情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
村は数十年来の大事件に騒然としていた。
夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。
そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
楽天家 ゲルトは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
村の設定が変更されました。
吟遊詩人 セルウィン が参加しました。
吟遊詩人 セルウィンは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
月光照らす、夜の水面。
静寂破り、滑りゆくのは弦の音。
詩人は歌う、ものがたりを。
闇より生まれしものたちの。
月のいとしきこどもらの。
朱に彩られし幻燈を。
何れの地より彼らが来るか。
何れの刻より彼らが在るか。
それ知る者は世にはなく。
ただ、伝わりしは幻燈歌。
朱に染まりし月の映すゆめ。
始まり兆すは紅の舞い。
絡み合いしは、縁の糸。
呼び集められしは、いとし子たち。
月の、神の、愛でし子ら。
☆能力者基本設定
以下の知識は、PC設定如何によって知っていて構いません。
ただし、『人狼を始めとする能力者を生み出したのが教会である』という点に関しては、狂信者以外は知る術がないもの、としてください。
(教会と人狼に何かしら関わりがある、という事を知っているのはOKです)
・人狼はその発祥が現世利益による布教のため宗教兵器であり、闇の眷属の力を胎児に加えることで生み出された。
・戦乱の内に教会の対人狼部門は崩壊、管理下にあった人狼や能力者の因子が流出した。
・本来、人(能力者)、場所(閉鎖空間・人数)、時(人、場所の条件を満たして、満月の夜を迎える)の条件を満たさない限り自ら人を殺めることはなく、大抵の人狼は人なんて殺さずに済むのならそうしたいと思っているらしいが、古の契約によりそれは避けられない。
・だが、本人の意志と関わらず、行為を行うとそれは無上の快楽を与えてくれる。
・他の能力者も同じ、システムに沿った行動をしている間は快楽を、それを乱そうとすると苦痛を味わうようになっている。
月のいとし子は牙の主。
鋭き爪と、牙持て引き裂く夜の獣。
人でありながら人でなく。
内に獣を秘めし者。
他者の血肉を渇望し。
その思いのままに、夜を駆ける。
☆役職説明 【智狼】
教会により造られし、闇の因子を引き継いだ者。
月の影響を受け、獣に変化する能力を持ち、人の血肉を喰らう。
『双花聖痕』を、『最も甘美なる餌』として無意識に求める事もある。
一般的には『御伽噺の存在』として認識されているが、実際に出会ったとされる記録や話は各地に存在している。
※展開に対し、もっとも大きな影響力を持つ役職です。
赤ログでの中相談は、必要と感じたならどんどんやってくださって構いませんが、雑談に偏らないようにお願いいたします。
月に対するは、神のいとし子。
蒼と朱、ふた色の花。
対なる双花を身に帯びし、『双花聖痕』。
彼らは象徴。彼らは導。
力なき者を導く使命を帯びし、神の御子。
されど、甘美なるその花は。
時に強く、激しく、月の牙を引き寄せる。
☆役職説明 【聖痕者】
蒼と朱の花の痣を持つ。教会により、『神の加護の象徴』、或いは『人々の指導者』、ないし『人狼への生贄』としての役割を持たされた者。
人狼にとって、その血肉は最も『甘美なる餌』となる。
※青の聖痕者が『蒼花』、赤の聖痕者が『朱花』となります。
双花支えしは見出す者たち。
神より授かりし力持て。
闇に潜みし、月のいとし子たちを見出さん。
一つの力は生ある者を。
一つの力は死せる者を。
それぞれ見極め、導となさん。
☆役職説明【占い師・霊能者】
教会に造られし因子のうち、探査や見極めに特化した力を引き継いだ者たち。
その力の発現の仕方は様々だが、占い師は生者を、霊能者は死者をそれぞれ見極める力を持つ。
※展開上自然なら、判定ブラフもありです。
※霊能者が襲撃死者を感知する事への制限はありません。引いた方の設定にお任せします。ただ、死体発見の前に感知すると色々と矛盾が出る率が高いので、襲撃感知は発見描写が終わるまでは我慢の方向で。
光なるものと闇なるもの。
狭間に揺らぐは影の護り手。
一つは光。
闇より迫る牙退けしもの。
一つは闇。
闇に潜む牙を護り、生かさんとするもの。
二つの護り手。対ならざる対なす者たち。
その存在は、合わせ鏡の如きもの。
☆役職説明【守護者】
教会に造られし因子の一つ、守り手の力を引き継いだ者。
その力を持って人狼の牙から他者を守る事ができるが、自身のためには使えない。
☆役職説明【狂信者】
教会の事情を知り、人狼が何者かを見極める事ができる者。
本来の目的に沿うか、独自の目的を持つかは定かではないが、人狼を生かすために行動する。
※狂信者は、上記役職基本設定(>>#1)についての知識を最初から持っていて構いません。
月のいとし子、神のいとし子。
力ある者を巡る者たち。
力無きが故に弱く。
力無きが故に強く。
朱の月の彩る世界の内で。
何を求め、何を信じる……?
月巡り、刻巡り、『場』が築かれしとき。
選びうるは、生か死か。
生の望みは、他者の死を持ってのみ叶うもの。
死をもたらすは、月の牙か、人の刃か。
何れなろうと、死せる者は。
囚われ、ただ、行く末を見届けるのみ。
☆吊り・襲撃・墓下関係
【吊り・襲撃共にPL>PC視点で、盛り上がり重視の選択を。
委任は禁止しませんが、多用はなるべく避けましょう。
※委任は、された方が困る、というケースが多いので】
それぞれの描写ですが、吊りはその時の状況で。
必要とあらば事故死などの要因の取り入れもありです。
また、処刑描写に拘りすぎる必要はありません。
襲撃描写は、白での発見を優先し、赤ログでは後ほど回想、という形でそれを補完してください。
00時更新という事もあり、赤からの描写の提示を待って進行が止まると、寝れなくなる人が続出しそうなので。
なお、発見描写は、翌朝以降の時間軸でやると、赤組が動き易いかも知れません。
夜中や、更新直後の状況から一気につなげてしまうと、狼の白ログでの行動と矛盾が出てしまう可能性もありますので、ご注意をば。
流れ次第で狼COしての白ログ襲撃描写も可能です。
なお、【吊り・襲撃描写共に、対象となったPC・PLへの配慮は忘れずに!】。
基本的にまとめサイト・BBSなどでの遺言確認はしないもの、とします。
墓下は霊魂の世界となります。
終わるまでは何故かその場に束縛されるらしく、村から離れる事はできません。
襲撃描写が終わらないと墓下で出にくい、と思われるかも知れませんが、襲撃時の記憶や時間軸を曖昧にして動いてしまうのもありですのでその辺りは臨機応変に対応してください。
中発言は構いませんが、雑談のみ、にならないようにご注意ください。
泡沫酔夢、夢幻の如く。
紡がれ行くは、物語。
月のいとし子、神のいとし子。
縁重なり、想い重なり。
描く未来は、如何なるものか。
語り継がれし物語。
水面に映るは、朱の幻燈……。
歌い終えた詩人は、涼を求めて外へと向かう。
天にかかるは、僅かに欠けた、朱の月。
──刻満ちんとする事を、示唆するような。
──山と森とに抱かれた、湖の畔のその村は。
長く、ながく、平穏な時を過ごしていた。
別荘地として賑わったかつての面影は、湖の小島の館──今は集会場として用いられるその場所に僅かに残るのみの。
平穏で、少しだけ、退屈な村。
その村に、ある日旅の詩人が訪れる。
彼は人と人ならざるものの紡いだ物語を歌い、そして。
……次の日の朝、無残な姿で発見される。
自身の歌った物語、その発端のままに。
村を守る自衛団は、疑わしき者を湖の集会場へと隔離し、そして。
数年ぶりの大嵐が村を襲ったその夜に。
真紅の惨劇は、幕を開ける事となる。
吟遊詩人 セルウィンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(吟遊詩人 セルウィンは村を出ました)
村の設定が変更されました。
パン屋 オットー が参加しました。
パン屋 オットーは、狂信者 を希望しました(他の人には見えません)。
─パン屋・店内─
ん……何だ、何かあったのか?
[朝の忙しなさの一段落した頃。
唐突に訪ねてきたのは、村を守る自衛団の団員]
昨夜?
ああ……ちょっと、寝付かれなくて散歩に出たが、それがどうかしたか。
[配達先のリスト確認をしつつ、投げかけられた問いに何気なく答え]
……はあ?
こないだ来た旅の吟遊詩人が、殺されてた?
……おいおい、まさか、俺が犯人だ、なんていうんじゃあるまいな。
大体……。
[夜の散歩はいつものこと、と。
言いかけるものの、話は集会場で聞く、との言葉に遮られ]
とにかく、集会場に集まれ、ね。
……あのな、俺の仕事は……ああ、はいはい、わかったわかった。
行けばいいんだろ、行けば。
その代わりと言っちゃ何だが、残りの配達はそっちで引き受けてくれるんだろうな?
[この言葉に、団員はなんで? と言わんばかりの表情を見せるものの、結局は強引に押し切り。
配達は任せ、同居猫を伴い、集会場へと向かった]
─集会場・広間─
[軋む橋を渡り、湖の上の集会場へ向かう。
入るとすぐ広間に向かうように言われ、一枚の紙を押し付けられた]
……身上書、って。
今更、こんなもの書く必要なかろうに……ったく。
────
□身上書
■名前:オットー・アードラー(Otto Adler)
■年齢:25歳
■職業:パン屋店主
■経歴:村生まれ村育ちの、パン屋店主。
15の時から3年ほど村を離れて音楽を学んでいたものの、家の事情でそちらは断念。
3年前に病弱な父から店を引き継ぎ、現在に至る。
両親は現在、離れた街で療養しており、同居猫のゲイル(黒猫・オス)との1人と1匹暮らし。
────
[書き上げた身上書を、投げつけるように団員へと渡し、椅子の一つに腰を下ろす]
……ったく。
やってられんな……。
[もらしたグチに応えるように、同居猫がにぃ、と鳴いた**]
/*
と、いうわけで。
強行突破的ながら、村建てさせていただきました、たすく@猫化けでございます。
プロロの役職説明に関しては、賛否両論出るかと思いつつ。
PC視点とPL視点、双方での共通認識を綺麗に出す方法を模索した結果の挑戦の形、という事で。
ご意見は、エピにて承る所存。
なお、エントリセリフは釣っているわけではない。
どっかで見たのを持ってきたのは、否定せんが。
行商人 アルビン が参加しました。
行商人 アルビンは、智狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[一人の自衛団の青年が、村の中にある一件の家を訪れていた。
団長より託された伝言を届ける為だ。
最初は普通にノックを三度。返事が無かったので、少し強めにドアを叩くと]
はぁ、い、ちょっとお待ちをぉ…いたたたっ
[奥の方から悲鳴混じりの返事が聞こえた。
次いでばたん、だの、どさどさどさ、だの多くの音が聞こえてくる。
時々「痛っ」などという声も聞こえて、青年がそろそろ心配になり始めた頃]
ご、ごめんなさい、家の片づけに手惑いまして。
ご用件のほうは?
[この家の持ち主であり、普段は行商の仕事をしている男が、埃を被って現れた]
…えぇっ!?
[説明を聞いて頓狂な声を上げた彼に、団員の方が驚いてしまった。
不自然に空いた空白を誤魔化すように咳払いをして、こちらを見つめてくる行商人に続きを話しだす。
行商人が事件の容疑者の一人である、ということを]
そーなんですかぁ。
[返ってきた反応は、最初と違って案外薄いものだった]
えーでもぉ、殺されたのって詩人さんでしょ?旅人の。
僕一昨日帰ってきたばかりだし、一回しか会ってませんし、どう考えてもその、犯行動機?とかないんですけども。
そりゃぁ、昨晩は一人でしたけど。ご飯食べて早めに寝ましたし。
[緊張感のない声で反論が綴られる。
が、青年はあくまで伝達に遣わされただけであり、彼が容疑者となった詳しい経緯など知らない。
それ故、尚も続きそうな言葉を遮って、次の伝言を伝えた]
―集会場―
[かくして]
ふぃー…遠かったぁ。
[大がかりな荷物を背に、行商人は集会場のドアをくぐることとなった]
――――――
■名前:アルビン・デア Albin=Daerr
■年齢:25歳
■職業:行商人
■経歴:母が村の住人であり、生まれてから少年期まではこの村で暮らしていた。
母の死を機に父を継いで行商人になり、他の街や村を渡り歩いているが、数ヵ月に一度は村に戻り、その際には一週間程度滞在するのが普通になっている。
扱う品は主に日用品。
――――――
―集会場―
[かくして]
ふぃー…遠かったぁ。
[大がかりな荷物を背に、行商人は集会場のドアをくぐることとなる]
――――――
■名前:アルビン・デア (Albin=Daerr)
■年齢:25歳
■職業:行商人
■経歴:母が村の住人であり、生まれてから少年期までこの村で暮らしていた。
母の死を機に父を継いで行商人になり、他の街や村を渡り歩いているが、数ヵ月に一度は村に戻り、その際には一週間程度滞在するのが普通になっている。
扱う品は主に日用品。
――――――
[そうして身上書を書かされた後、疲れた、と言わんばかりに机に*突っ伏すのであった*]
/*
早速ログ汚しすみません。
ここって削除発言残るんだった…!
国主様お邪魔いたします。
普段他国に引きこもっている為、機能の豊富さにおろおろしている中の人です。
表情差分とかすげぇ。
そしてそんな浦島太郎状態のくせに、かなーり久々&同設定村でも初の智狼を希望してしまう命知らずは僕です。
色んな意味で初心に帰ったつもりで頑張ります、はい…
負傷兵 シモン が参加しました。
負傷兵 シモンは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
─集会場・個室─
[早朝に扉を叩く音が響く。
常から即座に反応出来るよう訓練されていた身体は、直ぐに意識を覚醒させた]
………誰だ。
[返す声に扉が開く。
やって来たのは自衛団員の一人。
ベッドから起き上がった状態で相手を隻眸で見遣った]
…昨日の夜?
島の釣り場で夜釣りをした後、直ぐに寝た。
……証明する奴なんて居るはずがない。
怪我人をここに一人で押し込めたのはどこの誰だ。
[訊ねられたことに対し、皮肉を込めて返す。
怪我人でありながら、余所者であり、且つ素性を明かさないからと、怪我が治るまでここに隔離されたようなものだった。
食事や手当ては親切な者が来てくれるため、然程困りはしていないのだが]
それで、何か問題でも起きたか。
[何をしていたかを聞かれると言うことは、何かしらの出来事があったのだろうと判断し、話を促す。
告げられたのは、旅の吟遊詩人が何者かの手によって殺されていたと言うもの。
殺人と聞いて、軽く片眉を跳ね上げた]
はァん、俺が疑われてるってことか。
得体の知れない余所者だもんな。
お前らの考えそうなことだ。
[その言葉に自衛団員は苦々しげに顔を歪めたか。
相手の表情を見て、嘲笑するように小さく笑う]
で、俺にどうしろって?
この隔離された場所から更に牢獄にでも移動させられるのか。
……ここに居れば良い?
…ほぉ、他にも容疑者が居るって言うのか。
そいつらを集会場に集める、と。
はいはい、分かったよ。
いつも通りこの島から出なきゃ良いんだろ。
いつもと変わらねぇよ。
[けっ、と吐き捨てると再びベッドに横になった。
自衛団員を見ないまま、消えろ、と言わんばかりに手を何度か払うように動かした。
それを見た自衛団員は舌打ちしながら部屋を出て行く。
扉が閉まる音が聞こえると、再び眠りへと落ちた]
─島の釣り場─
[然程立たぬうちに起き出して、釣り具を手に釣り場へと向かう。
療養中であり、他に何かすることも出来ることも少ないため、釣りはほぼ日課となっていた]
……もうちっと回復しないと基礎訓練も出来ねぇな。
[呟いて、包帯の巻かれた胸に手を当てる。
軍人たる者、日々の訓練は怠れない。
しかし今はようやく歩けるようになったくらいであるため、激しい運動はご法度だった。
毎日出来るだけ歩き、動ける範囲で何かする程度である]
早く治さねぇと身体が鈍っちまうぜ。
[苛立つように舌打ちをして、釣り針を湖へと垂らした。
不本意ながらも、しばらくはのんびりとした時間を過ごす]
[少し前に書かされた身上書には、以下のように記入*されていた*]
――――――
□身上書
■名前:シモン=オルリグ (Simon=Ärlig)
■年齢:28歳
■職業:軍人
■経歴:ある任務を帯びて村近くの山中を潜伏移動していたのだが、敵国の工作兵に見つかり負傷。命辛々逃げ伸びて、村まで降りて来たところを保護されたのが2カ月程前の話。今は歩き回れるくらいまで回復。
軍人たる性か、自分のことをあまり話そうとはしない。
――――――
/*
こんな時間にどうも、rokoaです。
男性キャラ連続になるけど、やりたいからやる。
それが俺クオリティ。
初の薔薇の下&初のBBSキャラでオラわくわくが止まんねぇぞ!
うん、キャラが壊れて来てるんで寝てきます。
また後で。
羊飼い カタリナ が参加しました。
羊飼い カタリナは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
ええ、でも…。
[村から離れた草野原で彼女は困っていた。
のんびり草を食む羊や山羊を見渡し、村に戻れという自衛団員に顔を戻すと上目遣いに見上げて小首を傾げた]
あの子たちをそのままにはしてはいけません。
どんなに遅くても日が暮れるまでには戻って、ちゃんと行きますから。
それでは駄目ですか?
[じぃっと見つめていると彼らも折れる気になったらしい。
見張りがつくのを条件にそれでいいとされた]
ねえ。どうせなら集めるのも手伝って。
手が多いと早く済むもの。
[にっこり笑った羊飼いに、残った青年は呆れ顔になった。
何だかんだといいように使われ、詰所に戻った時には疲労困憊となっていたのだった]
―放牧小屋―
これで大丈夫かしら。
それにしても…。
[小さな鞄を上から押さえつけて閉じた。
床に置いて小屋の中を見回し、忘れ物がないかを確認する]
良い季節になってきたのに。
嫌になっちゃうわ。
[まだ明るい外の景色を見れば溜息が落ちる。
少しすると首を左右に振って鞄を抱え、湖へと向かった]
[後に提出される身上書は、以下のように埋められる*だろう*]
――――――
■名前:カタリナ・コール (Katharina=Kohl)
■年齢:18歳
■職業:羊飼い
■経歴:5つの頃に両親を亡くし祖父に引き取られてからずっとこの村で暮らしてきた。
普段も村の外れに住んでいるが、この時期はもう少し離れた小屋で寝起きをしている。
羊や山羊の乳を届けたりするので、村との接触がなくなるわけではない。
――――――
村娘 パメラ が参加しました。
村娘 パメラは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
[華やかで軽快な旋律が其処には流れていた。
不意にヴァイオリンを奏でる娘の手が止まる。
娘は柳眉を寄せて外へと目を向けた。
開け放たれた窓から犬の吼える声が聞こえたからだ。
弦から離れた弓が下ろされて楽器はケースに仕舞われる。
そうして漸く招かれざる客人のもとへと娘は向かった。
門前に行けば犬に警戒されたまま中に入る事が出来ずにいる
自衛団の青年がおろおろしているのが目に留まる]
――…何の用?
父も母も今は街に行っているから
用があるなら一週間後に出直して。
[愛犬のルークを撫でながら娘は青年に両親の不在を伝えた。
娘は自衛団の者がよもや自分に用があるとは思わない。
だから続けられた言葉に娘は目を瞠る]
あの吟遊詩人さんが、殺された?
まさか……、そんな……
[自衛団の青年は娘に昨夜の事を問い質す]
昨夜はこの子と少し散歩をして休んだけど……
ええ……この子以外誰も……
[犬と共に居たのだと言っても現場不在証明には
当然ならず青年は集会場へ向かうよう娘に言う。
娘は柳眉を寄せて暫く考え込んでいたが
小さな溜息を吐いてから青年に頷いた]
分かったから……
誰も行かないなんて言ってないでしょう?
そんな情けない顔しなくても……って、え……
この子が唸るから……?
貴方、仮にも自衛団員なんでしょう?
[軽く肩を竦めて娘はおかしそうに笑う]
[娘は手早く仕度をして門前に戻ると
大きな鞄を自衛団の青年に手渡して]
もちろん、持ってくれるのよね。
自衛団のお兄さんは紳士なんでしょう?
[柔らかな微笑を向けて歩みだすと
その傍らには愛犬ルークが当然のようについてきた。
軋む橋もルークと一緒なら娘は怖くない。
集会場に辿りつくとルークは大人しく入り口で伏せて
主人の用が済むのを待つ姿勢]
大人しく此処にいてね。
[ルークの頭を撫で遣り娘は集会場の中へ]
― 集会場・広間 ―
[荷物もちの自衛団員に促され広間に行くと
身上書に記入するよう言われ]
こんなの本当に書く必要があるの?
[訝しげに思いながらも娘は流麗な文字を綴って
自衛団の青年にそれを渡した**]
――――――
■名前:パメラ=シュテルンハイム
(Pamela=Sternheim)
■年齢:23歳
■職業:家事手伝い
■経歴:村生まれの村育ち。
良家の一人娘で両親とも健在。
病がちな母の代わりに家事の一切を取り仕切る。
――――――
司書 クララ が参加しました。
司書 クララは、狂信者 を希望しました(他の人には見えません)。
馬鹿みたい。
あんな変な歌唄うから、殺されちゃうのよ。
[そう呟いたからかどうかは定かではないが。
とにかく、自警団の団員が図書館を訪れたのはその朝の事で]
あたしはずっとここに引きこもって本を読んでいたわ。
証明?だって……おばあちゃんは早く寝ちゃったし――あんたたちだって、本なんか読めるもんかってすぐ帰っちゃうんじゃない!一人になるのは当然よ!
[その後も何度か不毛な口論を繰り返して。
ようやく荷物を纏める事を了承したのだった]
でも、さっさと帰らせていただきますからね!
おばあちゃん一人に、本の管理は大変すぎるもの……
―集会場―
……身上書ー?
ふーん、容疑者の記録は詳細にとっておきたいですぅって事なの?几帳面なのね。几帳面ならもっと本でも読みなさいよ。いつでも貸してあげるわよ。
[愚痴愚痴言いつつも意外と素直に机に向かう。
ペンを取り、一句ずつ刻みつけるように記すのだった**]
――――――
■名前:クララ=アンデルス
(Clara=Anders)
■年齢:19歳
■職業:図書館管理人
■経歴:村生まれ。一度都会の学校に出ていたが帰って来た。
祖母は家の書庫を図書館として村人に開放しており、自身も本の管理を手伝っている。
――――――
─集会場・広間─
[ぼんやりとしている間に、ぽつり、ぽつりと人の姿は増えて行く]
……ま、ある意味では仕方ないのかも知れんが。
[知り合いが多いな、と呟きながら立ち上がる。
足元にいた同居猫が、くい、と動きを追って顔を上げた]
……茶、淹れるが。飲むか?
[そう、皆に聞いてから、入り口近くに立つ自衛団員に構わんな、と問う。
順序逆なのは、元より、気にしていない]
―集会場・広間―
飲むー。
[机に突っ伏したまま、右手だけを挙げて主張。
来た時からずっと同じ姿勢だったが、寝てはいなかったらしい]
―集会場・広間―
あー、あたしにもいただけるかしら。
[身上書を団員に手渡しながら、パン屋の問いかけに軽い口調で答える。頬杖をつきながら机に座っている]
― 集会場・広間 ―
[黒猫の尻尾がゆらりと揺れるのを見入っていた娘は
アルビンの声にはっとしてそれに倣った]
私も飲みたい。
……あ、手伝おうか?
[首を傾げオットーに問い掛ける]
―集会場・広間―
起きてたよ。
[と言いながら手を下ろす。
両手を机について、ゆっくり顔を上げた]
おはよ、クラちゃん。パメちゃんも。
[起きてた、と言ったくせに女性2人にはそう挨拶した]
おーっ、お菓子!わ、それいい!あたしも食べたーい!
[厨房の方から聞こえてきた声を逃さずに騒いだ]
起きてた人は「おはようー」って言わないと思うわー。なーんて。
おはよ、アルビンさん。
[忍び笑いを隠さず挨拶に応じる。
しばらくにこにこにやにやしていたが、徐に溜息]
……お茶飲んで、お菓子でも食べないとやってらんないわよー。
いきなり集められちゃってさあ、しかも容疑者でしょー?青天の霹靂ってやつだわ。
――…話が始まらないって事は
やっぱりまだ増えるのかな。
[チラと入り口の自衛団員を見遣り小さな溜め息を吐く。
見張られているこの状況は居心地の良いものではない]
……うん。
一人より二人の方が早く用意できるし、ね。
[オットーに頷きお茶の仕度を手伝いに向かう]
[クララのアルビンへの突っ込みに
思わずくすりと笑みを漏らし]
おはよう、アルビンさん。
戻ってきてたのね。
今回のお仕事は如何だった?
[軽い口調で問い掛けて]
お茶菓子……
何か良いの置いてたかなぁ?
[厨房の奥に行くと棚を探してみるが
探しものは下手らしく見つけられないでいる]
……そうね。
犯人、早く見つかれば良いのに。
[溜め息を飲み込んで
困ったような笑みをオットーへと向けた]
……う。
お願いしても良い?
[役に立てずにいることにしゅんとしながら
オットーに任せて自分は茶器の用意をする]
そうよそうよー。
犯人さっさと見つけて帰してもらわないとー。
[今度は椅子にもたれかかり、自警団の連中に聞こえる程度の声で]
でも、とりあえず今はオットーさんのお茶があれば大丈夫かなっ。
[調子のいい事を言っている]
私ももう少し集会に顔出ししなきゃ、かな。
[父の不在時のみ集会に参加する娘には
集会場の勝手がいまいち分からない。
少しばかり迷いながら湯を沸かし茶葉を用意して
カップを温めるところまで済ませると
戸棚に向かうオットーをチラと見詰める]
やっぱり淹れるのも任せた方が良いかな。
[広間の二人の声が聞こえたらしい。
軽く肩を竦めてみせた]
/*
同年代、年下:(省略名前)君、ちゃん
ちょっと年上:(名前)兄さん、姉さん
年上:(名前)さん、(名字)夫人?
村外の人:(名字)さん
基本こんな感じかな。呼び方メモ。
んー、それはそうだけど……
こういう時に何も出来ないのも。
ほら、何だか落ち着かないし。
――…あ、家でならちゃんと出来るのよ!
[ぐっと拳を握り締め誤解のないよう力説。
オットーからビスケットの入った菓子籠を受け取り]
はーい。
[良い返事をして先に広間に戻った]
―集会場・広間―
僕一回しか会ってないんだよね。ほら、昨日歌ってた時に。
だから容疑者って言われたって、恨みとか抱きようもないんだけどなぁ…っと。
[返事がどうあれ、そう続けて。
黒猫の前足を指はひょいと避けて、再び同じ位置でぐるぐると回る]
/*
うん。
昨夜の影響が、大きい。
……プロ一日延長は、例によって視野にいれつつ、か。
10人割った場合の編成は……水面の時に組んでたか。
後で、チェックしておこう。
私も詩人さんの歌を聞いたくらいで
ちゃんと話した事無かったけど……
[恨みを抱く関係ではないとアルビンに頷き]
そういえばゲルトは何か話したの?
[ことりと首を傾げ
何処か眠たげなゲルトへと問い掛けるが
話した内容と詩人の歌の内容が聞けるくらいか]
あ、ゲル君いたんだ。
[パメラの声で今更のように気付いて、目を瞬いた。
答えを聞けばふぅん、と一応返事しつつ、傍らの荷物を引き寄せて漁る]
…はい。
僕の負けだから、これあげる。
[やがてゲイルの前に差し出す*猫じゃらし*]
─釣り場─
[魚がかかる間はぼけーっと対岸を見たり庭園の方を見たり。
時折、「容疑者候補」が橋を渡るのも見えたか]
はァん……ホントに集めてんだな。
殺人容疑なぁ…。
[軍人である自分のその手はとっくの昔に染まっていて。
どこか今更感が心の中にあった。
殺人者呼ばわりされても、否定出来ないし、するつもりもない]
それどころか、今じゃ俺が死んだことにされてる可能性もあるな。
…あれから2カ月か。
[山の中で襲われ負傷してから、今の状態まで2カ月かかった。
その間、母国に連絡は出来ていない。
自分は死亡したとされ、任務は失敗に終わったとされている可能性は高い]
さっさと治して出て行きたいもんだぜ。
迂闊に手紙も出せやしねぇ。
[誰に見られるかも分からないものを使う気は無く。
そのせいで母国に連絡出来ずにいた]
……っと、来た。
[ぶつぶつと呟いていたが、竿が引かれる感覚に意識を釣りへと戻して。手慣れた様子で竿を引き、魚を釣り上げる。今回の釣果は小魚{3}と*なりそうだ*]
……っと、来た。
[ぶつぶつと呟いていたが、竿が引かれる感覚に意識を釣りへと戻して。手慣れた様子で竿を引き、魚を釣り上げる。今回の釣果は小魚{4}匹と*なりそうだ*]
☆業務連絡
おはようございます。お集まりの皆様に心より感謝しつつ、村建てよりの業務連絡です。
村建て、プロの日数想定を間違えていた事が判明いたしました。
開始予定は7/3 00時 ではなく 7/4 00時が正確でした。
また、時期・他国企画数的に最大人数到達が難しい事もあり、最少人数の引き下げと役職減(最小8人、守護者→聖痕1抜きの順で削り)も考慮しております。
この点、ご意見などありましたら、メモやBBSの連絡用スレッド(http://www1.atchs.jp/test/read.cgi/utrose/7/l10)にて承ります。
―集会場外―
あら。ルークじゃない。
もしかしてパメラさんも来てるのかしら?
[ワン!と返事が返ってくる。
その頭を軽く撫でると集会場の横手へと回った。
いつもの癖で台所の方から入るつもり*らしい*]
─ →勝手口─
[バケツに4匹の小魚を入れて釣り具を回収。
飯にでもしようと勝手口へと向かった]
……よぉ。
[隻眸の先に見えたのは、最初に倒れている俺を発見し、いつも飯の世話をしてくれている人物。
言葉少なに声をかけた]
[こいつも呼ばれたのか?と考えもしたが、自分の飯の世話の可能性もあり。
その時は特に訊ねることも*しなかった*]
少女 リーザ が参加しました。
少女 リーザは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
…ふうん。セルウィンさん、死んじゃったんだ。
詩人さんの名前?知ってます。あの人の歌は好きだったもの。
面白い歌、英雄の歌、悲恋の歌。それから…
朱い月の、幻燈歌。
[親しくしていたという割には、知らされた吟遊詩人の死に対して、少女はどこか希薄な反応を見せた。少女の家に来た自警団員は少女の事を訝しげに眺めた。昨夜何をしていたかを尋ねると]
一人でお家にいましたけど?
母さんは街へ、働きに行ってるから。
[少女の家には父親はいない。母親は仕事で、家にあまり帰ってこれない。母親は、村人との近所付き合いも微々たる物で、少女と夜を共に過ごすような者はいなかった。
そんな母が、村人たちからあまりいい印象を持たれていない事は少女も感づいていた。それが、疑惑の一つになり得るであろう事も]
母さん、魔女じゃないか、人に呪いかけてるんじゃないか?って噂も流れてたみたいですからね。私も疑われても仕方ないかな。だって、あながち嘘でもないですからね。…なんてね、冗談ですってば。
[くすくす笑うその顔は、子どもらしい無邪気な笑顔というよりは、どこか不気味な印象を相手に与えるようなものだった。自警団員もそう感じたらしく、顔を若干引きつらせながら、集会場へ行くように促した]
着替え、持っていった方がいいですか?取調べって何日もかかります?…それじゃ、念の為。
[カバンを背負い、軋む橋の上を歩いていく少女。集会場に着いたならば、広間を避けて手頃な部屋に入り、身上書にさらっとペンを走らせてから、すぐに建物から出て行っただろう]
────
□身上書
■名前:リーザ・ハイネン(Liesa=Heinen)
■年齢:11歳
■職業:お子さま
■経歴:村で生まれ、ずっと村で暮らしているものの、父は3年前に他界、母は外からの人間で、あまり村人と交流がない。母親は家をよくあけて、街へ働きに行っている。その為か、あまりいい噂がない。
リーザ自身も、家に篭りがちで人付き合いが悪く、内向的。
────
―集会場→庭園―
[荷物を勝手に部屋に置き、身上書を書き終えると、玄関から庭園へと歩いていく]
あんまり来る機会ないもんね。
[花々を見ながら楽しんでいると、薔薇園へと入った。赤や白、桃や黄色など、様々な色の薔薇が咲いている。赤い薔薇の花弁にそっと触れて]
ああ、あっちに珍しい花が咲いてる。
[興味が他所へと移り、そちらへと移動する。その場に残されたのは、地面に散った赤い*花びら*]
旅人 ニコラス が参加しました。
旅人 ニコラスは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[床に広がる数年分の埃。
窓はすべて締め切られていて部屋の空気は篭り、汚れていた。]
…………。
…此処は……変わらないな。
[置かれた家具たちは埃を被り、
ただじっと眠るように佇んでいる。
つ、と指を滑らせれば指先につく大量の埃。
それを払い、暫く視線を彷徨わせたのち、変わらぬ表情で目を伏せた。]
………嫌いな場所でも
多少は懐かしいと思うんだな。
[浮かぶのは自嘲の笑み。
そして身に着けていた緑の外套を脱ぎ、寝るスペースを確保しようと掃除を始めるのだった。]
[やがて時は朝へと移り変わり。
ひっそりと戻ってきた旅人に気付く者なんて居ないだろうとベッドで熟睡を決め込んでいたのだが、予想に反してノックをする音が騒々しく耳をつんざく。]
…………何故、私がいるとわかったんだ。
[不機嫌そうに起き上がり、外套を羽織る。
そして灯りがともったままのものが目に付いて、ああ、と頷いた。]
ランプを消すのを忘れていたのか……。
[内心舌打ちして、玄関へと。
ずさんな掃除だったので歩く度に埃が舞う。
扉を開ければそこには自衛団員の姿―――。]
…………帰ってきたお祝いをしにきた、
というわけでもなさそうだ。
用件は?
………吟遊詩人が殺された?
ああ、顔を見た。詩も聞こえていた。
昨日はずっと掃除をしていたが。
証明してくれる奴なんていないね。
見ての通り、此処には私しかいない。
―――で?
そんなことを聞くということは、私は容疑者ってところか。
[相手を見ながら、くつりと皮肉めいて笑い、
そうだろう?と尋ねる。
そしていくつかのやり取りをし、旅人は集会場へ行けと言われることとなった。]
[提出される身上書には、整った字でこう書かれていた。]
――――――
■名前:ニコラス=カロッサ(Nicolas=Carrosa)
■年齢:24歳
■職業:旅人
■経歴:6年前、18歳の時まで村に住んでいた代々続く良家の血筋の者。
他に兄弟もなく、厳格な両親の期待を一身に受け育てられ、本人は窮屈に思っていた様子。
6年前、街へと出かけた両親が事故に遭い他界。
その後、村を出て旅人となる。
各地を周る間、教わっていた剣術を生かし傭兵稼業をしていた。
6年間、村に戻ってきたことは一度もない。
――――――
―台所―
……それで。数人で放牧地まで来て。
羊たちの世話は交代で見るからって、どうしても今日からこっちに来るようにと言われたんですよ。
ちょっと強引だと思いません?
[口数少ない相手が問わないことも、自分から話しながら台所へと入った]
あら。やっぱり同じように呼ばれた人がいるみたいですね。
向こうにルークもいたから、そうかなとは思ってたけど。
[竈と食器棚を見て口元に手を当てる]
そんなに沢山呼ばれてたりするのかしら…。
[そうやって話していると、廊下の方から自衛団員がやってきた]
―― 廃屋のカロッサ家 ――
[集会場に持っていく用意を、と言われたけれど、そこは旅人である。
置いてある麻の袋と古ぼけた鞄を手に持ち、準備は完了。]
この家から持って行く物もないしな。
[呟き、埃だらけの部屋を眺め―――
そしてある一点で視点が止まる。
家族の肖像画。
幼い頃に描いてもらった絵は、
色褪せることなく壁に掛かっている。
厳しい父と几帳面な母と、
そして少年の服に身を包んだ自分―――。
ぴくりと眉を寄せ冷たく睨みつけると、踵を返し外へと出て行った。]
/*
シモンさんいらっしゃったようなので、考えてたのの一つ前で止めてっと。
皆様こんばんは。
薔薇の下国には初めてお邪魔させていただいております、兎猫Meyと申します。
不束者ですがどうぞよろしくお願いします(ぺこり)
BBSは参戦経験がないもので、キャッキャしながら転がり込みました。いつも以上に浮かれつつも緊張しております。ドキドキ。
最低人数ラインも越えたようですし。
未熟ながら最後まで精一杯頑張ります!
―広間―
あ、やっぱりパメラさんがいたのね。
オットーさんに、クララさんも。
アルビンさんはいつの間に。
[広間に入ると軽く頭を下げ挨拶して、中の人達を確かめるように言った。
行商人が村に戻ってきていたのは本人を見るまで知らずにいたので、少し驚いた]
みんな、やっぱり。
同じように呼ばれて?
[何となく声を潜めて聞いてみた]
― 集会場・広間 ―
[温かな紅茶は気分を落ち着けてくれる。
入り口に立つ自衛団員の姿さえなければ
普段の集会とさして変わりないようにも見える光景。
アルビンがルークの存在に気付けば頷いて]
一人だと心細いかと思って連れてきたんだけど……
[心細いのは飼い主か飼い犬か。
気恥ずかしげに眼差しを伏せる様で前者というのが
見て取れるが当人は其れを明言しないまま。
カタリナが姿を現せばゆるく会釈を返して]
カタリナちゃんも呼ばれたんだ……?
ええ、私たちも、そう……。
………。
[リハビリがてら捌いてみるかとも考えたが。
食べる部分が無くなりそうな予感もしたため止めておいた]
2カ月も訓練してねぇと筋力落ちてそうだな…。
上手く力が入るかも怪しい。
くそっ、あん時ヘマしなけりゃ…!
[表情を苦々しいものへと変え、バケツはそのままにし廊下へと出て行った]
―― 集会場へと向かう道 ――
………この橋、かなり古くなっているな。
危ないんじゃないか。
[老朽化した橋を渡り、見えてくる建物を見据える。
――と、薔薇が植えてある庭園に気がつき、そちらに足を向けた。]
─廊下─
[玄関付近に居る監視役の自衛団員に隻眸を向ける]
…おい、医者は呼んでも良いんだろうな。
最低限、包帯と薬は寄越せ。
俺は怪我人だからな。
[怪我人と言いながら態度は大きい。
言われた自衛団員の表情は大きく歪んだか。
返ったのは、後で運ばせるとの言葉。
その言葉に嘲笑するかのように口許を歪めた]
容疑者候補は医者にかかる権利すら取り上げられるのか。
まぁ良い。
包帯と薬があるなら、後は自分でやる。
[ふん、と鼻を鳴らしながら、自衛団員を見下すようにした]
――…それにしても、容疑者、なんて
似合わない人ばかりよね。
本当に自衛団の人たちは何考えてるのかしら。
[じぃと自衛団員を見詰めてみる。
暫く見ていたら、つ、と団員に視線を逸らされた]
―― 集会場・玄関 ――
[玄関でわんわんと吼えているルーク。
飼い主の幼馴染である旅人の姿を覚えているだろうか。]
よう。
[通り際、ルークの額を撫で、
入り口に立つ自衛団をさらりとかわす。
広間の方に何人かいるのかお喋りの声が聞こえて、ふ、と目を閉じた。]
古くて汚い、この格好を見たら仰天されるか?
ふふ、その前に私のことを覚えているか、だな。
───ニコラス?
[隻眸の先に居た相手に気付き、瞳を見開いた。
シャツは羽織っていたが、空いた胸元から見える包帯姿に相手はどう思っただろうか]
何でお前がここに居んだよ?
― 集会場・広間 ―
……そう、寂しいか、…ら…?
[アルビンに頷きかけてふるふると首を振る]
私が寂しかったわけじゃないんだから、ね。
ルークはいつも私と一緒だから
一人に出来ないと思って……
[聞かれてもいない事を
しどろもどろに綴っていれば外から犬の鳴き声がした]
また誰か来たのかしら。
一体、何人呼んだの……?
[自衛団員に問うてみるが返事はもう期待していなかった]
―集会場・広間―
あ、そうね。
この位の人数なら一部屋ずつ借りても大丈夫そうだし。
私もそうしてこようかな。
[立ち上がるアルビンを見て鞄を*抱え直した*]
部屋の確保、か。
長くなるようなら、そうしておいた方がいいかもな。
……ついでに、長く引き止めるなら、その間の食事についてもはっきりしてもらわんと困る。
[立ち上がるアルビンとカタリナに頷きかけつつ。
視線はまた、団員の方へと]
―― 集会場・廊下 ――
[失礼なほどにまじまじと相手を見つめる。
頭には包帯が巻かれ隻眼となっているが、紛れもなくそこにいるのはかつて一緒に仕事をしたシモンであり―――。]
なんでって……
此処は私の出身の村だ。
……話さなかったか?
[話さなかったかもしれない。
傭兵として雇われている日々は忙しく、そして旅人も故郷を懐かしむのは稀である。]
そんなことより、お前……なんだ、その格好は。
包帯だらけじゃないか。
一体なにがあったんだ?
[垣間見える包帯の数々。
よほど酷い怪我をしたのだろうと、荷物を脇に置き、支えるように腕を掴む。
経緯を尋ねるも軍人であるシモンが自衛団の前で事情を話すとは思えず、反対側の食料庫の方へ促そうとする。]
― 集会場・広間 ―
みんなお部屋の確保に行っちゃうの?
それなら私はルークの居場所を確保しなきゃ。
[この人数なら自分の泊まる部屋くらい空いてるだろうと
慌てる様子もなくカタリナとアルビンにひらと手を振って]
…………ん。
[アルビンの邪気のない笑顔に
大人しくこくりと頷きを返すのは
繕うことないのだと悟ったゆえか]
もし、そんなに容疑者が多いなら……
事件が解決するのに暫く時間が掛かりそうね。
[はぁ、と溜め息を吐いて自らも立ち上がる]
─廊下・食料庫側─
………ちっと任務中にヘマしちまってな。
ここの近くの山ん中で、敵の工作兵に見つかって襲われた。
それでこのザマさ。
[ニコラスに告げる声は囁くように。
自分の失態に強く眉根を寄せた]
んで、辛うじて逃げて来たんだが……。
この村に辿り着いたところで倒れちまって。
自衛団に保護と言う名の隔離をされたって訳だ。
[ここにな、と床を指差すようにして集会場を示す。
集会場へ押し込めた自衛団員に対して皮肉も忘れなかった]
―廊下―
[話し声が聞こえて廊下の奥を見れば、2つの人影が見えた。
話の内容までは聞こえず、また遠目だった為に一方がかつての村の住人であることにも今は気づけない]
あの人たちも容疑者なのかな。
[言葉は独り言になったか、カタリナがいたならシモンのことを聞けたかも知れない。
話しかけはせずに一応会釈だけをして、階段の方に向かった]
[命があってこそ―――。
そう考えるのはニコラスが傭兵だからだろうか。
軍人であるシモンには慰めの言葉にもならないかもしれない。]
しかし、隔離されここにいるということは……
シモンは容疑者からは外されているのか?
[旅の吟遊詩人が殺害された事件を知っているか、と視線を向けて尋ねた。]
― →集会場2F・個室―
[階段を上がり、空いた個室の一つに入った。
荷物を床に降ろし、ベッドに腰を下ろすと軋んだ音がした。
小さく溜息を吐いて]
ここにいる間は、いざとなったら食糧は貰えるだろうけど…、せめて次の旅費分、稼げないと困るよねぇ。
仕入れもしてかないとだし。
[黒い財布を開いて中身を確認し、その次に算盤を取り出す。
この時ばかりは商人の顔で、かちかちと玉を弾いて、出た数字と暫くにらめっこをした後]
…んー。
このままだと、一週間じゃ厳しいか。
[溜息がもう一つ*零れた*]
― 集会場・玄関付近 ―
[鞄もヴァイオリンケースも広間に置いたまま
娘は玄関を潜り外へと出た。
集められた面々は今のところ知り合いばかりで
その上、自衛団員もいるのだから何事もない筈と
荷物の心配はしていなかった。
玄関先で大人しく待っている愛犬ルークに駆け寄り
娘はその頭を撫でて]
カタリナちゃんが来た後にも鳴いてたけど
誰かまた来てた?
[緩く首を傾げて問うてみれば
肯定してかワン、と一鳴きされて]
ルークがお話できれば良いのにね。
[ルークへと向ける眸が愛しげに細められる]
─食料庫─
命があったのはありがたいが、国に戻れねぇんじゃ意味が無ぇ。
俺が怪我をしてここで療養してることも伝えれてねぇからな。
下手すると死亡扱いにされてる可能性がある。
本当なら、今すぐにでも帰りてぇところなんだが…。
……身体が長旅に耐えられねぇ。
迂闊に手紙も書けねぇしな。
自衛団の連中に中身見られちゃたまったもんじゃねぇ。
任務が続けられねぇ事だけでも伝えてぇんだがな…。
[最低限のことしか素性は明かしていないため、手紙を書いたとすると読まれる可能性があった。
忌々しげに舌打ちする]
不本意だが、傷が癒えるまで大人しくしてるさ。
癒えたらこの足で国に戻るつもりだ。
─集会場・広間─
……ま、とりあえずは片付けておくか。
まだ集まるようなら、追加もせにゃならんだろうし。
[自身のカップが空になった所で、立ち上がる。
使われたカップは手際よくトレイに乗せて]
で、だな。
……長期で集まる時は、大抵持ち回りで自炊する、というのが常だったが。
今回も、それに該当する、と見て構わんのか?
[それから、問いを投げるのは団員の方。
返されるのは、食料の備蓄はあるから、食事は自分たちで、との返事]
は……念入りな事で。
/*
メモの現在地直し忘れてるが……都度書いてるから良いよな!(
さて、ダ抜き8人まで集まったんだな。
役職削ることになるが、開催は出来るのか。
おめおめ。
独花……さみすぃ(´・ω・`)
[吐き捨てるような言葉に、僅かに眉を寄せる団員からは目を逸らし、使われたカップを持って台所へ。
片づけを済ませて戻ると、遊び飽きたのか、同居猫は身体を丸めて眠っていた]
……ほんとに、お前は……。
[呑気だな、と呟いて軽く背を撫で。
それから、自分は広間を離れる。
向かうのは二階でも外でもなく、広間の向かいに並ぶ部屋の一つ]
/*
うにゃん、食糧庫入ってたのか2人組。
まぁ入るところを見かけたくらいにでもしてもらおう。
それはそうと。
シモン(28)>オト=アル(25)>ニコ(24)>パメ(23)>クララ(19)>リナ(18)>リーザ(11)
ゲル君はどこに入るんだろうね。と思いつつ。
昨日の会話からするに、パメちゃんと同い年か少し年下くらいと予想。
─集会場一階・音楽室─
[広間の向かい側に並ぶ部屋の内、玄関側から二番目の部屋。
そこには、かつては広間に置かれていた楽器が置かれている。
用事があって集会場を訪れた際には、ここで時間を潰すのが常となっていた]
……ん。
久しぶりに、手入れしていくか。
[ぐるり、と周囲を見回した後、もらしたのはこんな呟き]
少し長くなるみたいなのよね。
如何しようか……。
ルークは先に帰ってても良いよ。
[ぱたぱたと尾を振るルークがクゥンと小さく鳴いた。
甘えるような声に娘は少し困った顔をして]
私だって離れたくないけど……
取り調べが始まったら暫くはこうして会う事も
出来なくなるかもしれないでしょう?
――…お世話は自衛団の人に頼んでおくから、ね?
[ルークはワン、と返事をして
橋の方ではなく集会場の裏手の方へと向かう]
………ルーク?
[名を呼ぶと一旦止まりルークはぱたぱたと尻尾を振り
それからまた先を進んでいった]
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