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[ルークの後を追っていけば納屋へと辿りつく。
ルークは納屋の入り口を器用に開けて
その中に入るとぺたりと伏せをした]
――……?
[娘は首を傾げ暫し考え込む。
ぱた、と尻尾を振りルークは娘を見上げた。
その姿は屋敷の小屋で寛ぐ様そのもので
娘は思わずくすくすと愉しげに笑声を漏らした]
広い仮住まいね。
それなら此処に水と食べ物を持ってくるわ。
……でも、何かあったら直ぐに家に戻るのよ?
私がずっとついててあげる訳にはいかないんだから……
[大好きよ、と囁いて
賢い愛犬の大きな背を娘は撫で遣る]
殺人容疑、なぁ……。
ホント、今更にも程があるぜ。
[再び、くっと笑いが漏れた]
手が必要な時はその時に言うぜ。
今のところは大丈夫だ。
飯の世話をしてくれる奴も居るしな。
―廊下―
そうなんじゃないかしら。
あ、包帯してる人はシモンさんよ。
少し前に村の外れで酷い怪我をして倒れてたの。
今はああして動けるようになったけど、大変だったわ。
[もう一人が旅から戻った青年であるとは気づけないまま。
シモンについては、怪我の具合も大変だったし、自衛団の警戒も大変だった。ここに隔離して、出来るだけ村人と接触させないようにしていた節もあった気がする。
食事の世話や治療の手伝いは、気になるので自分から申し出たのもあったから、別に大変ではなかったが。
アルビンに倣って会釈だけすると階段を上がり、幾つか部屋を覗いてみた]
─集会場一階・音楽室─
[かつて、ここを別荘としていた貴族は多彩な趣味を持っていたようで。
集会場の中のその『名残り』には、田舎の村に似つかわしくないものも多々あった。
ここに来て、それらと接するのは、嫌いではないのだが]
……もう少しマシな理由ならよかったんだがな。
しかし、長期拘束となると……。
[仕事の事を考えると、頭が痛い。
そんな憂鬱さを紛らわすべく、部屋の主のように置かれたピアノの蓋を開け、鍵盤に指を落として音を一つ響かせた**]
[今更、という話には僅か憂いを含んだ瞳を伏せ、言葉は返さない。]
飯の世話?
一体誰がしてくれるんだ?
[脳裏をよぎるのは幼馴染の娘の顔。
興味深そうに尋ねた。]
―庭園→集会所―
お花、お花ー。
勝手に摘んでいったら怒られるかな?
摘む時は、ばれないようにしないとね。
[しばらく庭園で遊んでいたが、やがて飽きたのか、集会所へとすてすて走っていく]
ね、勝手にお部屋使ってもいいんですか?
[入り口にいる自警団員に聞けば、肯定の返事]
…余ったお部屋でいいけどね。
[一階の、階段の横の部屋にこっそりと荷物を置いておいたのを、回収に向かう]
[勝手口から集会場の中に入り台所から器を二つ拝借して
ルークの為の水と食事を用意する。
途中、ピアノの音が聞こえた気がし小首を傾げた]
そういえば音楽室があったんだっけ。
[呟いてはみるものの直ぐに其方に向かう事もなく
二つの器を手に取るとこぼさぬように納屋まで運び
入り口から少し離れた場所に置くのは
次に来た時にそれに躓かないようにと考えての事]
お待たせ、ルーク。
……入り口は開けておくから
帰りたくなったらちゃんと帰るのよ。
そんなに心配しなくても大丈夫だから、ね?
[優しく言い聞かせるとルークはワンと一吼えした]
/*
折角だからこのアイコンを見てみたくなりました。
本編中は中でも余裕ないかもだし、今のうちに。
エピでもやるとは思いますけれど。可愛いんですもの。
表情アイコンがあるのもとても魅力的ですよね、薔薇の下国。あれこれ使ってみたくなります。ええ。
メモは、まだ前村の余韻抜け切ってはいないもので。
試作パンと言われると…なのですw
このオットーさんなら、そんなに危険なものは作らない気もするんですけれどねww
…こういうのも自重してくべきなのかなぁ。やりすぎ注意はするので、感覚掴むのにも多少はお許し下さいませ。
さてと。今夜はこれにておやすみなさい**
ピアノ……?
[荷物を肩に引っ掛けながら、音楽室をそっと覗こうと、近づく。ニコラス達が廊下にいるなら、その少女の姿を見つけられただろう。少女は音楽室の方を見ていて気付いていないが]
…………。
[音楽は嫌いではないが、ピアノの前に立つパン屋の青年に積極的に声をかけた事はない。音楽室の入り口から覗くだけ]
―― 集会場・食料庫側 ――
おちょくってなどいない。
お前の口調に懐かしさがこみ上げたんだ。
ふうん、台所にあるんだな。
ならば後で見てみよう。
[吐き捨てるシモンの言い方に
くすくすとまた忍び笑いを漏らす。
カタリナの名が出れば幼い少女の顔を思い出す。
あれから6年も経ったのだから今は大人になっているのだろう。]
知っているよ。
尤も子供の頃のカタリナを……、だけれどね。
嫌な奴も多いが違う者もいる。
交流するのもきっと悪くない。
……そんな人が此処にいるとは想像したくないが。
[集会場にいるということは、容疑者として扱われていること。
それはあまり想像したくはなかった。
ふっと息を吐くと、あまり長く立ち話するのもシモンの身体に障るだろうかと思い]
こんな場所でだが再会できてよかったよ、シモン。
私は広間に顔を出して二階に行く。
どうやら皆、荷物を上へ運んでいるようだからな。
お前はどうする?
― 納屋 ―
もう七歳かぁ。
じゃあ……、六年になるんだね。
ルークは覚えてる……?
[ピンとたったルークの耳もその精悍な顔立ちも
老いなど感じさせないけれど月日は確実に積み重なっていて
少しだけ懐かしむような音が滲んだ]
何処で何してるんだろ……。
……元気にしてると良いんだけど。
[ワン、とルークは鳴くのだけれど
娘に犬の伝えたいことなど分かるはずもなく
宥めるようにルークの頭を撫でて]
また後でね。
[踵を返せばスカートの裾がふわりと揺れた]
[容疑者扱いについては敢えて触れなかった。
実際のところ、殺人を犯しておいて村に留まっているとは思いにくかったのもある。
気にするだけ無駄だ、と自分の中では考えていた]
ああ、お前が軍を去ってから、二度と会えないと思ってたからな。
驚いたぜ。
俺は───二階の部屋に戻るわ。
療養中の身だからな。
[軽い調子で告げたが、立っているのが辛くなって来たのも事実で。
部屋へ戻る旨を伝える]
― 集会場・広間 ―
[勝手口から台所を通り抜け広間へと戻る。
机の上にお茶会の名残はない]
――…オットーさんが片付けて呉れたのかな。
休んでって言いながら頼ってばかり……
[小さく息を吐いて自衛団員に尋ねれば
予想通りの答えが返り僅かに苦い笑みが浮かぶ]
[広間の片隅に置かれたままの自らの荷物を見遣り
とりあえずヴァイオリンケースだけを担ぐ。
鞄へと視線を落とすこと暫し――
ゆるく辺りを見回せば自警団員と目が合った。
人懐こい笑みを作り自警団員を手招く]
これを部屋まで運んで欲しいんだけど
頼まれてくれる……?
[見上げる眸に観念したのか自衛団員からは了承の頷き]
自衛団の人は頼りになるって聞いたけれど
本当だったのね。ありがとう。
[感謝の言葉を紡いで二階の空き部屋へと足を運ぶ**]
やはり容疑者として集められているのか。
思い出したよ、リーザ。
私はニコラス=カロッサ。6年前この村を出た旅人。
そして今は君と同じく容疑者。
……大きくなったな。
[6年という歳月を初めて感じたように、僅か目を細める。
けれど、目の前の少女は容疑者として捕まったことを楽しんでいるようにさえ思えて妙な胸のざわめきを覚えた。]
紅い月の、幻燈歌。セルウィンさんが歌っていたの。
[補足するように付け足した]
終わりがわからないから、好きなお話だったけど。
もしかしたら、皆で結末を作れるかもしれないですよね。
[にこりと笑い、荷物を胸に抱え。]
じゃ、私、そろそろ行きますね!
お部屋、入れなくなっちゃう。余ったお部屋でいいけれど。
/*
やりたいこと:ミステリ物によくいる、事件の事を知っているような、思わせぶりな事をよく言う不気味な子どもがやりたいです
そしてリーザで吊られる(笑)
幻燈歌。ああ、吟遊詩人の歌っていたあれか。
……謎かけのような歌詞だったな。美しく儚い。
結末を作れるとしたら私はどう紡ごう。
リーザはどう紡ぐ?
[やがて少女が荷物を抱えて二階へ行こうとすれば、それを呼び止める。]
ひとつ聞きたい。
リーザは何故、容疑者として捕まった?
確か詩人が殺害されたのは夜。
両親と一緒にいなかったのか?
[6年前に村を出た旅人は知らない。
3年前に亡くなった少女の父のことを。
そして少女が今、どんな暮らしをしているかを。
それは残酷な問いかけかもしれなかった。]
[ニコラスに呼び止められれば、振り返って]
私なら、月の子たちを勝たせちゃうかな。
おとぎ話は、狼や魔女がいつも負けてばかり。
そんなのばっかりだとつまらなくないですか?
[同意を求めるように、笑いかけ]
…ああ。お父さんは、3年前に事故で亡くなったので。今は、お母さんと二人暮らしです。お母さん、街に出稼ぎに行っている事が多いから。だから、夜は一人でした。
………。
そう。
確かに同じ物語では面白くない。
時にはそんな話も新鮮でいいのだろう。
[同意を求める無垢な笑みに淡々と答える。
物語ならばそれも楽しい。――物語ならば。]
[少女の境遇を聞けば、
はっとしたように一瞬言葉に詰まり]
………そう、だったのか。
だから疑惑の目を向けられたのか。
[少女は悲しげだろうか、それとも変わらぬ表情だろうか。
悪いことを聞いてしまったと思い、話を早々に切り上げる。
そしてリーザの持つ荷物を持とうと手を伸ばした。]
荷物を持とう。
私も二階に行くところだから。
[断られるかもしれない。
そのときは一緒に付いていくのみで。
それも嫌がられれば先に広間に顔を出すだろう。**]
時々、可哀想だなーって思う話もあるもの。
仕返しって怖い。
[おとぎ話の結末。そして、ニコラスが言葉に詰まったような顔になれば、先程と同じような、変わらぬ表情のまま]
ううん、もう慣れっこだし、ニコラスさんが気にする事でもないですよ?
あ、お荷物いいのかな?でもでも、私と仲良くしすぎてたら、自警団員さんに、余計怪しまれちゃうかもしれませんよー?
[それを聞いても、ニコラスが気にしないのであれば、素直にその好意に甘えただろう**]
☆業務連絡
お出でいただいた皆様ありがとうございます、村建てです。
現在、ダミ込み9人という事で、想定していた少人数設定(智智占霊信聖村村+ダ)での開始人数には到達しているのですが。
1.もう一日くらい待って、ダミ込み11人(役職フル)目指してみる。集まらなければその時の人数で7/5 00時に開始
2.予定通り今日の日付変更で始める
現状の選択肢はこの二択となっております。
まだ半日ありますし、村建ても再度気合入れて広報して参りますが、メモにてどちらがいいかのご意見を頂きたく思います。
/*
できれば役職は削りたくないんだが。
希望先消滅でおまかせになるのは弾かれるより寂しい、というのがあるし、な。
……いや、守護者希望がいるかどうかは、わからんけどな!?
ただ、守護者にしろ聖痕者にしろ、泡沫系では希望者いなかった事がないからなぁ……。
いや、むしろ村側は希望者いなかった事がない、というべきか。
ならず者 ディーター が参加しました。
ならず者 ディーターは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
おう、久しぶりの我が家。
[似合わない、おおきな熊のぬいぐるみを持って、居候してる兄夫婦の家へ久しぶりに帰った。]
よう、兄貴…は仕事か。義姉貴、これ、あの子に土産
[熊を渡そうとちかづこうとしたところを、後ろから誰に掴まれた。]
なっ…自衛団のヤツラか、俺が一体何したって…
[視線を移し、義姉の表情になんとも言えない表情が浮かんでいるのを見て、一切の抵抗を止めた。
己のと似ている赤毛の、体長80センチはある熊のぬいぐるみと一緒にぐるぐる巻きにされ、集会所へ。]
[集会所。
手だけ自由にしてもらって書いた身上書の文字は、
かろうじて読めるかどうかというものだった。]
■名前:ディーター・エルツェ Dieter・oelze
■年齢:36
■職業:ならず者
■経歴:定職を持たず、兄夫婦の家に居候している。
最近、義姉に煙たがられ、あまり家にはいず、
街の賭博場と安宿を行ったり来たりしていた。
―集会所・一階廊下―
ち、あいつら。せめて熊を自由にしてやれよ。そんなに俺が怖いんかね。
[一緒にぐるぐる巻きな熊を見て溜め息。]
ま、いいか。どうやら、渡す機会はないらしいし。
[熊が上になるように寝転び、目を閉じる。]
いいや、寝てやるこのまま。
……さて、それじゃ俺も部屋の確保をしておくか。
[鍵盤の蓋を閉め、室内の楽器を穏やかな目で見回した後、小さく呟く。
何か、軽くないものが転がる音が聞こえてきたのはその直後]
……な、なんだ、一体?
─集会場・一階廊下─
[音楽室を出て、最初に目に入ったのは、転がされた──]
……くま?
[そちらに先に目が行くのもどうなのか]
じゃあ、ない、か。
何してる……っていうのは、この状況じゃ、聞くだけ無駄というヤツかね。
んあ
[声をかけられて、目だけ動かしてそちらを見た。]
なんだ、パン屋か。ちょっとこの縄解いてくれねーか。
縛られて喜ぶ趣味ねーし。
/*
一撃離脱に止めようかと思ったんだが。
く ま に つ ら れ た 。
[まてまてまて]
さて、これで双花は出せる。
後一枠、守護者のためにも何とかうまらんかっ……!
……そりゃ、そうだろうな。
[縛られて、の部分には真顔で同意した]
しかし、その様子だとあんたも俺たちと同じ、か。
扱いが大分、酷いようだが。
[酷い理由は、察しもつくのだが。
ともあれ、ここに転がったまま、というのも色々と差し支えるのは確かなので。
広間にいた自衛団員が、そーっと顔を出して伺っているのを一瞥してから、縄の結び目に手をかけ、解き始めた]
ヨアとかなら縛られて喜びそうなイメージあるがね。
実際縛ったことはないから知らんが。
[縛りたいとも思わない]
レディがパーティーに招待されたんじゃないから、ある程度はしゃーないわ。
[縄が解かれて自由になったら、熊のぬいぐるみをオットーに押し付けた。]
助けてくれた礼だ。煮るなり焼くなり誰かにくれてやるなり、…名前つけてやるなり…好きにしろ。
[赤い毛足の長い熊の、ガラスの瞳にオットーの顔が映っている。]
いや、実際を知っていたら、それはそれでまずかろう。
[さらり、と返して]
……パーティ、な。
確かにそれなら良かったんだが……。
[使われていた縄をくるくるとまとめ。
後で、納屋にでも放り込んでおくか、と思った矢先、熊のぬいぐるみがおしつけられた]
……って。
俺にこれをどうしろと。
大体、なんでこんなモノと一緒に縛られてんだ。
[ガラスの瞳を一瞥した後、問いかける声には僅か、呆れの響き]
/*
いや、うん。
ディタにくまというと、どーにも。
懐かしいログを思い出してしまう。
……このキャラだから、尚更、なぁ……。
まずいか。
[きょと、と首を傾げる。似合わない。]
パーティーも、面倒そうだから俺はヤだ。
[きっぱりと言い切って立ち上がる。]
自衛団のヤツラ、一発くらい撫でてやるかな。ふふり。
あー…ソイツか。賭博に勝ったあぶく銭で、俺に買われた哀れな熊だ。
似合わねーだろ、いい歳の髭のおっさんと愛らしい熊。
[溺愛している姪に渡す為と、気づかれただろうか。
きっと、姪に渡すチャンスはない。]
まずいだろう、うん。
[素で頷いた]
パーティも、裏方やるなら気楽なもんだがな。
[それもそれでどうなのか、と言われそうな事を、さらりと言って。
撫でて、という言葉にちら、と広間の入り口の団員を見やると、彼は慌てたように中に引っ込んだ]
うむ。
外見の取り合わせとしては、異様だ。
[そこだけはきっぱり肯定するものの。
何となく、察しはつくので、理由を深く突っ込むのは止めておいた]
そして、俺がこれを抱えているのも、相当に異様な気がする。
……ま、とりあえず、この熊は広間にお連れしておこう。
女連中も呼ばれているし、まともな処遇を決められるかも知れん。
[どちらにせよ、同居猫を連れて来たり荷物を取って来たりしなくてはならない]
あんたも、広間に行くなら、茶ぐらいは淹れるぞ。
[問いかけながら、足を向けるのは、広間の方**]
シスター フリーデル が参加しました。
シスター フリーデルは、狂信者 を希望しました(他の人には見えません)。
−教会・孤児院−
[教会の孤児院の門をくぐり、グラウンドの中へ歩を進める自警団。そこに居るのは、子供達と遊ぶ一人の女性。]
当教会に、何か御用でしょうか?
[自警団の姿に気付いて問うと、同時に子供達には向こうで遊んでいる様にと告げて。]
……セルウィンさん、ですか?
蒼い髪の詩人さん、で合っているかしら?
えぇ。その方なら、教会にお見えになった事がありますので。
存じてますけれど……?
[首をかしげるけれど。
自警団から亡くなった事、自分が容疑者の一人である事を伝えられ、目を見開く。]
私がですか?容疑者!?
はい。昨晩は、終課の後も一人で祈りを……。
[言いながらふと辺りを見れば、突然現れた自警団を目にして不安の色を隠せない子供達の姿が目に入って。
怯えさせてはいけない。
早々にここから立ち去っていただかなければと思い。]
……いえ。分かりました。
院長様にお話して、少しお暇をいただくお許しを請いに参りますので。
少々お待ちいただけますか?
[そう言って、子供達には、すぐに帰るから大丈夫よと微笑んで。
不安気に抱きついてくる子供はきゅっと抱き締め頭を撫でて。
その場を離れると、荷物をまとめて自警団と共に集会所へ。
渡された身上書には、こうかかれていただろう。]
―広間―
[広間には誰がいただろう。どんな反応をしたか。
あまり気にせず、広間の隅の床に座りこんで壁を背に。
オットーが茶を持って来てくれれば、美味しそうにすすった。]
────――
■名前:フリーデル・クロイツ(Fridel・Kreuz)
■年齢:22歳
■職業:シスター/教会の孤児院で孤児達の世話
■経歴:産まれて間も無く、教会の入り口に捨てられていた捨て子。教会の孤児院で育った。
両親の素性は不明のため、姓はクロイツ(十字)を名乗っている。
────――
/*
ところで。
やっぱり。
これは。
呟かざるをえんのだろうか。
自警団違う、自衛団っ!
……いや、いいんだが。
最早、泡沫系の風物詩だしな(そこまで。
さて、こうなると開始タイミングをどうするか。
他国見回した感じ、後二人の参加は望めそうにないし。
予定通り、今日の日付変更で開始、とした方がいいかな。
―― 集会場・廊下 ――
可哀想、か。
[リーザが紡ぐ結末を聞きながら、少女が抱える荷物をそっと持ち上げる。>>186
人狼や魔女といったおとぎ話は旅人も知っている。
人を殺め、人を喰らうものに「可哀想」と言う少女を見つめ瞳を瞬いた。
そして、境遇を聞き言葉に詰まる旅人に
気にする事でもないですよ、と告げる少女。
その表情が変わらぬもので、ニコラスは少し戸惑いを覚えるのだった。]
怪しまれることは慣れている。
こんな風貌だからな。
……それに
言いたい奴には言わせておけばいい。
[自分の荷物も手に持ち、やがて二階へ。
リーザが部屋を決めたのならば、そこに彼女の荷物を運ぶだろう。]
☆業務連絡
ディーターさん、フリーデルさん、いらっしゃいませ。
無事、最低フル役職での開始人数に到達しましたので、予定通り、本日の日付変更で開始の方向で進めようかと思います。
(他国の企画稼動数など鑑みますと、フルメンバーは難しいかな、とも思いますので)
特にご意見・ご希望などなければ23:45を目処に〆切り、その時の人数でBBS形式設定で開始いたします。
※もし、入村希望だけど日付変わらないと入れない、という方がいらっしゃる場合は、連絡用スレッドの方に匿名にてご一報いただければ対応いたします。
/*
しまった!
女性陣みんな10代だと思っていたら、パメラ23歳だった。
23歳にすれば良かったー。
1歳下とか!なんて微妙な。
[夜を孤独に過ごす少女。
父は亡くなり、母は街に出稼ぎに行くことが多いという。
孤独。
その言葉を頭に浮かばせれば、幼い頃の記憶が蘇ってくる。
厳格な両親は、私を立派な跡取りとして育てようと必死で、それが滑稽でもあり窮屈だった。
心が繋がっていると感じたことは一度もない。
孤独の日々。
そんな中、救われたのは―――…… ]
………あの子は、元気だろうか。
[遠い目付きになると、思わずぽつりと零れる言葉。
それはリーザの耳に届くかどうか。**]
退役軍人 ヴァルター が参加しました。
退役軍人 ヴァルターは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
――村外れの館――
[村外れに住まう元軍人の館を、自警団員が訪れた]
………俺が、容疑者だってか?
ずいぶんと面白い話だな。
俺のこの足で、健常者を追いかけて殺せると思うのか?
[使用人に呼ばれて、杖をついてやってきた男は。
自警団員の話を聞いて、笑いながら小首を傾げた。
その左足は、膝から下が失われている。
身体の欠損故に、軍を辞めて。
故郷から遠く離れたこの村に住み着いたのは、(04)年ほど前のこと]
[広間の隅の壁にもたれて座り込んだまま伸びをした。]
ふわぁ…眠い。でもこんなとこで寝てもな。
[広間を見渡し、おかれた熊のぬいぐるみに視線を止めたのは一瞬だけ。すぐに目を閉じた。]
─広間─
[広間に入ると、一先ず、空いた椅子に熊を置く。
同居猫は目を覚まし、広間のあちこちを動き回っていた]
……ゲイル、いつもと違うんだから、あんまり羽目を外すな。
[その様子に苦笑しながら、台所へと向かい、再度紅茶を準備する。
新たな『容疑者』の訪れは、隅に座るディーターにカップを渡した後か]
……本気で。
どういう基準だ。
[零れ落ちたのは、こんな呟き]
― →広間―
[階段を降りて行く頃には、既に物音の原因はいなくなっていた]
何かあったんですか?
[玄関の自衛団員に尋ねると、言葉の代わりに広間の方向を指された。
それに従って廊下を進み、入口から広間を覗いて]
…クマぁ?
[その場にいる誰より、最初に目に入ったのはそれだった]
まあ、良いか。
集会所だったな、行ってやる。
[移住して4年程度では、まだまだ有事には余所者として扱われるのも仕方が無い。
片足を失ってはいるが、他の身体能力は現役の頃と大差ない程度には鍛えているし、アリバイが無いのだから疑われても仕方が無いか――と。
肩を竦めてそう応じて。
執事頭に数日は館の管理を任せる旨告げてから、男はゆっくりと集会所へと向かった]
………今更身上書かよ。めんどくせぇな。
[時間を掛けてゆっくりと集会所に向かい。
たどり着いたところで、待っていた自警団員から身上書を書くように言われた]
***************************************
■名前:ヴァルター・フォン・フリューゲル
Walter von Flugel
■年齢:30+[19]歳
■職業:無職(退役軍人)
■経歴
訓練中の事故で片足を失った、元軍人。
退役前の階級は{6}
(1:少尉 2:中尉 3:大尉 4:少佐 5:中佐 6:大佐)
現在は恩給で生活している。
☆業務連絡
というか、重箱の隅っこ突きで非常に恐縮なのですが(汗。
ヴァルターさん、wikiと情報欄の方はご確認いただけていないのでしょう、か……。
村建て、肩書きに関しては、変更ナシの方向でとお願いしていたのです、が。
今はこれ以上は申し上げませんが、他の皆様との認識相違が出てしまいますと進行に差し障る可能性も否めませんので、wiki・情報欄双方の確認を再度お願いいたします。
/*
階級なんて決めてねぇぜ!(
確実に佐官ではない。
単独任務帯びるくらいだったら、少尉か中尉辺りだろうか。
……中尉良いな。[この怒チーム好きめ]
/*
……うん。
情報欄に書いてあることをスルーされるのは、くろねこ、一番ダメなんだよね。
なので、これだけは言わせてもらいます。
――集会所・入口→広間――
[書き終えた身上書を自警団員に渡して、集会所に足を踏み入れる。
広間に向かう途中、誰かに遭えば杖を持っていない方の手を軽く上げて挨拶くらいはするだろう]
…………なんだ、アレ。
[広間の入口から中を覗きこんでる男に首をかしげ、その後ろから覗き込んで。
クマのぬいぐるみに瞬き、きょとりと首を傾げた]
―広間―
ん、…あ、ディーターさん。
お久しぶりです。
[声の主はこの場では新たに見る顔だったが、大して驚きはせず、容疑者か否かの確認もしない。
修道女も既にこの場にいたならば、流石にそれには驚いただろうが]
オト君の?
[数度の瞬きの後、視線はオットーのほうに移される]
職場から良く確認しないで衝動で参加しちゃいけませんね。うん。
一通り読んだつもりだったけど、見落としてた。
他に見落としないか、後で(家に帰ってから)ゆっくり見直そうorz
☆ヴァルターさんにお返し
他の皆様が、デフォ肩書きの範囲で各自の設定をまとめていらしゃるのと、村の基礎主旨双方から鑑みますと、可能ならばデフォ肩書きでのセレクトをお願いしたく。
(wikiにあります村長に関する設定例外も、肩書きの範囲内で、という前提での事でしたので)
来ていただけた事は本当に嬉しいので、どうぞよろしくお願いいたします(礼。
退役軍人 ヴァルターがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(退役軍人 ヴァルターは村を出ました)
久しぶりだな。
[こちらも、わざわざアルビンに容疑者かどうか聞きはしない。
修道女は容疑者の世話をするのに遣わされたのかと思ったかも]
─二階・個室─
[休息を取り始めてどのくらい経っただろうか。
不意に目を覚ますと、ベッドの上で身体を起こす]
……腹減ったな。
[そう言えば食べ損ねていたな、と。空腹を感じてベッドを下りる。多少疲れは取れたようで、足取りしっかりとした様子で部屋を出た]
/*
このノリって……。
いや、考えんとこう。
今回は、中身はなるべく意識せん、と決めたんだから。
[意識せんでもわかっちゃうひとはどーするんですか]
[それこそ、仕方ないよ、ですますしか]
― 二階の一室 ―
[階段付近の部屋には既に先約があるらしく
娘は奥の部屋へと案内された。
以前は貴族の別荘だったという事もあり
不便を感じさせぬ比較的居心地の良い空間。
荷物を机の傍に置き一人になると
寝台にころりと横になり天井を見上げる]
んー……
[ころんと更に寝返りをうちうつ伏せて]
……落ち着かない。
[休もうと思ってもこんな状況で休めるほどの
強さもなく小さく溜め息をつき寝台からおりた]
いや、確かにパン屋にやった。手渡して好きにしろって言っただろうが。
俺の手を離れた以上、俺のものじゃないし。
[天井を見上げ、はっきりと言った。]
―広間―
[オットーの憮然とした声を聞きながら、思い出したかのように、広間から中へ入った。
視線が向くのはディーターの方に]
あれ、ディーターさんが持ってきたんですか。
[更に続くやり取りを聞いてとりあえずは納得したような、でもどこか腑に落ちないような声を出す]
…んー。
どっちも、似合わないなぁ。
[ややあって、そんな感想も付け加えた]
−集会所・広間−
[身上書を書き自警団へ手渡すと、集会の広間を見渡す。
すると隅の壁にもたれて目を閉じるディーター>>210が見えて。]
……風邪、引いてしまわないかしら。
[そう呟くと、2階の個室に毛布などがあった事を思い出して。
2階へ行こうとした時、オットーさんの姿>>211が見えて。]
似合わなくて悪かったな。
[ちょっとぶうたれた。]
最愛の人に渡したくてわざわざ買って来たのに。
[ぶつぶつ呟く。
聞きようと、前後の会話の流れで、
オットー=最愛の人
と取れるけど。]
オットーさん!
……どうして、ここに?
今朝はオットーさんが配達にいらっしゃらなかったので、体調でも崩されたのかと、心配しておりまし……た。
[自分は容疑者の一人。ならば他にも人が居るのはおかしくないのだけれど。
まさかとの気持ちで、言葉が途切れ途切れになってしまう。]
―二階―
…あっ。いけない。
ご飯の支度しないと!
[いつのまにか閉じていた目を開いて小さく叫ぶ。
慌てて立ち上がり、部屋を走り出た。バタバタと足音を立てながら階段を一歩抜かしで降りてゆく]
―広間―
あは、ふかもふは欲しいかなぁ。
うちにはゲイルもルークもいないし。
[空いた椅子に座って、熊のぬいぐるみを膝の上に移動させて抱きしめた。
心地よさそうに目を細くして]
んー、でもやっぱこういうのは女の子にあげたほうがいいんじゃないかな。
それに僕だとほら、あんまり家帰ってこないし、埃被っちゃう。
[腕を解いて、ぬいぐるみを元の椅子に座らせた]
─台所─
[台所へと向かうと、放置していたバケツはそのままで。
誰も手をつけていないらしいことに気付く]
果物でもありゃ良いんだが。
[そう言って覗き込むのは台所と繋がっている食料庫。
いつもより貯蓄量が多いように見え、ふん、と鼻を鳴らした]
……ここに集めた連中全員長期拘束でもするつもりか。
[そして旅人の呟きが聞こえていたのか
首を傾げる少女の様子に]
そう。昔の友人。
確かに人は多そうだが。……来ているだろうか。
[あまり考えたくはなかったが、ルークがいたのを思い出し広間を覗いてみるかと思い立つ。
部屋に残るという少女に頷き、部屋を去ろうとする。]
それじゃあ、リーザ。
また。
―階段―
[山道には慣れているけど家には普段階段が無い。
歩幅を読み違えれば当然]
あ、きゃっ!
[ドンという音が響いた]
失敗…。
[階段の下に座り込んだ体勢で腰をさする羽目になった]
─広間─
ふかもふは重宝するからな。
[どんな重宝なのか、と突っ込まれそうな事をさらりと言って]
ああ、ま、だから来てる誰かが欲しい、っていうなら、譲るさ。
……誰もいない所にぽつん、というのもなんだし。
[熊の処遇については、こんな言葉を返し。
続いた言葉に、しばし、沈黙]
[オットーの姿を見て驚いていると、次々現れる人達。
しかし、まさか全員が容疑者だとは思わず。]
……みなさん、どうなさったの、ですか?
今日は、集会は……。
[ありませんでしたよね?と言おうとして、言葉にならず。目を丸くしているけれど。
想像通り>>232というオットーの言葉を聞けば]
……みなさん、そうなのですか?
そう……ですか。
/*
ま、まだプロなのに早すぎですか?(何
いやその。シスターも穏やかそうな人なので、少しおてんば系に移していこうかなぁなんて。
それから、ヴァルターさんは大丈夫かな。
入る時は見てたのに、うっかりその規則のこと忘れかけてましたよ、兎猫も。くろねこさんごめんなさい!
[気持ちを落ち着ける様に、ふぅと一息つくと。]
あ、はい。ありがとうございます。
今朝も滞りなく。配達していただきました。
えぇ。
私も、アリバイ、というのでしょうか。無いものですから。
[聞こえてくる修道女の話から、彼女も容疑者として来たとわかったが、なにも言うつもりない。
アルビンにオットーを好きか聞かれ、なんでそんな振りになったのかわからず。]
パン屋のパン…は好きだ、が。
―広間―
うん、容疑者なんだって。
僕としては、フリーちゃんまで呼ばれてるのが一番びっくりだけどね。
[目を丸くするフリーデルに口を挟み、困ったような笑みを浮かべた]
―二階の部屋―
[ニコラスを見送った後。窓から外を眺めていると、入り込んでくる風が常よりも強く吹き付けてくるような気がした。近いうち、天気が崩れるのかもしれない]
雨になったら外で遊べないな。折角、珍しい場所に来てるのに。
[窓枠に頬杖を突きながら、空の色を眺めている。頭の中では、色々と考え中]
遊びに行こうかな?どうしようかなー。
―階段―
は、はい。
ちょっと足滑らせちゃっただけだから。
[パメラの声が届くとニコラスから視線を逸らし、彼女に向けて頷いた。大丈夫と言いながら、空いている片手はまだ腰を押さえていたりもする]
アルビンさん!貴方も……。
[容疑者なのですか、と悲し気な顔をしそうになるけれど。
困ったような笑みを見れば]
ふふ。私も、日頃の行いが悪かったかしら。
[くすりと笑って、冗談で返す。
そうして、オットーの言葉には頷いて。]
みなさん私と同じ、なのですね。
早く疑いが晴れると良いのですが……。
─台所・食料庫─
[積み上げられた食料の中から林檎を一つ拝借し。
齧りつきながら食料庫の中を物色する]
…一通りあるな。
集まる人数に寄るが、10人前後と見るなら大体1週間分ってとこか。
[目測でどのくらいあるかの当たりをつけ。
拘束している間に取り調べでもするのかと考えた]
[林檎をもう一つ拝借したなら、食べかけの林檎に齧りつきながら廊下へと。
人が集まっているらしい広間へ向かう気はさらさら無かった]
─ →階段方面─
……何してんだ。
[目撃したのはカタリナが立ち上がるところだったか。
手を貸したニコラスや、安否を訊ねるパメラにも視線を向けたが、問いはカタリナへ]
― 階段 ―
大丈夫なら良いんだけど……
怪我はない?
女の子なんだから痕が残ったら大変よ。
[カタリナの言葉に僅かに安堵を過らせながらも
やはり打った場所を押さえる様には
案じる言葉が出てしまう]
――…ん。
私が心配することも無かったかしら。
二人もナイトがついてるみたいだし。
[シモンの訪れにそんな呟きを残して]
[ディータやアルビンの『パンが好き』という言葉が聞えて。]
私も、オットーさんのパン好きです。
[なんて便乗していると、『親父さんのが』と言うディーターの言葉が聞えて]
えい。
[おでこを てし っとしてみました。]
村長 ヴァルター が参加しました。
村長 ヴァルターは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
――村長の館――
へぇ、俺が容疑者の一人…なぁ。
…………本気で言ってンのか、お前ら?
[杖をついた男が笑いながら首を傾げ、問いかける。
しかし自警団員が真面目な顔で頷くのを見て、男は目を細めてやれやれ…とため息を吐いた]
まあ、別に良いけどな。
俺が集会所に行ってる間、村長の仕事は誰がやるンだ?
『………………アンタ、仕事なんてしてたのか?』
………………………………よし、わかった。
この事件が片付いた後も、しばらく仕事しねェでサボってやるから、覚悟しとけよ。てめぇら。
…は
[笑っていると、フリーデルにてしられて笑うのを止めた。]
怖いもの知らずだな、あんた。
[額をてしった彼女の手首を掴んだ]
…ここ、飛び降りれないかな?
[一階から二階までの距離。植わっている植物の位置。無理そうかなあ、と呟いて]
ん、こっそり探検してみよう。
[座っていたベッドから立ち上がり。キィ、と扉を開けて、廊下へと出た。階段を下りようとすると、下にはニコラスやカタリナが居るのが見えた。見つからないよう、体を少しだけ出して、覗くのに留めて]
― 階段 ―
[カタリナへと向けられていた眸が名を呼ばれ瞬いた。
ゆるく声の主へと視線を向ければ――]
………ニコラス?
[驚いたように目を瞠り]
……何時帰って来たのよ。
ずっと連絡もなくて……
如何してたのかと心配したんだから……
[じわりと湧き上がる懐かしさに
思わず泣きそうな笑みを浮かべた]
[集会所にたどり着けば、自警団に以下のような身上書を書かされるだろう]
***************************************
■名前:ヴァルター・フリューゲル
Walter Flugel
■年齢:49歳
■職業:村長
■経歴
先代村長の一人息子だが、3歳の頃に母親に連れられて村を出た後、45年間帰ってなかったので殆ど余所者。
村に帰ってきて父親の跡を継ぐ以前は、軍で大佐の地位にあったが、事故で片足を失い退役。
故郷で恩給暮らしの余生を過ごすつもりが、何故か父親の跡を継いで村長になる事に。
ふふ。私だって、不良シスターなんですよ?
[なんて、クスクス笑いながら言うけれど。]
そう。……容疑者に、なってしまう位ですから。
アリバイも無い。不良シスターです。
[そう言うと、少し悲し気に微笑んだ。]
[集会所にたどり着けば、自警団に以下のような身上書を書かされるだろう]
***************************************
■名前:ヴァルター・フリューゲル
Walter Flugel
■年齢:49歳
■職業:村長
■経歴
先代村長の一人息子だが、3歳の頃に母親に連れられて村を出た後、約40年間帰ってなかったので殆ど余所者。
4年前に村に帰ってくる以前は、軍で大佐の地位にあったが、事故で片足を失い退役。
故郷で恩給暮らしの余生を過ごすつもりが、何故か父親の跡を継いで村長に。
……そう、ですか。>>267
ありがとうございます。
それを聞いて、少し安心致しました。
[そうして、緩んだ表情に気付けばにこりと微笑み返した。]
青年 ヨアヒム が参加しました。
青年 ヨアヒムは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―集会所一階・階段前―
そっか。ごめんなさい。
おかえりなさい、ニコラスさん。
[泣きそうな笑顔のパメラを見てニコラスに謝り、借りていた手をそっと放した]
シモンさん、兵隊さんだったんですか。
[シモンに近づくと世間話のように軽く聞いてみた。
これまでも特に聞いたことはなかった気がした]
―― とある一軒家 ――
[特にこれといった特徴もない、一村人の住まう一軒家。
実に品のないくしゃみの勢いと共に、横たわっていた寝台から身を起こしたのは、一人の青年だった。これまた実に気の抜けた表情で鼻の下を擦り、ついで目を擦る。]
……あー……、寝すぎた?
[窓の向こうから差し込む日の光に目を細め、小さく呟いた。
ひとりきりの室内。疑問を投げても返って来ることはない。
代わりに聞こえたのは来客を告げるノックの音と、青年の名を呼ぶ声]
だーれだよ。
面倒臭いなぁ。
[それが男のものだと分かった途端、あからさまに面倒臭そうな表情になるのだった]
[首を傾げるフリーデルに毒気を抜かれた。]
も、いい。ひとつ覚えとけ。
俺は近所の気の良いおっさんじゃない。
[フリーデルの手首を離して、反対側の隅に移動して座った。]
おー?
おはよーさん。どしたん、わざわざ家に来て。
親父なら、またどっかしらほっつき歩いてるけど。
[玄関に出てみれば、立っていたのは自衛団員。
村民同士、顔見知りの仲にも関わらず、いつになく厳しい顔をした相手に、青年は首を傾げた。
その理由は直ぐに分かる。
相手から告げられた、吟遊詩人の死と、彼が容疑者であるという言葉によって。]
――……………なっ、
[驚きに見開き、顔を俯かせる。
ぐ、っと力強く握った拳がぶるぶると震え出した]
なんて美味しいシチュエーション……!
なのに、なんて色気のない現状……!
[握った手の甲を目許に宛がい、涙を拭う所作]
ここは彼女が、「ヨアヒムがそんなことするはずないわ!」とか言って止めに入ったり、オレが「ありがとう。でも、大丈夫だよ。誤解はすぐに解けるはずさ。行ってくる」「そんなのいやよ!」「オレを信じて、待っていてくれ」とかそういう感じでドラマチックに決めるシーンじゃないのか!
[ぱっと顔を上げたと思えば、相手に口を挟ませる間も与えず台詞を紡いでいく。
彼女の台詞と自分の台詞とで立ち位置すら変える熱演っぷりを、通達を持ってきた自衛団員は冷めた目で見つめていた。生温かくすらない。
漏らした呟きは、「また始まったよ」。
彼の言う通り、村の人間であれば殆どの者が見覚えがあるであろう、いつも通りの光景だった]
………ああ、……私だ。
カタリナ、よく覚えていてくれた。
成長したね、気付くのに少し時間がかかってしまった。
……パメラ。
連絡しなくてすまない。
昨日、こっそりと戻ってきた。
[カタリナとパメラを交互に見遣りながら告げる。
泣きそうなパメラにはその肩をぽんと叩き、複雑そうに笑い、少し首を傾げた。]
………、ひさしぶり。
変わらないな。
[その意味は外見ではなく。]
――ということで、やり直しを要求する!
「お前、彼女いないだろ」
[一頻り語った後、勇ましい表情で自衛団員に指を突き付けた青年に対して、返されたのは素気無い言葉だった。
途端に青年は仰け反り、胸を押えて大きくよろめいた]
……ふ、ふふ。
今のは効いた。
オレの胸を深く抉ったぞ……。
慰謝料を要求す
「で、集会所に集合な。
あんまりぐだぐだ言ってっと、ふん縛って連れてくぞ」
えー。
縛られるなら、女の子に縛られたいなぁ。
[青年の様子を意に介さない辺り、相手は扱いを心得ているらしかった]
[かくして。
そんな寸劇ののち、集会所に姿を現した青年は、寝足りないとばかりに即座に二階へ向かった。
尚、ぶつくさと文句を垂れつつ書き記した身上書は*以下のようなものだった*。]
────
■名前:ヨアヒム・ユング(Joachim Jung)
■年齢:18歳
■職業:学生/アルバイト
■経歴:村生まれ村育ち。
父は外に出ていることが多い。仕事の為と言っているが、その実、遊び人。
そんな父に愛想を尽かして、母は15年前に出て行った。
当人も月に数度町に赴く他、村の安宿の手伝いして暮らしている。
────
ニコラスさん…もしかして、「あの子」に会えたのかな?
よかったね。
[パメラとニコラス。その様子に、小さく独り言を呟いた。くすりと笑うと、二階の階段の陰に隠れてしまう。大人たちを退けてまで通ろうとは思わなかったらしい。体育座りで、しばらくその場で待っていた]
気の良いおっさんじゃない……。
あ、はい。すみません。
[反対側の隅に移動するのを見ながら、ぽつりと謝罪の言葉を零して。その背を見送った。]
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