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― 回想・花火大会 ―
[和やかな時を刻んでいる彼女達。
一緒に楽しむことは出来ないけれど。
それでも花火を片手、あるいは両手にもってはしゃぐ彼女達を、愉しげに眺めていた。]
― 中庭 ―
エリオット…あなたにお願いがあります!
獣化の呪いを抑える、手伝いをしてくれませんか?
[エリオットの決意が固いことは知っていても、やっぱりもの悲しそうに、エリオットにいう。
この子まで、封印に使わなくてはいけない事態に、明るい表情はとても出来そうになかった]
『叙任式のときに安らぎの魔法をかけてくださったり、礼拝堂を飛び出した後に私を探してくださったと聞いたときは、本当に嬉しかった。
私は、このご恩に報いるべく、共に呪いと闘いたいのです。浄化の力を開花させ、この国の呪いを清めたいのです。
協力してくださいますか?』
薔薇の下BBSを見て来た。
やっぱり、皆、雑談に餓えてたんだな、すまん。
イラストまで来てた。
乙女系恋愛SLG……はどこwwwwww
墓下が野郎ばっかになる仕様の時点で諦めろということかwww
[>>165を言ったものの>>164のエリオットの顔に、後悔する]
あなたはほんとうに、強いわね!
[悲しい顔が、少し明るくなって微笑んで]
儀式の前に、エリオットが育てた花を見てみたいわ!
言ったでしょ?デートをしましょう!
[エリオットの腕を掴んで、ほら!っと急かして、エスコートするように、促した]
ゾフィヤさま……はい、喜んで。
僕は、あなたのために、力になりたいって。
そう決めてきましたから。
―――でも、そんな悲しい顔をされるのは嫌です。
先輩の笑顔のためなら、なんだってしますよ…
…って言ったら、笑ってくれますか?
うわあ……。
[感嘆の声を漏らす。]
これは……。
起きているみなよりも。
僕らのほうが、幸せになれたかも?
ありがとう。
……。幻惑の聖騎士。
― 花火大会の日 ―
[...は花火の音を、それに対する人々の歓声を他所に、それに背を向けるかのように聖宮内を一人練り歩く]
(この国の技術は、歴史は、才能は…
弄られていない時間軸の根源、
もし、この聖宮が始まりの場所であるならば――)
[...はアヴェが斃れていた場所へたどり着くと、静かにそこの空間を見上げた]
(この身体でも、読み取れず――か)
…って、わ!
[真面目な顔で言っていたら、急に腕を掴まれて、
思わずあわあわ。]
せ、先輩ってば!
え、ええええ!デートですか!!?
[目を白黒しながら、ともかくも手を差し出した。//]
―回想・花火大会―
――良かった。
今もこうして、彼女たちが……皆が笑顔を見せている
[昨日のピクニックの時、カスパルらには色々言われたが。
こうして聖乙女たちを笑顔にさせられる聖騎士が、あちらに残っていて良かったと]
俺も……もう一度、あちらに戻れたなら。
誰かを笑顔にさせる力を、使えるだろうか。
[思い出すのは、魔法のペンを受け取った時のドロシーの表情。
あれだって、カークやローラントの協力がなければ実現出来なかった事だ]
いつかは――
[そうして未来に思いを馳せている時間も、そう長くは続かなかった]
―回想・了―
ま、別に俺に何か才能があるわけでもないしな。
[...は、誰に言い訳するでもなく、そんな呟きを漏らした]
衰えつつある力は、終わりの始まり。
終わるのはいい。
だが、だれがケツを拭いてくれるんだ?
聖乙女か?お前さんたちか? それとも……
[...の懐に今、水晶核はない。が、語りかけるのが癖になっているのか、そんな意味合いの呟きを続けていた]
[花火の小さな炎に照らされる、ゾフィヤの横顔。]
花火より……。
きみのほうが。
――きれい……だ。
―回想(花火大会)・了―
こらこら!
男性はこれくらいでうろたえちゃ、だめだぞ!
今はただのエリオットと、ゾフィヤで、あなたの見ていたものを、見ていたいから。
[ふふっと笑いながら、出された手をそっと握った//]
/*
一瞬にして中のひとのHPがガッと減った……。
だれか、ぼくを楽にしてくれ。
[中のひとは、恥ずかしいと思うラインの耐性値が低いのだった。]
― 未来軸:封魔の儀式 ―
[もし無事にアレクシスの了承が得られたならば、封魔の儀式に取り掛かる。]
『では、参ります!』
[短剣が宙を切る音。ステップを踏む音。
「詠唱」を伴う舞。我が思いをもって――]
(撫子の聖乙女の名において、そなたに封魔の力を授けん。
闇の聖騎士よ、この力をもって呪いを封じたまえ!)
(ああ、天の御神よ、彼の者に聖なる力と祝福の光を!)
―戦いの後・自室―
[息を整えたなら。すくと立ち上がり。]
[まっしぐらに自室へ向かえば。]
[横たわる自身の本体のすぐ傍、倒れ臥すゾフィヤの姿。]
ん、……やっぱ、無理してんだね。
ごめん、ね。
――ありがとね。
[傍ら寄り添い、その髪を撫ぜようとしたとき。]
[近づくは絆の気配。]
[つい反射的に飛び上がりつ、返事を返すが。]
……って聞こえる訳、ない、か。
[苦笑い。]
― 獣化の呪いの日 ―
・・・・。
[聖乙女ゾフィヤが選んだのは、相方であるエリオット。
聖騎士として選ばれた時から、いつかはこうなることは、周囲も、本人も納得していただろうが・・・]
俺がもっとちゃんとやってられていたら、お前さんの番まで回らなくてもすんだのか?
それとも、こうしなくちゃいけなくて、どうしても全員が必要なのか?
・・・・。
わー!マジでエリオット、可愛いなw
揺さぶるのはどうしようかな…「誰が想いの人なの?」
可哀想かなw
反応次第かなw
[忘我の境地へと至る舞。これが、4度目。
水晶核が淡い光を放ち、アレクシスの近くへと浮遊した。
勝利と平和を願い、ひたすら舞い続け。――ドロシーはトランス状態へと至る。
トランス状態になったところで、虚空に魔法陣を描き、意識を集中させて封魔の力を送り込む。
水晶核と魔法陣が光を放ち始める。
今回も、*上手く、いくか――?*]
……はい。先輩。
[温かく滑らかな手を、はにかみながら握り返す。]
―――こっちです。
こっちに来てから、ずっと僕が世話してた花があるんですよ。
[ゾフィヤの手を引いて、ゆっくり中庭の奥に向かう。
少しでも、この時間が長く続くように、
歩調はだんだんゆっくりになっていき―――++
―回想・花火の日―
[空を舞い。]
[上から花火を、更に向こうの彼女達を見下ろす。]
[きっとこれも、束の間の平和。]
[それでも、彼女たちが、今はただ笑っていられる様にと願う。]
― 中庭 ―
[先程の『音』は何だったのだろうか。今はペンの周囲から聞える『声』>>81に耳をすませる]
…どうも。随分と久しく。
[先程まで居たのは呪い師の天幕。そこから出てきたのを、彼女は見ていたのだろうか。自分が頼んだ事を知ってか知らずか。ずっと聞きたいと思って居た声だった。話しがしたいと彼女の方から話しかけてくれている。何と言う喜びか!]
私と、話を?
[ドロシーの前で膝を折り、草の上につく。]
喜んで。だが、その前に1つ、良いだろうか?
[返事を待たず、金の髪に手を伸ばす。リボンの側を一撫ですると、自分の胸に引き寄せた]
…ああ、やっと。貴女の声を聞く事が出来た…
[耳にかかる程の距離で、溜息をつく。余韻にひたるように抱き締めて居たが…はっと顔をあげて手を離した]
…す、済まない。つい…!
[立ち上がり、数歩距離をとる]
[己の胸を数度叩くところに、花火大会があるのだとドロシーが告げた>>97]
花火大会…?
私の部屋にも招待の手紙が届いているかもしれない、というのなら、早く戻らねば…。
ドロシー殿は、どうなされる?
[彼女が自室に戻るというのなら、左腕を曲げてその右手を誘う**]
[やってきたのは、中庭でも日当たりの良い場所。
そこに、黄色くまるい、太陽のような花が並んでいた。]
小さいひまわり、きっと、先輩に似合うと思って。
[そう言って、眩しそうにゾフィヤを見る//]
……。
[呪いが起こり、自室に横たわる自分の肉体に触れて出て行ったエリオット。
もう、時の行く末は分かってしまった――]
―獣化の呪いの日―
[理性を失わせる荒々しい力――人間を獣にする呪いが、王国に満ちる]
獣化……か。
[聖乙女たちは次の聖騎士を選定し、動き始めた]
エリオットに、アレクシス。
土の力に、闇の力――どちらも、成長著しいようだな。
[呟きながら、自身の水晶核を見る。
まるで点滅しているかのような、弱々しい光が見えた]
――『伏せ』くらいは、させてやりたい所だが。
わー!綺麗…
私に?
[そういうとそっと小さなひまわりに、手を触れる。匂いを嗅いで]
いい匂いだね!ありがとう!
[見つめるエリオットに、笑顔を返した]
―呪い、再来の日―
……また、なんだね。
[彼は、礼拝堂の傍の噴水に腰をかけ、凶報告げて廻る女官たちの靴音を遠くに聴く。]
[真っ先に思うのは、聖乙女二人。]
/*
ごめん、ついうっかり、薔薇の下BBS覗いちゃって。
>15
えへへ。うふふふふ。
笑いが止まらないねぇ。にゃふ〜。
うん。うん。とても幸せだけど、
今は地上に集中するのだよ。
えへへへへ。
あとのおたのしみ。
― 自室 ―
[部屋に戻れば、女官から手紙を受け取る。先程聞いた花火大会の手紙だった]
この数日で、もぅここまで字が書けるのか。驚いたな。
[紙とペンを用意させ、さっと返事を書く]
『ご招待いただき、嬉しく思う。
では、光と闇のひとときを共に。
A』
― 聖宮 ―
・・・。
[立ち止り、ゾフィヤとエリオットを見送る。
今は、アストラル体ではあるが、それでも立ち入ってはいけない領域だ]
聖騎士は有限だ。
奇跡は頭打ちだ。
そろそろ今回で、片つけてぇな。
うん。
だって、僕にとって先輩は向日葵みたいな人だから。
大きくて、眩しくって、暖かくて―――
でも、太陽よりもずっと優しくて、いつも前を向いていて…
そんな先輩に、
僕、ずっとずっと、憧れてました。
[ぎゅ、と繋いだ手を強く握る。]
先輩…――― 必ず、儀式を成功させて、
呪いなんか全部浄化して、
僕たちの世界に帰りましょう。
―――ううん、帰れなくてもいい。
先輩が笑ってくれるなら、どこでも良い。
……僕、先輩の為に頑張ります。
この世界の為なんかじゃなく、先輩のために。
[真剣な眼差しで、ゾフィヤを真っ直ぐ見つめた。//]
お、アレクシス、おかえりおかえり。
回想から返すとか、律儀だなw
おまえらしい。
悔いのないロールになりますように。@40分
/*
趣味で向日葵にしたけれども、
僕の中で、今5月くらいという想定なんだよね。
(主に、ランダムで出てきた花の見頃から。)
でも、きっと暖かいところだから向日葵も育つということで!
― 獣化の呪いの日 ―
[ある朝。体を起こそうとしたが腕に力が入らなかった。少しずつ身に溜めていった闇が緩やかに…を蝕んでいる。闇を切り裂く光の力。それは聖乙女が持つもの。闇に触れる事は出来ても、払うことは出来なかった。…が与える安らぎも、一時のものでしかないのだろう]
「アレクシス様、街の様子が…」
[カーテンを明けて朝日を取り込もうと、女官が部屋を訪れ、4度目の呪いを告げる。獣化した人々が、ただの畜生に成り下がったと聞けば。]
醜いな。
―るりぃぃぃぃぃ
ああ……分かっている。
今、 起きる。
エ、エリオット!!
[エリオットの言葉を聞いてようやく、エリオットの気持ちに気が付く>>180]
そ、そうか…
エリオットがいつもやさしくしてくれてたのは、憧れていてくれたからなんだね。
ありがとう…エリオット…!
そしてごめんね。偉そうなことばっかいって、自分がエリオットの気持ちに、気づけてないなんて…
[胸がズキッと痛んだ//]
―天幕―
[気に入りの香を焚き染めた内部。
男は卓の向こう側に座り、常と変わらぬ、しめやかな時間を過ごしていた]
……そろそろ、閉める頃合かな。
[手慰みに弄んでいた小瓶を、ことりと卓に置く。
いつの間にか外を行き交う人の気配も耐えていた。
札を返すために立ち上がろうとした瞬間、ふぁさり、と幕の上がる音]
……いらっしゃいませ、闇の聖騎士殿。
占い小屋にようこそお越し下さいました。
[ローブの裾をさらりと手繰り寄せると、深く、高位の礼を取る]
― 獣化の呪いの日 ―
[また呪いが発生したという知らせに、ぎゅっと唇を噛む。]
これでも……。
まだ足りないのか?
ゾフィヤ様もドロシー様もあんなに傷ついてるっていうのに!
[声を振り絞るようにして叫んだ。
彼の目の前には咳き込んで血を吐く金の髪の少女の姿>>66]
― 獣化の呪いの日 / 儀式を前にして―
[着替え、部屋を出る。向かう先は、礼拝堂。呪いが発動したと聞けば、また聖宮に勤める達が集っていることだろう。
手摺に手を置き、階段を降りる。玄関ホールに着いたところで、『声』が聞えた>>155]
ああ、奇遇だな。私も礼拝堂…に。向かうところだった。
少し、遠い…。
―――いいんです。
僕は、見ているだけでもよかったから。
先輩の楽しそうな笑い声を聞いて、
時々、覗いて手を振ってくれるのが、とても幸せでした。
でも、今はもっと―――いっしょに、いたい、です。
呪いが全部浄化されたら、
…また、デートしてくれますか?
[>>181の真剣なまなざしに打たれて、手を強く握り返しながら]
わかったわ!
あなたの想い、願いに答えましょう!
エリオットよ!いきますよ!!
[聖乙女として儀式をやるために、純銀製の指輪をはめた手を広げて、エリオットに向かって意識を集中した]
―― 儀式の日 / 自室 ――
[聖宮全体が慌ただしい。
封魔の儀式が行われようとしているのがわかる。]
――…
[自分を呼ぶ聖乙女の祈りは聞こえてこない。]
……。
[想いは、溜息になって落ちる。]
[終わりが来るまで、終われない。]
[お互いの役割。]
[その時、トールの声が何処からとも無く聞こえて。]
ホント、だね。
彼女たちも……疲弊してるし……。
終わらせなきゃ、だよね。
いきさつ、でございますか?
――唯、アレクシス殿との相性を知りたいと。
他におかしなことは何も。
[本当の事であるがゆえに、向ける笑顔もしれっとしたもの。
やがて本来の目的を告げられれば、ゆっくりと肯き、袱紗に包まれた水晶球を大切そうに取り出す]
…ドロシー殿との縁を結ぶ術ですね。
確かに承りました。
はい。ゾフィヤさま。
[儀式の開始と共に、口調も表情も、聖騎士としてのものになる。
でも、そこにはどこか幸せの余韻が残っていて]
僕の体を器に、
この大地に、聖乙女さまの祝福を―――
[両膝を地について、右手を地面に、左手をゾフィヤへと伸ばす。
水晶の放つ金の光が、徐々に脈動しはじめていた]
馬を。
私の、馬を早く。
[礼拝堂へと早く着くには。歩くよりも確実な方法を取った。馬が来るまでの間、水晶核を握り締める]
カーク、伝わるだろうか。
貴方は『おれより先に行くな』と私に言ったが、どうやら私が先らしい。
最後にあるだろう呪い…頼んだぞ。
[風もないのに、聖宮中の草花がざわめいた。
喜びにうち震えるように。]
ああ――、
おまえは、いつだって素直に感じて、表現していたもんなぁ。
たくさんの「大好き」ってやつをさ。
トールの代わりにと思っていたけど、
大切なものを教えられたのは、こっちの方だぜ。
― 礼拝堂 ―
[愛馬を駆り、礼拝堂に向かう。撫子の聖乙女は中に居るという。儀式の邪魔になるから、と、礼拝堂に集った者が外で待っていた。
手綱を身近に居た者に渡す]
良い子で、待っているんだぞ。
[首筋を撫で、しばしの別れを告げた]
―聖宮―
[トール>>+96を耳にして]
片を付ける、か。
最終的には、聖乙女様による浄化の儀式が必要と聞いたが――
[聖乙女たちも、力を目覚めさせる一方で、疲労や負担で苦しんでいた]
――出来る事をやるしかない、か。
彼女たちのためにも……。
[歯噛みしつつも、目の前の呪いへと向き直る]
[礼拝堂の鐘が鳴っている。
ファサードに立って人々を慰問していたアレクシスのことを思い出した。
だから、この鐘はきっと――]
断れんよな…
聖乙女の選択なら。
おまえの――「信義」なら。
― 獣化の呪いの日 ―
[二組の封魔の儀式を遠く、眺めながら]
俺らは所詮、一回きり。
だが、お嬢さん方は、これでもう何度目だ?
まぁ、酷使させられてるのだけは間違いねぇなぁ。
(――なんで、聖乙女二人なんだろうな?)
[そして遠く街の様子を眺めた]
(呪いは一つづつ。乙女と騎士は二人づつ)
引っかかるねぇ…。
(ボソリ)
― 儀式 / 礼拝堂内部 ―
[祭壇の前に立つドロシーを見つけ、側に寄る。
体の重さを感じさせないよう、足取り確かに。]
呪いを抑えるのが聖騎士の務め。>>163
[片膝をつき、頭を垂れる]
[「協力してくださいますか?」という問い>>166に。僅かに苦笑を浮かべる]
愚問だな、それは。
協力しないわけがないだろう。
私も…彼らと共に、貴女と共に。
闘おう。
[水晶核が光を放ち、二人を包み込む。エリオットの手をしっかり握り締めて]
エリオット…
あなたの存在は、同じ境遇というのはもちろん、あなたの言葉、愛らしいしぐさで私をいつも、励ましてくれました。
ありがとう…
そんなあなたのためにも、きっと呪いを抑えるのはもちろん、世界が平和になるまで、その時まで。
私は戦い続けます!見ていてください。
そしていつの日か、私達の故郷へ帰りましょう…
エリオット…あなたと一緒に…
ただ……
とても責任感の強いお方でいらっしゃるのは確かでしょう。
……撫子の聖乙女は、歴代と比べても極めて感応力の強いお方のようだ。
あの方には……
恐らく、並の人間には耐え切れぬ程の呪いの波動が、
穢れの声が負荷としてのしかかっておられる状態です。
貴方様の持つ闇の安らぎが、彼女にはどれだけの力になるか…
私の術に頼らずとも、きっと仲良くなっていただける事と思いますが、
……そう、きっと、貴方様には何かのきっかけがご必要なのでしょうね。
[金の髪が舞う。鋼のきらめきが視線を奪う>>172
温かな光が…の身を包む。胸の水晶核が呼応するように身を震わせて鳴く]
『今コソ』『闇ガ広ガル』『何モ知ラナイ』『呪イノ闇ハ』
―金木犀の日の前日・厩舎傍(>>4:331>>4:334)―
はは、うん、だからさ、そんな気にしないの。
てか、僕なんかより、アレクシスのがずっと騎士らしいと思うんだよ?
叙任式執り行うようにさっと進言したりさ。
なんつか……こういう場所に馴染んでる。
羨ましいかもね?
[自身の育ちを卑下する気はないけども、年の変わらぬアレクシスの堂々とした振る舞いは尊敬に値するもので。]
……まー、なるようになれ?
水は流れるままに。
聖乙女様の望みとあれば、激流にもなりましょう、ってね。
[そうして、再び水晶核ちらりと見上げ。]
そっれがさー……たまーに、水面が光反射するみたいにきらりと光るくらい、なんだよね。
……寝てんのかなぁ?
ふぇ???
[一歩、二歩、にじり寄られる。]
ええっと、小さい、頃……?
[微かに、懐かしい匂いがした様な気がした。]
―――!!!
[見開かれた金糸雀色。]
[混乱。]
[遠ざかるアレクシスの背を見送り、ぽつり溢す。]
……なん、で……。
てか……こっちが、聞きたいよ……。
僕がこうして頑張っていられるのも、
あなたが励ましてくれたからです。
だから、僕からも、ありがとうって、言わせてください。
それと―――僕が眠っている間も、
悲しい顔なんかしちゃだめですよ。
ちゃんと、お側にいます。
応援しています。―――だから、
笑って。
[光は辺り一面ちりばめられて、中庭一面に広がっていく]
土の聖騎士に、呪いに打ち勝つ聖なる力を!
大地の力と共に!!
[大地も光り輝いて、儀式は頂点に達する]
ありがとう…エリオット…
確かにあなたの想い、受け取りましたよ…
またデートしようね…!
[光に包まれながら、エリオットがよければ可愛らしいおでこに、そっと口付けをするだろう]
[肩にかけていたマントを外し、床に広げた。
トランス状態の聖乙女の為にと。
聖なる力が彼の身を貫いた。黒いもやが水晶核から溢れ、…の身を包んでいく。
その靄に飲み込まれながら、…は目を閉じ、祈った。
貫く白銀の水晶核の煌めきに、…の影がゆらりと揺れ、歪み、崩れ、礼拝堂の床一面に広がっていく。壁を這い、天井を覆う]
[闇の聖騎士に声をかけ、
ほのかに光を放ち始めた水晶へと力を送る。
囁くような詠唱。
辺りには柔らかな薄紅色の光が差し込め――
天幕を、染めた]
――汝、闇を司る者。
儚き花の下にその思慕と慈愛の絆を示せ。
лов ел ове――флаш……**
約束ですよ。
一緒に、帰りましょう―――
[力を受け取った水晶が、眩いほどに輝きを増し、
少年の体を染め、触れた指先から地面へと広がっていく。]
土は土に、木は木に、花は花に、人は人に―――
そのままのみんなが大好きだから
どうか大地よ、皆を、包んであげて…
皆を、自然に戻してあげて―――
[声と共に、ざああ―――、と音を立てて、
暖かな金色が2人を中心に広がっていき、
ふっ―――と意識が薄れていく]
[ どんな洞窟よりも深く、どんな夜よりも優しい。
それは、狂気を癒す、安らぎの闇。
大地を愛の花が覆う。
喜びを高らかに謳歌する生き物たち。
そのイメージが世界を包む。 ]
[暝い影が動きを止め、ピシリと皹が入った。
窓ガラスが割れるように、欠片が剥がれ落ち、霧散していく。
…を覆う靄が、影が姿を消したとき]
るりぃぃぃぃぃ
[水晶核が小さく鳴いた**]
(巫女の神降ろしとも違う、
召喚術士の召喚とも違う、
力を受けて、力を渡す。
高感度の受信機兼送信機…)
[...は遠く、儀式の光を受けながら――]
――――――…!
[突然、おでこに柔らかな感触を覚えて、
ぱぁっ、と頬が赤く染まる。
もう、ほとんど無い意識で腕を伸ばし、
そっとゾフィヤの頬に触れて―――
ゆらりと、揺れた体が前に倒れる。
その最後の意識で、大地にそっとお願い事を囁いた。
この後、倒れてしまうかもしれないゾフィヤを
柔らかく受け止めてあげて―――と。]
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