達の様子を見、声をかけながら歩く。
必要以上に視線が行き、自然と声をかける回数が多くなるのは、彼女の様子に既視感を覚えた為。
出会った頃の自分もこんな感じだっただろうか。後ろから少し主を見た。
呟き>>180は聞こえ、何となくさっきの声の事でも思っているのだろうかと思いながら。
ゆっくりした速度でようやく店に辿りついた。]
……これも遣り残した事の一つだったんでしたね、そういえば。
ユーリエ様たちも少し休みませんか?
[念願との言葉が聞こえると、以前に聞いた事など思い出して店を見。
だいぶお疲れ気味の一人と一匹にもそう尋ねた。]
― 武舞台周辺 ―
―――年、か。
[あの時。ニーシャはどのような反応をしたか。
男は前髪、白銀の髪に手指を差込み掻きあげて後ろに流す。
当時の彼女を想いながら湛える微笑は仄く。]
――…さて、思ったより安易ではないらしい。
麗しきアプサラス嬢は何処かな。
[彼女の本当の名を易々と綴らぬのは想うが故で。
人ごみは思ったより多く。肉眼で探すのは困難を極めた。
尤も、麗しい彼女がそう目立たぬ訳でも無いが。
渋々、長手袋に包まれているトライバルに、魔力を通すと
風の精霊が白き男の髪を揺らした。]
此方に聞くほうが手っ取り早いかもしれませんねぇ。
こんなところにいるんだから野生じゃないだろうし…
ご主人様とはぐれちゃったのかしら。
[ただでさえ人も多い。
兎の小さな体では危ないだろうと近づいて。]
ねぇ、あなた、一緒にきた人はいないの?
迷子なら、私と一緒に受付にいきましょう?
[ただの兎だろうと思っているから、返答はないものと決めつけて抱き上げる。
まさか精霊師とも思わないから、装飾にも気はとめず。]
『うん、飴ちゃんみてたの、エディ。
ばったり! で、びっくり!
??? いいよー、ラヴィの好きにしていいよ!
エディ、早くつれてく?』
[なんで協力を願われたのかは、よくわからなかったけれど、なんとなくエディをつれていったほうがいいのかと彼を見上げた]
― 武舞台周辺 ―
ええ、参加者については受付に聞けば分かるでしょう。
それにしても……ウサギ、ですか。
[>>196 アプサラスについては同意の頷きを返して。
その後、謝罪の声>>197を聞きながら、薄紫眼はウサギへと向いた。
観察するように視線を向けていると、ウサギの傍にはアプサラスが向かっていて>>202。
彼女が関わるなら、と自分は様子を見ることに]
どうやら、人語を解すのは間違い無いようですね?
[睨み返されたリヒャルト>>203に薄紫眼を戻して、ルートヴィヒは小さく笑うのだった]
/*
結局我慢出来ずに絡みに行くおいら。
まあほら、ソロール見たら絡めっていうのは赤組一般常識っていうか(赤組?
―武舞台周辺―
うんうん、俺には使えないからなあ。
ドロシーがいてくれてよかった。
[精霊の力を借りるのは無理だからと笑う]
ん? かわってないぞー、相変わらず小さいし口煩いし。
でもまあ頼りになる。
[かわいくてかっこいい、にも同意しながら、武舞台周辺にたどり着く]
[さて相方のラヴィはどこかなー、と周囲を見たら、
深緑髪の美女の姿>>202がまず目に入った]
美人さんがいる……って、あれ。
アレはラヴィ?
[総合を崩した後で相方>>207を見つけたから、
あわてて真顔に戻したけれどきっと見られてしまっただろう]
[さて相方のラヴィはどこかなー、と周囲を見たら、
深緑髪の美女の姿>>202がまず目に入った]
美人さんがいる……って、あれ。
アレはラヴィ?
[相好を崩した後で相方を見つけたから、
あわてて真顔に戻したけれどきっと見られてしまっただろう]
[ユーリエの様子に、昔を思い出していた部分は確かにあり。
その辺りも、声をかけた理由の一つと言えたかもしれない]
そうそ、あの勝負の後に、と思ってたら……だったんだよなぁ。
[やり残し、という言葉>>198に頷く表情は、子供っぽい笑み]
ああ、もうしばらくは人の行き来も多いだろうし、一緒に休んでった方がいいだろうな。
……と、御代は俺が持つから気にしなくても大丈夫。
竜の話とか、色々と聞いてみたいし、な。
[それから、ユーリエたちに声をかけ。
通り名的にも本来肩書き的にもそれどうなんだ、と突っ込まれそうに楽しげな様子で、店の中へと入ってゆく**]
―武舞台周辺の路地裏―
いえ、大丈夫ですので。
[そう答えながら、考えは逃げる方向でまとまりかけていた。
ただ、問題があるとするなら来た道を戻るには男達の横を通らなければならず、今の状況で知らない道を行くのはためらわれた]
それでは、私急いでるので。
[そうもっともらしい理由をつけて、結局はその横を通りすぎようとし…、
目の前に男の手が差し出される、通せんぼのつもりなのだろうけど]
「せっかくだから、ゆっくりしていきなよお嬢ちゃん」
[かけられる声は概ね予測の範囲内のもの、差し出された手を避けて無視しようとするとこちらを掴もうと手を伸ばされる。
難なくそれを避けて、横を通りすぎると走り出す。すぐに後ろから追いかける足音が聞こえてくる。なんか待てだのなんだのと声も聞こえてきたが振り返ることはしなかった。
誰かに覗かれていることには気づいてもいない]
え?
[驚きと抗議の声の主が誰なのか把握が遅れ、きょとんとした顔を腕の中の兎さんに向け。]
今の、あなた?
…あ、いや、そうじゃないわね。
えぇと…急に抱き上げちゃってごめんなさいね。
でも、ここは人が多いから一人じゃ危なくないかしら?
[元の場所に下ろしたあと、ごめんねと頭を下げて。
心配そうに首を傾げた]
[アプサラスがウサギを抱き上げるのを横目で見つつ、
止まっていた足を再び動かし始める。]
ひょっとしたら、あのウサギ、
ああ見えて、精霊師かもしれませんよ。
風の精霊と話していたようですから。
[断片的な会話からの推論をルートヴィヒに話しつつ、
再び武舞台へとゆっくり*歩き始める*]
―武舞台周辺―
えっへっへー
ぼく精霊だもんねっ
使えなかったら問題だもんねっ
でもエディのほうが凄いもんー。
[きらきらと目を光らせる。
誘拐されかかった自覚はあまりないが、エディとラヴィは間違いなく恩人だとインプットされている。]
えっとえっと、あっちー
[感知されていることもあまり気にしてはいない――むしろ気付いてない。
どこかなー、なんていうのに、あっちー、なんて指をさす。ちょっといそいでなんてせかすのは、>>215声を聞いたから。
だけれど辿りついた先、ラヴィの居るとわかる場所には件の美女>>210>>202。
きょとんとしたけれど、すぐに気付いた。抱き上げられている兎姿の。]
ラヴィ!
[風の精はアプサラスの居場所を突き止めると、
彼女の結い上げられた、たおやかな深緑の髪を仄かに揺らす事だろう。向こうが精霊のちからに気がついたかはさておき。]
…おや。
[琥珀色の視線の向こう、小さな兎が目に入る。
話しかけているらしきパートナーの姿を視界に納めながら、程なく近くにはルートヴィヒと傍らの青年――リヒャルトの姿も見える。確か、前大会は彼の父親が出てはいなかったか。
暫し、思考に浸る。]
― 武舞台周辺 ―
[何かを感じ取っているらしいリヒャルト>>209を見、肩を竦める様子>>212を受けて、笑みを浮かべたまま頷きを返した]
喋るとは思いませんでしたけれどね。
…精霊師なのですか?
貴方がそう言うのならば、事実なのでしょうけれど…。
ウサギが、ですか。
[歩き出しながらリヒャルトの推論>>217を聞いて、驚きの表情を浮かべる。
薄紫眼が一度だけウサギを振り返ったが、離れ行く流れのまま声をかけることは無く。
リヒャルトと共に武舞台の下見のために移動するのだった]
― 武舞台周辺 ―
俺を凄いといってくれるドロシーはいい子だなあ。
[相方にはけなされることも多いからちょっと癒された。
けれどドロシー>>218がいそいでと急かすから、早足に示され方に近づき――
そしてうっかり美人に見惚れて、相方のじと目>>220を貰うはめになった]
よ、よう、ラヴィ。
ここにいたんだ。
[兎だからと心配してるそぶりではなく、笑ってごまかしながら、当たり前に声をかけた]
ラヴィ、ひさしぶり!
お姉さん、はじめまして! はい、飴ちゃん!
[抱き上げていたのを見ていたから、お友達かと思って笑顔で挨拶する。
お近づきの印にと、うさぎぬいぐるみのチャックをあけて、ごそごそ探って飴を差し出す。もちろんラヴィにも、それからエディにも。
こちらを見ていたような人たちには気付かない鈍い精霊であった。]
会えて嬉しいの。エディにもラヴィにも会えて、ぼく、お祭りもっと好きになりそう!
そう?
それなら良かったわ。
[ラヴィとよぶ声の前か後か。
一瞬ジト目でどこかをにらんだ兎さんにどうしたのかしら、と思いはしたものの。
待ち人?が来たらしいことを聞くとにこやかに微笑んだ。
そこでふと、いつだったか聞いた噂を思い出し。]
あなた、もしかして精霊師さん?
[そう首を傾げたときに小さな女の子が兎さんに駆け寄ってきたろうか。]
― 武舞台周辺 ―
[満面の笑みで駆け寄ってくる風精には耳を揺らしてご挨拶]
はぁい、ドロシー。
いきなりお願いしたり、ごめんね。
ちょっと身の危険を感じちゃったものだから。
[はぁっ、と大きく息を吐く]
これなら退屈って言われてもエディを付き合わせるんだったわ…。
美人さん、の、おねえちゃん。こんにちは!
[エディの言葉をしっかりなぞった。
悪気はない。]
ぼく、ドロシーよ。よろしくね。
[飴ちゃん差し出す時に、笑顔で自己紹介もした。]
―武舞台周辺の路地裏→武舞台周辺―
[エーヴァルトの近くを通り過ぎる時、人がいたことには気づいていたが特別な意識もなければその相手を気にすることも無かった。
それでも、後ろで男達の追いかける足音が止まり、なにかのトラブルにあったっぽい声やくしゃみなどが聞こえる。
さっきの人が何かしたのだろうかと考えたりもすれば、記憶に微かに残る姿となっただろうか。
そのまま、今のうちにと元来た道を戻り武舞台の近くにまで来たところでようやく足を止めた]
ここまでくればもう大丈夫かな。
[いろいろあって、もう人目を気にするとかそういう気分は吹き飛んでいた]
[うまくいけば、男達に目つぶしなり、くしゃみ連発なりの足止め効果が発動する筈だが、その結果を確かめることはせず、身を翻す]
あの容貌で、あの実力…大会参加者に該当しそうな方がいましたね…
[既にチェック済だった参加者名簿を思い返し]
確か、アバスカル家のお嬢さんでしたか。
[記憶の検索結果を確認しながら、少女とは別の道を抜けて武舞台の方へと移動する]
…ん?
……あら、ジー…
[緩やかに風が髪を撫でたのに気付いて、周囲を見回し。
探そうと思っていた姿を見つけその名を呼びかけようとしたのだが、物思いに耽っているような様に逡巡し。
そこで兎さんに声をかける男性にも気付き、まずはそちらに頭を下げた。]
あ…初めまして。
すいません、私さっき、えーと…ラヴィさん?に失礼を。
―武舞台周辺―
[ドロシー>>225がラヴィに駆け寄った後ろからゆっくりと近づく。
ドロシーの飴を受け取り。
ラヴィを抱き上げていた美女>>226に視線をむける]
あ、ども、はじめまして。
そこの兎――ラヴィの相方のエディです。
[はじめて大会に参加するから、評判の美人の噂は聞いていてもそれが目の前の人だとは気づかない。
だから普通に挨拶をして頭を下げた]
[ラヴィ>>227がため息をつくのにはびくりと肩をすくめ]
えー……って、何かあったのか?
[一瞬文句を言いかけたけど。
あんまり頼ろうとしないラヴィが付き合わせるとわざわざ言うからには何かあったのだろうかと心配そうな視線を向けた。
さりげなくドロシー>>228が言葉を拾ってくれるのにもダメージをくらった]
お願いはいいの!
ぼく、ラヴィのことも大好きだもん。
危険ってなにかあったの?
エディがすごいからきっともうだいじょうぶだよ!
[ちょっと心配そうな顔をしたけれど、すぐにエディを見てにこにこと笑顔になる]
でも、危険だったら、ぼくの力いっぱいつかっちゃってだいじょうぶだからね。
ラヴィのためなら、よろこんでだよ!
あら…
ありがとう、ドロシーちゃん。
私はアプサラスというの、よろしくね。
[飴を渡されると、微笑みと共に受け取ってこちらも自己紹介して。
エディとラヴィにも笑顔を向けて会釈した。]
ラヴィちゃんと、エディさんも、どうぞよろしくね。
―――嗚呼、失敬。
すみませんね、このような人だかりなもので。
[どちらにせよ移動せねばならず。
人ごみを抜ける際に男は青年と肩が触れ合ってしまう。>>211]
/*
口調が変わってきた気がします。先生(誰
返しも遅くてごめんなさいぃ。
でも絡んで貰えて嬉しかったw
とっても楽しい。みんなありがとうww
― 武舞台周辺 ―
[美人>>236の笑みにはやっぱり見惚れてぎくしゃくと会釈を返す]
こちらこそよろしくです!
[兎姿の相方には癒されることもあるけれど、目の保養はやはり美人さんだよなあ、と暫しみとれていた]
あら、やっぱり?
お名前聞いて、そうかしらって…
あぁ、それならあなた方も武闘大会に参加されるのかしら?
私も参加者なのよ。
って…あ、あら、なにか悪いこと言ったかしら。
[ラヴィとエディの自己紹介を聞いて笑顔で話していたものの、エディの落ち込む様子におろとなって。
美人と言われているのが自分とは思いもよらず、原因がわからないから首を傾げた。]
[移動したその先で、主家の次期当主たる騎竜師とパートナーに出会ったなら、表情も変えずに恭しく一礼することだろう]
休暇を頂いて、大会の見物に参りました。
[そう言う割に、外套の下は執事としての服装なわけだが**]
うん、よろしくね!
おねえさん、アプサラスも、えっと、書いた?
ぼくもう書いたよー!
[何、というのを完全に忘れ去った。
とりあえず視線だけは、一般受付の方を向いた。
だけれど参加者というのを聞けば、首を傾げて。]
優勝ー?
[エディとアプサラスを見比べて、きょとん。
賑やかなのしか理解していない子供は、不思議そうにしていたものの、少ししたらそわそわしだして。]
ぼく、もっと見てくるね!
人いっぱいで嬉しい! 飴ちゃんもらっても誰にもついてかないよ!
また後でね!
[ぱたぱたと手を振って、また人の多いほうへと駆けていった**]
― →武舞台 ―
[ウサギを振り返った方向がジークムントが居る方とは逆だったようで、彼が近くまで来ていた>>222ことには気付けず。
声もかけられなかったためにそのままリヒャルトと共に武舞台内部へと辿り着いた]
…5年ぶりですか、懐かしいですね。
あの時はここから眺めるだけでしたけれど───。
[武舞台の観客席からバトルフィールドとなる空間を眺める。
前回大会はここから上を、蒼穹を翔る竜達を眺めるだけだった。
けれど、今回は]
気合を入れませんと、ね。
[改めて決意するように呟く。
しばらく天を仰いだ後、薄紫眼を地上の舞台へと移し。
本来の目的である下見作業をリヒャルトと共に続けた]
[美人>>240におろおろとさせておくのは申し訳ないから復活した。
参加者と聞いて、驚いたように瞬き]
あ、じゃあ大会で会うわけだ。
[そっかー、と納得した。]
[狩人に遭遇しかけた相方>>241にはそれはしょうがない、と頷いた]
どこにでも狩人はいるってことだな。
まあ、一回戦が終ったころにはそんな視線もなくなるって。
[そっけない態度には何時ものことと、受け流す。
うん、ダメージをうけてたらやっていけない]
ま、つぶされないよう肩にでものっとくか?
[ラヴィに手を差し伸べながら訊ねる。
賑やかに去っていったドロシーには、またな、と手を振って見送った]
[アプサラスと視線を交えるは一瞬の事。>>231
彼女らが話しこむ様子に一歩引いた所に居るままで。
邪魔をしないように勤めて、風精に言霊を送らせるのみで留まる。
ふわ、と彼女の耳朶を柔らかな風が擽った。]
(―――風の精を添わせておくよ。
何かあれば、また。)
[言伝を置くと、肩をぶつけてしまった青年へ視線を移す。>>238
彼女とのやり取りを見られていたのなら、肩をすくめ。]
人を探していたものでしてね。
では、失礼します。
[礼を向け、医師姿の男は早々に其処を立ち去ろうと。
武舞台の方角へと歩みだす男の目的は、
医療設備を確かめに行こうとしていた*]
ん?
書いたって…あぁ。
えぇ、私はもう書いて出してきたから大丈夫。
ドロシーちゃんももう書いてきたのね。
[ドロシーから何を問われたのかわからず首を傾げかけたものの、視線を追って何か察して。
人が多い方へと走っていく背中に手を振って見送った。]
えぇ、また後で。
気をつけてね。
…元気な子ですね、ドロシーちゃん。
[にこと微笑み、ラヴィとエディに緩く首を傾げた。]
― 武舞台 ―
[下見を続けていると、薄紫眼に見知った姿>>242が飛び込んで来る]
──…エーヴァルト?
どうして、ここに。
[屋敷に居るものだと思っていたため、その姿に驚きの表情を見せた]
[問いに返ったのは至極単純な理由。
その言葉と服装との矛盾に、ほんの少しだけ眉根を寄せ、眉尻を下げる]
…その割りに仕事服のままではないですか。
付き添いは不要と伝えたはずですよ?
[そう返しても、休暇ですと繰り返された。
言い張られてはそれ以上返す言葉も出ず。
ルートヴィヒは小さく溜息をつく]
― 武舞台周辺 ―
いつものこと、って……
いやまあそうだけどさあ……
[冷たいラヴィ>>248にぶちぶち呟きつつ。
アプサラスには、気にしなくていいと手を振って。
肩に乗るいつもの重さを当たり前に受け止める]
───分かりました、休暇、ですね。
…そんなに私は頼りないでしょうか。
[一人では何も出来ぬと思われているように感じ、少し情けなさを感じた]
アプサラスさんにもなんか迷惑かけちゃったみたいで御免な?
よかったら今度お茶でもどう?
[どこのナンパ男だと、兎パンチを貰いながら軽く声をかける。
ドロシーを見送ったあとのアプサラス>>250にうん、と頷きを返し]
生まれてまだ間もないから、なんでも珍しいんだろうなあ。
また見かけたら声かけてやって。
[で、お茶の返事はどうかな、と首を傾げればまた兎パンチを貰って。
一緒にお茶を飲みにいくのであってもそうでなくても、その場からはなれるつもりだった**]
ああ、休暇なのでしたら常時私と共に居る必要はありませんからね?
折角の大会なのですから、貴方も楽しみなさい。
[そうエーヴァルトに告げるも、彼が付き従うと言うのであれば苦笑しつつも止めることは無く。
武舞台の下見を終えると、今度は受付へと移動するの*だった*]
?
そっか、見つかるといいな。
[別方を向く視線に首を傾げたものの、風精越しに交わされた会話に気づくことはない。
見送りの言葉と共に、医師の去る方を目で追い]
……おー、いたいた。
[その先に漸く探し人の姿を見つけ、足早に近寄った]
[ふわり。
耳を掠めるような柔らかな風に乗って届いた言の葉に、一瞬瞳を瞬かせた後仄かに笑みを浮かべ。
己に声を届けてくれた風に目を閉じ、こちらからの声も届けてくれるよう頼んだ。]
(しばらくこの子は借りておくわね。
ありがとう、ジーク。
また後で。
あぁ、そうそう。
時間があったら一緒にお店まわってくれる?)
―武舞台周辺―
よ、探したぜ姫さん。
[声を掛けつつ体格の小さな相棒の横に並ぶと、元々高めの身長は際立つ。
更に年も離れているので]
転んだりしてないだろうな?
何処見てもいねぇから、悪いおっさんに拐われたかと思ったわ。
[昔と変わらず完全に子供扱いの図。
半分くらいはからかい混じりとは言え、叶うなら頭をわしゃわしゃ撫でたりもするだろう。
尤も本当に悪いおっさんがいたと知れば、話は変わってくるけれども**]
[ラヴィとエディの会話にはくすくすと笑みを零し。
迷惑をかけたと言われると、そんなことはないと顔をよこに振った。
お茶のお誘いには、一寸きょとんとしたもののすぐに笑みを浮かべて。]
えぇ、喜んで。
私のパートナーも誘って良いかしら?
[首を傾げ、そう問うて。
了承を得られれば、ジークから借りたままの風精に伝言を頼むだろう。**]
― 時計塔近辺の店 ―
[変わらない、子供のような笑み>>213とは対照的に、
こちらは一瞬、困ったような苦いような表情を浮かべた後常のそれに戻る。]
………急な事でしたから。
[そうとだけ返し、ユーリエたちを誘う様子には同じように頷いた。
大丈夫だと言われても引き止めて。]
カリギュラに、何か食べさせてあげる約束もしましたし。
とりあえず、奥へ。
[入り口で立ったままだと邪魔になるだろうと、彼女の背を軽く押しながら店へと入った。]
― 時計塔近辺の店 ―
[店の中、ユーリエ達を連れて空いた席へと着くと頭に巻きつけていたターバンを、するりと外す。
以前このまま食事をしようとして、行儀面で注意されたのでそうするようにしていた。
窮屈に押さえつけられていた耳が、ピンと張るように横に伸び
長い耳がふるりと震えればそこに飾られた翡翠が揺れた。
人の視線を感じるが、慣れたもの。気にする素振りは見せずに、ただユーリエらからの視線には微かに笑んで返した。
さてメニューを見て長い耳が、迷うように少し揺れていた。]
……主様が食べたかった物はどれですか?
[5年間、そんなに気にしていたのなら美味しい物なのだろうかという興味と決められない事も手伝って、同じ物を頼もうかと主に*尋ねた*]
/*
眠かった。
しかしエレオ動かすのにエネルギーいるなぁ。
何か補充しなければ。
そしてケーキと餌付けにわくわくしている(
*/
― 武舞台裏 ―
先程の方も大会に出られるのですかね。
[男は武舞台の中へ向かうと、設備や器具の確認を取り始めた。
寝台の数や人手は足りているかの検討をした矢先のこと、
ぶつかってしまった青年の事を思う一幕。
実際に登録しているのは、彼の相方であるのだが。]
……そういえば今年はお父上が、という話は、聞いたかどうか。
ま、何れ解ることか。
[去年のことを思い出す。
ルートヴィヒが参加する事は未だ知らぬのか、
男の意は以前に治療を施した彼へ。]
―――では、頼みます。後は手配した通りに。
高価なものなので扱いにはくれぐれも気を付けて下さい。
落としたりしたら、弁償お願いしますよ?
[念を押し。
救護班の者にそう伝えると再び街の方へと向かおうとした矢先。
耳朶を擽る風精からのことばを耳にする。]
(元から其の心算だよ。
好きなだけ付き合います、お嬢様。)
[恭しく言葉を紡ぐと、言霊を風精に届けて。
お茶の誘いには頷くものの、他の者との同席を知るはもう暫らく先のこと*]
― 大通り ―
[さっきまでいた場所にやっぱり戻ってくるのは、人の多さが嬉しいからか。
いや、単に飴細工が気になっているだけだ。
細かな細工に、おー、なんて感嘆の声を上げて、作り上げられてゆく形を見つめる。
気になる人も多いようで、いつの間にやら人だかりができていた。
人が多くなれば、大会についての会話も多くなる。
誰が勝つか、そんな予想を話し合っている。トトカルチョでもやっているのかもしれないが、賭け事なんて詳しくもない。
エディの名前やら、アプサラスの名前やらを聞きながら、青い目は一般的な西洋竜の形の飴細工に見入って。]
おおおー
おっちゃんすごいよ! ぼくびっくりだ!
[周りと同じように拍手したり、そんな一時を過ごす**]
心配要りませんよ。
ルートヴィヒ様は、きっと、全てをお手に入れられます。
[それ以外の結末など無いと、きぱり、言い切る。]
/*
ふと思った。
他家の執事さんを名前呼びとかどうなのかな。
トロイさん?
いや、今更、だけど。
きっとあれだ。
エーヴァルトさんのお父さんと呼び分けているんだよ。
/*
表に出ても絡みにいけないので静観している。
いや精霊なんでうろってするのは可能だけど、ptっていうね
ptっていうね
[大事なことなのでry]
どうでもいいが私は金髪が好きすぎる。
そしてドロシーに決めた理由はこの顔が最要因だったりする。
だいすき。かわいい。
*/
[武舞台の下見を終え、受付へ行って、
今回の参加者を確認しよう、という段になって、
ルートヴィヒを見上げる。]
それでは僕は、一般参加者の方をチェックしてきますね。
ほかの騎竜師の付き添いも調べておきたいですし、
誰か有名な人も来ているかもしれませんから。
[笑顔で一礼し、また後でと言ってから、くるりと後ろを向く。
要は、エーヴァルトから逃げ出した…のかもしれない。]
― 大通り ―
ふはー、面白かった!
[眺めていたが、どんどん人も増えてきたことだし、他の場所に移動しようと人の波を抜ける。
道の端の方にまとまっている人間たちは、参加者一覧なんてものを広げているようだった。なんとなく興味を引かれて、ちらっと覗いてみる。]
あっ、エディだ!
アプサラスだ!
[名前を見て声を上げると、青年たちはぎょっとしたよう。なんかオッズとか書いてある表ではあったが、意味などもちろんわかるわけがない。]
「い、いいか嬢ちゃん、しー、だぞ。しー!」
はーい! わかったよ、ぼく、しー!ってしてる。
[むしろ声がでかかった…]
― 大通り・道端 ―
エディはねー、好き!
[青年たちから問われて、思いっきり私情で答えた。
とても役に立たない回答だった。]
ラヴィも一緒よ、好き!
それからアプサラスは、美人さん!
[下馬評を子供に聞いても無駄だと把握した青年たちが、がっくりしている。
そんなこと理解していないドロシーは、クエスチョンマークを飛ばすのだった。]
エディとお話したいのー?あっちにいたよ?
ぼく、案内しよっか?
ちがうの?
/* 正直聞かないでやった、ごめんたすくさん!
公認であったのかしら。
どちらにせよ裏でこそこそやってる人もいると思う、けど、も…! */
― 大通り・道端 ―
「いいか、この事は秘密だぞ」
おっけーおっけー、もーまんたい!
[にぱっと笑って言えば、どうやら相手は逆に心配になったよう。
本当に大丈夫かなんて言っているのを聞けば、今度はドロシーが機嫌を損ねた。]
言わないよー
だってぼく、君らが何をやってるのか知らないもーん!
いいよ!そんなに言うなら受付のお兄さんに言いつけてやる!
― 時計塔近辺の店 ―
まあ……急だったよなぁ。
[余りにも急すぎた、と。
言葉にはせずとも、呟く声音にはその思いが滲んだ。
それでも店内に落ち着き、『お守り』として渡した翡翠が揺れる様を見たなら表情は穏やかなものへと変わる]
ん、ああ……えっと、な……。
[食べたかった物はどれか、と問われて答えようとした、その矢先。
ふ、と視線を感じたような気がして、通りの方を見やり]
……げ。
紫雷の……!
[目に入ったのは、個人的に因縁ある相手。
迷いは数瞬。
コートのポケットから財布を出すと、それをエレオノーレに渡して立ち上がった]
すまん、エレオ。
ヤボ用思い出した。
……と、言うわけで、このフルーツタルトを一ホール、持ち帰りで後で宿舎まで届けてくれ。
ユーリエとカリギュラは、誘っといて悪いな。
遠慮せずに、好きなモン食ってくれていいから。
……んじゃっ!
[通りの方を伺いつつ、早口に言い募り、返事も待たずに走り出す。
当の紫雷の騎竜師は、道行く人に捕まっており、注意はそれていた。
それを幸い、と素早く店を飛び出して。
そのまま、人波の先へと駆けて行く**]
― 一般受付前 ―
[ルートヴィヒ達と別れたあと、
宣言通りに一般受付の前へとやってきていた。
人の流れから少し離れた暗がりに佇み、
とん、と右手に持った杖を地面に突く。]
Meus conjuratus amicus Notizfine.
Phasmatis teres sanus.
Tribuo vox seductio ut meus vox.
[密やかに、囁きかけるように紡ぐは、
杖の宝珠に宿る音の精霊へと、助力を求める呪]
/*
なんてことをしゃべっているらしいです。
日本語→英語→ラテン語
と、機械翻訳しているので、正確さは全く保証しない!
[ふわり、と慣れた感覚が体を包み、
りぃん、と宝玉が小さな音を立てる。
それを確認してから、おもむろに一般滞在者の受付へと
足を運んだ。]
あの、ちょっと良いですか?
大会参加者以外に、どんな人が滞在申請しているか、
知りたいんですけど…。
え? ええ。そうですよね。
参加者じゃないから、公開情報じゃない…って…
ええ。分かります。見せてくれなんて無理は言いません。
でも、お兄さんから話を聞くくらいは良いですよね?
そうなんですよ。僕、精霊師のファンで、
そう、パートナーさんならたくさん来てるでしょう?
是非ともお会いしたい人が何人か…
[立て板に水。そんな言葉そのままに、流れるような言葉を紡ぐ。
その合間合間に、りぃんと響く、微かな音。
受付にいた男から有力どころの滞在者を聞き出すのに、
さほど時間は必要なかった。]
へぇ。ほんと、いろんな人が来ているんですね。
はい。ありがとうございました。
[人当たりの良い笑顔で頭を下げて、受付を立ち去ろうとする。
その視線が、ふと大通りへと向いた。]
― 大通り・道端 ―
[だめだからやめろとか、そんな感じの青年たちに、舌出してあっかんべー。
ピンクのうさぬいは、左腕で抱っこして。]
飴ちゃんひとつくれるなら、許してやってもいいよ!
ぼくは寛大だからね!
[あぁ良かった、そうだったこれは子供だった。なんて青年たちは思ったのかもしれない。あからさまに安堵のため息をこぼしていた。
しかし安心したせいか、紙が指の間をすり抜けてゆく。
倍率だの何だの、参加者名簿と掛け金を書く為の、大事な用紙が。]
「うわぁぁぁあ!」
[大慌てになる青年たちを見て、溜飲を下げたよう。
――もちろんその風はドロシーが操るもので、普通と違う。
追いかけてゆく青年たち3人を見て、ふふん、とちょっとえばった顔であった。
ちょっとしたおしおきのつもりで、紙を巻き上げた風を動かす。どっちに飛ばそうかな、なんて視線を向けて、]
― 大通り・道端 ―
[だめだからやめろとか、そんな感じの青年たちに、舌出してあっかんべー。
ピンクのうさぬいは、左腕で抱っこして。]
飴ちゃんひとつくれるなら、許してやってもいいよ!
ぼくは寛大だからね!
[あぁ良かった、そうだったこれは子供だった。なんて青年たちは思ったのかもしれない。あからさまに安堵のため息をこぼしていた。
しかし安心したせいか、紙が指の間をすり抜けてゆく。
倍率だの何だの、参加者名簿と掛け金を書く為の、大事な用紙が。]
「うわぁぁぁあ!」
[大慌てになる青年たちを見て、溜飲を下げたよう。
――もちろんその風はドロシーが操るもので、普通と違う。
追いかけてゆく青年たち3人を見て、ふふん、とちょっとえばった顔であった。
ちょっとしたおしおきのつもりで、紙を巻き上げた風を動かす。どっちに飛ばそうかな、なんて視線を向けて、]
― 大通り・道端 ―
???
[受付のほうへと視線を向ける。
見られているような気がした。
感知の力もそう強いわけではないし、風をそちらへ向けることも躊躇われて、小さく首をかしげた。]
術士さんかなぁ?
……いってみよっか!
[うさぬいに話しかけて、にへらっと笑顔。
紙を取り返せてほっとしている青年たちに興味なんて失って、足取り軽く、そちらに向かって歩き出した。]
/*
ドロシー、可愛いな。すごく可愛いな。
村が始まったら、しばらく独占出来る気もするから、
遭遇は後でも良かったんだけれども、
やっぱり会っておきたかった。
おにーさん、さらっちゃうぞ〜〜うえへへへ
― 大通り ―
[見失わないように、騒ぎの方を見つめながら歩く。
人通りの向こう、明らかに不自然な風が紙を巻き上げ、
大の男が3人がかりでそれを追う様に、くすりと笑った。
歩いていくうちに、先程見かけた金髪の少女が
こちらに向かってくるのを見つけて、立ち止まる。]
やあ、こんにちは。
[唇から紡いだのは、精霊への呼びかけに使う"声"。
杖をとん、と突けば、杖の先がりぃんと細く鳴る。]
― 大通り ―
[ふわふわと歩いていけば、立ち止まる人の姿。
届くのは、人間が普段使うものではない。
自分もぴたっと立ち止まって、笑った。
お返しするのは、彼らにだけ届く声。]
『こんにちは、術士さん!』
『すごく綺麗な音ね! すてき』
[人間姿の方はといえば、ぴんくのうさぬいの手を、片方振ってみたり。]
ああ、やっぱり。
[精霊だった、と笑って手を振り返し、
ふんわりとした金髪に近寄る。]
ありがとう。
これは、僕の彼女からもらったものなんだ。
[契約している精霊を彼女と称して、杖を揺らす。
応えるように、りぃんと響く音。]
きみは、どうしてこんなところにいるの?
だれかの、お使い?
そんな格好で歩いていると、危ないよ?
[少女の前まで来れば、その前にしゃがみ、
今度は人の言葉で問いかけた。]
『かのじょ?』
[不思議そうな顔をして、それから、こくこくと何度もうなずいた。
わかった、という感じで。ちょっと目がきらきらした。
彼女=そういう意味で取ったのは、杖とリヒャルトを見る目が期待しているようなので、なんとなく理解できてしまうかもしれない。]
『きれい、すごい、すてきなことね!
近いのに遠い?』
[幼い精霊には、相手の契約する精霊がどういう存在なのか、うまく理解できなかったようだ。]
ぼくは、一人で来たのよ!
友達はいるけど、一緒に来たのじゃないよ。
お祭りやってるって聞いてね、楽しみにきたのー。
お祭り好きよ!
[人間の言葉は、人間の言葉でお返し。]
あぶなくないよ、だいじょうぶ!
ぼく、飴ちゃんもらっても、もう付いていかないし!
あ、ぼく、ドロシーっていうの。よろしくね!
[なにやら勘違いしているらしき精霊の、
きらきらとした目に、少し苦笑したが、訂正はしなかった。
だって、似たようなものだし。]
"彼女"は、君によく似ているかもね。
今はずっと高いところにいるけど、
この杖から、いつも声を聞かせてくれるんだよ。
[精霊の住む場所にいる音の精霊のことを
そんな風に表現する。]
そう。1人で来たんだ。お祭り…というのかな。
もうすぐ、あそこでたくさんの竜が飛ぶんだよ。
[武舞台の方を指し示し、少女の方へ手を差し出す。]
そう。ドロシーっていうんだ。
僕は、リヒャルト。よろしくね。
ほら、1人でいると危ないから、一緒に、あっちに行こうよ。
わたあめでも食べない?
[視界の隅で、先程の3人組が睨んでいるのを見つつ、
ドロシーを誘った。]
[ラブラブ素敵、みたいに、夢見る少女の目は変わる様子がない。]
『高いところ?
ここに、いるんじゃないの?』
[人の住む場所に近いところで生まれた精霊は、精霊の住む世界に詳しくはない。
知ってはいるし、たぶん居たこともあるのだろうけれど、自覚はない。
人の傍は楽しくて、上にいこうなんて考えないから。
上、といいながら視線は上を向く]
『ずっと上じゃ、さびしい?
声が聞こえるなら、だいじょうぶ?
似てるのは嬉しいな!』
竜!
竜の大会?
エディが出るって言ってたよ!ぼくちゃんと知ってるよ!
[示されたほうを見て、嬉しそうに笑う。
もうすでに興味を失った青年たちの存在は、ドロシーの中にはない。]
リヒャルト、よろしくね!
わたあめ、ふわふわのね。甘いの。
好きよ!
[嬉しそうにふわりと髪が風に揺れた。]
一緒行く! あ、お礼に飴ちゃんあげる!
リヒャルト、飴ちゃん好きー?
そう。ここにはいないけどね。
[可愛らしい子だ、なんて口元に笑いを置きつつ、
問いには、うんうんと頷く。]
寂しくはないんじゃないかな。
いつも側にいるみたいなものだし。
[ね、と杖を傾ければ、再び、りぃんと囁く音。]
へえ、エディって人も、竜に乗るんだ。
[差し出した手をドロシーが取ってくれるようなら、
手を繋いで、わたあめ屋の方へ行く。]
飴?うん、好きだよ。ありがとう。
そういえば、あそこの屋台で、飴細工もやっていたかな。
兎の形した飴なんて、可愛いよね。
[そんな話をしつつ、わたあめひとつ買って、
ドロシーへ、はい、と差し出す。
ふわふわの綿菓子は、まるでドロシーそっくりだな、
なんて*思いつつ*]
『ここにはいないけど、いるの、ね』
[きれいな杖の音に、納得したようにこく、と頷く。
笑顔を見れば、うれしそうにして。]
『寂しくないの、一番ね。
楽しい方が、しあわせだもの!』
んとねー、優勝はすごいことなんだって聞いたの!
参加するって言ってたの。
[差し出された手には、うれしそうに手を重ね。
わったあめ♪なんて楽しそうに一緒に行く。]
見たよ!
かわいい兎さん!エディが買ってたよ!
ラヴィにあげたのかな?
ラヴィは、かわいくて、かっこよくて、ふわふわふかふかで、頼りになるのよ。
[首をこてんと倒して考えるけれど、見ていないのだから答えはわからない。
リヒャルトが差し出してくれるわたあめに、手を伸ばして、]
ありがとう!
リヒャルトも好き!
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新