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未亡人 カサンドラ の能力(襲う)の対象が シスター ナネッテ に自動決定されました。
船長 トール の能力(襲う)の対象が 旅人 カーク に自動決定されました。
声楽家 ヴェルナー は 酒場娘 イングリッド に投票した
シスター ナネッテ は 見習い旅芸人 サシャ に投票した
密売人 イェンス は 執事 エーヴァルト に投票した
未亡人 カサンドラ は 酒場娘 イングリッド に投票した
船長 トール は 旅人 カーク に投票した
御曹司 ステファン は 見習い旅芸人 サシャ に投票した
執事 エーヴァルト は 密売人 イェンス に投票した
旅人 カーク は 船長 トール に投票した
見習い旅芸人 サシャ は 密売人 イェンス に投票した
酒場娘 イングリッド は 船長 トール に投票した
船長 トール は村人の手により処刑された。
次の日の朝、シスター ナネッテ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、声楽家 ヴェルナー、密売人 イェンス、未亡人 カサンドラ、御曹司 ステファン、執事 エーヴァルト、旅人 カーク、見習い旅芸人 サシャ、酒場娘 イングリッドの8名。
/*
おはよーございます(ねむい)
トール落ちかあ。ラ神……
そしてまだ生きてる僕は是非今日過去語りしたいです。明日生きてて尚かつ過去とか時間がとれなくて吐血します。
幾人かを飲み込んだ冥界の穴が音も無くゆっくりと開く。
霊廟に設えられた女神像は、再び二粒の涙を零す。
一時の間だとしても、過去に塗り替えられるのは
<<執事 エーヴァルト>>と<<酒場娘 イングリッド>>
意識は果ての見え無い淵へ心地よく落ちていく。
/*
トール様、ナネッテ様、お疲れ様です。
サシャ様は大丈夫でしょうか……。
何もなければよいのですが……。
ランダムの神様に愛されたエーヴァルト様。
代わりは、<<未亡人 カサンドラ>>様にお願いしましょう。
御曹司 ステファンは、声楽家 ヴェルナー を投票先に選びました。
/*
気にしなーい(リーゼロッテのナカノヒトをぽむぽむした)
トールさんとナネッテさん乙ですー。
サシャさんは昨日は来てないのですね、大丈夫かな……;
ついでにエーヴァルトさんがランダ神に愛されすぎな事と、
ステファンさんのうなされも把握。
密売人 イェンスは、ランダム を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
そういえば、日数も経過しましたし、
霊廟の中へと徐々に入ってもらっても構いません。
墓下で出ている前世の設定は、段階的に私がお伝えしようかなと思っています。
変更があれば、その都度お伝えできるように頑張る。
□リーゼ前世設定
忠実な神殿の兵士。20歳。アデルの護衛を務めていた。
外敵侵攻時に、聖堂図書館でアデルを庇い斬られた。
アデルが壁に描いた絵画には血痕が残っている。
生前は、アデルの描いた街の絵をこよなく愛していた。
ナネッテ前世の政治補佐とも友人。
友人の天候を予測する能力に一目置いていた。
兵士なので、男装の麗人パターンにしようか思案中。
□ドロシー前世設定
前世設定(現状)→一般人の20代女性。
外敵侵攻時に大切な人とはぐれてしまい、探しているうちに殺されてしまった
/*
……二度ある事は三度ある、と申しますが、本当にやってくれやがりましたか、ランダ神!
そして、二日続けて、投票デフォが襲撃されているのはどういう事なのかと。
それにしても、サシャ嬢は大丈夫なのでしょうかね……。
/*
ドロシーちゃんありがとう……っ(赤面)
トールさんとナネッテさん、お疲れ様!
サシャちゃん心配……。無事ならいいんだけど。
エーヴァルトさん愛されすぎだよねw
ああ、追記。
斬られたけど、霊廟を閉めるところまでは生きてた予定です。
未亡人 カサンドラは、声楽家 ヴェルナー を投票先に選びました。
― 夜 ―
[おやすみと言ったのに眠れなくて、星を見ながら歩く。
混ざりものの無い漆黒の闇。降るような星空。
ナネッテも眠れなかったのだろうか、霊廟の近くで出会った。]
星を見に?あたしは、火照りが治まらなくて頭を冷やしていたところ。
[闇夜のこと。ナネッテがなにかに脚を取られてよろけた。]
危ない!
[支えようと手を伸ばして触れた。
それだけ、だった。]
[膝に倒れたナネッテを乗せ、座り込んでいる。
人形のように、ぐったりと倒れたナネッテ。彼女の生命は、冥界の穴に吸い込まれてしまった。]
ナネッテ…ごめんなさい。きっと、あたしのせい。
でも死ねないの。死にたくないの。
約束、したから。
[ぐったりしたナネッテに触れる。まだ温かい身体。
パシッと音を立てて、頭の中にフラッシュバックしたのは…。]
[思じように座り込んでいた。
あの霊廟の中で。
膝には最愛の兄。
息絶えて蒼白な顔。]
あ、おにいちゃん…
あたしが、この手にかけた
[都合良く忘れていたことを思いだして涙を零した。]
ごめんなさい、ごめんなさい、おにいちゃん。
ごめんなさい、ごめんなさい。
あたしの手は穢れている。
血に染まって、真っ赤。
[両手を見る。誰にも見えない赤が、この目にははっきり見える。]
執事 エーヴァルトは、旅人 カーク を投票先に選びました。
酒場娘 イングリッドは、見習い旅芸人 サシャ を投票先に選びました。
未亡人 カサンドラは、ランダム を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
遅ればせながら、ステファンくんのうなされ具合把握。ドロシーちゃん(過去)が誰か探してるのを血だらけで目撃するシーンとか後で回想できたらいいなあ。
>トールさんナネッテさん
冥界の内部を勝手に捏造したりしてるけど、上書きやスルー、捏造しあいまで大歓迎!
以下雑感
冥界では、記憶の復活もある程度あったほうがスムーズ?
私は素村なので、人格はリーゼを保ったまま、記憶が追記されるだけって感じになるけど。
私自身は、全てをはっきり思い出す、とはいかないかもしれません。
[疲れた様子で横たわる男。
身体は急速に疲労を増し、動けなくなっていた。
そんな中で聞こえるイェンスとユリアの"おまじない"のやり取り。]
――――…。
[聞こえてるよ、と半ば呆れ気味に呟く。
ああ、でも二人の声をラジオにして冥界まで歩くのも悪くないかもしれない。]
俺はお前が好きだったよ。
[多分な、と付け足し悪戯っぽく笑う。
けれどその瞳は寂しげに揺れていた。
歩き出したら戻れない。
わかっている。何度も通った道だから。
だから振り返りはしない。きっと帰りたくなるから。]
/*
リーゼもドロシーも久しぶりー。
トールの死亡フラグがうらやましいなんて思ってないんだからね!
サシャはどうしたのかな。何もないとよいです。
冥界設定はまだちゃんとは読めてないけれど問題なしですよー。どんと恋!
本参加は夜になるかと思います。
旅人 カークは、執事 エーヴァルト を投票先に選びました。
/*
うへへへ。なんか墓下行く予感がしたぜ。
吊りはある程度予想できるけど襲撃は突然だよな。(ナネッテとリーゼなでなで
サシャはどうしたんかな、何もなければいいんだけど。
俺も離脱! また夜に。
/*
前世のターンがこなかったらそれはそれで…と思っていたので、冥界でどうするかについて何も考えていなかったです。
せっかく縁故もあるし、何かやりたいのでちょっと考えてみる。
―高台⇒野営地―
[目覚めた時、隣にイェンスの姿はあっただろうか。
あれば、起こさぬよう静かに立ち上がる。
しばし眼下に広がる景色を眺めた後、小さく『先に戻らせてもらう』とだけ言い残して野営地へと向かう。
曖昧な記憶を辿ってみても、自らが高台に居た理由は判らなかったが、不思議なことに今それはさしたる問題では無いように感じていた。
野営地にはイングリッドとリーゼの姿しか見当たらず。ふと見れば何やら調理された痕跡だけが残っていた。
広げられた食材の中に小瓶を一つ見つけた。少し考えた後それをポケットにねじこむと二人の方へと視線を移す。
イングリッドはリーゼに寄り添うようにしていたかもしれない。『ちょっと、行ってくる』おそらく眠っているであろう二人にそう告げて野営地を後にした]
―廃墟の街―
[シェイとの約束を破ってしまったことで、少し後ろめたい気持ちになりながら、砕けた瓦礫の中歩いていた。
こうして間近に見れば、高度な文明が此処に存在していたことは容易に想像できる。
余程古い時代の物なのか、殆どの建築物は倒壊し、風化さえしているようだった。
一部土壌が剥き出しになった、かつての街道に、大きな足跡を見つけた。
その足跡に導かれるようにして辿り着いたのは、他の物より僅かに原型を留めている小さな家]
[ノックするべき扉すら無い建物の中には、営みの痕跡が確かに残っていた。
埃にまみれ、時代を感じさせるその中には相応しく無い色が戸棚らしき物の上に一つ]
…あれは…
ドロシー…。
[ピンク色の耳長クマを背負いながら、ぷぅと頬を膨らませた小さな彼女の顔が思い出される。
ふと視線を移した先で、ベッドに横たわる見慣れた姿を見つけた]
やれやれ…
…こんな所に居たのかい。
[返事は、無い。
しかし彼の表情は、いつになく穏やかで。
近くにあった、崩れた壁らしき石の塊を椅子代わりにして、彼の傍らに腰掛ける]
[しばらく、そうして彼の寝顔を見つめていただろうか]
此処が… アンタの家かい?
……良い家じゃないか。
[空に投げた言葉は、緩やかに吹き込む風が運び去っていく]
………なぁ、トール。
馬鹿らしいと思われるかもしれないが、聞いてくれるかい?
[そう前置きして、自分が触れた物、見た物、出会ったシェイという少年の事、全てを静かに語った]
…それから…
自分でもさ、どうしてか判らないんだが…。
俺は、いや俺達は… かな。
此処へ来る事を、望んでいたんじゃないかって、さ。
ほら、考えてもみろ。
皆… 誰一人… 島から出る考えを言い出さないんだ。
何故だと思う?
………。
トール……。アンタはさ、俺達を連れて来てくれたんじゃないのかい?
見失い、迷い、忘却してしまった俺達の手をひいて…。
あの船でさ…。アンタは俺達の手を離さずに此処まで…。
[顔を伏せて、あるはずもない返答を暫し待つ。
やがてポケットから野営地で見つけた小瓶を取り出して]
良い物見つけたんだ。
ほら、葡萄酒さ。
今なら… いいだろう?仕事はもう終わったんだ。
[小瓶に詰められたコルク栓を咥え引き抜いて、『先に失礼するよ』と小瓶を掲げて見せてから、一口含む]
こいつぁ、旨いや。
贅沢、言うなよ、酌してくれる相手は…居ないけどさ。
たまには…いいだろうよ。
[小瓶を彼の枕元へそっと置いて。
少しの間彼を見つめた後、静かに立ち上がれば、振り返ること無く部屋を後に…]
名キャプテン・トール… 感謝するよ。
…またな。
[ちらりと戸棚の上へと視線を向けて『小さなレディ』にも笑顔と再会の約束を。
そうしてまた廃墟の街へと足を向けた*]
―野営地―
[早々に食事を済ませ、火の傍で膝を抱えていた。
ローゼンハイムとリーゼ。特に、リーゼがこうなってしまった原因は不明のまま。二人の事を考えると感情を制御出来なくなってしまいそうで、途中で思考を手放した。
何時しか眠りに落ちていた。カークに外出を告げられたことは覚えていないが、その声で覚醒へと導かれ。
少し後には、薄く開かれた瞳が揺れる炎を映していた。]
『……………』
[また、だ。
耳が捉えた、微かな声。]
……………。
[この島に流れ着いてからというもの、彼方此方で聞こえる、声。
初めは空耳だと思ったが、徐々にはっきりと。
丘に近づくとより鮮明に、離れると遠く。
丘の上には建築物――確か霊廟があると言っていたっけ。
何故か足を向ける気になれず、未だ近づいては居なかったのだけれど。]
声楽家 ヴェルナーは、見習い旅芸人 サシャ を投票先に選びました。
『―――…い』
『―――っしゃい』
大気が細かく振動する。
祈るような、嘆きのような、声。]
あなたは、誰――?
[漆黒は応えない。誘われる様に、歩を進める。
「誰か」の声は最早はっきりと聞き取れるほどに傍で聞こえている。
まるで頭の中に響いているように近く近く、
自分の声であるかのように――
闇に目が慣れて来た頃、前方に浮かび上がる白亜の霊廟。
その入り口にそっと指先を触れさせて、女神像へと青紫を向け……
そこで、「イングリッド」の意識は唐突に途絶えた]
―― 彷徨いの淵にて ――
[酷く身体が重い。
静かに瞼を閉じれば意識は緩やかに失われていく。
わかっている。
この感覚は死の訪れ。
頭に響く二つの声。
最期まで耳を澄ましていた。
その掛け合いは冥界へ近付けば近付くほど
遠く、聞こえなくなっていき。
ラジオのような声々を旅のお供にして
男は振り返らず歩き進んでいった。
船乗りとして生きた男は
かつて過ごした家に辿り着き、永い眠りにつく。]
[――――――そしてどれくらい経ったのか。
冷たくなった男の傍で一人の旅人が話を始める。
その言葉を笑いもせず、驚きもせず、馬鹿にもせず、
ただ無言で受け止めて。
けれど、そう――――。
旅人が手を引いて連れてきてくれたと告げれば
男は複雑そうに俯き、そして僅かに微笑んだかもしれない。
そこに含まれているのは照れ臭さか。
固く閉ざされた瞼はもう何も映しはせず
置かれた葡萄酒の小瓶にも目を向けない。
旅人が去って幾ばかり。
小瓶に手を伸ばし嬉しそうに口付ける透明な男の姿。
それは長い時を越えて
主の帰りを待っていた家が見せた幻か―――。**]
[去っていく旅人の背に向けて
もう声の発しない唇で何かを告げる。
―――――――ありがとう。美味かった。
きっと男の表情は嬉しさに満ちた穏やかな笑み。]
/*
ただいまー!
ご、ごめんね、挟まった……orz
退席記号付いてたから、つい発言をしてしまっt
あと、男性の振りをしているので、武術縁故OKですよー。
ええと、認めてはいるけど、
「このっ……、馬鹿力っ!」
みたいな可愛くない応対の仕方でもOKでしょうか。
─霊廟─
[いつの間にか、うつらうつらとしていたのか。
意識は闇に落ち、漣が揺れる。
その場所に──霊廟に反応したかの如く。
けれど、それは像や形を結ぶ事はなく──微か、響いた物音によって深淵へと逃げ込んだ。
そして、呼び込まれるのは、目覚め]
ん……眠ってしまった、か……。
[小さく呟いた後、ゆっくりと、目を開く。
時間の推移は、はっきりとはわからなかった]
[―――――酷い悪夢にいつも魘されていた。
千年の時を重ねて。何度でも、何度でも、繰り返されるその絶望。安息の地は踏み荒らされ、戦火の焔に焼かれていく。剣を持つことも、誰かの盾になることすら叶わなかった、己が身が恨めしい。
赤い血を舞わせたその若き兵士に、震えながら伸ばした手は果たして届いたのか。逃げても逃げても、外敵達の足音は、もうすぐそこまで迫って来る―――――!]
…………………。
[ゆっくりと目を開いた。
この街の記憶の中でも、「あの日」の出来事は特別に鮮明だった。それは呪縛のように幾度でも、私の心を抉るから]
/*
さて、違う場所での笑いが落ち着いたので、出てはみましたが。
イェンス殿とカーク殿以外は、全員霊廟、という事でいいんですよね、これは。
それにしても、見事な2:2:2。
どうなりますか。
[それでも、何故かその日の夢は優しくて。
暖かい日差しを受ける丘の上で、私はのんびりと絵を描いている。偶にしかない休暇の筈なのに、友人は何の気まぐれか私に付きあってくれて、傍らで空を眺めている。空の青にも、いくつも種類があるのだと。私に教えてくれたのは彼の人だった。
出来あがった絵を、私は嬉しそうに掲げて見せる。
この街が好きだった。この街の絵を描くことが好きだった。そして何より、私以上に私の絵を愛してくれる人が此処にはいたのだ。……その笑顔を見るのが、大好きだった]
―――――…ありがとう。
[二度と戻れぬ安息の場所の夢。見ることが出来たのは、果たして誰のおかげか]
― 回想/霊廟 ―
[ステファンが話すのを、朽ちた石材に寄りかかって聞く]
エーヴァルトさんが「シェイ」
サシャさんが「エディ」
[顎を指先で撫でつつ、ステファンに視線を向け]
もしかすると、僕やステファンさんにも、いるのかもしれないな……あるいは、ここにいるみんなに、あるのかも。
[いくらか冗談の口調で言ってから、思案げに霊廟を見上げた*]
―霊廟前―
…………どうして、此処に。
[確かに、自分はこの場所から立ち去った筈なのに。
霊廟の入り口に舞い戻っているのはどうしてなのだろうか。呆然と周囲を見回す。]
……―――。
[霊廟の近くに人影を見つけ>>3、息を潜め身を固くするが、兵士ではなく一般の島民だと判断すると警戒を解いた。
誰かを膝に抱いて座り込む姿を見れば、唇を引き結び瞳を伏せる。
侵攻が始まった頃から今に至るまで、嫌と言うほど見てきた光景だった]
[ステファンとエーヴァルトの話を何処まで聞いていたのか。いつの間にか眠っていたらしい]
……夢か……なんて酷い歌だ。
[顔を顰めてけほりと咳をする。喉が痛んだ]
けど、なんだろう、聞いたことがあるような、ないような。
[ふと、二人の様子が気になって、未だ眠っているのだったらそっと近づいて、呼吸の音が聞こえたならばほっと安堵の息を吐いた]
あの………。
侵略兵の数は少なくなりましたが、此処はまだ安全とは言えません。出来れば、兵士の手の及ばぬ場所に身を隠してください。
[離れろというのは酷だと分かっているけれど。
意を決して近づいて、中空を仰いだ儘の女性へとそっと告げる。]
……亡くなられた大事な方の魂が、今穏やかでありますよう。
[女性からの反応はあっただろうか、
あったならばきっと二言三言交わしてから、そうでなくとも霊廟の入り口に戻る]
……は。
[漣の残したもの、微かな意識の揺らぎ。
小さく、息を吐く。
感傷が、また強くなっているのを感じて、苦笑が浮かんだ]
……私は……ここで。
この場所で……何か、を?
[うしなったような、そんな感覚。
それは、自身の経験──家族を喪った時と似ていたから、自然、そんな言葉が口をつく]
/*
おお!?
アデル女の子だった!? 今回のメモで初めて気付きました。
ドキッ★男ばかりの古代都市!というのもアレかと思って(ネタ的には美味しいが)おにゃのこにしちゃったけど…!
って、ヴェルナーもかっ。
これは…ドキッ★女ばかりの古代都市! に上方修正すべきかしら。
[声をかけられてぼんやり見る。]
あなたは、だあれ。
[イングリッドでないのは気づいた。]
兵士は、もう、いないわ。
ぜえんぶ、終わってしまった。遠い昔に。
[囁くように言ったから、聞こえていないかもしれない。]
――歌うこと以上に好きな事なんてない
[豪雨のような、暴風のような、大音量が耳を打つ。
その音の壁の向こう側から。声]
――だから大事なことに気づかなかった。
[あの酷い歌声と同じ、女の、声]
[それでも、あくまで「夢」は「夢」]
[「現実」はあまりに冷たく無情に、その優しさまでもを洗い流す]
―――――――……また、冥界の 穴 が
[背筋を走った寒気。死んだ。また、死んだ。誰かが、死んだ]
[名を問われれば、一礼して]
クローディアと申します。
あの、もし良ろしければその方のお弔いに、誰かお呼びしましょうか?
[時々周囲に視線を走らせる。この闇だ、何処に敵が潜んでいるかは分からない]
……いない…… 確かに、この辺りでは頻繁には見かけなくなりましたけれど。
……え?
[続きがよく聞こえなかったので、首を傾げた]
[女性の言葉を不思議に思いながら、霊廟の扉に触れる]
………。
[違和感。入り口は、僅かに触れただけで押し開かれた。常ならばこのようなことはない。誰かが中に居るのだろうか。
こく、と一度息を呑む。
深部を封じた後、此処は立ち入らぬようにと命があったのではなかったか。
何故此処に居るのか、記憶は飛んでいるけれど、此処に戻ってしまった以上、「鍵」としての任は全うしなければならない。幕引きは、それから。
外敵ならば、これ以上進ませる訳には。
目の前の女性と放しながらも、通路の奥へと瞳を凝らした]
クローディア……
あたしは、ユリアよ。覚えていない?
[以前と違う顔、違う声。
でも、哀しげな表情は、きっと同じ。]
この人は、異教の弔いで喜ぶかはわからないわ。
[ナネッテの髪をそうっと撫でる。]
でも、迷わずに行けたはずよ、レテの川まで。
…ん……
[静かにぐっすりと眠り込んでいたが、もぞもぞと寝返りを打って背伸び]
…………
[薄目を開けてぼんやりとしている。]
出来ぬ事を、か。
ああ、うんでもなんだか、あんな酷い音感になるくらいなら歌わない方が……なんとゆーか。
[こめかみに指を当てて、苦悩のポーズをしてみたり]
シェイ、この街に生きていたという、人ですね。彼もこの場所に強い思い入れがある、ということかな。エディさんも……ここには強い思いがあるみたいだった。壊して欲しい、それほど不気味なんだ、って。
もし僕にもこの街に暮らしていた人格が降りてきたら、なんていうんだろう。少し、興味が湧きました。
[最後はうらやましいともとれる発言をして、肩をすくめる]
[幸か不幸か、「イェンス」は「アデル」よりも足が速い。
瓦礫の街をひた走る。壁を乗り越え、出来るだけ近い道筋を選びながら。瓦礫を掴む指先に、再び血が滲む。けれどそんなこと、厭う筈がない]
―――――――……っは。
[肩で息をしつつ、辿り着いたのは小さな家。否、かつて仲睦ましい父娘の暮らす、小さな家があった場所]
………………。
[息を整え、無表情のまま、静かに中へと足を踏み入れた]
…なんだろう…変な…夢、見た気がする……
石造りの家で、暖炉の傍で…地図を大きく広げて旅行の話をしてるんだ。
……父様だけど、父様じゃない人が、連れてってくれると約束してくれて、目つきの悪い子供のエーヴァルトがお菓子を持ってきて……
お茶を入れたら服のすそを踏んづけて傍のお皿が{3}枚ほど割れたのをどうやってごまかそうかと悩んでいたら■turquoise色のドレスを着たヴェルナーさんが舞台で何故か賛美歌っぽい何かを歌ってた…
ちょっと、疲れていたのかもしれない…
っと、お目覚めのようですね。
[寝返りをうつステファンを見れば、今更声をひそめて]
いずれにしても、僕は、なぜこの建物だけが「壊されていないのか」が知りたい……
[それは多分、この街に起こった惨事に由来することだろう。知ることで何かが起こるなどと期待したりはしない、純粋な欲求*]
……ユリア、って。
[普通の娘ほどは自由の許されぬ身。
だからこそ、友へは並々ならぬ思いがある。名を忘れるわけはない。
でも、しかし、顔も、声も、自分の知っているユリアとは別人で。不躾とは思いつつも、目の前の彼女をじっと見詰めてしまう]
ユリア、なのですか?
で、でも。ユリアは……
[もう一度繰り返した。
響きには、困惑と混乱の色が浮んでいただろう。
表情や言葉から彼女らしさを受け取ることは出来るが、友人の名を名乗る別人に、警戒はやや強くなる。
レテの川に辿り付けたと「ユリア」が言えば、ゆっくりと頷いた。次の生は、幸せであるよう、と]
/*
ううん、ちょっと今日は駄目だ。スランプ。
原因はわかってるんだけど、どうしようもないね。
イングリッドが頬を撫でてくれたところや、アデルの記憶とか凄く素敵で、ちゃんと返したいのに……。
時間を置いてからのほうがいい気がする。
集中力が戻ってこない。
せっかくナネッテやトールとも会えたのに、悔しいなぁ。
[廃墟となった街を後にして野営地へ戻ったのは、どれ程時が経った頃だっただろう。
シェイの事。トールの事。そして自分が感じている一連の事を、皆に伝えておくべきだと感じていた。
しかし…。
野営地に人影は無く。消えた炎と静寂。時折風に木々の揺れる音だけが響く]
イングリッド!リーゼちゃん!
[先刻立ち寄った時の事を思い出し、二人の名を呼ぶ。
返事は、無い。
ゆっくり歩を進めて、初めて異変に気付いた]
/*
んもー!聖痕者ってなんなの!何なの!
設定が面倒くさいことになってるよう。
ただの街娘でいいじゃない、ねえ。
ラ神のばかー。
どうせ夢なら、こんな音じゃなくて。
[自分は夢の中で顔を顰めながら、声の主に訴えた]
あなたの声で、歌って欲しいんだけど。出来れば僕の目の前で。
[大音量を表すように、自分の視界は一面砂嵐で]
/*
中に入ろうと思ったけど、話が複雑になってきている中、お三方に絡みに行けるスキルがわたしにはないのです。
さーどうする。
一日が100時間くらい欲しいですよ…。
[ネストルとシュテラは、街でも評判の仲の良い親子だった。身寄りのない私は、彼らのことを微笑ましく、そして少しだけ羨ましく思いながら眺めたりしたものだった。
ただ、それだけだったのに]
――――――……ドロシーの、兎…。
[棚の上のぬいぐるみを見つけて、薄く目を見開いた。心臓の打つ鼓動が嫌な跳ね方をする。そして]
………………。
[私は冷たくなったその男の亡骸を見つけた]
/*
いやいや俺のことは気にしないで大丈夫。
集中できない日もあるよな。
もし疲れてたらゆっくり休んでくれな。
[リーゼの頭を撫でて、お茶を差し入れ]
うん、ユリアの生まれ変わり。
あの日、霊廟に逃げ込むように言われて、あたしは…おにいちゃんが一緒じゃなきゃ嫌って駄々をこねて…
戦えない女子供と護衛の幾人かと霊廟に籠もった。
扉は、破られることはなかったわ、最期まで。
[だから、相手の兵士は持久戦に持ち込み、最後には外から続く水路に毒を投げ込んだのだけど。
それは今は言わなくていい。]
[男にはもう届かない。
イェンスが呼びかける声にも
ユリアの喪失感にも
何の反応も返さず、ただ冷たく横たわるだけ。]
………………。
[聞きなれた声、言葉。
馬鹿と言われていつもならムッとしたり笑ったりしているのに。
――――もう何の表情も浮かべはしない。]
/*
>リーゼ
無理しないで大丈夫だぜ!
←こいつなんか、昨日リーゼとドロシーにお祈り捧げるのすらやらずに寝たからね!
[大切な人を失う胸の痛み。
それを思い出してしまっては…
次に転生した時に代償を払えるかわからない。
代償をはらわなければ、この身にどれだけの災厄が降りかかるか、およびもつかない。]
/*
付け焼刃の知識を書くのは紅茶を愛する方々に申し訳ないので、ここは逃げておきます。
[いいんですかい、それで]
……それはそれとして、落ちる可能性もありますし。
落ち際に、あれが使えるとよいのですけどねぇ……。
リーゼ…ちゃん。
[誰一人居らず、初めてこの場所を訪れた時の様に冷たい空気舞う中、彼女だけが横たわっている。その光景に全てを悟った。
思えば先刻ここを訪れた時のイングリッドの様子は、どこか悲しみにくれた様だったかもしれない…]
……!
[では、今イングリッドは?ナネッテやカサンドラの姿も見当たらない…。シェイと共に居るであろうステファンが戻っていないのは何故……。
ふと見上げた視線の先には、丘の上の霊廟。
一度視線を戻せば、リーゼの傍らに片膝をつき]
ごめんよ、誰も居なくて寂しかったろう。
でも、俺も行かなくてはならない。
皆を連れて戻るから、それまで…。
[眼を閉じて、祈るように呟くと、その場をそっと離れた。
石段まで歩を進め、今一度丘の上を見上げる。
そして…霊廟へと駆け出した]
― 夜 ―
[――目が、覚めてしまった。
観念して身を起こし、のそりと野営地から出る。
今日の、豆のスープはまあまあだった。
野営地に戻ったみんな一人一人の顔を見て、様子のおかしなものがいないかどうか、健康状態を確認しながら配った。
――生きなければ。
強くそう思う。リーゼとドロシーが安らかであるように祈るのと同時に、強く、]
生まれ変わり……
ちょ、ちょっと待ってください!
深部に鍵を掛ける前、霊廟の中で彼女と会っています。
その話…ユリアの話も、その通りで……彼女、お兄さんを本当に慕っていましたもの。
…でも、あれからまだ一月と経っていないのですよ…?
生まれ変わるには相応の歳月が必要だと、ユリアならご存知のはずで………
[嫌な予感が拭えない。声は震え、口中が乾く。]
[寝台で横たわる男の側に膝をつき、冷たくなった彼の手を、自分の傷だらけの両手でそっと包み込んだ]
馬鹿だ、貴様は。大馬鹿者だ。
[歪む表情を隠すように、俯く。涙は流れない。でも、声は震えていた]
……私は、君のことが 、――――…。
[伝える心算なんてなかった。私の魂が女であることなど、彼は知る由もないのだし。気味悪がられるだけならば、そんなことは言わない方が良い。
生を繰り返して、記憶を引き継いで、そのたびに色を失って。そうまでして求めたのはこの街の安寧。多くの人間の犠牲の上に、私に託された使命。其れを果たすため、古の文明の情報を只管に求めて、どんな危ないことでも平気でやった。己の身勝手な願いに、勝手に擦り減らされていく心。
もう限界だと崩れかけていたときに、彼は私の目の前に現れた。その明るく豪気で真っ直ぐな姿は、これ以上なく眩しく感じられたのだ。
「ネストル」のことは知らない。知らないままに、私は「トール」を愛していた]
/*
カークありがとう……。
うん、皆を連れてきてね。
希望としてはイングリッドかヴェルナーかイェンスがいいわ(酷
[日々の勤めを果たし戻った神殿で、侵略者が街を襲っているとの報を受け、何が何だか分からぬままに走った霊廟。
戦力の差は明らか、瞬きする度に人が死んでいった。
絶望の中で追い詰められ、霊廟の深部で転生の方法を知った者達は、口々に其れに縋ろうとした。
方法が余りにも凄惨で、それこそ神の道に反すると、そんな反対も当然あった。
しかし、ほぼ全滅という状況まで追い詰められた島民は、結局、僅かな希望に縋ることにした……
霊廟の深部に眠ることを決めた者、外側から閉めることを決めた者、それぞれにどのような思惑があったかは、知る由もないが。]
…「ユリア」。
貴方のの話は真に迫っている、それだけに怖い。
………此処は、一体、どこなの………?
/*
酷過ぎる展開です。予定調和です。
墓下でのトールさんの困惑振りに期待しておきましょう。はは。
とりあえず、一番不幸になるルート選択に余念がない私です。
……そうかも知れませんね。
悠久の眠りを包む場として、選ばれたのであれば。
[主>>43に頷く。
何気なく口にした『悠久の眠り』という言葉は、微かに引っかかった]
……確かに、石の上での目覚めでは、どんな銘茶も存分には味わえませんね。
[水と変わらない扱い、は言い得て妙だと思いながら頷いた後]
では、少々見て参ります。お傍を離れます事を、お許しください。
ヴェルナー殿、済みませんが、しばしこの場をお願いします。
[主には丁寧な一礼を、それから、ヴェルナーにこう頼み込んで、入り口へと足を進め]
……人の話す、声?
[聞こえて来るそれに、小さく呟いた]
[ただ、哀しげな笑みを浮かべる。]
そう、生まれ変わるには、相応の時間が必要。
[多くを語らずとも、聡明なクローディアにはもうわかってるだろう。
階段を駆け上がってくる足音が聞こえるけど、ナネッテを膝に抱えたまま。]
/*
上ではあんまり絡めなかったけど、
実はエーヴァルトとステファンのコンビ結構好きだった。
ナネッテの豆のスープも飲みたかったなぁ。
[今更ながらあーんしてみた]
……この声は……イングリッド殿、か?
[聞こえて来る声は、知った者のそれ。
しかし、断片的に聞こえる話の内容は、どこか不可解で]
……私や、サシャ嬢と同じ現象が起きている……と、考えるべき……か。
[小さく呟きながらも、扉を開けて、外へ]
此処は、あたしたちの故郷。
栄えていたところを、侵略されて滅びた街。
そして、その建物があたしたちの身体が眠る霊廟。
[霊廟に視線を移した。]
/*
何気に、位置関係の把握が今ひとつできていなかった私でした。
居るのが中なのか外なのか、昨日の時点でわかってなかった、とも申しますが。
[どんだけ把握能力おちてたんですか、ねこ]
[――なぜ、眠れない……?
浮かぶ疑問に蓋をする。
もう理由の持ち合わせがない。
まさか、自分が何かを酷く恐れているなどと考えるわけにはいかなかった。――特に、この島では。
なぜそう思うのか自分でもわからないまま、足はいつもの場所へと向かう。
途中、霊廟の近くでカサンドラに会った。照れくささを隠すように笑顔を向ける]
…ええ、星を。
[間違いではない。確かに星は、とてもよく見えるのだから]
/*
むぐむぐ。美味しい。
[トールにも、はい、あーんと匙を差し出した]
よし、ちょっと戻ってきた。
[ぱんぱんと頬を叩いて、真剣な顔を上げた]
―――――…返して貰うぞ。
[眠る男の側に手を付いて、懐から青い石の首飾りを奪い取る。其れを上着の下へ隠れるように付け直してから]
利子はこれで許してやるよ。貴様には過ぎた酒だろう?
[誰かが供えたであろう酒の小瓶を掴むと、一気に飲み干した。にいと口元に意地悪そうな笑みを浮かべて、もう返事を返すことのない男を見下ろす]
それじゃあな。
出来れば、二度と会いたくは、ないね。
[とん、と空になった小瓶を彼の傍らへ置いて、静かにその場を後にした]
[何かが見えた]
………っ。
[手だ。そう思った時にはすでに彼女の魂は女神の元にあった。
女神は、彼女であったものを慈しむように抱き、おかえり、と囁いた]
[確信しているわけでは無い。
だが、この先に、この石段を登りつめた先に皆は居る。
最早自分に何が出来るのか、誰を救えるわけでもないこの身体で…。それでも、行かなくてはならない。
長い…。石の段をいくつ踏んだのだろう。
見上げれば何時も同じ姿で、すぐそこに見えていたはずの霊廟。急げ、全てが終わる前に――]
――――
………っ。
[最後の一段を蹴り上がる。
膝に手をつき、息も絶え絶えに霊廟を見据えた。
そこには数人の人影…]
─霊廟前─
[外に出て、最初に目に入ったのは、女性たちの姿。
会釈をされたなら、とっさに返すのは身に着いた習慣故か]
カサンドラ殿に、イングリッド殿でしたか。
それに……。
[場にいる者たちを見て取り。
感じたのは、違和感。
違和感の元は、動く事のないシスター。
先に、リーゼロッテを見た時にも感じたもの。
視線が、問うように二人へと向けられた]
/*
ステファンとエーヴァルトのコンビ良いよな。
おっ、なになに。リーゼ、くれるのか?
[差し出された匙を見て、あーーんと大きく口を開けて見せた。]
[駆けつけて来たカークにも会釈する。]
ナネッテは、レテの川へ旅立ったわ。
[二人に聞こえる声で言う。]
…トールも。
[静かな声。表情だけが迷子の子供みたい。]
[「ユリア」の肯定>>48に、胸元で握った掌が汗ばむのが分かった。
彼女の言葉通り、
此処は、故郷であり、滅びを迎えた街であり………]
……………。
[嗚呼。
扉を閉めたのは自身であるというのに。
誰が、深部に留まることを決めたのか。
言葉を交わしたはずだ、多くの涙があったはずだ。
忘れる筈はない。
忘れる筈は無いのに。]
…………そう、そう、なのですね。
此処は……
[数々の違和が確信へと変わる。
糸が切れたように肩を落とし、瞳を伏せた。
視界を白く歪ませる、雫を押し込める様に]
/*
はいっ。あげる。
[匙を持ち上げて、大きく開いたトールの口に、
ナネッテ特製の豆スープ(薄味)を突っ込んだ]
というかイングリッドあいしていいかな私。
うそつき。
[唇にちいさく笑みを浮かべる。]
たいしたことじゃないわ。
思い出しただけ。あたしが…
おにいちゃんを殺したこと。
クローディア…
[肩を落とす彼女が見て居られなくて、膝からナネッテをそっと降ろす。]
ごめんね。
[ナネッテに声をかけてからクローディアに近づいて肩にそっと手を置き、必要ならカークがユーリエールだと言うことを耳元で囁く。]
[背後からの男性の声に、びくりと肩が跳ねる。
侵略者か賊が入り込んだかと警戒していたことも忘れ、話に耽ってしまった自分を恥じる。
振り返れば、それらとは程遠い印象の男性が3人と、階段からももう1人]
…………っ。
[戦の経験故か、周囲を囲まれることに恐怖を感じるようになっていた。
身を固くしたまま数歩下がる。出来るだけ同列に居ようと。]
………クローディアと申します。
[「カサンドラ」「イングリッド」が何を指すのかは分からなかったけれど。
彼がユリアへと会釈の仕草を見せれば>>53、恐々と、それでも姿勢を正して一礼した]
/*
[リーゼに匙を突っ込まれて一瞬目を白黒とさせたが
豆のスープ(薄味)を飲み込んで顔を綻ばせた。]
ぐはっ リーゼちょっと奥に匙が……っ
………ん、美味い!
あいしていいと思うぜ!
[執事とカークの動揺は、同じ人の死によるもの。否、それを知っていることだろうか。]
気配を、感じないの、トールの。
それに…
[アデルがトールを見つけたから、とは言いたくない。]
―霊廟―
行ってらっしゃい。
[外の様子を見に出て行くステファンに、ひらりと手を振って。ステファンはどうしたろう。いずれにしても、人が黙れば、霊廟内は酷く静かで]
時が止まってるから、崩れなかった――というわけじゃあないだろうけれど。
[二人がしていた会話を思い出してつぶやいた]
[リーゼが、トールが、おそらくはドロシーも…そして今ナネッテが…。
言葉の一つ一つに胸が締め付けられる。
視線をこちらへ向けたシェイの一言…]
…!
エーヴァルト!エーヴァルトなのか!!
[驚きなのか、喜びなのか、どんな感情から現れた叫びだっただろう。ともかくそれは自然に、力強く発せられたものだった]
>>14
…もうじき、雨が降るな…。
[予想通り不思議そうな顔をした友人に、得意げに講釈を垂れる。
嫌いなものが多い自分にとって、この友人との時は、数少ない嫌いではない時間だった。酷く疲れているときに、この友人に会いたくなることに気付いていない。
しばらくすると、彼の絵が完成したようだ。絵についてよくは知らないが、彼の絵は好きだと思う]
……ふん、へたくそだな。俺の街はもっと綺麗だ。
…少ししたら、起こしてくれ。
[言い捨てると、ごろりと横になった。
雨が降れば、また仕事が増える。やらなければならないことをすぐにいくつも思いつく自分に苦笑した。
…でもまだ、少しだけ、こうしていよう。
今日は、休みなのだから]
――落としたタマゴは割れる。
[嵐の向こうの声が歌う。音階とは決して呼べない音程で]
――割れた卵どうしよう、目玉焼き。
[砂嵐を突いて、声は楽しげに歌う。男が夢から覚めるまで*]
/*
あ、ごめんっ!
[匙をぐいっと奥に突っ込んでしまったことを謝り]
ドロシーもナネッテも、だけどね!
[ぐっ]
トールは男性なので、あいの代わりに私の絵をあげよう。
[にょろにょろとうねった線で、剣と盾の絵を描いた]
/*
>トール
[とりあえずげしげしした]
>リーゼ
あいしていいと思うよ!
ちなみに前世ナネッテは、リーゼが女の子だと思ったことが一度もないらしい。
少し席を外すー**
/*
というか、ですね。
ト書きで「シェイ」と示されると、中が2日目のころころを思い出してまた転がるのですよ!
[終わってから読み返したら、また死ねそうですよ、2日目のログは]
[神殿から託された使命。それは、この神の愛した街に安寧をもたらすこと。
それは真に告げられた言葉だったかもしれないし、或いは霊廟へ足を向けようとしない自分を助けてくれようと誰かが吐いた嘘だったのかもしれない。
しかし、いずれにせよ、私はその使命に忠実に生きてきた。ただそれだけの為に、千年の時を刻んだ]
――――――…クローディア。
[足は自然と霊廟へと向かっていた。その足取りはカークのそれとは対照的で、静かで落ち着き払った態。此処に何があるのかを、確信している者の歩み。
やがて辿り着けば、幾らかの人影が目に留まる。そして丁度、彼女の名乗る声>>59を聞いた]
[カサンドラが、トールに起きた事を認知している。
それは…ありえなかった。だとすれば…エーヴァルトと同じように…?
いや、そうでは無い。仮にそうだとするならば、トールの名前その物を知りうるはずが無いのだから]
カサンドラ… 君は一体…
[そう口にした時のこと。
イングリッドがエーヴァルトに礼を…。続いて聞こえてきたのは…]
そ、そんな…
……イングリッド!
[今まで以上に心臓が激しく脈打つのが判る。
身体を起こし、数歩歩みよりながら叫んでいた]
/*
サシャ様ご無事でしょうか。何事も無ければ良いのですが。
もし明日の更新まで、このままの状況で推移しましたら、
何か継続困難なトラブルが発生したと仮定して、
対応策を採択させて頂きます。
その場合、【明日の投票先はサシャ様】でお願い致します。
終盤に差し掛かり、コミット等の調整が困難だと思われるからです。
一日来られない日があってもなんとかなるようにと、
設定を突然死無しにしたのですが、裏目に出ました。
トラブルは、襲撃指定をさせてもらい乗り切るつもりでしたが
襲撃不可の夜兎がそうなるのを想定していませんでした。
見通しの甘さを、深く陳謝致します。ごめんなさい。
もちろん、この後にお顔を見せて下さった場合は、このお話は忘れてください。
/*
>>+46
危ない、あれは私宛だと思ってなんか書いてた(ぐふっ
落とさなくてよかった……。
でも後で混ざっていいかな!?
嘘じゃないよ。
この声では嘘を吐かないって、いつか約束した筈だ。
[相手の笑みを感じて、こちらも緩く口元に弧を描いた]
…………………。
事情は知らない。
だが、私は、君が「おにいちゃん」に真に酷いことをするとは思えない。
エーヴァルト!
[彼の帰還は現在のカークにとって唯一の救いだったかもしれない。その名を再度口にして、謝罪には首を振る。
しかし…だとすれば…]
ステファンは!ステファンは無事なのか!
ヴェルナーは、イェンスは!
[まくしたてるように問い掛ける。
と、背後に聞き覚えのある声。
イェンス!……しかし振り返ることもなく微かな希望の一つが消えていく]
この場を、か。
[お願いされたから動かずに居ようかとも思ったが。
立ち上がると衣服の埃をはたく]
『このへん』にいれば、いいかな?
[足下の礫を拾うと、地面に印を付けて霊廟を奥へと歩き出した]
/*
だめだ、今日はちょっと休みます。
明日には色々把握して復活すると思うので、ごめんなさい。
ログが全然頭に入ってこない……。
エーヴァルト様、ですね。
ええ、と…以後、お見知りおき下さいませ。
[再度頭を下げた後、彼の口から『シェイ』という名が聞こえ、
霊廟で一時を共にした少年の事を思い出す。
転生――。彼が、その少年なのだろうか。
不思議なもので、知る名を聞けば悲しみよりも安堵が勝る]
わかった。そういうことにしておく。
[記憶を過去へ戻せば、血の赤が目の前に広がる。]
ずっと霊廟に閉じこもって、いっぱいいっぱいだった。
おにいちゃんはあたしのお願いで一緒に居てくれたけど、どうせなら戦って死にたかったみたい。
ある日、おにいちゃんの神経が灼き切れて…
あたし、見てられなくて。
この手で…
そうか…良かった…。二人共無事か。
[エーヴァルトからの返答に安堵する。
しかし、間もなく訪れた新たなる不安と恐怖。
背後を振り返ることも出来ない。
自らの背後に立つ者の名は、イェンスであって、イェンスでは無いのだ]
[トール、リーゼロッテ、ナネッテ。飛び交う単語は、恐らくは人の名だと思うのだが、幾ら記憶を辿っても思い当たる物はなく。
どうにも動けずに居ると、ふとユリアが近づき、片側から何事かを囁いた]
……―――え
[視線は足元へと落としたまま、瞳を見開く。
ユリアを振り返れば、彼女の表情から何か読み取れただろうか。
暫く顔が上げられずに居たが、示された方へと視線を持ち上げて――刹那、叫ばれて僅かに飛び上がった]
……ク、クローディアと申します。
[何度目になるか分からぬ言葉を口にする。
似ては、いないけれど。本当に……?
が、確かめる間も無いままに、泰然とした足音を聞く。]
………!
[聞き覚えの無い声、しかし、自然背筋を正してしまうのは何故だろうか。
自然、イェンスと呼ばれた青年へと、向き直る]
/*
中身的にも、何か新鮮な驚きが。
二重構造って面白いですね。
エーヴァルトさんがシェイだったり、少年好きの私としては萌えざるをえな(ry
いやいやげふん。
多分霊廟で超可愛がってた気がする。[[fotune]]%くらい。
……!
[そんな心中を知ってか知らずか、イェンスからもたらされた言葉は、常と変わらぬ彼の言葉その物で]
…な……
[ふと視界に入った彼の拳が、破裂してしまいそうな臓器をノックする。
口から漏れたのは大きな溜め息。
鼓動が…抑えられていく。
ゆっくりと視線を移せば、そこには自身がよく見知った彼の笑みが見えただろう]
イェンス……。
君も… カサンドラと…。
[彼の名を彼の物として繰り返した時、状況を把握できる程度に精神は落ち着きを取り戻していたかもしれない。
彼は…イェンス。しかし…それだけでは無いことをゆっくりと把握していく]
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